JP2016157096A - 照明装置及び画像投射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】照明光をより効率よく得ることが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】投射表示装置等に用いられる照明装置1を、光源10と、ライトトンネル14とを有して構成する。ライトトンネル14は、光入射開口部15、光出射開口部16、導光経路17、該導光経路17を側方から囲む内側面としての反射面20、光源10からの励起光LBにより励起され、励起光LBとは異なる波長帯域の蛍光LFを生じさせる蛍光体層19と、光入射開口部15近傍で発散して蛍光体層19に照射されるように励起光LBをライトトンネル14に入射させる集光光学系13と、光入射開口部15近傍に設けられ、蛍光LFを反射して光出射開口部16の方向に導く波長選択素子21と、を備えて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置及び画像投射装置に関する。
蛍光体に青色レーザなどの比較的短波長の励起光を蛍光体に照射して緑や赤などの蛍光を得て、その蛍光を照明光として利用する波長変換技術が知られている。青色レーザ等の個体光源は、応答性のよい光源装置となるため、画像投射装置(以下、「プロジェクタ」という)の光源として広く展開されている。そして、この波長変換技術を利用して、プロジェクタにおいて緑色等、様々な照明光を効率よく取り出すことが試みられている。
この場合、光源のサイズはより小さいほうが、プロジェクタの表示パネルへ効率よく照明光を導くことができるため、製品の多くは励起光を集光して蛍光体に照射している。しかし、蛍光体への励起光の照射エリアが小さく、必要な蛍光の光量が得られないため、照明光を導く導光部材に蛍光体を配置したプロジェクタが開発されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許文献1には、蛍光体が含有された導光部材としての透光性ロッドをライトトンネルとして用い、ライトトンネルへ励起光を入射させることで、ライトトンネル内で生じた蛍光を、該ライトトンネルの導光作用により取り出して出射させるプロジェクタが開示されている。
しかしながら、特許文献1では、蛍光体から生じた蛍光が、該蛍光体を含有する透光性ロッド内を進行するため、その分透過率が低くなり出射出口に導かれる光のロスが生じ、効率の高い蛍光を得られないという問題点があった。
これに対して、特許文献2には、励起光の光路を複数に切り替え、ライトトンネル内に塗布した複数の蛍光体にビーム状の励起光を順次に照射して、必要な波長の蛍光を得るプロジェクタが開示されている。蛍光体から生じた蛍光は、ライトトンネルの出射口まで、何度か内部反射することで、照明分布の均一化がなされた後に出射されるため、蛍光を照明光として出射出口に導くことができる。このように、より効率よく照明光が得られる技術の開発が望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、照明光をより効率よく得ることが可能な照明装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る照明装置は、所定の波長帯域の光を生成する光源と、光が入射する光入射部、光が出射する光出射部、光入射部から光出射部まで延在する導光経路を有する導光部材と、を備え、導光部材は、内部に、光源からの光とは異なる波長帯域に波長変換された光を生じさせる波長変換部材を含み、光入射部には、光源からの光を透過させ、波長変換された光を反射させる波長選択部が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、照明光をより効率よく得ることが可能な照明装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る照明装置を示す概略図であり、(a)は照明装置の光学図であり、(b)は照明装置のライトトンネルを光出射開口部側から見た平面図である。 蛍光粒子に励起光が照射され、蛍光を発したときの状態を模式的に表した模式図である。 本発明の第2実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第3実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第4実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第5実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第6実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第7実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第8実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第9実施形態に係る照明装置の光学図である。 本発明の第10実施形態に係る画像投射装置(プロジェクタ)の光学図である。 本発明の第11実施形態に係る画像投射装置(プロジェクタ)の光学図である。 本発明の第12実施形態に係る画像投射装置(プロジェクタ)の光学図である。 図13に示されるカラーホイールの平面図である。
(第1実施形態)
以下に、本発明に係る照明装置の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態における照明装置1の概略を示す図である。図1(a)は照明装置1の光学図であり、図1(b)は照明装置1で用いるライトトンネル14を光出射開口部16側から見た平面図である。
図1(a)に示すように、第1実施形態の照明装置1は、励起光を生成する励起光源である光源10と、入射部の一例であり集光素子11,12からなる集光光学系13と、導光部材の一例であるライトトンネル14と、波長選択部の一例である波長選択素子21とを備えて構成される。
光源10は、励起光として青色の波長領域の光を発生する。光源10として、固体発光素子である青色レーザダイオード(以下、「青色LD」という)を用いることで、該光源10は波長400nm〜470nmの青色レーザ光を励起光LBとして発生する。また、第1実施形態では、図1に示すように、青色LD一個のみからなる光源10としているが、本発明の光源10がこの構成に限定されることはない。例えば、複数の青色LD等の光源からなる発光アレイを用いて、これら複数の光源からの光を束ねて出射する構成とすることもできる。また、複数の光源を並列に配置して用いることもできる。以降の実施形態においても同様である。
なお、光源10が青色LDに限定されることはなく、青色光を発生する発光ダイオード(LED)を用いることもできる。また、青色光以外の光を発生するLDやLED、紫外域の波長領域を生じるLDを用いることもできる。また、これらを複合したものを用いることもできる。
入射部(入射光学系)の一例である集光光学系13は、光源10からの光を集めてライトトンネル14に導く。集光光学系13の集光素子11は、光源10から発散して出射する励起光LBを集めて平行光束として取り出す。平行光束とされた励起光LBは、集光素子12によって一旦集光された後、発散された状態でライトトンネル14内に導かれる。
集光素子11,12からなる集光光学系13は、入射部の一例を示すものであって、本発明の入射部がこの構成に限定されることはない。励起光LBを発散した状態でライトトンネル14内に導くものであれば、集光素子一つのみからなる集光光学系を用いることもできるし、反射ミラー、回折格子等を用いることもできる。
ライトトンネル14は、光入射開口部(光入射部)15と、光出射開口部(光出射部)16と、光入射開口部15から光出射開口部16まで延在する導光経路17と、該導光経路17を側方から囲む内側面とを有して構成される。ライトトンネル14は、光入射開口部15から入射された励起光LBを、内側面で反射させながら光出射開口部16に向けて導く(ガイドする)。このように内部で光の反射を繰り返すことにより、ライトトンネル14は、光の輝度分布を均一化する機能、すなわち、光の光量むらをなくす機能を有している。
本実施形態のライトトンネル14は、図1(a)に示すように光入射開口部15から光出射開口部16まで口径が同一である。また、ライトトンネル14は、図1(b)に示すように光入射開口部15から光出射開口部16に向かう方向と直交する断面形状が四角形で、中空の角筒形状を呈する反射基材18により形成されている。この反射基材18は、ガラス材料等の光透過性の基材18aの内側に反射膜18bが設けられた部材である。
反射基材18の反射膜18bは、励起光LB及び蛍光LFを反射する。この反射膜18bは、誘電体多層膜で形成することもできるし、アルミコート等の金属コートにより形成することもできる。また、反射率の高い金属を設置することにより形成することもできる。
このような角筒形状の反射基材18からなるライトトンネル14の長手方向の両端部は、光入射開口部15及び光出射開口部16として開放されている。光出射開口部16のアスペクト比は、照明装置1から出射する照明光が照射される被照射部(例えば、画像投射装置のDMD等の光変調素子)のアスペクト比と同等としている。
また、反射基材18の4つの内側面の一面(上面)全体に、波長変換部材の一例である蛍光体層19を形成し、他の三面には蛍光体層19を形成せず、反射膜18bによって光を反射して光出射開口部16に導く反射面20としている。なお、蛍光体層19を設けた一面も反射膜18bの作用により、反射面20として蛍光LFを反射する。
蛍光体層19は、励起光LBにより励起されて、励起光LBとは異なる波長帯域に波長変換された光(蛍光LF)を生じる。蛍光体層19の蛍光材料として、短波長の光を受けて、より長波長の光を発するものを用いることが好ましい。
例えば、照明光として緑色光を出射させる場合には、励起光LBを受けて、緑色の波長帯域(例えば、波長450nm〜600nm)を含む蛍光LFを生じる蛍光材料を用いることができる。照明光として赤色光を出射させる場合には、赤色の波長帯域(例えば、波長580nm〜750nm)を含む蛍光LFを生じる蛍光材料を用いることができる。また、照明光として黄色光を出射させる場合には、黄色の波長帯域(例えば、波長450nm〜750nm)を含む蛍光LFを生じる蛍光材料を用いることができる。
このように、照明装置1から出射させる照明光に応じて適宜の蛍光材料を用いることができる。また、励起光LBを波長変換して励起光LBとは異なる波長帯域の光を生じさせるものであれば、蛍光体以外の波長変換部材を用いることもできる。
蛍光体層19は、蛍光材料を、ライトトンネル14の内側面の一面に直接塗布して形成することができる。また、蛍光体層19を得る他の手段として、蛍光材料をバインダー等に含有させて塗布することもできる。また、蛍光材料の塗布の代わりに、ガラス材料に蛍光材料を混入させた基材18aを用いて波長変換部材を構成することもできる。
また、蛍光体層19を設ける領域が、反射基材18の内側面の一面のみに限定されることもなく、隣接する二面、または三面に設けることもできる。なお、四面すべてに蛍光体層19を設けることもできる。しかし、蛍光体層19から発光効率よく蛍光LFを生じさせ、かつ、生じた蛍光LFを反射して光出射開口部16に効率的に導くことを考慮して、蛍光体層19を設ける領域を三面以下とすることが好ましく、内側面の1/2以下、即ち、二面又は一面に設けることがより好ましい。
また、ライトトンネル14の光入射開口部15には、光源10からの励起光LBを透過し、蛍光体層19から生じる蛍光LFを反射させる光学特性を有する波長選択素子21が配置されている。この波長選択素子21は、励起光LBを透過するガラス材料等からなる基材21aに、励起光LBを透過し蛍光LFを反射する波長選択膜21bが蒸着等された部材からなる。この構成により、励起光LBは波長選択素子21を透過してライトトンネル14内に入射するが、蛍光LFは波長選択素子21によって反射されて光出射開口部16の方向に導かれる。
上述のような構成の第1実施形態の照明装置1では、光源10から発生した励起光LBは、集光素子11で平行光束とされる。平行光束となった励起光LBは、集光素子12によって一旦集光され、波長選択素子21を透過した後、発散した状態でライトトンネル14内に導かれ、ライトトンネル14の内側面に設けられた蛍光体層19に照射される。
このようにライトトンネル14内に発散した状態で励起光LBが入射することで、励起光LBを蛍光体層19上の広い領域に照射することができ、蛍光体層19から効率的に蛍光LFを生じさせることができる。また、蛍光体層19を内側面の一面全体に設けたことから、蛍光体層19を配置していない反射面20に導かれた光線も、その反射面20で反射された後、蛍光体層19に導かれるため、蛍光体層19による励起光LBの波長変換効率を向上させることができる。波長変換された蛍光LFは、内側面の反射面20によって反射されながら、光出射開口部16に導かれた後、光出射開口部16から出射する。
ここで、図2に、蛍光粒子Pに励起光LBが照射され、蛍光LFを発する模式図を示した。この図2に示すように、励起光LBが照射されると、蛍光粒子Pは360度全方位に蛍光LFを放つ。つまり、励起光LBの直進性はその時点でなくなり、蛍光粒子Pが新たな光源となって蛍光LFを拡散発光する。
ライトトンネル14内の蛍光体層19から生じた蛍光LFも同様の原理で、360度全方位に拡散する。したがって、光入射開口部15の方向に戻る蛍光LFも存在する。このような蛍光LFは、光入射開口部15に配置された波長選択素子21によって反射され、光出射開口部16の方向に導かれる。
これにより、360度方向に発光した蛍光LFを、ライトトンネル14の光出射開口部16へ向かわせることができ、照明光としての蛍光LFを、より効率よく取り出すことが可能となる。なお、光入射開口部15の方向に戻る蛍光LFを、選択的に取り出して光出射開口部16の方向へ導くものであれば、波長選択部が第1実施形態や以降の実施形態の波長選択素子21の構成に限定されることはなく、適宜の構成のものを用いることができる。
以上、第1実施形態によれば、励起光LBを発散した状態でライトトンネル14に入射させることで、波長変換部材としての蛍光体層19のより広い領域に励起光LBを照射することができる。この蛍光体層19から生じた蛍光LFは、内側面の反射面20で反射され、光出射開口部16へ向けて導かれる。さらに、光入射開口部15でも波長選択素子21によって蛍光LFが反射され、ライトトンネル14内を光出射開口部16へ向けて導かれる。したがって、より多くの蛍光LFを照射光として得ることができ、より明るい照明装置1を提供することができる。また、このような照明装置1は、画像投射装置等に好適に用いることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る照明装置について、図3を参照しながら説明する。図3は、第2実施形態に係る照明装置1Aの光学図である。第2実施形態の照明装置1Aは、ライトトンネル14に代えて、図3に示すようなテーパ型(角錐台型)のライトトンネル14Aを用いたこと以外は、図1に示す第1実施形態の照明装置1と同様の基本構成を有している。そのため、第1実施形態と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。以降の実施形態でも同様である。
上記第1実施形態のライトトンネル14は、光入射開口部15から光出射開口部16まで口径が同一で側面形状を長方形とする角筒形状の部材を用いている。これに対して、第2実施形態のライトトンネル14Aは、光入射開口部15の口径が最も小さく、光出射開口部16に向かって口径が次第に大きくなり、光出射開口部16で口径が最も大きくなるテーパ構造である。このようにテーパ構造としたこと以外は、第2実施形態のライトトンネル14Aは、第1実施形態のライトトンネル14と同様の構成を有し、反射基材18の内側面の一面全体に、蛍光体層19を設けている。
以上の構成の第2実施形態の照明装置1Aでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光を照射光として得ることができ、画像投射装置等に適したより明るい製品を提供することができる。さらに、第2実施形態の照明装置1Aでは、ライトトンネル14Aをテーパ構造とすることにより、360度全方位に発光する蛍光LFが導光経路17で複数反射されるたびに、反射角度の変換がなされ、光出射開口部16側に向かわせることができる。また、蛍光LFを照明光として出射する際に、角度特性が揃って出射するようになる。したがって、より明るく、より光学性能に優れた照明装置1Aを提供することができる。
なお、ライトトンネル14Aを、光入射開口部15の口径が最も大きく、光出射開口部16に向かって口径が次第に小さくなり、光出射開口部16で口径が最も小さくなるテーパ構造とすることもできる。この場合、励起光LBが入射する光入射開口部15の口径が大きいため、励起光LBをより発散した状態で入射させて、蛍光体層19のより広い面積に照射させることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る照明装置について、図4を参照しながら説明する。図4は、第3実施形態に係る照明装置1Bの光学図である。第3実施形態の照明装置1Bは、テーパ構造のライトトンネル14Aを備えた第2実施形態の変形例である。第3実施形態の照明装置1Bでは、蛍光体層19とは構成の異なる蛍光体層19Bを設けたライトトンネル14Bを用いたこと以外は、第2実施形態の照明装置1Aと同様の基本構成を有している。以下、第2実施形態と異なる構成について説明する。
上記第2実施形態では、テーパ構造のライトトンネル14Aの4つの内側面のうちの一面全体に蛍光体層19を設けている。これに対して、第3実施形態では、図4に示すように、テーパ構造のライトトンネル14Bの4つの内側面の光入射開口部15側の約半分の全周に蛍光体材料を塗布して蛍光体層19Bを設けている。
以上の構成の第3実施形態の照明装置1Bでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光LFを照射光として得ることができ、表示装置等に適したより明るい製品を提供することができる。さらに、内側面の光入射開口部15側の全周に蛍光体層19Bを設けた構成とすることで、波長変換された蛍光LFが、蛍光体層19Bに再び衝突する。この場合、多くの蛍光LFは正反射するが、蛍光粒子による散乱も生ずるために、蛍光LFの反射ロスが生じるのを防ぎ、より効率よく蛍光LFを光出射開口部16へと導くことができ、より明るい照明装置1Bを提供することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る照明装置について、図5を参照しながら説明する。図5は、第4実施形態に係る照明装置1Cの光学図である。この図5に示すように、第4実施形態の照明装置1Cは、光源10と、集光素子11,12からなる集光光学系13と、テーパ構造のライトトンネル14Cと、波長選択素子21と、を備えて構成される。
第4実施形態のライトトンネル14Cは、第2実施形態のライトトンネル14Aと同様の構成を有しているが、第4実施形態では、ライトトンネル14Cの中心軸に対して斜め方向から励起光LBを入射させている。
上記第1〜第3実施形態では、ライトトンネル14,14A,14Bの中心軸に対して略平行に励起光LBを入射させている。つまり、光出射開口部16からの光の出射方向に向けて励起光LBを入射させている。この構成では、光軸近傍を通過する光線は、蛍光体層19への照射や内部反射されることなく、直接に光出射開口部16に到達する場合がある。
これに対して、第4実施形態では、光入射開口部15を介してライトトンネル14C内に、蛍光体層19を設けていない側から、蛍光体層19に向けて斜め方向に励起光LBを入射させ、この励起光LBで蛍光体層19を照射している。この実現のため、図5に示すように、光源10と、集光素子11,12からなる集光光学系13とを、蛍光体層19を設けていない側であって、その光軸がライトトンネル14Cの中心軸に対して斜め方向、すなわち、光出射開口部16からの光の出射方向に対して斜め方向となるように配置している。
この構成により、光源10から出射した励起光LBは、集光光学系13にて光入射開口部15で一旦集光され、発散した状態で蛍光体層19に導かれて蛍光体層19を照射する。そのため、光出射開口部16に直接に到達する励起光LBを少なくすることができる。
以上、第4実施形態の照明装置1Cでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光を照射光として得ることができ、画像投射装置等に適したより明るい製品を提供することができる。さらに、第4実施形態では、ライトトンネル14Cの中心軸に対して励起光LBを斜めに入射させて蛍光体層19に導いているため、励起光LBをくまなく蛍光体層19に照射することができる。そのため、蛍光LFへの波長変換効率が向上し、より多くの蛍光を効率的に得ることが可能となり、より明るい照明装置1Cを提供することができる。
なお、第4実施形態では、励起光LBが直接に蛍光体層19に導かれて効率よく波長変換される。そのため、少なくとも励起光LBが直接に照射される領域に蛍光体層19を設ければよく、蛍光体層19の軸方向の面積を小さくすることもでき、蛍光体材料の低減も可能となる。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る照明装置について、図6を参照しながら説明する。図6は、第5実施形態に係る照明装置1Dの光学図である。この図6に示すように、第5実施形態の照明装置1Dは、光源10と、集光素子11,12からなる集光光学系13と、テーパ構造のライトトンネル14Dと、波長選択素子(波長選択部)としての波長選択膜21Dと、を備えて構成される。
上記第1〜第4実施形態では、ライトトンネル14,14A〜14Cの光の入射側の一端部に光入射開口部15を設けている。これに対して、第5実施形態では、図6に示すように、光の入射側の一端部の近傍であって蛍光体層19Dに対向する位置、すなわち、ライトトンネル14Dを構成する反射基材18の側面に、光入射開口部15Dを設けている。その実現のため、ライトトンネル14Dを励起光LBが透過する基材18aで形成し、この基材18aの蛍光体層19Dに対向する内側面に反射膜18bを形成しない領域を設け、この領域を励起光LBが透過して入射する光入射開口部15Dとしている。
そして、第5実施形態では、基材21aと波長選択膜21bとからなる波長選択素子21に代えて、ライトトンネル14Dの基材18aの内側面の光入射開口部15Dを設けた領域に、波長選択膜21Dを設けて波長選択素子としている。このような波長選択膜21Dでは、励起光LBは光入射開口部15Dからライトトンネル14D内に入射するが、蛍光体層19Dから発して波長選択膜21Dに向かった蛍光LFは、波長選択膜21Dにより反射されて、ライトトンネル14D内を光出射開口部16の方向へ導かれる。
また、第5実施形態では、ライトトンネル14Dの側面に設けられた光入射開口部15Dに臨ませて、光源10と集光素子11,12からなる集光光学系13とを配置している。そして、図5に示すように、励起光LBの光軸が光入射開口部15Dの法線の方向となるように、光出射開口部16からの光の出射方向に対して斜め方向(ライトトンネル14Dの中心軸に対して斜め方向)から励起光LBを入射させている。
この構成により、第5実施形態でも、励起光LBのより多くの光線を蛍光体層19Dに直接に導くことができ、蛍光LFを効率的に生じさせることが可能となる。さらに、第4実施形態に比べて、より大きな角度で励起光LBを蛍光体層19Dに照射することができるため、蛍光体層19Dの軸方向の面積を第4実施形態に比べて狭くすることも可能となる。
そのため、第5実施形態では、ライトトンネル14Dの内側面の一面全体ではなく、内側面の一面の一部であって、発散した励起光LBの照射領域を含む領域に、蛍光体層19Dを設けている。この蛍光体層19D及び光入射開口部15Dを設けた領域以外の内側面は、励起光LB及び蛍光を反射する反射膜18bが設けられた反射面20となっている。
なお、ライトトンネル14Dの入射側の一端部を開放せずに閉じ、その内側面にも反射膜18bを形成することで、一端部側に進行する蛍光LFを反射して、光出射開口部16の方向に導くことができる。
以上、第5実施形態の照明装置1Dでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光を照射光として得ることができる。しかも励起光LBをくまなく蛍光体層19Dに照射することができ、蛍光LFへの波長変換が向上し、画像投射装置等に適したより明るい製品を提供することができる。さらに、第5実施形態では、波長選択膜21Dがライトトンネル14Dの基板18aに蒸着等により設けているので、部品点数や組み付け工数を低減することができる。また、蛍光体層19Dの蛍光材料の使用量を最小限に抑えることもできる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態に係る照明装置について、図7を参照しながら説明する。図7は、第6実施形態に係る照明装置1Eの光学図である。第6実施形態の照明装置1Eは、第5実施形態の変形例であり、集光光学系13を用いずに、光入射開口部15Eに対して、LED等の発散する励起光LBの光源10Eを直接に配置した構成である。
この第6実施形態でも、テーパ構造のライトトンネル14Eの側面に光入射開口部15Eを設け、基材18aの光入射開口部15Eを設けた領域に、励起光LBを透過し蛍光LFを反射する波長選択膜21Eを設けている。そして、この波長選択膜21Eを設けた光入射開口部15Eに近接して、光源10Eを配置し、光出射開口部16からの光の出射方向に対して斜め方向(ライトトンネル14Eの中心軸に対して斜め方向)から励起光LBを入射させている。
この励起光LBの照射領域に、蛍光体層19Eを設けている。第5実施形態の光源10Eからの励起光LBは、より発散した状態で入射して照射領域をより広くできるため、第4実施形態よりも蛍光体層19Eの面積を広くしている。また、光入射開口部15Eを設けた領域以外の内側面は、励起光LB及び蛍光LFを反射する反射膜18bが設けられた反射面20となっている。
この構成により、光源10Eから出射した励起光LBは、発散した状態で直接に光入射開口部15Eからライトトンネル14E内に入射する。したがって、本実施形態では光源10Eが励起光LBを発散させた状態で入射させる入射部として機能する。この発散した状態の励起光LBの進行先には、蛍光体層19Eが配置されているため、より多くの励起光LBを蛍光体層19Eに直接に導くことができ、励起光LBをより広い照射領域で蛍光体層19Eに照射できるようになる。
以上、第6実施形態の照明装置1Eでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光LFを照射光として得ることができる。しかも励起光LBをくまなく蛍光体層19Eに照射することができ、蛍光LFへの波長変換効率が向上し、画像投射装置等に適したより明るい製品を提供することができる。また、光源10Eから発する励起光LBを光入射開口部15Eへと導く光学系が不要となり、その効率ロスが極力抑えられるため、より効率の高い照明装置1Eを得ることができる。
なお、第6実施形態において、光源10Eと光入射開口部15Eとの間に、平板型の回折格子などを配置して、発散する励起光LBをある程度指向性の高いものとすることもでき、励起光LBをより効率的に蛍光体層19Eに照射することができる。
また、ライトトンネル14Eは、励起光LBを透過する基材18aの内側面の全域に励起光LBを透過し、蛍光LFを反射する波長選択膜21Eを設けた構成とすることもできる。この構成により、蛍光のみを反射して効率的に光出射開口部16の方向へ導くことができるとともに、励起光LBが光出射開口部16から出射されるのを防ぐことができる。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態に係る照明装置について、図8を参照しながら説明する。図8は、第7実施形態に係る照明装置1Fの光学図である。この第7実施形態の照明装置1Fは、図3に示す第2実施形態の照明装置1Aと同様の基本構成に加えて、図7に示すように、ライトトンネル14Fの光の出口側である光出射開口部16に、第二の波長選択素子(波長選択部)22を配置した構成を有している。さらに、第7実施形態では、ライトトンネル14Fの蛍光体層19を設けた一面を、アルミニウム(Al)等の反射率の高い金属板からなる反射基材18’で形成している。この反射基材18’の金属製の内側面が反射面20として作用し、蛍光体層19から生じた蛍光LFを効率よく光出射開口部16へ向けて導くことができる。なお、反射基材18’以外の3面は、ガラス材料等からなる基材18aに反射膜18bを設けた反射基材18で形成している。
第二の波長選択素子22は、ガラス材料等からなる基材22aに、励起光LBを反射し蛍光LFを透過する波長選択膜22bが設けられた部材からなる。この第二の波長選択素子22により、光出射開口部16からは、蛍光LFが出射されるが、励起光LBは反射されてライトトンネル14F内に戻される。
ライトトンネル14F内で、幾度か反射して光出射開口部16から出射する光には、波長変換されずに残留した励起光LBが少なからず存在する。また、前述したように光入射開口部15から入射した励起光LBのうち、内部反射されずに、直接に光出射開口部16へと到達する励起光LBも少なからず存在する。それらの励起光LBは、波長変換に寄与しないし、波長変換された蛍光LFの波長の純度にも影響することとなる。
そこで、第7実施形態では、光出射開口部16に配置した第二の波長選択素子22で、このような励起光LBを反射してライトトンネル14F内に戻すことで、再び励起光LBとして用いることを可能としている。
以上、第7実施形態の照明装置1Fでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光を照射光として得ることができ、画像投射装置等に適したより明るい製品を提供することができる。さらに、第7実施形態では、蛍光LFを効率よく反射して光出射開口部16に導いて出射させることができる。また、光出射開口部16に配置した第二の波長選択素子22によって、光出射開口部16へ到達した励起光LBをライトトンネル14F内へ向けて反射し、再び励起光LBとして用いることができる。そのため、蛍光LFへの波長変換効率のより高い照明装置1Fを得ることができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態に係る照明装置について、図9を参照しながら説明する。図9は、第8実施形態に係る照明装置1Gの光学図である。この図9に示すように、第8実施形態の照明装置1Gは、光源10と、集光素子11,12からなる集光光学系13と、テーパ構造のライトトンネル14Gと、波長選択素子21と、放熱構造体の一例であるヒートシンク23と、を備えて構成される。ライトトンネル14Gは、光入射開口部15と、光出射開口部16と、導光経路17と、蛍光体層19と、反射面20と、を備えている。ライトトンネル14Gの蛍光体層19を設けた一面を、アルミニウム等の反射率が高く、かつ熱伝導率の高い金属板からなる反射基材18’で形成している。
ヒートシンク23は、反射基材18において、蛍光体層19を設けた内側面とは反対側の外側面に配置されている。このヒートシンク23は、特に限定されることはなく、従来公知の適宜のものを用いることができ、例えば、アルミニウム製のものを用いることで、軽量で放熱性に優れたものとなる。また、本実施形態では、反射基材18の蛍光体層19及びヒートシンク23を配置した壁面の厚みを薄くすることで、反射基材18からヒートシンク23への熱伝導を促進するとともに、ヒートシンク23を設けたことでライトトンネル14Gが嵩高となるのを抑制している。
また、ライトトンネル14Gは、蛍光体層19を設けた基板18’以外の3面も、熱伝導性の高い反射基材18で形成するのが好ましい。熱伝導性の高い反射基材18の材料は、特に限定されることはなく、ガラス材料に金属材料を混入した基材18aに反射膜18bを設けたものなど、従来公知の適宜のものを用いることができる。
ここで、本発明の各実施形態では、波長変換部材として蛍光体からなる蛍光体層19を用いた例を挙げているが、蛍光体の量子効率は、高くても70%とか80%といわれている。量子効率が100%でない限り、変換されないエネルギーは吸収されて熱となる。この熱により、蛍光体が温度上昇して、変換効率に影響することがある。
これに対して、第8実施形態では、蛍光体層19の蛍光体から発生した熱は、該蛍光体層19を配置した熱伝導性の高い反射基材18’に伝熱された後、この反射基材18の外面に設けたヒートシンク23によって外部に効率的に放熱される。したがって、蛍光体層19の温度上昇を抑制することができる。
以上、第8実施形態の照明装置1Gでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光を照射光として得ることができ、画像投射装置等に適したより明るい製品を提供することができる。さらに、第8実施形態では、熱伝導性の高い反射基材18,18’とヒートシンク23とを用いたことにより、蛍光体の温度上昇を抑えることができ、蛍光体層19でのより安定した波長変換が可能となる。その結果、連続点灯などでも明るさの低下が生じにくい信頼性の高い明るい照明装置1Gを提供することができる。
なお、上記各実施形態では、導光部材をライトトンネルとしているが、本発明の導光部材がライトトンネルに限定されることはない。導光部材の他の例として、透明媒質で柱状に構成したライトトンネル等を用いることができる。また、蛍光体を含有させたガラス部材そのものを、ライトトンネルとして構成することもできる。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態に係る照明装置について、図10を参照しながら説明する。図10は、第9実施形態に係る照明装置1Hの光学図である。この図10に示すように、第9実施形態の照明装置1Hは、2つの光源10Hと、各光源10Hの光路に配置された光拡散部材(例えば、凹面レンズ)13Hと、テーパ構造のライトトンネル14Hと、を備えて構成される。光拡散部材13Hは、凹面レンズに限定されることはなく、凸レンズでもよい。この凸レンズでいったん集光したあとの発散光を利用することができる。また、光を拡散できるものであればよく、集光能力のない拡散部材を用いても構わない。
ライトトンネル14Hは、蛍光体19H’が含有された角錐台状の基材18a’から形成され、6面体を有するテーパ構造を呈している。ライトトンネル14Hは、励起光LBを入射させる面、励起光LBによって波長変換された蛍光LFを反射させる面、蛍光LFを取り出す面を少なくとも備えている。
本実施形態では、ライトトンネル14Hの4つの側面のうち一面(図10の下面)に、励起光LBを透過して蛍光LFを反射する色選択フィルタ(波長選択部)21Hを配置し、該一面を、励起光を入射させる光入射部(光入射面)15Hとして機能させている。また、この光入射部(光入射面)15Hに対向する面(図10の上面)に、励起光LB及び蛍光LFを反射する反射層18b’を設けることで反射面20を構成している。本実施形態ではさらに、他の2つの側面にも反射層18b’を設けて反射面20を構成している。また、ライトトンネル14Hの後端側の面は、蛍光LFを透過させることで選択的に取り出して出射させる光出射部(光出射面)16Hとなっている。
2つの光源10Hは、ライトトンネル14Hの側面であって光入射部15Hに対向して配置されている。光源10Hは、青色の励起光LBを発するLEDを用いることもできるし、LDなどの半導体光源を用いることもできる。また、本実施例では光源10Hを2つ配置しているが、一つのみ配置することもできるし、3つ以上配置することもできる。
各光源10Hと励起光LBの光入射部15Hとの間には、励起光LBを拡散してライトトンネル14Hに入射させる光拡散部材(入射部)13Hが配置されている。光拡散部材13Hは、光源10Hから発する励起光LBの配光を広げる役割を果たすため、励起光LBがライトトンネル14Hへより均一に入り込むものとなり、蛍光体19H’へ効率よく照射することができる。
本実施形態では、光拡散部材13Hとして凹面レンズを用いているが、本願がこれに限定されることはなく、例えば、凸面レンズで一旦集光した後に発散する構成とすることもできるし、微小な凹凸のある光拡散部材を用いることもできる。
また、光源10HとしてLEDを用いた場合は、LEDそのものが発散光源であるので、必ずしも光拡散部材13Hを設ける必要はない。光源10HとしてLDを用いた場合に、光拡散部材13Hを用いることが好適であり、光拡散部材13Hの効果を最大限に発揮することができる。
色選択フィルタ21Hは、誘電体多層膜で構成し、ライトトンネル14Hの蛍光体19H’が含有された基材18a’の光入射部15Hに直接に形成されている。しかし、本願がこれに限定されることはなく、例えば、色選択フィルタが設けられた透明基板を、光源10Hと光入射部15Hとの間に配置することもできる。その際、ライトトンネル14Hの基材18a’に密着するように色選択フィルタを配置することが、より好ましい。
色選択フィルタ21Hを透過した励起光LBがライトトンネル14H内に入射すると、ライトトンネル14Hの基材18a’に含有された蛍光体19H’が励起光LBにより励起されて、励起光LBとは異なる波長帯域に波長変換された蛍光LFを発する。本実施形態では、蛍光体19H’として、緑色成分と赤色成分の波長帯域を含む蛍光LFを発するものを用いるが、変換効率が高く、高輝度が得られることから、黄色の蛍光体19H’が望ましい。黄色の蛍光体19H’の中でも、特に、YAG単結晶蛍光体は耐熱性が高く、励起光LBの照射によって発熱した場合でも、発熱によっての変換効率の低下が起こりにくいため、最も好適に用いることができる。
蛍光体19H’が含有されたライトトンネル14Hの具体的な例としては、例えば、基材18a’としてYAG単結晶蛍光体を用い、これをテーパ構造(角錐台)等に加工して利用することができる。また、ガラス部材に、蛍光体19H’を含有させてライトトンネル14Hを形成することもできる。ガラス部材内部では、入射される励起光LBを受けた蛍光体19H’によって励起光LBが波長変換される。
蛍光体19H’から発した蛍光LFは、直接に光出射部16Hに到達して外部に出射するか、または反射層18b’(反射面20)に反射されてライトトンネル14Hの導光経路17内を導光され、光出射部16Hから出射する。
なお、本実施形態では、反射層18b’は、光入射部15Hとして機能する面に対向する面(上面)と、両側の面に設けているが、これらの面の少なくとも1面に設ければよい。また、ライトトンネル14Hがテーパ構造に限定されることはなく、四角柱等とすることもできる。
また、第9実施形態でも、蛍光LFに変換されない励起光LBの一部あるいは全部が出射しないように、励起光LBの波長帯域を反射し、蛍光LFの波長帯域は透過する第二の色選択部を光出射部16Hに設けることができる。
以上、第9実施形態の照明装置1Hでも、第1実施形態の照明装置1と同様の作用により、より多くの蛍光を照射光として得ることができ、画像投射装置等に適したより明るい製品を提供することができる。さらに、第9実施形態では、赤色成分と緑色成分を含む蛍光を発する変換効率の高い黄色の蛍光体19H’を利用することで、高輝度な照明が可能となる。特に、耐熱性の高い単結晶黄色のYAG蛍光体を用いることで、熱による量子効率低下が生じにくく、より高輝度な照明装置1Hを実現することができる。
また、上記各実施形態の照明装置1〜1Hは、例えば、画像投射装置に好適に用いられるため、導光部材であるライトトンネル14〜14Hの断面形状を、被照射部である光変調素子のアスペクト比と同等の四角形としている。しかし、本発明の導光部材の断面形状が四角形に限定されることはなく、被照射部の形状等に応じて、適宜の形状とすることで、被照射部に効率的に照明光を照射することができる。この場合、照明装置1〜1Gのように導光部材に蛍光体層を設ける場合、その内側面の光入射開口部(光入射部)から光出射開口部(光出射部)まで、軸方向に沿って約1/4〜1/2の領域に蛍光体層等の波長変換部材を設けることが好ましい。または、内側面の光入射開口部側の全面に波長変換部材を設けることが好ましい。
(第10実施形態)
次に、上述のような照明装置を備えた本発明の画像投射装置の一実施形態を説明する。以下、第10実施形態に係る画像投射装置について、図11を参照しながら説明する。図11は、第10実施形態に係る画像投射装置としてのプロジェクタ100の光学図である。
図11に示すように、第10実施形態のプロジェクタ100は、照明装置1Aと、第二光源(照明装置)としての赤光源2−1と、第三光源(照明装置)としての青光源2−2と、リレー光学系としての集光素子3−1,3−2,3−3,3−4,3−5及びダイクロイックミラー4−1,4−2と、画像生成部5と、投影光学系6と、制御部7と、点灯駆動部8と、等を備えて構成される。プロジェクタ100は、投影面であるスクリーンScに画像を投影して拡大表示する装置である。
本実施形態では、照明装置として、上述した第2実施形態の照明装置1Aを用いているが、第1、第3〜第8実施形態の照明装置1,1B〜1Gを用いることもできる。また、本実施形態では、照明装置1Aの蛍光体層19として、緑色の蛍光を生じる蛍光材料を用いている。したがって、照明装置1Aは、緑色の照明光(以下、「緑色光LG」という)を光出射開口部16から出射する。
赤光源2−1は、照明光として赤色の光(以下、「赤色光LR」という)を出射し、青光源2−2は、照明光として青色の光(以下、「青色光LB」という)を出射する。赤光源2−1、青光源2−2として、それぞれ赤色成分、青色成分のレーザ光を発生するレーザダイオード(LD)や発光ダイオード(LED)を用いることができる。赤光源2−1は、例えば、波長620nm〜750nmの範囲を含む光を発生するものが好ましい。青光源2−2は、例えば、波長400nm〜470nmの範囲を含む光を発生するものが好ましい。
集光素子3−1,3−2,3−3は、それぞれ緑色光LG、赤色光LR、青色光LBを集めてダイクロイックミラー4−1,4−2に入射させる。ダイクロイックミラー4−1は、緑色光LGを透過し、青色光LBを反射して、それぞれを集光素子3−4に導く。ダイクロイックミラー4−2は、緑色光LGを透過し、赤色光LRを反射して、それぞれを集光素子3−5に導く。集光素子3−4,3−5は、照明光である緑色光LG、青色光LB、赤色光LRをリレーして画像生成部5に導く。
なお、集光素子3−4と集光素子3−5との間に、照明光均一化手段として、ライトトンネルを配置することもでき、光量ムラ等を抑制して、より均一な照明光を得ることができる。
画像生成部5は、照明装置1A、赤光源2−1、青光源2−2からリレー光学系により導かれた照明光を用いて、画像生成データに基づくフルカラーの画像を形成する。画像生成部5は、リレー光学系から導かれた照明光が入射する反射ミラー5−1と、反射ミラー5−1により反射された照明光を反射する凹面鏡(ミラー)5−2と、凹面鏡5−2により反射された照明光が照射される光変調素子5−3と、を有している。
光変調素子5−3は、制御部7により制御され、緑色光LG、赤色光LR、青色光LBの各照明光を、画素毎に諧調制御することでカラー投影画像を形成する。光変調素子5−3として、本実施形態ではDMD(デジタルマイクロミラーデバイス;Digital Micromirror Device)を用いている。しかし、光変調素子5−3がDMDに限定されることはなく、液晶等を用いることもできる。
投影光学系6は、画像生成部5の光変調素子5−3により生成された投影画像をスクリーンScに投影する。この投影光学系6は、固定鏡筒に設けられた固定レンズ群や可動鏡筒に設けられた可動レンズ群を備えている。この可動レンズ群を移動させることにより、フォーカス調整やズーム調整を行うことが可能となっている。
制御部7は、プロジェクタ100の全体の動作を統括制御する。制御部7のハードウェア構成としては、CPU(中央処理ユニット;Central Processing Unit)、ROM(リードオンリーメモリ;Read Only Memory)、RAM(ランダムアクセスメモリ;Random Access Memory)等からなる。制御部7は、ROMに予め記憶されているプログラムに従って、RAMをワークメモリとして用いて、プロジェクタ100の各部を駆動制御する。
つまり、制御部7は、照明装置1Aの光源10、赤光源2−1、青光源2−2を点灯駆動する点灯駆動部8、画像生成部5の光変調素子5−3、投影光学系6の可動レンズ群の駆動機構等に接続されている。これにより、制御部7は、点灯駆動部8による各光源10,2−1,2−2の出射制御、画像生成部5の光変調素子5−3における投影画像の生成制御、投影光学系6におけるフォーカス調整やズーム調整の調整制御を実行する。
また、制御部7は、インターフェースを介して、パーソナルコンピュータ等の外部情報機器と接続し、外部情報機器の画像情報源(記憶部)9から、画像データ等を取り込む。制御部7は、取り込んだ画像データに対して、適宜の画像処理を施し、画像生成部5の光変調素子5−3で投影画像を生成するのに適合する画像生成データを生成する。次いで、制御部7は、生成した画像生成データに基づいて、画像生成部5を駆動する駆動信号を生成し、この駆動信号を画像生成部5に向けて出力する。
上述のような構成の第10実施形態のプロジェクタ100では、照明装置1Aによって光出射開口部16から出射した緑色光LGは、集光素子3−1によって集光され、ダイクロイックミラー4−1,4−2を透過する。その後、緑色光LGは、集光素子3−4,3−5によってリレーされ、画像生成部5の反射ミラー5−1、凹面鏡5−2によって反射され、光変調素子5−3上を照明する。
同様に、青光源2−2から出射した青色光LBは、集光素子3−3、により集光され、ダイクロイックミラー4−1によって反射され、集光素子3−4,3−5によってリレーされて画像生成部5に入射する。その後、青色光LBは、反射ミラー5−1、凹面鏡5−2によって反射され、光変調素子5−3上を照明する。
赤光源2−1から出射した赤色光LRは、集光素子3−2、により集光され、ダイクロイックミラー4−2によって反射され、集光素子3−4,3−5によってリレーされて画像生成部5に入射する。その後、赤色光LRは、反射ミラー5−1、凹面鏡5−2によって反射され、光変調素子5−3上を照明する。
各光源10,2−1,2−2の点灯タイミングは、以下のとおりである。制御部7の制御により、点灯駆動部8は、画像の一フレーム期間内に照明装置1A、赤光源2−1、青光源2−2から、緑色光LG、赤色光LR、青色光LBを、時分割で順次切り替えて出射させる。各色の照明光の出射のタイミングに同期して、光変調素子5−3の各マイクロミラーを個別に駆動する。この制御により、プロジェクタ100では、投影光学系6から、画像生成データに基づく各色の投影画像を、スクリーンScに順次投影させる。以上の動作により、プロジェクタ100では、目の残像現象を利用して、画像生成データに基づくフルカラーの画像をスクリーンScに生成する。
以上、第10実施形態においては、上記第1〜第8実施形態の照明装置1,1A〜1Gを用いることで、照明光をより効率よく得ることができ、より明るいプロジェクタ100を提供することができる。また、第10実施形態では、照明装置1Aの波長変換部材として、視感度の高い緑色の蛍光LFを発生する蛍光体層19を用いているため、より明るいプロジェクタ100を提供することができる。
(第11実施形態)
次に、本発明に係る第11実施形態の画像投射装置の一実施形態を、図12を参照しながら説明する。図12は、第11実施形態に係る画像投射装置としてのプロジェクタ100Aの光学図である。第11実施形態に係るプロジェクタ100Aは、画像生成部として、3板式の液晶パネル5A,5B,5Cを用いたことに特徴がある。
図12に示すように、第11実施形態のプロジェクタ100Aは、照明装置1Aと、第二光源(照明装置)としての赤光源2−1と、第三光源(照明装置)としての青光源2−2と、リレー光学系としての集光素子3−1,3−2,3−3,3−4,3−5,3−6と、画像生成部としての液晶パネル5A,5B,5Cと、クロスダイクロイックプリズム4Aと、投影光学系6と、制御部7と、点灯駆動部8と、等を備えて構成される。
液晶パネル5A,5B,5Cは、画像情報源(記憶部)9から取得した画像情報に基づいて、制御部7によりON・OFFが制御される。また、制御部7は、点灯駆動部8を制御して、この液晶パネル5A,5B,5CのON・OFFに対応して、各光源10,2−1,2−2の点灯を制御する。
また、第11実施形態でも、第2実施形態と同様の照明装置1Aを用いているが、第1、第3〜第8実施形態の照明装置1,1B〜1Gを用いることもできる。
上述のような構成のプロジェクタ100Aでは、照明装置1Aから出射した緑色光LGは、集光素子3−1,3−2によってリレーされ、液晶パネル5Aを照明する。赤光源2−1から出射した赤色光LRは、集光素子3−3,3−4によって集められ、液晶パネル5Bを照明する。青光源2−2から出射した青色光LBは、集光素子3−5,3−6によって集められ、液晶パネル5Cを照明する。
各色の照明光の照明により、各液晶パネル5A,5B,5Cで生成された各色の投影画像は、クロスダイクロイックプリズム4Aでその光路が合成される。合成によって生成されたカラー画像は、投影光学系6によってスクリーンScに拡大投射される。
以上、第11実施形態においても、上記第1〜第8実施形態の照明装置1,1A〜1Gを用いることで、照明光をより効率よく得ることができる。また、視感度の高い緑色の蛍光LFを発生する蛍光体層19を用いているため、より明るいプロジェクタ100Aを提供することができる。また、第9実施形態の照明装置1Hも、蛍光体19H’として緑色の蛍光体を用いる構成とすれば、第10、第11実施形態の照明装置として用いることができ、照明光をより効率よく得ることができる。
(第12実施形態)
次に、本発明に係る第12実施形態の画像投射装置の一実施形態を、図13、図14を参照しながら説明する。図13は、第12実施形態に係る画像投射装置としてのプロジェクタ100Bの光学図である。図14は、プロジェクタ100Bで用いる光分離部材としてのカラーホイール30の平面図である。第12実施形態に係るプロジェクタ100Bは、照明装置1Hに、異なる色の照明光を取り出すカラーホイール30を設けたことに特徴がある。
図13に示すように、第12実施形態のプロジェクタ100Bは、照明装置1Hと、第二光源(照明装置)としての青光源2−2と、リレー光学系としての集光素子3−1,3−2,3−3,3−5と、ダイクロイックミラー4−1と、波長分離部としてのカラーホイール30と、ライトバルブ(光弁)としての光変調素子5−3を有する画像生成部5と、投影光学系6と、制御部7と、点灯駆動部8とを備えて構成される。点灯駆動部8は、励起光点灯駆動部8−1と青光源駆動部8−2とを備えている。
第12実施形態の係るプロジェクタ100Bは、照明装置1Hから時間順次で得られる照明光を、赤色R、緑色G、青色Bに対応した画像を形成した一つのパネル(光変調素子5−3)に照明し、そのパネルに形成された画像を投影光学系6でスクリーンScに拡大投射する画像投射装置である。
青光源2−2は、青色成分のレーザ光を発生するLEDを用いているが、LDを用いることもできる。
カラーホイール30は、照明装置1Hからの蛍光LFの光路上であって、集光素子3−2で蛍光LFが集光されたときの集光位置近傍に配置されている。カラーホイール30は、制御部7によって回転制御され、光路上において時間分割で分光透過率が切り替わるように構成されている。
カラーホイール30は、扇型のカラーフィルタからなる領域が複数配置されてなる。カラーホイール30としては、赤色Rの波長帯域の光を主に透過する第一の領域と、緑色Gの波長帯域の光を主に透過する第二の領域とを少なくとも有することが好ましい。さらに黄色Yの波長帯域の光を透過する第三の領域を設けることもできる。
本実施形態のカラーホイール30は、第一の領域として赤色Rの波長帯域の光(赤色光LR)を透過する第一の波長分離部30aと、第二の領域として緑色Gの波長帯域の光(緑色光LG)を透過する第二の波長分離部30bと、第三の領域として黄色Yの波長帯域の光(黄色光LY)を透過する第三の波長分離部30cと、を有して構成されている。また、本実施形態のカラーホイール30には、透明領域30dが設けられている。この透明領域30dが光路上に配置されている期間は、青光源2−2からの青色光LBが透明領域30dを透過する期間となっている。
上述のような構成のプロジェクタ100Bでは、照明装置1Hから黄色の蛍光LFが得られる。照明装置1Hの出射面から出力された蛍光LFは、集光素子3−1により平行光となり、ダイクロイックミラー4−1を透過した後、集光素子3−2で集光され、その集光位置近傍に配置されたカラーホイール30に入射する。カラーホイール30は、励起光点灯駆動部8−1と連動して回転制御されることで、第一、第二、第三の波長分離部30a,30b,30cが時間分割で切り替わる。これにより、黄色の蛍光LFから赤色R、緑色G、黄色Yの光(赤色光LR、緑色光LG、黄色光LY)を順次取り出すことができる。
一方、励起光源である光源10Hとは別の青光源2−2を青光源駆動部8−2により駆動させて、青色光LBを出射させ、集光素子3−3を介してダイクロイックミラー4−1に導く。青光源2−2の光路は、蛍光LFの光路と合成され、青色光LBは集光素子3−2を介してカラーホイール30へ入射する。このとき、カラーホイール30の透明領域30dが光路中に位置しているため、青色光LBが透明領域30dを透過することで、青色光LBが取り出される。
以上のように、励起光の光源10Hの発光、青光源2−2の発光、及びカラーホイール30の回転同期を行うことで、集光素子3−5から少なくとも赤色R、緑色G、青色Bの光を取り出すことができる。本実施形態では黄色Yの波長帯域の光を透過する第三の波長分離部30cも加えた構成であるため、4色の単色光(赤色光LR、緑色光LG、黄色光LY、青色光LB)を時間順次に取り出すことができる。
この照明光を、DMD等の光変調素子5−3に照射することで画像を生成し、投射光学系6で拡大してスクリーンScに拡大投射する。この場合も、制御部7が、励起光点灯駆動部8−1、青光源駆動部8−2、カラーホイール30の回転同期と連携しながら、入力される画像情報に基づいて光変調素子5−3の各マイクロミラーの駆動を制御している。
また、第12実施形態では、第9実施形態の照明装置1Hを用いているが、第1〜第8実施形態の照明装置1,1A〜1Gも、蛍光体層に黄色の蛍光体を用いるようにすれば、第12実施形態の照明装置として用いることもできる。
以上、第12実施形態においても、上記第1〜第9実施形態の照明装置1,1A〜1Hを用いることで、照明光をより効率よく得ることができる、より明るいプロジェクタ100Bを提供することができる。また、第12実施形態では、黄色の蛍光体を用いて、黄色の蛍光LFからカラーホイール30によって赤色光LRを取り出すことで、輝度の高い赤色照明光を得ることができる。また、カラーホイール30を回転させて第一、第二、第三の波長分離部30a,30b,30cを時間分割で切り替えて、各色の光を取り出していることから、明るい単色光が得られる照明装置及びプロジェクタ100Bを実現できる。
以上、本発明の照明装置および画像投射装置を各実施形態に基づき説明してきたが、具体的な構成については各実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。また、前記構成部材の数、位置、形状等は各実施形態に限定されることはなく、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。また、上記各実施形態では、画像投射装置として、スクリーン等の投影面に画像を投影して表示する画像投射装置(プロジェクタ)に適用した例を説明したが、本発明がこれらの実施形態に限定されることはない。例えば、半導体デバイスの制作工程でウェハー上に回路パターンを露光する露光装置としての画像投射装置等に適用することもできる。
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1H 照明装置 5 画像生成部
5−3 光変調素子(ライトバルブ) 5A,5B,5C 液晶パネル(画像生成部)
6 投影光学系 10,10H 光源 10E 光源(励起光源、入射部)
13 集光光学系(入射部) 13H 光拡散部材(入射部)
14,14A,14B,14C,14D,14E,14F,14G,14H ライトトンネル(導光部材)
15,15D,15E 光入射開口部(光入射部) 15H 光入射部
16 光出射開口部(光出射部) 16H 光出射部
17 導光経路 19,19B,19D,19E 蛍光体層(波長変換部材)
19H’ 蛍光体(波長変換部材) 21 波長選択素子(波長選択部)
21D,21E 波長選択膜(波長選択部) 21H 色選択フィルタ(波長選択部)
22 波長選択素子(第二の波長選択部) 23 ヒートシンク(放熱構造体)
30 カラーホイール(波長分離部) 100,100A,100B プロジェクタ
特開2006−214006号公報 特許第5510828号公報

Claims (14)

  1. 所定の波長帯域の光を生成する光源と、
    光が入射する光入射部、光が出射する光出射部、前記光入射部から前記光出射部まで延在する導光経路を有する導光部材と、を備え、
    前記導光部材は、内部に、前記光源からの光とは異なる波長帯域に波長変換された光を生じさせる波長変換部材を含み、
    前記光入射部には、前記光源からの光を透過させ、前記波長変換された光を反射させる波長選択部が配置されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記光源と前記導光部材との間に、前記光源からの光を前記光入射部近傍で発散させて前記波長変換部材に照射されるように前記導光部材に入射させる入射部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記導光部材は、前記光入射部側の口径が最も小さく、前記光出射部に向かって次第に口径が大きくなるようなテーパ構造であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記光入射部を、前記励起光の入射側の端部近傍であって前記波長変換部材に対向する位置に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
  5. 前記光出射部に、前記波長変換された光を透過し、前記励起光を反射する第二の波長選択部を配置したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の照明装置。
  6. 前記導光部材は、少なくとも前記波長変換部材を設けた内側面を、熱伝導性を有する部材で形成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の照明装置。
  7. 前記導光部材は、前記波長変換部材を設けた内側面とは反対側の外側面に、放熱構造体を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の照明装置。
  8. 前記波長変換部材として、前記励起光に励起されて少なくとも緑色を含む蛍光を生じさせる蛍光体が設けられていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の照明装置。
  9. 所定の波長帯域の光を生成する光源と、
    光が入射する光入射部、光が出射する光出射部、前記光入射部から前記光出射部まで延在する導光経路を有する導光部材と、を備え、
    前記導光部材は、内部に、前記光源からの光とは異なる波長帯域に波長変換された光を生じさせる波長変換部材を含み、
    前記光入射部には、前記波長変換された光を選択的に取り出して前記光出射部の方向に導く波長選択部が配置されていることを特徴とする照明装置。
  10. 前記波長選択部は、前記光源からの光を透過し、前記波長変換された光を反射して前記光出射部の方向に導くことを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
  11. 前記波長変換部材は、少なくとも赤色成分と緑色成分を含む蛍光を発する波長変換部材であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の照明装置。
  12. 前記蛍光を、赤色の波長帯域を含む赤色照明光と緑色の波長帯域を含む緑色照明光に分離する波長分離部を備えたことを特徴とする請求項11に記載の照明装置。
  13. 前記波長分離部は、緑色の波長帯域を含む緑色照明光を選択的に取り出す第一の波長分離部と、赤色の波長帯域を含む赤色照明光を選択的に取り出す第二の波長分離部の少なくとも2つ以上の領域で構成され、該第一の波長分離部と該第二の波長分離部とが前記蛍光の光路上を時間順次で入れ替わるように構成されたことを特徴とする請求項12に記載の照明装置。
  14. 請求項13に記載の照明装置と、該照明装置から時間順次で得られる少なくとも2色の照明光が照明され、各色に対応して変調された画像を表示する単一のライトバルブと、該ライトバルブで得られた前記画像を投影する投射光学系と、を備えたことを特徴とする画像投射装置。
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