JPH10202326A - プレス成形方法およびこれに用いられるプレス成形用板材 - Google Patents

プレス成形方法およびこれに用いられるプレス成形用板材

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JPH10202326A
JPH10202326A JP9024373A JP2437397A JPH10202326A JP H10202326 A JPH10202326 A JP H10202326A JP 9024373 A JP9024373 A JP 9024373A JP 2437397 A JP2437397 A JP 2437397A JP H10202326 A JPH10202326 A JP H10202326A
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JP
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bead
press
plate material
blank
different hardness
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JP9024373A
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Hideyuki Sunaga
秀行 須長
Susumu Takahashi
進 高橋
Rie Akazawa
理恵 赤澤
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビード形状を変えることなく、板材の流入量を
柔軟に制御することができるプレス成形方法およびこれ
に用いられるプレス成形用板材を提供する。 【解決手段】ブランク材10にレーザ硬化領域11を形
成する一方、成形型20の、レーザ硬化領域11と絞り
成形部分24の外周との間にビード23を設ける。ブラ
ンク材10のレーザ硬化領域11が、ビード23を通過
する際に生じる抵抗力により、ブランク材10の絞り成
形部分24への流入量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プレス成形方法お
よびこれに用いられるプレス成形用板材に関し、特に薄
板の絞り成形に適用して好ましいプレス成形方法および
これに用いられるプレス成形用板材に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の薄板の絞り成形では、絞り成形
部分に「しわ」や「割れ」等の欠陥が生じるのを防止す
るために、成形過程において板材(以下、ブランク材と
もいう)に引き抜き抵抗力を付加することが行われてい
る。
【0003】例えば、図13に点線Aで示されるような
絞り成形を行う場合、従来のプレス成形方法では、製品
形状の外周に単一ビード23あるいはダブルビード23
A,23Bを設け、ここで生じる曲げ/曲げ戻し抵抗に
よって、ブランク材10の絞り成形部分24への流入を
制御している。
【0004】なかでも、ダブルビード23A,23Bを
設けると、図14に示すように、ブランク材10が外側
のビード23Bを通過する際に加工硬化されることか
ら、この硬化した部分が内側のビード23Aを通過する
際に通常の硬度の板材が通過するよりも大きな引き抜き
抵抗力が生じることになる。
【0005】このようなブランク材の流入制御用ビード
23は、成形形状の各領域で必要とされる引き抜き抵抗
力に応じて、適宜形状に設定されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の流入
制御用ビードでは、主としてビード形状で決まる一定の
引き抜き抵抗力しか発揮できないので、ブランク材の流
入量の変動に柔軟に対処することが困難であった。この
ため、複雑な成形形状の場合には適切な流入量制御がで
きなかった。
【0007】また、ビードによる引き抜き抵抗力を高く
するためには、ブランク材の流入方向に対して略直角方
向に複数のビード、例えばダブルビード、を設定するこ
とが好ましいとされるが、このようなダブルビードにつ
いては、幾つかの問題点が指摘されていた。
【0008】すなわち、従来のダブルビード23A,2
3Bでは、図15に示すように、外側のビード23Bで
加工硬化した部分が内側のビード23Aを通過するま
で、引き抜き抵抗力が一定とならず、この間にしわや割
れ等の欠陥が生じるおそれがある。これは、ビード23
A,23Bを形成する金型強度の点から、図14に示す
ビード幅dを一定寸法(例えば25mm程度)以下に狭
くすることができないからである。
【0009】また、ダブルビード23A,23Bでブラ
ンク材の流入量を制御するときは、ビードを設定するた
めの領域が広く必要となって、ブランク材10の歩留ま
りが低下するという問題もあった。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、ビード形状を変えることな
く、板材の流入量を柔軟に制御することができるプレス
成形方法およびこれに用いられるプレス成形用板材を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の本発明のプレス成形方法は、板材を
所定形状に絞り成形するプレス成形方法において、前記
板材に、材料硬度が相違する異硬度領域を形成する一
方、成形型の、前記板材の前記異硬度領域に相当する部
分と絞り成形部分の外周との間に、前記絞り成形部分へ
の前記板材の流入方向に対して略直角方向に延在するビ
ードを設け、前記板材の前記異硬度領域が、前記成形型
の前記ビードを通過する際に生じる抵抗力により、前記
板材の前記絞り成形部分への流入量を制御することを特
徴とする。
【0012】この請求項1記載のプレス成形方法では、
成形型に流入量制御用ビードを形成する一方で、板材に
異硬度領域を形成しているので、板材の異硬度領域が成
形型のビードを通過する際に抵抗力が生じ、これによ
り、成形型のビード形状を変えることなく、板材が絞り
成形部分へ流入する量を制御することができる。
【0013】すなわち、板材の異硬度領域の硬度を変え
ることで流入量を容易に制御することができる。また、
板材の異硬度領域とビードとの間隔を変えることで、引
き抜き抵抗力の立ち上がりタイミングを容易に制御する
ことができる。
【0014】特に、板材への異硬度領域の形成は容易に
しかも複雑であっても対応できるので、複雑な成形形状
に対しても材料の流入量制御を行うことができる。ま
た、板材の異硬度領域と成形型のビードとの間隔を狭く
設定することが可能であるため、板材の材料歩留まりが
著しく向上することになる。
【0015】請求項1記載のプレス成形方法において、
成形型に形成されるビードは単一ビード、複数ビードの
何れでも良いが、請求項2記載のプレス成形方法は、前
記ビードが単一ビードであることを特徴とする。このよ
うに単一ビードとすることで、板材の材料歩留まりが著
しく向上する。また、異硬度領域の設定位置を考慮すれ
ば、当該材料歩留まりがより向上するとともに、引き抜
き抵抗力の立ち上がりタイミングも容易に制御すること
ができる。
【0016】請求項1または2記載のプレス成形方法に
おいて、板材への異硬度領域の形成方法は特に限定され
ないが、請求項3記載のプレス成形方法は、前記異硬度
領域が、レーザ光で加工硬化されてなることを特徴とす
る。レーザ加工によって異硬度領域を形成することで、
当該異硬度領域が容易に、しかも複雑であっても充分に
対処することができ、加えて低コストで形成することが
できる。また、硬度を変えるのもきわめて簡単である。
【0017】板材への異硬度領域の他の形成方法とし
て、請求項4記載のプレス成形方法は、前記異硬度領域
が、異強度の板材からなることを特徴とする。また、請
求項5記載のプレス成形方法は、前記異硬度領域が、凹
凸部からなることを特徴とする。これらの形成方法によ
って形成された異硬度領域にあっても、請求項1または
2記載の発明と同じ作用効果を奏することとなる。
【0018】また、請求項6記載の発明は、請求項1〜
5の何れかに記載のプレス成形方法に用いられるプレス
成形用板材によって、上記目的を達成するものである。
【0019】
【発明の効果】請求項1,4,5記載のプレス成形方法
および請求項6記載のプレス成形用板材によれば、ビー
ド形状を変えることなく、複雑な成形形状に対しても容
易に材料流入量を制御することができる。また、板材の
異硬度領域とビードとの間隔を変えることで、引き抜き
抵抗力の立ち上がりタイミングを容易に制御することが
できる。しかも、板材の異硬度領域と成形型のビードと
の間隔を狭く設定することが可能であるため、板材の材
料歩留まりが著しく向上することになる。
【0020】請求項2記載のプレス成形方法によれば、
板材の材料歩留まりが著しく向上する。また、異硬度領
域の設定位置を考慮すれば、材料歩留まりがより向上す
るとともに、引き抜き抵抗力の立ち上がりタイミング
も、容易に制御することができる。
【0021】請求項3記載のプレス成形方法によれば、
異硬度領域が容易に、しかも複雑であっても充分に対処
することができ、加えて低コストで形成することができ
る。また、硬度を変えるのもきわめて簡単である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態 図1は本発明のプレス成形方法の第1実施形態を示す板
材および成形型の平面図、図2は図1のII-II 線に沿う
断面図、図3は第1実施形態の成形時における引き抜き
ストロークと引き抜き抵抗力との関係を示すグラフであ
る。
【0023】図1には、本実施形態で用いられる板材
(ブランク材)10が実線で、同じく成形型20が二点
鎖線でそれぞれ示されているが、本実施形態の成形型2
0は、略中央に絞り成形を行うための絞り成形部分24
を有している。例えば、自動車用ドアパネルの絞り成形
においては当該ドアパネル部分である。
【0024】絞り成形部分24の外周には、ドアパネル
形状の3辺に沿って3つのビード23が形成されてお
り、図2に示すように、一方の成形型21に形成された
凸ビード23aと、他方の成形型22に形成された凹ビ
ード23bとから構成されている。本実施形態ののビー
ド23は、単一ビードであって、絞り成形時にブランク
材10が当該絞り成形部分24へ引き込まれるのを調節
するために設定されている。
【0025】一方、ブランク材24は成形形状に応じて
所定の大きさにブランクされており、上述した3つのビ
ード23にて加工される部分の外側に、レーザ加工によ
って硬度が高くなった異硬度領域(以下、レーザ硬化領
域11ともいう)が形成されている。このレーザ硬化領
域領域11は、それぞれ対応するビード23に略等しい
長さに形成されている。本実施形態のレーザ硬化領域1
1は、レーザ加工時のレーザ強度等の諸条件によって、
その硬度、およびビード23との間隔sが種々に設定さ
れ、これにより、後述する引き抜き抵抗力や当該引き抜
き抵抗力の立ち上がりタイミングが種々に設定できる。
【0026】次に作用を説明する。まず、レーザ加工に
よりレーザ硬化領域11が形成されたブランク材10を
成形型20にセットし、型締めを行うことにより絞り成
形を行う。これにより、ブランク材10は、成形型20
の絞り成形部分24によって製品形状に絞り成形され、
この部分に周囲のブランク材が流入しようとする。
【0027】しかしながら、この絞り加工と同時に、ブ
ランク材10の周囲が、成形型20の外周に形成された
ビード23によって保持され、さらに図2に示すよう
に、ブランク材10が絞り成形部分24へ引き込まれる
際に、ビード23の近傍に形成された高硬度のレーザ硬
化領域11が即座にビード23を通過するので、図3に
示すようにその引き抜き抵抗力が即座に高くなる。その
結果、絞り成形部分24に流入する材料量が適切に制御
され、「しわ」や「割れ」等の欠陥が防止される。
【0028】特に本実施形態では、レーザ加工により異
硬度領域を形成しているので、このレーザ硬化領域11
の硬度を低コストでしかもきわめて簡単に変えることが
でき、その結果、材料の流入量を容易に制御することが
できる。また、レーザ硬化領域11とビード23との間
隔sも容易に変えることができるので、引き抜き抵抗力
の立ち上がりタイミングも容易に制御することができ
る。
【0029】しかも、レーザ加工であるため、形成すべ
き異硬度領域が複雑な形状であっても容易に対応できる
ので、複雑な製品形状に対しても材料の流入量制御を行
うことができる。また、単一ビード23とし、さらにレ
ーザ硬化領域11とビード23との間隔sを狭く設定す
ることにより、ブランク材10の材料歩留まりが著しく
向上することになる。
【0030】第2実施形態 図4は本発明のプレス成形方法の第2実施形態を示す板
材および成形型の平面図、図5は図4のV-V 線に沿う断
面図である。
【0031】本実施形態のプレス成形方法では、ブラン
ク材に形成される異硬度領域として、異強度の板材が採
用されている。具体的には、主ブランク材10Aに2枚
の副ブランク材10B,10Cをレーザ溶接法などを用
いて接合することにより、成形対象となるブランク材1
0が構成されている。副ブランク材10B,10Cが接
合される部分は、成形型20に形成されたビード23に
対応した位置とされている。
【0032】図6は、本実施形態において、主ブランク
材10Aと副ブランク材10Bまたは10Cとの溶接部
近傍の硬度分布を測定した結果を示すグラフである。ま
た、図7は主ブランク材10Aと副ブランク材10Bま
たは10Cとの溶接接合前の母材の引張り強度と硬度と
の関係を測定した結果を示すグラフ、図8は同じく溶接
接合後の母材の引張り強度と硬度との関係を測定した結
果を示すグラフである。
【0033】図6から明らかなように、主ブランク材1
0Aと副ブランク材10Bまたは10Cとの溶接接合部
の硬度は溶接部分で最も高く、Hv=350〜400程
度を示している。この硬度は、図8に示す母材の引張り
強度に換算すると60kg/mm2 、すなわち580
MPaとなる。
【0034】一方、図6において溶接接合部以外の部分
の硬度はHv=150程度を示しており、この硬度は図
7に示す母材の引張り強度に換算すると50kg/mm
2、すなわち490MPaとなる。
【0035】したがって、引張り強度が異なる副ブラン
ク材10Bまたは10Cをレーザ等を用いて接合する
と、溶接後においても硬度が異なる異硬度領域を形成す
ることができ、その結果、上述したレーザ加工によるレ
ーザ硬化領域11と同様に、ブランク材10の引き抜き
抵抗力を制御することが可能となる。
【0036】この場合、主ブランク材10Aの引張り強
度よりも大きい引張り強度の副ブランク材10B,10
Cを接合してブランク材10を構成すると、図9に示す
ように、成形過程において、ブランク材10の引き抜き
抵抗力は、当初は主ブランク材10Aの硬度にしたがっ
て立ち上がり、その後、高硬度の副ブランク材10B,
10Cの硬度によってさらに増加することとなる。
【0037】これに対して、主ブランク材10Aの引張
り強度よりも小さい引張り強度の副ブランク材10B,
10Cを接合してブランク材10を構成すると、図10
に示すように、成形過程において、ブランク材10の引
き抜き抵抗力は、当初は高硬度の主ブランク材10Aの
硬度にしたがって大きく立ち上がり、その後、低硬度の
副ブランク材10B,10Cの硬度によって減少するこ
ととなる。
【0038】このように、本実施形態では、上述した第
1実施形態の作用効果に加えて、接合する副ブランク材
の強度を変えることにより、ブランク材10の引き抜き
抵抗力を柔軟に制御することができる。
【0039】第3実施形態 図11は本発明のプレス成形方法の第3実施形態を示す
板材および成形型の平面図、図12は図11のXII-XII
線に沿う断面図である。
【0040】本実施形態のプレス成形方法では、ブラン
ク材に形成される異硬度領域として、凹凸部12が採用
されている。この凹凸部12は、例えば成形前のブラン
クカット工程で材料自体にディンプル加工することによ
り、工程を増加させることなく容易に形成することがで
きる。凹凸部12が形成される部分は、第1実施形態と
同じように、成形型20に形成されたビード23に対応
した位置とされている。
【0041】本実施形態の凹凸部12を採用する場合に
は、凹凸部12の大きさ、深さ、単位面積当たりの数等
を変えることにより、ブランク材10の引き抜き抵抗力
を制御することができる。特に、これらの凹凸部12の
形成および変更はブランクカット工程等と同一工程で行
えるため、コスト的にきわめて有利である。
【0042】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプレス成形方法の第1実施形態を示す
板材および成形型の平面図である。
【図2】図1のII-II 線に沿う断面図である。
【図3】第1実施形態の成形時における引き抜きストロ
ークと引き抜き抵抗力との関係を示すグラフである。
【図4】本発明のプレス成形方法の第2実施形態を示す
板材および成形型の平面図である。
【図5】図4のV-V 線に沿う断面図である。
【図6】第2実施形態における溶接部近傍の硬度分布を
示すグラフである。
【図7】第2実施形態において溶接前の母材の引張り強
度と硬度との関係を示すグラフである。
【図8】第2実施形態において溶接後の母材の引張り強
度と硬度との関係を示すグラフである。
【図9】第2実施形態の成形時における引き抜きストロ
ークと引き抜き抵抗力との関係を示すグラフである。
【図10】第2実施形態の成形時における引き抜きスト
ロークと引き抜き抵抗力との関係を示すグラフである。
【図11】本発明のプレス成形方法の第3実施形態を示
す板材および成形型の平面図である。
【図12】図11のXII-XII 線に沿う断面図である。
【図13】従来のプレス成形方法を示す成形型の平面図
である。
【図14】図13のXIV-XIV 線に沿う断面図である。
【図15】従来のプレス成形時における引き抜きストロ
ークと引き抜き抵抗力との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
10…ブランク材(板材) 10A…主ブランク材 10B,10C…副ブランク材(異硬度領域) 11…レーザ硬化領域(異硬度領域) 12…凹凸部(異硬度領域) 20…成形型 23…ビード 24…絞り成形部分

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を所定形状に絞り成形するプレス成
    形方法において、 前記板材に、材料硬度が相違する異硬度領域を形成する
    一方、 成形型の、前記板材の前記異硬度領域に相当する部分と
    絞り成形部分の外周との間に、前記絞り成形部分への前
    記板材の流入方向に対して略直角方向に延在するビード
    を設け、 前記板材の前記異硬度領域が、前記成形型の前記ビード
    を通過する際に生じる抵抗力により、前記板材の前記絞
    り成形部分への流入量を制御することを特徴とするプレ
    ス成形方法。
  2. 【請求項2】 前記ビードが、単一ビードであることを
    特徴とする請求項1記載のプレス成形方法。
  3. 【請求項3】 前記異硬度領域が、レーザ光で加工硬化
    されてなることを特徴とする請求項1または2記載のプ
    レス成形方法。
  4. 【請求項4】 前記異硬度領域が、異強度の板材からな
    ることを特徴とする請求項1または2記載のプレス成形
    方法。
  5. 【請求項5】 前記異硬度領域が、凹凸部からなること
    を特徴とする請求項1または2記載のプレス成形方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5の何れかに記載のプレス成
    形方法に用いられるプレス成形用板材。
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