JP2017061798A - 軒先構造、建物、軒先施工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】主に、作業負担を軽減して取付作業性を向上すると共に、使用する部品数を減らして、コストや作業工数の削減が得られるようにする。
【解決手段】建物3から張り出された張出部6の下面に軒天井板7が取付けられている軒先構造に関する。
上記軒天井板7は、その軒元側11の縁部に、張出部6の軒元部分12に対して横方向へ差し込んだ状態で保持可能な軒元金具14が取付けられている。
また、上記軒天井板7は、軒先側15の縁部に、張出部6の軒先部分16に対して横方向から固定可能な軒先金具18が取付けられている。
【選択図】図3

Description

この発明は、軒先構造、建物、軒先施工方法に関するものである。
建物には、張出部などを有するものが存在している。そして、建物から張り出された張出部の下面には、軒天井板が取付けられる(例えば、特許文献1〜特許文献8参照)。
実開平3−74713号公報 特開平4−360943号公報 特開平6−248749号公報 特開平6−257253号公報 特開平8−158528号公報 特開平10−299159号公報 特開平8−189101号公報 特開2001−207582号公報
しかしながら、上記特許文献に記載された軒先構造は、いずれも、張出部の軒先部分や軒元部分の少なくとも一方に対して軒天井板を取付けるための支持金具などを設置したり、または、張出部の軒先部分や軒元部分に対して軒天井板を下側から直接固定したりするものとなっていた。そのため、構造が複雑になったり、使用する部品数が多くなって、コストの増加や作業工数の増加などを招いたりしていた。または、張出部の軒先部分や軒元部分に取付けられた支持金具に対し軒天井板を装着して固定する作業に要する負担が大きく、取付作業性が良くなかった。
そこで、本発明は、上記した問題点を解決することを、主な目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
建物から張り出された張出部の下面に軒天井板が取付けられている軒先構造において、
前記軒天井板は、その軒元側の縁部に、張出部の軒元部分に対して横方向へ差し込んだ状態で保持可能な軒元金具が取付けられていると共に、
軒先側の縁部に、張出部の軒先部分に対して横方向から固定可能な軒先金具が取付けられていることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、作業負担を軽減して取付作業性を向上すると共に、使用する部品数を減らして、コストや作業工数の削減を得ることができる。
本実施の形態にかかる建物を示す図であり、(a)は側面図、(b)は上階部分の平面図である。 図1(b)の張出部の下面に軒天井板を取付ける状態を示す斜視図である。 図1(b)のA−A線に沿った断面図である。 張出部の下面に軒天井板を取付ける工程を示す側面図である。 図4に続く取付工程を示す側面図である。 図1(b)のB−B線に沿った断面図である。 隣接する軒天井板の間に見切縁を取付ける工程を示す斜視図である。 図7に続く取付工程を示す斜視図である。 見切縁の全体斜視図である。 (a)は見切縁の平面図、(b)は見切縁の側面図、(c)は見切縁の端面図である。 (a)は図10(b)の見切縁のC−C線に沿った断面図、(b)は図10(b)の見切縁のD−D線に沿った断面図、(c)は図10(b)の見切縁のE−E線に沿った断面図である。 (a)は吊部を構成するL型の金具の側面図、(b)は吊部を構成するL型の金具の端面図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図12は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、構成について説明する。
図1(a)は下階部分1と上階部分2とを有する建物3の側面図、図1(b)は建物3の上階部分2の平面図である。この場合、建物3はユニット建物とされている。このユニット建物は、予め工場で組み立てられた複数の建物ユニット5を現場へ搬送して現場で水平方向や上下方向に積み重ねることによって短期間のうちに建物3を構築し得るようにしたものである。但し、建物3は、ユニット建物に限るものではない。
そして、上記した建物3の上階部分2には、下階部分1に対して側方へ張り出す張出部6が設けられている。張出部6は、例えば、バルコニーや小型の居室ユニットや庇部などとすることができる。この張出部6の下面には、図2の斜視図に示すように、軒天井板7が取付けられる。この場合、軒天井板7は、塩化ビニール樹脂鋼板とロックウールとを組み合わせたものなどとされる。このような塩化ビニール樹脂鋼板とロックウールとを組み合わせ軒天井板7は、通常のケイカル板を用いたものと比べて大幅な軽量化を得ることができる。
そして、以上のような基本的または全体的な構成に対し、この実施例は、以下のような構成を備えている。
(1)図3の側方断面図(および図4、図5の取付工程図、図6の断面図)に示すように、上記軒天井板7は、その軒元側11の縁部に、張出部6の軒元部分12に対して横方向へ差し込むことで保持される軒元金具14が取付けられている。
また、上記軒天井板7は、その軒先側15の縁部に、張出部6の軒先部分16に対して横方向から固定される軒先金具18が取付けられている。
ここで、建物3がユニット建物である場合、張出部6の軒元部分12と軒先部分16とには、それぞれ、上下のフランジ部12a,12bおよび上下のフランジ部16a,16bと、このフランジ部12a,12bおよびフランジ部16a,16bの端部間を一体的に連結するウェブ部12cおよびウェブ部16cとを有するC字断面の梁部材が、互いに開口部分を向かい合わせにした状態で設けられる。また、横方向は、軒元金具14の場合、図4の矢印13の方向となり、軒先金具18の場合、図4の矢印17の方向となる。
軒元金具14は、軒天井板7の軒元側11の縁部に沿って延びる長尺部材とされる。また、軒先金具18は、軒天井板7の軒先側15の縁部に沿って延びる長尺部材とされる。軒先金具18は、張出部6の軒先部分16に対してネジ19によってほぼ水平方向に固定される。ネジ19は、軒天井板7の軒先側15の縁部に沿って数カ所取付けられる(図2)。
そして、張出部6の軒元部分12と軒先部分16との間には、天板21と、この天板21の裏面側を支持する支持アーム22とが設置されている。支持アーム22は、張出部6の張出方向へ延びると共に、張出方向と直交する方向に間隔を有して複数本設けられている。
なお、図3には、上記の他に、下階部分1の天井梁1aおよび外壁パネル1bと、上階部分2の床梁2aおよび床根太2bと、張出部6の外壁パネル6aと、この外壁パネル6aの下縁部と軒天井板7との間を覆う化粧材25と、が示されている。張出部6の外壁パネル6aの裏面側には、遮熱シート26が設置されている。また、図2や図6には、張出部6のコーナー部に位置する柱部材6bが設置されている。
(2)図3に示すように、上記軒先金具18は、張出部6の軒先部分16に対する高さ方向の位置出しが可能な位置出部31を有している。
ここで、高さ方向は、上下方向のことである。軒先金具18は、軒天井板7の軒先側15の縁部またはその周辺に対して取付けるための取付部18aと、張出部6の軒先部分16に対して取付けるための取付部18bとを有するものとされる。張出部6の軒先部分16に対して取付けるための取付部18bは、張出部6の軒先部分16を構成する梁部材のウェブ部16cの外面に沿って上方へ延びる縦面部とされる。
そして、位置出部31は、軒先金具18の取付部18bの途中から横方向へ突設されて、上記梁部材の下側のフランジ部16bの下面に対して下側から当接可能な横面部とされる。上記した取付部18bおよび位置出部31は、張出部6の軒先部分16を構成する梁部材のウェブ部16cおよび下側のフランジ部16bと合致するように、同じ角度に形成される。
(3)上記軒元金具14は、張出部6の軒元部分12に対して上側から係止保持可能な係止部41を有している。
ここで、軒元金具14は、軒天井板7の軒元側11の縁部またはその周辺に取付けるための取付部14aを有するものとされる。
そして、係止部41は、張出部6の軒元部分12を構成する梁部材の下側のフランジ部12bの上面に対して載置されることでフランジ部12bに係止可能な横面部とされる。この係止部41は、軒天井板7の軒元側11の縁部に対し段差部14bを有して屈曲形成される。
(4)上記軒元金具14は、張出部6の軒元部分12の下部に沿って延びる突出部45を有している。
ここで、張出部6の軒元部分12の下部は、梁部材の下側のフランジ部12bの下面とされる。突出部45は、上記した係止部41の下側に、フランジ部12bの肉厚よりも僅かに大きい間隔を有して形成される。突出部45は、間に梁部材の下側のフランジ部12bを導入し易いように、係止部41に対して若干下り勾配となるように形成されている(導入テーパ部)。なお、突出部45は、上記した段差部14bの中間部に設けられている。
(5)図7、図8に示すように、隣接する上記軒天井板7の間に、見切縁51が介在設置されている。
ここで、見切縁51は、図9(〜図11)に示すような、張出部6の張出方向へ延びる長尺の部材であり、両端には見切縁51の設置位置を規定するためのストッパ部52,53が一体に設けられている。この見切縁51は、塩化ビニール樹脂鋼板を折り曲げて、縦面部54と横面部55とを有する二重構造の逆T字状型にしたものとされる(図11(a)参照)。
見切縁51の軒元側11のストッパ部52は、上方へ立ち上がる立上部56と、立上部56の上端部から軒元側11へ屈曲する横面部57とを有するものとされる。この横面部57は、見切縁51の横面部55に対して、軒天井板7の厚みと同じかそれよりも若干広い間隔を有して離間されている。また、見切縁51の軒先側15のストッパ部53は、見切縁51の長手方向と直交する縦面部を有するものとされている。
(6)上記見切縁51は、少なくとも軒元側11に、熱によって膨張される熱膨張材61を有している(図11(b)参照)。
ここで、熱膨張材61は、ストッパ部52の立上部56の両側面に対して取付けられる。この熱膨張材61は、熱膨張性の耐火シートに粘着剤を塗布して成る防火テープなどが使用される。熱膨張性の耐火シートは、熱によって数倍に膨張するものとされている。
(7)上記見切縁51は、上記軒天井板7に吊り下げるための吊部71を有している(図11(c)参照)。
ここで、吊部71は、見切縁51の両端部近傍の位置に対し、薄平リベット73などを用いて取付けられる。吊部71は、縦面部74と横面部75とを有する左右一対のL型の金具を有している(図12(a)(b)参照)。この一対のL型の金具は、その縦面部74が見切縁51の縦面部54の両面を挟むように取付けられることで、その横面部75が見切縁51の横面部55とほぼ平行になるように取付けられる。
吊部71を構成する横面部75は、見切縁51の横面部55に対して、軒天井板7の厚みと同じかそれよりも若干広い間隔を有して離間されている。そして、見切縁51は、軒天井板7の側縁部と平行な方向に差し込むように装着されるようになっている。なお、見切縁51が取付け難い場合には、図11(c)に仮想線で示すように、横面部75を、見切縁51の縦面部54に対して90°以上の角度となるように上に曲げて使用するようにしても良い。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
図2に示すような、建物3から外方へ張り出された張出部6の下面に軒天井板7を取付ける軒先施工方法は、以下のようにして行われる。
先ず、図4に示すように、軒天井板7を横方向(矢印13)へ動かして、軒天井板7の軒元側11の縁部に取付けられた軒元金具14を、張出部6の軒元部分12に対して横方向へ差し込む工程を行う。
この際、軒元金具14の係止部41を、張出部6の軒元部分12を構成する梁部材の下側のフランジ部12bの上面に対して載置させることで、軒天井板7の軒元側11の縁部を張出部6の軒元部分12に対して上側から係止保持させるようにする。
更に、軒元金具14の係止部41と突出部45とで張出部6の軒元部分12を構成する梁部材の下側のフランジ部12bを上下に挟むようにする。
次に、軒天井板7の軒先側15の縁部を持ち上げることで、図5に示すように、軒天井板7の軒先側15の縁部に取付けられた軒先金具18を、張出部6の軒先部分16に当接させると共に、軒先金具18を張出部6の軒先部分16に対し横方向からネジ19で固定する工程を行うようにする。
この際、軒先金具18は、その取付部18bおよび位置出部31を、張出部6の軒先部分16を構成する梁部材のウェブ部16cおよび下側のフランジ部16bに対してそれぞれ当接させるようにする。そして、位置出部31がフランジ部16bに当接されることにより、張出部6の軒先部分16に対する高さ方向の位置出しが行われる。
なお、軒天井板7が複数枚取付けられる場合には、上記工程を複数回繰り返す。そして、隣接する軒天井板7の間に、図7、図8に示すように、見切縁51を装着する(差し込む)。
この際、見切縁51は、軒元側11のストッパ部52が張出部6の軒元部分12に当たるまで挿入する。見切縁51は、軒元側11のストッパ部52や吊部71によって軒天井板7の上面から吊り下げられるようにして保持される。
<効果>この実施例によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)軒天井板7の軒先側15の縁部に軒先金具18が取付けられていると共に、軒天井板7の軒元側11の縁部に軒元金具14が取付けられている。これにより、軒天井板7を横方向(軒元側11)へ動かして、軒元金具14を、張出部6の軒元部分12に対して差し込むようにすることで、軒天井板7の軒元側11の縁部を建物3の張出部6に係止保持させることができる。また、軒天井板7の軒先側15の縁部を持ち上げることで、軒先金具18を、張出部6の軒先部分16に当接させると共に、横方向から軒先金具18を張出部6の軒先部分16に固定して、張出部6の下面に軒天井板7を取付けることができる。
その結果、軒天井板7の重さの一部を建物3の張出部6に保持させた状態での作業となるので、例えば、これまでのように軒天井板7の全ての重さを支えた状態での作業と比べて、作業負担の軽減と取付作業性の向上を図ることができる。
また、軒先金具18のみをネジ19で固定するだけで、ネジ固定が完了するので、ネジ固定箇所を半減することができる。しかも、ネジ固定の方向が横方向になっているので、作業性が良い。
そして、軒天井板7に対して軒先金具18と軒元金具14とを取付けるだけなので、構造的な変更が少なくて済み、また、建物3の側(軒先部分16や軒元部分12)に軒天井板7を取付けるための支持金具などを設置する必要がなくなるので、その分、構造をシンプルにし、使用する部品数を大幅に減らして、コストの削減や作業工数の削減を図ることができる。
(効果2)軒先金具18が位置出部31を有している。この位置出部31により、軒先金具18は、建物3の張出部6に対する軒天井板7の軒先側15の縁部の高さ方向の位置出しが容易にできるようになる。その結果、軒天井板7の設置精度を高めることができる。
(効果3)軒元金具14が係止部41を有している。この係止部41により、軒元金具14は、張出部6の軒元部分12に対して、軒天井板7の軒元側11の縁部を上側から係止した状態で保持させることができるようになる。その結果、軒天井板7の軒元側11の縁部の重さを張出部6の軒元部分12で支えさせることができる。また、軒天井板7の軒元側11の縁部の高さ方向の位置出しも同時に行われるようになる。
(効果4)軒元金具14は張出部6の軒元部分12の下部に沿って延びる突出部45を有している。この突出部45と上記した係止部41とで張出部6の軒元部分12を上下から挟むことにより、軒天井板7(の軒元側11の縁部)の上下方向のバタ付きを抑制することができる。
(効果5)隣接する軒天井板7の間に見切縁51が介在設置されるようにしている。この見切縁51により、隣接する軒天井板7の間の段差調整や隙間調整を行わせることができ、隣接する軒天井板7の間の合わせ目の見栄えを良くすることができる。
(効果6)見切縁51は、少なくとも軒元側11に熱膨張材61を有している。よって、火災時などにこの熱膨張材61が熱によって膨張されることで、隣接する軒天井板7の間の隙間を塞いで、防火性を発揮させることができる。
(効果7)見切縁51は吊部71を有するものとされている。この吊部71により、見切縁51を軒天井板7に吊り下げ状態で支持させることができる。その結果、釘やビスなどの固定部材を用いずに見切縁51を設置することができ、その分、見切縁51の取付作業性を向上することができる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
3 建物
6 張出部
7 軒天井板
11 軒元側
12 軒元部分
15 軒先側
16 軒先部分
18 軒先金具
31 位置出部
41 係止部
45 突出部
51 見切縁
61 熱膨張材
71 吊部

Claims (9)

  1. 建物から張り出された張出部の下面に軒天井板が取付けられている軒先構造において、
    前記軒天井板は、その軒元側の縁部に、張出部の軒元部分に対して横方向へ差し込んだ状態で保持可能な軒元金具が取付けられていると共に、
    軒先側の縁部に、張出部の軒先部分に対して横方向から固定可能な軒先金具が取付けられていることを特徴とする軒先構造。
  2. 請求項1に記載の軒先構造であって、
    前記軒先金具は、張出部の軒先部分に対する高さ方向の位置出しが可能な位置出部を有していることを特徴とする軒先構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の軒先構造であって、
    前記軒元金具は、張出部の軒元部分に対して上側から係止保持可能な係止部を有していることを特徴とする軒先構造。
  4. 請求項3に記載の軒先構造であって、
    前記軒元金具は、張出部の軒元部分の下部に沿って延びる突出部を有していることを特徴とする軒先構造。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の軒先構造であって、
    隣接する前記軒天井板の間に、見切縁が介在設置されていることを特徴とする軒先構造。
  6. 請求項5に記載の軒先構造であって、
    前記見切縁は、少なくとも軒元側に、熱によって膨張される熱膨張材を有していることを特徴とする軒先構造。
  7. 請求項5または請求項6に記載の軒先構造であって、
    前記見切縁は、前記軒天井板に吊り下げるための吊部を有していることを特徴とする軒先構造。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の軒先構造を有することを特徴する建物。
  9. 建物から外方へ張り出された張出部の下面に軒天井板を取付ける軒先施工方法において、
    軒天井板を横方向へ動かして、軒天井板の軒元側の縁部に取付けられた軒元金具を、張出部の軒元部分に対して横方向へ差し込む工程と、
    軒天井板の軒先側の縁部を持ち上げることで、軒天井板の軒先側の縁部に取付けられた軒先金具を、張出部の軒先部分に当接させると共に、軒先金具を張出部の軒先部分に横方向から固定する工程とを順に行うことを特徴とする軒先施工方法。
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