JP2019093299A - 回転ブラシ - Google Patents
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Abstract
Description
上記課題を解決する回転ブラシは、回転体の周面に、基布上に複数の第1パイル糸及び前記第1パイル糸よりも細い複数の第2パイル糸のうちの少なくとも一方を立設するように織り込んだパイル織物をパイル糸側が外側となるように巻着することにより、前記周面に前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とを形成し、前記基布上において、短手方向の一側には長手方向に延びる列をなすように前記第1パイル糸が織り込まれ、隣接するように短手方向の他側には長手方向に延びる列をなす前記第2パイル糸が織り込まれており、前記第1パイル糸及び前記第2パイル糸は、ストレート糸によって構成され、前記第2パイル糸は、前記第1パイル糸よりも前記基布からの高さが高く、前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とは、前記回転体の周方向において交互に配置されている。
合に、回転ブラシを回転させることで、第1パイル糸及び第2パイル糸の両方を床面の同じ場所に対して交互に摺動させることができる。
図1及び図2に示すように、床面F上の塵埃などを吸い込むための電気掃除機のヘッド11は、平面視略T字状のケース12を備えている。ケース12の後端部には接続パイプ13の一端側がケース12に対して回動可能に接続され、接続パイプ13の他端側は電気掃除機の本体部(図示略)に接続されている。ケース12の底壁における前端側の位置には、左右方向に長い矩形状の吸込口14が当該底壁を貫通するように形成されている。
図3に示すように、回転ブラシ22は、円筒状の回転体31と、回転体31の外周面にパイル糸側が外側となるように隙間なく螺旋状に巻き付けた状態で取着(巻着)される帯状のパイル織物32とを備えている。回転体31は、例えば金属や合成樹脂などによって形成される。パイル織物32の回転体31に対する接合方法は、任意に選択することができ、例えばパイル織物32を接着剤による接着や両面粘着テープによる粘着によって回転体31の外周面に接合するようにしてもよい。
図3及び図4に示すように、パイル織物32は、タテ糸33aとヨコ糸33bとを織ってなる織布によって構成された帯状の基布33と、基布33上に立設するように織り込まれた複数の第1パイル糸34及び複数の第2パイル糸35とを備えている。基布33の裏面(基布33における第1パイル糸34及び第2パイル糸35側とは反対側の面)には合成樹脂製のコーティング層36が形成され、コーティング層36により複数の第1パイル糸34及び複数の第2パイル糸35の根元と基布33とがそれぞれ強固に接合される。
図5に示すように、パイル織物32を形成する場合には、まず、2つの基布33を互いに対向するように配置する。このときの2つの基布33間の距離に応じて、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の長さが変化する。続いて、第1パイル糸34及び捲縮加工が施された第2パイル糸35を、2つの基布33のヨコ糸33bに対して交互に掛け渡すよ
うに織り込む。続いて、2つの基布33に掛け渡された第1パイル糸34及び第2パイル糸35の中央を切断する(図5の一点鎖線の矢印に沿って切断する)。
さて、電気掃除機を使用するときには、図1に示すように、まず、ヘッド11を床面F上に載せる。この状態で電気掃除機を稼動させると、モーター18が駆動されるとともに、仕切板15の内側のエアがエア吸引口16を通り、接続パイプ13を介して電気掃除機の本体部(図示略)内に吸引される。
(1)回転ブラシ22は、回転体31の外周面に、基布33上に複数の第1パイル糸34及び第1パイル糸34よりも軟らかい複数の第2パイル糸35を立設するように織り込んだパイル織物32をパイル糸34,35側が外側となるように巻着することにより、回転体31の外周面に第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とが形成される。このため、回転体31の外周面にパイル織物32を巻着するだけで、回転体31の外周面に互いに硬さの異なる第1パイル糸34の領域と第2パイル糸35の領域とを形成することができるので、回転ブラシ22の構成を簡単にすることができる。
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・図6に示すように、パイル織物32の幅を広く(短手方向の長さを長く)し、且つ第2パイル糸35の領域の幅を広く(短手方向の長さを長く)するようにしてもよい。すなわち、回転体31に対するパイル織物32の巻き付けピッチを大きくしてもよい。この場合、第1パイル糸34は、例えば外径が0.2mmのポリアミド製のストレートのモノフィラメント糸によって構成するようにしてもよい。
・図7(c)に示すように、パイル織物32において、パイル織物32の短手方向(図7(c)では左右方向)の中央部に配置された1つの第1パイル糸34の列が、2列ずつの第2パイル糸35によって挟まれるように、第1パイル糸34及び第2パイル糸35を配置するようにしてもよい。
・回転ブラシ22において、パイル織物32は、回転体31の外周面に対して必ずしも螺旋状に巻着する必要はない。例えば、回転ブラシ22は、回転体31の外周面全体にパイル織物32を1周分だけ巻き付けた状態で接合することによって形成してもよい。
ようにしてもよい。
・回転ブラシ22において、第2パイル糸35を熱収縮糸によって構成してもよい。このようにすれば、熱を加えることで容易に第2パイル糸35の高さを低くすることができる。
・回転ブラシ22において、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の両方をストレート糸によって構成してもよいし、第1パイル糸34及び第2パイル糸35の両方を捲縮糸によって構成してもよい。
・回転ブラシ22は、エアコンや換気扇などのフィルターを清掃したり、画像形成装置内の感光ドラムに付着したトナーを掻き取ったりするための用途に用いてもよい。
Claims (3)
- 回転体の周面に、基布上に複数の第1パイル糸及び前記第1パイル糸よりも細い複数の第2パイル糸のうちの少なくとも一方を立設するように織り込んだパイル織物をパイル糸側が外側となるように巻着することにより、前記周面に前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とを形成し、
前記基布上において、短手方向の一側には長手方向に延びる列をなすように前記第1パイル糸が織り込まれ、隣接するように短手方向の他側には長手方向に延びる列をなす前記第2パイル糸が織り込まれており、
前記第1パイル糸及び前記第2パイル糸は、ストレート糸によって構成され、
前記第2パイル糸は、前記第1パイル糸よりも前記基布からの高さが高く、
前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とは、前記回転体の周方向において交互に配置されていることを特徴とする回転ブラシ。 - 回転体の周面に、基布上に複数の第1パイル糸及び前記第1パイル糸よりも細い複数の第2パイル糸のうちの少なくとも一方を立設するように織り込んだパイル織物をパイル糸側が外側となるように巻着することにより、前記周面に前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とを形成し、
前記基布上において、短手方向の一側には長手方向に延びる列をなすように前記第1パイル糸が織り込まれ、隣接するように短手方向の他側には長手方向に延びる列をなす前記第2パイル糸が織り込まれており、
前記第1パイル糸は、ストレート糸によって構成され、前記第2パイル糸は、熱収縮糸によって構成され、
前記第2パイル糸は、前記第1パイル糸よりも前記基布からの高さが低く、
前記第1パイル糸の領域と前記第2パイル糸の領域とは、前記回転体の周方向において交互に配置されていることを特徴とする回転ブラシ。 - 前記パイル織物は、前記回転体の周面に対して螺旋状に巻着されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転ブラシ。
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2019
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