JP2002198337A - ウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法 - Google Patents

ウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法

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JP2002198337A JP2001347877A JP2001347877A JP2002198337A JP 2002198337 A JP2002198337 A JP 2002198337A JP 2001347877 A JP2001347877 A JP 2001347877A JP 2001347877 A JP2001347877 A JP 2001347877A JP 2002198337 A JP2002198337 A JP 2002198337A
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    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • H01L21/304Mechanical treatment, e.g. grinding, polishing, cutting

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法を提
供する。 【解決手段】 研磨ヘッド130は、第1気体出入り口
134a及び第2気体出入り口134bを有するキャリ
ア134と、リテーナリング140と、サポータ150
と、メンブレン170とを含む。サポータ150は上面
152、底面154、第1ホール156、第2ホール1
58及び第1チャンバ160を含み、上面152はキャ
リア134と共に第2チャンバ136を形成し、第2チ
ャンバ136は第2気体出入り口134bと連通し、第
2ホール158は底面154に形成され第2チャンバ1
36と連通し、第1チャンバ160は第1気体出入り口
134aと連通し、第1ホール156は底面154に形
成され第1チャンバ160と連通し、底面154はエッ
ジ部位155を備え、メンブレン170は第1ホール1
56に対応する第3ホール172を有し底面154を囲
むように固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウェーハの製
造に関し、さらには半導体ウェーハの表面を化学的機械
的に研磨するウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の高集積化に従って配
線構造が多層化され、半導体基板の上に積層された単位
セルの間の表面段差が増加している。そこで、単位セル
の間の表面段差を減少させるために、様々なウェーハ工
程面の研磨方法が提示されつつある。これらの方法のう
ち、ウェーハの化学的機械的な研磨を同時に実施してウ
ェーハの研磨面(工程面)を平坦化するCMP(che
mical mechanical polishin
g)装置が幅広く使用されている。
【0003】通常、CMP工程では、ウェーハの研磨面
(工程面)がターンテーブルに対向するようにウェーハ
が研磨ヘッドに装着され、ウェーハの研磨面(工程面)
は研磨パッドが設置されたターンテーブルの上に位置す
る。研磨ヘッドはターンテーブルの研磨パッドに対向し
てウェーハの後面を押さえるようにウェーハの上に制御
可能な力(ロード)を提供する。又、研磨ヘッドはウェ
ーハとターンテーブルとの間の追加的な運動を提供する
ように回転することができる。
【0004】効果的なCMP工程は、高研磨速度でウェ
ーハを均一な平面度(flatness)に加工する。
ウェーハの研磨面の均一度、平坦度及び研磨速度等の特
性はウェーハと研磨パッドの間の相対速度、ならびに研
磨パッドに対向してウェーハを押さえる力によって多く
の影響を受ける。特に、研磨速度は、研磨パッドに対向
してウェーハを押さえる力が増加するほど、増加する。
従って、研磨ヘッドからウェーハに不均一な押さえる力
が加えられる場合、相対的に大きい圧力を受けるウェー
ハの特定領域が相対的に小さい圧力を受ける他の領域に
比べて速く研磨される。
【0005】研磨ヘッドは一般的にメンブレンとウェー
ハとの間の真空を維持したり真空を除去したりして、ウ
ェーハを固定(chuck)又は解放(releas
e)する。このような研磨ヘッドは、メンブレンとウェ
ーハとの間の真空漏洩によってウェーハの固定が緩かっ
たり失敗したりして、ウェーハの移送時、ウェーハが破
損する問題が発生する可能性がある。
【0006】このような欠陥を改善するために、チャッ
キングサポータから突出したボスに形成された真空ホー
ルを通じてウェーハを固定又は解放する方式の研磨ヘッ
ドが開発され使用されている。しかし、このような研磨
ヘッドによると、図1に示すように、真空ホールが形成
されたボスに対応するウェーハの局部的な部分A、なら
びにサポータのエッジ部分に突出したステッパに対応す
るウェーハのエッジ部分Bがウェーハの他の領域に比べ
て過度に研磨され、研磨の均一度が減少する欠陥があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高研
磨均一度を達成するウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨
方法を提供することにある。本発明の他の目的は、研磨
工程時、ウェーハの各領域に加えられる圧力を可変的に
制御できるウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法を提
供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、研磨工程時、ウェー
ハの各領域の研磨速度を可変的に制御できるウェーハ研
磨装置及びウェーハ研磨方法を提供することにある。本
発明の他の目的は、ウェーハを安定して固定できるウェ
ーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法を提供することにあ
る。本発明の他の目的は、研磨工程時、メンブレンとサ
ポータとの間に流入したスラリー粒子を洗浄し、スクラ
ッチ発生の可能性を最小化できるウェーハ研磨装置及び
ウェーハ研磨方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めの本発明の請求項1から8に記載のウェーハ研磨装置
は、上部面の上に研磨パッドが装着されている支持部
と、ウェーハを研磨するために支持部の研磨パッドの上
に設けられている研磨ヘッドとを備える。研磨ヘッド
は、さら形のキャリアと、キャリアの下端に設置された
リテーナリングと、キャリアの内部に設置され第1チャ
ンバ及び第2チャンバを相互に隔離して提供するサポー
タと、サポータの表面から分離可能にサポータの表面を
被覆するメンブレンとを有する。サポータの表面は平ら
であり、サポータの表面の上には第1チャンバと連通す
る複数の第1ホールと、第2チャンバと連通する複数の
第2ホールとが形成され、メンブレンは第1ホールに各
々対応する複数の第3ホールを有する。
【0010】本発明の請求項9から14に記載のウェー
ハ研磨装置は、上部面の上に研磨パッドが装着されてい
る支持部と、支持部の研磨パッドの上に配置されている
研磨ヘッドとを備える。研磨ヘッドは、キャリアと、キ
ャリアの下端に設置されたリテーナリングと、キャリア
の内部に設置されたサポータと、サポータの表面から分
離可能にサポータの表面を被覆するメンブレンと、ウェ
ーハを真空でチャッキングするためにキャリアの下部に
設置されているチャッキングリングと、メンブレンと連
通する第1気体出入り口と、チャッキングリングと連通
する第2気体出入り口とを有する。
【0011】本発明の請求項15から24に記載のウェ
ーハ研磨装置は、上部面の上に研磨パッドが装着されて
いる支持部と、支持部の研磨パッドの上に配置されてい
る研磨ヘッドとを備える。研磨ヘッドは、キャリアと、
キャリアの下端を少なくとも2つ以上のチャンバを形成
するように分割する少なくとも1つ以上のメンブレン
と、研磨ヘッドの端部に設置されたリテーナリングと、
研磨ヘッドの下部に設置されたチャッキングリングとを
有する。
【0012】本発明の請求項25から34に記載のウェ
ーハ研磨方法は、ウェーハを研磨ヘッドの下部に配置さ
れたチャッキングリングを利用してチャッキングした
後、研磨パッドの上にウェーハを配置する段階と、第1
気体出入り口に気体を注入して研磨ヘッドの下部に配置
されたメンブレンを膨脹させ、ウェーハに第1の空気圧
を加え、研磨ヘッドに設置された第2気体出入り口に気
体を注入してウェーハとチャッキングリングとの間の空
間に所定圧を形成する段階と、研磨ヘッドを回転させて
ウェーハを研磨する段階とを含む。
【0013】本発明の請求項35に記載のウェーハ研磨
方法は、研磨ヘッドの内部の第1気体出入り口と連通し
研磨ヘッドの下部に配置されているチャッキングリング
を通じて真空を形成しウェーハをチャッキングし、ウェ
ーハを研磨パッドの上に配置する段階と、研磨ヘッドの
内部の第2気体出入り口に気体を注入し、研磨ヘッドの
下部に配置されたメンブレン及びサポータの空間の圧力
を上昇させ、ウェーハをロードして研磨ヘッドを回転さ
せ、ウェーハを研磨する段階とを含む。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施例は様々な形態に変
形でき、本発明の範囲は後述される実施例に限定されな
い。本発明の実施例は当業者に本発明をより完全に説明
するために提供される。従って、図で要素の形状はより
明確な説明のために誇張して表示する。以下、図2から
図18を参照して、本発明の望ましい実施例を詳細に説
明する。図において、同一の機能を実行する構成要素は
同一の参照番号で示す。
【0015】図2を参照すると、本発明の第1実施例に
よるウェーハ研磨装置としてのCMP装置100は研磨
パッド112が取付けられた回転可能なターンテーブル
114が設置されている研磨ステーション110と、研
磨ヘッドアセンブリ120とを有する。
【0016】ターンテーブル114はターンテーブルを
回転させるための手段(図示しない)に連結され、一番
良好な研磨過程で、回転手段はターンテーブル114を
1分当たり約50から80回転数で回転させる。これよ
り低い又は高い回転速度で使用することもできる。研磨
パッド112は粗い研磨面を有する複合材料からなる。
研磨ステーション110は通常のパッドコンディション
ニング手段116、ならびに反応試薬(例えば、酸化研
磨用脱イオン水)と摩擦粒子(例えば、酸化研磨用二酸
化けい素)と化学反応触媒(例えば、酸化研磨用水酸化
カリウム)とを含むスラリーを研磨パッドの表面に供給
するためのスラリー供給手段118を含む。ここで、パ
ッドコンディションニング手段及びスラリー供給手段は
この発明の要旨に該当せず、周知の技術であるので、こ
れに対する詳細な説明は省略する。
【0017】研磨ヘッドアセンブリ120は研磨ヘッド
130、駆動軸122及びモータ124を含む。研磨ヘ
ッド130はウェーハ10を研磨パッド112に対向す
るように維持し、ウェーハ10の後面に下向圧力を均一
に分布させる。研磨ヘッド130はモータ124に連結
された駆動軸122によって1分当たり40から70回
転数で回転できる。これより低い又は高い回転速度で使
用することもできる。又、研磨ヘッド130には空気圧
を提供し、又はウェーハを真空で吸着するための真空を
提供する少なくとも2つの流体供給チャンネルが連結さ
れ得る。この流体供給チャンネルにはポンプが各々連結
される。
【0018】図3及び図5を参照して研磨ヘッド130
を詳細に説明する。研磨ヘッド130はマニホルド13
2、さら形キャリア134、リテーナリング140、サ
ポータ150ならびに柔らかな材質のメンブレン170
を含む。マニホルド132は外部から供給される2つの
流体供給チャンネルをキャリアの第1、第2気体出入り
口134a、134bに分散させるための部分である。
サポータ150はキャリア134の内部に設置される。
サポータ150は上面152、底面154、複数の第1
ホール156、複数の第2ホール158ならびに第1チ
ャンバ160を含む。サポータ150の上面152はキ
ャリア134の内面と共に第2チャンバ136を形成す
る。第2チャンバ136はキャリア134の第2気体出
入り口134bと連通し、サポータ150の底面154
に形成された複数の第2ホール158と連通する。第1
チャンバ160は第1気体出入り口134aと連通し、
第1ホール156は第1チャンバ160と連通する。サ
ポータ150の底面154は平らであり、平らなサポー
タの底面154のエッジ部位155はラウンディング処
理されている。又、サポータの底面154のエッジ部位
155は面取り処理することもできる。このような平ら
なサポータの底面154とカッティング処理されたサポ
ータの底面エッジ部位155との構造は、研磨工程時、
ウェーハ10の後面10a(第1表面)全体に均一なロ
ードが加えられるようにするために構成されている。
【0019】一方、サポータの底面154には、ウェー
ハの固定又は解放時に媒質として使用するためのフィル
ム膜164が貼付けられる。このフィルム膜164は第
1ホール156が形成されたサポータの底面154の周
囲に貼付けられる。このフィルム膜164はメンブレン
の第3ホールの内部に挿入できる寸法であり、その厚さ
はメンブレン170と同一であることが望ましいが、メ
ンブレン170の厚さより小さく形成することもでき
る。
【0020】メンブレン170はウェーハの後面10a
と直接に面接触する薄いゴム膜であり、圧力が加えられ
ると、膨脹してウェーハの後面10aに均一なロードを
加える。メンブレン170にはウェーハの真空吸着のた
めに第1ホール156に対応する位置に複数の第3ホー
ル172が形成されている。
【0021】一方、キャリア134の下端にはリテーナ
リング140が設置される。リテーナリング140は研
磨工程の時、ウェーハが研磨ヘッド130から離脱する
ことを防止する。このようなCMP装置でのウェーハ研
磨工程は次のとおりである。
【0022】研磨過程は、研磨ヘッド130に真空吸着
されたウェーハ10aをターンテーブル114の研磨パ
ッド112の上にロードする段階と、メンブレン170
に空気圧を加えてウェーハの研磨面10b(第2表面)
に対する研磨を実行する研磨段階と、研磨されたウェー
ハ10を再び研磨ヘッド130で真空吸着する段階と、
真空吸着されたウェーハをターンテーブル114の研磨
パッド112の上から待機ステージ(図示しない)にア
ンロードする段階とを含む。表1を参照して、各段階を
詳細に説明する。
【0023】
【表1】
【0024】先ず、ロード段階ではメンブレン170が
ウェーハの後面10a(第1表面)の上に位置するよう
に研磨ヘッド130を移動させる。そして、第1気体出
入り口134aを通じて第1チャンバ160の内部に真
空を提供し、第2気体出入り口134bを通じて第2チ
ャンバ136には大気圧(現場では“zero”とい
う。又は、真空を提供してもかまわない)を提供する。
すると、ウェーハ10はサポータ150の第1ホール1
56とメンブレン170の第3ホール172とを通じて
メンブレン170に接触する状態に真空吸着される。吸
着されたウェーハ10はターンテーブル114の研磨パ
ッド112の上にロードされ、研磨ヘッド130はウェ
ーハ10が研磨パッド112に接触するまで下降する。
図7に示すように、研磨段階では第1気体出入り口13
4a及び第2気体出入り口134bを通じて第1チャン
バ160及び第2チャンバ136に空気圧が加えられ、
この空気圧は第1ホール156及び第2ホール158を
通じてメンブレン170を膨脹させる。膨脹したメンブ
レン170はウェーハ10の後面全体に均一なロードを
提供する。このような状態で、スラリー供給手段118
を通じてスラリーが供給され、研磨ヘッド130及びタ
ーンテーブル114が相互に反対方向に回転し、ウェー
ハの研磨面10b(第2表面)が研磨される。
【0025】研磨が完了した後、チャッキング段階で
は、図8に示すように、第1気体出入り口134aを通
じて第1チャンバ160の内部に真空を提供し、第2気
体出入り口134bを通じて第2チャンバ136に大気
圧(又は、真空を提供してもかまわない)を提供する。
すると、ウェーハ10はサポータ150の第1ホール1
56とメンブレンの第3ホール172とを通じてメンブ
レン170に接触する状態に真空吸着される。吸着され
たウェーハがターンテーブル114の研磨パッド112
の上から待機ステージ(図示しない)にアンロードされ
た後、空気圧を第1チャンバ160と第2チャンバ13
6に提供して、ウェーハを取り外す。
【0026】一方、このような一連の研磨過程を実行し
た後、サポータ底面154とメンブレン170との間に
流入したスラリー粒子を除去するための洗浄過程を実行
する。この洗浄工程を詳細に説明すると、研磨ヘッド1
30の洗浄は第2気体出入り口134bを通じてDIW
とNガスが順次に供給され、順次に供給されたDIW
とNガスが第2チャンバ136に連結された第2ホー
ル158を通じてサポータ150の底面154とメンブ
レン170との間に流れ、その間に残存するスラリー粒
子を除去する。このようにメンブレン170とサポータ
150との間に流入したスラリー粒子を除去することに
よって、スラリー粒子によるスクラッチ発生の可能性を
最小化できる。
【0027】前述のように、本実施例による研磨ヘッド
130はウェーハを直接に真空吸着するので、ウェーハ
固定の失敗を解消できる。そして、研磨ヘッドのサポー
タ底面154が平らであるので、研磨の時、ウェーハの
後面に均一なロードを加えることができ、ウェーハの局
部的な部分が過度に研磨される問題を解決できる。
【0028】図14から図16は本発明の望ましい第1
実施例の変形例による研磨ヘッド130dを示す図であ
る。第1実施例による研磨ヘッド130の洗浄は第2気
体出入り口134bを通じてDIWとNガスが順次に
供給され、順次に供給されたDIWとN2ガスは第2チ
ャンバ136に連結された第2ホール158を通じてサ
ポータ150の底面154とメンブレン170との間に
流れ、その間に残存するスラリー粒子を除去する。しか
し、第1実施例による研磨ヘッド130では第2ホール
158を通じて流れ出るDIWの大部分がセンタ付近
(cで表示された区域)に至る前に第2ホール158の
周辺にある第3ホール172を通じて外部に流れ出る
(図13参照)。結果的に、センタ付近cに到達するD
IWの量が非常に少ないので、センタ付近cの洗浄効果
は第2ホール158の周辺の洗浄効果より顕著に低い。
【0029】本変形例はこのような問題を解決するため
に提案されたものである。図14及び図16を参照する
と、本変形例による研磨ヘッド130dはサポータ15
0のセンタに第2チャンバ136と連通する第2ホール
158を形成し、第2ホール158に対応するメンブレ
ン170の上にはホールを形成しない。このような構造
的な特徴を有する本変形例の研磨ヘッド130dは洗浄
過程で、サポータの端部だけでなく、センタ付近にも十
分な量のDIWとNガスが流れるようにし、均一な洗
浄効果を得る長所がある。
【0030】前述のような研磨ヘッド130dの特徴的
な構成及び作用を除いては第1実施例と同一であるの
で、説明は省略する。図9及び図10は本発明の第2実
施例による研磨ヘッドの断面図を示す。本実施例による
研磨ヘッド130aはサポータ150aとリテーナリン
グ140に各々個別に制御可能なロードを提供できるこ
とが第1実施例の研磨ヘッド130とは異なる。又、加
工しようとするウェーハを移送する時、別途の分離され
たチャッキングリング182を利用する。
【0031】リテーナリング140の下方向圧力はマニ
ホルド132の第3気体出入り口134cから供給され
る空気圧によって制御される。このために、マニホルド
132とキャリア134との間には第1弾性部材180
が設置される。この弾性部材180は第3気体出入り口
134cを通じて供給される空気圧によって圧縮膨脹す
るので、キャリア134にロードを提供できる。キャリ
ア134がリテーナリング140に締結されているの
で、リテーナリング140に下方向ロードが加えられ
る。弾性部材180は弾性を有する一種の合成ゴムであ
り、マニホルド132とキャリア134との間で膨脹
し、収縮することによって、キャリア(リテーナリング
を含む)の緩衝役割を果たす。
【0032】又、研磨ヘッド130aはウェーハに均一
な圧力を加えるためのサポータ150aと、ウェーハを
真空でチャッキングするためのチャッキングリング18
2とを含む。サポータ150aの第1チャンバ160は
研磨ヘッドの外部に連結される第1気体出入り口134
aと連通し、サポータ底面154に形成された第1ホー
ル156と連通する。
【0033】チャッキングリング182はキャリア13
4の内面ならびにサポータ150aの上面と共に、第2
気体出入り口134bと連通する第2チャンバ136を
形成する。チャッキングリング182はウェーハを直接
に真空吸着するための複数の真空ホール184を有す
る。チャッキングリング182の底面には、チャッキン
グリング182とウェーハ10との間のスクラッチを防
止しウェーハの固定又は解放時に媒質として使用される
フィルム膜164が貼付けられる。フィルム膜164は
真空ホール184に形成されたチャッキングリング18
2の底面の周辺に貼付けられる。
【0034】例えば、キャリア134の第1気体出入り
口134aには研磨の時、ウェーハを加圧するための空
気圧が提供される。そして、第2気体出入り口134b
にはウェーハの固定時、ウェーハ10を真空で吸着する
ための真空が提供される。前述のような第2実施例によ
るCMP装置でのウェーハ研磨過程は次のとおりであ
る。
【0035】第1実施例で説明したように、研磨過程
は、研磨ヘッド130aに真空吸着されたウェーハ10
をターンテーブルの研磨パッド112の上にロードする
段階と、メンブレン170に空気圧を加えてウェーハの
研磨面(第2表面)に対する研磨を実行する研磨段階
と、研磨されたウェーハ10を再び研磨ヘッド130a
に真空吸着する段階と、真空吸着されたウェーハをター
ンテーブルの研磨パッド112の上からアンロードする
段階とを含む。表2を参照して各段階を詳細に説明す
る。
【表2】
【0036】ロード段階ではメンブレン170がウェー
ハの後面(第1表面)上に位置するように研磨ヘッド1
30aを移動した状態で、第1気体出入り口134aを
通じて第1チャンバ160に大気圧(真空を提供しても
かまわない)を提供し、第2気体出入り口134bを通
じて第2チャンバ136に真空を提供する。そして、第
3気体出入り口134cには空気圧を提供し、ウェーハ
10がチャッキングリング182に完全に真空吸着され
ると、大気圧を提供する。ウェーハはチャッキングリン
グ182の真空ホール184に真空吸着される。
【0037】吸着されたウェーハはターンテーブルの研
磨パッド112の上にロードされ、研磨ヘッド130a
はウェーハ10が研磨パッド112に接触するまで下降
する。研磨段階では第1気体出入り口134a、第2気
体出入り口134b及び第3気体出入り口134cを通
じて第1チャンバ160、第2チャンバ136及び第1
弾性部材180に空気圧が加えられる。この空気圧は第
1ホール156を通じてメンブレン170を膨脹させ、
真空ホール184を通じてウェーハの端部にロードを提
供し、弾性部材180を膨脹させてキャリア134にロ
ードを提供する。そして、スラリー供給手段118を通
じてスラリーが提供され、研磨ヘッド130a及びター
ンテーブル114が相互に反対方向に回転しながらウェ
ーハの研磨面が研磨される。
【0038】研磨が完了した後、チャッキング段階で
は、図10に示すように、第1気体出入り口134aを
通じて第1チャンバ160に大気圧(真空を提供しても
かまわない)を提供し、第2気体出入り口134bを通
じて第2チャンバ136に真空を提供する。そして、第
3気体出入り口134cには空気圧を提供し、ウェーハ
10がチャッキングリング182に完全に真空吸着され
ると大気圧を提供する。ウェーハはチャッキングリング
の真空ホール184に真空吸着される。吸着されたウェ
ーハがターンテーブルの研磨パッド112の上から待機
ステージ(図示しない)にアンロードされた後、空気圧
を第1チャンバ160と第2チャンバ136に提供し
て、ウェーハを取り外す。
【0039】前述のように、本実施例による研磨ヘッド
130aはウェーハを直接に真空吸着するチャッキング
リング182を別途に備える特徴がある。そして、サポ
ータ150aとリテーナリング140に各々個別に制御
可能なロードを提供できる。前述のような第2実施例に
よる研磨ヘッド130aの特徴的な構成及び作用を除い
ては第1実施例と同一である。
【0040】図11及び図12には本発明の望ましい第
3実施例による研磨ヘッドの断面図を示す。本実施例に
よる研磨ヘッド130bはウェーハの第1区域x1と第
2区域x2に個別に制御可能なロードを提供できること
と、ウェーハを直接に真空吸着するチャッキングリング
を別途に備えることとにおいて、第1実施例の研磨ヘッ
ドとは異なる。
【0041】このために、研磨ヘッド130bはキャリ
ア134、センタサポータ186、ミドルサポータ18
8、第1メンブレン192、第2メンブレン194及び
チャッキングリング182を含む。キャリア134は第
1、第2、第3気体出入り口134a、134b、13
4cを有する。センタサポータ186は第1気体出入り
口134aと連通する第1チャンバ187ならびに第1
チャンバと連通する第1ホール186aが形成された底
面を有する。第1チャンバ187には第1気体出入り口
134aを通じてウェーハの第1区域x1に加えられる
ロードが提供される。
【0042】ミドルサポータ188はキャリア134の
内部にセンタサポータ186と同一線上に設置され、セ
ンタサポータ186の外周面に位置する。ミドルサポー
タ188は第2気体出入り口134bと連通する第2チ
ャンバ189ならびに第2チャンバ189と連通する第
2ホール188aが形成された底面を有する。第2チャ
ンバには第2気体出入り口134bを通じてウェーハ1
0の第2区域x2に加えられるロードが提供される。
【0043】第1メンブレン192及び第2メンブレン
194はセンタサポータ186及びミドルサポータ18
8の底面を各々囲むようにサポータの端部に接着され
る。ミドルサポータ188とミドルサポータ188の底
面を囲む第2メンブレンとはリングタイプである。
【0044】例えば、ウェーハの第1区域x1と第2区
域x2に対する第1メンブレン192と第2メンブレン
194の下方向ロードは第1チャンバ187及び第2チ
ャンバ189の内部の圧力によって制御される。言い換
えれば、キャリア134の第1気体出入り口134a及
び第2気体出入り口134bに供給される空気圧を調節
することによって、ウェーハの第1区域x1と第2区域
x2に対するロードを制御できる。即ち、このような方
法はセンタサポータ186とミドルセンタ188に対応
するウェーハ10の局部的な部分(第1区域、第2区
域)に加えられるロードを容易に制御でき、その結果、
ウェーハの局部的な部分の研磨速度をより精密に調節で
きる。
【0045】一方、チャッキングリング182はキャリ
ア134の内面ならびにサポータ186、188の上面
と共に、第3気体出入り口134cと連通する第3チャ
ンバ183を形成する。チャッキングリング182はウ
ェーハ10を直接に真空吸着するための真空ホール18
4を有する。チャッキングリング182の底面にはチャ
ッキングリング182によるウェーハ10のスクラッチ
等を防止しウェーハ10の固定/解放の時に媒質として
使用されるフィルム膜164が貼付けられる。このフィ
ルム膜163は真空ホール184が形成されたチャッキ
ングリング182の底面の周辺に貼付けられる。
【0046】前述のような第3実施例によるCMP装置
でのウェーハ研磨過程は次のとおりである。第1実施例
で説明したように、研磨過程は、研磨ヘッド130bに
真空吸着されたウェーハをターンテーブルの研磨パッド
112の上にロードする段階と、メンブレン192、1
94に空気圧を加えてウェーハの研磨面10bに対する
研磨を実行する研磨段階と、研磨されたウェーハを再び
研磨ヘッド130bに真空吸着する段階と、真空吸着さ
れたウェーハをターンテーブル112の上から待機ステ
ージ(図示しない)にアンロードする段階とを含む。表
3を参照して各段階を詳細に説明する。
【0047】
【表3】
【0048】ロード段階では、第1、第2メンブレン1
92、194がウェーハの後面の上に位置するように研
磨ヘッド130bを移動させた状態で、第1気体出入り
口134aと第2気体出入り口134bを通じて第1チ
ャンバ187と第2チャンバ189に大気圧(真空を提
供してもかわまない)を提供し、第3気体出入り口13
4cを通じて第3チャンバ183に真空を提供する。す
ると、ウェーハ10はチャッキングリング182の真空
ホール184に真空吸着される。
【0049】吸着されたウェーハ10はターンテーブル
の研磨パッド112の上にロードされ、研磨ヘッド13
0bはウェーハ10が研磨パッド112に接触するまで
下降する。研磨段階では、第1気体出入り口134a、
第2気体出入り口134b及び第3気体出入り口134
cを通じて第1チャンバ187、第2チャンバ189及
び第3チャンバ183に個別に制御可能な空気圧が加え
られる。この空気圧は第1ホール186aと第2ホール
188aを通じて第1メンブレン192と第2メンブレ
ン194を膨脹させ、第1スペース(センタサポータと
第1メンブレンによる区間:s1)と第2スペース(ミ
ドルサポータと第2メンブレンによる区間:s2)を形
成し、各スペースs1、s2に提供された空気圧はウェ
ーハの第1区域x1と第2区域x2にロードを提供す
る。少ないが、真空ホール184を通じてウェーハ10
の端部にロードを提供できる。そして、スラリー供給手
段を通じてスラリーが供給され、研磨ヘッド130b及
びターンテーブル114が相互に反対方向に回転し、ウ
ェーハの研磨面が研磨される。この時、第1、第2気体
出入り口134a、134bに供給される空気圧を調節
することによって、ウェーハの第1、第2区域x1、x
2に加えられるロードを容易に制御できる。
【0050】研磨が完了した後、チャッキング段階で
は、図12に示すように、第1気体出入り口134aと
第2気体出入り口134bを通じて第1チャンバ187
と第2チャンバ189に大気圧(真空を提供してもかま
わない)を提供し、第3気体出入り口134cを通じて
第3チャンバに真空を提供する。すると、ウェーハ10
はチャッキングリング182の真空ホール184に真空
吸着される。吸着されたウェーハ10がターンテーブル
の研磨パッド112上から待機ステージ(図示しない)
にアンロードされた後、空気圧を第3チャンバ183に
提供してウェーハを取り外す。
【0051】前述のように、本実施例による研磨パッド
180bはウェーハを直接に真空吸着するチャッキング
リングを別途に備える特徴がある。そして、ウェーハの
局部的な部分に個別に制御可能なロードを提供できる特
徴がある。本実施例では、センタサポータとミドルサポ
ータに各々メンブレンが設置されて2つのスペース、即
ち第1、第2スペースs1、s2を形成するが、例え
ば、サポータにただ1つのメンブレンを設置して複数の
スペースを形成することもでき、これに対して、1つの
サポータに複数のメンブレンを設置して複数の空間を形
成できることに注意しなければならない。そして、この
ように形成された各々の空間に個別の圧力調節のための
気体出入り口が連通され得る。
【0052】図17及び図18は本発明の望ましい第4
実施例による研磨ヘッドの断面図を示す。本実施例によ
る研磨ヘッド130cはウェーハの第1区域x1、第2
区域x2及び第3区域x3に個別に制御可能なロードを
提供できることと、チャッキングリングをサポータの間
に設置し、サポータの底面構造を改善した構造的な特徴
とを有する。
【0053】図17を参照すると、本実施例による研磨
ヘッド130cはキャリア134、センタサポータ18
6、エンドサポータ196、第1メンブレン192、第
2メンブレン194及びチャッキングリング182を含
む。キャリア134は第1、第2、第3気体出入り口1
34a、134b、134cを有する。センタサポータ
186は第1気体出入り口134aと連通する第1チャ
ンバ187ならびに第1チャンバと連通する第1ホール
186aが形成された底面を有する。第1チャンバ18
7には第1気体出入り口134aを通じてウェーハの第
1区域x1に加えられるロードが提供される。
【0054】チャッキングリング182はキャリア13
4の内部にセンタサポータ186と同一線上に設置さ
れ、センタサポータ186の外周面に位置する。エンド
サポータ196はキャリア134の内部にセンタサポー
タ186と同一線上に設置され、チャッキングリング1
82の外周面に位置する。エンドサポータ196は第2
気体出入り口134bと連通する第2チャンバ197な
らびに第2チャンバ197と連通する第2ホール196
aが形成された底面を有する。第2チャンバ196には
第2気体出入り口134bを通じてウェーハ10の第2
区域x2に加えられるロードが提供される。
【0055】センタサポータ186の底面とエンドサポ
ータ196の底面とは平らであり、平らな底面のエッジ
部位はラウンディング処理されている。これに対して、
サポータの底面エッジ部位は面取り処理することもでき
る。このような平らな底面とカッティング処理された底
面エッジ部位との構造は研磨工程の時、ウェーハの後面
全体に均一なロードを加えるための構造である。
【0056】一方、チャッキングリング182はキャリ
ア134の内面ならびにサポータ186、196の上面
と共に、第3気体出入り口134cと連通する第3チャ
ンバ183を形成する。そして、チャッキングリング1
82はウェーハ10を直接真空吸着するための真空ホー
ル184を有する。チャッキングリング182の底面に
はチャッキングリング182によるウェーハ10のスク
ラッチを防止しウェーハ10の固定又は解放の時に媒質
として使用するためのフィルム膜164が貼付けられ
る。このフィルム膜164は真空ホール184が形成さ
れたチャッキングリング182底面の周辺に貼り付けら
れる。
【0057】第1メンブレン192及び第2メンベレン
194はセンタサポータ186及びエンドサポータ19
6の底面を各々囲むように設置される。エンドサポータ
196とエンドサポータ196の底面を囲む第2メンブ
レン194とはリングタイプである。
【0058】例えば、図18に示すように、第1気体出
入り口134aと第2気体出入り口134bを通じて空
気圧が提供されると、メンブレン192、194が膨ら
んで、センタサポータ186と第1メンブレン192と
の間には第1スペースs1が、エンドサポータ196と
第2メンブレン194との間には第2スペースs2が、
ならびにチャッキングリング182とウェーハとの間に
は膨らんでいるメンブレン192、194によって第3
スペースs3が形成される。このように、本実施例では
第3スペースs3がメンブレンの膨らみによって自然に
形成される構造的な特徴を有する。第1、第2、第3ス
ペースs1、s2、s3は第1、第2、第3気体出入り
口134a、134b、134cを通じて個別の圧力調
節が可能である。
【0059】図18は研磨段階を示す図であり、図18
に示すように、研磨過程でウェーハの第1区域x1、第
2区域x2及び第3区域x3に対する各々のロードは第
1チャンバ187から第3チャンバ183に提供される
各々の空気圧によって制御できる。言い換えれば、第1
チャンバ187に提供される空気圧は第1メンブレン1
92を膨らませて第1スペースs1を形成しながら第1
区域x1にロードを提供し、第2チャンバ197に提供
される空気圧は第2メンブレン194を膨らませて第2
スペースs2を形成しながら第2区域x2にロードを提
供し、第3チャンバ183に提供される空気圧は膨らん
でいる第1メンブレン192と第2メンブレン194と
の間に形成された第3スペースs3によりウェーハの第
3区域x3にロードを提供できる。このように、本実施
例ではキャリア134の第1、第2、第3気体出入り口
134a、134b、134cに供給される空気圧を調
節することによってウェーハの局部的な部分(第1区
域、第2区域、第3区域)に加えられるロードを容易に
制御でき、その結果、ウェーハの局部的な部分の研磨速
度をより精密に調節できる。
【0060】なお本実施例は、前述のような研磨ヘッド
130cの特徴的な構成及び作用を除いては第1及び第
2実施例と同一であるので、詳細な説明は省略する。以
上、本発明の望ましい実施例を説明したが、本発明はそ
れに限らない。本発明の思想と記述的な範囲から逸脱し
ない範囲で様々に変化及び変形できる。
【0061】
【発明の効果】前述のような本発明によると、次のよう
な効果がある。一番目は、ウェーハを直接真空吸着する
ので、ウェーハをより安定して固定できることである。
二番目は、研磨ヘッドのサポータ底面が平らであるの
で、研磨の時、ウェーハの後面に均一なロードを加える
ことができ、ウェーハの局部的な部分が過度に研磨され
る問題を解決できることである。三番目は、研磨ヘッド
にはサポータとメンブレンによって相互に隔離された複
数のスペースが提供されることである。従って、各スペ
ースに加えられる空気圧を調節すると、ウェーハの局部
的な部分に加えられるロードを容易に制御できる。四番
目は、ウェーハの局部的な部分の研磨速度をより精密に
調節できることである。五番目は、研磨工程の時、メン
ブレンとサポータとの間に流入したスラリー粒子を除去
し、スクラッチ発生の可能性を最少化できることであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の研磨装置により研磨されたウェーハの不
均一な研磨状態を示すグラフである。
【図2】本発明の第1実施例によるCMP装置を示す斜
視図である。
【図3】本発明の第1実施例による研磨ヘッドを分解し
た状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例による研磨ヘッドの斜視図
である。
【図5】図4に示す5−5線に沿う断面図である。
【図6】本発明の第1実施例によるCMP装置での研磨
過程を説明するための断面図である。
【図7】本発明の第1実施例によるCMP装置での研磨
過程を説明するための断面図である。
【図8】本発明の第1実施例によるCMP装置での研磨
過程を説明するための断面図である。
【図9】本発明の第2実施例による研磨ヘッドを示す断
面図であって、ウェーハに圧力が加えられた状態での研
磨ヘッドを示す断面図である。
【図10】本発明の第2実施例による研磨ヘッドを示す
断面図であって、ウェーハを真空で固定した状態での研
磨ヘッドを示す断面図である。
【図11】本発明の第3実施例による研磨ヘッドを示す
断面図であって、ウェーハに圧力が加えられた状態での
研磨ヘッドを示す断面図である。
【図12】本発明の第3実施例による研磨ヘッドを示す
断面図であって、ウェーハを真空で固定した状態での研
磨ヘッドを示す断面図である。
【図13】本発明の第1実施例による研磨ヘッドを示す
底面図である。
【図14】本発明の第1実施例の変形例による研磨ヘッ
ドを分解した状態を示す斜視図である。
【図15】本発明の第1実施例の変形例による研磨ヘッ
ドを示す断面図である。
【図16】本発明の第1実施例の変形例による研磨ヘッ
ドを示す底面図である。
【図17】本発明の第4実施例による研磨ヘッドを示す
断面図であって、ウェーハに圧力が加えられた状態での
研磨ヘッドを示す断面図である。
【図18】本発明の第4実施例による研磨ヘッドを示す
断面図であって、ウェーハを真空で固定した状態での研
磨ヘッドを示す断面図である。
【符号の説明】
10 ウェーハ 100 CMP装置 110 研磨ステーション 112 研磨パッド 114 ターンテーブル 120 研磨ヘッドアセンブリ 122 駆動軸 124 モータ 130 研磨ヘッド 132 マニホルド 134 キャリア 136 第2チャンバ 140 リテーナリング 150 サポータ 152 上面 154 底面 156 第1ホール 158 第2ホール 160 第1チャンバ 170 メンブレン 172 第3ホール 180 弾性部材 182 チャッキングリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 李 湘先 大韓民国京畿道龍仁市器興邑舊葛里380番 地漢城アパート107棟610号 (72)発明者 李 善雄 大韓民国京畿道龍仁市器興邑農書里7−1 番地 Fターム(参考) 3C058 AA07 AB04 CA01 CB01 DA12 DA17

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部面の上に研磨パッドが装着されてい
    る支持部と、 ウェーハを研磨するために前記支持部の研磨パッドの上
    に設けられている研磨ヘッドとを備え、 前記研磨ヘッドは、さら形のキャリアと、前記キャリア
    の下端に設置されたリテーナリングと、前記キャリアの
    内部に設置され第1チャンバ及び第2チャンバを相互に
    隔離して提供するサポータと、前記サポータの表面から
    分離可能に前記サポータの表面を被覆するメンブレンと
    を有し、 前記サポータの前記表面は平らであり、前記サポータの
    前記表面の上には前記第1チャンバと連通する複数の第
    1ホールと前記第2チャンバと連通する複数の第2ホー
    ルとが形成され、前記メンブレンは前記第1ホールに各
    々対応する複数の第3ホールを有することを特徴とする
    ウェーハ研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記サポータの端部は面取り処理されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のウェーハ研磨装
    置。
  3. 【請求項3】 前記サポータの端部はラウンディング処
    理されていることを特徴とする請求項1に記載のウェー
    ハ研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記第1チャンバは前記研磨ヘッドの外
    部と連通する気体出入り口を含むことを特徴とする請求
    項1に記載のウェーハ研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記第2チャンバは前記研磨ヘッドの外
    部と連通する気体出入り口を有することを特徴とする請
    求項1に記載のウェーハ研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記サポータの表面上には前記第1ホー
    ルの周囲にフィルム膜が各々貼付けられ、前記フィルム
    膜は前記第3ホールの内部に挿入可能であることを特徴
    とする請求項1に記載のウェーハ研磨装置。
  7. 【請求項7】 前記フィルム膜の厚さが前記メンブレン
    の厚さより大きくないように形成されていることを特徴
    とする請求項6に記載のウェーハ研磨装置。
  8. 【請求項8】 前記サポータの表面センタ上に前記第2
    ホールが形成され、前記サポータの前記表面センタ上に
    形成された第2ホールに対応する前記メンブレンのセン
    タ上にはホールが形成されていないことを特徴とする請
    求項1に記載のウェーハ研磨装置。
  9. 【請求項9】 上部面の上に研磨パッドが装着されてい
    る支持部と、 前記支持部の研磨パッドの上に配置されている研磨ヘッ
    ドとを備え、 前記研磨ヘッドは、キャリアと、前記キャリアの下端に
    設置されたリテーナリングと、前記キャリアの内部に設
    置されたサポータと、前記サポータの表面から分離可能
    に前記サポータの表面を被覆するメンブレンと、ウェー
    ハを真空でチャッキングするために前記キャリアの下部
    に設置されているチャッキングリングと、前記メンブレ
    ンと連通する第1気体出入り口と、前記チャッキングリ
    ングと連通する第2気体出入り口とを有することを特徴
    とするウェーハ研磨装置。
  10. 【請求項10】 前記サポータは、前記キャリアの内部
    に設置されて第1チャンバを提供し、前記サポータの表
    面上には前記第1チャンバと連通する複数の第1ホール
    が形成され、 前記チャッキングリングは、前記サポータの外周面と前
    記キャリアの内面との間に設置されて第2チャンバを提
    供し、前記第2チャンバと連通する複数の第2ホールを
    有し、 前記キャリアはさら形であることを特徴とする請求項9
    に記載のウェーハ研磨装置。
  11. 【請求項11】 前記チャッキングリングにはウェーハ
    の固定又は解放時に媒質として使用されるフィルム膜が
    前記第2ホールの周囲に各々貼付けられていることを特
    徴とする請求項10に記載のウェーハ研磨装置。
  12. 【請求項12】 前記第1気体出入り口は前記第1チャ
    ンバと連通することを特徴とする請求項10に記載のウ
    ェーハ研磨装置。
  13. 【請求項13】 前記第2気体出入り口は前記第2チャ
    ンバと連通することを特徴とする請求項10に記載のウ
    ェーハ研磨装置。
  14. 【請求項14】 外部から供給される真空及びエアを前
    記第1気体出入り口及び前記第2気体出入り口に分散供
    給するためのマニホルドと、 前記マニホルドと前記キャリアとの間に設置され、前記
    マニホルドから供給されるエアによって前記キャリアを
    弾性的に上下運動させるための第1弾性部材とを備える
    ことを特徴とする請求項9に記載のウェーハ研磨装置。
  15. 【請求項15】 上部面の上に研磨パッドが装着されて
    いる支持部と、 前記支持部の研磨パッドの上に配置されている研磨ヘッ
    ドとを備え、 前記研磨ヘッドは、キャリアと、前記キャリアの下端を
    少なくとも2つ以上のチャンバを形成するように分割す
    る少なくとも1つ以上のメンブレンと、前記研磨ヘッド
    の端部に設置されたリテーナリングと、前記研磨ヘッド
    の下部に設置されたチャッキングリングとを有すること
    を特徴とするウェーハ研磨装置。
  16. 【請求項16】 前記研磨ヘッドは、前記キャリアの内
    部に設置されて第1チャンバを提供するセンタサポータ
    と、前記センタサポータと同一線上に前記キャリアの内
    部に設置されて第2チャンバを提供するミドルサポータ
    とを有し、 前記メンブレンは前記センタサポータ及び前記ミドルサ
    ポータの表面から各々分離可能に前記センタサポータ及
    び前記ミドルサポータを被覆する第1メンブレン及び第
    2メンブレンを有し、 前記チャッキングリングは前記キャリアの内部に設置さ
    れて第3チャンバを提供することを特徴とする請求項1
    5に記載のウェーハ研磨装置。
  17. 【請求項17】 前記センタサポータの表面上には前記
    第1チャンバと連通する複数の第1ホールが形成され、
    前記ミドルサポータの表面上には前記第2チャンバと連
    通する複数の第2ホールが形成され、前記チャッキング
    リングには前記第3チャンバと連通する第3ホールが形
    成されていることを特徴とする請求項16に記載のウェ
    ーハ研磨装置。
  18. 【請求項18】 前記チャッキングリングは前記センタ
    サポータと前記ミドルサポータとの間に設置されている
    ことを特徴とする請求項16に記載のウェーハ研磨装
    置。
  19. 【請求項19】 前記チャッキングリングは前記ミドル
    サポータと前記キャリアの内面との間に設置されている
    ことを特徴とする請求項16に記載のウェーハ研磨装
    置。
  20. 【請求項20】 前記第1チャンバ、前記第2チャンバ
    及び前記第3チャンバは各々前記研磨ヘッドの外部と連
    通する第1、第2及び第3気体出入り口を有することを
    特徴とする請求項16に記載のウェーハ研磨装置。
  21. 【請求項21】 前記ミドルサポータはリングタイプで
    あることを特徴とする請求項16に記載のウェーハ研磨
    装置。
  22. 【請求項22】 前記第2メンブレンは前記ミドルサポ
    ータに対応するリングタイプであることを特徴とする請
    求項21に記載のウェーハ研磨装置。
  23. 【請求項23】 前記チャッキングリングにはウェーハ
    の固定又は解放時に媒質として使用されるフィルム膜が
    前記第3ホールの周囲に各々貼付けられていることを特
    徴とする請求項15に記載のウェーハ研磨装置。
  24. 【請求項24】 前記センタサポータ及び前記ミドルサ
    ポータの端部は面取り又はラウンディング処理されてい
    ることを特徴とする請求項16に記載のウェーハ研磨装
    置。
  25. 【請求項25】 ウェーハを研磨ヘッドの下部に配置さ
    れたチャッキングリングを利用してチャッキングした
    後、研磨パッドの上に前記ウェーハを配置する段階と、 第1気体出入り口に気体を注入して前記研磨ヘッドの下
    部に配置されたメンブレンを膨脹させ、前記ウェーハに
    第1の空気圧を加え、前記研磨ヘッドに設置された第2
    気体出入り口に気体を注入して前記ウェーハと前記チャ
    ッキングリングとの間の空間に所定圧を形成する段階
    と、 前記研磨ヘッドを回転させて前記ウェーハを研磨する段
    階と、 を含むことを特徴とするウェーハ研磨方法。
  26. 【請求項26】 前記第1気体出入り口及び前記第2気
    体出入り口の気体流入は個別に実行され、前記メンブレ
    ンに加えられる圧力、ならびに前記チャッキングリング
    と前記ウェーハとの間の空間に加えられる圧力は独立で
    あることを特徴とする請求項25に記載のウェーハ研磨
    方法。
  27. 【請求項27】 前記研磨ヘッドはマニホルド、キャリ
    ア及びサポータを有し、研磨することを特徴とする請求
    項25に記載のウェーハ研磨方法。
  28. 【請求項28】 前記キャリアは凹んだ形態であり、前
    記サポータは前記キャリアの凹んだ内部に配置され、前
    記サポータは前記メンブレン及び前記チャッキングリン
    グに供給される気体が個別かつ均一に送られるように第
    1チャンバと複数のホールとを有し、前記メンブレンに
    均一な圧力が加えられることを特徴とする請求項27に
    記載のウェーハ研磨方法。
  29. 【請求項29】 前記サポータは前記研磨パッドの中央
    部分に配置され、前記サポータの外部に前記チャッキン
    グリングが配置されていることを特徴とする請求項27
    に記載のウェーハ研磨方法。
  30. 【請求項30】 前記キャリアの凹んだ内部に複数の前
    記サポータが設けられ、前記複数のサポータは各々1つ
    の前記メンブレンで複数の空間を形成し、前記複数の空
    間に各々個別に圧力を加えて前記ウェーハを研磨するこ
    とを特徴とする請求項28に記載のウェーハ研磨方法。
  31. 【請求項31】 前記ウェーハの研磨段階時、前記複数
    の空間に設けられた気体流出入ラインにより個別に圧力
    を調節しながら研磨することを特徴とする請求項30に
    記載のウェーハ研磨方法。
  32. 【請求項32】 前記複数のサポータに各々前記メンブ
    レンが別途に形成され、前記サポータ及び前記メンブレ
    ンにより形成される空間は各々別途の気体流出入ライン
    によって個別の圧力に調節可能であることを特徴とする
    請求項30に記載のウェーハ研磨方法。
  33. 【請求項33】 前記サポータ及び前記メンブレンによ
    り形成される空間は前記研磨ヘッドの外部から第3スペ
    ース、第2スペース及び第1スペースで構成され、前記
    第3スペース、前記第2スペース及び前記第1スペース
    の各々別途の圧力によって前記研磨ヘッドの下部に配置
    されたウェーハに個別の圧力を加えることを特徴とする
    請求項30に記載のウェーハ研磨方法。
  34. 【請求項34】 前記サポータ及び前記メンブレンによ
    り形成される空間は、前記研磨ヘッドの外部から第2ス
    ペース、第3スペース及び第1スペースで構成され、個
    別に3つの圧力ラインから圧力が加えられることを特徴
    とする請求項30に記載のウェーハ研磨方法。
  35. 【請求項35】 研磨ヘッドの内部の第1気体出入り口
    と連通し前記研磨ヘッドの下部に配置されているチャッ
    キングリングを通じて真空を形成しウェーハをチャッキ
    ングし、前記ウェーハを研磨パッドの上に配置する段階
    と、 前記研磨ヘッドの内部の第2気体出入り口に気体を注入
    し、前記研磨ヘッドの下部に配置されたメンブレン及び
    サポータの空間の圧力を上昇させ、前記ウェーハをロー
    ドして前記研磨ヘッドを回転させ、前記ウェーハを研磨
    する段階と、 を含むことを特徴とするウェーハ研磨方法。
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