JP2016522332A - スライド針 - Google Patents

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Abstract

本発明は、針フック(24)を有する針本体(21)を含むスライド針(20)に関する。針フックは、横方向(Q)において互いに隔てて配置された2つの側方フック面(28)を有する。スライド(30)が、針本体上に移動可能に配置される。スライド(30)は、初期位置(I)において針フック(24)との接点を有さない。スライド(30)は、編目ノックオーバ位置(II)において針フック(24)に対接する。スライド(30)は、2つのスライドブレード(31)を有する。スライドブレードは、少なくとも1つの編目(45)を収容するための編目支持面(33)を有する。フック先端(25)に向かって開いたフック穴(40)が、スライドブレードの自由ブレード端(32)に存在する。内部穴面(41)が横方向(Q)において互いに隔てて配置され、それによりフック穴(40)を形成する。編目ノックオーバ位置(II)において、各内部穴面(41)は、針フック(24)の関連する側方フック面(28)に接触点(42)において対接する。接触点(42)に高さ方向(H)において隣接して、ギャップが形成される(43)。ギャップ(43)は横方向(Q)におけるギャップ幅(BS)を有し、ギャップ幅(BS)は高さ方向(H)において接触点(42)から離れるにつれて増加する。従って、高さ方向(H)においてより小さい、スライド(30)と針フック(24)との間の接触領域を有する接触が、編目ノックオーバ位置(II)において実現される。

Description

本発明は、特に編目形成繊維機械のための、例えば編針などの、スライド針に関する。
スライド針は針本体を有する。針本体は、そのベース面が溝ベースに又はガイド溝内の1つのガイド面に対接するように、繊維機械の針床のガイド溝内に配置されてもよい。針フックが針本体の自由端上に設けられる。針フックは、フック先端まで弓状の様態で延在し、従って内部フック領域の範囲を定める。
スライド針のスライドは、針本体に相対的に移動可能であるように支持される。これを達成するためにガイド手段が設けられる。例えば、針本体上に又はスライド上に溝が設けられてもよく、その溝内にそれぞれの他方の部分が係合する。好ましくは、スライドを収容するためのスライド溝が針本体上に設けられる。スライドは閉位置に移動され得、それによりスライドは内部フック領域を閉じる。スライドは、編目ノックオーバ位置(stitch knock−over position)においてそのような閉位置にある。初期位置と呼ばれてもよいスライドの後退位置において、内部フック領域は開いており、フックの内部領域において針フックから編目が拾われ得る。
編目形成繊維機械のためのそのようなスライド針は周知である。例えば、独国特許出願公開第60018760(T2)号明細書には、2つのスライドブレードによって形成されるスライドを有するスライド針が示されている。スライドの閉位置において、2つのスライドブレードは針フックの対抗する側上に当接する。各スライドブレードは、1つ以上の編目を保持するための編目支持面を有する。スライドの初期位置において、2つのスライドブレードは互いに離れて広がっており、間に針フックのための連続的収容スリットが形成される。
同様のスライド針が、独国特許出願公開第60132233(T2)号明細書からも周知である。2つのスライドブレードの位置は後退初期位置において互いに関連し、スライド針の閉位置におけるスライドベース間の針フック収容のためのスリットについては、ここでは詳細には説明されていない。
独国特許出願公開第60037246(T2)号明細書から周知のスライド針を参照すると、スライドの2つのスライドブレードと、針本体内のスライド溝の側面フランクとの間の遊隙という技術的問題は、センタリング手段によって解決されている。使用されるセンタリング手段はスライドブレードの屈曲部分であり、従ってスライドブレードは、スライドがスライド溝内に挿入された状態で、スライド溝の側面フランクに対してテンションがかけられる。
別のスライド針が、欧州特許出願公開第1270785(A1)号明細書によって開示されている。この場合、スライドは2つのスライドブレードを含み、2つのスライドブレードは、針フックと関連付けられるそれらの端上に、スライドの移動方向における前部に向かって広がる漏斗体を形成し、この場合、針フックは − スライドが閉じられた状態で − 当該漏斗体内に係合する。大きな漏斗体が設けられ、これは − 損耗が発生した場合でも − スライド針を閉じることが可能なように針フックを確実に把持し得る。
スライド針を使用する場合、編目ノックオーバ位置におけるスライドと針フックとの間の相対位置の変化に起因して、不規則な編目パターン、すなわち針ストライプ(needle stripe)の場合と同様の編目パターンが形成される可能性があることが見出された。その理由は、異なる寸法を有する編目幅である。
従って、編目の外観を向上させ、特に、より均一な編目サイズを可能にするスライド針を提供することが、本発明の目的と考えられてもよい。
この目的は、請求項1の特徴を呈するスライド針を用いて達成される。
スライド針は、長手方向において延在するシャンクを有する針本体を有する。高さ方向は、長手方向に対して直角に延在する。針本体はその端上に針フックを有し、当該針フックは編目形成のために配置される。針フックは、編目を拾うための内部針領域の範囲を定める。
フック先端に隣接して、針フックは、2つの側方フック面を有するフック端部分を有する。2つの側方フック面は、横方向において互いに隔てて配置される。横方向は、長手方向及び高さ方向に対して直角に方向付けられる。
2つのスライドブレードからなるスライドが、針本体に相対的に、例えばスライド溝内で移動されてもよい。スライドは、フックの内部空間が開かれている初期位置と、スライドが針フックと接触して内部フック領域を閉じている編目ノックオーバ位置との間で移動されてもよい。
編目形成のために、1つ以上の編目がスライドによって保持又は支持されてもよい。この目的のために、各スライドブレードは編目支持面を有する。編目支持面は、各スライドブレードの上側上にある。フック開口部が、2つのスライドブレードの間に設けられる。フック開口部は、自由ブレード端の間に形成される。フック開口部は、スライドの初期位置において、長手方向において開いており、従って針フックのフック先端に対して開いている。
フック開口部は、2つの対向する内部開口面によって横方向において範囲を定められる。各スライドブレード上に1つの内部開口面が設けられる。編目ノックオーバ位置において、針フックはフック開口部内に係合する。その際に、特に内部開口面はそれぞれの関連する側方フック面に対接する。この編目ノックオーバ位置において、各内部開口面と、関連する側方フック面との間にギャップが存在する。ギャップは、横方向におけるギャップ幅を有する。このギャップ幅は高さ方向において変化する。フック及びスライドブレードを通した断面で見ると、ギャップは従って三角形又は楔の形状を有する。
この実施形態により、均一な編目サイズを実現することが可能である。高さ方向における、針フックに相対的な、スライドの、又は2つのスライドブレードのブレード端の、相対位置における偏差が最小にされる。結果は、改良された編目パターンである。
好ましくは、編目ノックオーバ位置において各スライドブレードは、針フック上の接触点と線状接触する。この結果として、初期位置から編目ノックオーバ位置への相対移動中に針フックとスライドブレードとの間に発生する、高さ方向における摩擦力成分を減らすことが可能である。
内部開口面と、関連する側方フック面との間の接触点における線状接触は、高さ方向Hにおけるよりも長手方向においてより大きな寸法を呈する接触を意味すると理解される。特に、編目ノックオーバ位置における、長手方向Lにおける線状接触の寸法は、高さ方向Hにおけるより少なくとも5〜10倍だけ大きい。
フック開口部は、2つの内部開口面の間に、横方向における開口幅を有する。本発明による一実施形態では、編目ノックオーバ位置において、高さ方向において変化するギャップ幅は、初期位置において及び編目ノックオーバ位置において、高さ方向において変化する開口幅によって形成される。好ましくは開口幅は、スライドの上側から見て、高さ方向においてシャンクに向かう方向で拡大する。従ってフック開口部は、長手方向における前部から見ると、高さ方向においてシャンクに向かう下向きで広がる漏斗形又は楔形の形態を有する。スライドブレードの各ブレード端上の2つの側方内部開口面、フック開口部の範囲を定める当該内部開口面は従って、互いに平行ではなく、互いに斜めに傾斜して配置される。フック開口部のこの実施形態は、スライド針を通した長手方向中心面に相対的な、2つのスライドブレード端の、又は少なくとも、2つの内部開口面の、傾斜した向きをもたらす。従って、2つのギャップのギャップ幅は高さ方向において変化し、当該ギャップは編目ノックオーバ方向において、接触点において内部開口面と接触する2つの側方フック面と、内部開口面との間に形成される。
変化する開口幅の代替として又はそれに加えて、編目ノックオーバ位置において高さ方向において変化するギャップ幅は、高さ方向において変化するフック端部分のフック幅によっても達成され得る。例えば2つの側方フック面は、互いに対して斜めの様態で延在してもよい。フック幅は好ましくは、高さ方向において内部フック領域に向かって減少する。これもまた、編目ノックオーバ位置における接触点での線状接触を可能にし、当該接触は、1つの各内部開口面と、関連する側方フック面との間のものである。
各スライドブレードの自由ブレード端上で、編目支持面は端フランクに移行してもよい。この端フランクは、スライドブレードの端突起上に備えられてもよい。端フランクは、編目支持面に対して斜めの方向又は横方向に延在し、従って、編目支持面上に存在する編目のためのストップを形成する。
2つのスライドブレードは、フックの内部領域が開いた状態のその初期位置において、好ましくは接触点において互いに対接する。その際に接触点は特に、2つのスライドブレードの端フランクに直接隣接する。編目支持面上に保持された編目は、互いに対接するスライドブレードによって広げられない。長手方向に交差する横方向における、スライドの幅は従って、スライドの初期位置において最小である。初期位置における2つのスライドブレードが互いに対接する接触点において、フック開口部は従って好ましくは閉じられ、従って2つのスライドブレードの間に、少なくとも十分に通過可能なスリットを形成しない。
各スライドブレードの2つのブレード端上の端フランクは、端突起上に備えられてもよい。高さ方向で見ると、この端突起は最高点を有してもよい。端フランクのそれぞれは、端突起に沿った、スライドブレードの各関連する編目支持面の延長であり、最高点まで延在する。2つのブレード端は、内部フック領域が開いた状態のその初期位置において、好ましくは端フランク全体に沿って接触する。従って上からスライドを見ると、2つのブレード端は、フック開口部に向かって開いたギャップを有さずに少なくとも最高点まで互いに対接する。
有利には、各スライドブレードの編目支持面は、ブレード端の反対側の端上で、編目支持面に対して横方向に又は斜めに延在する支持フランクによって範囲を定められる。従って、各スライドブレード上の編目支持面又は編目支持領域は、一方では端突起上の端フランクによって、及び他方では支持フランクによって範囲を定められ、不注意により編目がスライドから滑り落ちることが回避される。
フック開口部の領域におけるスライドブレードの壁厚は、スライドブレードがフック開口部に隣接しない点におけるよりも薄くてもよい。この結果として、全体的に薄いスライドブレードを実装することが可能である。フック開口部は従って、壁厚の減少によって形成されてもよい。
高さ方向において変化する開口幅を実現するために、一例示的実施形態では、フック開口部の領域におけるスライドブレードの壁厚を、高さ方向において上側からシャンクに向かって減少させることが可能である。この結果として、高さ方向において下向きで増加するフック開口部の幅が実現される。
特にフック開口部の領域におけるスライドブレードの形状は、材料除去機械加工(material−ablating machining)なしに、変形プロセスによって実現されてもよい。この結果として材料が節約される。更に、変形プロセスにより、フック開口部の領域において硬化、好ましくは歪み硬化が実現され得、従って、より薄い壁厚が存在し得るフック開口部に隣接してさえ、スライドブレードの十分な強度が実現される。
あるいは又は加えて、スライドブレード又は2つのブレード端の材料除去機械加工、例えば切断機械加工によって、フック開口部を実現することも可能である。
側方フック面のそれぞれは、例えば針フック上の凹化(recess)又は平坦化によって形成されてもよい。
側方フック面は平面表面であってもよく、これは一例示的実施形態では互いに平行に方向付けられてもよく、これによりフックの断面はフック端部分において高さ方向において変化する。針フックは好ましくは、非平行の側方フック面によって、フック端部分において内部フック領域に向かって先細りになる。従ってこの実施形態では、高さ方向において変化するギャップ幅は、変化するフック幅によって実現され得る。その際に、2つの内部開口面は、開口幅が高さ方向において変化しないような様態で互いに対して方向付けられてもよい。
本発明の有利な実施形態は従属特許請求項から、及び明細書の記載から推定され得る。明細書の記載は本発明の本質的な特徴に限定されている。図面は補助的な参照のために使用されるべきである。以下では本発明の例示的実施形態について、添付の図面を参照して更に詳細に説明する。
図示されていない繊維機械内での、編目形成のための位置における2つのスライド針の概略図である。 スライド針の例示的実施形態の側面図における部分図である。 図2におけるようなスライド針の例示的実施形態の斜視図である。 図2及び図3におけるようなスライド針のスライドの側面図における部分図である。 図4におけるようなスライドの、高さ方向における、スライドの編目支持面上の平面図である。 図4及び図5におけるようなスライドのフック開口部を見た斜視部分図である。 図4〜図6におけるようなスライドの、前部からブレード端を斜めに見た斜視部分図である。 修正されたスライドを有するスライド針の第2の例示的実施形態の斜視部分図である。 図8におけるようなスライド針の、高さ方向における、スライドの編目支持面針上の平面図である。 図9におけるようなスライドのフック開口部を見た斜視部分図である。 図9及び図10におけるようなスライドの、前部からブレード端を斜めに見た斜視部分図である。 針フックの領域内の、機械ノックオーバ位置における従来技術のスライド針の断面図である。 針フックの領域内の、機械ノックオーバ位置における本発明による実施形態のスライド針の断面図である。 修正されたフック形状を有する針フックの断面図である。 機械ノックオーバ位置における、全ての実施形態形状による、本発明によるスライド針の斜視図である。 図15におけるようなスライド針の、スライドの上側上の編目支持面上の平面図である。
本発明は、針本体21を有するスライド針20に関する。針本体21はシャンク22を有し、そこにおいて − 好ましくは少なくとも部分的に − 平坦なベース面23が設けられる。シャンク22は長手方向Lに延在する。高さ方向Hは通常、ベース面23の平坦部分(flat section)(又は平面部分(planar sections)のうちの1つ)に垂直である。ベース面23は、スライド針20の狭い側上に設けられる。スライド針20は、例えば編機などの編目形成繊維機械内の溝内に位置するように配置される。その際に、ベース面23は、溝ベースによって、又は繊維機械の溝内に配置された支持体によって支持される。図には、繊維機械自体は示されていない。図1は、繊維機械内に配置されてもよいものなどの、2つのスライド針20を示す。編みプロセスの間、スライド針20は溝内を前後に移動される。
スライド針20の編目形成端において、シャンク22は針フック24に移行する。針フック24は、高さ方向Hにおいてベース面23から隔てて配置された針先端25まで、弓状の様態で延在する。高さ方向Hは、針本体21のベース面23に対して直角に方向付けられる。弓状の針フック24はその内側で内部フック領域26の範囲を定める。
針フック24は、そのフック先端25に隣接してフック端部分27を有し、その上に2つの相隔たる側方フック面28が横方向Qにおいて形成される。横方向Qは、スライド針20を通した長手方向中心面に対して直角に方向付けられる。横方向Qと高さ方向Hと長手方向Lとは、互いに対して直角であるように方向付けられる。
2つの側方フック面28は、例示的実施形態における場合のように平面表面として構成されてもよい(特に図13と図14とを比較されたい)。2つの側方フック面28は、高さ方向Hに平行に方向付けられてもよい(図13)。あるいは、2つの側方フック面28は、高さ方向Hにおいて斜めに延在することも可能である。その際には、フック端部分27のフック幅BHは、高さ方向Hにおいて一定ではない。針フック24は、フック端部分27の領域内で、内部フック領域26に向かって先細りになってもよい(図14)。この場合、フック端部分27の断面輪郭はおおよそ台形であり、ここで、内部フック領域26に面した側、及び内部フック領域26から離れる方に面した側は、凸形の様態で構成され、好ましくは平坦な又は平面の側方フック面28によって接続される。
針本体21はスライド溝29を有し、この中でスライド30が、針フック24に向けて又は針フック24から離れるように移動されてもよく、好ましくは、前後にスライドされ得るように及び/又は枢転可能であるように配置される。スライド溝29の内側を移動する間のスライド30の正確な移動経路は、スライド溝29の経路に、又は溝29に対応するスライド30の下面の輪郭に依存する。移動は直線状である必要はない。
スライド針20のスライド30は、針本体21に相対的に、初期位置I(図2、図3、及び図8)と編目ノックオーバ位置II(図15及び図16)との間で移動され得る。スライド30を、例えば図1に示されているように、編目ノックオーバ位置IIを超えて移動させることも可能である。
好ましい実施形態の代替として、針本体21内のスライド溝29の代わりに、スライド30内に溝が設けられてもよく、ここに針本体21の突起が係合することも可能である。針本体21上でのスライド30の移動可能な支持のための、本明細書に示す好ましい実施形態とは異なるその他のガイド手段を設けることも可能である。
初期位置Iにおいて、スライド30は針フック24と接触していない。従って、針フック24によって範囲を定められる内部フック領域26は、完全には閉じられていない。編目ノックオーバ位置において、スライド30はフック24と当接し、従って内部フック領域26はスライド30によって閉じられる。
スライド30は、2つの別個のスライドブレード31からなる。両方のスライドブレード31は本質的に同じ構成を有する。スライド30は、スライド針20を通した長手方向中心面に関して対称に構成される。
各スライドブレード31は自由ブレード端32を有する。この自由ブレード端32は針フック24と関連付けられ、スライドブレード31は、編目ノックオーバ位置IIにおいて、ブレード端32を針フック24上に接触させる。
ブレード端32に隣接して、各スライドブレード31は編目支持面33を有する。編目支持面33は、スライドブレード31の狭い側によって、スライド30の上側34上に設けられる。編目支持面33は長手方向Lに延在する。編目支持面33は、高さ方向Hに対して直角に方向付けられるか、又は横方向Qに対して斜めに延在してもよい。
編目支持面33は、長手方向Lにおける両側上で範囲を定められる。ブレード端32上で、スライドブレード31の編目支持面は、高さ方向Hにおいて及び同時に長手方向Lにおいて斜めに傾斜して延在する端フランク35に続く。この端フランク35は、最高点Mまで延在するスライドブレードの端突起36上に設けられる(例えば図4、図5、及び図11)。最高点Mは、スライドブレード31の前部領域内の局所的最高点を表す。高さ方向Hにおいて、最高点Mは、スライドブレード31の端フランク35及び編目支持面33よりも大きくシャンク22から隔たっている。最高点Mの領域内で、スライドブレード31の端突起36は丸みを付けられる。
端突起36又は端フランク35の反対の側で、各スライド31の編目支持面33は、編目支持面33に対して斜めに又は横方向に延在する支持フランク37によって範囲を定められる。従って、編目形成の間に少なくとも1つの編目が、一方の、端突起36の端フランク35と、他方の、支持フランク37との間で、スライド30の編目支持面33上に保持され得る。
フック開口部40が、ブレード端32上で2つのスライドブレード31の間に形成される。フック開口部40は、2つのスライドブレード31の各々の内部開口面41によって範囲を定められる。2つの内部開口面41は、横方向Qにおいて互いに反対に隔たっている。横方向Qにおけるこれらの2つの内部開口面41の間の距離は、フック開口部40の開口幅BAを表す(図3及び図8)。
編目ノックオーバ位置IIにおいて、各内部開口面41は、それぞれの関連する側方フック面28と接触点42において接触する。その際に、内部開口面41と、関連する側方フック面28との間にギャップ43が形成される。従って、編目ノックオーバ位置IIにおいて、針フック24の両側上に各1つのギャップ43が存在する。これらのギャップ43は図13及び図14に示されている。
スライド針20を通した、及びフック端部分27を通した断面において、ギャップ43は楔形であるか、又はおおよそ三角形である。横方向Zにおいて、ギャップ43はギャップ幅BSを有する。このギャップ幅BSは、例えば図13及び図14において、高さ方向H内のある点において示されている。この例によれば、ギャップ幅BSは高さ方向において一定ではなく、内部フック領域26から見て接触点42まで減少する。
接触点42においては、ギャップ43に起因して、平面状ではなく線状の接触が存在する。長手方向Lで見ると、接触領域は、高さ方向Hで見た場合より複数倍大きい。従って、編目ノックオーバ位置IIにおける接触点42での接触領域は、長手方向Lにおいて、高さ方向Hにおけるより少なくとも5〜10倍だけ大きい。
編目ノックオーバ位置IIにおける、高さ方向Hにおいてギャップ幅BSが変化するこのギャップ43を実現するために、図13及び図14によって示される本発明による2つの選択肢が提案される。一実施形態では、フック端部分27のフック幅BHが高さ方向Hにおいて変化する。この例示的実施形態では、2つの内部開口面41は好ましくは互いにほぼ並行であるように配置され、従って開口幅BHはフック開口部40の領域内で高さ方向において変化せず、ここで、針フック24が編目ノックオーバ位置IIにおいてフック開口部40内に係合する。この基本的解決法は図13に示されている。
本発明による別の実施形態の選択肢を考慮すると、フック端部分27のフック幅BHは、高さ方向Hにおいて一定であってもよい。この例示的実施形態では、開口幅BAが、少なくともフック開口部40の領域内で高さ方向Hにおいて変化し、ここで、フック開口部40は係合する。やはりこの結果として、編目ノックオーバ位置IIにおいてギャップ43が形成され、当該ギャップは、接触点42から離れると増加するギャップ幅BSを有する。この結果として、内部開口面41は、関連するレイターフック面48上の接触点42において線状の様態で互いに対接する。
図13及び図14によって示される本発明による2つの解決法は、互いに組み合わされてもよい。スライド針20による内部開口面41が、長手方向中心面に対して、2つの側方フック面28とは異なる角度で傾斜して延在することによって、キャップ43が形成されてもよい。この場合も、図13及び図14の例と組み合わせて説明したようにギャップ43が形成される。
編目ノックオーバ位置IIにおける、スライド30又は2つのスライドブレードと、側方フック面28との間のこの減少した接触領域は、スライド30と針フック24との間で相対移動が行われる場合のいかなる摩擦も減少し得るという結果を有する。
スライド30と針フック24との間の相対移動は通常、長手方向Lにおいて正確に直線状ではなく、この移動は高さ方向Hにおける移動成分を含む。編目ノックオーバ位置IIへのスライド30の移動の間に − フック24とスライドブレード31との間に発生する摩擦に起因して − 相対位置における偏差が発生する可能性がある。その際には、針フック24のリッジ及び最も高い点のそれぞれと、ブレード端32、特に端突起34上の最高点Mとの間の高さの差xが特に重要である(図12を参照)。この高さの差xは、編目45を広げるのに寄与する。スライドブレード31と側方フック面28との間の平面状の接触により − 従来技術(図12)では − 高さの差xにおける変化が編目形成プロセスの間に繰り返し発生する。この結果として不規則な編目パターンが形成され、これは品質の観点から不都合であり、針ストライプ効果(needle stripe effects)をもたらす可能性がある。
本発明によれば、そのような変動は少なくとも最小にされる。接触点42の領域における接触領域の減少により、フック24とスライドブレード31との間での相対移動中の摩擦が減少する。この結果として、フック端部分27に相対的なスライドブレード31の、高さ方向Hでのより正確な位置付けが実現され得、高さの差xは所望の値に非常に正確に繰り返し調節され得るということが見出された。編目サイズにおける差は減少するか又は発生せず、高品質の編目パターンが形成される。
本明細書に示す好ましい例示的実施形態を参照すると、2つのスライドブレード31のブレード端32は好ましくは、端フランク35において互いに接触する。これらの示された好ましい実施形態の代替として、編目支持面33の領域内で、又は端フランク32の領域内で、2つのスライドブレード31の間に少なくとも部分的にギャップが存在することも可能である。
図2〜図7に示すスライド針20又はスライド30の例示的実施形態を参照すると、フック開口部40は、2つのスライドブレード31の変形プロセスによって得られる。従って、スライドブレード31の材料除去又は切断機械加工は、フック開口部40の形成において省略され得る。フック開口部40を形成するために、スライドブレード31は互いに離れるように延在し、これによりフック開口部40は、高さ方向Hにおいて上側34から下向きに増加する開口幅BAを呈して形成される。あるいは又は加えて、スライドブレード31の材料除去又は切断機械加工によってフック開口部40を生成することも可能である。
図8〜図11によるスライド針20又はスライド30の別の例示的実施形態では、フック開口部40、又はその開口幅BAの変化は、内部開口面41を有する部分上でのスライドブレード31の壁厚の変化によって達成される。フック開口部41を広げるために減少された壁厚は、特に図8及び図10において見ることができる。内部開口面41に隣接して高さ方向Hにおいて変化するスライドブレード31のこの壁厚は、成形によって、あるいは材料除去又は切断機械加工によって達成され得る。
高さ方向において延在する、開口幅BAを有するフック開口部40を、減少した壁厚と、開口面41の領域内で長手方向中心面に対して外側に曲げられた又は再形成されたスライドブレード31の部分との組み合わせによって再構成することも可能である。
本発明は、針フック24を有する針本体21を含むスライド針20に関する。針フックは、横方向)において互いに隔てて配置された2つの側方フック面28を有する。スライド3)が、針本体上に移動可能に配置される。スライド30は、初期位置Iにおいて針フック24との接点を有さない。スライド30は、編目ノックオーバ位置IIにおいて針フック24に対接する。スライド30は、2つのスライドブレード31を有する。これらのスライドブレードは、少なくとも1つの編目45を収容するための編目支持面33を有する。フック先端25に向かって開いたフック開口部40が、スライドブレードの自由ブレード端32上に存在する。内部開口面41が横方向Qにおいて互いに隔てて配置され、それによりフック開口部40を形成する。編目ノックオーバ位置(II)において、各内部開口面41は、針フック24の関連する側方フック面28に接触点42において対接する。接触点42に高さ方向Hにおいて隣接して、ギャップが形成される43。ギャップ43は横方向Qにおけるギャップ幅BSを有し、ギャップ幅BSは高さ方向Hにおいて接触点42から離れるにつれて増加する。従って、高さ方向Hにおいてより小さい、スライド30と針フック24との間の接触領域を有する接触が、編目ノックオーバ位置IIにおいて実現される。
20 スライド針
21 針本体
22 シャンク
23 ベース面
24 針フック
25 フック先端
26 内部フック領域
27 フック端部分
28 側方フック面
29 スライド溝
30 スライド
31 スライドブレード
32 ブレード端
33 編目支持面
34 スライドブレードの上側
35 端フランク
36 端突起
37 支持フランク

40 フック開口部
41 内部開口面
42 接触点
43 ギャップ

45 編目

BA 開口幅
BH フック幅
BS ギャップ幅
H 高さ方向
L 長手方向
M 最高点
Q 横方向
X 高さの差
2つの側方フック面28は、例示的実施形態における場合のように平面表面として構成されてもよい(特に図13と図14とを比較されたい)。2つの側方フック面28は、高さ方向Hに平行に方向付けられてもよい(図14)。あるいは、2つの側方フック面28は、高さ方向Hにおいて斜めに延在することも可能である。その際には、フック端部分27のフック幅BHは、高さ方向Hにおいて一定ではない。針フック24は、フック端部分27の領域内で、内部フック領域26に向かって先細りになってもよい(図13)。この場合、フック端部分27の断面輪郭はおおよそ台形であり、ここで、内部フック領域26に面した側、及び内部フック領域26から離れる方に面した側は、凸形の様態で構成され、好ましくは平坦な又は平面の側方フック面28によって接続される。

Claims (14)

  1. スライド針(20)であって、
    長手方向(L)において延在するシャンク(22)を備える針本体(21)を有し、前記シャンクは、その端で、編目形成のために配置される針フック(24)に続いており、
    ここで、前記針フック(24)は、フック先端(25)に続いており、横方向(Q)において互いに隔てて配置された2つの側方フック面(28)を有するフック端部分(27)を備え、ここで、前記横方向(Q)は前記長手方向(L)に対して横方向であるように方向付けられ、
    前記針フック(24)に向かって及び前記針フック(24)から離れるように移動可能であるように前記針本体(21)によって支持される、スライド(30)を有し、
    ここで、前記スライド(30)は2つのスライドブレード(31)を備え、前記2つのスライドブレード(31)は上側(34)上に編目支持面(33)を有し、
    ここで、前記2つのスライドブレード(31)の各々は、ブレード端(32)に内部開口面(41)を有し、前記内部開口面(41)は一緒に、長手方向(L)における前部に向かって開いたフック開口部(40)であって前記針フック(24)と関連付けられているフック開口部(40)の範囲を定め、
    前記針フック(24)は、編目ノックオーバ位置(II)において前記フック開口部(40)内に係合し、ここで、前記内部開口面(41)と、それぞれの関連する側方フック面(28)との間にギャップ(43)が形成され、前記ギャップは、高さ方向(H)において変化する、横方向(Q)のギャップ幅(BS)を有し、ここで、前記高さ方向(H)は、前記長手方向(L)に対して横方向であるように、かつ前記横方向(Q)に対して横方向であるように方向付けられている、スライド針(20)。
  2. 前記フック開口部(40)は、高さ方向(H)において変化する、横方向(Q)の開口幅(BA)を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のスライド針。
  3. 前記フック開口部(40)の前記開口幅(BA)は、高さ方向(H)において、前記上側(34)から離れて前記シャンク(22)に向かうにつれ増加することを特徴とする、
    請求項2に記載のスライド針。
  4. 前記2つの側方フック面(28)は互いに平行に方向付けられることを特徴とする、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のスライド針。
  5. 前記フック端部分(27)は、前記2つの側方フック面(28)の間の横方向(Q)のフック幅(BH)であって、高さ方向(H)において変化するフック幅(BH)を有することを特徴とする、
    請求項1に記載のスライド針。
  6. 前記フック幅(BH)は、高さ方向(H)において、内部フック領域(26)に向かう方向で減少することを特徴とする、
    請求項5に記載のスライド針。
  7. 前記編目支持面(33)は、各スライドブレード(31)の前記自由ブレード端(32)で、前記編目支持面(33)に対して傾斜した様態で、又は前記編目支持面(33)に対して横方向であるように延在する、端フランク(35)において終端することを特徴とする、
    請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のスライド針。
  8. 前記スライド(30)が前記針フック(24)と接触していない初期位置(I)において、前記2つのスライドブレード(31)のそれぞれの前記ブレード端(32)は、隣接する端フランク(35)を接触させて互いに当接することを特徴とする、
    請求項7に記載のスライド針。
  9. 前記編目支持面(33)は、前記自由ブレード端(32)の反対側の端で、前記編目支持面(33)に対して横方向に又は斜めに延在する支持フランク(37)によって範囲を定められることを特徴とする、
    請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載のスライド針。
  10. 前記フック開口部(40)の領域における前記スライドブレード(31)の壁厚は、少なくとも部分的に、前記スライドブレード(31)が前記フック開口部(40)に隣接しない点におけるよりも薄いことを特徴とする、
    請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載のスライド針。
  11. 前記フック開口部(40)は、前記2つのスライドブレード(31)の変形プロセスによって形成されていることを特徴とする、
    請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載のスライド針。
  12. 前記フック開口部(40)は、前記スライドブレード(31)の材料除去機械加工によって形成されていることを特徴とする、
    請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載のスライド針。
  13. 前記内部開口面(41)は、前記編目ノックオーバ位置(II)において、それぞれの関連する側方フック面(28)における各1つの接触点(42)に線状に当接することを特徴とする、
    請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載のスライド針。
  14. 前記側方フック面(28)は平面表面であることを特徴とする、
    請求項1〜請求項13のいずれか一項に記載のスライド針。
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