JP2885035B2 - プレス加工による局部肉厚増加方法 - Google Patents
プレス加工による局部肉厚増加方法Info
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- JP2885035B2 JP2885035B2 JP30358493A JP30358493A JP2885035B2 JP 2885035 B2 JP2885035 B2 JP 2885035B2 JP 30358493 A JP30358493 A JP 30358493A JP 30358493 A JP30358493 A JP 30358493A JP 2885035 B2 JP2885035 B2 JP 2885035B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プレス加工による局部
肉厚増加方法に関し、特に板金素材の端部にその表裏両
面側に突出する厚肉部を形成する方法に関する。
肉厚増加方法に関し、特に板金素材の端部にその表裏両
面側に突出する厚肉部を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】板金製の自動車部品のなかには、必要な
部分のみを局部的に肉厚(板厚)を増加させて強度の向
上を図ったものがある。例えば図5は、自動車用自動無
段変速機(CVT)のプーリ駆動系に用いられるシリン
ダケース31の例を示したもので、その外周縁部にはO
リング等のシール部材を装着する溝32の幅を確保する
ために表裏両面のうち片面側に突出する厚肉部33を形
成するようにしているものである。
部分のみを局部的に肉厚(板厚)を増加させて強度の向
上を図ったものがある。例えば図5は、自動車用自動無
段変速機(CVT)のプーリ駆動系に用いられるシリン
ダケース31の例を示したもので、その外周縁部にはO
リング等のシール部材を装着する溝32の幅を確保する
ために表裏両面のうち片面側に突出する厚肉部33を形
成するようにしているものである。
【0003】この厚肉部33を成形するには、図6に示
すように、板金素材34の端部を直角に折り曲げてフラ
ンジ部35を形成し、その後にフランジ部35の先端面
35a側から該フランジ部35をその高さ方向に圧縮す
るべく据え込むことにより厚肉部33が形成される。
すように、板金素材34の端部を直角に折り曲げてフラ
ンジ部35を形成し、その後にフランジ部35の先端面
35a側から該フランジ部35をその高さ方向に圧縮す
るべく据え込むことにより厚肉部33が形成される。
【0004】そして、上記の据え込みの際には、図7に
示すように、ダイ36とパッド37とで板金素材34の
うちフランジ部35以外の領域を加圧拘束した上で、ポ
ンチ38によりフランジ部35の高さを圧縮するべく据
え込むようにする(類似構造が特開平3−186643
号公報に示されている)。
示すように、ダイ36とパッド37とで板金素材34の
うちフランジ部35以外の領域を加圧拘束した上で、ポ
ンチ38によりフランジ部35の高さを圧縮するべく据
え込むようにする(類似構造が特開平3−186643
号公報に示されている)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の成
形方法では、フランジ部35が厚肉部33へと変化する
際のその板厚方向の増肉量を可及的に大きくするために
は、フランジ高さhを大きくする必要があるが、図7お
よび図8に示すように、フランジ部35の肉厚tと厚肉
部33の肉厚Tとの差が大きくなればなるほどフランジ
部35とダイ36との間の隙間Cが大きくなり、フラン
ジ部35が据え込まれる際に図8の(B)に示すように
座屈が発生し、この座屈が原因となって同図(C)に示
すように厚肉部33の根元部にいわゆる折り込み欠陥Q
が発生することとなって好ましくない。この折り込み欠
陥Qはいわゆる切り欠き効果による強度の低下をもたら
すことから、製品機能の上で致命的欠陥となる。
形方法では、フランジ部35が厚肉部33へと変化する
際のその板厚方向の増肉量を可及的に大きくするために
は、フランジ高さhを大きくする必要があるが、図7お
よび図8に示すように、フランジ部35の肉厚tと厚肉
部33の肉厚Tとの差が大きくなればなるほどフランジ
部35とダイ36との間の隙間Cが大きくなり、フラン
ジ部35が据え込まれる際に図8の(B)に示すように
座屈が発生し、この座屈が原因となって同図(C)に示
すように厚肉部33の根元部にいわゆる折り込み欠陥Q
が発生することとなって好ましくない。この折り込み欠
陥Qはいわゆる切り欠き効果による強度の低下をもたら
すことから、製品機能の上で致命的欠陥となる。
【0006】そして、上記の座屈を考慮すると、フラン
ジ部35の肉厚tから厚肉部33の肉厚Tへの増肉量は
座屈限界から10%程度が限界とされ、従来の成形方法
ではその増肉量にもおのずと限界がある。
ジ部35の肉厚tから厚肉部33の肉厚Tへの増肉量は
座屈限界から10%程度が限界とされ、従来の成形方法
ではその増肉量にもおのずと限界がある。
【0007】また、図8に示すように、厚肉部33のう
ちシール部材を装着するための溝32(図5参照)が形
成される面が相手側部材との摺動面となるため、その厚
肉部33の高さHが小さいほど例えば図5に示したシリ
ンダケース31が組み込まれる変速機の全長の短縮化の
上で有利となる。これに対して、厚肉部33の高さHの
うちストレート寸法Sは厚肉部33そのものの機能の上
で必要不可欠な寸法であり、これに製法上不可避である
厚肉部33の外側根元部の曲率部の高さ(半径)rを加
えたものが高さ寸法Hとなる。
ちシール部材を装着するための溝32(図5参照)が形
成される面が相手側部材との摺動面となるため、その厚
肉部33の高さHが小さいほど例えば図5に示したシリ
ンダケース31が組み込まれる変速機の全長の短縮化の
上で有利となる。これに対して、厚肉部33の高さHの
うちストレート寸法Sは厚肉部33そのものの機能の上
で必要不可欠な寸法であり、これに製法上不可避である
厚肉部33の外側根元部の曲率部の高さ(半径)rを加
えたものが高さ寸法Hとなる。
【0008】そして、曲率部の半径rを可及的に小さく
することで厚肉部33の高さ寸法Hを小さくすることも
可能ではあるが、その曲率部の半径rを小さくすると上
記の座屈を助長することから曲率部の半径rの最小は板
厚tの30%程度が限界とされている。したがって、製
品機能の上ではストレート寸法Sさえ確保できれば足り
るにもかかわらず、そのストレート寸法Sに曲率部の半
径rを加えた高さ寸法Hを確保しなければならず、その
分だけ材料の無駄を伴うことになる。
することで厚肉部33の高さ寸法Hを小さくすることも
可能ではあるが、その曲率部の半径rを小さくすると上
記の座屈を助長することから曲率部の半径rの最小は板
厚tの30%程度が限界とされている。したがって、製
品機能の上ではストレート寸法Sさえ確保できれば足り
るにもかかわらず、そのストレート寸法Sに曲率部の半
径rを加えた高さ寸法Hを確保しなければならず、その
分だけ材料の無駄を伴うことになる。
【0009】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、フランジ曲げに続く据え込み工程での座屈
に伴う折り込み欠陥の発生を容認した上で、その折り込
み欠陥が製品機能に支障をきたすことがないように発生
位置をコントロールし、それによって増肉量の拡大化を
図るとともに、厚肉部の厚みをそのままストレート寸法
として活用できるようにした方法を提供することを目的
とする。
れたもので、フランジ曲げに続く据え込み工程での座屈
に伴う折り込み欠陥の発生を容認した上で、その折り込
み欠陥が製品機能に支障をきたすことがないように発生
位置をコントロールし、それによって増肉量の拡大化を
図るとともに、厚肉部の厚みをそのままストレート寸法
として活用できるようにした方法を提供することを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】軸対称形状の板金素材の
一般部の端部に所定角度傾斜した開きフランジ部を曲折
形成する工程と、前記開きフランジ部が曲折形成された
板金素材の開きフランジ部以外の領域をダイとパッドと
で加圧拘束した上、前記板金素材の軸心と平行で且つ開
きフランジ部の根元部に接触するパッド側の壁面と、該
パッド側の壁面と平行で且つ開きフランジ部先端の外側
のエッジ部に接触するダイ側の壁面とで形成されて前記
ダイに対する一般部の差座面よりも深い空間内で、前記
開きフランジ部の先端面側から該開きフランジ部をポン
チにより板金素材の軸心方向に据え込んで、前記一般部
の表裏両面側に突出する厚肉部を形成する工程とを含ん
でいる。
一般部の端部に所定角度傾斜した開きフランジ部を曲折
形成する工程と、前記開きフランジ部が曲折形成された
板金素材の開きフランジ部以外の領域をダイとパッドと
で加圧拘束した上、前記板金素材の軸心と平行で且つ開
きフランジ部の根元部に接触するパッド側の壁面と、該
パッド側の壁面と平行で且つ開きフランジ部先端の外側
のエッジ部に接触するダイ側の壁面とで形成されて前記
ダイに対する一般部の差座面よりも深い空間内で、前記
開きフランジ部の先端面側から該開きフランジ部をポン
チにより板金素材の軸心方向に据え込んで、前記一般部
の表裏両面側に突出する厚肉部を形成する工程とを含ん
でいる。
【0011】上記の開きフランジ部とは、板金素材の一
般部に対する曲折角度(すなわち傾斜角度)が90度に
満たないフランジ部をいい、本発明では15〜20度程
度であることが望しい。
般部に対する曲折角度(すなわち傾斜角度)が90度に
満たないフランジ部をいい、本発明では15〜20度程
度であることが望しい。
【0012】
【作用】この方法によると、所定角度傾斜した開きフラ
ンジ部を、パッド側の壁面とダイ側の壁面とで形成され
る空間内でそのまま板金素材の軸心方向に据え込むこと
により、厚肉部が形成される。この時、従来では直立形
成されたフランジ部をそのままフランジ部の高さ方向に
据え込むのに対して、本発明では傾斜したフランジ部を
その軸心方向に据え込むことから、その据え込みによっ
て座屈が発生したとしても最終的に厚肉部となるべき部
分の表面側にごくわずか発生するだけであるから、製品
機能の上で問題となることはなくなる。
ンジ部を、パッド側の壁面とダイ側の壁面とで形成され
る空間内でそのまま板金素材の軸心方向に据え込むこと
により、厚肉部が形成される。この時、従来では直立形
成されたフランジ部をそのままフランジ部の高さ方向に
据え込むのに対して、本発明では傾斜したフランジ部を
その軸心方向に据え込むことから、その据え込みによっ
て座屈が発生したとしても最終的に厚肉部となるべき部
分の表面側にごくわずか発生するだけであるから、製品
機能の上で問題となることはなくなる。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図で、同図に
示すように、板厚tの円板状の板金素材1を用いてその
外周縁部にフランジ曲げ加工を施し、一般部1aに連続
する開きフランジ部2を曲折形成する。この場合、前記
開きフランジ部2の傾斜角度θは15〜20度の範囲内
に設定する。そして、開きフランジ部2の内側の根元部
2aを通る壁面6aと開きフランジ部2の先端の外側の
エッジ部2bを通る壁面4aとで囲まれた空間内におい
て、開きフランジ部2をその先端面2c側からそのまま
板金素材1の軸心方向に据え込み、一般部1aの表裏両
面側に突出する断面略矩形状の厚肉部3を形成する。
示すように、板厚tの円板状の板金素材1を用いてその
外周縁部にフランジ曲げ加工を施し、一般部1aに連続
する開きフランジ部2を曲折形成する。この場合、前記
開きフランジ部2の傾斜角度θは15〜20度の範囲内
に設定する。そして、開きフランジ部2の内側の根元部
2aを通る壁面6aと開きフランジ部2の先端の外側の
エッジ部2bを通る壁面4aとで囲まれた空間内におい
て、開きフランジ部2をその先端面2c側からそのまま
板金素材1の軸心方向に据え込み、一般部1aの表裏両
面側に突出する断面略矩形状の厚肉部3を形成する。
【0014】この据え込みの具体的な方法としては、例
えば図2に示すように、先にフランジ曲げ加工を施され
た板金素材1を、その開きフランジ部2を上向きにして
ダイ4のダイ穴内にセットするとともに、弾性体5にて
付勢されたパッド6にて加圧拘束した上で、傾斜した開
きフランジ部2をその先端面2c側からポンチ7により
据え込む。そして、ダイ4の内周壁面4aとパッド6の
外周壁面6aとで形成される空間Rの幅Wは、開きフラ
ンジ部2の内側の根元部2aとフランジ部2先端の外側
のエッジ部2bとのなす幅寸法と等しいか、もしくはそ
れよりわずかに大きく形成され、さらにその空間Rの深
さは板金素材1の一般部1aが着座する着座面4bより
も所定量だけ深く形成される。
えば図2に示すように、先にフランジ曲げ加工を施され
た板金素材1を、その開きフランジ部2を上向きにして
ダイ4のダイ穴内にセットするとともに、弾性体5にて
付勢されたパッド6にて加圧拘束した上で、傾斜した開
きフランジ部2をその先端面2c側からポンチ7により
据え込む。そして、ダイ4の内周壁面4aとパッド6の
外周壁面6aとで形成される空間Rの幅Wは、開きフラ
ンジ部2の内側の根元部2aとフランジ部2先端の外側
のエッジ部2bとのなす幅寸法と等しいか、もしくはそ
れよりわずかに大きく形成され、さらにその空間Rの深
さは板金素材1の一般部1aが着座する着座面4bより
も所定量だけ深く形成される。
【0015】したがって、上記の型構造のもとでの据え
込みの際には、図3に示すように、開きフランジ部2の
内側の根元部2aとフランジ部2先端の外側のエッジ部
2bとが規制されているために、ポンチ7による据え込
みに伴い開きフランジ部2は一般部1aの板厚方向に増
肉され、成形末期になると同図(C)に示すようにわず
かながら座屈が発生して、その座屈に伴う折り込み欠陥
Qの発生を伴いながら最終的に図1の(C)および図2
の(B)に示す状態で据え込みが終了する。
込みの際には、図3に示すように、開きフランジ部2の
内側の根元部2aとフランジ部2先端の外側のエッジ部
2bとが規制されているために、ポンチ7による据え込
みに伴い開きフランジ部2は一般部1aの板厚方向に増
肉され、成形末期になると同図(C)に示すようにわず
かながら座屈が発生して、その座屈に伴う折り込み欠陥
Qの発生を伴いながら最終的に図1の(C)および図2
の(B)に示す状態で据え込みが終了する。
【0016】前述した開きフランジ部2の傾斜角度θは
15〜20度が最適で、それ以上大きくなると従来のよ
うにフランジ部2の座屈発生を助長するだけであり、逆
に15〜20度よりも小さくなると必然的に空間Rの幅
寸法Wを大きくする必要があるために、厚肉部3の板厚
方向の増肉量が小さくなってしまう。本実施例のように
開きフランジ部2の傾斜角度θを15〜20度に設定し
た場合、厚肉部3の幅寸法Eは図1に示すように元の板
厚tの120%まで拡大できた。
15〜20度が最適で、それ以上大きくなると従来のよ
うにフランジ部2の座屈発生を助長するだけであり、逆
に15〜20度よりも小さくなると必然的に空間Rの幅
寸法Wを大きくする必要があるために、厚肉部3の板厚
方向の増肉量が小さくなってしまう。本実施例のように
開きフランジ部2の傾斜角度θを15〜20度に設定し
た場合、厚肉部3の幅寸法Eは図1に示すように元の板
厚tの120%まで拡大できた。
【0017】また、図3に示したように本実施例におい
ても座屈に伴う折り込み欠陥Qの発生が不可避であるも
のの、上記の座屈は据え込みの末期に発生するために、
それに伴う折り込み欠陥Qは厚肉部3の上面3aにきわ
めて近い部分、すなわち厚肉部3の上面3aから素材板
厚の5%程度の深さ(例えば6mmの板厚で0.3mm
の深さ程度で発生)位置に発生する。したがって、後工
程で厚肉部3の上面3aに機械加工を施すことにより、
上記の折り込み欠陥Qを切削除去することが可能である
ことから製品機能の上で問題となることはなく、またそ
の機械加工による削り代もごくわずかであるので材料歩
留まりの上で特に問題となることはない。
ても座屈に伴う折り込み欠陥Qの発生が不可避であるも
のの、上記の座屈は据え込みの末期に発生するために、
それに伴う折り込み欠陥Qは厚肉部3の上面3aにきわ
めて近い部分、すなわち厚肉部3の上面3aから素材板
厚の5%程度の深さ(例えば6mmの板厚で0.3mm
の深さ程度で発生)位置に発生する。したがって、後工
程で厚肉部3の上面3aに機械加工を施すことにより、
上記の折り込み欠陥Qを切削除去することが可能である
ことから製品機能の上で問題となることはなく、またそ
の機械加工による削り代もごくわずかであるので材料歩
留まりの上で特に問題となることはない。
【0018】ここで、上記実施例では、説明を容易にす
るために円板状の板金素材1の外周縁部に厚肉部3を形
成する場合の例を示したが、本発明は、図4に示すよう
に、自動車用自動無段変速機のシリンダケース11の内
周縁部に、シール部材装着用の溝12を形成するための
厚肉部13の加工に特に好適である。
るために円板状の板金素材1の外周縁部に厚肉部3を形
成する場合の例を示したが、本発明は、図4に示すよう
に、自動車用自動無段変速機のシリンダケース11の内
周縁部に、シール部材装着用の溝12を形成するための
厚肉部13の加工に特に好適である。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、所定角度
傾斜した開きフランジ部をそのまま板金素材の軸心方向
に据え込むようにしたことにより、従来のようにフラン
ジ高さを大きくすることなしに必要量の増肉が可能とな
り、また据え込みの際に不可避とされる座屈は従来と異
なり成形末期に厚肉部の表面に近い部分にわずかに発生
するだけであるから、後加工で除去することが可能とな
り、したがって座屈に伴う折り込み欠陥が製品機能に支
障をきたすことがなくなる。
傾斜した開きフランジ部をそのまま板金素材の軸心方向
に据え込むようにしたことにより、従来のようにフラン
ジ高さを大きくすることなしに必要量の増肉が可能とな
り、また据え込みの際に不可避とされる座屈は従来と異
なり成形末期に厚肉部の表面に近い部分にわずかに発生
するだけであるから、後加工で除去することが可能とな
り、したがって座屈に伴う折り込み欠陥が製品機能に支
障をきたすことがなくなる。
【0020】また、厚肉部は従来と異なり一般部の表裏
両面側に突出させることによって形成されるため、従来
のように厚肉部の高さ寸法にその根元部の曲率半径を予
め見込む必要がないことから、厚肉部を高さ寸法を小さ
くして材料の無駄を小さくできる効果がある。
両面側に突出させることによって形成されるため、従来
のように厚肉部の高さ寸法にその根元部の曲率半径を予
め見込む必要がないことから、厚肉部を高さ寸法を小さ
くして材料の無駄を小さくできる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す工程説明図。
【図2】据え込み工程の型構造との関連を示す作動説明
図。
図。
【図3】据え込み工程の肉厚変化を示す要部拡大説明
図。
図。
【図4】本発明の加工方法によって成形されるシリンダ
ケースの断面図。
ケースの断面図。
【図5】従来工法によって成形された厚肉部をもつシリ
ンダケースの半断面図。
ンダケースの半断面図。
【図6】図5に示す厚肉部の加工工程説明図。
【図7】図6の据え込み工程の型構造との関連を示す作
動説明図。
動説明図。
【図8】図6の据え込み工程での肉厚変化を示す要部拡
大説明図。
大説明図。
1…板金素材 1a…一般部 2…フランジ部 2a…内側の根元部 2b…外側のエッジ部 2c…先端面 3…厚肉部 4…ダイ 4a…内周壁面 4b…着座面 6…パッド 7…ダイ 6a…外周壁面 R…空間
Claims (1)
- 【請求項1】 軸対称形状の板金素材の一般部の端部に
所定角度傾斜した開きフランジ部を曲折形成する工程
と、 前記開きフランジ部が曲折形成された板金素材の開きフ
ランジ部以外の領域をダイとパッドとで加圧拘束した
上、前記板金素材の軸心と平行で且つ開きフランジ部の
根元部に接触するパッド側の壁面と、該パッド側の壁面
と平行で且つ開きフランジ部先端の外側のエッジ部に接
触するダイ側の壁面とで形成されて前記ダイに対する一
般部の差座面よりも深い空間内で、前記開きフランジ部
の先端面側から該開きフランジ部をポンチにより板金素
材の軸心方向に据え込んで、前記一般部の表裏両面側に
突出する厚肉部を形成する工程、 とを含むことを特徴とするプレス加工による局部肉厚増
加方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30358493A JP2885035B2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | プレス加工による局部肉厚増加方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30358493A JP2885035B2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | プレス加工による局部肉厚増加方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07155883A JPH07155883A (ja) | 1995-06-20 |
| JP2885035B2 true JP2885035B2 (ja) | 1999-04-19 |
Family
ID=17922766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30358493A Expired - Fee Related JP2885035B2 (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | プレス加工による局部肉厚増加方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2885035B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011213177A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパー部品 |
| JP6002547B2 (ja) * | 2012-11-06 | 2016-10-05 | 曙ブレーキ工業株式会社 | 金属部品の加工方法および加工装置 |
| CN114833286B (zh) * | 2022-04-27 | 2024-04-30 | 太原理工大学 | 一种薄壁管端法兰扩口-镦粗复合成形装置及方法 |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP30358493A patent/JP2885035B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07155883A (ja) | 1995-06-20 |
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| Date | Code | Title | Description |
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