JP3674595B2 - 原稿読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外部メモリが着脱自在に装着可能に構成された原稿読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、デジタルカメラ等で撮影されたり、パーソナルコンピュータ等で作成された画像データを記憶した、コンパクトフラッシュ(サンディスク社の登録商標)、スマートメディア(株式会社東芝の登録商標)といった記憶媒体(外部メモリ)を装着可能なスロットを有するプリンタが知られている。このようなプリンタにおいては、そのスロットに装着された記憶媒体から画像データを読み出し、更にその読み出した画像データを印刷可能に構成されている。さらに、そのようなプリンタと原稿読取を可能とする原稿読取装置とを組み合わせた多機能プリンタと呼ばれるものもある。このような多機能プリンタでは、記憶媒体はスロットから自在に取り外すことができるように構成されている。
【0003】
このような多機能プリンタにおいて、記憶媒体はスロットから自在に取り外すことができるため、記憶媒体内に保存されている画像データを読み出して印刷するように指示した後に誤りに気付いたときなどに、印刷中止の方法が分からなかったり、慌てたりして、画像データの読み出し中であるかどうかに拘わらず、使用者が記憶媒体をスロットから取り外してしまうことがあった。このような場合でも単純に画像データの読み出し動作だけが実行されている場合には、記憶媒体に保存されている画像データが破壊されることはほとんどなく、多くの場合は問題なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、もしもそのような多機能プリンタがこの記憶媒体に画像データを書き込む機能を備えたと想定すると、極めて重大な問題が生じることが予想される。即ち、多機能プリンタがこの記憶媒体に何らかのデータを書き込んでいる最中に使用者が記憶媒体をスロットから取り外してしまう場合に生じる問題である。この場合には、記憶媒体の内容そのものが書き替えられている最中に記憶媒体がスロットから取り外されてしまうことになる。従って、その後のデータの書き込みができなくなってしまうのはもちろんのこと、最悪の場合には記憶媒体そのものが破壊されてしまう虞がある。例えば、このような機能の一例として、多機能プリンタに備えられている原稿読取装置を使って原稿画像を読み取り、その画像データを記憶媒体に書き込む機能を想定する。多機能プリンタが画像データを記憶媒体に書き込んでいる時に記憶媒体が誤って取り外されてしまうと、それ以降は記憶媒体に画像データを書き込むことができなくなってしまう。その結果、エラーが発生し、原稿読取装置が途中まで読み込んだ画像データも使用不可能となってしまう。従って、画像データを再び記憶媒体に記憶させるためには再度原稿読取装置による原稿の読み直しを行う必要がある。読み取らねばならない原稿の量が大量にある場合、最初の1頁目からやり直す必要があり、使い勝手も悪く、時間の無駄となることが十分に予想される。
【0005】
本発明は、かかる問題点に鑑みなされたものであり、たとえデータの書き込み中に記憶媒体が誤ってスロットから取り外された場合でも、それまでに読み取ったデータを無駄にすることなくデータを記憶媒体へ保存可能とすることができる原稿読取装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決するために、原稿を読み取るとともに、読み取った原稿に対応する画像データを作成する読取手段と、外部メモリが着脱可能に装着される装着手段と、この装着手段に前記外部メモリが装着されているか否かを検知するメモリ検知手段と、前記読取手段により作成された画像データを前記外部メモリに保存する保存手段と、前記メモリ検知手段からの情報に基づいて前記読取手段及び前記保存手段の動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、前記読取手段が原稿読み取りを開始した後に、前記メモリ検知手段が前記装着手段から前記外部メモリが取り外されたことを検知したときには、前記保存手段による前記外部メモリへの画像データの保存を停止させるとともに、外部メモリが前記装着手段に再び装着されたことを前記メモリ検知手段が検知したときには、装着された外部メモリの情報に基づいて前記保存手段に対して所定の動作を行わせるよう制御するように原稿読取装置を構成した。
【0007】
本発明によれば、読取手段により読み取られた原稿の画像データを着脱可能な外部メモリに保存中に、外部メモリが誤って取り外された場合でも、前記メモリ検知手段の信号に基づいて保存手段の保存動作を一旦停止させることができる。これにより、エラーの発生を防止できる。取り外された後に、外部メモリが装着されると、装着された外部メモリの内部情報に基づいて、再び保存動作を開始させることができ、途中からの画像データを追加保存させることができる。このため、最初から原稿を読み直すこと無くすべての画像データを外部メモリに保存させることができる。
【0008】
また、第一に、本発明では上記原稿読取装置において、前記保存手段による前記画像データの保存が停止されたときに、前記制御手段が、前記読取手段に対して、前記原稿の読み取り及び前記画像データの作成を停止させるよう制御することを特徴とする。このように、原稿の読み取り及び前記画像データの作成を停止させるよう制御することにより、保存されない画像データが作成されずにすむ。このため、未保存分の画像データは、外部メモリが再び装着手段に装着された後に形成され、外部メモリに未保存分の画像データを追加保存させることができる。
【0009】
なお、上記原稿読取装置の前記制御手段において、前記装着手段に再装着された外部メモリが、前記装着手段から取り外され、かつ、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であるか否かを判断する判断手段を備えるとよい。
【0010】
一旦装着手段から外部メモリが取り外された場合、再装着された外部メモリが、同一の外部メモリであるとは限らない。もし、異なる外部メモリが装着され、この外部メモリに未保存分の画像データが保存されると、この画像データは、原稿の画像データとしての体をなさない。しかし、本発明にかかる構成を採用することで、異なる外部メモリに画像データを保存するという不都合を確実に回避することができる。このため、確実に同一の外部メモリに画像データを保存でき、完全な形で画像データを保存することができる。
【0011】
この場合、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断した場合に、前記制御手段は、再装着された前記外部メモリ内に、前記保存手段が保存を停止したときの既保存画像データの末尾からこれと同一の画像データについての未保存部分の画像データを追加保存するよう前記保存手段を制御する構成を採用する。
【0012】
追加保存するに当たり、その保存場所が問題となる。追加保存する場所が、不適切であると、その後に画像データを再現した場合、もとの原稿を復元できないことになる。本発明では、既保存画像データの末尾からこれと同一の画像データについての未保存部分の画像データを追加保存することで、原稿の画像データを適切に保存することが可能である。
【0013】
更に、本発明では、前記追加保存を開始するか否かの指示を使用者に促す催促手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断したときに、前記催促手段は使用者に指示を促すことを特徴とする。
【0014】
使用者には、外部メモリ内の情報を実際に見ることはできない。このため、装着された外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと同一であることを使用者に知らせることが必要である。また、保存することを使用者が自発的に回避するために外部メモリを取り外したということもあり得る。この構成を採用することで、使用者に、同一の外部メモリが装着されたことを知らせるとともに、画像データを追加保存するのか否かの確認を使用者に対して行うことが可能となった。
【0015】
更に、本発明では、前記追加保存を開始するかまたは中止するかの指示を使用者が入力する入力手段を備え、前記制御手段はこの入力手段からの指示に基づいて前記保存手段を制御する。かかる構成を採用することで、使用者が画像データの追加保存を希望する場合のみ画像データを追加保存させることができる。
【0016】
第二に、本発明では、上記原稿読取装置において、前記外部メモリとは別に内部メモリを備え、前記制御手段は、前記読取手段が作成した前記画像データを前記内部メモリに一旦記憶させると共に、この内部メモリに記憶された前記画像データを前記外部メモリに転送して保存させるよう前記保存手段を制御することを特徴とする。この場合、前記装着手段から前記外部メモリが取り外されたことを前記メモリ検知手段が検知した後には、前記制御手段は、前記保存手段に前記内部メモリへの前記画像データの記憶を継続させる一方、前記内部メモリから前記外部メモリへの前記画像データの保存を停止させるよう前記保存手段を制御してもよい。
【0017】
本発明により、読取手段の動作を中断させなくとも、内部メモリに画像データが記憶されているので、内部メモリに記憶された画像データを用いて、外部メモリに画像データを追加保存させることができる。
【0018】
上記原稿読取装置の前記制御手段ついても、前記装着手段に再装着された外部メモリが、前記装着手段から取り外され、かつ、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であるか否かを判断する判断手段を備えているとよい。
【0019】
かかる構成を採用することで、異なる外部メモリに画像データを保存するという不都合を確実に回避することができる。このため、確実に同一の外部メモリに画像データを保存でき、完全な形で画像データを保存することができる。
【0020】
この場合に、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断した場合に、前記制御手段は、再装着された前記外部メモリ内に、前記保存手段が保存を停止したときの既保存画像データの末尾からこれと同一の画像データについての未保存部分の画像データを追加保存するよう前記保存手段を制御する。
【0021】
前記保存手段が保存を停止したときの既保存画像データの末尾からこれと同一の画像データについての未保存部分の画像データを追加保存することで、読み取った原稿の画像データに対応する適切な画像データを外部メモリに保存することができる。
【0022】
更に、前記追加保存を開始するか否かの指示を使用者に促す催促手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断したときに、前記催促手段は使用者に指示を促すようにする。この構成を採用することで、使用者に、同一の外部メモリが装着されたことを知らせるとともに、画像データを追加保存するのか否かの確認を使用者に対して行うことができる。
【0023】
更に、前記追加保存を開始するかまたは中止するかの指示を使用者が入力する入力手段を備え、前記制御手段はこの入力手段からの指示に基づいて前記保存手段を制御する。かかる構成を採用することで、使用者が画像データを追加保存したいときのみ画像データを追加保存させることができる。
【0024】
更に、第一の発明及び第二の発明において、前記判断手段からの情報に基づいて所定の報知を行う報知手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと異なる外部メモリであると前記判断手段が判断したときに、前記制御手段は、異なる外部メモリである旨を報知するよう前記報知手段を制御する。
【0025】
このように、報知手段を制御することで、再装着された外部メモリが、装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと同一外部メモリであるのか、異なる外部メモリであるのかを使用者が極めて容易に判断することができる。なお、報知手段としては、液晶パネルに表示を出す方式、音声により報知する方式、これらの組合せによる方式を採用することができる。
【0026】
あるいは、前記判断手段の判断に基づいて所定の報知を行う報知手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと異なる外部メモリであると前記判断手段が判断したときに、前記制御手段は、対応するエラーを報知するよう前記報知手段を制御してもよい。かかる構成によっても、再装着された外部メモリが取り外されたものと異なる外部メモリであることの判断を容易に行える。
【0027】
そして、本発明では上記原稿読取装置において、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと異なる外部メモリであると前記判断手段が判断したときに、前記制御手段は、前記読取手段に対して原稿の読み取り及び前記画像データの作成を停止するよう制御してもよい。
【0028】
原稿の読み取り及び前記画像データの作成を停止することで、確実に異なる外部メモリに未保存分の画像データを書き込んでしまうことを防止できる。また、使用者に対しても、異なる外部メモリが装着されたことを知らせる一手段となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
【0030】
図1は本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置の構成に関するブロック図を示している。具体的にこの原稿読取装置は、遠隔のファクシミリ装置や電話装置との間で公衆回線網を介して画像データや音声データを通信可能な通信機能を備えていると共に、パーソナルコンピュータ(以下、PCと称す)と接続されてそのPCのためのプリンタやスキャナとしても使用される多機能周辺装置である。またこの多機能周辺装置単体でも原稿のコピー機能や、原稿を読み取って画像データを作成し、後述する外部メモリに記憶する画像データ保存機能も備えている。更に、その外部メモリに記憶されている画像データを遠隔のファクシミリ装置等に送信する画像データ送信機能も備えている。但し、本願では特に印刷機能は関係がないので、図1のブロック図においては印刷機能に関する構成は省略してある。
【0031】
この多機能周辺装置は、バス1を介してASIC(Application−Specific Integrated Circuit)5と、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)2と、この画像データ処理装置の動作に関する各種制御プログラムが記憶されているROM(Read Only Memory)3と、このROM3に記憶されているプログラムの実行時等に、作業領域としてデータやプログラムが一時的に保存されるRAM(Random Access Memory)4と、外部の通信装置との間で通信を行う際に使用される変復調装置であるモデム16とが接続されて構成されている。
【0032】
また、ASIC5には、読取手段としての読取部6と、パネルインターフェイス7と、着脱可能メモリインターフェイス10とが接続されている。読取部6は、図示しない自動原稿給紙装置や透明な原稿載置板を備え、そこに置かれた原稿をCCD(Charge−Coupled Device)、CIS(Contact Image Sensor)、CMOS(ComplementaryMetal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等で読み取るように構成されている。パネルインターフェイス7には、報知手段としての液晶パネル8と、入力部であるキーボード9とが接続されている。液晶パネル8は、画像データ処理装置の状態に関する情報や使用者に対するメッセージを表示するので、使用者はこの情報やメッセージを確認することができる。キーボード9は、使用者が各種指示を入力する各種指示キーやテンキー等(9b〜9f)を備えており、その他に後述する「Scan to PCC」キー9aも備えられている。このキーについては後に詳述する。着脱可能メモリインターフェイス10には、外部メモリがそれぞれ着脱自在に装着される装着手段としての3つのスロットが接続されている。これらの他に、当該ASIC5には、PC等との間でパラレルケーブルやUSB(Universal Serial Bus)ケーブルを接続させるパラレルインターフェイス14及びUSBインターフェイス15が接続されている。
【0033】
一方、モデム16には、網制御装置であるNCU(Network Control Unit)17が接続されている。このNCU17は、使用者がキーボード9のテンキーやその他の短縮キー等から電話番号やファクシミリ番号を入力した際に、公衆回線網を介してこの多機能周辺装置を他の遠隔の通信装置に接続するものである。
【0034】
この図1に示された実施形態にかかる多機能周辺装置は、上述した通り、3つのスロット、即ち、第1スロット11、第2スロット12、第3スロット13を備え、各第1〜第3スロット11〜13にはそれぞれ外部メモリが着脱可能に装着される。第1スロット11には第1外部メモリ18が装着可能であり、第2スロット12には第2外部メモリ19が装着可能であり、第3スロット13には第3外部メモリ20が装着可能である。本実施の形態では、第1〜第3外部メモリ18〜20は、それぞれ種類が異なっている。第1外部メモリ18はメモリスティック(ソニー株式会社の登録商標)である。また、第2外部メモリ19はコンパクトフラッシュである。そして第3外部メモリ20がスマートメディアである。従って、第1スロット11はメモリスティック専用のスロットであり、第2スロット12はコンパクトフラッシュ専用のスロットであり、第3スロット13はスマートメディア専用のスロットである。
【0035】
なお、第1〜第3外部メモリ18〜20として採用される記憶メディアは、これら3種類の記憶メディアに限定されるものではない。例えば、フロッピーディスク(登録商標)、MO(Magnetic Optical Disk)、CD−R(Compact Disc Recordable)、CD−RW(Compact Disc Re−Writable)、DVD−R(Digital Versatile Disc Recordable)、DVD−RAM(Digital Versatile Disc Random Access Memory)、DVD−RW(Digital Versatile Disc Re−Writable)等のその他の記憶メディアであってもよい。これらの記憶メディアを使用する場合には、スロットもその記憶メディアに対応するドライブ装置で構成されることは言うまでもない。
【0036】
また、本実施の形態では、第1〜第3外部メモリ18〜20に関しては相互に異なる3種類の記憶メディアを採用しているが、それに限定されることなく、同一種類の記憶メディアを複数用いるように構成しても良い。例えば、3つの記憶メディアのうち2つが同一の記憶メディアで、他の1つが別の種類の記憶メディアであっても良いし、全ての記憶メディアが同一種類の記憶メディアであっても良い。これらの場合には、この多機能周辺装置は同一種類のスロットを複数備えることになる。
【0037】
なお、この図1に示した本実施形態にかかる多機能周辺装置では報知手段として液晶パネル8を採用しているが、報知手段はこれに限定されるものではなく、音声で報知するもの、又は液晶パネル8と音声によるものとを組み合わせてなるユニットを用いてもよい。
【0038】
使用者がキーボード9の操作により、原稿画像の読み取り、保存、送信又は消去をスタートさせると、ROM3に記憶されている制御プログラムに基づいて、CPU2の制御の下に所定の処理が実行される。なお、RAM4は、画像データのバッファとしての役割をも果たしている。
【0039】
次に、本願発明に係る画像データ処理装置たる多機能周辺装置の概略動作を以下に簡単に説明する。この多機能周辺装置は、上述した通り、読取部6で読み取られた画像を所定の形式の画像データに変換し、この画像データを第1〜第3外部メモリ18〜20へ保存する画像データ保存処理(Scan to PCC(Photo Capture Center)処理)を行うことができる。
【0040】
この多機能周辺装置においてScan to PCC処理を実行する場合には、まず使用者はキーボード9を用いて多機能周辺装置をScan to PCCモードに設定する。そして読取部6が読み取る原稿に対応する画像データを保存させたい第1〜第3外部メモリ18〜20を選択指定した後、このScan to PCC処理を実際に実行させることにより、画像データが選択された外部メモリのみに保存されるのである。
【0041】
なお、Scan to PCC処理とは異なるが、この多機能周辺装置においては、第1〜第3外部メモリ18〜20へ保存される画像データは読取部6で読み込む原稿に対応する画像データのみに限定されるものではない。即ち、NCU17及びモデム16を介して他の通信装置から受信した画像データや、接続されているPCから受信した画像データを第1〜第3外部メモリ18〜20へ保存することも可能である。
【0042】
次に、このような多機能周辺装置の「Scan to PCC」処理について、図2以下を参照しながら簡単に説明する。図2は、この多機能周辺装置の「Scan to PCC」処理に関する概略説明図である。この「Scan toPCC」処理では、読取部6が原稿を読み取る際の原稿読取制御のステップと、読み込まれた画像データを圧縮し、画像データをJPEG(Joint Photographic Experts Group)化する画像データの加工制御のステップとが連携されるように多機能周辺装置が制御される。図2の上方に楕円で囲んだ部分がソフトウェアによる処理であり、図2の下方に四角で囲んだ部分がハードウェアである。
【0043】
原稿読み取りの開始、中断、再開及び終了に関する指示を、原稿読み取り制御のステップで行い、読み込んだ原稿の非圧縮データをRAM4に一時保存させる。その後、画像データ加工制御に関するステップで、RAM4から原稿の非圧縮データを読み出し、圧縮加工してJPEG形式の画像データへと変換する。このステップにおいては、画像データ加工の開始、中断、再開及び終了に関する指示を行っている。圧縮加工された画像データは、本多機能周辺装置に着脱自在に装着された第1〜第3外部メモリ18〜20に選択的に保存される。読み込まれた原稿に対応する画像データを第1〜第3外部メモリ18〜20に保存させる場合には、かかる処理により選択的に保存させることができるようになっている。
【0044】
この多機能周辺装置は、この「Scan to PCC」機能によって、外部メモリへ画像データを保存している最中に外部メモリが使用者によって取り外された場合でも、取り外された外部メモリを再装着することで、画像データを再び外部メモリに保存することができるように構成されている。以下、この内容をフローチャートに基づいて説明する。
【0045】
図3は、再保存を可能にする処理の一実施例に関するフローチャートを示している。なお、図3〜図9で着脱可能メモリと表現されているものが外部メモリである。また、便宜のため、外部メモリを第1外部メモリ18に限定して説明を進める。
【0046】
この実施例では、「Scan to PCC」の開始後に第1外部メモリ18が第1スロット11から取り外されると、原稿の読み取り動作(以下、読み取り及び画像データの作成を意味する。)自体を中断するように多機能周辺装置が制御されている。「Scan to PCC」が開始されると、まず、第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されているか否かのチェックが行われる(S1)。装着されているか否かのチェックは、この多機能周辺装置が備えるメモリ検知手段により行われる。第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されていれば(S1:YES)、画像データの第1外部メモリ18への保存はそのまま行われる。すべての画像データが保存されるまでの間、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されているか否かのチェックが行われながら、繰り返し、画像データの読み取り及び画像データの保存が行われ、画像データのすべてが第1外部メモリ18へ保存される(S2)。
【0047】
一方、第1外部メモリ18が第1スロット11から取り外されてしまった場合には(S1:NO)、原稿の読み取り動作が中断される(S3)。このとき、外部メモリ18自体が第1スロット11から取り外されてしまうので、外部メモリ18への画像データの書き込みは当然中止されることになるが、どこまで書き込みが終了したかについては、画像データの書き込みを実施する多機能周辺装置側では認識することができる。すなわち、外部メモリ18への画像データの書き込みは、所定のブロック単位に細分化されて行われるため、外部メモリ18が取り外されたときに多機能周辺装置が書き込んでいたブロックの前までは、確実に画像データの書き込みが完了しているからである。もしブロックの区切りまで書き込みができなかったとしても、そのブロックは書き込まれなかったものとして扱えばよい。そして、読取部6が読み取ったデータのうち、書き込みが完了していないブロック以降のデータは消去せずに保持したままにすればよい。
【0048】
中断された後、メモリ検知手段が第1スロット11に第1外部メモリ18の装着を検知するまでは、中断状態が維持される(S4)。一方、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されたことをメモリ検知手段が検知すると(S4:YES)、原稿の読み取り動作が再開される(S5)。原稿の読み取りが再開されると、「Scan to PCC」による処理がなされる(S1,S2)。ここでは、外部メモリ18が取り外されたときに保持した読み取りデータを、取り外される前に書き込みが完了していたブロックに引き続いて書き込んでいく。読み取り動作が再開された後はその読み取りデータを引き続き書き込んでいく。
【0049】
この図3に示すフローチャートが、読み取り動作を中断するように多機能周辺装置が制御される場合の基本的な流れである。この基本的な流れをふまえて、使用者の使い勝手を更に向上させた実施例が、図4に示すフローチャートである。
【0050】
この実施例についても、「Scan to PCC」が開始されると、まず、第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されているか否かのチェックが行われる(S1)。第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されていれば、繰り返し、画像データの読み取り及び画像データの保存が行われ、画像データのすべてが第1外部メモリ18へ保存される(S2)。なお、この場合においても、すべての画像データが保存されるまでの間、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されているか否かのチェックは行われる。
【0051】
一方、処理の途中で第1外部メモリ18が第1スロット11から取り外されると、読み取り動作が中断される(S3)。中断された後、メモリ検知手段が第1スロット11に第1外部メモリ18に装着されたことを検知するまでは、中断状態が維持される(S4)。
【0052】
中断後、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されると、原稿の読み取りを再開するか否かを使用者に問い合わせるメッセージが、報知手段及び催促手段としての液晶パネル8に表示される(S6)。使用者は、この表示に従い、原稿読み取りを再開するか否かを決定し、その後の処理をキーボード9から入力する(S7)。
【0053】
読み取り動作の再開を選択し、その旨をキーボード9から入力すると(S5,S7)、多機能周辺装置は再び「Scan to PCC」の処理が行われ、画像データが第1外部メモリ18へ保存される。一方、読み取り動作の中断を選択し、その旨をキーボード9から入力すると(S7,S8)、「Scan to PCC」の処理が終了される。
【0054】
図5は、更に別の処理を行う実施例についてのフローチャートを示している。この実施例にかかる多機能周辺装置では、「Scan to PCC」処理の途中で第1外部メモリ18が取り外された後、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されたとき、この再装着された第1外部メモリ18が、第1スロット11から取り外され、かつ、画像データの保存を停止したときの第1外部メモリ18と同一であるか否かを判断している。
【0055】
「Scan to PCC」処理において、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されているか否かを検知することは同様に行われる(S1)。第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されている場合の処理は、図3及び図4に示した実施例の場合と同様である(S2)。
【0056】
一方、「Scan to PCC」処理の途中で第1外部メモリ18が取り外されたことをメモリ検知手段が検知した場合には、以下の流れに沿って処理される。まず、第1外部メモリ18が取り外されたことをメモリ検知手段が検知すると、読取部6の読み取り動作が中断される(S3)。その後、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されるまで、待ち状態が維持される(S4)。待ち状態(S4)で第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されると、この装着された第1外部メモリ18が、先ほど第1スロット11から取り外され、かつ、画像データの保存を停止したときの第1外部メモリ18と同一のものか異なるものかの判断がなされる(S8)。
【0057】
同一の第1外部メモリ18であれば、読み取り動作が再開され(S5)、再び「Scan to PCC」処理がなされる。他方、異なる第1外部メモリ18が装着された場合には、その旨を使用者に知らせるためのメッセージが液晶パネル8に表示される(S9)。使用者はこのメッセージが表示されることで、異なる第1外部メモリ18を第1スロット11に装着したことを確認することができる。
【0058】
異なる第1外部メモリ18が装着されると、この第1外部メモリ18が取り外されるまで、メッセージが表示された状態が維持される(S10)。そして、装着された第1外部メモリ18が取り外されると、再び第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されるまで、待ち状態が維持される(S4)。このように、この実施例では、第1スロット11から取り外され、かつ、画像データの保存を停止したときの第1外部メモリ18と同一の第1外部メモリ18以外には、画像データを追加保存することができないように制御されている。
【0059】
装着された第1外部メモリ18が、第1スロット11から取り外され、かつ、画像データの保存を停止したときの第1外部メモリ18と同一のものかどうかの判断は、第1外部メモリ18に記録されている情報に基づいて行われる。第1外部メモリ18が第1スロット11に再装着されたことは、メモリ検知手段により検知される。このメモリ検知手段からの信号に基づいて、当該多機能周辺装置では、装着された第1外部メモリ18の内部情報を読みに行くように制御されている。同一の第1外部メモリ18であれば、途中まで書き込まれた画像データが保存されているが、異なる第1外部メモリ18であれば、かかるデータは存在しない。このような情報に基づいて、装着された第1外部メモリ18が同一のものか異なるものかを容易に判断することができる。
【0060】
同一の画像データが同一の第1外部メモリ18に保存されず、異なる第1外部メモリ18に保存されると、画像データとしては体をなさないデータが保存されることになる。このようなデータでは、元々の原稿の内容を復元することができない。この実施例による多機能周辺装置ではかかる不都合を確実に防止することができる。
【0061】
なお、この図5では、ステップ8において、装着された第1外部メモリ18が、第1スロット11から取り外され、かつ、画像データの保存を停止したときの第1外部メモリ18と同一であると判断されると、即「Scan to PCC」処理がなされるように制御されているが、読み取りを再開(S5)する前に、図4のS6及びS7で示したステップを設け、使用者に読み取りを再開するか否かを確認するようにしても構わない。
【0062】
以上のように、図3〜図5に示す実施例では、「Scan to PCC」処理の途中で第1外部メモリ18が取り外されたことを検知した場合に、読み取り動作自体を中断することで、当該多機能周辺装置が第1外部メモリ18に保存されない画像データを作成することを防止している。そして、第1外部メモリ18が第1スロット11に再装着されたときに、原稿の残りを読み取り、これに対応する画像データを作成するように多機能周辺装置が制御されている。
【0063】
以上、第1外部メモリ18が取り外された際、読取部6の読み取り動作を中断させて、第1外部メモリ18に保存されることのない画像データが作成されることを阻止する実施例について説明したが、このような方式に限定されるものではない。
【0064】
図6〜図8は、別の方式に関する画像データの保存処理のフローチャートを示している。これら図6〜図8に示す実施例にかかる多機能周辺装置では、「Scan to PCC」処理の途中で第1外部メモリ18が取り外された場合に、第1外部メモリ18への画像データの保存処理を中断するように制御されている。
【0065】
図6は、このような実施例の骨格を示すフローチャートである。このような多機能周辺装置では、「Scan to PCC」処理が開始されると、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されているか否かの判断がなされる(S1)。この点は、図3〜図5に示した実施例と同様である。また、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されていることをメモリ検知手段が検知した場合の処理も、図3〜図5に示した実施例の場合と同様である(S1,S2)。
【0066】
他方、外部メモリ18が第1スロット11から取り外された場合、この実施例では外部メモリ18への保存処理のみを中断する(S20)。しかしながら、読取部6により原稿の読み取り動作は継続され、読み取られた画像データは内部メモリに保存され続ける。そして、第1スロット11に再度外部メモリ18が装着されるまでの間、待ち状態が維持される(S4)。この待ち状態(S4)で、第1スロット11に外部メモリ18が装着されると、内部メモリに保存された画像データの外部メモリ18への保存が再開される(S21)。第1外部メモリ18への保存処理が再開されると、「Scan to PCC」処理における原稿読み取り動作以降の処理が再開され、すべての画像データが第1外部メモリ18に保存される。この骨格となる流れをふまえて具体化したのが図7のフローチャート、及び図8のフローチャートである。
【0067】
図7に示すフローチャートでは、「Scan to PCC」処理が開始されると、作成された画像データは、多機能周辺装置の本体側に内蔵された内部メモリにすべて記憶される。第1外部メモリ18への保存は、この内部メモリに記憶された画像データが転送されることで保存されるようになっている。かかる処理の流れを以下に説明する。
【0068】
「Scan to PCC」処理が開始されると、まず原稿の内容に対応する画像データがすべて内部メモリに一旦記憶される(S30)。その後、第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されていると判断されると(S1)、内部メモリに記憶された画像データが順次第1外部メモリ18に転送される(S31)。内部メモリに記憶されたすべての画像データが転送されると、「Scan to PCC」処理が終了する(S2)。
【0069】
一方、途中で第1外部メモリ18が第1スロット11から取り外された場合、第1外部メモリ18への書き込み動作が中止される。その後、第1外部メモリ18が装着されるまで、待ち状態が維持される(S4)。その後、第1外部メモリ18が装着されると、第1外部メモリ18への書き込み動作が再開される(S21)。書き込み動作が再開された場合、問題となるのが、既保存画像データの格納場所と、これから保存される未保存画像データの格納場所との関係である。両者の格納場所を何も関連づけることなく無秩序に格納すると、元々の原稿の画像データとしての体をなさないものとなってしまう。しかし、この多機能周辺装置では、第1外部メモリ18の既保存の画像データの末端部分を検索し、未保存分の画像データを既保存の画像データの末端部分に追加保存している(S31)。これにより、第1外部メモリ18に保存される画像データは、元々の原稿に対応する完全な画像データの形で保存される。
【0070】
図8は、図7の実施例とは更に別の実施例にかかる多機能周辺装置の処理に関するフローチャートを示している。
【0071】
この実施例にかかる多機能周辺装置では、本体に内蔵された内部メモリに画像データを記憶させつつ、内部メモリに記憶された画像データを第1外部メモリ18に転送させることを繰り返し行うことで、画像データを第1外部メモリ18へ保存させている。
【0072】
「Scan to PCC」処理が開始されると、まず、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されているか否かが検知される(S1)。第1外部メモリ18が第1スロット11に装着されていれば、作成された画像データが順次内部メモリへ記憶される(S40)。内部メモリに記憶された画像データは、第1外部メモリ18へ転送される(S41)。画像データのすべてについて、このステップが繰り返し行われて、第1外部メモリ18に画像データが保存される(S2)。
【0073】
一方、第1スロット11から第1外部メモリ18が取り外された場合、次のように処理がなされる。この場合にも、画像データが順次内部メモリに記憶される。これとともに、第1外部メモリ18への書き込み動作が中止される。その後第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されたか否かの検知がなされる。第1スロット11に第1外部メモリ18が装着されるまでの間、画像データを順次内部メモリに取り込んで、画像データを蓄積させる(S4)。そして、第1スロット11に第1外部メモリ18が装着された時点で、それまでに内部メモリに蓄積されていた画像データを第1外部メモリ18へ転送する。その後は、S40のステップと、S41のステップを繰り返し行うことですべての画像データを第1外部メモリ18へ保存して、「Scan to PCC」処理を終了させる(S2)。
【0074】
この場合も、第1外部メモリ18に保存済みの既保存データと、内部メモリに記憶された未保存画像データとの格納場所が問題となるが、この実施例についても、第1外部メモリ18の既保存の画像データの末端部分を検索し、未保存分の画像データを既保存の画像データの末端部分に追加保存している(S41)。これにより、第1外部メモリ18に保存される画像データは、元々の原稿に対応する完全な画像データの形で保存される。
【0075】
なお、図6〜図8に示したフローチャートでは、第1外部メモリ18が、一旦第1スロット11から取り外された後、第1外部メモリ18が再度装着された時点で即、第1外部メモリ18への書き込み動作を再開させているが(S21)、再開する前に、いくつかのチェックステップを設けてもよい。例えば、図4のS6及びS7のステップを設け、書き込み作業をその後も続行するのか否かを、使用者に問い合わせるようにしてもよい。もし、書き込みを続行しないのであれば、その時点で「Scan to PCC」処理を終了させる。
【0076】
また、図5のフローチャートにおけるS8〜S10に示すように、再装着された第1外部メモリ18が、第1スロット11から取り外され、かつ、画像データの保存を停止したときの第1外部メモリ18と同一であるか否かの判断を行うとよい。
【0077】
なお、図6〜図8に示す実施例の場合についても、第1スロット11から第1外部メモリ18が取り外された際には、読取部の読み取り動作自体を中断するように多機能周辺装置を制御してもよい。
【0078】
以上、第1外部メモリ18が、第1スロット11から取り外された場合の処理について説明したが、画像データを第1外部メモリ18に保存している最中に第1外部メモリ18の容量がいっぱいになってしまうこともあり得る。この場合には、「Scan to PCC」処理を終了させるように制御してもよい。なお、読取部6が作成した画像データをすべて内部メモリに記憶させておけば、内部メモリに記憶された画像データを用いて第1外部メモリ18に画像データを保存させることができ便利である。また、便宜のため、第1外部メモリ18を例に説明したが、その他の第2外部メモリ19、第3外部メモリ20についても適用できることは勿論である。
【0079】
なお、以上のようにして第1外部メモリ18〜20に保存された画像データは、その後に、遠隔地にあるファクシミリなどの他の通信装置に送信される場合などに使用される。
【0080】
【発明の効果】
以上、本発明よれば、読取手段により読み取られた原稿の画像データを着脱可能な外部メモリに保存中に、外部メモリが誤って取り外された場合でも、前記メモリ検知手段の信号に基づいて保存手段の保存動作を一旦停止させることができる。これにより、エラーの発生を防止できる。取り外された後に、外部メモリが装着されると、装着された外部メモリの内部情報に基づいて、再び保存動作を開始させることができ、途中からの画像データを追加保存させることができる。このため、最初から原稿を読み直すこと無くすべての画像データを外部メモリに保存させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる原稿読取装置の構成に関するブロック図。
【図2】「Scan to PCC」によるデータ処理の概要を示す説明図。
【図3】画像データの保存中に装着手段から外部メモリが取り外された場合に、読み取り動作を中断するように制御された原稿読取装置の処理の骨格部分のフローチャート。
【図4】読取部の読み取り動作が中断されるように制御された原稿読取装置の具体的な処理の一例を示すフローチャート。
【図5】図4に示す実施例とは、別の実施例にかかる処理に関するフローチャート。
【図6】画像データの保存中に装着手段から外部メモリが取り外された場合に、外部メモリへの書き込み動作を中断するように制御された原稿読取装置の処理の骨格部分のフローチャート。
【図7】外部メモリへの書き込み動作が中断されるように制御された原稿読取装置の具体的な処理の一例を示すフローチャート。
【図8】図7に示す実施例とは、別の実施例にかかる処理に関するフローチャート。
【符号の説明】
1 バス
2 CPU
3 ROM
4 RAM
5 ASIC
6 読取部
8 液晶パネル(報知手段)
9 キーボード(選択手段)
16 モデム(通信手段)
17 NCU(通信手段)
18,19,20 外部メモリ
Claims (15)
- 原稿を読み取るとともに、読み取った原稿に対応する画像データを作成する読取手段と、外部メモリが着脱可能に装着される装着手段と、この装着手段に前記外部メモリが装着されているか否かを検知するメモリ検知手段と、前記読取手段により作成された画像データを前記外部メモリに保存する保存手段と、前記メモリ検知手段からの情報に基づいて前記読取手段及び前記保存手段の動作を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記読取手段が原稿読み取りを開始した後に、前記メモリ検知手段が前記装着手段から前記外部メモリが取り外されたことを検知したときには、前記保存手段による前記外部メモリへの画像データの保存を停止させるとともに、外部メモリが前記装着手段に再び装着されたことを前記メモリ検知手段が検知したときには、装着された外部メモリの情報に基づいて前記保存手段に対して所定の動作を行わせるよう制御することを特徴とする原稿読取装置。 - 前記保存手段による前記画像データの保存が停止されたとき、前記制御手段は、前記読取手段に対して、前記原稿の読み取り及び前記画像データの作成を停止させるよう制御することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。
- 前記制御手段は、前記装着手段に再装着された外部メモリが、前記装着手段から取り外され、かつ、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であるか否かを判断する判断手段を備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の原稿読取装置。
- 再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断した場合に、前記制御手段は、再装着された前記外部メモリ内に、前記保存手段が保存を停止したときの既保存画像データの末尾からこれと同一の画像データについての未保存部分の画像データを追加保存するよう前記保存手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の原稿読取装置。
- 更に、前記追加保存を開始するか否かの指示を使用者に促す催促手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断したときに、前記催促手段は使用者に指示を促すことを特徴とする請求項4に記載の原稿読取装置。
- 更に、前記追加保存を開始するかまたは中止するかの指示を使用者が入力する入力手段を備え、前記制御手段はこの入力手段からの指示に基づいて前記保存手段を制御することを特徴とする請求項5に記載の原稿読取装置。
- 更に、前記外部メモリとは別に内部メモリを備え、
前記制御手段は、前記読取手段が作成した前記画像データを前記内部メモリに一旦記憶させると共に、この内部メモリに記憶された前記画像データを前記外部メモリに転送して保存させるよう前記保存手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の原稿読取装置。 - 前記装着手段から前記外部メモリが取り外されたことを前記メモリ検知手段が検知した後には、前記制御手段は、前記保存手段に前記内部メモリへの前記画像データの記憶を継続させる一方、前記内部メモリから前記外部メモリへの前記画像データの保存を停止させるよう前記保存手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の原稿読取装置。
- 前記制御手段は、前記装着手段に再装着された外部メモリが、前記装着手段から取り外され、かつ、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であるか否かを判断する判断手段を備えていることを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の原稿読取装置。
- 再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断した場合に、前記制御手段は、再装着された前記外部メモリ内に、前記保存手段が保存を停止したときの既保存画像データの末尾からこれと同一の画像データについての未保存部分の画像データを追加保存するよう前記保存手段を制御することを特徴とする請求項9に記載の原稿読取装置。
- 更に、前記追加保存を開始するか否かの指示を使用者に促す催促手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと同一であると前記判断手段が判断したときに、前記催促手段は使用者に指示を促すことを特徴とする請求項10に記載の原稿読取装置。
- 更に、前記追加保存を開始するかまたは中止するかの指示を使用者が入力する入力手段を備え、前記制御手段はこの入力手段からの指示に基づいて前記保存手段を制御することを特徴とする請求項11に記載の原稿読取装置。
- 更に、前記判断手段からの情報に基づいて所定の報知を行う報知手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が保存を停止したときの外部メモリと異なる外部メモリであると前記判断手段が判断したときに、前記制御手段は、異なる外部メモリである旨を報知するよう前記報知手段を制御することを特徴とする請求項3又は請求項9に記載の原稿読み取り装置。
- 前記判断手段の判断に基づいて所定の報知を行う報知手段を備え、再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと異なる外部メモリであると前記判断手段が判断したときに、前記制御手段は、対応するエラーを報知するよう前記報知手段を制御することを特徴とする請求項3又は請求項9に記載の原稿読取装置。
- 再装着された前記外部メモリが、前記装着手段から取り外され、前記保存手段が前記画像データの保存を停止したときの外部メモリと異なる外部メモリであると前記判断手段が判断したときに、前記制御手段は、前記読取手段に対して原稿の読み取り及び前記画像データの作成を停止するよう制御することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の原稿読取装置。
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