JP2006057234A - 編機用目移し針 - Google Patents
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Abstract
【課題】 通常の針溝内で作動可能で編目の確実な目移しを保証する目移しばねを持つ目移し針を提供する。
【解決手段】 編機用目移し針1は、初期位置から目移し位置へまた再び初期位置へ戻るように移動可能に支持される目移しばね3を持っている。目移し針1と目移しばね3との間に間隙Aを形成するため、初期位置から目移し位置への移動の際目移しばね3を転向させる手段20が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 編機用目移し針1は、初期位置から目移し位置へまた再び初期位置へ戻るように移動可能に支持される目移しばね3を持っている。目移し針1と目移しばね3との間に間隙Aを形成するため、初期位置から目移し位置への移動の際目移しばね3を転向させる手段20が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、編機用目移し針であって、目移し針が目移しばねを持っているものに関する。
目移しばねを持つ目移し針は、例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3145708号明細書により公知である。
針から針へのすべての目移し方法のために目移し針が必要とされ、編目の引渡し位置に間隙があり、編目を引受けるため、引受け針のかぎをこの間隙へ通すことができる。
従来技術によれば、この間隙を形成するため、目移しばねが使用される。公知の目移しばねは、針胸部の範囲で針の側面に固定的に結合されている。目移しばねと目移しばねの針頸部との間の間隙は、目移しばねの曲げ形状により決定される。
2つの種類の目移しばね、即ち引込みばね及び箱ばねが公知である。
例えばドイツ連邦共和国実用新案第1389818号に示されているように、引込みばねでは、引込みばねが針溝から突出するまで、目移し針が押出されると、板ばねの弾性により間隙が形成される。目移し針が再び引込まれると、針溝壁が引込みばねをその平らな位置へ押込む。引込みばねを持つ目移し針は、簡単に製造される針溝内で作動させることができるという利点を持っている。欠点として、弾性引込みばねは編目の側方引張りにより変形されて、引受け針のかぎのために充分な間隙が存在しないことである。従って目移し過程が確実に行われない。
例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第3145708号明細書に示されているように、箱ばねでは、角のあるように曲げられた板ばねにより間隙が形成され、この板ばねは目移し針の針胸部の所まで比較的幅広で、剛性的である。目移し針の針頸部の範囲において初めて、その幅が減少しているので、目移しばねにある程度の弾性がある。箱ばねを持つ目移し針では、編目の側方引張りにより、間隙は引込みばねにおけるほど大きくは変化しない。従って目移し過程は比較的確実である。欠点として、箱ばねが常に針頸部から突出し、針溝内に更に付加的な切欠きが必要である。この切欠きの形状は高い技術的費用を必要とする。
本発明の課題は、通常の針溝内で使用できかつ編目の確実な目移しを保証する目移しばね付き目移し針を提供することである。
この課題は、編機の目移し針において、目移し針が目移しばねを持ち、この目移しばねがその初期位置から目移し位置へまた再び初期位置へ戻るように移動可能に支持され、初期位置から目移し位置へ移動の際目移しばねを転向させる手段が、目移し針と目移しばねとの間に間隙を形成するために設けられていることによって、解決される。目移し位置で、目移しばねと目移し針の針頸部との間に間隙が形成されるように目移しばねが転向され、この間隙を通って目移し針のかぎが滑ることができる。
目移しばねの支持及び案内は、目移し針の長さ方向に延びる目移し針の少なくとも1つの溝によって行うことができる。針本体の一方の側面に形成される第1の溝が設けられて、他方の側面に設けられる第2の溝に続き、第2の溝が一方の側面に形成される第3の溝に続いているのがよい。目移し針は両方の溝により高さ規定を受ける。目移しばねの側方規定は、角形に屈曲される範囲により両端で行われ、この範囲は不動作状態で第3の溝に設けられている。
目移しばねを転向させるため技術的に簡単に実現される手段は、目移し針の針胸部の後の斜面により形成することができる。初期位置から目移し位置への目移しばねの移動の際、目移しばねの突起が針本体から押し離される。引受け針がはまる間隙は、針本体と目移しばねとの間、又は目移し針の針胸部に接する編目の前に生じる。従って間隙は編目の側方引張りの影響を受けない。
初期位置と目移し位置との間における目移しばねの運動は、目移しばねのバットを介して簡単に行われる。バットは編成カムによって動かすことができる。
本発明の好ましい実施例が図面に示されており、図により詳細に説明される。
図1のa)からわかるように、目移し針1は針本体11に案内される目移しばね3を持ち、この目移しばね3は、針本体11の長さ方向に、初期位置GPから両方向矢印50の一方の方向に目移し位置UPへ、また他の方向に再び初期位置へ戻るように移動可能である。
目移し針1の針頸部12、かぎ13、針べら15及び切欠き16は、公知の剛性箱目移しばねを持つ目移し針に大幅に一致している。
針本体11は、側面に沿って溝17を持ち、この溝が目移しばね3に対して案内部及び滑り面を形成するように、溝の深さ及び高さを形成されている。
針胸部15により形成される針本体11の端部において、溝17はその全高さに穴19を持ち、この穴19は針胸部15の方へ斜面20で終わっている。
溝18が、穴19の斜面20から針頸部12の方へ延びている。溝18の下側は溝17の下側と同じ高さにある。溝18の高さは突起32の幅に従っている。溝18の深さは突起32の厚さに少なくとも一致している。
針胸部15から離れた範囲において、溝17はその全高さに別の穴19′を持っている。この穴19′の端部から針バット10の方へ、溝17′が針本体11の溝17とは反対側の側面に延びている。溝17′は溝17と同じ高さ及び深さを持っている。目移しばね3は、その平らな範囲を溝17内に案内され、その角形屈曲部分31を溝17′内に案内されている。
目移しばね3の側方規定は、溝17′内に案内される角形屈曲部分31により、また溝18にはまる角形に屈曲した突起32によって行われる。なぜならば、溝17′及び18は、溝17とは反対の側にある針本体11の側面にあるからである。
図1のb)は、目移しばね3の大部分及び溝17が見える側で目移し針を示している。両方向矢印50(図1のa))の方向における目移しばね3の運動はバット33を介して導入される。
図1のc)によれば、目移しばね3は初期位置にある。目移しばね3の角形屈曲部分31は穴19′を通り、溝17′内にある。角形に屈曲した突起32は穴19を通り、溝18内にある。
図1のd)によれば、目移しばね3は目移し位置にある。初期位置から目移し位置への運動の際、目移しばね3の側面が斜面20に接触し、それにより平らな位置から偏向される。目移し位置においてこの偏向は、突起32と針頸部12との間に所定の間隙Aが生じるような大きさである。
目移しばね3が再び初期位置へ移動せしめられると、突起32が針頸部12の溝18へ入る。間隙Aが再びなくなる。
初期位置にある。図は概略的であり、引渡し針1、引受け針1′、編物61及び中間面100のみを示している。編目6は引渡し針1のかぎ13にある。引渡し針1の目移しばね3及び引受け針1′の目移しばね3′は、初期位置で示されている。図示した目移し方法の全過程の間、引受け針1′の目移しばね3′は初期位置に留まる。
図3によれば、引渡し針1は、矢印60の方向に最大押出し位置へもたらされる。その際編目6は針かぎ13から針頸部12上へ滑り運動を行い、遂に針胸部15に当接する。編目6の側辺は今や目移しばね3の突起32上にある。
図4によれば、引渡し針1及び引受け針1′の位置はまだ変わっていない。引渡し針1の目移しばね3が矢印70の方向に今や目移し位置へ動かされる。目移しばね3のこの運動により、その突起32が針頸部12から離れるので、突起内側と針頸部12との間に開口が生じ、引受け針1′のかぎ13′がこの開口へ入り込むことができる。突起32と針頸部12との間の開口は編目6の側辺の前に生じる。従って編目の側方引張りがこの開口の幅を変化することはない。
図5によれば、目移しばねの位置が不変な状態で、引渡しばね1が、矢印65の方向に、引受け針1′の入り込み位置へ動かされる。引受け針1′が矢印80の方向に動かされ、そのかぎ13′が突起32と針頸部12との間の開口へ導入される。
図6によれば、引渡し針1が矢印70の方向に引渡し位置へ動かされ、目移しばねの位置は不変である。引受けばね1′が、矢印80の方向に、編目6の引受け位置へ動かされる。引受け針1′は目移しばね3の突起32と針頸部12との間を通って、従って編目6を通って滑る。
図7によれば、引渡し針1は引渡し位置にあり、引き受け針1′は最大の引き受け位置にある。
図8によれば、目移しばねの位置が不変な状態で、引渡し針1が矢印65の方向に動かされ、引き受け針1′が矢印85の方向に動かされる。
図9によれば、目移しばね3が矢印75の方向に初期位置へ動かされている。引渡し針1は矢印65の方向に動かされる。引き受け針1′は編目6をそのかぎ13′内に持ち、引渡し針1が初期位置にあるまで、引き受け針1′はその位置をもはや変化しない。
図10によれば、引渡し針1及び引受け針1′は初期位置にある。編目6は引受け針1′のかぎ13′内にあり、それにより本発明による目移し過程が終了している。
図示した例では、針1は引渡し針であり、針1′は引受け針である。もちろん針1′が引渡し針であり、針1が引受け針であってもよい。なぜならば、両方の針は同じに構成されているからである。
1,1′ 目移し針
3,3′ 目移しばね
20 転向手段(斜面)
A 間隙
3,3′ 目移しばね
20 転向手段(斜面)
A 間隙
Claims (7)
- 編機用目移し針(1,1′)であって、目移し針(1,1′)が目移しばね(3,3′)を持っているものにおいて、目移しばね(3,3′)がその初期位置から目移し位置へまた再び初期位置へ戻るように移動可能に支持され、初期位置から目移し位置へ移動の際目移しばね(3,3′)を転向させる手段(20)が、目移し針(1,1′)と目移しばね(3,3′)との間に間隙(A)を形成するために設けられていることを特徴とする、目移し針。
- 目移し針(1,1′)の長さ方向に延びる少なくとも1つの溝(17,17′)に、目移し針(3,3′)が案内されていることを特徴とする、請求項1に記載の目移し針。
- 針本体(11)の一方の側面に形成される第1の溝(17′)が設けられて、他方の側面に設けられる第2の溝(17)に続き、第2の溝(17)が一方の側面に形成される第3の溝(18)に続き、針本体(11)が、第1の溝(17′)の終端と第2の溝(17)の始端との間及び第2の溝(17)の終端と第3の溝(18)の始端との間に、それぞれ穴(19,19′)を持ち、目移しばね(3,3′)が溝(17,17′,18)に支持され、穴(19,19′)に通されていることを特徴とする、請求項2に記載の目移し針。
- 目移しばね(3)の角形屈曲部分(31)が第1の溝(17′)に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の目移し針。
- 目移しばね(3)の突起(32)が、初期位置において第3の溝(18)に設けられていることを特徴とする、請求項3に記載の目移し針。
- 転向手段が、目移し針(1,1′)の針胸部(15)の後にある斜面(20)により形成され、初期位置から目移し位置への目移しばね(3,3′)の移動の際、この斜面(20)が目移しばね(3,3′)の突起(32)を針本体(11)から押し離すことを特徴とする、請求項1〜5の1つに記載の目移し針。
- 目移しばね(3,3′)が、初期位置と目移し位置との間で目移しばね(3,3′)を移動させるバットを持っていることを特徴とする、請求項1〜6の1つに記載の目移し針。
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