JP2017081454A - 車両の後部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】リヤデフレクタ本体52で反射した反射光L2による後方視認性の低下を抑制できる車両1の後部構造を提供することを目的とする。【解決手段】開閉ルーフ6及びリヤウインドウ14を格納可能な車両1の後部構造であって、座席15の間における車両後方側に、前面に光を反射する凹設部分522aを有するリヤデフレクタ本体52を備え、リヤデフレクタ本体52の車両前方下方に設けた光源81と凹設部分522aとを結ぶ仮想直線を第1仮想線VL1とし、ルームミラー70の略中央と凹設部分522aとを結ぶ仮想直線を第2仮想線VL2とし、凹設部分522aに垂直な仮想直線を仮想基準線VL3として、凹設部分522aの前面を、側面視において、仮想基準線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と、仮想基準線VL3に対する第2仮想線VL2の角度θ4とが異なる角度となる前倒角度θ2で傾斜した傾斜面としたことを特徴とする。【選択図】図9

Description

この発明は、例えば、開閉自在なリヤウインドウを有する車両において、リヤウインドウを開いた際、座席よりも車両後方から巻き込むように車室内へ流入する走行風を整流する整流板を備えたような車両の後部構造に関する。
乗員が乗り込む車室部の上部に開閉自在な開閉ルーフを有する車両、所謂、オープンカーにおいて、開閉ルーフが閉じた状態(クローズ状態)では、車両前方からの走行風が車体表面に沿って車両後方へ流動する。
一方、開閉ルーフが開いた状態(オープン状態)では、車両上部の開口によって走行風が車両後方へ安定して流れ難く、かつ車外に比べて車室内が負圧になるため、開閉ルーフが閉じた状態に比べて、車両上部を流れる走行風の流れが変化し易い。
例えば、開閉ルーフが開いた状態において、フロントウインドウを超えて座席よりも車両後方へ流れた走行風の一部が、車室内の負圧によって車両前方へと巻き込むように偏向することが知られている。
このため、開閉ルーフが開いた状態では、車両後方から巻き込むように車室内へ流入した巻込み風が乗員に当たる風当りや、該風当りによって生じる騒音により、乗員に不快感を与えるおそれがあった。
そこで、開閉ルーフを開いた状態における風当りや風当りによる騒音を抑制する様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、開閉ルーフが開いた状態において、座席よりも車両後方側から車室内へ巻き込むように流動する巻込み風を整流するため、左右一対の座席の間における車両後方側にウィンドデフレクタ装置を備えている。さらに、この特許文献1のデフレクタ装置は、透明性を有する合成樹脂板でデフレクタ板(整流板)を形成することで、良好な後方視認性を確保している。
ところで、整流板の車両前方上方には座席よりも車両後方部分を映すルームミラーが配置されている。このため、乗員がルームミラーを介して車両後方を確認する際、ルームミラーには、座席の間に配置している整流板も映り込むことになる。
一方、昨今では、整流板の車両前方下方には、例えば、ナビゲーションの操作を受付ける操作スイッチ、あるいはサスペンションモードを切替える切替えスイッチなどの各種スイッチが、センターコンソールに配置されている。この各種スイッチには、車幅灯の点灯に連動して点灯する光源が内蔵されていることが多い。
このため、各種スイッチの光源が照射した照明光の照射方向に、透明樹脂等の光反射性を有する整流板が位置する場合、各種スイッチの照明光が整流板で反射してルームミラーに映り込むことがあった。
これより、透明樹脂等の光反射性を有する整流板を備えた車両では、ルームミラーに映り込んだ各種スイッチの反射光によって、ルームミラーを介した後方確認が阻害されるおそれがあった。
特開2005−178707号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、整流板で反射した反射光による後方視認性の低下を抑制できる車両の後部構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両における車室の上部を覆うルーフ、または/および該ルーフよりも車両後方に位置するリヤウインドウを格納部材として、車体に格納可能な車両の後部構造であって、左右一対の座席の間における車両後方側に、車両上方側へ起立するとともに、車両前方側に光を反射する反射面を有する整流板を備え、該整流板の車両前方下方に設けた光源と前記整流板の前記反射面とを結ぶ仮想直線を第1仮想線とし、前記整流板の車両前方上方に設けたルームミラーの略中央と前記整流板の前記反射面とを結ぶ仮想直線を第2仮想線とし、前記整流板の前記反射面に対して垂直な仮想直線を基準仮想線として、前記整流板の前記反射面を、側面視において、前記基準仮想線に対する前記第1仮想線の角度と、前記基準仮想線に対する前記第2仮想線の角度とが異なる角度となる所定角度で傾斜した傾斜面としたことを特徴とする。
上記ルーフは、車両後方へ折り畳むように格納される開閉ルーフ、あるいはルーフ部分を取り外し可能な開閉ルーフであって、幌布や幌骨で構成したソフトトップ、あるいは金属製ルーフで構成したハードトップとすることができる。
上記整流板は、透明性を有する合成樹脂製の整流板、あるいは車両前方側に光沢面を有する整流板などとすることができる。
上記光源は、例えば、ナビゲーションの操作を受付ける操作スイッチ、あるいはサスペンションモードを切替える切替えスイッチなどの各種スイッチに内蔵されたLEDなどの光源とすることができる。
この発明により、整流板で反射した反射光による後方視認性の低下を抑制することができる。
具体的には、光源と反射面とを結ぶ仮想直線が第1仮想線であるため、光源が照射した照射光は、基準仮想線に対する第1仮想線の角度と略同等の入射角で反射面に入射することになる。そして、反射面に入射した照射光は、基準仮想線に対する第1仮想線の角度と略同等の反射角で反射する。
この際、反射面とルームミラーの略中央とを結ぶ仮想直線である第2仮想直線の基準仮想線に対する角度が、基準仮想線に対する第1仮想線の角度とは異なるため、反射面で反射した反射光は、基準仮想線に対する第2仮想線の角度とは異なる反射角で反射することになる。つまり、車両の後部構造は、反射面に入射した照射光を、ルームミラーの略中央以外へ向けて反射させることができる。
これにより、車両の後部構造は、反射光がルームミラーの略中央に映り込むことを抑制できる。ここで、ルームミラーの略中央は、車幅方向におけるルームミラーの一端側を乗員が視認した場合であっても乗員の視界に入り易い部分であり、かつ車幅方向におけるルームミラーの両端に比べて映り込む車両後方の情報量が多い部分である。
このため、ルームミラーの略中央への反射光の映り込みを抑制することで、車両の後部構造は、仮に、反射光がルームミラーに映り込んだ場合であっても、反射光による後方視認性の低下を抑制することができる。
加えて、乗員の頭部よりも車両上方に位置するため、ルームミラーは、略中央が乗員の目の近傍を向くように、車両後方下方へ傾けて調整される。このため、ルームミラーに対して車両後方下方に位置する整流板からの反射光は、小さい入射角でルームミラーに入射したのち、入射角と略同等の小さい反射角で反射することになる。
この際、例えば、乗員の視界に入り易いルームミラーの略中央に反射光が入射すると、反射光が乗員の目の近傍に向けて反射し易くなるため、反射光によって乗員が眩惑するおそれがあった。
これに対して、ルームミラーの略中央以外の部分に反射光が入射するため、車両の後部構造は、例えば、照射光がルームミラーの上部へ向けて反射した場合、乗員の頭部における上部へ向けて反射光を反射させることができる。
これにより、車両の後部構造は、乗員の目の近傍に向けて反射光が反射することを抑制できる。このため、車両の後部構造は、仮に、反射光がルームミラーで反射した場合であっても、ルームミラーを介した反射光による眩惑を抑制することができる。
さらにまた、例えば、透明性を有する合成樹脂で整流板を形成した場合、車両の後部構造は、反射光による後方視認性の低下を抑制するとともに、整流板を介した後方視認性を確保することができる。つまり、透明性を有する合成樹脂で整流板を形成した場合であっても、車両の後部構造は、良好な後方視認性を確保することができる。
あるいは、例えば、光沢性を有する反射面を有する整流板とした場合、車両の後部構造は、ルームミラーへの照射光の映り込みを抑制するととともに、整流板の意匠性を向上することができる。
従って、車両の後部構造は、整流板で反射した反射光による後方視認性の低下を抑制するとともに、反射光による眩惑も抑制することができる。
この発明の態様として、前記整流板を、前記所定角度で傾斜した前記反射面を有する略平板状の反射部と、車両後方からの外気を受風する略平板状の受風部とで構成するとともに、車体に対する前記反射部の角度と、車体に対する前記受風部の角度とを異ならせて一体形成することができる。
この発明により、車両の後部構造は、巻込み風を整流する整流性能を損なうことなく、ルームミラーへの照射光の映り込みを抑制することができる。
具体的には、車両後方からの巻込み風を所望する方向へ整流するため、整流板の背面は、例えば、車体に対して傾斜させた傾斜面で形成する必要がある。
このため、例えば、基準仮想線に対する第1仮想線の角度と、基準仮想線に対する第2仮想線の角度とが異なる角度となるよう略平板状の整流板を傾斜させて配置した場合、所望される整流板の背面の角度が整流板の前面の角度と異なると、車両後方からの巻込み風を所望する方向へ整流できないという問題があった。
これに対して、車体に対する角度が異なる略平板状の反射部と略平板状の受風部とを一体形成して整流板を構成したことにより、車両の後部構造は、車両後方からの巻込み風の整流に適した角度で受風部を容易に配置することができる。これにより、車両の後部構造は、車両後方からの巻込み風を整流する整流機能を損なうことなく、ルームミラーへの照射光の映り込みを抑制することができる。
またこの発明の態様として、前記整流板を、車幅方向略中央に配置した前記反射部と、前記反射部の車幅方向両端に配置した左右一対の前記受風部とで一体形成することができる。
この発明により、車両の後部構造は、乗員に対する快適性を向上することができる。
具体的には、平面視において、車幅方向略中央に配置した反射部とルームミラーとが車両前後方向で対向するように配置されるため、整流板は、光源の照射光を受光し易くなるとともに、ルームミラーへ向けて反射させ易くなる。
しかしながら、所定角度で傾斜した反射面によって、整流板は、ルームミラーへの照射光の映り込みを抑制することができる。このため、車幅方向の略中央に反射部を設けた場合であっても、車両の後部構造は、整流板で反射した反射光による後方視認性の低下を安定して抑制することができる。
一方、車両後方からの巻込み風は、反射部における車幅方向の両端を通過して乗員の頭部近傍へ向けて流動しようとする。そこで、反射部における車幅方向の両端に受風部を配置したことで、整流板は、乗員の頭部近傍へ向けて流動する巻込み風を、例えば車幅方向外側へ容易に偏向することができる。このため、車両の後部構造は、巻込み風が乗員に当たる風当りや、該風当りによって生じる騒音をより安定して抑制することができる。
これにより、車両の後部構造は、乗員に不快感を与える要因となるルームミラーへの反射光の映り込みと、巻込み風の風当りとを両立して抑制することができる。
従って、車両の後部構造は、車幅方向の略中央に配置した反射部と、反射部の車幅方向両端に配置した左右一対の受風部とで整流板を構成したことにより、乗員に対する快適性を向上することができる。
またこの発明の態様として、背面視において、前記整流板に対して車幅方向に隣接した隣接部材を備え、前記反射部の外周縁における一部を、背面視において、前記隣接部材の外周形状に対して略平行に形成することができる。
上記隣接部材は、例えば、座席後方において車両上方へ突出したシートバックバーなどの整流板を支持する支持部材とすることができる。あるいは、リヤウインドウが格納部材として格納される場合、リヤウインドウの格納によって構成されるウインドウ開口を形成する部材などとすることができる。
上記反射部の外周縁における一部とは、車両上方の縁部、車両下方の縁部、あるいは車両側方の縁部、もしくはこれらの組合せとすることができる。
この発明により、車両の後部構造は、ルームミラーへの照射光の映り込みを抑制するとともに、背面視における整流板の意匠性をも向上することができる。
具体的には、隣接部材の外周形状に対して、反射部の外周縁における一部を略平行に形成しているため、車両の後部構造は、背面視において、反射部と受風部との境界によって、隣接部材の外周形状に調和した模様を整流板に形成することができる。
このため、例えば、リヤウインドウが格納部材として格納される構成の場合、車両の後部構造は、リヤウインドウの格納によって構成されるウインドウ開口内における背面視からの見栄えを向上することができる。
従って、車両の後部構造は、ルームミラーへの照射光の映り込みを抑制するとともに、ウインドウ開口内における整流板の意匠性をも向上することができる。
またこの発明の態様として、前記整流板を、透明性を有する合成樹脂で形成することができる。
この発明により、車両の後部構造は、ルームミラーに整流板が映り込んだ場合であっても、反射光による後方視認性の低下を抑制して、良好な後方視認性を確保することができる。
本発明により、整流板で反射した反射光による後方視認性の低下を抑制できる車両の後部構造を提供することができる。
開閉ルーフを閉じた状態における車両の外観を示す外観斜視図。 開閉ルーフを開いた状態における車両の外観を示す外観斜視図。 デッキカバーを開いた状態における車両内側から見た開閉機構の側面視を示す側面図。 開閉ルーフを開いた状態における車両の外観を示す平面図。 車室内から見たフロントデフレクタ装置の外観を示す背面図。 車室内から見たリヤデフレクタの外観を示す正面図。 車両前後方向に沿ったリヤデフレクタの断面を示す断面図。 リヤウインドウ開口を介したリヤデフレクタの外観を示す背面図。 リヤデフレクタの凹設部分における前倒角度を説明する説明図。 リヤデフレクタに照射された照射光の反射を説明する説明図。 側面視における走行風の流れを説明する説明図。 車両後方視における走行風の流れを説明する説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態における車両1について、図1から図9を用いて詳しく説明する。
なお、図1は開閉ルーフ6を閉じた状態における車両1の外観斜視図を示し、図2は開閉ルーフ6を開いた状態における車両1の外観斜視図を示し、図3はデッキカバー13を開いた状態における車両内側から見た開閉機構の側面図を示し、図4は開閉ルーフ6を開いた状態における車両1の平面図を示している。
さらに、図5は車室内から見たフロントデフレクタ装置40の外観の背面図を示し、図6は車室内から見たリヤデフレクタ50の外観の正面図を示し、図7は車両前後方向に沿ったリヤデフレクタ50の断面図を示し、図8はリヤウインドウ開口134を介したリヤデフレクタ50の背面図を示し、図9リヤデフレクタ50の凹設部分522aにおける前倒角度θ2を説明する説明図を示している。
また、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図1中の上方を車両上方とし、図1中の下方を車両下方とする。
まず、本実施形態における車両1は、図1に示すように、左右一対の前輪2、左右一対のフロントフェンダー3、及びボンネット4などが配設された車両前部5と、車両上部の開閉ルーフ6、及び左右一対のドア7などが配設されるとともに、乗員が乗り込む車室部8と、左右一対の後輪9、左右一対のリヤフェンダー10、及びトランクリッド11が配設された車両後部12とを、車両前方からこの順番で配置して構成している。
さらに、車両後部12は、図2及び図3に示すように、左右一対のリヤフェンダー10の間における車両前方側において、車両上方が開口した格納区画Sと、格納区画Sの開口を閉塞するデッキカバー13とで構成した格納部分(図示省略)を備えている。
そして、車両1は、図1から図3に示すように、デッキカバー13が車両上方後方へ移動することで開口した格納区画Sに対して、開閉ルーフ6を分割して折り畳むように格納するとともに、開閉ルーフ6の格納に連動してリヤウインドウ14を格納可能に構成した、所謂、オープンカーである。
より詳しくは、格納区画Sは、折り畳まれた状態の開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を収容可能な内部空間を有する大きさで構成している。
一方、格納区画Sの開口を覆うデッキカバー13は、図2から図4に示すように、ドア7のドアガラス7aの後端よりも車両上方後方の車室部分を構成している。より詳しくは、デッキカバー13は、ドア7のドア本体7bよりも車両上方、かつドアガラス7aの後端よりも車両後方部分を覆うように構成している。
このデッキカバー13は、車幅方向で対向する左右一対のカバー側部131と、カバー側部131の下部を連結するカバーベース部132と、カバー側部131の上部を連結するカバーヘッダ部133とで構成している。
さらに、デッキカバー13は、左右一対のカバー側部131、カバーベース部132、及びカバーヘッダ部133で構成した開口を、リヤウインドウ14が開閉可能に当接するリヤウインドウ開口134として形成している。
左右一対のカバー側部131は、車両後方側において車両上方へ正面視略山形状に隆起した左右一対の隆起部分131aと、隆起部分131aから車両前方へ延設した左右一対の側壁部分131bとで一体形成している。
左右一対の隆起部分131aは、トランクリッド11の前端よりも車両後方の位置から車両前方へ延設するとともに、リヤフェンダー10から連続するように、車両上方へ向けて隆起した形状に形成している。
この左右一対の隆起部分131aは、車両上端よりも車両下端が緩やかに幅広となる正面視略山形状にそれぞれ形成するとともに、平面視において、車両前方側の車幅方向間隔に対して、車両後方側の車幅方向間隔が幅広となるように形成している。
なお、隆起部分131aの前端は、側面視において、車両上端に対して車両下端が車両後方側に位置するように傾斜した形状に形成している。
側壁部分131bは、隆起部分131aの車幅方向外側の面を、ドアガラス7aに近接する位置まで車両前方へ延設して形成している。
カバーベース部132は、格納区画Sの車両後方部分を覆う大きさで、隆起部分131aにおける車両内側の下端同士を車幅方向に連結する略平板状に形成している。このカバーベース部132は、トランクリッド11の上面と略連続する平面となる形状に形成している。
カバーヘッダ部133は、側壁部分131bの上端同士を車幅方向に連結している。
リヤウインドウ開口134は、左右一対のカバー側部131における隆起部分131aの前端と、カバーベース部132の前端と、カバーヘッダ部133の後端とで背面視逆台形に構成している。
このような構成のため、デッキカバー13は、左右一対の隆起部分131aで囲われた部分が、車両後方からリヤウインドウ開口134に向けて先細りするような形状に形成されている。
なお、デッキカバー13の内側は、車室内における意匠面となるデッキカバートリム135によって覆われている。
そして、車両1は、車両上方へのデッキカバー13の移動による格納区画Sの開口と、車両下方へのデッキカバー13の移動による格納区画Sの閉塞とを、左右一対のカバー開閉機構20によって実現可能に構成している。
カバー開閉機構20は、図3に示すように、デッキカバー13を支持する左右一対の前方カバーリンク部材21、及び左右一対の後方カバーリンク部材22と、前方カバーリンク部材21を回動させる左右一対のカバーリンク駆動部23とで構成している。
前方カバーリンク部材21は、車両上下方向に延びる側面視略帯状であって、デッキカバー13の下部に設けたカバーブラケット14dの前端に、上端を回転自在に連結し、カバーリンク駆動部23に下端を連結している。
後方カバーリンク部材22は、車両上下方向に延びる側面視略帯状であって、前方カバーリンク部材21よりも車両後方において、デッキカバー13のカバーブラケット14dに上端を回転自在に連結し、カバーリンク駆動部23に下端を回転自在に連結している。
カバーリンク駆動部23は、リヤフェンダー10の車両内側部分を構成するフェンダーインナパネル10aに締結固定している。
このカバーリンク駆動部23は、前方カバーリンク部材21が連結されるとともに、回転自在に軸支された大径ギヤ(図示省略)と、大径ギヤに歯合するとともに、回転自在に軸支された複数の駆動ギヤ対(図示省略)と、これらを収容保持するハウジングと、駆動ギヤ対を回転駆動させる電気モーター(図示省略)などで構成している。
さらに、カバーリンク駆動部23の上部後端には、後方カバーリンク部材22の下端を回転自在に連結している。つまり、カバー開閉機構20は、前方カバーリンク部材21を駆動リンクとし、後方カバーリンク部材22を従属リンクとした四節リンク構造を構成している。
また、開閉ルーフ6は、図1から図3に示すように、車室部8におけるフロントウインドウ16とデッキカバー13のカバーヘッダ部133との間を覆う大きさであって、車両前方に位置するフロントルーフ6aと、フロントルーフ6aの後方に位置するリヤルーフ6bとで構成している。なお、フロントルーフ6aの前端が、フロントウインドウ16の上部に対して着脱自在に構成し、リヤルーフ6bの後端がカバーヘッダ部133と当接可能に構成している。
また、リヤウインドウ14は、図3に示すように、透過性を有するリヤガラス14aと、リヤガラス14aを支持するリヤウインドウ枠材14bと、リヤウインドウ枠材14bの外周縁に沿って装着されたウインドウシール部材14cとで構成している。さらに、リヤウインドウ枠材14bの前面側には、車幅方向に並置するとともに、後述するルーフ開閉機構30が連結する左右一対のブラケット14dを装着固定している。
そして、車両1は、格納区画Sへの開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14の格納と、格納状態の開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14の展開とを、左右一対のルーフ開閉機構30によって実現可能に構成している。
ルーフ開閉機構30は、図3に示すように、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を支持する複数のルーフリンク部材と、複数のルーフリンク部材を回動させる左右一対のルーフリンク駆動部31とで構成している。
なお、複数のルーフリンク部材は、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納区画Sに格納可能な構成であれば適宜の構成でよく、本実施例では一例として例示する。
複数のルーフリンク部材は、一例として、開閉ルーフ6のリヤルーフ6bとルーフリンク駆動部31とを連結する左右一対の第1ルーフリンク32、第1ルーフリンク32の後端とリヤウインドウ14とを連結する左右一対の第2ルーフリンク33、及び第1ルーフリンク32の前端と開閉ルーフ6のフロントルーフ6aとを連結する左右一対の第3ルーフリンク(図示省略)とで構成している。
第1ルーフリンク32は、側面視略T字状のリンク部材であって、車両前後方向に延びる部分をリヤルーフ6bの車両外側端部に締結固定し、車両上下方向に延びる部分の下端をルーフリンク駆動部31に連結している。
第2ルーフリンク33は、側面視略帯状のリンク部材であって、前端を第1ルーフリンク32の後端に回転自在に連結し、後端をリヤウインドウ14のブラケット14dに回転自在に連結している。
第3ルーフリンクは、一端を第1ルーフリンク32に上部に回転自在に連結し、他端をフロントルーフ6aに締結固定している。
ルーフリンク駆動部31は、車室部8の車両内側において、ドア7の開口縁を構成するピラーインナパネル17の前端上部に、締結ボルト34を用いて締結固定している。
このルーフリンク駆動部31は、第1ルーフリンク32が連結されるとともに、回転自在に軸支された大径ギヤ(図示省略)、及び大径ギヤに歯合するとともに、回転自在に軸支された複数の駆動ギヤ対(図示省略)などを、ハウジングに収容して構成している。
さらに、ハウジングの車幅方向外側には、駆動ギヤ対を回転駆動させる電気モーター(図示省略)を配置している。
なお、左右一対のルーフリンク駆動部31は、車両右側と、車両左側とで同期して駆動するように、電気モーターが制御されているものとする。
加えて、ルーフリンク駆動部31には、図3に示すように、車幅方向内側におけるハウジングの前部上端を車両上方へ延設したハウジング延設部35を備えている。このハウジング延設部35には、ドアガラス7aとデッキカバー13との間に介在するピラー部材18を、締結ボルト36を用いて締結固定している。
ピラー部材18は、図1及び図3に示すように、ドアガラス7aの後端に沿うように車両上方へ延設した柱状体であって、ルーフリンク駆動部31を介してピラーインナパネル17に連結している。
このピラー部材18は、図3に示すように、ハウジング延設部35に締結固定されるピラー芯材181と、ピラー芯材181に装着するとともに、ドアガラス7a及びデッキカバー13との隙間を閉塞する合成ゴム製のピラーシール部材182とで構成している。
なお、ピラー芯材181には、図3に示すように、ルーフ開閉機構30のハウジング延設部35を締結する締結ボルト36が螺合するネジ孔(図示省略)を2つ開口形成している。
上述した構成のカバー開閉機構20、及びルーフ開閉機構30を備えた車両1は、デッキカバー13を移動させて格納区画Sを開口し、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を折り畳むように変位させて、格納区画Sに格納する。
詳しくは、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納区画Sに格納する乗員の操作に受付けると、カバー開閉機構20は、カバーリンク駆動部23が、前方カバーリンク部材21を車両後方上方へ回動開始させる。この際、後方カバーリンク部材22が前方カバーリンク部材21に追従することで、カバー開閉機構20は、デッキカバー13を車両上方後方へ略平行移動させて、格納区画Sを開口する。
その後、ルーフ開閉機構30は、ルーフリンク駆動部31が、第1ルーフリンク32を車両後方へ回動開始させる。この際、第2ルーフリンク33、及び第3ルーフリンクは、第1ルーフリンク32の回動に連動して回動開始する。
そして、ルーフ開閉機構30は、フロントルーフ6aの下面とリヤルーフ6bの下面とが車両上下方向で対向するように、リヤルーフ6bを車両前方下方に回動させる。さらに、ルーフ開閉機構30は、前面側が車両上方を向くように、リヤウインドウ14を回動させて、折り畳まれたリヤルーフ6bの下側に移動させる。
このようにして開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を折り畳みながら、ルーフ開閉機構30は、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納区画Sへ移動させる。
このような車両1には、図2に示すように、開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14が格納区画Sに格納された際、車両前方からの走行風を整流する整流手段として、フロントウインドウ16の上部に配置した左右一対のフロントデフレクタ装置40と、座席15よりも車両後方に配置したリヤデフレクタ50とを備えている。
フロントデフレクタ装置40は、図4及び図5に示すように、透過性を有するフロントガラス16aを支持する正面視略門型のフロントウインドウ枠材16bの上部に対して、乗員が着座する座席15と車両前方側で対向する位置に配置している。
このフロントデフレクタ装置40は、開閉ルーフ6がフロントウインドウ16の上部から離間すると、走行風を受風するデフレクタ本体41が内蔵した付勢手段によって、二点鎖線で示した格納位置からフロントウインドウ枠材16bよりも車両上方へ突出するように構成している。
そして、フロントデフレクタ装置40は、車両前方からの走行風を整流して、デッキカバー13のカバーヘッダ部133よりも車両後方へ流動させる機能を有している。
リヤデフレクタ50は、デッキカバー13のリヤウインドウ開口134から車室内へ流入する走行風を整流可能に構成している。
具体的には、リヤデフレクタ50は、図2及び図6に示すように、座席15におけるヘッドレスト部分の車両後方に位置するとともに、格納区画S及び車室を隔てるバックトリム60と一体的に構成された左右一対のシートバックバー61の間に配置している。
シートバックバー61は、図6及び図9に示すように、座席15の上端と略同位置に上端が位置するとともに、上辺に対して下辺が長い正面視略台形状であって、側面視において、車両上下方向に対して僅かに前倒した形状に形成している。
このシートバックバー61は、リヤフェンダー10を車幅方向に連結する高剛性部材(図示省略)に連結された正面視略逆U字状の高剛性部材に対して、ガーニッシュを装着して構成している。
なお、シートバックバー61のガーニッシュは、車両前後方向で分割可能に構成されている。このガーニッシュの分割線は、側面視において、シートバックバー61の前倒角度と略同角度で前倒している(図9参照)。
さらに、シートバックバー61における車幅方向内側の上部には、車幅方向内側へ向けて突出するとともに、リヤデフレクタ50の上部を支持する上方支持部62を備えている。
この上方支持部62は、シートバックバー61におけるガーニッシュの分割線に沿うように配置されるとともに、分割線に沿ったスリットを有する形状に形成している。
リヤデフレクタ50は、図6に示すように、シートバックバー61の間を覆うシートバックトリム60に着脱自在に装着された下方支持部51と、下方支持部51に下部が支持された正面視略凹状のリヤデフレクタ本体52とで構成している。なお、リヤデフレクタ50は、車幅方向におけるシートバックバー61の間隔と略同等の車幅方向の長さを有する大きさで構成している。
下方支持部51は、図7に示すように、リヤデフレクタ本体52の下部を支持可能に構成した略ボックス状に構成している。この下方支持部51の下面には、バックトリム60に設けた嵌合孔(図示省略)に嵌合する金属製クリップ53を、車幅方向に所定間隔を隔てて2つ備えている。
リヤデフレクタ本体52は、図6に示すように、無色透明のアクリル樹脂製で、車幅方向の両端に位置する左右一対の外側受風部521と、車両上下方向における外側受風部521の略中央よりも車両下方部分を車幅方向に連結する中央受風部522とで一体形成している。
さらに、リヤデフレクタ本体52は、左右一対の外側受風部521の間、かつ中央受風部522の上方の空間を、走行風が流動可能な流動空間523として構成している。
なお、外側受風部521と中央受風部522とは、図7に示すように、略同一の肉厚で形成しているものとする。
外側受風部521は、図6及び図7に示すように、車両前後方向に所定の厚みを有する平板状で、車両上下方向に長い正面視略平行四辺形に形成している。この外側受風部521における車幅方向両側の縁辺は、正面視において、上端に対して下端が車幅方向内側に位置するように傾斜している。
より詳しくは、この外側受風部521における車幅方向両側の縁辺は、図6及び図8に示すように、背面視において、シートバックバー61における車幅方向内側の外周縁に沿うとともに、リヤウインドウ開口134における車幅方向の縁辺に沿うように、上端に対して下端が車幅方向内側に位置するように傾斜している。
この外側受風部521は、図7及び図9に示すように、シートバックバー61におけるガーニッシュの分割線に沿うように傾斜させた状態で、下方支持部51に支持されている。具体的には、外側受風部521は、上端に対して下端が車両後方へ位置するように、車両上下方向に対して所定角度θ1で前倒させた状態で、下方支持部51に支持されている。
中央受風部522は、図6に示すように、外側受風部521における車幅方向の長さよりも長い車幅方向の長さを有する正面視略矩形に形成している。さらに、中央受風部522には、図6及び図7に示すように、車幅方向両側の縁辺が外側受風部521における車幅方向両側の縁辺と略平行で、上辺に対して下辺が短い正面視略逆台形の凹設部分522aを凹設している。
この凹設部分522aは、図7に示すように、中央受風部522の上端と一致する上辺を回転中心として、外側受風部521を連結する略平板の下辺を車両後方へ回動させたような形状で凹設して形成している。
具体的には、中央受風部522は、上端に対して下端が車両後方に位置するように、車両上下方向に対して、外側受風部521の所定角度θ1よりも大きい角度で前倒した形状に形成している。
この車両上下方向に対する凹設部分522aの角度を前倒角度θ2とし、凹設部分522aについてより詳しく説明する。
まず、車両1には、図5及び図9に示すように、フロントガラス16aにおける車室内側の上部に、リヤデフレクタ50に対して車両前方上方で対向するルームミラー70を備えている。なお、ルームミラー70は、乗員の着座位置に合わせて、鏡面部分が僅かに車両後方下方を向いているものとする。
さらに、車両1には、図9に示すように、車両前後方向に長いセンターコンソール80が、座席15の間に配置されている。
このセンターコンソール80には、例えばナビゲーションの操作を受付ける操作スイッチ、サスペンションモードを切替える切替えスイッチ、あるいは各種車両情報を表示する車両情報表示装置の操作を受付けるとともに、センターコンソール80の上面から車両上方に突出した回転式スイッチや押下スイッチなどの各種スイッチが、リヤデフレクタ50における凹設部分522aの車両前方下方に位置するように配置されている。
さらに、各種スイッチには、車幅灯の点灯などに連動して放射線状に拡散する照射光を照射する光源81が、車両上方、または僅かに車両前方上方へ向けて配置されている。
ここで、図9に示すように、側面視において、凹設部分522aの前面における上部と、光源81とを結ぶ仮想直線、換言すると、凹設部分522aの前面における上部へ向けて照射される照射光を示す仮想直線を第1仮想線VL1とする。
さらに、側面視において、凹設部分522aの前面における上部と、ルームミラー70の略中央とを結ぶ仮想直線を第2仮想線VL2とし、凹設部分522aの前面に対して垂直な仮想直線を基準仮想線VL3とする。
このように仮定して、リヤデフレクタ50の凹設部分522aは、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3に対して、基準仮想線VL3に対する第2仮想線VL2の角度θ4が小さい角度となる前倒角度θ2で前倒させている。
上述した構成のリヤデフレクタ50を備えた車両1において、光源81を点灯した際の照射光について、図10を用いて詳しく説明する。
なお、図10はリヤデフレクタ50に照射された照射光の反射を説明する説明図を示している。
乗員の操作による車幅灯が点灯すると、車幅灯に連動して点灯した光源81は、図10に示すように、多方向へ向けて拡散するように照射光L1を照射する。
そして、リヤデフレクタ50の凹設部分522aの前面における上部に対して、照射光L1は、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と略同等の入射角で入射する。
さらに、凹設部分522aの前面に入射した照射光L1は、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と略同等の反射角で、反射光L2として反射する。
この際、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3に対して、基準仮想線VL3に対する第2仮想線VL2の角度θ4が小さいため、反射光L2は、基準仮想線VL3に対する第2仮想線VL2の角度θ4よりも大きい、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と略同等の反射角で反射することになる。このため、凹設部分522aの前面で反射した反射光L2は、第2仮想線VL2よりも車両上方を通って、ルームミラー70の略中央よりも車両上方の部分に入射する。
ルームミラー70の略中央よりも車両上方の部分に入射した反射光L2は、ルームミラー70の鏡面によって反射する。この際、ルームミラー70が僅かに車両後方下方を向いているため、反射光L2は、ルームミラー70の鏡面に対して垂直な仮想線(図示省略)よりも車両上方側から、小さい入射角でルームミラー70に入射する。これにより、ルームミラー70に入射した反射光L2は、入射角と略同等の小さい反射角で車両後方下方へ向けて、つまり乗員の前頭下部に向けて反射する。
引き続き、上述した構成のリヤデフレクタ50を備えた車両1において、フロントウインドウ16から座席15の車両上方を超えて車両後方へ流動した走行風Wについて、図11及び図12を用いて説明する。
なお、図11は側面視における走行風Wの流れを説明する説明図を示し、図12は車両後方視における走行風Wの流れを説明する説明図を示している。
開閉ルーフ6、及びリヤウインドウ14を格納した状態において、車両1が走行すると、車両前方からの走行風Wは、図11に示すように、フロントウインドウ16に沿って車両後方上方へ流動したのち、フロントデフレクタ装置40によって、座席15の車両上方を飛び越えるようにして、車両後方へ向けて流動する。
デッキカバー13のカバーヘッダ部133に到達した走行風Wは、車室内の負圧によって、車両後方から車両前方へ巻き込むようにその向きを変えて、車両後方側からリヤウインドウ開口134を介して車室内へ流入する。
この際、リヤウインドウ開口134を介して車室内へ流入した走行風Wの一部は、図12に示すように、外側受風部521の間に構成した流動空間523を介して車両前方へ流動する。一方、リヤデフレクタ50と衝突した走行風Wは、例えば、外側受風部521によって偏向して、車幅方向外側へ向けて流動する。
つまり、リヤウインドウ開口134を介して車室内へ流入した走行風Wを、リヤデフレクタ50によって、流動空間523を介して車両前方へ流動する走行風W1と、車幅方向外側へ向けて流動する走行風W2とに分流する。
上述したような構成の車両1の後部構造は、リヤデフレクタ本体52で反射した反射光L2による後方視認性の低下を抑制することができる。
具体的には、光源81と凹設部分522aの前面とを結ぶ仮想直線が第1仮想線VL1であるため、光源81が照射した照射光L1は、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と略同等の入射角で凹設部分522aの前面に入射することになる。そして、凹設部分522aの前面に入射した照射光L1は、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と略同等の反射角で反射する。
この際、凹設部分522aの前面とルームミラー70の略中央とを結ぶ仮想直線である第2仮想線VL2の基準仮想線VL3に対する角度θ4が、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3とは異なるため、凹設部分522aの前面で反射した反射光L2は、基準仮想線VL3に対する第2仮想線VL2の角度θ4とは異なる反射角(基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と略同等の反射角)で反射することになる。つまり、車両1の後部構造は、凹設部分522aの前面に入射した照射光L1を、ルームミラー70の略中央以外へ向けて反射させることができる。
これにより、車両1の後部構造は、反射光L2がルームミラー70の略中央に映り込むことを抑制できる。ここで、ルームミラー70の略中央は、車幅方向におけるルームミラー70の一端側を乗員が視認した場合であっても乗員の視界に入り易い部分であり、かつ車幅方向におけるルームミラー70の両端に比べて映り込む車両後方の情報量が多い部分である。
このため、ルームミラー70の略中央への反射光L2の映り込みを抑制することで、車両1の後部構造は、仮に、反射光L2がルームミラー70に映り込んだ場合であっても、反射光L2による後方視認性の低下を抑制することができる。
加えて、乗員の頭部よりも車両上方に位置するため、ルームミラー70は、略中央が乗員の目の近傍を向くように、僅かに車両後方下方へ傾けて調整される。このため、ルームミラー70に対して車両後方下方に位置するリヤデフレクタ本体52からの反射光L2は、小さい入射角でルームミラー70に入射したのち、入射角と略同等の小さい反射角で反射することになる。
この際、例えば、乗員の視界に入り易いルームミラー70の略中央に反射光L2が入射すると、反射光L2が乗員の目の近傍に向けて反射し易くなるため、反射光L2によって乗員が眩惑するおそれがあった。
これに対して、照射光L1がルームミラー70の上部へ向けて反射するため、車両1の後部構造は、乗員の頭部における上部へ向けて反射光L2を反射させることができる。
これにより、車両1の後部構造は、乗員の目の近傍に向けて反射光L2が反射することを抑制できる。このため、車両1の後部構造は、仮に、反射光L2がルームミラー70で反射した場合であっても、ルームミラー70を介した反射光L2による眩惑を抑制することができる。
従って、車両1の後部構造は、リヤデフレクタ本体52で反射した反射光L2による後方視認性の低下を抑制するとともに、反射光L2による眩惑も抑制することができる。
また、車両上下方向に対する中央受風部522の前倒角度θ2と、車両上下方向に対する外側受風部521の所定角度θ1とを異ならせて一体形成したことより、車両1の後部構造は、車両後方から流入した走行風Wを整流する整流性能を損なうことなく、ルームミラー70への照射光L1の映り込みを抑制することができる。
具体的には、車両後方からの流入した走行風Wを所望する方向へ整流するため、リヤデフレクタ本体52の背面は、車両上下方向に対して傾斜させた傾斜面で形成する必要がある。
このため、例えば、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3と、基準仮想線VL3に対する第2仮想線VL2の角度θ4とが異なる角度となるよう略平板状のリヤデフレクタ本体を傾斜させた配置した場合、所望されるリヤデフレクタ本体の背面の角度が、リヤデフレクタ本体の前面の角度と異なると、車両後方から流入した走行風を所望する方向へ整流できないという問題があった。
これに対して、車両上下方向に対する角度が異なる略平板状の凹設部分522aと、略平板状の外側受風部521とを一体形成してリヤデフレクタ本体52を構成したことにより、車両1の後部構造は、車両後方から流入した走行風Wの整流に適した角度で外側受風部521を容易に配置することができる。これにより、車両1の後部構造は、車両後方から流入した走行風Wを整流する整流機能を損なうことなく、ルームミラー70への照射光L1の映り込みを抑制することができる。
また、車幅方向略中央に配置した中央受風部522と、中央受風部522の車幅方向両端に配置した左右一対の外側受風部521とでリヤデフレクタ本体52を一体形成したことにより、車両1の後部構造は、乗員に対する快適性を向上することができる。
具体的には、平面視において、車幅方向略中央に配置した中央受風部522とルームミラー70とが車両前後方向で対向するように配置されるため、リヤデフレクタ本体52は、光源81の照射光L1を受光し易くなるとともに、ルームミラー70へ向けて反射させ易くなる。
しかしながら、前倒角度θ2で傾斜した凹設部分522aの前面によって、リヤデフレクタ本体52は、ルームミラー70への照射光L1の映り込みを抑制することができる。このため、車幅方向の略中央に中央受風部522を設けた場合であっても、車両1の後部構造は、リヤデフレクタ本体52で反射した反射光L2による後方視認性の低下を安定して抑制することができる。
一方、車両後方から流入した走行風Wは、中央受風部522における車幅方向の両端を通過して乗員の頭部近傍へ向けて流動しようとする。そこで、中央受風部522における車幅方向の両端に外側受風部521を配置したことで、リヤデフレクタ本体52は、乗員の頭部近傍へ向けて流動する走行風Wを、例えば車幅方向外側へ容易に偏向することができる。このため、車両1の後部構造は、車両後方から流入した走行風Wが、乗員、特に乗員の耳周りに当たる風当りや、該風当りによって生じる騒音をより安定して抑制することができる。
これにより、車両1の後部構造は、乗員に不快感を与える要因となるルームミラー70への反射光L2の映り込み、及び車両後方から流入した走行風Wの風当りの両方をあわせて抑制することができる。
従って、車両1の後部構造は、車幅方向の略中央に配置した中央受風部522と、中央受風部522の車幅方向両端に配置した左右一対の外側受風部521とでリヤデフレクタ本体52を構成したことにより、乗員に対する快適性を向上することができる。
また、中央受風部522の凹設部分522aにおける車幅方向の縁辺を、背面視において、シートバックバー61における車幅方向内側の縁辺に対して略平行に形成したことにより、車両1の後部構造は、ルームミラー70への照射光L1の映り込みを抑制するとともに、背面視におけるリヤデフレクタ本体52の意匠性をも向上することができる。
具体的には、シートバックバー61の外周形状に対して、凹設部分522aの外周縁における一部を略平行に形成しているため、車両1の後部構造は、背面視において、凹設部分522aと外側受風部521との境界によって、シートバックバー61の外周形状に調和した模様をリヤデフレクタ本体52に形成することができる。
このため、車両1の後部構造は、リヤウインドウ14の格納によって構成されるリヤウインドウ開口134内における背面視からの見栄えを向上することができる。
従って、車両1の後部構造は、ルームミラー70への照射光L1の映り込みを抑制するとともに、リヤウインドウ開口134内におけるリヤデフレクタ本体52の意匠性をも向上することができる。
また、透明性を有するアクリル樹脂でリヤデフレクタ本体52を形成したことにより、車両1の後部構造は、ルームミラー70にリヤデフレクタ本体52が映り込んだ場合であっても、反射光L2による後方視認性の低下を抑制して、良好な後方視認性を確保することができる。
また、車両上方、または車両前方上方へ向けて光源81を配置したことにより、車両1の後部構造は、リヤデフレクタ本体52の凹設部分522aにおける上端に入射する照射光L1の明るさに比べて、下端へ近いほど凹設部分522aに入射する照射光L1の明るさを小さくすることができる。
このため、例えば、凹設部分522aにおける下部に入射した照射光L1がルームミラー70の略中央へ向けて反射した場合であっても、車両1の後部構造は、ルームミラー70の略中央に映り込む反射光L2の明るさを抑制することができる。これにより、車両1の後部構造は、反射光L2による後方視認性の低下、及び反射光L2による眩惑を抑制することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のルーフは、実施形態の開閉ルーフ6に対応し、
以下同様に、
反射面は、凹設部分522aの前面に対応し、
整流板は、リヤデフレクタ本体52に対応し、
基準仮想線に対する第1仮想線の角度は、角度θ3に対応し、
基準仮想線に対する第2仮想線の角度は、角度θ4に対応し、
所定角度は、前倒角度θ2に対応し、
反射部は、中央受風部522に対応し、
受風部は、左右一対の外側受風部521に対応し、
車体に対する反射部の角度は、前倒角度θ2に対応し、
車体に対する受風部の角度は、所定角度θ1に対応し、
隣接部材は、シートバックバー61に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述の実施形態において、車両後方へ折り畳むように格納される開閉ルーフ6としたが、これに限定せず、取り外し可能な開閉ルーフ、幌布や幌骨で構成した開閉ルーフとしてもよい。
また、開閉ルーフ6とリヤウインドウ14とが開閉する車両1としたが、これに限定せず、座席15の車両後方が開口する構成でれば、適宜の構成としてもよい。例えば、リヤウインドウ14だけが開閉する車両としてもよい。
また、透明性を有するアクリル樹脂製のリヤデフレクタ本体52としたが、これに限定せず、例えば、前面に光沢性を有するリヤデフレクタ本体としてもよい。この場合、車両1の後部構造は、ルームミラー70への照射光L1の映り込みを抑制するととともに、リヤデフレクタ本体52の意匠性を向上することができる。
また、基準仮想線VL3に対する第1仮想線VL1の角度θ3に対して、基準仮想線VL3に対する第2仮想線VL2の角度θ4が小さい角度となる前倒角度θ2で凹設部分522aを前倒した構成としたが、これに限定せず、第1仮想線VL1の角度θ3に対して、第2仮想線VL2の角度θ4が大きい角度となる前倒角度θ2で凹設部分522aを前倒した構成としてもよい。
1…車両
6…開閉ルーフ
14…リヤウインドウ
15…座席
52…リヤデフレクタ本体
61…シートバックバー
70…ルームミラー
81…光源
521…外側受風部
522…中央受風部
522a…凹設部分
L1…照射光
VL1…第1仮想線
VL2…第2仮想線
VL3…基準仮想線
θ1…所定角度
θ2…前倒角度
θ3…角度
θ4…角度

Claims (5)

  1. 車両における車室の上部を覆うルーフ、または/および該ルーフよりも車両後方に位置するリヤウインドウを格納部材として、車体に格納可能な車両の後部構造であって、
    左右一対の座席の間における車両後方側に、
    車両上方側へ起立するとともに、車両前方側に光を反射する反射面を有する整流板を備え、
    該整流板の車両前方下方に設けた光源と前記整流板の前記反射面とを結ぶ仮想直線を第1仮想線とし、
    前記整流板の車両前方上方に設けたルームミラーの略中央と前記整流板の前記反射面とを結ぶ仮想直線を第2仮想線とし、
    前記整流板の前記反射面に対して垂直な仮想直線を基準仮想線として、
    前記整流板の前記反射面を、
    側面視において、前記基準仮想線に対する前記第1仮想線の角度と、前記基準仮想線に対する前記第2仮想線の角度とが異なる角度となる所定角度で傾斜した傾斜面とした
    車両の後部構造。
  2. 前記整流板を、
    前記所定角度で傾斜した前記反射面を有する略平板状の反射部と、車両後方からの外気を受風する略平板状の受風部とで構成するとともに、
    車体に対する前記反射部の角度と、車体に対する前記受風部の角度とを異ならせて一体形成した
    請求項1に記載の車両の後部構造。
  3. 前記整流板を、
    車幅方向略中央に配置した前記反射部と、
    前記反射部の車幅方向両端に配置した左右一対の前記受風部とで一体形成した
    請求項2に記載の車両の後部構造。
  4. 背面視において、前記整流板に対して車幅方向に隣接した隣接部材を備え、
    前記反射部の外周縁における一部を、
    背面視において、前記隣接部材の外周形状に対して略平行に形成した
    請求項2または請求項3に記載の車両の後部構造。
  5. 前記整流板を、透明性を有する合成樹脂で形成した
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の車両の後部構造。
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