JP2016221668A - 処理対象物を保持するためのテーブルおよび該テーブルを有する処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板を真空吸着するためのテーブルの小孔に処理液ができるだけ吸い込まれないようにする。【解決手段】基板を処理するための湿式基板処理装置が提供される。かかる湿式基板処理装置は、基板を保持するためのテーブルと、テーブルに保持される基板に処理液を供給するための処理液供給機構と、を有する。テーブルは、基板を支持するための支持面と、支持面に形成される第1開口部と、支持面に形成され、第1開口部を少なくとも部分的に囲むように配置される第2開口部と、テーブルを通じて支持面の第1開口部まで延び、真空源に接続可能に構成される第1流体通路と、テーブルを通じて支持面の第2開口部まで延び、処理液を排出するように構成される第2流体通路と、を有する。【選択図】図3A

Description

本願発明は、たとえば半導体基板のような処理対象物を保持するためのテーブルおよび該テーブルを有する処理装置に関する。
半導体デバイスの製造において、基板の表面を研磨する化学機械研磨(CMP,Chemical Mechanical Polishing)装置が知られている。CMP装置では、研磨テーブルの上面に研磨パッドが貼り付けられて、研磨面が形成される。このCMP装置は、トップリングによって保持される基板の被研磨面を研磨面に押しつけ、研磨面に研磨液としてのスラリーを供給しながら、研磨テーブルとトップリングとを回転させる。これによって、研磨面と被研磨面とが摺動的に相対移動され、被研磨面が研磨される。
代表的なCMP装置は、研磨テーブルあるいは研磨パッドは研磨される基板よりも大きく、基板はトップリングによって被研磨面を下向きに保持されて研磨されるものである。研磨後の基板は、ポリビニルアルコール(PVA)などのスポンジ材を回転させながら基板に接触させることにより洗浄され、さらに乾燥される。
研磨後の基板に対して基板よりも小径の接触部材を基板に押し付けて、基板と接触部材を相対運動させる仕上げユニットが知られている(たとえば、特許文献1)。このような仕上げユニットは、メインの研磨部とは別にCMP装置内に設けられ、メイン研磨後の基板をわずかに追加研磨したり、洗浄したりすることができる。
特開平8−71511号公報
基板を研磨する装置において、接触部材を高い圧力で接触させて洗浄効果を高めたり、研磨速度を高めたりするには、基板の裏面全体を接触支持するテーブルで基板を保持することが望ましい。このようなテーブルの例として、基板を真空吸着するための小孔を有するテーブルがある。基板を真空吸着するテーブルの場合、基板を支持するテーブルの支持面と基板との間の隙間に負圧が生じ、基板のエッジとテーブルとの間の隙間から基板を研磨するときに使用するスラリーまたは他の処理液が吸い込まれて小孔内に達することがある。基板をテーブルの支持面から離脱させるために、気体や液体を小孔から吹き出す際に、吸い込まれたスラリーや処理液がテーブルの支持面と基板との隙間から流れ出て、基板の上面に回り込んで基板を汚染することがある。
そのため、基板を真空吸着するためのテーブルの小孔にスラリーや処理液ができるだけ吸い込まれないようにすることが望ましい。また、基板を離脱するときに、吸い込んだスラリーや処理液ができるだけ基板上に回り込まないようにすることが望ましい。
本願発明は、これらの課題の少なくとも一部を解決または緩和することを目的としている。
本発明の第1の形態によれば、基板を処理するための湿式基板処理装置が提供される。
かかる湿式基板処理装置は、基板を保持するためのテーブルと、前記テーブルに保持される基板に処理液を供給するための処理液供給機構と、を有する。前記テーブルは、基板を支持するための支持面と、前記支持面に形成される第1開口部と、前記支持面に形成され、前記第1開口部を少なくとも部分的に囲むように配置される第2開口部と、前記テーブルを通じて前記支持面の前記第1開口部まで延び、真空源に接続可能に構成される第1流体通路と、前記テーブルを通じて前記支持面の前記第2開口部まで延び、前記第2開口部を大気開放するように構成される第2流体通路と、を有する。
本発明の第2の形態によれば、第1の形態において、前記第2流体通路は前記テーブルの少なくとも一部を貫通するように延びる。
本発明の第3の形態によれば、第2の形態において、前記テーブルは、前記テーブルの表面が拡張する方向に延びる拡張縁部を有し、前記第2開口部は前記拡張縁部に位置し、前記第2流体通路は前記拡張縁部を貫通して延びる。
本発明の第4の形態によれば、第1の形態から第3の形態のいずれか1つの形態において、前記第1流体通路は、前記第1流体通路を通って前記第1開口部から流体を供給するための流体供給源に接続可能に構成される。
本発明の第5の形態によれば、第4の形態において、前記流体は、空気、窒素、および水からなるグループの少なくとも1つを有する。
本発明の第6の形態によれば、第1の形態から第5の形態のいずれか1つの形態において、前記テーブルは回転可能に構成される。
本発明の第7の形態によれば、第1の形態から第6の形態のいずれか1つの形態において、前記基板を研磨処理するための研磨パッドを有する。
本発明の第8の形態によれば、基板を処理するための湿式基板処理装置が提供される。かかる湿式基板処理装置は、基板を保持するためのテーブルと、前記テーブルに保持される基板に処理液を供給するための処理液供給機構と、を有する。前記テーブルは、基板を支持するための支持面と、前記支持面に形成される第1開口部と、前記支持面に形成され、前記第1開口部を少なくとも部分的に囲むように配置される第2開口部と、前記テーブルを通じて前記支持面の前記第1開口部まで延び、真空源に接続可能に構成される第1流体通路と、前記テーブルを通じて前記支持面の前記第2開口部まで延び、流体供給源に接続可能に構成される第2流体通路と、を有する。
本発明の第9の形態によれば、第8の形態において、前記流体は、空気、窒素、および水からなるグループの少なくとも1つを有する。
本発明の第10の形態によれば、第1の形態から第9の形態のいずれか1つの形態において、前記テーブルは回転可能に構成される。
本発明の第11の形態によれば、第8の形態から第10の形態のいずれか1つの形態において、基板を研磨処理するための研磨パッドを有する。
本発明の第12の形態によれば、基板を処理するための湿式基板処理装置が提供される。かかる湿式基板処理装置は、基板を保持するためのテーブルと、前記テーブルに保持される基板に処理液を供給するための処理液供給機構とを有する。前記テーブルは、基板を支持するための支持面と、前記支持面に形成される第1開口部と、前記支持面に形成され
、前記第1開口部を少なくとも部分的に囲むように配置される第2開口部と、前記テーブルを通じて前記支持面の前記第1開口部まで延び、流体供給源に接続可能に構成される第1流体通路と、前記テーブルを通じて前記支持面の前記第2開口部まで延び、真空源に接続可能に構成される第2流体通路と、を有する。
本発明の第13の形態によれば、第12の形態において、前記流体は、空気、窒素、および水からなるグループの少なくとも1つを有する。
本発明の第14の形態によれば、第12の形態または第13の形態において、第1流体通路は真空源に接続可能に構成される。
本発明の第15の形態によれば、第12の形態から第14の形態のいずれか1つの形態において、前記テーブルは回転可能に構成される。
本発明の第16の形態によれば、第12の形態から第15の形態のいずれか1つの形態において、基板を研磨処理するための研磨パッドを有する。
本発明の第17の形態によれば、基板を保持するためのテーブルに配置可能なバッキング材が提供される。かかるバッキング材は、第1の形態から第16の形態のいずれか1つの湿式基板処理装置のテーブルに配置されたときに、前記テーブルの前記第1開口部および前記第2開口部の位置に対応する位置に貫通孔を有する。
処理対象物を処理するためのテーブルを有する処理装置の一例としてのバフ処理装置の概略構成を示す図である。 一実施形態としてのバフテーブルの断面を概略的に示す図である。 図2のバフテーブルの上面を示す斜視図である。 一実施形態による、バフテーブルの切欠き部の周辺を示す平面図である。 一実施形態による、図3(A)に示されるバフテーブルを線分E−Eに沿って切り出した断面図である。 一実施形態としてのバフテーブルの断面を概略的に示す図である。 一実施形態による、図3(A)に示されるバフテーブルを線分E−Eに沿って切り出した断面図である。
以下に、本発明に係る処理対象物を保持するためのテーブルおよび該テーブルを有する処理装置の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図1は、処理対象物を処理するためのテーブルを有する処理装置の一例としてのバフ処理装置の概略構成を示す図である。図1に示すバフ処理装置は、半導体ウェハなどの基板の研磨処理を行うCMP装置の一部またはCMP装置内の1ユニットとして構成することができる。一例として、バフ処理装置は、研磨ユニット、洗浄ユニット、基板の搬送機構、を有するCMP装置に組み込むことができ、バフ処理装置は、CMP装置内でのメイン研磨の後に仕上げ処理に用いることができる。
本明細書において、バフ処理とは、バフ研磨処理とバフ洗浄処理の少なくとも一方を含むものである。
バフ研磨処理とは、基板に対してバフパッドを接触させながら、基板とバフパッドを相対運動させ、基板とバフパッドとの間にスラリーを介在させることにより基板の処理面を研磨除去する処理である。バフ研磨処理は、スポンジ材(たとえばPVAスポンジ材)などを用いて基板を物理的作用により洗浄する場合に基板に加えられる物理的作用力よりも強い物理的作用力を基板に対して加えることができる処理である。そのため、バフパッドとしては、たとえば発泡ポリウレタンと不織布を積層したパッド、具体的には市場で入手できるIC1000(商標)/SUBA(登録商標)系や、スウェード状の多孔性ポリウレタン非繊維質パッド、具体的には、市場で入手できるPOLITEX(登録商標)などを用いることができる。バフ研磨処理によって、スクラッチ等のダメージ又は汚染物が付着した表層部の除去、メイン研磨ユニットにおける主研磨で除去できなかった箇所の追加除去、又はメイン研磨後の、微小領域の凹凸や基板全体に渡る膜厚分布といったモフォロジーの改善、を実現することができる。
バフ洗浄処理とは、基板に対してバフパッドを接触させながら、基板とバフパッドを相対運動させ、基板とバフパッドとの間に洗浄処理液(薬液、又は、薬液と純水)を介在させることにより基板表面の汚染物を除去したり、処理面を改質したりする処理である。バフ洗浄処理は、スポンジ材などを用いて基板を物理的作用により洗浄する場合に基板に加えられる物理的作用力よりも強い物理的作用力を基板に対して加えることができる処理である。そのため、バフパッドとしては、上述のIC1000(商標)/SUBA(登録商標)系やPOLITEX(登録商標)などが用いられる。さらに、本発明におけるバフ処理装置において、バフパッドとしてPVAスポンジを用いることも可能である。
図1は、一実施形態による、ウェハWf(基板)が取り付けられた状態のバフ処理モジュール300Aの構成を概略的に示す図である。図1に示すように、一実施形態によるバフ処理モジュール300Aは、ウェハWfが設置されるバフテーブル400と、ウェハWfの処理面にバフ処理を行うためのバフパッド502が取り付けられたバフヘッド500と、バフヘッド500を保持するバフアーム600と、各種処理液を供給するための液供給系統700と、バフパッド502のコンディショニング(目立て)を行うためのコンディショニング部800と、を備える。
バフ処理モジュール300Aは、上述したバフ研磨処理および/またはバフ洗浄処理を行うことができる。
バフテーブル400は、詳細には後述するが、ウェハWfの被処理面を上向きに支持する。バフテーブル400は、真空吸着によりウェハWfをバフテーブル400の支持面402に保持することができる。ウェハWfは、バッキング材450(図2参照)を介してバフテーブル400に吸着させるようにしてもよい。バッキング材450は、たとえば弾性を有する発泡ポリウレタンから形成することができる。バッキング材450は、バフテーブル400とウェハWfとの間の緩衝材として、ウェハWfに傷がつくことを防いだり、バフテーブル400の表面の凹凸のバフ処理への影響を緩和したりすることができる。バッキング材450は、粘着テープによりバフテーブル400の表面に取り付けることができる。バッキング材450は公知のものを利用することができ、バフテーブル400の開口部404に対応する位置に貫通孔452が設けられているものを使用することができる(図2参照)。なお、バフテーブル400の支持面402は、円形とすることができ、円形のウェハWfを保持することができる。
なお、本明細書において、ウェハWfがバッキング材450を介してバフテーブル400に取り付けられる場合は、バッキング材450が取り付けられた状態におけるバッキング材450の表面がウェハWfを支持する「支持面」となり、バッキング材450を介さ
ずにバフテーブル400に直接的にウェハWfが吸着される場合、バフテーブルの表面がウェハWfを支持する「支持面」となる。以下、単に「支持面」または「バフテーブルの支持面」という場合、この両者の場合を含むものとする。
さらに、バフテーブル400は、テーブル400上の搬送機構として、図示しない搬送ロボットにより搬送されるウェハWfを受け取り、バフテーブル400のウェハWfを載置するためのリフトピン480(図2参照)を有する。リフトピン480は、バフテーブル400の外周に沿って複数配置され、図示しない機構によりリフトピン480が伸縮するようになっている。リフトピン480は、リフトピン480が突出した状態でウェハWfの外周部を支持して受け取り、その後、リフトピン480が後退してウェハWfをバフテーブル400の支持面402に載置する。バフ処理が終わった後、リフトピン480が突出してウェハWfの外周部を支持して持ち上げ、搬送ロボットがウェハWfを下から掬い上げるようになっている。
また、バフテーブル400は、図示していない駆動機構によって回転軸AAの周りに回転できるようになっている。バフヘッド500は上昇下降できるように構成されている。バフパッド502は、バフヘッド500のウェハWfに対向する面に取り付けられる。バフパッド502は、バフヘッド500の下降により、バフテーブル400の支持面402に保持されたウェハWfに押し付けられる。バフアーム600は、バフヘッド500を回転軸BB周りに回転させるとともに、バフヘッド500を矢印CCに示すようにウェハWfの径方向に揺動できるようになっている。また、バフアーム600は、バフパッド502がコンディショニング部800に対向する位置までバフヘッド500を揺動できるようになっている。
液供給系統700は、ウェハWfの処理面に純水(DIW)を供給するための純水ノズル710を備える。純水ノズル710は、純水配管712を介して純水供給源714に接続される。純水配管712には、純水配管712を開閉することができる開閉弁716が設けられる。図示しない制御装置を用いて開閉弁716の開閉を制御することにより、任意のタイミングでウェハWfの処理面またはバフテーブル400のウェハWfを支持するための支持面402に純水を供給することができる。
また、液供給系統700は、ウェハWfの処理面に薬液(Chemi)を供給するための第1薬液ノズル720を備える。第1薬液ノズル720は、バフ洗浄処理あるいはバフ研磨処理後の薬液洗浄において、ウェハWf表面に薬液を供給する。第1薬液ノズル720は、薬液配管722を介して第1薬液供給源724に接続される。薬液配管722には、薬液配管722を開閉することができる開閉弁726が設けられる。図示しない制御装置を用いて開閉弁726の開閉を制御することにより、任意のタイミングでウェハWfの処理面またはバフテーブル400のウェハWfを支持するための支持面402に薬液を供給することができる。
図1の実施形態によるバフ処理モジュール300Aは、バフアーム600、バフヘッド500、及び、バフパッド502を介して、ウェハWfの処理面またはバフテーブル400のウェハWfを支持するための支持面402に、純水、薬液、又はスラリーを選択的に供給できるようになっている。
すなわち、純水配管712における純水供給源714と開閉弁716との間からは分岐純水配管712aが分岐する。また、薬液配管722における第1薬液供給源724と開閉弁726との間からは分岐薬液配管722aが分岐する。分岐純水配管712a、分岐薬液配管722a、及び、スラリー供給源734に接続されたスラリー配管732は、液供給配管740に合流する。分岐純水配管712aには、分岐純水配管712aを開閉す
ることができる開閉弁718が設けられる。分岐薬液配管722aには、分岐薬液配管722aを開閉することができる開閉弁728が設けられる。スラリー配管732には、スラリー配管732を開閉することができる開閉弁736が設けられる。
液供給配管740の第1端部は、分岐純水配管712a、分岐薬液配管722a、及び、スラリー配管732、の3系統の配管に接続される。液供給配管740は、バフアーム600の内部、バフヘッド500の中央、及び、バフパッド502の中央を通って延伸する。液供給配管740の第2端部は、ウェハWfの処理面またはバフテーブル400のウェハWfを支持するための支持面402に向けて開口する。図示しない制御装置は、開閉弁718、開閉弁728、及び、開閉弁736、の開閉を制御することにより、任意のタイミングで、ウェハWfの被処理面またはバフテーブル400のウェハWfを支持するための支持面402に純水、薬液、スラリーのいずれか1つ、又はこれらの任意の組み合わせの混合液を供給することができる。
図示の実施形態によるバフ処理モジュール300Aは、液供給配管740を介してウェハWfに処理液を供給するとともにバフテーブル400を回転軸AA周りに回転させ、バフパッド502をウェハWfの処理面に押圧し、バフヘッド500を回転軸BB周りに回転させながら矢印CC方向に揺動することによって、ウェハWfにバフ処理を行うことができる。
図1に示すコンディショニング部800は、バフパッド502の表面をコンディショニングするための部材である。コンディショニング部800は、ドレステーブル810と、ドレステーブル810に設置されたドレッサ820と、を備える。ドレステーブル810は、図示していない駆動機構によって回転軸DD周りに回転できるようになっている。ドレッサ820は、ダイヤモンドドレッサ、ブラシドレッサ、又はこれらの組み合わせで形成される。
バフ処理モジュール300Aは、バフパッド502のコンディショニングを行う際には、バフパッド502がドレッサ820に対向する位置になるまでバフアーム600を旋回させる(図2参照)。バフ処理モジュール300Aは、ドレステーブル810を回転軸DD周りに回転させるとともにバフヘッド500を回転させ、バフパッド502をドレッサ820に押し付けることによって、バフパッド502のコンディショニングを行う。
図2は、一実施形態としてのバフテーブル400の断面を概略的に示す図である。図2は、バッキング材450およびウェハWfが保持された状態を示している。図3(A)は、図2のバフテーブル400の上面を示す斜視図である。バフテーブル400は、ウェハWfの被処理面を上向きに支持するための支持面402を備えている。バフテーブル400の支持面402には、ウェハWfを支持面402に真空吸着させるための複数の第1開口部404が形成されている。また、バフテーブル400は、バフテーブル400の内部に、第1開口部404まで延びる第1流体通路410を備える。第1流体通路410は真空源746に接続される。さらに、第1流体通路410は、ウェハWfを脱着させるときに使用することができる純水供給源714および窒素源744に接続される。また、第1流体通路410は、第1流体通路410内を大気開放する大気開放弁(図示せず)を備えてもよい。たとえば、ウェハWfを脱着するときは、第1流体通路410の真空を解放し、所定時間だけ第1流体通路410に純水を供給し、その後、所定時間だけ窒素を供給するようにすることができる。また、バフテーブル400は、バフテーブル400の支持面402および/または第1流体通路410を洗浄するときに任意選択で使用することができる第2薬液供給源724に接続することができる。バフテーブル400の第1流体通路410に純水、薬液、窒素ガスを供給する配管、および第1流体通路410を真空引きする配管には、それぞれ開閉弁750、752、754、756が設けられる。図示しない
制御装置を用いて開閉弁750、752、754、756の開閉を制御することにより、任意のタイミングでバフテーブル400の第1流体通路410を通じて支持面402に純水、薬液、および窒素ガスを供給でき、また任意のタイミングで第1流体通路410を真空引きすることができる。
図4は、図3(A)に示されるバフテーブル400を線分E−Eに沿って切り出した断面を示す断面図である。図3(A)に示されるように、バフテーブル400は、バフテーブル400の表面が外側に拡張する方向に延びる拡張縁部406を有する。図3(A)および図4に示されるように、拡張縁部406に位置するバフテーブル400の支持面402には第2開口部424(図2では省略されている)が形成される。また、拡張縁部406には、第2開口部424まで延びる第2流体通路420が形成されている。第2流体通路420は、複数の穴からなり、拡張縁部406を貫通してバフテーブル400の外に開放されている。図3(A)に示されるように、第2開口部424は、第1開口部404が配置される領域を少なくとも部分的に囲う連続的な複数の溝として形成されている。換言すれば、溝は、バフテーブル400の支持面402の外周付近に形成されているともいえる。第2流体通路420は、バフテーブル400の支持面402の外周付近に沿って、等間隔に配置されている。溝は、一定の間隔で第2流体通路420に接続されており、溝に入り込んだ流体(たとえば処理液)は、第2流体通路420を通ってバフテーブル400の外に排出される。図3(A)に示される実施例においては、第2開口部424は、4つの切欠き部426の位置を除いてバフテーブル400の支持面402の外周部付近を囲うように形成されている。他の実施形態として、第2開口部424は、支持面402の外周部付近を完全に囲む1つのリング状の溝として形成してもよい。図3(B)は他の実施形態における、バフテーブル400の切欠き部426周辺の拡大図である。なお、図3(A)、図3(B)に示される実施形態における4つの切欠き部426の位置には、リフトピン480(図2参照)が配置される。さらに、他の実施形態として、第2開口部424は、第1開口部404が配置される領域を少なくとも部分的に囲うように配置される複数の穴であってもよい。複数の穴として形成される第2開口部424は、直接、第2流体通路420に接続される。
図6は、他の実施形態として、図3(A)または図3(B)に示されるバフテーブル400を線分E−Eに沿って切り出した断面を示す断面図である。なお、図6において、第1流体通路410、バッキング材450は省略する。図6に示されるように、第2流体通路420が形成される位置よりも拡張縁部406の先端が下向きに延伸しており、拡張縁部406が「ひさし」の役割をして、矢印に示しように、ウェハWfの外周に向かって外に流れる処理液が支持面402とウェハWfの裏面との間の隙間に入り込むことを効果的に防ぐことができる。
図1に示されるバフ処理モジュール300Aにおいては、バフ処理が施されるウェハWfは、バフテーブル400の支持面402に配置される。真空源746により第1流体通路410が真空引きされることで、ウェハWfの裏面を第1開口部404に真空吸着させてウェハWfが保持される。上述したバフ処理中には、ウェハWfの被処理面にスラリーや他の処理液などが供給される。バフ処理中は、第1流体通路410は真空引きがされ続ける。そのため、ウェハWfの裏面と支持面402との間、あるいはウェハWfとバッキング材450との間の隙間に負圧が形成される。よって、第2開口部424および第2流体通路420を設けない場合、スラリーや処理液がウェハWfの外周から隙間を通って支持面402の内側に吸い込まれる。図1〜図4に示される実施形態によるバフテーブル400を用いてウェハWfを真空吸着により保持する場合、第2流体通路420からウェハWfと支持面402との間の隙間を通って第1流体通路410へ空気の流れが発生し、第2開口部424近傍およびその外側の支持面402の負圧を開放(大気開放)することができる。したがって、スラリーや処理液がウェハWfの外周から支持面402とウェハW
fの裏面との間の隙間を通って第1開口部404および第1流体通路410に吸い込まれることを抑制できる。言い換えると、第2流体通路420は、第2開口部424を大気開放する大気開放経路としての役割を持つ。第2開口部424とは逆側に位置する第2流体通路420の端部は、バフテーブル400の外に開放されており、第2開口部424とは逆側に位置する第2流体通路420の端部は大気開放口と称することもできる。
バフ処理が終了すると、ウェハWfはバフテーブル400から脱着される。このとき、真空吸着されているウェハWfを脱着させるために、真空源746による第1流体通路410の真空引きを停止し、純水供給源714から第1流体通路410に所定時間だけ純水を供給し、その後に、窒素源744から第1流体通路410に所定時間だけ窒素を供給して、第1流体通路の圧力を外気圧よりも高くすることでウェハWfを支持面402から脱着させる。このとき、バフ処理したときに使用したスラリーまたは処理液が第1流体通路410内に吸い込まれていると、ウェハWfを脱着するときの純水および窒素とともに吸い込まれたスラリーや処理液が第1流体通路410および第1開口部404から噴き出す。その結果、支持面402とウェハWfの裏面との間の隙間を通ってスラリーや処理液がウェハWfの外周から噴き出し、さらにウェハWfの被処理面側に回りこんでウェハWfを汚染することになる。本実施形態によるバフテーブル400を用いる場合、スラリーおよび処理液が第1流体通路410へバフ処理中に吸い込まれることが抑制または最小化されるので、ウェハWfを脱着するときに、ウェハWfを汚染するリスクが軽減される。さらに、少量のスラリーまたは処理液が第1流体通路410に吸い込まれていたとしても、ウェハWfをバフテーブル400から脱着させるために純水および窒素を第1流体通路410に供給したときに、純水、窒素、スラリーまたは処理液の混合流体は、ウェハWfのエッジに達する前に第2開口部424および第2流体通路420を通ってバフテーブル400の外部に排出されるので、混合流体がウェハWfの被処理面側へ回り込むことを防止することができる。言い換えると、第2流体通路420は、第2開口部424に入り込んだ流体を排出する流体排出経路としての役割を持つ。第2開口部と逆側に位置する第2流体通路420は流体排出口につながっている、ともいえる。本実施形態では、第2流体通路420は、図4および図6に示されるように、バフテーブル400を貫通するように形成されているが、大気開放経路あるいは流体排出経路としての第2流体通路420の形態はこれらに限定されない。
図5は、一実施形態としてのバフテーブル400の断面を概略的に示す図である。図5は、図2と同様にバッキング材450およびウェハWfが保持された状態を示している。図5に示されるバフテーブル400は、図1〜図4に示される実施形態と同様に、第1開口部404、第1流体通路410、第2開口部424、および第2流体通路420を備えている。ただし、図5の実施形態のバフテーブル400の第2流体通路420は、図1〜図4の実施形態のバフテーブル400の第2流体通路420とは異なり、バフテーブル400の外には開放されていない。図5に示されるように、本実施形態において、第2流体通路420は、第1流体通路410と同様に、純水供給源714、薬液供給源724、窒素源744、および真空源746に接続される。第2流体通路420は、図示しない大気開放弁に接続されていてもよい。第2流体通路420に入り込んだ不要な液体は、真空源746の上流に配置される気液分離器(図示せず)によって、排出されるようになっている。そのため、第2流体通路420に各種の流体を供給したり、第2流体通路を真空引きしたりすることができる。なお、図5においては図示の便宜のため、第1流体通路410と第2流体通路420とが、同じ経路で純水供給源714、薬液供給減724、窒素源744、および真空源746に接続されているように図示されているが、第1流体通路410と第2流体通路420とはそれぞれ別の経路で純水供給源714、薬液供給減724、窒素源744、および真空源746に接続されており、第1流体通路410と第2流体通路420を流れる流体は個別に切り替えることができる。かかる構成により、ウェハWfを脱着するときに、スラリーや処理液によりウェハWfを汚染するリスクを軽減すること
ができる。
たとえば、バフ処理のためにウェハWfをバフテーブル400の支持面402に真空吸着させる場合、第2流体通路420を真空引きしてウェハWfをバフテーブル400の支持面402に真空吸着させる。このとき、第1流体通路410は真空引きしない。そのため、バフ処理中にスラリーや処理液が第2流体通路420に吸い込まれることはあるが、第1流体通路410には吸い込まれない。バフ処理が終了し、ウェハWfをバフテーブル400の支持面402から脱着させるときは、第1流体通路410に純水および/または窒素ガスを供給してウェハWfを脱着させる。このとき、第2流体通路420には純水および/または窒素ガスを供給しない。そのため、バフ処理中に第2流体通路420吸い込まれたスラリーや処理液が、ウェハWfの脱着時にウェハ上に噴き出すことがないので、ウェハWfを汚染するリスクが軽減される。なお、第2流体通路420に入り込んだスラリーや処理液を洗い流すために、ウェハWfの交換時などに、第2流体通路420に純水や薬液などの各種流体を供給して第2流体通路420およびバフテーブル400の支持面402を洗浄してもよい。
また、バフ処理のためにウェハWfをバフテーブル400の支持面402に真空吸着させる場合、第1流体通路410を真空引きしてウェハWfをバフテーブル400の支持面402に真空吸着させる。このとき、第2流体通路420は真空引きしない。そのため、バフ処理中にスラリーや処理液が第1流体通路410に吸い込まれることはあるが、第2流体通路420には吸い込まれない。バフ処理が終了し、ウェハWfをバフテーブル400の支持面402から脱着させるときは、第2流体通路420に純水および/または窒素ガスを供給してウェハWfを脱着させる。このとき、第1流体通路410には純水および/または窒素ガスを供給しない。そのため、バフ処理中に第1流体通路410吸い込まれたスラリーや処理液が、ウェハWfの脱着時にウェハ上に噴き出すことがないので、ウェハWfを汚染するリスクが軽減される。なお、第1流体通路410に入り込んだスラリーや処理液を洗い流すために、ウェハWfの交換時などに、第1流体通路410に純水や薬液などの各種流体を供給して第1流体通路410およびバフテーブル400の支持面402を洗浄してもよい。
また、一実施形態として、バフ処理のためにウェハWfをバフテーブル400の支持面402に真空吸着させる場合、第1流体通路410と第2流体通路420の両方を真空引きしてウェハWfをバフテーブル400の支持面402に真空吸着させることができる。そのため、バフ処理中にスラリーや処理液が外側に配置される第2流体通路420に吸い込まれることはあるが、内側に配置される第1流体通路410にはほとんど吸い込まれない。バフ処理が終了し、ウェハWfをバフテーブル400の支持面402から脱着させるときは、第1流体通路410に純水および/または窒素ガスを供給してウェハWfを脱着させることができる。このとき、第2流体通路420には純水および/または窒素ガスを供給しない。バフ処理中に第2流体通路420吸い込まれたスラリーや処理液が、ウェハWfの脱着時にウェハ上に噴き出すことがないので、ウェハWfを汚染するリスクが軽減される。なお、第2流体通路420に入り込んだスラリーや処理液を洗い流すために、ウェハWfの交換時などに、第2流体通路420に純水や薬液などの各種流体を供給して第2流体通路420およびバフテーブル400の支持面402を洗浄してもよい。
図5に示される実施形態において、第1開口部404、第1流体通路410、第2開口部424、および第2流体通路420の配置は任意の配置とすることができる。たとえば、図5に示される実施形態のバフテーブル400において、第2開口部424および第2流体通路420を、拡張縁部406に形成してもよく、それ以外の位置に形成してもよい。
以上のように、本願発明の処理対象物を保持するためのテーブルおよび該テーブルを有する処理装置について、バフ処理装置を例として説明してきたが、本発明は上述のバフ処理装置に限定されるものではない。本明細書に開示されるテーブルおよび該テーブルを有する処理装置は、真空吸着して処理対象物を保持する他の装置にも適用できる。本明細書に開示されるテーブルは、特に、基板に液体を供給して基板を処理する湿式基板処理装置において、適用することができる。
400…テーブル
402…支持面
404…第1開口部
406…拡張縁部
410…第1流体通路
420…第2流体通路
424…第2開口部
450…バッキング材
452…貫通孔
502…研磨パッド
714…純水供給源
724…薬液供給源
744…窒素源
746…真空源
Wf…ウェハ

Claims (17)

  1. 基板を処理するための湿式基板処理装置であって、
    基板を保持するためのテーブルと、
    前記テーブルに保持される基板に処理液を供給するための処理液供給機構と、を有し、
    前記テーブルは、
    基板を支持するための支持面と、
    前記支持面に形成される第1開口部と、
    前記支持面に形成され、前記第1開口部を少なくとも部分的に囲むように配置される第2開口部と、
    前記テーブルを通じて前記支持面の前記第1開口部まで延び、真空源に接続可能に構成される第1流体通路と、
    前記テーブルを通じて前記支持面の前記第2開口部まで延び、前記第2開口部を大気開放するように構成される第2流体通路と、を有する、
    湿式基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の湿式基板処理装置であって、前記第2流体通路は前記テーブルの少なくとも一部を貫通するように延びる、湿式基板処理装置。
  3. 請求項2に記載の湿式基板処理装置であって、前記テーブルは、前記テーブルの表面が拡張する方向に延びる拡張縁部を有し、前記第2開口部は前記拡張縁部に位置し、前記第・BR>Q流体通路は前記拡張縁部を貫通して延びる、湿式基板処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置であって、前記第1流体通路は、前記第1流体通路を通って前記第1開口部から流体を供給するための流体供給源に接続可能に構成される、湿式基板処理装置。
  5. 請求項4に記載の湿式基板処理装置であって、前記流体は、空気、窒素、および水からなるグループの少なくとも1つを有する、湿式基板処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置であって、前記テーブルは回転可能に構成される、湿式基板処理装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置であって、
    前記基板を研磨処理するための研磨パッドを有する、
    湿式基板処理装置。
  8. 基板を処理するための湿式基板処理装置であって、
    基板を保持するためのテーブルと、
    前記テーブルに保持される基板に処理液を供給するための処理液供給機構と、を有し、
    前記テーブルは、
    基板を支持するための支持面と、
    前記支持面に形成される第1開口部と、
    前記支持面に形成され、前記第1開口部を少なくとも部分的に囲むように配置される第2開口部と、
    前記テーブルを通じて前記支持面の前記第1開口部まで延び、真空源に接続可能に構成される第1流体通路と、
    前記テーブルを通じて前記支持面の前記第2開口部まで延び、流体供給源に接続可能に構成される第2流体通路と、を有する、
    湿式基板処理装置。
  9. 請求項8に記載の湿式基板処理装置であって、前記流体は、空気、窒素、および水からなるグループの少なくとも1つを有する、湿式基板処理装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置であって、前記テーブルは回転可能に構成される、湿式基板処理装置。
  11. 請求項8乃至10のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置であって、
    基板を研磨処理するための研磨パッドを有する、
    湿式基板処理装置。
  12. 基板を処理するための湿式基板処理装置であって、
    基板を保持するためのテーブルと、
    前記テーブルに保持される基板に処理液を供給するための処理液供給機構とを有し、
    前記テーブルは、
    基板を支持するための支持面と、
    前記支持面に形成される第1開口部と、
    前記支持面に形成され、前記第1開口部を少なくとも部分的に囲むように配置される第2開口部と、
    前記テーブルを通じて前記支持面の前記第1開口部まで延び、流体供給源に接続可能に構成される第1流体通路と、
    前記テーブルを通じて前記支持面の前記第2開口部まで延び、真空源に接続可能に構成される第2流体通路と、を有する、
    湿式基板処理装置。
  13. 請求項12に記載の湿式基板処理装置であって、前記流体は、空気、窒素、および水からなるグループの少なくとも1つを有する、湿式基板処理装置。
  14. 請求項12または13に記載の湿式基板処理装置であって、第1流体通路は真空源に接続可能に構成される、湿式基板処理装置。
  15. 請求項12乃至14のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置であって、前記テーブルは回転可能に構成される、湿式基板処理装置。
  16. 請求項12乃至15のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置であって、
    基板を研磨処理するための研磨パッドを有する、
    湿式基板処理装置。
  17. 基板を保持するためのテーブルに配置可能なバッキング材であって、
    前記バッキング材は、請求項1乃至16のいずれか一項に記載の湿式基板処理装置のテーブルに配置されたときに、前記テーブルの前記第1開口部および前記第2開口部の位置に対応する位置に貫通孔を有する、バッキング材。
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