JP6704087B2 - 乗員保護装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ベルトを支持する支持部が全てシートに設けられるシートベルト装置に関する。
昨今は車両の室内で乗員の快適性を向上させるために、シートの配置(位置や向き)を自由に変更することが検討されている。シートベルトを支持する支持部(アンカ)が車両の床パネルやピラー等に設けられていると、シートの配置を変更しづらい。このため、シートの配置を自由にする場合は、支持部が全てシートに設けられるシートベルト装置を用いることが好ましい。
国際公開第2007/052437号公報には、衝突時に膨張するエアベルト備える乗員拘束装置が示される。この乗員拘束装置においては、シートベルトの支持部とエアベルトとがシートと共に前後に移動できる。
ところで、乗員の快適性を更に向上させるという観点で、現在のシートベルトには改良の余地がある。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、乗員の快適性を向上させることができるシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明は、
シートベルトを支持する支持部が全てシートに設けられるシートベルト装置であって、
前記シートの状態を判定するシート状態判定部と、
前記シートベルトをシートバックに設けられる可動範囲内で支持する可動支持部と、
モータで前記可動支持部を前記可動範囲内で移動させる移動機構と、
前記シート状態判定部により判定された前記シートの使用状態に応じて前記モータを制御するモータ制御部と、を備える
ことを特徴とする。
上記構成によれば、乗員がシートベルトにより拘束される位置をシートの使用状態に応じて変えられる。その結果、乗員にとってシートベルトの位置が最適位置になるため、乗員の快適性が向上する。
前記シート状態判定部は、前記シートバックの傾斜角度を判定するシート角度判定部を有し、
前記モータ制御部は、前記シート角度判定部により判定される前記傾斜角度に応じて前記モータを制御してもよい。
上記構成によれば、シートバックの傾斜角度に応じてシートベルトの位置を決めるため、乗員にとってシートベルトの位置が最適位置になり、乗員の快適性が向上する。
前記モータ制御部は、前記シートバックが前記シートの後方側に傾倒するほど前記可動支持部が前記可動範囲の下端側に位置するように、前記モータを制御してもよい。
上記構成によれば、シートバックが傾倒するほど支持部を下げてシートベルトによる乗員の拘束を2点支持に近づけるため、拘束力に実質的な影響を与えることなく、乗員の自由度を向上させることができる。
前記シート状態判定部は、前記シートに着座する乗員の体格または体勢を判定する乗員判定部を有し、
前記モータ制御部は、前記乗員判定部により判定される乗員の前記体格または前記体勢に応じて前記モータを制御してもよい。
上記構成によれば、乗員の体格または体勢に応じてシートベルトの位置を決めるため、乗員にとってシートベルトの位置が最適位置となり、乗員の快適性が向上する。
前記モータ制御部は、乗員の前記体格が所定体格よりも大きい場合には前記可動支持部が前記可動範囲の上部に位置するように前記モータを制御し、乗員の前記体格が前記所定体格よりも小さい場合には前記可動支持部が前記可動範囲の下部に位置するように前記モータを制御してもよい。
上記構成によれば、大きな乗員の場合に可動支持部の位置を上部にし、小さな乗員の場合に可動支持部の位置を下部にするため、乗員にとってシートベルトの位置が最適位置となり、乗員の快適性が向上する。
前記モータ制御部は、乗員の所定部位の位置に応じて前記モータを制御してもよい。
上記構成によれば、乗員の所定部位の位置に応じて可動支持部の位置を制御するため、乗員にとってシートベルトの位置が最適位置となり、乗員の快適性が向上する。
前記乗員判定部は、乗員の前記体格または前記体勢に基づいて前記可動支持部が移動可能な上限位置を判定し、
前記モータ制御部は、前記上限位置に近づけるように前記モータを制御してもよい。
上記構成によれば、乗員毎に可動支持部の可動範囲の上限位置を変えることができるため、乗員にとってシートベルトの位置が最適位置となり、乗員の快適性が向上する。更に、乗員を好適に拘束することができる。
前記乗員判定部は、乗員の腕の位置に基づいて前記上限位置を判定してもよい。
上記構成によれば、可動範囲の上限位置として適切な位置を判定しやすい。
前記乗員判定部は、乗員がステアリングホイールを把持しているか否かで乗員の腕の位置を判定してもよい。
上記構成によれば、可動範囲の上限位置の判定を容易に行うことができる。
シートベルト装置は、
車両に発生する衝突を予測する衝突予測部を更に備え、
前記モータ制御部は、前記衝突予測部により衝突が予測される場合に、前記可動支持部が前記可動範囲の上部に位置するように前記モータを制御してもよい。
上記構成によれば、衝突発生前に可動支持部が可動範囲の上部に位置するため、乗員の拘束を一層好適に行うことができる。
図1はシートベルト装置が設けられるシートおよび乗員の左側面図である。 図2はシートベルト装置が設けられるシートおよび乗員の正面図である。 図3は移動機構の構成図である。 図4はシートベルト装置を備える車両のシステム構成図である。 図5はシートベルトECUの機能ブロック図である。 図6は第1処理のフローチャートである。 図7は第2処理のフローチャートである。 図8は第3処理のフローチャートである。 図9は第4処理のフローチャートである。 図10は第5処理のフローチャートである。 図11は別実施形態に係るシートベルト装置が設けられるシートおよび乗員の正面図である。
以下、本発明に係るシートベルト装置について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明では、特別な断りが無い限り、前後というのは車両10(図4)の前後方向を意味し、左右というのは車幅方向の左右方向を意味し、上下というのは車両10の上下方向を意味する。
本発明は 自動運転車両および手動運転車両に適用可能である。ここでいう自動運転というのは、車両10の走行制御を全て自動で行う「完全自動運転」のみならず、車両10の走行制御を部分的に自動で行う「部分自動運転」や「運転支援」も含む概念である。本明細書では、駆動力制御、制動制御、操舵制御のそれぞれを自動制御と手動制御との間で切り替えが可能な車両10を想定する。
[1 シート16]
図1、図2に示されるように、車両10の床パネル12には、車両10の前後方向と平行する複数のレール14が取り付けられる。シート16は、レール14に沿って車両10の前後方向に移動自在な状態で支持される基台18と、基台18の上部に固定されるシートクッション20と、シートクッション20の後端から上方向に延びるシートバック22と、シートバック22の上端に固定されるヘッドレスト24と、を備える。基台18は、レール14に沿って移動可能な基台下部18Lと、シートクッション20が固定される基台上部18Uと、を有する。基台上部18Uは、基台下部18Lに対して、床パネル12の略垂直方向と平行する軸線(不図示)を中心にして回転可能である。
シートバック22の右側部には、シートベルト28を支持する固定支持部30と可動支持部32が設けられ、シートバック22の左側部には、シートベルト28を支持する左支持部34が設けられる。シートバック22の内部には、リトラクタ36が設けられる。シートベルト28は、可動支持部32を介して、リトラクタ36と固定支持部30との間に設けられる。更に、固定支持部30と可動支持部32との間のシートベルト28には、シートベルト28に対してスライド自在のタングプレート38が設けられる。タングプレート38が、左支持部34に設けられるバックル40に差し込まれると、シートベルト28は固定支持部30、左支持部34、可動支持部32の3点で乗員Hを拘束する。
固定支持部30は、シートバック22の右側部下端近傍に設けられる。左支持部34は、シートバック22の左側部下端近傍に設けられる。一方、可動支持部32は、固定支持部30よりも上方に設けられており、移動機構42(図3)により規定される可動範囲内でシートバック22の右側面に沿って上下方向に移動可能である。
[2 移動機構42]
図3に示されるように、移動機構42は、駆動源としてのモータ44と、モータ44の回転運動を可動支持部32の上下方向の直線運動に変換するベルト部材46およびプーリ48と、可動支持部32の直線運動に関わる動作部分に制動力を付与するブレーキ50と、可動支持部32を上下方向に案内するガイド52と、モータ44およびブレーキ50の駆動回路(不図示)と、を有する。可動支持部32は、ベルト部材46に接続されている。また、移動機構42には、可動支持部32の上下方向の位置を検出する位置センサ54が設けられる。
モータ44が正方向に駆動すると、プーリ48が正方向に回転し、プーリ48に巻き掛けられたベルト部材46が正方向に回転する。プーリ48の回転に伴い、可動支持部32はガイド52に沿って正方向、例えば上方向に移動する。モータ44が負方向に駆動すると、プーリ48が負方向に回転し、プーリ48に巻き掛けられたベルト部材46が負方向に回転する。プーリ48の回転に伴い、可動支持部32はガイド52に沿って負方向、例えば下方向に移動する。可動支持部32は、ガイド52の上端から下端までの間で移動可能である。この範囲が可動支持部32の可動範囲である。ガイド52の上端が機械的な上限位置であり、下端が機械的な下限位置である。ブレーキ50はモータ44の停止中に作動して、可動支持部32を停止位置に保持する。
なお、図3に示されるは移動機構42の構成は一例である。移動機構42の構成はこれに限定されるものではない。要するに、可動支持部32を可動範囲内の一方と他方の間で移動させることができるものであれば、どのような構造を用いてもよい。
[3 シートベルト装置70を備える車両10のシステム構成]
図4、図5を用いて車両10のシステム構成を説明する。上述したように、本実施形態に係る車両10は自動制御と手動制御の間で切り替えが可能である。以下では自動運転に関するシステム構成と、シートベルト装置70のシステム構成と、を分けて説明する。
[3.1 自動運転に関するシステム構成]
車両10は、運転操作ECU60と、運転操作ECU60により制御される駆動力装置62、操舵装置64、制動装置66を有する。運転操作ECU60は、1つまたは複数のECUにより構成され、記憶装置と各種機能実現部を備える。機能実現部は、CPU(中央処理ユニット)が記憶装置に記憶されているプログラムを実行することにより機能が実現されるソフトウエア機能部である。なお、機能実現部は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)等の集積回路からなるハードウエア機能部により実現することもできる。後述するシートベルトECU78も同様である。運転操作ECU60は、自動運転時に、自動運転に必要な情報を後述する外界センサ72と車両センサ74等から取得し、外界情報および自車情報を認識し、行動計画を作成し、その行動計画に従って走行するための制御指令を駆動力装置62、操舵装置64、制動装置66に出力する。
駆動力装置62は、駆動力ECUとエンジン・駆動モータを含む駆動源を有し、運転操作ECU60から出力される制御指令に従い加減速操作を行う。操舵装置64は、EPS(電動パワーステアリングシステム)ECUとEPSアクチュエータを有し、運転操作ECU60から出力される制御指令に従い操舵操作を行う。制動装置66は、ブレーキECUとブレーキアクチュエータを有し、運転操作ECU60から出力される制御指令に従い制動操作を行う。
[3.2 シートベルト装置70のシステム構成]
図4、図5に示されるように、シートベルト装置70は、外界センサ72と、車両センサ74と、操作装置76と、シートベルトECU78と、移動機構42と、リトラクタ36と、シートベルト28と、を有する。
外界センサ72は、車両10の外界状態を示す情報(以下、外界情報という。)を取得し、外界情報を運転操作ECU60およびシートベルトECU78に出力する。外界センサ72は、車両10の周囲を撮影する複数の車外カメラ80と、車両10の周囲の物体を検出するレーダ82およびLIDAR84を含むほか、図示しない各装置、例えばナビゲーション装置、外部(路側機、放送局、他車両等)と通信を行う通信装置等を含む。
車両センサ74は、車両10自体の状態を示す情報(以下、車両情報という。)を取得し、車両情報を運転操作ECU60とシートベルトECU78に出力する。車両センサ74は、可動支持部32の位置を検出する位置センサ54と、車両10の室内を撮影する車内カメラ86と、シート16に着座する乗員Hの重量を検出するシートウエイトセンサ88と、シートベルト28の装着または非装着を検出するシートベルトセンサ90と、シートバック22の傾斜角度を検出するシート角度センサ92と、乗員Hがステアリングホイール95を把持するか否かを検出するタッチセンサ94と、車両10に発生する衝突を検出する衝突センサ96と、を含む。衝突センサ96は、例えばGセンサと圧力センサとを含む。車両センサ74は、図示しない各センサ、例えば、車両速度(車速)を検出する車速センサ、ヨーレートセンサ、方位センサ、勾配センサ、アクセルペダルセンサ、ブレーキペダルセンサ、舵角センサ等も含む。
なお、シート角度センサ92により検出されるシートバック22の傾斜角度というのは、上下方向に対するシートバック22の基準線の角度のことをいう。本明細書においては、シートバック22の基準線を上方向に延びるシートバックフレーム(不図示)の軸線としている。但し、シートバック22の基準線は適宜設定することができる。例えば、設計上のトルソーラインを基準線として設定してもよいし、シートバック22の幅方向中心において傾斜の回転軸とシートバック22の上方頂点とを結んだ線を基準線として設定してもよい。
図5に示されるように、シートベルトECU78は、機能実現部として、シート角度判定部100と、乗員判定部102と、衝突予測部104と、衝突判定部106と、装着判定部108と、支持位置判定部110と、リトラクタ制御部112と、モータ制御部114と、を有する。また、シートベルトECU78は、記憶装置116を有する。シート角度判定部100と乗員判定部102と装着判定部108は、シート16の状態、例えば乗員Hが着座しているか否か、シートバック22が傾斜しているか等、を判定するシート状態判定部98として機能する。
シート角度判定部100は、シート角度センサ92の検出結果に基づいてシートバック22の傾斜角度を判定する。乗員判定部102は、車内カメラ86で取得された画像情報またはシートウエイトセンサ88の検出結果に基づいてシート16に乗員Hが着座するか否かを判定する。衝突予測部104は、レーダ82またはLIDAR84の検出結果に基づいて車両10と障害物との距離と相対速度を算出し、所定距離以下且つ所定速度以上である場合に車両10に衝突が発生するものと予測する。衝突判定部106は、衝突センサ96の検出結果に基づいて車両10に衝突が発生したか否かを判定する。
装着判定部108は、シートベルトセンサ90の検出結果に基づいて乗員Hがシートベルト28を装着しているか否かを判定する。支持位置判定部110は、位置センサ54の検出結果に基づいて可動支持部32の位置を判定する。リトラクタ制御部112は、衝突判定部106により衝突が検出された場合にリトラクタ36に作動指示を出力する。モータ制御部114は、シート状態判定部98および支持位置判定部110の判定結果と衝突予測部104の予測結果のうちの少なくとも一つに基づいてモータ44を制御する。記憶装置116は、各種のプログラムや数値(所定値)やマップM1、M2等を記憶する。
[4 シートベルト装置70で行われる処理]
以下で、シートベルト装置70で行われる処理の具体例を説明する。なお、以下で説明する各処理は、所定時間間隔で繰り返し行われる。
[4.1 第1処理]
図6を用いて第1処理を説明する。ステップS1において、装着判定部108は、シートベルトセンサ90の検出結果に基づいてシートベルト28が装着されているか否かを判定する。装着されている場合(ステップS1:YES)、処理はステップS2に移行する。一方、装着されていない場合(ステップS1:NO)、一旦処理は終了して次回処理の開始まで待機する。
ステップS1からステップS2に移行する場合、シート角度判定部100は、シート角度センサ92の検出結果に基づいて、シートバック22の傾斜角度が変わったか否かを判定する。傾斜角度が変わった場合(ステップS2:YES)、処理はステップS3に移行する。一方、傾斜角度が変わっていない場合(ステップS2:NO)、一旦処理は終了して次回処理の開始まで待機する。
ステップS2からステップS3に移行する場合、モータ制御部114は、シートバック22の傾斜角度に応じて可動支持部32による支持位置を制御する。記憶装置116には、例えば上下方向を基準とするシートバック22の傾斜角度と、可動支持部32の位置(下限位置からの高さ)との関係を示すマップM1が記憶される。このマップM1は、の傾斜角度が大きくなるほど、すなわちシートバック22がシート16の後方側に傾倒するほど可動支持部32の位置が可動範囲の下端側になるように設定される。モータ制御部114は、シート角度判定部100により判定されたシートバック22の傾斜角度に応じた可動支持部32の目標位置をマップM1から求める。また、支持位置判定部110は、位置センサ54の検出結果に基づいて可動支持部32の現在位置を判定する。モータ制御部114は、可動支持部32の現在位置を目標位置に近づけるための制御量を算出し、移動機構42に対して動作指示を出力する。移動機構42は、動作指示に応じてブレーキ50を解除すると共にモータ44を駆動する。
[4.2 第2処理]
図7を用いて第2処理を説明する。ステップS11で行われる処理は図6に示される第1処理のステップS1で行われる処理と同じである。
ステップS11からステップS12に移行する場合、乗員判定部102は、車内カメラ86の画像情報またはシートウエイトセンサ88の検出結果に基づいて乗員Hの身体の大きさが所定の大きさよりも大きいか否かを判定する。例えば、乗員判定部102は、画像認識処理により乗員Hの大きさを判定し、記憶装置116に記憶される仮想の乗員Hの大きさと比較する。または、乗員判定部102は、乗員Hの体重と、記憶装置116に記憶される所定の体重とを比較する。乗員Hの身体が所定の大きさ以上である場合(ステップS12:YES)、処理はステップS13に移行する。一方、乗員Hの身体が所定の大きさ未満である場合(ステップS12:NO)、処理はステップS15に移行する。
ステップS12からステップS13に移行する場合、支持位置判定部110は、位置センサ54の検出結果に基づいて可動支持部32の現在位置を判定し、その現在位置と記憶装置116に記憶される所定位置とを比較する。可動支持部32の現在位置が所定位置よりも下にある場合(ステップS13:YES)、処理はステップS14に移行する。一方、可動支持部32の現在位置が所定位置よりも上または同じ位置にある場合(ステップS13:YES)、一旦処理は終了して次回処理の開始まで待機する。
ステップS13からステップS14に移行する場合、モータ制御部114は、可動支持部32による支持位置を高くする。例えば、モータ制御部114は、可動支持部32の目標位置を記憶装置116に記憶される上限位置とし、可動支持部32の現在位置を目標位置に近づけるための制御量を算出し、移動機構42に対して動作指示を出力する。移動機構42は、動作指示に応じてブレーキ50を解除すると共にモータ44を駆動する。このとき、車内カメラ86の画像情報に基づいて乗員Hの状態を認識し、例えば肩、腕、脇の位置等から可能な上限位置を判定してもよい。
ステップS12からステップS15に移行する場合、支持位置判定部110は、位置センサ54の検出結果に基づいて可動支持部32の現在位置を判定し、その現在位置と記憶装置116に記憶される所定位置とを比較する。可動支持部32の現在位置が所定位置よりも上にある場合(ステップS15:YES)、処理はステップS16に移行する。一方、可動支持部32の現在位置が所定位置よりも下または同じ位置にある場合(ステップS15:NO)、一旦処理は終了して次回処理の開始まで待機する。
ステップS15からステップS16に移行する場合、モータ制御部114は、可動支持部32による支持位置を低くする。例えば、モータ制御部114は、可動支持部32の目標位置を記憶装置116に記憶される下限位置とし、可動支持部32の現在位置を目標位置に近づけるための制御量を算出し、移動機構42に対して動作指示を出力する。移動機構42は、動作指示に応じてブレーキ50を解除すると共にモータ44を駆動する。
[4.3 第3処理]
図8を用いて第3処理を説明する。ステップS21で行われる処理は図6に示される第1処理のステップS1で行われる処理と同じである。
ステップS21からステップS22に移行する場合、モータ制御部114は、乗員Hの身体の所定部位の位置に応じて可動支持部32による支持位置を制御する。身体の所定部位としては、例えば肩、頭部の一部または全部、腕の一部または全部、胸部等があげられる。また、1箇所の所定部位の位置を判定してもよいし、複数箇所の所定部位の位置を判定してもよい。記憶装置116には、例えば身体の所定部位の位置と、可動支持部32の上限位置との関係を示すマップM2が記憶される。乗員判定部102は、車内カメラ86の画像情報を入力し、画像認識処理により乗員Hの身体の所定部位の位置を判定する。モータ制御部114は、乗員判定部102で判定された所定部位の位置に応じた可動支持部32の目標位置をマップM2から求める。また、支持位置判定部110は、位置センサ54の検出結果に基づいて可動支持部32の現在位置を判定する。モータ制御部114は、可動支持部32の現在位置を目標位置に近づけるための制御量を算出し、移動機構42に対して動作指示を出力する。移動機構42は、動作指示に応じてブレーキ50を解除すると共にモータ44を駆動する。
[4.4 第4処理]
図9を用いて第4処理を説明する。ステップS31で行われる処理は図6に示される第1処理のステップS1で行われる処理と同じである。
ステップS31からステップS32に移行する場合、乗員判定部102は、車内カメラ86の画像情報またはタッチセンサ94の検出結果に基づいて乗員Hがステアリングホイール95を把持しているか否かを判定する。例えば、乗員判定部102は、画像認識処理により乗員Hの姿勢を判定し、記憶装置116に記憶される仮想の乗員Hの姿勢と比較する。または、乗員判定部102は、タッチセンサ94の電気信号値と、記憶装置116に記憶される所定の電気信号値とを比較する。乗員Hがステアリングホイール95を把持している場合(ステップS32:YES)、処理はステップS33に移行する。一方、乗員Hがステアリングホイール95を把持していない場合(ステップS32:NO)、処理はステップS35に移行する。
ステップS33〜ステップS36で行われる処理は図7に示される第2処理のステップS13〜ステップS16で行われる処理と同じである。
[4.5 第5処理]
図10を用いて第5処理を説明する。ステップS41で行われる処理は図6に示される第1処理のステップS1で行われる処理と同じである。
ステップS41からステップS42に移行する場合、衝突予測部104は、外界センサ72の検出結果に基づいて衝突が発生するかを予測する。衝突の発生が予測される場合(ステップS42:YES)、処理はステップS43に移行する。一方、衝突の発生が予測されない場合(ステップS42:NO)、一旦処理は終了して次回処理の開始まで待機する。
ステップS43、ステップS44で行われる処理は図7に示される第2処理のステップS13、ステップS14で行われる処理と同じである。
[5 別実施形態]
図1、図2では本発明を3点支持のシートベルト装置70に適用した実施形態を説明した。本発明は、図11に示されるような4点支持のシートベルト装置70にも適用できる。なお、図11において、図1、図2と同一の構成については同一の符号を付している。
シートバック22の右側部と同様に、シートバック22の左側部には、シートベルト128を支持する固定支持部130と可動支持部132が設けられる。シートバック22の内部には、リトラクタ36(図2)とは別のリトラクタ(不図示)が設けられる。シートベルト128は、可動支持部132を介して、リトラクタ(不図示)と固定支持部130との間に設けられる。更に、固定支持部30と可動支持部32との間のシートベルト128には、シートベルト128に対してスライド自在のバックル40が設けられる。シートベルト28に設けられるタングプレート38がシートベルト128に設けられるバックル40に差し込まれると、シートベルト128は固定支持部30、可動支持部32、固定支持部130、可動支持部132の4点で乗員Hを拘束する。
固定支持部130は、シートバック22の左側部下端近傍に設けられる。一方、可動支持部132は、固定支持部130よりも上方に設けられる。可動支持部132は、図3に示される移動機構42と同様の移動機構(不図示)により規定される可動範囲内でシートバック22の左側面に沿って上下方向に移動可能である。移動機構(不図示)は、図3に示される移動機構42と同様にシートベルトECU78により制御される。
また、リトラクタ36がシートバック22の内部に設けられるのではなく、シートバック22の外部に設けられていてよく、可動支持部32自体がリトラクタであってもよい。
[6 実施形態のまとめ]
本実施形態は、シートベルト28、128を支持する支持部が全てシート(16)に設けられるシートベルト装置70に関する。シートベルト装置70は、シート16の状態を判定するシート状態判定部98と、シートベルト28、128をシートバック22に設けられる可動範囲内で支持する可動支持部32、132と、モータ44で可動支持部32、132を可動範囲内で移動させる移動機構42と、シート状態判定部98により判定されたシート16の使用状態に応じてモータ44を制御するモータ制御部114と、を備える。上記構成によれば、乗員Hがシートベルト28、128により拘束される位置をシート16の使用状態に応じて変えられる。その結果、乗員Hにとってシートベルト28、128の位置が最適位置になるため、乗員Hの快適性が向上する。
シート状態判定部98は、シートバック22の傾斜角度を判定するシート角度判定部100を有する。モータ制御部114は、シート角度判定部100により判定される傾斜角度に応じてモータ44を制御する(図6のステップS3)。上記構成によれば、シートバック22の傾斜角度に応じてシートベルト28、128の位置を決めるため、乗員Hにとってシートベルト28、128の位置が最適位置になり、乗員Hの快適性が向上する。
モータ制御部114は、シートバック22がシート16の後方側に傾倒するほど可動支持部32、132が可動範囲の下端側に位置するように、モータ44を制御する(図6のステップS3)。上記構成によれば、シートバック22が傾倒するほど可動支持部32、132を下げてシートベルト28、128による乗員Hの拘束を2点支持に近づけるため、拘束力に実質的な影響を与えることなく、乗員Hの自由度を向上させることができる。
シート状態判定部98は、シート16に着座する乗員Hの体格または体勢を判定する乗員判定部102を有する。モータ制御部114は、乗員判定部102により判定される乗員Hの体格または体勢に応じてモータ44を制御する(図7のステップS14、ステップS16、図8のステップS22、図9のステップS34、ステップS36)。上記構成によれば、乗員Hの体格または体勢に応じてシートベルト28、128の位置を決めるため、乗員Hにとってシートベルト28、128の位置が最適位置となり、乗員Hの快適性が向上する。
モータ制御部114は、乗員Hの体格が所定体格よりも大きい場合には可動支持部32、132が可動範囲の上部に位置するようにモータ44を制御し(図7のステップS14)、乗員Hの体格が所定体格よりも小さい場合には可動支持部32、132が可動範囲の下部に位置するようにモータ44を制御する(図7のステップS16)。上記構成によれば、大きな乗員Hの場合に可動支持部32、132の位置を上部にし、小さな乗員Hの場合に可動支持部32、132の位置を下部にするため、乗員Hにとってシートベルト28、128の位置が最適位置となり、乗員Hの快適性が向上する。
モータ制御部114は、乗員Hの所定部位の位置に応じてモータ44を制御する(図8のステップS22)。上記構成によれば、乗員Hの所定部位の位置に応じて可動支持部32、132の位置を制御するため、乗員Hにとってシートベルト28、128の位置が最適位置となり、乗員Hの快適性が向上する。
乗員判定部102は、乗員Hの体格または体勢に基づいて可動支持部32、132が移動可能な上限位置を判定し、モータ制御部114は、上限位置に近づけるようにモータ44を制御する。上記構成によれば、乗員H毎に可動支持部32、132の可動範囲の上限位置を変えることができるため、乗員Hにとってシートベルト28、128の位置が最適位置となり、乗員Hの快適性が向上する。更に、乗員Hを好適に拘束することができる。
乗員判定部102は、乗員Hの腕の位置に基づいて上限位置を判定する。上記構成によれば、可動範囲の上限位置として適切な位置を判定しやすい。
乗員判定部102は、乗員Hがステアリングホイール95を把持しているか否かで乗員Hの腕の位置を判定する(図9のステップS32)。上記構成によれば、可動範囲の上限位置の判定を容易に行うことができる。
車両10に発生する衝突を予測する衝突予測部104を更に備え、モータ制御部114は、衝突予測部104により衝突が予測される場合に、可動支持部32、132が可動範囲の上部に位置するようにモータ44を制御する(図10のステップS44)。上記構成によれば、衝突発生前に可動支持部32、132が可動範囲の上部に位置するため、乗員Hの拘束を一層好適に行うことができる。

Claims (8)

  1. シートベルト(28、128)を支持する支持部が全てシート(16)に設けられるシートベルト装置(70)であって、
    前記シート(16)の状態を判定するシート状態判定部(98)と、
    前記シートベルト(28、128)をシートバック(22)に設けられる可動範囲内で支持する可動支持部(32、132)と、
    モータ(44)で前記可動支持部(32、132)を前記可動範囲内で移動させる移動機構(42)と、
    前記シート状態判定部(98)により判定された前記シート(16)の使用状態に応じて前記モータ(44)を制御するモータ制御部(114)と、を備え、
    前記シート状態判定部(98)は、前記シートバック(22)の傾斜角度を判定するシート角度判定部(100)を有し、
    前記モータ制御部(114)は、前記シートバック(22)が前記シート(16)の後方側に傾倒するほど前記可動支持部(32、132)が前記可動範囲の下端側に位置するように、前記モータ(44)を制御する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
  2. 請求項1に記載のシートベルト装置(70)において、
    前記シート状態判定部(98)は、前記シート(16)に着座する乗員の体格または体勢を判定する乗員判定部(102)を有し、
    前記モータ制御部(114)は、前記乗員判定部(102)により判定される乗員の前記体格または前記体勢に応じて前記モータ(44)を制御する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
  3. 請求項2に記載のシートベルト装置(70)において、
    前記モータ制御部(114)は、乗員の前記体格が所定体格よりも大きい場合には前記可動支持部(32、132)が前記可動範囲の上部に位置するように前記モータ(44)を制御し、乗員の前記体格が前記所定体格よりも小さい場合には前記可動支持部(32、132)が前記可動範囲の下部に位置するように前記モータ(44)を制御する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
  4. 請求項2に記載のシートベルト装置(70)において、
    前記モータ制御部(114)は、乗員の所定部位の位置に応じて前記モータ(44)を制御する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
  5. 請求項2に記載のシートベルト装置(70)において、
    前記乗員判定部(102)は、乗員の前記体格または前記体勢に基づいて前記可動支持部(32、132)が移動可能な上限位置を判定し、
    前記モータ制御部(114)は、前記上限位置に近づけるように前記モータ(44)を制御する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
  6. 請求項5に記載のシートベルト装置(70)において、
    前記乗員判定部(102)は、乗員の腕の位置に基づいて前記上限位置を判定する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
  7. 請求項6に記載のシートベルト装置(70)において、
    前記乗員判定部(102)は、乗員がステアリングホイール(95)を把持しているか否かで乗員の腕の位置を判定する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
  8. 請求項1に記載のシートベルト装置(70)において、
    車両(10)に発生する衝突を予測する衝突予測部(104)を更に備え、
    前記モータ制御部(114)は、前記衝突予測部(104)により衝突が予測される場合に、前記可動支持部(32、132)が前記可動範囲の上部に位置するように前記モータ(44)を制御する
    ことを特徴とするシートベルト装置(70)。
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