JP3889744B2 - 研磨ヘッドおよび研磨装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ウエーハなどの加工物の表面を研磨するための研磨ヘッドおよび研磨装置に関する。
例えばウエーハ製造工程には、ウエーハの表面を鏡面に仕上げるポリッシング工程がある。この工程では、回転する研磨パッドの表面にウエーハを押し付けて、前記ウエーハの表面を研磨するウエーハ研磨装置が用いられる。
このウエーハ研磨装置は、駆動軸により回転される研磨テーブルを有している。研磨テーブルの上面には研磨パッドが設けられ、さらに研磨パッドの研磨面と対向する位置にはウエーハを保持して回転する研磨ヘッドが設けられている。
図10は従来の研磨ヘッドの構成図である。なお、図10中の符号105は前記研磨パッドを示している。
図10に示すように、この研磨ヘッドはヘッド本体100を有している。このヘッド本体100には加圧室101が形成されており、その下面開口部102はゴム膜103により閉塞されている。ゴム膜103の下面にはウエーハUが保持されており、その周囲はヘッド本体100の下端面に固定されたリング状のリテーナ104により包囲されている。このリテーナ104は、ヘッド本体100の径方向内側に張り出しており、その上面には前記ゴム膜103の外周部が支持されている。
前記構成のウエーハ研磨装置を使用する場合、回転する研磨ヘッドを下降させて、ヘッド本体100の下端面に保持されたリテーナ104を研磨パッド105の表面に押し付ける。このとき加圧室101に気体を供給してゴム膜103を膨張させると、ゴム膜103の下面に接着固定されたウエーハUは、回転する研磨パッド105に押し付けられ、その表面が研磨される。
ところで、前記構成のウエーハ研磨装置では、ゴム膜103の外周部はリテーナ104の上面に保持されている。そのため、リテーナ104の上下方向の厚さによっては、ウエーハUの表面全体を均一な研磨レートで研磨することができない。
すなわち、図11(a)に示すように、リテーナ104の上下方向の厚さが大きい場合、ゴム膜103の支持される高さがウエーハUの上面より高くなり、ウエーハUの周縁部に所望の力を負荷することができない。そのため、ウエーハUの周縁部と研磨パッド105の間に所要の接触圧力を与えることができず、ウエーハUの周縁部が中央部に比べてあまり研磨されない。
また、図11(c)に示すように、リテーナ104の上下方向の厚さが小さい場合、ゴム膜103の支持される高さがウエーハUの上面より低くなり、ウエーハUの周縁部に過大な力が負荷されてしまう。そのため、ウエーハUの周縁部と研磨パッド105の間の接触圧力が過剰に上昇し、ウエーハUの周縁部が中央部に比べて多く研磨される、いわゆる外周ダレが生じてしまう。
したがって、ウエーハUの表面全体を均一な研磨レートで研磨するためには、図11(b)に示すように、常にリテーナ104の上下方向の厚さを適正に設定しておく必要がある。
しかしながら、前記リテーナ104は、ウエーハUを研磨するとき、常に研磨パッド105と摺接しているため、その上下方向の厚さは磨耗によって徐々に減少してしまう。そのため、初期状態でリテーナ104の上下方向の厚さをウエーハUの厚さに合わせて適正に設定したとしても、いずれゴム膜103の支持される位置が低下して外周ダレが生じてしまう。
このように、ウエーハUの表面全体を均一な研磨レートで研磨するためには、ウエーハUの厚さに合わせてリテーナ104の選定をする必要があり、またリテーナ104の磨耗量を常に監視しておく必要がある。そのため、前記構成のウエーハ研磨装置には、作業者の負担が大きいという問題があった。
そこで近年、リテーナが磨耗してもウエーハUの表面全体を均一な研磨レートで研磨できる装置として、ウエーハUをリテーナに対して上下移動可能に保持する分離型の研磨ヘッドが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
図12は従来の分離型の研磨ヘッドの構成図である。
図12に示すように、この研磨ヘッドは、回転駆動されるヘッド本体201を有している。このヘッド本体201は、下面に凹部201aを有しており、その研磨パッドと接する部分の外周部にはリング状のリテーナ202が固定されている。
ヘッド本体201の凹部の内側には、板状の支持プレート203が略水平に設けられている。この支持プレート203は、ヘッド本体201の内側において上下移動可能に支持されており、その上面外周部にはリング状の隔離膜204が径方向外側に重なるように接触している状態で設けられている。この隔離膜204は可撓性を有しており、その周縁部はヘッド本体201に保持されている。
これにより支持プレート203の上面側には、ヘッド本体201、支持プレート203、及び隔離膜204に囲われた第1の空間205が形成される。この第1の空間205には、第1の気体供給管206が接続されており、この第1の気体供給管206から第1の空間205に気体を供給することで、前記支持プレート203の上面を加圧できるようになっている。
また、支持プレート203の下面には凹部207が形成されている。この凹部207はゴム膜208により閉塞されており、支持プレート203とゴム膜208の間には第2の空間209が形成される。なお、ゴム膜208の下面にはウエーハUが保持される。第2の空間209には第2の気体供給管210が接続されており、この第2の気体供給管210から第2の空間209に気体を供給することで、前記支持プレート203の下面を加圧できるようになっている。
前記構成の研磨ヘッドを用いてウエーハUを研磨する場合、回転中のヘッド本体201を下降させて、ヘッド本体201の下端面に固定されたリテーナ202を回転中の研磨パッドの表面に押し付ける。そして、第1の空間205と第2の空間209に気体を供給し、第1、第2の空間205、209の圧力を制御することで、ゴム膜208の下面に接着固定されたウエーハUを研磨パッドに押し付ける。
このように、分離型の研磨ヘッドでは、ヘッド本体201と支持プレート203が独立に駆動される構成となっている。そのため、リテーナ202が磨耗して、その上下方向の厚さが小さくなったとしても、それによってゴム膜208が支持される高さに影響が出ない。その結果、ウエーハUの周縁部が過剰に研磨されたり、逆にあまり研磨されなかったりすることがない。
特表2002−527893号公報
しかしながら、この研磨ヘッドを使用してウエーハUを研磨する場合、第1の空間205あるいは第2の空間209の圧力が変動すると、支持プレート203の高さが変動してウエーハUの研磨が良好に行われないことがあった。
例えば、第1の空間205の圧力が第2の空間209より低くなった場合、支持プレート203はその上下面に作用する圧力のバランスにより上昇する。このとき、ウエーハUを保持するゴム膜208は、第2の空間209の圧力によって下方に弧を描くように膨らむため、ウエーハUの周縁部と研磨パッドの間に作用する接触圧力がウエーハUの中央部に比べて低くなり、その結果ウエーハUの周縁部が研磨され難くなる。
また、第1の空間205の圧力が第2の空間209より高くなった場合、支持プレート203はその上下面に作用する圧力のバランスにより下降する。このとき、ウエーハUを保持するゴム膜208は、第2の空間209の圧力によって上方に弧を描くように多少縮むため、ウエーハUの中央部と研磨パッドの間に作用する接触圧力がウエーハUの周縁部に比べて低くなり、その結果ウエーハUの中央部が研磨され難くなる。
図13は第1の空間内の圧力を変動させた場合における、ウエーハUの径方向に対する接触圧力の変化を示すシミュレーショングラフである。なお、ここでは第2の空間に与える圧力を200[hPa]で固定し、第1の空間に与える圧力を〔1〕205[hPa]、〔2〕200[hPa]、〔3〕195[hPa]と変動させている。
図13に示すように、第1の空間の圧力が〔1〕205[hPa]である場合、ウエーハUの中央部でウエーハUと研磨パッドの間の接触圧力が略200[hPa]であるのに対し、ウエーハUの周縁部では前記接触圧力が急激に上昇しているのがわかる。
また、第1の空間の圧力が〔3〕195[hPa]である場合、ウエーハUの中央部でウエーハUと研磨パッドの間の接触圧力が略200[hPa]であるのに対し、ウエーハUの周縁部では前記接触圧力が急激に低下しているのがわかる。
このように、従来の研磨ヘッドを用いてウエーハUの研磨をした場合、第1、第2の空間内の圧力変動に対して、ウエーハUの中央部と周縁部の研磨レートに大きな差が生じてしまう。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、加工物やリテーナの厚さに影響を受けることなく加工物の表面を高精度に研磨でき、さらに第1の空間あるいは第2の空間内の圧力変動による研磨レートへの影響を低減できる研磨装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の研磨ヘッドおよび研磨装置は次のように構成されている。
(1)加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、前記支持プレートに着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の内周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、前記調整部材は、内周面に複数の突出部を有し、互いに重ね合わせた状態で設けることで、前記複数の突出部の位置により前記第1の膜状部材の支持面積を変更可能に形成されており、前記支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする。
(2)加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、前記ヘッド本体に着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の外周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、前記調整部材は、複数の前記調整部材を互いに重ね合わされており、且つ、前記調整部材により前記第1の膜状部材の支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする。
(3)(2)に記載された研磨ヘッドであって、前記第1の膜状部材の支持面積を変えることは、前記調整部材に接続された駆動装置により行われることを特徴とする。
(4)加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、前記ヘッド本体に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドと対向する面を支持する調整部材とを具備し、前記調整部材は、前記ヘッド本体の内周部に互いに重ね合わされた状態で設けられ、内周面に複数の突出部を備えた複数のリング状の部材からなり、前記調整部材により前記第1の膜状部材の支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする。
(5)加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、前記ヘッド本体に設けられ、周方向に対して所定間隔で複数の挿入穴を備えたリング状の支持体、前記挿入穴に移動可能に挿入され、前記支持体の径方向内側に突出して前記第1の膜状部材の前記研磨パッドと対向する面の外周部を支持する挿入板により構成される調整部材とを具備することを特徴とする。
(6)(5)に記載の研磨ヘッドであって、前記挿入穴の内面と前記挿入板とにはそれぞれ屈曲部が形成されており、前記挿入穴の内面に形成された屈曲部と前記挿入板に形成された屈曲部とを係合することで、前記挿入板の挿入深さを所望の位置に保持できることを特徴とする。
(7)研磨ヘッドで加工物を保持し、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨装置において、前記研磨ヘッドは、前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、前記支持プレートに着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の内周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、前記調整部材は、内周面に複数の突出部を有し、互いに重ね合わせた状態で設けることで、前記複数の突出部の位置により前記第1の膜状部材の支持面積を変更可能に形成されており、前記支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする。
(8)研磨ヘッドで加工物を保持し、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨装置において、研磨ヘッドは、前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、前記ヘッド本体に着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の外周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、前記調整部材は、複数の前記調整部材を互いに重ね合わされており、且つ、前記調整部材により前記第1の膜状部材の支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする。
本発明によれば、加工物の厚さやリテーナの厚さに影響を受けることなく、加工物の表面を高精度に研磨することができる。
また、加工物を研磨パッドに押し付けるために与えられる圧力が変動しても、加工物の径方向に対して均一な研磨レートで、その表面を研磨することができる。
以下、図面を参照しながら本発明を実施するための最良の形態について説明する。
まず、図1〜図3を用いて本発明の第1の実施の形態を説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係るウエーハ研磨装置の斜視図である。
図1に示すように、このウエーハ研磨装置(研磨装置)は定盤1を有している。この定盤1は円盤状に形成されており、上面には研磨パッド2が貼付されている。研磨パッド2の材料は、ウエーハUの研磨層の材質によって適宜選択される。また、定盤1の下部には、駆動装置3の駆動軸(図示しない)が連結されており、前記駆動軸を回転させることにより、定盤1を矢印A方向に回転できるようになっている。
定盤1に貼付された研磨パッド2の上方には、研磨液供給管4が対向配置されている。この研磨液供給管4は、研磨パッド2上で矢印Bのように揺動する第1の揺動アーム5に支持されており、その供給口からは研磨パッド2の上面に研磨液Lが供給される。研磨液Lとしては、例えばコロイダルシリカを含むアルカリ溶液が使用される。
また、定盤1に貼付された研磨パッド2の上方には複数、本実施の形態では2つの研磨ヘッド6が対向配置されている。各研磨ヘッド6は、研磨パッド2上で矢印Cのように揺動する第2の揺動アーム7に支持されており、この第2の揺動アーム7を下降させることで、前記研磨ヘッド6を研磨パッド2の上面に押圧できるようになっている。なお、各第2の揺動アーム7は管状に形成されており、その内部には後述する気体供給管やモータ等が設けられている。
図2は同実施の形態に係る研磨ヘッド6の構成の構成図である。
図2に示すように、この研磨ヘッド6はヘッド本体10を有している。ヘッド本体10の上面には、駆動軸12が略垂直に設けられている。この駆動軸12は、第2の揺動アーム7内に設けられた前記モータ(図示せず)に連結されており、このモータを駆動することにより、ヘッド本体10をその軸心線周りに回転できるようになっている。
また、ヘッド本体10の下面には、第1の凹部11が設けられている。この第1の凹部11は円柱状の凹部に形成されており、その内側には円板状に形成された支持プレート13が略水平に配置されている。この支持プレート13は、前記ヘッド本体10に対して上下方向に移動可能に支持されており、径方向略中心部には上下に連通する連通穴14、下面には円柱状の凹部である第2の凹部15を備えている。
支持プレート13とヘッド本体10の間には、帯状の第1の膜状部材16が前記支持プレート13の全周に亘って設けられている。この第1の膜状部材16は、支持プレート13の周縁部からヘッド本体10の内周面に亘って連架されており、それによって、支持プレート13の上面側に第1の空間17を形成している。なお、第1の膜状部材16としては、樹脂等の可撓性を有する素材が使用される。
支持プレート13の下面には、ウエーハU(加工物)を保持するための第2の膜状部材18が設けられている。この第2の膜状部材18は第2の凹部15を閉塞しており、それによって、前記支持プレート13との間に第2の空間19を形成している。なお、第2の膜状部材18としては、例えばメンブレン等の可撓性を有する素材が使用される。
ヘッド本体10の径方向略中心部には、上下に連通する連通穴20が形成されている。この連通穴20は、第2の揺動アーム7内に設けられた前記気体供給管(図示しない)を介して、加圧手段としての気体供給装置9(図1参照)に接続されており、この気体供給装置9を作動することで、前記第1、第2の空間17、19内を所望の圧力に設定できるようになっている。
また、ヘッド本体10の研磨パッドに接する部分には、リテーナリング22(リテーナ)が設けられている。このリテーナリング22は、前記第2の膜状部材18の下面に保持されたウエーハUを包囲し、ウエーハUが研磨ヘッド6から脱落するのを防止している。
ヘッド本体10の凹部の側面には、リング状の調整部材23が着脱可能に設けられている。この調整部材23は、内周部がヘッド本体10の径方向内側に突出しており、その突出部分で第1の膜状部材16の下面外周部を支持することで、第1の膜状部材16の外周部が下方に撓むのを防止している。
前記構成のウエーハ研磨装置を使用する場合、最初にヘッド本体10に設けられた第2の膜状部材18の下面に調整部材選定用のウエーハUを接着固定する。そして、研磨パッド2と研磨ヘッド6を回転させ、第2の揺動アーム7を下降させる。
第2の揺動アーム7の下降によりリテーナリング22が研磨パッド2に当接したら、気体供給装置9を作動して第1、第2の空間17、19内を所定の圧力に加圧する。これにより、第2の膜状部材18の下面に保持されたウエーハUは、研磨パッド2の表面に押し付けられる。
このとき、支持プレート13の上面と下面には、第1の空間17内の圧力と第2の空間19内の圧力によってそれぞれ加圧力が作用している。これらの加圧力のバランスが悪いと、支持プレート13が所望の高さからずれ、第2の膜状部材18が下方に膨らんだり、上方に膨らんだりすることがある。その場合、研磨パッド2とウエーハUの接触圧力を前記ウエーハUの全面に亘って均一にすることができない。
そこで、本発明では、内径寸法が異なる複数の調整部材を用意しておき、これら調整部材の中から、最適な内径寸法を有する調整部材23を選定してヘッド本体10に取付けることで、支持プレート13を最適な高さ、すなわち研磨パッド2とウエーハUの接触圧力が前記ウエーハUの全面に亘って均一となる高さに調整している。
支持プレート13の高さを調整する原理を簡単に説明する。
ヘッド本体10に調整部材23を取付けると、調整部材23の内周部が第1の膜状部材16の下面外周部を支持し、第1の膜状部材16の外周部が下方に撓むのを防止する。これにより、第1の空間17の圧力の一部が、調整部材23を介してヘッド本体10に作用するため、支持プレート13を押下する力が、ヘッド本体10の径方向内側への調整部材23の突出量に応じた量だけ減少する。
したがって、最適な内径寸法を有する調整部材を選定してヘッド本体10に取付ければ、支持プレート13の上面と下面に作用する加圧力のバランスにより、支持プレート13を最適な高さ、すなわち研磨パッド2とウエーハUの接触圧力がウエーハUの全面に亘って均一となる高さに設定することができる。
支持プレート13が最適な高さに設定されたら、前記調整部材選定用のウエーハUを取り外し、第2の膜状部材18の下面に加工用のウエーハUを保持する。そして、研磨パッド2と研磨ヘッド6を回転させ、第2の揺動アーム7を下降させる。
第2の揺動アーム7の下降によりリテーナリング22が研磨パッド2に当接したら、気体供給装置9により第1の空間17内に気体を供給して、第1、第2の空間17、19内を所定の圧力に加圧する。これにより、第2の膜状部材18の下面に保持されたウエーハUは、研磨パッド2の表面に押し付けられ、研磨パッド2と研磨ヘッド6の回転により、その表面が均一な研磨レートで研磨される。
前記構成のウエーハ研磨装置によれば、支持プレート13の上面側と下面側に形成される第1の空間17と第2の空間19を連通穴14を介して連通させることで、これら第1、第2の空間17、19が同じ圧力となるようにしている。
そのため、気体供給装置9が供給する気体の圧力が変動したとしても、第1の空間17の圧力と第2の空間19の圧力が同時かつ同等に変動するから、支持プレート13の高さが殆んど変動しない。
したがって、ウエーハUの研磨中に気体供給装置9の加圧力が不安定となっても、研磨パッド2とウエーハUの接触圧力が変化することがないから、ウエーハUを均一な研磨レートで高精度に研磨することができる。
図3は同実施の形態に係る第1の空間17と第2の空間19内の圧力を変動させた場合における、ウエーハUの径方向に対する接触圧力の変化を示すシミュレーショングラフである。なお、ここでは第1、第2の空間17、19に与える圧力を〔1〕195[hPa]、〔2〕200[hPa]、〔3〕205[hPa]と変動させている。
図3に示すように、第1、第2の空間17、18内の圧力を〔1〕195[hPa]、〔2〕200[hPa]、〔3〕205[hPa]と変化させても、ウエーハUと研磨パッド2の間の接触圧力がウエーハUの径方向に対して殆んど変化していないのがわかる。
このように、本発明の実施の形態に係るウエーハ研磨装置を用いてウエーハUの研磨をした場合、第1、第2の空間17、19内の圧力を変動させても、その影響がウエーハUの研磨に対して及ばないのが確認できる。
なお、本実施の形態では、第1、第2の空間17、19内に気体を供給していたが、気体に限定されることはなく、例えば液体であっても構わない。また、加工物としてウエーハUを用いているが、これに限定されるのもではない。
次に、図4を用いて本発明の第2の実施の形態を説明する。
図4は本発明の第2の実施の形態に係る研磨ヘッドの断面図である。
図4に示すように、本実施の形態に係る調整部材23Aは、支持プレート13の上面外周部に設けられている。この調整部材23Aは、第1の膜状部材16の下面内周部と接触し、支持プレート13の径方向外側に突出した部分で、前記第1の膜状部材16の内周部が下方に撓むのを防止している。
このように、調整部材23Aを支持プレート13に設けても、異なる外径を有する複数の調整部材23Aを用意しておき、その中から最適な外径を有する調整部材23Aを選定することで、支持プレート13を押し下げる力を調整することができるので、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
次に、図5を用いて本発明の第3の実施の形態を説明する。
図5は本発明の第の実施の形態に係る調整部材の平面図である。
図5(a)と(b)に示すように、本実施の形態に係る調整部材23Bは、同じ形状をした2枚のリング状の部材23bによって構成されている。これらの部材23bは、互いに重ね合わされた状態でヘッド本体10に着脱可能に設けられるもので、各々の内周部には第1の膜状部材16の外周部が下方に撓むのを防止する複数の突出部31が周方向に対して所定間隔で設けられている。
図5(c)に示すように、2枚の部材23bを同軸となるよう重ね合わせ、互いに周方向にずらずと、調整部材23Bにより支持される第1の膜状部材16の支持面積を変えることができる。これにより、支持プレート13を押下する力を調整することができるから、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
しかも、部材23b同士を互いにずらすだけで、第1の膜状部材16の支持面積を無段階に変えることができるから、2枚の部材23bを予め用意しておけば種々のウエーハUの厚さやリテーナリング22の厚さに対応することができる。
次に、図6〜図8を用いて本発明の第4の実施の形態を説明する。
図6は本発明の第4の実施の形態に係る調整部材の平面図、図7は同実施の形態に係る調整部材の断面図、図8は図7中にSで示す部分を拡大して示す拡大図である。
図6〜図8に示すように、本実施の形態に係る調整部材23Cは、第1の膜状部材16の外周部が下方に撓むのを防止する複数の挿入板41と、ヘッド本体10に設けられて前記挿入板41を支持する支持体42とによって構成されている。
前記支持体42には、複数の挿入穴43が周方向に対して所定間隔で放射状に形成されており、各挿入穴43には前記挿入板41が移動自在に挿入されている。挿入板41の表面と挿入穴43の内面には、それぞれ波型の屈曲面44a、44b(屈曲部)が形成されており、各互いの屈曲面44a、44bを係合させることで、挿入板41の挿入深さを所望の位置に保持できるようになっている。
この調整部材23Cを用いれば、前記実施の形態のように、研磨ヘッド6を分解することなく挿入板41の突出量を調整できるから、支持プレート13の高さを調整する作業を容易に行うことができる。
次に、図9を用いて本発明の第5の実施の形態を説明する。
図9は本発明の第5の実施の形態に係る研磨ヘッドの断面図。
図9に示すように、本実施の形態に係るヘッド本体10は、第4の実施の形態に係る挿入板41を進退駆動させる駆動装置51を備えている。この駆動装置51は、ヘッド本体10の上面に設けられたモータ52と、このモータ52に連結された駆動軸53と、この駆動軸53の先端部に設けられた第1の傘歯車54と、この第1の傘歯車54と噛み合う第2の傘歯車55と、この第2の傘歯車55に連結され、第2の傘歯車55の動きに連動して前記挿入板41を進退させる進退機構56とから構成される。
このように、挿入板41を進退駆動させる駆動装置51を備えることで、支持プレート13の高さを調整する工程を含む全ての工程を自動化することが可能となり、生産性の向上やコストの低下を実現することができる。
なお、本発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施の形態に係るウエーハ研磨装置の斜視図。 同実施の形態に係る研磨ヘッドの構成の構成図。 同実施の形態に係る第1の空間と第2の空間内の圧力を変動させた場合における、ウエーハUの径方向に対する接触圧力の変化を示すシミュレーショングラフ。 本発明の第2の実施の形態に係る研磨ヘッドの断面図。 本発明の第3の実施の形態に係る調整部材の平面図。 本発明の第4の実施の形態に係る調整部材の構成図。 同実施の形態に係る調整部材の断面図。 図7中にSで示す部分を拡大して示す拡大図。 本発明の第5の実施の形態に係る研磨ヘッドの断面図。 従来の研磨ヘッドの構成図である。 従来のリテーナリングとゴム膜の関係を示す概略図。 従来の分離型の研磨ヘッドの構成図。 第1の空間の圧力を変動させた場合における、ウエーハUの径方向に対する接触圧力の変化を示すシミュレーショングラフ。
符号の説明
2…研磨パッド、6…研磨ヘッド、9…加圧手段、10…ヘッド本体、11…第1の凹部、13…支持プレート、14…連通穴、15…第2の凹部、16…第1の膜状部材、17…第1の空間、18…第2の膜状部材、19…第2の空間、22…リテーナリング(リテーナ)、23…調整部材、23A…調整部材、23B…調整部材、23C…調整部材、31…突出部、42…支持体、43挿入穴、41…挿入板、44a、44b…屈曲面(屈曲部)、U…ウエーハ(加工物)。

Claims (8)

  1. 加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、
    前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、
    前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、
    前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、
    前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、
    前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、
    前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、
    前記支持プレートに着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の内周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、
    前記調整部材は、内周面に複数の突出部を有し、互いに重ね合わせた状態で設けることで、前記複数の突出部の位置により前記第1の膜状部材の支持面積を変更可能に形成されており、前記支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする研磨ヘッド。
  2. 加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、
    前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、
    前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、
    前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、
    前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、
    前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、
    前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、
    前記ヘッド本体に着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の外周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、
    前記調整部材は、複数の前記調整部材を互いに重ね合わされており、且つ、前記調整部材により前記第1の膜状部材の支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする研磨ヘッド。
  3. 前記第1の膜状部材の支持面積を変えることは、前記調整部材に接続された駆動装置により行われることを特徴とする請求項2に記載の研磨ヘッド。
  4. 加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、
    前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、
    前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、
    前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、
    前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、
    前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、
    前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、
    前記ヘッド本体に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドと対向する面を支持する調整部材とを具備し、
    前記調整部材は、前記ヘッド本体の内周部に互いに重ね合わされた状態で設けられ、内周面に複数の突出部を備えた複数のリング状の部材からなり、前記調整部材により前記第1の膜状部材の支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする研磨ヘッド。
  5. 加工物を保持して、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨ヘッドにおいて、
    前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、
    前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、
    前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、
    前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、
    前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、
    前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、
    前記ヘッド本体に設けられ、周方向に対して所定間隔で複数の挿入穴を備えたリング状の支持体、前記挿入穴に移動可能に挿入され、前記支持体の径方向内側に突出して前記第1の膜状部材の前記研磨パッドと対向する面の外周部を支持する挿入板により構成される調整部材とを具備することを特徴とする研磨ヘッド。
  6. 前記挿入穴の内面と前記挿入板とにはそれぞれ屈曲部が形成されており、前記挿入穴の内面に形成された屈曲部と前記挿入板に形成された屈曲部とを係合することで、前記挿入板の挿入深さを所望の位置に保持できることを特徴とする請求項5記載の研磨ヘッド。
  7. 研磨ヘッドで加工物を保持し、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨装置において、
    前記研磨ヘッドは、
    前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、
    前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、
    前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、
    前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、
    前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、
    前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、
    前記支持プレートに着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の内周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、
    前記調整部材は、内周面に複数の突出部を有し、互いに重ね合わせた状態で設けることで、前記複数の突出部の位置により前記第1の膜状部材の支持面積を変更可能に形成されており、前記支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする研磨装置。
  8. 研磨ヘッドで加工物を保持し、回転する研磨パッドに押し付けることで、前記加工物の表面を研磨する研磨装置において、
    研磨ヘッドは、
    前記研磨パッドの研磨面に対向配置されるヘッド本体と、
    前記ヘッド本体の前記研磨パッドと対向する面に設けられる第1の凹部と、
    前記第1の凹部内に略水平に設けられ、前記ヘッド本体に対して相対的に接離する方向に移動可能な支持プレートと、
    前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面から前記ヘッドの内面外周部と円柱状の側面に亘って設けられ、前記支持プレートの前記ヘッド本体と対向する面側に第1の空間を形成する第1の膜状部材と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に設けられる第2の凹部と、
    前記支持プレートの前記研磨パッドと対向する面に前記第2の凹部を閉塞するように設けられ、前記支持プレートとの間に第2の空間を形成するとともに、前記加工物を前記研磨パッドと対向する面で保持する第2の膜状部材と、
    前記支持プレートに設けられ、前記第1の空間と前記第2の空間とを連通する連通穴と、
    前記第1の空間と前記第2の空間内を流体により同一圧力で加圧することで、前記加工物を前記第2の膜状部材を介して前記研磨パッドに押し付ける加圧手段と、
    前記ヘッド本体の研磨パッドに接する部分に設けられ、前記加工物を包囲するとともに、前記研磨パッドに当接されるリテーナと、
    前記ヘッド本体に着脱可能に設けられ、前記第1の膜状部材の前記研磨パッドに対向する面の外周部を支持するリング状の部材である調整部材とを具備し、
    前記調整部材は、複数の前記調整部材を互いに重ね合わされており、且つ、前記調整部材により前記第1の膜状部材の支持面積を変えることで、前記第1の空間内の圧力により前記支持プレートに作用する押し下げ力を調整して、前記支持プレートの前記ヘッド本体に対する高さを制御することを特徴とする研磨装置。
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