JP2022061569A - シート用テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】シートの設置スペース上の制約が大きくなることを防止することが可能なシート用テーブルを提供する。【解決手段】車両のフロア101の上方に設置されるシート200に面して設けられるシート用テーブル100であって、天板1と、シート200の下方に設けられたブラケット102に取り付けられ、シートクッション201の下方の収容位置からシートクッション201の上方の使用位置に至るまで、天板1を移動可能に支持する脚部材と、を備える。脚部材は、ブラケット102に回動可能に連結された第1脚部材と、一端部が第1脚部材に回動可能に連結され、他端部が天板1に回動可能に連結された第2脚部材と、を有する。シート用テーブル100は、ブラケット102と第2脚部材との間に配置され、ブラケット102から第2脚部材に付勢力を付与する付勢部材をさらに備える。【選択図】図1B

Description

本発明は、車両などの乗り物のシートに設けられるシート用テーブルに関する。
従来より、乗員が着座するシートの側方に設けられた肘掛内に、平板状のテーブル本体を収納するようにした装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1記載の装置では、肘掛内に形成されたガイドに沿って移動可能に支持された支持ロッドと、支持ロッドに固定されたブラケットとを介して、テーブル本体が肘掛内に収納可能および肘掛内から引き出し可能に支持される。
特開平10-272972号公報
しかしながら、上記特許文献1記載の装置では、テーブル本体が肘掛内に収納されるため、肘掛が幅方向に増大しやすく、シートの設置スペース上の制約が大きい。
本発明の一態様は、乗り物のフロアの上方に設置されるシートに面して設けられるシート用テーブルであって、天板と、シートの下方に設けられた支持部に取り付けられ、シートの座部の下方の収容位置から座部の上方の使用位置に至るまで、天板を移動可能に支持する脚部と、を備える。脚部は、支持部に回動可能に連結された第1脚部と、一端部が第1脚部に回動可能に連結され、他端部が天板に回動可能に連結された第2脚部と、を有する。シート用テーブルは、支持部と第2脚部との間に配置され、支持部から第2脚部に付勢力を付与する付勢部材をさらに備える。
本発明によれば、シート用テーブルを設けた場合にシートの設置スペース上の制約が大きくなることを防止できる。
本発明の実施形態に係るシート用テーブルの車両への適用例を示す斜視図であり、シート用テーブルの非使用状態を示す図。 本発明の実施形態に係るシート用テーブルの車両への適用例を示す斜視図であり、シート用テーブルの使用状態を示す図。 本発明の実施形態に係るシート用テーブルが収容位置から使用位置に移動するときの初期状態である第1位置を示す側面図。 図2Aに続くシート用テーブルの第2位置を示す側面図。 図2Bに続くシート用テーブルの第3位置を示す側面図。 図2Cに続くシート用テーブルの第4位置を示す側面図。 図2Dに続くシート用テーブルの第5位置を示す側面図。 図2Eに続くシート用テーブルの第6位置を示す側面図。 本発明の実施形態に係るシート用テーブルの第2脚部材に対する天板の回動角を所定角度に保持する回動保持部の要部構成を概略的に示す図。 本発明の実施形態に係るシート用テーブルの脚部材が格納姿勢であるときに付勢部材により脚部材に作用する付勢力を説明する図。 本発明の実施形態に係るシート用テーブルの脚部材が鉛直姿勢であるときに付勢部材により脚部材に作用する付勢力を説明する図。
以下、図1A~図4Bを参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係るシート用テーブルは、乗り物のフロアの上方に設置される各種の乗り物用シートに適用することができる。以下では、車両用シートにシート用テーブルを適用する例を説明する。
図1A,図1Bは、それぞれ本発明の実施形態に係るシート用テーブル100の車両への適用例を示す斜視図である。ここでは、車両の左右の後席にそれぞれシート用テーブル100が設けられる例を示す。なお、図1Aは、シート用テーブル100が収容位置に収容されたシート用テーブル100の非使用状態を示し、図1Bは、シート用テーブル100が使用位置に配置されたシート用テーブル100の使用状態を示す。以下では、図示のように前後方向、左右方向および上下方向を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。前後方向、左右方向および上下方向は、それぞれ車両の長さ方向、幅方向および高さ方向である。
図1A,図1Bに示すように、車両のフロア101上にはシート200が設置される。シート200は、乗員の臀部を支持するシートクッション201と、乗員の背部を支持するシートバック202と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト203とを有する。図示は省略するが、シート200の左右側方には乗員が腕部を載置するアームレストが設けられる。シート200(シートクッション201)は、フロア101の上面に立設された左右一対の脚部204を介してフロア101から支持される。なお、図では左右のシート200が一体に設けられているが、左右のシート200を互いに分離して設けることもできる。
フロア101とシートクッション201との間には、左右の脚部204に挟まれ、前方が開放された収容空間SPが形成される。図1Aに示すように、収容空間SPの左右方向中央部に、非使用状態の左右一対のシート用テーブル100が収容される。図1Bに示すように、左右のシート用テーブル100は、左右の乗員がそれぞれ使用可能なように左右のシート200に対応して互いに左右対称に構成される。以下では、主に右側のシート用テーブル100の構成について説明する。
図2A~図2Fは、シート用テーブル100が収容位置から使用位置に移動するときのシート用テーブル100の姿勢変化の一例を示す側面図である。なお、図2A~図2Fのシート用テーブル100の位置を、便宜上、それぞれ第1位置、第2位置、第3位置、第4位置、第5位置および第6位置と呼ぶ。第1位置は収容位置(図1A)に対応する。第6位置は、天板1が使用位置(図1B)に至る直前の位置である。図2A,図2Fには、シート200の一部が点線で示され、さらに図2Fには、シート用テーブル100の支持部の構成が模式的に示される。
図2Fに示すように、シート用テーブル100は、略矩形状の天板1と、天板1をシートクッション201の下方の収容位置からシートクッション201の上方の使用位置にかけて移動可能に支持する脚部材2とを有する。脚部材2は、それぞれ細長に形成された略板状の第1脚部材21と第2脚部材22とを有する。フロア101には、シートクッション201の下方にブラケット102が固定される。第1脚部材21の基端部は、ブラケット102に設けられた支持部103に、左右方向の軸線CL1に沿って延在する軸部23を介して回動可能に軸支される。
第1脚部材21の先端部には、第2脚部材22の一端部が、左右方向の軸線CL2に沿って延在する軸部24を介して回動可能に軸支される。第2脚部材22の他端部には、天板1の角部(図2Fでは前側下端部)が、左右方向の軸線CL3に沿って延在する軸部25を介して回動可能に軸支される。天板1は、載置面または載置面の反対側の面を形成する平坦面10と、平坦面10を包囲する4つの側面(第1側面11、第2側面12、第3側面13、第4側面14)とを有する。図2Fに示すように天板1が第6位置に位置するとき、第1側面11が前方を向き、第2側面12が上方を向き、第3側面13が後方を向き、第4側面14が下方を向き、平坦面10が右方または左方を向く。すなわち、天板1は、鉛直面に沿って延在する鉛直姿勢となる。
軸部25には、第2脚部材22に対する天板1の回動角を所定角度(0°または90°)に保持する回動保持部26が設けられる。回動角が0°のとき、図2Eに示すように、第2脚部材22と第4側面14とが略平行となり、天板1が脚部材2に格納される。回動角が90°のとき、図2Fに示すように、第2脚部材22と第4側面14とが直交し、天板1が脚部材2から突出される。
図3は、回動保持部26の一例を概略的に示す図である。図3に示すように、回動保持部26は、所定の回動角(0°、90°)に対応した凹部26a,26bを有する板ばね261と、凹部26a,26bに係合するピン262とを有する。板ばね261は例えば支持部263を介して第2脚部材22に取り付けられ、ピン262は天板1と一体に設けられる。板ばね261は支持部263を支点にして矢印方向に揺動可能であり、ピン262が凹部26aに係合すると(実線)、第2脚部材22に対する天板1の回動角が0°に保持される。一方、矢印Aに示すように板ばね261に対しピン262が相対移動して、ピン262が凹部26bに係合すると(二点鎖線)、回動角が90°に保持される。なお、ピン262は板ばね261の凹部26a,26bを超えて相対移動可能であり、これにより回動角を例えば0°より小さくすることができる(図2A参照)。なお、この例では回動角を90°に設定したが、回動角は脚部材2の角度に応じて適宜設定すればよい。
図2Fに示すように、天板1の基部、すなわち第1側面11と第4側面14との交差部には、軸線CL3に直交する方向(図2Fでは前後方向)に延在する軸線CL4を中心にして左右方向に回動可能に天板1を支持する支持部15が設けられる。支持部15には、軸線CL4を中心とした天板1の右方への回動を制限するストッパ(不図示)が設けられる。ストッパにより天板1の回動角が90°に制限され、これにより天板1は、平坦面10が上方を向く水平姿勢に保持された使用位置となる。
さらに、天板1の第2側面12には、前後方向の軸線CL5に沿って延在するヒンジ(不図示)が設けられる。図2Fの状態では、天板1は、ヒンジを介して折り畳まれている。軸線CL4を介して天板1を水平姿勢に回動すると、天板1はヒンジを介して上下に重ねられる。この状態からヒンジを介して上側の天板1を右方に回動すると、図1Bに示すように天板1が左右に展開され、これにより天板1が展開された使用位置となり、天板1が折り畳まれて接していた2つの面が載置面となる。なお、ヒンジを介した天板1の回動角は、図示しないストッパにより制限される。
図2Fに示すように、ブラケット102と第2脚部材22との間には、伸縮可能な付勢部材3が配置される。より詳しくは、ブラケット102には支持部103の下方に支持部104が設けられ、付勢部材3の一端部は、左右方向の軸線CL6に沿って延在する軸部31を介して支持部104に回動可能に軸支される。付勢部材3の他端部は、軸部24の近傍に設けられた左右方向の軸線CL7に沿った軸部32を介して、第2脚部材22に回動可能に軸支される。付勢部材3は、例えば、圧縮力に抗して伸長方向に常時付勢力を及ぼす空気ばねにより構成される。
シート用テーブル100の収容位置(図1A)から使用位置(図1B)への移動は以下のようにして行われる。図2Aに示すように天板1が格納された初期状態では、第2脚部材22が付勢部材3により後方に付勢され、第2脚部材22の端部(軸部25)がフロア101の上面、より厳密にはフロア101に載置されたマット101aの上面に押し当てられる。このため、天板1の基部、すなわち第2脚部材22の端部が最下部に位置する。
この状態では、天板1と脚部材2とを含むシート用テーブル100の全体は、シートクッション201の下方かつシートクッション201の前端部よりも後方の収容空間SPに配置される。すなわち、シート用テーブル100の非使用時には、シート用テーブル100がシートクッション201の下方の余剰空間に収容される。このとき、第2脚部材22に対する天板1の回動角は0°よりも小さく、天板1は、第2側面12が上方を向く鉛直姿勢とされる。したがって、側面視略矩形の収容空間SPに、略矩形の天板1を効率よく収容できる。換言すると、乗員の足元の空間を狭めることなく、乗員が操作しやすいシートクッション201の下方に、シート用テーブル100を効率よく配置することができる。
次いで、乗員は例えば天板1の上端角部、すなわち第1側面11と第2側面12の交差部を把持し、天板1を前方に引き出す。このとき、付勢部材3が圧縮されながら第1脚部材21が前方に回動され、第2脚部材22の端部(軸部25)は、マット101a上を摺動しながら前方に移動する。これにより図2Bに示すように、天板1がシートクッション201よりも前方に引き出された第2位置となる。第2位置では、天板1の第4側面14が第2脚部材22と略平行になり、回動保持部26により第2脚部材22に対する天板1の回動角が0°に保持されるとともに、第1脚部材21が略鉛直方向に延在し、第2脚部材22の底面全体がマット101aに当接する。
乗員がさらに天板1を前方に引き出すと、図2Cに示すように、第1脚部材21が軸部32を支点にして上方に回動し、第2脚部材22がフロア101から離間して天板1が第3位置となる。天板1はシートクッション201の前方に位置するため、第2位置から第3位置にかけてシートクッション201と天板1とが干渉することはない。
さらに、付勢部材3により第2脚部材22が付勢されるため、図2Dに示すように、第2脚部材22は、軸部24を支点にしてその先端部(軸部25)が付勢部材3の基端部(軸部31)から離間する方向(前方)に回動する。この場合の第1脚部材21に対する第2脚部材22の回動は、軸部24の近傍に設けられたストッパ33により制限される。このとき、第1脚部材21と第2脚部材22とのなす角は最大であり、天板1は第4位置となる。なお、図示は省略するが、ストッパ33は、例えば第1脚部材21に設けられた第2脚部材22に向けて突設する凸部と、凸部に対応して第2脚部材22に設けられた凹部とを有し、凸部と凹部との係合により作動するように構成される。
さらに図2Eに示すように、第1脚部材21と第2脚部材22とのなす角を最大としたまま脚部材2は、付勢部材3の付勢力により軸部23を支点にして上方に回動する。この状態では、第2脚部材22がフロア101に対し略垂直に立ち上がり、天板1は第5位置となる。第5位置では、天板1の最下部の第3側面13はシートクッション201の上面よりも上方に位置する。
次いで、図2Fに示すように、乗員は軸部25を支点にして天板1を上方に90°だけ回動する。このとき、天板1は、回動保持部26により後方に突出した状態で保持される。次いで、支持部15を介して天板1を右方に回動し、さらにヒンジを介して天板1を右方に展開する。これにより、天板1がシートクッション201の上方の使用位置にセットされる。
図4A,図4Bは、それぞれ付勢部材3により脚部材2に作用する付勢力を説明する図である。図中の円C1は、軸線CL1を中心とした第1脚部材21の先端部、すなわち軸部24の中心(軸線CL2)の移動軌跡を示す。なお、図4A,図4Bでは天板1の図示を省略する。図4Aは、図1A,図2Aの天板1の収容位置に対応する。この状態では、脚部材2はシートクッション201の下方に格納され、格納姿勢とされる。一方、図4Bは、図1Bの天板1の使用位置および図2E,図2Fの天板1が使用位置に至る前の位置に対応する。この状態では、脚部材2はシートクッション201を超えて立ち上がり、鉛直姿勢とされる。
図4Aに示すように、脚部材2が格納姿勢であるとき、第2脚部材22の軸部32には、付勢部材3により矢印A1方向に付勢力Faが作用する。この付勢力Faは、軸部23と軸部32とを接続する矢印A11方向の分力Fa1と矢印A11に垂直な矢印A12方向の分力Fa2とに分解することができる。分力Fa1は、第2脚部材22を後方に押す力であり、分力Fa2は、軸部23を支点にして脚部材2を上方に回動する力である。いずれの分力Fa1,Fa2も、脚部材2を格納する方向に作用し、これにより天板1とともに脚部材2を、シートクッション201の下方に容易に収容できる。なお、分力Fa1は第1脚部材21に対する第2脚部材22の回動角を増加する方向(軸部24を支点にして第2脚部材22を後方に回動する方向)にも作用するが、第2脚部材22の先端部(軸部25)はフロア101に押し付けられるため、回動角の増加が阻止される。
図4Bに示すように、脚部材2が鉛直姿勢であるとき、第2脚部材22の軸部32には、付勢部材3により矢印B1方向に付勢力Fbが作用する。この付勢力Fbは、軸部23と軸部24とを接続する矢印B11方向の分力Fb1と矢印B11に垂直な矢印B12方向の分力Fb2とに分解することができる。分力Fb1は、第2脚部材22を上方に押す力であり、分力Fb2は、軸部23を支点にして脚部材2を上方に回動する力である。いずれの分力Fb1,Fb2も、脚部材2を立ち上げる方向に作用し、これにより天板1を、シートクッション201の上方の使用位置に容易に移動できる。なお、分力Fb1は第1脚部材21に対する第2脚部材22の回動角を増加する方向にも作用するが、回動角の増加はストッパ33により阻止される。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)シート用テーブル100は、車両のフロア101の上方に設置されるシート200に面して設けられる(図1A,図1B)。このシート用テーブル100は、天板1と、シート200(シートクッション201)の下方に設けられたブラケット102の支持部103に取り付けられ、乗員の臀部を支持するシートクッション201の下方の収容位置からシートクッション201の上方の使用位置に至るまで、天板1を移動可能に支持する脚部材2と、を備える(図2A,図2F)。脚部材2は、支持部103に回動可能に連結された第1脚部材21と、一端部が第1脚部材21に回動可能に連結され、他端部が天板1に回動可能に連結された第2脚部材22と、を有し、支持部103と第2脚部材22との間に配置され、支持部103から第2脚部材22に付勢力を付与する付勢部材3をさらに備える(図2F)。このように本実施形態ではシート用テーブル100が非使用時にシートクッション201の下方に収容されるため、シート200を幅方向に小型化することなく、十分な大きさのシート用テーブル20を容易に設けることができ、シート200の設置スペース上の制約が大きくなることを防止できる。
(2)付勢部材3は、第2脚部材22を支持部103から離間する方向に付勢するように設けられる(図2F)。これにより、付勢部材3による付勢力を用いて天板1を収容位置から使用位置へと容易に移動することができる。
(3)付勢部材3は、天板1が収容位置に位置するとき、第2脚部材22の他端部をフロア101に向けて付勢するように設けられる(図2A)。これにより、付勢部材3による付勢力を用いて天板1を収容位置に容易に移動することができる。また、車両走行時の振動で天板1がフロア101に接触することにより過度な振動音が発生することを防止することができる。
(4)付勢部材3は、天板1が収容位置に移動されるとき、第2脚部材22の他端部を上方に向けて付勢するように設けられる(図2F)。これにより、脚部材2の姿勢を容易に鉛直姿勢に変更できる。
(5)脚部材2は、天板1が収容位置に位置するときの格納姿勢(図2A)から天板1が使用位置に位置するときの鉛直姿勢(図2F)にかけて姿勢変更可能である。付勢部材3は、天板1がシートクッション201の下方に移動すると、脚部材2が格納姿勢となるような付勢力を付与する一方、天板1がシートクッション201の上方に移動すると、脚部材2が鉛直姿勢となるような付勢力を付与するように設けられる(図4A,図4B)。これにより、単一の付勢部材3を有する簡易な構成により、シート用テーブル100を収容位置と使用位置とにそれぞれ付勢することができ、シート用テーブル100の姿勢変更が容易である。
(6)付勢部材3は、ブラケット102と第2脚部材22とにそれぞれ連結される(図2F)。ブラケット102は、第1脚部材21が連結される支持部103と付勢部材3が連結される支持部104とを別々に有する。このように第1脚部材21と付勢部材3とが別々の部位に連結されるように構成することで、付勢力の作用する方向を最適な方向に設定できる。
(7)第1脚部材21は、シート200の幅方向(左右方向)に延在する軸線CL1を中心にしてブラケット102に回動可能に連結され、第2脚部材22は、左右方向に延在する軸線CL2を中心にして第1脚部材21に回動可能に連結される(図2F)。天板1は、左右方向に延在する軸線CL3を中心にして第2脚部材22に回動可能に連結されるとともに、左右方向に直交する方向(前後方向)に延在する軸線CL4を中心にして回動可能に設けられる(図2F)。これにより、シートクッション201の下方に垂直方向に立てた状態で収容された天板1を、シートクッション201の上方で水平姿勢にすることができる。フロア101とシートクッション201との間には、天板1の大きさに応じた空隙を容易に形成することができ、したがって、天板1を非使用時に効率よく収納することができる。
上記実施形態は、種々の形態に変更することができる。以下、いくつかの変形例について説明する。上記実施形態では、付勢部材3として空気ばねを用いたが、コイルばね等、他の弾性部材を付勢部材として用いることもできる。上記実施形態では、フロア101の上面から上方に突設されたブラケット102に設けられた支持部103(第1支持部)および支持部104(第2支持部)に、それぞれ第1脚部材21および付勢部材3を連結するようにしたが、支持部の構成はこれに限らない。例えばシート200を構成するシートフレームに、支持部を設けるようにしてもよい。
上記実施形態では、略板状の第1脚部材21(第1脚部)と第2脚部材22(第2脚部)とにより脚部材2を構成したが、板状ではなく棒状やパイプ状の部材により脚部を構成してもよい。上記実施形態では、天板1が収容位置に位置するときの格納姿勢(第1姿勢)から使用位置に位置するときの鉛直姿勢(第2姿勢)にかけて、天板1を姿勢変更可能に設けたが、第1姿勢および第2姿勢は上述したものに限らない。上記実施形態では、左右方向(第1方向)に延在する軸線CL1(第1軸線)を中心にして第1脚部材21を回動可能に設け、左右方向に延在する軸線CL2(第2軸線)を中心にして第2脚部材22を回動可能に設けたが、第1方向は左右方向以外でもよい。上記実施形態では、左右方向に延在する軸線CL3(第3軸線)を中心にして天板1を回動可能に設けるとともに、脚部材2が鉛直姿勢において前後方向(第2方向)に延在する軸線CL4(第4軸線)を中心にして回動可能に設けるようにしたが、天板1の支持部の構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、左右に連なる車両のシート200の左右方向中央部にシート用テーブル100を配置し、テーブル使用時にシート用テーブル100が左右方向外側に展開するようにしたが、左右のシートを独立して設け、各シートにそれぞれシート用テーブル100を設けるようにしてもよい。この場合、シート用テーブル100を各シートの左右方向一方に寄せて配置し、天板1が使用位置に至る途中(例えば第5位置)でシートの左右外側に位置するようにしてもよい。これにより天板1が第5位置(図2E)に位置するときに、天板1の最下部の第3側面13がシートクッション201の上面よりも下方に位置したとしても、天板1がシートクッション201に干渉することを防止できる。
上記実施形態では、車両の後席のシート200にシート用テーブル100を適用するようにしたが、前席のシートに適用することもできる。車両以外の乗り物にも同様にシート用テーブルを適用することができる。したがって、乗員の臀部を支持するシートの座部の構成も上述したものに限らない。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 天板、2 脚部材、3 付勢部材、21 第1脚部材、22 第2脚部材、100 シート用テーブル、101 フロア、102 ブラケット、103,104 支持部、201 シートクッション

Claims (7)

  1. 乗り物のフロアの上方に設置されるシートに面して設けられるシート用テーブルであって、
    天板と、
    前記シートの下方に設けられた支持部に取り付けられ、前記シートの座部の下方の収容位置から前記座部の上方の使用位置に至るまで、前記天板を移動可能に支持する脚部と、を備え、
    前記脚部は、前記支持部に回動可能に連結された第1脚部と、一端部が前記第1脚部に回動可能に連結され、他端部が前記天板に回動可能に連結された第2脚部と、を有し、
    前記支持部と前記第2脚部との間に配置され、前記支持部から前記第2脚部に付勢力を付与する付勢部材をさらに備えることを特徴とするシート用テーブル。
  2. 請求項1に記載のシート用テーブルにおいて、
    前記付勢部材は、前記第2脚部を前記支持部から離間する方向に付勢するように設けられることを特徴とするシート用テーブル。
  3. 請求項1または2に記載のシート用テーブルにおいて、
    前記付勢部材は、前記天板が前記収容位置に位置するとき、前記第2脚部の前記他端部を前記フロアに向けて付勢するように設けられることを特徴とするシート用テーブル。
  4. 請求項1~3のいずれか1項に記載のシート用テーブルにおいて、
    前記付勢部材は、前記天板が前記収容位置に移動されるとき、前記第2脚部の前記他端部を上方に向けて付勢するように設けられることを特徴とするシート用テーブル。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載のシート用テーブルにおいて、
    前記脚部は、前記天板が前記収容位置に位置するときの第1姿勢から前記天板が前記使用位置に位置するときの第2姿勢にかけて姿勢変更可能であり、
    前記付勢部材は、前記天板が前記座部の下方に移動すると、前記脚部が前記第1姿勢となるような付勢力を付与する一方、前記天板が前記座部の上方に移動すると、前記脚部が前記第2姿勢となるような付勢力を付与するように設けられることを特徴とするシート用テーブル。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載のシート用テーブルにおいて、
    前記付勢部材は、前記支持部と前記第2脚部とにそれぞれ連結され、
    前記支持部は、前記第1脚部が連結される第1支持部と前記付勢部材が連結される第2支持部とを別々に有することを特徴とするシート用テーブル。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載のシート用テーブルにおいて、
    前記第1脚部は、前記シートの幅方向である第1方向に延在する第1軸線を中心にして前記支持部に回動可能に連結され、
    前記第2脚部は、前記第1方向に延在する第2軸線を中心にして前記第1脚部に回動可能に連結され、
    前記天板は、前記第1方向に延在する第3軸線を中心にして前記第2脚部に回動可能に連結されるとともに、前記第1方向に直交する第2方向に延在する第4軸線を中心にして回動可能に設けられることを特徴とするシート用テーブル。
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