JP2017039368A - 自動車の前部整流構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】警笛音Sの確実な伝播と、上部グリル開口部10から流入した外気Wの流動制御とを両立できる自動車1の前部整流構造を提供することを目的とする。【解決手段】車両前部2のバンパーレインフォースメント24よりも車両上方側に配置したシャッターユニット50と、シャッターユニット50よりも車両上方に配置したホーン41と、バンパーフェース5に開口形成した上部グリル開口部10とを備えた自動車1の前部整流構造であって、ホーン41を、警笛音Sの出力口であるホーン開口部41aが車両下方を向くように配置し、シャッターユニット50に、開閉自在に支持された複数のフラップ51と、複数のフラップ51を一体的に囲繞する正面視略矩形のシャッター枠部材53とを備え、シャッター枠部材53の天板部531を、ホーン開口部41aの前端よりも車両後方に、前端が位置するように形成したことを特徴とする。【選択図】図5

Description

この発明は、例えば、車両前部に開口形成したグリル開口部からエンジンルーム内へ流入する外気の流動を制御するシャッターユニットを備えたような自動車の前部整流構造に関する。
自動車の前部は、バンパーフェースに開口形成したグリル開口部を介して、外気をエンジンルーム内に取り込み、ラジエーターやインタークーラーなどの熱交換器、及びエンジンを冷却可能に構成している。
さらに、昨今では、さらなる燃費向上や排出ガス低減を図るために、グリル開口部から流入した外気の流動を制御するシャッターユニットを備えた自動車が知られている(特許文献1参照)。
このシャッターユニットは、エンジン内を循環する潤滑油の油温や冷却水の水温、あるいは車速に応じて開閉する複数のフラップを備えている。例えば、シャッターユニットは、フラップを閉じることにより、熱交換器やエンジンに対して外気の供給を阻害することができる。これにより、潤滑油や冷却水を、所望する温度に早期に上昇させることができ、所謂、暖気運転に伴う燃費悪化を抑制している。
あるいは、車速に応じてフラップを開閉することで、シャッターユニットは、エンジンルーム内への外気の流動を抑制して、エンジンルームから車両後方へ流下した外気と、車両側部を流下した走行風との合流による乱流の発生を抑制することができる。これにより、乱流による走行抵抗の増加を抑制して、燃費向上や排出ガスの低減を図っている。
また、自動車の前部には、乗員の操作によって報知する警笛装置が配置されている。この警笛装置は、例えば、冠水路を走行した場合など、水没による動作不良を防止するため、車両上方に配置することが望ましいとされている。
ところで、例えば、バンパーフェースの下部にグリル開口部を設けていない場合、あるいはラジエーターの前方、かつ車両下方にインタークーラーを配置した場合、上述したシャッターユニットを車両下方に配置すると、その機能を果たすことができない。このため、シャッターユニットと警笛装置とを車両上方に配置する必要があった。
例えば、特許文献1では、車両前部のバンパーフェース(フロントバンパー18)の上部に設けたグリル開口部(ラジエータグリル20)に、グリル開口部の開口を開閉するフラップ(グリルシャッター22)を配置し、フラップの後方に警笛装置(ホーン24)を配置している。
そして、特許文献1は、警笛装置が作動する際にフラップを開くことで、警笛装置が発した警笛音を、グリル開口部で反響させて効果的に車両前方へ伝播させている。これにより、特許文献1は、シャッターユニットと警笛装置とを、その機能を損なうことなく、車両上方に容易に配置できるとされている。
しかしながら、特許文献1では、警笛装置の前方にフラップが位置するため、警笛音の音圧によってフラップが振動して異音が生じる、あるいはフラップを開閉駆動する駆動機構部などに、フラップの振動が伝達することで不具合が生じるおそれがあった。
さらに、特許文献1では、フラップを開くための電力が消費されるだけでなく、フラップが完全に開くまでの間、警笛装置が警笛音を発することを遅延させる必要がある。このため、十分な音圧の警笛音が、所望されるタイミングで、車両前方の車外へ伝播されないおそれがあった。
加えて、万一、駆動機構部の不具合によってフラップが開かない場合、警笛音を十分な音圧で車両前方の車外へ伝播できないおそれがあった。
特開2010−163075号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、警笛音の確実な伝播と、グリル開口部から流入した外気の流動制御とを両立できる自動車の前部整流構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両前部のバンパーレインフォースメントよりも車両上方側に配置した開閉自在なシャッターユニットと、該シャッターユニットよりも車両上方に、所定間隔を隔てて配置した警笛装置と、前記シャッターユニットよりも車両前方に配置したバンパーフェースに開口形成するとともに、前記シャッターユニットと対向するグリル開口部とを備えた自動車の前部整流構造であって、前記警笛装置を、警笛音の出力口である警笛開口部が車両下方を向くように配置し、前記シャッターユニットに、開閉自在に支持されたフラップと、該フラップを一体的に囲繞する正面視略矩形のシャッター枠部とを備え、前記シャッター枠部の天板部分を、前記警笛開口部の前端よりも車両後方に、前端が位置するように形成したことを特徴とする。
上記シャッターユニットは、車両上下方向に平板状のフラップを並置した構成、あるいは車幅方向に平板状のフラップを並置した構成などとすることができる。
上記シャッター枠部の天板部分は、車両前後方向において、フラップの前端と略同位置に前端が位置する形状、あるいはフラップの前端よりも車両前方へ突出した略庇状の形状とすることができる。
この発明により、警笛音の確実な伝播と、グリル開口部から流入した外気の流動制御とを両立することができる。
具体的には、シャッターユニットの上方に警笛装置を配置しているため、シャッターユニットは、シャッター枠部に流入する外気の流動を、警笛装置に阻害されることがない。
さらに、例えば、シャッター枠部の天板部分を、車両前方へ突出した略庇状に形成することで、シャッターユニットは、グリル開口部から流入した外気をフラップへ確実に導風することができる。
そして、警笛装置の警笛開口部における前端よりも車両後方側に、シャッター枠部の天板部分における前端が位置する、すなわち警笛開口部の一部とシャッター枠部の天板部分とが車両上下方向で対向するため、シャッター枠部は、警笛音の音圧がフラップに直接的に作用することを防止できる。
このため、シャッターユニットは、警笛音によってフラップが振動することによる異音や、フラップを開閉駆動する駆動機構部にフラップの振動が伝達されることによる開閉不良を防止することができる。これにより、シャッターユニットは、フラップの開閉状態に応じて、グリル開口部から車両後方へ流下する外気の流動を確実に制御することができる。
さらに、警笛開口部の一部とシャッター枠部の天板部分とが車両上下方向で対向するため、警笛装置が発した警笛音の一部は、シャッター枠部の天板部分で反射して車両前方上方へ伝播することができる。さらに、車両前方上方へ伝播した警笛音は、例えば、ボンネットの下面に反射して車両前方下方へ向けて伝播することができる。
このため、自動車の前部整流構造は、部品点数の増加を抑えて、警笛装置の警笛音を、車両下方側、及び車両上方側へ伝播させることができる。これにより、自動車の前部整流構造は、警笛音の指向性を抑制するとともに、グリル開口部の全体を介して、警笛音を車外へ伝播させることができる。
この際、自動車の前部整流構造は、警笛装置の前方に開閉自在なフラップが位置する構成に比べて、閉じた状態のフラップを開くための電力消費を不要にできるとともに、フラップが開くまでの間、警笛装置が警笛音を発することを遅延させる必要がない。
加えて、警笛開口部とシャッター枠部の天板部分とが車両上下方向で対向するため、自動車の前部整流構造は、シャッターユニットの車両前方側、または車両後方側に警笛装置を配置した場合に比べて、車両前後方向における警笛装置、及びシャッターユニットが占める長さを短くすることができる。
このため、自動車の前部整流構造は、車両前部における限られたスペースに、警笛装置とシャッターユニットを効率よく配置することができる。
従って、自動車の前部整流構造は、警笛装置の警笛開口部における前端よりも車両後方側に、シャッター枠部の天板部分における前端が位置するように構成したことにより、警笛音の確実な伝播と、グリル開口部から流入した外気の流動制御とを両立することができる。
この発明の態様として、前記グリル開口部、前記シャッターユニット、及び前記警笛装置を、正面視において、前記グリル開口部の開口範囲に、前記シャッターユニット、及び前記警笛装置が位置するように構成することができる。
この発明により、自動車の前部整流構造は、シャッターユニットよりも車両上方で、かつ警笛装置の周囲に、外気が車両後方へ流動可能な導風空間を構成することができる。
このため、自動車の前部整流構造は、フラップが閉じた状態であっても、グリル開口部から流入した外気を、導風空間を介して車両後方へ供給することができる。この際、フラップが閉じているため、例えば、シャッターユニットの車両後方に配置した熱交換器やエンジンに対して、外気が直接的に供給され難い。
これにより、自動車の前部整流構造は、例えば、冷却水や潤滑油を所望する温度に早期に上昇させながら、エンジンルーム内の上部空間に溜まり易い熱気を、車両後方へ送風できるため、エンジンルーム内の熱害を抑制することができる。
さらに、警笛装置の警笛音が導風空間内を伝播するため、導風空間は、警笛音を効率よく反響させる音響空間とすることができる。加えて、例えば、シャッターユニットに対してグリル開口部を車両前方に所定間隔だけ離間させた場合、導風空間を車両前方へ拡張できるため、自動車の前部整流構造は、より大きな反響空間を構成することができる。
これにより、自動車の前部整流構造は、警笛音の指向性をより抑制するとともに、グリル開口部の全体を介して、警笛音を車外へ伝播させることができる。
従って、自動車の前部整流構造は、警笛装置の周囲に外気が流動可能な導風空間を備えたことにより、警笛音のより確実な伝播と、グリル開口部から流入した外気の流動制御とを両立することができる。
またこの発明の態様として、前記グリル開口部の下部と前記フラップとの間に介在するとともに、前記警笛装置の前記警笛開口部と対向する反響部を備え、該反響部を、車両前方下方へ傾斜する形状に形成することができる。
上記反響部は、合成樹脂製、あるいは金属製とすることができ、グリル開口部からシャッターユニットへ外気を導風する導風部としての役割を兼ね備えてもよい。さらに、反響部は、例えば、シャッターユニットなどを支持するような車体側部材とは別体で構成する、あるいは車体側部材と一体で構成することができる。
この発明により、自動車の前部整流構造は、警笛音のより確実な伝播と、グリル開口部から流入した外気の流動制御とを両立することができる。
具体的には、車両前方下方へ傾斜しているため、反響部は、警笛開口部から車両前方下方へ向けて伝播する警笛音を、車両前方上方へ向けて反射することができる。このため、自動車の前部整流構造は、グリル開口部へ向けて警笛音をより確実に伝播させることができる。
これにより、自動車の前部整流構造は、シャッターユニットの天板部分と反響部とによって、警笛音の指向性をより抑制するとともに、グリル開口部の全体を介して、警笛音をより確実に車外へ伝播させることができる。
さらに、グリル開口部から流入した外気をシャッターユニットへ導風可能に反響部を形成した場合、自動車の前部整流構造は、警笛装置の警笛音のより確実な伝播と、流入した外気のより確実な導風とを、部品点数の増加を抑えて両立することができる。
従って、自動車の前部整流構造は、車両前方下方へ傾斜した反響部を備えたことにより、警笛音のより確実な伝播と、グリル開口部から流入した外気の流動制御とを両立することができる。
本発明により、警笛音の確実な伝播と、グリル開口部から流入した外気の流動制御とを両立できる自動車の前部整流構造を提供することができる。
自動車における車両前部の正面視を示す正面図。 車両前部における内部構成の外観を示す外観斜視図。 導風部材を取外した状態における車両前部の外観を示す分解斜視図。 車両前部における要部を示す正面図。 フラップが開いた状態における図1中のA−A矢視断面図。 前方下方からのシャッターユニットの外観を示す外観斜視図。 フラップが閉じた状態における図1中のA−A矢視断面図。 後方下方からの導風部材の外観を示す外観斜視図。 フラップが開いた状態における外気の流れを説明する説明図。 フラップが閉じた状態における外気の流れを説明する説明図。 警笛音の進行方向を説明する説明図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、本実施形態における自動車1は、インタークーラー付過給機を備えたエンジン(図示省略)を、車両前部2に搭載した車両である。この自動車1における車両前部2について、図1から図8を用いて詳しく説明する。
なお、図1は自動車1における車両前部2の正面図を示し、図2は車両前部2における内部構成の外観斜視図を示し、図3は導風部材60を取外した状態における車両前部2の分解斜視図を示し、図4は車両前部2における要部の正面図を示し、図5はフラップ51が開いた状態における図1中のA−A矢視断面図を示し、図6は前方下方からのシャッターユニット50の外観斜視図を示し、図7はフラップ51が閉じた状態における図1中のA−A矢視断面図を示し、図8は後方下方からの導風部材60の外観斜視図を示している。
さらに、要部の図示を明確にするため、図2及び図3中において、ホーン41の図示を省略するとともに、図5及び図7中において、車両前部2の下部の図示を省略している。
また、図中において、矢印Fr及びRrは車両前後方向を示しており、矢印Frは車両前方を示し、矢印Rrは車両後方を示している。さらに、矢印Rh及びLhは車幅方向を示しており、矢印Rhは車両右方向を示し、矢印Lhは車両左方向を示している。加えて、図中の上方を車両上方とし、図中の下方を車両下方とする。
自動車1の車両前部2は、図1に示すように、前輪3の上方に配置した左右一対のフロントフェンダー4と、左右一対のフロントフェンダー4における前方の開口を覆うように配置したバンパーフェース5と、左右一対のフロントフェンダー4で囲われた車両上方の開口を開閉自在に覆うボンネット6と、バンパーフェース5及びボンネット6の前端の間を閉塞するボンネットガーニッシュ7とで構成している。
さらに、車両前部2の車幅方向両端には、フロントフェンダー4、バンパーフェース5、及びボンネット6に囲われた左右一対のヘッドライトユニット8を配置している。
そして、バンパーフェース5における車幅方向略中央には、車両前部2の内部に外気を取り込む取込口として、下部グリル開口部9と、上部グリル開口部10とを、車両下方からこの順番で開口形成している。
下部グリル開口部9は、図1に示すように、バンパーフェース5の下部において、車幅方向に長い正面視略矩形に開口形成している。この下部グリル開口部9は、車両前部2の内部に配置したインタークーラー44に対して、車両前方側で対向する部分を車両前後方向に沿って開口形成している。なお、インタークーラー44については、後ほど詳しく説明する。
上部グリル開口部10は、図1に示すように、バンパーフェース5における車幅方向略中央部分を、車両上方が開口した正面視略逆五角形状に凹設した凹設部分に対して装着したフロントグリル11と、ボンネットガーニッシュ7とで、正面視略逆五角形状の開口を構成している。
なお、フロントグリル11は、図1及び図5に示すように、バンパーフェース5の凹設部分における縁端に沿うように形成するとともに、車両上方が開口した形状に形成している。このフロントグリル11には、車幅方向に延びるフィンを車両上下方向に所定間隔を隔てて並置するとともに、車幅方向略中央の車両上方側に社名などを示すエンブレム11aを配置している。
この上部グリル開口部10は、図1に示すように、正面視において、車両前部2の内部に配置した左右一対のホーン41、及びシャッターユニット50を、一体的に囲繞するような大きさの開口に構成している。
なお、左右一対のホーン41、及びシャッターユニット50については、後ほど詳しく説明する。
このような外観の車両前部2の内部には、図2から図5に示すように、車両前後方向に延びる左右一対のフロントサイドフレーム21と、フランジ22を介してフロントサイドフレーム21の前端に連結するとともに、フランジ22から車両前方に延びるクラッシュカン23と、クラッシュカン23の前端同士を車幅方向で連結するバンパーレインフォースメント24とを配置している。
さらに、車両前部2の内部には、フロントサイドフレーム21よりも車幅方向外側、かつ車両上方において、車両前後方向に延びる左右一対のエプロンレインフォースメント(図示省略)と、左右一対のエプロンレインフォースメントの前端同士を車幅方向で連結するシュラウドアッパパネル25と、車幅方向略中央において、シュラウドアッパパネル25、及びバンパーレインフォースメント24を連結するステー部材26とを配置している。
加えて、車両前部2の内部には、ボンネットガーニッシュ7及びシュラウドアッパパネル25との隙間を閉塞するクーリングパネル27(図5参照)と、バンパーレインフォースメント24、及びシュラウドアッパパネル25に支持されたシュラウド部材28と、シュラウド部材28の下部に支持された脚払い部材29とを配置している。
バンパーレインフォースメント24の後面には、図3に示すように、車両後方に向けて設けるとともに、シュラウド部材28を支持する左右一対のブラケット24aを予め接合している。
また、シュラウドアッパパネル25は、図2及び図5に示すように、車両前後方向において、クラッシュカン23の後端近傍と略同位置に配置している。
また、ステー部材26の下部には、図3に示すように、後述する導風部材60を締結する締結ボルト31が螺合するネジ孔26aを形成している。
また、シュラウド部材28は、図2から図4に示すように、合成樹脂製の正面視略矩形の枠状体であって、左右一対のクラッシュカン23の間に配置している。
詳述すると、シュラウド部材28は、車幅方向に延びるとともに、シュラウドアッパパネル25に支持されるシュラウド上部281と、シュラウド上部281の車幅方向両端から車両下方に延びる左右一対のシュラウド側部282と、車幅方向に所定間隔を隔てて、シュラウド側部282の間に介在するとともに、シュラウド上部281から車両下方に延びる2つのシュラウド中間支柱部283と、シュラウド側部282、及びシュラウド中間支柱部283の下端同士を車幅方向に連結するシュラウド下部(図示省略)とで一体形成している。
そして、シュラウド部材28は、シュラウド上部281、及びシュラウド下部の間において、シュラウド側部282とシュラウド中間支柱部283との間の空間を、車両前後方向に開口した導風路28aとして構成している。この導風路28aは、上部グリル開口部10を介して流入した外気が車両後方へ流下する流路として機能する。
シュラウド側部282には、図3に示すように、バンパーレインフォースメント24のブラケット24aに締結する締結ボルトが螺合するネジ孔(図示省略)と、後述するシャッターユニット50の側部を締結する締結ボルト32が螺合するネジ孔(図示省略)と、導風部材60の上部を支持する第1支持部284とを、車両下方からこの順番で設けている。
なお、第1支持部284は、車両前方へ突出した略柱状体であって、導風部材60を固定する樹脂クリップ33が装着されるクリップ装着孔284aを開口形成している。
シュラウド中間支柱部283には、図3及び図4に示すように、締結ボルト32が螺合するネジ孔よりも車両上方において、シャッターユニット50の上部を締結する締結ボルト34が螺合するネジ孔(図示省略)を設けている。
また、脚払い部材29は、図2に示すように、合成樹脂製の略平板状であって、その前端部分が車両前方へ突出するように湾曲した形成している。この脚払い部材29は、例えば、車両前部2が歩行者と接触した際、歩行者の脚を払ってボンネット6の上に掬い上げることで、歩行者に加わる衝突荷重を低減する機能を有している。
そして、上述した車両前部2の内部には、図3から図5に示すように、左右一対のヘッドライトユニット8と、シュラウドアッパパネル25の前面に装着した左右一対のホーン41と、ステー部材26に装着した前方レーダー42と、シュラウド部材28の後側に装着したラジエーター43と、バンパーレインフォースメント24よりも車両下方に配置したインタークーラー44と、バンパーレインフォースメント24よりも車両上方に配置したシャッターユニット50、及び導風部材60とを備えている。
ヘッドライトユニット8は、図4に示すように、車両前部2の内部に位置するランプハウジング8aが、シュラウドアッパパネル25に支持されている。このランプハウジング8aは、正面視において、車幅方向内側に突出するとともに、シュラウド側部282の前方でシュラウド側部282と重合する形状に形成している。
なお、ヘッドライトユニット8は、例えば、複数のLEDを備えたランプユニットであって、LEDランプの点灯などを制御する回路基板などをランプハウジング8a内に収容した構成とする。
また、左右一対のホーン41は、図4及び図5に示すように、正面視において、シュラウド側部282とシュラウド中間支柱部283との間における車幅方向外側の位置で、シュラウドアッパパネル25の前面に設けたホーン支持部25aに、ホーンブラケット42を介して装着固定している。このホーン41は、正面視渦巻型の共鳴管を有する構成であって、共鳴管の開口であるホーン開口部41aを、車両下方に向けて配置している。
また、前方レーダー42は、上部グリル開口部10のエンブレム11aと車両前後方向で対向するように、ステー部材26に装着している。この前方レーダー42は、例えば、ミリ波レーダーなどであって、車両前方を走行する車両、あるいは車両前方の障害物との間隔を計測する機能を有している。
また、ラジエーター43は、図4に示すように、シュラウド部材28のシュラウド上部281、及びシュラウド下部に装着固定している。このラジエーター43は、ラジエーターホース(図示省略)を介してエンジンと接続され、ラジエーター43を介してエンジン内部を循環する冷却水を、車両前方からの外気によって冷却する機能を有している。
また、インタークーラー44は、図3及び図5に示すように、バンパーレインフォースメント24よりも車両下方において、シュラウド部材28の前面に装着固定している。このインタークーラー44は、インタークーラーホース(図示省略)を介して、エンジン及び過給機(図示省略)に接続され、過給機からエンジンに向けて流下する圧縮空気を、車両前方からの外気によって冷却する機能を有している。
また、シャッターユニット50は、図3から図5に示すように、シュラウドアッパパネル25とバンパーレインフォースメント24との間における車両上下方向の長さに対して、略半分の車両上下方向の長さを有するとともに、車幅方向に長い正面視略矩形に構成している。
このシャッターユニット50は、車両上下方向において、シュラウドアッパパネル25とバンパーレインフォースメント24との間における車両下方側で、かつホーン41の下端に対して所定間隔を離間した位置に配置している。
さらに、シャッターユニット50は、車両前後方向において、上部グリル開口部10から車両後方に所定間隔を隔てるとともに、バンパーレインフォースメント24の前端よりも車両後方側に、その前端が位置するように配置している。
なお、シャッターユニット50は、開閉自在の複数のフラップ51を備えており、フラップ51の開閉によって、ラジエーター43に対する外気の供給を制御する機能を有している。
詳述すると、シャッターユニット50は、図4から図6に示すように、車幅方向に延びる複数のフラップ51と、フラップ51における車幅方向の両端を回転自在に支持する回転支持部52と、複数のフラップ51及び回転支持部52を一体的に囲繞するシャッター枠部材53と、フラップ51を回転駆動するアクチュエーター54とで構成している。
なお、複数のフラップ51、及び回転支持部52は、シャッター枠部材53の内部空間において、車両右側から回転支持部52、3つのフラップ51、回転支持部52、3つのフラップ51、及び回転支持部52の順番で配置している。
フラップ51は、図5及び図6に示すように、車幅方向における車両右側、及び車両左側に、それぞれ車両上下方向に所定間隔を隔てて3つ並置している。この車両右側のフラップ51と、車両左側のフラップ51とは、車幅方向に沿った仮想線を回転軸とした同軸上に配置している。
詳述すると、フラップ51は、上部グリル開口部10からシャッター枠部材53を介して車両後方へ外気が流下可能な状態、すなわちフラップ51が開いた状態において、車幅方向に延びるフラップ軸部511と、フラップ軸部511から車両後方へ延設した略平板状のフラップ後部512と、フラップ軸部511から車両前方へ延設した略平板状のフラップ前部513とで一体形成している。
なお、フラップ51は、車両前後方向に沿った断面において、車両上方に向けて緩やかに膨出した膨出部分514によって、フラップ後部512の上面とフラップ前部513の上面とが連続する断面形状に形成している。
フラップ前部513は、フラップ後部512に対して僅かに車両上方側に形成している。さらに、フラップ前部513における車両前後方向の長さは、フラップ後部512における車両前後方向の長さよりも短く形成している。
回転支持部52は、シャッター枠部材53の内部空間において、車両右側に配置した右側回転支持部52aと、車幅方向略中央に配置した中央回転支持部52bと、車両左側に配置した左側回転支持部52cとで構成している。
この右側回転支持部52a、中央回転支持部52b、及び左側回転支持部52cは、車両前後方向におけるホーン開口部41aの後端位置と略同位置において、フラップ51のフラップ軸部511を回転自在に支持するとともに、左右のフラップ51を一体的に回動可能に構成している。
詳述すると、回転支持部52は、フラップ51のフラップ軸部511を回転自在に軸支する軸支部などと、これらを収容する車両上下方向に長い正面視略矩形のハウジングなどで構成している。
そして、回転支持部52は、車両右側のフラップ51における右端を右側回転支持部52aが回転自在に支持し、車両右側のフラップ51における左端、及び車両左側のフラップ51における右端を中央回転支持部52bが回転自在に支持し、車両左側のフラップ51における左端を左側回転支持部52cが回転自在に支持するように構成している。
シャッター枠部材53は、図5及び図6に示すように、合成樹脂製の筒状体であって、車両上方に位置する天板部531と、車両下方に所定間隔を隔てて天板部531と対面する底板部532と、天板部531の右端及び底板部532の右端を連結する右側面部533と、天板部531の左端及び底板部532の左端を連結する左側面部534とで正面視略矩形に形成している。
さらに、シャッター枠部材53には、シュラウド部材28のシュラウド側部282に固定される2つの側方取付部535と、シュラウド部材28のシュラウド中間支柱部283に固定される2つの上方取付部536と、導風部材60の下部を支持する2つの第2支持部537とを一体形成している。
なお、シャッター枠部材53は、シュラウド部材28に装着した状態において、バンパーレインフォースメント24の上面よりも車両上方に底板部532が位置するように、側方取付部535、及び上方取付部536を備えている。
天板部531は、フラップ51が開いた状態において、フラップ51の前端よりも車両前方に前端が位置する略庇状に形成している。
詳述すると、天板部531は、図5に示すように、フラップ51のフラップ軸部511よりも車両後方側に位置する天板後部531aと、フラップ軸部511よりも車両前方側に位置する天板前部531bとで一体形成している。
天板後部531aは、車幅方向に長い平面視略矩形の略平板状であって、その下面が車両後方上方へ向けて傾斜した形状に形成している。
天板前部531bは、天板後部531aの前端における肉厚よりも車両下方側に厚肉で、天板後部531aの前端から車両前方へ向けて延設している。このため、天板前部531bの後端には、天板後部531aよりも車両下方に突出するとともに、略鉛直な後面が形成されている。
さらに、天板前部531bの前端は、図3及び図6に示すように、車両前部2に装着した際、ステー部材26と対向する車幅方向略中央近傍を除く部分を、車両前方へ向けて平面視略円弧状に湾曲させた形状に形成している。
この天板前部531bの前端は、図5に示すように、車幅方向におけるホーン41の略中央で、かつ車両前後方向に沿った断面において、ホーン開口部41aの前端よりも車両後方に位置する断面形状に形成している。
加えて、天板前部531bの下面には、図6に示すように、車両上方へ凹設するとともに、車両前後方向に沿って延びる天板導風溝531cを、車幅方向に所定間隔を隔てて4つ形成している。
底板部532は、平面視において、天板部531と略同形状に形成している。
詳述すると、底板部532は、図5に示すように、フラップ51のフラップ軸部511よりも車両後方側に位置する底板後部532aと、フラップ軸部511よりも車両前方側に位置する底板前部532bとで一体形成している。
底板後部532aは、天板後部531aと略同等の大きさで、車幅方向に長い平面視略矩形の略平板状であって、その上面が車両後方下方へ向けて傾斜した形状に形成している。
底板前部532bは、底板後部532aの前端における肉厚よりも薄肉で、底板後部532aの車両上下方向略中央から車両前方下方へ向けて傾斜するように延設している。このため、底板後部532aの前端には、底板前部532bよりも車両上方に突出するとともに、略鉛直な前面が形成されている。
さらに、底板前部532bの前端は、図3及び図6に示すように、車両前部2に装着した際、ステー部材26と対向する車幅方向略中央近傍を除く部分を、車両前方へ向けて平面視略円弧状に湾曲させた形状に形成している。
加えて、底板前部532bには、図3及び図6に示すように、車両下方へ凹設するとともに、車両前後方向に沿って延びる底板導風溝532cを、車幅方向に所定間隔を隔てて6つ形成している。
右側面部533、及び左側面部534は、車幅方向に所定の厚みを有する側面視略矩形の平板状に形成している。
側方取付部535は、図3及び図6に示すように、右側面部533、及び左側面部534の後端から、それぞれ車幅方向の外側へ向けて延設した平面視略矩形の略平板状に形成している。この側方取付部535には、シュラウド側部282のネジ孔に螺合する締結ボルト32が挿通するボルト挿通孔(図示省略)を開口形成している。
上方取付部536は、図3及び図4に示すように、天板後部531aの上面から車両上方へ向けて立設している。この上方取付部536には、シュラウド中間支柱部283のネジ孔に螺合する締結ボルト34が挿通するボルト挿通孔(図示省略)を開口形成している。
第2支持部537は、図3及び図6に示すように、シャッター枠部材53における車両右下の隅部近傍、及び車両左下の隅部近傍に形成している。
詳述すると、第2支持部537は、右側面部533の車両前方下端、及び左側面部534の車両前方下端から、それぞれ車幅方向外側へ向けて延設した正面視略矩形の平板部分537aと、平板部分537aの上端、及び側方取付部535の下端を連結する上面部分537bと、平板部分537aにおける車幅方向外側の縁端、及び側方取付部535の下端を連結する側面部分537cとで一体形成している。
さらに、平板部分537aには、導風部材60を固定する樹脂クリップ35が装着されるクリップ装着孔537dを開口形成している。
そして、車両右側の第2支持部537は、右側面部533とで、車両前後方向に延びるとともに、車両下方側が開口した略ボックス状に構成している。一方、車両左側の第2支持部537は、左側面部534とで、車両前後方向に延びるとともに、車両下方側が開口した略ボックス状に構成している。
アクチュエーター54は、駆動モーターや、複数の歯車などを、所定のハウジングに収容して構成している。このアクチュエーター54は、図6に示すように、シャッター枠部材53の右側面部533に装着するとともに、右側回転支持部52aに連結して、複数のフラップ51を一体的に回動可能に構成している。
上述した構成のシャッターユニット50は、図5に示したフラップ51が開いた状態から、アクチュエーター54がフラップ51を回動させることで、車両後方への外気の流下を阻害するフラップ51が閉じた状態(図7参照)に移行する。この際、フラップ51は、フラップ軸部511を回転中心として、フラップ後部512が車両上方前方へ向けて回転する。
そして、フラップ51が閉じた状態において、最上段に位置するフラップ51は、図7に示すように、天板前部531bの後面にフラップ後部512が回転方向で当接するとともに、中段に位置するフラップ51のフラップ後部512にフラップ前部513が回転方向で当接する。
一方、最下段に位置するフラップ51は、図7に示すように、中段に位置するフラップ51のフラップ前部513にフラップ後部512が回転方向で当接するとともに、底板後部532aの前面にフラップ前部513が回転方向で当接する。
このようにして、シャッターユニット50は、シャッター枠部材53の内部を外気が流下可能な状態と、シャッター枠部材53の内部を外気が流下不可な状態とに移行する。
また、導風部材60は、図2、図3及び図5に示すように、上部グリル開口部10の下部と、フラップ51との間を閉塞するように配置している。この導風部材60は、図4に示すように、車両上方側が開口した合成樹脂製の正面視略コ字状であって、正面視において、シャッター枠部材53及びアクチュエーター54を一体的に囲繞する大きさに形成している。
詳述すると、導風部材60は、図3から図5に示すように、上部グリル開口部10の下部、及びフラップ51の間に配置した下面部61と、下面部61における車幅方向の両端から車両上方へ立設した左右一対の側壁部62とで一体形成している。
さらに、導風部材60には、シュラウド部材28の第1支持部284に固定される2つの第1固定部63と、シャッターユニット50の第2支持部537に固定される2つの第2固定部64と、ステー部材26に固定される1つの第3固定部65とを一体形成している。
加えて、導風部材60は、上部グリル開口部10から流入した外気がヘッドライトユニット8に向けて流下可能な開口である導風開口60aを、側壁部62の上方に設けている。
下面部61は、図3、図5、及び図8に示すように、シャッターユニット50に装着した状態において、シャッターユニット50における車幅方向の長さと略同等の車幅方向の長さを有する形状に形成している。
さらに、下面部61は、シャッターユニット50に装着した状態において、バンパーレインフォースメント24の前端と略同位置に前端が位置するとともに、シャッターユニット50の底板部532の前端よりも車両後方に後端が位置する車両前後方向の長さを有する形状に形成している。
具体的には、下面部61は、図3、図5、及び図8に示すように、シャッターユニット50の底板部532に対して車両上方に所定間隔を隔てた位置で対面する上段面部分611と、バンパーレインフォースメント24の上面に対して車両上方に所定間隔を隔てた位置で対面する下段面部分612と、上段面部分611の前端及び下段面部分612の後端を車両上下方向に連結する前方壁部分613とで構成している。
上段面部分611は、正面視において、車幅方向の両端が車両下方へ下がった段付き形状に形成している。この上段面部分611は、車両前後方向に沿った断面において、シャッターユニット50の底板部532における前端よりも車両後方に後端が位置するとともに、後端から車両前方下方へ向けて僅かに傾斜した断面形状に形成している。
換言すると、上段面部分611は、シャッターユニット50に装着した状態において、その後端近傍が、車両上下方向に所定間隔を隔てて、シャッターユニット50の底板部532における前端近傍と重合するように形成している。
下段面部分612は、正面視において、上段面部分611における車幅方向の両端に向けて、車幅方向の両端が車両上方へ向けて緩やかに傾斜した形状に形成している。この下段面部分612は、車両前後方向に沿った断面において、後端から車両前方下方へ向けて僅かに傾斜した断面形状に形成している。
さらに、下段面部分612には、車両下方へ向けて凹設するとともに、車両前後方向に延びる導風溝612aを、車幅方向に所定間隔を隔てて2つ形成している。
側壁部62は、図3及び図8に示すように、車幅方向に所定の厚みを有する平板状の側壁本体部分621と、側壁本体部分621の前端に沿って形成した外方縁部分622と、側壁本体部分621の後端及び下端に沿って形成した内方縁部分623とで構成している。
側壁本体部分621は、図4に示すように、シャッターユニット50よりも車両上方、かつランプユニット8のランプハウジング8aよりも車両下方に、上端が位置する車両上下方向の長さで立設している。
これにより、導風部材60は、車両前部2に装着した状態において、シュラウドアッパパネル25とシャッターユニット50の間における車両上方側に、ヘッドライトユニット8へ向けて外気が流下可能な空間である導風開口60aを形成している。
外方縁部分622は、側壁本体部分621の前端を車幅方向外側へ向けて略直角に延設するとともに、その下端が下面部61の前端近傍と連結するように形成している。
内方縁部分623は、側壁本体部分621の後端及び下端を車幅方向内側へ向けて略直角に延設して形成するとともに、その下端が下面部61における車幅方向の縁端と連結するように形成している。
第1固定部63は、左右一対の側壁部62の上端にそれぞれ形成している。詳述すると、第1固定部63は、内方縁部分623の上端から側壁本体部分621の上端に沿って車両前方へ延設したのち、車両上方へ向けて立設した正面視略矩形の平板状に形成している。この第1固定部63には、樹脂クリップ33が挿通するクリップ挿通孔63aを開口形成している。
第2固定部64は、下面部61における車幅方向の両端に、車両上方へ向けて立設した略平板状に形成している。詳述すると、第2固定部64は、上段面部分611の車両下方へ下がった部分の後端と、側壁部62の内方縁部分623とを連結するように車両上方へ立設している。
さらに、第2固定部64には、樹脂クリップ35が挿通するクリップ挿通孔64aを開口形成している。このクリップ挿通孔64aは、シャッターユニット50の底板部532から車両上方に所定間隔を隔てた位置に下面部61が位置する状態で、シャッターユニット50の第2支持部537に樹脂クリップ35を装着可能な位置に開口形成している。
第3固定部65は、下面部61における車幅方向略中央に車両上方へ向けて形成している。詳述すると、第3固定部65は、前方壁部分613における車幅方向略中央を車両上方へ延設するとともに、上段面部分611と連結するように延設した平面視略コ字状に形成している。この第3固定部65には、ステー部材26の下部に設けたネジ孔26aに螺合する締結ボルト31が挿通するボルト挿通孔65aを開口形成している。
このような構成の導風部材60には、図3及び図8に示すように、外方縁部分622における上部及び下部の前面、内方縁部分623における後面及び下面、前方壁部分613の後面、並びに下段面部分612の下面に、弾性を有する略角柱状のスポンジ66を貼付している。
外方縁部分622における上部及び下部の前面に貼付したスポンジ66は、車両前部2に導風部材60を装着した状態において、バンパーフェース5の後面と当接するように配置している。
内方縁部分623における後面に貼付したスポンジ66は、車両前部2に導風部材60を装着した状態において、シャッターユニット50の側方取付部535と当接するように配置している。
内方縁部分623における下面、前方壁部分613の後面、並びに下段面部分612の下面に貼付したスポンジ66は、バンパーレインフォースメント24と当接するように配置している。
次に、上述した構成の車両前部2において、上部グリル開口部10から流入した外気Wの流れについて、図9及び図10を用いて詳しく説明する。
なお、図9はフラップ51が開いた状態における外気Wの流れを説明する説明図を示し、図10はフラップ51が閉じた状態における外気Wの流れを説明する説明図を示している。
まず、フラップ51が開いた状態の場合、上部グリル開口部10から流入した外気Wは、図9に示すように、ホーン41の周辺、及びシャッターユニット50のフラップ51の間を通って、シュラウド部材28の導風路28aから車両後方へ向けて流下する。
一方、フラップ51が閉じた状態の場合、上部グリル開口部10の下部から流入した外気Wは、図10に示すように、フラップ51によって車両後方への流動が阻害される。このため、上部グリル開口部10の下部から流入した外気Wは、シャッターユニット50によって車両上方へ偏向する。
その後、車両上方へ偏向した外気Wは、導風部材60における車両上方の開口と、導風開口60aとを通って車両上方へ流動するとともに、上部グリル開口部10の上部から車両後方へ向けて流下する外気Wと合流して、車両後方へ流下する。
この際、導風開口60aを通る外気Wは、ヘッドライトユニット8のランプハウジング8aへ向けて流動したのち、上部グリル開口部10の上部から車両後方へ向けて流下する外気Wと合流して車両後方へ向けて流下する。
そして、外気Wは、ホーン41の周辺、及びシュラウド部材28の導風路28aを通って、ラジエーター43の上部を通過したのち、ボンネット6の下面に沿うように車両後方へ流下する。つまり、フラップ51が閉じた状態の場合、上部グリル開口部10から流入した外気Wは、車両前部2の内部における上方部分を通って、車両後方へ流下する。
引き続き、乗員の操作によってホーン41が作動した際、ホーン開口部41aから放出された警笛音Sの伝わり方について、図11を用いて詳しく説明する。
なお、図11は警笛音Sの進行方向を説明する説明図を示している。
乗員の操作によって作動すると、ホーン41は、図11の二点鎖線で示すように、車両下方に向いたホーン開口部41aから警笛音Sを、車両下方へ向けて放出する。
この際、車両前方下方へ進行する警笛音Sは、シャッターユニット50の天板部531によって車両前方上方へ向けて反射する。さらに、車両前方上方へ反射した警笛音Sは、クーリングパネル27によって車両前方下方へ向けて反射したのち、上部グリル開口部10へ向けて進行する。
一方、天板部531の前端よりも車両前方側を通過した警笛音Sは、図11の二点鎖線で示すように、導風部材60の上段面部分611、及び下段面部分612によって車両前方上方へ向けて反射したのち、上部グリル開口部10へ向けて進行する。
このようにして、警笛音Sは、車両前部2の内部において、多方向へ反響しながら上部グリル開口部10を介して車両前方へ伝播する。
以上のような外気Wの流れ、及び警笛音Sの伝わり方を実現する構成の自動車1の前部整流構造は、警笛音Sの確実な伝播と、上部グリル開口部10から流入した外気Wの流動制御とを両立することができる。
具体的には、シャッターユニット50の上方にホーン41を配置しているため、シャッターユニット50は、シャッター枠部材53に流入する外気Wの流動を、ホーン41に阻害されることがない。
さらに、例えば、シャッター枠部材53の天板部531を、車両前方へ突出した略庇状に形成することで、シャッターユニット50は、上部グリル開口部10から流入した外気Wをフラップ51へ確実に導風することができる。
そして、ホーン41のホーン開口部41aにおける前端よりも車両後方側に、シャッター枠部材53の天板部531における前端が位置する、すなわちホーン開口部41aの一部とシャッター枠部材53の天板部531とが車両上下方向で対向するため、シャッター枠部材53は、警笛音Sの音圧がフラップ51に直接的に作用することを防止できる。
このため、シャッターユニット50は、警笛音Sによってフラップ51が振動することによる異音や、フラップ51を開閉駆動するアクチュエーター54にフラップ51の振動が伝達されることによる開閉不良を防止することができる。これにより、シャッターユニット50は、フラップ51の開閉状態に応じて、上部グリル開口部10から車両後方へ流下する外気Wの流動を確実に制御することができる。
さらに、ホーン開口部41aの一部とシャッター枠部材53の天板部531とが車両上下方向で対向するため、ホーン41が発した警笛音Sの一部は、シャッター枠部材53の天板部531で反射して車両前方上方へ伝播することができる。さらに、車両前方上方へ伝播した警笛音Sは、クーリングパネル27の下面に反射して車両前方下方へ向けて伝播することができる。
このため、自動車1の前部整流構造は、部品点数の増加を抑えて、ホーン41の警笛音Sを、車両下方側、及び車両上方側へ伝播させることができる。これにより、自動車1の前部整流構造は、警笛音Sの指向性を抑制するとともに、上部グリル開口部10の全体を介して、警笛音Sを車外へ伝播させることができる。
この際、自動車1の前部整流構造は、警笛装置の前方に開閉自在なフラップが位置する構成に比べて、閉じた状態のフラップを開くための電力消費を不要にできるとともに、フラップが開くまでの間、警笛装置が警笛音を発することを遅延させる必要がない。
加えて、ホーン開口部41aとシャッター枠部材53の天板部531とが車両上下方向で対向するため、自動車1の前部整流構造は、シャッターユニット50の車両前方側、または車両後方側にホーン41を配置した場合に比べて、車両前後方向におけるホーン41、及びシャッターユニット50が占める長さを短くすることができる。
このため、自動車1の前部整流構造は、車両前部における限られたスペースに、ホーン41とシャッターユニット50を効率よく配置することができる。
従って、自動車1の前部整流構造は、ホーン41のホーン開口部41aにおける前端よりも車両後方側に、シャッター枠部材53の天板部531における前端が位置するように構成したことにより、警笛音Sの確実な伝播と、上部グリル開口部10から流入した外気Wの流動制御とを両立することができる。
また、正面視において、上部グリル開口部10の開口範囲に、シャッターユニット50、及びホーン41が位置するように構成したことにより、自動車1の前部整流構造は、シャッターユニット50よりも車両上方で、かつホーン41の周囲に、外気Wが導風路28aへ流動可能な導風空間を構成することができる。
このため、自動車1の前部整流構造は、フラップ51が閉じた状態であっても、上部グリル開口部10から流入した外気Wを、導風空間を介して車両後方へ供給することができる。この際、フラップ51が閉じているため、シャッターユニット50の車両後方におけるラジエーター43やエンジンに対して、外気Wが直接的に供給され難い。
これにより、自動車1の前部整流構造は、例えば、冷却水や潤滑油を所望する温度に早期に上昇させながら、エンジンルーム内の上部空間に溜まり易い熱気を、車両後方へ送風できるため、エンジンルーム内の熱害を抑制することができる。
さらに、ホーン41の警笛音Sが導風空間内を伝播するため、導風空間は、警笛音Sを効率よく反響させる音響空間とすることができる。加えて、シャッターユニット50に対して上部グリル開口部10を車両前方に所定間隔だけ離間させたことで、導風空間を車両前方へ拡張できるため、自動車1の前部整流構造は、より大きな反響空間を構成することができる。
これにより、自動車1の前部整流構造は、警笛音Sの指向性をより抑制するとともに、上部グリル開口部10の全体を介して、警笛音Sを車外へ伝播させることができる。
従って、自動車1の前部整流構造は、ホーン41の周囲に外気Wが流動可能な導風空間を備えたことにより、警笛音Sのより確実な伝播と、上部グリル開口部10から流入した外気Wの流動制御とを両立することができる。
また、ホーン41のホーン開口部41aと対向する導風部材60の下面部61を、車両前方下方へ傾斜する形状に形成したことにより、自動車1の前部整流構造は、警笛音Sのより確実な伝播と、上部グリル開口部10から流入した外気Wの流動制御とを両立することができる。
具体的には、車両前方下方へ傾斜しているため、導風部材60の下面部61は、ホーン開口部41aから車両前方下方へ向けて伝播する警笛音Sを、車両前方上方へ向けて反射することができる。このため、自動車1の前部整流構造は、上部グリル開口部10へ向けて警笛音Sをより確実に伝播させることができる。
これにより、自動車1の前部整流構造は、シャッターユニット50の天板部531と導風部材60の下面部61とによって、警笛音Sの指向性をより抑制するとともに、上部グリル開口部10の全体を介して、警笛音Sをより確実に車外へ伝播させることができる。
さらに、上部グリル開口部10から流入した外気Wを、導風部材60がシャッターユニット50へ導風する構成のため、自動車1の前部整流構造は、ホーン41の警笛音Sのより確実な伝播と、流入した外気Wのより確実な導風とを、部品点数の増加を抑えて両立することができる。
従って、自動車1の前部整流構造は、車両前方下方へ傾斜した導風部材60の下面部61を備えたことにより、警笛音Sのより確実な伝播と、上部グリル開口部10から流入した外気Wの流動制御とを両立することができる。
また、導風部材60の第3固定部65と、ステー部材26とを連結したことにより、自動車1の前部整流構造は、シャッター枠部材53の車幅方向略中央に導風部材60を直接的に連結した場合に比べて、複数のフラップ51をより安定して回動させることができる。
具体的には、例えば、シャッター枠部材53における底板部532の車幅方向略中央に導風部材60を直接的に連結した場合、上部グリル開口部10から流入した外気Wの圧力変動による下面部61の振動が、剛性の低い底板部532を介して伝達されると、シャッター枠部材53に振動によるゆがみが生じることがある。
このため、例えば、シャッター枠部材53に支持されたリンク機構によって、複数のフラップ51を回動させる構成の場合、シャッター枠部材53のゆがみによって、摺動抵抗の増加や軸ずれなどが生じて、リンク機構の動作が阻害されるおそれがあった。
特に、複数のフラップ51を回動させるリンク機構は、単一のフラップを回動させるリンク機構に比べて、その構造が複雑になり易いため、シャッター枠部材53のゆがみによる影響を受けやすい。
そこで、導風部材60の第3固定部65と、ステー部材26とを連結したことにより、自動車1の前部整流構造は、導風部材60の振動をステー部材26に伝達することができ、シャッター枠部材53への振動伝達を抑制することができる。
これにより、自動車1の前部整流構造は、振動によるシャッター枠部材53のゆがみを抑制することができる。このため、シャッター枠部材53に支持されたリンク機構によって、複数のフラップ51を回動させる構成であっても、自動車1の前部整流構造は、リンク機構の動作が阻害されることを防止できる。
従って、自動車1の前部整流構造は、導風部材60の第3固定部65と、ステー部材26とを連結したことで、シャッター枠部材53の車幅方向略中央に導風部材60を直接的に連結した場合に比べて、振動によるシャッター枠部材53のゆがみを抑制でき、複数のフラップ51をより安定して回動させることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の警笛装置は、実施形態のホーン41に対応し、
以下同様に、
グリル開口部は、上部グリル開口部10に対応し、
警笛開口部は、ホーン開口部41aに対応し、
シャッター枠部は、シャッター枠部材53に対応し、
シャッター枠部の天板部分は、シャッター枠部材53の天板部531に対応し、
反響部は、導風部材60の下面部61に対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、シャッターユニット50、及び導風部材60の第1固定部63をシュラウド部材28に取付ける構成としたが、これに限定せず、剛性の高い車体側部材であれば、例えば、シュラウド部材28を支持する適宜の車体側部材であってもよい。
また、車両上下方向にフラップ51を並置したシャッターユニット50としたが、これに限定せず、車幅方向にフラップを並置したシャッターユニットであってもよい。
また、フラップ51の前端よりも車両前方へ突出した略庇状の天板部531としたが、これに限定せず、ホーン開口部41aの一部と車両上下方向で対向する構成であれば、フラップ51の前端と略同位置に前端が位置する天板部であってもよい。
また、合成樹脂製の導風部材60としたが、これに限定せず、金属製の薄板を折り曲げ加工して形成した導風部材としてもよい。
また、ホーン41の警笛音Sを車両前方上方へ反射させる機能と、シャッターユニット50に外気Wを導風する機能とを兼ね備えた導風部材60を配置したが、これに限定せず、ホーン41の警笛音Sを車両前方上方へ反射可能であれば、外気Wを導風する機能を不要にした構成としてもよい。
また、車両上方側が開口した正面視略コ字状の導風部材60としたが、これに限定せず、車両下方側が開口した正面視略コ字状の導風部材、あるいは正面視略矩形の筒状体の導風部材としてもよい。このような場合、車両上方側に位置する上面部分を車両前方下方へ傾斜した形状に形成する。
2…車両前部
5…バンパーフェース
10…上部グリル開口部
24…バンパーレインフォースメント
41…ホーン
41a…ホーン開口部
50…シャッターユニット
51…フラップ
53…シャッター枠部材
60…導風部材
61…下面部
531…天板部
S…警笛音

Claims (3)

  1. 車両前部のバンパーレインフォースメントよりも車両上方側に配置した開閉自在なシャッターユニットと、
    該シャッターユニットよりも車両上方に、所定間隔を隔てて配置した警笛装置と、
    前記シャッターユニットよりも車両前方に配置したバンパーフェースに開口形成するとともに、前記シャッターユニットと対向するグリル開口部とを備えた自動車の前部整流構造であって、
    前記警笛装置を、
    警笛音の出力口である警笛開口部が車両下方を向くように配置し、
    前記シャッターユニットに、
    開閉自在に支持されたフラップと、
    該フラップを一体的に囲繞する正面視略矩形のシャッター枠部とを備え、
    前記シャッター枠部の天板部分を、
    前記警笛開口部の前端よりも車両後方に、前端が位置するように形成した
    自動車の前部整流構造。
  2. 前記グリル開口部、前記シャッターユニット、及び前記警笛装置を、
    正面視において、前記グリル開口部の開口範囲に、前記シャッターユニット、及び前記警笛装置が位置するように構成した
    請求項1に記載の自動車の前部整流構造。
  3. 前記グリル開口部の下部と前記フラップとの間に介在するとともに、前記警笛装置の前記警笛開口部と対向する反響部を備え、
    該反響部を、車両前方下方へ傾斜する形状に形成した
    請求項1または請求項2に記載の自動車の前部整流構造。
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