JP2000234248A - 編目形成機械の目移し用の掛け換えニードル - Google Patents
編目形成機械の目移し用の掛け換えニードルInfo
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- D04—BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
- D04B—KNITTING
- D04B35/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
- D04B35/02—Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
- D04B35/04—Latch needles
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Knitting Machines (AREA)
Abstract
部が設けられており、該切欠部は掛け換えばねによって
カバーされる。該切欠部は、掛け換えばねと相俟って目
移しのために侵入する掛け換えニードルのための刺し込
み空間を形成する案内面を確定する。該案内面は少なく
とも2つの面域に区分されており、これらの面域は互い
に、掛け換えばねの方に向かって開く鈍角を形成してい
る。個々の面域は独自にそれぞれ扁平に又は湾曲するよ
うに形成することができる。全体としては凹面状の案内
面形状が生じ、この凹面状の形状によって、掛け換えば
ねにかかる動荷重が低減される。
Description
製造するための編目形成機械の目移し用の掛け換えニー
ドルに関する。
シリンダニードル及びディスクニードルを備えた丸編み
機が使用される。柄に応じて個々の編目はシリンダニー
ドルからディスクニードルへ、又はその逆に目移しされ
る。このために、トランスファニードル又は掛け換えニ
ードルとも呼ばれる、目移しエレメントを有する特殊な
ニードルが使用される。
明細書に基づいて、シフターニードルとして構成された
このような掛け換えニードルは公知であり、該掛け換え
ニードルは、そのシャンクによって支持されたフックを
開閉するために、前記シャンクを通って長手方向に延び
るシフターを有している。シフターニードルの側面には
掛け換えばねが装着されており、該掛け換えばねはニー
ドルシャンクと相俟って間隙を確定しており、該間隙を
通って、別のニードルのフック及びシャンクが通過する
ことができる。掛け換えばねは一端でのみニードル本体
に保持されているにすぎない。掛け換えばねとニードル
シャンクとの間の間隙を適正に構成するために、該ニー
ドルシャンクは、シフター及びシャンクを共に切断する
切欠部を有している。
れぞれ1つの案内面を形成しており、両案内面は、前記
間隙内への別のニードルの侵入を容易にしようとするた
めのものである。
明細書に基づいて、シフターニードルとしてではなく、
ラッチニードルとして構成された目移しニードル又は掛
け換えニードルが公知になっている。従って該目移しニ
ードルは、シフターエレメントを有していない中実のニ
ードルシャンクを備えている。目移しを実現するために
ラッチニードルは、側方に屈曲されたシャンクを有して
いる。フックから離反した方の、メインシャンクと呼ば
れるシャンク部分は段を付けて形成されており、かつ丈
高区分と丈低区分を有している。丈低区分を起点として
溝がニードル背面を経てシャンクの丈高区分まで延びて
おり、該丈高区分において溝は、ニードルの側面にわた
って完全に開放している。
いことではない。
明細書に基づいて、目移しのために側面に掛け換えばね
(「幅出しばね」)を有する、平編み機のために設けら
れた掛け換えニードルが公知になっている。該掛け換え
ばねは板ばねとして構成されており、かつ一端でニード
ルシャンクと固着結合されている。該板ばねの他方の自
由端部はニードルシャンクと相俟って間隙を形成してお
り、該間隙内に別のニードルのフック及びシャンクが侵
入することができる。板ばね及びニードルシャンクは共
に、各下面に傾斜した案内面を有しており、該案内面
は、幅出しばねとニードルシャンクとの間の間隙内への
ニードルの侵入を容易にするために設けられている。シ
ャンクに設けられた案内面は大体において扁平に形成さ
れており、かつニードル背面からニードル側面まで延び
ている。
働中に、比較的強い動荷重を受ける。目移しのために、
他方の掛け換えニードルのフックとシャンクの一部分は
先ず掛け換えばねの自由端部の近傍で前記間隙内へ侵入
する。すでにその際に掛け換えばねの自由端部は、掛け
換えばねの固着されているニードルシャンクから側方に
押し退けられることがある。このような事態が、狭いニ
ードル案内通路内で生じて、該ニードル案内通路のフラ
ンクに掛け換えばねが当接すると、掛け換えばねには比
較的強い局所的な撓みが発生することがあり、その結
果、高い負荷が惹起されることになる。これによってば
ね折損が生じると、掛け換えニードルはもはや稼働でき
なくなる。その場合当該編み機は停止され、かつ修復の
ために待機されねばならなくなる。
換えニードルの耐用寿命を改善することである。
の本発明の構成手段は、請求項1の特徴部に記載した通
り、ニードル側面に境を接する案内面の面域と、ニード
ル背面に境を接する案内面の面域とが、掛け換えばねの
方に向かって開放する鈍角を形成している点にある。
に、掛け換えばねによってカバーされた切欠部を有して
いる。前記掛け換えばねは、片側でニードル本体と結合
されており、かつ、殊に有利には先細の舌状片でもって
ニードルシャンクの切欠部内に接触している。該切欠部
はニードルシャンクおいて案内面を確定しており、該案
内面に沿って、別のニードルの侵入フックを摺動させる
ことができる。前記案内面は切欠部に沿ってニードル背
面からニードル側面まで延びている。その場合該案内面
はその経路途上でニードル背面に対する角度を変化す
る。換言すれば、該案内面は、ニードル背面に境を接す
る第1面域と、ニードル側面に境を接する第2面域とを
有しており、しかも両面域は互いに鈍角を形成してい
る。従って該案内面は凹面状に形成されている。この構
成手段によって、ニードルシャンクを切欠部の領域にお
いて過度に弱化するような事態が避けられる。その場
合、従来慣用の切欠部形状に対比して、ニードルシャン
クの過度の弱化を甘受する必要なしに切欠部の深さを増
大させることが可能になる。これによって究極的には、
掛け換えばねの変位運動の時間的な経過にポジティブな
影響を及ぼすことが可能になる。掛け換えばねの動的荷
重に基づいて特に該掛け換えばねの自由端部の領域で発
生するようなばね折損は回避される。これによって、こ
のような掛け換えニードルの耐用寿命又は平均寿命が改
善される。
ードル背面の近傍では、侵入する掛け換えニードルの運
動(主)方向に対して僅かな角度を有するように構成す
ることができる。この構成によって、侵入する掛け換え
ニードルは比較的ゆっくり側方に変向案内され、かつ比
較的徐々に加速される。これによって掛け換えばねばか
りでなく、侵入する掛け換えニードルもいたわられる。
は、案内面の特別な形成によって、編目支持エッジの形
成のためにニードル上面からニードル側面へのソフトな
移行が害されることはない。しかも刺し込み空間の深さ
を増大することが可能である。前記切欠部は、掛け換え
ニードルの側面で終わるように形成することができる。
これによって編目支持エッジはこの領域において、切欠
部に起因した形状変化なしに形成することができる。こ
れによって、この編目支持エッジを介してソフトにかつ
損傷無く編目を滑動させることが保証される。
とができる。例えば案内面を先ず掛け換えニードルの長
手方向で見て少なくとも区分的に、つまり或る区分にわ
たって湾曲させることが可能である。付加的に案内面
は、掛け換えニードルの刺し込み運動によって規定され
た刺し込み方向で見て区分的に湾曲されていてもよく、
或いは1回又は複数回曲折されていてもよい。湾曲は1
つの円弧、1つの放物線又はその他の曲線に倣って構成
することができる。何れにしても、編目支持エッジに対
して或いは掛け換えニードルの編目形成域の安定性に対
してネガティブな影響を及ぼすことなしに、切欠部を従
来よりも深く構成することが可能である。本発明の実施
例では、直線的な案内面を有する掛け換えニードルに対
比して切欠部を、掛け換えばねの下縁の高さレベルで
0.1mm深くすることが可能である。このことは掛け
換えばねの肉厚の少なくとも1/2に相当する。切欠部
を深めることによって、掛け換え動作時における掛け換
えニードル及び掛け換えニードル部分の運動の時間的経
過は、掛け換えばねを過度に撓ませないようにポジティ
ブな影響を受ける。このことは、掛け換えばねの負荷軽
減に相当する。その上に刺し込み動作が、掛け換えばね
と案内面との間に介在する空間の拡張によって一層容易
になる。刺し入る掛け換えニードルには今や、より広い
運動空間が与えられる。
有する実施形態では、前記案内面は1本の曲折ラインを
有することができ、しかも該案内面を、実質的に扁平に
形成された2つの面域によって確定することが可能であ
る。
分)にとって有利な角度値は、ニードル背面に対する垂
線に対して20゜よりも小(殊に18゜)である。案内
面の上部部分(ニードル側面に近接した部分)の角度値
は、前記垂線に対して20゜より大であるのが有利であ
る。ニードル側面における案内面の角度値は、著しく大
きく確定されているのが有利であり、例えば25゜又は
30゜よりも大である。切欠部の深さは、ニードル背面
では掛け換えニードルシャンク幅の1/2以上を占める
ように設計することができる。しかしながら切欠部の深
さは、掛け換えばねの下縁の高さレベルでは、すでに切
換えニードルシャンク肉厚の1/2よりも浅いのが有利
である。前記高さレベルに、案内面の傾度の変化する曲
折ラインを配置することが可能である。択一的な実施形
態では、この高さレベルで案内面の湾曲を開始又は変化
させることができる。
ドル幅の1/2以上を占めている場合には、有利な幾何
学的関係及び掛け換えニードルの刺し込み運動にとって
有利な関係が得られる。第1の角度方向から別の角度方
向へ移行する案内面の移行点は、掛け換えばねの下縁と
実質的に同一の高さレベルにおいて確定されているのが
有利である。
例を詳説する。
シャンク2及びフック3並びに所属のエレメントに基づ
いて説明されるが、但し針足部の図示は省かれている。
シャンク2は丈高区分4と丈低区分5とに区分されてい
る。両区分4,5は共通のニードル背面6を起点として
張出している。シャンク2の丈高区分4から丈低区分5
への移行点でシャンク2はその上面7に段部8を有して
いる。該段部8の両側でシャンク2は、掛け換えニード
ル1の主運動方向に合致する長手方向Lに屈曲せずに真
直ぐに延びている。
領域において、つまり段部8のほぼ下側でシャンク2内
に切欠部11が形成されており、該切欠部は、別の掛け
換えニードル1′のフックを受容するために使用され
る。これは特に図2に略示されている。切欠部11はシ
ャンク2にサイド凹設部を形成しており、従ってニード
ル背面6から、該ニードル背面6と上面7との間に延び
るニードル側面12にまで達している。ニードル側面1
2と上面7との間には、切欠部11の達することのない
編目支持エッジ14が形成されている。
よってカバーされており、該掛け換えばねは本実施例で
はボックス形ばねとして形成されている。掛け換えばね
15は、実質的に長方形の扁平な保持区分16を有する
板ばねであり、前記保持区分は、シャンクのサイド凹設
部17内に、例えば複数の圧刻部18によって保持され
ている。保持区分16を起点として掛け換えばね15
は、シャンク2から離隔する方向に屈曲されているの
で、掛け換えばね15には、シャンク2に対して平行に
かつ間隔をおいて延びる別のばね区分19が生じる。ば
ね区分19に近接した相応区域ではシャンク2の肉厚を
幾分減じることが可能である。従ってシャンク2は、掛
け換えばね15の屈曲点を起点として、部位21以降で
は、その他の領域よりも僅かに細く形成されてもよい。
は、シャンク2の長手方向Lに関して、シャンク2の場
合とほぼ同じ部位で段部22をもって減少している。こ
れは特に、掛け換えニードル1を側面図で示した図2か
ら明らかである。段部22を起点として掛け換えばね1
5は更に細くなっているので、究極的に該掛け換えばね
15の端部23は、程度の差こそあれ、先細に尖ってい
る。掛け換えばね15の曲がりは特に図3から判る。掛
け換えばね15はその屈曲部24からシャンク2に対し
てほぼ平行に延びており、しかも先細区分9の端部23
は再びシャンク2の方に湾曲されており、かつ溝25内
でシャンク2に予荷重をかけて接触している。従って掛
け換えばね15のばね区分19及びそれに続く先細区分
9とシャンク2との間には、刺し込み空間27(間隙)
が形成されており、該刺し込み空間は、掛け換えばね1
5を所謂ボックス形ばねとして形成する故に、往々にし
てボックス空間27と呼ばれることもある。屈曲部24
と段部22との間で掛け換えばね15は扁平なプレート
状のばね区分19を有している。該ばね区分及び/又は
先細区分9は、ニードル通路のフランクFに沿って接し
ているか、或いは少なくとも1個所で該フランクと接触
している。
接続する側面内へ延びる凹設部28が形成されており、
該凹設部は、シャンク2上に位置している編目をガイド
するためのものである。該凹設部28は切欠部11に対
向して位置しているので、ここではシャンク2の横断面
の減少化が生じる。この減少化をできるだけ僅かにする
ために、比較的大きな切欠部11は、図4に示した特別
の形状を有している。
によって制限され、該案内面はニードル背面6に続いて
方向V(図1及び図4)に対して鋭角に延びており、該
方向Vはニードル背面6に対して直角に方位づけられて
おり、かつ、掛け換えニードル1′(図3)のほぼ刺し
込み運動方向を表わす。案内面29は、ニードル側面1
2に向かって一瞥すれば、凹面状に形成され、かつニー
ドル背面6に直接接続する第1面域31を有しており、
該第1面域は少なくとも中央域では少なくともほぼ扁平
に形成されている。長手方向Lで見ればシャンク2の切
欠部11はそれぞれ両端部で殊に扁平に終わっている。
この場合第1面域31は幾分湾曲形成されていてもよ
い。
2とほぼ同じ高さで、案内面29はその傾斜角度を変化
し、曲折ライン33で例えばやはり扁平に形成された第
2面域34へ移行しており、該第2面域は方向Vに対し
て例えば25゜以上の角度、殊に有利には30゜の角度
をとって傾斜している。この手段の作用を明確にするた
めに図4では破線35によって、角度25゜の場合に生
じることになる案内面の経過が示されている。図面から
明らかなように凹設部は著しく小さくなる。付加的に得
られた凹設部の自由空間は符号30で示されている。こ
れに対して18゜の角度で案内面29を一貫して配置す
ると、案内面29は編目支持エッジ14に達することに
なる。しかしながら案内面29を、互いに鈍角に傾斜し
た2つの面域31,34に区分することによって、図4
で細いハッチングによって示したシャンク2の横断面域
が得られ、ひいては該シャンクの安定性が得られる。切
欠部11の自由空間30の深さは、掛け換えばね15の
下縁32で測定すれば、25゜の角度を有する一貫した
案内面に対して著しく増大されている。切欠部11の深
さの増加は、掛け換えばね15の肉厚の半分より大であ
ることができる。
2面域34は扁平であることができ、すなわち切断平面
内で直線的に形成されていてもよい。しかしながら曲率
半径Rをもって円弧状に形成することも可能である。こ
の円弧は一定であり、すなわち一定の曲率半径を有する
ことができる。或いは該曲率半径は角度に関連して変化
することもでき、従って円弧とは異なった湾曲が得られ
る。
に作業する。シャンク2の丈低区分5上に位置している
編目を引渡すために、別の掛け換えニードル1′がボッ
クス空間27内へ刺し込み、その際に掛け換えばね15
は溝25内の端部23でもってシャンク2に当接する。
このことは、特に図5の右側上半部の図示に基づいて容
易に想到することができる。この図5では刺し込み動作
の開始時点における本発明の掛け換えニードル1が、分
割されていない案内面を有する慣用の掛け換えニードル
1aと比較して図示されている。慣用の掛け換えニード
ル1aに対比して、本発明の掛け換えニードル1では案
内面の分割によって生じる切欠部11が深くなることに
基づいて、掛け換えばね15の端部23は掛け換えニー
ドル1のシャンク2から離間しない。
に、従来技術による掛け換えニードル1aの場合、事情
は相異している。図面では同一構成要素の識別を容易に
するために、従来技術の場合は同一符号にaを付加して
示した。本発明の掛け換えニードル1と従来慣用の掛け
換えニードル1aは図5〜図7においてそれぞれ右手と
左手とに分けて同一の作業段階で図示されている。
け換えニードル1aの掛け換えばね15aは、侵入する
掛け換えニードル1a′によってシャンク2aから離間
される。該掛け換えばね15aは、掛け換えニードル1
aが内部を走行するニードル通路のフランクFに向かっ
て圧迫される。掛け換えばね15aを前記フランクFで
支持する相応の支持点が図5には符号40で示されてい
る。掛け換えばね15aの先細区分9aにおいて掛け換
えばね15aの変位区分の梃子腕長は短くなる。このこ
とは高い材料負荷に相当し、このような高い材料負荷
は、図5の右手に示した図示から判るように、本発明の
掛け換えニードル1では回避される。
作は先ず、掛け換えばね15の自由端部の近傍で始ま
る。刺し込み時に侵入する掛け換えニードル1′は、斜
め上向きに示した矢印41の方向に動かされる。それに
相応して、侵入する掛け換えニードル1′もしくは1
a′は、刺し込み動作の経過につれて掛け換えばね1
5,15aの自由端部23から離間して運動する。掛け
換えばね15は、本発明の掛け換えニードル1では依然
としてシャンク2と接触しているのに対して、掛け換え
ばね15aは、従来慣用の掛け換えニードル1aの場合
には刺し込み動作が進捗しても、図6の左手に示したよ
うに、依然としてシャンク2aから離間されている。
ると始めて、刺し込んでいく掛け換えニードル1′は、
該掛け換えニードルのフックが案内面29を離脱して掛
け換えニードル1の側面12に達するほど刺し込み空間
27内へ侵入する。同時に掛け換えニードル1′は、掛
け換えばね15とニードル側面12との間の充分な間隔
領域に到達するように、矢印41(図2)の方向に押し
進められる。これによって掛け換えニードルは、掛け換
えばね15を決定的に変位させることなしに前進するこ
とができる。その結果、掛け換えニードル1′の刺し込
み動作は、本発明による案内面29の変化形状によって
最適化され、従来技術に対比して掛け換えばね15の曲
げ負荷は低減され、ひいては掛け換えばねの耐用寿命は
著しく長くなる。
け換えばね15によってカバーされる切欠部11が設け
られている。該切欠部は案内面29を確定し、該案内面
は掛け換えばね15と相俟って、目移しのために侵入す
る又は刺し入る掛け換えニードル1′のための刺し込み
空間27を確定する。前記案内面29は少なくとも2つ
の面域31,34に区分されており、面域相互は、掛け
換えばね15の方に向かって開放する鈍角を形成してい
る。個々の面域31,34はそれぞれ扁平にか、又は湾
曲させて形成することができる。全体として凹面状の案
内面形状が生じ、これによって掛け換えばね15にかか
る動荷重が低減される。
る。
ある。
た図2の掛け換えニードルの平面図である。
ドルの横断面図である。
慣用の掛け換えニードルの比較図である。
け換えニードルと慣用の掛け換えニードルの比較図であ
る。
発明の掛け換えニードルと慣用の掛け換えニードルの比
較図である。
ニードル、 2 シャンク、 3 フック、 4 丈高
区分、 5 丈低区分、 6 ニードル背面、7 上
面、 8 段部、 9 先細区分、 11 切欠部、
12 ニードル側面、 14 編目支持エッジ、 15
掛け換えばね、 16 保持区分、17 サイド凹設
部、 18 圧刻部、 19 ばね区分、 21 部
位、 22 段部、 23 端部、 24 屈曲部、
25 溝、 27 刺し込み空間又はボックス空間、2
8 凹設部、 29 案内面、 30 自由空間、 3
1第1面域、 32 下縁、 33 曲折ライン、 3
4 第2面域、 35破線、 36 ライン、 40
支持点、 41 斜め上向きの矢印、 L 長手方向、
F ニードル通路のフランク
Claims (11)
- 【請求項1】 ニードル背面(6)及びニードル側面
(12)をもった細長いシャンク(2)を有するニード
ル本体と、該シャンク(2)に保持されていて該シャン
ク(2)と相俟って1つの間隙(27)を確定する掛け
換えばね(15)と、前記シャンク(2)に形成されて
いて前記間隙(27)に所属する側方の切欠部(11)
とを備え、該切欠部(11)が、ニードル背面(6)か
らニードル側面(12)へ延びる案内面(29)によっ
て確定されている形式の、編目形成機械の目移し用の掛
け換えニードル(1)において、 ニードル側面(12)に境を接する案内面(29)の面
域(34)と、ニードル背面(6)に境を接する案内面
(29)の面域(31)とが、掛け換えばね(15)の
方に向かって開放する鈍角を形成していることを特徴と
する、編目形成機械の目移し用の掛け換えニードル。 - 【請求項2】 切欠部(11)が、ニードル背面(6)
に対向しているニードル上面(7)から、該ニードル上
面(7)とニードル側面(12)との間で前記切欠部
(11)の領域内においても連続的に一貫した編目支持
エッジ(14)を形成するような間隔を維持している、
請求項1記載の掛け換えニードル。 - 【請求項3】 案内面(29)が、掛け換えニードル
(1)の長手方向(L)で湾曲部を有している、請求項
1記載の掛け換えニードル。 - 【請求項4】 案内面(29)が、長手方向(L)に対
して実質的に直角にニードル背面(6)から対向するニ
ードル上面(7)へ延びる方向(V)で、少なくとも区
分的に湾曲されている、請求項1記載の掛け換えニード
ル。 - 【請求項5】 湾曲部の湾曲が1つの円弧に倣って形成
されている、請求項4記載の掛け換えニードル。 - 【請求項6】 湾曲部の湾曲が1つの放物線に倣って形
成されている、請求項4記載の掛け換えニードル。 - 【請求項7】 案内面(29)が、長手方向に延びる少
なくとも1本の曲折ライン(33)を有している、請求
項1記載の掛け換えニードル。 - 【請求項8】 ニードル背面(6)で案内面(29)と
方向(V)との成す角度が20゜よりも小であり、かつ
ニードル側面(12)で前記案内面(29)と前記方向
(V)との成す角度が20゜よりも大である、請求項1
記載の掛け換えニードル。 - 【請求項9】 ニードル側面(12)で案内面(29)
と方向(V)との成す角度が25゜よりも大、殊に30
゜よりも大である、請求項8記載の掛け換えニードル。 - 【請求項10】 切欠部(11)がニードル背面(6)
では、掛け換えニードル(1)の1/2幅以上を占めて
いる、請求項1記載の掛け換えニードル。 - 【請求項11】 曲折ライン(33)によって規定され
た、第1の角度方向から別の角度方向へ移行する案内面
(29)の移行点が、掛け換えばね(15)の下縁(3
2)と実質的に同一の高さレベルに配置されている、請
求項7記載の掛け換えニードル。
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Cited By (4)
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