JP2017100333A - 液体噴射装置、圧力調整装置 - Google Patents

液体噴射装置、圧力調整装置 Download PDF

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Abstract

【課題】開閉弁を安定して開閉できる液体噴射装置、圧力調整装置を提供する。【解決手段】液体噴射部12に液体を供給可能な液体供給経路27と、液体供給経路27に設けられた圧力調整機構35であって、液体供給源13から供給される液体が流入する液体流入部50と、ダイヤフラム部56が変位することで内部の容積が変化する液体収容部51と、液体流入部50と液体収容部51とを連通させる連通経路57と、ダイヤフラム部56における第1の面56aにかかる圧力が第2の面56bにかかる圧力より低く且つ圧力の差が所定値以上になると閉弁状態から開弁状態となる開閉弁59とを有する圧力調整機構35と、圧力調整機構35に供給される液体を加圧可能な加圧機構31とを備え、ダイヤフラム部56は、受圧部56Aと断面波形状の環状コルゲート部56Cとを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、例えばインクジェット式プリンターなどの液体噴射装置、及び液体噴射装置において液体の圧力を調整する圧力調整装置に関する。
従来から、液体噴射装置の一例として、インクタンク(液体供給源)から供給されたインク(液体)をインクジェットヘッド(液体噴射部)から媒体に噴射することで印刷を行うインクジェットプリンターが知られている。そして、こうしたプリンターのなかには、インクジェットヘッドへ供給するインクの圧力を調整するダンパ(圧力調整装置)を備えたものがある(例えば特許文献1)。
このダンパは、可撓性膜(ダイヤフラム部)により仕切られた圧力可変室(流体室)とヘッド側液室(液体収容部)とを備えている。さらにダンパは、インク経路(連通経路)によりヘッド側液室と接続されたタンク側液室(液体流入部)と、インク経路を開閉する弁(開閉弁)とを備えている。
そして、可撓性膜は、圧力可変室の圧力に応じて変位し、圧力可変室の圧力をヘッド側液室へ伝えると共に、圧力可変室の圧力が上昇した場合に弁を開弁させていた。
特開2009−178889号公報
ところで、ヘッド側液室は、開口部を覆うように可撓性膜が接合されて形成されている。そのため、可撓性膜を変位しやすくするためには、可撓性膜を撓ませた状態で接合する必要があった。しかし、このように接合すると、可撓性膜には皺ができてしまう。
また、可撓性膜は、圧力可変室の圧力が大きいほど、ヘッド側液室の容積を減少させる方向に大きく変位する。すなわち、例えば可撓性膜は、弁を強制的に開弁させて加圧したインクを供給するクリーニングを行う場合に、印刷時に比べて大きく変位していた。そして、可撓性膜が大きく変位すると、可撓性膜の撓みや皺の状態が変化し、弁の開閉動作や開弁する圧力が不安定になってしまうことがあった。
なお、こうした課題は、インクジェット式プリンターに限らず、液体噴射装置及び液体噴射装置において液体の圧力を調整する圧力調整装置においては、概ね共通したものとなっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、開閉弁を安定して開閉できる液体噴射装置、圧力調整装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、アクチュエーターを駆動してノズルから液体を噴射する液体噴射部に前記液体を液体供給源から供給可能な液体供給経路と、該液体供給経路に設けられた圧力調整機構であって、前記液体供給源から供給される前記液体が流入する液体流入部と、前記液体を内部に収容可能であってダイヤフラム部が変位することで内部の容積が変化する液体収容部と、前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる連通経路と、前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の内面となる第1の面にかかる圧力が前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の外面となる第2の面にかかる圧力より低く且つ前記第1の面にかかる圧力と前記第2の面にかかる圧力との差が所定値以上になると、前記連通経路において前記液体流入部と前記液体収容部とを非連通とする閉弁状態から前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる開弁状態となる開閉弁と、を有する圧力調整機構と、該圧力調整機構に供給される前記液体を加圧可能な加圧機構と、を備え、前記ダイヤフラム部は、前記開閉弁の開閉時に圧力を受ける受圧部と、該受圧部と前記ダイヤフラム部の外縁部との間に設けられ、前記ダイヤフラム部が圧力を受けると変形する断面波形状の環状コルゲート部と、を有する。
この構成によれば、ダイヤフラム部は、第1の面と第2の面とにかかる圧力の差に応じて環状コルゲート部が変形する。すなわち、ダイヤフラム部の接合時にダイヤフラム部を撓ませなくても、ダイヤフラム部を変形させることができるため、ダイヤフラム部を接合する場合に生じる皺を低減することができる。そのため、例えば加圧機構により加圧された液体が供給されてクリーニングを行う場合でも、ダイヤフラム部の変形を安定させることができる。したがって、ダイヤフラム部の変形に伴って開閉される開閉弁を安定して開閉できる。
上記液体噴射装置において、前記ダイヤフラム部のうち、少なくとも前記環状コルゲート部は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、及びポリアミドを有する群より選択される材料を主成分とする単一層により構成されているのが好ましい。
例えば複数のフィルムを接着剤で張り合わせてダイヤフラム部を構成する場合、各フィルムの融点や厚みなどの違いを考慮して環状コルゲート部を形成する必要がある。その点、この構成によれば、ダイヤフラム部は好適な材料の単一層により構成されているため、コルゲート部を容易に形成できる。
上記液体噴射装置において、前記ダイヤフラム部のうち、少なくとも前記環状コルゲート部は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、及びポリアミドを有する群より選択される材料を主成分とする内層と、該内層に比べてガスバリア性が高いガスバリア層と、を有し、前記ガスバリア層は、前記内層よりも前記第2の面側に設けられるのが好ましい。
この構成によれば、ダイヤフラム部は、ガスバリア層を含んだ複数の層により構成されているため、ダイヤフラム部を透過した気体が液体収容部に入り込んでしまう虞を低減できる。
上記液体噴射装置は、前記ダイヤフラム部の前記第2の面を覆うように形成された流体室をさらに備え、前記流体室は、該流体室からの流体の流出を妨げる流体抵抗部を有するのが好ましい。
この構成によれば、流体室を備えることにより、液体収容部内の液体の溶媒成分がダイヤフラム部を介して蒸発しても、蒸発した溶媒成分を流体室に留めることができる。すなわち、流体室を備えずに溶媒成分が大気中に拡散する場合に比べ、流体室を備えることによりダイヤフラム部の第2の面側の湿度を高くすることができる。したがって、液体収容部内の液体の溶媒成分の蒸発を抑制できる。また、流体室内の流体は、流体抵抗部により抵抗を受けつつ流出する。そのため、ダイヤフラム部が変位した場合でも、流体室内の湿度の低下を抑制しつつ、流体室内の圧力の変動を低減できる。
上記液体噴射装置は、前記開閉弁を開弁状態とする開弁機構をさらに備え、前記開弁機構による前記開閉弁の開弁状態において、前記加圧機構により加圧された前記液体を前記液体噴射部に供給するのが好ましい。
この構成によれば、開弁機構が開閉弁を強制的に開弁状態とすることができるため、加圧機構により加圧された液体を液体噴射部に供給して液体噴射部のクリーニングを好適に行うことができる。
上記液体噴射装置において、前記開弁機構は、膨張及び収縮が可能で且つ膨張状態で前記ダイヤフラム部を押圧可能な膨張収縮部を前記ダイヤフラム部の前記第2の面を覆うように形成された流体室内に有し、前記膨張収縮部を膨張させることで、前記ダイヤフラム部を前記液体収容部の容積が小さくなる方向に押圧し、前記開閉弁を開弁状態とするのが好ましい。
この構成によれば、開弁機構は、膨張収縮部を膨張させることでダイヤフラム部を液体収容部の容積が小さくなる方向に押圧する。そのため、開弁機構は、ダイヤフラム部の押圧を好適に行うことができる。
上記液体噴射装置において、前記開弁機構は、前記ダイヤフラム部において前記受圧部を押圧するのが好ましい。
この構成によれば、開弁機構は、ダイヤフラム部において受圧部を押圧するため、受圧部以外の部分を押圧する場合に比べて環状コルゲート部を反転させてしまう虞を低減できる。したがって、ダイヤフラム部の変位を安定させることができる。
上記液体噴射装置において、前記開弁機構は、前記ダイヤフラム部の前記第2の面側に形成された流体室内の圧力を調整可能な圧力調整部を有し、前記流体室内の圧力を大気圧より高い圧力に調整することで、前記ダイヤフラム部を前記液体収容部の容積が小さくなる方向に押圧し、前記開閉弁を開弁状態とするのが好ましい。
この構成によれば、開弁機構は、流体室内の圧力を調整することでダイヤフラム部を液体収容部の容積が小さくなる方向に押圧する。そのため、開弁機構は、開閉弁を好適に開弁状態とすることができる。
上記液体噴射装置は、前記開閉弁を開弁状態とする開弁機構と、前記液体収容部内に設けられ、前記開弁機構による前記開閉弁の開弁状態において、前記環状コルゲート部に接触可能に設けられた接触部と、をさらに備えるのが好ましい。
この構成によれば、環状コルゲート部と接触部とが接触するようにダイヤフラム部を変位させた場合と、環状コルゲート部と接触部とが接触しないようにダイヤフラム部を変位させた場合とで液体収容部内の液体の流れを変化させることができる。
また、上記課題を解決する圧力調整装置は、アクチュエーターを駆動してノズルから液体を噴射する液体噴射部に、液体供給源から供給される前記液体を加圧された状態で供給可能な液体供給経路に設けられた圧力調整機構であって、前記液体供給源から供給される前記液体が流入する液体流入部と、前記液体を内部に収容可能であってダイヤフラム部が変位することで内部の容積が変化する液体収容部と、前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる連通経路と、前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の内面となる第1の面にかかる圧力が前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の外面となる第2の面にかかる圧力より低く且つ前記第1の面にかかる圧力と前記第2の面にかかる圧力との差が所定値以上になると、前記連通経路において前記液体流入部と前記液体収容部とを非連通とする閉弁状態から前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる開弁状態となる開閉弁と、を有する圧力調整機構を備え、前記ダイヤフラム部は、前記開閉弁の開閉時に圧力を受ける受圧部と、該受圧部と前記ダイヤフラム部の外縁部との間に設けられ、前記ダイヤフラム部が圧力を受けると変形する断面波形状の環状コルゲート部と、を有する。
この構成によれば、上記液体噴射装置と同様の効果を奏し得る。
液体噴射装置の第1実施形態の模式図。 印刷領域と非印刷領域の模式平面図。 開閉弁が閉弁した状態の圧力調整装置と供給機構の模式図。 ダイヤフラム部の断面斜視図。 図3におけるF5部分の拡大図。 複数の圧力調整装置と圧力調整部の模式図。 開閉弁が開弁した状態の圧力調整装置と供給機構の模式図。 第2実施形態の液体噴射装置における加圧機構の模式図。 第3実施形態の液体噴射装置における圧力調整装置の模式図。 図9におけるF10−F10線矢視断面図。 開閉弁が開弁した状態の圧力調整装置の模式図。 クリーニング時の圧力調整装置の模式図。 クリーニング時の液体の流れを説明する液体収容部の模式図。 第4実施形態の液体噴射装置における圧力調整装置の模式図。 図14におけるF15−F15線矢視断面図。 クリーニング時の圧力調整装置の模式図。 第5実施形態の液体噴射装置における圧力調整装置の模式図。 図17におけるF18部分の拡大図。 圧力調整装置の第1変形例の模式図。 圧力調整装置の第2変形例の模式図。 圧力調整装置の第3変形例の模式図。 圧力調整装置の第4変形例の模式図。
(第1実施形態)
以下、液体噴射装置と圧力調整装置の第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、液体噴射装置11は、液体を噴射する液体噴射部12と、液体の供給源である液体供給源13から液体噴射部12に液体を供給する供給機構14とを備えている。さらに、液体噴射装置11は、液体噴射部12と対向する位置に配置された支持台112と、媒体113を搬送方向Yに搬送する搬送部114と、液体噴射部12を走査方向Xに移動させて媒体113に印刷を行う印刷部115とを備える。なお、支持台112は、媒体113の搬送方向Yと直交(交差)する媒体113の幅方向(走査方向X)に延在している。
また、支持台112、搬送部114及び印刷部115は、ハウジングやフレームなどによって構成される本体116に組み付けられている。そして、本体116には、カバー117が開閉可能に取り付けられている。
搬送部114は、搬送方向Yにおける支持台112の上流側及び下流側にそれぞれ配置された搬送ローラー対118,119と、搬送ローラー対119の下流側に配置されて媒体113を案内する案内板120とを備えている。そして、搬送ローラー対118,119が搬送モーター(図示略)に駆動されて媒体113を挟持しながら回転すると、媒体113は、支持台112及び案内板120に支持されつつ、支持台112の表面及び案内板120の表面に沿って搬送される。
印刷部115は、走査方向Xに沿って延設されたガイド軸122,123と、そのガイド軸122,123に案内されて走査方向Xに往復移動可能なキャリッジ124とを備えている。このキャリッジ124はキャリッジモーター(図示略)の駆動に伴い移動する。
そして、キャリッジ124の鉛直方向Z側の端部には、少なくとも1つ(本実施形態では2つ)の液体噴射部12が取り付けられている。すなわち、液体噴射部12同士は、走査方向Xに所定の間隔だけ離れ、且つ搬送方向Yに所定の距離だけずれるように配置されている。そして、液体噴射部12は、ノズル形成面18に形成された複数のノズル19から液体を噴射する。
図2に示すように、走査方向Xにおいて液体噴射部12が搬送中の媒体113と対峙しない領域である非印刷領域には、ワイパーユニット126と、フラッシングユニット127と、キャップユニット128とが設けられている。
ワイパーユニット126は、ノズル形成面18を払拭するワイパー130を有している。本実施形態のワイパー130は可動式であり、ワイピングモーター131の動力で払拭動作を行う。
フラッシングユニット127は、インクを受容する液体受容部132を有している。液体受容部132は、可動式のベルトによって構成されていると共に、フラッシングモーター133の動力により移動する。なお、フラッシングとは、ノズル19の目詰まりなどを予防及び解消する目的で全てのノズル19から印刷とは無関係にインク滴を強制的に噴射(排出)する動作をいう。
キャップユニット128は、2つの液体噴射部12の各ノズル19の開口を覆う2つのキャップ134と、キャップ134を昇降移動させるキャッピングモーター135とを備える。
図3に示すように、液体噴射部12は、液体中の気泡や異物を捕捉する噴射部フィルター16と、噴射部フィルター16を通過した液体を貯留する共通液室17とを備えている。さらに、液体噴射部12は、ノズル形成面18に形成された複数のノズル19と共通液室17とを連通させる複数の圧力室20を備えている。この圧力室20の壁面の一部は、振動板21によって形成されていると共に、共通液室17と圧力室20は、連通孔22を通じて連通している。さらに、振動板21において、圧力室20と面する部分の反対側の面であって、共通液室17と異なる位置には、収容室23に収容されたアクチュエーター24が配設されている。
アクチュエーター24は、例えば駆動電圧が印加された場合に収縮する圧電素子である。このアクチュエーター24の収縮に伴って振動板21を変形させた後、駆動電圧の印加を解除すると、容積が変化した圧力室20内の液体がノズル19から液滴として噴射される。すなわち、液体噴射部12は、アクチュエーター24を駆動してノズル19から液体を噴射する。
液体供給源13は、例えば液体を収容可能な収容容器であり、収容容器を交換することで液体を補給するカートリッジであってもよいし、装着部26に固定された収容タンクであってもよい。装着部26は、液体供給源13がカートリッジである場合には、液体供給源13を着脱可能に保持する。なお、液体供給源13及び供給機構14は、液体噴射部12から噴射する液体の種類ごとに少なくとも1組(本実施形態では4組)設けられている。
また、供給機構14は、液体の供給方向Aにおいて上流側となる液体供給源13から供給される液体を、加圧された状態で下流側となる液体噴射部12に供給可能な液体供給経路27を備えている。なお、液体供給経路27の一部は、循環経路形成部28と協働して循環経路としても機能する。すなわち、循環経路形成部28は、共通液室17と液体供給経路27とを接続する。そして、循環経路形成部28には、循環経路において液体を循環方向Bに循環させる循環ポンプ29が設けられている。
そして、液体供給経路27において、循環経路形成部28が接続された位置よりも液体供給源13側には、液体供給源13から供給方向Aに液体を流動させることにより、液体を液体噴射部12に向けて加圧供給する加圧機構31が設けられている。さらに、液体供給経路27において、循環経路形成部28が接続された位置よりも下流側の循環経路としても機能する部分には、上流側から順にフィルターユニット32、スタティックミキサー33、液体貯留部34、圧力調整機構35が設けられている。
加圧機構31は、可撓性を有する可撓性部材37を往復運動させて液体に圧力を与える容積ポンプ38と、液体供給経路27において容積ポンプ38の上流と下流にそれぞれ設けられた一方向弁39,40とを備えている。
容積ポンプ38は、可撓性部材37によって区切られたポンプ室41と負圧室42とを有する。さらに、容積ポンプ38は、負圧室42を減圧するための減圧部43と、負圧室42内に設けられて可撓性部材37をポンプ室41側に向けて付勢する付勢部材44とを備えている。また、一方向弁39,40は、液体供給経路27において上流側から下流側への液体の流動を許容し、下流側から上流側に向かう液体の流動を規制する。すなわち、加圧機構31は、付勢部材44が可撓性部材37を介してポンプ室41内の液体を付勢することにより、圧力調整機構35に供給される液体を加圧可能である。そのため、加圧機構31が液体を加圧する加圧力は、付勢部材44の付勢力により設定されている。
フィルターユニット32は、液体中の気泡や異物を捕捉し、カバー117が開かれることにより交換可能に設けられている(図1参照)。また、スタティックミキサー33は、液体の流れに方向転換や分割などの変化を起こし、液体中の濃度の偏りを低減させる。そして、液体貯留部34は、ばね45により付勢された容積可変の空間に液体を貯留し、液体の圧力の変動を緩和する。
次に、圧力調整装置47について説明する。
図3に示すように、圧力調整装置47は、液体供給経路27に設けられてこの液体供給経路27の一部を構成する圧力調整機構35と、圧力調整機構35に接合された開弁機構48とを備えている。
圧力調整機構35は、液体供給源13から液体供給経路27を介して供給される液体が流入する液体流入部50と、液体を内部に収容可能な液体収容部51とが形成された本体部52を備える。なお、液体供給経路27と液体流入部50は、壁部53により仕切られていると共に、壁部53に形成された貫通孔54により連通している。また、貫通孔54は、フィルター部材55により塞がれている。すなわち、液体供給経路27の液体は、フィルター部材55を通過して液体流入部50に流入する。また、液体収容部51は、壁面の一部がダイヤフラム部56により構成されている。さらに、液体流入部50と液体収容部51は、連通経路57により連通されている。
圧力調整機構35は、連通経路57において液体流入部50と液体収容部51とを非連通とする閉弁状態(図3に示す状態)と、液体流入部50と液体収容部51とを連通させる開弁状態(図7に示す状態)とを切り替え可能な開閉弁59を備えている。開閉弁59は、連通経路57を遮断可能な弁部60と、ダイヤフラム部56から圧力を受けことで移動する移動部61とを有する。すなわち、移動部61は、液体収容部51の容積を小さくする方向へ変位するダイヤフラム部56に接触した状態で移動可能に設けられている。
また、液体流入部50内には、上流側付勢部材62が設けられていると共に、液体収容部51内には、下流側付勢部材63が設けられている。なお、上流側付勢部材62と下流側付勢部材63は、開閉弁59を閉弁させる方向に付勢する。
図3,図4に示すように、ダイヤフラム部56は、開閉弁59の開閉時に開弁機構48から圧力を受ける受圧部56Aを有している。さらに、ダイヤフラム部56は、受圧部56Aとダイヤフラム部56の外縁部56Bとの間に設けられ、ダイヤフラム部56が圧力を受けると変形する断面波形状の環状コルゲート部56Cを有している。すなわち、略円盤状のダイヤフラム部56は、中央部が受圧部56Aとされている。そして、環状コルゲート部56Cは、受圧部56Aを中心とした同心円の凹部と凸部が、受圧部56Aから外縁部56Bにかけて交互に形成されている。すなわち、ダイヤフラム部56は、液体収容部51の内面となる第1の面56a及び液体収容部51の外面となる第2の面56bが波紋状に形成されている。
さらに、ダイヤフラム部56は、複数(本実施形態では3つ)の層を有している。具体的には、ダイヤフラム部56は、液体収容部51の内側に位置する内層101と、液体収容部51の外側に位置する外層102と、内層101と外層102との間に位置し、内層101や外層102に比べてガスバリア性が高いガスバリア層103とを有している。すなわち、内層101は、第1の面56aを構成し、ガスバリア層103は、内層101よりも第2の面56b側に設けられている。さらに、外層102は、第2の面56bを構成し、ガスバリア層103は、外層102よりも第1の面56a側に設けられている。
内層101と外層102は、それぞれポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、及びポリアミドを有する群より選択される材料を主成分として形成されている。また、ガスバリア層103は、シリカ(二酸化ケイ素)を主成分として形成されている。そして、内層101、外層102、ガスバリア層103は、接着や蒸着、塗工などにより一体とされている。
図3に示すように、ダイヤフラム部56は、第1の面56aに液体収容部51内の液体の圧力を受ける一方で、第2の面56bに大気圧を受ける。そして、ダイヤフラム部56は、液体収容部51内の圧力に応じて変位する。また、液体収容部51は、ダイヤフラム部56が変位することで内部の容積が変化する。
そして、開閉弁59は、第1の面56aにかかる圧力が第2の面56bにかかる圧力より低く且つ第1の面56aにかかる圧力と第2の面56bにかかる圧力との差が所定値(例えば1kPa)以上になると、閉弁状態から開弁状態となる。なお、所定値とは、上流側付勢部材62の付勢力、下流側付勢部材63の付勢力、ダイヤフラム部56を変位させるために必要な力、弁部60によって連通経路57を遮断するために必要な押圧力(シール荷重)、弁部60の表面に作用する液体流入部50内の圧力及び液体収容部51内の圧力に応じて決まる値である。すなわち、上流側付勢部材62と下流側付勢部材63の付勢力が大きいほど所定値も大きくなる。また、この上流側付勢部材62と下流側付勢部材63の付勢力は、液体収容部51内の圧力がノズル19における気液界面にメニスカス64を形成可能な範囲の負圧状態(例えば第2の面56bにかかる圧力が大気圧の場合、−1kPa)となるように設定される。
なお、気液界面とは、液体と気体とが接する境界である。そして、メニスカス64とは、液体がノズル19と接してできる湾曲した液体表面であり、ノズル19には液体の噴射に適した凹状のメニスカス64が形成されるのが好ましい。
また、開弁機構48は、ダイヤフラム部56の第2の面56b側に圧力調整室66を形成する膨張収縮部67と、膨張収縮部67を押える押え部材68と、圧力調整室66内の圧力を調整可能な圧力調整部69とを備えている。
膨張収縮部67は、例えばゴムや樹脂により風船状に形成され、圧力調整部69が圧力調整室66の圧力を調整するのに伴って膨張及び収縮が可能である。また、押え部材68は、有底円筒形状をなし、底部に形成された挿通孔70に膨張収縮部67が挿通されている。
図3,図5に示すように、押え部材68において、内側面の開口部71側の端は、面取りされて丸みが付けられている。さらに、開口部71には、環状の環状凹部71aが形成されていると共に、環状凹部71a内には突起部71bが形成されている。そして、環状凹部71aの大きさD1(深さ)は、ダイヤフラム部56の大きさD2(厚さ)よりも小さい。そのため、ダイヤフラム部56は、押え部材68が圧力調整機構35に取り付けられることにより押え部材68と本体部52とにより挟圧される。
図3に示すように、押え部材68は、開口部71が圧力調整機構35に塞がれるようにして圧力調整機構35に取り付けられることにより、ダイヤフラム部56の第2の面56bを覆う流体室72を形成する。そして、膨張収縮部67は、流体室72内に収容されている。なお、流体室72内の圧力は大気圧とされ、ダイヤフラム部56の第2の面56bには大気圧が作用する。
すなわち、圧力調整部69は、圧力調整室66内の圧力を流体室72の圧力である大気圧よりも高い圧力に調整することで膨張収縮部67を膨張させる。そして、開弁機構48は、圧力調整部69が膨張収縮部67を膨張させることで、ダイヤフラム部56を液体収容部51の容積が小さくなる方向に押圧する。また、このとき開弁機構48は、ダイヤフラム部56において受圧部56Aを押圧する。なお、移動部61は、受圧部56Aと接する位置に設けられており、開弁機構48は、受圧部56Aを介して移動部61を押圧する。そして、ダイヤフラム部56における移動部61が接する領域の面積は、連通経路57の断面積よりも大きい。
図6に示すように、圧力調整部69は、流体を加圧する加圧ポンプ74と、加圧ポンプ74と膨張収縮部67とを接続する接続経路75と、接続経路75に設けられた検出部76及び流体圧調整部77とを備えている。なお、接続経路75の下流側は、分岐していると共に、複数(本実施形態では4つ)設けられた圧力調整装置47の膨張収縮部67にそれぞれ接続されている。
すなわち、加圧ポンプ74により加圧された流体は、接続経路75を介してそれぞれの膨張収縮部67に供給される。そして、検出部76は、接続経路75において供給される流体の圧力を検出し、流体圧調整部77は、供給される流体の圧力が所定の圧力よりも高くなった場合に開弁して流体を逃がすことにより流体が所定の圧力となるように調整する。
また、液体噴射装置11は、検出部76が検出した流体の圧力に基づいて加圧ポンプ74の駆動を制御する制御部78を備えている。なお、この制御部78は、液体噴射装置11における各機構の駆動も統括的に制御する。
次に、液体噴射部12に供給される液体の圧力を調整する圧力調整装置47の作用について説明する。
さて、図3に示すように、液体噴射部12が液体を噴射すると、液体収容部51に収容された液体が液体供給経路27を介して液体噴射部12に供給される。すると、液体収容部51内の圧力が低下する。
なお、ダイヤフラム部56は、第1の面56aにかかる圧力と第2の面56bにかかる圧力との差圧が大きくなるほど、液体収容部51の容積を小さくする方向へ撓み変形する。そして、ダイヤフラム部56の変形に伴って移動部61が押圧されて移動すると、開閉弁59は開弁状態となる。
また、液体流入部50内の液体は、加圧機構31により加圧されている。そのため、開閉弁59が開弁すると、液体流入部50から液体収容部51に液体が供給され、液体収容部51内の圧力が上昇する。すると、ダイヤフラム部56は、液体収容部51の容積を増大させるように変形する。そして、第1の面56aにかかる圧力と第2の面56bにかかる圧力との差が所定値よりも小さくなると、開閉弁59は開弁状態から閉弁状態になって液体の流動を規制する。
このようにして、圧力調整機構35は、ダイヤフラム部56を変位させて液体噴射部12に供給される液体の圧力を調整することで、ノズル19の背圧となる液体噴射部12内の圧力を調整する。
次に、液体噴射部12のメンテナンスのために、液体供給源13から液体噴射部12へ液体を強制的に流動させて加圧クリーニングを行う場合の作用について説明する。
さて、図6に示すように、制御部78は、加圧ポンプ74を駆動し、膨張収縮部67に加圧された流体を供給する。
図7に示すように、流体が供給された膨張収縮部67は、膨張すると共に、ダイヤフラム部56において移動部61が接触する領域である受圧部56Aを押圧する。すなわち、開弁機構48は、上流側付勢部材62及び下流側付勢部材63の付勢力に抗して移動部61を移動させることにより、開閉弁59を開弁状態とする。なお、圧力調整部69は、複数の圧力調整装置47の膨張収縮部67に接続されているため、これらの圧力調整装置47の開閉弁59が開弁状態となる。すなわち、開弁機構48は、開閉弁59を開弁状態とする。
また、このときダイヤフラム部56は、液体収容部51の容積を小さくする方向に変形するため、液体収容部51に収容されていた液体は液体噴射部12側に押し出される。すなわち、ダイヤフラム部56が液体収容部51を押圧した圧力が液体噴射部12に伝わることにより、メニスカス64が壊れてノズル19から液体が溢れる。すなわち、開弁機構48は、液体収容部51内の圧力が、少なくとも1つのメニスカス64が壊れる圧力(例えば、気液界面において、液体側の圧力が気体側の圧力より3kPa高くなる圧力)より高くなるように、ダイヤフラム部56を押圧する。さらに開弁機構48は、ダイヤフラム部56を押圧することによって、開閉弁59を液体流入部50内の圧力に関わらず開弁状態とする。すなわち、開弁機構48は、加圧機構31が液体を加圧する圧力に前述の所定値を加えた圧力がダイヤフラム部56に加わった場合に発生する押圧力よりも大きな押圧力でダイヤフラム部56を押圧する。
そして、液体噴射装置11は、開弁機構48がダイヤフラム部56を押圧することによる開閉弁59の開弁状態において、減圧部43を定期的に駆動することにより、加圧機構31により加圧された液体を液体噴射部12に供給する。すなわち、減圧部43の駆動に伴って負圧室42が減圧されると、可撓性部材37はポンプ室41の容積を増大させる方向に変形する。すると、液体供給源13からポンプ室41に液体が流入する。そして、減圧部43による減圧が解除されると、可撓性部材37は付勢部材44によりポンプ室41の容積を減少させる方向に付勢される。すなわち、ポンプ室41内の液体は、可撓性部材37を介して付勢部材44により加圧され、下流側の一方向弁40を通過して液体供給経路27の下流側に供給される。
そして、開閉弁59は、開弁状態が維持されるため、加圧機構31が液体を加圧すると、加圧力が液体流入部50、連通経路57、液体収容部51を介して液体噴射部12に伝わり、ノズル19から液体が排出される。
そして、加圧クリーニングを終了する場合には、液体噴射装置11は、加圧機構31により液体が加圧された状態で、開弁機構48によるダイヤフラム部56の押圧状態を解除して開閉弁59を閉弁状態とする。さらに、液体噴射装置11は、開閉弁59を開弁状態から閉弁状態とする過程において、液体噴射部12のアクチュエーター24を駆動する。すなわち、アクチュエーター24が駆動されると、ノズル19から液体が噴射されると共に、噴射された分の液体が液体収容部51から液体噴射部12に供給される。そのため、開閉弁59は、液体流入部50から液体収容部51に液体を流動させた状態で閉弁する。
その後、液体噴射装置11は、ワイパー130にノズル形成面18を払拭させるワイピングを行うと共に、アクチュエーター24を駆動してフラッシングを行う。すると、ノズル19にはメニスカス64が形成される。
次に、圧力調整機構35と開弁機構48とを接合して圧力調整装置47を製造する製造方法について説明する。
図7に示すように、本実施形態の本体部52は、レーザー光を吸収して発熱する光吸収性樹脂(例えばポリプロピレン)や、光を吸収する色素で着色された樹脂により形成されている。
また、ダイヤフラム部56は、レーザー光を透過させる透過性及び可撓性を有する。そして、ダイヤフラム部56は、平坦なシートをヒーターや熱風により加熱し、型に合わせて変形させることで成形される。すなわち、ダイヤフラム部56は、例えば型とシートとの隙間を減圧して成形する真空成形や、シートを加圧して型に密着させる圧空成形、シートを型で挟むプレス成形などにより環状コルゲート部56Cが成形される。
そして、押え部材68は、レーザー光を透過する光透過性樹脂(例えばポリスチレンやポリカーボネート)により形成されている。すなわち、ダイヤフラム部56の透明度は、本体部52の透明度よりも高く、押え部材68の透明度よりも低い。
さて、図7に示すように、まず挿通孔70に膨張収縮部67を挿通させた押え部材68と本体部52とによりダイヤフラム部56を挟持させる(挟持工程)。そして、押え部材68を介してレーザー光を照射する(照射工程)。すると、押え部材68を透過したレーザー光を本体部52が吸収して発熱する。そして、生じた熱により、本体部52、ダイヤフラム部56、押え部材68が溶着される。そのため、押え部材68は、圧力調整装置47を製造する際にダイヤフラム部56を押える治具としても機能する。
上記第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ダイヤフラム部56は、第1の面56aと第2の面56bとにかかる圧力の差に応じて環状コルゲート部56Cが変形する。すなわち、ダイヤフラム部56の接合時にダイヤフラム部56を撓ませなくても、ダイヤフラム部56を変形させることができるため、ダイヤフラム部56を接合する場合に生じる皺を低減することができる。そのため、例えば加圧機構31により加圧された液体が供給されてクリーニングを行う場合でも、ダイヤフラム部56の変形を安定させることができる。したがって、ダイヤフラム部56の変形に伴って開閉される開閉弁59を安定して開閉できる。
(2)ダイヤフラム部56は、ガスバリア層103を含んだ複数の層により構成されているため、ダイヤフラム部56を透過した気体が液体収容部51に入り込んでしまう虞を低減できる。
(3)開弁機構48が開閉弁59を強制的に開弁状態とすることができるため、加圧機構31により加圧された液体を液体噴射部12に供給して液体噴射部12のクリーニングを好適に行うことができる。
(4)開弁機構48は、膨張収縮部67を膨張させることでダイヤフラム部56を液体収容部51の容積が小さくなる方向に押圧する。そのため、開弁機構48は、ダイヤフラム部56の押圧を好適に行うことができる。
(5)開弁機構48は、ダイヤフラム部56において受圧部56Aを押圧するため、受圧部56A以外の部分を押圧する場合に比べて環状コルゲート部56Cを反転させてしまう虞を低減できる。したがって、ダイヤフラム部56の変位を安定させることができる。
(第2実施形態)
次に、液体噴射装置の第2実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第2実施形態は、加圧機構が第1実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図8に示すように、液体供給源83は、気密状態に形成された外郭ケース84と、外郭ケース84内に収容されると共に、液体が封入された状態で変形可能な液体パック85とにより構成され、外郭ケース84と液体パック85との間は加圧室86とされている。
そして、加圧機構88は、加圧室86を加圧することで圧力調整機構35に供給される液体を加圧する。すなわち、加圧機構88は、加圧室86に接続された加圧経路89と、加圧経路89に設けられた開放弁90、供給ポンプ91、空気圧調整部92とを備える。なお、開放弁90は、開弁することにより加圧経路89における空気の流動を許容し、閉弁することにより空気の流動を規制する。供給ポンプ91は、加圧経路89を介して加圧室86に空気を供給する。空気圧調整部92は、開弁機構48が備える流体圧調整部77と同様に、供給される空気の圧力を調整する。
そして、加圧室86は、開放弁90が開弁した状態で供給ポンプ91が駆動されることにより加圧される。そして、供給ポンプ91が加圧室86を加圧した状態で開放弁90が閉弁することにより、加圧室86内は加圧状態に維持される。
次に、液体噴射部12のメンテナンスのために、液体供給源83から液体噴射部12へ液体を強制的に流動させて加圧クリーニングを行う場合の作用について説明する。
さて、液体噴射装置11は、第1実施形態と同様に開弁機構48を駆動して開閉弁59を開弁させる。そして、開閉弁59の開弁状態において、加圧機構88による液体を加圧する加圧力を変更する。すなわち、制御部78は、例えば供給ポンプ91を駆動して第1の加圧力で液体を加圧した後、供給ポンプ91の駆動を変化させて第1の加圧力とは異なる第2の加圧力で液体を加圧する。なお、第1の加圧力は、第2の加圧力よりも大きくてもよいし、小さくてもよい。
そして、加圧力が変化すると、単位時間当たりに液体供給経路27を流動して液体噴射部12から排出される液体の量である流量が変化する。すなわち、例えば第2の加圧力よりも大きい第1の加圧力で液体を加圧した場合の流量は、第2の加圧力で液体を加圧した場合の流量よりも多くなる。
上記第2実施形態によれば、上記第1実施形態の(1)〜(5)の効果に加えて以下のような効果を得ることができる。
(6)液体流入部50内の圧力に関わらず開閉弁59を開弁状態とすることができるため、加圧機構88により液体を加圧する加圧力を変更しても開閉弁59は開弁状態を維持する。したがって、例えば液体噴射部12の状態に応じた加圧力で液体を供給することができるため、クリーニングをより好適に行うことができる。
(第3実施形態)
次に、液体噴射装置の第3実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第3実施形態は、圧力調整装置が第1実施形態及び第2実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態及び第2実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図9に示すように、液体供給経路27は、液体流入部50において上流側付勢部材62を支持する壁部53とは異なる位置に、フィルター部材55を介して接続されている。また、開閉弁59は、移動部61と弁部60がそれぞれ別の部材として設けられている。そして、移動部61は、ダイヤフラム部56と一体とされている。具体的には、移動部61は、受圧部56Aにおける第1の面56a側に接着されている。さらに、移動部61には、凸部59aと係合可能な係合凹部61aが形成されている。
また、流体室72には、接続経路75が接続されている。すなわち、開弁機構48は、ダイヤフラム部56の第2の面56b側に形成された流体室72内の圧力を調整可能な圧力調整部69を有する。そして、開弁機構48は、流体室72内の圧力を大気圧より高い圧力に調整することで、ダイヤフラム部56の第2の面56bの全体を液体収容部51の容積が小さくなる方向に押圧し、開閉弁59を開弁状態(図12参照)とする。
図9,図10に示すように、液体収容部51内には、開弁機構48による開閉弁59の開弁状態(図12参照)において、環状コルゲート部56Cに接触可能に設けられた接触部105が設けられている。すなわち、接触部105は、連通経路57が形成された側壁部51aからダイヤフラム部56側に向かって突出して形成されている。また、接触部105は、略円環状をなし、接触部105の中央部分には、連通経路57と連通して鉛直方向Zに延びる(本実施形態では鉛直方向Zに沿って延びる)第1溝部105aが、形成されている。さらに、接触部105と液体収容部51の周壁部51bとの間には第2溝部105bが形成されている。なお、接触部105の鉛直方向Zの下端部分は、周壁部51bまで延びている。さらに、接触部105は、第2溝部105bから中央に向かって側壁部51aからの高さが徐々に低くなるように形成されている。
そして、液体収容部51には、液体噴射部12側へ液体を流出させる液体供給経路27が、液体収容部51における鉛直方向Zの下端よりも上方の位置であって、周壁部51bの傍らに形成されている。すなわち、第2溝部105bは、第1溝部105aと液体供給経路27とを、液体収容部51における鉛直方向Zの上方を通って接続するように形成されている。
次に、液体噴射部12に供給される液体の圧力を調整する圧力調整装置47の作用について説明する。
さて、図11に示すように、液体噴射部12が液体を噴射すると、液体収容部51に収容された液体が液体供給経路27を介して液体噴射部12に供給される。すると、液体収容部51内の圧力が低下し、ダイヤフラム部56が液体収容部51の容積を小さくする方向へ撓み変形する。すると、ダイヤフラム部56と共に移動する移動部61は、凸部59aを押圧する。
そして、弁部60が移動し、液体流入部50と連通経路57とが連通すると、加圧機構31により加圧された液体流入部50内の液体が連通経路57を介して液体収容部51に供給される。
なお、このときダイヤフラム部56の変位量は、開弁機構48がダイヤフラム部56を押圧する場合の変位量よりも少ない。そのため、ダイヤフラム部56と接触部105との間には隙間があり、液体収容部51に供給された液体は、この隙間を通って液体供給経路27から流出する。さらに、このときの流速は加圧クリーニング時の流速と比べて遅いため、液体収容部51に供給された液体に気泡が含まれていると、気泡は液体収容部51の上方に滞留する。
また、圧力調整機構35は、下流側付勢部材63を備えておらず、液体収容部51の圧力が上昇すると、ダイヤフラム部56は、弾性により液体収容部51の容積を減少させた位置から容積を増大させる方向に変位する。
次に、液体噴射部12のメンテナンスのために、液体供給源13から液体噴射部12へ液体を強制的に流動させて加圧クリーニングを行う場合の作用について説明する。
さて、図12に示すように、制御部78は、加圧ポンプ74を駆動し、流体室72に加圧された流体を供給する。すると、ダイヤフラム部56は、液体収容部51の容積を小さくする方向へ撓み変形し、開閉弁59を開弁状態とすると共に、環状コルゲート部56Cが接触部105に接触する。
図13に示すように、加圧された液体が連通経路57を介して液体収容部51に供給されると、液体は、第1溝部105a及び第2溝部105bとダイヤフラム部56とで囲まれた空間を実線矢印で示すように流動する。さらに、液体は、接触部105と環状コルゲート部56Cとで囲まれた空間を点線矢印で示すように流動する。すなわち、液体は、液体収容部51の上部を通るように液体収容部51内を流動し、上部に滞留していた気泡と共に液体供給経路27に流出し、さらにノズル19から排出される。
上記第3実施形態によれば、上記第1実施形態及び第2実施形態の(1)〜(6)の効果に加えて以下のような効果を得ることができる。
(7)開弁機構48は、流体室72内の圧力を調整することでダイヤフラム部56を液体収容部51の容積が小さくなる方向に押圧する。そのため、開弁機構48は、開閉弁59を好適に開弁状態とすることができる。
(8)環状コルゲート部56Cと接触部105とが接触するようにダイヤフラム部56を変位させた場合と、環状コルゲート部56Cと接触部105とが接触しないようにダイヤフラム部56を変位させた場合とで液体収容部51内の液体の流れを変化させることができる。
(第4実施形態)
次に、液体噴射装置の第4実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第4実施形態は、圧力調整装置が第1実施形態〜第3実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態〜第3実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図14,図15に示すように、液体収容部51内には、半径の異なる略円環状の複数(本実施形態では2つ)の接触部105が径方向に位置をずらして形成されている。そして、接触部105には、鉛直方向Zの上方に切欠部107が形成されている。
図16に示すように、接触部105は、ダイヤフラム部56が液体収容部51の容積を減少させる方向に移動した際に、環状コルゲート部56Cの第1の面56a側から見た凹部と対応する位置に形成されている。
次に、液体噴射部12のメンテナンスのために、液体供給源13から液体噴射部12へ液体を強制的に流動させて加圧クリーニングを行う場合の作用について説明する。
さて、図16に示すように、制御部78は、加圧ポンプ74を駆動し、流体室72に加圧された流体を供給する。すると、ダイヤフラム部56は、液体収容部51の容積を小さくする方向へ撓み変形し、開閉弁59を開弁状態とすると共に、環状コルゲート部56Cが接触部105に接触する。
図15に示すように、加圧された液体が連通経路57を介して液体収容部51に供給されると、液体は、切欠部107を通って接触部105、周壁部51b、及びダイヤフラム部56に囲まれた空間を実線矢印で示すように流動する。すなわち、液体は、液体収容部51の上部を通るように液体収容部51内を流動し、上部に滞留していた気泡と共に液体供給経路27に流出する。
上記第4実施形態によれば、上記第1実施形態〜第3実施形態の(1)〜(8)の効果に加えて以下のような効果を得ることができる。
(9)例えば、環状コルゲート部56Cの凹凸が反転してしまった場合に、環状コルゲート部56Cと接触部105とを接触させることにより反転状態を正常状態に復帰させることができる。
(第5実施形態)
次に、液体噴射装置の第5実施形態について図を参照しながら説明する。なお、この第5実施形態は、圧力調整装置が第1実施形態〜第4実施形態の場合とは異なっている。そして、その他の点では第1実施形態〜第4実施形態とほぼ同じであるため、同一の構成については同一符号を付すことによって重複した説明は省略する。
図17に示すように、圧力調整機構35には、ダイヤフラム部56の第2の面56bを覆うようにして押え部材68が取り付けられることにより流体室72が形成されている。そして、ダイヤフラム部56は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、及びポリアミドを有する群より選択される材料を主成分とする単一層により構成されている。
図18に示すように、流体室72は、流体室72からの流体の流出を妨げる流体抵抗部72aを有する。流体抵抗部72aは、本体部52と押え部材68との間に形成された細孔であり、流体室72と大気とを連通させている。
次に、液体噴射部12に供給される液体の圧力を調整する圧力調整装置47の作用について説明する。
図17に示すように、ダイヤフラム部56は、単一層により構成され、ガスバリア層103を有していない。そのため、液体収容部51に収容された液体の一部は、気化してダイヤフラム部56を透過することがある。なお、ダイヤフラム部56の第2の面56b側は、流体室72とされているため、ダイヤフラム部56を透過した気体(水蒸気)は流体室72内に滞留する。
そして、ダイヤフラム部56は、液体収容部51内の圧力に応じて移動する。すなわち、液体噴射部12から液体が噴射されて液体収容部51内の圧力が低下すると、ダイヤフラム部56は液体収容部51の容積を減少させるように移動する。そして、液体流入部50から液体が供給されて液体収容部51内の圧力が上昇すると、ダイヤフラム部56は、液体収容部51の容積を増大させるように移動する。
また、流体室72の容積は、ダイヤフラム部56が移動するのに伴って変化する。すなわち、ダイヤフラム部56が流体室72の容積を増大させる方向に変位すると、流体抵抗部72aを介して流体室72内に大気が流入する。そして、ダイヤフラム部56が流体室72の容積を減少させる方向に変位すると、流体室72内の流体は、流体抵抗部72aにより抵抗を受けつつ流出する。
上記第5実施形態によれば、上記第1実施形態〜第4実施形態の(1)〜(9)の効果に加えて以下のような効果を得ることができる。
(10)例えば複数のフィルムを接着剤で張り合わせてダイヤフラム部を構成する場合、各フィルムの融点や厚みなどの違いを考慮して環状コルゲート部56Cを形成する必要がある。その点、ダイヤフラム部56は好適な材料の単一層により構成されているため、環状コルゲート部56Cを容易に形成できる。
(11)流体室72を備えることにより、液体収容部51内の液体の溶媒成分がダイヤフラム部56を介して蒸発しても、蒸発した溶媒成分を流体室72に留めることができる。すなわち、流体室72を備えずに溶媒成分が大気中に拡散する場合に比べ、流体室72を備えることによりダイヤフラム部56の第2の面56b側の湿度を高くすることができる。したがって、液体収容部51内の液体の溶媒成分の蒸発を抑制できる。また、流体室72内の流体は、流体抵抗部72aにより抵抗を受けつつ流出する。そのため、ダイヤフラム部56が変位した場合でも、流体室72内の湿度の低下を抑制しつつ、流体室内の圧力の変動を低減できる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図19に示すように、膨張収縮部67は、側面が蛇腹状の鞴としてもよい(第1変形例)。すなわち、膨張収縮部67は、圧力調整室66が加圧されると蛇腹が伸びるように鞴が伸展し、圧力調整室66の加圧が解除されると鞴が収縮する。
・図20に示すように、開閉弁59は、軸94を中心として揺動することで開弁状態と閉弁状態とを切り替えてもよい(第2変形例)。開閉弁59を揺動させることにより、開閉弁59を上流側付勢部材62の付勢方向に移動させる場合に比べ、開閉弁59の開弁動作を安定させることができる。なお、開閉弁59は、軸94が軸受部95と支持部96とにより挟持されるようにして支持されている。そして、開閉弁59は、軸94よりも一端側に弁部60が設けられると共に、他端側が上流側付勢部材62により付勢されている。すなわち、上流側付勢部材62は、弁部60が連通経路57を閉塞する方向に開閉弁59を付勢する。
・図21に示すように、開閉弁59は、液体収容部51に設けてもよい(第3変形例)。
・図22に示すように、片もち支持された板ばね108を液体収容部51内に備えてもよい(第4変形例)。そして、板ばね108は、先端がダイヤフラム部56に押圧されることにより変形して開閉弁59を開弁させてもよい。なお、板ばね108は、ダイヤフラム部56に押圧される部分よりも基端部側の部分で開閉弁59を押圧する。
この第4変形例によれば、板ばね108は、てことなる。すなわち、板ばね108の基端部が支点、ダイヤフラム部56に押圧される板ばね108の先端部が力点となり、支点と力点との間に開閉弁59を押圧する作用点が位置する。そのため、板ばね108は、ダイヤフラム部56が押圧する力を、より大きな力に変えて開閉弁59を押圧することができる。
・図22に示すように、圧力調整装置47は、フィルターユニット32を備えてもよい。また、液体噴射装置11は、スタティックミキサー33や液体貯留部34を備えない構成としてもよい。
・上記各実施形態において、開弁機構48は、圧力調整室66に形成された噴出口から空気を噴出させることにより、ダイヤフラム部56を押圧してもよい。なお、噴出口は、ダイヤフラム部56において受圧部56Aと対向する位置に形成されるのが好ましい。すなわち、圧力調整部69が圧力調整室66内の圧力を大気圧より高い圧力に調整するのに伴って噴出口から噴出された空気の圧力により、ダイヤフラム部56において受圧部56Aを押圧してもよい。
・上記各実施形態において、液体噴射装置11は、圧力調整部69を複数備えていてもよい。例えば、圧力調整部69は、開弁機構48ごとに設けてもよい。
・上記各実施形態において、移動部61は、ダイヤフラム部56の第2の面56b側に設けてもよい。すなわち、開弁機構48は、移動部61を介してダイヤフラム部56を押圧してもよい。
・上記各実施形態において、液体噴射装置11は、循環経路形成部28及び循環ポンプ29を備えない構成としてもよい。
・上記各実施形態において、圧力調整室66や流体室72に供給する流体は、空気などの気体や、水やオイルなどの液体としてもよい。
・上記各実施形態において、流体室72の圧力を変更することにより、開閉弁59が閉弁状態から開弁状態となる液体収容部51の圧力を変更してもよい。すなわち、ダイヤフラム部56は、第1の面56aにかかる圧力と第2の面56bにかかる圧力の差に応じて変位するため、第2の面56bにかかる圧力の大きさを変更することで、開閉弁59が開弁する条件を変更することができる。
・上記各実施形態において、開閉弁59を開弁状態から閉弁状態とする過程で、アクチュエーター24を駆動しなくてもよい。
・上記各実施形態において、加圧機構31,88による液体の加圧を解除してから、開弁機構48によるダイヤフラム部56の押圧状態を解除して開閉弁59を開弁状態から閉弁状態としてもよい。
・上記第2実施形態において、開閉弁59の開弁状態において、加圧機構88による液体を加圧する加圧力は一定としてもよい。また、例えば液体噴射部12の状態や、加圧クリーニングを行う頻度に応じて加圧機構88による液体を加圧する加圧力を変更してもよい。
・上記各実施形態において、複数の加圧機構31,88や、種類の異なる加圧機構を備え、駆動する加圧機構を選択することにより液体を加圧する加圧力を変更してもよい。また、加圧機構としては、ギヤポンプ、ねじポンプ、ピストンポンプなど、任意に選択することができる。
・上記各実施形態において、移動部61を備えない構成としてもよい。
・上記各実施形態において、環状凹部71a内に形成された突起部71bは、開口部71に沿って環状に形成されていてもよい。また、突起部71bは、環状に連続して形成されていてもよく、環状に断続して形成されていてもよい。さらに、環状凹部71aの一部に突起部71bを形成してもよい。
・上記各実施形態において、開弁機構48は、液体収容部51内の圧力が、メニスカス64が壊れる圧力より高くなるようにダイヤフラム部56を押圧する際に、加圧機構31がポンプ室41内の液体を加圧する圧力(加圧機構88の場合、液体パック85内の液体を加圧する圧力)に前述の所定値を加えた圧力がダイヤフラム部56に加わった場合に発生する押圧力よりも大きな押圧力でダイヤフラム部56を押圧しなくてもよい。
加圧クリーニングにおいて、ノズル19から液体が排出されている場合、加圧機構31のポンプ室41より下流側(加圧機構88の場合、液体パック85より下流側)の液体供給経路27、液体流入部50、連通経路57においても液体が流動しているので液体の流動による圧力損失が発生する。このため、ノズル19から液体が排出されている場合、液体収容部51内の圧力は、加圧機構31がポンプ室41内の液体を加圧する圧力(加圧機構88の場合、液体パック85内の液体を加圧する圧力)から前述の圧力損失分差し引いた圧力になる。この圧力損失を考慮して、例えば、開弁機構48は、加圧機構31がポンプ室41内の液体を加圧する圧力(加圧機構88の場合、液体パック85内の液体を加圧する圧力)から前述の圧力損失分差し引いた圧力に前述の所定値を加えた圧力がダイヤフラム部56に加わった場合に発生する押圧力よりも大きな押圧力でダイヤフラム部56を押圧してもよい。
・上記各実施形態において、開弁機構48は、液体収容部51内の圧力が、メニスカス64が壊れる圧力より低くなるようにダイヤフラム部56を押圧してもよい。
・上記各実施形態において、圧力調整部69を備えない構成としてもよい。例えば、開弁機構48は、例えばカム機構などにより機械的に開閉弁59を開弁させてもよい。
・上記第1実施形態,第2実施形態において、膨張収縮部67を備えない構成としてもよい。また、第2実施形態〜第4実施形態において、膨張収縮部67を備える構成としてもよい。
・上記第1実施形態〜第4実施形態において、圧力調整部69を備えない構成としてもよい。また、流体室72は流体抵抗部72aを有してもよい。
・上記各実施形態において、流体抵抗部72aは、押え部材68に穴を開けて流体室72と大気とを連通させることにより形成してもよい。また、流体抵抗部72aは、蛇行した蛇道としてもよい。さらに、流体抵抗部72aは、流体室72内の圧力が高い場合に開弁し、低い場合に閉弁する弁としてもよい。
・上記各実施形態において、液体噴射装置11は、開弁機構48を備えない構成としてもよい。例えば、液体噴射装置11は、キャップ134内を吸引する吸引機構を備え、キャップ134がノズル19を覆った状態で吸引機構にキャップ134内を吸引させて開閉弁59を開弁させてもよい。すなわち、液体噴射部12がキャッピングされた状態でキャップ134内が負圧になると、ノズル19から液体が排出される。すると、液体収容部51内の圧力が低下するため、ダイヤフラム部56は液体収容部51の容積を減少させる方向に変位し、開閉弁59を開弁させる。
・上記各実施形態において、液体噴射装置11は、流体室72を備えない構成としてもよい。
・上記各実施形態において、ダイヤフラム部56は、内層101、外層102、ガスバリア層103のうちの2層により構成されていてもよい。また、内層101と外層102は、異なる材料を主成分として構成されていてもよい。また、ダイヤフラム部56は、4層以上であってもよい。そして、ダイヤフラム部56の層の数は、受圧部56A、外縁部56B、環状コルゲート部56Cで異なっていてもよい。例えば、環状コルゲート部56Cが単一層、受圧部56Aと外縁部56Bが複数層であってもよい。また、例えば環状コルゲート部56Cが複数層、受圧部56Aと外縁部56Bが単一層であってもよい。
・上記各実施形態において、ガスバリア層は、内層101と外層102の少なくとも一方の層に、アルミニウムやアルミナ(酸化アルミニウム)などの金属や金属酸化物を蒸着させて形成してもよい。
・上記各実施形態において、ダイヤフラム部56が単一層の場合には、射出成形してもよい。また、環状コルゲート部56Cは、第1の面56a側及び第2の面56b側のそれぞれから見た場合に、少なくとも1つの凸部と少なくとも1つの凹部が形成されていればよい。
・上記各実施形態において、受圧部56Aにも環状コルゲート部56Cと同様に環状の凹部と凸部を形成してもよい。
・上記実施形態において、液体噴射装置は、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置であってもよい。なお、液体噴射装置から微小量の液滴となって吐出される液体の状態としては、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体は、液体噴射装置から噴射させることができるような材料であればよい。例えば、物質が液相であるときの状態のものであればよく、粘性の高い又は低い液状体、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状体を含むものとする。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散又は混合されたものなども含むものとする。液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インク及び油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種液体組成物を包含するものとする。液体噴射装置の具体例としては、例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルターの製造等に用いられる電極材や色材等の材料を分散又は溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置がある。また、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる液体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサー等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置であってもよい。また、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置であってもよい。
A…供給方向、B…循環方向、D1…大きさ、D2…大きさ、X…走査方向、Y…搬送方向、Z…鉛直方向、11…液体噴射装置、12…液体噴射部、13…液体供給源、14…供給機構、16…噴射部フィルター、17…共通液室、18…ノズル形成面、19…ノズル、20…圧力室、21…振動板、22…連通孔、23…収容室、24…アクチュエーター、26…装着部、27…液体供給経路、28…循環経路形成部、29…循環ポンプ、31…加圧機構、32…フィルターユニット、33…スタティックミキサー、34…液体貯留部、35…圧力調整機構、37…可撓性部材、38…容積ポンプ、39…一方向弁、40…一方向弁、41…ポンプ室、42…負圧室、43…減圧部、44…付勢部材、45…ばね、47…圧力調整装置、48…開弁機構、50…液体流入部、51…液体収容部、51a…側壁部、51b…周壁部、52…本体部、53…壁部、54…貫通孔、55…フィルター部材、56…ダイヤフラム部、56a…第1の面、56b…第2の面、56A…受圧部、56B…外縁部、56C…環状コルゲート部、57…連通経路、59…開閉弁、59a…凸部、60…弁部、61…移動部、61a…係合凹部、62…上流側付勢部材、63…下流側付勢部材、64…メニスカス、66…圧力調整室、67…膨張収縮部、68…押え部材、69…圧力調整部、70…挿通孔、71…開口部、71a…環状凹部、71b…突起部、72…流体室、72a…流体抵抗部、74…加圧ポンプ、75…接続経路、76…検出部、77…流体圧調整部、78…制御部、83…液体供給源、84…外郭ケース、85…液体パック、86…加圧室、88…加圧機構、89…加圧経路、90…開放弁、91…供給ポンプ、92…空気圧調整部、94…軸、95…軸受部、96…支持部、101…内層、102…外層、103…ガスバリア層、105…接触部、105a…第1溝部、105b…第2溝部、107…切欠部、108…板ばね、112…支持台、113…媒体、114…搬送部、115…印刷部、116…本体、117…カバー、118…搬送ローラー対、119…搬送ローラー対、120…案内板、122…ガイド軸、123…ガイド軸、124…キャリッジ、126…ワイパーユニット、127…フラッシングユニット、128…キャップユニット、130…ワイパー、131…ワイピングモーター、132…液体受容部、133…フラッシングモーター、134…キャップ、135…キャッピングモーター。

Claims (10)

  1. アクチュエーターを駆動してノズルから液体を噴射する液体噴射部に前記液体を液体供給源から供給可能な液体供給経路と、
    該液体供給経路に設けられた圧力調整機構であって、
    前記液体供給源から供給される前記液体が流入する液体流入部と、
    前記液体を内部に収容可能であってダイヤフラム部が変位することで内部の容積が変化する液体収容部と、
    前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる連通経路と、
    前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の内面となる第1の面にかかる圧力が前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の外面となる第2の面にかかる圧力より低く且つ前記第1の面にかかる圧力と前記第2の面にかかる圧力との差が所定値以上になると、前記連通経路において前記液体流入部と前記液体収容部とを非連通とする閉弁状態から前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる開弁状態となる開閉弁と、
    を有する圧力調整機構と、
    該圧力調整機構に供給される前記液体を加圧可能な加圧機構と、
    を備え、
    前記ダイヤフラム部は、
    前記開閉弁の開閉時に圧力を受ける受圧部と、
    該受圧部と前記ダイヤフラム部の外縁部との間に設けられ、前記ダイヤフラム部が圧力を受けると変形する断面波形状の環状コルゲート部と、
    を有することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記ダイヤフラム部のうち、少なくとも前記環状コルゲート部は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、及びポリアミドを有する群より選択される材料を主成分とする単一層により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記ダイヤフラム部のうち、少なくとも前記環状コルゲート部は、
    ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリフェニレンサルファイド、ポリイミド、及びポリアミドを有する群より選択される材料を主成分とする内層と、
    該内層に比べてガスバリア性が高いガスバリア層と、
    を有し、
    前記ガスバリア層は、前記内層よりも前記第2の面側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  4. 前記ダイヤフラム部の前記第2の面を覆うように形成された流体室をさらに備え、
    前記流体室は、該流体室からの流体の流出を妨げる流体抵抗部を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記開閉弁を開弁状態とする開弁機構をさらに備え、
    前記開弁機構による前記開閉弁の開弁状態において、前記加圧機構により加圧された前記液体を前記液体噴射部に供給することを特徴とする請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
  6. 前記開弁機構は、
    膨張及び収縮が可能で且つ膨張状態で前記ダイヤフラム部を押圧可能な膨張収縮部を前記ダイヤフラム部の前記第2の面を覆うように形成された流体室内に有し、
    前記膨張収縮部を膨張させることで、前記ダイヤフラム部を前記液体収容部の容積が小さくなる方向に押圧し、前記開閉弁を開弁状態とすることを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。
  7. 前記開弁機構は、前記ダイヤフラム部において前記受圧部を押圧することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の液体噴射装置。
  8. 前記開弁機構は、
    前記ダイヤフラム部の前記第2の面側に形成された流体室内の圧力を調整可能な圧力調整部を有し、
    前記流体室内の圧力を大気圧より高い圧力に調整することで、前記ダイヤフラム部を前記液体収容部の容積が小さくなる方向に押圧し、前記開閉弁を開弁状態とすることを特徴とする請求項5に記載の液体噴射装置。
  9. 前記開閉弁を開弁状態とする開弁機構と、
    前記液体収容部内に設けられ、前記開弁機構による前記開閉弁の開弁状態において、前記環状コルゲート部に接触可能に設けられた接触部と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1〜請求項8のうち何れか一項に記載の液体噴射装置。
  10. アクチュエーターを駆動してノズルから液体を噴射する液体噴射部に、液体供給源から供給される前記液体を加圧された状態で供給可能な液体供給経路に設けられた圧力調整機構であって、
    前記液体供給源から供給される前記液体が流入する液体流入部と、
    前記液体を内部に収容可能であってダイヤフラム部が変位することで内部の容積が変化する液体収容部と、
    前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる連通経路と、
    前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の内面となる第1の面にかかる圧力が前記ダイヤフラム部における前記液体収容部の外面となる第2の面にかかる圧力より低く且つ前記第1の面にかかる圧力と前記第2の面にかかる圧力との差が所定値以上になると、前記連通経路において前記液体流入部と前記液体収容部とを非連通とする閉弁状態から前記液体流入部と前記液体収容部とを連通させる開弁状態となる開閉弁と、
    を有する圧力調整機構を備え、
    前記ダイヤフラム部は、
    前記開閉弁の開閉時に圧力を受ける受圧部と、
    該受圧部と前記ダイヤフラム部の外縁部との間に設けられ、前記ダイヤフラム部が圧力を受けると変形する断面波形状の環状コルゲート部と、
    を有することを特徴とする圧力調整装置。
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