JP2016175488A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】剛性が高められるとともに、車体フレームをも保護することが可能な車体下部保護部材を備える鞍乗り型車両を提供する。
【解決手段】ヘッドパイプと、ヘッドパイプから延びてエンジン35を支持する左右一対のロアフレーム27と、エンジン35の前方から下方にかけて延びるエンジンガード61とを備えた自動二輪車10であって、エンジンガード61は、エンジン35を覆うエンジン保護部61bと、ロアフレーム27を保護するフレーム保護部61aとを有するとともに、エンジン保護部61bとフレーム保護部61aとが段差を介して設けられる。
【選択図】図3

Description

本発明は、車体下部を保護する車体下部保護部材が設けられた鞍乗り型車両に関する。
従来、エンジンの下部を下方から覆う下側被覆部と、下側被覆部の前部から上方に延びてエンジンの下部前側部分を覆う前部被覆部とで構成されたエンジンガードを、左右のロアフレームの間に配置した車両が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−176030号公報
特許文献1では、エンジンガードは平板状に構成され、形状に剛性向上のための工夫が成されていない。剛性を向上させるためには、例えば、板厚を厚くすることが考えられるが、重量増やコスト増を招いてしまう。また、エンジンガードは、左右のロアフレームの間に設けられ、ロアフレームが露出した構造となっているので、ロアフレームが石や地面の突出物等に干渉しやすい。
本発明の目的は、剛性が高められるとともに、車体フレームをも保護することが可能な車体下部保護部材を備える鞍乗り型車両を提供することにある。
上述した課題を解決するため、本発明は、ヘッドパイプ(21)と、前記ヘッドパイプ(21)から延びてエンジン(35)を支持するフレーム部材(27)と、前記エンジン(35)の前方から下方にかけて延びる車体下部保護部材(61)とを備えた鞍乗り型車両であって、前記車体下部保護部材(61)は、前記エンジン(35)を覆うエンジン保護部(61b)と、前記フレーム部材(27)を保護するフレーム保護部(61a)とを有するとともに、前記エンジン保護部(61b)と前記フレーム保護部(61a)とが段差を介して設けられることを特徴とする。
上記構成において、前記フレーム保護部(61a)は、車幅方向に隔てて一対設けられるとともに、前記エンジン保護部(61b)は、前記一対のフレーム保護部(61a)の間に前記段差を介して一体に設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記エンジン保護部(61b)は、前記フレーム保護部(61a)に比して車体内方に窪ませて設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記フレーム部材(27)は、他の部材との溶接ビード(103)が形成されるとともに、前記フレーム保護部(61a)は、前記溶接ビード(103)に対応する箇所に開口部(61h)を有しても良い。
また、上記構成において、前記一対のフレーム部材(27)間を結合するクロスフレーム(91)を有するとともに、前記車体下部保護部材(61)は、前記クロスフレーム(91)に対して車両前後方向から固定されるようにしても良い。
また、上記構成において、前記クロスフレーム(91)に固定するために前記車体下部保護部材(61)の後端部(61j)の車幅方向中央に固定部(61g)が設けられ、前記車体下部保護部材(61)の後端部(61j)は、車両後方に向かいに従い細く設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記固定部(61g)は、車両内方に窪んだ凹部であり、この凹部の後端部に、前記クロスフレーム(91)に固定するための固定用ボルト(98)を通すボルト挿通穴(61v)を備えるようにしても良い。
また、上記構成において、前記フレーム保護部(61a)は、前記フレーム部材(27)の側面に沿ってリブ(61q)が形成されるとともに、前記固定部(61g)は、側面視で、前記リブ(61q)と重なる位置に設けられるようにしても良い。
また、上記構成において、前記車体下部保護部材(61)は、車幅方向外側方から前記エンジン(35)の側面を覆うエンジン側面保護部(61k)を有するとともに、前記エンジン側面保護部(61k)は、車両前面視で、前記エンジン(35)に付設された変速機(44)に備えるギアチェンジペダル(51)と高さ方向で重なる位置に設けられるようにしても良い。
本発明の車体下部保護部材は、エンジンを覆うエンジン保護部と、フレーム部材を保護するフレーム保護部とを有するとともに、エンジン保護部とフレーム保護部とが段差を介して設けられるので、フレーム保護部でフレーム部材を保護するとともに、エンジン保護部とフレーム保護部とを段差を介して設けることで、車体下部保護部材の断面係数が大きくなり、剛性を向上させることができる。
また、フレーム保護部は、車幅方向に隔てて一対設けられるとともに、エンジン保護部は、一対のフレーム保護部の間に段差を介して一体に設けられるので、フレーム保護部によりエンジン保護部が支持されるため、車体下部保護部材の剛性を更に向上させることができる。また、フレーム保護部がエンジン保護部に一体に設けられているため、フレーム保護部又はエンジン保護部を車体側に固定するためのブラケットが不要となり、構成を簡素化させることができる。
また、エンジン保護部は、フレーム保護部に比して車体内方に窪ませて設けられるので、エンジン保護部がフレーム保護部から突出しないため、車両の最低地上高が低くならず、障害物との干渉を抑制できる。
また、フレーム部材は、他の部材との溶接ビードが形成されるとともに、フレーム保護部は、溶接ビードに対応する箇所に開口部を有するので、フレーム部材の溶接ビードに対応させてフレーム保護部に凸部を形成する必要がなく、車両の最低地上高が低くならず、障害物との干渉を抑制できる。
また、一対のフレーム部材間を結合するクロスフレームを有するとともに、車体下部保護部材は、クロスフレームに対して車両前後方向から固定されるので、車体に車体下部保護部材を固定するボルト等の固定部材が車両下方に突出することがないため、車両の最低地上高が低くならず、障害物との干渉を抑制できる。
また、クロスフレームに固定するために車体下部保護部材の後端部の車幅方向中央に固定部が設けられ、車体下部保護部材の後端部は、車両後方に向かいに従い細く設けられるので、固定部で固定された後端部のがたつきを抑えることができ、少ない固定箇所で後端部を固定することができる。
また、固定部は、車両内方に窪んだ凹部であり、この凹部の後端部に、クロスフレームに固定するための固定用ボルトを通すボルト挿通穴を備えるので、固定用ボルトを障害物と干渉しにくくすることができる。
また、フレーム保護部は、フレーム部材の側面に沿ってリブが形成されるとともに、固定部は、側面視で、リブと重なる位置に設けられるので、車体下部保護部材の断面係数を大きくすることができ、剛性を向上させることができる。
また、車体下部保護部材は、車幅方向外側方からエンジンの側面を覆うエンジン側面保護部を有するとともに、エンジン側面保護部は、車両前面視で、エンジンに付設された変速機に備えるギアチェンジペダルと高さ方向で重なる位置に設けられるので、エンジン側面保護部でエンジン側面に位置する部分を保護できるとともに、前方からの飛散物からギアチェンジペダルを保護することができる。
本発明に係る自動二輪車を示す左側面図である。 車体前部下部を示す左側面図である。 車体前部下部を斜め前方から見た斜視図である。 車体下部を斜め下方から見た斜視図である。 エンジンガード及びその周囲を示す底面図である。 車体前部下部を示す右側面図である。 車体前部下部を示す正面図である。 図4からエンジンガードを外した状態を示す斜視図である。 図2からエンジンガードを外した状態を示す左側面図である。 エンジンガードを説明する第1説明図であり、図10(A)はエンジンガードを斜め下方から見た斜視図、図10(B)はエンジンガードの左側面図である。 エンジンガードを説明する第2説明図であり、図11(A)はエンジンガードの正面図、図11(B)はエンジンガードの底面図である。 エンジンガードを説明する第3説明図であり、図12(A)はエンジンガードを斜め上方から見た斜視図、図12(B)はエンジンガードの平面図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、説明中、前後左右および上下といった方向の記載は、特に記載がなければ車体に対する方向と同一とする。また、各図に示す符号FRは車体前方を示し、符号UPは車体上方を示し、符号LHは車体左方を示している。
図1は、本発明に係る自動二輪車10を示す左側面図である。
自動二輪車10は、車体フレーム11の前端部にフロントフォーク12を介して支持された前輪13と、車体フレーム11の後部下部にスイングアーム14を介して支持された後輪16と、車体フレーム11の上部に支持されたシート17とを備える。このように、自動二輪車10は、運転者がシート17に跨って乗車する鞍乗り型車両である。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ21、左右一対のメインフレーム22、左右一対のセンターフレーム23、シートフレーム(不図示)、ダウンフレーム26、左右一対のロアフレーム27を備える。
ヘッドパイプ21は、車体フレーム11の前端部を構成し、フロントフォーク12を操舵可能に支持している。メインフレーム22は、ヘッドパイプ21の上部から後方斜め下方に延び、シート17と、シート17の前方に配置された燃料タンク31とを支持している。センターフレーム23は、メインフレーム22の後端部から後方斜め下方及び略下方に延び、左右のセンターフレーム23には、スイングアーム14の前端部を揺動可能に支持するピボット軸33が渡されている。
シートフレームは、左右のセンターフレーム23に支持され、上部でシート17を支持している。ダウンフレーム26は、ヘッドパイプ21の下部から略下方に延びている。左右のロアフレーム27は、ダウンフレーム26の下端部から左右下方にそれぞれ延び、更に後方に延びて左右のセンターフレーム23の下端部にそれぞれ接続されている。
上記の左右のセンターフレーム23、ダウンフレーム26及び左右のロアフレーム27にはエンジン35が支持されている。
フロントフォーク12は、その上端部でバーハンドル37を支持し、下端部で前車軸38を介して前輪13を支持している。スイングアーム14は、後端部で後車軸39を介して後輪16を支持している。
エンジン35は、クランクケース41と、クランクケース41の前部上部から上方に延びるシリンダ部42とを備える。
クランクケース41の後部には、変速機44が一体的に設けられている。変速機44は、その出力軸46にドライブスプロケット47が取付けられ、ドライブスプロケット47と、後輪16に一体的に設けられたドリブンスプロケット48とにチェーン49が架け渡されている。また、変速機44は、運転者が変速操作を行うためにクランクケース41の下部の左側方に配置されたギアチェンジペダル51を備える。
シリンダ部42は、シリンダヘッド53を備え、シリンダヘッド53の後部に吸気装置54(図2参照)が接続され、前部に排気装置55が接続されている。排気装置55は、シリンダヘッド53に接続された排気管57と、排気管57の後端部に接続されたマフラ58とを備える。
車体の前部下部には、エンジン35及び左右のロアフレーム27等を前方及び下方から覆うエンジンガード61が配置されている。
なお、図中の符号65は前輪13を上方から覆うフロントフェンダ、66は車体前部上部のメインフレーム22及びダウンフレーム26を側方から覆う左右一対のシュラウド、67は後輪16を上方から覆うリヤフェンダ、78はシート17の側縁部下方及びシートフレームを側方から覆うサイドカバーである。
図2は、車体前部下部を示す左側面図である。
エンジン35のシリンダ部42は、クランクケース41の前部上部に取付けられたシリンダブロック71と、シリンダブロック71の上部に取付けられたシリンダヘッド53と、シリンダヘッド53の上部の開口を覆うヘッドカバー72とを備える。
エンジン35は、クランクケース41の前部上部及び前部下部が、ダウンフレーム26及びロアフレーム27にそれぞれ設けられたエンジンハンガ74,75で支持され、また、シリンダヘッド53の後部がセンターフレーム23に設けられたエンジンハンガ76で支持されている。
ロアフレーム27には、エンジン35、詳しくは、変速機44を含むクランクケース41と、ロアフレーム27自体とを前方、側方及び下方から覆うエンジンガード61が取付けられている。エンジンガード61の上端部は、ボルト81で左右のロアフレーム27の上部に締結されている。
エンジンガード61は、エンジン35のクランクケース41及びロアフレーム27の一部を側方から覆っている。詳しくは、エンジンガード61は、左右の側部に側壁部61dをそれぞれ備える。側壁部61dは、その上部を構成する側方膨出部61kと、下部を構成する前起立壁部61p及び後起立壁部61qとで構成される。側方膨出部61kは、クランクケース41の前端部を側方から覆い、側壁部61dの全体でロアフレーム27の一部を側方から覆う。
ダウンフレーム26には、ダウンフレーム26の左右に配置された一対のラジエータ85が支持され、左右のラジエータ85が側方からシュラウド66で覆われている。
センターフレーム23は、略V字形状に屈曲し、上部に車体フレーム11の一部を支持するフレーム支持部23aを備え、下端部の側部に運転者用ステップ87が取付けられている。
図3は、車体前部下部を斜め前方から見た斜視図である。
エンジンガード61は、前部が前方斜め下方に凸となるように湾曲した形状に形成され、左右一対のフレーム保護部61a,61a、エンジン保護部61b、左右一対の縦壁部61c、左右一対の側壁部61dを備える。
フレーム保護部61aは、左右のロアフレーム27,27をそれぞれ前方及び下方から覆っている。エンジン保護部61bは、左右のフレーム保護部61a,61a間に設けられてクランクケース41の前方及び下方を覆っている。縦壁部61cは、フレーム保護部61aの内縁から車体内方に立ち上げられた部分であり、フレーム保護部61aとエンジン保護部61bとを一体に接続している。縦壁部61cによって、フレーム保護部61aとエンジン保護部61bとの間に段差が形成され、エンジン保護部61bがフレーム保護部61aに対して車体内方に窪むように形成される。
側壁部61dは、クランクケース41及びロアフレーム27の一部を側方から覆っている。即ち、側壁部61dにおいて、ロアフレーム27の側方に位置する部分は、ロアフレーム27を側方から覆って保護するので、フレーム保護部61aに含まれる。
側方膨出部61kは、その下部に、車幅方向内方に緩やかに下がるように形成された膨出部下壁62dを備える。膨出部下壁62dは、側方膨出部61kの側面62fに対して急に車幅方向内方に屈曲した部分である。
上記したように、側方膨出部61kの下部に膨出部下壁62dを形成することで、側方膨出部61kの下部を平らに切断した如く形成することができ、側方膨出部61kの前方からの投影面積をより小さくできる。この結果、車両走行中の空気抵抗を抑えることができる。
なお、符号61eはエンジンガード61のエンジン保護部61bに開けられた複数の穴であり、軽量化、エンジン35への通風の役目をする。
図4は、車体下部を斜め下方から見た斜視図である。
左右のセンターフレーム23,23は、それらの下端部が車幅方向に延びるクロスフレーム91で接続されている。クロスフレーム91は、その後部に左右一対のリンク支持部91a,91aが形成されている。
リンク支持部91a,91aと、スイングアーム14と、後輪16用の緩衝器としてのリヤクッションユニット93とには、リンク機構94が連結されている。
リンク機構94は、リンク支持部91a,91aに揺動可能に連結された左右一対の第1リンク96と、第1リンク96の後端部に揺動可能に連結された第2リンク97とから構成される。第1リンク96は、真直ぐなロッドである。第2リンク97は、三角形状に形成され、三角形の各頂点に、第1リンク96の後端部、スイングアーム14の下部に設けられた下部支持部14a、リヤクッションユニット93の下端部93aがそれぞれ揺動可能に連結されている。
リヤクッションユニット93の上端部は、左右のメインフレーム22(図1参照)に車幅方向に延びるように渡されたクロスフレーム(不図示)に揺動可能に連結されている。
エンジンガード61は、その後部にクロスフレーム91に固定するために凹んだ形状に形成された後部固定部61gを備える。後部固定部61gは、単一のボルト98でクロスフレーム91の前部に固定されている。
図5は、エンジンガード61及びその周囲を示す底面図である。
エンジンガード61の後部固定部61gは、車幅方向中央に前後に延びるように配置されている。
エンジンガード61は、後部固定部61gよりも前方であって、ギアチェンジペダル51の踏込部51a、及び車体の右側部に設けられたブレーキペダル101の踏込部101aのそれぞれの車幅方向内側に形成された左右一対の開口部61h,61hを備える。
開口部61hは、フレーム保護部61aからエンジン保護部61bに亘って形成された前後方向に長い長穴であり、左右のロアフレーム27にそれぞれ形成された溶接ビード103とエンジンガード61との干渉を避けるために設けられている。また、開口部61hによって、軽量化や、フレーム保護部61aに溜まる雨水や泥水の排出を行うこともできる。
エンジンガード61の後端部61jは、ロアフレーム27の後端部の直前から、車幅方向の幅が後方に向かうにつれて次第に狭くなるように形成され、クロスフレーム91の後縁まで延びている。
このように、後端部61jが、後方にいくほど幅が狭くなるのは、センターフレーム23とロアフレーム27との接続部(即ち、溶接ビード105)と、ロアフレーム27とクロスフレーム91との溶接部(即ち、溶接ビード106)とに、後端部61jが干渉しないようにするためである。なお、符号107は、センターフレーム23とクロスフレーム91との接続部(即ち、溶接ビード)である。
このように、エンジンガード61を、溶接ビード105〜107を避けるように配置することで、下方に凸となる溶接ビード105〜107に沿ってエンジンガード61に凸部を形成することが無いため、車両の最低地上高が低くならず、石や地面からの突出物等の障害物との干渉を抑制することができる。
図6は、車体前部下部を示す右側面図である。
クランクケース41の前端部の右側面には、ウォータポンプ111が設けられ、ウォータポンプ111からラジエータ85の下部までラジエータホース112が延びている。また、ラジエータ85の上部とシリンダヘッド53の右側面とにラジエータホース113が接続されている。
ウォータポンプ111は、前方、側方及び下方からエンジンガード61で覆われ、保護されている。詳しくは、エンジンガード61の側壁部61dの上部を構成する側方膨出部61kによりウォータポンプ111が側方から覆われる。
排気管57は、シリンダヘッド53の前部から側方に延び、更に湾曲して後方斜め上方に延び、クランクケース41の上方及びセンターフレーム23の車幅方向内側を通ってセンターフレーム23よりも後方に配置されたマフラ58に接続される。なお、符号114は排気管57に取付けられた遮熱カバーである。
センターフレーム23の下端部には、運転者用ステップ87の近傍に配置されてブレーキペダル101を揺動可能に支持するペダル支軸115と、ペダル支軸115よりも上方に配置されてブレーキペダル101の操作によりブレーキ液圧を発生させるマスターシリンダ116とが設けられている。
図7は、車体前部下部を示す正面図である。
エンジンガード61の側壁部61d,61d、詳しくは側方膨出部61k,61kは、フロントフォーク12を構成する左右のフォークチューブ121,121よりも車幅方向外側方に突出している。
更に、側方膨出部61k,61kは、側方膨出部61k,61kよりも車幅方向外側方に突出するように車体の左右に配置されたギアチェンジペダル51、ブレーキペダル101、運転者用ステップ87,87と、高さ位置が重なるように配置されている。
また、左側の側壁部61dは、ギアチェンジペダル51の踏込部51aを、その側端部を除いて前方から覆っている。これにより、側方膨出部61kによってギアチェンジペダル51や、ギアチェンジペダル51を操作する運転者の足を前方から覆って保護することができる。
なお、符号123は、左右のフォークチューブ121,121の下端部に取付けられたフォークガード部材であり、フォークチューブ121を前方から覆っている。
図8は、図4からエンジンガード61を外した状態を示す斜視図である。図9は、図2からエンジンガード61を外した状態を示す左側面図である。
図8及び図9に示すように、ロアフレーム27は、上端部以外が略平行に配置された左右一対の角パイプであり、フレーム上部27a、フレーム傾斜部27b、フレーム下部27cから一体に構成される。
フレーム上部27aは、側面視で、ダウンフレーム26の下端部から略下方に延びている。フレーム傾斜部27bは、側面視で、フレーム上部27aの下端から湾曲して後方斜め下方に延びている。フレーム下部27cは、フレーム傾斜部27bの後端部から湾曲して略後方に延びてセンターフレーム23の下端部に結合されている。
フレーム傾斜部27bからフレーム下部27cに掛けて、フレーム傾斜部27b及びフレーム下部27cのそれぞれの上面及び内側面に、エンジンハンガ75が溶接にて固定されている。符号103はエンジンハンガ75の溶接による溶接ビード103であり、エンジンハンガ75の全周に形成されている。
左右のエンジンハンガ75には支軸126が渡され、支軸126によってクランクケース41の下部が支持される。
図10は、エンジンガード61を説明する第1説明図である。図10(A)はエンジンガード61を斜め下方から見た斜視図、図10(B)はエンジンガード61の左側面図である。
図10(A),(B)に示すように、エンジンガード61の側壁部61dは、その前部に側方に膨出するように形成された側方膨出部61kと、側方膨出部61kに一体にフレーム保護部61aの側縁部から立ち上げられた起立壁部61mとを備える。
側方膨出部61kは、クランクケース41(図2、図6参照)の前端部を前方、側方及び下方から覆い、側方膨出部61kの前端部に車幅方向内側に窪んだ凹部としての前端固定部61fが形成されている。なお、符号61nは前端固定部61fに開けられたボルト挿通穴であり、ボルト挿通穴61nに通されたボルト81(図2参照)によりエンジンガード61の前端部がロアフレーム27(図2参照)に締結される。ボルト81は、ボルト挿通穴61nに車幅方向外側から車幅方向内側に挿入された後、ロアフレーム27の上端部の側面に設けられたねじ穴27d(図8、図9参照)にねじ込まれる。
起立壁部61mは、側方膨出部61kから後方に向かうにつれて次第に高さが低くなる前起立壁部61pと、前起立壁部61pから略一定の高さで後方へ延びる後起立壁部61qとを一体に備える。前起立壁部61p及び後起立壁部61qは、フレーム保護部61aに対して略直角に曲げられた部分であり、フレーム保護部61aを補強して剛性を高めるリブの役目をする。
図10(B)において、右側の側方膨出部61k(奥側)の後縁61c2は、左側の側方膨出部61k(手前側)の後縁61c1よりも後方に位置する。即ち、右側の側方膨出部61kは、左側の側方膨出部61kよりも後方までエンジン側面を側方から覆うことが可能である。
また、側面視で、後部固定部61gの上壁61rの上縁は、後上りに傾斜し、後部固定部61gの後壁61sは、上壁61rの上縁に対して略直角に屈曲して後下がりに傾斜している。
側方膨出部61kの膨出部下壁62dは、前後方向に略水平に延びているので、走行風の流れをスムーズにすることができ、空気抵抗を軽減することができる。
図11は、エンジンガード61を説明する第2説明図である。図11(A)はエンジンガード61の正面図、図11(B)はエンジンガード61の底面図である。
図11(A)に示すように、フレーム保護部61aとエンジン保護部61bとには、高さδの段差が設けられている。このように、フレーム保護部61aとエンジン保護部61bとの間に段差を設け、エンジン保護部61bを車体内方へ窪ませることで、最低地上高が低くならない。
エンジンガード61の左右のフレーム保護部61a,61a及びエンジン保護部61bのそれぞれの上端部には、左右のフレーム保護部61a,61a及びエンジン保護部61bに亘って上方に突出する上方突出壁部61tが一体に形成されている。
上方突出壁部61tは、左右のフレーム保護部61a,61aのそれぞれの上縁61u,61uより上方で、左右のロアフレーム27,27の傾斜したフレーム上部27a,27a、及びダウンフレーム26の下端の下方に出来る隙間131(図3も参照)を覆う部分である。このように、上方突出壁部61tを設けることで、隙間131からエンジン35(図3参照)側へ石等が入り込むのを防止するとともに、外観性を向上させることができる。
また、右側の側方膨出部61kは、その側面62fが延直線133に対して角度θだけ傾斜している。左右の側方膨出部61kの車幅方向外側への突出量は等しいが、左右で形状を異ならせる、即ち、左右の側方膨出部61k,61kを非対称とすることで、形状の異なる左右のエンジン側面をそれぞれ適切に覆うことが可能になる。
側方膨出部61kの膨出部下壁62dは、略水平に形成されているので、側方膨出部61k、ひいてはエンジンガード61の車両前後方向の投影面積を小さくすることができる。従って、車両走行中のエンジンガード61の空気抵抗をより小さくすることができる。
図11(B)に示すように、後部固定部61gは、エンジンガード61の後部であって車幅方向中央に形成され、上方に窪むとともに前後方向に長くなるように形成された上壁61rと、上壁61rの後端部に形成された後壁61sとから構成される。
上壁61rは、車両前方に向かうにつれて次第に車幅方向の幅が狭くなるとともに浅くなるように形成されている。後壁61sには、クロスフレーム91(図5参照)にエンジンガード61の後部を取付けるためのボルト98(図5参照)を通すボルト挿通穴61vが開けられている。即ち、ボルト98は、後壁61sの後方からボルト挿通穴61vに挿入され、クロスフレーム91(図5参照)の前面に形成されたねじ穴にねじ込まれる。
左右の側方膨出部61k,61kのそれぞれの側面62fは、左右のフレーム保護部61aから車幅方向外側に離れるにつれて緩やかに後方に湾曲している。従って、走行風を側面62fに沿わせて後方にスムーズに流すことができ、空気抵抗を小さくすることができる。
図12は、エンジンガード61を説明する第3説明図である。図12(A)はエンジンガード61を斜め上方から見た斜視図、図12(B)はエンジンガード61の平面図である。
図12(A),(B)に示すように、エンジンガード61の後端部61jには、エンジン保護部61bから下方に屈曲した接続部61w,61wを介して一段下がるように形成された下段部61xが形成されている。下段部61xは、クロスフレーム91(図4参照)の下面に沿って配置される部分であり、略平坦に形成されている。
エンジン保護部61b、接続部61w、下段部61xに亘って、後部固定部61gの上壁61rが形成され、下段部61xに後壁61sが接続されている。
このように、後端部61jに下方に屈曲した接続部61wを形成することで、後端部61jの剛性を高めることができる。更に、後端部61jに、前後方向に延びる後部固定部61gをエンジン保護部61bから下段部61xに亘って形成することで、後部固定部61gがリブの役目をし、後端部61jの剛性をより一層高めることができる。
図12(B)において、左側の側方膨出部61kを61k1、右側の側方膨出部61kを61k2と識別する。
右側の側方膨出部61k2は、最も側方に突出した側方最突出部62a2、最も後方に位置する後端部62b2が、左側の側方膨出部61k1の最も側方に突出した側方最突出部62a1、最も後方に位置する後端部62b1に対して、それぞれ距離L1、距離L2だけ後方に位置する。即ち、前述したように、右側の側方膨出部61k2の後縁61c2は、左側の側方膨出部61k1の後縁61c1よりも後方に位置する。
右側の側方膨出部61k2は、その車幅方向内側に、図6に示したウォータポンプ111(図6参照)やラジエータホース112が配置されるため、それに伴って左側の側方膨出部61k1に対して形状を変更してエンジン35の適切な保護を図っている。
左右の前起立壁部61p,61p及び後起立壁部61q,61qは、前後に長い開口部61h,61hに沿って形成されるため、開口部61hの形成によって低下した剛性を前起立壁部61p及び後起立壁部61qで効果的に高めることができる。
また、後方に向かうにつれて車幅方向の幅が狭くなった後端部61jの剛性を、接続部61wと、左右の後起立壁部61q,61qに対して前後方向で重なる位置に設けられた後部固定部61gとで高めることができる。
上記した図1、図3及び図11(A)に示したように、ヘッドパイプ21と、ヘッドパイプ21から延びてエンジン35を支持するフレーム部材としてのロアフレーム27と、エンジン35の前方から下方にかけて延びる車体下部保護部材としてのエンジンガード61とを備えた鞍乗り型車両としての自動二輪車10であって、エンジンガード61は、エンジン35を覆うエンジン保護部61bと、ロアフレーム27を保護するフレーム保護部61aとを有するとともに、エンジン保護部61bとフレーム保護部61aとが段差を介して設けられる。
この構成によれば、フレーム保護部61aでロアフレーム27を保護するとともに、エンジン保護部61bとフレーム保護部61aとを段差を介して設けることで、エンジンガード61の断面係数が大きくなり、剛性を向上させることができる。
また、図5及び図11(A)に示したように、フレーム保護部61aは、車幅方向に隔てて一対設けられるとともに、エンジン保護部61bは、一対のフレーム保護部61a,61aの間に高さδの段差を介して一体に設けられるので、フレーム保護部61aによりエンジン保護部61bが支持されるため、エンジンガード61の剛性を更に向上させることができる。また、フレーム保護部61aがエンジン保護部61bに一体に設けられているため、フレーム保護部61a又はエンジン保護部61bを車体側に固定するためのブラケットが不要となり、構成を簡素化させることができる。
また、エンジン保護部61bは、フレーム保護部61aに比して車体内方に窪ませて設けられるので、エンジン保護部61bがフレーム保護部61aから突出しないため、車両の最低地上高が低くならず、障害物との干渉を抑制できる。
また、図5に示したように、ロアフレーム27は、他の部材との溶接ビード103が形成されるとともに、フレーム保護部61aは、溶接ビード103に対応する箇所に開口部61hを有するので、ロアフレーム27の溶接ビード103に対応させてフレーム保護部61aに凸部を形成する必要がなく、車両の最低地上高が低くならず、障害物との干渉を抑制できる。
また、図4及び図5に示したように、一対のロアフレーム27,27間を結合するクロスフレーム91を有するとともに、エンジンガード61は、クロスフレーム91に対して車両前後方向から固定されるので、車体にエンジンガード61を固定するボルト98等の固定部材が車両下方に突出することがないため、車両の最低地上高が低くならず、障害物との干渉を抑制できる。
また、図5に示したように、クロスフレーム91に固定するためにエンジンガード61の後端部61jの車幅方向中央に固定部としての後部固定部61gが設けられ、エンジンガード61の後端部61jは、車両後方に向かいに従い細く設けられるので、後部固定部61gで固定された後端部61jのがたつきを抑えることができ、少ない固定箇所で後端部61jを固定することができる。
また、図4、図5及び図11(B)に示したように、後部固定部61gは、車両内方に窪んだ凹部であり、この凹部の後端部に、クロスフレーム91に固定するための固定用のボルト98を通すボルト挿通穴61vを備えるので、固定用のボルト98を障害物と干渉しにくくすることができる。
また、図2、図3及び図12(A)に示したように、フレーム保護部61aは、ロアフレーム27の側面に沿ってリブとしての前起立壁部61p及び後起立壁部61qが形成されるとともに、後部固定部61gは、側面視で、前起立壁部61p及び後起立壁部61qと重なる位置に設けられるので、エンジンガード61の断面係数を大きくすることができ、剛性を向上させることができる。
また、図2及び図7に示したように、エンジンガード61は、車幅方向外側方からエンジン35の側面を覆うエンジン側面保護部としての側方膨出部61kを有するとともに、側方膨出部61kは、車両前面視で、エンジン35に付設された変速機44に備えるギアチェンジペダル51と高さ方向で重なる位置に設けられるので、側方膨出部61kでエンジン側面を保護できるとともに、前方からの飛散物からギアチェンジペダル51や、ギアチェンジペダル51を操作する足を保護することができる。
上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で任意に変形及び応用が可能である。
本発明は、自動二輪車10に適用する場合に限らず、自動二輪車10以外も含む鞍乗り型車両にも適用可能である。
10 自動二輪車(鞍乗り型車両)
21 ヘッドパイプ
27 ロアフレーム(フレーム部材)
35 エンジン
44 変速機
51 ギアチェンジペダル
61 エンジンガード(車体下部保護部材)
61a フレーム保護部
61b エンジン保護部
61g 後部固定部(固定部)
61h 開口部
61k 側方膨出部(エンジン側面保護部)
61p 前起立壁部(リブ)
61q 後起立壁部(リブ)
61v ボルト挿通穴
91 クロスフレーム
103 溶接ビード

Claims (9)

  1. ヘッドパイプ(21)と、前記ヘッドパイプ(21)から延びてエンジン(35)を支持するフレーム部材(27)と、前記エンジン(35)の前方から下方にかけて延びる車体下部保護部材(61)とを備えた鞍乗り型車両であって、
    前記車体下部保護部材(61)は、前記エンジン(35)を覆うエンジン保護部(61b)と、前記フレーム部材(27)を保護するフレーム保護部(61a)とを有するとともに、前記エンジン保護部(61b)と前記フレーム保護部(61a)とが段差を介して設けられることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記フレーム保護部(61a)は、車幅方向に隔てて一対設けられるとともに、前記エンジン保護部(61b)は、前記一対のフレーム保護部(61a)の間に前記段差を介して一体に設けられることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記エンジン保護部(61b)は、前記フレーム保護部(61a)に比して車体内方に窪ませて設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 前記フレーム部材(27)は、他の部材との溶接ビード(103)が形成されるとともに、前記フレーム保護部(61a)は、前記溶接ビード(103)に対応する箇所に開口部(61h)を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記一対のフレーム部材(27)間を結合するクロスフレーム(91)を有するとともに、前記車体下部保護部材(61)は、前記クロスフレーム(91)に対して車両前後方向から固定されることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記クロスフレーム(91)に固定するために前記車体下部保護部材(61)の後端部(61j)の車幅方向中央に固定部(61g)が設けられ、前記車体下部保護部材(61)の後端部(61j)は、車両後方に向かいに従い細く設けられることを特徴とする請求項5に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記固定部(61g)は、車両内方に窪んだ凹部であり、この凹部の後端部に、前記クロスフレーム(91)に固定するための固定用ボルト(98)を通すボルト挿通穴(61v)を備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記フレーム保護部(61a)は、前記フレーム部材(27)の側面に沿ってリブ(61q)が形成されるとともに、前記固定部(61g)は、側面視で、前記リブ(61q)と重なる位置に設けられることを特徴とする請求項7に記載の鞍乗り型車両。
  9. 前記車体下部保護部材(61)は、車幅方向外側方から前記エンジン(35)の側面を覆うエンジン側面保護部(61k)を有するとともに、前記エンジン側面保護部(61k)は、車両前面視で、前記エンジン(35)に付設された変速機(44)に備えるギアチェンジペダル(51)と高さ方向で重なる位置に設けられることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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