JP4516662B2 - 基板をケミカルメカニカルポリシングするためのキャリヤヘッド - Google Patents

基板をケミカルメカニカルポリシングするためのキャリヤヘッド Download PDF

Info

Publication number
JP4516662B2
JP4516662B2 JP2000122904A JP2000122904A JP4516662B2 JP 4516662 B2 JP4516662 B2 JP 4516662B2 JP 2000122904 A JP2000122904 A JP 2000122904A JP 2000122904 A JP2000122904 A JP 2000122904A JP 4516662 B2 JP4516662 B2 JP 4516662B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
lip portion
chamber
flexible membrane
carrier head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000122904A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000354960A (ja
Inventor
エム. ズニガ スティーヴン
チー. チェン ハン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JP2000354960A publication Critical patent/JP2000354960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4516662B2 publication Critical patent/JP4516662B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/27Work carriers
    • B24B37/30Work carriers for single side lapping of plane surfaces

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全体的に基板のケミカルメカニカルポリシングに関し、特に、基板のケミカルメカニカルポリシング用のキャリヤヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路は、通常、導電層、半導体層あるいは絶縁層の連続的な堆積により基板、特にシリコンウェーハ上に形成される。各層が堆積された後、基板は回路図形を形成するためにエッチングされる。一連の層が連続的に堆積されエッチングされるにつれて、基板の外面または最上面、すなわち基板の露出面は、徐々に非平坦になる。この非平坦面は、集積回路製造プロセスのフォトリソグラフィ工程で問題となる。したがって、定期的に基板表面を平坦化する必要がある。
【0003】
ケミカルメカニカルポリシング(CMP)は、平坦化の認められた方法の一つである。この平坦化方法は、通常、キャリアヘッドまたは研磨ヘッド上に基板を取り付けることを必要とする。基板の露出面は、回転しているポリシングパッドに接するように配置される。ポリシングパッドは、「標準の」パッドであってもよいし、固定砥粒パッドであってもよい。標準ポリシングパッドが耐久性のある粗面を有するのに対して、固定砥粒パッドは封入媒体の中に保持された研磨粒子を有する。キャリアヘッドは、基板に制御可能な荷重、すなわち圧力を加え、基板をポリシングパッドへ押し付ける。少なくとも一種類の化学反応剤を(標準パッドが使用されるときは、研磨粒子も)有する研磨スラリーが、ポリシングパッドの表面に供給される。
【0004】
CMPプロセスの有効性は、そのポリシングレート、および得られる基板表面の仕上り(小規模の粗さがないこと)と平坦度(大規模なトポグラフィがないこと)によって評価することができる。ポリシングレート、仕上りおよび平坦度は、パッドとスラリーの組合せ、基板とパッドとの間の相対速度、およびパッドに基板を押しつける力により決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
CMPで遭遇する問題の一つは、基板の中央部分が研磨不足になることが多い点である。「センタースロウ効果」と称することができるこの問題は、基板の背面へ圧力を均一に加えても、発生することがある。
【0006】
別の問題は、ポリシングが完了すると、基板をポリシングパッド面から取り外すのが困難なことである。先に述べたように、一層のスラリーがポリシングパッドの表面に供給される。基板がポリシングパッドに接するように配置されると、スラリーの表面張力が、基板をポリシングパッドへ束縛する接着力を発生する。この接着力が、基板をパッドから取り外すことを困難にすることがある。
【0007】
通常、基板は、キャリヤヘッドの下側に真空チャックされ、キャリヤヘッドを使用することで基板がポリシングパッドから取り外される。キャリヤヘッドをポリシングパッドから後退させると、基板はパッドを離れて持ち上げられる。しかし、基板をポリシングパッド上に保持する表面張力が、基板をキャリヤヘッド上に保持する真空チャックの力より大きい場合、キャリヤヘッドが後退しても基板はポリシングパッド上に残ってしまう。これにより、基板が破損したり、欠けたりするかもしれない。さらに、基板取外しの失敗が、機械の故障を引き起こし、人手の介入が必要になることもある。これにより、ポリシング装置のシャットダウンが必要となり、スループットが低下する。ポリシング装置による信頼性の高い作業を達成するためには、基板取外しプロセスが本質的に完璧であることがよい。
【0008】
いくつかの技術を採用して、基板とポリシングパッド間の表面張力を減らしてきた。そのような技術は、基板を水平方向にスライドさせてポリシングパッドから離すことにより表面張力に打ち勝った後に、キャリヤヘッドを垂直方向に後退させる。しかし、この技術では、基板がスライドしてポリシングパッドのエッジから離れるとき、基板にスクラッチができたり、その他の損傷を与えるかもしれない。また、CMP装置の機械的構成によっては、この技術を利用することができないことがある。
【0009】
別の技術は、表面張力を小さくするためにポリシングパッド面を処理する。しかし、この技術は必ずしも成功するとは限らず、パッド面のそのような処理は、逆に基板の仕上りと平面度に悪影響を及ぼして、ポリシングレートを低下させることがある。
【0010】
別の技術は、基板のエッジへ下向きの圧力をかけて、大気が真空チャックプロセスと干渉することを防ぐシールを形成する。しかし、この技術は、キャリアヘッドの複雑な空気圧制御を必要とする。さらに、キャリヤヘッドの構造が、基板のエッジへの加圧を阻むかもしれない。
【0011】
【課題を解決するための手段】
ある態様において、本発明は、基板のケミカルメカニカルポリシング用のキャリヤヘッドに関する。このキャリヤヘッドは、ベースと、ベースの下に延在して加圧可能チャンバを画成する可撓膜と、を有する。可撓膜の下面は、基板用のマウント面を与える。可撓膜は、内側部分と、外側の膨張可能リップ部分と、を含む。このリップ部分は、チャンバ内の圧力変化に応じて膨張したり、あるいは収縮するよう構成され、マウント面に当たるように配置された基板とのシールを解除したり、あるいはシールを形成するように配置されている。
【0012】
本発明の実施形態は、以下の一つ以上を含んでいてもよい。可撓膜の一部は、リップ部分を形成するように折り畳むことができる。リップ部分は、流体が流れるようにチャンバと連通するポケットを含んでいてもよい。リップ部分は、上側部分と、下側部分と、上側部分および下側部分間に配置されたポケットと、を含んでいてもよい。可撓膜は、上側部分に接合されたエッジ部分を更に含んでいてもよい。可撓膜は、エッジ部分に接合された第1の端部およびリテーナリングに固定された第2の端部を有する環状翼部分を更に含んでいてもよい。スペーサがリップ部分のエッジ部分を包囲して、リップ部分の構造的完全性を維持してもよい。リップ部分は、チャンバが排気されるときに基板とのシールを形成してもよい。リップ部分は、チャンバが加圧されるときに基板とのシールを解除してもよい。
【0013】
別の態様では、本発明は、ケミカルメカニカルポリシングの方法に関する。基板は、キャリヤヘッドの可撓膜のマウント面に接するように位置決めされ、可撓膜は、キャリヤヘッド内で加圧可能チャンバを画成する。この可撓膜は、流体が流れるようにチャンバと連通する膨張可能リップ部分を含んでいる。チャンバは、膨張可能リップ部分を収縮させて基板とのシールを形成するように排気される。基板は、第1の位置から第2の位置へ搬送される。
【0014】
本発明の利点は、以下の事項を含むことできる。基板は、高い信頼性をもってポリシングパッドへローディングすることができ、またポリシングパッドから取り外すことができる。基板と可撓膜との間に捕捉された空気の除去を可能とすることにより、ポリシング中、基板に一様な荷重が付加される。
【0015】
本発明の他の利点と特徴は、図面および特許請求の範囲に加えて、以下の説明から明らかになるであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
同様な構成要素を示すために、同様な参照番号が種々の図面の中で使用される。添字は、変更された機能、動作または構造を構成要素が有することを示している。
【0017】
図1を参照すると、1枚以上の基板10が、ケミカルメカニカルポリシング(CMP)装置20によりポリシングされる。同様のCMP装置の説明は、米国特許第5,738,574号で見ることができる。この全開示は、本明細書に援用される。
【0018】
CMP装置20は、下部マシンベース22を含んでおり、このマシンベースは、その上に取り付けられたテーブルトップ23と、着脱可能な上部外カバー(図示せず)と、を備えている。テーブルトップ23は、一連のポリシングステーション25と、基板をローディングおよびアンローディングする搬送ステーション27と、を支持する。搬送ステーションは、三つのポリシングステーションとともに略正方形の配置を形成していてもよい。
【0019】
各ポリシングステーションは、ポリシングパッド32が載置される回転プラテン30を含んでいる。基板10が8インチ(200mm)または12インチ(300mm)径のディスクの場合、プラテン30およびポリシングパッド32は、それぞれ直径が約20インチまたは30インチとなる。プラテン30は、マシンベース22の内側に配置されたプラテン駆動モータ(図示せず)に接続することができる。大抵の研磨プロセスでは、プラテン駆動モータは、毎分30〜200回転でプラテン30を回転させるが、それより遅いまたは速い回転速度を使用することもできる。各ポリシングステーションは、ポリシングパッドの研磨条件を維持するために、対応するパッドコンディショナ装置40を更に含んでいてもよい。
【0020】
反応剤(例えば、酸化物ポリシング用の純水)および化学反応触媒(例えば、酸化物ポリシング用の水酸化カリウム)を含むスラリ50は、スラリ/リンス共用アーム52によってポリシングパッド32の表面に供給することができる。ポリシングパッド32が標準パッドである場合、スラリ50に研磨粒子(例えば酸化物ポリシング用の二酸化ケイ素)を含ませてもよい。通常は、ポリシングパッド32の全体を覆って湿潤するのに十分なスラリが供給される。スラリ/リンスアーム52は、ポリシングサイクルおよびコンディショニングサイクルの各々の最後にポリシングパッド32の高圧リンスを行う数個のスプレーノズル(図示せず)を含んでいる。
【0021】
回転マルチヘッドカルーセル60は、カルーセル支持プレート66とカバー68を含んでおり、下部マシンベース22の上方に配置されている。カルーセル支持プレート66はセンターポスト62によって支持され、マシンベース22内に配置されたカルーセルモータアセンブリによってセンターポスト62上でカルーセル軸64を中心として回転する。マルチヘッドカルーセル60は、カルーセル支持プレート66上においてカルーセル軸64の周りに等角度間隔で取り付けられた4個のキャリヤヘッドシステム70を含んでいる。これらのキャリヤヘッドシステムの3個は、基板を受け取って保持し、基板をポリシングステーションのポリシングパッドに押し付けることによって基板をポリシングする。キャリヤヘッドシステムの1個は、搬送ステーション27から基板を受け取り、また、搬送ステーション27へ基板を受け渡す。カルーセルモータは、キャリヤヘッドシステムおよびキャリヤヘッドシステムに取り付けられた基板を、ポリシングステーションと搬送ステーションとの間でカルーセル軸64の周りに軌道運動させることができる。
【0022】
各キャリヤヘッドシステムは、研磨ヘッドまたはキャリヤヘッド100を含んでいる。各キャリヤヘッド100は、自らの軸を中心として独立に回転し、カルーセル支持プレート66内に形成されたラジアルスロット72内を独立して横方向に振動する。キャリヤ駆動軸74はスロット72を通って延在し、キャリヤヘッド回転モータ76(カバー68の4分の1を除去して示す)をキャリヤヘッド100に接続する。各ヘッドには、ひとつのキャリヤ駆動軸とモータがある。各モータおよび駆動軸は、キャリヤヘッドを横方向に振動させるために、ラジアル駆動モータによりスロットに沿って直線的に駆動させることができるスライダ(図示せず)上に支持することができる。
【0023】
実際のポリシング中、3個のキャリヤヘッドは、3個のポリシングステーションおよびその上方に位置する。各キャリヤヘッド100は、基板を下降させてポリシングパッド32に接触させる。一般に、キャリヤヘッド100は、基板をポリシングパッドに接触させて所定位置に保持し、力を基板の背面全体に分散させる。さらに、キャリヤヘッドは駆動軸から基板へトルクを伝える。
【0024】
図2および図3を参照すると、キャリヤヘッド100は、ハウジング102、ベース104、ジンバル機構106、ローディングチャンバ108、リテーナリングll0、および基板バッキングアセンブリ112を含む。同様のキャリヤヘッドの説明は、Zuniga他による米国特許出願第08/861,260号「ケミカルメカニカルポリシングシステム用の可撓膜を有するキャリアヘッド」(1997年5月21日出願、本発明の譲受人に譲渡済)に見られる。この全開示は、本明細書に援用される。
【0025】
ハウジング102は駆動軸74に連結されており、ポリシング中はポリシングパッドの表面に実質的に垂直な回転軸107を中心として、ポリシング中に駆動軸とともに回転することができる。ローディングチャンバ108は、ハウジング102とベース104との間に配置されており、荷重つまり下向きの圧力をベースl04に加える。また、ポリシングパッド32に対するベース104の垂直方向位置は、ローディングチャンバ108により制御される。
【0026】
基板バッキングアセンブリll2は、支持構造体ll4、支持構造体ll4をベースl04に連結する撓みダイヤフラムll6、および支持構造体ll4に連結された可撓性部材または可撓膜118を含んでいる。可撓膜118は、支持構造体114の下方に延在して、基板用のマウント面192を提供する。可撓膜118、支持構造体ll4、撓みダイヤフラムll6、ベースl04、およびジンバル機構106間のシールされた空間は、加圧可能チャンバ190を画成する。チャンバ190を加圧すると、可撓膜118が下方に押され、基板がポリシングパッドに押し付けられる。第1ポンプ(図示せず)をチャンバ190に連通させることでチャンバ内の圧力を制御し、これにより、基板に加わる可撓膜の下向きの力を制御することができる。
【0027】
ハウジング102は、ポリシングされる基板の円形の外形に対応するように略円形の形状を有していてもよい。円筒形ブッシュ122が、ハウジングを貫通する垂直穴124に嵌入していてもよく、二つの通路126と128が、キャリヤヘッドの空気圧制御のためにハウジングを貫通して延在していてもよい。
【0028】
ベース104は、硬質材料から形成される略リング形の本体であり、ハウジング102の下に配置される。通路130は、ベースを貫通して延在していてもよく、また二つの取付具132および134は、ハウジング102とベース104との間に可撓性チューブを接続して通路128を通路130へ連通させるための取付点を与えることができる。
【0029】
弾性および可撓性の膜140をクランプリング142によってベース104の下面に取り付けることにより、ブラダー144を形成することができる。クランプリング142は、ねじまたはボルト(図示せず)によってベース104に固定することができる。第2のポンプ(図示せず)をブラダー144に接続し、流体、例えば空気などのガスをブラダーに出入りさせることによって支持構造体ll4への下向き圧力を制御してもよい。特に、ブラダー144を用いることで、支持構造体114の支持プレート170からの突起179(図3を参照)が可撓膜118の中央領域を基板10に押し付けるようにすることができ、これにより基板の中央部へ追加圧力を加えることができる。
【0030】
ジンバル機構106は、ベース104がポリシングパッドの表面と実質的に平行な状態を維持できるように、ベース104がハウジング102に対して旋回できるようにする。ジンバル機構106は、通路154に嵌入して円筒ブッシュ122を貫通するジンバルロッド150と、ベース104に固定された撓みリング152と、を含んでいる。ジンバルロッド150は、通路154に沿って垂直に滑動することによりベース104の垂直運動を与えることができるが、ハウジング102に対するベース104の横方向の運動は阻止する。
【0031】
略リング形の回転ダイヤフラム160の内側エッジは、内側クランプリング162によりハウジング102へクランプすることができる。外側クランプリング164は、回転ダイヤフラム160の外側エッジをベース104にクランプすることができる。このようにして、回転ダイヤフラム160は、ハウジング102およびベース104間の空間をシールして、ローディングチャンバ108を画成する。第3のポンプ(図示せず)をローディングチャンバへ連通することにより、ローディングチャンバ108内の圧力と、ベース104へ加えられる荷重を制御することができる。
【0032】
リテーナリング110は、例えばボルト(図示せず)によってベース104の外側エッジに固定された略円環体とすることができる。流体がローディングチャンバ108内へ圧送され、ベース104が下方に押されると、リテーナリング110も下方に押されて、ポリシングパッド32へ荷重を加える。リテーナリング110の底面194は実質的に平坦とすることができ、あるいはリテーナリングの外側から基板へのスラリ輸送を容易にするために複数のチャネルを有していてもよい。リテーナリング110の内側面196は、基板がキャリヤヘッドの下から逃げるのを妨ぐように基板と係合する。
【0033】
基板バッキングアセンブリll2の支持構造体114は、支持プレート170、環状下側クランプ172、および環状上側クランプ174を含む。支持プレート170は、複数の貫通孔176が形成された略ディスク状の硬質部材とすることができる。支持プレート170の外側面は、約3mm幅の隙間だけリテーナリング110の内側面196から分離してもよい。約2〜4mm(例えば3mm)の幅W1を有する環状凹部178を支持プレート170の外側エッジに形成することができる。さらに、突起179(図3を参照)が、支持プレートの底面の中央領域から下方に延在していてもよい。この突起は、支持プレートの底にキャリヤフィルムを取り付けることにより形成してもよいし、支持プレートと一体に形成してもよい。支持プレート170は、突起179の上方の領域を通る孔を含んでいなくてもよい。この他に、支持プレートと突起の両方を貫通して孔が延在していてもよい。
【0034】
基板バッキングアセンブリ112の撓みダイヤフラム116は、略平坦な円環である。撓みダイヤフラムll6の内側エッジは、ベース104とリテーナリング110との間にクランプされ、撓みダイヤフラムll6の外側エッジは下側クランプ172と上側クランプ174との間にクランプされる。撓みダイヤフラム116は、可撓性および弾性ではあるが、径方向および接線方向で硬質とすることができる。撓みダイヤフラムll6は、ネオプレンなどのゴム、NYLON(商標)やNOMEX(商標)などのエラストマ被覆布、プラスチック、またはガラス繊維などの複合材料から形成することができる。
【0035】
可撓膜ll3は、クロロプレン、エチレンプロピレンゴム、シリコンなどの可撓性かつ弾性の材料から形成された略円形のシートである。可撓膜ll8は、内側部分180、支持プレート170のエッジの周りに延在して支持プレートと下側クランプ172との間でクランプされる環状エッジ部分182、および内側部分180とエッジ部分182との間の連結部184から外側に延在して、キャリヤヘッドにロードされた基板の外周部に接触する可撓リップ部分186を含んでいる。連結部184は、支持プレートl70の凹部178のほぼ下方に配置され、内側部分180またはエッジ部分182よりも厚く、例えば約2倍の厚さがある。
【0036】
リップ部分186は、くさび形とすることができ、連結部の厚さにほぼ等しい厚さから、可撓膜118の内側部分180の厚さとほぼ等しい、その外側リムにおける厚さに至るテーパをつけることができる。リップ部分186の外側リム188は基板に向けて傾斜させることができる。特に、チャンバ190が排気され可撓膜118が上方に引かれても、リップ部分180のリム188が依然として支持プレート170上の突起l79の下に延在するように、リップ部分は十分に下方へ延在しているのがよい。こうすれば、突起179が基板エッジへの加圧を阻止したとしても、基板と可撓膜ll8との間にシールを確実に形成することができる。以下でより詳細に述べるように、リップ部分186は、ポリシングパッドからの基板の取り外しを補助する。
【0037】
ある実施例では、可撓膜ll8の内側部分とエッジ部分の厚さを約29〜33ミルとすることができ、連結部は、厚さを約60〜66ミルとし、エッジ部分から内側に約l〜5mm(例えば3.5mm)延在することができる。リップ部分は、内側部分180から約0〜30°(例えば15°)の角度で下方に延在させることができ、また、エッジ部分182を越えて約1〜5mm(例えば3.5mm)延在させることができる。
【0038】
前述のように、CMPで再発するひとつの問題は、基板中央のポリシング不足である。キャリヤヘッド100を用いることで、センタースロウ効果を低減し、あるいは最小限に抑えることができる。特に、基板受取り面の中心付近に位置する略円形の接触領域内で可撓膜の上面と接触する突起179を支持プレート170に設けることによって、基板中央のポリシング不足となりうる領域へ追加の圧力をブラダー144によって加えることができる。この追加圧力は、1997年8月8日出願の米国特許出願第08/907,810号で検討されているように、基板の中央におけるポリシングレートを高め、ポリシングの均一性を改善し、センタースロウ効果を低減する。なお、この出願の全開示は本明細書に援用される。
【0039】
ポリシングが完了すると、基板を可撓膜118へ真空チャックするために、流体がチャンバ190から排出される。次いで、ローディングチャンバ108が排気され、ベース104とバッキング構造体ll2が持ち上げられてポリシングパッドから離される。
【0040】
上記のように、CMPにおける別の問題は、ポリシングパッドから基板を取り外すことが困難なことである。しかしながら、キャリヤヘッド100はこの問題を実質的に解消する。
【0041】
図4(a)を参照する(簡単のため、基板の取り付け及び取り外しに関連する要素だけを図4(a)および(b)に示す)。チャンバ190が排気されると、可撓膜ll8の内側部分180が内側に引かれる。これは、基板背面と可撓膜のマウント面との間の空間内の圧力を低下させる。この圧力低下により、リップ部分186が基板の外周部分に当たるように引っ張られ、両者の間にシールが形成される。これは、可撓膜への基板の効果的な真空チャックを提供する。このように、ローディングチャンバ108が排気されると、基板10は、キャリヤヘッドへ確実に保持される。さらに、シールを形成するために基板外周上の可撓膜の部分へ下向きの力をさらに加える必要がないように、シールは十分な気密性・液密性を持っている。その結果、キャリアヘッド内の空気圧制御をさらに必要とすることなくシールを実装することができる。
【0042】
図4(b)を参照すると、基板をキャリヤヘッドから取り外すため、流体がチャンバ190内へ圧送される。これにより、内側部分180は外側に膨出し、それにより連結部184が下方に旋回する。その結果、リップ部分186が基板から離れて上昇するように、リップ部分186が上向きに旋回する。このことが、可撓膜と基板との間のシールを解除し、可撓膜の内側部分からの下向き圧力が、基板をキャリヤヘッドから取り外す。連結部184の厚さは、可撓膜ll8の内側部分が下方へ付勢されたときにリップ部分が上方に確実に回るために十分な剛性を与えるように選択するのがよい。
【0043】
図5を参照すると、キャリヤヘッド100aは、リップ部分186aの上で折りたためる可撓膜118aを含んでいる。この実施形態による利点は、支持プレート170の円筒形外面とリテーナリング110の内側面との間の隙間が小さくなることである。可撓膜l18aのエッジ部分182aは、リップ部分186aの上に延在して連結部184aに接続する折りたたみ部198を含んでいる。折りたたみ部198は、支持プレート170の凹部178aに嵌まることができる。支持プレート170は、支持プレートと一体に形成された突起179をさらに含んでいてもよい。
【0044】
図6を参照すると、別の実施形態では、キャリヤヘッド100bは、内側部分180bを有する可撓膜ll8b、支持プレートl70のエッジの周りに延在する環状エッジ部分200、エッジ部分200の上端からリテーナリング110およびベース104まで径方向外向きに延在して、これらの間に固定される翼部分202、ならびにキャリヤヘッド内にロードされた基板の外周部分と接触する膨張可能周囲リップ部分206を含む。翼部分202は可撓膜へ一体的に接合され、図3および図5の撓み部品116の代わりをする。エッジ部分200は、おおむね翼部分202と膨張可能リップ部分206との間に配置される。スペーサリング208は、翼部分とエッジ部分との隙間へ延在する内方延在フランジ210を含んでいる。後で説明するように、スペーサリングはエッジ部分をほぼ包囲し、チャンバl90が加圧されるときに膨張可能リップ部分206の構造的完全性を維持する。
【0045】
膨張可能リップ部分206は、可撓膜ll8bのエッジ部分200および内側部分180bから径方向外向きに延在する。リップ部分206は、外周部分200および内側部分180bとの間に位置する可撓膜の部分を上側部分216と下側部分218とに折りたたむことにより形成することができる。上側部分216および下側部分218間の空間は、チャンバ190と連通するポケット220を画成する。膨張可能リップ部分206の外側リム222は、基板に向けて傾斜させることができる。特に、膨張可能リップ部分206のリム222が支持プレート170上の突起179の下に延在するように、膨張可能リップ部分206は、十分に下方に延在しているのがよい。これにより、突起179が基板エッジへの加圧を阻止する場合であっても、基板と可撓膜ll8bとの間にシールを確実に形成することができる。
【0046】
ある実施例では、可撓膜118bの内側部分180bの厚さを約29〜33ミルとし、エッジ部分200の厚さを約150〜250ミルとすることができる。リップ部分206は、内側部分180bから約0〜30°(例えば15°)の角度で下方へ延在させることができ、また、エッジ部分200を越えて約1〜5mm(例えば3.5mm)延在させることができる。
【0047】
図7を参照すると、キャリヤヘッド100bはポリシング作業中に基板へ一定の荷重をかけるように使用される。ポリシング作業を実行するには、まず基板10が、可撓膜ll8bへ真空チャックされ、ポリシングパッド32上に配置される。真空チャックの手順は、チャンバ190を排気し、基板10と可撓膜118bの膨張可能リップ部分206との間にシールを形成することにより実行される。この手順中、可撓膜と基板との間に空気が捕捉される。この捕捉空気は、除去されないと、ポリシング作業中に硬質の物体(例えば、支持プレートから下方に延在する突起)によって基板背面へ荷重を加えるときに基板上へ力を作用させ、これにより基板への均一な荷重の付加を妨げることがある。
【0048】
膨張可能リップ部分206は、捕捉空気を排除する手段を提供する。ポリシングパッド32上に基板を配置した後、流体をチャンバ190に圧送してチャンバを加圧し、基板に均一な荷重を加える。膨張可能リップ部分206のポケット220は、チャンバ190と連通しており、流体の流入によって同じく加圧され、膨張可能リップ部分206を膨張させる。矢印AAは、チャンバ190とポケット220の加圧を示す。ポケットが加圧されるのにともない、膨張可能リップ部分206が膨張する。リップ部分の膨張により、可撓膜のリブが基板から離され、それによりリップ部分と基板との間のシールが解除される。その結果、ポリシング作業開始時に荷重が基板へ加えられると、可撓膜ll8bと基板との間に捕捉されている空気は強制的に排出される。
【0049】
エッジ部分200を囲むスペーサ208は、チャンバ190およびポケット220内の圧力によってエッジ部分200が過度に遠くに押し出され膨張可能リップ206が変形することを防止することにより、加圧手順全体を通じて、膨張可能リップ部分206がその構造的完全性を維持できるようにする。
【0050】
図8および図9を参照すると、膨張可能リップ部分206は、ポリシング作業後に基板をポリシングパッドから取り外す信頼性の高い手段を提供する。ポリシング手順が完了すると、基板をポリシングパッドから取り外すためにチャンバ190が排気される。矢印BBは、チャンバ190の排気を示す。チャンバ190の排気により、膨張した膨張可能リップ部分206は収縮し、矢印CCによって示されるように、大気圧が膨張可能リップ部分206に働く。なお、膨張可能リップ部分206に大気圧が作用していることを示すために、スペーサ208の図示は省略している。
【0051】
図9に示すように、チャンバ190のさらなる排気により、可撓膜ll8bが上方へ持ち上げられる。可撓膜ll8bと基板との間の低圧領域281が、可撓膜ll8bの持ち上げにより生成される。可撓膜118bの全体にわたる圧力差は、リップ部分206を基板にしっかりと押しつける。リップ部分206と基板との間のシール力は、可撓膜ll8bを基板から離そうとする力に比例する。したがって、ポリシングパッドから基板を取り外すためにキャリヤヘッド100bが上方へ持ち上げられると、リップ部分206はしっかりと基板を保持する。
【0052】
図10は、ポリシング作業後におけるキャリヤヘッド100bからの基板取外し手順を示している。基板がキャリヤヘッドにチャックされると、キャリヤヘッド100bは基板を持ち上げてポリシングパッド32から離し、キャリヤヘッドが搬送ステーション(図示せず)の上方に位置決めされるまでカルーセルが回転する。矢印DDで示すように、チャンバ190およびポケット220が加圧される。エッジ部分200を囲むスペーサ208は、チャンバ190およびポケット220内の圧力がエッジ部分200を過度に遠くへ押し出すことを阻止するとともに膨張可能リップ部分206を変形させることを阻止することによって、膨張可能リップ部分206がその構造的完全性を維持できるようにする。チャンバ190およびポケット220の加圧により、可撓膜ll8bが広がり、膨張可能リップ部分206が膨張する。エッジ部分の膨張により、可撓膜のリムは基板から強制的に離され、それにより、リップ部分206と基板との間のシールが解除される。次いで、基板は、搬送ステーション上に降下する。膨張可能リップ部分206は、ポリシング作業後にチャンバ190およびポケット220の加圧によってキャリヤヘッドから基板を取り外す信頼性の高い手段をキャリヤヘッド100bに提供する。
【0053】
図11を参照すると、別の実施形態において、キャリヤヘッド100cは、リテーナリング110に固定された撓み部品116と、支持プレート170および下側クランプ172間に固定されたリム224を有する可撓膜118cと、を含んでいる。可撓膜118cは、膨張可能リップ部分206cを含んでいる。スペーサ208cは、チャンバ190が加圧されるときに膨張可能リップ部分206cの構造的完全性が維持されるようにエッジ部分200cを包囲している。
【0054】
図11のキャリヤヘッド100cのポリシングおよび基板取外し手順は、キャリヤヘッド100bに関して前述した手順と実質的に同様である。
【0055】
本発明を多くの実施形態の観点から説明してきたが、本発明は、図示および記載された実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって定められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケミカルメカニカルポリシング装置の分解斜視図である。
【図2】本発明に係るキャリヤヘッドの概略断面図である。
【図3】図2のキャリヤヘッドの拡大図であり、可撓膜のエッジにある可撓リップを示す。
【図4】図2に示すキャリヤヘッドの図であり、キャリアヘッドから基板を取り外す方法を示している。
【図5】可撓膜のエッジ部分がリップ部分の上に延在するキャリヤヘッドの断面図である。
【図6】可撓膜が膨張可能リップ部分を含むキャリヤヘッドの概略断面図である。
【図7】図6のキャリヤヘッドを使用してポリシングパッド上の基板を研磨する方法を示す図である。
【図8】図6のキャリヤヘッドを使用してポリシングパッドから基板を取り外す方法を示す図である。
【図9】図6のキャリヤヘッドを使用してポリシングパッドから基板を取り外す方法を示す図である。
【図10】図6に示すキャリヤヘッドを使用してキャリヤヘッドから基板を取り外す方法を示す図である。
【図11】膨張可能リップ部分を備える可撓膜と別個の撓み部品とを含むキャリヤヘッドの概略断面図である。
【符号の説明】
10…基板、20…CMP装置、22…マシンベース、25…ポリシングステーション、27…搬送ステーション、30…プラテン、32…ポリシングパッド、74…キャリヤ駆動軸、76…キャリヤヘッド回転モータ、100…キャリヤヘッド、102…ハウジング、104…ベース、106…ジンバル機構、107…回転軸、108…ローディングチャンバ、110…リテーナリング、118…可撓膜、180…内側部分、182…エッジ部分、186…リップ部分、190…加圧可能チャンバ。

Claims (12)

  1. 基板のケミカルメカニカルポリシング用のキャリヤヘッドであって、
    べースと、
    加圧可能なチャンバを画成するように前記ベースの下に延在する可撓膜と、を備え
    前記可撓膜の下面は、基板用のマウント面を形成し、前記可撓膜は、内側部分および膨張可能外側リップ部分を含んでおり、前記リップ部分は、前記チャンバ内の圧力変化に応じて膨張または収縮するように構成され、かつ前記マウント面に接するように配置された前記基板とのシールを解除または形成するように構成されていると共に、
    前記チャンバが排気されるときに前記リップ部分が前記基板とのシールを形成するようになっており、前記チャンバが加圧されるときに前記リップ部分が前記基板とのシールを解除するようになっている、キャリヤヘッド。
  2. 前記リップ部分を画成するように前記可撓膜の一部が折りたたまれる請求項1記載のキャリヤヘッド。
  3. 前記リップ部分が、前記チャンバと連通するポケットを含んでいる、請求項2記載のキャリヤヘッド。
  4. 前記リップ部分が、上側部分、下側部分、および前記上側部分と前記下側部分との間に配置されたポケットを含んでいる、請求項1記載のキャリヤヘッド。
  5. 前記可撓膜が、前記上側部分に接合されたエッジ部分を更に含んでいる、請求項4記載のキャリヤヘッド。
  6. 前記可撓膜が環状翼部分を更に含んでおり、この環状翼部分は、前記エッジ部分に接合された第1端部およびリテーナリングに固定された第2端部を有している、請求項5記載のキャリヤヘッド。
  7. 記リップ部分のエッジ部分を取り囲むスペーサを更に備える請求項1記載のキャリヤヘッド。
  8. 回転ポリシングパッドと、
    キャリヤヘッドと、
    を備えるケミカルメカニカルポリシング装置であって、前記キャリヤヘッドが、
    べースと、
    加圧可能なチャンバを画成するように前記ベースの下に延在する可撓膜と、を備え
    前記可撓膜の下面は、基板用のマウント面を形成し、前記可撓膜は、内側部分と、膨張可能外側リップ部分を含んでおり、前記リップ部分は、基板が前記マウント面に接するように配置されたときに、前記リップ部分が前記チャンバ内の圧力変化に応じて膨張または収縮するように構成され、前記マウント面に接するように配置された前記基板とのシールを形成または解除するように前記リップ部分が配置および構成されていると共に、
    前記チャンバが排気されるときに前記リップ部分が前記基板とのシールを形成するようになっており、前記チャンバが加圧されるときに前記リップ部分が前記基板とのシールを解除するようになっている、ケミカルメカニカルポリシング装置。
  9. 基板のケミカルメカニカルポリシング用のキャリヤヘッドのための可撓膜であって、
    内側部分と、
    エッジ部分と、
    前記エッジ部分と前記内側部分との間に接続されて、半径方向外側に延在する膨張可能外側リップ部分と、
    前記可撓膜が前記ベースの下に延在して加圧可能なチャンバを画成するように、前記エッジ部分の上端から半径方向外側に延在してベースに固定される翼部分と、
    基板用のマウント面を形成する前記可撓膜の下面と、を備え、
    前記リップ部分は、前記チャンバ内の圧力変化に応じて膨張または収縮するように構成され、かつ前記マウント面に接するように配置された前記基板とのシールを解除または形成するように構成されていると共に、
    前記チャンバが排気されるときに前記リップ部分が前記基板とのシールを形成するようになっており、前記チャンバが加圧されるときに前記リップ部分が前記基板とのシールを解除するようになっている、可撓膜。
  10. 前記リップ部分を画成するように前記可撓膜の一部が折りたたまれる、請求項9記載の可撓膜。
  11. 前記リップ部分が、前記チャンバと連通するポケットを含んでいる、請求項10記載の可撓膜。
  12. キャリヤヘッドの可撓膜のマウント面に接するように基板を位置決めするステップであって、前記キャリヤヘッドは、ベースと、前記キャリヤヘッド内加圧可能チャンバを画成するように前記ベースの下に延在する前記可撓膜とを備え、前記マウント面は前記可撓膜の下面であり、前記可撓膜は、内側部分と、前記チャンバと連通する膨張可能外側リップ部分を含んでおり、前記リップ部分は、前記チャンバ内の圧力変化に応じて膨張または収縮するように構成され、かつ前記マウント面に接するように配置された前記基板とのシールを解除または形成するように構成されているステップと、
    前記基板をポリシングするステップと、
    前記基板のポリシング後、前記チャンバを排気して前記リップ部分と前記基板との間にシールを形成するステップと、
    前記基板をポリシングパッドからアンローデングステーションへ搬送するステップと、
    前記チャンバを加圧して前記リップ部分を膨張させ、前記基板と前記リップ部分との間のシールを解除して、前記基板を前記アンローデングステーション上へ位置決めするステップと、
    を備えるケミカルメカニカルポリシング方法。
JP2000122904A 1999-04-22 2000-04-24 基板をケミカルメカニカルポリシングするためのキャリヤヘッド Expired - Lifetime JP4516662B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/296935 1999-04-22
US09/296,935 US6210255B1 (en) 1998-09-08 1999-04-22 Carrier head for chemical mechanical polishing a substrate

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000354960A JP2000354960A (ja) 2000-12-26
JP4516662B2 true JP4516662B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=23144162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000122904A Expired - Lifetime JP4516662B2 (ja) 1999-04-22 2000-04-24 基板をケミカルメカニカルポリシングするためのキャリヤヘッド

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6210255B1 (ja)
EP (1) EP1048406A3 (ja)
JP (1) JP4516662B2 (ja)
KR (1) KR20000071788A (ja)
SG (1) SG96551A1 (ja)

Families Citing this family (59)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10230707A1 (de) * 2002-07-08 2004-01-22 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Kältegerät mit Türöffnungshilfe
US6183354B1 (en) 1996-11-08 2001-02-06 Applied Materials, Inc. Carrier head with a flexible membrane for a chemical mechanical polishing system
US6146259A (en) * 1996-11-08 2000-11-14 Applied Materials, Inc. Carrier head with local pressure control for a chemical mechanical polishing apparatus
US6165058A (en) * 1998-12-09 2000-12-26 Applied Materials, Inc. Carrier head for chemical mechanical polishing
US6494774B1 (en) 1999-07-09 2002-12-17 Applied Materials, Inc. Carrier head with pressure transfer mechanism
US6855043B1 (en) 1999-07-09 2005-02-15 Applied Materials, Inc. Carrier head with a modified flexible membrane
US6358121B1 (en) 1999-07-09 2002-03-19 Applied Materials, Inc. Carrier head with a flexible membrane and an edge load ring
JP3683149B2 (ja) * 2000-02-01 2005-08-17 株式会社東京精密 研磨装置の研磨ヘッドの構造
US6450868B1 (en) 2000-03-27 2002-09-17 Applied Materials, Inc. Carrier head with multi-part flexible membrane
US6390905B1 (en) * 2000-03-31 2002-05-21 Speedfam-Ipec Corporation Workpiece carrier with adjustable pressure zones and barriers
US7140956B1 (en) 2000-03-31 2006-11-28 Speedfam-Ipec Corporation Work piece carrier with adjustable pressure zones and barriers and a method of planarizing a work piece
US6558232B1 (en) * 2000-05-12 2003-05-06 Multi-Planar Technologies, Inc. System and method for CMP having multi-pressure zone loading for improved edge and annular zone material removal control
TW579319B (en) * 2000-05-12 2004-03-11 Multi Planar Technologies Inc System and method for CMP head having multi-pressure annular zone subcarrier material removal control
US6722965B2 (en) * 2000-07-11 2004-04-20 Applied Materials Inc. Carrier head with flexible membranes to provide controllable pressure and loading area
US20040005842A1 (en) * 2000-07-25 2004-01-08 Chen Hung Chih Carrier head with flexible membrane
US6471571B2 (en) * 2000-08-23 2002-10-29 Rodel Holdings, Inc. Substrate supporting carrier pad
US6508696B1 (en) * 2000-08-25 2003-01-21 Mitsubishi Materials Corporation Wafer-polishing head and polishing apparatus having the same
JP2002187060A (ja) * 2000-10-11 2002-07-02 Ebara Corp 基板保持装置、ポリッシング装置、及び研磨方法
US6716084B2 (en) 2001-01-11 2004-04-06 Nutool, Inc. Carrier head for holding a wafer and allowing processing on a front face thereof to occur
US6641461B2 (en) * 2001-03-28 2003-11-04 Multi Planar Technologyies, Inc. Chemical mechanical polishing apparatus having edge, center and annular zone control of material removal
KR100437089B1 (ko) * 2001-05-23 2004-06-23 삼성전자주식회사 화학기계적 연마장치의 연마헤드
KR100470227B1 (ko) * 2001-06-07 2005-02-05 두산디앤디 주식회사 화학기계적 연마장치의 캐리어 헤드
US6712673B2 (en) 2001-10-04 2004-03-30 Memc Electronic Materials, Inc. Polishing apparatus, polishing head and method
US6746318B2 (en) * 2001-10-11 2004-06-08 Speedfam-Ipec Corporation Workpiece carrier with adjustable pressure zones and barriers
AU2002354440A1 (en) * 2001-12-06 2003-06-17 Ebara Corporation Substrate holding device and polishing device
US6841057B2 (en) 2002-03-13 2005-01-11 Applied Materials Inc. Method and apparatus for substrate polishing
JP4353673B2 (ja) * 2002-04-18 2009-10-28 株式会社荏原製作所 ポリッシング方法
KR100481872B1 (ko) * 2003-01-14 2005-04-11 삼성전자주식회사 폴리싱 헤드 및 화학적 기계적 연마 장치
WO2004070806A1 (en) * 2003-02-10 2004-08-19 Ebara Corporation Substrate holding apparatus and polishing apparatus
US7001245B2 (en) * 2003-03-07 2006-02-21 Applied Materials Inc. Substrate carrier with a textured membrane
JP3889744B2 (ja) * 2003-12-05 2007-03-07 株式会社東芝 研磨ヘッドおよび研磨装置
US20050181711A1 (en) * 2004-02-12 2005-08-18 Alexander Starikov Substrate confinement apparatus and method
KR100621629B1 (ko) * 2004-06-04 2006-09-19 삼성전자주식회사 화학적 기계적 연마 장치에 사용되는 연마 헤드 및 연마방법
JP4822744B2 (ja) * 2004-06-04 2011-11-24 三星電子株式会社 化学機械的研磨装置、キャリアヘッド及び区画リング
CN101934491B (zh) 2004-11-01 2012-07-25 株式会社荏原制作所 抛光设备
KR100674923B1 (ko) * 2004-12-03 2007-01-26 삼성전자주식회사 인접한 화소간에 출력회로를 공유하는 씨모스 이미지 센서
JP5112614B2 (ja) * 2004-12-10 2013-01-09 株式会社荏原製作所 基板保持装置および研磨装置
JP4814677B2 (ja) * 2006-03-31 2011-11-16 株式会社荏原製作所 基板保持装置および研磨装置
JP5009101B2 (ja) * 2006-10-06 2012-08-22 株式会社荏原製作所 基板研磨装置
US7727055B2 (en) * 2006-11-22 2010-06-01 Applied Materials, Inc. Flexible membrane for carrier head
US7651384B2 (en) * 2007-01-09 2010-01-26 Applied Materials, Inc. Method and system for point of use recycling of ECMP fluids
US7731572B2 (en) * 2007-05-24 2010-06-08 United Microelectronics Corp. CMP head
WO2009066351A1 (ja) * 2007-11-20 2009-05-28 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. 研磨ヘッド及び研磨装置
US7959496B2 (en) 2008-01-03 2011-06-14 Strasbaugh Flexible membrane assembly for a CMP system and method of using
CN103252711B (zh) * 2008-03-25 2016-06-29 应用材料公司 改良的承载头薄膜
US8636561B2 (en) * 2008-08-29 2014-01-28 Shin-Etsu Handotai Co., Ltd. Polishing head and polishing apparatus
US8475231B2 (en) 2008-12-12 2013-07-02 Applied Materials, Inc. Carrier head membrane
US10160093B2 (en) 2008-12-12 2018-12-25 Applied Materials, Inc. Carrier head membrane roughness to control polishing rate
JP5648954B2 (ja) * 2010-08-31 2015-01-07 不二越機械工業株式会社 研磨装置
KR101196652B1 (ko) * 2011-05-31 2012-11-02 주식회사 케이씨텍 캐리어 헤드의 멤브레인 결합체 및 이를 구비한 캐리어 헤드
US10319982B2 (en) 2013-02-01 2019-06-11 Encell Technology, Inc. Coated iron electrode and method of making same
KR102332801B1 (ko) * 2015-05-06 2021-11-30 주식회사 케이씨텍 기판 연마장치의 디척 방법
US10669023B2 (en) 2016-02-19 2020-06-02 Raytheon Company Tactical aerial platform
US11267099B2 (en) 2017-09-27 2022-03-08 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. Chemical mechanical planarization membrane
JP7356996B2 (ja) 2018-03-13 2023-10-05 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッド 化学機械研磨装置における消耗部品モニタリング
KR102673907B1 (ko) * 2019-04-01 2024-06-10 주식회사 케이씨텍 연마 헤드용 격벽 멤브레인
SG10202008012WA (en) * 2019-08-29 2021-03-30 Ebara Corp Elastic membrane and substrate holding apparatus
US11728203B2 (en) * 2020-10-13 2023-08-15 Canon Kabushiki Kaisha Chuck assembly, planarization process, apparatus and method of manufacturing an article
CN114918721B (zh) * 2022-06-27 2023-12-05 江苏常北宸机械有限公司 一种汽车减震内管及外管生产用倒角装置及倒角方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10270538A (ja) * 1997-02-13 1998-10-09 Integrated Process Equip Corp 柔軟なキャリアプレートを有する半導体ウェハポリシング装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3313707C2 (de) 1983-04-15 1985-02-07 B. Bacher GmbH, 7204 Wurmlingen Kopierrahmen
US4669915A (en) 1985-11-19 1987-06-02 Shell Offshore Inc. Manipulator apparatus with flexible membrane for gripping submerged objects
US4918869A (en) 1987-10-28 1990-04-24 Fujikoshi Machinery Corporation Method for lapping a wafer material and an apparatus therefor
JP2527232B2 (ja) 1989-03-16 1996-08-21 株式会社日立製作所 研磨装置
US5193316A (en) 1991-10-29 1993-03-16 Texas Instruments Incorporated Semiconductor wafer polishing using a hydrostatic medium
US5205082A (en) 1991-12-20 1993-04-27 Cybeq Systems, Inc. Wafer polisher head having floating retainer ring
US5624299A (en) 1993-12-27 1997-04-29 Applied Materials, Inc. Chemical mechanical polishing apparatus with improved carrier and method of use
US5643053A (en) 1993-12-27 1997-07-01 Applied Materials, Inc. Chemical mechanical polishing apparatus with improved polishing control
US5449316A (en) 1994-01-05 1995-09-12 Strasbaugh; Alan Wafer carrier for film planarization
US5423716A (en) 1994-01-05 1995-06-13 Strasbaugh; Alan Wafer-handling apparatus having a resilient membrane which holds wafer when a vacuum is applied
JP3158934B2 (ja) 1995-02-28 2001-04-23 三菱マテリアル株式会社 ウェーハ研磨装置
US5908530A (en) 1995-05-18 1999-06-01 Obsidian, Inc. Apparatus for chemical mechanical polishing
US5643061A (en) 1995-07-20 1997-07-01 Integrated Process Equipment Corporation Pneumatic polishing head for CMP apparatus
DE69717510T2 (de) 1996-01-24 2003-10-02 Lam Research Corp., Fremont Halbleiterscheiben-Polierkopf
JP3663767B2 (ja) 1996-09-04 2005-06-22 信越半導体株式会社 薄板の鏡面研磨装置
US6183354B1 (en) 1996-11-08 2001-02-06 Applied Materials, Inc. Carrier head with a flexible membrane for a chemical mechanical polishing system
US6146259A (en) 1996-11-08 2000-11-14 Applied Materials, Inc. Carrier head with local pressure control for a chemical mechanical polishing apparatus
US6056632A (en) 1997-02-13 2000-05-02 Speedfam-Ipec Corp. Semiconductor wafer polishing apparatus with a variable polishing force wafer carrier head
US5870793A (en) * 1997-05-02 1999-02-16 Integrated Process Equipment Corp. Brush for scrubbing semiconductor wafers
US5957751A (en) 1997-05-23 1999-09-28 Applied Materials, Inc. Carrier head with a substrate detection mechanism for a chemical mechanical polishing system
DE19728962A1 (de) * 1997-06-30 1999-01-07 Siemens Ag Vorrichtung zum Ätzen einer Halbleiterscheibe
US5964653A (en) 1997-07-11 1999-10-12 Applied Materials, Inc. Carrier head with a flexible membrane for a chemical mechanical polishing system
US5993302A (en) 1997-12-31 1999-11-30 Applied Materials, Inc. Carrier head with a removable retaining ring for a chemical mechanical polishing apparatus
US6124146A (en) * 1998-05-15 2000-09-26 Motorola, Inc. Resistless device fabrication method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10270538A (ja) * 1997-02-13 1998-10-09 Integrated Process Equip Corp 柔軟なキャリアプレートを有する半導体ウェハポリシング装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1048406A2 (en) 2000-11-02
JP2000354960A (ja) 2000-12-26
KR20000071788A (ko) 2000-11-25
EP1048406A3 (en) 2003-01-02
US6210255B1 (en) 2001-04-03
SG96551A1 (en) 2003-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4516662B2 (ja) 基板をケミカルメカニカルポリシングするためのキャリヤヘッド
JP4601171B2 (ja) 基板を化学機械的に研磨するためのキャリアヘッド
US6406361B1 (en) Carrier head for chemical mechanical polishing
JP4427191B2 (ja) 化学機械研磨用可撓メンブレン付キャリアヘッド
US6277009B1 (en) Carrier head including a flexible membrane and a compliant backing member for a chemical mechanical polishing apparatus
US6241593B1 (en) Carrier head with pressurizable bladder
US6645044B2 (en) Method of chemical mechanical polishing with controllable pressure and loading area
JP4223682B2 (ja) ケミカルメカニカルポリシング装置用の着脱式リテーナリングを有するキャリヤヘッド
US6776694B2 (en) Methods for carrier head with multi-part flexible membrane
JP4467133B2 (ja) 圧縮可能なフィルムを有するキャリアヘッド
JP4217400B2 (ja) ウェーハ研磨装置及びウェーハ研磨方法
US20020072313A1 (en) Carrier head with local pressure control for a chemical mechanical polishing apparatus
JP2000354959A (ja) 基板に圧力を加えて保持するためのキャリアヘッド
US6358121B1 (en) Carrier head with a flexible membrane and an edge load ring
JP4519972B2 (ja) 化学機械研磨の制御可能圧力及びローディング領域を有するキャリヤヘッド
KR100423909B1 (ko) 화학적 기계적 평탄화 기계의 폴리싱 헤드 및 그것을이용한 폴리싱방법
JP4378135B2 (ja) 化学的機械研磨システムの支持ヘッド用メンブレン
JPH08150558A (ja) 研磨装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091006

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100106

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100112

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100208

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100212

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100308

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100311

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100517

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4516662

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term