JPH09135323A - ファクシミリ装置システム - Google Patents

ファクシミリ装置システム

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JPH09135323A
JPH09135323A JP7292783A JP29278395A JPH09135323A JP H09135323 A JPH09135323 A JP H09135323A JP 7292783 A JP7292783 A JP 7292783A JP 29278395 A JP29278395 A JP 29278395A JP H09135323 A JPH09135323 A JP H09135323A
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Atsunori Kato
篤典 加藤
Seiji Takiguchi
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ファクシミリ装置(FAX)とパソコン(P
C)とを接続して、パソコン側の記憶手段を利用して留
守番電話等の諸機能を充分に発揮させる。 【解決手段】 パソコン(PC)とファクシミリ装置
(FAX)とを接続し、ファクシミリ装置側のメモリの
記憶可能残量が一定以下と判断したときには(S21:
yes )、PC記憶コマンドを送り(S22)、PC側の
メモリがフルでなければ(S23:no)、PC側のメモ
リにデータを格納蓄積する(S25)。ファクシミリ装
置側のメモリの記憶可能残量が一定以上であれば(S2
1:no)、当該ファクシミリ装置側のメモリが満杯にな
るまでデータを格納する(S25,S26)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の外部
情報処理装置とファクシミリ装置とを接続したシステム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からファクシミリ装置に留守番電話
機能を備えたものが開発されており、このような機能を
有するファクシミリ装置では、特開平1−286671
号公報に開示されているように、留守番電話モードに設
定している場合に、発呼側のファクシミリ装置からの伝
言メッセージ(音声データ)や画像データをデジタルデ
ータとしてデータ蓄積装置に蓄積し、この蓄積されたデ
ータのうち、画像データを記録紙に出力し、音声データ
をスピーカで再生することが提案されている。
【0003】また、送信すべき画像データを一旦メモリ
に蓄積して、相手のファクシミリ装置と回線でつながる
と、一挙に相手装置に画像データを送信するというメモ
リ送信機能や、発信時刻を指定して、所定の指定時刻に
なれば、相手ファクシミリ装置に回線をつないで前記メ
モリに蓄積された画像データを送信するという時刻指定
送信機能等も開発されている。この場合、送信する迄の
前記メモリは送信すべき画像データで専有されてしま
う。
【0004】さらに、最近のファクシミリ装置では、ス
キャナ装置で読み取る等した複数枚の原稿から複数部数
のコピーを原稿出力するというマルチコピー機能を備え
たものが開発されており、また、その場合に、原稿のペ
ージの順番通りに出力するソートコピーモードを備えて
いるものもある。これらの場合にも、ファクシミリ装置
内のメモリに読み取り原稿のデータを蓄積しなければな
らず、その蓄積すべきデータ量は膨大となり易いのであ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般に
ファクシミリ装置内のメモリ(記憶装置)の記憶容量は
多くないのが現状であり、前述のように、送信・受信等
諸機能を発揮するためのデータをファクシミリ装置内の
メモリ(記憶装置)のみに蓄積すると、すぐに満杯とな
り、前記の留守番電話機能や、代行受信機能等、ファク
シミリ装置が持つ諸機能が充分に発揮できないという問
題があった。
【0006】さりとて、ファクシミリ装置に大容量のメ
モリを内蔵させたり、外付けすると、コストが高くなる
という問題があった。他方、例えば、特開昭63−13
391号公報、特開平6−98077号公報に開示され
ているように、パーソナルコンピュータ(以下、パソコ
ンという)に対して信号(データ)を入出力できるイン
ターフェイス(I/Oポート)を、ファクシミリ装置に
設けておき、パソコンとファクシミリ装置のインターフ
ェイスとをケーブルで接続し、パソコン側で入力した文
字や画等の画像データ(以下同じ)をファクシミリ装置
に一旦伝送して、該ファクシミリ装置から電話回線等を
介して他のファクシミリ装置(以下、相手装置という)
に送信したり、逆に相手装置から受信した画像データを
一旦ファクシミリ装置内のメモリ部に格納しておき、所
望にてパソコン内のメモリ部に伝送するというように、
ファクシミリ装置をパソコンの配信用の端末機として使
用することが提案されている。
【0007】しかも、最近のパソコン等のコンピュータ
では、マルチタスク等の機能の拡大のため、大容量のメ
モリを内蔵させたり、外付けしたものが一般的となって
いる。そこで、本発明は、パソコン等のコンピュータ
(外部情報処理装置)側のメモリを利用することより、
前記の問題を解決し、ファクシミリ装置の持つ機能を充
分に発揮させ、パソコンとファクシミリ装置とを接続し
たシステムの使用勝手を向上させることを目的とするも
のである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明のファクシミリ装置システム
は、コンピュータ等の外部情報処理装置と接続すること
ができるファクシミリ装置システムであって、ファクシ
ミリ装置および外部情報処理装置の両者には各々記憶手
段を備え、外部情報処理装置またはファクシミリ装置に
は、前記両記憶手段の各々の記憶可能残量を検知する検
知手段と、外部情報処理装置以外からファクシミリ装置
に入力されたデータを、ファクシミリ装置側の記憶手
段、または、外部情報処理装置側の記憶手段のいずれか
一方に格納するように指令する選択指令手段とを備えた
ものである。
【0009】請求項2に記載の発明のファクシミリ装置
システムは、コンピュータ等の外部情報処理装置と接続
することができるファクシミリ装置システムであって、
ファクシミリ装置および外部情報処理装置の両者には各
々記憶手段を備え、前記両記憶手段の各々の記憶可能残
量を検知する検知手段と、ファクシミリ装置側の記憶手
段における記憶可能残量がないときまたは少なくなった
とき、外部情報処理装置以外からファクシミリ装置に入
力されたデータの一部または全部を外部情報処理装置側
の記憶手段に格納するように指令する選択指令手段とを
備えたものである。
【0010】請求項3に記載の発明のファクシミリ装置
システムは、請求項1または請求項2記載のファクシミ
リ装置システムにおいて、ファクシミリ装置に備えた選
択手段の選択指令に応じて、前記外部情報処理装置以外
からファクシミリ装置に入力されたデータを外部情報処
理装置側の記憶手段に格納するように構成したものであ
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれかに記載のファクシミリ装置システムに
おいて、前記各記憶手段の記憶可能残量が無くなったと
き、その旨をそれぞれ表示するように構成したものであ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施例
について説明する。図1はファクシミリ装置1及びパソ
コン2の斜視図、図2はファクシミリ装置1の機能ブロ
ック図、図3は外部情報処理装置としてのパソコン2の
機能ブロック図である。図1〜図3に示すように、本発
明のファクシミリ装置(FAX装置)1(ここでは便宜
上発呼側という)は、RS−232C等のシリアルイン
ターフェイスまたはパラレルインターフェイス等の入出
力インターフェイス(I/Oポート)3及びケーブル4
を介してパソコン2に接続されている。
【0013】この発呼側のファクシミリ装置1は、回線
制御を行うためのネットワーク・コントローラユニット
(NCU)5を介して、電話回線等の外部回線6及び交
換機7を介して被呼側のファクシミリ装置9または他の
パソコン8(FAXモデム付き)に接続されている。フ
ァクシミリ装置1の中核となるCPU10は信号バスラ
インを介して以下の装置各部と接続され、所定の通信制
御手順に従って装置各部を制御してファクシミリ動作、
つまりデータ通信を実行するものである。
【0014】モデム11は、デジタル信号としての画像
情報をアナログ信号に変調し、NCU5を介して外部回
線6に伝送し、または、外部回線6を介してNCU5か
ら送られた画像情報としてのアナログ信号をデジタル信
号に復調すると共に伝送制御用の各種信号を送受信する
ものである。図2に示すように、CPU10は、バッフ
ァメモリ12と、制御プログラムを格納させたROM
(読み出し専用メモリ)13と、EEPROM(不揮発
性メモリ)14と、各種データを記憶するためのRAM
(随時読み書き可能メモリ)15と、原稿読み取り部と
してのCCDスキャナ16と、液晶表示部22を備えた
操作パネル21と、記録手段としてのプリンタ18と、
符号化部17と復号化部20と、画像メモリ19等とに
バスを介して接続されている。
【0015】バッファメモリ12は、被呼側のファクシ
ミリ装置9との間で送受信される符号化された画像情報
を含む各種データを一時的に格納したり、受信コマンド
及び被呼側の電話番号及び名称等のデータを一時的に格
納するための送信バッファメモリ12aや、受信バッフ
ァメモリ12b等の複数の領域を有している。EEPR
OM(不揮発性メモリ)14は、ワンタッチ番号記憶エ
リア14aと、発信先電話番号記憶エリア14bと、通
信状態記憶エリア14cと通信モード等の各種機能のプ
ログラムやデータを記憶させた機能記憶エリア14dと
入出力時刻を記憶する時刻記憶エリア14eと通信管理
情報等を記憶する通信管理情報記憶エリア14f等とを
備え、被呼側(相手先)のダイヤル番号(電話番号)及
び相手先名称とワンタッチ番号とのデータ、発呼側のフ
ァクシミリ装置の名称登録の有無、管理レポート出力の
有無、送信結果レポート出力の有無、電話の呼び出しベ
ル音量の大小、ファクシミリ装置内のスピーカの音量の
大小等の各種設定情報を記憶させる。このEEPROM
(不揮発性メモリ)14は、ファクシミリ装置1の電源
をOFFしたとしても内容が消去しないものである。
【0016】また、RAM15には、動作実行時の各種
データ一時的に記憶させるものであり、また、留守番機
能発揮時に受信した音声データ及び画像データをデジタ
ルデータとして蓄積する音声/画像記憶エリア15aを
備える。CCDスキャナ16は原稿の画像を読取るもの
であって、その読み取った画像データを送信するために
符号化部17にて符号化し、前記バッファメモリ12に
て一時蓄積したのち伝送する。この場合、ファクシミリ
信号の冗長度を圧縮(抑圧)する方式(冗長度抑圧符号
化方式)としては、ファクシミリ信号の白信号あるいは
黒信号の継続する長さ、即ち、ランレングスの統計的性
質に着目して符号化する方法(Modified READ ,MR方
式) 等が採用される。
【0017】他方、プリンタ18は、受信した画像デー
タを記録紙にハードコピーとして記録するものであり、
レーザ光により感光体ドラムに潜像を形成し、それをト
ナーを用いて現像し、記録紙に転写、定着する静電電子
写真記録方式や、サーマルヘッドにて感熱紙に画像を印
字するサーマルプリンタ方式等を採用する。なお、CC
Dスキャナ16とプリンタ18とを使用して、原稿から
直ちに複写した記録紙を出力するという複写機能も有す
る。この場合、1枚の原稿から複数部数のコピーを出力
するというマルチコピーモードと、複数枚の原稿から1
部乃至複数部数のコピーを出力する時に原稿のページ通
りに順序よく且つ各部数に分けて記録紙を出力するとい
うソートコピーモードとを備えている。
【0018】また、通常、受信された画像データ及び記
録のためのドットデータは画像メモリ19にて記憶する
ものであり、ダイナミックRAM(DRAM)を用いる
ことが多い。ファクシミリ装置1における通常の受信動
作(リアルタイムで記録を実行する)では、ファクシミ
リ装置1とファクシミリ装置9(ないし他のパソコン
8)間で所定の通信制御手順による信号の授受を行って
から、送信画像情報を受信し、バッファメモリ12にて
画像データ(アナログ信号)として一旦記憶する。この
画像データを復号化部20にて復号化(伸長)し、それ
を画像メモリ19のビットイメージ記憶エリアに1ペー
ジ単位での記録のためにドットイメージに展開して書き
込む。そして、所定の解像度によりビット展開し、これ
をプリンタ18に送って1ページ単位で画像化(印刷)
するものである。
【0019】代行受信時には、通常、受信した画像デー
タを一旦画像メモリ19に圧縮データとして格納してお
き、記録時(記録紙出力時)に、画像メモリ19の残り
の領域に前記同様の解像度を選択してビット展開する。
また、前記代行受信時に画像メモリ19に一旦格納され
た画像データ、または前記留守番電話機能発揮時に受信
して音声/画像記憶エリア15aに蓄積した画像データ
は、後述するパソコン2の外部記憶装置39等に伝送し
て、パソコン2内で前記受信した画像データを加工する
こともできる。
【0020】また、直接送信時には、CCDスキャナ1
6で送信原稿を読み取り、符号化部17で符号化してか
ら送信する。メモリ送信時には、CCDスキャナ16で
送信原稿を読み取って符号化したデータを画像メモリ1
9に一旦格納し、その後順次自動的に送信するか、また
は指定時刻に送信する。時刻指定送信(タイマー送信)
は、被呼側ファクシミリ装置との間で時差があるときや
グループ送信(同一原稿を複数の相手先に送信)する場
合に便利である。
【0021】さらに、パソコン2側で直接入力された画
像データは、符号化したデータであるので、このデータ
は前述の発呼側ファクシミリ装置1の画像メモリ19に
一旦格納した後、送信することができる。ファクシミリ
装置1、9に設けた操作パネル21は、当該ファクシミ
リ装置の動作状態を表示する液晶表示部等の表示部22
を備えると共にオペレーターが各種の操作を実行するた
めのテンキー23、ファンクションキー24、ワンタッ
チ登録キー25等を備えている(図1参照)。ワンタッ
チ登録操作は、前記テンキー23とファンクションキー
24の所定の操作による相手先電話番号や相手名称等の
入力と、ワンタッチ登録キー25の所定の操作にて実行
する。
【0022】また、ファクシミリ装置1には、留守番電
話機能のための応答用音声等を記憶させた音声LSI
(集積回路)26、留守番電話時に録音した音声を再生
するためのアンプ27及びスピーカ28や再生指令のた
めの再生キー(図示せず)等が備えられている。図3は
パソコン2の機能ブロック図を示し、マイクロプロセッ
サ等を含むCPU30と、制御プログラム等を記憶させ
たROM31と、各種データを記憶させるRAM32
と、入出力ポート(インターフェイス)33とからな
り、入力部としてのキーボード34及びマウス35と、
出力部としてのCRT等のディスプレイ36(表示装置
であり、液晶式のディスプレイであっても良い)、プリ
ンタ37及び左右のスピーカ38a,38b、入力出力
装置としてのファクシミリ装置1とハードディスク装置
等の外部記憶装置39と、フロッピーディスクドライバ
40等とを接続する。
【0023】そして、メモリ送信や時刻指定送信(タイ
マー送信)のためにCCDスキャナ16にて入力した原
稿の画像データ、代行受信時の他のファクシミリ装置9
ないしパソコン8から受信した画像データ、留守番電話
機能時に他の電話機(図示せず)から受信した音声デー
タまたは他のパソコン8から受信した電子メール(伝言
メッセージ)のデータを、後述するように、ファクシミ
リ装置1またはパソコン2に設けた選択指令手段によ
り、ファクシミリ装置1側の記憶手段としての音声/画
像記憶エリア15aもしくは画像メモリ19に蓄積(格
納)するか、パソコン2側の記憶手段としてのハードデ
ィスク装置等の外部記憶装置39に蓄積(格納)するか
を選択指令する。
【0024】その場合、ファクシミリ装置1またはパソ
コン2のいずれか一方または双方には、前記両記憶手段
の各々の記憶可能残量を検知する検知手段を備える。さ
らに、前記選択指令手段は、ファクシミリ装置1側の記
憶手段における記憶可能残量がないときまたは少なくな
ったとき、パソコン2以外からファクシミリ装置1に入
力されたデータ(画像データと音声データの双方または
一方)の一部または全部をパソコン2側の記憶手段に格
納するように指令するように構成しても良いのである。
【0025】そして、前記選択指令手段は、ファクシミ
リ装置1またはパソコン2のいずれか一方または双方に
備えて良い。さらに、前記各記憶手段の記憶可能残量が
それぞれ無くなったとき(メモリフル)または予め設定
された量より少なくなったとき、その旨を表示する表示
手段をファクシミリ装置1側の液晶表示装置22または
パソコン2側の表示装置(CRTディスプレイ36)と
して利用しても良い。
【0026】次に、図4に示すフローチャートを参照し
ながら、前記選択指令により、パソコン2以外からファ
クシミリ装置1に入力された画像データまたは音声デー
タのいずれか一方または双方を、前記ファクシミリ装置
1またはパソコン2のいずれか一方または双方の記憶手
段に蓄積(格納)すべく指令する処理について説明す
る。
【0027】まず、処理開始に続いて、オペレータは、
ファクシミリ装置1側の操作パネル21における選択指
令手段としてのファンクションキーを押下して、データ
格納(蓄積)すべき箇所を設定モードとして選択指令す
る(S1)。そのモードの種類は、ファクシミリ装置
(FAX)1側の記憶手段にデータを優先的に格納する
(FAX優先モード)と、パソコン(PC)2側の記憶
手段にのみ格納する(PCモード)と、ファクシミリ装
置1側の記憶手段にのみ格納する(FAXモード)との
3種類である。
【0028】次にS2の処理でFAX優先モードである
か否かを判別し、FAX優先モードであるとき(S2:
yes )、ファクシミリ装置(FAX)1側の記憶手段に
データ記憶可能残量があるか否か、換言するとFAXメ
モリがフル(full) であるか否かを判別する(S3)。
FAXメモリがフルでないときには(S3:no)は、フ
ァクシミリ装置(FAX)1側の記憶手段にデータを格
納する(S4)。前記S3とS4との処理を繰り返し
て、FAXメモリがフルになると(S3:yes )、ファ
クシミリ装置1側の液晶表示装置22またはパソコン2
側のCRTディスプレイ36に、「FAXメモリフル」
の表示が出る(S5)。そして、次に、パソコン(P
C)2側に、外部記憶装置39にデータ記憶可能残量が
あるか否かを問い合わせる。換言するとPCメモリがフ
ル(full) であるか否かを判別する(S6)。PCメモ
リがフル(full) である場合には(S6:yes )、ファ
クシミリ装置1側の液晶表示装置22またはパソコン2
側のCRTディスプレイ36に、「PCメモリフル」の
表示が出て(S7)、格納処理終了する。
【0029】PCメモリがフル(full) でない場合には
(S6:no)、外部記憶装置39にデータを格納するの
である(S8)。S6とS8との処理を繰り返してPC
メモリがフル(full) なれば(S6:yes )、「PCメ
モリフル」の表示を出して(S7)、格納処理終了させ
る。次に、FAX優先モードでないときには(S2:n
o)、PCモードであるか否かを判断する(S9)。P
Cモードであるときには(S9:yes )、前記S6から
S8までの処理を実行すれば良く、パソコン2側の記憶
手段としての外部記憶装置39のデータ記憶可能残量が
なくなれば、データ格納処理は終了する。
【0030】また、PCモードでないときには(S9:
no)、ファクシミリ装置側にのみデータを格納するため
のFAXモードか否かを判断し(S10)、FAXモー
ドであれば(S10:yes )、FAXメモリがフル(fu
ll) であるか否かを判別する(S11)。FAXメモリ
がフルでないときには(S11:no)は、ファクシミリ
装置(FAX)1側の記憶手段にデータを格納する(S
12)。前記S11とS12との処理を繰り返して、F
AXメモリがフルになると(S11:yes )、ファクシ
ミリ装置1側の液晶表示装置22またはパソコン2側の
CRTディスプレイ36に、「FAXメモリフル」の表
示が出る(S13)。FAXモードでなければ(S1
0:no)、前記S1のモード選択設定を実行すれば良
い。
【0031】前記各記憶手段で格納(蓄積)されるデー
タ、即ち、パソコン2側以外の箇所から入力された画像
データや音声データ、例えば、CCDスキャナ16にて
入力した原稿の画像データや代行受信時の他のファクシ
ミリ装置9ないしパソコン8から受信した画像データ
は、メモリ送信、時刻指定送信(タイマー送信)、マル
チコピー、代行受信の各機能に応じてその指令コマンド
と共に所定の領域に格納される。また、留守番電話機能
時に他の電話機(図示せず)から受信した音声データま
たは他のパソコン8から受信した電子メール(伝言メッ
セージ)のデータも、留守番電話受信領域(伝言ボック
ス)やメールボックスの各領域に格納(蓄積)され、所
定の機能により再生することができる。
【0032】図5のフローチャートは、ファクシミリ装
置1側の記憶手段の記憶可能残量が一定以下になった場
合に、それに格納できなかったデータをパソコン2側の
記憶手段に格納する処理を示す。即ち、処理開始に続い
て、FAXメモリの記憶可能残量が一定以下であるか否
かを判別する(S21)。記憶可能残量が一定以下であ
るときには(S21:yes )、PC記憶コマンドをパソ
コン2側に送り(S22)、次いで、パソコン(PC)
2側に、外部記憶装置39にデータ記憶可能残量がある
か否かを問い合わせる。換言するとPCメモリがフル
(full) であるか否かを判別する(S23)。PCメモ
リがフル(full) である場合には(S23:yes )、フ
ァクシミリ装置1側の液晶表示装置22またはパソコン
2側のCRTディスプレイ36に、「PCメモリフル」
の表示が出て(S24)、格納処理終了する。
【0033】PCメモリがフル(full) でない場合には
(S23:no)、外部記憶装置39にデータを格納する
のである(S25)。S23とS25との処理を繰り返
してPCメモリがフル(full) なれば(S23:yes
)、「PCメモリフル」の表示を出して(S24)、
格納処理終了させる。前記S21の判断で記憶可能残量
が一定以上であるときには(S21:no)、ファクシミ
リ装置(FAX)1側の記憶手段にデータを格納する
(S26)。次いで、FAXメモリがフル(full) であ
るか否かを判別する(S27)。FAXメモリがフルで
ないときには(S27:no)は、ファクシミリ装置(F
AX)1側の記憶手段にデータを格納すること(S2
6)と、前記S27の判断とを繰り返す。FAXメモリ
がフルになると(S27:yes )、ファクシミリ装置1
側の液晶表示装置22またはパソコン2側のCRTディ
スプレイ36に、「FAXメモリフル」の表示を出し
(S28)、前記のS22の処理を実行して、PC側の
メモリにデータを格納する。これにより、ファクシミリ
装置(FAX)1側の記憶手段に格納できなかった一部
分は分断されるが、確実にPC側の記憶手段に格納され
るから、多量の画像データを代行受信したときのデータ
の欠落を無くすることができるという効果を奏する。
【0034】なお、前記S1,S22の各処理が選択指
令手段であり、S3,S6,S11,S21,S23,
S27の各処理が記憶手段における記憶可能残量検知手
段となる。
【0035】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明のファクシミリ装置システムは、コンピュ
ータ等の外部情報処理装置と接続することができるファ
クシミリ装置システムであって、ファクシミリ装置およ
び外部情報処理装置の両者には各々記憶手段を備え、外
部情報処理装置またはファクシミリ装置には、前記両記
憶手段の各々の記憶可能残量を検知する検知手段と、外
部情報処理装置以外からファクシミリ装置に入力された
データを、ファクシミリ装置側の記憶手段、または、外
部情報処理装置側の記憶手段のいずれか一方に格納する
ように指令する選択指令手段とを備えたものである。
【0036】従って、ファクシミリ装置の留守電話機能
や代行受信、メモリ送信、タイマー送信、マルチコピー
等の各種発揮時に他の電話やファクシミリ装置からの受
信した音声データや画像データ、もしくはコピー時に読
み込み入力した画像データが多量のものであっても、パ
ソコン等の外部情報処理装置側の記憶手段を、あたか
も、ファクシミリ装置側の記憶手段の如くに利用してデ
ータを蓄積することができ、ファクシミリ装置の有する
諸機能を充分に発揮させ、コンピュータとファクシミリ
装置とを接続したシステムの機能も充分に発揮できると
いう効果を奏する。
【0037】また、請求項2に記載の発明のファクシミ
リ装置システムは、コンピュータ等の外部情報処理装置
と接続することができるファクシミリ装置システムであ
って、ファクシミリ装置および外部情報処理装置の両者
には各々記憶手段を備え、前記両記憶手段の各々の記憶
可能残量を検知する検知手段と、ファクシミリ装置側の
記憶手段における記憶可能残量がないときまたは少なく
なったとき、外部情報処理装置以外からファクシミリ装
置に入力されたデータの一部または全部を外部情報処理
装置側の記憶手段に格納するように指令する選択指令手
段とを備えたものである。
【0038】従って、ファクシミリ装置の留守番電話機
能や代行受信、メモリ送信、タイマー送信、マルチコピ
ー等の各種発揮時に他の電話やファクシミリ装置からの
受信した音声データや画像データ、もしくはコピー時に
読み込み入力した画像データが多量のものであっても、
パソコン等の外部情報処理装置側の記憶手段を、あたか
も、ファクシミリ装置側の記憶手段の如くに利用してデ
ータを蓄積することができ、ファクシミリ装置の有する
諸機能を充分に発揮させ、コンピュータとファクシミリ
装置とを接続したシステムの機能も充分に発揮できると
いう効果を奏すると共に、ファクシミリ装置側の記憶手
段の記憶可能残量が無くなるかもしくは少なくなれば、
自動的にパソコン等の外部情報処理装置側の記憶手段に
データを記憶されることができるから、ファクシミリ装
置側の記憶手段に格納できなかった部分は、確実にPC
側の記憶手段に格納されるから、多量の画像データを代
行受信した場合でも、そのデータの欠落を無くすること
ができるという効果を奏するのである。
【0039】さらに、請求項3に記載の発明のファクシ
ミリ装置システムは、請求項1または請求項2記載のフ
ァクシミリ装置システムにおいて、ファクシミリ装置に
備えた選択手段の選択指令に応じて、前記外部情報処理
装置以外からファクシミリ装置に入力されたデータを外
部情報処理装置側の記憶手段に格納するように構成した
ものである。
【0040】選択指令手段をファクシミリ装置側に設け
たから、ファクシミリ装置の有する諸機能を発揮させる
ときに、前記選択指令手段でセットすればよく、システ
ムの使用勝手が向上するという効果を奏する。そして、
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいず
れかに記載のファクシミリ装置システムにおいて、前記
各記憶手段の記憶可能残量が無くなったとき、その旨を
それぞれ表示するように構成したものである。
【0041】こように構成すれば、記憶可能残量無しの
状態をファクシミリ装置と外部情報処理装置とのいずれ
の側でも確認することができるから、ファクシミリ装置
の諸機能が発揮されない状態となるか否かの判断をオペ
レータが容易に確認できるという効果を奏するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファクシミリ装置及びパソコンの斜視図であ
る。
【図2】ファクシミリ装置の機能ブロック図である。
【図3】パソコンの機能ブロック図である。
【図4】入力データの格納処理の第1実施例のフローチ
ャートである。
【図5】入力データの格納処理の第2実施例のフローチ
ャートである。
【符号の説明】 1 ファクシミリ装置 2 パソコン 5 NCU 10,30 CPU 11 モデム 13,31 ROM 14 EEPROM 15,32 RAM 15a 音声/画像データ記憶エリア 34 キーボード 36 CRTディスプレイ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ等の外部情報処理装置と接
    続することができるファクシミリ装置システムにおい
    て、 ファクシミリ装置および外部情報処理装置の両者には各
    々記憶手段を備え、 外部情報処理装置またはファクシミリ装置には、 前記両記憶手段の各々の記憶可能残量を検知する検知手
    段と、 前記外部情報処理装置以外からファクシミリ装置に入力
    されたデータを、ファクシミリ装置側の記憶手段、また
    は、外部情報処理装置側の記憶手段のいずれか一方に格
    納するように指令する選択指令手段とを備えたことを特
    徴とするファクシミリ装置システム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ等の外部情報処理装置と接
    続することができるファクシミリ装置システムにおい
    て、 ファクシミリ装置および外部情報処理装置の両者には各
    々記憶手段を備え、 前記両記憶手段の各々の記憶可能残量を検知する検知手
    段と、 ファクシミリ装置側の記憶手段における記憶可能残量が
    ないときまたは少なくなったとき、外部情報処理装置以
    外からファクシミリ装置に入力されたデータの一部また
    は全部を外部情報処理装置側の記憶手段に格納するよう
    に指令する選択指令手段とを備えたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置システム。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ装置に備えた選択手段の選
    択指令に応じて、前記外部情報処理装置以外からファク
    シミリ装置に入力されたデータを外部情報処理装置側の
    記憶手段に格納するように構成したことを特徴とする請
    求項1または請求項2記載のファクシミリ装置システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記各記憶手段の記憶可能残量が無くな
    ったとき、その旨をそれぞれ表示するように構成したこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    のファクシミリ装置システム。
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