JP2016201724A - 光電変換装置、その駆動方法、焦点検出センサ及び撮像システム - Google Patents

光電変換装置、その駆動方法、焦点検出センサ及び撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】光電変換装置のS/N比を向上させること。【解決手段】光電変換部と、入力ノードと出力ノードとを備える増幅部と、選択スイッチと、リセットスイッチとを有するセンサセル部と、出力線と、信号処理部と、制御部とを有する光電変換装置であって、出力ノードは、選択スイッチと出力線とを順に介して前記信号処理部に電気的に接続され、出力ノードと出力線との間の電気的経路は、選択スイッチによって導通状態と非導通状態とが切り替わり、入力ノードは光電変換部に電気的に接続され、さらに入力ノードは、リセットスイッチと出力線とを順に介して信号処理部に電気的に接続され、入力ノードと出力線との間の電気的経路は、リセットスイッチによって導通状態と非導通状態とが切り替わり、制御部は、リセットスイッチと前記選択スイッチとを、所定の期間にともに導通状態とすることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、光電変換装置、その駆動方法、焦点検出センサ及び撮像システムに関する。
カメラ等の撮像システムにおいて、焦点検出(AF:Auto Focusing)センサを備えるものがある。このようなAFセンサは様々なシーンにおいて合焦できることが要求される。そのため、AFセンサの測距点数の増加に対する要求が高まっている。
この測距点数増加のための手法の一つとして、測距点を構成するリニアセンサを複数本並列に配置して、列方向に共通配線で接続するエリアタイプの構成を適用した光電変換装置が特許文献1に開示されている。特許文献1では、画素信号を出力するセンサセル部と、画素信号を保持するメモリセル部の読み出し回路に、ソースフォロワに代表される正転アンプを適用することで、線形性及び感度均一性の向上を図っている。また、特許文献1では、ノイズのクランプ回路(転送部)を用いて、センサセル部で発生したノイズの一部をフィードバックすることで、光信号出力時にノイズ成分を低減させ、S/N比(信号対ノイズ比)を向上させている。
特開2013−30913号公報
しかしながら、本願発明者は、特許文献1の手法には以下に示すような課題があることを見出した。
特許文献1の図4に示されるタイミングチャートにおいて、期間T1においてΦSL1がHighになって読み出される電圧及び、期間T4以降においてΦSL1がHighになって読み出される電圧にノイズが生じる。これらのノイズは互いに相関性が低い。これらのノイズは、期間T1、T4におけるソースフォロワアンプ(正転アンプ)の入力トランジスタのソース電位変動が、容量性カップリングによってフォトダイオード電位に影響を及ぼすことに起因する。この原因を以下に詳細に説明する。
まず、期間T1以前のソースフォロワアンプの入力トランジスタのソースはフローティング状態、すなわち不定の電位となっている。そのため、リーク電流、他ノードからのクロストークなどによってノード電位が変動しやすい。電源立ち上げ直後やチップ全体のリセット動作などの回路全体に多くの電流が流れ得る動作の直後に特許文献1の図4の動作を行う場合は、特に不安定になりやすい。使用するプロセスデザイン、使用条件等によっては、期間T1開始時点でのソース電位の初期値が、電源電位、GND電位などの極端な電位になる可能性もある。
この状態で、期間T1にフォトダイオードの電位に基づく信号を読み出そうとすると、不確定な初期値を開始電位として、フォトダイオード電位からおよそ閾値電圧分低下した電位までソースノードの電位が変動する。入力トランジスタのゲート−ソース間にはレイアウト等に起因する寄生容量が存在するため、ソース電位の変動が、寄生容量を介した容量性カップリングによりフォトダイオード電位に影響を与えることがある。フォトダイオード電位が変動すると読み出される出力電圧も変動するため、ノイズの原因となり得る。
この電位変動量が、期間T4以降で同様のメカニズムによって発生する電位変動量と同等であれば、ノイズクランプ処理によってノイズ成分の大部分を減算できるため、S/N比への影響は少ない。しかしながら、実際には入力トランジスタのソース電位の初期値の違いにより、期間T1において読み出される電圧と、期間T4以降において読み出される電圧との間の上記ノイズ成分の相関性は低い。その結果、転送部を用いた一連のノイズクランプ処理では除去しきれないノイズが信号成分に残留することにより、S/N比の劣化が生じ得る。
また、このノイズの影響は、寄生容量による容量性カップリングによるものであるため、フォトダイオードの容量を小さくするほど、より顕著に現れる傾向にある。そのため、更なるS/N比の向上のために検出容量を小さくしてフォトダイオードの容量を小さくする近年の技術動向において、このノイズの影響がより顕著になり得る。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、光電変換装置のS/N比を向上させることを目的とする。
本発明の一観点によれば、光電変換部と、入力ノードと出力ノードとを備える増幅部と、選択スイッチと、リセットスイッチとを有するセンサセル部と、出力線と、信号処理部と、制御部とを有する光電変換装置であって、前記出力ノードは、前記選択スイッチと前記出力線とを順に介して前記信号処理部に電気的に接続され、前記出力ノードと前記出力線との間の電気的経路は、前記選択スイッチによって導通状態と非導通状態とが切り替わり、前記入力ノードは前記光電変換部に電気的に接続され、さらに前記入力ノードは、前記リセットスイッチと前記出力線とを順に介して前記信号処理部に電気的に接続され、前記入力ノードと前記出力線との間の電気的経路は、前記リセットスイッチによって導通状態と非導通状態とが切り替わり、前記制御部は、前記リセットスイッチと前記選択スイッチとを、所定の期間にともに導通状態とすることを特徴とする光電変換装置が提供される。
本発明によれば、光電変換装置のS/N比を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る光電変換装置の撮像面を示す模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るラインセンサ部のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る単位画素の回路図である。 本発明の第1の実施形態に係るタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係るタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態の第2の変形例に係るタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態の第3の変形例に係るタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態の第4の変形例に係る単位画素の回路図である。 本発明の第1の実施形態の第4の変形例に係るタイミングチャートである。 本発明の第1の実施形態の第4の変形例に係るタイミングチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る単位画素の回路図である。 本発明の第2の実施形態に係るタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るラインセンサ部のブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る単位画素及びCDS部の回路図である。 本発明の第3の実施形態に係るタイミングチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る撮像システムのブロック図である。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態として、位相差焦点検出用の光電変換装置を例示する。図1は、位相差AF用の光電変換装置における撮像面を示す模式図である。本実施形態の光電変換装置の撮像面には、N行×2列のラインセンサ部L1A、L2A、…、LNA及びラインセンサ部L1B、L2B、…、LNBが設けられている。ラインセンサ部L1AとL1Bは互いに対となっている。同様に、L2AとL2B、…、LNAとLNBも互いに対となっている。一対のラインセンサ部は、ラインセンサ部が配置された領域に対応する位置における被写体のデフォーカス量を測定するために用いられる。このラインセンサ部を複数対配置して測距点を複数とすることにより、AF精度を向上させることができる。各ラインセンサ部L1A、L2A、…、LNAはM列の単位画素11A、12A、…、1MAを有し、各ラインセンサ部L1B、L2B、…、LNBは複数の単位画素11B、12B、…、1MBを有する。
図2は、ラインセンサ部L1Aの構成をより詳細に示すブロック図である。なお、ラインセンサ部L2A、…、LNA及びL2B、…、LNBは図2に示すラインセンサ部L1Aと同様の回路構成を有するため説明を省略する。ラインセンサ部L1Aは、単位画素11A、12A、…、1MAを有する。各単位画素11A、12A、…、1MAの出力は、共通のバッファアンプ400に入力される。各単位画素11A、12A、…、1MAは、センサセル部100、垂直出力線200及び相関二重サンプリング(CDS:Correlated Double Sampling)部300を有する。各単位画素11A、12A、…、1MAのセンサセル部100及びCDS部300は、垂直出力線200に電気的に接続され、走査スイッチ500を介してバッファアンプ400に電気的に接続される。単位画素11A、12A、…、1MAの走査スイッチ500は、それぞれ制御信号PHS1、PHS2、…、PHSMにより制御される。なお、各実施形態において用いられるスイッチは、例えばMOSトランジスタにより構成され得る。また、各制御信号は不図示の制御部から供給されるものとする。
図3は、単位画素11Aの構成を示す回路図である。まず、センサセル部100の回路構成を説明する。単位画素11A内のセンサセル部100は、フォトダイオード(PD)101、リセットスイッチ102、トランジスタ103及び選択スイッチ104を有する。PD101は、光電変換により入射された光の光量に応じた電荷を生成する光電変換部である。リセットスイッチ102は制御信号PRESPにより導通又は非導通に制御される。選択スイッチ104は制御信号PSELPにより導通又は非導通に制御される。トランジスタ103は、PD101で生成された電荷に基づく電圧がゲート(入力ノード)に入力され、これに応じた電圧をソース(出力ノード)から出力するソースフォロワを構成する増幅部である。本実施形態ではトランジスタ103はN型のMOSトランジスタ(NMOSトランジスタ)であるものとする。図3のセンサセル部100内に示された寄生容量Cpは、トランジスタ103のゲート−ソース間に生じる寄生容量を示している。
PD101のアノードは、リセットスイッチ102の一端及びトランジスタ103のゲートに電気的に接続される。PD101のカソードは電源電圧ノードに電気的に接続される。
トランジスタ103は、基板ノードとソースノードとが電気的に接続されたセルフバイアスの構成になっている。以下、トランジスタ103の基板ノードとソースノードの接続点のノードをノードXと呼ぶ。すなわち、ノードXはトランジスタ103により構成される増幅部の電圧出力ノードである。トランジスタ103のドレインは電源電圧ノードに電気的に接続される。ノードXは選択スイッチ104の一端に電気的に接続される。リセットスイッチ102及び選択スイッチ104の他端は垂直出力線200に電気的に接続される。
選択スイッチ104が導通すると、トランジスタ103は、後述するCDS部300内の電流源負荷301とともにソースフォロワとして動作する。センサセル部100は、このソースフォロワを介して、PD101で光電変換により生成された電荷量に基づく蓄積信号を垂直出力線200に出力する。垂直出力線200は走査スイッチ500を介してバッファアンプ400に出力される。リセットスイッチ102は、所定のタイミングにおける垂直出力線200の電圧をPD101に保持させる動作を制御する。
次に、CDS部300の回路構成を説明する。CDS部300は、電流源負荷301、クランプ容量素子302、スイッチ303、304、305、307及びトランジスタ306を有する。スイッチ303、304、305、307はそれぞれ制御信号PIOSEL、PRES、PGR、POSFSELにより導通又は非導通に制御される。
スイッチ304の一端はリセット電圧VRESが供給されるノードに電気的に接続され、他端はスイッチ303の一端及びクランプ容量素子302の一端に電気的に接続される。スイッチ303の他端は、垂直出力線200に電気的に接続される。クランプ容量素子302の他端はスイッチ305の一端及びトランジスタ306のゲートに電気的に接続される。以下、これらの接続点のノードをノードYと呼ぶ。スイッチ305の他端はクランプ電圧VGRが供給されるノードに電気的に接続される。クランプ容量素子302は、スイッチ303、304、305、307の導通又は非導通に応じて垂直出力線200の電圧を保持する機能及び、保持された電圧に基づく電圧を垂直出力線200に出力する機能を有する。すなわち、CDS部300は、垂直出力線200の電圧の保持及び出力を行う信号処理部として機能する。
トランジスタ306もトランジスタ103と同様に、基板ノードとソースノードとが電気的に接続されたセルフバイアスの構成になっている。トランジスタ306のドレインは電源電圧ノードに電気的に接続される。トランジスタ306のソースはスイッチ307の一端に電気的に接続される。スイッチ307の他端は垂直出力線200に電気的に接続される。垂直出力線200にはセンサセル部100及びCDS部300のソースフォロワに電流を供給する電流源負荷301が電気的に接続される。スイッチ307が導通すると、トランジスタ306と電流源負荷301によってソースフォロワ回路が形成される。
図4は、図2、図3の回路の動作タイミングを示したタイミングチャートである。以降では、図2、図3、図4を参照しながら本実施形態に係る光電変換装置の動作について説明する。なお、図2、図3に示された各スイッチは、図4のタイミングチャートでHighレベルの場合に導通状態になり、Lowレベルで非導通状態になるものとする。なお、タイミングチャート中に施されているハッチングは、制御信号PRESP、PSELPがともにHighになっている期間を示している。
期間T1は、センサセル部100とCDS部300の初期化期間である。時刻t11以前において、制御信号PRESP、PSELP、PRES、PGR、PIOSELをHighにする。これにより、センサセル部100の各ノードがリセット電圧VRESでリセットされ、ノードYがクランプ電圧VGRでリセットされる。このとき、制御信号PSELPがHighであるため、ノードXにはリセット電圧VRESが印加されている。なお、時刻t11以前において、制御信号PRESP、PSELPがともにHighになっている。すなわち、リセットスイッチ102と選択スイッチ104がともに導通状態となっている。
時刻t11において、制御信号PRESP、PSELP、PRES、PIOSELがLowになり、センサセル部100とCDS部300の初期化が終了する。
期間T2において、PD101での基準電圧の保持が行われる。時刻t12において、制御信号PRESP、PSELP、PRES、POSFSELがHighになる。これにより、CDS部300内のソースフォロワから出力されるクランプ電圧VGRに基づく基準電圧がPD101に入力される。このときPD101に保持される基準電圧は、トランジスタ306を構成するNMOSトランジスタの閾値電圧をVTHNとすると、おおよそ(VGR−VTHN)となる。その後、時刻t13、t14、t15において、制御信号PRES、PRESP、POSFSELがそれぞれLowになる。これにより、PD101での基準電圧の保持が終了する。
なお、より正確には閾値電圧VTHNだけでなく、トランジスタ306のオーバードライブ電圧に基づく電圧も、ソースフォロワの入出力の電圧差に影響する。しかしながら、説明の簡略化のためここでは閾値電圧VTHNのみを考慮し、その他の成分の影響は無視できるものとする。
PD101に基準電圧が入力される時刻t12から時刻t14の期間において、制御信号PRESP、PSELPがともにHighになっている。すなわち、時刻t12から時刻t14の期間(第1の期間)に、リセットスイッチ102と選択スイッチ104がともに導通状態となる。これにより、トランジスタ103のゲートとソースが短絡され、ゲート−ソース間電圧VGSは0となる。このため、トランジスタ103を入力トランジスタとするセンサセル部100内のソースフォロワは、アンプとして動作しない。したがって、センサセル部100内のソースフォロワは、垂直出力線200に現れているCDS部300内のソースフォロワの出力電圧に影響を与えることはない。
その後、制御信号PRESP、POSFSELがLowになった時刻t14、t15以降において、センサセル部100内のソースフォロワが有効となる。これにより、ノードXの電圧は上述の基準電圧(VGR−VTHN)からさらにVTHNだけ低い電圧(VGR−2×VTHN)となり、この電圧が垂直出力線200に出力される。すなわち、センサセル部100内のソースフォロワから信号出力が開始される前後における電圧変動量は、およそ(−VTHN)になる。
このとき、トランジスタ103のゲート−ソース間に生じる寄生容量Cpと、PD101のPD容量Cpdによって決まる容量性カップリングによって、PD101の電位が(−ΔVN1=(−VTHN×Cp/(Cpd+Cp)))だけ変化する。その結果、PD101の電位は、(VGR−VTHN−ΔVN1)となり、垂直出力線200の電圧は、(VGR−2×VTHN−ΔVN1)となる。この電圧は、センサセル部100で生じるノイズレベルを示す電圧である。
期間T3(第2の期間)において、上述したセンサセル部100内ソースフォロワから出力されるノイズレベルのサンプリングが行われる。時刻t16において、制御信号PIOSELがHighになる。これにより、垂直出力線200の電圧(VGR−2×VTHN−ΔVN1)が、クランプ容量素子302にクランプ電圧VGRを基準としてサンプリングされる。その後、時刻t17、t18、t19において、制御信号PGR、PIOSEL、PSELPがそれぞれLowに遷移してノイズレベルのサンプリングが終了する。なお、上述のノイズレベルの中には、トランジスタ103、306の閾値電圧ばらつき、リセットスイッチ102のスイッチングノイズ、スイッチ303、305のスイッチングノイズ、各素子が発する熱ノイズ等のランダムノイズも含まれている。しかしながら、説明の簡略化のため、それらの表記を省略している。
期間T4において、PD101でのノイズレベル電圧の保持が行われる。時刻t20において、制御信号PRESP、PSELP、PRES、POSFSELがHighになる。これにより、CDS部300内のノードYの電圧は、電荷保存則により(VRES+2×VTHN+ΔVN1)となる。CDS部300内のソースフォロワの出力電圧は、(VRES+VTHN+ΔVN1)となる。この出力電圧はPD101に再び入力され、保持される。時刻t20から時刻t21の期間(第3の期間)において、期間T2の時刻t12から時刻t14と同様に、制御信号PRESP、PSELPがともにHighになり、リセットスイッチ102と選択スイッチ104がともに導通状態となる。
その後、時刻t21、t22において、制御信号PRESP、POSFSELがそれぞれLowに遷移し、これ以降の期間T5において、PD101への光蓄積が開始される。同時に、センサセル部100内のソースフォロワが有効となる。これにより、ノードXの電位は、期間T2と同様に(−VTHN)だけ変動し、寄生容量Cpによる容量性カップリングによって、PD101の電位が(−ΔVN2)だけ変化する。そのため、光蓄積開始時点のPD101の電位は、(VRES+VTHN+ΔVN1−ΔVN2)となる。ここで、ΔVN1とΔVN2は、いずれも寄生容量Cpによる容量性カップリングにより生じるノイズである。また、ノイズの原因となる寄生容量Cpの電圧変動量も(−VTHN)であり等しい。したがって、ΔVN1とΔVN2は、理想的にはΔVN1=ΔVN2の関係を有している。そのため、光蓄積開始時点のPD101の電位は、(VRES+VTHN)となる。
期間T5の開始から所定の蓄積時間が経過した後の時刻t24において、制御信号PHS1がHighになる。次に、時刻t25において、制御信号PHS1がLowになるとともにPHS2がHighになる。その後、時刻t26において、制御信号PHS2がLowになるとともにPHS3がHighになる。このように制御信号PHS1、PHS2、…が順次Highになり、単位画素11A、12A、…1MAからセンサ外部に光量に基づく信号が順次出力される。
上述の光信号の出力時において、PD101で発生した光電荷に基づく光信号の電圧振幅をVLとした場合、PD101の電位は、(VL+VRES+VTHN)となる。これにより、垂直出力線200にはPD101の電位から閾値電圧VTHNの分だけ低下した電位(VL+VRES)が出力される。すなわち、リセット電圧VRESと光信号の電圧振幅VLのみによって決まる信号が出力される。
以上のように、本実施形態では、PD101へ基準電圧、ノイズレベル電圧を保持させるためにリセットスイッチ102を導通する際に、選択スイッチ104も導通させている。すなわち、リセットスイッチ102と選択スイッチ104とが、所定の期間(本実施形態では期間T1、期間T2及び期間T4の一部)においてともに導通状態となっている。これにより、センサセル部100内のソースフォロワを構成するトランジスタ103のソースの電圧変動量を閾値電圧VTHN相当に固定させることができる。そのため、寄生容量Cpによる容量性カップリングによる電位変動の値を固定させることができる。換言すると、CDS処理に使用する2つの信号中に含まれる寄生容量Cpによる容量性カップリングに起因したノイズの相関性を高めることでノイズの影響を低減し、S/N比を向上させることができる。よって、本実施形態の光電変換装置をAFセンサとして用いることにより、焦点検出の精度を向上させることができる。
期間T2においてPD101に保持される電位と、期間T4においてPD101に保持される電位とは可能な限り近い電位とするようにクランプ電圧VGRとリセット電圧VRESとを設定することが好ましい。期間T2においてPD101に保持される電位と、期間T4においてPD101に保持される電位とを同一とすることがより好ましい。上述のように、期間T2においてPD101に保持される電位が(VGR−VTHN)であり、期間T4においてPD101に保持される電位が(VRES+VTHN)である場合には、VGR=VRES+2×VTHNとすればこの関係が満たされる。
なお、本実施形態では、期間T1、T2、T4の一部においてリセットスイッチ102及び選択スイッチ104がともに導通状態となっているが、上記期間のすべてにおいてこの制御が行われることは必須ではない。例えば、上記期間のうちの1つ又は2つの期間においてリセットスイッチ102及び選択スイッチ104がともに導通状態となるように構成してもよい。この場合であっても寄生容量Cpによる容量性カップリングによる電位変動の値を固定させることができるため、これに起因するノイズを低減することができる。
上述の第1の実施形態は、本発明が適用され得る光電変換装置を例示するものにすぎない。すなわち、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変形が可能である。以下では、そのような変形例を説明する。
(第1の変形例)
図3の回路構成において、垂直出力線200と電流源負荷301は、配線を介して直接に電気的に接続されているが、垂直出力線200と電流源負荷301とをスイッチを介して電気的に接続してもよい。このスイッチは、選択スイッチ104又はスイッチ307がオンになる際にオンになるように構成する。すなわち、垂直出力線200と電流源負荷301の間の電気的経路に配されたスイッチの制御信号は、制御信号PSELP、POSFSELの論理和とする。
これにより、トランジスタ103、306のソースがいずれも電流源負荷301と非導通になっている期間(例えば、時刻t11から時刻t12の間の期間)において、垂直出力線200の電圧が電流源負荷301により低下することを抑制できる。
(第2の変形例)
制御信号PRESP、PSELPがともにHighになる期間は、図4に示されるものに限定されない。図4のタイミングチャートでは、時刻t11以前の期間、時刻t12から時刻t14の期間、時刻t20から時刻t21の期間において、制御信号PRESP、PSELPがともにHighになっている。これに対し、図5及び図6に示す本実施形態の変形例に係るタイミングチャートでは、制御信号PSELPがHighになる期間が短縮されている。
図5のタイミングチャートでは、PRESPの立ち下り側で制御信号PSELPがHighになるように制御信号PSELPの動作タイミングが設定されている。すなわち、図5のタイミングチャートでは、時刻t27から時刻t11の期間、時刻t28から時刻t14の期間、時刻t29から時刻t21の期間において、制御信号PRESP、PSELPがいずれもHighになっている。
図6のタイミングチャートでは、PRESPの立ち上り側で制御信号PSELPがHighになるように制御信号PSELPの動作タイミングが設定されている。すなわち、図6のタイミングチャートでは、時刻t27以前の期間、時刻t12から時刻t28の期間、時刻t20から時刻t29の期間において、制御信号PRESP、PSELPがいずれもHighになっている。
本実施形態の効果を得るためには、リセットスイッチ102及び選択スイッチ104をともにオンにすることで、ノードXの電位が、所定の値に達していればよい。そのため、図4のタイミングチャートでは、時刻t11以前の期間、時刻t12から時刻t14の期間、時刻t20から時刻t21の期間のすべての期間で、制御信号PRESP、PSELPをともにHighにすることは必須ではない。よって、図5、図6のように一部の期間で制御信号PRESP、PSELPをともにHighにしたとしても同様の効果が得られる。
制御信号PRESP、PSELPをともにHighにする期間の長さは、例えば数nsから数十μs程度の範囲内に設定することが好ましい。これにより、本実施形態の効果が得られるとともに、位相差焦点検出用の光電変換装置に要求される動作時間に対応可能となる。
(第3の変形例)
期間T1におけるセンサセル部100とCDS部300の初期化において、制御信号PSELP、PRESPをともにHighにすることは必須ではない。期間T1における初期化は、期間T2以降での動作を短時間で効率よく行うために、回路内の各ノード電位を設定するためのものである。すなわち、実際に取得される信号電圧に影響を与える動作は期間T2以降の動作である。そのため、期間T2で各ノードが所定の電圧に収束するために十分な時間が確保できるような動作条件であれば、期間T1の初期化動作を行う必要がないこともある。このような場合であっても同様の効果が得られる。上述の理由により、期間T1の初期化動作を行わない構成としたタイミングチャートの例を図7に示す。図7では、期間T1において制御信号PSELPがLowのままであり、期間T1内での制御信号PSELP、PRESPをともにHighにする動作が省略されている。
(第4の変形例)
図8は、第4の変形例に係る単位画素11Aの構成を示す回路図である。本変形例のセンサセル部100には、感度切替部として、スイッチ105と感度切替容量素子106が追加されている。スイッチ105は、PD101のアノード及びトランジスタ103のゲートが電気的に接続されているノードと、リセットスイッチ102の一端との間の電気的経路に配されている。感度切替容量素子106の一端は、スイッチ105とリセットスイッチ102とが電気的に接続されているノードに電気的に接続されており、感度切替容量素子106の他端は接地されている。スイッチ105は制御信号PMODEにより導通又は非導通に制御される。スイッチ105を導通させると、感度切替容量素子106の容量がPD101の容量に加算されるので、検出容量が増加する。これにより検出感度(PD101に入射された光量に対する出力電圧変化量の比)を小さくすることができる。このように、感度切り替え機能が設けられた構成を有する光電変換装置においても本発明は適用可能である。
図9及び図10は、第4の変形例の動作タイミングを示すタイミングチャートである。図9は低感度モードでの動作を示すタイミングチャートであり、図10は高感度モードでの動作を示すタイミングチャートである。
図9の低感度モードでは、制御信号PMODEはHighに固定されている。その他の制御信号の動作は図4と同様である。これにより、検出容量が増加し、検出感度が小さくなる。
図10の高感度モードでは、制御信号PRESPはHighに固定されており、制御信号PMODEは図4の制御信号PRESPと同じタイミングで変化する。これにより、検出容量は前述の低感度モードの場合よりも小さくなり、検出感度が大きくなる。
以上のように、本変形例によれば、動作タイミングを変更することにより、検出感度を切り替えることができる。
(第5の変形例)
CDS部300内の構成は図3に示される構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、適宜異なる回路構成を採用することができる。例えば、CDS部300内のソースフォロワを、オペアンプを用いたボルテージフォロワに変更してもよい。また、スイッチ303、305、クランプ容量素子302等により構成されるクランプ回路を容量、オペアンプ等によって構成されるスイッチトキャパシタアンプに変更してもよい。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、フォトダイオードで発生した光電荷をフローティングディフュージョン(FD)のノードへ転送する転送型画素に本発明を適用した光電変換装置である。本実施形態の構成を図11、図12を参照しながら説明する。第1の実施形態と重複する構成については説明を省略又は簡略化する。
図11は、第2の実施形態に係る単位画素11Aの回路図である。図3に示す第1の実施形態の構成に加え、センサセル部100は転送トランジスタ107(転送スイッチ)をさらに備える。転送トランジスタ107はPMOSトランジスタであり、制御信号PTXによって導通又は非導通に制御される。転送トランジスタ107のソースはPD101のアノードに電気的に接続される。転送トランジスタ107のドレインは、リセットスイッチ102の一端及びトランジスタ103のゲートが電気的に接続されたノードFDに電気的に接続される。制御信号PTXがLowになると転送トランジスタ107が導通状態になり、PD101で発生した光電荷がノードFDに転送される。
図12は、図11に示す単位画素11Aの動作タイミングを示すタイミングチャートである。上述のように、転送トランジスタ107はPMOSトランジスタであるため、制御信号PTXがLowのときに転送トランジスタ107は導通状態(転送状態)となる。その他の制御信号については、第1の実施形態と同様に、各制御信号がHighのときに対応するスイッチが導通状態になるものとする。
期間T1、T2、T3、T4において、制御信号PTXはLowであり、転送トランジスタ107は導通状態である。同期間において、その他の各制御信号の動作タイミングは、図4における期間T1、T2、T3、T4とほぼ同様である。よって、期間T1、T2、T3、T4はPD101のリセット動作期間となる。期間T4の終了後、制御信号PTXがHighになり、転送トランジスタ107が非導通となることで光蓄積が開始される。
第1の実施形態の説明と同様の理由により、期間T4終了時点でのPD101とノードFDの電位に関して、寄生容量Cpに起因した容量性カップリングの影響が低減された状態となっている。
所定の蓄積時間が経過した後の期間T6、T7、T8において、ノードFDの転送前リセット動作が行われる。同期間において、制御信号PTXはHighであり、転送トランジスタ107は非導通状態である。その他の各制御信号の動作タイミングは、期間T2、T3、T4とほぼ同様である。そのため、期間T8終了時点のノードFDの電位は、第1の実施形態で説明した電圧レベル(VRES+VTHN)となっており、寄生容量Cpに起因する容量性カップリングの影響は低減された状態となっている。
期間T9において、制御信号PTXがLowになり、PD101からノードFDへの電荷転送が行われる。この電荷転送によって生じる光信号の電圧振幅VLは、ノードFDの容量値と転送された光電荷の量とに応じた値となる。期間T9での転送動作が終了すると、制御信号PTXはHighに戻る。この時点におけるノードFDの電位は、転送前の電位に光信号の電圧振幅VLが加算された電位(VL+VRES+VTHN)となる。
その後、期間T10において、第1の実施形態の図4における期間T5と同様の動作により、センサ外部への光量に基づく信号が順次出力される。
以上のように、転送型画素を用いた構成においても本発明が適用可能であり、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施形態の転送型画素は、第1の実施形態のような光電荷を直接読み出す方式と比べ低ノイズであるため、さらにノイズの影響が低減される。
(第3の実施形態)
第3の実施形態は、単位画素内にフレームメモリとなるメモリセル部110が追加された光電変換装置に本発明を適用した例である。本実施形態の構成を図13、図14、図15を参照しながら説明する。第1の実施形態又は第2の実施形態と重複する構成については説明を省略又は簡略化する。
図13は、本発明の第3の実施形態に係るラインセンサ部L1A、L2A、…を詳細に示したブロック図である。本実施形態の光電変換装置も、図1と同様にN行×2列のラインセンサ部L1A、L2A、…、LNA及びラインセンサ部L1B、L2B、…、LNBを有する。ラインセンサ部L1Aは、M列の単位画素11A、12A、…1MAを有し、ラインセンサ部L2Aは、M列の単位画素21A、22A、…2MAを有する。他のラインセンサ部も同様の単位画素を有している。
各単位画素は、センサセル部100とメモリセル部110とを有する。センサセル部100とメモリセル部110は、単位画素の列ごとに設けられた垂直出力線200を介して、列ごとに設けられたCDS部300に電気的に接続される。各列の垂直出力線200は、共通のバッファアンプ400に走査スイッチ500を介して電気的に接続される。ラインセンサ部L1B、L2B、…も図13と同様の構成を有する。
図14は、図13で示した構成のうちの単位画素11AとCDS部300の構成をより詳細に示した回路図である。なお、センサセル部100の構成は、第1の実施形態の第4の変形例として説明した感度切り替え機能と第2の実施形態で説明した転送型画素の構成を組み合わせて適用した構成となっている。CDS部300の構成は第1及び第2の実施形態と同様である。
メモリセル部110は、メモリ容量素子111、スイッチ112(第1のメモリスイッチ)、トランジスタ113(メモリ増幅部)、スイッチ114(第2のメモリスイッチ)を有する。スイッチ112、114は、制御信号PMW、PMRにより導通又は非導通に制御される。トランジスタ113はNMOSトランジスタであり、基板ノードとソースノードとが電気的に接続されたセルフバイアスの構成になっている。以下、トランジスタ113の基板ノードとソースノードの接続点のノードをノードZと呼ぶ。
メモリ容量素子111の一端は、スイッチ112の一端及びトランジスタ113のゲートに電気的に接続される。メモリ容量素子111の他端は接地されている。トランジスタ113のドレインは電源電圧ノードに電気的に接続される。トランジスタ113のソースであるノードZはスイッチ114の一端に電気的に接続される。スイッチ112及びスイッチ114の他端は垂直出力線200に電気的に接続される。
図15は、図14の回路の動作タイミングを示すタイミングチャートである。なお、制御信号PRESPはHighに固定されており、図10に示した高感度モードに対応する動作が行われるものとする。また、制御信号PTXは図12と同様に変化するものとする。以下、主にメモリセル部110の動作に着目して本実施形態の動作タイミングを説明する。
期間T11において、センサセル部100、メモリセル部110及びCDS部300の初期化が行われる。センサセル部100と同様にメモリセル部110も制御信号PMW、PMRをともにHighにすることにより、各ノードがリセット電圧VRESにリセットされる。
その後、期間T12、T13、T14の期間において、第1及び第2の実施形態と同様に、センサセル部100に対するCDS処理が行われる。この間、制御信号PMW、PMRはLowであるため、メモリセル部110の状態は変化しない。
期間T15のうちの一部の制御信号PRES、PGRがともにHighの期間において、CDS部300内のクランプ容量素子302の電圧が、クランプ電圧VGRとリセット電圧VRESによって(VRES−VGR)にリセットされる。
期間T16ののうちの一部の制御信号PSELP、PTX、PIOSELがともにHighの期間において、ノードFDの電位は(VRES+VTHN)であるため、センサセル部100内のソースフォロワの出力であるノードXの電位はVRESである。したがって、スイッチ303を介してクランプ容量素子302の一端にはVRESが入力される。クランプ容量素子302は期間T15において電圧(VRES−VGR)にリセットされているため、CDS部300のノードYの電位は、電荷保存則によりVGRとなる。なお、第1の実施形態で述べたように、転送トランジスタ107のスイッチングノイズ等については無視している。
期間T17において、制御信号PMW、PMR、POSFSELをHighにすることにより、(VGR−VTHN)の電位がメモリ容量素子111に保持されるとともに、ノードZも電位(VGR−VTHN)となる。
その後、所定の蓄積時間が経過した後の期間T18、T19、T20、T21において、第2の実施形態の図12における期間T6、T7、T8、T9で説明したFDリセットと電荷転送の動作と同様の動作が行われる。この間、制御信号PMW、PMRはLowであるため、メモリセル部110の状態は変わらない。また、第1及び第2実施形態の説明と同様に、センサセル部100で発生する光信号の電圧振幅はVLとする。
次に、期間T22において、制御信号PMRがHighになると、メモリ容量素子111に保持された電圧(VGR−VTHN)に基づいて、電圧(VGR−2×VTHN)が垂直出力線200に出力される。このとき、ノードZの電位の初期値は、期間T17で書き込まれた(VGR−VTHN)であるため、ノードZの電位は(−VTHN)だけ変動することになる。そのため、センサセル部100で発生する寄生容量Cpによる容量性カップリングに起因するノイズと同様のノイズが、メモリセル部110のからの出力信号にも重畳する。このノイズ電圧を(−VNM1)とすれば、垂直出力線200には(VGR−2×VTHN−VNM1)の電圧が出力されることになる。同期間において制御信号PIOSELもHighになるため、垂直出力線200の電圧(VGR−2×VTHN−VNM1)は、スイッチ303を介してクランプ容量素子302に、クランプ電圧VGRを基準として保持される。
期間T23において、制御信号PSELPがHighになり、センサセル部100からの出力電圧(VL+VRES)が、クランプ容量素子302に印加される。これによってノードYの電位は電荷保存則によって(VL+VRES+2×VTHN+VNM1)となる。
期間T24において、制御信号PMW、PMR、POSFSELがHighになり、再びメモリ容量素子111に光信号に基づいた電圧レベル(VL+VRES+VTHN+VNM1)が保持される。このとき、ノードZも電位(VL+VRES+VTHN+VNM1)となる。
期間T25において、制御信号PMRがHighになり、各メモリセル部110からセンサ外部に光量に基づく信号が順次出力される。このとき、制御信号PMRがHighになった直後に、ノードZの電位は(VL+VRES+VNM1)に変動するので、期間T24に与えられた電位から電圧(−VTHN)だけ低下する。そのため、トランジスタ113のゲート−ソース間寄生容量に起因したノイズ(−VNM2)が重畳した信号が出力される。したがって、最終的なバッファアンプ400からの出力電圧は、(VL+VRES+VNM1−VNM2)となる。第1の実施形態での説明と同様に、理想的にはVNM1=VNM2となるため、バッファアンプ400からの出力電圧は、(VL+VRES)となる。すなわち、トランジスタ113のゲート−ソース間寄生容量に起因するノイズがキャンセルされ、リセット電圧VRESと光信号の電圧振幅VLのみによって決まる信号が出力される。
第1の実施形態及び第2の実施形態では、メカニカルシャッターなどの遮光部材によって露光時間の制御が行われている場合を除き、PD101には常に光が当たり続け、PD101の電位は時間に応じて変化し続ける。そのため、第1の実施形態では各センサセル部100の露光時間の違いが問題となることがある。第2の実施形態では、PD101からの漏れ光量、ノードFDの容量値、リーク電流量及び転送終了から読み出し開始動作までの時間といったパラメータによっては、光電荷の転送後にノードFDの電位の変動が生じることがある。
本実施形態では、第1及び第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。これに加え、本実施形態では各単位画素にメモリセル部110が設けられているため、上述の問題による影響が低減又は解消される。
なお、本実施形態では光電変換装置内に設けられるセンサセル部100とメモリセル部110の個数が同数であるが、センサセル部100とメモリセル部110の個数の関係はこれに限定されない。例えば、センサセル部100よりも多くの個数のメモリセル部110を設けてもよい。これにより、CDS部300を複数のラインセンサ部で共有化させることで、CDS部300の素子数を低減することができる。この光電変換装置をAF用センサとして用いた場合には、例えば、PD101の配置間隔を狭くすることで測距点の密度を高め、焦点検出の精度を向上させることができる。
(第4の実施形態)
図16は、第4の実施形態に係る撮像システムの構成例を示すブロック図である。はじめに、本実施形態による撮像システムの構造について、図16を用いて説明する。
本実施形態による撮像システム800は、図16に示すように、バリア801と、レンズ802と、絞り803と、固体撮像装置804と、AFセンサ805とを有している。レンズ802は、被写体の光学像を結像するための光学系である。バリア801は、レンズ802のプロテクトを行うものである。絞り803は、レンズ802を通過する光の光量を調整するためのものである。固体撮像装置804は、レンズで結像された被写体の光学像を画像信号として取得するためのものであり、本撮像システムの撮像部として機能する。AFセンサ805は、これまでの実施形態で説明した光電変換装置を用いた焦点位置検出装置であり、本撮像システム800の焦点検出部として機能する。
また、撮像システム800は、アナログ信号処理装置806、A/D変換器807及びデジタル信号処理部808をさらに有している。アナログ信号処理装置806は、固体撮像装置804及びAFセンサ805から出力された信号を処理する。A/D変換器807は、アナログ信号処理装置806から出力された信号をアナログデジタル変換するためのものである。デジタル信号処理部808は、A/D変換器807から出力された画像データに対して各種の補正を行い、あるいはデータを圧縮するためのものである。アナログ信号処理装置806、A/D変換器807及びデジタル信号処理部808は、画像信号処理部として機能する。なお、固体撮像装置804がA/D変換器を有する場合には、固体撮像装置804は画像信号をデジタル信号として出力する。この場合には、デジタル信号処理部808が画像信号処理部として機能する。画像信号処理部は、固体撮像装置804が出力する画像信号を用いて、被写体の画像を生成する。
また、撮像システム800は、メモリ部809、外部インターフェース(I/F)回路810、タイミング発生部811、全体制御部812及び記録媒体制御I/F部813をさらに有している。メモリ部809は画像データを一時記憶するためのものである。外部I/F回路810は、外部コンピュータ815などの外部機器と通信するためのものである。タイミング発生部811は、デジタル信号処理部808などに各種タイミング信号を出力するためのものである。全体制御部812は各種演算とカメラ全体を制御するためのものである。記録媒体制御I/F部813は、取得した画像データを記録し、又は画像データの読み出しを行うための半導体メモリなどの着脱可能な記録媒体814との間でデータのやりとりを行うためのものである。
次に、本実施形態による撮像システム800の撮影時の動作について説明する。バリア801が開放されると、被写体からの光学像がレンズ802及び絞り803を介してAFセンサ805に入射される。全体制御部812は、AFセンサ805からの出力信号に基づいて、上述したような位相差検出の手法により被写体までの距離を算出する。その後、全体制御部812は、演算結果に基づいてレンズ802を駆動し、再び合焦しているか否かを判断し、合焦していないと判断したときには、再びレンズ802を駆動するオートフォーカス制御を行う。
次いで、合焦が確認された後に固体撮像装置804による蓄積動作が開始される。固体撮像装置804の蓄積動作が終了すると、固体撮像装置804から出力された画像信号は、アナログ信号処理装置806で所定の処理が行われた後、A/D変換器807でアナログデジタル変換される。アナログデジタル変換された画像信号は、デジタル信号処理部808を介して全体制御部812によってメモリ部809に書き込まれる。
その後、メモリ部809に蓄積されたデータは、全体制御部812の制御により記録媒体制御I/F部813を介して記録媒体814に記録される。あるいは、メモリ部809に蓄積されたデータを、外部I/F回路810を介して、直接に外部コンピュータ815などに入力してもよい。
これまでの実施形態に示した光電変換装置を用いてAFセンサを構成することにより、焦点検出精度を向上することができる。したがって、このAFセンサを用いた本実施形態の撮像システムによれば、より高精度の焦点合わせが可能となり、より高精細な画像を取得することが可能となる。
第4の実施形態に示した撮像システム800は、本発明の各実施形態の光電変換装置を適用しうる撮像システムの一例を示したものであり、本発明の光電変換装置を適用可能な撮像システムは図16に示した構成に限定されるものではない。
以上で説明した各実施形態は、本発明を実施するための例示的なものであって、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で様々に変更あるいは組み合わせることが可能である。例えば、上述の複数の実施形態は適宜相互に組み合わせてもよい。
例えば、各実施形態の光電変換装置に含まれるMOSトランジスタを構成する半導体の導電型を変更してもよい。この場合、各制御信号のHighとLowの関係を適宜読み替えることにより、同様の動作が可能である。また、各実施形態において、スイッチとしてMOSトランジスタを例示したが、他の素子であってもよい。
101 フォトダイオード(光電変換部)
102 リセットスイッチ
103 トランジスタ(増幅部)
104 選択スイッチ
200 垂直出力線(出力線)
300 CDS部(信号処理部)

Claims (13)

  1. 光電変換部と、入力ノードと出力ノードとを備える増幅部と、選択スイッチと、リセットスイッチとを有するセンサセル部と、
    出力線と、
    信号処理部と、
    制御部と
    を有する光電変換装置であって、
    前記出力ノードは、前記選択スイッチと前記出力線とを順に介して前記信号処理部に電気的に接続され、
    前記出力ノードと前記出力線との間の電気的経路は、前記選択スイッチによって導通状態と非導通状態とが切り替わり、
    前記入力ノードは前記光電変換部に電気的に接続され、さらに前記入力ノードは、前記リセットスイッチと前記出力線とを順に介して前記信号処理部に電気的に接続され、
    前記入力ノードと前記出力線との間の電気的経路は、前記リセットスイッチによって導通状態と非導通状態とが切り替わり、
    前記制御部は、前記リセットスイッチと前記選択スイッチとを、所定の期間にともに導通状態とすることを特徴とする光電変換装置。
  2. 前記光電変換装置は複数の前記センサセル部を有し、
    前記出力線に、前記複数のセンサセル部の各々の前記選択スイッチと前記リセットスイッチが電気的に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の光電変換装置。
  3. 前記リセットスイッチと前記入力ノードとが電気的に接続されたノードに前記光電変換部が電気的に接続され、
    前記制御部が前記リセットスイッチを導通状態とすることによって、前記光電変換部と前記入力ノードとがそれぞれ前記出力線に電気的に接続されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  4. 前記センサセル部はさらに転送スイッチを有し、
    前記光電変換部と前記入力ノードとの間の電気的経路、及び前記光電変換部と前記リセットスイッチとの間の電気的経路のそれぞれは、前記転送スイッチによって導通状態と非導通状態とが切り替わり、
    前記制御部は、前記所定の期間に前記転送スイッチを導通状態とすることを特徴とする請求項1又は2に記載の光電変換装置。
  5. 前記制御部は、前記所定の期間に続く第2の期間に、前記リセットスイッチを非導通状態とし、かつ前記選択スイッチを導通状態とし、
    前記信号処理部は、前記第2の期間の前記出力線の電圧である第1の電圧を保持し、
    前記信号処理部は、前記第2の期間に続く第3の期間に、前記第1の電圧に基づく電圧を前記出力線に出力し、
    前記制御部は、前記第3の期間に、前記リセットスイッチと前記選択スイッチをともに導通状態として、前記出力線に出力された前記第1の電圧に基づく電圧が、前記光電変換部と前記入力ノードとに出力されることを特徴とする請求項3又は4に記載の光電変換装置。
  6. 前記信号処理部は、
    入力された電圧を保持するメモリ容量素子と、
    前記メモリ容量素子に保持された電圧が入力されるメモリ増幅部と、
    前記メモリ増幅部の出力ノードと前記出力線との間の電気的経路の導通状態又は非導通状態を制御する第1のメモリスイッチと、
    前記メモリ容量素子と前記出力線との間の電気的経路の導通状態又は非導通状態を制御する第2のメモリスイッチと
    を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  7. 前記制御部は、前記第1のメモリスイッチと前記第2のメモリスイッチとがともに導通状態となるように前記第1のメモリスイッチと前記第2のメモリスイッチとを前記制御部が制御することを特徴とする請求項6に記載の光電変換装置。
  8. 前記増幅部及び前記信号処理部に電流を供給する電流源負荷と、
    前記電流源負荷と前記出力線の間の電気的経路に配されたスイッチと
    をさらに有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  9. 前記リセットスイッチが導通状態になる期間のうちの一部の期間において、前記選択スイッチが導通状態になるように前記リセットスイッチと前記選択スイッチとが制御されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  10. 前記センサセル部は、前記入力ノードにスイッチを介して電気的に接続された容量素子をさらに有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の光電変換装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の光電変換装置を備えるAFセンサ。
  12. 請求項11に記載のAFセンサと、被写体を撮像することによって画像信号を出力する固体撮像装置と、前記画像信号を用いて前記被写体の画像を生成する画像信号処理部とを有することを特徴とする撮像システム。
  13. 光電変換部と、入力ノードと出力ノードとを備える増幅部と、選択スイッチと、リセットスイッチとを有するセンサセル部と、
    出力線と、
    信号処理部とを有し、
    前記出力ノードは、前記選択スイッチと前記出力線とを順に介して前記信号処理部に電気的に接続され、
    前記入力ノードは前記光電変換部に電気的に接続され、さらに前記入力ノードは、前記リセットスイッチと前記出力線とを順に介して前記信号処理部に電気的に接続された光電変換装置の駆動方法であって、
    前記リセットスイッチと前記選択スイッチとを所定の期間にともに導通状態とすることを特徴とする光電変換装置の駆動方法。
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