JP3889360B2 - 段付けされたべら軸部を備えたべら針 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、請求項1の上位概念部の特徴を備えた、特に編み機に用いられるべら針に関する。
【0002】
べら針は、種々異なる形式の編み機のために使用される。たとえばドイツ連邦共和国特許第1113537号明細書に基づきべら針が公知である。このべら針は針体を有している。この針体の端部側にはフックが形成されている。このフックの近くにはべらスリットが形成されている。このべらスリット内にはべらが旋回可能に支承されている。このべらの自由端部、いわゆる「べらスプーン(Zungenloeffel」はフック先端部に載置することができ、したがって、糸室を閉鎖することができる。この閉鎖位置からべらは戻し位置に旋回することができる。この戻し位置ではべらが糸室を開放している。旋回運動は可能な限り易動に可能となることが望ましい。しばしば現代の編み機には、易動性のべらを備えた針が必要となる。難動性のべらを備えた針は不均一に編み、したがって、劣悪な編み目パターンを生ぜしめる。
【0003】
多数の機械では、べらが編み工程の間に自重によって戻し位置に落下することが要求されている。このことが不確実である場合には、べらが機械の部分、たとえば糸ガイドエプロンに接触し、これによって、不都合に曲げられるという危険がある。
【0004】
べらの易動性は、増大させられたべら遊びによって得ることができる。しかし、増大させられたべら遊びは、すでに針の新たな状態でのべらのガイドを悪化させる。この場合に相変わらず増加する摩耗によって、べらは益々ガイドされにくくなる。このことは運転確実性にも影響を与え得る。
【0005】
アメリカ合衆国特許第1991140号明細書に基づき公知であるように、べら支承体が、スリット側壁から押圧されたピンによって形成されている場合の、増大させられたべら遊びには別の問題がある。べらを支承するためには、支承開口を備えたべらがべらスリット内に導入される。その後、2つのプレスラム(プランジャ)によって、スリット壁の部分が内方に押圧されるかもしくは打ち抜かれ、これによって、スリット壁がべらの支承開口内に進入しかつべらのための支承ピンを形成する。この工程は比較的僅かなべら遊びを要求している。べらは、特に支承開口を取り囲む領域でプレス加工プロセスまたは打抜き加工プロセスのためのアバットメントを形成している。べらがべらスリットよりも著しく狭幅に形成されている場合には、打抜き工程時にスリット側壁が内方に曲げられる。これによって、べら針は望ましい品質で製作することができない。
【0006】
このことから出発して、本発明の課題は、べら針が、易動性のかつ正確にガイドされるべらを有するように形成されているようにすることである。
【0007】
この課題は、請求項1の特徴を備えたべら針によって解決される。
【0008】
本発明によるべら針は、べらスプーンと、分割された一方の側面もしくは両側面を備えたべら軸部とから成るべらを有している。第1の面領域は支承開口を取り囲んでいて、ここでは、僅かな側方のべら遊びを保証している。続く第2の面領域は、増大させられた支承遊び、すなわち、互いに隣り合って位置するスリット壁に対する増大させられた間隔を許容している。これによって、僅かな面領域への壁接触が減少させられるかまたは排除される。これによって、極めて易動性であるべらを備えたべら針を製作することが可能となる。この場合、支承開口を取り囲む面領域は、べらが僅かな遊びを備えていて、したがって、正確にガイドされているように形成することができる。第1の面領域に対して、続く第2の面領域は段付けされている。これによって、べら軸部の厚さは僅か数千分の1ミリメートル(たとえば0.03mm)だけ減少させられる。これによって、べらの開閉時、すなわち、閉鎖位置と戻し位置との間でのべらの旋回運動時に、べら軸部に沿って延びる第2の面領域がスリット内で締め付けられるかまたはスリット内で強く擦られることが阻止される。したがって、この段付けされた面領域はべらの側方のガイドにほとんど貢献していないかまたは全く貢献していない。両面領域の間には機能的な分離が存在している。べらの側方ガイドは、主として、べら開口を取り囲む第1の面領域によって行われる。このことは、場合によっては、べらの側方の遊びが閉鎖位置または戻し位置および中間位置でその都度同一であるという点で認知することができる。ピンの領域での小さなべら遊びはスリット内でのべらの良好なガイドに役立つ。
【0009】
第1の面領域のガイド面の領域におけるスリット内でのべらの僅かな遊びによって、ピン押圧のプロセス、すなわち、側壁の一部がべらの支承開口内に押圧される圧入工程または打抜き工程が著しく容易となる。僅かな遊びによって、両側壁がピン押圧時に互いに押し合わされ、したがって、針が変形させられることが阻止される。これによって、特に正確な針を製作することができる。
【0010】
これに対して増大させられた、べら軸部と側壁との間の遊びによって、糸がべらと側面(スリット側壁)との間で緊締されるかまたは損傷されるかまたは切断される危険が減少させられている。さらに、スリット内に到達した糸または汚物がべらを締め付ける危険が減少させられている。
【0011】
べらのガイドは、主として、べら開口を取り囲む面領域によって引き受けられるので、べら軸部のその他のべら斜面とスリット側壁との間には、著しく増大させられた間隔を得ることができる。べら孔の領域におけるべら軸部の厚さと、べら頭もしくはべらスプーンの領域におけるべら軸部の厚さとの間の差は、べらのガイドが悪化させられることなしに、数百分の1ミリメートルであってよい。
【0012】
べらの易動性が改善されたにもかかわらず、べらは、フックに一層良好に衝突するように正確にガイドされる。針の運転時の、この高められた精度によって、べらとフックとの間の摩耗を減少させることができる。さらに、べら軸部は、スリット内に進入している全長さにわたって擦られるのではなく、スリット壁に対する支承部の領域でしか擦られない。
【0013】
べら針のべら軸部の両側面が同一に形成されており、これによって、両側面が、互いに分離された面領域に分割されていると有利である。この場合、べらは中心平面に対して対称的に形成されている。
【0014】
互いに分離された両面領域の間には分離領域または移行領域が形成されている。この分離領域または移行領域は線状にまたは縞状に成形することができる。言い換えるならば、この分離領域は、たとえば線または縁部または段部として形成されているかまたは僅かに湾曲させられた移行領域として形成されている。有利な構成では、分離領域が段部によって形成されている。これによって、段部により段付けされた面領域に沿って、側壁と面領域との間に大きな間隔が獲得される。この一方の面領域は平らに形成されていてもよいし、一方向にまたは多方向に湾曲させられてまたは構造化されて形成されていてもよい。同じことが、支承開口を取り囲む他方の面領域に当てはまる。この面領域も平面によって形成することができるかまたは別の方法で成形された面領域によって形成することができる。
【0015】
本発明の構成のさらに有利な詳細は、以下の説明、図面の簡単な説明または特許請求の範囲から得られる。
【0016】
以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく説明する。
【0017】
図1には、べら針1が原理図で示してある。このべら針1は、針幹とも呼ばれる針体2を有している。この針体2の自由端部にはフック3が形成されている。このフック3はフック先端部4で終わっている。このフック先端部4は、針体2に旋回可能に支承されたべら5のためのアバットメントおよび支持台として働く。べら5を収容するためには、針体2にべらスリット6が形成されている。このべらスリット6は2つの側壁7,8によって仕切られている。両側壁7,8は、それぞれ平らに形成されていて、互いに平行に配置されている。
【0018】
べら5はべら軸部11を有している。このべら軸部11は一方の端部12でべらスリット6内に突入している。特に図2から明らかであるように、べら5の支承に役立つ端部12はべら開口14を備えている。べら軸部11の、端部12とは反対の側に位置する端部15は領域45でべらスプーン16に移行している。このべらスプーン16はフック側に切欠き17(溝;Zasche)を有している。
【0019】
べら5をべらスリット6内に旋回可能に支承するためにはピン18が使用される。このピン18は2つの半割ピン18a,18bから成っている。図3に示したように、両半割ピン18a,18bは側壁7,8の壁部分によって形成されている。半割ピン18a,18bは、プレス加工プロセスまたは打抜き加工プロセスで側壁7,8からべら開口14内に押し込まれる。
【0020】
べら5は、図3に示した第1の構成で形成されている。べら5は2つの側面21,22を有している。両側面21,22は、べら軸部11の、互いに反対の側に位置する両斜面を介して端部12から箇所45にまで延びている。側面21,22は、図3に一点鎖線で示した長手方向中心平面20に対して鏡面対称的に形成されている。このことは、少なくともその他の点での有利な構成において、別のべら5およびべら針1にも当てはまる。したがって、側面21の以下の説明は側面22に相応に当てはまる。
【0021】
側面21と側面22とは2つの面領域23,24に分割されている。第2の面領域23はべらスプーン16から出発して、べら開口14に到達することなしに、このべら開口14に向かって延びている。この場合、面領域23は平面として形成することができる。選択的には、面領域23は少なくとも部分的に湾曲させることができ、たとえばべら5の中心軸線を中心として曲げることができるかまたは面領域23の縁部および終端領域25,26に丸みを付けることができる(図4参照)。
【0022】
第1の面領域24はべら開口14を取り囲むことができ、したがって、環状に形成することができる。この場合、面領域24は平面として形成することができる。しかし、同じく面領域24も必要に応じて、たとえば凹設部または半径方向でべら開口14から離れる方向に延びる凹設部またはこれに類するものによって中断されていてもよい。両側面21,22の面領域24が互いに平行に方向付けられている(図3参照)と有利であるのに対して、このことは、面領域23には強要されていない。しかし、図3に示した実施例の場合には、少なくともほぼ両面領域23が、両面領域24の互いの間隔よりも数千分の1ミリメートルだけ小さく寸法設定された間隔を互いに有している。これによって、べら5の端部12と、ピン18と、両側壁7,8の相応の内面とは支承装置を形成している。この支承装置はべら5を、側方の僅かな遊びを備えてべら5の回動軸線27を中心として回動可能に支承している。この回動軸線27は同時にピン18の中心軸線を成している。べら5の側方の(軸方向の)遊びは、図3には、それぞれギャップ28,29によって示してある。両ギャップ28,29は、側壁7,8と各面領域23との間に規定された比較的大きなギャップ31,32よりも数千分の1ミリメートルだけ小さく寸法設定されている。ギャップ28,29が平行ギャップであると有利であるのに対して、ギャップ31,32は平行ギャップであってもよいし、楔状のギャップであってもよく、べらスプーン16の方向に広幅となってよい。この場合、ギャップ31,32は、べら軸部11の端部15に設けられたべらスプーン16への移行部における領域45で最大の幅を達成している。
【0023】
図4に概略的に示したように、両面領域23,24の間には分離領域33が形成されている。この分離領域33は、ここでは、側面図でほぼ線状に形成されている。図3に示したように、分離領域33は段部34,35によって形成されている。両段部34,35の縁部36,37,38,39は必要に応じてやや丸み付けすることができる。段部34,35は、ほんの数千分の1〜数百分の1ミリメートルしか高く形成されていないにもかかわらず、しかし、ほぼ裸眼で見ることができる。
【0024】
図4に示したように、段部35はべら開口14を取り囲むように湾曲させることができる。しかし、図2に示したように、必要に応じて段部35は直線に配置することもできる。図3に示したように、段部34,35は相対的に傾けて形成することができる。しかし、必要に応じて段部34,35はスロープまたはランプに類似(boeschungs− oder rampenaehnlich)の領域によって形成することもできる。この領域は両面領域23,24の間に緩やかな移行部を提供している。
【0025】
べら5の変化形は図5に示してある。違いは分離領域33にある。この分離領域33は、前述した実施例では、それぞれ段部35ひいては平面図で見てz字形に段付けされたかまたはs字形に湾曲させられた領域として形成されていたのに対して、図5に示した構成における分離領域33は、単純に曲げられた(湾曲させられた)縁部領域41によって形成される。この縁部領域41は面領域23,24を分離しかつ結合していて、側面21;22に設けられた縁部と見なすことができる。図5に示しように、縁部領域41がやや丸み付けされている場合には、縁部領域41は場合によってもはや裸眼で即座に見ることはできない。縁部領域41が面領域23,24に接触している場合には、縁部領域41は顕微鏡で観察することができるかまたは別の方法で測定することができる。
【0026】
上述したべら針は、改善された編み特性を有している:
図6に示したように、べら針1のべら5は端部12によってべらスリット6内にガイドされていて、ピン18に支承されている。べら軸部11はべらスリット6内に自由に位置していて、側壁7,8に理想的には接触していない。べら5の端部12は、べらスプーン16がフック3もしくはフック先端部4に僅かな中心偏差を伴って衝突するように正確にガイドされている。べら5の正確なガイドは摩耗しろ(Verschleissreserve)を成している。すなわち、べら5の側方の遊びが漸進的な摩耗に伴って増加する場合でも、遊びは、許容可能な誤差範囲内にあり続ける。
【0027】
べら5の端部12は、ある程度の僅かな遊びをべらスリット6内に有している。これによって、べら5は、図7に矢印42によって示したように、側方に僅かに変位することができる。この場合、ギャップ31,32は、該当する側面21,22もしくは該当する面領域23が側壁7,8に完全に接触することを阻止している。このことは、最終的には、ギャップ31,32が各ギャップ28,29よりも大きく寸法設定されていることによって達成される。万一の場合には、面領域23が領域的にまたは箇所的に側壁7,8に接触させられる。図7に示した、(図7で見て上方への)一方の側へのべら5の変位の例では、面領域23は側壁8に前方の箇所43でしか接触していないのに対して、この箇所43に対して間隔を置いて配置された箇所44では、面領域23と側壁8との間の間隔は維持されたままである。面領域23が側壁7,8に接触しないことも達成可能である。
【0028】
べら5のべら軸部11の側面21,22の前記構成によって、べらスリット6内でのべら5の易動性の正確な支承が可能となる。実際の運転時、すなわち、繊維残滓または粉塵がべらスリット6内に侵入している場合でも、べら5は易動性のままである。
【0029】
改善されたべら針1はべら5を有している。このべら5のべら軸部11の側面21,22は面領域23,24に分割されている。両面領域23,24は互いにずらされていて、かつ/または特定の角度を成して互いに配置されている。これによって、べら5は、回動軸線27の方向に測定して、軸部領域43、特にべらスプーン16へのべら軸部11の移行部の箇所45よりもやや大きく寸法設定された厚さを有している。これに対して、箇所43は、ほぼべらスリット6のフック側の開口に位置している。特にこの領域における幅を減少させることによって、粉塵または汚物がべらスリット6内にまたは側面21,22にもたらされた場合でも、なおもべら5の自由運動性が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 べら針の概略的な部分斜視図である。
【図2】 図1に示したべら針の部分的に断面した部分側面図である。
【図3】 図1および図2に示した別の寸法のべら針の部分的に断面した部分平面図である。
【図4】 図1〜図3に示したべら針に用いられるべらの第1の構成の側面図である。
【図5】 図1〜図3に示したべら針に用いられるべらの変化形の側面図である。
【図6】 中央の閉鎖位置におけるべらを備えた、図1〜図3に示したべら針の平面図である。
【図7】 側方に変位させられた閉鎖位置におけるべらを備えた、図6に示したべら針の概略的な平面図である。
【符号の説明】
1 べら針、 2 針体、 3 フック、 4 フック先端部、 5 べら、 6 べらスリット、 7 側壁、 8 側壁、 11 べら軸部、 12 端部、 14 べら開口、 15 端部、 16 べらスプーン、 17 切欠き、 18 ピン、 18a 半割ピン、 18b 半割ピン、 20 長手方向中心平面、 21 側面、 22 側面、 23 面領域、 24 面領域、 25 終端領域、 26 終端領域、 27 回動軸線、 28 ギャップ、 29 ギャップ、 31 ギャップ、 32 ギャップ、 33 分離領域、 34 段部、 35 段部、 36 縁部、 37 縁部、 38 縁部、 39 縁部、 41 縁部領域、 42 矢印、 43 箇所、 44 箇所、 45 領域

Claims (10)

  1. 編み機に用いられるべら針(1)であって、
    針体(2)が設けられており、該針体(2)にべらスリット(6)が形成されており、該べらスリット(6)が、互いに向かい合って位置する2つの側壁(7,8)によって仕切られており、
    べら(5)が設けられており、該べら(5)が、べら軸部(11)を有しており、該べら軸部(11)が、べらスリット(6)内に延びており、さらに、べら軸部(11)が、2つの側面(21,22)と1つのべら開口(14)とを有していて、べらスリット(6)内に、側壁(7,8)からプレス加工された2つのピン部分(18a,18b)から成る支承装置(18)によって旋回可能に支承されている形式のものにおいて、
    前記2つの側面(2122)が、互いに分離された面領域(23,24)に分割されており、面領域(24)が、べら開口(14)を取り囲んでいて、べら(5)の支承面として働いているのに対して、べら先端部に向かう面領域(23)が、べらスリット(6)の側壁(7,8)に対して、より大きな遊びを維持しており、一方の面領域(23;24)が、べら開口(14)に隣接して配置されており、他方の面領域(24;23)が、側方でべら軸部(11)に沿ってべら開口(14)から離れる方向に延びており、
    支承装置から離れた箇所(4345)での側面(21)の互いの間隔が、べら開口(14)に隣接した領域の間の間隔よりも小さく寸法設定されていることを特徴とする、べら針。
  2. 当該べら針(1)のべら軸部(11)の両側面(21,22)が、互いに分離された面領域(23,24)に分割されている、請求項1記載のべら針。
  3. 面領域(23,24)間に、該面領域(23,24)を互いに分離するために、段部(34,35)によって分離領域(33)が形成されている、請求項1記載のべら針。
  4. 分離領域(33)が、側面にわたって長手方向を横断する方向に延びている、請求項3記載のべら針。
  5. 両方の面領域(23,24)の間に、該面領域(23,24)を互い分離するために、分離領域(33)として段部(34,35)が形成されている、請求項1記載のべら針。
  6. 両方の面領域(23,24)の間に、該面領域(23,24)を互い分離するために、分離領域(33)として縁部領域(41)が形成されている、請求項1記載のべら針。
  7. 縁部領域(41)が丸み付けされている、請求項6記載のべら針。
  8. 面領域(23,24)の間に分離領域(33)として、面領域(23,24)を互い分離するために、縁部が形成されている、請求項1記載のべら針。
  9. 分離領域(33)が真っ直ぐに形成されている、請求項3記載のべら針。
  10. 分離領域(33)が曲げられて形成されている、請求項1記載のべら針。
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