JP2016225781A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿とが存在する場合、ユーザーがいずれの原稿の読み取りを希望しているかを可能な限り装置側で判断し、ユーザーに対する不要な設定操作の要求を低減することができる画像処理装置を提供する。【解決手段】ユーザー判定部602は、原稿読取開始指示が受け付けられた際に、原稿トレイ及び原稿台に原稿が検知された場合、固定原稿画像保持部608に保持された画像データと対応づけられたユーザーと、操作中のユーザーとが同一であるか否かを判定する。ユーザー判定部602の判定結果に応じて、処理対象選択部607は、搬送原稿読取部401により取得された画像データと、固定原稿読取部403により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせ、あるいは、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする。【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特に、原稿搬送装置を備える画像処理装置に関する。
複写機やファクシミリ、スキャナー、複合機等の画像処理装置として、読取対象の原稿が載置される原稿台の下方に、移動可能なキャリッジを設けた構成が知られている。このような画像処理装置では、キャリッジを移動させることで、画像読取対象面を原稿台に向けて原稿台上に載置された原稿の画像を読み取ることができる。また、画像処理装置では、複数の原稿の画像を高速に読み取るために原稿搬送装置が使用されている。原稿搬送装置は、原稿トレイに積載された原稿を1枚ずつ自動的に画像読取位置に搬送する。これにより、画像処理装置は各原稿を連続的に読み取ることができる。
原稿搬送装置は、原稿台を開閉するプラテンカバーと一体に構成されること多い。このような原稿搬送装置を備える画像処理装置では、原稿台上に放置された原稿がある場合に、原稿搬送装置により搬送された原稿が放置された原稿と接触して破損等が発生しないように、原稿搬送装置により搬送される原稿の画像読取位置が原稿台の原稿載置範囲外に設定された構成が広く採用されている。このような画像処理装置では、原稿搬送装置の画像読取位置に対応してスリットガラス(読取用ガラス)が設けられている。このスリットガラスは原稿台と離間して設けられている。
例えば、特許文献1は、原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿とが存在する場合、いずれの読み取りを優先させるかをユーザーにより予め設定可能な画像読取装置を開示している。この構成では、原稿搬送装置に載置可能な原稿と原稿搬送装置に載置できない原稿とが混在した書類であっても連続して画像を読み取ることができる。
また、特許文献2は、原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿とが存在する場合、いずれの原稿の画像を読み取るかをユーザーに選択させる画像読取装置を開示している。この構成では、ユーザーが希望する原稿の画像読取を確実に実行することができる。
特開2009−231887号公報 特開2011−077812号公報
特許文献1、2が開示する技術では、原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿とが存在する場合の動作を、画像読取の都度、ユーザーが設定する必要がある。特許文献1の事例のように、原稿搬送装置と原稿台の双方に原稿を自身が載置したのであれば、その後の設定操作をすることもユーザーは特に煩雑に感じない。しかしながら、原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿の一方が、他のユーザーが放置した原稿である場合、ユーザーは意図せず設定操作を要求されることになり、設定操作を煩わしく感じてしまう。
本発明は、このような従来の事情を鑑みてなされたものであり、原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿とが存在する場合、ユーザーがいずれの原稿の読み取りを希望しているかを可能な限り装置側で判断して、ユーザーに対する不要な設定操作の要求を低減することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明は以下の技術的手段を採用している。すなわち、本発明に係る画像処理装置は、原稿搬送機構、搬送原稿読取部、搬送原稿検知部、原稿台、固定原稿読取部、固定原稿検知部、ユーザー特定部、固定原稿画像保持部、指示受付部、ユーザー判定部、判定部、及び処理対象選択部を備える。原稿搬送機構は、原稿トレイに載置された原稿を画像読取位置へ1枚ずつ搬送する。搬送原稿読取部は、原稿搬送機構により画像読取位置に搬送された原稿の画像データを取得する。搬送原稿検知部は、原稿トレイ上の原稿の有無を検知する。原稿台は、原稿搬送機構による搬送を伴わない原稿が載置される原稿載置面を有する。固定原稿読取部は、原稿台に載置された原稿の画像データを取得する。固定原稿検知部は、原稿台上の原稿の有無を検知する。ユーザー特定部は、操作中のユーザーを特定する。固定原稿画像保持部は、固定原稿読取部により以前に取得された画像データを、当該画像データを取得したユーザーを特定する情報と対応づけて保持する。指示受付部は、ユーザーによる原稿読取開始指示を受け付ける。ユーザー判定部は、指示受付部により原稿読取開始指示が受け付けられた際に、搬送原稿検知部及び固定原稿検知部により、原稿トレイ上の原稿及び原稿台上の原稿が検知された場合、固定原稿画像保持部に保持された画像データと対応づけられた情報により特定されるユーザーと、操作中のユーザーとが同一であるか否かを判定する。判定部は、原稿台上の原稿が放置原稿であるか否かを判定する。処理対象選択部は、ユーザー判定部により同一ユーザーであると判定された場合、搬送原稿読取部により取得された画像データと、固定原稿読取部により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる。また、処理対象選択部は、ユーザー判定部により同一ユーザーでないと判定された場合、判定部により放置原稿であると判定されたときは、搬送原稿読取部により取得された画像データを処理対象とする。さらに、処理対象選択部は、判定部により放置原稿でないと判定されたときは、搬送原稿読取部により取得された画像データと、固定原稿読取部により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる。
この画像処理装置では、原稿トレイ上と原稿台上との両方において原稿が検知された場合、原稿台上の原稿が放置原稿であるか否かが判定される。そして、放置原稿であると判定された場合、搬送原稿読取部により取得された画像データが、保存、印刷等の処理対象として選択される。すなわち、原稿台上の原稿が放置原稿であることが明らかである場合にはユーザーに問い合わせることなく搬送原稿読取部により取得された画像データが処理対象に決定される。したがって、原稿トレイ上と原稿台上との両方において原稿が検知された都度、いずれの原稿の画像データを選択するかをユーザーが設定する従来構成に比べて、ユーザーに対する設定操作の要求回数を低減することができる。
また、処理対象選択部は、ユーザー判定部により同一ユーザーであると判定された場合、判定部により放置原稿であると判定されたときであっても、いずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる。そのため、同一のユーザーが、同一の原稿画像を、原稿台を使用して敢えて繰り返し取得する場合に、当該原稿が誤って放置原稿と判定されることもない。
上記画像処理装置は、読取制御部及び比較部をさら備えてもよい。読取制御部は、指示受付部により原稿読取開始指示が受け付けられた際に、搬送原稿検知部及び固定原稿検知部により、原稿トレイ上の原稿及び原稿台上の原稿が検知された場合、固定原稿読取部及び搬送原稿読取部に、画像データの取得を指示する。比較部は、読取制御部の指示に応じて固定原稿読取部により取得された画像データと、固定原稿画像保持部に保持された画像データとを比較する。この場合、上述の判定部は、比較部により同一画像ありと判定された場合、原稿台上の原稿が放置原稿であると判定し、比較部により同一画像なしと判定された場合、原稿台上の原稿が放置原稿でないと判定する。
この画像処理装置では、新たに取得された原稿台上の原稿の画像データと、固定原稿画像保持部に保持されている画像データとが同一の場合、原稿台上の原稿が放置原稿であると判定される。そのため、放置原稿であるか否かをより確実に判別することができる。
なお、上記固定原稿画像保持部は、以前に取得された複数の画像データを保持する構成を採用することができる。また、固定原稿画像保持部は、取得から予め指定された保持時間が経過した画像データを破棄する構成を採用することもできる。
さらに、以上の画像処理装置は、通知先情報保持部及び通知部をさらに備えてもよい。通知先情報保持部は、ユーザーを特定する情報と対応づけられた通知先の情報を保持する。通知部は、判定部により放置原稿であると判定された場合、同一原稿と判定された、固定原稿画像保持部に保持された画像データと対応づけられた情報により特定されるユーザーの通知先を通知先情報から取得し、当該通知先に放置原稿があることを通知する。これにより、原稿を放置したユーザーに自動的に原稿放置を通知することができ、使用利便性を向上させることができる。
本発明によれば、原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿とが存在する場合に、ユーザーがいずれの原稿の読み取りを希望しているかを可能な限り装置側で判断されるため、ユーザーに対する不要な設定操作の要求を低減することができる。
本発明の一実施形態における複合機の全体構成を示す概略構成図 本発明の一実施形態における複合機の上部外観を示す斜視図 本発明の一実施形態における複合機のハードウェア構成を示す図 本発明の一実施形態における複合機を示す機能ブロック図 本発明の一実施形態における複合機が実施する画像読取手順の一例を示すフロー図 本発明の一実施形態における他の複合機を示す機能ブロック図 本発明の一実施形態における他の複合機が実施する画像読取手順の一例を示すフロー図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながらより詳細に説明する。以下では、原稿搬送装置(原稿搬送機構)を備えるデジタル複合機として本発明を具体化する。
図1は本実施形態におけるデジタル複合機の全体構成の一例を示す概略構成図である。図1に示すように、複合機100は、画像読取部120及び画像形成部140を含む本体101と、本体101の上方に取り付けられたプラテンカバー102とを備える。本体101の上面にはコンタクトガラス等の透明板からなる原稿台103が設けられており、原稿台103はプラテンカバー102によって開閉されるようになっている。
原稿台103の下方には、画像読取部120が設けられている。画像読取部120は、走査光学系121により原稿の画像を読み取りその画像のデジタルデータ(画像データ)を生成する。原稿は、原稿台103に載置することができる。
走査光学系121は、第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123を備える。第1キャリッジ122には線状の光源131及びミラー132が設けられ、第2キャリッジ123にはミラー133及びミラー134が設けられている。光源131は原稿を照明する。ミラー132、133、134は、原稿からの反射光を集光レンズ124に導き、集光レンズ124はその光像をラインイメージセンサー125の受光面に結像する。
この走査光学系121において、第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123は、副走査方向135に往復動可能に設けられている。第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123を副走査方向135に移動することによって、原稿台103に載置された原稿の画像をイメージセンサー125で読み取ることができる。イメージセンサー125は、受光面に入射した光像から、原稿の画像データを生成する。
生成された画像データは、画像形成部140において被転写体である用紙等に印刷することができる。また、生成された画像データは、図示しないネットワークインターフェイス等を介して、ネットワークを通じて他の機器へ送信することもできる。
画像形成部140は、画像読取部120が生成した画像データや、ネットワークに接続された他の機器から受信した画像データを用紙に印刷する。画像形成部140は、手差しトレイ151、給紙カセット152、153、154等から、トナー像を転写する転写部155へ用紙を給紙する。転写部155においてトナー像が転写された用紙は排紙トレイ149へ排紙される。
このような複合機100において、プラテンカバー102は、原稿搬送装置110を備えている。原稿搬送装置110は、ピックアップローラー113により原稿トレイ111にセットされた原稿を1枚ずつ搬送路116へ送り出す。その搬送路116上には画像読取位置117がある。搬送ローラー114は画像読取位置117へ原稿を搬送する。画像読取部102の上面には、原稿台103だけでなく、その画像読取位置117に対する原稿読取用のスリットガラス(読取用窓)104も設けられている。複合機100では、スリットガラス104は、第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123の移動方向において原稿台103と隣接する本体101の上面に設けられている。
原稿トレイ111にセットされた原稿の画像を読み取る場合、画像読取部120は、第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123を画像読取位置117に合わせて一時的に静止させる。原稿が画像読取位置117を通過するとき、光源131は原稿を照明する。光源131からの光は、原稿台103を透過して原稿読取位置117を通過する原稿において反射し、ミラー132、133、134、集光レンズ124によってイメージセンサー125に導かれる。イメージセンサー125は、受光光に基づいて、画像データを生成する。画像読取位置117を通過した原稿は、排紙ローラー115により排紙トレイ112に排出される。
図2は、複合機の上部外観を示す斜視図である。上述のように、原稿台103に隣接してスリットガラス104が配置され、原稿搬送装置110の画像読取位置117がスリットガラス104と対向して配置されている。特に限定されないが、本実施形態では、画像読取位置117は、スリットガラス104において副走査方向135の中央部に設定されている。
複合機100の手前側には、ユーザーが複合機100に対する指示や各種設定を入力する操作パネル201が設けられている。本実施形態では、操作パネル201は、指示入力や各種情報の表示に使用されるタッチパネル式のディスプレイ202及び処理開始を指示するスタートボタン203を備えている。
図3は、複合機における制御系のハードウェア構成図である。本実施形態の複合機100は、CPU(Central Processing Unit)301、RAM(Random Access Memory)302、ROM(Read Only Memory)303、HDD(Hard Disk Drive)304、及び原稿搬送装置110、画像読取部120、画像形成部140における各駆動部に対応するドライバー305が内部バス306を介して接続されている。
ROM303やHDD304等はプログラムを格納しており、CPU301はその制御プログラムの指令にしたがって複合機100を制御する。例えば、CPU301はRAM302を作業領域として利用し、ドライバー305とデータや命令を授受することにより上記各駆動部の動作を制御する。また、HDD304は、画像読取部120により得られた画像データや、他の機器からネットワークを通じて受信した画像データの蓄積にも用いられる。
内部バス306には、操作パネル201や各種のセンサー307も接続されている。操作パネル201は、ユーザーの操作を受け付け、その操作に基づく信号をCPU301に供給する。また、操作パネル201は、CPU301からの制御信号にしたがってディスプレイ202に操作画面を表示する。センサー307は、プラテンカバー102の開閉検知センサーや、原稿トレイ111上の原稿検知センサー、原稿台103上の原稿検知センサー(原稿サイズ検知センサー)、定着器の温度センサー、搬送される用紙又は原稿の検知センサーなど各種のセンサーを含む。
CPU301は、例えばROM303に格納されたプログラムを実行することで、以下の各手段(機能ブロック)を実現するとともに、これらセンサーからの信号に応じて各手段の動作を制御する。
図4は、本実施形態の複合機を示す機能ブロック図である。図4に示すように、本実施形態の複合機100は、搬送原稿読取部401、搬送原稿検知部402、固定原稿読取部403、固定原稿検知部404、指示受付部405、判定部406、及び処理対象選択部407を備える。
搬送原稿読取部401は、原稿搬送装置110により画像読取位置117に搬送された原稿の画像データを取得する。搬送原稿読取部401は、上述のように、画像読取部120の、第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123を画像読取位置117に合わせて一時的に静止させ、画像読取部120に、画像読取位置117を通過する原稿の画像データを生成させる。本実施形態では、搬送原稿読取部401は、画像読取部120を通じて取得した画像データを一時的に保持する。なお、本実施形態では、RAM302やHDD304が搬送原稿読取部401の画像データ記憶領域として機能する。
搬送原稿検知部402は、原稿トレイ111上の原稿の有無を検知する。特に限定されないが、本実施形態では、搬送原稿検知部402は、原稿トレイ111に設けられた原稿検知センサーを使用して原稿トレイ111上の原稿の有無を検知する。原稿検知センサーには、公知の任意のセンサーを使用することができる。例えば、原稿検知センサーは、発光部及び受光部が一方面に配置された反射型フォトセンサー(フォトリフレクター)や発光部と受光部とが対向して配置された透過型フォトセンサー(フォトインターラプター)等の非接触型センサーにより構成することができる。また、原稿検知センサーは、原稿載置面に載置された原稿と当接し、原稿載置面に原稿がある状態と原稿がない状態とで位置が変動するアクチュエーターと、当該アクチュエーターの位置変動を検知するセンサーとを備える接触型センサーを使用して構成することもできる。
固定原稿読取部403は、原稿台103に載置された原稿の画像データを取得する。固定原稿読取部403は、上述のように、画像読取部120の第1キャリッジ122及び第2キャリッジ123を副走査方向135に移動させ、画像読取部120に、原稿台103に載置された原稿の画像データを生成させる。本実施形態では、固定原稿読取部403は、画像読取部120を通じて取得した画像データを一時的に保持する。なお、本実施形態では、RAM302やHDD304が固定原稿読取部403の画像データ記憶領域として機能する。
固定原稿検知部404は、原稿台103上の原稿の有無を検知する。特に限定されないが、原稿台103上の原稿の有無は、例えば、公知の原稿サイズ検知手法を利用することで検知可能である。原稿サイズ検知手法には、例えば、原稿台103の下方に原稿サイズに対応して設けられた複数のフォトリフレクターにより、光学的に原稿サイズを検出する構成を使用することができる。また、走査光学系121を原稿台103のスリットガラス104側端部の下方に移動させて画像データを生成し、キャリッジ(例えば、第1キャリッジ122)の移動方向に垂直な方向(主走査方向)についてエッジ検出により主走査方向の原稿のエッジを検出する構成を使用することもできる。このような、原稿サイズ検知を使用した原稿有無の検知は、従来のサイズ検知のように、プラテンカバー102が開状態から閉状態になる過程での完全に閉状態になる直前のタイミングで実施されてもよく、原稿サイズ検知とは無関係に、原稿台103上の原稿有無の確認が必要なタイミングで実施されてもよい。なお、前者の場合、固定原稿検知部404は、原稿台103上の原稿有無の確認が必要なタイミングで既に実施されている原稿サイズ検知結果を参照し、何らかの原稿サイズが検知されていた場合、原稿ありを検知することになる。
指示受付部405は、ユーザーによる原稿読取開始指示を受け付ける。ユーザーによる画像読取開始指示は、例えば、操作パネル201に設けられたスタートボタン203の押下により入力される。
判定部406は、指示受付部405により原稿読取開始指示が受け付けられた際に、搬送原稿検知部402及び固定原稿検知部404により、原稿トレイ111上の原稿及び原稿台103上の原稿が検知された場合、原稿台103上の原稿が放置原稿であるか否かを判定する。特に限定されないが、本実施形態では、判定部406は、放置原稿であるか否かの判定を、複合機100が備える固定原稿画像保持部408、読取制御部409及び比較部410を介して実施する。
ここで、固定原稿画像保持部408は、固定原稿読取部403により以前に取得され、画像処理対象となった画像データを保持する。特に限定されないが、本実施形態では、RAM302やHDD304が固定原稿画像保持部408の画像データ記憶領域として機能する。
読取制御部409は、指示受付部405により原稿読取開始指示が受け付けられた際に、搬送原稿検知部402及び固定原稿検知部404により、原稿トレイ111上の原稿及び原稿台103上の原稿が検知された場合、固定原稿読取部403及び搬送原稿読取部401に画像データの取得を指示する。
比較部410は、読取制御部409の指示に応じて固定原稿読取部403により取得された画像データと、固定原稿画像保持部408に保持された画像データとを比較する。
本構成において、判定部406は、比較部410により同一画像ありと判定された場合、原稿台103上の原稿が放置原稿であると判定する。また、比較部410により同一画像なしと判定された場合、原稿台103上の原稿が放置原稿でないと判定する。すなわち、その時点で原稿台103上に載置されている原稿が既に画像データが取得された原稿である場合に放置原稿であると判定し、画像データが未だ取得された原稿である場合に放置原稿でないと判定する。
以上の構成において、固定原稿画像保持部408は、固定原稿読取部403による直前の画像読取動作により取得された画像データのみを保持する構成であってもよいが、本実施形態では、以前に取得された複数の画像データを保持する構成を採用している。これにより、例えば、原稿台103の放置原稿に気付いた他のユーザーが、その放置原稿を一旦退避させて自身の原稿を原稿台103上に載置して画像データを取得した後、退避させた放置原稿を再度原稿台103上に戻した場合でも放置原稿と認識することができる。
なお、固定原稿画像保持部408に複数の画像データは、予め指定されたタイミングで破棄(削除)される。ここで、予め指定されたタイミングとは、その画像データが取得された後、固定原稿読取部403による読取処理が予め指定された回数(例えば、3回)だけ実施されたときや、その画像データが取得された後、予め指定された保持時間(例えば、5分)が経過したとき等を採用することができる。これにより、固定原稿読取部403により画像データが取得された原稿が、放置原稿と判断され続けることを避けることができる。
また、判定部406は、原稿台103上の原稿が放置原稿であることが明らかである場合には、比較部410による画像データの比較を実施することなく、原稿台103上の原稿が放置原稿であると判定してもよい。原稿台103上の原稿が放置原稿であることが明らかである場合とは、例えば、固定原稿読取部403により画像データが取得された後、プラテンカバー102が開状態になることなく、予め指定された時間が経過した場合等である。
処理対象選択部407は、判定部406により放置原稿であると判定された場合、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする。また、処理対象選択部407は、判定部406により放置原稿でないと判定された場合、搬送原稿読取部401により取得された画像データと、固定原稿読取部403により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる。当該問い合わせは、例えば、操作パネル201のディスプレイ202に、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とするために選択される選択ボタンと、固定原稿読取部403により取得された画像データを処理対象とするために選択される選択ボタンを表示することで実施することができる。
なお、特に限定されないが、本実施形態では、複合機100における、処理対象の画像データに対する保存、印刷等の画像処理は、画像処理実行部411が実行するよう構成されている。処理対象選択部407は、画像処理実行部411に処理対象の画像データを通知することで画像処理を実現する。
図5は、複合機100が実行する画像読取手順の一例を示すフロー図である。当該手順は、指示受付部405が、ユーザーによる原稿読取開始指示を受け付けたことをトリガーとして開始する。
当該手順が開始すると、判定部406は、搬送原稿検知部402に原稿トレイ111上の原稿の有無を問い合わせる。また、判定部406は、固定原稿検知部404に原稿台103上の原稿の有無を問い合わせる(ステップS501)。
搬送原稿検知部402及び固定原稿検知部404の一方のみが原稿を検知している場合、判定部406は、特に動作しない(ステップS501No)。その結果、検知された原稿の画像データが生成され、当該画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理が画像処理実行部411により実施される(ステップS512)。すなわち、搬送原稿検知部402のみにより原稿が検知された場合、搬送原稿読取部401により取得された画像データが画像処理される。また、固定原稿検知部404のみにより原稿が検知された場合、固定原稿読取部403により取得された画像データが画像処理される。なお、固定原稿読取部403が画像データを取得し、画像処理がなされた場合、固定原稿読取部403は、取得した画像データを、取得した時刻を示す時刻情報とともに、固定原稿画像保持部408に登録する。
搬送原稿検知部402及び固定原稿検知部404の両方が原稿を検知している場合、判定部406は、上述の手法により、原稿台103上の原稿が、明らかな放置原稿であるか否かを判定する(ステップS501Yes、S502)。
放置原稿であると判定した場合、判定部406は、処理対象選択部407にその旨を通知する(ステップS502Yes)。当該通知に応じて、処理対象選択部407は、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする(ステップS513)。このとき、処理対象選択部407は、読取制御部409に対してその旨を通知する。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データの取得を指示する。当該指示に応じて搬送原稿読取部401は、搬送トレイ111に載置された原稿の読み取りを開始する(ステップS514)。
また、処理対象選択部407は、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、搬送原稿読取部401により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS512)。
明らかな放置原稿であると判定できなかった場合、判定部406は、読取制御部409にその旨を通知する(ステップS502No)。当該通知に応じて、読取制御部409は、固定原稿読取部403及び搬送原稿読取部401に画像データの取得を指示する。このとき、読取制御部409は、まず、固定原稿読取部403に画像データの取得を指示する。当該指示に応じて固定原稿読取部403は、原稿台103上に載置された原稿の読み取りを開始する(ステップS503)。
原稿の読み取りを完了した固定原稿読取部403は、その旨を読取制御部409に通知する(ステップS504No、S504Yes)。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データの取得を指示する。当該指示に応じて搬送原稿読取部401は、搬送トレイ111に載置された原稿の読み取りを開始する(ステップS505)。
また、原稿の読み取りを完了した固定原稿読取部403は、その旨を比較部410に通知する。当該通知に応じて、比較部410は、読取制御部409の指示に応じて固定原稿読取部403により取得された画像データと、固定原稿画像保持部408に保持された画像データとを比較する(ステップS506)。そして、比較部410は、比較結果(同一画像があったか否か)を判定部406に通知する。
上述のように、本実施形態では、固定原稿画像保持部408に、固定原稿読取部403により既に取得され、取得から予め指定された保持時間が経過していない画像データが保持されている。そのため、固定原稿画像保持部408に、複数の画像データが保持されている場合には、比較部410は、読取制御部409の指示に応じて固定原稿読取部403により取得された画像データと、固定原稿画像保持部408に保持されている全ての画像データとを比較する。
比較部410からの通知を受けた判定部406は、比較部410による比較結果が同一画像なしであった場合、原稿台103上の原稿が放置原稿でないと判定する(ステップS507No)。そして、判定部406は、処理対象選択部407にその旨を通知する。当該通知に応じて、処理対象選択部407は、搬送原稿読取部401により取得された画像データと、固定原稿読取部403により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる(ステップS508)。上述のように、当該問い合わせは、操作パネル201のディスプレイ202に選択ボタンを含む問い合わせ画面を表示することで実施される。
問い合わせ画面においてユーザーが原稿台103上の原稿を選択した場合、処理対象選択部407は、読取制御部409にその旨を通知する(ステップS509Yes)。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データ取得の中止を指示する。当該指示に応じて搬送原稿読取部401は、搬送トレイ111に載置された原稿の読み取りを中止する(ステップS510)。なお、このとき、原稿が、原稿搬送装置110の原稿トレイ111と排紙トレイ112とに分かれた状態になることを避けるため、原稿搬送のみは継続して全ての原稿を排紙トレイ112に搬送することが好ましい。
また、このとき、処理対象選択部407は、ユーザーの選択に応じて、固定原稿読取部403により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する(ステップS511)。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、固定原稿読取部403により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS512)。なお、このとき、固定原稿読取部403は、取得した画像データを、取得した時刻を示す時刻情報とともに、固定原稿画像保持部408に登録する。
また、問い合わせ画面においてユーザーが原稿トレイ111上の原稿を選択した場合、処理対象選択部407は、読取制御部409にその旨を通知する(ステップS509No)。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データ取得の継続を指示する(ステップS515)。
また、このとき、処理対象選択部407は、ユーザーの選択に応じて、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する(ステップS516)。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、搬送原稿読取部401により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS512)。
一方、比較部410からの通知を受けた判定部406は、比較部410による比較結果が同一画像ありであった場合、原稿台103上の原稿が放置原稿であると判定する(ステップS507Yes)。そして、判定部406は、処理対象選択部407にその旨を通知する。当該通知に応じて、処理対象選択部407は、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする(ステップS515、S516)。このとき、搬送原稿読取部401による画像データ取得は継続される。
また、このとき、処理対象選択部407は、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、搬送原稿読取部401により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS512)。
以上説明したように、この複合機100では、原稿トレイ111上と原稿台103上との両方において原稿が検知された場合、原稿台103上の原稿が放置原稿であるか否かが判定される。そして、放置原稿であると判定された場合、搬送原稿読取部401により取得された画像データが、保存、印刷等の処理対象として選択される。すなわち、原稿台103上の原稿が放置原稿である場合にはユーザーに問い合わせることなく搬送原稿読取部401により取得された画像データが処理対象に決定される。したがって、原稿トレイ111上と原稿台103上との両方において原稿が検知された都度、いずれの原稿の画像データを選択するかをユーザーが設定する従来構成に比べて、ユーザーに対する設定操作の要求回数を低減することができる。
また、複合機100では、新たに取得された原稿台103上の原稿の画像データと、固定原稿画像保持部508に保持されている画像データとが同一の場合、原稿台103上の原稿が放置原稿であると判定される。そのため、放置原稿であるか否かをより確実に判別することができる。
ところで、近年の複合機では認証機能を備えた構成が広く使用されている。以下では、認証機能を備えるデジタル複合機に適用した構成について説明する。なお、デジタル複合機の全体構成は、複合機100と同様であるためここでの説明は省略する。
図6は、本実施形態の他の複合機を示す機能ブロック図である。図4に示すように、本実施形態の複合機600は、複合機100の構成に加えて、ユーザー特定部601及びユーザー判定部602を備える。また、処理対象選択部607、固定原稿画像保持部608は、上述した処理対象選択部407、固定原稿画像保持部408と同様の機能を有するが、認証機能との連携のため、後述のように、処理内容がやや異なっている。他の構成は、図4において説明した複合機100と同様である。
ユーザー特定部601は、操作中のユーザーを特定する。ユーザー特定部601は、いわゆる認証部であり、操作パネル201等を通じて入力されたユーザー認証情報が、予め登録された認証条件を満足するか否かを判定することでユーザー認証処理を実行する。ここでは、ユーザーは、ディスプレイ202に表示されるソフトウェアキーボードを用いてユーザー認証情報を入力する。
複合機600では、各ユーザーに一義的に割り当てられたユーザーIDと、当該ユーザーIDに対応づけられたパスワードをユーザー認証情報として使用している。ユーザーIDは、ユーザーを特定することができる情報であればよく、ここではソフトウェアキーボードにより入力可能な文字や記号等からなる情報によって構成されている。また、パスワードもソフトウェアキーボードにより入力可能な文字や記号等からなる情報によって構成されている。
本実施形態では、ユーザー特定部601に、複合機600の使用を許可するユーザーのユーザーIDと当該ユーザーIDと対応づけられたパスワードを記録した使用許可者リストが予め登録されている。操作パネル201等を通じて入力されたユーザーID及びパスワードが使用許可者リストに含まれている場合、ユーザー特定部601はユーザー認証条件を満足すると判断する。ユーザー特定部601は、ユーザー認証条件を満足する場合に、そのユーザーによる複合機600の使用(画像読取部120における画像データの生成、画像形成部140における画像データの印刷等)を許可し、ユーザー認証条件を満足しない場合に、そのユーザーによる複合機600の使用を禁止する。したがって、ユーザー特定部601は、ユーザーIDにより操作中のユーザーを特定することができる。
また、本実施形態では、固定原稿画像保持部608は、上述の固定原稿画像保持部408と同様に、固定原稿読取部403により以前に取得された画像データを保持する。しかしながら、固定原稿画像保持部608は、上述の固定原稿画像保持部408とは異なり、固定原稿読取部403により以前に取得された画像データを、当該画像データを取得したユーザーを特定する情報(ここではユーザーID)と対応づけて保持している。
ユーザー判定部602は、指示受付部405により原稿読取開始指示が受け付けられた際に、搬送原稿検知部402及び固定原稿検知部404により、原稿トレイ111上の原稿及び原稿台103上の原稿が検知された場合、固定原稿画像保持部608に保持された画像データと対応づけられた情報により特定されるユーザーと、操作中のユーザーとが同一であるか否かを判定する。
処理対象選択部607は、ユーザー判定部602により同一ユーザーであると判定された場合、搬送原稿読取部401により取得された画像データと、固定原稿読取部403により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる。また、処理対象選択部607は、ユーザー判定部602により同一ユーザーでないと判定された場合、判定部406により放置原稿であると判定されたときは、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする。さらに、処理対象選択部607は、ユーザー判定部602により同一ユーザーでないと判定された場合、判定部406により放置原稿でないと判定されたときは、搬送原稿読取部401により取得された画像データと、固定原稿読取部403により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる。すなわち、処理対象選択部607は、ユーザー判定部602により同一ユーザーであると判定された場合、判定部406により放置原稿であると判定されたときであっても、いずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる構成になっている。
また、図6に示すように、本実施形態の複合機600は、通知部603及び通知先情報保持部604をさらに備える。
通知部603は、判定部406により放置原稿であると判定された場合、原稿を放置したユーザーにその旨を通知する。通知方法は、ユーザーが認識可能な方法であればよく、特に限定されない。本実施形態では、通知部603は、通知先情報保持部604に予め保持された、ユーザーを特定する情報と対応づけられた通知先の情報に基づいて、当該通知先に、原稿が放置されていることを通知する電子メールを送信する。
図7は、複合機600が実行する画像読取手順の一例を示すフロー図である。当該手順は、指示受付部405が、ユーザーによる原稿読取開始指示を受け付けたことをトリガーとして開始する。
当該手順が開始すると、判定部406は、搬送原稿検知部402に原稿トレイ111上の原稿の有無を問い合わせる。また、判定部406は、固定原稿検知部404に原稿台103上の原稿の有無を問い合わせる(ステップS701)。
搬送原稿検知部402及び固定原稿検知部404の一方のみが原稿を検知している場合、上述の複合機100と同様に、判定部406は、特に動作をしない(ステップS701No)。その結果、検知された原稿の画像データが生成され、当該画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理が画像処理実行部411により実施される(ステップS713)。なお、固定原稿読取部403が画像データを取得した場合、固定原稿読取部403は、取得した画像データを、当該画像データを取得したユーザーのユーザーID及び取得した時刻を示す時刻情報とともに、固定原稿画像保持部608に登録する。
搬送原稿検知部402及び固定原稿検知部404の両方が原稿を検知している場合、判定部406は、上述の手法により、原稿台103上の原稿が、明らかな放置原稿であるか否かを判定する(ステップS701Yes、S702)。
放置原稿であると判定した場合、判定部406は、処理対象選択部607にその旨を通知する(ステップS702Yes)。当該通知に応じて、処理対象選択部607は、通知部603に原稿放置通知の送信を指示する。当該指示に応じて、放置された原稿を原稿台103上に載置したユーザーを特定し、通知先情報保持部604に保持されている宛先に、複合機600の原稿台103上に原稿が放置されている旨を記載した電子メールを送信する(ステップS714)。なお、本実施形態では、固定原稿検知部404は、上述した原稿サイズ検知の結果に基づいて原稿の有無を検知する構成であり、当該原稿サイズ検知時に操作中のユーザーのユーザーIDが、例えば、構成固定原稿検知部404に保持される構成になっている。そのため、放置された原稿を原稿台103上に載置したユーザーを容易に特定することができる。
また、処理対象選択部607は、判定部406からの通知に応じて、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする(ステップS715)。このとき、処理対象選択部607は、読取制御部409に対してその旨を通知する。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データの取得を指示する。当該指示に応じて搬送原稿読取部401は、搬送トレイ111に載置された原稿の読み取りを開始する(ステップS716)。
また、処理対象選択部607は、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、搬送原稿読取部401により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS713)。
明らかな放置原稿であると判定できなかった場合、判定部406は、ユーザー判定部602にその旨を通知する(ステップS702No)。当該通知に応じて、ユーザー判定部602は、固定原稿画像保持部608に保持された画像データと対応づけられた情報により特定されるユーザーと、ユーザー特定部601により特定される操作中のユーザーとが同一であるか否かを判定する(ステップS703)。判定が完了したユーザー判定部602は、判定結果を判定部406に通知する。
上述のように、本実施形態では、固定原稿画像保持部608に、固定原稿読取部403により既に取得され、取得から予め指定された保持時間が経過していない画像データが保持されている。ここでは、固定原稿画像保持部608に、複数の画像データが保持されている場合には、ユーザー判定部602は、最新の画像データに対応づけられた情報により特定されるユーザーと、操作中のユーザーとが同一であるか否かを判定する。
ユーザーが同一でなかった場合、判定部406は、読取制御部409にその旨を通知する(ステップS703No)。当該通知に応じて、読取制御部409は、固定原稿読取部403及び搬送原稿読取部401に画像データの取得を指示する。このとき、読取制御部409は、まず、固定原稿読取部403に画像データの取得を指示する。当該指示に応じて固定原稿読取部403は、原稿台103上に載置された原稿の読み取りを開始する(ステップS704)。
原稿の読み取りを完了した固定原稿読取部403は、その旨を読取制御部409に通知する(ステップS705No、S705Yes)。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データの取得を指示する。当該指示に応じて搬送原稿読取部401は、搬送トレイ111に載置された原稿の読み取りを開始する(ステップS706)。
また、原稿の読み取りを完了した固定原稿読取部403は、その旨を比較部410に通知する。当該通知に応じて、比較部410は、読取制御部409の指示に応じて固定原稿読取部403により取得された画像データと、固定原稿画像保持部608に保持された画像データとを比較する(ステップS707)。そして、比較部410は、比較結果を判定部406に通知する。
上述のように、本実施形態では、固定原稿画像保持部608に、固定原稿読取部403により既に取得され、取得から予め指定された保持時間が経過していない画像データが保持されている。そのため、固定原稿画像保持部608に、複数の画像データが保持されている場合には、比較部410は、読取制御部409の指示に応じて固定原稿読取部403により取得された画像データと、固定原稿画像保持部608に保持されている全ての画像データとを比較する。
当該通知を受けた判定部406は、比較部410による比較結果が同一画像なしであった場合、原稿台103上の原稿が放置原稿でないと判定する(ステップS708No)。そして、判定部406は、処理対象選択部607にその旨を通知する。当該通知に応じて、処理対象選択部607は、搬送原稿読取部401により取得された画像データと、固定原稿読取部403により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる(ステップS709)。上述のように、当該問い合わせは、操作パネル201のディスプレイ202に選択ボタンを含む問い合わせ画面を表示することで実施される。
問い合わせ画面においてユーザーが原稿台103上の原稿を選択した場合、処理対象選択部607は、読取制御部409にその旨を通知する(ステップS710Yes)。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データ取得の中止を指示する。当該指示に応じて搬送原稿読取部401は、搬送トレイ111に載置された原稿の読み取りを中止する(ステップS711)。
また、このとき、処理対象選択部607は、ユーザーの選択に応じて、固定原稿読取部403により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する(ステップS712)。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、固定原稿読取部403により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS713)。なお、このとき、固定原稿読取部403は、取得した画像データを、当該画像データを取得したユーザーのユーザーID及び取得した時刻を示す時刻情報とともに、固定原稿画像保持部608に登録する。
また、問い合わせ画面においてユーザーが原稿トレイ111上の原稿を選択した場合、処理対象選択部607は、読取制御部409にその旨を通知する(ステップS710No)。当該通知に応じて、読取制御部409は、搬送原稿読取部401に画像データ取得の継続を指示する(ステップS718)。
また、このとき、処理対象選択部607は、ユーザーの選択に応じて、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する(ステップS719)。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、搬送原稿読取部401により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS713)。
一方、比較部410からの通知を受けた判定部406は、比較部410による比較結果が同一画像ありであった場合、原稿台103上の原稿が放置原稿であると判定する(ステップS708Yes)。そして、判定部406は、処理対象選択部607にその旨を通知する。当該通知に応じて、処理対象選択部607は、通知部603に原稿放置通知の送信を指示する。当該指示に応じて、同一原稿と判定された、固定原稿画像保持部608に保持された画像データと対応づけられた情報により特定されるユーザーを特定し、通知先情報保持部604に保持されている宛先に、複合機600の原稿台103上に原稿が放置されている旨を記載した電子メールを送信する(ステップS717)。
また、処理対象選択部607は、判定部406からの通知に応じて、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする(ステップS718、S719)。このとき、搬送原稿読取部401による画像データ取得は継続される。
このとき、処理対象選択部607は、搬送原稿読取部401により取得された画像データを処理対象とする旨を画像処理実行部411に通知する。当該通知に応じて、画像処理実行部411は、搬送原稿読取部401により取得された画像データに対して、ユーザーにより指定された保存や印刷等の画像処理を実施する(ステップS713)。
また、ユーザー判定部602による判定において、ユーザーが同一であった場合、判定部406は、処理対象選択部607にその旨を通知する(ステップS703Yes)。当該通知に応じて、処理対象選択部607は、搬送原稿読取部401により取得された画像データと、固定原稿読取部403により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる(ステップS709)。以降の処理は、上述のとおりであるので省略する。
以上説明したように、この複合機600では、原稿トレイ111上と原稿台103上との両方において原稿が検知された場合、原稿台103上の原稿が放置原稿であるか否かが判定される。そして、放置原稿であると判定された場合、搬送原稿読取部401により取得された画像データが、保存、印刷等の処理対象として選択される。すなわち、原稿台103上の原稿が放置原稿である場合にはユーザーに問い合わせることなく搬送原稿読取部401により取得された画像データが処理対象に決定される。したがって、原稿トレイ111上と原稿台103上との両方において原稿が検知された都度、いずれの原稿の画像データを選択するかをユーザーが設定する従来構成に比べて、ユーザーに対する設定操作の要求回数を低減することができる。
また、処理対象選択部607は、ユーザー判定部602により同一ユーザーであると判定された場合、判定部406により放置原稿であると判定されたときであっても、いずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる構成である。そのため、同一のユーザーが、同一の原稿画像を、原稿台103を使用して敢えて繰り返し取得する場合に、当該原稿が誤って放置原稿と判定されることもない。
さらに、複合機600は、通知部603を備えるため、原稿を放置したユーザーに自動的に原稿放置を通知することができる。その結果、使用利便性を向上させることができる。
なお、上述した各実施形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、上記実施形態では、特に好ましい形態として、既取得画像と新たに取得した画像とを比較することで放置原稿であるか否かを判定する構成とした。しかしながら、固定原稿検知部404の検知状態の推移に基づいて放置原稿であるか否かを判定する構成であっても、従来と比較して、ユーザーに対する不要な設定操作の要求を低減する効果を得ることはできる。
また、以上で説明したフロー図は、あくまで一例であり、同一の作用効果を奏する範囲において、適宜、変更可能である。
さらに、上述の実施形態では、デジタル複合機として本発明を具体化したが、当該装置に限らず、スキャナー、ファクシミリ、複写機等の原稿搬送装置を使用した画像読取機能を有する任意の画像処理装置に本発明を適用することも可能である。
本発明によれば、原稿搬送装置に載置された原稿と原稿台に載置された原稿とが存在する場合に、ユーザーがいずれの原稿の読み取りを希望しているかを可能な限り装置側で判断してユーザーに対する不要な設定操作の要求を低減することができ、画像処理装置として有用である。
100、600 複合機(画像処理装置)
103 原稿台
110 原稿搬送装置(原稿搬送機構)
111 原稿トレイ
401 搬送原稿読取部
402 搬送原稿検知部
403 固定原稿読取部
404 固定原稿検知部
405 指示受付部
406 判定部
407、607 処理対象選択部
408、608 固定原稿画像保持部
409 読取制御部
410 比較部
601 ユーザー特定部
602 ユーザー判定部
603 通知部
604 通知先情報保持部

Claims (5)

  1. 原稿トレイに載置された原稿を画像読取位置へ1枚ずつ搬送する原稿搬送機構と、
    前記原稿搬送機構により前記画像読取位置に搬送された原稿の画像データを取得する搬送原稿読取部と、
    前記原稿トレイ上の原稿の有無を検知する搬送原稿検知部と、
    前記原稿搬送機構による搬送を伴わない原稿が載置される原稿載置面を有する原稿台と、
    前記原稿台に載置された原稿の画像データを取得する固定原稿読取部と、
    前記原稿台上の原稿の有無を検知する固定原稿検知部と、
    操作中のユーザーを特定するユーザー特定部と、
    前記固定原稿読取部により以前に取得された画像データを、当該画像データを取得したユーザーを特定する情報と対応づけて保持する固定原稿画像保持部と、
    ユーザーによる原稿読取開始指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示受付部により原稿読取開始指示が受け付けられた際に、前記搬送原稿検知部及び前記固定原稿検知部により、前記原稿トレイ上の原稿及び前記原稿台上の原稿が検知された場合、前記固定原稿画像保持部に保持された画像データと対応づけられた情報により特定されるユーザーと、操作中のユーザーとが同一であるか否かを判定するユーザー判定部と、
    前記原稿台上の原稿が放置原稿であるか否かを判定する判定部と、
    前記ユーザー判定部により同一ユーザーであると判定された場合、前記搬送原稿読取部により取得された画像データと、前記固定原稿読取部により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせ、
    前記ユーザー判定部により同一ユーザーでないと判定された場合、前記判定部により放置原稿であると判定されたときは、前記搬送原稿読取部により取得された画像データを処理対象とし、前記判定部により放置原稿でないと判定されたときは、前記搬送原稿読取部により取得された画像データと、前記固定原稿読取部により取得された画像データとのいずれの画像データを処理対象とするかをユーザーに問い合わせる、処理対象選択部と、
    を備える画像処理装置。
  2. 前記指示受付部により原稿読取開始指示が受け付けられた際に、前記搬送原稿検知部及び前記固定原稿検知部により、前記原稿トレイ上の原稿及び前記原稿台上の原稿が検知された場合、前記固定原稿読取部及び前記搬送原稿読取部に、画像データの取得を指示する読取制御部と、
    前記読取制御部の指示に応じて前記固定原稿読取部により取得された画像データと、前記固定原稿画像保持部に保持された画像データとを比較する比較部と、
    をさらに備え、
    前記判定部は、前記比較部により同一画像ありと判定された場合、前記原稿台上の原稿が放置原稿であると判定し、前記比較部により同一画像なしと判定された場合、前記原稿台上の原稿が放置原稿でないと判定する、請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記固定原稿画像保持部は、以前に取得された複数の画像データを保持する、請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記固定原稿画像保持部は、取得から予め指定された保持時間が経過した画像データを破棄する、請求項2又は請求項3記載の画像処理装置。
  5. 前記ユーザーを特定する情報と対応づけられた通知先の情報を保持する通知先情報保持部と、
    前記判定部により放置原稿であると判定された場合、同一原稿と判定された、前記固定原稿画像保持部に保持された画像データと対応づけられた情報により特定されるユーザーの通知先を前記通知先情報から取得し、当該通知先に放置原稿があることを通知する通知部をさらに備える、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
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