JP2017094467A - 回転工具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダイヤモンドを含む刃部を備え、切屑処理性の優れた回転工具を提供する。【解決手段】回転工具本体と、該回転工具本体に設けられた、切れ刃を有する刃部とを備え、刃部はダイヤモンドを80体積%以上含み、刃部は切れ刃に沿って延在するランド面と、ランド面から見て切れ刃と反対側に位置する凹部を有するチップブレーカとを含む回転工具である。凹部の側面は、好ましくは、ランド面からの距離の大きさに伴って連続的に後退する、回転体形状の側面の一部と同一形状のすくい面を有する。【選択図】図1
Description
本発明は、回転工具に関し、より詳細には、ダイヤモンドを含む刃部を備えるリーマやエンドミル、ドリル等の回転切削工具に関する。
回転工具等の切削工具には、切削時の切屑処理性を高めるために、ブレーカ溝やブレーカ壁等のチップブレーカが形成されている。例えば、特許文献1〜3には、チップブレーカの表面粗さを規定することにより、切屑を渦巻き状にカールさせる技術が開示されている。
特許文献1〜3では、チップブレーカを放電加工あるいは研磨加工により形成するため、チップブレーカの形状は単純な溝状の形状となる。このため、加工条件によっては、切屑を渦巻き状にカールさせることができず、所望の切屑処理性を得ることができない。また、チップブレーカを放電加工で形成した場合、チップブレーカの刃部のすくい面が放電加工面となるため、刃部の切れ刃をシャープに形成することができない。したがって、特許文献1〜3に開示された回転工具を用いた場合、被削材の仕上げ面粗さが悪化するという問題があった。
また、回転工具の強度と耐摩耗性の向上のために、刃部にダイヤモンドが用いるが、ダイヤモンドは高硬度であるため、加工が難しく、切屑処理性に優れたチップブレーカを形成することが困難であるという問題もある。
本発明の目的は、ダイヤモンドを含む刃部を備え、切屑処理性の優れた回転工具を提供することにある。
本発明の一態様に係る回転工具は、回転工具本体と、該回転工具本体に設けられた、切れ刃を有する刃部とを備え、刃部はダイヤモンドを80体積%以上含み、刃部は切れ刃に沿って延在するランド面と、ランド面から見て切れ刃と反対側に位置する凹部を有するチップブレーカとを含む。
上記によれば、ダイヤモンドを含む刃部を備え、切屑処理性の優れた回転工具を提供することが可能となる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
[1]本発明の一態様に係る回転工具は、回転工具本体と、該回転工具本体に設けられた、切れ刃を有する刃部とを備え、該刃部はダイヤモンドを80体積%以上含み、該刃部は該切れ刃に沿って延在するランド面と、該ランド面から見て該切れ刃と反対側に位置する凹部を有するチップブレーカとを含む回転工具である。本発明の一態様に係る回転工具は、切屑処理性に優れている。
本発明の一態様に係る回転工具において上記凹部の側面は、該ランド面からの距離の大きさに伴って連続的に後退する、回転体形状の側面の一部と同一形状のすくい面を有することが好ましい。回転工具は、刃部が上記凹部を有するチップブレーカを含み、該凹部の側面が、ランド面からの距離の大きさに伴って連続的に後退する、回転体形状の側面の一部と同一形状のすくい面を有することにより、被削材の切削時に、切屑がチップブレーカのすくい面に沿ってすくい面の底部に向かって流出するため、切屑に大きな歪を与えることができる。したがって、本発明の一態様に係る回転工具は、様々な切削条件下において、優れた切屑処理性を発揮することが可能となる。また、本発明の一態様に係る回転工具は、刃部がダイヤモンドを80体積%以上含むため、刃部の強度および耐摩耗性が優れている。
[2]本発明の一態様に係る回転工具において、上記ランド面に対する上記すくい面の傾斜角は15°以上50°以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に切屑がすくい面に沿って流出しやすいため、回転工具の切屑処理性が向上する。さらに、刃部の刃先の強度を維持することができるため、回転工具の工具寿命も長くなる。
[3]本発明の一態様に係る回転工具において上記ランド面は、上記切れ刃に対して垂直方向の幅が10μm以上100μm以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に切屑がランド面に乗り上げることを防止できるため、回転工具の切屑処理性が向上する。さらに、刃部の刃先の強度を維持することができるため、回転工具の工具寿命も長くなる。ここで、切れ刃に対して垂直方向とは、切れ刃に対して垂直、かつ、ランド面上に位置する直線に沿う方向を意味する。なお、切れ刃が曲線の場合は、曲線の接線に対して垂直で、かつ、ランド面上に位置する直線に沿う方向を意味する。
[4]本発明の一態様に係る回転工具において上記凹部は、その最大深さが60μm以上300μm以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に切屑に効果的に歪を与えることができるため、回転工具の切屑処理性が向上する。
[5]本発明の一態様に係る回転工具において上記凹部は、上記切れ刃に対して垂直方向の幅が0.2mm以上1.0mm以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に流出した切屑が、刃部の上面に乗り上げることなく、チップブレーカの凹部のすくい面の後端から刃部の上面に向かって立ち上がる傾斜面(以下、「ブレーカ壁面」ともいう。)に衝突し、切屑が細断されやすくなるため、回転工具の切屑処理性が向上する。
[6]本発明の一態様に係る回転工具において上記ランド面の表面粗さは0.05μm以上0.2μm以下の範囲であり、上記すくい面の表面粗さは、2μm以上7μm以下の範囲であることが好ましい。ランド面の表面粗さを0.05μm以上0.2μm以下の範囲とすることで、刃部の切れ刃をシャープに形成することができるため、被削材の仕上げ面粗さが良好となる。また、すくい面の表面粗さを2μm以上7μm以下の範囲とすることで、切削時に流出した切屑が、すくい面の表面を擦過する際の抵抗が増大するため、切屑がカールしやすくなり、回転工具の切屑処理性が向上する。
[7]本発明の一態様に係る回転工具において上記ダイヤモンドは、単結晶ダイヤモンド、特に気相合成法により合成された単結晶ダイヤモンドであることが好ましい。単結晶ダイヤモンドは強度および耐摩耗性に優れているため、回転工具は優れた耐摩耗性および刃先の鋭利さ(刃立性)を有することができる。
[8]本発明の一態様に係る回転工具において上記単結晶ダイヤモンドは、波長が190nm以上11000nm以下のレーザ光に対する吸収係数が2cm-1以上90cm-1以下の範囲であることが好ましい。単結晶ダイヤモンドの吸収係数が2cm-1以上90cm-1以下の範囲であると、単結晶ダイヤモンドがレーザ光を吸収しやすい。したがって、単結晶ダイヤモンドのレーザ加工が容易であり、刃部に所望の形状のチップブレーカを形成することができ、回転工具の切屑処理性が向上する。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る回転工具の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
本発明の実施形態に係る回転工具の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施態様に係る回転工具10を示す概略斜視図である。
図1に示される回転工具10はリーマ形状であるが、これに限定されるものではなく、ドリルやエンドミル等、他の一般的な形状であってもよい。すなわち、本発明に係る回転工具は、軸回転しながら被切削物に接触することにより被切削物を切削する回転工具(ドリル、エンドミル、リーマ等)を広く含む。図1に示されるように、本実施形態に係る回転工具10は、回転工具本体2と、回転工具本体2に設けられた刃部3,4とを備える。回転工具10は、刃部3および刃部4のいずれか一方のみを有していてもよい。
図1に示される回転工具10はリーマ形状であるが、これに限定されるものではなく、ドリルやエンドミル等、他の一般的な形状であってもよい。すなわち、本発明に係る回転工具は、軸回転しながら被切削物に接触することにより被切削物を切削する回転工具(ドリル、エンドミル、リーマ等)を広く含む。図1に示されるように、本実施形態に係る回転工具10は、回転工具本体2と、回転工具本体2に設けられた刃部3,4とを備える。回転工具10は、刃部3および刃部4のいずれか一方のみを有していてもよい。
回転工具本体2の材質は、例えば鋼や超硬合金であることができる。回転工具本体2の外形形状は概ね軸方向に延びた円柱形状であり、回転工具本体2の先端部から中途部にかけて溝21が形成される。溝21の先端部、および溝21の中途部かつ回転工具本体2の外周面に臨む位置にはそれぞれ刃部3、刃部4を収容する切欠き部が形成される。これらの切欠き部は、溝21の溝面および回転工具本体2の外周面に開口している。
回転工具本体2の先端部の切欠き部には刃部3が収容されて固着され、中途部の切欠き部には刃部4が収容されて固着される。
図1および図2に示されるように、刃部3は、回転工具本体2の先端部の切欠き部に収容されたときに溝21の溝面と面一となる上面31と、上面31に対向する底面と、上面31の外周と底面の外周とをつなぐ側面32とを有する。側面32のうち、回転工具本体2の切欠き部の開口部に対応する部分は、回転工具本体2の外周面と面一となる。
図1および図3に示されるように、刃部4は、回転工具本体2の中途部の切欠き部に収容されたときに溝21の溝面と面一となる上面41と、上面41に対向する底面と、上面41の外周と底面の外周とをつなぐ側面42とを有する。側面42のうち、回転工具本体2の切欠き部の開口部に対応する部分は、回転工具本体2の外周面と面一となる。
図2に示されるように、刃部3の上面31の外周を構成する辺のうち、刃部3の上面31と側面32とが交差した位置の稜線によって形成される辺は、切れ刃33を構成する。また図3に示されるように、刃部4の上面41の外周を構成する辺のうち、刃部4の上面41と側面42とが交差した位置の稜線によって形成される辺は、切れ刃43を構成する。
図2に示されるように、刃部3には、刃部3の上面31と側面32とが交差した位置の稜線に沿って延在してチップブレーカ34が形成されている。チップブレーカ34は、切れ刃33に沿って形成された凹部35を含む。また図3に示されるように、刃部4には、刃部4の上面41と側面42とが交差した位置の稜線に沿って延在してチップブレーカ44が形成されている。チップブレーカ44は、切れ刃43に沿って形成された凹部45を含む。
刃部3,4は、ダイヤモンドを80体積%以上含む。ダイヤモンドは強度および耐摩耗性に優れているため、ダイヤモンドを含む刃部は、強度および耐摩耗性が優れ、チップブレーカの工具寿命を向上させることができる。刃部3,4のダイヤモンドの含有量は、90体積%以上であることが好ましく、95体積%以上であることがより好ましい。
ダイヤモンドとしては、ダイヤモンド粉末を焼結させたダイヤモンド焼結体や、気相合成法(CVD:Chemincal Vapor Deposition)により合成された単結晶ダイヤモンドを用いることができる。ダイヤモンド焼結体を刃部3,4に用いると、特に非鉄金属の加工において、刃部は優れた耐摩耗性を有し、良好な仕上げ面を得ることができる。一方、気相合成法により合成された単結晶ダイヤモンドを刃部3,4に用いると、刃部は優れた耐摩耗性および刃先の鋭利さ(刃立性)を有することができる。
単結晶ダイヤモンドは、レーザ波長が190nm以上11000nm以下の波長領域において、吸収係数が2cm-1以上90cm-1以下の範囲であることが好ましい。単結晶ダイヤモンドの吸収係数が前記の範囲であると、レーザ光を吸収しやすいため、刃部3,4のレーザ加工が容易になる。したがって、刃部3,4の外形を所望の形状に加工したり、刃部3,4にチップブレーカを精度よく成形することができる。レーザ波長が1064nmの場合、単結晶ダイヤモンドの吸収係数は、5cm-1以上20cm-1以下の範囲がより好ましい。レーザ波長が532nmの場合、単結晶ダイヤモンドの吸収係数は、30cm-1以上70cm-1以下の範囲がより好ましい。レーザ波長が355nmの場合、単結晶ダイヤモンドの吸収係数は、60cm-1以上90cm-1以下の範囲がより好ましい。
図2に示されるように、刃部3の上面31には、切れ刃33に沿って延在するランド面36が形成されている。ランド面36は、切れ刃33から上面31に沿って一定の幅W11を有している(図4参照)。また図3に示されるように、刃部4の上面41には、切れ刃43に沿って延在するランド面46が形成されている。ランド面46は、切れ刃43から上面41に沿って一定の幅W12を有している(図5参照)。
ランド面36の幅W11およびランド面46の幅W12は、10μm以上100μm以下の範囲であることが好ましい。幅W11,W12が10μm以上であると、刃部の刃先の強度を維持することができるため、刃先の欠け(チッピング)を防止でき、回転工具の工具寿命が長くなる。幅W11,W12が100μm以下であると、切削時に切屑がランド面36,46に乗り上げ、切屑が長くなることを防止できるため、回転工具の切屑処理性が向上する。幅W11,W12は、10μm以上70μm以下であることがより好ましい。
ランド面36,46は、表面粗さが、0.05μm以上0.2μm以下の範囲であることが好ましい。これによると、刃部の切れ刃をシャープに形成することができるため、被削材の仕上げ面粗さが良好となる。ここで、表面粗さとは、JIS B 0031:1994に従う十点平均粗さ(Rz)である。具体的には、断面曲線から基準長さだけを抜き取った部分において、最高から5番目までの山頂の標高の平均値と、最深から5番目までの谷底の標高の平均値との差の値をマイクロメートル(μm)で表わした値である。ランド面36,46の表面粗さは、0.08μm以上0.15μm以下の範囲であることがより好ましい。
図2および図4に示されるように、刃部3の上面31には、ランド面36から見て切れ刃33と反対側に、凹部35を有するチップブレーカ34が形成されている。ここで、凹部35とは、チップブレーカ34のうち、コーナ付近の切れ刃33に沿って形成された部分のことを示す。凹部35の外延を形成する側面は、ランド面36から、刃部3の中央方向に向かう距離の大きさに伴って連続的に後退するすくい面37と、すくい面37の後端から刃部3の上面31に向けて立ち上がるブレーカ壁面38とを含む。これによると、被削材の切削時に流出した切屑は、初めにすくい面37に沿ってすくい面37の底部に向かって流出する。この時、切屑に歪が与えられ、切屑は細断されやすくなる。その後、すくい面37の底部に到達した切屑は、ブレーカ壁面38に衝突する。この時、切屑は衝突により、細断される。または、切り屑により歪が与えられることにより細断される。
同様に、図3および図5に示されるように、刃部4の上面41には、ランド面46から見て切れ刃43と反対側に、凹部45を有するチップブレーカ44が形成されている。凹部45の外延を形成する側面は、ランド面46から、刃部4の中央方向に向かう距離の大きさに伴って連続的に後退するすくい面47と、すくい面47の後端から刃部4の上面41に向けて立ち上がるブレーカ壁面48とを含む。
すくい面37,47は、回転体形状の側面の一部と同一形状である。これによると、刃部3,4の凹部35,45において、被削材の切削時に、切屑がチップブレーカのすくい面37,47に沿ってすくい面37,47の底部に向かって流出するため、切屑に大きな歪を与えることができる。ここで、回転体形状とは、平面図形をその平面上の一直線を軸として、その周りに一回転してできる立体のことを意味する。回転体形状としては、例えば、球、円錐などが挙げられる。回転体形状の軸は、刃部3,4のコーナ角の二等分線上にあると、切屑がコーナ角の二等分線の下方に位置する底部の最大深さ方向に流出するため、切屑により大きな歪を与えることができる。すくい面37,47の形状は、円錐の側面の一部と同一形状であることが好ましい。これによると、刃先の強度を維持することができる。
図4および図5に示されるように、ランド面36,46に対するすくい面37,47の傾斜角αは15°以上50°以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に切屑がすくい面37,47に沿って流出しやすいため、回転工具の切屑処理性が向上する。さらに、刃部3,4の刃先の強度を維持することができるため、回転工具の工具寿命も長くなる。ここで、ランド面36,46に対するすくい面37,47の傾斜角αとは、ランド面36,46と、すくい面37,47とのなす角のうち、鋭角のものを意味する。ランド面36,46に対するすくい面37,47の傾斜角αは、20°以上40°以下であることがより好ましい。
すくい面37,47の表面粗さは、2μm以上7μm以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に流出した切屑が、すくい面37,47の表面を擦過する際の抵抗が増大するため、切屑がカールしやすくなり、回転工具の切屑処理性が向上する。ここで、表面粗さとは、JIS B 0031:1994に従う十点平均粗さ(Rz)である。すくい面37,47の表面粗さは、3.0μm以上6.0μm以下の範囲であることがより好ましい。
図4および図5に示されるように、凹部35,45は、その最大深さDが60μm以上300μm以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に切屑に効果的に歪を与えることができるため、回転工具の切屑処理性が向上する。ここで、凹部35,45の最大深さDとは、ランド面36,46から、凹部の底部までの距離のランド面に垂直な方向における最大値を意味する。凹部35,45の最大深さDは、60μm以上200μm以下の範囲であることがより好ましい。
図4および図5に示されるように、凹部35,45は、切れ刃33,43に対して垂直方向の幅(以下、「凹部の幅」ともいう。)W21,W22が、0.2mm以上1.0mm以下の範囲であることが好ましい。これによると、切削時に流出した切屑が、刃部3,4の上面31,41に乗り上げることなく、ブレーカ壁面38,48に衝突し、切屑が細断されやすくなるため、回転工具の切屑処理性が向上する。ここで、切れ刃33,43に対して垂直方向の幅(凹部の幅)W21,W22とは、切れ刃33,43に対して垂直で、かつ、凹部の天面(ランド面を凹部の上部まで延長した場合に想定される面)上に位置する直線に沿う方向における、凹部の開口部のランド面側の端部から刃部の中央側の端部の間の距離を意味する。なお、切れ刃が曲線の場合は、曲線の接線に対して垂直で、かつ、凹部の天面上に位置する直線に沿う方向における、凹部の開口部のランド面側の端部から刃部の中央側の端部の間の距離を意味する。凹部35,45は、切れ刃33,43に対して垂直方向の幅(凹部の幅)W21,W22が、0.25mm以上0.7mm以下の範囲であることがより好ましい。
本実施の形態の回転工具10の製造方法の一例を説明する。切欠き部を有する回転工具本体2と、ダイヤモンドを80体積%以上含む刃部3,4とを準備する。回転工具本体2の切欠き部に刃部3,4をロウ付けし、ダイヤモンド砥石により刃付け研磨を行う。その後、高出力パルスレーザにて、刃部3,4の表面を加工して、チップブレーカ34,44を形成する。従来は、ダイヤモンドを含む刃部の加工を放電加工や研磨により行っていたため、チップブレーカの形状は、単純な形状に限られていた。一方、本実施の形態では刃部3,4の加工をレーザ照射により正確に位置決めをして行うため、チップブレーカ34,44の形状を所望の形状とすることが可能である。特に、切れ刃33,43に沿って存在するチップブレーカの凹部35,45の形状を精密に調整できるため、回転工具の切屑処理性能を向上させることができる。
本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。ただし本発明は、これらの実施例により限定されるものではない。
[実施例1]
本実施例では、凹部のすくい面の形状が、切削加工時における切屑処理性と逃げ面(回転工具本体の外周面と面一となる面)摩耗量に及ぼす影響を調べた。
本実施例では、凹部のすくい面の形状が、切削加工時における切屑処理性と逃げ面(回転工具本体の外周面と面一となる面)摩耗量に及ぼす影響を調べた。
平均粒子径0.5μmのダイヤモンドを90体積%含有する多結晶硬質焼結体(刃部3,4の元となるもの)を、回転工具本体2の切欠き部にロウ付けし、その後、#1500のダイヤモンド砥石により刃付け研磨を行った。
その後、ガルバノメータミラーにより集光性を高めた高出力パルスYVO4:Ndレーザ(波長1,064nm)を用い、出力1.5W、発振周波数22kHz、加工ピッチ1μmの条件にて等高線状に一定の加工量で彫り進むことにより、刃部3,4のすくい面上面に3次元形状の凹凸形状を有するチップブレーカ形状を形成した。すくい面形状を表1のように変化させた種々の試料を作製し、切屑処理性を評価した。切削条件および工具形状を以下に示す。この評価では、長さ5mm以上300mm以下の範囲の切屑を良好と判断した。評価結果を表1に示す。
(切削条件)
被削材:円柱形状のアルミニウム合金(A6061)、
切削方法:直径18(mm)×長さ30(mm)の内径止まり穴加工、
切削形態:湿式切削、
加工数 :300穴、
被削材の周表面速度:100(m/min)、
工具の取り代 :0.20(mm)、
工具の送り速さ:0.20(mm/rev)。
被削材:円柱形状のアルミニウム合金(A6061)、
切削方法:直径18(mm)×長さ30(mm)の内径止まり穴加工、
切削形態:湿式切削、
加工数 :300穴、
被削材の周表面速度:100(m/min)、
工具の取り代 :0.20(mm)、
工具の送り速さ:0.20(mm/rev)。
(工具形状)
使用工具型番:φ18.4 2枚刃(コーナーR1.0) シャンク径16、
刃部の材質:平均粒径0.5μmのダイヤモンドを90体積%含有する多結晶硬質焼結体、
ホルダー型番:BT50、
すくい面形状:表1のすくい面形状に示す形状の一部と同一、
ランド面の幅(W11,W12):0.07(mm)、
凹部の最大深さ(D):0.1(mm)、
凹部の幅(W21,W22):0.7(mm)、
すくい面粗さ(Rz1):Rz3.2(μm)、
ランド面粗さ(Rz2):Rz0.06(μm)、
ブレーカ加工条件:YVO4:Ndレーザ(波長1,064nm)、周波数22kHz、出力1.5W、加工ピッチ1μm。
使用工具型番:φ18.4 2枚刃(コーナーR1.0) シャンク径16、
刃部の材質:平均粒径0.5μmのダイヤモンドを90体積%含有する多結晶硬質焼結体、
ホルダー型番:BT50、
すくい面形状:表1のすくい面形状に示す形状の一部と同一、
ランド面の幅(W11,W12):0.07(mm)、
凹部の最大深さ(D):0.1(mm)、
凹部の幅(W21,W22):0.7(mm)、
すくい面粗さ(Rz1):Rz3.2(μm)、
ランド面粗さ(Rz2):Rz0.06(μm)、
ブレーカ加工条件:YVO4:Ndレーザ(波長1,064nm)、周波数22kHz、出力1.5W、加工ピッチ1μm。
試料1Aはすくい面にチップブレーカを有しないため、切屑が分断せず工具に切屑が巻き付いた。一方、試料1B〜1Gは、すくい面の形状が円錐形状の一部であるため、切屑長さが300mm以下となり、良好な切屑処理性が得られた。中でも、試料1D〜1Fは、ランド面に対するすくい面の傾斜角が15°以上50°以下であるため、切屑長さが80〜130mmとなり、切屑処理性が特に良好であった。試料1Gは、すくい面の形状が円錐形状で、ランド面に対するすくい面の傾斜角が60°であるため、切屑長さが80〜130mmと良好であるが、加工数300穴の時点において、刃先にチッピングが発生した。試料1Bは、すくい面の形状がボール形状であるため、切屑長さが100〜150mmと良好であるが、加工数300穴の時点において、刃先にチッピングが発生した。
以上より、すくい面の形状がボール形状や円錐形状のような回転体形状の一部と同一であると、切屑長さが300mm以下となり、良好な切屑処理性が得られることが分かった。中でも、回転工具のすくい面形状が円錐形状の一部と同一であり、ランド面に対するすくい面の傾斜角が15°〜50°の範囲であると、切屑長さが80〜130mmの長さになり、良好な切屑処理性を示し、加工数300穴の時点でもチッピングが発生することなく、工具寿命が長くなることが分かった。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態の回転工具は、アルミ合金や非鉄金属の勘合穴加工およびエンドミル用途の工具等として用いると有益である。
2 回転工具本体
3,4 刃部
10 回転工具
21 溝
31,41 刃部の上面
32,42 刃部の側面
33,43 切れ刃
34,44 チップブレーカ
35,45 凹部
36,46 ランド面
37,47 すくい面
38,48 ブレーカ壁面
3,4 刃部
10 回転工具
21 溝
31,41 刃部の上面
32,42 刃部の側面
33,43 切れ刃
34,44 チップブレーカ
35,45 凹部
36,46 ランド面
37,47 すくい面
38,48 ブレーカ壁面
Claims (4)
- 回転工具本体と、
前記回転工具本体に設けられた、切れ刃を有する刃部と、
を備え、
前記刃部は、ダイヤモンドを80体積%以上含み、
前記刃部は、前記切れ刃に沿って延在するランド面と、前記ランド面から見て前記切れ刃と反対側に位置する凹部を有するチップブレーカとを含む、回転工具。 - 前記ダイヤモンドは、単結晶ダイヤモンドである、請求項1に記載の回転工具。
- 前記単結晶ダイヤモンドは、波長が190nm以上11000nm以下のレーザ光に対する吸収係数が2cm-1以上90cm-1以下の範囲である、請求項2に記載の回転工具。
- 前記凹部の側面は、前記ランド面からの距離の大きさに伴って連続的に後退する、回転体形状の側面の一部と同一形状のすくい面を有する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の回転工具。
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