JP7476907B2 - 光源装置およびプロジェクター - Google Patents

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Description

本発明は、光源装置およびプロジェクターに関する。
プロジェクターに用いる光源装置として、発光素子から射出された励起光を蛍光体に照射した際に蛍光体から発せられる蛍光を利用した光源装置が提案されている。
下記の特許文献1には、青色光を射出する固体光源と、青色光を波長変換する蛍光体を含むロッド状の波長変換部材と、を備える光源装置が開示されている。また、特許文献1には、四角柱状の波長変換部材の端部が四角錐状の形状に加工されることにより、光源装置の効率が向上する、と記載されている。
特表2020-526877号公報
ところが、特許文献1の光源装置において、仮に波長変換部材で生成される蛍光が効率良く取り出せたとしても、蛍光の一部は、本来射出されるべき方向とは異なる方向に向かって射出される。そのため、この蛍光を利用するプロジェクター等の光学機器において、光源装置の後段の光学系における蛍光の利用効率が低い、という問題がある。
上記の課題を解決するために、本発明の一つの態様の光源装置は、第1波長帯を有する第1光を射出する発光素子と、蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、前記波長変換部材の中心軸に沿って設けられ、前記波長変換部材で生成される前記第2光を射出する射出部と、前記射出部から射出される前記第2光を反射させ、前記第2光の進行方向を前記中心軸から遠ざかる方向から前記中心軸に近付く方向に変化させる集光部材と、を備える。前記射出部は、前記波長変換部材に対向する第1端部と、前記中心軸に沿って前記第1端部とは反対側に位置する第2端部と、前記中心軸に垂直な断面積が前記第1端部から前記第2端部に向かって漸次小さくなる漸減部と、を有し、前記漸減部は、前記中心軸に対して傾斜し、前記第2光を射出する光射出面を有する。前記集光部材は、前記波長変換部材に相対的に近い位置にある第3端部と、前記第3端部とは反対側に位置する第4端部と、前記光射出面に対向して前記第2光を反射させる反射面と、を有する。前記集光部材の前記反射面のうち、少なくとも前記第4端部側の一部は、前記射出部の前記第2端部側において前記光射出面から離間している。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置からの前記第2光を含む光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投写する投写光学装置と、を備える。
第1実施形態のプロジェクターの概略構成図である。 第1実施形態の第1照明装置の概略構成図である。 光源装置の要部の斜視図である。 光源装置の側面図である。 図4のV-V線に沿う光源装置の断面図である。 比較例の光源装置における蛍光の射出方向を示す図である。 射出部の軸方向寸法と取出効率との関係を示すグラフである。 波長変換部材から射出される蛍光の振る舞いを説明するための図である。 集光部材から射出される蛍光の放射角度分布を示す図である。 第2実施形態の光源装置の要部の斜視図である。 第3実施形態の光源装置の要部の斜視図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1~図3を用いて説明する。
本実施形態のプロジェクターは、光変調装置として液晶パネルを用いたプロジェクターの一例である。
以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
図1は、本実施形態のプロジェクター1の概略構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のプロジェクター1は、スクリーン(被投写面)SCR上にカラー画像を表示する投写型画像表示装置である。プロジェクター1は、赤色光LR、緑色光LG、青色光LBの各色光に対応した3つの光変調装置を備える。
プロジェクター1は、第1照明装置20と、第2照明装置21と、色分離光学系3と、光変調装置4Rと、光変調装置4Gと、光変調装置4Bと、光合成素子5と、投写光学装置6と、を備える。
第1照明装置20は、黄色の蛍光Yを色分離光学系3に向けて射出する。第2照明装置21は、青色光LBを光変調装置4Bに向けて射出する。第1照明装置20および第2照明装置21の詳細な構成については後述する。
以下、図面においては、必要に応じてXYZ直交座標系を用いて説明する。Z軸は、プロジェクター1の上下方向に沿う軸である。X軸は、第1照明装置20の光軸AX1および第2照明装置21の光軸AX2と平行な軸である。Y軸は、X軸およびZ軸に直交する軸である。第1照明装置20の光軸AX1は、第1照明装置20から射出される蛍光Yの中心軸である。第2照明装置21の光軸AX2は、第2照明装置21から射出される青色光LBの中心軸である。
色分離光学系3は、第1照明装置20から射出される黄色の蛍光Yを赤色光LRと緑色光LGとに分離する。色分離光学系3は、ダイクロイックミラー7と、第1反射ミラー8aと、第2反射ミラー8bと、を備える。
ダイクロイックミラー7は、蛍光Yを赤色光LRと緑色光LGとに分離する。ダイクロイックミラー7は、赤色光LRを透過するとともに、緑色光LGを反射する。第2反射ミラー8bは、緑色光LGの光路中に配置されている。第2反射ミラー8bは、ダイクロイックミラー7で反射した緑色光LGを光変調装置4Gに向けて反射する。第1反射ミラー8aは、赤色光LRの光路中に配置されている。第1反射ミラー8aは、ダイクロイックミラー7を透過した赤色光LRを光変調装置4Rに向けて反射する。
一方、第2照明装置21から射出される青色光LBは、反射ミラー9によって光変調装置4Bに向けて反射される。
以下、第2照明装置21の構成について説明する。
第2照明装置21は、光源部81と、集光レンズ82と、拡散板83と、ロッドレンズ86と、リレーレンズ85と、を備える。光源部81は、少なくとも一つの半導体レーザーで構成されている。光源部81は、レーザー光からなる青色光LBを射出する。なお、光源部81は、半導体レーザーに限らず、青色光を発光するLEDで構成されていてもよい。
集光レンズ82は、凸レンズから構成されている。集光レンズ82は、光源部81から射出される青色光LBを略集光した状態で拡散板83に入射させる。拡散板83は、集光レンズ82から射出される青色光LBを所定の拡散度で拡散させ、第1照明装置20から射出される蛍光Yと同様の略均一な配光分布を有する青色光LBを生成する。拡散板83としては、例えば、光学ガラスからなる磨りガラスが用いられる。
拡散板83で拡散された青色光LBは、ロッドレンズ86に入射する。ロッドレンズ86は、第2照明装置21の光軸AX2方向に沿って延びる角柱状の形状を有する。ロッドレンズ86は、一端に設けられた光入射端面86aと、他端に設けられた光射出端面86bと、を有する。拡散板83は、ロッドレンズ86の光入射端面86aに光学接着剤(図示略)を介して固定されている。拡散板83の屈折率とロッドレンズ86の屈折率とは、できるだけ一致させることが望ましい。
青色光LBは、ロッドレンズ86の内部を全反射しつつ伝播することで照度分布の均一性が高められた状態で光射出端面86bから射出される。ロッドレンズ86から射出された青色光LBは、リレーレンズ85に入射する。リレーレンズ85は、ロッドレンズ86によって照度分布の均一性が高められた青色光LBを反射ミラー9に入射させる。
ロッドレンズ86の光射出端面86bの形状は、光変調装置4Bの画像形成領域の形状と略相似形の矩形状である。これにより、ロッドレンズ86から射出された青色光LBは、光変調装置4Bの画像形成領域に効率良く入射する。
光変調装置4Rは、赤色光LRを画像情報に応じて変調し、赤色光LRに対応した画像光を形成する。光変調装置4Gは、緑色光LGを画像情報に応じて変調し、緑色光LGに対応した画像光を形成する。光変調装置4Bは、青色光LBを画像情報に応じて変調し、青色光LBに対応した画像光を形成する。
光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bのそれぞれには、例えば透過型の液晶パネルが用いられる。また、液晶パネルの入射側および射出側には、偏光板(図示略)がそれぞれ配置されている。偏光板は、特定の方向の直線偏光のみを通過させる。
光変調装置4Rの入射側には、フィールドレンズ10Rが配置されている。光変調装置4Gの入射側には、フィールドレンズ10Gが配置されている。光変調装置4Bの入射側には、フィールドレンズ10Bが配置されている。フィールドレンズ10Rは、光変調装置4Rに入射する赤色光LRの主光線を平行化する。フィールドレンズ10Gは、光変調装置4Gに入射する緑色光LGの主光線を平行化する。フィールドレンズ10Bは、光変調装置4Bに入射する青色光LBの主光線を平行化する。
光合成素子5は、光変調装置4R、光変調装置4G、および光変調装置4Bから射出された画像光が入射することにより、赤色光LR,緑色光LG,青色光LBに対応した画像光を合成し、合成された画像光を投写光学装置6に向けて射出する。光合成素子5には、例えばクロスダイクロイックプリズムが用いられる。
投写光学装置6は、複数の投写レンズから構成されている。投写光学装置6は、光合成素子5により合成された画像光をスクリーンSCRに向けて拡大投写する。これにより、スクリーンSCR上に画像が表示される。
以下、第1照明装置20の構成について説明する。
図2は、第1照明装置20の概略構成図である。図3は、光源装置100の要部の斜視図である。
図2に示すように、第1照明装置20は、光源装置100と、インテグレーター光学系70と、偏光変換素子102と、重畳光学系103と、集光レンズ104と、を備える。
図2および図3に示すように、光源装置100は、波長変換部材50と、光源部51と、反射部材53と、射出部54と、集光部材52と、支持部材57(図4および図5参照)と、を備える。光源部51は、基板55と、発光素子56と、を備える。なお、図2および図3においては、支持部材57の図示を省略する。
波長変換部材50は、X軸方向に延びる四角柱状の形状を有し、6つの面を有する。波長変換部材50のX軸方向に延びる辺は、Y軸方向に延びる辺およびZ軸方向に延びる辺よりも長い。したがって、X軸方向は、波長変換部材50の長手方向に対応する。Y軸方向に延びる辺の長さとZ軸方向に延びる辺の長さとは等しい。すなわち、X軸方向に垂直な面で切断した波長変換部材50の断面形状は、正方形である。なお、X軸方向に垂直な面で切断した波長変換部材50の断面形状は、長方形であってもよい。
波長変換部材50は、波長変換部材50の長手方向(X軸方向)に交差し、射出部54が設けられる第1面50aと、波長変換部材50の長手方向(X軸方向)に交差し、第1面50aとは反対側に位置する第2面50bと、第1面50aおよび第2面50bと交差し、互いに反対側に位置する第1側面50cおよび第2側面50dと、第1側面50cおよび第2側面50dと交差し、互いに反対側に位置する第3側面および第4側面(図示略)と、を有する。以下の説明で、第1側面50c、第2側面50d、第3側面、および第4側面の4つの面を合わせて、側面50gと称する。
波長変換部材50の第1面50aの中心と第2面50bの中心とを通り、X軸に平行な軸を波長変換部材50の中心軸Jと定義する。波長変換部材50の中心軸Jは、第1照明装置20の光軸AX1に一致する。
本実施形態においては、後述するように、波長変換部材50と射出部54とは一体の部材で構成されているため、上記の6つの面のうち、第1面50aは、実際に存在する面ではなく、射出部54との境界を規定する仮想的な面と定義する。なお、波長変換部材50は、必ずしも四角柱状の形状を有していなくてもよく、例えば三角柱状、円柱状などの形状を有していてもよい。波長変換部材50の形状が三角柱状である場合、第1面および第2面に交差する3つの面を合わせて、側面50gと称する。波長変換部材50の形状が円柱状である場合、第1面および第2面に交差する連続した1つの曲面を、側面50gと称する。
波長変換部材50は、蛍光体を少なくとも含み、第1波長帯を有する励起光Eを、第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する蛍光Yに変換する。本実施形態では、励起光Eは、第1側面50cおよび第2側面50dのそれぞれから波長変換部材50に入射する。蛍光Yは、波長変換部材50の内部を導光した後、射出部54に入射し、射出部54から外部に射出される。本実施形態の励起光Eは、特許請求の範囲の第1光に対応する。本実施形態の蛍光Yは、特許請求の範囲の第2光に対応する。
波長変換部材50は、励起光Eを蛍光Yに波長変換する多結晶蛍光体からなるセラミック蛍光体を含んでいる。蛍光Yが有する第2波長帯は、例えば490~750nmの黄色の波長帯である。すなわち、蛍光Yは、赤色光成分および緑色光成分を含む黄色の蛍光である。
波長変換部材50は、多結晶蛍光体に代えて、単結晶蛍光体を含んでいてもよい。もしくは、波長変換部材50は、蛍光ガラスから構成されていてもよい。もしくは、波長変換部材50は、ガラスまたは樹脂からなるバインダー中に多数の蛍光体粒子が分散された材料から構成されていてもよい。このような材料からなる波長変換部材50は、励起光Eを、第2波長帯を有する蛍光Yに変換する。
具体的には、波長変換部材50の材料は、例えばイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系蛍光体を含んでいる。賦活剤としてのセリウム(Ce)を含有するYAG:Ceを例に挙げると、波長変換部材50の材料として、Y、Al、CeO等の構成元素を含む原料粉末を混合して固相反応させた材料、共沈法、ゾルゲル法等の湿式法により得られるY-Al-Oアモルファス粒子、噴霧乾燥法、火炎熱分解法、熱プラズマ法等の気相法により得られるYAG粒子等が用いられる。
光源部51は、第1波長帯の励起光Eを射出する発光面56aを有する発光素子56を備える。光源部51は、波長変換部材50の第1側面50cおよび第2側面50dのそれぞれに対向して設けられている。発光素子56は、例えば発光ダイオード(LED)から構成されている。このように、光源部51は、波長変換部材50の長手方向に沿う側面50gの一部に対向して設けられている。なお、光源部51の個数および配置は、特に限定されない。
発光素子56の発光面56aは、波長変換部材50の第1側面50cおよび第2側面50dのそれぞれに対向して配置され、第1側面50cおよび第2側面50dのそれぞれに向けて励起光Eを射出する。第1波長帯は、例えば400nm~480nmの青色から紫色にかけての波長帯であり、ピーク波長は例えば445nmである。
基板55は、発光素子56を支持する。基板55の一面55aに、複数の発光素子56が設けられている。本実施形態の場合、光源部51は、発光素子56と基板55とから構成されているが、その他、導光板、拡散板、レンズなどの他の光学部材を備えていてもよい。また、基板55に設けられる発光素子56の個数は、特に限定されない。
反射部材53は、波長変換部材50の第2面50bに対向して設けられている。反射部材53は、波長変換部材50の内部を導光し、第2面50bに到達した蛍光Yを反射させる。反射部材53は、波長変換部材50とは別個の部材であり、例えばアルミニウム等の金属材料からなる板状の部材で構成されている。反射部材53は、波長変換部材50の第2面50bに対向し、蛍光Yを反射させる反射面53rを有する。反射面53rは、金属材料自体の表面であってもよいし、金属材料の表面に形成された金属膜または誘電体多層膜から構成されていてもよい。
光源装置100において、発光素子56から射出された励起光Eが波長変換部材50に入射すると、波長変換部材50の内部に含まれる蛍光体が励起され、任意の発光点から蛍光Yが発せられる。蛍光Yは任意の発光点から全ての方向に向かって進むが、側面50gに向かって進む蛍光Yは、側面50gの複数の個所で全反射を繰り返しつつ、第1面50aまたは第2面50bに向かって進む。第1面50aに向かって進む蛍光Yは、射出部54に入射する。一方、第2面50bに向かって進む蛍光Yは、反射部材53で反射された後、第1面50aに向かって進む。
波長変換部材50に入射した励起光Eのうち、蛍光体の励起に使われなかった励起光Eの一部は、光源部51の発光素子56を含む波長変換部材50の周囲の部材、または第2面50bに設けられた反射部材53で反射される。そのため、励起光Eの一部は、波長変換部材50の内部に閉じ込められて再利用される。
射出部54は、波長変換部材50の中心軸Jに沿って設けられている。射出部54は、波長変換部材50で生成される蛍光Yを射出する。本実施形態の場合、波長変換部材50と射出部54とは、一体の部材で構成されている。したがって、射出部54は、波長変換部材50と同様、YAG系蛍光体を含んでいる。
射出部54は、第1端部54aと、第2端部54bと、漸減部54cと、を有する。第1端部54aは、波長変換部材50の第1面50aに対向する。第2端部54bは、中心軸Jに沿って第1端部54aとは反対側に位置する。漸減部54cは、中心軸Jに垂直な断面積が第1端部54aから第2端部54bに向かって漸次小さくなる部分である。漸減部54cは、中心軸Jに対して傾斜し、蛍光Yを射出する光射出面54dを有する。本実施形態においては、第1端部54aと第2端部54bとの間の全ての部分が漸減部54cとなっている。この構成が好ましいが、第1端部54aと第2端部54bとの間の少なくとも一部が漸減部54cとなっていればよい。
図3に示すように、本実施形態において、射出部54の形状は、四角錐体状である。したがって、射出部54は、4つの光射出面54dを有する。光射出面54dは、一辺が波長変換部材50の各側面50gと接する三角形の形状を有する。第1端部54aは、中心軸Jに平行な方向から見て正方形の形状を有する。第2端部54bは、4つの光射出面54dの頂点が1点で接し、尖った形状を有する。射出部54は、例えば四角柱状の波長変換部材50の端部を研磨して、四角錐体状に加工することにより形成される。
中心軸Jに平行な方向(X軸方向)に沿う射出部54の寸法をHとし、中心軸Jに垂直な方向(Y軸方向およびZ軸方向)に沿う第1端部54aの寸法、すなわち、第1端部54aの外形をなす正方形の一辺の長さをLとする。このとき、寸法比H/Lは、0.5よりも大きい。すなわち、H/L>0.5の関係を満たす。寸法比H/Lは、5以下であることが好ましく、2~3であることがより好ましい。
集光部材52は、射出部54の4つの光射出面54dを覆って設けられている。集光部材52は、射出部54から射出される蛍光Yを反射させ、蛍光Yの進行方向を中心軸Jから遠ざかる方向から中心軸Jに近付く方向に変化させる。
集光部材52は、内部が中空となった筒状に形成され、四角錐台状の外形を有する。集光部材52は、波長変換部材50に相対的に近い位置(-X側)にある第3端部52aと、第3端部52aとは反対側(+X側)に位置する第4端部52bと、反射面52rと、を有する。反射面52rは、筒状の集光部材52の内部空間に対向する。すなわち、反射面52rは、射出部54の光射出面54dに対向し、射出部54から射出される蛍光Yを反射する。
本実施形態において、集光部材52の第3端部52aは、射出部54および波長変換部材50に接している。なお、集光部材52の第3端部52aは、必ずしも射出部54または波長変換部材50に接していなくてもよい。また、集光部材52の反射面52rは、射出部54の光射出面54dから離間している。すなわち、集光部材52の反射面52rと射出部54の光射出面54dとの間には空間S(空気)が存在している。なお、集光部材52の反射面52rの全てが必ずしも射出部54の光射出面54dから離間していなくてもよく、集光部材52の反射面52rのうち、少なくとも第4端部52b側の一部が射出部54の第2端部54b側において光射出面54dから離間していればよい。
集光部材52の反射面52rと射出部54の光射出面54dとの間の空間Sは、中心軸Jに垂直な断面積が第3端部52aから第4端部52bに向かって漸次大きくなっている。換言すると、中心軸Jに垂直な方向において、集光部材52と中心軸Jとの間隔は、第3端部52aから第4端部52bに向かって漸次大きくなっている。このような形状の集光部材52は、台形状の4枚の反射板を、反射面を内側に向けて張り合わせることにより作製することができる。反射板は、例えば誘電体多層膜または金属膜が一面に形成されたガラス等の板材で構成されていてもよいし、金属板で構成されていてもよい。
図2に示すように、中心軸Jに平行な方向(X軸方向)において、波長変換部材50の第1面50aと集光部材52の第4端部52bとの間の距離Kは、波長変換部材50の第1面50aと射出部54の第2端部54bとの間の距離(寸法H)以上である。換言すると、中心軸Jに平行な方向(X軸方向)における集光部材52の長さは、中心軸Jに平行な方向(X軸方向)における射出部54の長さ以上である。したがって、射出部54の第2端部54bは、集光部材52の第4端部52bよりも+X側に突出することはない。
図4は、光源装置100の側面図である。図5は、図4のV-V線に沿う光源装置100の断面図である。
図4および図5に示すように、光源装置100は、波長変換部材50と集光部材52とを支持する支持部材57を備える。支持部材57は、基台63と、押さえ板64と、から構成されている。基台63は、基部65と、2つの壁部66と、を有する。基部65は、段差部65cと、段差部65cの高い側に位置する上段部65aと、段差部65cの低い側に位置する下段部65bと、を有する。壁部66は、基部65の上段部65aから上方に突出している。
波長変換部材50は、基台63と押さえ板64との間に挟まれた状態で基台63の上段部65aに固定されている。押さえ板64は、2つの壁部66の間に架け渡され、ねじ68によって基台63に固定されている。集光部材52は、固定用治具69に嵌め込まれた状態で基台63の下段部65bに固定されている。このとき、射出部54と集光部材52とは、第1端部54aの位置と第3端部52aの位置とがX軸方向で一致するように位置合わせされる。
図2に示すように、集光レンズ104は、集光部材52の第4端部52bに対向して設けられている。集光レンズ104は、集光部材52から射出された蛍光Yを平行化する。すなわち、集光部材52によって角度分布が変換された蛍光Yの平行度は、集光レンズ104によってさらに高められる。集光レンズ104は、凸レンズで構成されている。なお、集光部材52のみで十分な平行度が得られている場合、集光レンズ104は必要に応じて省略してもよい。
インテグレーター光学系70は、第1レンズアレイ61と、第2レンズアレイ101と、を有する。インテグレーター光学系70は、重畳光学系103とともに光源装置100から射出された蛍光Yの強度分布を、被照明領域である光変調装置4R,4Gのそれぞれにおいて均一化する均一照明光学系を構成する。集光部材52から射出される蛍光Yは、第1レンズアレイ61に入射する。第1レンズアレイ61は、光源装置100の後段に設けられた第2レンズアレイ101とともに、インテグレーター光学系70を構成する。
第1レンズアレイ61は、複数の第1小レンズ61aを有する。複数の第1小レンズ61aは、第1照明装置20の光軸AX1と直交するYZ平面に平行な面内にマトリクス状に配列されている。複数の第1小レンズ61aは、集光部材52から射出される蛍光Yを複数の部分光束に分割する。第1小レンズ61aの各々の形状は、光変調装置4R,4Gの画像形成領域の形状と略相似形の矩形状である。これにより、第1レンズアレイ61から射出された部分光束の各々は、光変調装置4R,4Gの画像形成領域にそれぞれ効率良く入射する。
第1レンズアレイ61から射出された蛍光Yは、第2レンズアレイ101に向かって進む。第2レンズアレイ101は第1レンズアレイ61に対向して配置されている。第2レンズアレイ101は、第1レンズアレイ61の複数の第1小レンズ61aに対応する複数の第2小レンズ101aを有する。第2レンズアレイ101は、重畳光学系103とともに、第1レンズアレイ61の複数の第1小レンズ61aの像の各々を光変調装置4R,4Gの画像形成領域の近傍に結像させる。複数の第2小レンズ101aは、第1照明装置20の光軸AX1に直交するYZ平面に平行な面内にマトリクス状に配列されている。
本実施形態において、第1レンズアレイ61の各第1小レンズ61aと第2レンズアレイ101の各第2小レンズ101aとは、互いに同じサイズを有しているが、互いに異なるサイズを有していてもよい。また、本実施形態において、第1レンズアレイ61の第1小レンズ61aと第2レンズアレイ101の第2小レンズ101aとは、互いの光軸が一致する位置に配置されているが、互いに偏心した状態に配置されていてもよい。
偏光変換素子102は、第2レンズアレイ101から射出される蛍光Yの偏光方向を変換する。具体的に、偏光変換素子102は、第1レンズアレイ61で分割され、第2レンズアレイ101から射出された蛍光Yの各部分光束を直線偏光に変換する。
偏光変換素子102は、光源装置100から射出される蛍光Yに含まれる偏光成分のうち、一方の直線偏光成分をそのまま透過させるとともに、他方の直線偏光成分を光軸AX1に垂直な方向に反射する偏光分離層(図示略)と、偏光分離層で反射された他方の直線偏光成分を光軸AX1に平行な方向に反射する反射層(図示略)と、反射層で反射された他方の直線偏光成分を一方の直線偏光成分に変換する位相差板(図示略)と、を有する。
[比較例]
以下、比較例の光源装置について説明する。
本実施形態の光源装置の効果を検討するにあたって、本発明者は、以下に示す比較例の光源装置を想定し、蛍光の取り出し効率のシミュレーションを行った。
図6は、比較例の光源装置200における蛍光Yの射出方向を示すシミュレーションの結果である。
図6に示すように、比較例の光源装置200は、波長変換部材250と、波長変換部材250の一端に設けられた射出部254と、を備えているが、本実施形態の集光部材52を備えていない。波長変換部材250の一端に錐体状の射出部254が設けられたことにより、多くの蛍光Yが射出部254から射出されていることが判る。以下、本明細書においては、射出部の第1端部から第2端部に向かう方向(+X方向)を前方と称し、第2端部から第1端部に向かう方向(-X方向)を後方と称する。
ところが、波長変換部材250の一端に錐体状の射出部254を設けた場合、多くの蛍光Yが外部に取り出されているが、本来は射出部254の前方に向かって蛍光Yを取り出したいところ、一部の蛍光Ybは後方に向かって取り出されていることが判る。
次に、本発明者は、比較例の光源装置200において、射出部254の寸法を変化させた場合の取出効率の変化について調べた。
図7は、射出部254の長さ(X軸方向の寸法)と取出効率との関係を示すグラフである。図7の横軸は、射出部254の長さ(X軸方向の寸法)[mm]を示す。図7の縦軸は、取出効率[%]を示す。シミュレーションでは、射出部254の幅L(Y軸方向およびZ軸方向の寸法)を1mmに規定し、射出部254の第1端部254aの中央部を中心として射出部254の前方側を覆う半球状の受光器を設定し、取出効率を算出した。この場合、受光器には射出部254から後方に取り出される蛍光Ybが入射しないため、図7の縦軸の取出効率は、射出部254から全方向に取り出される蛍光の量ではなく、射出部254の前方および側方に取り出される蛍光Yの量を分子とし、波長変換部材250で生成される蛍光Yの全光量を分母として算出している。
図7に示すように、射出部254の長さを0から漸次増やしていくと、0.5mm程度の領域までは取出効率は急激に増加する傾向を示す。ところが、射出部254の長さが0.5mmを超えると、取出効率は約45%程度でほぼ一定となる。この理由は、まず、射出部254の長さが0~0.5mmまでは、波長変換部材250において、射出部254から射出される光量そのものが少なく、例えば、波長変換部材250の側面50gからの光漏れなどが原因にあると推測される。次に、射出部254の長さを0.5mmよりも長くすることで射出部254の外部に取り出せる蛍光Yが増加したとしても、それに応じて射出部254から後方に取り出される蛍光Ybも増加するため、前方および側方に取り出される蛍光Yに対する取出効率はほとんど増加しないからである。
このように、比較例の光源装置200においては、射出部254から後方に取り出される蛍光Ybが存在するため、この光源装置200を光学機器に適用する場合、光源装置200の後段に位置する光学系における蛍光の利用効率が低い、という問題が生じる。
[第1実施形態の効果]
本実施形態の光源装置100は、第1波長帯を有する励起光Eを射出する発光素子56と、蛍光体を含み、発光素子56から射出される励起光Eを、第2波長帯を有する蛍光Yに変換する波長変換部材50と、波長変換部材50の中心軸Jに沿って設けられ、波長変換部材50で生成される蛍光Yを射出する射出部54と、射出部54から射出される蛍光Yを反射させ、蛍光Yの進行方向を中心軸Jから遠ざかる方向から中心軸Jに近付く方向に変化させる集光部材52と、を備える。射出部54は、波長変換部材50に対向する第1端部54aと、中心軸Jに沿って第1端部54aとは反対側に位置する第2端部54bと、中心軸Jに垂直な断面積が第1端部54aから第2端部54bに向かって漸次小さくなる漸減部54cと、を有し、漸減部54cは、中心軸Jに対して傾斜し、蛍光Yを射出する光射出面54dを有する。集光部材52は、波長変換部材50に相対的に近い位置にある第3端部52aと、第3端部52aとは反対側に位置する第4端部52bと、光射出面54dに対向して蛍光Yを反射させる反射面52rと、を有する。集光部材52の反射面52rのうち、少なくとも第4端部52b側の一部は、射出部54の第2端部54b側において光射出面54dから離間している。
図8は、射出部54から射出される蛍光Yの振る舞いを説明するための図である。
図8に示すように、本実施形態の光源装置100においては、中心軸Jに垂直な断面積が第1端部54aから第2端部54bに向かって漸次小さくなる漸減部54cを有する射出部54が設けられているため、波長変換部材50から射出部54に入射した蛍光Yは、光射出面54dで内部全反射を繰り返す毎に光射出面54dに対する入射角が小さくなる方向に変化する。そのため、図8の例では、2回目の入射までは蛍光Yの入射角が臨界角以上であり、蛍光Yは光射出面54dで内部全反射するが、3回目の入射時には蛍光Yの入射角が臨界角未満となり、蛍光Yは光射出面54dから外部に射出される。
ところが、図8に示した蛍光Yの一部は、光射出面54dから射出される際、射出部54の後方(-X側)に向かって取り出されるため、比較例の光源装置200であれば、後段の光学系で利用できない蛍光である。これに対して、本実施形態の光源装置100は、蛍光Yを反射させ、蛍光Yの進行方向を中心軸Jから遠ざかる方向から中心軸Jに近付く方向に変化させる集光部材52を備える。また、集光部材52の反射面52rは、射出部54の光射出面54dから離間しており、反射面52rと光射出面54dとの間に空間Sが存在する。この構成によれば、射出部54の後方(-X側)に向かって取り出される蛍光Y1は、集光部材52の反射面52rで反射し、射出部54の前方(+X側)に向かって進む。したがって、このような蛍光Y1も光源装置100の後段の光学系で利用でき、蛍光Yの利用効率に優れる光源装置100を実現することができる。
本実施形態の光源装置100において、中心軸Jに垂直な方向における集光部材52と中心軸Jとの間隔は、第3端部52aから第4端部52bに向かって漸次大きくなっている。換言すると、集光部材52は、射出部54の後方から前方に向かって漸次広がっている形状を有する。
この構成によれば、射出部54の光射出面54dから射出される蛍光Yが集光部材52の反射面52rで反射することにより、蛍光Yの放射角度分布が狭く絞られる。これにより、光源装置100の後段の光学系における光利用効率を高めることができる。
図9は、本発明者が行ったシミュレーション結果を示しており、集光部材52から射出される蛍光Yの放射角度分布を示す図である。図9に示す実線は、+X軸方向に向かってみたとき(中心軸Jに沿う射出側に向かってみたとき)の+Z軸から-Z軸方向にみたときの放射角度分布である。図9に示す破線は、+X軸方向に向かってみたときの+Y軸から-Y軸方向にみたときの放射角度分布である。図9に示す極角において、90°の方向は波長変換部材50の中心軸Jに沿う方向に対応する。図9の横軸に示す数値の単位はある放射強度(mW/sr)で、放射源からある方向へ時間当たりに放射される放射エネルギーを表す物理量である。なお、横軸の絶対値(例えば、30,000)自体は特に意味を持たない相対的な指標である。
集光部材を有していない比較例の光源装置200の場合、射出部254の後方にも蛍光Ybが射出されるため、±90°を超える放射角度分布を有する。これに対して、本実施形態の光源装置100の場合、図9に示すように、射出部54の後方から前方に向かって漸次広がった形状の集光部材52が設けられたことにより、蛍光Yの放射角度分布を例えば±40°程度に抑えることができる。
本実施形態の光源装置100において、射出部54の形状は、四角錐体状である。
この構成によれば、四角柱状の波長変換部材50の端部に射出部54を容易に形成することができる。
本実施形態の光源装置100において、射出部54の寸法比H/Lは、0.5よりも大きい。
図7のシミュレーション結果から推測されるように、射出部54の寸法比H/Lが0.5以下の領域では、射出部54の光射出面54dで内部全反射する蛍光Yが多く、蛍光Yの取出効率をさらに向上させる余地がある。これに対して、射出部54の寸法比H/Lを0.5を超える領域に設定すれば、射出部54からの蛍光Yの取出効率を安定して確保することができる。
本実施形態の光源装置100において、波長変換部材50と射出部54とは、一体の部材で構成されている。
この構成によれば、光源装置100の製造プロセスにおいて、蛍光体の研磨加工等の手法を用いて射出部54を容易に形成することができる。
なお、射出部54から取り出す蛍光Yの量がそれ程多くなくてもよい場合、射出部54は、波長変換部材50とは別体の透光性部材で構成され、波長変換部材50に接合されていてもよい。この構成によれば、波長変換部材50とは別個に、金型を用いたプレス加工等の手法により射出部54を作製することができるため、蛍光体の研磨加工を省くことができる。
本実施形態の光源装置100において、中心軸Jに平行な方向における波長変換部材50と集光部材52の第4端部52bとの間の距離Kは、波長変換部材50と射出部54の第2端部54bとの間の距離以上である。
中心軸Jに平行な方向における波長変換部材50と集光部材52の第4端部52bとの間の距離Kが波長変換部材50と射出部54の第2端部54bとの間の距離(寸法H)よりも短い場合、射出部54の第2端部54b側の一部が集光部材52よりも前方に突出するため、集光部材52に入射することなく、射出部54の後方に取り出される蛍光Ybが僅かに存在する。これに対し、本実施形態の構成によれば、射出部54が集光部材52よりも前方に突出しないため、集光部材52に入射することなく、射出部54の後方に取り出される蛍光Ybの発生を抑えることができる。
本実施形態の光源装置100は、波長変換部材50と集光部材52とを支持する支持部材57をさらに備える。
この構成によれば、支持部材57によって波長変換部材50と集光部材52とを一括して支持できるとともに、射出部54と集光部材52との位置合わせを容易に行うことができる。
本実施形態のプロジェクター1は、本実施形態の光源装置100を備えているため、光利用効率に優れる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について、図10を用いて説明する。
第2実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様であるため、プロジェクターおよび光源装置の基本構成の説明は省略する。
図10は、第2実施形態の光源装置120の要部の斜視図である。
図10において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の光源装置120は、波長変換部材50と、光源部(図示略)と、反射部材(図示略)と、射出部74と、集光部材52と、保持部材(図示略)と、を備える。
本実施形態において、射出部74の形状は、四角錐台状である。したがって、射出部74は、4つの光射出面74dを有する。光射出面74dは、底辺が波長変換部材50の各側面50gと接する台形の形状を有する。第1端部74aは、中心軸Jに平行な方向から見て正方形の形状を有する。第2端部74bは、中心軸Jに交差する平面を有する。平面は、中心軸Jに平行な方向から見て正方形の形状を有し、第1端部74aの正方形の面積よりも小さい面積を有する。漸減部74cは、中心軸Jに垂直な断面積が第1端部74aから第2端部74bに向かって漸次小さくなっている。射出部74は、波長変換部材50と一体の部材で構成されていてもよいし、波長変換部材50とは別体の部材で構成されていてもよい。光源装置120のその他の構成は、第1実施形態と同様である。
[第2実施形態の効果]
本実施形態においても、蛍光Yの利用効率に優れる光源装置120を実現することができる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態の光源装置120において、射出部74の形状は、錐台状であり、第2端部74bは、中心軸Jに交差する平面を有する。
この構成によれば、射出部74の第2端部74bが細く尖っていないため、光源装置120の製造プロセス等において、第2端部74bが破損するおそれを低減することができる。また、蛍光Yは射出部74の第2端部74bにほとんど到達しないため、第2端部74bを平面形状としたことで取出効率が低下するおそれはほとんどない。なお、本実施形態の構成に代えて、射出部の第2端部は、曲面状に丸まった形状であってもよい。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図11を用いて説明する。
第3実施形態のプロジェクターおよび光源装置の基本構成は第1実施形態と同様であるため、プロジェクターおよび光源装置の基本構成の説明は省略する。
図11は、第3実施形態の光源装置130の要部の斜視図である。
図11において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、本実施形態の光源装置130は、波長変換部材50と、光源部(図示略)と、反射部材(図示略)と、射出部84と、集光部材52と、保持部材(図示略)と、を備える。
本実施形態において、射出部84の形状は、円錐体状である。したがって、射出部84は、曲面状の1つの光射出面84dを有する。第2端部84bは、尖った形状を有する。
漸減部84cは、中心軸Jに垂直な断面形状が円形であり、中心軸Jに垂直な断面積が第1端部84aから第2端部84bに向かって漸次小さくなっている。なお、射出部84の形状は、第2端部84bが平面となった円錐台状であってもよいし、第2端部84bが丸まった円錐体状であってもよい。射出部84は、波長変換部材50と一体の部材で構成されていてもよいし、波長変換部材50とは別体の部材で構成されていてもよい。光源装置10のその他の構成は、第1実施形態と同様である。


[第3実施形態の効果]
本実施形態においても、蛍光Yの利用効率に優れる光源装置130を実現することができる、といった第1実施形態と同様の効果が得られる。
また、本実施形態の光源装置130において、射出部84の形状は、円錐体状である。
中心軸Jに平行な方向(X軸方向)から射出部を見たとき、Y軸方向またはZ軸方向に対して平行な方向に進む蛍光Yについては、射出部の形状による取出効率の違いはない。これに対して、Y軸方向およびZ軸方向に交差する方向に進む蛍光Yについては、射出部の形状によって取出効率が影響を受ける。
具体的には、第1実施形態のように、射出部54の形状が四角錐体状である場合、中心軸Jに平行な方向(X軸方向)から射出部54を見たとき、Y軸方向およびZ軸方向に交差する方向に進む蛍光Yについては、YZ平面内における内部全反射条件が維持されやすいため、蛍光Yが光射出面54dに入射した際に射出されにくく、反射回数が多くなりやすい。これに対して、本実施形態のように、射出部84の形状が円錐体状である場合、中心軸Jに平行な方向(X軸方向)から射出部84を見たとき、Y軸方向およびZ軸方向に交差する方向に進む蛍光Yについては、YZ平面内における光射出面84dへの入射角が変化しやすく、臨界角未満になりやすい。そのため、蛍光Yが光射出面84dに入射した際に少ない反射回数で射出されやすく、蛍光Yの減衰が少ない。その結果、本実施形態の光源装置130においては、射出部の形状が四角錐体状である場合に比べて取出効率を高めることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。また、本発明の一つの態様は、上記の各実施形態の特徴部分を適宜組み合わせた構成とすることができる。
上記実施形態では、射出部の形状が四角錐体状、四角錐台状、および円錐体状である場合を示したが、四角錐以外の多角錐体状または多角錐台状であってもよい。第3実施形態で述べたように、取出効率の観点では、円錐体状の射出部が四角錐体状の射出部よりも優れているため、4つ以上の光射出面を有する多角錐体状または多角錐台状であってもよい。光射出面の数が多いほど、円錐体状の射出部に近い振る舞いを示す。また、奇数の光射出面を有する多角錐体状または多角錐台状である場合、射出される蛍光の角度分布が中心軸に対して非対称となるため、蛍光の角度分布の対称性の観点では、偶数の光射出面を有する多角錐体状または多角錐台状であることが好ましい。ただし、光射出面の数が多い場合には加工が難しくなるため、加工の容易さの観点では、四角錐体状、四角錐台状、円錐体状、円錐台状などが好ましい。
また、光源装置およびプロジェクターの各構成要素の形状、数、配置、材料等の具体的な記載については、上記実施形態に限らず、適宜変更が可能である。また、上記実施形態では、本発明による光源装置を、液晶パネルを用いたプロジェクターに搭載した例を示したが、これに限られない。本発明による光源装置を、光変調装置としてデジタルマイクロミラーデバイスを用いたプロジェクターに適用してもよい。また、プロジェクターは、複数の光変調装置を有していなくてもよく、1つの光変調装置のみを有していてもよい。
上記実施形態では、本発明の光源装置をプロジェクターに適用した例を示したが、これに限られない。本発明の光源装置は、照明器具や自動車のヘッドライト等にも適用することができる。
本発明の一つの態様の光源装置は、以下の構成を有していてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置は、第1波長帯を有する第1光を射出する発光素子と、蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、前記波長変換部材の中心軸に沿って設けられ、前記波長変換部材で生成される前記第2光を射出する射出部と、前記射出部から射出される前記第2光を反射させ、前記第2光の進行方向を前記中心軸から遠ざかる方向から前記中心軸に近付く方向に変化させる集光部材と、を備える。前記射出部は、前記波長変換部材に対向する第1端部と、前記中心軸に沿って前記第1端部とは反対側に位置する第2端部と、前記中心軸に垂直な断面積が前記第1端部から前記第2端部に向かって漸次小さくなる漸減部と、を有し、前記漸減部は、前記中心軸に対して傾斜し、前記第2光を射出する光射出面を有する。前記集光部材は、前記波長変換部材に相対的に近い位置にある第3端部と、前記第3端部とは反対側に位置する第4端部と、前記光射出面に対向して前記第2光を反射させる反射面と、を有する。前記集光部材の前記反射面のうち、少なくとも前記第4端部側の一部は、前記射出部の前記第2端部側において前記光射出面から離間している。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記中心軸に垂直な方向における前記集光部材と前記中心軸との間隔は、前記第3端部から前記第4端部に向かって漸次大きくなっていてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記射出部の形状は、錐体状であってもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記射出部の形状は、錐台状であり、前記第2端部は、前記中心軸に交差する平面を有していてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記射出部の形状は、円錐体状または円錐台状であってもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記中心軸に平行な方向に沿う前記射出部の寸法をHとし、前記中心軸に垂直な方向に沿う前記第1端部の寸法をLとすると、HとLとの比H/Lは、0.5よりも大きくてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記波長変換部材と前記射出部とは、一体の部材で構成されていてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記射出部は、前記波長変換部材とは別体の透光性部材で構成され、前記波長変換部材に接合されていてもよい。
本発明の一つの態様の光源装置において、前記中心軸に平行な方向における前記波長変換部材と前記第4端部との間の距離は、前記波長変換部材と前記第2端部との間の距離以上であってもよい。
本発明の一つの態様の光源装置は、前記波長変換部材と前記集光部材とを支持する支持部材をさらに備えていてもよい。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、以下の構成を有していてもよい。
本発明の一つの態様のプロジェクターは、本発明の一つの態様の光源装置と、前記光源装置から射出される前記第2光を含む光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、前記光変調装置により変調された光を投写する投写光学装置と、を備える。
1…プロジェクター、4B,4G,4R…光変調装置、6…投写光学装置、50…波長変換部材、52…集光部材、52a…第3端部、52b…第4端部、52r…反射面、54,74,84…射出部、54a,74a,84a…第1端部、54b,74b,84b…第2端部、54c,74c,84c…漸減部、54d,74d,84d…光射出面、56…発光素子、57…支持部材、100,120,130…光源装置、J…中心軸、E…励起光(第1光)、Y,Y1…蛍光(第2光)。

Claims (9)

  1. 第1波長帯を有する第1光を射出する発光素子と、
    蛍光体を含み、前記発光素子から射出される前記第1光を、前記第1波長帯とは異なる第2波長帯を有する第2光に変換する波長変換部材と、
    前記波長変換部材の中心軸に沿って設けられ、前記波長変換部材で生成される前記第2光を射出する射出部と、
    前記射出部から射出される前記第2光を反射させ、前記第2光の進行方向を前記中心軸から遠ざかる方向から前記中心軸に近付く方向に変化させる集光部材と、
    を備え、
    前記波長変換部材と前記射出部とは、一体の部材で構成されており、
    前記射出部は、前記波長変換部材に対向する第1端部と、前記中心軸に沿って前記第1端部とは反対側に位置する第2端部と、前記中心軸に垂直な断面積が前記第1端部から前記第2端部に向かって漸次小さくなる漸減部と、を有し、
    前記漸減部は、前記中心軸に対して傾斜し、前記第2光を射出する光射出面を有し、
    前記集光部材は、前記波長変換部材に相対的に近い位置にある第3端部と、前記第3端部とは反対側に位置する第4端部と、前記光射出面に対向して前記第2光を反射させる反射面と、を有し、内部が中空となった筒状に形成され、
    前記集光部材の前記反射面のうち、少なくとも前記第4端部側の一部は、前記射出部の前記第2端部側において前記光射出面から離間しており、
    前記集光部材の前記反射面と前記漸減部の前記光射出面との間には空気が設けられ、
    前記反射面は、筒状の前記集光部材の内部空間に対向して配置され、前記漸減部の前記光射出面から前記第1端部側に向かって射出された前記第2光を、前記漸減部の前記第2端部側に反射する、
    光源装置。
  2. 前記中心軸に垂直な方向において、前記集光部材と前記中心軸との間隔は、前記第3端部から前記第4端部に向かって漸次大きくなっている、請求項1に記載の光源装置。
  3. 前記射出部の形状は、錐体状である、請求項1または請求項2に記載の光源装置。
  4. 前記射出部の形状は、錐台状であり、前記第2端部は、前記中心軸に交差する平面を有する、請求項1または請求項2に記載の光源装置。
  5. 前記射出部の形状は、円錐体状または円錐台状である、請求項3または請求項4に記載の光源装置。
  6. 前記中心軸に平行な方向に沿う前記射出部の寸法をHとし、前記中心軸に垂直な方向に沿う前記第1端部の寸法をLとすると、HとLとの比H/Lは、0.5よりも大きい、請求項3から請求項5までのいずれか一項に記載の光源装置。
  7. 前記中心軸に平行な方向において、前記波長変換部材と前記第4端部との間の距離は、前記波長変換部材と前記第2端部との間の距離以上である、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の光源装置。
  8. 前記波長変換部材と前記集光部材とを支持する支持部材をさらに備える、請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の光源装置。
  9. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出される前記第2光を含む光を画像情報に応じて変調する光変調装置と、
    前記光変調装置により変調された光を投写する投写光学装置と、
    を備える、プロジェクター。
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