JP2012086614A - 車両の可動ルーフ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】フルハード構造に対して軽量化を図り、これにより軽量化と耐久性の両立を図ると共に、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材が折畳んでコンパクトに格納できる故、ルーフ格納空間の拡大を招かない車両の可動ルーフ構造を提供する。
【解決手段】ルーフ部材4は前後方向に複数に分割されたフロントルーフ5とリヤルーフ6とを備え、フロントルーフ5とリヤルーフ6の一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性のフレキシブルルーフ部材で構成し、フロントルーフ5とリヤルーフ6は、乗員着座用のシート22とトランク17との間の空間19に格納可能に支持されたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ルーフ部材4は前後方向に複数に分割されたフロントルーフ5とリヤルーフ6とを備え、フロントルーフ5とリヤルーフ6の一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性のフレキシブルルーフ部材で構成し、フロントルーフ5とリヤルーフ6は、乗員着座用のシート22とトランク17との間の空間19に格納可能に支持されたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、車室上方のルーフ部材を開閉可能と成した車両の可動ルーフ構造に関する。
従来よりオープンカーに採用されるオープンルーフ構造としては大別してハードルーフ構造のものと、フレキシブルルーフ(ソフトトップ)構造のものとがある。
上述のハードルーフ構造のものは、フロントルーフパネルとバックルーフパネルとデッキリッドとに3分割されており、何れもがハードルーフ部材で構成されているので、耐久性および快適性に優れるという利点がある反面、ルーフ構造が重くなる欠点があった。
上述のハードルーフ構造のものは、フロントルーフパネルとバックルーフパネルとデッキリッドとに3分割されており、何れもがハードルーフ部材で構成されているので、耐久性および快適性に優れるという利点がある反面、ルーフ構造が重くなる欠点があった。
一方、上述のフレキシブルルーフ構造のものは、フロントルーフ側およびリヤルーフ側が何れも幌などの可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成されているので、軽量化が図れるという利点がある反面、ハードルーフ構造に対して耐久性に劣るという欠点があった。
また、上述のハードルーフ構造において、車室上方のルーフ部材を、フロントルーフパネルとバックルーフパネルとデッキリッドとに3分割した場合、ルーフ開閉時に動かすべき部材が多くなるので複雑な機構が必要となるだけでなく、機構の複雑化に伴って重量増加を招く問題点があった。
また、上述のハードルーフ構造において、車室上方のルーフ部材を、フロントルーフパネルとバックルーフパネルとデッキリッドとに3分割した場合、ルーフ開閉時に動かすべき部材が多くなるので複雑な機構が必要となるだけでなく、機構の複雑化に伴って重量増加を招く問題点があった。
ところで、特許文献1、2には、ハードルーフ構造の車両の可動ルーフ構造において、車室上方のルーフ部材を、フロントルーフパネルとバックルーフパネルとデッキリッドとに3分割し、これらの各ルーフパネルおよびリッドをモータおよび多数のリンクを用いて開閉駆動すべく構成したものが開示されている。
この特許文献1、2に開示されたものは、その何れもがルーフ部材を3分割したものであるから、ルーフ開閉時に動かすべき部材が多くなり、特に、フロントルーフパネルとバックルーフパネルとの格納時には、デッキリッドを一旦リヤ方向に後退移動させなければ、これら各ルーフパネルを格納させることができず、機構が複雑化する問題点があった。
また、上記特許文献1、2に開示されたものは、上述のデッキリッドが重量物である関係上、車両全体の重量増加を招く問題点があった。
さらに、上記特許文献1、2に開示されたものは、その何れもが3分割されたパーツ(フロントルーフパネル、バックルーフパネル、デッキリッド)を全てハードルーフ部材で構成するものであり、ルーフ部の一方をハードルーフ部材で構成し、他方をフレキシブルルーフ部材で構成するという技術思想は全くなく、その示唆もないものである。
さらに、上記特許文献1、2に開示されたものは、その何れもが3分割されたパーツ(フロントルーフパネル、バックルーフパネル、デッキリッド)を全てハードルーフ部材で構成するものであり、ルーフ部の一方をハードルーフ部材で構成し、他方をフレキシブルルーフ部材で構成するという技術思想は全くなく、その示唆もないものである。
そこで、この発明は、ルーフ部材が前後方向に複数に分割されたフロントルーフとリヤルーフとを備え、フロントルーフとリヤルーフの何れか一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成し、これらフロントルーフとリヤルーフとを、乗員着座用のシートとトランクとの間に形成したルーフ格納空間に格納可能に支持することで、フロントルーフ、リヤルーフともにハード部材で形成したフルハード構造に対して軽量化を図ることができ、軽量化と耐久性の両立を図ると共に、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材は折畳んでコンパクトに格納できるので、ルーフ格納空間の拡大を招くことがない車両の可動ルーフ構造の提供を目的とする。
この発明による車両の可動ルーフ構造は、車室上方のルーフ部材を開閉可能と成した車両の可動ルーフ構造であって、上記ルーフ部材は前後方向に複数に分割されたフロントルーフとリヤルーフとを備え、上記フロントルーフとリヤルーフの何れか一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成し、上記フロントルーフと上記リヤルーフは、乗員着座用のシートとトランクとの間に形成されたルーフ格納空間に格納可能に支持されたものである。
上記構成によれば、フロントルーフとリヤルーフの一方をハードルーフ部材で構成し、他方をフレキシブルルーフ部材で構成したので、フロントルーフ、リヤルーフともにハードルーフ部材で形成したフルハード構造に対して軽量化を図ることができ、フレキシブルルーフ部材による軽量化と、ハードルーフ部材による耐久性との両立を図ることができる。
上記構成によれば、フロントルーフとリヤルーフの一方をハードルーフ部材で構成し、他方をフレキシブルルーフ部材で構成したので、フロントルーフ、リヤルーフともにハードルーフ部材で形成したフルハード構造に対して軽量化を図ることができ、フレキシブルルーフ部材による軽量化と、ハードルーフ部材による耐久性との両立を図ることができる。
また、ルーフ格納時には、フレキシブルルーフ部材は折畳んでコンパクトに格納することができるので、ルーフ格納空間の拡大を招くことがない。
さらに、ルーフ部材はフロントルーフとリヤルーフとに2分割されるので、ルーフ開閉時に、これら各ルーフを駆動する駆動機構の簡略化を図ることができる。
さらに、ルーフ部材はフロントルーフとリヤルーフとに2分割されるので、ルーフ開閉時に、これら各ルーフを駆動する駆動機構の簡略化を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントルーフがハードルーフ部材で構成され、上記リヤルーフがフレキシブルルーフ部材で構成されたものである。
上記構成によれば、リヤルーフをフレキシブルルーフ部材で構成したので、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材から成るリヤルーフを折畳んでルーフ格納空間にコンパクトに格納することができる。
上記構成によれば、リヤルーフをフレキシブルルーフ部材で構成したので、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材から成るリヤルーフを折畳んでルーフ格納空間にコンパクトに格納することができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントルーフと上記リヤルーフは、少なくとも車体側部のベルトラインより下方に格納されるものである。
上記構成によれば、ルーフ格納時にフロントルーフおよびリヤルーフは共にベルトラインよりも下方に格納されるので、該ルーフ格納時における見栄えを確保することができる。
上記構成によれば、ルーフ格納時にフロントルーフおよびリヤルーフは共にベルトラインよりも下方に格納されるので、該ルーフ格納時における見栄えを確保することができる。
この発明の一実施態様においては、上記フロントルーフは、フロントウインドの上部を支持するフロントヘッダから上記シートのシートバック近傍にわたって配設されたものである。
上記構成によれば、ハードルーフ部材で構成されたフロントルーフが、フロントヘッダからシートバック近傍にわたって配設されているので、このフロントルーフで確実に乗員上方を覆うことができ、衝突時(特に、前面衝突時)にはルーフクラッシュを防止して、乗員保護を図ることができる。
上記構成によれば、ハードルーフ部材で構成されたフロントルーフが、フロントヘッダからシートバック近傍にわたって配設されているので、このフロントルーフで確実に乗員上方を覆うことができ、衝突時(特に、前面衝突時)にはルーフクラッシュを防止して、乗員保護を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記フレキシブルルーフ部材は、車室内に光を透過する採光手段を備えたものである。
上述の採光手段は、PVC(Polyvinyl chlorideの略でポリ塩化ビニルのこと)などの透明樹脂材で形成してもよい。
上記構成によれば、フレキシブルルーフ部材が採光手段を備えるので、簡単な構成でありながら車室内に光を取入れることができ、乗員の快適性の向上を図ることができる。
上述の採光手段は、PVC(Polyvinyl chlorideの略でポリ塩化ビニルのこと)などの透明樹脂材で形成してもよい。
上記構成によれば、フレキシブルルーフ部材が採光手段を備えるので、簡単な構成でありながら車室内に光を取入れることができ、乗員の快適性の向上を図ることができる。
この発明によれば、ルーフ部材が前後方向に複数に分割されたフロントルーフとリヤルーフとを備え、フロントルーフとリヤルーフの何れか一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成し、これらフロントルーフとリヤルーフとを、乗員着座用のシートとトランクとの間に形成したルーフ格納空間に格納可能に支持したので、フロントルーフ、リヤルーフともにハード部材で形成したフルハード構造に対して軽量化を図ることができ、軽量化と耐久性の両立を図ると共に、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材は折畳んでコンパクトに格納することができる効果がある。
フロントルーフ、リヤルーフともにハード部材で形成したフルハード構造に対して軽量化を図ることができ、軽量化と耐久性の両立を図ると共に、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材は折畳んでコンパクトに格納することができるという目的を、車室上方のルーフ部材を開閉可能と成した車両の可動ルーフ構造において、上記ルーフ部材は前後方向に複数に分割されたフロントルーフとリヤルーフとを備え、上記フロントルーフとリヤルーフの何れか一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成し、上記フロントルーフと上記リヤルーフは、乗員着座用のシートとトランクとの間に形成されたルーフ格納空間に格納可能に支持されるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の可動ルーフ構造を示し、図1はオープンカーの側面図、図2は図1の要部拡大側面図であって、図1、図2において、このオープンカーは、車幅方向に延びて車室1前部のフロントウインド部材としてのフロントウインドガラス2の上辺を支持する強度部材であるフロントヘッダ3と、このフロントヘッダ3の後方に連なって車室1上部を形成するルーフ部材4とが設けられており、ルーフ部材4は、フロントルーフ5とリヤルーフ6とに前後方向に2分割されている。
上述のルーフ部材4は開閉可能に構成されており、この実施例では、フロントルーフ5はボード状のハードルーフ部材で構成されており、リヤルーフ6は幌などの可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成されている。
図面は車両の可動ルーフ構造を示し、図1はオープンカーの側面図、図2は図1の要部拡大側面図であって、図1、図2において、このオープンカーは、車幅方向に延びて車室1前部のフロントウインド部材としてのフロントウインドガラス2の上辺を支持する強度部材であるフロントヘッダ3と、このフロントヘッダ3の後方に連なって車室1上部を形成するルーフ部材4とが設けられており、ルーフ部材4は、フロントルーフ5とリヤルーフ6とに前後方向に2分割されている。
上述のルーフ部材4は開閉可能に構成されており、この実施例では、フロントルーフ5はボード状のハードルーフ部材で構成されており、リヤルーフ6は幌などの可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成されている。
上述のフロントヘッダ3は、フロントヘッダアウタ3aとフロントヘッダインナ3bとを接合固定して、車幅方向に延びるヘッダ閉断面3cを備えた強度部材であって、このフロントヘッダ3の左右両端部は、車両前後斜め方向に延びる閉断面構造のフロントピラー(図示せず)を介して車両の上下方向に延びる閉断面構造のヒンジピラー(図示せず)に連結されている。これらフロントピラーおよびヒンジピラーは何れも車体剛性部材である。
一方、車室1の底面を構成し、ほぼ水平に配設されたフロアパネル7を設け、このフロアパネル7の後部には、斜め後方かつ上方に立上がるキックアップ部8を介して、リヤフロア9を略水平に連設し、このリヤフロア9には上方に立上がるリヤバルクヘッド10を立設固定すると共に、このリヤバルクヘッド10の上部にはリヤデッキメンバ11を接合固定して、リヤバルクヘッド10とリヤデッキメンバ11との間には車幅方向に延びるリヤデッキ閉断面12を形成して、車体剛性の向上を図っている。
また、上述のリヤフロア9の後部かつ、車幅方向中間部には、下方に凹設されたスペアタイヤパン13を一体形成、いわゆる段下げ形成し、このスペアタイヤパン13には図示しないスペアタイヤを格納するように構成している。
さらに、上述のリヤフロア9の後端部には、上下方向に延びるリヤエンドパネル14を一体的に立設固定し、このリヤエンドパネル14の上部車外側つまり後部側には、車幅方向に延びるリヤエンドメンバ15を接合固定し、該リヤエンドメンバ15とリヤエンドパネル14との間には、車幅方向に延びるリヤエンド閉断面16を形成し、この閉断面構造により後部車体剛性の向上を図っている。
さらに、上述のリヤフロア9の後端部には、上下方向に延びるリヤエンドパネル14を一体的に立設固定し、このリヤエンドパネル14の上部車外側つまり後部側には、車幅方向に延びるリヤエンドメンバ15を接合固定し、該リヤエンドメンバ15とリヤエンドパネル14との間には、車幅方向に延びるリヤエンド閉断面16を形成し、この閉断面構造により後部車体剛性の向上を図っている。
一方、リヤバルクヘッド10の後方側を荷室、つまりトランクルーム17に設定している。
このトランクルーム17の上部は、トランクリッド18により開閉可能に覆われている。
このトランクルーム17の上部は、トランクリッド18により開閉可能に覆われている。
また、上述のリヤバルクヘッド10の前方側はルーフ格納空間19に設定されている。詳しくは、後述する乗員用シート22のシートバック22Bと、トランクとしてのトランクルーム17との間にルーフ格納空間19を形成したものであって、ルーフ部材4が開放した時、該ルーフ部材4をルーフ格納空間19に格納すべく構成している。
ところで、上述のフロアパネル7には、前後方向に離間配置された複数のシートブラケット20,21(または、クロスメンバ)を介して、乗員が着座するシート22(乗員用シート)を設けている。この乗員用シート22は、シートクッション22Cと、ヘッドレスト部22Hが一体に形成されたシートバック22Bとを備えている。なお、この車両はドライバーズシートとパッセンジャーズシートとを備えた2人乗り用(いわゆる2シーター)に構成されている。なお、乗員用シート22としては、ヘッドレスト部がシートバックに対して別体で形成されたものでもよい。
ここで、上述のフロントヘッダ3は、車室1内に配設された乗員用シート22の前方にて車幅方向に延び、車室1前部のフロントウインドガラス2の上辺を支持する閉断面構造の強度部材である。
ここで、上述のフロントヘッダ3は、車室1内に配設された乗員用シート22の前方にて車幅方向に延び、車室1前部のフロントウインドガラス2の上辺を支持する閉断面構造の強度部材である。
一方、上述のキックアップ部8の背面と、リヤフロア9の前部下面との間には、車幅方向の略全幅にわたって延びるリヤクロスメンバ23を取付け、これらキックアップ部8、リヤフロア9、リヤクロスメンバ23間には、車幅方向に延びる閉断面24を形成し、この閉断面構造により下部車体剛性の向上を図っている。
さらに、上記リヤクロスメンバ23よりも後方においてリヤフロア9の下面には、車幅方向に延びる別のリヤクロスメンバ25を取付け、リヤフロア9と該リヤクロスメンバ25との間には、車幅方向に延びる閉断面26を形成し、この閉断面構造により下部車体剛性の向上を図り、また、該リヤクロスメンバ25の下部に、図示しないサブフレームを取付けるように構成している。
また、図1に示すように、車室1の側方には乗員乗降用のドア27が開閉可能に設けられている。このドア27は、ドアインナパネルとドアアウタパネルとをヘミング接合したもので、該ドア27の内部には車両の前後方向に延びるドアインパクトバー28,29が取付けられている。これらの各ドアインパクトバー28,29は側突時にドア27が車室1側へ侵入するのを防止して、乗員を保護するための剛性部材である。
なお、図1において、30は後輪ホイールハウスであり、またBLはベルトラインである。
なお、図1において、30は後輪ホイールハウスであり、またBLはベルトラインである。
次に、図2〜図11を参照して、車両の可動ルーフ構造について、さらに詳述する。
図3は上述のルーフ部材4を車幅方向の中央で断面して示す斜視図であって、この実施例の車両の可動ルーフ構造は、図2、図3に示すように、フロントルーフ5およびリヤルーフ6を共に閉状態とする全閉モードと、図11に示すように、フロントルーフ5およびリヤルーフ6を共に開放し、フロントルーフ5およびリヤルーフ6をルーフ格納空間19内に格納し、これらフロントルーフ5とリヤルーフ6を少なくとも車体側部のベルトラインBLより下方に格納する全開モード(フルオープンモード)と、図7に示すように、フロントルーフ5を閉状態とし、リヤルーフ6を開状態(格納状態)とする独立開閉モード(いわゆる半開モード)と、を備えている。
図2、図3に示すように、フロントルーフ5はルーフアウタパネル5aとルーフインナパネル5bとを有すると共に、該フロントルーフ5の前部にはルーフクローズ時に該フロントルーフ5をフロントヘッダ3に係止するためのフック31を備えている。
ここで、上述のフック31はフロントルーフ5の前部に左右対称となるように一対設けられている。
ここで、上述のフック31はフロントルーフ5の前部に左右対称となるように一対設けられている。
また、上述のフロントルーフ5は、図1、図2に示すように、フロントウインドガラス2の上部を支持するフロントヘッダ3から乗員用シート22のシートバック近傍にわたって配設されており、これによりフロントルーフ5の閉時に該フロントルーフ5で乗員上方を確実に覆って、衝突時(特に、前面衝突時)にはルーフクラッシュを防止して、乗員保護を図るように構成している。
さらに、上述のフロントルーフ5は、図7に示す独立開閉モード(半開モード)時においても、閉状態のフロントルーフ5で乗員の頭上を覆って、乗員の快適性を確保しつつ、外光、騒音、走行風などの侵入を可及的に防止すべく構成している。
さらに、上述のフロントルーフ5は、図7に示す独立開閉モード(半開モード)時においても、閉状態のフロントルーフ5で乗員の頭上を覆って、乗員の快適性を確保しつつ、外光、騒音、走行風などの侵入を可及的に防止すべく構成している。
図2、図3に示すように、リヤルーフ6は、上方を覆うトップルーフ6tと、後方を覆うバックルーフ6bと、側方を覆うサイドルーフ6sとを、幌などの可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で一体または一体的に形成したものであって、このフレキシブルルーフ部材から成るリヤルーフ6のバックルーフ6bには、車室1内に光を透過する採光手段としてのバックウインド6wを備えている。
上述のフロントルーフ5およびリヤルーフ6は全閉モード(図2、図3参照)と、全開モード(図11参照)と、独立開閉モードいわゆる半開モード(図7参照)と、に移動可能に構成されているので、次に、これらフロントルーフ5、リヤルーフ6を駆動する駆動機構について説明する。
この駆動機構32は、図2、図3に示すモータユニット33と、複数のリンクA,B,X,Yとを備えている。
この駆動機構32は、図2、図3に示すモータユニット33と、複数のリンクA,B,X,Yとを備えている。
上述のモータユニット33は、直流可逆モータ34の回転軸35にウオームを一体的に設け、このウオームに噛合するウオームホイールと、ウオームホイールにより駆動されるピニオンと、ピニオンにより駆動される出力ギヤ36とを備え、この出力ギヤ36により上述の各リンクA,B,X,YのうちリンクA,Xを直接駆動し、リンクB,Yを間接的に駆動すべく構成している。
ここで、上述の各リンクA,Bは平行リンクを構成し、リンクAの遊端はフロントルーフ5の側壁後部にL字状のブラケット37(図3参照)を介してピン38連結されている。上述のブラケット37は平行リンクの移動時に各リンクA,Bが干渉するのを回避(図11参照)するためのものである。
また、リンクAに対してリンクBが車幅方向の外側に位置するように配設している。
また、リンクAに対してリンクBが車幅方向の外側に位置するように配設している。
上述のリンクBの基端は、図8に示すように、ピン39および正面視凹形状のブラケット40を介して図示しないリヤサイドボディに連結されており、このリンクBの遊端なフロントルーフ5の側壁後部にピン41を用いて枢着されている。
上述のブラケット40は、リンクBの基端を枢着するピン39と、リンクXとの干渉を回避(図7、図8参照)するためのものである。
上述のブラケット40は、リンクBの基端を枢着するピン39と、リンクXとの干渉を回避(図7、図8参照)するためのものである。
図2、図3に示すように、上述のリンクX,Yは、可撓性を有する幌などのフレキシブルルーフ部材から成るリヤルーフ6を車室内側から支持するためのリンクであって、これらの各リンクX,Yは金属丸パイプ等を加工して、車両正面視で門形状に形成されている。
一方のリンクXは側面視で逆L字状に形成されており、その基端部は出力ギヤ36で駆動され、また、リンクXの遊端は、リヤルーフ6の前端に位置して車幅方向に延びており、この遊端がリヤルーフ6の閉時に、ルーフアウタパネル5aとルーフインナパネル5bの後端重合部に圧接して、両ルーフ5,6間のシール性を確保するように構成している。
また、上述のリンクXの上下方向の中間部にはブラケット42(図4参照)を取付け、このブラケット42にピン43を介してリンクYの基端を枢着すると共に、ピン43に巻回したバネ44でリンクYをブラケット42のストッパ45方向にバネ付勢している。
このため、リンクYはバネ44で図2、図3、図4に示す時計方向に付勢され、リンクYがストッパ45に当接すると、それ以上の回動が規制される一方で、リンクYはバネ44の付勢力に抗して図2、図3、図4に示す反時計方向への回動が許容される構造となっている。
このため、リンクYはバネ44で図2、図3、図4に示す時計方向に付勢され、リンクYがストッパ45に当接すると、それ以上の回動が規制される一方で、リンクYはバネ44の付勢力に抗して図2、図3、図4に示す反時計方向への回動が許容される構造となっている。
リヤルーフ6の閉時においては、リンクX,Yの各遊端における車幅方向に延びる部分で、可撓性を有する幌などのフレキシブルルーフ部材から成るトップルーフ6tの姿勢を保持するようになっている。
つまり、リヤルーフ6の閉時には、リンクXの遊端における車幅方向に延びる部分がトップルーフ6tの前端に位置し、リンクYの遊端における車幅方向に延びる部分がトップルーフ6tの後端に位置して、各リンクX,Yによりトップルーフ6tの姿勢乃至リヤルーフ6の全体姿勢を保持するように形成したものである。
つまり、リヤルーフ6の閉時には、リンクXの遊端における車幅方向に延びる部分がトップルーフ6tの前端に位置し、リンクYの遊端における車幅方向に延びる部分がトップルーフ6tの後端に位置して、各リンクX,Yによりトップルーフ6tの姿勢乃至リヤルーフ6の全体姿勢を保持するように形成したものである。
ここで、上述のフレキシブルルーフ部材としてはレザー地の幌部材を用いてもよく、バックウインド6wとしては、軽量化を図る目的で、ポリ塩化ビニル(Polyvinyl chlorideいわゆるPVC)などの透明な合成樹脂材料を用いてもよい。
なお、以上の説明においては車両右側部分の構成について説明したが、車両左側の構成は車両右側の構成と左右対称または左右略対称に構成され、この場合、左右の各モータ34,34は同期駆動されるものである。
また、図4、図8において矢印Fは車両の前方を示す。
また、図4、図8において矢印Fは車両の前方を示す。
このように構成した車両の可動ルーフ構造の作用について以下に詳述する。
この実施例では、図2に示すルーフ全閉状態から図5、図6の状態を経て図7に示す独立開閉モード(半開モード)となり、さらに、図7に示す独立開閉モードから図9、図10の状態を経て図11に示すルーフ全開モード(フルオープンモード)となるので、まず、全閉モード(図2、図3参照)から半開モード(図7参照)と成す場合について説明する。
この実施例では、図2に示すルーフ全閉状態から図5、図6の状態を経て図7に示す独立開閉モード(半開モード)となり、さらに、図7に示す独立開閉モードから図9、図10の状態を経て図11に示すルーフ全開モード(フルオープンモード)となるので、まず、全閉モード(図2、図3参照)から半開モード(図7参照)と成す場合について説明する。
インストルメントパネルに設けた図示しない半開モードスイッチをON操作すると、モータユニット33のモータ34が駆動し、出力ギヤ36がリンクXのみを駆動するので、該リンクXは後方かつ下方へ回動してリヤルーフ6を格納方向へ移動する。
リヤルーフ6は可撓性を有する幌などのフレキシブルルーフ部材で構成されているので、このリヤルーフ6がリンクXの駆動に伴なって図5、図6に示すように順次折畳まれて、最終的には図7に示す格納位置としてのルーフ格納空間19に格納される。
リヤルーフ6は可撓性を有する幌などのフレキシブルルーフ部材で構成されているので、このリヤルーフ6がリンクXの駆動に伴なって図5、図6に示すように順次折畳まれて、最終的には図7に示す格納位置としてのルーフ格納空間19に格納される。
この際、リヤルーフ6は図7に示すように、ベルトラインBLよりも下方の位置に格納され、またリンクYの遊端は図2から図5,図6、図6から図7に示すように順次リンクXに近接し、格納完了時においてリンクYの遊端の車幅方向に延びる部分は、正面視門形のリンクX内に収納される姿勢となる。
さらに、リヤルーフ6の格納に際して、バックウインド6wは折曲がることなく、図2に示す状態から図5に示すように前倒しされ、その後、図6の状態を経て図7に示すように格納位置に下動する。
さらに、リヤルーフ6の格納に際して、バックウインド6wは折曲がることなく、図2に示す状態から図5に示すように前倒しされ、その後、図6の状態を経て図7に示すように格納位置に下動する。
次に、図11に示すルーフ全開モードと成す場合について説明する。
インストルメントパネルに設けた図示しない全開モードスイッチをON操作すると、図2に示すルーフ全閉状態から図5、図6に示す中途状態を経て、一旦、図7に示す半開モードとなった後に、出力ギヤ36はリンクAのみを駆動するので、このリンクAは平行リンクを構成する他方のリンクBを伴ってフロントルーフ5を格納方向である後方かつ下方へ後退移動させる。このため、フロントルーフ5は図7に示す状態から図9、図10に示す中途状態を経て、図11に示す格納位置に移動する。
インストルメントパネルに設けた図示しない全開モードスイッチをON操作すると、図2に示すルーフ全閉状態から図5、図6に示す中途状態を経て、一旦、図7に示す半開モードとなった後に、出力ギヤ36はリンクAのみを駆動するので、このリンクAは平行リンクを構成する他方のリンクBを伴ってフロントルーフ5を格納方向である後方かつ下方へ後退移動させる。このため、フロントルーフ5は図7に示す状態から図9、図10に示す中途状態を経て、図11に示す格納位置に移動する。
図11に示すルーフ全開モード(フルオープンモード)では、フロントルーフ5はベルトラインBLよりも下方に格納されるので、ルーフ格納時においてフロントルーフ5およびリヤルーフ6は何れもベルトラインBLよりも下方に格納されることになり、格納時における見栄えを確保することができる。
なお、図2から図11に至る動作は、半開モードスイッチのON操作後において全開モードスイッチがON操作された場合についても同様である。さらに、図7に示す独立開閉モード(半開モード)または図11に示す全開モードからインストルメントパネルの全閉モードスイッチ(図示せず)をON操作すると、フロントルーフ5およびリヤルーフ6は図2に示す全閉状態に自動的に移動し、この全閉時には、リンクXの前端がフロントルーフ5の後端に圧接して、両ルーフ5,6間のシール性を確保するものである。
このように、上記実施例の車両の可動ルーフ構造は、車室1上方のルーフ部材4を開閉可能と成した車両の可動ルーフ構造であって、上記ルーフ部材4は前後方向に複数に分割されたフロントルーフ5とリヤルーフ6とを備え、上記フロントルーフ5とリヤルーフ6の何れか一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成し、上記フロントルーフ5と上記リヤルーフ6は、乗員着座用のシート22とトランク(トランクルーム17参照)との間に形成されたルーフ格納空間19に格納可能に支持されたものである(図1参照)。
この構成によれば、フロントルーフ5とリヤルーフ6の一方(この実施例では、フロントルーフ5)をハードルーフ部材で構成し、他方をフレキシブルルーフ部材で構成したので、フロントルーフ5、リヤルーフ6ともにハードルーフ部材で形成したフルハード構造に対して軽量化を図ることができ、フレキシブルルーフ部材による軽量化と、ハードルーフ部材による耐久性との両立を図ることができる。
また、ルーフ格納時には、フレキシブルルーフ部材(リヤルーフ6参照)は折畳んでコンパクトに格納することができるので、ルーフ格納空間19の拡大を招くことがない。
さらに、ルーフ部材4はフロントルーフ5とリヤルーフ6とに2分割されるので、従来の3分割構造のものと比較して、ルーフ開閉時に、これら各ルーフ5,6を駆動する駆動機構の簡略化を図ることができる。
さらに、ルーフ部材4はフロントルーフ5とリヤルーフ6とに2分割されるので、従来の3分割構造のものと比較して、ルーフ開閉時に、これら各ルーフ5,6を駆動する駆動機構の簡略化を図ることができる。
また、上記フロントルーフ5がハードルーフ部材で構成され、上記リヤルーフ6がフレキシブルルーフ部材で構成されたものである(図2参照)。
この構成によれば、リヤルーフ6をフレキシブルルーフ部材で構成したので、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材から成るリヤルーフ6を折畳んでルーフ格納空間19にコンパクトに格納することができる。
この構成によれば、リヤルーフ6をフレキシブルルーフ部材で構成したので、ルーフ格納時にはフレキシブルルーフ部材から成るリヤルーフ6を折畳んでルーフ格納空間19にコンパクトに格納することができる。
さらに、上記フロントルーフ5と上記リヤルーフ6は、少なくとも車体側部のベルトラインBLより下方に格納されるものである(図11参照)。
この構成によれば、ルーフ格納時にフロントルーフ5およびリヤルーフ6は共にベルトラインBLよりも下方に格納されるので、該ルーフ格納時における見栄えを確保することができる。
この構成によれば、ルーフ格納時にフロントルーフ5およびリヤルーフ6は共にベルトラインBLよりも下方に格納されるので、該ルーフ格納時における見栄えを確保することができる。
加えて、上記フロントルーフ5は、フロントウインドガラス2の上部を支持するフロントヘッダ3から上記シート22のシートバック22B近傍にわたって配設されたものである(図1参照)。
この構成によれば、ハードルーフ部材で構成されたフロントルーフ5が、フロントヘッダ3からシートバック22B近傍にわたって配設されているので、このフロントルーフ5で確実に乗員上方を覆うことができ、衝突時(特に、前面衝突時)にはルーフクラッシュを防止して、乗員保護を図ることができる。
この構成によれば、ハードルーフ部材で構成されたフロントルーフ5が、フロントヘッダ3からシートバック22B近傍にわたって配設されているので、このフロントルーフ5で確実に乗員上方を覆うことができ、衝突時(特に、前面衝突時)にはルーフクラッシュを防止して、乗員保護を図ることができる。
さらにまた、上記フレキシブルルーフ部材(リヤルーフ6参照)は、車室1内に光を透過する採光手段(バックウインド6w参照)を備えたものである(図2、図3参照)。
この構成によれば、フレキシブルルーフ部材が採光手段(バックウインド6w参照)を備えるので、簡単な構成でありながら車室1内に光を取入れることができ、快適性の向上を図ることができる。
この構成によれば、フレキシブルルーフ部材が採光手段(バックウインド6w参照)を備えるので、簡単な構成でありながら車室1内に光を取入れることができ、快適性の向上を図ることができる。
さらに実施例で開示したように、前後方向に2分割されたフロントルーフ5とリヤルーフ6とを備え、上記フロントルーフ5のみを閉状態とする独立開閉モードを備えると(図7参照)、リヤルーフ6のみを開放し、フロントルーフ5のみを閉鎖状態と成した独立開閉モード、いわゆる半開モード(図7参照)を得ることができるので、乗員の好みに応じたルーフ折畳み形態を確保することができる。
また、図7で示すように、リヤルーフ6を開放し、フロントルーフ5を閉鎖することができるので、乗員に開放感を与えつつ、車両前方からの侵入風、光、騒音を可及的遮断して、乗員の快適性向上を図ることができる。
特に、フロントピラー、フロントヘッダ周りからの不快な走行風、紫外線および周囲の視線を遮断して、快適性の向上を図ることができる。
特に、フロントピラー、フロントヘッダ周りからの不快な走行風、紫外線および周囲の視線を遮断して、快適性の向上を図ることができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のフロントウインドは、実施例のフロントウインドガラス2に対応し、
以下同様に、
採光手段は、バックウインド6wに対応し、
トランクは、トランクルーム17に対応し、
シートは、乗員用シート22に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては片側1つのモータでリンクAとリンクXとを別々に駆動すべく構成したが、片側に2つのモータを設けてリンクXとリンクA(換言すれば、リヤルーフ6とフロントルーフ5)を同時に開閉すべく構成してもよい。
この発明のフロントウインドは、実施例のフロントウインドガラス2に対応し、
以下同様に、
採光手段は、バックウインド6wに対応し、
トランクは、トランクルーム17に対応し、
シートは、乗員用シート22に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
例えば、上記実施例においては片側1つのモータでリンクAとリンクXとを別々に駆動すべく構成したが、片側に2つのモータを設けてリンクXとリンクA(換言すれば、リヤルーフ6とフロントルーフ5)を同時に開閉すべく構成してもよい。
1…車室
2…フロントウインドガラス(フロントウインド)
3…フロントヘッダ
4…ルーフ部材
5…フロントルーフ(ハードルーフ部材)
6…リヤルーフ(フレキシブルルーフ部材)
6w…バックウインド(採光手段)
17…トランクルーム(トランク)
19…ルーフ格納空間
22…乗員用シート(シート)
22B…シートバック
BL…ベルトライン
2…フロントウインドガラス(フロントウインド)
3…フロントヘッダ
4…ルーフ部材
5…フロントルーフ(ハードルーフ部材)
6…リヤルーフ(フレキシブルルーフ部材)
6w…バックウインド(採光手段)
17…トランクルーム(トランク)
19…ルーフ格納空間
22…乗員用シート(シート)
22B…シートバック
BL…ベルトライン
Claims (5)
- 車室上方のルーフ部材を開閉可能と成した車両の可動ルーフ構造であって、
上記ルーフ部材は前後方向に複数に分割されたフロントルーフとリヤルーフとを備え、
上記フロントルーフとリヤルーフの何れか一方をボード状のハードルーフ部材で構成し、他方を可撓性を有するフレキシブルルーフ部材で構成し、
上記フロントルーフと上記リヤルーフは、乗員着座用のシートとトランクとの間に形成されたルーフ格納空間に格納可能に支持されたことを特徴とする
車両の可動ルーフ構造。 - 上記フロントルーフがハードルーフ部材で構成され、上記リヤルーフがフレキシブルルーフ部材で構成された
請求項1記載の車両の可動ルーフ構造。 - 上記フロントルーフと上記リヤルーフは、少なくとも車体側部のベルトラインより下方に格納される
請求項1または2記載の車両の可動ルーフ構造。 - 上記フロントルーフは、フロントウインドの上部を支持するフロントヘッダから上記シートのシートバック近傍にわたって配設された
請求項2または3記載の車両の可動ルーフ構造。 - 上記フレキシブルルーフ部材は、車室内に光を透過する採光手段を備えた
請求項1〜4の何れか1に記載の車両の可動ルーフ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010233380A JP2012086614A (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 車両の可動ルーフ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2012086614A true JP2012086614A (ja) | 2012-05-10 |
Family
ID=46258719
Family Applications (1)
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JP2010233380A Pending JP2012086614A (ja) | 2010-10-18 | 2010-10-18 | 車両の可動ルーフ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012086614A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016049821A (ja) * | 2014-08-29 | 2016-04-11 | マツダ株式会社 | 車両の開閉ルーフ構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63121130U (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-05 | ||
JPH07164891A (ja) * | 1993-12-16 | 1995-06-27 | Mazda Motor Corp | オープンカーの車体構造 |
-
2010
- 2010-10-18 JP JP2010233380A patent/JP2012086614A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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