JP2008045263A - ステッチ形成編機のためのべら針 - Google Patents

ステッチ形成編機のためのべら針 Download PDF

Info

Publication number
JP2008045263A
JP2008045263A JP2007211067A JP2007211067A JP2008045263A JP 2008045263 A JP2008045263 A JP 2008045263A JP 2007211067 A JP2007211067 A JP 2007211067A JP 2007211067 A JP2007211067 A JP 2007211067A JP 2008045263 A JP2008045263 A JP 2008045263A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
section
needle
spring
notch
rehook
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007211067A
Other languages
English (en)
Inventor
Zhiyong Wang
ツィヨン ワン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Groz Beckert KG
Original Assignee
Groz Beckert KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Groz Beckert KG filed Critical Groz Beckert KG
Publication of JP2008045263A publication Critical patent/JP2008045263A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/04Latch needles
    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
    • D04B35/00Details of, or auxiliary devices incorporated in, knitting machines, not otherwise provided for
    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
    • D04B35/06Sliding-tongue needles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Knitting Machines (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Buckles (AREA)

Abstract

【課題】再引っ掛けプロセスができるだけ長い間保証される再引っ掛け針を開発する。
【解決手段】ステッチ形成機械のための再引っ掛け針1であって、針ボディ2が設けられており、針ボディが長手方向シャフト3を有しており、該長手方向シャフトが、側面4,5と、針背部6と、針の上側7とを備えており、長手方向シャフト3に保持された再引っ掛けばね8が設けられており、再引っ掛けばねが、一方の端部においてアタッチメント区分10を有しておりかつ、他方の端部においてばね先端部11を有しており、ばね8がシャフト3とともに中間空間9を形成しており、切欠き12が設けられており、切欠きにばね先端部11が突入するようになっており、切欠き12が第1の区分14と第2の区分15とを有しており、第1の区分14の深さT1と、第2の区分15の深さT2とが、互いに異なる寸法を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステッチ形成機械、特に平坦な織物材料の製造のための編機のための編機針に関する。
パターンを備える編物材料を製造するために、べら針及び/又はスライダ針を備えた編機を使用することができる。パターンに従って、個々のステッチは、1つの編機針から別の編機針へ引き渡される。このために、引渡し針又は再引っ掛け針と呼ばれる針は、特別なステッチ引渡しエレメントを含む。
独国特許出願公開第19905668号明細書は、このような再引っ掛け針がべら針として構成されていることを開示している。このようなべら針は、トングスリットを中心として回動可能に取り付けられたトングによって内部フック空間を開閉する。べら針は、その平坦な側のうちの一方において、再引っ掛けばねの形式のステッチ引渡しエレメントを有している。隣接する針又は向き合って配置された針がステッチを取り上げることができるようにするために、ステッチ引渡しエレメントは、再引っ掛けばね上を針ベースボディに沿って移動し、これにより、前記ステッチが拡開される。この動作を補償するために、針ベースボディは丸み付けられたポケットを有しており、このポケットに再引っ掛けばねの先端が突入し、これにより、ステッチは、損なわれることなく再引っ掛けばね上にスライドすることができる。スライドするステッチによって又は引き離される(編まれた)材料によって与えられる再引っ掛けばねの横方向バイアスは、再引っ掛けばねの先端を、針の長手方向で、丸み付けられたポケットにおいて前後に移動させる。これにより、再引っ掛けばねが永久に曲げられ、ひいては、潜在的に先端部がもはや針ベースボディのポケット内に完全に突入しなくなるという危険性がある。ポケットの外側に配置された再引っ掛けばねの先端部は、ステッチ引渡し動作を損なう。突出する先端部は、スライドするときにステッチ又はハーフステッチを損なう。ハーフステッチは、先端部によって穿刺される。
独国特許第4231015号明細書は、スライダ針として構成された再引っ掛け針である編機針を開示しており、スライダ針は、シャフトによって支持されたフックを開閉させるために、シャフトを長手方向に貫通してスライダを有している。再引っ掛けばねがスライダ針に横方向に取り付けられており、これにより、前記ばねが針シャフトとともに中間空間を形成しており、この中間空間は、別の編機のフック及びシャフトが通過する。再引っ掛けばねの一方の端部のみが針ボディに取り付けられている。再引っ掛けばねの他方の端部はテーパしており、針ベースボディに設けられた針ポケット内に沈んでいる。その結果、ハーフステッチが、フックの内部空間において始まって、編機針が駆動されるとき、前記針のシャフト及び再引っ掛けばね上をスライドすることができ、これにより、ハーフステッチが拡開させられる。ハーフステッチのステッチループのこの拡大の結果、引き離される物品による引張力に関して、荷重が再引っ掛けばねに加えられ、このばねが、針ポケットの底部に対してばね先端部によってつっかえる。再引っ掛けばねに作用する力により、ばね先端部は針フックの方向に移動し、これにより、再引っ掛けばねと針ベースボディとの間に設けられた中間空間は、最小限に減じられる。ハーフステッチの衝撃力及び引き離される物品の結果として再引っ掛けばねの先端部の領域に加えられる荷重は、再引っ掛けばねが著しく曲げられるほど十分に大きく、これにより、先端部はもはやばねポケットによって完全に収容されなくなる。その結果、再引っ掛けばねの先端部は、針ベースボディ上をスライドするように支持されている場合にハーフステッチに突き刺さる。その結果、ハーフステッチはもはや再引っ掛けばね上をスライドしない。再引っ掛けばねの先端部が、ハーフステッチが再引っ掛けばねの先端部の下側を通ってスライドするほどに持ち上げられるならば、ステッチの再引っ掛けはもはや不可能である。したがって、編まれた物品の信頼できる再引っ掛けはもはや保証されない。
付加的な再引っ掛け針は、独国特許出願公開第2847972号明細書及び独国特許出願公開第3018699号明細書から公知である。これらの明細書に開示された全ての再引っ掛け針はベースボディに切欠を有しており、これにより、再引っ掛けばねの先端部は前記切欠に突入する。全ての場合において、切欠の底部は平坦であり、これにより、幾つかの個々の切欠は丸み付けられた端部を有している。荷重が、針ベースボディの平坦な側の方向で、開示された再引っ掛け針の再引っ掛けばねに加えられると、再引っ掛けばねの形状が永久に変化し、その結果、再引っ掛け動作が妨害される危険性がある。この危険性は、特に独国特許出願公開第3018699号明細書による再引っ掛け針の場合に大きい。なぜならば、この再引っ掛けばねはいわゆる引き込みばねであるからである。針が針チャネル内に引っ込められると、再引っ掛けばねはチャネルストリップによって針ボディに対して平坦に押し付けられる。これは、再引っ掛けばねにおける特に高い応力を表す。
このことを考慮して、本発明の目的は、再引っ掛けプロセスができるだけ長い間保証される再引っ掛け針を開発することである。本発明の目的は、このような再引っ掛け針の有効寿命を改善することである。
この目的は請求項1による再引っ掛け針によって達成された。
本発明による再引っ掛け針は、平坦な側として構成された横方向の側において、再引っ掛けばねを有しており、この場合、前記ばねの一方の端部は、好適には一方の側において、再引っ掛け針のベースボディに結合されている。前記ばねは針のベースボディとともに中間空間を形成しており、この場合、別の針のフックが、ハーフステッチを引き継ぐために前記中間空間に沈みこむ。一方の端部において、再引っ掛け針はステッチ形成領域を有しており、このステッチ形成領域は、フックと、前記フックに関連した閉鎖エレメントとを含んでおり、この閉鎖エレメントは、例えばトング又はスライダの形式で構成されている。再引っ掛け針の他方の端部は、再引っ掛け針の前後移動のための少なくとも1つの手段を有している。この移動手段は好適には少なくともフットとして構成されている。
再引っ掛けのために別の針のフックが沈み込む中間空間は、移動手段の方向で、再引っ掛けばねのベースボディに設けられた再引っ掛けばねの取付け手段によって制限されている。再引っ掛けばねは、例えばリベット又はエンボス加工された突出部によって、又は物質ロッキング形式において、例えば溶接又はセメントによって、ポジティブロッキング形式で針のベースボディに結合されることができる。この中間空間は、針フックの方向で切欠によって仕切られており、この場合、再引っ掛けばねのトング状の先端部が前記切欠に沈み込む。別の針を収容するための中間空間は、閉鎖された収容空間であり、この閉鎖された収容空間は、再引っ掛けばねの弾性的な先端部が持ち上げられることにより針フックの方向で開放されることができる。概して、これは、再引っ掛け針が、ステッチ引渡しのために引き継がれるべきハーフステッチを掴み、引き続き中間空間から引っ込められた場合である。
再引っ掛け針は、ステッチを形成するために、すなわち織られた物品が製造される場合に使用され、この場合、ステッチが再引っ掛けされないならば、再引っ掛けばねはいわゆる開始状態にある。これは、再引っ掛けばねが、最小限のバイアスでほとんど荷重のない形式で再引っ掛け針の側面に取り付けられていることを特徴とする。バイアス取付けされた再引っ掛けばねに関して、再引っ掛けばねの先端部は最小限の応力を受ける。これにより、再引っ掛けばねの先端部は、針のベースボディの切欠に当接し、この切欠によって完全に収容される。その結果、ハーフステッチは、再引っ掛けばねの先端部によって妨害されることなく、再引っ掛け動作のために準備されることができる、すなわち、前記ハーフステッチが拡開される。このために、ハーフステッチは再引っ掛けばね上をスライドする。この動作を開始するために、編機針は、通常ステッチ形成動作のために必要であるよりもさらに駆動される。
開始状態において再引っ掛けばねの先端部を収容する切欠は、長手方向の、好適に矩形のポケットの形態を有する。前記ポケットはその縁部に沿って閉鎖されており、ひいては閉鎖された、好適には平坦な面によって包囲されている。ポケットの縁部は、エッジなしに、再引っ掛け針の平坦な側において終わっている。その結果、ステッチ又はハーフステッチが針のベースエレメント上でスライドすると、これらのステッチが妨害又は切断されないことが保証される。必要ならば、ポケットのエッジは小さな中断部を有することができる。
ポケットの側面は、ポケットの底部において滑らかに終わっている。ポケットの底部は、2つの区分を有しており、2つの底部区分に分割されている。再引っ掛けばねの先端部は、前記ばねが開始状態にある場合に、ポケットの第1の底部区分に対して当接する。これにより、再引っ掛けばねの先端部は、第1の底部区分の端部領域と協働し、軸方向位置を規定する。ポケットの第2の底部区分は、この軸方向位置にすぐ隣接して開始する。ポケットの第1の底部区分の深さが第2の底部区分の深さとは異なり、好適にはより小さい。これにより、深さは、ポケットを有する平坦な側に対して垂直に、ほぼ底部区分の中間において測定される。これらの深さは、底部区分と、再引っ掛け針の平坦な側との間に延びている。
ポケットの第1の区分は、再引っ掛けばねの端部によってマークされた軸方向位置において終わっており、ポケットの第2の区分はこの軸方向位置において始まっている。第1の区分と第2の区分との間の移行領域は、エッジなし段部又は下方傾斜斜面として構成されている。平坦又は丸み付けられていることができる移行領域は第2の区分に関連している。ポケットの底部又は底部区分は、再引っ掛け針の平坦な側に対して平行に整合させられることができる。第1又は第2の底部区分は、平坦な側に対して直角に配置されることもできる。第2の底部区分は、ポケットを有する平坦な側に対して鋭角に設けられることができる。鋭角でのこの配置を考慮して、この角度は、第2の区分を有する平坦な側の領域と、第2の底部区分との間に延びている。軸方向位置から延びた第2の底部区分の深さは、編機針のフックに向かって増大している。底部区分は種々異なる形状を有する;底部区分は、平坦な面として構成されているか、又は皿状又はアーチ状の面として構成されていることができる。第2の底部区分の深さは、再引っ掛けばねの先端部がバイアスされて当接している領域において、ばねが開始状態にある場合に再引っ掛けばねの先端部のところよりも大きい。深さの比は、底部区分の種々異なる形状によって影響されない。
一方では、切欠の発明による設計を考慮して、針シャフトの著しい弱まりが回避され、他方では、再引っ掛けばねの先端部に、ばねがシャフトに向かって押し付けられた場合にばねが進入するための十分な空間が設けられる。これは、編み動作の間の再引っ掛けばねの変形を最小限に抑制し、再引っ掛けばねの有効寿命を延長する。
本発明による実施形態の有利な詳細が、図面、対応する説明及び/又は従属請求項より明らかである。
図1は再引っ掛け針の前側領域を示している。再引っ掛け針1を前後に移動させるための移動手段を有する後端部は示されていない。再引っ掛け針1は、針ボディ2、シャフト3、及びその端部において、関連する閉鎖エレメント25を備えたフック24を有する。シャフト2は高い区分26と低い区分27とに分割されている。両区分26,27は共通の針背部6から上方へ延びている。針ボディ2の高い区分26から低い区分27への移行領域において、針ベースボディ2は、その上側7において段部28を有している。段部28の両側において、針ベースボディは、再引っ掛け針1の主移動方向と一致する長手方向Lに延びている。針の上側7と針背部6との間には側面4及び5が延びており、これらの側面は、針ベースボディ3を横方向で制限している。再引っ掛けばね8は側面4に取り付けられている。アタッチメント区分10はシャフトの高い区分26に配置されている。再引っ掛けばね8は公知のアタッチメント手段によってシャフトの区分26に保持されている。弾性的な再引っ掛けばね8の前側領域は段部28の周囲に延びており、この場合、ばね先端部11が切欠12によって収容されている。ばね先端部11の端部は、切欠12を2つの区分、すなわち第1の区分14と第2の区分15とに分割している軸方向位置21を規定している。
図2は、閉鎖エレメントとしてのスライダを有する本発明の再引っ掛け針を示している。その他の点については、図2による再引っ掛け針の発明の特徴は、図1による再引っ掛け針のものと同じである。上記説明が同様に当てはまる。
図3は切欠き12の断面図を示している。この場合、切欠き12が第1の区分14と第2の区分15とに分割されていることが明らかである。両区分14,15は移行部なしに軸方向位置21に隣接している。軸方向位置21に対して再引っ掛けばね8のばね先端部11が当接しており、前記ばねが開始状態にあるならば、軸方向位置は、第1の区分14に関連している。この区分14は軸方向位置21から、図の右側における図3における切欠き12の末端部分まで延びている。第1の区分14の末端部分は丸み付けられており、異なる形状を有している。ポケット22として構成されている切欠き12のエッジ23は、側面4において、エッジを有さずに、好適には丸み付けられた形式で終わっている。このエッジ23は、ポケット22の側面を含み、面エッジと呼ばれることもできる。ポケット22の第2の区分15は軸方向位置21から、図3に示されていない左側における末端部分まで延びている。この第2の区分15は、第1の区分14内へ僅かに延びた移行領域18に関連している。この移行領域18は、第1の区分14の底部区分16を第2の区分15の底部区分17に接合している。これにより、移行領域18は、滑らかな又は丸み付けられた構成を有する、すなわち段部及びエッジを有していない。それと同時に、底部区分16及び底部区分17は切欠き12の底部20を形成している。底部区分16及び17はそれぞれ側面4及び5に対して平行に配置されている。移行領域18は底部区分17の部分である。移行領域18は下方へ傾斜した斜面19として構成されることもできる。この斜面は第1の区分14の底部区分と第2の区分15の底部区分17とを結合させている。第1の区分14の底部区分16は第2の区分16の底部区分17よりも小さな深さT1を有している。深さは、底部区分16,17に対して垂直に測定される。深さは側面4から対応する底部区分まで延びている。
図3に破線で示されたばね先端部11′は、荷重が前記ばねに加えられた場合の再引っ掛けばね8のばね先端部11の位置を示している。これにより、第2の切欠き15のより大きな深さT2により、図3による突出部の平面において加えられる荷重により下方へ移動する傾向があるばね先端部11′を収容するための十分な空間が存在する。これにより、再引っ掛けばね8の形状が保証される。荷重が再引っ掛けばね8に加えられないときは、ばね先端部11は再び開始位置へ戻る。このばね先端部11の開始位置は実線で示されている。
図4は切欠き12の別の典型的な実施形態を示している。同じ参照符号は上の説明のものと同じである。第1の区分14の底部区分16と第2の区分15の底部区分17とはそれぞれ、側面4に対して鋭角を成して配置されている。図4による移行領域18は、切欠き12の第1の区分14の底部区分16の延長部を表している。この移行領域は、側面4に対して底部区分16と同じ角度を成して配置されることができる。しかしながら、移行領域は異なる角度で配置されることもできる。好適には、前記移行領域は第1の底部区分16と第2の底部区分17との間において下方へ傾斜している。しかしながら、底部区分16と、底部区分17と、移行領域18とが側面4に対して同じ鋭角を成して配置されることも可能である。これにより、再引っ掛けばね8のばね先端部11は、荷重が加えられた場合に、再引っ掛けばねの永久(塑性)変形を生じることなく、その位置を変化させることできることが重要である。ばね先端部11の変化した位置は図4に破線で、符号11′で示されている。荷重が加えられた場合の再引っ掛けばね8のばね先端部11′の変化した位置の領域における深さT2は、再引っ掛けばね8が開始状態にある場合の、ばね先端部11の開始位置の領域における深さT1よりも大きい。
図5は切欠き12の別の実施形態を示している。この実施形態は、底部区分17が、最も深い個所T2において出発して第1の区分12の端部の方向に、すなわち軸方向位置21から所定の距離において上昇しており、したがって深さT2が減じられているという点において上述の実施形態とは異なっている。本発明による切欠き12に関して、移行領域18が下方へ傾斜しているように構成されていることが決定的であり、これにより、荷重が再引っ掛けばね8に加えられながら前記ばね先端部がその中心軸線29に沿って延びている場合、ばね先端部11のための空間が第2の区分15に形成される。
図6は再引っ掛け針1の機能を示している。再引っ掛け針1のフック24によって掴まれ、前記フックの内部フック空間に配置されたハーフステッチHMを引き渡すために、再引っ掛け針1は長手方向Lに駆動される。これにより、ハーフステッチHMは針シャフト3に沿って、シャフト3上を、閉鎖エレメント25を越えて段部28までスライドし、この場合、閉鎖エレメント25が開放される。ばね先端部11は切欠き12によって収容されているので、ばね先端部が、ハーフステッチHMがスライドするのを妨害することはない。ハーフステッチHMは針ベースボディ2から突出した再引っ掛けばね8によって拡開させられ、これにより、針ベースボディ2と再引っ掛けばね8との間の中間空間9内に突入する別の針が、拡開されたハーフステッチHMを取り上げることができる。ハーフステッチHMは拡開されているので、力は、矢印F(図3,4,5)の方向で再引っ掛けばね8に加えられる。その結果、ばね先端部11は、その中心軸線29の方向に移動し、位置11′(図3,4,5)を占める。本発明による切欠き12によって利用可能にされた付加的な空間は、加えられた力Fに応じてその位置を変化させるように、再引っ掛けばね8の先端部11に十分な自由空間を提供する。その結果、再引っ掛けばね8、特にその先端部は、ハーフステッチHMが針シャフト3上へスライドするのを妨げるいかなる永久変形をも生じることがない。拡開されたハーフステッチHMが段部28の領域に位置するならば、別の針は、針ベースボディ2と再引っ掛けばね8との間の中間空間9に突入し、フックによってハーフステッチHMを捕捉することができる。再引っ掛け動作は、もともとハーフステッチHMを支持していた再引っ掛け針の引っ込めによって完了される。再引っ掛け針1を完全に引っ込めることにより、ハーフステッチHMは別の針に引き渡され、この針の内部フック空間に配置される。
再引っ掛け針1を参照すると、シャフト3には、再引っ掛けばね8の先端部を収容する切欠き12が設けられている。切欠き12は第1の区分14と第2の区分15とに分割されており、この場合、2つの区分は異なる深さT1,T2を有している。ハーフステッチHMが再引っ掛けばね8上にスライドすると、ばね先端部11は、凹んだ第2の区分による空間を利用し、再引っ掛けばね8が永久変形を生じることなく前記空間に突入することができる。その結果、ハーフステッチHMは、再引っ掛け動作を実施するために一貫してかつ確実にスライドすることができる。
トングとして構成された閉鎖エレメントを含む再引っ掛け針の単純化されかつ詳細な図である。 スライダとして構成された閉鎖エレメントを含む再引っ掛け針の単純化されかつ詳細な図である。 図1及び図2による再引っ掛け針の切欠の1つの実施形態の拡大された詳細な断面図である。 図1及び図2による再引っ掛け針の切欠の1つの実施形態の拡大された詳細な断面図である。 図1及び図2による再引っ掛け針の切欠の1つの実施形態の拡大された詳細な断面図である。 図1による再引っ掛け針の一部の単純かつ詳細な斜視図である。
符号の説明
1 再引っ掛け針、 2 針ボディ、 3 シャフト、 4,5 側面、 6 針背部、 7 針の上側、 8 再引っ掛けばね、 9 中間空間、 10 アタッチメント区分、 11 ばね先端部、 12 切欠き、 14 第1の区分、 15 第2の区分、 16,17 底部区分、 18 移行領域、 19 斜面、 20 底部、 21 軸方向位置、 22 ポケット、 23 エッジ、 24 フック、 25 閉鎖エレメント、 26 高いシャフト区分、 27 低いシャフト区分、 28 段部、 29 中心軸線、 L 長手方向、 HM ハーフステッチ、 F 力、 T1,T2 深さ

Claims (14)

  1. ステッチ形成機械のための再引っ掛け針(1)であって、
    針ボディ(2)が設けられており、該針ボディが長手方向シャフト(3)を有しており、該長手方向シャフトが、側面(4,5)と、針背部(6)と、針の上側(7)とを備えており、
    前記長手方向シャフト(3)に保持された再引っ掛けばね(8)が設けられており、該再引っ掛けばねが、一方の端部においてアタッチメント区分(10)を有しておりかつ、他方の端部においてばね先端部(11)を有しており、この場合、前記ばね(8)がシャフト(3)とともに中間空間(9)を形成しており、
    切欠き(12)が設けられており、該切欠きにばね先端部(11)が突入するようになっている形式のものにおいて、
    切欠き(12)が第1の区分(14)と第2の区分(15)とを有しており、前記第1の区分(14)の深さ(T1)と、前記第2の区分(15)の深さ(T2)とが、互いに異なる寸法を有することを特徴とする、ステッチ形成機械のための再引っ掛け針。
  2. ポケット(22)が閉鎖されたエッジ(23)を有している、請求項1記載の再引っ掛け針。
  3. ポケット(22)のエッジ(23)が側面(4,5)によって仕切られている、請求項2記載の再引っ掛け針。
  4. ポケット(22)のエッジ(23)が中断部なく構成されている、請求項2記載の再引っ掛け針。
  5. 切欠き(12)が底部(20)を有しており、該底部に対してばね先端部(11)が当接するようになっている、請求項1記載の再引っ掛け針。
  6. 切欠き(12)の第1の区分(14)と第2の区分(15)とが、互いに移行領域(18)において、ばね先端部(11)が終わっている軸方向位置(21)において終わっている、請求項1記載の再引っ掛け針。
  7. 移行領域(18)が、エッジなし及び/又は丸み付けられた形式で構成されている、請求項6記載の再引っ掛け針。
  8. 切欠き(12)の第1の区分(14)において始まる移行領域(18)が、切欠き(12)の第2の区分(15)において下方に傾斜した形式で終わっている及び/又は斜面(19)として構成されている、請求項6記載の再引っ掛け針。
  9. 移行領域(18)が平坦な面として構成されている、請求項6記載の再引っ掛け針。
  10. ばね先端部(11)が、開始状態において、最初に切欠き(12)の第1の区分(14)と当接しており、荷重が加えられた場合、切欠き(12)の第2の区分(15)と当接する、請求項1記載の再引っ掛け針。
  11. 切欠き(12)の底部(20)が、第1の区分(14)に関連した底部区分(16)を有しており、該底部区分が、側面(4,5)に対して平行に又は鋭角を成して配置されている、請求項5記載の再引っ掛け針。
  12. 切欠き(12)の底部(20)が、第2の区分(15)に関連した底部区分(17)を有しており、該底部区分が、側面(4,5)に対して平行に又は鋭角を成して配置されている、請求項5記載の再引っ掛け針。
  13. 切欠き(12)の第2の区分(15)の深さ(T2)が一定ではない、請求項1記載の再引っ掛け針。
  14. 第2の区分(15)の深さ(T2)が、ばね先端部(11)が終わっている軸方向位置から、再引っ掛けばね(8)のアタッチメント区分(10)から離れる方向で増大している、請求項13記載の再引っ掛け針。
JP2007211067A 2006-08-11 2007-08-13 ステッチ形成編機のためのべら針 Pending JP2008045263A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06016765A EP1887117B1 (de) 2006-08-11 2006-08-11 Zungennadel für maschenbildende Textilmaschine

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008045263A true JP2008045263A (ja) 2008-02-28

Family

ID=37005864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007211067A Pending JP2008045263A (ja) 2006-08-11 2007-08-13 ステッチ形成編機のためのべら針

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7509820B2 (ja)
EP (1) EP1887117B1 (ja)
JP (1) JP2008045263A (ja)
KR (1) KR100908799B1 (ja)
CN (1) CN101122064B (ja)
DE (1) DE502006006452D1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023509073A (ja) * 2020-01-14 2023-03-06 加林 馮 編針

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE462814T1 (de) * 2005-11-18 2010-04-15 Santoni & C Spa Nadel zur übergabe von maschen an benachbarte nadeln für strick- oder wirkmaschinen oder dergleichen
EP2096200B1 (de) * 2008-02-27 2011-06-08 Groz-Beckert KG Umhängenadel mit innen liegender Federspitze

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57139548A (en) * 1981-01-27 1982-08-28 Mestre Mas Matias Mesh sending needle for knitting machine
JPH0578962A (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 Shima Seiki Mfg Ltd 編機用コンパウンドニードル
JP2000234248A (ja) * 1999-02-11 2000-08-29 Groz Beckert Kg 編目形成機械の目移し用の掛け換えニードル

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US885150A (en) * 1906-02-24 1908-04-21 Powell Knitting Company Transferring device for knitting-machines.
US2667770A (en) * 1950-08-23 1954-02-02 Ordnance Gauge Company Transfer needle for knitting machines
ES238334Y (es) * 1978-08-28 1980-01-16 Mestre Mas Matias Aguja de transferencia de mallas para maquinas de tejido de punto.
ES243765Y (es) * 1979-05-24 1980-04-16 Aguja de transferencia de malla en maquinas de tejidos de punto.
IT8321328V0 (it) * 1983-03-30 1983-03-30 Santoni & C Spa Ago del piatto composito per macchina circolare monocilindrica per calzetteria atta a produrre maglia a costa.
DE3401874A1 (de) * 1984-01-20 1985-07-25 Haase & Kühn S.A., Les Geneveys, Coffrane Umhaengenadel und verfahren zu ihrer herstellung
CH664392A5 (de) * 1984-12-18 1988-02-29 Dubied & Cie Sa E Zungennadel fuer maschenuebertragung.
IT1185187B (it) * 1985-07-04 1987-11-04 Mecmor Spa Dispositivo per il passaggio del punto da un ago per la formazione di maglia diritta ad un ago per la formazione di maglia rovescia e viceversa,in una macchina per maglieria e simili
DE10227533C1 (de) * 2002-06-20 2003-12-11 Groz Beckert Kg Nadel mit Umhängefeder

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57139548A (en) * 1981-01-27 1982-08-28 Mestre Mas Matias Mesh sending needle for knitting machine
JPH0578962A (ja) * 1991-09-17 1993-03-30 Shima Seiki Mfg Ltd 編機用コンパウンドニードル
JP2000234248A (ja) * 1999-02-11 2000-08-29 Groz Beckert Kg 編目形成機械の目移し用の掛け換えニードル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023509073A (ja) * 2020-01-14 2023-03-06 加林 馮 編針
JP7423018B2 (ja) 2020-01-14 2024-01-29 加林 馮 編針

Also Published As

Publication number Publication date
US7509820B2 (en) 2009-03-31
EP1887117A1 (de) 2008-02-13
US20080034806A1 (en) 2008-02-14
DE502006006452D1 (de) 2010-04-29
KR100908799B1 (ko) 2009-07-22
KR20080014630A (ko) 2008-02-14
CN101122064B (zh) 2011-08-31
EP1887117B1 (de) 2010-03-17
CN101122064A (zh) 2008-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0955401B1 (en) A flat knitting machine
JP4121286B2 (ja) 編機用スライダタイプ複合針
JP2008045263A (ja) ステッチ形成編機のためのべら針
JP4192151B2 (ja) 複合針
US6092396A (en) Knitting machine, in particular flat knitting machine
EP1203838B1 (en) Compound needle
KR100573873B1 (ko) 양말편직기의 아웃파일문양 편성용 싱커커버
KR100706655B1 (ko) 복합 바늘
JP4943767B2 (ja) かぎ針
KR200464247Y1 (ko) 래치 바늘
WO2022210811A1 (ja) 横編機の可動シンカー
JP5632277B2 (ja) 横編機の複合針
US5216901A (en) Compound needle for knitting machines
US6439001B1 (en) Latch needle having a resilient latch support
JP2011226054A (ja) 編機用編針
WO2006070840A1 (ja) 可動シンカおよび可動シンカを備える横編機
KR100821868B1 (ko) 개선된 슬라이더를 구비한 복합 바늘
EP3425097B1 (en) Compound needle
JP2942795B2 (ja) メリヤス編針
JP2003049350A (ja) 編目形成繊維機械用のスライドニードル
JP2005082957A (ja) べら針
JPS6226468Y2 (ja)
JP2006057234A (ja) 編機用目移し針
US7810358B2 (en) Latch-type needle with sliding surface
JP2012132126A (ja) 横編機の複合針

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100304

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101227

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110610

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110616

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111208