JP2016167475A - 基板処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送ローラによって搬送される基板の表面に処理液が供給され所定の処理が行われる場合でも基板の表面へのムラの発生を抑制することが可能な基板処理装置を提供する。
【解決手段】円筒状部材221を有する第2搬送ローラ22を、処理液吐出ノズル182によって基板Sの表面に処理液が吐出された吐出位置から下流側に連続して複数配設され、第1搬送ローラ21は、連続して複数配設された第2搬送ローラ22の下流側に隣接して配設される。これにより、搬送ローラによって搬送される基板の表面に処理液が供給され所定の処理が行われる場合でも基板の表面へのムラの発生を抑制することができる。
【選択図】図4

Description

この発明は、液晶表示装置(LCD)用、プラズマディスプレイ(PDP)用、有機発光ダイオード(OLED)用、電界放出ディスプレイ(FED)用、太陽電池パネル用等のガラス基板、磁気/光ディスク用のガラス/セラミック基板、半導体ウェハ、電子デバイス基板、印刷用の印刷版等の各種の基板に対して、洗浄液、エッチング液、現像液、レジスト等を剥離するための剥離液等の薬液や純水、等々の各種処理液を吐出して基板を処理する基板処理装置に関する。
従来この種の基板処理装置としては、基板の搬送方向に並設された搬送ローラによって処理室内に基板を搬入し、搬送ローラで搬送される基板に対して処理液を供給し処理する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に開示された基板処理装置が有する基板搬送装置は、基板に接触する搬送用コロが基板の搬送方向において全体として千鳥状となるように各搬送ローラに設けられている。これにより、基板の裏面に対し複数の搬送用コロを均一に当接することができるため、基板の表面に対して現像処理等を行った際に、搬送用コロの接触ムラを防止している。
特開2013−110195号公報
しかしながら、特許文献1に係る基板搬送装置では、1本のシャフトに対して基板の裏面に接触する搬送用コロが一定間隔で配置されており、シャフトの延設する方向に対して、基板の裏面に搬送用コロが接触する接触部と接触しない非接触部が生じる。このような場合、基板の表面に供給された処理液による化学反応によって基板に熱が発生した際、接触部と非接触部で温度の不均一が生じる虞がある。すると、この温度の不均一によって基板の表面に搬送用コロのムラが発生する虞がある。
そこで、本発明は、搬送ローラによって搬送される基板の表面に処理液が供給され所定の処理が行われる場合でも基板の表面へのムラの発生を抑制することが可能な基板処理装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1の態様は、基板処理装置であって、基板を搬送方向の上流側から下流側に向けて搬送する搬送機構と、前記搬送機構によって下流側に向けて搬送される前記基板の表面に処理液を吐出する処理液吐出ノズルと、前記処理液吐出ノズルに前記処理液を供給する処理液供給部と、を備え、前記搬送機構は、前記基板の搬送方向と直交する方向に複数配置された円板状部材を有する第1搬送ローラと、前記直交する方向に延びる円筒状部材を有する第2搬送ローラと、を含み、前記第2搬送ローラは、前記処理液吐出ノズルから前記基板の表面に処理液が吐出される吐出位置から下流側に連続して複数配設され、前記第1搬送ローラは、連続して複数配設された前記第2搬送ローラの下流側に隣接して配設される。
第2の態様は、第1の態様に係る基板処理装置であって、前記第2搬送ローラが、前記吐出位置から下流側に連続して3個以上配設されている。
第3の態様は、第1の態様又は第2の態様に係る基板処理装置であって、前記基板は、搬送方向の両端部に非有効領域を有し、前記円筒状部材の両端が前記非有効領域内に位置する。
第4の態様は、第1の態様ないし第3の態様のいずれか一態様に係る基板処理装置であって、前記第1搬送ローラは、1個以上7個以下の範囲で搬送方向に連続して配設される。
第5の態様は、第1の態様ないし第4の態様のいずれか一態様に係る基板処理装置であって、前記処理液は現像液であり、前記処理液吐出ノズルは、前記基板の表面に前記現像液で液盛りを行う。
本発明の第1の態様ないし第5の態様によれば、円筒状部材を有する搬送ローラを、基板の表面に処理液が吐出された吐出位置から下流側に連続して複数配設されることで、搬送ローラによって搬送される基板の表面に処理液が供給され所定の処理が行われる場合でも基板の表面へのムラの発生を抑制することができる。
基板処理システムの概略上面図である。 制御部の電気的構成を示すブロック図である。 第1実施形態に係る基板処理装置の構成を示す概略側面図である。 第1実施形態に係る基板処理装置の構成を示す概略平面図である。 第2搬送ローラと基板との位置関係を説明するための概略平面図である。 第2実施形態に係る基板処理装置の構成を示す概略平面図である。
以下、基板処理システム1について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる基板処理システム1の概略構成を示す上面図である。基板処理システム1は、複数の処理装置を接続して一貫した処理を可能にしたコータ/デベロッパ装置である。
基板処理システム1は、主として、洗浄装置12、脱水ベーク装置13、レジスト塗布装置14、減圧乾燥装置15、プリベーク装置16、露光装置17、現像装置18、及びポストベーク装置19の各処理装置と、上記した装置群への基板Sの出入を行うインデクサー部11と、を備えている。
インデクサー部11から露光装置17までの行きラインには、洗浄装置12、脱水ベーク装置13、レジスト塗布装置14、減圧乾燥装置15、プリベーク装置16等が配置される。露光装置17からインデクサー部11までの帰りラインには、現像装置18、ポストベーク装置19等が配置される。
インデクサー部11には複数の基板Sを収納するカセットが載置される。インデクサー部11に配されるインデクサーロボットによりカセットから取り出された基板Sは、まず、洗浄装置12において洗浄される。洗浄装置12での処理を終えた基板Sは、脱水ベーク装置13に搬送され、脱水ベーク処理が行われる。脱水ベーク処理が行われた基板Sは、次にレジスト塗布装置14に搬送され、レジスト塗布処理が施される。レジスト塗布処理が施された基板Sは、次に減圧乾燥装置15に搬送され、基板Sの表面に塗布されたレジスト液の溶媒を減圧により蒸発させて、基板Sを乾燥させる。減圧乾燥が施された基板Sは、次にプリベーク装置16に搬送され、基板S表面のレジスト成分を固化させるため加熱処理が施される。加熱処理が施された基板Sは、次に露光装置17に搬送され、露光処理が施される。
これらの処理を終えた基板Sは、現像装置18に搬送され、現像処理が行われる。現像処理を終えた基板Sは、ポストベーク装置19に運ばれ、加熱処理を施される。その後、該基板Sは、インデクサーロボットによってインデクサー部11に載置される元のカセットに収容される。
また、基板処理システム1は、各処理装置での処理および基板Sの搬送を制御する制御部60を有する。制御部60は、図2に示されるように、例えば、CPU61、ROM62、RAM63、記憶装置64等が、バスライン65を介して相互接続された一般的なコンピュータによって構成される。ROM62は基本プログラム等を格納しており、RAM63はCPU61が所定の処理を行う際の作業領域として供される。記憶装置64は、フラッシュメモリ、あるいは、ハードディスク装置等の不揮発性の記憶装置によって構成される。
また、制御部60では、入力部66、表示部67、通信部68もバスライン65に接続されている。入力部66は、各種スイッチ、タッチパネル等により構成されており、オペレータから処理レシピ等の各種の入力設定指示を受ける。表示部67は、液晶表示装置、ランプ等により構成されており、CPU61による制御のもと各種の情報を表示する。通信部68は、LAN等を介したデータ通信機能を有する。また、制御部60には、各ロボットおよび各処理装置が制御対象として接続されている。
制御部60のCPU61が処理プログラムPを実行することによって、基板Sの搬送動作および各処理装置での処理動作が制御される。制御部60は、本発明における搬送制御部としての機能を有する。
以下では、基板処理装置の一例である現像装置18の構成について図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態にかかる現像装置18の構成を示す概略側面図であり、図4は現像装置18の構成を示す概略平面図である。なお、図4ではスペースの都合上一部の符号の記載を省略している。
現像装置18は、基板Sを搬送方向AR1に沿って搬送する搬送機構20と、基板Sに現像処理を行う処理室181と、搬送される基板Sの表面に処理液である現像液Lを吐出する処理液吐出ノズル182と、処理液吐出ノズル182に現像液Lを供給する処理液供給部185とを有する。以下の説明では、特に断らない限り、基板Sの搬送方向の上流側を単に「上流側」と称し、その反対側を「下流側」と称する。
処理室181は、内部に処理空間を有し、処理室181の上流側端部には、露光装置17で処理された基板Sを搬入するための搬入口が設けられている。また、処理室181の下流側端部には、処理が完了した基板Sをポストベーク装置19に搬出するための搬出口が設けられている。また、処理室181の底面には、処理室内で使用された処理液を排出するための排出機構(図示省略)が設けられている。
処理液吐出ノズル182は、処理室181の処理空間に設けられており、後述する搬送機構によって下流側に向けて搬送される基板Sの表面に処理液を吐出する。処理液吐出ノズル182は、搬送方向AR1と直交する直交方向(Y軸方向)に延びており、その下面(基板Sと対向する面)には、直交方向に細長く延びる細隙の吐出口が形成される、いわゆる、スリットノズルである。吐出口の直交方向の寸法は、基板Sの直交方向の寸法と略同じである。そして、吐出口から現像液Lをカーテン状に吐出することによって、基板Sの表面に現像液Lを供給する。
基板Sと処理液吐出ノズル182の吐出口は所定の間隔を設けて配置されており、基板Sが吐出口の直下を通過することによって、基板Sの上面全体が、表面張力を利用して現像液Lが液盛りされた状態(すなわち、現像液Lのパドルが形成された状態)となる。基板Sの表面に現像液Lが盛られた状態で搬送されることで現像処理が行われる。このような、現像液Lとしては、常温の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)などを用いることができる。
処理液供給部185は、現像液Lを貯留する処理液貯留部184と、処理液貯留部184と処理液吐出ノズル182とを接続する配管183とを有し、処理液吐出ノズル182に現像液Lを供給する。処理液貯留部184から処理液吐出ノズル182への送液にはポンプ等を用いることができる。なお、例えば処理液貯留部184が加圧タンクで実現されていれば、加圧タンク内を加圧することで配管183を介して処理液吐出ノズル182に現像液Lを送液することができるためポンプは必要ない。
搬送機構20は、搬送機構20は、複数の搬送ローラと当該搬送ローラを回転駆動させる駆動部とを備え、処理室181内で基板Sを搬送方向AR1の上流側から下流側に向けて搬送する。複数の搬送ローラは、基板Sの搬送方向AR1と直交する方向に複数配置された円板状部材211を有する複数の第1搬送ローラ21と、直交する方向に延びる円筒状部材221を有する複数の第2搬送ローラ22とから構成されている。駆動部としては公知のモータ等を採用することができ、制御部60によって制御される。
第1搬送ローラ21は、直交方向に延びる回転軸23と、回転軸23の長手方向に複数配置された円板状部材211とを有する。回転軸23は図示を省略する駆動部に連結されている。本実施形態では図4に示すように6個の円板状部材211が回転軸23の長手方向に取り付けられている。そして、制御部60からの命令により駆動部が駆動することで第1搬送ローラ21は、回転軸23を中心に矢印AR2で示す向きに回転する。
また、第1搬送ローラ21を構成する複数の円板状部材211の直径は同一であるため、基板Sは円板状部材211の外周面で水平に支持される。さらに、円板状部材211は回転軸23に対してほぼ同じ間隔で配置されているため、基板Sの撓みを抑制しつつ支持することができる。
ここで、第1搬送ローラ21を基板Sの搬送方向AR1に連続して配置する際、基板Sと接触する位置が隣接する第1搬送ローラ21で異なるようにするため、円板状部材211が6個からなる構成と、円板状部材211が5個からなる構成との2種類の第1搬送ローラ21で構成される。なお、隣接する第1搬送ローラ21のそれぞれの円板状部材21が基板Sの同一位置で接触することによって生じる問題を解消する上では前述した構成が好ましいが、基板Sを搬送するという視点ではこの配置は必須ではない。
第2搬送ローラ22は、基板Sの搬送方向と直交する方向(Y軸方向)に延びる円筒状部材221を有する。より詳細には、第1搬送ローラ21と同様に直交方向に延びる回転軸23と、回転軸23に取り付けられ、基板Sの裏面にその外周面が当接する円筒状部材221とを有する。第2搬送ローラ22の駆動は第1搬送ローラ21と同じであるため説明は省略する。円筒状部材221は、円板状部材211と略同じ直径を有する。そのため、後述するように第1搬送ローラ21と第2搬送ローラとを組合せて配設した場合でも、基板Sを略水平に搬送することができる。
続いて、処理室181の処理空間内における第1搬送ローラ21と第2搬送ローラ22との配置について詳細に説明する。
処理室181では、搬送機構20に搬送される基板Sの上面に対して処理液吐出ノズル182から現像液Lがカーテン状に吐出される。図3では、基板Sに対して現像液Lがカーテン状に吐出され、基板Sに現像液Lが接触する位置を吐出位置CPとして表している。吐出位置CPを通過した基板Sの上面には現像液Lが液盛りされ現像処理が開始される。
処理室181内において、第2搬送ローラ22は、処理液吐出ノズル182から基板Sの表面に処理液である現像液Lが吐出される吐出位置CPから搬送方向の下流側に連続して複数配設されている。図3では、吐出位置CPから下流側に向けて3個の第2搬送ローラ22が連続して(隣接して)配設されている。しかしながら、連続して配設される第2搬送ローラ22の個数はこれに限定されるものではなく、少なくとも連続して2個以上の第2搬送ローラ22が配設されていればよく、吐出位置CPから下流側に連続して3個以上配設されていることがより好ましい。これにより、より効果的にムラの発生を抑制することができる。
一般的に第2搬送ローラ22のように円筒状部材を有する搬送ローラは、第1搬送ローラ21のように円板状部材を有する搬送ローラに比べて高価である。そのため、現像処理によるムラの発生を抑制し、かつ、第2搬送ローラ22の配設する数を少なくする上では、連続して配設される第2搬送ローラ22の最大の数は6個とすることが好ましい。なお、連続して配設される最大数は処理液の種類等により実験によってムラの発生とコストの視点から決めれば良い。
また、本実施形態では吐出位置CPから連続して3個配設された第2搬送ローラ22の下流側に、隣接して第1搬送ローラ21が配設される。具体的には、7個の第1搬送ローラ21が連続して配設されている。なお、図示は省略されているが第1搬送ローラ21が連続して7個配設された下流側には、隣接して第2搬送ローラ22が連続して複数配設されている。
つまり、吐出位置CPから連続して3個の第2搬送ローラ22が配設され、その下流側に第1搬送ローラ21が連続して7個配設され、さらにその下流側には第2搬送ローラ22が連続して2個以上配設される。このように、基板Sの上面に現像液Lが吐出された吐出位置CPから第2搬送ローラ22からなる第2ローラ群223と第1搬送ローラ21とからなる第1ローラ群213とを交互に配設することで基板Sに生じる現像処理によるムラを抑制することができる。なお、吐出位置CPよりも上流側においては、第1搬送ローラ21を配設すればよい。なお、第1ローラ群213を構成する第1搬送ローラ21は、連続して1個以上7個以下の範囲で搬送方向AR1に対して連続して配設されることが好ましい。これにより、ムラの発生を抑制しつつ搬送ローラに係るコストを低下させることができる。
続いて、第2搬送ローラ22と基板Sとの位置関係について説明する。図5は、第2搬送ローラ22と基板Sとの位置関係を説明するための概略平面図である。
基板Sは、搬送方向AR1の両端部に非有効領域33と中央部に有効領域30とを有する。有効領域30とは、後工程等での処理に使用される領域であり、当該領域では現像処理によるムラの発生を防ぐ必要がある。一方、非有効領域33とは、有効領域30の周囲を囲む領域であり、後工程等でも使用されない領域である。したがって、非有効領域33に現像処理によるムラが生じた場合でも製品の品質等に問題は生じない。なお、非有効領域33は必ずしも有効領域30の周囲を囲む領域でなくてもよく、例えば、基板Sの搬送方向の両端部の領域のみ非有効領域33となる構成であってもよい。
本実施形態では、第2搬送ローラ22の円筒状部材221の両端位置225が基板Sの非有効領域33の直交方向の幅寸法Dの範囲内に位置している。このように円筒状部材221のY軸方向の長さ寸法が、基板SのY軸方向の有効領域30よりも長く、基板SのY軸方向の長さ寸法よりも短いことで、円筒状部材22の両端位置225が非有効領域33内に位置する。そのため、基板Sの有効領域30内では、第2搬送ローラ22の円筒状部材221が接触支持するため、現像処理によって生じる熱に対して有効領域30内での温度ばらつきの発生が抑制される。これにより、基板Sの表面へのムラの発生を抑制することができる。
以上、説明したように上記実施形態では、複数の円板状部材211を有する第1搬送ローラ21と、円筒状部材221とを有する第2搬送ローラ22との配置を、基板Sの上面に吐出される現像液Lの吐出位置CPに対し、吐出位置CPから下流側に連続して第2搬送ローラ22を複数配設し、第1搬送ローラ21は、連続して複数配設された第2搬送ローラ22の下流側に隣接して配設されることで、現像処理によって生じる熱のムラが一番発生しやすい搬送区間では、第2搬送ローラ22で基板Sを搬送することとなる。これにより、搬送ローラによる温度バラツキを抑え、基板Sへの現像ムラの発生を抑制することができる。
続いて、基板処理装置の第2実施形態であるエッチング装置48について図6を参照しつつ説明する。なお、第1実施形態の現像装置18と異なる構成は、処理液であるエッチング液を吐出するノズルのみである。その他の構成は同じであり同一の符号を付して説明を省略する。
エッチング装置48は、基板Sの上面に高温のエッチング液を吐出するスプレーノズル40を有する。スプレーノズル40には、処理液貯留部184から高温のエッチング液が配管183を介して供給され、エッチング液が基板Sに吐出されると、基板Sの上面では化学反応が生じ温度の上昇が起こる。そのため、第1実施形態と同様にエッチング液が基板Sに吐出される吐出位置CPから下流側に連続して複数の第2搬送ローラ22が配設される。また、この第2搬送ローラ22の下流側には隣接して第1搬送ローラ21が複数配設される。これにより、基板Sへのエッチングムラの発生を抑制することができる。
以上、実施形態について説明してきたが、本発明は上記のようなものに限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、1つの処理液吐出ノズルを用いたがこの数に限定されるものではなく、複数の処理液吐出ノズルを用いてもよい。例えば、2つのスリットノズルを用いてもよく、また、スリットノズルとスプレーノズルを併用する場合においても本発明は有効である。その際、第2搬送ローラ22は、基板上に処理液が吐出されることで化学反応により熱が発生する位置から配設されることが好ましい。
また、上記実施形態では現像処理とエッチング処理を例に挙げて説明したが、これは本発明の一例にすぎない。例えば、剥離処理などの他の基板処理においても本発明は有効である。
また、上記実施形態では基板を水平に搬送する例を挙げて説明したが、例えば、基板の搬送方向に対して傾斜させた状態で搬送する搬送機構に対しても本発明は有効である。
この発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。また、上記実施形態で説明した各構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わせることができる。
1 基板処理システム
18 現像装置
20 搬送機構
21 第1搬送ローラ
22 第2搬送ローラ
30 有効領域
33 非有効領域
182 処理液吐出ノズル
185 処理液供給部
211 円板状部材
213 第1ローラ群
221 円筒状部材
223 第2ローラ群
225 両端位置
CP 吐出位置
S 基板

Claims (5)

  1. 基板処理装置であって、
    基板を搬送方向の上流側から下流側に向けて搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構によって下流側に向けて搬送される前記基板の表面に処理液を吐出する処理液吐出ノズルと、
    前記処理液吐出ノズルに前記処理液を供給する処理液供給部と、を備え、
    前記搬送機構は、
    前記基板の搬送方向と直交する方向に複数配置された円板状部材を有する第1搬送ローラと、
    前記直交する方向に延びる円筒状部材を有する第2搬送ローラと、を含み、
    前記第2搬送ローラは、前記処理液吐出ノズルから前記基板の表面に処理液が吐出される吐出位置から下流側に連続して複数配設され、
    前記第1搬送ローラは、連続して複数配設された前記第2搬送ローラの下流側に隣接して配設されることを特徴とする基板処理装置。
  2. 請求項1に記載の基板処理装置であって、
    前記第2搬送ローラが、前記吐出位置から下流側に連続して3個以上配設されている、基板処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板処理装置であって、
    前記基板は、搬送方向の両端部に非有効領域を有し、
    前記円筒状部材の両端が前記非有効領域内に位置する、基板処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の基板処理装置であって、
    前記第1搬送ローラは、1個以上7個以下の範囲で搬送方向に連続して配設される、基板処理装置
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の基板処理装置であって、
    前記処理液は現像液であり、
    前記処理液吐出ノズルは、前記基板の表面に前記現像液で液盛りを行う、基板処理装置。
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