JP2009248712A - 後方視認装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両後端の距離感を認識できる後方視認装置を提供する。
【解決手段】車両の天井部に設けられた光源と、光が透過可能で且つ車両後方視界を視認可能とする室内鏡13と、車両上下方向で凹曲の凹面鏡で形成され、室内鏡13の背後に室内鏡13から離間して設けられ、前記光源を写す角度に設定された背面鏡14と、室内鏡13および背面鏡14を保持するミラーハウジング11と、を備え、背面鏡14に映し出された前記光源の像を、室内鏡13を透して運転者から視認可能とし、背面鏡14に映る光源の像が、車両後端上に位置するが如く見えるように背面鏡14の鏡面の曲率を設定する。
【選択図】図1
【解決手段】車両の天井部に設けられた光源と、光が透過可能で且つ車両後方視界を視認可能とする室内鏡13と、車両上下方向で凹曲の凹面鏡で形成され、室内鏡13の背後に室内鏡13から離間して設けられ、前記光源を写す角度に設定された背面鏡14と、室内鏡13および背面鏡14を保持するミラーハウジング11と、を備え、背面鏡14に映し出された前記光源の像を、室内鏡13を透して運転者から視認可能とし、背面鏡14に映る光源の像が、車両後端上に位置するが如く見えるように背面鏡14の鏡面の曲率を設定する。
【選択図】図1
Description
この発明は、車両後方を視認するための後方視認装置に関するものである。
車両後退時の後方視認装置として、車両のルームミラーをハーフミラーで構成し、このハーフミラーの裏側にモニターを設置し、車両に設置したリヤカメラで撮影した画像を前記モニターに映すとともに、LEDで表示される仮想のコーナーポールを前記モニターに重畳表示するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−78693号公報
しかしながら、前記後方視認装置においては、モニターの画像と仮想コーナーポールとを同一画面上(同一平面上)に表示しただけであり、仮想コーナーポールの結像位置がモニター画面上であるので、実際の車両の後端位置とは距離感が大きく異なり、モニターに表示された仮想コーナーポールから実際の車両の後端位置を把握するのは困難であった。また、仮想コーナーポールとモニターの画像に映された物体との奥行き方向の相対距離感を把握するのも困難であった。
そこで、この発明は、車両後端の距離感を認識できる後方視認装置を提供するものである。
そこで、この発明は、車両後端の距離感を認識できる後方視認装置を提供するものである。
この発明に係る後方視認装置では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
請求項1に係る発明は、車両(例えば、後述する実施例における車両2)の天井部(例えば、後述する実施例における天井部5)に設けられた光源(例えば、後述する実施例におけるマーク用ライト3、中央マーク用ライト3a、左マーク用ライト3b、右マーク用ライト3c)と、光が透過可能で且つ車両後方視界を視認可能とする室内鏡(例えば、後述する実施例における室内鏡13)と、車両上下方向で凹曲の凹面鏡で形成され、前記室内鏡の背後に該室内鏡から離間して設けられ、前記光源を写す角度に設定された背面鏡(例えば、後述する実施例における背面鏡14、中央背面鏡14a、左側背面鏡14b、右側背面鏡14c)と、前記室内鏡および前記背面鏡を保持するミラーハウジング(例えば、後述する実施例におけるミラーハウジング11)と、を備え、前記背面鏡に映る前記光源の像を、前記室内鏡を透して運転者から視認可能としたことを特徴とする後方視認装置(例えば、後述する実施例における後方視認装置1)である。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後方の仮想対象物(例えば、車両の後端)までの距離を把握することができる。また、背面鏡を構成する凹面鏡の曲率(または曲率半径)の設定次第で、仮想対象物までの距離を自由に設定することができる。
請求項1に係る発明は、車両(例えば、後述する実施例における車両2)の天井部(例えば、後述する実施例における天井部5)に設けられた光源(例えば、後述する実施例におけるマーク用ライト3、中央マーク用ライト3a、左マーク用ライト3b、右マーク用ライト3c)と、光が透過可能で且つ車両後方視界を視認可能とする室内鏡(例えば、後述する実施例における室内鏡13)と、車両上下方向で凹曲の凹面鏡で形成され、前記室内鏡の背後に該室内鏡から離間して設けられ、前記光源を写す角度に設定された背面鏡(例えば、後述する実施例における背面鏡14、中央背面鏡14a、左側背面鏡14b、右側背面鏡14c)と、前記室内鏡および前記背面鏡を保持するミラーハウジング(例えば、後述する実施例におけるミラーハウジング11)と、を備え、前記背面鏡に映る前記光源の像を、前記室内鏡を透して運転者から視認可能としたことを特徴とする後方視認装置(例えば、後述する実施例における後方視認装置1)である。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後方の仮想対象物(例えば、車両の後端)までの距離を把握することができる。また、背面鏡を構成する凹面鏡の曲率(または曲率半径)の設定次第で、仮想対象物までの距離を自由に設定することができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記背面鏡に映る光源の像が、車両後端上に位置するが如く見えるように背面鏡の鏡面の曲率を設定したことを特徴とする。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後端の位置を認識することができる。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後端の位置を認識することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の発明において、前記背面鏡は、前記ミラーハウジングの略中央部に配置された中央背面鏡(例えば、後述する実施例における中央背面鏡14a)と該中央背面鏡の左右に配置された2つの側方背面鏡(例えば、後述する実施例における左側背面鏡14b、右側背面鏡14c)の少なくとも3つを含んで構成され、前記中央背面鏡に映る光源の像で車両後端の中央を表示し、前記2つの側方背面鏡に映る光源の像で車両後端の左右を表示することを特徴とする。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後端の中央と左右両端の位置を認識することができる。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後端の中央と左右両端の位置を認識することができる。
請求項4に係る発明は、請求項2に記載の発明において、前記光源は、車両略中央部に配置された中央光源(例えば、後述する実施例における中央マーク用ライト3a)と該中央光源の左右に配置された2つの側方光源(例えば、後述する実施例における左マーク用ライト3b、右マーク用ライト3c)の少なくとも3つを含んで構成され、前記背面鏡に映る前記中央光源の像で車両後端の中央を表示し、前記背面鏡に映る前記2つの側方光源の像で車両後端の左右を表示することを特徴とする。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後端の中央と左右両端の位置を認識することができる。
このように構成することにより、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することで、車両後端の中央と左右両端の位置を認識することができる。
請求項1に係る発明によれば、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することにより、車両後方の仮想対象物までの距離を把握することができる。また、背面鏡を構成する凹面鏡の曲率(または曲率半径)の設定次第で、仮想対象物までの距離を自由に設定することができる。
請求項2に係る発明によれば、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することにより、車両後端の位置を認識することができ、室内鏡に映った車両後方の物体と車両後端との相対距離を把握することができる。
請求項3および請求項4に係る発明によれば、運転者が室内鏡を透して車両天井の光源を視認することにより、車両後端の中央と左右両端の位置を認識することができ、室内鏡に映った物体と車両後端との車体前後方向の相対位置、および車幅方向の相対位置を把握することができる。
以下、この発明に係る後方視認装置の実施例を図1から図17の図面を参照して説明する。
<実施例1>
初めに、この発明に係る後方視認装置の実施例1を図1から図6の図面を参照して説明する。
図4および図5に示すように、後方視認装置1は、車両2の車室内に設置されたルームミラー装置10とマーク用ライト3とから構成されている。ルームミラー装置10は、車幅方向略中央であってフロントウィンドガラス4の上部手前に設置されており、マーク用ライト3は、車幅方向略中央であって車内天井部5の所定位置に設置されている。マーク用ライト3は例えばLEDで構成することができる。
<実施例1>
初めに、この発明に係る後方視認装置の実施例1を図1から図6の図面を参照して説明する。
図4および図5に示すように、後方視認装置1は、車両2の車室内に設置されたルームミラー装置10とマーク用ライト3とから構成されている。ルームミラー装置10は、車幅方向略中央であってフロントウィンドガラス4の上部手前に設置されており、マーク用ライト3は、車幅方向略中央であって車内天井部5の所定位置に設置されている。マーク用ライト3は例えばLEDで構成することができる。
図1から図3に示すように、ルームミラー装置10は、車両上下方向よりも車幅方向に長い略直方体形状をなす箱状のミラーハウジング11を備え、このミラーハウジング11が自在継手式の支持部12を介して天井部5に取り付けられている。
ミラーハウジング11は車両後方側が開口しており、この開口がハーフミラーからなる平坦な室内鏡13によって塞がれている。自在継手式の支持部12によって支持されたミラーハウジング11は、運転者の体格等に応じてその向きを変えることができ、ミラーハウジング11の向きを適宜に調整することにより、運転者は、室内鏡13にリヤウィンドガラス6越しに映った車両後方視界を視認することができる。なお、図中、符号Eは運転者の目を示している。また、室内鏡13はハーフミラーで構成されているので、光の透過が可能である。
ミラーハウジング11は車両後方側が開口しており、この開口がハーフミラーからなる平坦な室内鏡13によって塞がれている。自在継手式の支持部12によって支持されたミラーハウジング11は、運転者の体格等に応じてその向きを変えることができ、ミラーハウジング11の向きを適宜に調整することにより、運転者は、室内鏡13にリヤウィンドガラス6越しに映った車両後方視界を視認することができる。なお、図中、符号Eは運転者の目を示している。また、室内鏡13はハーフミラーで構成されているので、光の透過が可能である。
ミラーハウジング11の内部、すなわち室内鏡13の背面側には、凹面鏡で形成された背面鏡14が設置されている。背面鏡14は、車両上下方向および車幅方向に湾曲し且つ車両前方側に凹む凹面に形成されている。なお、背面鏡14は車幅方向の湾曲がなくてもよい。背面鏡14の車両上下方向寸法は室内鏡13の車両上下方向寸法とほぼ同じであるが、背面鏡14の車幅方向寸法は室内鏡13の車幅方向寸法の約1/3程度であり、背面鏡14はミラーハウジング11内において車幅方向の略中央に配置され、室内鏡13から所定寸法離間して固定されている。
背面鏡14は室内鏡13よりも若干上向きの姿勢に配置されており、運転者が室内鏡13によって車両後方視界を視認可能な状態において、運転者が背面鏡14を介して天井部5のマーク用ライト3を視認することができるようにされている。つまり、背面鏡14はマーク用ライト3を映し出す角度に設定されており、背面鏡14に映し出されたマーク用ライト3の像を、室内鏡13を透して運転者が視認することができるように設置されている。
ところで、凹面鏡の鏡面の曲率半径Rと、凹面鏡から物体までの距離xと、凹面鏡から物体の像までの距離yと、焦点距離fとの間には、式(1)が成立する。
(1/x)−(1/y)=1/f=2/R ・・・式(1)
(1/x)−(1/y)=1/f=2/R ・・・式(1)
したがって、物体をマーク用ライト3とし、背面鏡14に映るマーク用ライト3の像を背面鏡14から車両後端7の中央までの距離と同じ距離に結像するようにするには、背面鏡14からマーク用ライト3まで距離をxとし、背面鏡14から車両後端7の中央までの距離をyとし、背面鏡14の車両上下方向の凹面の曲率半径をRとしたときに、式(1)を満たすようにすればよい。例えば、x=0.75m、y=2.6mの場合には、R=2.11mに設定する。
換言すると、背面鏡14からマーク用ライト3まで距離xと、背面鏡14から車両後端7の中央までの距離yを予め設定した場合には、これらの距離x、yを式(1)に代入して算出した曲率半径R(または曲率=1/R)を有する背面鏡14を用意すれば、背面鏡14に映るマーク用ライト3の像を背面鏡14から車両後端7までの距離と同じ距離に結像させることができる。
このようにすると、運転者には、背面鏡14に映るマーク用ライト3の像P1が、あたかも車両後端7上の中央に位置するが如く見えるようになるので、運転者は車両後端7の中央位置を認識することができる。また、図6に示すように、室内鏡13には、リヤウィンドガラス6越しに見える車両後方視界が映るので、背面鏡14に映るマーク用ライト3の像との比較により、車両後方の物体と車両後端7との相対距離を把握することができる。これにより、車両の後退時に、あとどのくらいの距離だけ後退することができるかを把握することができる。
なお、図6において、符号Qは室内鏡13に映る自車両のトランクリッド8の後端部の像である。
なお、図6において、符号Qは室内鏡13に映る自車両のトランクリッド8の後端部の像である。
<実施例2>
次に、この発明に係る後方視認装置の実施例2を図7から図10の図面を参照して説明する。
実施例2の後方視認装置1ではマーク用ライトを3つ備えている。詳述すると、図9に示すように、天井部5の車幅方向の略中央に配置された中央マーク用ライト3aと、この中央マーク用ライト3aの左右に配置された左マーク用ライト3bおよび右マーク用ライト3cとを備えている。
また、実施例2の後方視認装置1では、図7に示すように、背面鏡14の車幅方向寸法が実施例1の場合よりも長くされていて、ミラーハウジング11の内部車幅方向寸法ほぼ一杯の長さを有している。
次に、この発明に係る後方視認装置の実施例2を図7から図10の図面を参照して説明する。
実施例2の後方視認装置1ではマーク用ライトを3つ備えている。詳述すると、図9に示すように、天井部5の車幅方向の略中央に配置された中央マーク用ライト3aと、この中央マーク用ライト3aの左右に配置された左マーク用ライト3bおよび右マーク用ライト3cとを備えている。
また、実施例2の後方視認装置1では、図7に示すように、背面鏡14の車幅方向寸法が実施例1の場合よりも長くされていて、ミラーハウジング11の内部車幅方向寸法ほぼ一杯の長さを有している。
そして、図9、図10に示すように、背面鏡14に映る中央マーク用ライト3aの像P11で車両後端7の中央を表示し、背面鏡14に映る左マーク用ライト3bの像P12で車両後端7の中央の車幅方向延長上であって車幅方向左端に対応する位置を表示し、背面鏡14に映る右マーク用ライト3cの像P13で車両後端7の中央の車幅方向延長上であって車幅方向右端に対応する位置を表示するように、中央マーク用ライト3a、左右マーク用ライト3b,3cの位置、および、背面鏡14の位置と曲率半径(または曲率)を設定する。
このようにすると、運転者は室内鏡13を透して背面鏡14に映る3つのマーク用ライト3a,3b,3cの像P11,P12,P13を視認することにより、車両後端7の中央とこれに対応する車幅方向の左右端の位置を認識することができる。また、室内鏡13に映る車両後方視界との比較により、車両後方の物体と車両後端7との車体前後方向の相対位置、および車幅方向の相対位置を把握することができる。
なお、実施例2の後方視認装置1において、左マーク用ライト3bの像P12で車両左後端を表示し、右マーク用ライト3cの像P13で車両右後端を表示するように設定することも可能である。
なお、実施例2の後方視認装置1において、左マーク用ライト3bの像P12で車両左後端を表示し、右マーク用ライト3cの像P13で車両右後端を表示するように設定することも可能である。
<実施例3>
次に、この発明に係る後方視認装置の実施例3を図11から図14の図面を参照して説明する。
実施例3の後方視認装置1では、実施例1の場合と同様にマーク用ライト3は1つだけである。
しかしながら、実施例3の後方視認装置1では、ミラーハウジング11内に3つの背面鏡が設置されている。詳述すると、図11に示すように、ミラーハウジング11内には、その略中央に中央背面鏡14aが設置され、中央背面鏡14aの左側に左側背面鏡14bが設置され、中央背面鏡14aの右側に右側背面鏡14cが設置されている。
次に、この発明に係る後方視認装置の実施例3を図11から図14の図面を参照して説明する。
実施例3の後方視認装置1では、実施例1の場合と同様にマーク用ライト3は1つだけである。
しかしながら、実施例3の後方視認装置1では、ミラーハウジング11内に3つの背面鏡が設置されている。詳述すると、図11に示すように、ミラーハウジング11内には、その略中央に中央背面鏡14aが設置され、中央背面鏡14aの左側に左側背面鏡14bが設置され、中央背面鏡14aの右側に右側背面鏡14cが設置されている。
そして、図13、図14に示すように、中央背面鏡14aに映るマーク用ライト3の像P21で車両後端7の中央を表示し、左側背面鏡14bに映るマーク用ライト3の像P22で車両後端7の中央の車幅方向延長上であって車幅方向左端に対応する位置を表示し、右側背面鏡14cに映るマーク用ライト3の像P23で車両後端7の中央の車幅方向延長上であって車幅方向右端に対応する位置を表示するように、中央背面鏡14a、左側背面鏡14b、右側背面鏡14cの位置、向き、および、曲率半径(または曲率)を設定する。
このようにすると、運転者は室内鏡13を透して3つの背面鏡14a,14b,14cに映るマーク用ライト3の像P21,P22,P23を視認することにより、車両後端7の中央とこれに対応する車幅方向の左右端の位置を認識することができる。また、室内鏡13に映る車両後方視界との比較により、車両後方の物体と車両後端7との車体前後方向の相対位置、および車幅方向の相対位置を把握することができる。
なお、実施例3の後方視認装置1において、左側背面鏡14bに映るマーク用ライト3の像P22で車両左後端を表示し、右側背面鏡14cに映るマーク用ライト3の像P23で車両右後端を表示するように設定することも可能である。
なお、実施例3の後方視認装置1において、左側背面鏡14bに映るマーク用ライト3の像P22で車両左後端を表示し、右側背面鏡14cに映るマーク用ライト3の像P23で車両右後端を表示するように設定することも可能である。
<実施例4>
次に、この発明に係る後方視認装置の実施例4を図15から図17の図面を参照して説明する。
実施例4の後方視認装置1では、図16に示すように、マーク用ライト3が車幅方向に長尺に形成され、且つ、車両後端の車幅方向の形状に対応して車両後方側に膨出する湾曲形状に形成されている。マーク用ライト3は、例えばLEDと導光体で構成することができる。
また、実施例4の後方視認装置1では、背面鏡14の車幅方向寸法が実施例2の場合と同様に長くされていて、ミラーハウジング11の内部車幅方向寸法ほぼ一杯の長さを有している。
次に、この発明に係る後方視認装置の実施例4を図15から図17の図面を参照して説明する。
実施例4の後方視認装置1では、図16に示すように、マーク用ライト3が車幅方向に長尺に形成され、且つ、車両後端の車幅方向の形状に対応して車両後方側に膨出する湾曲形状に形成されている。マーク用ライト3は、例えばLEDと導光体で構成することができる。
また、実施例4の後方視認装置1では、背面鏡14の車幅方向寸法が実施例2の場合と同様に長くされていて、ミラーハウジング11の内部車幅方向寸法ほぼ一杯の長さを有している。
そして、図16、図17に示すように、背面鏡14に映るマーク用ライト3の像P2が、車両後端7の車幅方向全長を表示するように、マーク用ライト3の位置、車幅方向長さ、湾曲形状と、背面鏡14の位置および曲率半径(または曲率)等を設定する。
このようにすると、運転者は室内鏡13を透して背面鏡14に映るマーク用ライト3の像を視認することにより、車両後端7の車幅方向全長に亘ってその位置を認識することができる。また、室内鏡13に映る車両後方視界との比較により、車両後方の物体と車両後端7との車体前後方向の相対位置、および車幅方向の相対位置を把握することができる。
〔他の実施例〕
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、光源の数を1つまたは3つとしているが、2つあるいは4つ以上としてもよく、光源の数は特に限定されない。また、背面鏡の数についても、実施例では1つまたは3つとしているが、2つあるいは4つ以上としてもよく、背面鏡の数は特に限定されない。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、光源の数を1つまたは3つとしているが、2つあるいは4つ以上としてもよく、光源の数は特に限定されない。また、背面鏡の数についても、実施例では1つまたは3つとしているが、2つあるいは4つ以上としてもよく、背面鏡の数は特に限定されない。
また、光源は専用に設けてもよいが、ルームランプやイルミネーションランプと兼用させてもよい。
また、車両の後退時にのみ光源を点灯させるように制御してもよい。
光源の光の色に限定はなく、例えば緑色や赤色にすることにより、室内鏡に映る車両後方視界から区別し易くすることも可能である。
また、車両の後退時にのみ光源を点灯させるように制御してもよい。
光源の光の色に限定はなく、例えば緑色や赤色にすることにより、室内鏡に映る車両後方視界から区別し易くすることも可能である。
1 後方視認装置
2 車両
3 マーク用ライト(光源)
3a 中央マーク用ライト(中央光源)
3b 左マーク用ライト(側方光源)
3c 右マーク用ライト(側方光源)
5 天井部
7 後端
11 ミラーハウジング
13 室内鏡
14 背面鏡
14a 中央背面鏡
14b 左側背面鏡(側方背面鏡)
14c 右側背面鏡(側方背面鏡)
2 車両
3 マーク用ライト(光源)
3a 中央マーク用ライト(中央光源)
3b 左マーク用ライト(側方光源)
3c 右マーク用ライト(側方光源)
5 天井部
7 後端
11 ミラーハウジング
13 室内鏡
14 背面鏡
14a 中央背面鏡
14b 左側背面鏡(側方背面鏡)
14c 右側背面鏡(側方背面鏡)
Claims (4)
- 車両の天井部に設けられた光源と、
光が透過可能で且つ車両後方視界を視認可能とする室内鏡と、
車両上下方向で凹曲の凹面鏡で形成され、前記室内鏡の背後に該室内鏡から離間して設けられ、前記光源を写す角度に設定された背面鏡と、
前記室内鏡および前記背面鏡を保持するミラーハウジングと、
を備え、
前記背面鏡に映る前記光源の像を、前記室内鏡を透して運転者から視認可能としたことを特徴とする後方視認装置。 - 前記背面鏡に映る光源の像が、車両後端上に位置するが如く見えるように背面鏡の鏡面の曲率を設定したことを特徴とする請求項1に記載の後方視認装置。
- 前記背面鏡は、前記ミラーハウジングの略中央部に配置された中央背面鏡と該中央背面鏡の左右に配置された2つの側方背面鏡の少なくとも3つを含んで構成され、
前記中央背面鏡に映る光源の像で車両後端の中央を表示し、前記2つの側方背面鏡に映る光源の像で車両後端の左右を表示することを特徴とする請求項2に記載の後方視認装置。 - 前記光源は、車両略中央部に配置された中央光源と該中央光源の左右に配置された2つの側方光源の少なくとも3つを含んで構成され、
前記背面鏡に映る前記中央光源の像で車両後端の中央を表示し、前記背面鏡に映る前記2つの側方光源の像で車両後端の左右を表示することを特徴とする請求項2に記載の後方視認装置。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102233851A (zh) * | 2010-04-26 | 2011-11-09 | 本田技研工业株式会社 | 车后下视镜 |
WO2015186362A1 (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子ミラー装置 |
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2008
- 2008-04-04 JP JP2008098257A patent/JP2009248712A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102233851A (zh) * | 2010-04-26 | 2011-11-09 | 本田技研工业株式会社 | 车后下视镜 |
WO2015186362A1 (ja) * | 2014-06-06 | 2015-12-10 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子ミラー装置 |
JP5866677B1 (ja) * | 2014-06-06 | 2016-02-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子ミラー装置 |
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