JP2003049350A - 編目形成繊維機械用のスライドニードル - Google Patents

編目形成繊維機械用のスライドニードル

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    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04BKNITTING
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    • D04B35/02Knitting tools or instruments not provided for in group D04B15/00 or D04B27/00
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 横方向の編目引張り作用に対して殆ど又は全
く影響を受けることがなく、かつスライド摩擦の低下さ
れたスライドニードルを提供する。 【解決手段】 編目形成繊維機械用のスライドニードル
のステムに互いに平行に設けられた2つのスリット壁の
相互間に画定されたスライドスリットが、フック3に向
き合った入口15を有し、該入口を起点として延在して
おり、かつ少なくとも前記入口に近い部位では前記スラ
イドスリットの幅が、少なくとも前記入口から遠く離隔
した部位でニードル背部に対して等しい高さで測定され
た幅よりも小さく、スライド8を形成する2つのスライ
ドばね11,12の自由前端が、1つの接触部位を起点
として前記フック3に向かって開いた漏斗体を形成すべ
く、相互に離間するように外向きに湾曲されており、
両スライドばねが、前記接触部位に続いて前記漏斗体と
は反対側の部位でも相互に離間する方向に湾曲されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に編目形成繊維
機械用のスライドニードルに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公告第25
37 502号明細書に基づいてスライドニードルは公
知になっている。該スライドニードルは、一端でフック
へ移行する細長いニードル基体を有している。前記フッ
クの開放側に向き合った部位を起点として、相互間隔を
おいて平行に配置された2つのスリット壁がニードルス
テムに沿って延在している。両スリット壁間に1つのス
ライドスリットが形成されている。該スライドスリット
内には、長手方向にシフト可能なスライドが配置されて
おり、該スライドは、フラットに互いに接し合う2つの
スライドばねから成っている。両スライドばねは側面図
で見れば、ほぼ長方形である。スライドは、該スライド
がフックの方へシフトされる場合に、上部角隅域でもっ
てフック又は少なくともフック尖端に接触することがで
きる。このために両スライドばねは、その適当な上部角
隅域で、幾分相互に離間する方向に湾曲されており、こ
の湾曲によってフック尖端を受容するための漏斗体が形
成される。該漏斗体は、スライドの運動方向に対して斜
め方向に開いている。
【0003】スライドの外向きに湾曲された両角隅に、
スライドスリット内への進入を可能にするために、該ス
ライドスリットは、上部の狭いストリップ状域において
拡張されている。これとは逆に、ボトムに近いスリット
域は狭くなっている。スライドスリットのボトムは実質
的にフラットであり、スライドは純然たる軸方向運動を
行い、しかもスライドは、如何なる位置においても、一
様な相互間隔を有する両スリット壁の内面によって案内
されている。
【0004】またドイツ連邦共和国特許第199 13
822号明細書に基づいて公知になっているスライドニ
ードルの特殊性は、スライドの構成にある。該スライド
は、腹状に相互に離間する方向に湾曲された2つのスラ
イドばねによって形成されている。両スライドばねのニ
ードルフック寄りの両自由端は、フック尖端のための受
容漏斗体を形成するために、もう一度相互に離間する方
向に湾曲されている。両スライドばねの横方向湾曲成形
によって、スライドスリット内における両スライドばね
の良好なセンタリングが得られる。両スライドばねはそ
の場合、相互に離間する方向の弾発傾向に基づいて、両
スリット壁に沿って弾性的に接触する。
【0005】スライドの案内はその場合、スライドスリ
ットが狭いと、スライドばねが良好にセンタリングされ
るので、特に優れていることが判った。従ってスライド
は、例えば斜めに緊張された編目に起因した横方向引張
り力に対しても、敏感な作用を比較的受けることはな
い。
【0006】スライドはその運動のためには、スライド
スリットにおけるスライド摩擦を克服する力を必要とす
る。スライド摩擦は例えば漏斗体の大きさに関連してい
る。横方向糸引張り作用を受ける場合にも確実にフック
に的中させるように、両スライドばねがその自由端で相
互に広く拡開されている場合には、増大されたスライド
摩擦が生じることになる。
【0007】更なる問題点は、スライドスリット内にダ
ストや繊維屑など侵入した場合には、スライド摩擦が決
定的に増大することである。これによって、スライドニ
ードルは機能障害に達することもある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、横方
向の編目引張り作用に対して殆ど又は全く影響を受ける
ことがなく、かつスライド摩擦の低下されたスライドニ
ードルを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明の構成手段は、請求項1の特徴部に記載したように、
ニードル基体のステムが一方の端部に、尖端を有するフ
ックを保持しており、前記ステムに設けられた互いに平
行な2つのスリット壁が相互間に、両スリット壁間の間
隔に等しい幅を有する1つのスライドスリットを画定し
ており、しかも該スラドスリットが、前記フックに向き
合った入口を有しかつ該入口を起点として延在してお
り、かつ少なくとも前記入口に近い部位では前記スライ
ドスリットの幅(W1)が、少なくとも前記入口から遠
く離隔した部位においてニードル背部に対して等しい高
さで測定された幅(W2)よりも小さく、少なくとも2
つのスライドばねから成るスライドが設けられており、
しかも前記の両スライドばねの、前記フックの方に向い
た自由脚片が、1つの接触部位を起点として前記フック
の方に向かって開いた1つの漏斗体を形成するために、
相互に離間する方向に湾曲されており、 前記の両スラ
イドばねが、前記接触部位に続いて前記漏斗体とは反対
側の部位で相互に離間する方向に湾曲されており、かつ
前記の両スライドばねが、前記スライドスリット内で、
前記フックへ接近する方向及び該フックから離間する方
向にシフト可能に配置されている点にある。
【0010】要するに本発明のスライドニードルは、少
なくとも2つのスライドばねから成っていて1つのスラ
イドスリット内を走行するスライドを有している。該ス
ライドは一体に構成することもでき、或いは複数の個別
的な部材(スライドばね、スライド本体)から成り、該
個別的部材を互いに着脱可能に又は分離不能に結合する
こともできる。前記スライドスリットは、フック寄りの
端部における第1案内域では、他の領域よりも狭幅であ
る。第2案内域におけるスライドスリットの内法幅又は
幅は、ニードル背部に対して等しい高さで測定した場
合、前記の第1案内域よりも広幅である。前記の両測定
部位M1,M2を1本の仮想直線によって互いに結合す
れば、この直線はニードル背部に対して平行に位置して
いる(図4)。第1案内域はその全高にわたって、ニー
ドル長手方向で前記の第1案内域に接続する第2案内域
よりも狭幅である。両スライドばねは付加的に腹状に夫
々外向きに湾曲されている。スライドスリットはその幅
を長手方向で段付けして形成されている。該スライドス
リットはその入口(長手方向で見て前位の部位)では狭
幅であり、かつ前記入口から隔たった(長手方向で見て
後位の部位の)前記第2案内域におけるスライドスリッ
トは広幅である。つまりニードルフックに直接向き合っ
た入口近傍におけるスライドスリットは、第2案内域よ
りも狭幅である。両案内域は部分的にオーバーラップす
ることもできる。またスライドスリット又は少なくとも
第2案内域は部分的に又は全長にわたって、段付けされ
た実施形態又はU形とは異なった実施形態をとることも
可能である。
【0011】両スライドばねの横方向湾曲は、漏斗体を
形成する両スライドばねの自由端がフック尖端に被せら
れた場合に、狭窄されたスライド域に位置するように確
定されているのが有利である。両スライドばねの狭窄域
の長さ及び外向き湾曲域の位置は、スライドがフックに
被さる時に、漏斗体がフック尖端に達する以前に両スラ
イドばねの外向き湾曲域が、狭窄されたスリット域内へ
入り込むように確定されている。これによって漏斗体
は、フック尖端に到達する直前に正確にセンタリングさ
れるので、該漏斗体は極めて狭くすることができ、かつ
横方向の糸引張り作用にも拘わらず、フックの中心に的
中する。他面においてスライド摩擦が全体的に僅かであ
る。それというのはスライドがフックから引戻されると
即座に、横方向外向きに湾曲したスライドばね域が、拡
張されたスリット内へ侵入し、この拡張スリット内では
スライドばねは、スリット壁に対して僅かなばね張力を
もって、或いは遊びをもって走行するからである。
【0012】拡張されたスリット域(第2案内域)で
は、ダスト及び繊維片が蓄積することもあるが、スライ
ドニードルの性能が著しく害なわれることはない。従っ
て本発明のスライドニードルは、ダストに対して反応し
て機能障害を起こすことは少ない。
【0013】漏斗体を特に狭く設計できることの付加的
効果として、漏斗体を形成する両スライドばねの腹状域
が狭められたスリット域内へ侵入すると即座に、前記の
両スライドばねの自由端が相互に拡開する作用が挙げら
れる。前記侵入に伴って、両スライドばねの腹状域が相
互方向に動かされ(相互に押し合わされ)、これによっ
て両スライドばねの前端は、スリット幅以上の幅に拡開
することができる。これによってスライドニードルの特
に確実な作業を保証することが可能になる。
【0014】スライドばねの湾曲は、両スライドばねの
腹状域がスライドスリットの拡張域内に位置している場
合に、漏斗体外法幅がスライドスリットのスリット幅に
ほぼ等しくなるように設計されているのが有利である。
このような構成は、微小スライド摩擦を保証する。それ
というのはスライドばねがスライドスリット内で弛緩で
きるからである。腹状域は、拡張されたスリット内で
は、予荷重なく位置しているのが有利である。
【0015】スリットフランクにおけるスライド摩擦は
実質的に、前部の狭幅スリット域に限定されている。こ
れによって編目の横方向引張り力に対する高い抵抗モー
メント並びにスライドの僅かな摩擦、つまりスライドの
易動性が得られる。
【0016】スライドニードルは、スライドの引戻し時
にスライドをスライドスリット内へ潜没させる装置を有
している。このためにスライドスリットは、例えば国際
特許第01/31101号明細書に基づいてそれ自体公
知のように、スライドの入口にスライド部材を案内する
ためのボトム案内面を有している。該ボトム案内面は、
スライドばね用の走行底を形成している。該走行底に続
いて掘り下げボトム域が設けられており、該掘り下げボ
トム域はニードル背部に対して、前記ボトム案内面より
も僅かな距離を有している。スリット壁高さが等しい場
合、これによってスライドスリットの深まりが生じる。
スライドスリットの入口を起点としてボトム案内面は先
ず、ニードル背部に対して幾分大きな隔たりをとって直
線的に延び、次いで前記ニードル背部に次第に接近し、
該ニードル背部に対してより僅かな隔たりで該ニードル
背部に対して平行に延びる。これによってスライドばね
は、引戻し時に同時に潜没することができ、つまり、深
められたスライドスリット域ではスリット壁上縁より下
位へ潜没した状態で引戻される。このことは、特に微細
編目の編地を編成する際に重要である。このような編地
の編成時には、ニードルステム高さが僅かであることが
所望されると共に、ニードルフックから離反する方向で
のニードルステム高さの増加がごく僅かしか所望されな
いからである。ボトム案内面が終わりかつスリットボト
ムがニードル背部の方へ下向きに延びる部位で、スライ
ドのスライドばね自由端がスライドスリット内へ潜入す
るのが殊に有利である。このようにしてスリット入口で
は、全部で3つの案内面が形成される。この3つの案内
面とは、互いに対向する2つのスリット壁内面と、両ス
リット壁間に介在する1つのボトム案内面である。これ
ら3つの面は相俟って1つの案内手段又は1つの案内装
置を形成すると同時に、漏斗体拡開に関しては1つの作
動手段を形成する。この作動手段を形成するのは、スラ
イドばねの腹状域が前記のスリット壁内面間へ侵入する
と即座に、該スリット壁内面がスライドばねを緊縮する
からである。残りのスリットは、スライドの引戻される
案内室として役立ち、かつ該案内室内をスライドは僅か
な摩擦をもって又は遊びをもって走行する。該スライド
は、漏斗体を形成するスライドばねがスライドスリット
の第2案内域から進出したとき、つまり両スライドばね
の、相互に離間する方向にばね作用を有する腹状域が入
口の第1案内域へ進入するときに始めて、スライドは正
確な案内を得る。
【0017】スライドスリット内へのスライドの潜入を
制御するために、国際特許第01/31101号明細書
に基づいて公知のように、ニードル基体には案内スロッ
トが設けられており、スライドの引戻し時に、前記案内
スロット内に、両スライドばねの対応湾曲域が係合す
る。前記案内スロットは例えば、ニードル基体に設けら
れた、ニードル背部に対して斜めに配置された2つの案
内面によって形成され、該案内面には、両スライドばね
の等角度に形成された案内面が対応配設されている。ス
ライドの引戻し時に前記案内面は互いに接触してスライ
ドの下向運動を生ぜしめるので、該スライドはスライド
スリット内へ潜入する(かつこれに伴ってニードル背部
に接近する)。
【0018】本発明の有利な実施形態の詳細は、図面の
詳細な説明又は従属請求項の記載に基づいて明らかであ
る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図面に基づいて本発明の実施
例を詳説する。
【0020】図1に示したスライドニードル1は、終端
に形成されたフック3を備えたニードル基体2を有して
いる。前記フック3に対向してスライドスリット4が延
在し、該スライドスリットは、例えば図5から判る互い
に平行な2つのスリット壁6,7によって画定される。
スライドスリット4内には1つのスライド8が配置され
ており、該スライドは、図2に示したようにフック3へ
接近する方向及び、図1に示したように前記フック3か
ら離反する方向に運動することができる。スライド8
は、特に図6に示したようにスライド基体14に装嵌さ
れた2つのスライドばね11,12を有している。
【0021】スライドスリット4の構成は特に図3〜図
5に基づいて明らかである。該図面によれば、スライド
スリット4を画定する両スリット壁6,7は、フック3
に向き合ってその近傍に位置する部位15で終わってい
る。つまり該部位15はスライドスリット4の入口を成
している。この部位15を起点として、図3に破線で示
した実質的にフラットな、ボトム案内面16が始まり、
該ボトム案内面はスリットボトムを形成している。この
領域におけるスライドスリット4は幅W1(図5)を有
している。スリット壁6,7の、互いに向き合った両内
面17,18は、ここでは相互間隔W1を有し、従って
サイド案内面を形成する。スライドスリット4の、ボト
ム案内面16と両内面17,18とによって画定された
スリット領域4aは、従って第1案内域を形成する。ス
ライドスリット4の残りのスリット領域4bは、第2案
内域又は自由走行域を形成し、該自由走行域においては
スライド8は、より少ない案内で、その代わり低減され
た摩擦作用をもって走行することができる。自由走行域
4bは全高にわたって拡張されている。両スリット壁
6,7は内面21,22を有し、両内面の間隔W2は間
隔W1よりも大である。更に自由走行域4bではスリッ
トボトムは深く掘り下げられている。両内面17,18
が例えば1つの段部でもって両内面21,22へ移行す
る部位23において、ボトム案内面16も掘り下げボト
ム域24へ移行する。この掘り下げられた、つまりニー
ドル背部25に接近された、スライドスリット4の領域
を起点として、両内面21,22は互いに平行に、か
つ、全高にわたって等しい相互間隔で延びている。従っ
てスライドスリット4は入口では全高にわたって狭幅
(W1)であり、かつその他では全高にわたって広幅
(W2)である。
【0022】スライドスリット4内を走行する両スライ
ドばね11,12は図6に特別に図示されている。両ス
ライドばね11,12は、相互に離間する方向に湾曲さ
れて漏斗体28を形成する自由端26,27を有してい
る。漏斗体28は、フック3へ向かって開放されてい
る。開放方向は、ニードル背部25もしくはボトム案内
面16に対してほぼ平行に延びている。両スライドばね
11,12は、その自由端26,27を起点として相互
方向に向かって湾曲されており、しかも1つの接触部位
29で始めて接し合う。この接触部位29から両スライ
ドばね11,12は再び相互に離間する横方向に膨隆状
に湾曲されている。この膨隆部はその場合、両フランク
31,32の相互間隔が漏斗体外法幅Wにほぼ合致する
ような大きさである。両フランク31,32とは、弛緩
状態で相互に最も隔たったスライドばね11,12の外
面部位のことである。
【0023】側面から見た場合に生じるスライドばね1
1,12の輪郭は特に図4から明らかである。両スライ
ドばね11,12は、少なくとも図4で認識できる領域
では、互いに対称的に形成されている。両スライドばね
11,12は前部糸受け区分33を有し、該糸受け区分
は、糸室の開閉のためにも、編目移しのためにも役立
つ。糸受け区分33の長さは、フック尖端とスライドス
リット4の入口(部位15)との間の距離にほぼ合致し
ている。接触部位29は糸受け区分33内に配置されて
おり、従ってフランク31,32は、糸室閉鎖時にはス
ライドスリット4の第1案内域4a内に位置している。
両スライドばね11,12はこの案内域に正確に下部滑
り縁34を有し、該下部滑り縁は、漏斗体28が丁度フ
ック尖端に被さった時にボトム案内面16に接触する。
この接触点を起点として下部縁35は、図4で符号T2
によって示唆したようにスライドばね前端39へ向かっ
て上り緩勾配を成している。符号T2は、ボトム案内面
16から、スライドばね11,12の両自由端26,2
7が接触する接触部位29に至るまでの距離を表わして
いる。スライドばね前端39とボトム案内面16との間
の距離は、図4で符号Tで表されている。この距離T
は、第1案内域4aにおける両スリット壁6,7の高さ
T1よりも大である。これによってスライドの引戻し時
に漏斗体28のスライド前端を第2案内域4bにおいて
始めて引込むことが可能になる。フック3の方へ向かっ
てのスライド8のシフト時には、両スライドばね11,
12の相互に拡開した両自由端26,27は第1案内域
4aを介してリフトされる。これに基づいて両自由端2
6,27は、拡開にも拘わらず、第1案内域4aと第2
案内域4bとの間の推移点に形成された段部(移行部位
23)に衝突することはない。両スライドばね11,1
2は、第1案内域4aから、拡開された自由端26,2
7より下位に位置する領域へ案内される。両自由端2
6,27は第1案内域に接触することはない。これに加
えて、特に微細編目の形成を許容するスリムなステムが
得られる。
【0024】両スライドばね11,12の自由端26,
27は、スライドばね前端39へ向かってフラットに面
取りされているのが有利である(図6)。これは、摩耗
が進んだ場合でも両自由端26,27間へのフック3の
尖端の受入れを確実にする。
【0025】糸受け区分33に続いて、編目位置決めの
ための肩36が設けられている。両スライドばね11,
12は、図1及び図2に略示したように、前記肩36に
続いてやや外向きに曲げられているので、案内面37,
38を有する相当区分はスライドスリット4を超えて側
方に張出している。案内面37,38は、ニードル背部
25に対して斜向配置されている。該案内面の勾配は、
ボトム案内面16から掘り下げボトム域24への移行部
の勾配にほぼ合致している。相応の案内面41,42
が、等勾配の対応面としてスリット壁6,7の張出し部
に沿って形成されている。該張出し部は、図3に示した
ように糸受け区分33がスライドスリット4のスリット
上縁の下に没するようにスライド8を自由走行域4bに
おいて下方へ案内するための、スライド8用の案内スロ
ットを形成している。このために掘り下げボトム域24
と両スリット壁6,7の上縁との間の距離は、両スライ
ドばね11,12の相当高さよりも大である。
【0026】以上説明したスライドニードルの稼働態様
は次の通りである。すなわち:稼働中、スライドニード
ル1は緯編み機のニードル通路内に挿嵌されており、か
つ其処でそのニードル背部25に沿って往復運動を行
う。フックの糸室を開閉するため並びに別の編成工具に
糸を移すために、スライド8はニードル基体2に対して
相対運動させられる。フック3を完全に解放するために
スライド8が完全にスライドスリット4内へ引込まれる
と、スライド8は第1案内域4aを脱出し、従って第2
案内域としての自由走行域4b内へ完全に到達し、該自
由走行域内ではスライド8は低摩擦でシフトすることが
できる。この低摩擦シフトが得られるのは特に、漏斗体
外法幅W(図6)が、殊に有利にはスライドスリット幅
W2(図5)よりも小であるか、又は精々ごく僅かしか
大でない場合である。従ってニードル摩耗もスライド8
のための駆動装置の摩耗も最低限に抑えられている。
【0027】これに対してスライド8が糸室を閉鎖する
ためにフック3へ向かって動かされると、スライド8
は、第2案内域として自由走行域4bから第1案内域と
してスリット域4aへの移行時に先ず幾分リフトされる
ので、スライドの下部滑り縁34はボトム案内面16に
到達する。更にまたスライドばね11,12の両フラン
ク31,32は、残りのスライドスリット4よりも狭幅
の第1案内域4aに到達する。これによってスライド8
は、前記の第1案内域4aによって正確にセンタリング
される。スライドばね11,12は、予荷重によって弾
性的にスリット壁の内面17,18に接触する。編目の
斜め引張りによって発生することのあるような、糸受け
区分33に対して作用する横方向応力は、スライドばね
の予荷重によって吸収され、スライド8のセンタリング
誤動作を生ぜしめることはない。従って狭い漏斗体28
は、失策なくフック3のほっそりした尖端に正確に被さ
ることができる。従って両スライドばね11,12の自
由端26,27がフック尖端に突き合わさったり、或い
は間違った側に沿って擦過するようなリスクは存在しな
い。従ってスライドニードルは、スライド8の摩擦作用
の低下にも拘わらず、該スライドの案内の改善と相俟っ
て、高い精度で稼働する。
【0028】第1案内域4aにおけるスライドスリット
4を狭めかつスライドばね11,12を側方に膨隆する
ことによって、図7及び図8に示した更なる効果を生ぜ
しめることが可能になる。すなわち:図7には、両スラ
イドばね11,12のフランク31,32がスライドス
リット4の第1案内域4aにまだ到達していない位置で
図示されている。漏斗体28、つまり該漏斗体の両自由
端26,27は、フック3からなお可成り隔たってい
る。従って両スライドばね11,12は可成り弛緩した
状態にあり、かつ低摩擦で又は遊びをもって第2案内域
としての自由走行域4b内を滑動する。
【0029】これに対して図8では、両フランク31,
32はすでに第1案内域4a内へ入り込んだ状態にあ
る。この第1案内域4aは、前記自由走行域4bよりも
狭く、従って両スライドばね11,12を幾分緊縮して
いる。従って両スライドばね11,12は接触部位29
で互いに接し合い、かつ両自由端26,27は互いに拡
開する。この拡開作用によって漏斗体28は拡張される
ので、今や該漏斗体はスライドスリット4よりも著しく
広くなることができる。この状態は、両スライドばね1
1,12の長さの適当な設計と、特に第1案内域4aに
対する両フランク31,32の配置構成とに基づいて、
漏斗体28がフック3の尖端に到達する場合に得られ
る。換言すればフック尖端と第1案内域4aの中点との
距離は、自由端26,27とフランク31,32との距
離にほぼ等しい。従って、拡張された漏斗体28はフッ
ク3に高い確実性をもって的中するので、フック3は、
衝突することなしに漏斗体28内に位置することにな
る。スライド8に対して横方向に強い引張り力が作用し
ても、機能障害が生じることはない。両スライドばね1
1,12は第1案内域4aと相俟って、スライド8の前
進時には糸を受けるために開くが、引戻し時には再び閉
じるピンセットのように作用するので、スライド8は全
体として低摩擦でスライドスリット4内を走行する。
【0030】1本のスライドニードル1は、2つのスラ
イドばね11,12を有する1つのスライド8を装備し
ている。両スライドばねは、その導入用漏斗体28に直
接接続する領域で互いに離間するように湾曲されてい
る。スライドニードルは1つのスライドスリット4を有
し、該スライドスリットは、入口15では先ず差し当た
って比較的狭く、ここで1つの第1案内域4aが確定さ
れている。次いでスライドスリット4は拡がって、第2
案内域としての自由走行域4bが確定されている。両ス
ライドばね11,12のサイド膨出部は、スライド8を
前記自由走行域4bでは摩擦なく自由に走行させ、かつ
第1案内域4aでは側方遊びなしに案内するように設計
されている。スライドニードル1は、スライド8に対し
て横方向の引張り力が作用する場合でも正確に稼働し、
かつその漏斗体28は僅かな開口幅しか必要としない。
【図面の簡単な説明】
【図1】スライドを引戻して糸室を開放した状態で示し
たスライドニードルの部分的な斜視図である。
【図2】スライドを前進させて糸室を閉鎖した状態で示
したスライドニードルの部分的な斜視図である。
【図3】図1に示したスライドニードルの部分的な側面
図である。
【図4】図2に示したスライドニードルの部分的な側面
図である。
【図5】スライドを省いて示したスライドニードルの部
分的な平面図である。
【図6】スライドニードルのスライドの平面図である。
【図7】図1の位置におけるスライドニードルのスライ
ドスリットとスライドとの機能関係を示す概略的な平面
図である。
【図8】図1の位置と図2の位置との中間位置における
スライドスリットとスライドとの機能関係を示す概略的
な平面図である。
【符号の説明】
1 スライドニードル、 2 ニードル基体、 3
フック、 4スライドスリット、 4a 第1案
内域としてのスリット域、 4b 第2案内域として
の自由走行域、 6,7 スリット壁、 8 スラ
イド、 11,12 スライドばね、 14 スラ
イド基体、 15 入口としての部位、 16 ボ
トム案内面、 17,18;21,22 スリット壁
の内面、 23 移行部位、 24 掘り下げボト
ム域、 25 ニードル背部、 26,27 自由
端、 28 漏斗体、 29 接触部位、 31,
32 フランク、 33 糸受け区分、 34
下部滑り縁、 35下部縁、 36 肩、 37,3
8 案内面、 39 スライドばね前端、41,4
2 案内面、 W 漏斗体外法幅、 W1 スラ
イドスリット幅(狭幅)、 W2 スライドスリット
幅(広幅)、 T フックとボトム案内面との距離或
いはスライドばね前端の高さ、 T1 第1案内域に
おけるスリット壁の高さ、 T2 ボトム案内面から
接触部位に至るまでの距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クラウス ルオフ ドイツ連邦共和国 アルプシュタット メ ールバウムシュトラーセ 153 (72)発明者 ノルベルト ゴーメリンガー ドイツ連邦共和国 ガメルティンゲン−フ ェルハウゼン ヘッティンガー ヴェーク 3 (72)発明者 アンドレアス ディーツ ドイツ連邦共和国 バーリンゲン アルブ レヒトシュトラーセ 41 Fターム(参考) 4L054 LA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 編目形成繊維機械用のスライドニードル
    (1)において、ニードル基体(2)のステムが一方の
    端部に、尖端を有するフック(3)を保持しており、 前記ステムに設けられた互いに平行な2つのスリット壁
    (6,7)が相互間に、両スリット壁(6,7)間の間
    隔に等しい幅(W1,W2)を有する1つのスライドス
    リット(4)を画定しており、しかもa)該スライドス
    リット(4)が、前記フック(3)に向き合った入口
    (15)を有しかつ該入口(15)を起点として延在し
    ており、かつb)少なくとも前記入口(15)に近い部
    位では前記スライドスリット(4)の幅(W1)が、少
    なくとも前記入口(15)から遠く離隔した部位でニー
    ドル背部に対して等しい高さで測定された幅(W2)よ
    りも小さく、 少なくとも2つのスライドばね(11,12)から成る
    スライド(8)が設けられており、しかもa)前記の両
    スライドばねの、前記フック(3)の方に向いた自由脚
    片(26,27)が、1つの接触部位(29)を起点と
    して前記フック(3)の方に向かって開いた1つの漏斗
    体(28)を形成すべく、相互に離間するように外向き
    に湾曲されており、b)前記の両スライドばね(11,
    12)が、前記接触部位(29)に続いて前記漏斗体
    (28)とは反対側の部位(31,32)で相互に離間
    する方向に湾曲されており、かつc)前記の両スライド
    ばね(11,12)が、前記スライドスリット(4)内
    で、前記フック(3)へ接近する方向及び該フックから
    離間する方向にシフト可能に配置されていることを特徴
    とする、特に編目形成繊維機械用のスライドニードル。
  2. 【請求項2】 スライドスリット(4)がその入口(1
    5)に、両スライドばね(11,12)を案内するため
    のボトム案内面(16)を有している、請求項1記載の
    スライドニードル。
  3. 【請求項3】 スライドニードル(1)が、スライド
    (8)の引戻し時にスライドスリット(4)内へ前記ス
    ライド(8)を潜没させる装置(16;37,38,4
    1,42)を有している、請求項1記載のスライドニー
    ドル。
  4. 【請求項4】 掘り下げボトム域(24)上位のスライ
    ドスリット(4)が全高にわたって、入口(15)にお
    ける幅(W1)よりも大きな幅(W2)を有している、
    請求項1記載のスライドニードル。
  5. 【請求項5】 ボトム案内面(16)上位の両スリット
    壁(6,7)が、スライドばね前端(39)の高さ
    (T)よりも低い高さ(T1)を有している、請求項2
    記載のスライドニードル。
  6. 【請求項6】 掘り下げボトム域(24)上位の両スリ
    ット壁(6,7)が、糸受け区分(33)における両ス
    ライドばね(11,12)の高さよりも大きな高さを有
    している、請求項3記載のスライドニードル。
  7. 【請求項7】 両スライドばね(11,12)が、編目
    移しのために働く前部機能域(33)において相互に対
    称的に形成されている、請求項1記載のスライドニード
    ル。
  8. 【請求項8】 装置(16;37,38,41,42)
    には、ニードル基体(2)及び両スライドばね(11,
    12)に設けられた案内面(37,38,41,42)
    が所属し、かつ該案内面(37,38,41,42)
    が、スライドスリット(4)の入口(15)後方へのス
    ライド引戻し時に、ニードル背部(25)への方向の沈
    下運動を両スライドばね(11,12)に与える案内装
    置を形成している、請求項3記載のスライドニードル。
  9. 【請求項9】 両スライドばね(11,12)の横方向
    湾曲が、入口(15)から遠く離隔したスライドスリッ
    ト(4)の領域(4b)では両スライドばね(11,1
    2)を弛緩させるように設計されている、請求項1記載
    のスライドニードル。
  10. 【請求項10】 両スライドばね(11,12)の横方
    向湾曲が、入口(15)に近いスライドスリット(4)
    の領域(4a)では前記スライドスリット(4)内で両
    スライドばね(11,12)に圧縮負荷をかけて前記の
    両スライドばね(11,12)の自由端(26,27)
    を拡開させるように設計されている、請求項1記載のス
    ライドニードル。
  11. 【請求項11】 両スライドばね(11,12)が、各
    ばね前端(39)へ向かって漸減する肉厚を有してい
    る、請求項1記載のスライドニードル。
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