JP2017094899A - アームレストの制御装置及びアームレスト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動運転モードと手動運転モードを切り替え可能な車両において、自動運転モードから手動運転への切り替えが行われる場合に、ドライバによるステアリングの把持を促すことを可能とする。【解決手段】自動運転モードと手動運転モードとを切り替え可能な車両の運転モードの切り替え状態を判定する運転モード判定部402と、前記運転モード判定部により自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレストのドライバの腕を支持する支持部を、ステアリングホイールへ近づくように移動させるアームレスト制御部412と、を備えるアームレストの制御装置が提供される。【選択図】図5

Description

本発明は、アームレストの制御装置及びアームレスト装置に関する。
従来、アームレストの位置を調整する技術が知られている。アームレストの位置の調整において、種々の状況に応じたアームレストの位置の調整に関する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、様々な運転の場面において運転者の疲労を軽減するために、車速及び車両のヨーレートに基づいてアームレストの位置を変更することでアームレストが上腕部又は肘部に付与する反力を調整する技術が開示されている。
特開2011−148383号公報
ところで、近年、ドライバのステアリング操作、アクセル操作及びブレーキ操作等の操作によらず自動で車両を走行させる自動運転モードでの走行が可能な車両が提案されている。このような車両は、常に自動運転モードによる走行を行うのではなく、ドライバの各種操作に基づいて車両を走行させる手動運転モードでの走行も行われ、自動運転モードと手動運転モードとが切り替え可能となっている。
手動運転モードにおいては、ドライバはステアリング操作をする必要がある。一方、自動運転モードにおいては、ドライバはステアリングを把持する必要がないので、ドライバの疲労を軽減するために、アームレストの位置は自動運転モードにおけるドライバの姿勢として設定される安楽姿勢に対応する位置に調整されることが考えられる。それにより、ドライバは、アームレストに腕を置き、安楽姿勢を取ることができる。ここで、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われる場合に、手動運転への切り替えが完了する時点で、ドライバはステアリングを把持している必要がある。ゆえに、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われる間において、ドライバによるステアリングの把持を促すことによって、運転モードの切り替えの前後におけるドライバの姿勢の円滑な移行を実現することが期待される。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、自動運転モードと手動運転モードを切り替え可能な車両において、自動運転モードから手動運転への切り替えが行われる場合に、ドライバによるステアリングの把持を促すことが可能なアームレストの制御装置及びアームレスト装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、自動運転モードと手動運転モードとを切り替え可能な車両の運転モードの切り替え状態を判定する運転モード判定部と、前記運転モード判定部により自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレストのドライバの腕を支持する支持部を、ステアリングホイールへ近づくように移動させるアームレスト制御部と、を備えるアームレストの制御装置が提供される。
前記ドライバによる物体の把持状態を判定するドライバ把持状態判定部を備え、前記アームレスト制御部は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記ドライバ把持状態判定部により前記ドライバが前記ステアリングホイールを把持していると判定された場合には、前記支持部を前記ステアリングホイールから遠ざかるように移動させてもよい。
前記ドライバへの各種情報の報知装置による報知を制御する報知制御部を備え、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記ドライバ把持状態判定部により前記ドライバの両手が前記ステアリングホイールと異なる物体を把持していると判定された場合には、前記アームレスト制御部は前記支持部の位置を保持し、前記報知制御部は手動運転モードへの切り替えが行われていることを示す情報を前記報知装置に報知させてもよい。
前記アームレスト制御部は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記ドライバ把持状態判定部により前記ドライバの一方の手が前記ステアリングホイールと異なる物体を把持しており、他方の手は前記ステアリングホイールと異なる物体を把持していないと判定された場合には、前記支持部のうち前記他方の手を支持する部分を、前記ステアリングホイールへ近づくように移動させてもよい。
前記アームレスト制御部は、前記運転モード判定部により前記ドライバの入力に応じて自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記支持部を前記ステアリングホイールから遠ざかるように移動させてもよい。
前記ドライバによる所定の操舵が行われるか否かを予測するドライバ操舵予測部を備え、前記アームレスト制御部は、前記ドライバ操舵予測部により前記ドライバによる前記所定の操舵が行われると予測された時に、前記アームレストを縮小させることにより、前記支持部を前記ステアリングホイールから遠ざかるように移動させてもよい。
前記ドライバの覚醒度が低下状態であるか否かを判定するドライバ覚醒度判定部を備え、前記アームレスト制御部は、前記ドライバ覚醒度判定部により前記ドライバの覚醒度が低下状態であると判定された場合に、前記支持部を往復運動させてもよい。
前記アームレスト制御部は、前記運転モード判定部により手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記支持部を自動運転モードにおける前記ドライバの姿勢として設定された安楽姿勢に対応する位置へ移動させてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、自動運転モードと手動運転モードとを切り替え可能な車両の運転モードの切り替え状態を判定する運転モード判定部と、前記運転モード判定部により自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレストのドライバの腕を支持する支持部を、ステアリングホイールへ近づくように移動させるアームレスト制御部と、を備える制御装置と、前記制御装置からの動作指示に基づいて前記支持部の位置が調整されるアームレストと、を備えるアームレスト装置が提供される。
以上説明したように本発明によれば、自動運転モードと手動運転モードを切り替え可能な車両において、自動運転モードから手動運転への切り替えが行われる場合に、ドライバによるステアリングの把持を促すことが可能となる。
本発明の実施形態に係るアームレスト制御システムの概略構成の一例を示す模式図である。 同実施形態に係るアームレスト装置の構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係るアームレスト装置のアームレストピラー伸縮装置の構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係るアームレスト装置のアームレストの基準位置の調整の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る制御装置の機能構成の一例を示す説明図である。 同実施形態に係る制御装置が行う手動運転モードから自動運転モードへの切り替えにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る制御装置が行う手動運転モードから自動運転モードへの切り替えにおける処理によるアームレストの位置調整の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る制御装置が行う自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る制御装置が行う自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1の処理によるアームレストの位置調整の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る制御装置が行う自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1の処理によるアームレストの位置調整の一例について説明するための説明図である。 同実施形態に係る制御装置が行う自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の応用例に係るアームレスト制御システムの概略構成の一例を示す模式図である。 第1の応用例に係るアームレスト空気排出部の構成の一例を示す説明図である。 第1の応用例に係るアームレスト空気排出部の構成の他の例を示す説明図である。 第1の応用例に係る制御装置の機能構成の一例を示す説明図である。 第1の応用例に係る制御装置の処理によるアームレストの位置調整の一例について説明するための説明図である。 第2の応用例に係る制御装置の機能構成の一例を示す説明図である。 他の実施形態に係るアームレスト装置の設置位置の一例を示す説明図である。 他の実施形態に係るアームレスト装置の設置位置の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.アームレスト制御システムの構成>
まず、図1〜図4を参照して、本発明の実施形態に係る車両のアームレスト制御システム10の概略構成について説明する。図1は、本実施形態に係るアームレスト制御システム10の概略構成の一例を示す模式図である。図1に示したように、アームレスト制御システム10は、送風吸引装置104と、車室空調装置106と、報知装置108と、アームレスト装置200と、操舵トルクセンサ302と、車両状態センサ304と、撮像装置306と、制御装置400と、を備える。本実施形態に係るアームレスト制御システム10は、自動運転モードと手動運転モードとを切り替え可能な車両に適用し得る。
送風吸引装置104は、車両の各種装置への空気の供給及び各種装置からの空気の吸引を行う。送風吸引装置104は、車室空調装置106及びアームレスト装置200のそれぞれと、空気が通過可能な通風路を介して接続されている。送風吸引装置104により車室空調装置106へ空気が供給されることにより、車室空調装置106による車室内の空調が行われる。また、送風吸引装置104によりアームレスト装置200へ空気が供給され又はアームレスト装置200から空気が吸引されることによって、アームレスト装置200のアームレストの内部の空気の圧力がドライバの腕を支持可能な程度の圧力に維持される。なお、アームレスト装置200の詳細については、後述する。アームレスト装置200への空気の供給及びアームレスト装置200からの空気の吸引において、送風吸引装置104は、制御装置400からの動作指示に基づいて駆動される。
送風吸引装置104は、車外又は車室内から空気を取り込み、取り込んだ空気を車室空調装置106及びアームレスト装置200のそれぞれへ供給する。また、アームレスト装置200から吸引された空気は、車外又は車室内へ送られる。なお、送風吸引装置104は、車室空調装置106又はアームレスト装置200と一体として構成されてもよい。
車室空調装置106は、送風吸引装置104から供給される空気を車室内へ送ることによって、車室内の空調を行う。具体的には、車室空調装置106は、車室内へ送風する空気の温度、方向及び流量の少なくとも1つを制御することによって、車室内の空調を行ってもよい。
報知装置108は、ドライバへ各種情報を報知する。例えば、報知装置108は、各種画面を表示することにより、ドライバへ各種情報を報知する。画面を表示する機能は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(LCD)装置又はOLED(Organic Light Emitting Diode)装置により実現される。また、報知装置108は、音声を出力することにより、ドライバへ各種情報を報知してもよい。音声を出力する機能は、例えば、スピーカ又はハンドセットにより実現される。また、報知装置108は、振動を発生させることにより、ドライバへ各種情報を報知してもよい。振動を発生させる機能は、例えば、バイブレータ装置により実現される。報知装置108によるドライバへの各種情報の報知は、制御装置400からの動作指示に基づいて行われる。
アームレスト装置200は、ドライバの腕を支持するアームレストを含み、制御装置400からの動作指示に基づいて、アームレストの位置を調整する。アームレスト装置200によってアームレストの位置が調整されることによって、アームレストのドライバの腕を支持する支持部の位置が調整される。以下、アームレスト装置200の構成の詳細について、図2〜図4を参照して説明する。
図2は、本実施形態に係るアームレスト装置200の構成の一例を示す説明図である。図2に示したように、アームレスト装置200は、ヒンジガイドレール202と、ヒンジ204と、アームレスト206と、アームレストピラー208と、アームレストピラー伸縮装置210と、を備える。
アームレスト206は、ステアリングホイール310が前方に設けられたドライバA10の座席B10の側部に設けられ、ドライバA10の腕を支持するために用いられる。アームレスト206の上面がドライバA10の腕を支持する支持部206aに相当し得る。アームレスト206の後端部は、ドライバA10の座席B10の背もたれ部B12の側面に沿って延設されたヒンジガイドレール202に設けられたヒンジ204と接続される。アームレスト206は、ヒンジ204を回転軸として回動自在に設けられる。ヒンジ204の位置は、アームレスト装置200の使用時においては固定されているが、ヒンジガイドレール202に沿って調整可能である。アームレスト206は中空となっており、アームレスト206の内部へヒンジ204を介して送風吸引装置104から供給される空気が送られる。それにより、アームレスト206の内部の空気圧がドライバA10の腕を支持可能な程度の圧力に維持される。
アームレスト206の前端部とアームレストピラー208の上端部は接続されている。アームレストピラー208は中空となっており、アームレストピラー208の内部とアームレスト206の内部は連通している。ゆえに、アームレスト206へ送られた空気はアームレストピラー208へ供給されるので、アームレストピラー208の内部の空気圧はドライバA10の腕を支持可能な程度の圧力に維持される。アームレストピラー208は、伸縮自在に設けられ、アームレストピラー伸縮装置210によって伸縮される。
図3は、本実施形態に係るアームレストピラー伸縮装置210の構成の一例を示す説明図である。図3に示したように、アームレストピラー伸縮装置210は、一対の無駆動ローラ212と、駆動ローラ214と、を備える。
アームレストピラー208の下部は一対の無駆動ローラ212により挟まれ、アームレストピラー208の無駆動ローラ212より下端側は駆動ローラ214と接続される。駆動ローラ214が回転することによって、アームレストピラー208の下部の駆動ローラ214により巻き取られる量が調整される。それにより、アームレストピラー208の無駆動ローラ212より上方へ延在する部分の長さが調整されるので、アームレストピラー208と接続されたアームレスト206がヒンジ204を回転軸として回動する。よって、アームレスト206の位置が調整される。例えば、図3に示したように、駆動ローラ214をアームレストピラー208の下部の巻き取られる量が減少するように回転させると、アームレストピラー208の無駆動ローラ212より上方へ延在する部分の長さが長くなる。よって、アームレスト206の位置を上昇させることができる。駆動ローラ214は、制御装置400からの動作指示に基づいて駆動される。駆動ローラ214の駆動は、例えば、電動モータにより実現される。
また、アームレストピラー208の無駆動ローラ212より上方へ延在する部分の長さが長くなる場合には、送風吸引装置104によりアームレストピラー208の内部へ空気が供給される。一方、アームレストピラー208の無駆動ローラ212より上方へ延在する部分の長さが短くなる場合には、送風吸引装置104によりアームレストピラー208の内部から空気が吸引される。それにより、アームレスト206及びアームレストピラー208の内部の空気圧がドライバA10の腕を支持可能な程度の圧力に維持される。
図4は、本実施形態に係るアームレスト206の基準位置の調整の一例を示す説明図である。ヒンジ204の位置をヒンジガイドレール202に沿って調整し、かつ、アームレストピラー208の伸縮量を調整することによって、アームレスト206の基準位置を調整することが可能である。図4では、一例として、ドライバA10の自動運転モードにおける姿勢として設定される安楽姿勢に対応するアームレスト206の位置を基準位置として調整する例が示されている。それにより、ドライバA10の体格や、ステアリングの位置に応じて適切な位置にアームレスト206の基準位置を調整することができる。以下、図1に戻り、本実施形態に係るアームレスト制御システム10の説明を続ける。
操舵トルクセンサ302は、ドライバA10によるステアリング操作における操舵トルクを検出し、検出結果を制御装置400へ出力する。
車両状態センサ304は、車両の各種状態量を検出し、検出結果を制御装置400へ出力する。具体的には、車両状態センサ304により検出される車両の各種状態量は、車両の運転モードを判定するための状態量である。より具体的には、車両の各種状態量は、運転モードを切り替えるための図示しないスイッチのドライバA10による切り替え状態を示す状態量を含む。また、車両の各種状態量は、自動運転モードにおける自動運転制御に用いられる状態量を含む。自動運転制御に用いられる状態量は、例えば、温度、車速、ヨーレート及び車両に対する車線の相対位置を示す状態量の少なくとも1つを含んでもよい。
撮像装置306は、CCDセンサ、CMOSセンサ等の撮像素子を有して構成され、車室内を撮像し、撮像処理によって得られた画像に映る対象物を認識することができる。例えば、撮像装置306は、得られた画像に基づいて、ドライバA10の周囲の物体とドライバA10の手との位置関係を画像情報として認識することができる。撮像装置306によって得られた情報は、制御装置400へ出力される。
制御装置400は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)、CPUが使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する記憶素子であるROM(Read Only Memory)、CPUの実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する記憶素子であるRAM(Random Access Memory)等で構成される。
制御装置400は、アームレスト制御システム10を構成する各装置の動作を制御する。具体的には、制御装置400は、制御対象である各アクチュエータに対して電気信号を用いて動作指示を行う。より具体的には、制御装置400は、送風吸引装置104の駆動、報知装置108によるドライバA10への各種情報の報知及びアームレスト装置200のアームレストピラー伸縮装置210の駆動を制御する。また、制御装置400は、各センサから出力された情報を受信する。制御装置400は、CAN(Controller Area Network)通信を用いて各センサと通信を行ってもよい。なお、本実施形態に係る制御装置400が有する機能は複数の制御装置により分割されてもよく、その場合、当該複数の制御装置は、CAN等の通信バスを介して、互いに接続されてもよい。なお、制御装置400の詳細については、後述する。また、制御装置400及び送風吸引装置104は、アームレスト装置200に含まれてもよい。
<2.制御装置の構成>
続いて、図5を参照して、本実施形態に係る制御装置400の機能構成について説明する。図5は、本実施形態に係る制御装置400の機能構成の一例を示す説明図である。図5に示したように、制御装置400は、運転モード判定部402と、ドライバ把持状態判定部404と、制御部410と、を含む。
(運転モード判定部)
運転モード判定部402は車両の運転モードの切り替え状態を判定し、判定結果を制御部410へ出力する。具体的には、運転モード判定部402は、運転モードの切り替えが開始したか否かを判定する。運転モードの切り替えは、運転モードの切り替えが開始した時点から切り替えが完了する時点までの間の数秒程度の切り替え移行期間において行われる。
運転モード判定部402は、車両状態センサ304から出力される各種状態量に基づいて車両の運転モードの切り替えが開始したか否かを判定する。例えば、運転モード判定部402は、運転モードを切り替えるためのスイッチのドライバA10による切り替え状態を示す状態量に基づいて車両の運転モードの切り替えが開始したか否かを判定してもよい。具体的には、運転モード判定部402は、車両の運転モードが手動運転モードである場合に、自動運転モードへ切り替えるためにドライバA10が当該スイッチを切り替えたときに、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したと判定してもよい。また、運転モード判定部402は、車両の運転モードが自動運転モードである場合に、手動運転モードへ切り替えるためにドライバA10が当該スイッチを切り替えたときに、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定してもよい。
運転モード判定部402は、自動運転モードにおける自動運転制御に用いられる温度、車速、ヨーレート、車両に対する車線の相対位置を示す状態量等の状態量に基づいて車両の運転モードの切り替えが開始したか否かを判定してもよい。例えば、車両の運転モードが自動運転モードである場合に、例えば、温度、車速、ヨーレート、車両に対する車線の相対位置を示す状態量等の状態量が異常値であるとき又は検出されなかったときに、制御装置400と異なる自動運転制御を行う制御装置によって自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われる。
具体的には、車線の白線が不鮮明であることにより車線を認識することができないために車両に対する車線の相対位置を示す状態量が検出されなかった場合に、自動運転制御を行う制御装置によって自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われ得る。また、各種センサが故障していることにより当該センサによって検出されるべき状態量が検出されなかった場合に、自動運転制御を行う制御装置によって自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われ得る。このような場合に、運転モード判定部402は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定してもよい。なお、自動運転制御を行う制御装置と制御装置400は同一の制御装置であってもよい。
また、運転モード判定部402は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定した場合において、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始したか否かについて判定してもよい。
(ドライバ把持状態判定部)
ドライバ把持状態判定部404は、ドライバA10による物体の把持状態を判定し、判定結果を制御部410へ出力する。ドライバ把持状態判定部404は、具体的には、撮像装置306から出力される情報に基づいて、ドライバA10による物体の把持状態を判定する。例えば、ドライバ把持状態判定部404は、撮像装置306から出力される情報に基づいて、ドライバA10がステアリングホイール310を把持しているか否かを判定してもよい。具体的には、ドライバ把持状態判定部404は、ステアリングホイール310とドライバA10の手との位置関係に基づいて、ドライバA10がステアリングホイール310を把持しているか否かを判定してもよい。
ドライバ把持状態判定部404は、操舵トルクセンサ302から出力される操舵トルクを示す情報に基づいて、ドライバA10がステアリングホイール310を把持しているか否かを判定してもよい。具体的には、ドライバ把持状態判定部404は、操舵トルクが0より大きい場合に、ドライバA10がステアリングホイール310を把持していると判定してもよい。
また、ステアリングホイール310に静電センサが設けられる場合、ドライバ把持状態判定部404は、当該静電センサにより検出される静電容量の変化に基づいて、ドライバA10がステアリングホイール310を把持しているか否かを判定してもよい。具体的には、ドライバ把持状態判定部404は、当該静電センサにより検出される静電容量の変化量がノイズ成分より大きい場合に、ドライバA10がステアリングホイール310を把持していると判定してもよい。
ドライバ把持状態判定部404は、撮像装置306から出力される情報に基づいて、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持しているか否かを判定してもよい。例えば、ドライバ把持状態判定部404は、ステアリングホイール310と異なる物体とドライバA10の手との位置関係に基づいて、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持しているか否かを判定してもよい。ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持していると判定された場合において、さらに、ドライバ把持状態判定部404は、ドライバA10の両手がステアリングホイール310と異なる物体を把持しているか否かを判定してもよい。
また、車両にドライバA10の重量を検出する重量センサが設けられる場合、ドライバ把持状態判定部404は、当該重量センサにより検出される重量に基づいて、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持しているか否かを判定してもよい。ドライバA10が物体を手に持った場合に、当該物体の重量に応じて当該重量センサにより検出される重量が変化すると考えられる。ゆえに、ドライバ把持状態判定部404は、当該重量センサにより検出される重量の変化量がノイズ成分より大きい場合に、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持していると判定してもよい。
なお、ドライバ把持状態判定部404が行うドライバA10による物体の把持状態の判定に用いられる各種閾値は、例えば、制御装置400の記憶素子に記憶され得る。
(制御部)
制御部410は、アームレスト制御部412と、報知制御部414と、を含む。
アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aの位置を制御する。具体的には、アームレスト制御部412は、アームレストピラー伸縮装置210及び送風吸引装置104へ動作指示を出力することにより、アームレスト206の位置を制御することによって、支持部206aの位置を制御する。
アームレスト制御部412は、運転モード判定部402による判定結果に基づいて、アームレスト206の支持部206aの位置を制御する。例えば、アームレスト制御部412は、運転モード判定部402により自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレストの支持部206aを、ステアリングホイール310へ近づくように移動させる。
また、アームレスト制御部412は、ドライバ把持状態判定部404による判定結果に基づいて、アームレスト206の支持部206aの位置を制御してもよい。例えば、アームレスト制御部412は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、ドライバ把持状態判定部404によりドライバA10がステアリングホイール310を把持していると判定された場合には、アームレスト206の支持部206aを、ステアリングホイール310から遠ざかるように移動させてもよい。
アームレスト制御部412は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、ドライバ把持状態判定部404によりドライバA10の両手がステアリングホイール310と異なる物体を把持していると判定された場合には、アームレスト206の支持部206aの位置を保持してもよい。
アームレスト制御部412は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、ドライバ把持状態判定部404によりドライバA10の一方の手がステアリングホイール310と異なる物体を把持しており、他方の手はステアリングホイール310と異なる物体を把持していないと判定された場合には、アームレスト206の支持部206aのうち他方の手を支持する部分を、ステアリングホイール310へ近づくように移動させてもよい。例えば、アームレスト制御システム10において、ドライバA10の座席B10の左側方及び右側方にそれぞれドライバA10の左腕用及び右腕用のアームレスト206が設けられるように構成され得る。このような場合において、ドライバA10の右手はステアリングホイール310と異なる物体を把持し、左手はステアリングホイール310と異なる物体を把持していないときに、アームレスト制御部412は、左腕用のアームレスト206の支持部206aを、ステアリングホイール310へ近づくように移動させてもよい。
アームレスト制御部412は、運転モード判定部402によりドライバA10の入力に応じて自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレスト206の支持部206aを、ステアリングホイール310から遠ざかるように移動させてもよい。
アームレスト制御部412は、運転モード判定部402により手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレスト206の支持部206aを、自動運転モードにおいてドライバA10の姿勢として設定される安楽姿勢に対応する位置へ移動させてもよい。
また、アームレスト制御システム10がアームレスト206へ外部から負荷される力を検出するセンサを含む場合には、アームレスト制御部412は、当該センサから検出された力が所定の値より大きい場合に、アームレスト206の支持部206aの位置を保持してもよい。上記所定の値は、当該センサにより検出される力がノイズ成分よりも大きいか否かを判定し得る値に設定され得る。例えば、アームレスト206の移動中において、ドライバA10が意図的にアームレスト206の動きを止めようとした場合や、ドライバA10の衣類等がアームレスト206に引っかかった場合等において、アームレスト206が移動を続けることによる機器の破損や衣類等の破損を防止することができる。
報知制御部414は、ドライバA10への各種情報の報知装置108による報知を制御する。具体的には、報知制御部414は、動作指示を報知装置108へ出力することにより、ドライバA10への各種情報の報知装置108による報知を制御する。報知制御部414は、運転モード判定部402による判定結果及びドライバ把持状態判定部404による判定結果に基づいて、ドライバA10への各種情報の報知を制御する。例えば、報知制御部414は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、ドライバ把持状態判定部404によりドライバA10の両手がステアリングホイール310と異なる物体を把持していると判定された場合には、手動運転モードへの切り替えが行われていることを示す情報を報知装置108に報知させる。
<3.動作>
続いて、図6〜10を参照して、本実施形態に係る制御装置400が行う処理の流れについて説明する。
(手動運転モードから自動運転モードへの切り替えにおける処理)
図6は、本実施形態に係る制御装置400が行う手動運転モードから自動運転モードへの切り替えにおける処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示したように、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えにおける処理では、まず、運転モード判定部402は、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したか否かについて判定する(ステップS502)。運転モード判定部402により、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したと判定されなかった場合(ステップS502/NO)、ステップS502の判定処理が繰り返される。一方、運転モード判定部402により、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したと判定された場合(ステップS502/YES)、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aをドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ移動させ(ステップS504)、図6に示した処理は終了する。
図7は、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えにおける処理によるアームレスト206の位置調整の一例について説明するための説明図である。図7に示したように、手動運転モードにおいて、アームレスト206の位置はドライバA10によるステアリング操舵の妨げにならないような位置へ調整されている。具体的には、手動運転モードにおけるアームレスト206の位置は、自動運転モードにおけるドライバA10の安楽姿勢に対応するアームレスト206の位置と比較して、低い位置に設定される。運転モード判定部402により、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したと判定されると、アームレスト206の位置はアームレスト制御部412からの動作指示に基づいて上昇し、アームレスト206の支持部206aは自動運転モードにおけるドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ調整される。それにより、自動運転モードにおいて、ドライバA10は、アームレスト206に腕を置き、安楽姿勢を取ることができる。
(自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1処理)
図8は、本実施形態に係る制御装置400が行う自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図8に示したように、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1の処理では、まず、運転モード判定部402は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したか否かについて判定する(ステップS602)。運転モード判定部402により、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定されなかった場合(ステップS602/NO)、ステップS602の判定処理が繰り返される。一方、運転モード判定部402により、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された場合(ステップS602/YES)、運転モード判定部402は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始したか否かについて判定する(ステップS604)。
運転モード判定部402により、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始したと判定されなかった場合(ステップS604/NO)、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aをステアリングホイール310へ近づくように移動させる(ステップS606)。次に、ドライバ把持状態判定部404は、ドライバA10がステアリングホイール310を把持しているか否かを判定する(ステップS608)。ドライバ把持状態判定部404により、ドライバA10がステアリングホイール310を把持していると判定された場合(ステップS608/YES)、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aをステアリングホイール310から遠ざかるように移動させ(ステップS610)、図8に示した処理は終了する。
図9は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが自動で開始した場合の、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1の処理によるアームレスト206の位置調整の一例について説明するための説明図である。自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが自動で開始した場合には、図8に示したステップS604の判定処理において、運転モード判定部402は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始したと判定されない(ステップS604/NO)。
図9に示したように、自動運転モードにおいて、アームレスト206の位置はドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ調整されている。図8に示したステップS604の判定処理において、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始したと判定されなかった場合、アームレスト206は、支持部206aがステアリングホイール310へ近づくように、動作指示に基づいて上昇する。それにより、アームレスト206に支持されているドライバA10の腕をステアリングホイール310を把持可能な位置へ誘導させることができる。よって、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われる間において、ドライバA10によるステアリングホイール310の把持を促すことができる。
次に、ドライバA10によってステアリングホイール310が把持されると、ドライバ把持状態判定部404により、ドライバA10がステアリングホイール310を把持していると判定される。そして、アームレスト206は、アームレスト206の支持部206aがステアリングホイール310から遠ざかるように降下し、アームレスト206の位置は、ドライバA10によるステアリング操舵の妨げにならないような位置へ調整される。それにより、手動運転モードにおいて、アームレスト206によりドライバA10によるステアリング操舵が妨げられることを防止することができる。
図8に示したように、ステップS608の判定処理において、ドライバ把持状態判定部404により、ドライバA10がステアリングホイール310を把持していると判定されなかった場合(ステップS608/NO)、ドライバ把持状態判定部404は、所定時間経過したか否かを判定する(ステップS612)。ここで、所定時間は、例えば、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えの移行時間として設定される時間である。ドライバ把持状態判定部404により、所定時間経過したと判定された場合(ステップS612/YES)、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aをステアリングホイール310から遠ざかるように移動させ(ステップS610)、図8に示した処理は終了する。それにより、ドライバA10がステアリングホイール310を把持していると判定されなかった場合であっても、手動運転モードにおいて、アームレスト206の位置をドライバA10によるステアリング操舵の妨げにならないような位置へ調整することができる。一方、ドライバ把持状態判定部404により、所定時間経過したと判定されなかった場合(ステップS612/NO)、ステップS608の判定処理へ戻る。
また、ステップS604の判定処理において、運転モード判定部402により、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始したと判定された場合(ステップS604/YES)、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aをステアリングホイール310から遠ざかるように移動させることによって、アームレスト206の位置をドライバA10によるステアリング操舵の妨げにならないような位置へ調整し(ステップS610)、図8に示した処理は終了する。
図10は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始した場合の、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第1の処理によるアームレスト206の位置調整の一例について説明するための説明図である。図10に示したように、自動運転モードにおいて、アームレスト206の位置はドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ調整されている。自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始した場合には、ドライバA10は自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われていることを認識していると考えられる。ゆえに、ステアリングホイール310の把持を促すためにアームレスト206を上昇させる制御を省略することができる。よって、このような場合には、図10に示したように、アームレスト206は、支持部206aがステアリングホイール310から遠ざかるように、動作指示に基づいて降下し、アームレスト206の位置は、手動運転モードにおいてドライバA10によるステアリング操舵の妨げにならないような位置へ調整される。
(自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第2処理)
図11は、本実施形態に係る制御装置400が行う自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第2の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図11に示したように、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えにおける第2の処理では、図8を参照して説明した第1の処理と比較して、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持しているか否かの判定及び当該判定の結果に基づくアームレスト206の制御が行われる点が異なる。
図11に示したように、第2の処理では、ステップS604の判定処理において、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えがドライバA10の入力に応じて開始したと判定されなかった場合(ステップS604/NO)、ドライバ把持状態判定部404は、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持しているか否かを判定する(ステップS702)。ドライバ把持状態判定部404により、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持していると判定されなかった場合(ステップS702/NO)、ステップS606の処理へ進む。一方、ドライバ把持状態判定部404により、ドライバA10がステアリングホイール310と異なる物体を把持していると判定された場合(ステップS702/YES)、ドライバ把持状態判定部404は、ドライバA10の両手がステアリングホイール310と異なる物体を把持しているか否かを判定する(ステップS704)。
ドライバ把持状態判定部404により、ドライバA10の両手が当該物体を把持していると判定された場合(ステップS704/YES)、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aの位置を保持し、報知制御部414は、手動運転モードへの切り替えが行われていることを示す情報を報知装置108に報知させる(ステップS706)。ドライバA10の両手がステアリングホイール310と異なる物体を把持していると判定された場合には、ドライバA10はステアリングホイール310を把持することができない場合がある。また、このような場合に、アームレスト206の支持部206aを移動させる制御を行うと、ドライバA10が把持している当該物体又は当該物体に収容される物体の落下を生じるおそれがある。ゆえに、ステアリングホイール310の把持を促すためにアームレスト206を上昇させる制御を行わず、手動運転モードへの切り替えが行われていることを示す情報を報知する。それにより、ドライバA10が把持している当該物体又は当該物体に収容される物体の落下を防止しつつ、ドライバA10によるステアリングホイール310の把持を促すことができる。
そして、アームレスト制御部412は、所定時間経過したか否かを判定する(ステップS708)。ここで、所定時間は、例えば、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えの移行時間として設定される時間である。アームレスト制御部412により、所定時間経過したと判定されなかった場合(ステップS708/NO)、ステップS708の判定処理が繰り返される。一方、アームレスト制御部412により、所定時間経過したと判定された場合(ステップS708/YES)、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aをステアリングホイール310から遠ざかるように移動させ(ステップS610)、図11に示した処理は終了する。それにより、手動運転モードにおいて、アームレスト206によりドライバA10によるステアリング操舵が妨げられることを防止することができる。
ステップS704の判定処理において、ドライバ把持状態判定部404により、ドライバA10の両手が当該物体を把持していると判定されなかった場合は(ステップS704/YES)、ドライバA10の一方の手が当該物体を把持しており、他方の手は当該物体を把持していないと判定された場合に相当する。このような場合に、アームレスト制御部412は、アームレスト206の支持部206aのうち当該物体を把持していない他方の手を支持する部分を、ステアリングホイール310へ近づくように移動させる(ステップS710)。そして、ステップS608の判定処理へ進む。それにより、一方の手がステアリングホイール310と異なる物体を把持している場合であっても、ドライバA10の他方の手に対応する腕をステアリングホイール310を把持可能な位置へ誘導させることができる。よって、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われる間において、ドライバA10によるステアリングホイール310の把持を促すことができる。
<4.応用例>
[4−1.第1の応用例]
続いて、図12〜図16を参照して、ドライバA10の意思を伴うハンドル操舵が行われるか否かの予測及び当該予測の結果に基づくアームレストの制御を行う第1の応用例について説明する。
図12は、第1の応用例に係るアームレスト制御システム12の概略構成の一例を示す模式図である。図12に示したように、第1の応用例に係るアームレスト制御システム12では、図1を参照して説明したアームレスト制御システム10と比較して、アームレスト装置200aにアームレスト空気排出部250が備えられる点が異なる。
アームレスト空気排出部250は、アームレスト206内に封入される空気を外部へ排出可能である。アームレスト空気排出部250によるアームレスト206内の空気の排出は、制御装置450によって制御される。アームレスト206内の空気が排出されると、アームレスト206は縮小する。
図13は、第1の応用例に係るアームレスト空気排出部250aの構成の一例を示す説明図である。図13に示したように、例えば、アームレスト空気排出部250aは、アームレスト206の内部と外部とを連通可能に設けられた切れ込み216を含む。切れ込み216は、アームレスト206の内部の空気の圧力が所定の圧力より低い場合には、閉鎖されている。一方、アームレスト206の内部の空気の圧力が所定の圧力より高くなると、切れ込み216が開放されるように構成される。例えば、送風吸引装置104によるアームレスト装置200からの空気の吸引を行わない状態で、図3に示した駆動ローラ214によりアームレストピラー208の下端部を巻き取らせることによって、アームレスト206の内部の空気の圧力が上昇し得る。そして、アームレスト206の内部の空気の圧力が所定の圧力より高くなると、切れ込み216が開放される。それにより、アームレスト206は縮小する。上記所定の圧力は、ドライバA10の意思を伴うハンドル操舵が行われると予測されない通常時において維持されるアームレスト206の内部の空気の圧力であるドライバA10の腕を支持可能な圧力より高く、かつ、駆動ローラ214の駆動力によって到達し得る圧力に設定される。
図14は、他の例に係るアームレスト空気排出部250bの構成の一例を示す説明図である。図14に示したように、例えば、アームレスト空気排出部250bは、アームレスト206の一部に設けられた開口部218及びキャップ220と、を含む。開口部218は、アームレスト206の内部の空気の圧力が所定の圧力より低い場合には、キャップ220により閉鎖されている。一方、アームレスト206の内部の空気の圧力が所定の圧力より高くなると、キャップ220は外部へ放出され、開口部218が開放されるように構成される。例えば、送風吸引装置104によるアームレスト装置200からの空気の吸引を行わない状態で、図3に示した駆動ローラ214によりアームレストピラー208の下端部を巻き取らせることによって、アームレスト206の内部の空気の圧力が上昇し得る。そして、アームレスト206の内部の空気の圧力が所定の圧力より高くなると、キャップ220は外部へ放出され、開口部218が開放される。それにより、アームレスト206は縮小する。
図15は、第1の応用例に係る制御装置450の機能構成の一例を示す説明図である。図15に示したように、第1の応用例に係る制御装置450は、図5を参照して説明した制御装置400と比較して、ドライバ操舵予測部452を備える点が異なる。
ドライバ操舵予測部452は、ドライバA10による所定の操舵が行われるか否かを予測する。具体的には、ドライバ操舵予測部452は、操舵トルクセンサ302から出力される操舵トルクを示す情報に基づいて、ドライバA10による所定の操舵が行われるか否かを予測してもよい。所定の操舵とは、ドライバA10の意思を伴うハンドル操舵であり、そのようなハンドル操舵が行われると予測された場合には、操作量の大きなハンドル操舵が行われる可能性が高いと考えられる。例えば、ドライバ操舵予測部452は、操舵トルクセンサ302から出力された操舵トルクが所定の閾値を超える場合に、ドライバA10による所定の操舵が行われると予測してもよい。所定の閾値は、ドライバA10の意思を伴う操作量の大きなハンドル操舵が行われるか否かを予測し得る値に設定される。
また、車両にステアリングホイール310の操舵角速度を検出する操舵角速度センサが設けられる場合、ドライバ操舵予測部452は、当該操舵角速度センサにより検出される操舵角速度に基づいて、ドライバA10による所定の操舵が行われるか否かを予測してもよい。例えば、ドライバ操舵予測部452は、当該操舵角速度センサにより検出される操舵角速度が所定の閾値を超える場合に、ドライバA10による所定の操舵が行われると予測してもよい。所定の閾値は、ドライバA10の意思を伴う操作量の大きなハンドル操舵が行われるか否かを予測し得る値に設定される。
なお、ドライバ操舵予測部452が行うドライバA10による所定の操舵が行われるか否かの予測に用いられる各種閾値は、例えば、制御装置400の記憶素子に記憶され得る。
アームレスト制御部412は、ドライバ操舵予測部452によりドライバA10による所定の操舵が行われると予測された時に、アームレスト206を縮小させることにより、アームレスト206の支持部206aをステアリングホイール310から遠ざかるように移動させる。具体的には、アームレスト制御部412は、ドライバ操舵予測部452によりドライバA10による所定の操舵が行われると予測された時に、アームレスト装置200からの空気の吸引を送風吸引装置104に行わせずに、アームレストピラー208の下端部が巻き取られるように駆動ローラ214を駆動させる。それにより、アームレスト空気排出部250によりアームレスト206内の空気が外部へ排出されるので、アームレスト206が縮小する。
図16は、第1の応用例に係る制御装置450の処理によるアームレスト206の位置調整の一例について説明するための説明図である。図16では、アームレスト206の下部の後端側に図13を参照して説明したアームレスト空気排出部250aが設けられる例が示されている。図16に示したように、アームレスト206の位置が移動している状態において、ドライバ操舵予測部452によりドライバA10による所定の操舵が行われると予測された場合、アームレスト制御部412は、アームレスト206を縮小させる。それにより、アームレスト206が速やかに降下し、アームレスト206の位置はドライバA10によるステアリング操舵の妨げにならないような位置へ速やかに調整される。ゆえに、ドライバA10の意思を伴う操作量の大きなハンドル操舵が行われる可能性の高い場合において、アームレスト206によってドライバA10によるステアリング操舵が妨げられることを速やかに防止することができる。
第1の応用例に係る制御装置450によるドライバA10による所定の操作が行われるか否かの予測及び当該予測の結果に基づくアームレストの制御は、例えば、図7又は図9を参照して説明したアームレスト206の上昇時に行われてもよい。また、当該予測及び当該予測の結果に基づくアームレストの制御は、図9又は図10を参照して説明したアームレスト206の降下時に行われてもよい。
なお、アームレスト206を縮小させる機構は、上述したアームレスト空気排出部250による例に限定されない。例えば、火薬により生じる熱又は衝撃若しくは薬品による溶解を利用してアームレスト206の一部を穿孔することにより、アームレスト206内の空気を排出する機構が適用されてもよい。また、アームレスト206の一部にアームレスト206の内部と外部とを連通可能なファスナーが設けられる場合、電動アクチュエータを利用してファスナーを開放することにより、アームレスト206内の空気を排出する機構が適用されてもよい。
[4−2.第2の応用例]
続いて、図17を参照して、ドライバA10の覚醒度が低下状態であるか否かの判定及び当該判定の結果に基づくアームレストの制御を行う第2の応用例について説明する。
図17は、第2の応用例に係る制御装置470の機能構成の一例を示す説明図である。図17に示したように、第2の応用例に係る制御装置470は、図5を参照して説明した制御装置400と比較して、ドライバ覚醒度判定部472を備える点が異なる。
ドライバ覚醒度判定部472は、ドライバA10の覚醒度が低下状態であるか否かを判定する。具体的には、ドライバ覚醒度判定部472は、撮像装置306から出力された情報に基づいて、ドライバA10の覚醒度が低下状態であるか否かを判定してもよい。ここで、撮像装置306は、撮像処理によって得られたドライバA10の顔の画像からドライバA10の覚醒度を認識することができるように構成され得る。ドライバ覚醒度判定部472は、撮像装置306により認識されたドライバA10の覚醒度に基づいて、ドライバA10の覚醒度が低下状態であるか否かを判定してもよい。低下状態は、具体的には、正常なハンドル操舵を行うことができない程度にドライバA10の覚醒度が低下している状態である。
アームレスト制御部412は、ドライバ覚醒度判定部472によりドライバA10の覚醒度が低下状態であると判定された場合に、アームレスト206の支持部206aを往復運動させる。例えば、アームレスト制御部412は、ドライバ覚醒度判定部472によりドライバA10の覚醒度が低下状態であると判定された場合に、アームレスト206の支持部206aの上下動を繰り返す。それにより、ドライバA10の覚醒度が低下状態である場合に、ドライバA10の覚醒度を上昇させることができる。
<5.まとめ>
以上説明したように、本実施形態によれば、アームレスト制御部412は、運転モード判定部402により自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレスト206のドライバA10の腕を支持する支持部206aを、ステアリングホイール310へ近づくように移動させる。それにより、アームレスト206に支持されているドライバA10の腕をステアリングホイール310を把持可能な位置へ誘導させることができる。よって、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが行われる間において、ドライバA10によるステアリングホイール310の把持を促すことができる。
上記では、アームレスト制御部412がアームレスト206の位置を制御することによって、アームレスト206の支持部206aの位置を制御する例について説明したが、本発明の技術的範囲は係る例に限定されない。例えば、アームレスト206は膨張及び収縮自在に構成されてもよく、その場合には、アームレスト206が膨張及び収縮することによって、アームレスト206の支持部206aの位置が調整され得る。このような場合には、アームレスト制御部412が、アームレスト206の膨張及び収縮を制御することによって、アームレスト206の支持部206aの位置を制御するように構成されてもよい。それにより、上述した本実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、上記では、アームレスト206は中空となっており、アームレスト206の内部の空気圧がドライバA10の腕を支持可能な程度の圧力に維持される例について説明したが、本発明の技術的範囲は係る例に限定されない。例えば、アームレスト206は、ドライバA10の腕を支持可能であればよく、中実であってもよい。
また、上記では、アームレストピラー208の伸縮によってアームレスト206の位置が調整される例について説明したが、本発明の技術的範囲は係る例に限定されない。例えば、アームレスト206と接続される図示しない電動アクチュエータが駆動することによってアームレスト206の位置が調整されるように構成されてもよい。
また、上記では、アームレスト206がドライバA10の座席B10の側部に設けられる例について説明したが、本発明の技術的範囲は係る例に限定されない。例えば、図18に示したように、アームレスト286は、ドライバA10の座席B10の背もたれ部B12の前側又は後側に設けられてもよい。係る場合には、手動運転モードにおいて、例えば、アームレスト286の少なくとも一部が、図18に示したように、ドライバA10の座席B10の背もたれ部B12の内部に収容される。また、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが行われた場合、アームレスト286の支持部286aがドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ移動するように、アームレスト286が移動する。そして、自動運転モードにおいて、アームレスト286の支持部286aは、例えば、図18に示したように、ドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ調整される。
また、図19に示したように、アームレスト296は、運転時にドライバA10を座席B10へ保持するシートベルトB14に設けられてもよい。係る場合には、手動運転モードにおいて、例えば、アームレスト296は収縮した状態で、図19に示したように、シートベルトB14に沿って位置する。また、手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが行われた場合、アームレスト296の支持部296aがドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ移動するように、アームレスト296が膨張する。そして、自動運転モードにおいて、アームレスト296の支持部296aは、例えば、図19に示したように、ドライバA10の安楽姿勢に対応する位置へ調整される。
また、図13及び図14を参照して説明した第1の応用例において、アームレスト206内の空気を排出する機構を説明したが、アームレスト206を機械的に脱落させる機構を適用することによっても、第1の応用例と同様の効果を得られる。例えば、ドライバ操舵予測部452によりドライバA10による所定の操舵が行われると予測された場合に、アームレスト206をドライバA10の座席B10から機械的に脱落させることによって、アームレスト206によってドライバA10によるステアリング操舵が妨げられることを速やかに防止することができる。
また、本明細書においてフローチャートを用いて説明した処理は、必ずしもフローチャートに示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例又は応用例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
10、12 アームレスト制御システム
104 送風吸引装置
106 車室空調装置
108 報知装置
200、200a アームレスト装置
202 ヒンジガイドレール
204 ヒンジ
206、286、296 アームレスト
206a、286a、296a 支持部
208 アームレストピラー
210 アームレストピラー伸縮装置
212 無駆動ローラ
214 駆動ローラ
218 開口部
220 キャップ
250、250a、250b アームレスト空気排出部
302 操舵トルクセンサ
304 車両状態センサ
306 撮像装置
310 ステアリングホイール
400、450、470 制御装置
402 運転モード判定部
404 ドライバ把持状態判定部
410 制御部
412 アームレスト制御部
414 報知制御部
452 ドライバ操舵予測部
472 ドライバ覚醒度判定部

Claims (9)

  1. 自動運転モードと手動運転モードとを切り替え可能な車両の運転モードの切り替え状態を判定する運転モード判定部と、
    前記運転モード判定部により自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレストのドライバの腕を支持する支持部を、ステアリングホイールへ近づくように移動させるアームレスト制御部と、
    を備えるアームレストの制御装置。
  2. 前記ドライバによる物体の把持状態を判定するドライバ把持状態判定部を備え、
    前記アームレスト制御部は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記ドライバ把持状態判定部により前記ドライバが前記ステアリングホイールを把持していると判定された場合には、前記支持部を前記ステアリングホイールから遠ざかるように移動させる、
    請求項1に記載のアームレストの制御装置。
  3. 前記ドライバへの各種情報の報知装置による報知を制御する報知制御部を備え、
    自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記ドライバ把持状態判定部により前記ドライバの両手が前記ステアリングホイールと異なる物体を把持していると判定された場合には、前記アームレスト制御部は前記支持部の位置を保持し、前記報知制御部は手動運転モードへの切り替えが行われていることを示す情報を前記報知装置に報知させる、
    請求項2に記載のアームレストの制御装置。
  4. 前記アームレスト制御部は、自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記ドライバ把持状態判定部により前記ドライバの一方の手が前記ステアリングホイールと異なる物体を把持しており、他方の手は前記ステアリングホイールと異なる物体を把持していないと判定された場合には、前記支持部のうち前記他方の手を支持する部分を、前記ステアリングホイールへ近づくように移動させる、請求項2又は3に記載のアームレストの制御装置。
  5. 前記アームレスト制御部は、前記運転モード判定部により前記ドライバの入力に応じて自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記支持部を前記ステアリングホイールから遠ざかるように移動させる、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアームレストの制御装置。
  6. 前記ドライバによる所定の操舵が行われるか否かを予測するドライバ操舵予測部を備え、
    前記アームレスト制御部は、前記ドライバ操舵予測部により前記ドライバによる前記所定の操舵が行われると予測された時に、前記アームレストを縮小させることにより、前記支持部を前記ステアリングホイールから遠ざかるように移動させる、
    請求項1〜5のいずれか一項に記載のアームレストの制御装置。
  7. 前記ドライバの覚醒度が低下状態であるか否かを判定するドライバ覚醒度判定部を備え、
    前記アームレスト制御部は、前記ドライバ覚醒度判定部により前記ドライバの覚醒度が低下状態であると判定された場合に、前記支持部を往復運動させる、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載のアームレストの制御装置。
  8. 前記アームレスト制御部は、前記運転モード判定部により手動運転モードから自動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、前記支持部を自動運転モードにおける前記ドライバの姿勢として設定された安楽姿勢に対応する位置へ移動させる、請求項1〜7のいずれか一項に記載のアームレストの制御装置。
  9. 自動運転モードと手動運転モードとを切り替え可能な車両の運転モードの切り替え状態を判定する運転モード判定部と、
    前記運転モード判定部により自動運転モードから手動運転モードへの切り替えが開始したと判定された時に、アームレストのドライバの腕を支持する支持部を、ステアリングホイールへ近づくように移動させるアームレスト制御部と、
    を備える制御装置と、
    前記制御装置からの動作指示に基づいて前記支持部の位置が調整されるアームレストと、
    を備えるアームレスト装置。
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