JP2016158779A - 回転ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】構成を簡単にすることができる回転ブラシを提供する。
【解決手段】回転ブラシ22は、回転体31の外周面に、基布33上に複数の第1パイル糸34及び第1パイル糸34よりも軟らかい複数の第2パイル糸35のうちの少なくとも一方を立設するように織り込んだパイル織物32をパイル糸34,35側が外側となるように巻着することにより、回転体31の外周面に第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とを形成した。
【選択図】図3

Description

本発明は、例えば、電気掃除機のヘッドなどに取り付けて使用される回転ブラシに関する。
一般に、電気掃除機は、本体部と、当該本体部に接続パイプを介して接続されたヘッドとを備えている。このヘッドを絨毯、フローリング、畳等の床面上で移動させながらヘッドの底面に設けられた吸込口から空気を吸引することにより、本体部内に塵埃が吸い込まれるように構成されている。
そして、近年では、例えば絨毯等のように空気の吸引だけでは塵埃を吸い込みにくい床面に対する集塵能力を向上させるため、ヘッド内に回転ブラシを設けた電気掃除機が数多く見られるようになってきた(例えば、特許文献1参照)。こうした回転ブラシは、回転体と、当該回転体の周面に周方向に等間隔で交互に取着された互いに異なる機能を有した2種類のブラシ部を2つずつ備えており、回転体を回転させることで、2種類のブラシ部が床面上のごみを掻き取るようになっている。
特開2004−249009号公報
ところで、上述のような回転ブラシは、2種類のブラシ部を用意しなければならない上に、これら2種類のブラシ部を支持するための支持部をそれぞれブラシ部の種類に合わせて回転体の周面に形成する必要があるため、構成が複雑になってしまうという問題がある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものである。その目的とするところは、構成を簡単にすることができる回転ブラシを提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する回転ブラシは、回転体の周面に、基布上に複数の第1パイル糸及び前記第1パイル糸よりも軟らかい複数の第2パイル糸のうちの少なくとも一方を立設するように織り込んだパイル織物をパイル糸側が外側となるように巻着することにより、前記周面に前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とを形成した。
この構成によれば、回転体の周面にパイル織物を巻着するだけで、回転体の周面に互いに硬さの異なる第1パイル糸の領域と第2パイル糸の領域とが形成されるので、回転ブラシの構成を簡単にすることができる。
上記回転ブラシにおいて、前記第2パイル糸は、前記第1パイル糸よりも前記基布からの高さが低いことが好ましい。
この構成によれば、例えば、床面の清掃用の回転ブラシとして用いた場合に、床面に対する摺動抵抗を抑えつつ第1パイル糸による床面上の塵埃などに対する掻き取り性を向上することができる。
上記回転ブラシにおいて、前記第2パイル糸は、捲縮糸によって構成されていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、床面の清掃用の回転ブラシとして用いた場合に、第2パイル糸による床面上の塵埃などに対する拭き取り性を向上することができる。
上記回転ブラシにおいて、前記第2パイル糸の領域は、前記第1パイル糸の領域よりも面積が広いことが好ましい。
この構成によれば、例えば、床面の清掃用の回転ブラシとして用いた場合に、第2パイル糸による床面上の塵埃などに対する拭き取り性をより一層向上することができる。
上記回転ブラシにおいて、前記パイル織物は、前記回転体の周面に対して螺旋状に巻着されていることが好ましい。
この構成によれば、パイル織物の幅や回転体の外径を変更することで、回転体の周面に対するパイル織物の巻き付け角度を容易に調節することができる。
上記回転ブラシにおいて、前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とは、前記回転体の周方向において交互に配置されていることが好ましい。
この構成によれば、例えば、床面の清掃用の回転ブラシとして用いた場合に、回転ブラシを回転させることで、第1パイル糸及び第2パイル糸の両方を床面の同じ場所に対して交互に摺動させることができる。
本発明によれば、構成を簡単にすることができる。
一実施形態の回転ブラシを備える電気掃除機のヘッドの使用状態を示す断面図。 同電気掃除機のヘッドの断面図。 同ヘッドに取り付けられる回転ブラシを形成するときの状態を示す模式図。 同回転ブラシのパイル織物を短手方向に沿って切断したときの断面模式図。 パイル織物の製造過程を示す模式図。 変更例の回転ブラシを形成するときの状態を示す模式図。 (a)〜(c)は、変更例の回転ブラシのパイル織物を短手方向に沿って切断したときの断面模式図。 変更例の回転ブラシの平面模式図。
以下、回転ブラシを電気掃除機のヘッドに取り付けて使用される回転ブラシに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、床面F上の塵埃などを吸い込むための電気掃除機のヘッド11は、平面視略T字状のケース12を備えている。ケース12の後端部には接続パイプ13の一端側がケース12に対して回動可能に接続され、接続パイプ13の他端側は電気掃除機の本体部(図示略)に接続されている。ケース12の底壁における前端側の位置には、左右方向に長い矩形状の吸込口14が当該底壁を貫通するように形成されている。
ケース12の内底面上には矩形枠状をなす仕切板15が吸込口14を囲むように立設され、仕切板15を構成する後壁の中央部には当該後壁を貫通するようにエア吸引口16が形成されている。ケース12の左内側面にはモーター軸受17が設けられ、モーター軸受17はケース12内における仕切板15の後方に設けられたモーター18から延びるモーター軸19の先端を回転可能に支持している。
仕切板15の左右両側壁にはそれぞれ回転支持体20が設けられ、両回転支持体20はケース12の左右両内側面に設けられたブラシ軸受21によってそれぞれ回転可能に支持されている。仕切板15の内側には回転軸線が左右方向に延びる回転ブラシ22が収容され、回転ブラシ22の両端部は両回転支持体20によってそれぞれ支持されている。
左側の回転支持体20と、モーター軸19に取着されたプーリー19aとには、1つの無端状のベルト23が巻き掛けられている。そして、モーター18の駆動により、モーター18の回転駆動力が、モーター軸19、プーリー19a、ベルト23、及び左側の回転支持体20を介して回転ブラシ22に伝達されるようになっている。
次に、回転ブラシ22の構成について詳述する。
図3に示すように、回転ブラシ22は、円筒状の回転体31と、回転体31の外周面にパイル糸側が外側となるように隙間なく螺旋状に巻き付けた状態で取着(巻着)される帯状のパイル織物32とを備えている。回転体31は、例えば金属や合成樹脂などによって形成される。パイル織物32の回転体31に対する接合方法は、任意に選択することができ、例えばパイル織物32を接着剤による接着や両面粘着テープによる粘着によって回転体31の外周面に接合するようにしてもよい。
また、回転支持体20は、円筒状の嵌入部20aと、嵌入部20aの外周面に設けられた円環状のフランジ部20bとを有している。そして、回転体31における軸線方向の両端の開口に回転支持体20の嵌入部20aをそれぞれ嵌入することにより、回転ブラシ22が2つの回転支持体20によって支持される。なお、回転体31は、予め軸線方向における両端に回転支持体20をそれぞれ一体形成するようにしてもよい。
次に、パイル織物32の構成について詳述する。
図3及び図4に示すように、パイル織物32は、タテ糸33aとヨコ糸33bとを織ってなる織布によって構成された帯状の基布33と、基布33上に立設するように織り込まれた複数の第1パイル糸34及び複数の第2パイル糸35とを備えている。基布33の裏面(基布33における第1パイル糸34及び第2パイル糸35側とは反対側の面)には合成樹脂製のコーティング層36が形成され、コーティング層36により複数の第1パイル糸34及び複数の第2パイル糸35の根元と基布33とがそれぞれ強固に接合される。
基布33を構成するタテ糸33a及びヨコ糸33bには、例えばポリエステル製の糸を用いることができるが、ポリエステル製の糸に限らず、ポリエチレン製の糸、ポリアミド製の糸、ポリプロピレン製の糸、アクリル樹脂製の糸、ウレタン樹脂製の糸などを用いてもよい。
本実施形態において、第1パイル糸34は外径が0.05mmのポリアミド製のストレートのマルチフィラメント糸によって構成され、第2パイル糸35は外径が0.03mmのポリアミド製の捲縮加工が施されたマルチフィラメント糸(捲縮糸)によって構成されている。したがって、第2パイル糸35は、第1パイル糸34よりも細い上に捲縮糸によって構成されているので、第1パイル糸34よりも軟らかい。
また、第1パイル糸34及び第2パイル糸35を構成するポリアミド製の糸は、耐摩耗性及び復元性に優れているため、本用途に適している。なお、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の材質は、ポリアミドに限らず、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、アクリル樹脂製、ウレタン樹脂などであってもよい。
基布33上において、短手方向(図4では左右方向)の中央部には長手方向(図4では紙面と直交する方向)に延びる複数列(図4では3列)の第2パイル糸35が織り込まれており、短手方向の両端部には複数列の第2パイル糸35を挟むようにそれぞれ第1パイル糸34が長手方向に延びる列をなすように織り込まれている。この場合、第2パイル糸35は、第1パイル糸34よりも基布33からの高さが低くなるように設定されている。さらにこの場合、基布33上において、第2パイル糸35の領域は、第1パイル糸34の領域よりも面積が広くなるように設定されている。
したがって、回転体31の外周面に第1パイル糸34及び第2パイル糸35側が外側となるように隙間なく螺旋状にパイル織物32を巻着することによって回転ブラシ22を形成した際には、回転体31の外周面に第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とが形成される。このとき、第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とは、回転体31の周方向において交互に配置される。
次に、パイル織物32の製造方法について説明する。
図5に示すように、パイル織物32を形成する場合には、まず、2つの基布33を互いに対向するように配置する。このときの2つの基布33間の距離に応じて、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の長さが変化する。続いて、第1パイル糸34及び捲縮加工が施された第2パイル糸35を、2つの基布33のヨコ糸33bに対して交互に掛け渡すように織り込む。続いて、2つの基布33に掛け渡された第1パイル糸34及び第2パイル糸35の中央を切断する(図5の一点鎖線の矢印に沿って切断する)。
すると、第1パイル糸34及び第2パイル糸35を構成するそれぞれの繊維が拡がる。これにより、2つのパイル織物32が同時に形成される。このとき、第2パイル糸35は、捲縮加工が施されているため、第1パイル糸34と同じ長さであるが、自然に縮れて横に拡がるので、基布33上からの高さが第1パイル糸34に比べて低くなる。すなわち、第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域との間で段差が形成される。
次に、回転ブラシ22の作用について説明する。
さて、電気掃除機を使用するときには、図1に示すように、まず、ヘッド11を床面F上に載せる。この状態で電気掃除機を稼動させると、モーター18が駆動されるとともに、仕切板15の内側のエアがエア吸引口16を通り、接続パイプ13を介して電気掃除機の本体部(図示略)内に吸引される。
このとき、モーター18の駆動に連動して回転ブラシ22が左側から見て反時計方向(図1中の矢印で示す方向)に回転されながら、回転ブラシ22の第1パイル糸34及び第2パイル糸35が床面Fに摺接する。すると、床面F上の塵埃などは、ストレートで比較的硬い第1パイル糸34によって主に掻き取られるとともに、捲縮により嵩高くて比較的軟らかい第2パイル糸35によって主に拭き取られる。
さらにこのとき、第1パイル糸34の領域は、第2パイル糸35の領域よりも面積が狭く且つ基布33からの高さが高くなっている。このため、回転ブラシ22の床面Fに対する摺動抵抗が抑えられ、主に第1パイル糸34によって床面F上の塵埃などが効果的に掻き取られる。
このように、回転ブラシ22は、床面F上の塵埃などに対する掻き取り性の高い第1パイル糸34と、床面F上の塵埃などに対する拭き取り性の高い第2パイル糸35とを有しているため、床面Fに対する清掃効果を高めることができる。
以上詳述した実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)回転ブラシ22は、回転体31の外周面に、基布33上に複数の第1パイル糸34及び第1パイル糸34よりも軟らかい複数の第2パイル糸35を立設するように織り込んだパイル織物32をパイル糸34,35側が外側となるように巻着することにより、回転体31の外周面に第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とが形成される。このため、回転体31の外周面にパイル織物32を巻着するだけで、回転体31の外周面に互いに硬さの異なる第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とを形成することができるので、回転ブラシ22の構成を簡単にすることができる。
(2)回転ブラシ22において、第2パイル糸35は、第1パイル糸34よりも基布33からの高さが低い。このため、電気掃除機で床面Fの清掃を行う際に、第2パイル糸35の床面Fに対する接触圧が第1パイル糸34の床面Fに対する接触圧よりも小さくなるので、回転ブラシ22の床面Fに対する摺動抵抗を抑えつつ、第1パイル糸34による床面F上の塵埃などに対する掻き取り性を向上することができる。
(3)回転ブラシ22において、第2パイル糸35は、捲縮糸によって構成されている。このため、第2パイル糸35の嵩を大きくすることができるので、電気掃除機で床面Fの清掃を行う際に、第2パイル糸35による床面F上の塵埃などに対する拭き取り性を向上することができる。
(4)回転ブラシ22において、第2パイル糸35の領域は、第1パイル糸34の領域よりも面積が広い。このため、電気掃除機で床面Fの清掃を行う際に、第2パイル糸35による床面F上の塵埃などに対する拭き取り性を、第2パイル糸35の領域の面積が第1パイル糸34の領域の面積以下である場合に比べて、高くすることができる。
(5)回転ブラシ22において、パイル織物32は、回転体31の外周面に対して螺旋状に巻着されている。このため、パイル織物32の幅(短手方向の長さ)や回転体31の外径を適宜変更することで、回転体31の外周面に対するパイル織物32の巻き付け角度を容易に調節することができる。
(6)回転ブラシ22において、第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とは、回転体31の周方向(回転方向)において交互に配置されている。このため、電気掃除機で床面Fの清掃を行う際に、回転ブラシ22を回転させることで、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の両方を床面Fの同じ場所に対して交互に摺動させることができる。したがって、床面F上の塵埃などを、回転ブラシ22によって掻き取りながら拭き取ることができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図6に示すように、パイル織物32の幅を広く(短手方向の長さを長く)し、且つ第2パイル糸35の領域の幅を広く(短手方向の長さを長く)するようにしてもよい。すなわち、回転体31に対するパイル織物32の巻き付けピッチを大きくしてもよい。この場合、第1パイル糸34は、例えば外径が0.2mmのポリアミド製のストレートのモノフィラメント糸によって構成するようにしてもよい。
・図7(a)に示すように、パイル織物32の長手方向(図7(a)では紙面と直交する方向)に延びる第1パイル糸34の列と第2パイル糸35の列とを、パイル織物32の短手方向(図7(a)では左右方向)に沿って交互に配置するようにしてもよい。
・図7(b)に示すように、パイル織物32において、3つの第2パイル糸35の列を挟む2つの第1パイル糸34の列のうちのいずれか一方を省略してもよい。
・図7(c)に示すように、パイル織物32において、パイル織物32の短手方向(図7(c)では左右方向)の中央部に配置された1つの第1パイル糸34の列が、2列ずつの第2パイル糸35によって挟まれるように、第1パイル糸34及び第2パイル糸35を配置するようにしてもよい。
・図8に示すように、回転ブラシ22におけるパイル織物32の表面に例えば水玉模様となるように第1パイル糸34の領域を部分的に複数形成し、パイル織物32の表面における第1パイル糸34の領域以外の領域の全てに第2パイル糸35の領域を形成するようにしてもよい。
・回転ブラシ22において、第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とは、必ずしも回転体31の周方向(回転方向)において交互に配置する必要はない。
・回転ブラシ22において、パイル織物32は、回転体31の外周面に対して必ずしも螺旋状に巻着する必要はない。例えば、回転ブラシ22は、回転体31の外周面全体にパイル織物32を1周分だけ巻き付けた状態で接合することによって形成してもよい。
・回転ブラシ22において、第2パイル糸35の領域は、必ずしも第1パイル糸34の領域よりも面積を広くする必要はない。例えば、第2パイル糸35の領域は、第1パイル糸34の領域と同じ面積にしてもよいし、第1パイル糸34の領域よりも面積を狭くするようにしてもよい。
・回転ブラシ22において、第2パイル糸35は、必ずしも捲縮糸によって構成する必要はない。例えば、第2パイル糸35をストレート糸によって構成してもよい。
・回転ブラシ22において、第2パイル糸35を熱収縮糸によって構成してもよい。このようにすれば、熱を加えることで容易に第2パイル糸35の高さを低くすることができる。
・回転ブラシ22において、第1パイル糸34は、必ずしもストレート糸によって構成する必要はない。例えば、第1パイル糸34を捲縮糸によって構成してもよい。
・回転ブラシ22において、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の両方をストレート糸によって構成してもよいし、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の両方を捲縮糸によって構成してもよい。
・回転ブラシ22において、第2パイル糸35は、必ずしも第1パイル糸34よりも基布33からの高さを低くする必要はない。第2パイル糸35は、基布33からの高さを第1パイル糸34と同じにしてもよいし、基布33からの高さを第1パイル糸34よりも高くするようにしてもよい。
・回転ブラシ22において、第1パイル糸34及び第2パイル糸35のうち少なくとも一方を着色してもよい。この場合、特に第1パイル糸34と第2パイル糸35とを異なる色で着色することで縞模様を付与できるので、意匠性を向上することができる。
・回転ブラシ22は、複数の第1パイル糸34のみが基布33に織り込まれたパイル織物と、複数の第2パイル糸35のみが基布33に織り込まれたパイル織物とを別々に形成し、これら2つのパイル織物を1つの回転体31の外周面に対して巻着するようにして形成してもよい。
・回転ブラシ22は、回転体31の外周面に、パイル織物32を回転体31における軸線方向に等間隔に複数の隙間が形成されるように螺旋状に巻着することによって形成するようにしてもよい。この場合、回転ブラシ22は、螺旋状に延びるパイル織物32の隙間から回転体31の外周面が露出する。
・パイル織物32の幅(短手方向の長さ)及び回転体31の外径は任意に変更してもよい。
・回転ブラシ22は、エアコンや換気扇などのフィルターを清掃したり、画像形成装置内の感光ドラムに付着したトナーを掻き取ったりするための用途に用いてもよい。
22…回転ブラシ、31…回転体、32…パイル織物、33…基布、34…第1パイル糸、35…第2パイル糸。

Claims (6)

  1. 回転体の周面に、基布上に複数の第1パイル糸及び前記第1パイル糸よりも軟らかい複数の第2パイル糸のうちの少なくとも一方を立設するように織り込んだパイル織物をパイル糸側が外側となるように巻着することにより、前記周面に前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とを形成したことを特徴とする回転ブラシ。
  2. 前記第2パイル糸は、前記第1パイル糸よりも前記基布からの高さが低いことを特徴とする請求項1に記載の回転ブラシ。
  3. 前記第2パイル糸は、捲縮糸によって構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転ブラシ。
  4. 前記第2パイル糸の領域は、前記第1パイル糸の領域よりも面積が広いことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の回転ブラシ。
  5. 前記パイル織物は、前記回転体の周面に対して螺旋状に巻着されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の回転ブラシ。
  6. 前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とは、前記回転体の周方向において交互に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のうちいずれか一項に記載の回転ブラシ。
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