JP5302021B2 - シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラム - Google Patents

シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5302021B2
JP5302021B2 JP2009015684A JP2009015684A JP5302021B2 JP 5302021 B2 JP5302021 B2 JP 5302021B2 JP 2009015684 A JP2009015684 A JP 2009015684A JP 2009015684 A JP2009015684 A JP 2009015684A JP 5302021 B2 JP5302021 B2 JP 5302021B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curve
time
side support
support portion
curves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009015684A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010173372A (ja
Inventor
孝幸 宮島
功一 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin AW Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin AW Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2009015684A priority Critical patent/JP5302021B2/ja
Priority to CN200910260688.6A priority patent/CN101786427B/zh
Priority to EP10000539A priority patent/EP2210766B1/en
Priority to US12/656,187 priority patent/US8478491B2/en
Publication of JP2010173372A publication Critical patent/JP2010173372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5302021B2 publication Critical patent/JP5302021B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • B60N2/986Side-rests
    • B60N2/99Side-rests adjustable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/0224Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
    • B60N2/0244Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits
    • B60N2/026Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation with logic circuits varying hardness or support of upholstery, e.g. for tuning seat comfort when driving curved roads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • B60N2/986Side-rests

Description

本発明は、シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラムに関する。
従来より、車両用シートのサイドサポート部の位置を、シートの幅方向において調整するシート調整装置が提案されている。このシート調整装置では、車両が旋回する際等に、サイドサポート部を駆動して、乗員の上体にサイドサポート部を当接させることにより、乗員の上体を支持するものである。
例えば、特許文献1には、道路形状に基づき、サイドサポート部を駆動する装置が記載されている。この装置では、電子地図データを有するナビゲーションシステムから進行方向前方のカーブや直線部に関するデータを取得し、取得したデータに含まれるカーブ半径や車両の横加速度等からサイドサポート部の制御開始点や制御量を決定し、サイドサポート部をサポート位置へ配置する制御を行っている。
また、この装置では、車両の進行方向前方に複数のカーブが存在する場合には、各カーブの間の距離に応じてカーブ及び直線部走行時のサイドサポート部の制御量を決定している。具体的には、カーブ間における直線部の距離が50m以下である場合には、直線部において、カーブ走行時のサイドサポート部の制御量を維持する。直線部の距離が150m以上である場合には、直線部において制御量を「0」とするように制御を行う。
特開2008−114751号公報
ところが、上記した装置では、直線部の走行時間が考慮されていないため、乗員にビジー感を付与してしまうことがある。例えば、カーブ間の直線部において制御量を「0」とすると判断しても、車両の走行速度が大きい場合には、直線部の走行時間は短くなるため、カーブ間においてサイドサポート部をサポート位置から待避させる動作(終了動作)を中断して、サイドサポート部をサポート位置に移動させる動作(開始動作)が行われてしまうことがある。或いは、終了動作が完了した直後に開始動作を始めるといった制御となることもある。このため、いずれも乗員にビジー感を与えてしまい、さらにはサイドサポート部をサポート位置に配置するタイミングが、サポート位置に配置すべきタイミングとずれてしまう虞もある。
本発明は、上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、複数のカーブを連続して走行する際も使用性を高めることができるシート制御装置、シート調整方法及びシート調整プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、シートのサイドサポート部を駆動するシート駆動機構を制御するシート制御装置において、自車両前方の第1のカーブを検出するとともに、前記第1のカーブよりも進行方向において前方に位置する第2のカーブを検出するカーブ検出手段と、前記第1のカーブと前記第2のカーブの間を走行する際に要するカーブ間時間を予測するカーブ間時間予測手段と、前記カーブ間時間が、少な
くとも前記サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かを判断するカーブ間時間判断手段と、前記シート駆動機構を制御して、前記第1のカーブに対して前記サイドサポート部を乗員の身体を支持する作用位置に配置するシート制御手段とを備え、前記シート制御手段は、前記カーブ間時間が前記所定時間未満である場合には、前記第1のカーブに対して作用位置に配置された前記サイドサポート部を、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間で前記作用位置に維持する。
請求項1に記載の発明によれば、第1のカーブと第2のカーブを走行する際に要するカーブ間時間が予測され、そのカーブ間時間が、サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かが判断される。そして、第1のカーブに対してサイドサポート部が作用位置に設定され、カーブ間時間が、所定時間未満であるとき、第1のカーブと第2のカーブとの間において、サイドサポート部が作用位置に維持される。このため、カーブ間を走行する際に掛かる時間が短い場合に、カーブ間でサイドサポート部を作用位置に維持することで、サイドサポート部の動作によって付与されるビジー感を抑制することができる。また、サイドサポート部を作用位置に配置すべき時点で、サイドサポート部を作用位置に確実に配置することができる。従って、装置の使用性を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のシート制御装置において、前記乗員によって予め設定された動作間隔時間を取得する動作間隔時間取得手段をさらに備え、前記カーブ間時間判断手段は、前記カーブ間時間が、前記動作必要時間と前記動作間隔時間とを含む前記所定時間未満であるか否かを判断する。
請求項2に記載の発明によれば、カーブ間時間が、動作必要時間と乗員によって予め設定された動作間隔時間を含む所定時間未満であるか否かが判断される。このため、動作間隔時間を、乗員の好みに応じた時間とすることができるため、サイドサポートの動作によって付与されるビジー感を、より確実に抑制することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のシート制御装置において、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間のカーブ間区間に対応する勾配に関する勾配情報を取得する勾配情報取得手段と、前記勾配情報に応じて設定された動作間隔時間を取得する動作間隔時間設定手段とをさらに備え、前記カーブ間時間判断手段は、前記カーブ間時間が、前記動作必要時間と前記動作間隔時間とを含む前記所定時間未満であるか否かを判断する。
請求項3に記載の発明によれば、動作間隔時間は、カーブ間区間に対応する勾配情報に応じて設定され、カーブ間時間が、動作必要時間とその動作間隔時間とを含む所定時間未満であるか否かが判断される。このため、動作間隔時間を、勾配に応じた時間とすることができるため、サイドサポートの動作によって付与されるビジー感を、より確実に抑制することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート制御装置において、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間のカーブ間区間において予測される加減速度を取得する加減速度取得手段と、前記加減速度に応じて設定された動作間隔時間を取得する動作間隔時間設定手段をさらに備え、前記カーブ間時間判断手段は、前記カーブ間時間が、前記動作必要時間と前記動作間隔時間とを含む前記所定時間未満であるか否かを判断する。
請求項4に記載の発明によれば、動作間隔時間は、カーブ間区間において予測される加減速度に応じて設定され、カーブ間時間が、動作必要時間とその動作間隔時間とを含む所
定時間未満であるか否かが判断される。このため、動作間隔時間を、加減速度に応じた時間とすることができるため、サイドサポートの動作によって付与されるビジー感を、より確実に抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート制御装置において、道路情報に基づいて、カーブを走行する際の車両の横加速度を予測し、当該横加速度が第1基準値以上となる始点に基づき、前記サイドサポート部を前記作用位置に向かって駆動を開始する開始目標点を特定するとともに、横加速度が第2基準値以下となる始点に基づき、前記サイドサポート部を前記作用位置から駆動を開始する終了目標点を特定する目標点設定手段をさらに備え、前記カーブ間時間予測手段は、前記第1のカーブの前記終了目標点と、前記第2のカーブの横加速度が前記第1基準値以上となる始点との間の距離を取得し、当該距離と車速とに基づき、前記カーブ間時間を算出する。
請求項5に記載の発明によれば、カーブを走行する際の横加速度が予測され、その横加速度に基づき開始目標点と終了目標点とを特定する。また、開始目標点と終了目標点との距離が算出され、当該距離と車速とに基づき、カーブ間時間が算出される。このため、カーブ間時間を、より正確に算出することができるので、装置の信頼性をより向上することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート制御装置において、カーブに対して設定された前記サイドサポート部の作用位置を取得する作用位置取得手段と、前記第1のカーブに対する前記作用位置と前記サイドサポート部の初期位置との間の移動に要する時間と、当該初期位置から、前記第2のカーブに対する前記作用位置までの移動に要する時間とを加算して前記動作必要時間を算出する動作必要時間算出手段とをさらに備える。
請求項6に記載の発明によれば、動作必要時間は、第1のカーブに対して設定されたサイドサポート部の作用位置から初期位置までの時間と、当該初期位置から第2のカーブに対して設定されたサイドサポート部の作用位置までの時間とが加算されることにより設定される。このため、例えば、カーブによって、その作用位置を変更するシート駆動機構であっても、そのときの状況に沿った動作必要時間を適切に算出することができる。
請求項7に記載の発明は、シートのサイドサポート部を駆動するシート駆動機構を制御する制御手段を用いるシート制御方法において、前記制御手段が、自車両前方の第1のカーブを検出するとともに、前記第1のカーブよりも進行方向において前方に位置する第2のカーブを検出し、前記第1のカーブと前記第2のカーブの間を走行する際に要するカーブ間時間を予測し、前記カーブ間時間が、少なくとも前記サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かを判断し、前記第1のカーブに対して、前記サイドサポート部を乗員の身体を支持する作用位置に配置した際に、前記カーブ間時間が前記所定時間未満である場合には、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間で、前記サイドサポート部を前記作用位置に維持する。
請求項7の発明によれば、第1のカーブと第2のカーブを走行する際に要するカーブ間時間が予測され、そのカーブ間時間が、サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かが判断される。そして、第1のカーブに対してサイドサポート部が作用位置に設定され、カーブ間時間が、所定時間未満であるとき、第1のカーブと第2のカーブとの間において、サイドサポート部が作用位置に維持される。このため、カーブ間を走行する際に掛かる時間が短い場合に、カーブ間でサイドサポート部を作用位置に維持することで、サイドサポート部の動作によって付与されるビジー感を抑制することができる。また、サイドサポート部を作用位置に配置すべき時点で、サイドサポート部を作
用位置に確実に配置することができる。従って、装置の使用性を高めることができる。
請求項8に記載の発明は、シートのサイドサポート部を駆動するシート駆動機構を制御する制御手段を用いるシート制御プログラムにおいて、前記制御手段を、自車両前方の第1のカーブを検出するとともに、前記第1のカーブよりも進行方向において前方に位置する第2のカーブを検出するカーブ検出手段と、前記第1のカーブと前記第2のカーブの間を走行する際に要するカーブ間時間を予測するカーブ間時間予測手段と、前記カーブ間時間が、少なくとも前記サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かを判断するカーブ間時間判断手段と、前記シート駆動機構を制御して、前記第1のカーブに対して前記サイドサポート部を乗員の身体を支持する作用位置に配置するとともに、前記カーブ間時間が前記所定時間未満である場合には、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間で、前記サイドサポート部を前記作用位置に維持するシート制御手段として機能させる。
請求項8の発明によれば、第1のカーブと第2のカーブを走行する際に要するカーブ間時間が予測され、そのカーブ間時間が、サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かが判断される。そして、第1のカーブに対してサイドサポート部が作用位置に設定され、カーブ間時間が、所定時間未満であるとき、第1のカーブと第2のカーブとの間において、サイドサポート部が作用位置に維持される。このため、カーブ間を走行する際に掛かる時間が短い場合に、カーブ間でサイドサポート部を作用位置に維持することで、サイドサポート部の動作によって付与されるビジー感を抑制することができる。また、サイドサポート部を作用位置に配置すべき時点で、サイドサポート部を作用位置に確実に配置することができる。従って、装置の使用性を高めることができる。
シート制御システムのブロック図。 サイドサポート駆動機構が設けられたシートの概略図。 同シートの平面図。 動作間隔を設定する設定画面の画面図。 サイドサポート調整処理のフローチャート。 制御開始判定のフローチャート。 道路形状、曲率半径及び横加速度の相対関係を示す模式図。 連続するカーブを有する道路の模式図。 単一カーブに対する、(a)制御モードの遷移、(b)操作量変化、(c)横加速度変化を示すタイミングチャート。 制御終了判定のフローチャート。 複合カーブに対する、(a)制御モードの遷移、(b)操作量変化、(c)横加速度変化を示すタイミングチャート。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図11に従って説明する。図1は、シートのサイドサポート部を調整するシート制御システム1のブロック図である。このシート制御システム1では、シート制御装置としてのナビゲーション装置2とシート駆動装置30とが協調して、シートのサイドサポート部を調整する。
ナビゲーション装置2は、CPU11、RAM12、ROM13及びインターフェース(I/F)14から構成されるナビゲーションユニット10を備えている。ナビゲーションユニット10は、シート制御プログラムを格納し、カーブ検出手段、カーブ間時間予測手段、カーブ間時間判断手段、シート制御手段、動作間隔時間取得手段、勾配情報取得手段、動作間隔時間設定手段、加減速度取得手段、作用位置取得手段、動作必要時間算出手
段、目標点設定手段、制御手段、シート制御装置に対応する。
ナビゲーションユニット10は、自車両に設けられた位置検出センサ5に基づき、自車位置を算出する。本実施形態では、位置検出センサ5は、GPS受信部6、車速センサ7、及びジャイロセンサ8を有している。ナビゲーションユニット10は、GPS受信部6に基づき、電波航法により、緯度・経度等の絶対位置を検出する。また、車速センサ7及びジャイロセンサ8に基づき、自律航法により、基準位置からの相対位置を算出する。そして、緯度・経度で表される絶対位置及び相対位置を組み合わせて、自車位置を特定する。
また、ナビゲーション装置2は、ハードディスク等からなる地理情報記憶部15を備えている。地理情報記憶部15には、道路情報を有する道路ネットワークデータ16及び地図描画データ17が格納されている。
道路ネットワークデータ16は、ノードの識別子や座標、リンクの識別子や座標等を含むデータである。ノードは、交差点や道路の端点に設定されたデータ要素であり、リンクは各ノードの間に設けられたデータ要素である。また、道路ネットワークデータ16は、各リンクに対応付けられ、リンク長や車線数等に応じて設定されたリンクコストを有している。ナビゲーションユニット10は、現在地から目的地までのリンクに対応するリンクコストに所定の係数を乗算し、これらのリンクコストを総計して、その総計値が最小となるような各種推奨経路を探索する。さらに、道路ネットワークデータ16は、各道路の車線数や各車線の通行区分等を有している。
地図描画データ17は、ナビゲーション装置2と接続されたディスプレイDに、地図画面を表示するためのデータであって、道路の曲線形状を描画するための道路形状データや、道路以外の領域を描画するための背景データを有している。道路形状データは、道路の曲線形状を示すための形状補間点の座標を有している。この形状補間点は、道路形状に沿って、ノード間に設定されている。ナビゲーションユニット10は、上記した電波航法及び自律航法に加えて、自車両の走行軌跡と道路形状データとを比較するマップマッチングを行い、自車位置を道路上にマッチングさせる。走行軌跡と道路形状データが大きく乖離する場合には、自車位置を修正する。
また、ナビゲーションユニット10は、自車両に設けられたシートECU(Electronic
Control Unit)31と接続され、このシートECU31との間で、シートを制御するた
めのデータを送受信する。このシートECU31は、サイドサポート駆動機構32とともに、シートのサイドサポート部を駆動するシート駆動装置30を構成する。
サイドサポート駆動機構32は、図2に示すように、自車両のシート50に内設されている。サイドサポート駆動機構32が設けられるシート50は、乗員の上体を両側から支持するサイドサポート部55を、シートバック51の幅方向における両側に備えている。このサイドサポート部55は、図3に示すように、全体として、前方に突出した形状に形成され、そのシート表面側は、乗員の背中を支持する中央部50Bに連続する曲面形状をなしている。尚、サイドサポート駆動機構32が設けられるシート50は、運転席、助手席又は後部座席でもよく、特に限定されない。
図2に示すように、サイドサポート駆動機構32は、モータを有するアクチュエータ36と、一対のサイドフレーム33と、略コの字状のフレーム34と、伝達ケーブル35とを備えている。アクチュエータ36は、スクリュー等を備えた図示しない回動機構を介して、伝達ケーブル35に連結され、回動機構は、サイドフレーム33に連結されている。さらに、各サイドフレーム33は、その上端が、フレーム34によって連結されている。
アクチュエータ36により駆動される上記スクリューの回転は、伝達ケーブル35を介して、他方のサイドフレーム33に伝達される。アクチュエータ36が所定の回転方向に回転駆動すると、回転力が回動機構により変換されて、サイドフレーム33が、フレーム34と連結された連結部を中心に、サイドサポート駆動機構32の内側へ向かって略円弧状に回動する。また、アクチュエータ36が、上記回転方向と逆方向に回転駆動すると、サイドフレーム33が内側から外側に向かって略円弧状に回動する。
また、各サイドフレーム33は、シート50の各サイドサポート部55に相当する位置にそれぞれ設けられている。上記したように、サイドフレーム33が、内側へ向かって回動すると、サイドサポート部55は、図3中実線で示す開放位置Iから、鎖線で示すホールド位置H(作用位置)まで移動する(開始動作)。また、サイドフレーム33が、外側に向かって回動すると、サイドサポート部55は、ホールド位置Hから、開放位置Iまで移動する(終了動作)。開放位置Iのサイドサポート部55は、車両の旋回時に乗員の上体が傾いた際に、それ以上の傾きの抑止が可能であるが、ホールド位置Hの各サイドサポート部55は、シート50の中心線56に向かって互いに接近しており、その内側面55Aの間の距離が短縮されている。このため、乗員の上体にフィットし、より高いサポート力によって乗員の身体を両側から支持することができる。従って、ホールド位置Hに配置されたサイドサポート部55は、乗員の状態の横方向における揺れを抑制することができる。
ナビゲーションユニット10は、道路形状に基づき、サイドサポート部55が配置されるべき位置を判断し、自車両前方に、例えば曲率半径が小さい急カーブが存在する場合には、サイドサポート部55を、サポート力の高いホールド位置に移動し、カーブが存在しない場合には、サイドサポート部55を開放位置に移動させる。このように、サイドサポート部55の位置を調整する際、ナビゲーションユニット10は、シートECU31に対して、例えば、待機モード、保持モード、作動モードといった各モードのオン状態及びオフ状態を示すフラグを出力する。
待機モードは、直線走行をしている場合等に、サイドサポート部55を開放位置Iに配置させるための制御モードであり、作動モードは、急カーブを走行する場合等に、サイドサポート部55をホールド位置に配置させるための制御モードである。保持モードは、待機モードと作動モードとの間に位置し、サイドサポート部55を、当該保持モードの直前に設定されていたモードに対応する位置に保持しながら、待機モード又は作動モードに遷移するタイミングまで待機し、そのタイミングとなった際に、目的のモードに速やかに遷移するための制御モードである。例えば、待機モードから、作動モードへむかって遷移する場合には、待機モード、保持モード、作動モードといったように段階的に遷移し、作動モードから待機モードにむかって遷移する場合には、作動モード、保持モード、待機モードといったように遷移する。
また、図1に示すように、サイドサポート情報記憶部19には、動作間隔時間20と、動作必要時間としての開始作動時間21及び終了作動時間22とが格納されている。動作間隔時間20は、サイドサポート部55の終了動作と開始動作との間隔を設定したデータであって、乗員によって設定可能である。
動作間隔を乗員が設定する際、例えば、図4に示すように、ディスプレイDに表示された設定画面9で設定を行う。設定画面9では、サイドサポート部55の動作間隔時間を、乗員の好みによって長めにするか、短めにするかを設定できる。例えば、サイドサポート部55の動作が煩わしい乗員は、動作間隔時間を長く設定する。サイドサポート部55の動作が煩わしくない乗員は、動作間隔時間を短く設定する。動作間隔時間を長く設定する場合には、設定画面9において「長い」といった操作部9Aを選択操作し、動作間隔時間
を短く設定する場合には、設定画面9において「短い」といった操作部9Cを選択操作する。また、動作間隔時間を、その中間に設定する場合には、「普通」といった操作部9Bを選択操作する。
各操作部9A〜9Cの「長い」、「普通」、「短い」の各モードには、それぞれ動作の間隔を規定する動作間隔時間が関連付けられている。設定画面9において「長い」が選択された場合には、例えば「3秒」といった動作間隔時間20が設定される。「短い」といった操作部9Cが選択操作された場合、例えば「1秒」等の動作間隔時間20が設定される。「普通」の操作部9Bが選択操作された場合、例えば「2秒」といった動作間隔時間20が設定される。
また、サイドサポート情報記憶部19に記憶された開始作動時間21及び終了作動時間22は、サイドサポート部55の上記開始動作及び終了動作にかかる時間をそれぞれ示している。即ち、開始作動時間21は、アクチュエータ36を駆動し、サイドフレーム33が開放位置からホールド位置に移動する開始動作が完了するまでの時間を示す。また、終了作動時間22は、サイドフレーム33がホールド位置にあるときに、上記アクチュエータを駆動し、ホールド位置から開放位置に移動する終了動作が完了するまでの時間を示す。
これらの動作間隔時間20、開始作動時間21及び終了作動時間22は、車両前方に、第1のカーブ、第2のカーブ等からなる複数のカーブが存在する場合、そのカーブ間において、サイドサポート部55の位置を設定するために用いられる。
例えばS字カーブ等、複数のカーブが短い距離間隔で連続したり、カーブ間を走行する車速が大きい場合、最初のカーブを退出した際に、サイドサポート部55をホールド位置から開放位置に移動させる終了動作を行った直後、続けて次のカーブに対し開放位置からホールド位置に移動させる開始動作を行うと、動作が煩雑となり、サイドサポート部55の動作によるビジー感を乗員に与えることがある。或いは、短い間隔で連続する各カーブの間において、終了動作を行うとともに、次のカーブに対して開始動作を行うと、終了動作が中断されて開始動作が行われたり、開始動作が目標のタイミングよりも遅れて開始される可能性がある。終了動作が中断されて開始動作が行われると、乗員に不快感を付与するばかりか、的確なタイミングで、サイドサポート部55をホールド位置に配置できない可能性がある。また、開始動作が目標のタイミングよりも遅れて開始される場合、サイドサポート部55がホールド位置に配置されるタイミングも遅れるため、乗員を的確なタイミングで支持できない可能性もある。
これに対し、カーブ間距離が所定の距離以下である場合にサイドフレーム33を保持モードに維持することも考えられるが、カーブ間における走行時間は車速によって異なるため、車速が大きい場合には、乗員にビジー感を与えたり、ホールド位置に配置するタイミングが遅れたりすることがある。
従って、本実施形態では、カーブ間を走行する際に掛かる、カーブ間時間としての所要時間Trを予測し、その所要時間Trが、サイドサポート部55の動作に要する時間と、動作間隔時間20が示す時間(動作間隔時間Tk)との合計時間未満となるか否かを判断する。サイドサポート部55の動作に要する時間は、開始作動時間Ts及び終了作動時間Teの合計であって、上記したように、本実施形態では、これらの時間Ts,Teは基本的には一定であるが、サイドサポート駆動機構32の電源電圧、サイドサポート部55の移動速度に応じて変更してもよい。
所要時間Trが合計時間Tt以上となる場合、カーブ間を走行する際に開始作動時間T
s及び終了作動時間Teが完了する時間と、乗員にビジー感を付与しない動作間隔時間Tkとが確保されていると予測することができる。即ち、カーブ間において、終了動作と開始動作とを行っても乗員にビジー感を与える確率は低いと考えられる。よって、この場合には、サイドサポート部55を、ホールド位置から開放位置へ一旦移動し、その後、開放位置からホールド位置に移動する。
一方、所要時間Trが合計時間Tt未満である場合、カーブ間において、終了動作及び開始動作を続けて行うと、乗員にビジー感を与える確率が高いばかりか、場合によっては、カーブ間において終了動作及び開始動作が完了しない虞がある。従って、この場合には、サイドサポート部55をホールド位置に維持する。
処理手順
次に本実施形態のサイドサポート調整処理の処理手順について図5〜図11に従って説明する。
まず、図5に示すように、ナビゲーションユニット10は、サイドサポート調整処理を開始するか否かを判断する(ステップS1)。サイドサポート調整処理を開始するためのトリガは特に限定されないが、例えばイグニッションスイッチがオン状態とされたとき、スイッチSW(図1参照)等が操作されたとき、地図描画データ17等に基づき、自車位置が「山地部」等のカーブが多いエリアに存在するとき、目的地が設定されたとき等に、サイドサポート調整処理を開始すると判断してもよい。
サイドサポート調整処理を開始すると判断すると(ステップS1においてYES)、自車位置が、道路形状データが示す道路上にマッチングしているか否かを判断する(ステップS2)。マッチングしていない場合には(ステップS2においてNO)、ステップS14に進み、サイドサポート調整処理を終了するか否かを判断する。サイドサポート調整処理を終了するためのトリガは、例えばイグニッションスイッチがオフ状態とされたとき、所定のスイッチSW等が操作されたとき、地図描画データ17等に基づき、自車位置が「山地部」等のカーブが多いエリアから外れたとき、目的地に到着したとき等に、サイドサポート調整処理を終了すると判断してもよい。
マッチングしていると判断すると(ステップS2においてYES)、前方目標点取得処理を行う(ステップS3)。目標点には、開始動作を始める開始目標点Psと、終了動作を始める終了目標点Peとが含まれ、この前方目標点取得処理では、自車両前方の所定範囲内の各開始目標点Psと各終了目標点Peとが取得される。
具体的には、まず、道路形状データに基づく道路形状であって、自車位置から進行方向において所定範囲内の道路形状を取得する。本実施形態では、所定範囲は、自車位置から所定距離L1だけ前方の地点から、所定距離L2(例えば500m)先の地点までの距離である。所定距離L1は、開始作動時間Tsと動作間隔時間Tkとを加算した時間Ts+Tkと、処理が実施されているときの自車両の車速Vとを積算して得られる距離(V・(Ts+Tk))以上に設定される(即ち、L1≧V・(Ts+Tk))。
例えば図7に模式的に示すように、道路形状Sを取得すると、その道路形状Sを、曲率半径Rの変化を示す曲率変動線Cに変換する。尚、図7に示す曲率変動線Cでは、曲率半径が所定値以下となったカーブ入口PINから、曲率半径が所定値以上となり始めるカーブ出口Poutまでを示しており、曲率半径が無限大となる直線区間等、曲率半径が極端に大きい区間は含まれていない。
さらに、曲率変動線Cを、G=V/R等の数式を用いて(G:遠心方向の加速度、V
:車速、R:曲率半径)、横加速度Glの変化を示す横加速度曲線Aに変換する。尚、車速Vは、処理が実施されているときの自車両の車速とする。
横加速度曲線Aを取得すると、その横加速度曲線A上であって、横加速度Glがサイドサポート部55による支持を開始するための目安となる第1閾値Gth1(第1基準値)以上となる開始点Gl1を全て検出する。例えば、上記所定範囲内の横加速度Glの変化を示す横加速度曲線A上において、第1閾値Gth1となる点を検出し、各点から、進行方向において自車位置から離れる方向にずらした点までの横加速度Glの変化量を求める。そして、横加速度Glの変化量が増加を開始する点を、開始点Gl1として特定する。尚、第1閾値Gth1は、乗員が遠心力を感じ始める横加速度に設定されており、例えば、1.5Gに設定されている。
横加速度曲線A上の全ての開始点Gl1を取得すると、その各開始点Gl1を基準とし、各開始点Gl1に対応する開始目標点Psを全て特定する。例えば、上記した開始作動時間Tsと、処理が実施されているときの車速Vとを乗算した距離L3(L3=Ts・V)を求め、開始点Gl1から、進行方向と逆方向、即ち現在の自車位置に近付く方向に、距離L3だけ移動した地点を、開始目標点Psとする。これにより、自車両が開始目標点Psに到達した時点から開始動作を始めると、横加速度Glが第1閾値Gth1以上となる時点とほぼ同じタイミングで、サイドサポート部55をホールド位置に配置することができる。この開始目標点Psは、道路形状に基づき予測した横加速度に基づき算出されるため、上記カーブ入口PINと同じ位置になるとは限らない。このように、各開始点Gl1に対して、n個の各開始目標点Ps1,Ps2,…Ps(n)が全て特定されると、それらの各開始目標点の座標を、進行方向における配列順にRAM12に記憶する。尚、上記所定範囲内にカーブが検出されない場合には、開始目標点Psは特定されない。
また、ナビゲーションユニット10は、横加速度Glが制御を終了するための目安となる第2閾値Gth2(第2基準値)以下となり始める開始点Gl2を検出する。第2閾値Gth2は、第1閾値Gth以上の値に設定され、例えば、2.0Gに設定されている。
横加速度曲線A上の全ての開始点Gl2を取得すると、その各開始点Gl2を、終了目標点Peとして全て特定する。これにより、n個の各終了目標点Pe1,Pe2…Pe(n)が取得され、それらの終了目標点Peの座標を、進行方向における配列順にRAM12に記憶する。
尚、道路形状を取得する際に、道路上に等間隔で設定された各点の座標を取得した場合には、各点における曲率半径Rを算出し、この曲率半径R及び処理が実施されているときの車速Vから、各点の横加速度Glを算出するようにしてもよい。そして、その横加速度Glに基づき、上記した手順と同様に開始目標点Ps及び終了目標点Peの座標を取得するようにしてもよい。
このように、自車両前方の目標点を取得すると、ステップS4に進み、制御モードを判断する。図8に示すように、自車位置が、自車両前方の1番目のカーブに進入する前のカーブ前位置PC1にあるとき、制御モードが待機モードであると判断して、制御開始判定の処理を行う(ステップS5)。
(制御開始判定)
制御開始判定について図6に従って説明する。まず、ナビゲーションユニット10は、ステップS3で取得し、RAM12に格納した各目標点を取得する(ステップS5−1)。そして、取得した各目標点の中に、所定距離L1内の開始目標点Ps1が存在するか否かを判断する(ステップS5−2)。
例えば自車両前方の上記所定範囲内にカーブが存在せず、自車両前方であって、所定距離L1内の開始目標点Ps1が存在しないと判断すると(ステップS5−2においてNO)、制御開始判定を終了し、図5に示すステップS14に進む。
自車両前方の所定範囲内にカーブが存在し、自車両前方であって、所定距離L1内の開始目標点Ps1が存在すると判断すると(ステップS5−2においてYES)、その開始目標点Ps1のうち、自車位置から所定距離L4内に位置し、自車位置に最も近い開始目標点Psを、開始動作を行う対象となる直近の地点を示す開始対象点PSとして特定する(ステップS5−3)。
開始対象点PSを特定すると、その開始対象点PSの次に位置する終了目標点Pe1を取得する(ステップS5−4)。さらに、取得した終了目標点Pe1を、終了対象点PEとして特定する(ステップS5−5)。終了対象点PEは、終了動作を行う対象となる直近の地点を示す。
終了対象点PEを特定すると、待機モードから、保持モードに遷移する(ステップS5−6)。また、RAM12等に格納された開始フラグをオン状態とする(ステップS5−7)。この開始フラグは、保持モードから作動モードに遷移するためのフラグであって、開始対象点PSを通過する前にオン状態とされる。
このように、保持モードに遷移すると、図5に示すステップS14に進み、サイドサポート調整処理を終了するか否かを判断する。サイドサポート調整処理を終了しないと判断すると(ステップS14においてNO)、ステップS2に戻る。このサイドサポート調整処理は、数十ミリ秒〜数百ミリ秒で繰り返されるため、この時点でも、自車両V1は、開始目標点Ps1の手前のカーブ前位置PC1にある。
制御モードを保持モードにした後、ステップS2〜ステップS4を行い、保持モードであると判断すると、ステップS6に進む。ステップS6では、上記した開始フラグがオン状態とされているか否かを判断する。開始フラグがオン状態とされていると判断すると(ステップS6においてYES)、ステップS7に進む。開始フラグがオフ状態とされていると判断すると(ステップS6においてNO)、後述するステップS10に進む。
ステップS7では、自車両が、開始対象点PSに到達したか否かを判断する。自車両が、ステップS5−3で設定した開始対象点PSの手前に位置する場合、開始対象点PSに到達していないと判断して(ステップS7においてNO)、ステップS14に進む。従って、開始フラグがオン状態とされてから、開始対象点PSに到達するまでは、制御モードが繰り返し判断され、制御モードは保持モードに維持される。
自車両が開始対象点PSに到達すると(ステップS7においてYES)、まず、開始フラグをオン状態からオフ状態とする。さらに、保持モードから、作動モードに遷移する(ステップS8)。作動モードに遷移すると、ナビゲーションユニット10は、シートECU31に対し、作動モードをオン状態としたフラグを送信する。シートECU31は、そのフラグを受信すると、アクチュエータ36を駆動して、サイドサポート部55を開放位置からホールド位置に向かって移動開始させる。
このように、作動モードに遷移すると、図5に示すステップS14に進み、サイドサポート調整処理を終了するか否かを判断する。サイドサポート調整処理を終了しないと判断すると(ステップS14においてNO)、ステップS2に戻る。
そして、再びステップS2〜ステップS4を行い、ステップS4において制御モードが
、作動モードであると判断すると、制御終了判定を行う(ステップS9)。
(制御終了判定)
この制御終了判定について、図10に従って説明する。制御終了判定が行われる際、既に開始対象点PS(開始目標点Ps1)を通過した後であり、自車両V1は、1番目のカーブのカーブ内位置PC2(図8参照)に位置する。ナビゲーションユニット10は、ステップS2で取得した目標点に基づき、次の開始目標点Ps2が存在するか否かを判断する(ステップS9−1)。このステップにおける「次の開始目標点Ps2」とは、予め特定された各開始目標点のうち、開始対象点PSとして特定された開始目標点Ps1の次に位置する開始目標点Ps2であって、終了対象点PE(終了目標点Pe1)の次に位置する目標点である。
まず、自車両が、カーブが連続していない単一カーブ区間を走行しているときについて説明する。車両前方の上記所定範囲内において、現在車両が走行しているカーブの次に、カーブが存在しない場合、次の開始目標点Ps2が存在しないと判断して(ステップS9−1においてNO)、作動モードから、保持モードに遷移する(ステップS9−6)。保持モードに遷移すると、終了フラグをオン状態とする(ステップS9−7)。尚、この終了フラグは、開始対象点PSを通過し、終了対象点PEに到達する間にオン状態とされ、保持モードから待機モードに遷移するためのフラグである。終了フラグをオン状態とすると、図5に示すステップS14に進む。ステップS14において、サイドサポート調整処理を終了しないと判断すると(ステップS14においてNO)、ステップS2〜ステップS4を行い、制御モードが保持モードであるため、ステップS6に進む。ステップS6では、開始フラグはオフ状態とされているため(ステップS6においてNO)、ステップS10に進み、終了フラグがオン状態であるか否かを判断する。終了フラグがオン状態であると判断すると(ステップS10においてYES)、自車両が、そのとき設定されている終了対象点PEに到達したか否かを判断する(ステップS11)。
自車両が、終了対象点PEに到達していない場合(ステップS11においてNO)、ステップS14に進む。そして、自車両が、終了対象点PEに到達するまで、制御モードは保持モードに維持され、制御モードの判断が繰り返される。自車両が、終了対象点PEに到達したと判断すると(ステップS11においてYES)、まず、終了フラグをオフ状態とする。そして、保持モードから待機モードに遷移して、シートECU31に対し、保持モードをオフ状態としたフラグを送信する。シートECU31は、そのフラグを受信すると、アクチュエータ36を駆動して、サイドサポート部55をホールド位置から開放位置に向かって移動開始させる(ステップS12)。その後、開始対象点PS及び終了対象点PE等の変数をリセットする(ステップS13)。
図9は、この単一カーブ区間を走行する場合における、サイドサポート部55の位置変化と制御モードとの関係を示す図である。図9(a)に示すように、自車両が開始対象点PSに到達し、制御モードが、保持モードから作動モードに変更された時間T1において、アクチュエータ36が駆動開始すると、図9(b)に示すように、サイドサポート部55の開放位置からの操作量が、ホールド位置に向かって徐々に増大する。尚、サイドサポート部55の操作量は、サイドサポート部55の内側面55Aの距離が短くなるほど、大きくなるものとする。
アクチュエータ36が駆動開始した時間T1から開始作動時間Tsが経過した時間T2においては、図9(c)に示すように、横加速度Glが第1閾値Gth1に到達し、図9(b)に示すように、サイドサポート部55はホールド位置に配置されて乗員の上体にフィットした状態になる。このため、横加速度Glが第1閾値Gth1となった状態で、乗員を両側方から支持することができる。
さらに、制御モードを、作動モードとした直後に、上記ステップS9−1において、次の開始目標点Ps2が存在しないことが検知されるので、図9(a)に示すように、制御モードは、作動モードから、保持モードに変更される。この保持モードにおいて、図9(b)に示すように、サイドサポート部55は、ホールド位置に配置されている。
そして、自車両が、終了対象点PEに到達した時間T3になると、図9(a)に示すように、制御モードが待機モードとされ、アクチュエータ36が、開始動作を行う際とは逆方向に駆動開始する。これにより、図9(b)に示すように、サイドサポート部55は、ホールド位置から開放位置に移動し始め、操作量は徐々に小さくなる。そして、時間T3から、さらに終了作動時間Teが経過した時間T4になると、サイドサポート部55は開放位置に配置される。
次に、自車両が、カーブが連続した複合カーブ区間を走行しているときの制御終了判定について説明する。このとき、自車両は、カーブ内位置PC2に位置する。
ステップS9−1において、次の開始目標点Ps2が存在すると判断すると(ステップS9−1においてYES)、終了対象点PEと、ステップS9−1で検出した次の開始目標点Ps(n)に対応する開始点Gl2との間の距離Lesを算出する(ステップS9−2)。尚、「開始目標点Ps(n)」の「n」は、ステップS2で取得した各開始目標点の進行方向における配列の順番を示し、例えば2番目に取得された開始目標点を検出した場合、「n」は「2」となる。
距離Lesを算出する際、図8に示すように、1番目のカーブ101に対する終了対象点PE(終了目標点Pe1)と、2番目の開始点Gl2との間の距離Lesを、ステップS2で取得した道路形状Sに基づき算出する。さらに、得られた距離Lesを、処理が実施されているときの車速Vで除算して、カーブ間を走行する際にかかる所要時間Trを予測する(ステップS9−3)。
所要時間Trを予測すると、サイドサポート情報記憶部19から、開始作動時間Ts、終了作動時間Te、動作間隔時間Tkを取得する(ステップS9−4)。さらに、ステップS9−3で算出した所要時間Trが、開始作動時間Tsと終了作動時間Teと動作間隔時間Tkとを加算した合計時間未満であるか否かを判断する(ステップS9−5)。
例えば、連続カーブの間の距離を示す距離Lesが長い場合、或いはカーブ間を走行する自車両の速度が小さいと予測される場合等には、所要時間Trが上記合計時間よりも比較的長くなりやすい。所要時間Trが、上記合計時間以上である場合、(ステップS9−5においてNO)、カーブ間において終了動作及び開始動作を行っても、乗員にビジー感を付与しないと予測されるため、作動モードから保持モードに遷移して(ステップS9−6)、終了フラグをオン状態とし(ステップS9−7)、図5に示すステップS14に進む。そして、サポート調整処理を終了しないと判断すると(ステップS14においてNO)、ステップS2〜ステップS4を繰り返し、ステップS4において、保持モードであると判断して、ステップ6に進む。ステップS6では、開始フラグがオフ状態とされていると判断し(ステップS6においてNO)、ステップS10に進む。ステップS10では、終了フラグがオン状態であると判断して(ステップS10においてYES)、ステップS11に進む。そして、自車両が、終了対象点PEに到達すると(ステップS11においてYES)、待機モードに遷移し(ステップS12)、変数をリセットする(ステップS13)。
このように、カーブ間を走行する際に掛かる所要時間Trが、上記合計時間以上であると判断される場合、少なくともサイドサポート部55の開始作動時間及び終了作動時間が確保される。従って、開始動作及び終了動作を行っても、終了動作を中断して開始動作が
行われたり、次のカーブに対する開始対象点PSに到達したにも関わらず、サイドサポート部55がホールド位置に配置されていないといったことを抑制することができる。さらに、上記合計時間に、乗員が設定した動作間隔時間Tkを含めることで、サイドサポート部55の動作によるビジー感を、その乗員に付与しないようにすることができる。
一方、ステップS9−5において、所要時間Trが、開始作動時間Ts、終了作動時間Te及び動作間隔時間Tkとを加算した合計時間未満である場合(ステップS9−5においてYES)、作動モードを維持する(ステップS9−8)。即ち、所要時間Trが上記合計時間未満である場合には、乗員にビジー感を与える可能性が高く、さらには次の開始目標点Ps2に到達するまでに、サイドサポート部55の開始動作が開始されない可能性もある。従って、このような場合には、カーブ間において、作動モードを継続し、サイドサポート部55をホールド位置に維持する。
このように作動モードを維持すると判断すると、ステップS9−9に進み、終了対象点PEに到達するのを待機する。終了対象点PEに到達すると(ステップS9−9においてYES)、その時点の開始対象点PS及び終了対象点PEをリセットし、進行方向前方に位置する最寄りのカーブに対する開始対象点PSと、終了対象点PEとを設定する。例えば、2番目のカーブに対して開始対象点PSと終了対象点PEとを設定する場合には、開始対象点PSに、ステップS9−1で検出した次の開始目標点Ps2の座標を格納する。また、終了対象点PEに、その開始目標点Ps2に対応する終了目標点Pe2の座標を格納する。
上記最寄りのカーブに対して開始対象点PSと終了対象点PEとが設定されたとき、作動モードが維持されているため、再び制御終了判定を行う。ステップS9−1においては、3番目のカーブに対する次の開始目標点Ps3が存在するか否かを判断する。3番目のカーブが存在せず、次の開始目標点Ps3を検出しない場合には(ステップS9−1においてNO)、作動モードから保持モードに遷移して(ステップS9−6)、終了フラグをオン状態とする(ステップS9−7)。そして、図5に示すステップS11において、終了対象点PEに到達したと判断すると(ステップS11においてYES)、制御モードを保持モードから待機モードに遷移し(ステップS12)、変数をリセットする(ステップS13)。
一方、ステップS9−1において、3番目のカーブが存在し、次の開始目標点Ps3を検出した場合には(ステップS9−1においてYES)、上記した2番目のカーブに対する制御終了判定と同様な処理を行う。以下、カーブが連続する限り、制御終了判定を繰り返す。
図11は、2つのカーブが連続する場合における、サイドサポート部55の位置変化と制御モードとの関係を示す図である。図11(a)に示すように、1番目のカーブに対する開始目標点Ps1を通過した時間T1において保持モードから作動モードに遷移する。そして、1番目のカーブに対する終了目標点Pe1に到達する時間T3の直後まで、作動モードが維持される。
1番目のカーブに対する終了目標点Pe1を通過すると、開始対象点PS及び終了対象点PEとして、2番目の開始目標点Ps2及び終了目標点Pe2が設定され、3番目のカーブに対する開始目標点Ps3の有無が判断される。3番目のカーブに対する開始目標点Ps3が存在しないと判断すると、図11(a)に示すように、制御モードは、作動モードから保持モードに遷移する。そして、2番目のカーブに対する終了目標点Pe2に到達する時間T7まで、保持モードが維持される。さらに、2番目のカーブに対する終了目標点Pe2に到達した時間T7を過ぎると、制御モードは、保持モードから待機モードに遷
移する。
図11(b)に示すように、サイドサポート部55は、上記時間T1において、保持モードから作動モードに遷移すると、開放位置からホールド位置に向かって、その操作量を増大させる。時間T1から開始作動時間Tsが経過した時間T2になると、サイドサポート部55は、ホールド位置に配置される。そして、時間T2から、保持モードが待機モードに遷移する時間T7まで、サイドサポート部55は、ホールド位置に維持される。そして時間T7を過ぎると、サイドサポート部55は、ホールド位置から待機位置に向かって移動を始め、時間T7から、終了作動時間Teが経過すると、サイドサポート部55は待機位置に配置される。
このように、カーブ間を走行する際に掛かる所要時間Trが、上記合計時間未満であると判断される場合、制御モードを保持モードとし、サイドサポート部55を、ホールド位置に配置し続けることで、サイドサポート部55の動作によって付与されるビジー感を抑制することができるとともに、動作の中断や、開始目標点Psにおいて開始動作が開始されないといった事態を抑制することができる。従って、装置の信頼性と、使用性(ユーザビリティ)とを向上できる。さらに、上記合計時間に、動作間隔時間Tkを乗員自ら設定することができるので、乗員の好みに応じた動作間隔とすることができる。このため、サイドサポート部55の動作によって付与されるビジー感を、より確実に抑制することができる。
第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ナビゲーションユニット10は、自車両前方の第1カーブと、その第1のカーブに連続する第2のカーブを検出する。自車両前方に、連続した第1のカーブと第2のカーブとが存在する場合、各カーブの間を走行する際に要する所要時間Trを予測する。さらに、所要時間Trが、サイドサポート部55の開始作動時間及び終了作動時間と、動作間隔時間Tkとの合計時間未満であるか否かを判断し、所要時間Trが合計時間未満である場合には、第1のカーブに対してホールド位置に配置されたサイドサポート部55を、第1のカーブと第2のカーブとの間でホールド位置に維持する。このため、カーブ間を走行する際に掛かる時間が短い場合に、カーブ間でサイドサポート部55をホールド位置に維持することで、サイドサポート部55の動作によって付与されるビジー感を抑制することができる。また、サイドサポート部55をホールド位置に配置すべき時点で、サイドサポート部55をホールド位置に確実に配置することができる。従って、シート制御システム1の使用性を高めることができる。
(2)上記実施形態では、ナビゲーションユニット10は、乗員によって予め設定された動作間隔時間20を取得するようにした。また、カーブ間を走行する際の所要時間Trが、開始作動時間Ts及び終了作動時間Teと、乗員によって設定された動作間隔時間Tkとを含む合計時間未満であるか否かを判断する。従って、動作間隔時間Tkを、乗員の好みに応じて時間とすることができるため、サイドサポート部55の動作によって付与されるビジー感を、より確実に抑制することができる。
(3)上記実施形態では、ナビゲーションユニット10は、上記道路形状データ等に基づいて、カーブを走行する際の自車両の横加速度Glを予測し、当該横加速度Glが第1閾値Gth1以上となる始点に基づき、サイドサポート部55を駆動開始する開始目標点Psを特定する。また、横加速度Glが第2閾値Gth2以下となる始点に基づき、サイドサポート部55を駆動終了する終了目標点Peを特定する。そして、第1のカーブの終了目標点Peと、第2のカーブの開始目標点Psとの間の距離Lesを取得し、当該距離Lesと車速とに基づき、所要時間Trを算出する。このため、所要時間Trを、より正確に算出することができるので、装置の信頼性をより向上することができる。また、道路
形状データに基づいて、開始目標点Ps及び終了目標点Peを算出するため、例えば、乗員が横加速度(遠心力)を感じ始める開始点Gl1等の手前で、開始動作を始め、横加速度Glが第1閾値Gth1となった際に、サイドサポート部55をホールド位置に配置することができる。従って、サイドサポート部55を、的確なタイミングでホールド位置に配置することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。尚、本実施形態では、第1実施形態の処理の一部を変更したのみであるため、その他の部分は詳細な説明を省略する。
第2実施形態では、勾配又は加減速度に応じて動作間隔時間Tkを設定する。
勾配に応じて動作間隔時間Tkを設定する場合、例えば、サイドサポート情報記憶部19に記憶された動作間隔時間20は、基準時間として用い、その基準時間を勾配で補正する。この場合、ナビゲーションユニット10は、地図描画データ17等から、前方の各カーブの間の区間(カーブ間区間)に対応する勾配情報を取得する。勾配情報は、上り勾配及び下り勾配の有無、又は標高、又は実勾配値等を示す。さらに、予め記憶された勾配−係数マップに基づき、取得した勾配情報に対応する係数K1を取得する。尚、勾配−係数マップでは、上り勾配には、「1」より小さい正の係数(例えば、0.8)が設定され、下り勾配には、「1」より大きい正の係数(例えば、1.5)が設定されている。勾配情報に、勾配の大小が含まれる場合には、勾配が増加するに伴い、係数K1が小さくなるように設定されている。
また、ナビゲーションユニット10は、サイドサポート情報記憶部19に記憶された動作間隔時間20を読み出す。そして、動作間隔時間20が示す基準時間Tstに、取得した係数K1を乗算することにより、動作間隔時間Tkを算出する(Tk=K1・Tst)。その結果、上り勾配において、動作間隔時間Tkは短くなるように補正される。即ち、上り勾配である場合には、速度が低下する可能性が高く、速度が低下した場合にはサイドサポート部55によるホールドの必要性が低下すると予測されるため、動作間隔時間Tkを短く設定できる。また、下り勾配において、動作間隔時間Tkは長くなるように補正される。即ち、下り勾配で速度が上昇する可能性が高い場合には、サイドサポート部55によるホールドの必要性が増加すると予測されるため、動作間隔時間Tkを長くし、サイドサポート部55がホールド位置に維持されやすくことができる。
或いは、勾配に応じて動作間隔時間Tkを設定する方法として、取得した勾配情報に基づき、勾配−動作間隔マップを用いて、動作間隔時間Tkを直接求めてもよい。勾配−動作間隔マップでは、勾配と動作間隔時間Tkとを関連付けて設定している。上り勾配には、下り勾配に比べ短い動作間隔時間Tkが設定され、下り勾配には、上り勾配に比べ長い動作間隔時間Tkが設定されている。
また、加減速度に応じて動作間隔時間Tkを設定する場合、勾配に応じて動作間隔時間Tkを設定する場合と同様に、サイドサポート情報記憶部19に記憶された動作間隔時間20は、基準時間として用い、その基準時間を加減速度で補正する。例えば、一つ目のカーブを走行している際の自車両の加速度を検出し、予め記憶した加減速度−係数マップに基づき、加速度に対応する係数K2を取得する。尚、加減速度−係数マップでは、減速度には、「1」より小さい正の係数(例えば、0.8)が設定され、加速度には、「1」より大きい正の係数(例えば、1.5)が設定されている。また、加速度が大きくなるに伴い、係数K2は小さくなる。
ナビゲーションユニット10は、サイドサポート情報記憶部19に記憶された動作間隔時間20を読み出し、動作間隔時間20が示す基準時間Tstに、取得した係数K2を乗算することにより、動作間隔時間Tkを算出する(即ち、Tk=K2・Tst)。その結
果、減速時には、動作間隔時間Tkは短くなるように補正される。即ち、速度が低下する可能性が高い場合には、サイドサポート部55によるホールドの必要性が低下する可能性が高いため、動作間隔時間Tkを短く設定できる。また、加速時には、動作間隔時間Tkは長く設定されるので、速度が上昇する可能性が高い場合に動作間隔時間Tkを長く設定して、サイドサポート部55の位置を維持させやすくすることができる。
或いは、加減速度に応じて動作間隔時間Tkを設定する方法として、取得した加減速度に基づき、加減速度−動作間隔マップを用いて、動作間隔時間Tkを直接求めてもよい。加減速度−動作間隔マップでは、加減速度と動作間隔時間Tkとを関連付けて設定している。減速度には、加速度に比べ短い動作間隔時間Tkが設定され、加速度には、減速度に比べ長い動作間隔時間Tkが設定されている。
第2実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(3)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(4)第2実施形態では、動作間隔時間Tkは、カーブ間区間に対応する勾配情報に応じて設定され、所要時間Trが、開始作動時間及び終了作動時間とその動作間隔時間とを含む所定時間未満であるか否かが判断される。このため、動作間隔時間Tkを、勾配に応じた時間とすることができるため、サイドサポート部55の動作によって付与されるビジー感を、より確実に抑制することができる。
(5)第2実施形態では、動作間隔時間Tkは、カーブ間区間において予測される加減速度に応じて設定され、所要時間Trが、開始作動時間及び終了作動時間とその動作間隔時間Tkとを含む所定時間未満であるか否かが判断される。このため、動作間隔時間Tkを、加減速度に応じた時間とすることができるため、サイドサポート部55の動作によって付与されるビジー感を、より確実に抑制することができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。尚、本実施形態では、第1実施形態又は第2実施形態の処理の一部を変更したのみであるため、その他の部分は詳細な説明を省略する。
本実施形態では、一定の値に設定された上記開始作動時間21及び終了作動時間22を用いず、サポートストロークを、サイドサポート部55の移動速度で除算することにより開始作動時間Ts及び終了作動時間Teを算出する。サポートストロークとは、サイドサポート部55の移動量(移動距離)を示す。
また、本実施形態では、サイドサポート部55が配置されるホールド位置は、前方のカーブにおいて予測される横加速度に応じて変更され、予測される横加速度が大きい場合には、サイドサポート部55のサポート力を大きくして、乗員の上体を強固に支持し、予測される横加速度が小さい場合には、サイドサポート部55のサポート力を小さくする。
さらに、本実施形態では、サイドサポート部55の開放位置(初期位置)を、乗員が設定することが可能である。乗員が設定可能な開放位置は、サイドサポート部55が最も外側(シートの端側)となる最大開位置から、乗員の上体に当接する任意の位置までの範囲に含まれる位置である。
この場合、1つ目のカーブを走行した際のサイドサポート部55の位置は、カーブの曲率半径によって異なる。従って、終了作動時間Teを算出する際には、まず、1つ目のカーブに対するサイドサポート部55のホールド位置(作用位置)から、乗員が設定した開放位置までのサポートストロークSTを、次のように求める。
サポートストロークST=現在のホールド位置−乗員に設定された開放位置
次に、サイドサポート部55の移動速度Vssを求める。サイドサポート部55の速度Vssは、基準のアクチュエータスピードVacと、サイドサポート駆動機構32の電圧電源ゲインGssとから、次のように求める。
サイドサポート部の移動速度Vss=アクチュエータスピードVac・電圧電源ゲイン
Gss
さらに、終了作動時間Teを、次のように、サポートストロークSTをサイドサポート部55の移動速度Vssで除算することにより求める。
終了作動時間Te=サポートストロークST/サイドサポート部の移動速度Vss
また、開始作動時間Tsを算出する際には、2番目のカーブに対するサイドサポート部55の目標とするホールド位置(作用位置)を算出し、開放位置から目標とする位置まで移動する際のサポートストロークSTを算出する。
サポートストロークST=目標とするホールド位置−乗員に設定された開放位置
さらに、サポートストロークSTをサイドサポート部55の移動速度Vssで除算して、開始作動時間Tsを算出する。
開始作動時間Ts=次のカーブに対するサポートストロークST/移動速度Vss
このように開始作動時間Ts及び終了作動時間Teを可変とすることにより、サイドサポート部55のホールド位置を複数位置に調整可能なサイドサポート駆動機構32を用いる場合でも、サイドサポート部55の動作によって付与されるビジー感を抑制することができる。また、サイドサポート部55をホールド位置に配置すべき時点で、サイドサポート部55をホールド位置に確実に配置することができる。従って、シート制御システム1の使用性を高めることができる。
第3実施形態によれば、第1実施形態の(1)〜(3)の効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(6)第3実施形態では、前方の各カーブに対するサイドサポート部55のホールド位置をそれぞれ算出する。また、終了作動時間Teは、第1のカーブに対して設定されたサイドサポート部55のホールド位置から、乗員が設定した開放位置までの時間として設定される。また、開始作動時間Tsは、当該開放位置から第2のカーブに対して設定されたサイドサポート部55のホールド位置までの時間として設定される。このため、例えば、カーブによって、そのホールド位置を変更するサイドサポート駆動機構32であっても、そのときの状況に沿った終了作動時間Te及び開始作動時間Tsを適切に算出することができる。
尚、上記各実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態では、自車両前方の所定範囲内のカーブを検出するようにしたが、目的地が設定されている場合には、現在地から目的地までの経路上のカーブを検出するようにしてもよい。
・上記各実施形態では、道路形状Sを、曲率変動線Cに変換し、曲率変動線Cを横加速度曲線Aに変換して、開始目標点及び終了目標点を特定するようにしたが、これ以外の方法を用いてもよい。例えば、道路形状データに基づいて、自車両前方の形状補間点(又はノード)を対象として、曲率半径を算出するとともに、その曲率半径に基づき横加速度を算出して、開始目標点又は終了目標点に相当するか否かを判断しても良い。
・上記各実施形態では、所要時間Trを、第1のカーブの終了目標地点と、第2のカーブの開始目標地点との間の距離Lesを、車速Vで除算することにより算出したが、その
他の方法で算出してもよい。例えば、道路ネットワークデータ16に含まれる法定速度、設計速度を用いて算出してもよい。或いは、距離と所要時間とを関連付けたテーブルを参照して、所要時間Trを算出しても良い。
・上記各実施形態では、サイドサポート部55をホールド位置に維持するか否かは、カーブ間を走行する際の所要時間Trが、開始作動時間Ts、終了作動時間Te及び動作間隔時間Tkを加算した合計時間Tt未満であるか否かを判断することにより決定するようにした。これ以外に、所要時間Trが、開始作動時間Ts及び終了作動時間Teの合計時間以上であるか否かを判断するようにしてもよい。このようにすると、開始目標点Psに到達しても、開始動作が開始されないといった事態を抑制することができる。
・第1実施形態及び第2実施形態では、サイドサポート部55が、ホールド位置及び開放位置のいずれかに配置されるようにしたが、ホールド位置は、カーブの曲率半径等に応じて可変としてもよい。例えば、カーブの曲率半径が比較的小さい場合には、大きいサポート力を付与できる位置とし、カーブの曲率半径が比較的大きい場合には、小さいサポート力を付与できる位置とする。そして、カーブ間において、サイドサポート部55をホールド位置から移動させると判断した際に、サイドサポート部55を、その開度が最も大きくなる位置ではなく、開度が最大となる位置とホールド位置との間に配置するようにしてもよい。或いは、カーブ間において、サイドサポート部55をホールド位置から移動させると判断した際に、所要時間Trの大きさに応じて、サイドサポート部55の位置を変化させてもよい。例えば、所要時間Trが比較的長い場合には、サイドサポート部55を、その開度が大きい位置に配置する。このようにしても、乗員にビジー感を付与することを抑制することができる。
・第2実施形態では、動作間隔時間Tkを、勾配情報又は加減速度に応じて設定するようにしたが、勾配情報及び加減速度の両方に応じて設定するようにしてもよい。例えば、基準時間Tstに、勾配情報に基づく係数K1と、加減速度に基づく係数K2とを乗算して、動作間隔時間Tkを算出しても良い。(Tk=K2・K1・Tst)。或いは、予め格納した勾配−加減速度−係数マップに基づき、勾配及び加減速度に対応する係数を取得して、基準時間Tstに乗算してもよい。このようにしても、動作間隔時間Tkを、より的確に設定することができる。
1…シート制御システム、10…カーブ検出手段、カーブ間時間予測手段、カーブ間時間判断手段、シート制御手段、動作間隔時間取得手段、勾配情報取得手段、動作間隔時間設定手段、加減速度取得手段、作用位置取得手段、動作必要時間算出手段、目標点設定手段、制御手段、シート制御装置としてのナビゲーションユニット、16…道路情報を有する道路ネットワークデータ、17…道路情報を有する地図描画データ、32…シート駆動機構としてのサイドサポート駆動機構、50…シート、55…サイドサポート部、Gl…横加速度、Gl1…始点としての開始点、Gth1…第1基準値としての第1閾値、Gth2…第2基準値としての第2閾値、H…ホールド位置、Les…相対距離としての距離、Ps…開始目標点、Pe…終了目標点、Te…動作必要時間としての終了作動時間、Tr…カーブ間時間としての所要時間、Ts…動作必要時間としての開始作動時間。

Claims (8)

  1. シートのサイドサポート部を駆動するシート駆動機構を制御するシート制御装置において、
    自車両前方の第1のカーブを検出するとともに、前記第1のカーブよりも進行方向において前方に位置する第2のカーブを検出するカーブ検出手段と、
    前記第1のカーブと前記第2のカーブの間を走行する際に要するカーブ間時間を予測するカーブ間時間予測手段と、
    前記カーブ間時間が、少なくとも前記サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かを判断するカーブ間時間判断手段と、
    前記シート駆動機構を制御して、前記第1のカーブに対して前記サイドサポート部を乗員の身体を支持する作用位置に配置するシート制御手段とを備え、
    前記シート制御手段は、
    前記カーブ間時間が前記所定時間未満である場合には、前記第1のカーブに対して作用位置に配置された前記サイドサポート部を、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間で前記作用位置に維持することを特徴とするシート制御装置。
  2. 請求項1に記載のシート制御装置において、
    前記乗員によって予め設定された動作間隔時間を取得する動作間隔時間取得手段をさらに備え、
    前記カーブ間時間判断手段は、
    前記カーブ間時間が、前記動作必要時間と前記動作間隔時間とを含む前記所定時間未満であるか否かを判断することを特徴とするシート制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のシート制御装置において、
    前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間のカーブ間区間に対応する勾配に関する勾配情報を取得する勾配情報取得手段と、
    前記勾配情報に応じて設定された動作間隔時間を取得する動作間隔時間設定手段とをさらに備え、
    前記カーブ間時間判断手段は、
    前記カーブ間時間が、前記動作必要時間と前記動作間隔時間とを含む前記所定時間未満であるか否かを判断することを特徴とするシート制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート制御装置において、
    前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間のカーブ間区間において予測される加減速度を取得する加減速度取得手段と、
    前記加減速度に応じて設定された動作間隔時間を取得する動作間隔時間設定手段とをさらに備え、
    前記カーブ間時間判断手段は、
    前記カーブ間時間が、前記動作必要時間と前記動作間隔時間とを含む前記所定時間未満であるか否かを判断することを特徴とするシート制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のシート制御装置において、
    道路情報に基づいて、カーブを走行する際の車両の横加速度を予測し、当該横加速度が第1基準値以上となる始点に基づき、前記サイドサポート部を前記作用位置に向かって駆動を開始する開始目標点を特定するとともに、横加速度が第2基準値以下となる始点に基づき、前記サイドサポート部を前記作用位置から駆動を開始する終了目標点を特定する目標点設定手段をさらに備え、
    前記カーブ間時間予測手段は、
    前記第1のカーブの前記終了目標点と、前記第2のカーブの横加速度が前記第1基準値
    以上となる始点との間の距離を取得し、当該距離と車速とに基づき、前記カーブ間時間を算出することを特徴とするシート制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート制御装置において、
    カーブに対して設定された前記サイドサポート部の作用位置を取得する作用位置取得手段と、
    前記第1のカーブに対する前記作用位置と前記サイドサポート部の初期位置との間の移動に要する時間と、当該初期位置から、前記第2のカーブに対する前記作用位置までの移動に要する時間とを加算して前記動作必要時間を算出する動作必要時間算出手段とをさらに備えることを特徴とするシート制御装置。
  7. シートのサイドサポート部を駆動するシート駆動機構を制御する制御手段を用いるシート制御方法において、
    前記制御手段が、
    自車両前方の第1のカーブを検出するとともに、前記第1のカーブよりも進行方向において前方に位置する第2のカーブを検出し、
    前記第1のカーブと前記第2のカーブの間を走行する際に要するカーブ間時間を予測し、
    前記カーブ間時間が、少なくとも前記サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かを判断し、
    前記第1のカーブに対して、前記サイドサポート部を乗員の身体を支持する作用位置に配置した際に、前記カーブ間時間が前記所定時間未満である場合には、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間で、前記サイドサポート部を前記作用位置に維持することを特徴とするシート制御方法。
  8. シートのサイドサポート部を駆動するシート駆動機構を制御する制御手段を用いるシート制御プログラムにおいて、
    前記制御手段を、
    自車両前方の第1のカーブを検出するとともに、前記第1のカーブよりも進行方向において前方に位置する第2のカーブを検出するカーブ検出手段と、
    前記第1のカーブと前記第2のカーブの間を走行する際に要するカーブ間時間を予測するカーブ間時間予測手段と、
    前記カーブ間時間が、少なくとも前記サイドサポート部が動作する動作必要時間を含む所定時間未満であるか否かを判断するカーブ間時間判断手段と、
    前記シート駆動機構を制御して、前記第1のカーブに対して前記サイドサポート部を乗員の身体を支持する作用位置に配置するとともに、前記カーブ間時間が前記所定時間未満である場合には、前記第1のカーブと前記第2のカーブとの間で、前記サイドサポート部を前記作用位置に維持するシート制御手段として機能させることを特徴とするシート制御プログラム。
JP2009015684A 2009-01-27 2009-01-27 シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラム Expired - Fee Related JP5302021B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009015684A JP5302021B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラム
CN200910260688.6A CN101786427B (zh) 2009-01-27 2009-12-18 座椅控制装置和座椅控制方法
EP10000539A EP2210766B1 (en) 2009-01-27 2010-01-20 Seat control device, seat control method, and seat control program
US12/656,187 US8478491B2 (en) 2009-01-27 2010-01-20 Seat control device, method, and program

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009015684A JP5302021B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010173372A JP2010173372A (ja) 2010-08-12
JP5302021B2 true JP5302021B2 (ja) 2013-10-02

Family

ID=42174118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009015684A Expired - Fee Related JP5302021B2 (ja) 2009-01-27 2009-01-27 シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8478491B2 (ja)
EP (1) EP2210766B1 (ja)
JP (1) JP5302021B2 (ja)
CN (1) CN101786427B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4959305B2 (ja) * 2006-11-22 2012-06-20 アイシン精機株式会社 車両用シート装置
JP4422756B2 (ja) * 2007-12-21 2010-02-24 トヨタ自動車株式会社 乗物用シート装置
CN103547478B (zh) 2011-05-25 2016-08-17 爱信精机株式会社 车辆座椅装置
WO2012161094A1 (ja) * 2011-05-25 2012-11-29 アイシン精機 株式会社 車両シート装置
TWI436911B (zh) * 2011-06-29 2014-05-11 Univ Nat Taiwan Science Tech 汽車全自主座椅系統及其執行方法
CN102923024B (zh) * 2011-08-08 2015-02-11 林其禹 汽车全自主座椅系统及其执行方法
CN105579294B (zh) * 2013-10-31 2017-12-01 爱信艾达株式会社 座位状态校正系统、方法以及记录介质
JP6121940B2 (ja) * 2014-04-25 2017-04-26 トヨタ自動車株式会社 車両用シート制御装置及び車両用シート装置
JP6920603B2 (ja) * 2016-10-19 2021-08-18 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
CN110785314A (zh) * 2017-04-28 2020-02-11 提爱思科技股份有限公司 座椅单元、车辆及乘坐物用座椅
US11198379B2 (en) 2017-04-28 2021-12-14 Ts Tech Co., Ltd. Seat unit, vehicle, and conveyance seat
JP2019093894A (ja) * 2017-11-22 2019-06-20 アイシン精機株式会社 サポート装置
JP7187949B2 (ja) * 2018-09-28 2022-12-13 トヨタ自動車株式会社 拘束装置制御システム
CN110606034B (zh) * 2019-10-25 2020-10-23 扬州星火汽车科技有限公司 一种智能云座椅系统的控制方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60197436A (ja) 1984-03-19 1985-10-05 Mitsuba Denki Seisakusho:Kk 車両用着席姿勢支持装置
JP2004042792A (ja) * 2002-07-11 2004-02-12 Araco Corp 車両用シートの制御方法及び車両用シート
JP2006007834A (ja) * 2004-06-22 2006-01-12 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート制御装置
JP4774851B2 (ja) * 2005-07-29 2011-09-14 日産自動車株式会社 車両用運転姿勢調整装置及び車両用運転姿勢調整方法
JP4195052B2 (ja) * 2006-11-06 2008-12-10 アイシン精機株式会社 車両用シート装置
JP4195053B2 (ja) * 2006-11-21 2008-12-10 アイシン精機株式会社 車両用シート装置
JP2008137551A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シート装置
JP4531787B2 (ja) * 2007-04-16 2010-08-25 株式会社フジクラ パワーシート駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101786427A (zh) 2010-07-28
US20100191426A1 (en) 2010-07-29
EP2210766B1 (en) 2012-08-22
EP2210766A2 (en) 2010-07-28
EP2210766A3 (en) 2010-10-27
CN101786427B (zh) 2014-08-20
US8478491B2 (en) 2013-07-02
JP2010173372A (ja) 2010-08-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5302021B2 (ja) シート制御装置、シート制御方法及びシート制御プログラム
CN109017782B (zh) 个性化的自主车辆乘坐特性
JP6480366B2 (ja) 自動運転制御装置、自動運転制御方法、および運転情報出力方法
JP6699726B2 (ja) 運転制御方法及び運転制御装置
JP6521803B2 (ja) 自動運転制御装置、フットレスト、自動運転制御方法、および運転情報出力方法
JP2004505258A (ja) 自動車用ナビゲーション方法
EP1769971A1 (en) On-vehicle image display unit
JP2007038704A (ja) 車両用運転姿勢調整装置及び車両用運転姿勢調整方法
CN105579321A (zh) 车辆用驾驶辅助装置及车辆用驾驶辅助方法
KR102528232B1 (ko) 차량 및 그 제어 방법
JPWO2018051396A1 (ja) 駐車支援方法及び装置
JP2019127138A (ja) 車両用表示装置及び車両
JP2008043488A (ja) 運転姿勢調整装置および運転姿勢調整方法
JP6927442B2 (ja) 乗員姿勢制御方法及び乗員姿勢制御装置
JP4932067B1 (ja) 表示装置、表示方法及び表示プログラム
WO2016092773A1 (ja) 自動運転制御装置、運転情報出力装置、フットレスト、自動運転制御方法、および運転情報出力方法
US11919537B2 (en) IMU feedback based HD map speed limit adjustment system
WO2022038231A1 (en) Vehicle suspension control system
JP2006341637A (ja) 車両用シート調整装置
JP2017052300A (ja) 走行制御装置
JP7414605B2 (ja) 運転支援システム、運転支援プログラム
JP2010155527A (ja) プレビュー情報に基づいて運転支援の態様を変更する車輌
US20190160992A1 (en) Refresh device
JP2012254741A (ja) 走行計画評価装置及び走行計画評価方法
JP2017149182A (ja) 車両用表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130604

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5302021

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees