JP5140110B2 - リヤアンダーミラー - Google Patents
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Description
このリヤアンダーミラーには、反射鏡がハウジングの縁部から窪むように配置され、太陽光を含む外部の照射光が反射鏡に映り込むのを抑制されている。
特に、略上下方向が凹面で略水平方向が凸面である凹凸面鏡を反射鏡に採用した場合には、反射面が三次元的な複雑な曲面であることから、固定光源から発された光が運転席の乗員のみならず他の乗員にも反射光として当たることが懸念される。
請求項1に係る発明は、車体後部のリヤウィンドウ(例えば、実施形態のリヤウィンドウ3)の近傍に設置されて、車室内の乗員に向けて車両の後部下方を映すリヤアンダーミラー(例えば、実施形態のリヤアンダーミラー10)において、略上下方向が凹面となり略水平方向が凸面となる鏡面を有する凹凸面鏡によって構成された反射鏡(例えば、実施形態の反射鏡12)と、この反射鏡を保持するハウジング(例えば、実施形態のハウジング13)と、を備え、前記ハウジングは、リヤウィンドウから前部下方に向かって延出する一対の側壁(例えば、実施形態の側壁13a)と、これらの側壁の延出端同士を接続する連結壁(例えば、実施形態の連結壁13b)と、前記一対の側壁と前記連結壁の前部上方側を閉塞し下端側が車体の前部下方側に傾くように形成される上壁(例えば、実施形態の上壁13c)と、を備え、前記反射鏡は、前記連結壁に鏡面の下端側が車体の後部下方側に傾くように保持され、前記ハウジングには、前記反射鏡の上方かつ前方に配置された固定光源から前記反射鏡への光の照射範囲に迫り出す庇部(例えば、実施形態の庇部14A)がさらに設けられ、前記庇部は、前記上壁に当該上壁の上面に連続するように突出して形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係るリヤアンダーミラーにおいて、前記ハウジングは、ベースプレートを介して車体後部に取り付けられ、前記ベースプレートには、灯体面が、前記リヤウィンドウに取り付けられたリヤウィンドウガラスの車内側面に臨むように、ハイマウントストップランプが取り付けられていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明によれば、ハウジングの隆起部の突出量が庇部の突出量よりも小さいことから、隆起部によって視認領域が狭められることがなく、視認性も良好に維持することができる。
図1は、跳ね上げ式のバックドア2(テールゲート)を備えたワンボックスタイプの車両1の後部側の側面を示す図である。同図中3は、バックドア2の上部に設けられたリヤウィンドウであり、4は、車両のルーフパネル、5は、後部側のサイドドア、Wrは、後輪である。なお、リヤウィンドウ3にはリヤウィンドウガラス6が取り付けられている。
図2は、バックドア2を車室内側から見た図であり、同図中7は、車室内の天井部であり、8は、バックドア2が開閉される車体側のドア開口部である。
バックドア2は、ルーフパネル4の左右の側縁の後端部に図示しないドアヒンジを介して開閉可能に取り付けられている。バックドア2は、車幅方向の中央部が最も外側(車体後方側)に突出するように外側に湾曲するとともに、上端部がルーフパネル4と滑らかに連続するように上縁部が前部上方に向かって湾曲している。リヤウィンドウ3(リヤウィンドウガラス6)の上辺に隣接するバックドア2の車室内側の上縁部には、車室内の乗員に向けて車両1の後部下方(図1中のBの領域)を映すリヤアンダーミラー10が設置されている。この実施形態の場合、リヤアンダーミラー10は、図示しないハイマウトストップランプが後部側に一体に組み込まれており、バックドア2の車幅方向の中央位置(車両1の車幅方向中央位置)に取り付けられている。
リヤアンダーミラー10は、車体の後部下方を映す反射鏡12と、この反射鏡12を保持する樹脂製のハウジング13と、バックドア2の上縁部に直接ボルト固定され最終的にハウジング13が取り付けられる図示しないベースプレートと、を備えている。ベースプレートには、灯体面がリヤウィンドウガラス6の車内側面に臨むようにハイマウトストップランプのユニット(図示せず)が取り付けられている。
ハウジング13は、バックドア2の上縁部の室内側面から前部下方に向かって延出する一対の側壁13a,13aと、これらの側壁13a,13aの延出端同士を接続する連結壁13bと、一対の側壁13a,13aと連結壁13bの前部上方側を閉塞する上壁13cと、を備え、連結壁13bの略中央部に反射鏡12の周域部の形状に略沿う枠部14が設けられ、その枠部14の内側に反射鏡12が取り付けられている。
したがって、このリヤアンダーミラー10を採用することにより、鏡面が複雑な三次元的な曲面となる凹凸面鏡を反射鏡12として用いても、室内灯11の反射による乗員の眩しさを庇部14Aによって軽減することができ、それにより、後方視認時に反射像が見易くなるとともに、乗員の快適性も向上する。
10…リヤアンダーミラー
11…室内灯(固定光源)
12…反射鏡
13…ハウジング
13a…側壁
13b…連結壁
13c…上壁
14A…庇部
14b…隆起部
15…反射抑制部
Claims (7)
- 車体後部のリヤウィンドウの近傍に設置されて、車室内の乗員に向けて車両の後部下方を映すリヤアンダーミラーにおいて、
略上下方向が凹面となり略水平方向が凸面となる鏡面を有する凹凸面鏡によって構成された反射鏡と、
この反射鏡を保持するハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、リヤウィンドウから前部下方に向かって延出する一対の側壁と、これらの側壁の延出端同士を接続する連結壁と、前記一対の側壁と前記連結壁の前部上方側を閉塞し下端側が車体の前部下方側に傾くように形成される上壁と、を備え、
前記反射鏡は、前記連結壁に鏡面の下端側が車体の後部下方側に傾くように保持され、
前記ハウジングには、前記反射鏡の上方かつ前方に配置された固定光源から前記反射鏡への光の照射範囲に迫り出す庇部がさらに設けられ、
前記庇部は、前記上壁に当該上壁の上面に連続するように突出して形成されていることを特徴とするリヤアンダーミラー。 - 前記ハウジングは、ベースプレートを介して車体後部に取り付けられ、
前記ベースプレートには、灯体面が、前記リヤウィンドウに取り付けられたリヤウィンドウガラスの車内側面に臨むように、ハイマウントストップランプが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のリヤアンダーミラー。 - 前記固定光源は、車室内のルーフ部に配置された室内灯であり、
前記庇部は、前記反射鏡の前記室内灯側の上辺に対応する位置に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のリヤアンダーミラー。 - 前記ハウジングには、前記反射鏡の前記庇部に隣接する辺以外の辺を囲むように隆起部が設けられ、この隆起部は、前記庇部よりも小さい突出量で前記反射鏡よりも突出していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリヤアンダーミラー。
- 前記庇部の表面には、前記固定光源の光の反射を抑制する反射抑制部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリヤアンダーミラー。
- 前記反射抑制部は、艶消し加工部であることを特徴とする請求項5に記載のリヤアンダーミラー。
- 前記反射抑制部は、しぼ加工部であることを特徴とする請求項5に記載のリヤアンダーミラー。
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