JP2016188131A - 乗客コンベアの欄干 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客コンベアの欄干において、端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材との連結に必要な部品点数や組立てに要する作業工数の増大を従来よりも抑制する。【解決手段】樹脂デッキ部材11Rは、端部金属デッキ部材11mの、これに隣接する金属デッキ部材とは反対側の端部部分EPの上面側で重なった重なり部R6を有する。樹脂デッキ部材11Rと端部金属デッキ部材11mとを、重なり部R6の下側で、前記端部部分EPの厚み方向に、締結具16であるスタッドボルト16Eとナット16Iによって締結し、相互に連結する。【選択図】図5

Description

本発明は、乗客コンベアの欄干に関し、特に、欄干を構成する欄干パネル下部に設けられたデッキに関する。
乗客コンベア、例えば、エスカレータでは、環状に連結されて循環走行する踏段の両側に欄干が設置されている。欄干を構成する欄干パネルの下部には、踏段の走行路に並行して細長く延在する内デッキが踏段側に張り出して設けられている。内デッキは、踏段の走行路に沿って列設された板体からなる複数の金属デッキ部材から構成されている。
金属デッキ部材の各々は、欄干パネル側から踏段側へ張り出した主板部と、当該主板部の踏段側端部から下方へ屈曲した縦板部とを含み、それぞれの縦板部が、踏段と僅かな隙間を空けて立設されたスカートガードの上部に、締結具によって固定されて欄干パネルの下部に設置されている。金属デッキ部材の各々は、列設方向の両端に位置する金属デッキ部材(以下「端部金属デッキ部材」という。)以外は平面視で長方形状をしており、隣接する金属デッキ部材の長手方向端部同士を互いに突き合わされた状態で整列されている。
端部金属デッキ部材は、隣接する金属デッキ部材と同じ幅を有するストレート部を含むものの、当該隣接する金属デッキ部材とは反対側の先端部分は、平面視で、走行路に面する第1の端縁が走行路から遠ざかり、走行路に沿った反対側の第2の端縁に漸近するような先細り形状をしている。このため、前記第1の端縁に対応する縦板部の外面は、前記ストレート部に対応する縦板部の外面に対して傾斜した斜面になっている。
ところで、金属デッキ部材は、通常、金属板を所定形状に成形プレス加工した後、ヘアライン加工等を施して製造されるが、端部金属デッキ部材を製造する際の当該ヘアライン加工等については、他の金属デッキ部材のような一様な形状ではなく縦板部の一部に前記斜面が含まれている関係上、当該他の金属デッキ部材よりも煩雑な作業を強いられることとなる。この点、端部金属デッキ部材の上記先端部分を、樹脂成形品からなる樹脂デッキ部材で構成すれば、成形品をそのまま使用でき、金属デッキ部材に必要なヘアライン加工等の後加工を必要としないため、上記のような煩雑な作業を省略することができる。この場合、樹脂デッキ部材を端部金属デッキ部材に連結する必要があるが、当該連結に用いる締結具を乗客が視認し得るような連結態様では、内デッキの意匠上好ましくない。
特許文献1では、端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材とが、連結板を介して連結されてなる内デッキが開示されている。連結板は、その一部を端部金属デッキ部材の先端よりも長手方向外方へ露出させて、当該端部金属デッキ部材の裏面に固着されている。連結板の当該露出した部分には、締結具であるボルト・ナットによって樹脂デッキ部材が固定されている。このような連結態様とすれば、連結板やボルト・ナットといった連結に必要な部品をすべて前記裏面側に隠すことができるので、内デッキの意匠性を良好に保持することができる。
しかしながら、上記した連結態様により、端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材とを相互に連結する場合、ボルト・ナットに加え、上記連結板を別途準備しなければならず、部品点数や部品コストが増大する。また、端部樹脂デッキ部材の裏面に連結板を固着する固着作業に加え、連結板と樹脂デッキ部材とをボルト・ナットで締結する締結作業が必要であり、その結果、内デッキの組立てに要する作業工数の増大を招来することとなる。
上記した問題は、内デッキに限らず、エスカレータの欄干を構成する欄干パネルの下部から踏段とは反対側に張り出して設けられた外デッキにも共通するものである。また、環状に連結された複数の踏段からなる無端搬送体によって乗客を搬送するエスカレータの欄干に限らず、他の形式の無端搬送体、例えばゴムベルト式の無端搬送体を有する乗客コンベアである「動く歩道」の欄干にも共通するものである。
特開2013−224191号公報
本発明は、上記の課題に鑑み、端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材との連結に必要な部品点数や組立てに要する作業工数の増大を従来よりも抑制することを可能とする乗客コンベアの欄干を提供することを目的とする。
本発明は、循環走行して乗客を搬送する無端搬送体の走行路に沿って立設された欄干パネルと、当該欄干パネルの下部から前記欄干パネルの主面に交差する方向へ張り出して設けられたデッキとを備えた乗客コンベアの欄干であって、前記デッキは、前記無端搬送体の走行路に沿って列設された板体からなる複数の金属デッキ部材と、前記複数の金属デッキ部材のうち列設方向の一端に位置する端部金属デッキ部材に連結された樹脂デッキ部材と、を含み、前記樹脂デッキ部材は、前記端部金属デッキ部材の、これに隣接する金属デッキ部材とは反対側の端部部分の上面側で重なった重なり部を有し、前記樹脂デッキ部材と前記端部金属デッキ部材とが、前記重なり部の下側で、前記端部部分の厚み方向に締結具によって締結されて、相互に連結されていることを特徴とする。
前記樹脂デッキ部材は、前記端部金属デッキ部材の下面側において、当該下面に沿って前記列設方向に延在する裏当て部を有し、前記樹脂デッキ部材と前記端部金属デッキ部材とが、前記裏当て部において、前記締結具により連結されていることを特徴とするものであってもよい。
前記裏当て部は、前記端部部分を介して前記重なり部と対向する対向部と、当該対向部から前記列設方向に延出した非対向部とを含み、前記対向部から前記非対向部に亘って、前記端部部分の厚み方向に開設された長孔を有していて、前記締結具は、前記端部部分の下面から突設され、前記長孔を貫通する雄ねじと、当該雄ねじに螺合された雌ねじとを含むことを特徴とするものであってもよい。
前記雄ねじは、前記端部部分の下面に一端部が抵抗溶接により接合されたスタッドボルトであり、前記雌ねじは、ナットであることを特徴とするものであってもよい。
前記デッキは、前記欄干パネルの下部から前記無端搬送体側に張り出して設けられた内デッキであることを特徴とするものであってもよい。
前記デッキは、或いは、前記欄干パネルの下部から前記無端搬送体とは反対側に張り出して設けられた外デッキであることを特徴とするものであってもよい。
上記構成からなる乗客コンベアの欄干によれば、端部金属デッキ部材の端部部分の上面側に重なった樹脂デッキ部材の重なり部の下側で、樹脂デッキ部材と端部金属デッキ部材とが締結具によって前記端部部分の厚み方向に締結されているため、乗客から締結具が視認されてデッキの意匠性が損なわれるといった事態を招来することがない。また、締結具に加え、連結板を必要とする従来よりも、部品点数を削減することができる。さらに、締結具による締結作業に加え、連結板を端部金属デッキ部材に固着する固着作業が必要となる従来と比較して、組立てに要する作業工数の増大を抑制することが可能となる。
エスカレータの概略構成を示す斜視図である。 エスカレータの概略構成を示す(a)平面図と(b)側面図である。 内デッキ端部の(a)平面図と(b)走行路側から見た正面図である。 内デッキを構成する(a)端部金属デッキ部材の斜視図と(b)樹脂デッキ部材の斜視図である。 図3における(a)A−A線に沿って切断した断面を含む斜視図と(b)B−B線に沿って端部金属デッキ部材の厚み方向に切断した断面図である。 外デッキ端部の(a)平面図と(b)走行路とは反対側から見た正面図である。 外デッキを構成する(a)端部金属デッキ部材の斜視図と(b)樹脂デッキ部材の斜視図である。 図6における(a)C−C線に沿って切断した断面を含む斜視図と(b)D−D線に沿って切断した断面図である。 端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材の第1の変形例に係る連結態様を示す断面図である。 端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材の第2の変形例に係る連結態様を示す断面図である。
以下、本発明に係る乗客コンベアの欄干の実施形態について、エスカレータの欄干を例にとり、図面を参照しながら説明する。
図1及び図2に示すように、エスカレータ1は、環状に連結されて循環走行する無端搬送体である複数の踏段2を有する。走行する踏段2の両側には、欄干3,4が設置されている。欄干3,4は、踏段2の走行路RWに沿って立設された複数の欄干パネル5,6を有している。欄干パネル5,6の各々は、ガラス製であり、トラス(不図示)に固定されたパネル保持部材(不図示)によって、それぞれの下端部を挟持された状態で直立姿勢に保持されている。
欄干パネル5,6各々の外周には、ガイドレール(不図示)に案内されて循環走行する無端状の移動手摺7,8が設けられている。移動手摺7,8は、それぞれ踏段2の走行に同期して、エスカレータ1の上下の両端部領域では水平方向へ移動するように案内され、当該両端部領域の間では斜行するように案内される。環状に連結された複数の踏段2と移動手摺7,8とは、モータ9を動力源とし、不図示の動力伝達機構を介して駆動される。モータ9の起動と停止、安全装置(不図示)その他エスカレータ1の運転動作全般は、制御部10によって制御される。
エスカレータ1は、建築物内の階下のフロアDSと階上のフロアUSとの間に架け渡されて設置されていて、環状に連結された踏段2の各々は、図2(b)に矢印で示す方向に循環走行される。本例のエスカレータ1は、昇り用として用いられ、階下から踏段2に乗った乗客が階上へと運ばれる。
欄干3,4において、欄干パネル5,6の下部には、内デッキ11,12が当該下部から踏段2側に、また、外デッキ13,14が当該下部から踏段2とは反対側に、それぞれ張り出した格好で設けられている。すなわち、欄干3の欄干パネル5の下部からは、内デッキ11と外デッキ13とが欄干パネル5の主面に交差する方向へ張り出しており、欄干4の欄干パネル6の下部からからは、内デッキ12と外デッキ14からなるデッキが欄干パネル6の主面に交差する方向へ張り出している。なお、内デッキ11,12、外デッキ13,14は、基本的には同様の構成となっている。よって、以下、内デッキ11を例にとり、その構成について代表的に説明し、内デッキ12および外デッキ13,14については、それぞれが内デッキ11と相違する点を除き、簡単な言及に止めることとする。
内デッキ11では、複数の金属デッキ部材11Mが、踏段2の走行路RWに沿って列設されている。金属デッキ部材11Mの各々は、平面視で長方形状をしたステンレス鋼製の板体からなり、その表面にはヘアライン加工が施されている。
金属デッキ部材11Mは、欄干パネル5側から踏段2側へ下降するように傾斜した主板部M1を含む。主板部M1の上端縁(欄干パネル5側の端縁)は、欄干パネル5下部に設けられた保持部材(不図示)に保持されている。主板部M1の下端縁(踏段2側の端縁)からは、鉛直下方へ屈曲した縦板部M2が延出している。縦板部M2は、踏段2と僅かな隙間を空けて立設されたスカートガード15の上部に、ネジ(不図示)によって固定されている。こうして欄干パネル5下部とスカートガード15上部との間に架設された金属デッキ部材11Mの各々は、隣接する金属デッキ部材11Mの長手方向端部同士を互いに突き合わされた状態で整列されている。
上記した複数の金属デッキ部材11Mのうち、列設方向の両端に位置する金属デッキ部材(以下「端部金属デッキ部材」といい、当該端部金属デッキ部材以外の他の金属デッキ部材およびその構成に付されている符号のうち、アルファベットの大文字「M」を小文字「m」に置換した符号を付して、他の金属デッキ部材と区別することとする。後述する内デッキ12、外デッキ13,14において同じ。)の各々には、樹脂デッキ部材11Rがそれぞれ設けられている。樹脂デッキ部材11Rは、端部金属デッキ部材11mの、これに隣接する金属デッキ部材11Mとは反対側の端部部分EP(図3)に連結されている。
以下、端部金属デッキ部材11m及び樹脂デッキ部材11Rそれぞれの構成、並びに、これら各デッキ部材11m,11Rの連結態様について、図3〜図5を参照しながら説明する。なお、図5(a)は、図3(a)のA−A線に沿って切断した樹脂デッキ部材11R側の断面を、端部金属デッキ部材11mの斜め下方から見た状態を、裏返しにして示した図である。
端部金属デッキ部材11mの端部部分EP下面には、当該下面から主板部m1の端部部分EPの厚み方向に2本のスタッドボルト16Eが突設されている。スタッドボルト16Eの各々は、その軸部全体に亘ってねじ山が形成された「雄ねじ」であり、主板部m1の幅方向に間隔をあけて、前記下面に当該軸部の一端部が抵抗溶接により接合されている。なお、端部金属デッキ部材11mの端部部分EP上面には、抵抗溶接の際に発生する熱の影響で当該上面の一部が変色した溶接痕(不図示)が形成されているが、当該溶接痕は、後述する樹脂デッキ部材11Rの重なり部R6で覆われることとなるため、乗客から視認されることはないので、残存したままの状態であっても構わない。
端部金属デッキ部材11mの縦板部m2には、円形をした3つの貫通孔17が、列設方向(端部金属デッキ部材11mの長手方向)に不等間隔で開設されている。それぞれの貫通孔17には、上記ボルト(不図示)の軸部が挿入されていて、当該ボルトに不図示のナットが螺合されて、縦板部m2がスカートガード15に固定されている。但し、縦板部m2における貫通孔17の位置および数について特に限定はなく、例えば、縦板部m2の中央部に1つ、長手方向両端部に2つ、または、等間隔もしくは不等間隔で3つ以上開設されていてもよい。
樹脂デッキ部材11Rは、繊維強化樹脂製の成形部品であり、欄干パネル5側から踏段2の走行路RW側へ下降するように傾斜した斜板部R1を有する。斜板部R1は、斜辺が円弧状をなす直角台形状をしている。斜板部R1の欄干パネル5側底辺には、不図示の上記保持部材とほぼ同じ幅を有する段部R2が設けられている。斜板部R1の走行路RW側底辺からは側板部R3が、前記斜辺からは曲板部R4が、それぞれ下方に延出している。よって、樹脂デッキ部材11Rの、端部金属デッキ部材11mとは反対側の先端部分は、前記斜辺に沿って丸みを帯びた湾曲面となっており、平面視で、走行路RWに面する第1の端縁が走行路RWから遠ざかり、走行路RWに沿った反対側の第2の端縁に曲線的に漸近するような先細り形状をしている。斜板部R1の裏側には、樹脂デッキ部材11Rの剛性を高めるべく、リブR5(図3および図4では不図示)が格子状に立設されている。
樹脂デッキ部材11Rは、また、斜板部R1の一部が端部金属デッキ部材11mの端部部分EPの上面側で重なった重なり部R6と、端部金属デッキ部材11mの下面側において、当該下面に沿って列設方向に延在する裏当て部R7とを有する。
重なり部R6は、斜板部R1における、斜板部R1の垂辺から上記斜辺側に一定幅を有する長方形状をした一部の領域である。重なり部R6の幅は、樹脂デッキ部材11Rが端部金属デッキ部材11mに連結されたとき、少なくとも端部部分EP上面の上記溶接痕が完全に覆われることとなる寸法に設計されている。なお、本例では、重なり部R6のみならず、段部R2も、端部部分EPの上面側に一部重なっている。
裏当て部R7は、主板部m1の端部部分EPを介して重なり部R6と対向する対向部R71と、対向部R71からさらに列設方向に延出した非対向部R72とを含む。裏当て部R7には、長径が列設方向に対し平行な2つの長孔18が、それぞれ対向部R71から非対向部R72に亘って開設されている。長孔18の各々には、それぞれ対応するスタッドボルト16Eが貫通している。裏当て部R7の上面には、端部金属デッキ部材11mの下面に当接される複数のリブR8(図3では不図示)が、長孔18を避けて、それぞれ列設方向に対し平行に立設されている。
裏当て部R7の走行路RW側端縁からは、側板部R3と平行に下方へ屈曲した側裏板部R9が延出している。側裏板部R9は、縦板部m2の端部部分EPを介して側板部R3と対向する対向側部R91と、対向側部R91からさらに列設方向に延出した非対向側部R92とを含む。対向側部R91と側板部R3各々の下端部は、曲板部R4側で繋がっていて、当該繋がった部分に縦板部m2の先端面が突き当てられている。側裏板部R9の走行路RW側主面には、縦板部m2の裏側面に当接されるリブR10(図3では不図示)が列設方向に対し平行に立設されている。
スタッドボルト16Eの各々には、「雌ねじ」であるナット16I(図3(b)および図4では不図示)が、それぞれ螺合されている。ナット16Iの各々と裏当て部R7の間には、ばね座金19および外径の異なる平座金20,21がそれぞれ介設されている。このことで、樹脂デッキ部材11Rと端部金属デッキ部材11mとが、裏当て部R7において、スタッドボルト16Eとナット16Iとを含む締結具16(図5)により、重なり部R6の下側で端部部分EPの厚み方向に締結されて、相互に連結されている。このとき、上記溶接痕は、重なり部R6で覆われているので、エスカレータ1の乗客から視認されることはなく、内デッキ11の意匠性を損なわせる要因にはならない。このため、溶接痕に対する研磨加工などの後処理(表面仕上げ処理)の手間を省くことができる。
上記構成からなるエスカレータ1の欄干3によれば、内デッキ11の端部金属デッキ部材11mの端部部分EPの上面側に重なった樹脂デッキ部材11Rの重なり部R6の下側で、樹脂デッキ部材11Rと端部金属デッキ部材11mとが、スタッドボルト16Eとナット16Iとを含む締結具16によって、主板部m1の端部部分EPの厚み方向に締結されているため、乗客から締結具16が視認されて内デッキ11の意匠性が損なわれるといった事態を招来することがない。また、樹脂デッキ部材11Rと端部金属デッキ部材11mとが締結具16のみで相互に連結されているので、締結具に加え、連結板を必要とする従来よりも、部品点数を削減することができる。さらに、締結具による締結作業に加え、連結板を端部金属デッキ部材に固着する固着作業が必要となる従来と比較して、連結板が不要となる分、組立てに要する作業工数の増大を抑制することが可能となる。
しかも、本実施形態では、裏当て部R7に設けられた長孔18にスタッドボルト16Eが貫通された状態で、長孔18の長径方向に沿って、樹脂デッキ部材11Rを端部金属デッキ部材11mに対して相対的にスライドさせることができる。このため、スカートガード15に固定されている端部金属デッキ部材11mをわざわざ取り外さなくても、欄干パネル5が樹脂デッキ部材11Rの着脱の妨げとならず、その結果、樹脂デッキ部材11Rの交換作業が簡便化されるといった利点も享受できるのである。
なお、内デッキ12(図1,図2(a))は、上記した内デッキ11と走行路RWに対して左右対称に設けられている点を除き、基本的には、内デッキ11と同様の構成となっている。すなわち、内デッキ12は、複数の金属デッキ部材12Mのうち、列設方向の両端に位置する端部金属デッキ部材12m各々の端部部分EPに、それぞれ樹脂デッキ部材12Rが連結されてなる。端部金属デッキ部材12m及び樹脂デッキ部材12Rそれぞれの構成、並びに、これら各デッキ部材12m,12Rの連結態様についても、上記した内デッキ11と同様であるため、詳細な説明は省略することとする。
次に、外デッキ13,14について、外デッキ14を代表に、図1及び図2(a)を参照しながら説明する。外デッキ14も、基本的には、内デッキ11と同様の構成となっている。すなわち、外デッキ14では、複数の金属デッキ部材14Mが、踏段2の走行路RWに沿って列設されている。金属デッキ部材14M各々の列設方向の両端には、端部金属デッキ部材14mがそれぞれ設けられている。端部金属デッキ部材14mの端部部分EP(図6(a)及び図7(a))には、樹脂デッキ部材14Rが設けられている。
金属デッキ部材14Mの各々は、欄干パネル6側から踏段2とは反対側に、欄干パネル6と直交する方向へ張り出した主板部M3を含む。主板部M3の欄干パネル6とは反対側の端縁からは、鉛直下方へ屈曲した縦板部M4が延出している。一方、主板部M3の欄干パネル6側端縁にも、鉛直下方へ屈曲した係着部(不図示)が設けられている。金属デッキ部材14Mは、係着部が欄干パネル6下部に設けられた被係着部材(不図示)に係着された状態で、主板部M3の裏面に設けられたレール部材(不図示)を介して、ボルト・ナット(不図示)により、トラス(不図示)に固定されたブラケット(不図示)に取り付けられている。端部金属デッキ部材14mを構成する主板部m3、縦板部m4及び係着部m5(図6(a)及び図7(a))についても、金属デッキ部材14Mと同様に構成されている。
また、図6〜図8に示すように、樹脂デッキ部材14Rは、内デッキ11における樹脂デッキ部材11Rの「斜板部R1」に相当する構成が、欄干パネル6側から踏段2とは反対側に、欄干パネル6と直交する方向へ張り出した直交板部R11となっている。この点を除き、樹脂デッキ部材14Rにおける段部R12、側板部R13、曲板部R14、リブR15、重なり部R16、裏当て部R17、リブR18、側裏板部R19の各々は、上記した樹脂デッキ部材11Rの、これらに対応する構成と同様である。外デッキ14における端部金属デッキ部材14mと樹脂デッキ部材14Rの連結態様についても、上記した内デッキ11と同様であるため、詳細な説明は省略することとする。
なお、図7(b)では、重なり部R16の下側に隠れた部分(図4(b)において破線で表された部分に相当する部分)の図示を省略している。また、図8(a)は、上記図5(a)同様、図6(a)のC−C線に沿って切断した樹脂デッキ部材14R側の断面を、端部金属デッキ部材14mの斜め下方から見た状態を、裏返しにして示した図である。
外デッキ13(図1,図2(a))については、上記した外デッキ14と走行路RWに対して左右対称に設けられている点を除き、基本的には、外デッキ14と同様の構成となっている。すなわち、外デッキ13は、複数の金属デッキ部材13Mのうち、列設方向の両端に位置する端部金属デッキ部材13m各々の端部部分EPに、それぞれ樹脂デッキ部材13Rが連結されてなる。端部金属デッキ部材13m及び樹脂デッキ部材13Rそれぞれの構成、並びに、これら各デッキ部材13m,13Rの連結態様についても、上記した外デッキ14と同様であるため、詳細な説明は省略することとする。
ここで、内デッキ11と同様に構成された外デッキ13、並びに、内デッキ12及び外デッキ14でも、内デッキ11により得られる上記の効果と同様の効果を得ることができる。すなわち、エスカレータ1の欄干3のみならず、欄干4でも同様の効果が得られることとなる。
以上、実施形態に係るエスカレータ1の欄干3,4について説明したが、本発明に係る乗客コンベアの欄干は、その他の形態で実施することもできる。以下においてする他の形態の説明では、上記実施形態と基本的に同じ構成となるものについての図示及び詳細な説明を適宜省略することとする。
(1)端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材とは、上記実施形態における連結態様に限らず、以下に示す変形例のような態様で連結されていても構わない。なお、以下の各変形例に係る樹脂デッキ部材のうち、上記実施形態に係る樹脂デッキ部材11R,14Rの主要な構成に対応する構成については、最後尾の数字が共通する符号を付すこととする。
[第1の変形例]
例えば、図9に示すように、端部金属デッキ部材22mの端部部分EP下面には、ウエルドナット23Iが設けられている。ウエルドナット23Iは、軸心方向を端部部分EPの厚み方向にして溶接固定されている。樹脂デッキ部材22Rの裏当て部R27には、上記した長孔18よりも幅広な長孔24が開設されていて、ウエルドナット23Iの下端面は長孔24内に収まっている。ウエルドナット23Iには、六角ボルト23Eが、裏当て部R27の下面側から螺合されており、六角ボルト23Eの頭部と裏当て部R27の間には、平座金25が介設されている。
上記第1の変形例にかかる連結態様では、樹脂デッキ部材22Rと端部金属デッキ部材22mとが、裏当て部R27において、六角ボルト23Eとウエルドナット23Iとを含む締結具23により、重なり部R26の下側で端部部分EPの厚み方向に締結されて、相互に連結されていることに他ならない。
[第2の変形例]
また、図10に示すように、樹脂デッキ部材26Rは、上記した重なり部R6よりも肉厚な重なり部R36を有する。重なり部R36には、インサートナット27Iが埋設されている。樹脂デッキ部材26Rの裏当て部R37には、インサートナット27Iの直下の位置に貫通孔28が開設されている。端部金属デッキ部材26mの端部部分EPにも貫通孔29が開設されていて、この貫通孔29を介して、貫通孔28からインサートナット27Iまでが端部部分EPの厚み方向に連通している。当該連通部分に六角ボルト27Eの軸部が挿入されて、当該軸部の先端側のねじ部がインサートナット27Iに螺合されている。また、六角ボルト27Eの頭部側に位置する前記軸部のねじ部には、緩み止めナット27Lが螺合されており、緩み止めナット27Lと裏当て部R37の間には、平座金31が介設されている。
上記第2の変形例にかかる連結態様では、樹脂デッキ部材26Rと端部金属デッキ部材26mとが、裏当て部R37において、六角ボルト27E、インサートナット27Iおよび緩み止めナット27Lを含む締結具27により、重なり部R36の下側で端部部分EPの厚み方向に締結されて、相互に連結されていることに他ならない。
なお、勿論のことであるが、上記した第1の変形例および第2の変形例にかかる連結態様は、エスカレータの欄干を構成する内デッキおよび外デッキのうち、何れのデッキにも採用することが可能である。
(2)上記実施形態では、重なり部の肉厚が、当該重なり部の端部金属デッキ部材とは反対側に位置する始端から終端に亘って概ね一様となっているが、例えば、前記重なり部の始端から終端へ近づくにつれて肉厚が漸減するように偏肉していても構わない。この場合、重なり部の上面が、上記終端側へ向けて徐々に下降した、なだらかな傾斜面となり、重なり部の終端と端部金属デッキ部材の上面との間に生じる段差が小さくなる。これにより、端部金属デッキ部材と樹脂デッキ部材との連結部が、あたかも面一であるような意匠性を付与することができる。
(3)上記実施形態では、端部金属デッキ部材とは反対側の先端が丸みを帯びた湾曲面をなす樹脂デッキ部材が採用されているが、樹脂デッキ部材の先端形状はこれに限らず、他の形状であっても構わない。例えば、内デッキの場合、樹脂デッキ部材の先端部分は、平面視で、走行路側の第1の端縁が走行路から遠ざかり、走行路とは反対側の第2の端縁に直線的に漸近するような先細り形状であってもよい。一方、外デッキの場合には、内デッキとは逆に、前記第2の端縁が走行路から遠ざかり、前記第1の端縁に直線的に漸近するような先細り形状であってもよい。
(4)上記実施形態では、図1に示すように、隣接する金属デッキ部材同士の継目と、隣接する欄干パネル同士の継目とが等ピッチになっているが、これらは必ずしも等ピッチである必要はない。一方、上記実施形態では、隣接する金属デッキ部材同士の継目と、隣接するスカートガード同士の継目とが不等ピッチになっているが、これらが等ピッチになるような構成であっても構わない。
(5)上記実施形態では、エスカレータの欄干を構成する欄干パネルとして、ガラス製のものが採用されているが、欄干パネルは、ステンレス鋼等からなる金属製のものであっても構わない。なお、欄干パネルが金属製であるエスカレータの欄干では、内デッキのみを備えた形態のものが知られているが、勿論、当該形態に係るエスカレータの欄干に対しても本発明を適用することが可能である。
(6)上記実施形態では、本発明に係る乗客コンベアの欄干を、エスカレータの欄干に適用した例に基づいて説明したが、本発明に係る乗客コンベアの欄干は、エスカレータに限らず、他の乗客コンベア、例えば、パレット式やゴムベルト式の「動く歩道」の欄干にも適用できる。すなわち、環状に連結された複数のパレットからなる無端搬送体や環状のゴムベルトからなる無端搬送体を循環走行させて乗客を搬送する動く歩道の欄干にも適用できる。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づいて種々なる改良、修正、又は変形を加えた態様でも実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、何れかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
3,4 欄干
5,6 欄干パネル
11,12 内デッキ
13,14 外デッキ
11M〜14M 金属デッキ部材
11m〜14m 端部金属デッキ部材
11R〜14R 樹脂デッキ部材
16 締結具
16E スタッドボルト
16I ナット
18 長孔
EP 端部部分
R6 重なり部
R7 裏当て部
R71 対向部
R72 非対向部

Claims (6)

  1. 循環走行して乗客を搬送する無端搬送体の走行路に沿って立設された欄干パネルと、当該欄干パネルの下部から前記欄干パネルの主面に交差する方向へ張り出して設けられたデッキとを備えた乗客コンベアの欄干であって、
    前記デッキは、
    前記無端搬送体の走行路に沿って列設された板体からなる複数の金属デッキ部材と、
    前記複数の金属デッキ部材のうち列設方向の一端に位置する端部金属デッキ部材に連結された樹脂デッキ部材と、
    を含み、
    前記樹脂デッキ部材は、前記端部金属デッキ部材の、これに隣接する金属デッキ部材とは反対側の端部部分の上面側で重なった重なり部を有し、
    前記樹脂デッキ部材と前記端部金属デッキ部材とが、前記重なり部の下側で、前記端部部分の厚み方向に締結具によって締結されて、相互に連結されていることを特徴とする乗客コンベアの欄干。
  2. 前記樹脂デッキ部材は、前記端部金属デッキ部材の下面側において、当該下面に沿って前記列設方向に延在する裏当て部を有し、
    前記樹脂デッキ部材と前記端部金属デッキ部材とが、前記裏当て部において、前記締結具により連結されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベアの欄干。
  3. 前記裏当て部は、前記端部部分を介して前記重なり部と対向する対向部と、当該対向部から前記列設方向に延出した非対向部とを含み、前記対向部から前記非対向部に亘って、前記端部部分の厚み方向に開設された長孔を有していて、
    前記締結具は、前記端部部分の下面から突設され、前記長孔を貫通する雄ねじと、当該雄ねじに螺合された雌ねじとを含むことを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベアの欄干。
  4. 前記雄ねじは、前記端部部分の下面に一端部が抵抗溶接により接合されたスタッドボルトであり、
    前記雌ねじは、ナットであることを特徴とする請求項3に記載の乗客コンベアの欄干。
  5. 前記デッキは、前記欄干パネルの下部から前記無端搬送体側に張り出して設けられた内デッキであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一つに記載の乗客コンベアの欄干。
  6. 前記デッキは、前記欄干パネルの下部から前記無端搬送体とは反対側に張り出して設けられた外デッキであることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一つに記載の乗客コンベアの欄干。
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