JP2021046017A - 着座用シートのアームレスト装置 - Google Patents

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【課題】シートクッションの側方に前後方向に沿ってアームレスト部材を備えた着座用シートにおいて、アームレスト部材の前後方向長さを変更する機構をアームレスト部材の外部に設けることにより、アームレスト部材の構成を複雑化することなくアームレスト部材の前後方向長さを変更可能とする。【解決手段】下端部がシートクッション10の前側で前後回動自在に結合され、上端部がアームレスト部材30の前側に前後回動自在に結合された前側リンク部材40と、前側リンク部材40の下端部を中心とした前後方向の回動をロックするロック機構としてのモータ44aとを備え、アームレスト部材30は、前後方向長さを変更可能に構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、自動車、飛行機、船、電車等の乗物、若しくは映画館等で使用される着座用シートのアームレスト装置に関する。
着座用シートは、座部を成すシートクッションと、背凭れを成すシートバックと、着座状態の着座者の腕を支持するようにシートクッションの側方で前後方向に沿って設けられたアームレスト部材とを備えて構成されている。特許文献1には、アームレスト部材の前後方向長さを選択的に変更可能とする発明が開示されている。
特表2012−526630号公報
しかし、特許文献1の発明では、アームレスト部材の内部に、前後方向長さを変更するための構成の他にロッキング機構を設ける必要があり、アームレスト部材の構成が複雑化する問題がある。
本発明の課題は、シートクッションの側方に前後方向に沿ってアームレスト部材を備えた着座用シートにおいて、アームレスト部材の前後方向長さを変更する機構をアームレスト部材の外部に設けることにより、アームレスト部材の構成を複雑化することなくアームレスト部材の前後方向長さを変更可能とすることにある。
本発明の第1発明の着座用シートのアームレスト装置は、座部を成すシートクッションと、背凭れを成すシートバックと、着座状態の着座者の腕を支持するように前記シートクッションの側方で前後方向に沿って設けられたアームレスト部材とを備えた着座用シートにおいて、下端部が前記シートクッションの前側で前後回動自在に結合され、上端部が前記アームレスト部材の前側に前後回動自在に結合された前側リンク部材と、該前側リンク部材の下端部を中心とした前後方向の回動をロックするロック機構とを備え、前記アームレスト部材は、前後方向長さを変更可能に構成されている。
第1発明において、アームレスト装置は、シートクッションの両側に設けられてもよいし、左右いずれかのみに設けられてもよい。また、ロック機構は、単純に前側リンク部材の回動をロックする機構としてもよいし、モータのように回転駆動機能を兼ねた機構としてもよい。
第1発明によれば、前側リンク部材が前後方向に回動されると、アームレスト部材の前側が前後方向に移動される。そのため、前側リンク部材の回動に応じてアームレスト部材の長さが変更される。その結果、アームレスト部材から離れた位置に置かれたロック機構によりアームレスト部材の前後長を選択した長さで固定することができ、アームレスト部材にロック機構を備える場合に比べて、アームレスト部材の構成を簡素化することができる。
本発明の第2発明は、上記第1発明において、前記シートバックは、下端部をヒンジ中心として前後方向のリクライニング角度を変更可能とされており、前記アームレスト部材は、その後端部が前記シートバックのヒンジ中心より上方に上下回動自在に結合されている。
第2発明によれば、シートバックのリクライニング角度の変更に応じてアームレスト部材の後端部が前後方向に移動される。そのため、前側リンク部材を前後方向に回動しなくてもリクライニング角度の変更によりアームレスト部材の長さが変更される。加えて、前側リンク部材を回動させれば、更にアームレスト部材の長さを変更することができる。
本発明の第3発明は、上記第2発明において、前記前側リンク部材は、上下方向長さを変更可能に構成されており、前記前側リンク部材には、前記前側リンク部材の上下方向長さを変更する長さ変更装置を備える。
第3発明において、長さ変更装置は、モータ、流体圧シリンダ等のアクチュエータを使用してもよいし、手動にて長さ変更するものとしてもよい。
アームレスト部材の長さを変更するため前側リンク部材を前後方向に回動すると、アームレスト部材の前端部の高さも変化し、アームレスト部材の水平線に対する角度が変化する。第3発明によれば、前側リンク部材の上下方向長さを調整することによりアームレスト部材の水平線に対する角度を好みの角度に調整することができる。
本発明の第4発明は、上記第1〜第3発明のいずれかにおいて、前記アームレスト部材は、着座者の腕を支持する上側部材と、該上側部材の下側で前記上側部材に対して前後方向に相対移動自在とされて前記アームレスト部材の長さを変更可能とされた下側部材とを備え、前記上側部材は、その後端部が前記シートバックのヒンジ中心より上方に上下回動自在に結合されており、前記下側部材は、前記前側リンク部材の上端部に前後回動自在に結合されており、前記下側部材の前端部は、前記前側リンク部材の回動により前記アームレスト部材の前後方向長さを短くした状態では、前記上側部材の下側に格納され、前記前側リンク部材の回動により前記アームレスト部材の前後方向長さを長くした状態では、前記上側部材の前方に突出され、前記下側部材の前端部は、前記上側部材の前方に突出された状態で利用可能となる物品を備える。
第4発明において、物品は、ドリンク用のカップ等を収容保持するカップホルダ、電気部品のためのスイッチ、各種物品を収納する収納ボックス、アームレスト部材の上側部材と下側部材との段差を小さくするための台等を含む。
第4発明によれば、シートバックのリクライニング角度の変更、若しくは前側リンク部材の回動によりアームレスト部材の長さが長くされると、アームレスト部材の下側部材の前端部が上側部材の前方に突出される。そのため、下側部材の前端部に備えられた物品がアームレスト部材の前方で利用可能な状態となる。一方、アームレスト部材の長さが短くされると、下側部材の前端部は上側部材に格納され、下側部材の前端部に備えられた物品は格納状態とされる。このようにアームレスト部材の長さの調整により下側部材の前端部に備えられた物品を必要に応じて利用可能な状態としたり、格納状態としたりすることができる。
本発明の一実施形態が適用された着座用シートの骨格部材の斜視図である。 シートバックのリクライニング角度が通常の着座状態にあるときの上記着座用シートの主要部の側面図である。 前側リンク部材の前傾によりアームレスト部材の長さが長くされた状態の上記着座用シートの主要部の側面図である。 シートバックの後傾によりアームレスト部材の長さが長くされた状態の上記着座用シートの主要部の側面図である。 上記前側リンク部材に設けられた長さ変更装置及び回転装置をシート内側から見た斜視図である。 上記アームレスト部材のスライド機構の拡大斜視図である。 上記アームレスト部材前端部に設けられたカップホルダの拡大斜視図である。
<実施形態の全体構成>
図1、2は、本発明の一実施形態であるアームレスト装置を適用した自動車の着座用シート(以下、単にシートという)1を示す。ここでは、シート1を骨格部材のみにて示している。周知のように、一般的なシート1は、骨格部材上にクッション材となるパッド、並びに表皮となるシートカバーが被せられて構成される。各図中、シート1を自動車に搭載した状態における各方向を矢印により示す。以下の説明において、方向に関する記述は、この方向を基準として行うものとする。図1、2以外の各図においても同様である。
シート1は、自動車のフロア上に固定されたスライドレール2に対してスライド移動可能に構成されている。そのため、シート1は、スライドレール2に沿って自動車の前後方向に移動可能とされている。
シート1は、座部を成すシートクッション10と、背凭れを成すシートバック20と、着座状態の着座者の腕を支持するようにシートクッション10の側方で前後方向に沿って設けられたアームレスト部材30とを備える。
シートクッション10は、左右一対のサイドフレーム11が、前側のフロントパイプ14、後側のリアパイプ15及び前後間のセンタパイプ16により連結されて一体化されている。各サイドフレーム11の外側には、それぞれ接続パイプ17等の結合部材によりクッションブラケット12及びロアアーム13が一体に連結されて設けられている。クッションブラケット12のサイドフレーム11側面には、後述のモータ44aが固定されている。また、ロアアーム13は、後述のリクライナ23を介してアッパアーム22に結合されている。
シートバック20は、バックフレーム21を備え、バックフレーム21の左右両側の下部にそれぞれアッパアーム22が固定されている。各アッパアーム22の下端部は、それぞれリクライナ23を介して上記ロアアーム13の上端部に回転可能に支持されている。ここで、リクライナ23は、ロック操作可能とされており、ロック操作が行われると、そのときの回転角度が保持される。そのため、バックフレーム21は、リクライナ23のヒンジピン24を中心として前後方向に回転自在とされており、シートバック20は、リクライナ23のロック操作によりリクライニング角度を任意に調整可能とされている。
アームレスト部材30は、上側部材31及び下側部材32を備え、上側部材31及び下側部材32は面合せで上下に重ねられている。上側部材31は、その後端部が固定ボルト34によりアッパアーム22の上端部に上下回動自在に結合されている。また、下側部材32の前端部は、前側リンク部材40の上端部に固定ボルト35により前後回動自在に結合されている。一方、前側リンク部材40の下端部は、回転軸44bを介してクッションブラケット12の前端部に前後回動自在に結合されている。その結果、アームレスト部材30は、クッションブラケット12及びロアアーム13を含むサイドフレーム11と、前側リンク部材40と、バックフレーム21に一体のアッパアーム22と共に四節リンク機構を構成している。
<アームレスト部材30の構成>
図6のように、アームレスト部材30の上側部材31と下側部材32は、互いの平面部31a、32a同士を上下方向に対向配置し、各平面部31a、32aの左右端部に適宜下方へ屈曲したフランジ部31b、32bを形成して構成されている。平面部31a、32a間には、スライド機構33を備える。スライド機構33は、上側部材31の平面部31aの下面に固定された前後方向に一対のブロック状のリニアスライダ33aと、下側部材32の平面部32aの上面に固定されて前後方向に長く延びるガイド面を備えたスライドガイド33bとから成る。リニアスライダ33aとスライドガイド33bとは互いの対向面上で互いに上下方向に離間しないように結合し、前後方向には相対移動可能とされている。
従って、上側部材31と下側部材32は、リニアスライダ33aとスライドガイド33bを介して前後方向に相対移動可能とされている。ここでは、上側部材31の後方が前方に対して僅かに屈曲され、しかも左右幅が狭くされている(図1参照)。その結果、下側部材32は、その前端が上側部材31の前端と揃う位置より後方へ移動できないように規制されている。そのため、アームレスト部材30は、その下側部材32の前端部が上側部材31に覆われない突出位置と、下側部材32の前端部が上側部材31に覆われる格納位置とに相対移動可能とされている。
下側部材32の平面部32a上で、スライドガイド33bの前方には、物品50が固定されている。物品50は、後述するようにカップホルダを内包している。物品50は、上記突出位置では上側部材31に覆われないで着座者がアクセス可能な状態となり、上記格納位置では、上側部材31に覆われて着座者がアクセス不能な格納状態となる。
図7は、アームレスト部材30の前後長が長くされて下側部材32が突出位置となった状態を示す。このとき、物品50として折り畳まれていたカップホルダ52が上方に展開されて利用可能な状態となる。
カップホルダ52は、リンク部材53によりベース51上に折り畳み可能に構成されており、折り畳み状態では、リンク部材53のヒンジピン53aによりカップホルダ52が回転して、その後半分がリンク部材53の切欠53cに収容される。また、そのリンク部材53は、もう一つのヒンジピン53bにより前方に回転されてカップホルダ52と共にベース51に被さるように畳まれる。ヒンジピン53a、53bの周りには、それぞれトーションスプリング(図示略)が設けられている。
そのため、アームレスト部材30の下側部材32が突出位置になると、それらのトーションスプリングの付勢力によりカップホルダ52及びリンク部材53は、自動的に折り畳み状態から展開状態(図7参照)となる。これによりカップホルダ52の開口52aにカップ(図示略)を挿入すると、ベース51がカップの底を受けて、カップを保持することができる。また、アームレスト部材30の下側部材32が格納位置になるとき、それらのトーションスプリングの付勢力に抗してカップホルダ52及びリンク部材53を、手動により展開状態から折り畳み状態として、カップホルダ52を格納状態とする。
<前側リンク部材40の構成>
図5のように、前側リンク部材40は、その上部を構成するアッパリンク41と、その下部を構成するロアリンク42とを備える。アッパリンク41の下端部とロアリンク42の上端部とは左右方向に面合せで重ねられた状態で結合されており、両者の重なり量が増減するように上下方向に相対移動するように構成されている。そのため、アッパリンク41とロアリンク42との間には長さ変更装置43を備える。
長さ変更装置43は、ロアリンク42の上端部のアッパリンク41側面(右側面)にブロック状のリニアスライダ43bが固定されており、アッパリンク41の下端部のロアリンク42側面(左側面)には上下方向に延びるガイド面を備えたスライドガイド43cが固定されている。リニアスライダ43bとスライドガイド43cとは互いの対向面上で互いに左右方向に離間しないように結合し、上下方向には相対移動可能とされている。
長さ変更装置43は、アッパリンク41の下端部の反ロアリンク42側面(右側面)にブラケット43aを備える。また、長さ変更装置43は、ロアリンク42の下端部の右側面にモータ43fを備える。モータ43fの出力軸(図示略)には、この出力軸により回転されるナット(図示略)を含むナットアッシー43eが設けられている。ナットアッシー43eのナットは、ねじ軸43dに螺合されて送りねじ機構が構成されている。そのため、ナットアッシー43eのナットの回転によりねじ軸43dが上下に送られるようにされている。そして、ねじ軸43dの上端部は、ブラケット43aに固定されている。
そのため、ねじ軸43dが上下に送られると、ブラケット43aを介してアッパリンク41がロアリンク42に対して上下に移動される。このとき、リニアスライダ43bとスライドガイド43cとの結合によりスライドガイド43cの延びる方向に移動方向がガイドされる。
前側リンク部材40の回転軸44bは、その一端側がロアリンク42に相対回転しないように結合されており、他端側はクッションブラケット12に回転自在に支持されモータ44aの出力軸により回転されるように結合されている。モータ44a及び回転軸44bにより回転装置44が構成されており、モータ44aの回転により前側リンク部材40の垂直線に対する傾きが変更される。モータ44aは、回転を停止すると、出力軸に噛合されたギヤ(図示略)のギヤ比により回転軸44b側からは回転不能となり、本発明のロック機構の機能も備えている。即ち、前側リンク部材40の回転軸44bを中心とした回転は、モータ44aの回転が停止した位置でロックされる。
<実施形態の作動概要>
図2は、シートバック20のリクライニング角度が、通常の着座状態で設定される角度とされた状態を示す。このとき、アッパアーム22は後傾し、前側リンク部材40は略垂直状態にある。そして、アームレスト部材30は、略水平状態とされている。
一方、図3は、図2の状態から前側リンク部材40を矢印で示すように前側に倒した状態を示す。そのため、アームレスト部材30の下側部材32が上側部材31に対して矢印のように前方に移動され、アームレスト部材30は長さが長くされた状態となる。その結果、物品50が着座者からアクセス可能な状態となり、図3では図示を省略したが、カップホルダ52が利用可能となる。
このとき、前側リンク部材40の前傾に伴いアームレスト部材30の前端部は高さが低くなり、アームレスト部材30は水平線に対して前側が低い傾斜状態となる。ここでは、モータ43fを回転して前側リンク部材40の長さを長くすることにより、アームレスト部材30の前端部の高さを高くしてアームレスト部材30を略水平状態に維持するようにしている。モータ44a、43fの回転制御は手動で行ってもよいし、上側部材31に対する下側部材32の位置、並びにアームレスト部材30の水平線に対する角度を検出して自動的に制御するようにしてもよい。
また、図4は、図2の状態からシートバック20を矢印で示すように後方へ倒した状態を示す。そのため、アームレスト部材30の上側部材31が下側部材32に対して矢印のように後方に移動され、アームレスト部材30は長さが長くされた状態となる。その結果、物品50が着座者からアクセス可能な状態となり、カップホルダ52が利用可能となる。
このとき、シートバック20の後傾に伴いアームレスト部材30の後端部は高さが低くなり、アームレスト部材30は水平線に対して後側が低い傾斜状態となる。ここでは、モータ43fを回転して前側リンク部材40の長さを短くすることにより、アームレスト部材30の前端部の高さを低くしてアームレスト部材30を水平状態に近づけるようにしている。勿論、このようにアームレスト部材30の傾斜角度を調整せずに傾斜したままとすることも可能である。
<実施形態の作用効果>
このように、前側リンク部材40が前後方向に回動されるか、シートバック20のリクライニング角度が変更されると、アームレスト部材30の上側部材31と下側部材32とが前後方向に相対移動される。そのため、前側リンク部材40の回動、若しくはシートバック20のリクライニング角度が変更に応じてアームレスト部材30の長さが変更される。その結果、アームレスト部材30から離れた位置にあるクッションブラケット12に置かれたモータ44a(本発明のロック機構に相当)、若しくはリクライナ23(本発明のロック機構に相当)によりアームレスト部材30の前後長を選択した長さで固定することができ、アームレスト部材30にロック機構を直接備える場合に比べて、アームレスト部材30の構成を簡素化することができる。
また、前側リンク部材40の回動、若しくはシートバック20のリクライニング角度の変更によりアームレスト部材30の長さが長くされると、アームレスト部材30の下側部材32が上側部材31の前方に突出される。そのため、下側部材32に設けられた物品50としてのカップホルダ52がアームレスト部材30の前方で利用可能な状態となる。一方、アームレスト部材30の長さが短くされると、下側部材32は上側部材31の下方に格納され、下側部材32に設けられたカップホルダ52は格納状態とされる。このようにアームレスト部材30の長さの調整により下側部材32に設けられたカップホルダ52を必要に応じて利用可能な状態としたり、格納状態としたりすることができる。
<他の実施形態>
以上、特定の実施形態について説明したが、本発明は、それらの外観、構成に限定されず、種々の変更、追加、削除が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明を自動車のシートに適用したが、飛行機、船、電車等に搭載のシート、若しくは映画館等に設置のシートに適用しても良い。
1 着座用シート(シート)
2 スライドレール
10 シートクッション
11 サイドフレーム
12 クッションブラケット
13 ロアアーム
14 フロントパイプ
15 リアパイプ
16 センタパイプ
17 接続パイプ
20 シートバック
21 バックフレーム
22 アッパアーム
23 リクライナ(ロック機構)
24 ヒンジピン
30 アームレスト部材
31 上側部材
32 下側部材
31a、32a 平面部
31b、32b フランジ部
33 スライド機構
33a リニアスライダ
33b スライドガイド
34、35 固定ボルト
40 前側リンク部材
41 アッパリンク
42 ロアリンク
43 長さ変更装置
43a ブラケット
43b リニアスライダ
43c スライドガイド
43d ねじ軸
43e ナットアッシー
43f モータ
44 回転装置
44a モータ(ロック機構)
44b 回転軸
50 物品
51 ベース
52 カップホルダ
52a 開口
53 リンク部材
53a、53b ヒンジピン
53c 切欠

Claims (4)

  1. 座部を成すシートクッションと、
    背凭れを成すシートバックと、
    着座状態の着座者の腕を支持するように前記シートクッションの側方で前後方向に沿って設けられたアームレスト部材と
    を備えた着座用シートにおいて、
    下端部が前記シートクッションの前側で前後回動自在に結合され、上端部が前記アームレスト部材の前側に前後回動自在に結合された前側リンク部材と、
    該前側リンク部材の下端部を中心とした前後方向の回動をロックするロック機構と
    を備え、
    前記アームレスト部材は、前後方向長さを変更可能に構成されている
    着座用シートのアームレスト装置。
  2. 請求項1において、
    前記シートバックは、下端部をヒンジ中心として前後方向のリクライニング角度を変更可能とされており、
    前記アームレスト部材は、その後端部が前記シートバックのヒンジ中心より上方に上下回動自在に結合されている
    着座用シートのアームレスト装置。
  3. 請求項2において、
    前記前側リンク部材は、上下方向長さを変更可能に構成されており、
    前記前側リンク部材には、前記前側リンク部材の上下方向長さを変更する長さ変更装置を備える
    着座用シートのアームレスト装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    前記アームレスト部材は、着座者の腕を支持する上側部材と、該上側部材の下側で前記上側部材に対して前後方向に相対移動自在とされて前記アームレスト部材の長さを変更可能とされた下側部材とを備え、
    前記上側部材は、その後端部が前記シートバックのヒンジ中心より上方に上下回動自在に結合されており、
    前記下側部材は、前記前側リンク部材の上端部に前後回動自在に結合されており、
    前記下側部材の前端部は、前記前側リンク部材の回動により前記アームレスト部材の前後方向長さを短くした状態では、前記上側部材の下側に格納され、前記前側リンク部材の回動により前記アームレスト部材の前後方向長さを長くした状態では、前記上側部材の前方に突出され、
    前記下側部材の前端部は、前記上側部材の前方に突出された状態で利用可能となる物品を備える
    着座用シートのアームレスト装置。
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