JP2724415B2 - 鋼板製ロッカーアームの製造方法 - Google Patents

鋼板製ロッカーアームの製造方法

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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21KMAKING FORGED OR PRESSED METAL PRODUCTS, e.g. HORSE-SHOES, RIVETS, BOLTS OR WHEELS
    • B21K1/00Making machine elements
    • B21K1/20Making machine elements valve parts
    • B21K1/205Making machine elements valve parts rocker arms

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、たとえば自動車のエンジンなどに使用さ
れる鋼板製ロッカーアームの製造方法に関する。
従来の技術 第4図は従来のロッカーアームの1例を示し、第3図
はその製造工程を示す。
第4図において、ロッカーアーム(1)は、1対の側
壁(2)と、これらの側壁(2)の上側を連結する連結
壁(3)とから断面略形に形成されている。両側壁
(2)の一端寄りの部分に、連結壁(3)側すなわち上
側に突出した突部(2a)が形成され、その内側がローラ
収容凹部(4)となっている。凹部(4)の連結壁
(3)の部分に略方形のローラ用開口(5)が形成さ
れ、両側壁(2)の突部(2a)に丸穴(6)が形成され
ている。そして、両側壁(2)の穴(6)の部分にわた
し止められた軸(7)に針状ころ軸受(8)を介してロ
ーラ(9)が支持され、ローラ(9)の上部が開口
(5)を通って側壁突部(2a)の上に出ている。また、
連結壁(3)の他端寄りの部分に、上側に凹んだピボッ
ト部(10)が形成されている。
このロッカーアーム(1)は、1枚の鋼板から次のよ
うにして製造される(第3図参照)。なお、第3図に
は、ロッカーアーム(1)の上下を第4図の使用状態と
は逆に示している。
まず、第3図(a)および(b)に示すように、鋼板
から所定の形状のブランク(平板)(11)を切出す。次
に、同図(c)および(d)に示すように、このブラン
ク(11)を、絞りにより、断面略形にして、ローラ収
容凹部(4)とピボット部(10)を形成する。そして、
同図(e)および(f)に示すように、打抜きにより、
凹部(4)の底面にローラ用開口(5)を形成し、さら
に、図示は省略したが、両側壁(2)の突部(2a)に、
穴(6)を形成する。
発明が解決しようとする課題 上記の従来のロッカーアームの製造方法には、次のよ
うな問題がある。
まず、打抜き時に材料が伸ばされて、第4図に示すよ
うに、開口(5)の縁部(5a)の側壁突部(2a)の先端
部の肉厚が薄くなりすぎ、必要な肉厚が確保できない。
また、打抜き時にはワークとパンチの間のクリアランス
が必要なために、打抜き後、第3図(e)および(f)
ならびに第4図に示すように、側壁突部(2a)の内面と
開口(5)の縁部(5a)との間に段差(12)が残らざる
をえない。この部分はローラ(9)の端面の当り面とな
るため、この段差(12)はロッカーアーム(1)の性能
に悪影響を与える。
この発明の目的は、上記の問題を全て解決した鋼板製
ロッカーアームの製造方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 この発明による鋼板製ロッカーアームの製造方法は、 ローラ収容凹部を形成するための突部を有する1対の
側壁と、これらの側壁の突部側を連結する連結壁とから
断面略形に形成され、凹部の連結壁の部分にローラ用
開口が形成されたロッカーアームを1枚の鋼板からプレ
ス加工で製造する方法であって、 平板を断面略にしてローラ収容凹部を形成する絞り
工程と、 凹部の底面に穴をあける穴あけ工程と、 穴をあけた凹部底面にしごきおよびバーリングにより
ローラ用開口を形成する成形工程とからなることを特徴
とするものである。
作用 絞り工程後、凹部の底面に穴をあける穴あけ工程を挿
入し、その後、しごきとバーリングにより開口を形成す
るので、開口の縁部の側壁突部の先端部の肉厚が薄くな
りすぎることがなく、また、側壁突部の内面と開口の縁
との間に段差が残ることもない。
実 施 例 以下、第1図および第2図を参照して、この発明の実
施例を説明する。
第1図はこの発明によるロッカーアームの製造工程の
1例を示し、第2図はこれにより製造されたロッカーア
ームを示す。なお、第1図および第2図において、従来
例と同じ部分には、同一の符合を付している。
第1図において、まず、同図(a)および(b)に示
すように、図示しない所定の形状のブランクを、絞り工
程により、断面略形にして、ローラ収容凹部(4)と
ピボット部(10)を形成する。この絞り工程は従来例の
絞り工程と同様であるが、後に説明するように、凹部
(4)の深さは従来のものほど深くする必要はない。次
に、同図(c)および(d)に示すように、凹部(4)
の底面に、穴あけ工程により、穴(13)を形成する。こ
の穴(13)は、側壁突部(2a)の先端部に相当する舌状
部(14)を両側に残したものであり、中間部の幅が狭く
なっている。次に、同図(e)および(f)に示すよう
に、穴(13)の部分にしごきおよびバーリングを施す成
形工程により、舌状部(14)を下に伸ばして側壁突部
(2a)の先端部を形成するとともに、開口(5)を形成
する。そして、図示は省略したが、従来例の場合と同
様、両側壁(2)の突部(2a)に穴(6)を形成する。
絞り工程後、凹部(4)の底面に穴(13)をあける穴
あけ工程を挿入し、その後、しごきとバーリングの成形
工程により開口(5)を形成するので、第2図に示すよ
うに、開口(5)の縁部(5a)の側壁突部(2a)の先端
部の肉厚が薄くなりすぎることがなく、また、側壁突部
(2a)の内面と開口(5)の縁部(5a)との間に段差が
残ることもない。また、この成形工程で、切刃による切
断を組入れることにより、側壁突部(2a)の先端破断面
を落し、平滑な表面を得ることも可能である。さらに、
成形工程で、穴(13)の部分に残した舌状部(14)を舌
に伸ばして側壁突部(2)aの先端部を形成するので、
第1図(a)および(b)に示す絞り工程において、凹
部(4)を深く絞る必要がない。
発明の効果 この発明の鋼板製ロッカーアームの製造方法によれ
ば、上述のように、ローラ用開口の縁部の側壁突部の先
端部の肉厚が薄くなりすぎることがなく、必要な肉厚を
確保することができる。また、側壁突部の内面と開口の
縁との間に段差が残ることかなく、表面を平滑化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法による鋼板製ロッカーアームの
製造工程の1例を示し、第1図(a)は絞り工程の平面
図、第1図(b)は第1図(a)B1−B1線の断面図、第
1図(c)は穴あけ工程の平面図、第1図(d)は第1
図(c)D1−D1線の断面図、第1図(e)は成形工程の
平面図、第1図(f)は第1図(e)F1−F1線の断面
図、第2図は第1図の方法により製造されたロッカーア
ームを示し、第2図(a)は側面図、第2図(b)は第
2図(a)B2−B2線の断面図、第3図は従来の方法によ
る鋼板製ロッカーアームの製造工程の1例を示し、第3
図(a)はブランクの平面図、第3図(b)は第3図
(a)B3−B3線の断面図、第3図(c)は絞り工程の平
面図、第3図(d)は第3図(c)D3−D3線の断面図、
第3図(e)は打抜き工程の平面図、第3図(f)は第
3図(e)F3−F3線の断面図、第4図は第3図の方法に
より製造されたロッカーアームを示し、第4図(a)は
側面図、第4図(b)は第4図(a)B4−B4線の断面図
である。 (1)……ロッカーアーム、(2)……側壁、(2a)…
…突部、(3)……連結壁、(4)……ローラ収容凹
部、(5)……ローラ用開口、(9)……ローラ、(1
1)……ブランク(平板)、(13)……穴。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ローラ収容凹部を形成するための突部を有
    する1対の側壁と、これらの側壁の突部側を連結する連
    結壁とから断面略形に形成され、凹部の連結壁の部分
    にローラ用開口が形成されたロッカーアームを1枚の鋼
    板からプレス加工で製造する方法であって、 平板を断面略にしてローラ収容凹部を形成する絞り工
    程と、 凹部の底面に穴をあける穴あけ工程と、 穴をあけた凹部底面にしごきおよびバーリングによりロ
    ーラ用開口を形成する成形工程とからなることを特徴と
    する鋼板製ロッカーアームの製造方法。
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