JP3878129B2 - べら針 - Google Patents
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Description
本発明は、請求項1の上位概念として記載した特徴を有するべら針、特に横編機のべら針に関する。
【0002】
べら針は種々のタイプの横編機に使用される。例えばドイツの特許明細書1113537号により公知であるべら針は、端部側に構成されたフックを備えた針体を有している。このフックの近くにはべらスリットが構成され、このべらスリット内にはべらが旋回可能に支承されている。べらスリットの側壁とべらシャフトの側面は、べらを側方案内するために役立つ。これによりべらは自由端部で、いわゆるべらスプーンでフック先端に当接し、ひいては糸室を閉じることができる。この閉鎖位置から、べらは戻り位置へ旋回することができ、この戻り位置でべらは糸室を開放する。べらを旋回可能に支承するためには支承ピン又は支承軸ジャーナルが用いられる。
【0003】
前記旋回運動はできるだけ軽やかに可能でなければならない。多くの場合、最新型の横編機は動きのきわめてスムースなべらを有する針を必要とする。べらはできるだけ正確に案内されているようにしたい。軽やかな運動性は新しい針でも古い針でも保証されていなければならない。動きの重いべらを有する針は不均一な編成をもたらし、ひいては悪い編成パターンを生ぜしめる。
【0004】
多くの機械では、べらが編成過程の間に重力で戻り位置へ落下することが望まれる。これが確実に行なわれないと、べらが機械の部分、例えば糸ガイドエプロンに接触し、これによって曲がってしまう惧れがある。
【0005】
べらの軽やかな動きはべら遊びを拡大することで達成することはできる。この処置によっては、べらスリット内へ侵入した汚染物、残留繊維及びそれに類似したものがべらの軽やかな動きを妨げる程度も小さくなる。しかしながら拡大されたべら遊びは、針が新しい状態で、すでにべらの案内を悪化させる。この場合にはべらはべらスプーンでフックに正確に当たらなくなり、ひいては糸室を確実に閉じることができなくなる。さらに摩耗が増大するとべらの案内は次第に劣化し、運転の確実性はさらに低下する。
【0006】
べら遊びを拡大した場合の別の問題は、US−PS1,991,140によって公知であるように、べら支承装置がスリット側壁から押出されたピンによって形成されている場合に発生する。べらを支承するためには支承開口を備えたべらがべらスリット内へ導入され、次いで2つの押圧ポンチ(圧刻具)でスリット壁の1部分が内方へ押出されるかもしくは打出され、このスリット側壁部分がべらの支承開口へ侵入し、べらのための支承ピンを形成する。この過程は比較的にわずかなべら遊びを必要とする。べらは特に支承開口を取囲む領域で、押出し又は打出し過程のための対応受けを形成する。べらの幅がべらスリットの幅よりもはっきりと狭いと、打出し又は押出し過程に際してべら支承装置が正確には形成されず、これによってべら針が所望の品質で製造されない可能性がある。
【0007】
べらの閉鎖運動に際し、糸もしくはヤーンはべらシャフトの下側によって駆進させられてべらスリットの側壁の上側を滑動してフック内室へ達する。この場合には、糸がべらスリット又はべらシャフトのシャープな縁によって損傷されるという問題が頻繁に発生する。この結果、極端な場合には糸切れが生じることもある。
【0008】
別の問題はべらシャフトとべらスリットとの間の遊びが増大するにつれて糸がべらシャフトとべらスリットの側壁との間に挟み込まれ、べらの軽やかな動きを妨げ、針が運転機能しなくなることである。
【0009】
これから出発して本発明の課題は正確に案内された、軽やかに運動するべらを備えたべら針を提供することである。
【0010】
本発明の課題は請求項1の特徴を有するべら針によって解決された。
【0011】
本発明によるべら針は、内側で互いに向き合った2つの側壁によって制限されたべらスリットを有している。側壁の内側はそれぞれ少なくとも2つの面領域に分割され、これらの面領域の1つは支承装置のすぐ近くにあり、ひいては支承面を形成している。有利には前記面領域は支承装置を取囲んでいる。この面領域はべらの側方案内として役立ちかつべらの側方の支承遊びを制限する。他方の面領域は支承装置から間隔をおいて配置されており、比較的に大きなスリット幅を規定している。側壁はこの面領域においては所定の程度だけ後退させられているので、べらシャフトとべらスリットの側壁との間には空間が発生する。これはべらの軽やかな運動性を促進させる。べらシャフトと側壁との間に発生した空間は、べらの軽やかな運動が著しく妨げられることなく繊維を受容することができる。特に側壁とべらシャフトとの間に糸又は繊維もしくはフィラメント及び塵が挟み込まれることは阻止される。
【0012】
本発明によるべら針では、べらの良好な案内と摩擦抵抗の減少と繊維とフィラメントとのための付加的な空間とが組合わされる。
【0013】
これは、本発明による処置が一方の側壁だけに限られることなく、両方の側壁に用いられると特に効果的である。この場合にはべらの旋回軸が垂直に位置する中心平面に関して対称的であるべら針が得られる。このべら針においてはべらの摩擦抵抗はべらの両側で低減させられる。
【0014】
本発明による針ではべらスリットは支承装置の近くの少なくとも1個所に、支承装置に対してより大きな間隔を有する少なくとも1つの他の個所よりもわずかな距離を有している。側壁の内側面における該当面領域の間の移行部は、縁として又は丸味部として又は段部として構成されていることができる。両方の面領域の間の縁はシャープな縁又は丸味のつけられた縁として構成されていることができる。面領域は平らであっても湾曲させられて構成されていることもできる。特に支承装置から離れて配置された面領域は湾曲して構成されていることができる。
【0015】
わずかなスリット幅を規定する側壁の面領域は、支承装置のところに又は支承装置を取囲んで構成されているのに対し、他の面領域は有利にはスリット開口部に配置される。例えば前記面領域は針、例えば針上面の輪郭を追従する。該面領域はこの場合、開口に続くストライプを形成することができる。選択的に側壁の当該面領域を後退させかつ当該面領域に適当な形を与え、べらシャフトの両側にて当該側壁に突起を形成し、この突起を、ピンに配置されたシムのように作用させることもできる。この突起はべらをべらスリットの中央にセンタリングしかつ案内する。
【0016】
べら針の支承装置は有利には一貫したピンであっても、分割されたピンであってもよい。分割されたピンは側壁の一部が変形プロセスでべら支承開口へ押込まれることで形成される。ピンは側壁にて押出されるか又は別個のピンを挿入することで製作される。
【0017】
側方のべら遊びは支承装置の領域では有利には数1/1000mm、例えば0.02mm又はそれよりも小さい。これに対し、拡大されたべらスリットの領域(他の面領域)におけるべら遊びは有利には支承装置の領域におけるよりも著しく大きいかもしくは0.03ミリメートルよりも大きい。これによってべらの側面と側壁の内側面との間には十分なスリット又は空間が得られる。このギャップ又はスリットは均一な厚さを有しているか又は楔形に構成されていることができる。このギャップ又はスリットは有利にはべらの旋回領域の少なくとも1部に亘って延在する。このギャップ又はスリットは区分に分けられていることができる。これらの区分は例えば旋回終端位置から支承個所の近くまで延在することができる。べらを戻し位置へ完全に移すことを容易にするためには拡大されたべらスリット領域もべらの戻し位置まで延在することができる。
【0018】
実施例
図1にはべら針1が原理図で示されている。べら針1は針体2を有し、針体2の自由端にはフック3が構成されている。このフック3はフック先端部4で終わっており、フック先端部4は針体2に旋回可能に支承されたべら5の対応受け及び支持部として作用する。べら5を受容するためには針体2にべらスリット6が構成されている。このべらスリット6は2つの側壁7,8で制限されている。側壁7,8はそれぞれ互いに鏡像対称的に構成されておりかつ互いに平行に配置されている。
【0019】
べら5は一方の端部12でべらスリット6内へ突入するべらシャフト11を有している。端部12は特に図2から判るように、べら5の支承に役立つべら支承開口14を備えている。反対側の端部15にべら5はべらスプーン16を有し、該べらスプーン16はフック側に切欠き17(凹部)を有している。したがってこの実施例はべらスプーン付きべら針である。択一的にフック3もしくはフック先端部4が凹部を有し、該凹部にべら5が、適当に先細にされた区分で嵌合させられることができる。閉鎖位置(図2)ではべら5はフック内室19を閉鎖する。
【0020】
べら5をべらスリット6内で旋回可能に支承するためには図3から判るように2つのハーフピン18a,18bから成るピン18が用いられる。ハーフピン18aと18bは図3に示されているように側壁7,8の壁部分から形成されている。該壁部分は押込み又は打出しプロセスで側壁から押出されかつべら支承開口14へ押込まれる。
【0021】
べら5は2つの側面21,22を有し、該側面21,22は例えば平らにかつ互いに平行に構成されていることができる。必要な場合には側面21,22は互いに角度を成すように方向づけられ、べら5がほぼ楔状に構成されることもできる。側面21,22は平らに又は湾曲させられて又は段状に又は他の形状に構成されていることもできる。べら5は、ピン18によって規定された旋回軸8が垂直に位置する中央平面に対し対称的であると有利である。
【0022】
図3にて一点鎖線Eによって示した前記中央平面に対し側壁7,8も同様に対称的に構成されている。したがって側壁7に関する以後の記述は側壁8にも当嵌まる。
【0023】
側壁7は2つの面領域23,24に分割された内側面を有している。面領域23,24は互いに分離されかつ異なったスリット幅を規定している。面領域24はピン18により形成された支承装置のすぐ近くに配置されかつ特に支承装置、つまりピン8の領域に、べら5のここに存在する幅よりもわずかにしか大きくないスリット幅を規定する。これによって支承装置のところではべら5の両側に、1000分の数ミリメートルの支承ギャップ25,26が生じる。例えば両方の支承ギャップ25,26で規定された支承遊びはここでは0.02mmに制限される。
【0024】
これに対し、面領域23は、有利にはより大きなスリット幅を規定する。これは、面領域23が図3から判るように段部27で面領域24へ移行することで達成される。これによってべら5の各側面21,22と面領域23との間には、中間幅又は平均幅が支承ギャップ25,26の中間幅又は平均幅よりも大きいギャップ28,29が規定される。面領域23は、針上側面31とこれに向き合った針背との間で測って、支承ピン18と針上側面との間の間隔の1/2よりも大きい高さを有していると有利である。切欠きの深さのための択一的な根拠としては、側壁7,8の厚さを用いることができる。面領域23の高さは有利には側壁7,8の厚さよりも大きい。このようにして所望される軽やかな運動性と所望される精度とが達成される。
【0025】
これまで記述したべら針は以下の通り働く:
運転中にはべら針1は往復運動を行ない、この往復運動に際してべら針の針体2はその長手方向に動かされる。その際、べら5は旋回軸Sを中心として、図2に示された閉鎖位置から図1の中間位置を介し、戻り位置へかつその反対の方向へ往復旋回運動を行なう。戻り位置から出発して糸は側壁7,8の上側面9,10を越え、べらシャフト11によって駆動されてフック内室19内へ滑動させられる。
【0026】
これまでに記述したべら針1は改善された編成動作を呈する:
図3に示したようにべら針1のべら5はその端部12によってべらスリット6内にてピン18の上で案内される。この案内はただ側壁7,8の面領域24だけで行なわれ、面領域23では行なわれないことが理想的である。べらシャフト11はその限りにおいてはべらスリット6内に自由に位置し、特に面領域23には接触しない。べら5は面領域24によって端部12にて、べらスプーン16がフック3もしくはフック先端部4にわずかな平均偏差で当たるように精確に案内されている。べら5の精確な案内は摩耗しろを成す。すなわち、摩耗の進行に伴ってべら5の側方遊びが増加しても、この側方遊びは許容誤差内に留まる。後退させられた面領域23はギャップ28,29で空所を形成し、この空所はべら5の側面21,22及び/又は側壁7,8の内側面にオイル又は残留繊維、汚染物が堆積してもべら5の運動の阻止を回避するか又は軽減する。
【0027】
べら針1の比較的に長い運転のあとで摩耗が開始してべらの支承遊びがいくらか増大しても、支承装置の領域における面領域24によるべら5の精確な案内は、べら5の側面21,22と面領域23との間の接触を阻止する。
【0028】
有利な実施例ではべらスリット6は、図2に示されているように針体2を貫いて延在し、上面側(針上側面31)においても背面側においても開放している。べらスリット6の針上側面の開口の幅は段部27と面領域23とを形成する付加的なフライス加工又はエンボス加工によって拡げられている。これにより、面領域23はフック側の端部32から、支承装置のほぼ上側にある中央領域33を経て、べら5が戻り位置にあるとべら5のシャフト11が占拠する端部領域34まで延在する。これによってこの面領域23は少なくともほぼ、べら5の全旋回領域に亘って延在することになる。面領域23の前記の特殊な構成によって、べら5の案内は閉鎖位置でも戻し位置でも精確になる。何故ならばべら5のシャフト11は前述の位置では面領域24により規定された狭いべらスリット領域に深く侵入するからである。これは最終的には、面領域23がほぼコンスタントな幅で針上側面31を追従することで達成される。
【0029】
択一的に面領域23はストライプ形状とは異なる形を有し、段部27が針上側面31の輪郭をもはや追従しなくなるようにすることもできる。さらに面領域23は例えば図6に示したように面領域部分23a,23bに分けられていることができる。これにより、べら摩擦のきわめて進んだ減衰と、べらの精確な支承と案内とを組合わせることに成功した。
【0030】
面領域23,24が図2及び図6に示された実施例とは異なって構成されていることのできる択一的な実施例では、図4に示されているように、段部27の代りに、面領域23,24を互いに分離する縁37が設けられている。図面を見やすくするために図4では支承装置の図示は省略した。この支承装置は旋回軸だけでシンボル化されて示されている。支承装置はピンによっても、軸ジャーナルによっても形成されていることができる。面領域23,24は先きの実施例の場合にようにほぼ平らに構成されていることができるが、しかし図3の先きの実施例とは異なって、ここ(図4)では互いに平行ではなく配置されていることができる。面領域23は針上側面31に向かってべらスリット6をホッパ状に拡幅している。これによりギャップ28,29は楔形になる。この場合、ギャップ幅はべらスリット6の開口の領域では面領域24の間の間隔よりも大きい。面領域23のほぼ中央で測定された中央のギャップ幅はすでに、面領域24におけるギャップ幅よりもはっきりと、つまり1000分の数ミリメートル大きいと有利である。
【0031】
さらに図5から判るように、面領域23は湾曲させられて構成されるか又は湾曲させられて面領域24へ移行させられていることができる。これにより、べら5の摩擦を減少させるべらスリット6のホッパ状の拡大が達成される。この場合、べらの良好な案内は面領域24によって保証される。この面領域24はピン18を取囲む平らな面であると有利である。
【0032】
本発明によるべら針1は側壁7,8が内側面にて成形されているべらスリット6を有している。このべらスリット6内にはべら5が例えばピン18で支承されている。側壁7,8の内側面の、ピン18にすぐ近隣した領域は、べら5の側方案内として役立ち、べら5と相俟ってわずかな遊びを規定する。このような形式で精確な支承装置が構成される。残ったべらスリット6は、べらスリット6におけるべら5の摩擦をできるだけ減少させるために、比較的に大きなスリット幅を有していることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 べら針の1部を略示的に示した斜視図。
【図2】 図1のべら針の1部を部分的に断面して示した側面図。
【図3】 図1と図2のべら針の1部を異なった寸法で示した横断面図。
【図4】 本発明のべら針の変化実施例を示した断面図。
【図5】 本発明のべら針の変化実施例の断面図。
【図6】 本発明のべら針の変化実施例を部分的に断面して示した側面図。
【符号の説明】
1 べら針、 2 針体、 3 フック、 4 フック先端、 5 べら、 6 べらスリット、 7,8 側壁、 9,10 上側面、 11 べらシャフト、 12 端部、 14 べら開口、 15 端部、 16 べらスプーン、 17 切欠き、 18 ピン、 19 フック内室、 21,22 側面、 23,24 面領域、 25,26 支承ギャップ、 27 段部、 28,29 ギャップ、 31 針上側面、 32 端部、 33 中央領域、 34 端部領域、 37 縁
Claims (9)
- 横編機用のべら針であって、針体(2)にべらスリット(6)が構成され、該べらスリット(6)が互いに向き合った2つの側壁(7,8)の内側面によって制限されかつ針上側面(31)に開口しており、べら(5)のべらシャフト(11)が前記べらスリット(6)内を延びかつべら支承開口(14)を有しており、
前記べらスリット(6)内に配置された支承装置(18)によって前記べら(5)が前記べらスリット(6)内で、閉鎖位置と戻り位置との間で旋回可能に支承されている形式のものにおいて、
互いに向き合った前記2つの側壁(7,8)の前記両内側面が、互いに分離した面領域(23,24)に分けられており、前記面領域(23,24)の一方(24)が前記支承装置(18)に近隣して配置されかつ他方(23)が前記支承装置(18)から間隔をおいて配置されており、前記支承装置(18)から間隔をおいて配置された前記他方の面領域(23)により制限された前記べらスリット(6)のスリット幅が、前記支承装置(18)に近隣した、前記一方の面領域(24)により制限された前記べらスリット(6)のスリット幅より大きく構成されており、前記支承装置(18)から間隔をおいて配置された前記他方の面領域(23)が前記べらスリット(6)のべら閉鎖側の端部面領域(32)から中央面領域(33)へかつ該中央面領域(33)からべら戻り位置側の端部面領域(34)まで延在しており、前記支承装置(18)から間隔をおいて配置された前記他方の面領域(23)が針上側面(31)から出発して前記べらスリット(6)内へ、前記針上側面(31)とこれに向き合った針背との間で測って前記針上側面(31)と前記支承装置(18)との間の間隔の1/2よりも大きい間隔で延びていることを特徴とする、べら針。 - 前記べらスリット(6)の前記両側壁(7,8)の内側面が、互いに分離した面領域(23,24)に分割されている、請求項1記載のべら針。
- 前記両面領域(23,24)の間に、該面領域(23,24)を互いに分離する分離領域として段部(27)が構成されている、請求項1記載のべら針。
- 前記両面領域(23,24)の間に、該面領域(23,24)を互いに分離する分離領域(27,37)として縁部(37)が構成されている、請求項1記載のべら針。
- 前記縁部(37)に丸味が付けられている、請求項4記載のべら針。
- 前記分離領域(27,37)が片側にて針上側面(31)の輪郭に追従して構成されており、そこでべら(5)がべらスリット(6)から突出している、請求項3記載のべら針。
- 前記分離領域(27,37)が湾曲させられて構成されている、請求項1記載のべら針。
- 前記支承装置(18)から離れた方の面領域(23)が前記べらスリット(6)の開口側の拡大部を形成している、請求項1記載のべら針。
- 前記支承装置(18)から離れた方の前記面領域(23)により規定された切欠きの深さが、各側壁の壁厚さ以上である、請求項1記載のべら針。
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