JP2017083907A - プロジェクタおよび画像形成素子への照明光の照射方法 - Google Patents

プロジェクタおよび画像形成素子への照明光の照射方法 Download PDF

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正晃 松原
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Abstract

【課題】
蛍光体の発光強度の飽和又は低下を抑制することができる照明光学系を提供する。
【解決手段】
照明光学系(10)は、励起光源(12)と蛍光体ユニット(40)とを備えている。励起光源(12)は、マトリックス状に配置された複数のレーザ光源(13)を含み、複数のレーザ光源(13)から出射した複数のレーザ光がミキシングされた励起光を発する。蛍光体ユニット(40)は、励起光源(12)から発せられた励起光の照射によって励起光の波長とは異なる波長を有する蛍光を発する少なくとも1つの蛍光体領域を備えている。励起光は、複数のレーザ光源(13)から出射された複数のレーザ光の中心が互いに離れた状態で、蛍光体ユニット(40)上に集光される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光源からの励起光により蛍光を発する蛍光体を備えた照明光学系、及び当該照明光学系を備えたプロジェクタに関する。
近年、プロジェクタ用の光源として、励起光の照射により蛍光を発する蛍光体を用いた光源装置が開発されている。特開2012−108486号公報(以下、特許文献1という。)又は特開2012−212129号公報(以下、特許文献2という。)に記載された光源装置は、励起光を発する励起光源と、励起光の照射により蛍光を発する蛍光体領域を備えた蛍光ホイールと、を有する。
蛍光ホイールは、赤色の波長域の蛍光を発する赤色蛍光体領域と、緑色の波長域の光を発する緑色蛍光体領域と、光を反射する反射領域と、を含む。蛍光ホイールは、回転可能に構成されている。蛍光ホイールを回転させつつ、蛍光ホイールの特定箇所に励起光を照射することによって、赤色蛍光体領域、緑色蛍光体領域及び反射領域に順番に励起光が照射される。これにより、蛍光ホイールは、赤色の蛍光、緑色の蛍光、青色の励起光を順次出射する。
励起光を発する励起光源は、レーザ光を発光する複数個のレーザダイオードにより構成されている。複数個のレーザダイオードから発せられたレーザ光の全てが、集光レンズによって蛍光体領域上の小さなスポットに集光される。特許文献1及び特許文献2に記載の光源装置は、複数のレーザダイオードから出射したレーザ光の集合体が蛍光ホイール上で直径2mm程度の小さなスポット径になるように調整されている。
特開2012−108486号公報 特開2012−212129号公報
特許文献1及び特許文献2に記載されたように、複数のレーザ光の集合体を蛍光体層上の一点に集光すると、蛍光体層の小さな領域に強度の高いレーザ光が照射されることになる。蛍光体に照射される励起光の強度を高くすると、蛍光体の発光強度が飽和又は低下する現象が起こることがある。この現象は、光強度の強い励起光の照射によって、蛍光体層内の励起可能な電子が少なくなることに起因する。
蛍光体の発光強度が飽和した状態でさらに強い励起光を蛍光体に照射すると、蛍光体層内の電子の励起に寄与しない励起光のエネルギーが熱に変換され、その結果、蛍光体の温度が上昇する。蛍光体の温度上昇により励起光から蛍光への変換効率が低下し、その結果さらに多くの励起光のエネルギーが熱に変換される。このような過程により、蛍光体の発光強度が低下する。
本発明の目的は、蛍光体の発光強度の飽和又は低下を抑制することができる照明光学系及びプロジェクタを提供することにある。
本発明の一実施形態における照明光学系は、励起光源と蛍光体ユニットとを備えている。励起光源は、マトリックス状に配置された複数のレーザ光源を含み、複数のレーザ光源から出射した複数のレーザ光がミキシングされた励起光を発する。蛍光体ユニットは、励起光源から発せられた励起光の照射によって励起光の波長とは異なる波長を有する蛍光を発する少なくとも1つの蛍光体領域を備えている。励起光は、複数のレーザ光源から出射された複数のレーザ光の中心が互いに離れた状態で、蛍光体ユニット上に集光される。
上記の構成によれば、蛍光体の発光強度の飽和又は低下を抑制することができる。
本発明の一実施形態における照明光学系の構成を示す図である。 照明光学系に用いられる光源の一例を示す平面図である。 照明光学系に用いられる蛍光体ユニットの一例を示す平面図である。 拡散板がない場合における蛍光体ユニット上での励起光の光強度分布を示す図である。 拡散板がある場合における蛍光体ユニット上での励起光の光強度分布を示す図である。 光学系に用いられるダイクロイックミラーの光透過率を示す図である。 図1に示す照明光学系を含むプロジェクタの構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態における照明光学系の構成を示している。照明光学系10は、励起光を出射する励起光源12と、励起光の照射により蛍光を発する蛍光体を含んだ蛍光体ユニット40と、を備えている。
励起光源12は、マトリックス状に配置された複数のレーザ光源13を含んでいる。励起光源12は、複数のレーザ光源13から出射したレーザ光のミキシングにより形成される励起光を発する。励起光源12は、蛍光体ユニット40に向けて励起光を発する。
図2に示すように、複数のレーザ光源13は、同一平面上にマトリックス状に配列されていることが好ましい。レーザ光源13としてはレーザダイオードを用いることができる。図2では、複数のレーザ光源13は4行6列のマトリックス状に配置されている。これに限らず、レーザ光源13の数や配置は、任意に選択可能であり、所望の出力値に応じて適宜選択される。
本実施形態では、各々のレーザ光源13は青色波長帯のレーザ光を出射する。これに限らず、レーザ光源12は、蛍光体を励起する励起光を発するものであれば、どのようなものであっても良い。
図3は、蛍光体ユニットの構成の一例を示している。本例では、蛍光体ユニット40は、励起光を反射する反射領域41と、励起光の照射によって励起光の波長とは異なる波長を有する蛍光を発する蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bと、を有する。
反射領域41は、励起光源12から出射した励起光を反射する。各々の蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bは、鏡面上に塗布された蛍光体から構成されていて良い。これらの蛍光体は、反射領域41での励起光の反射方向と実質的に同じ方向に蛍光を発する。
図3に示す例では、蛍光体ユニット40は、第1の蛍光体領域42a,42bと、第2の蛍光体領域44a,44bと、第3の蛍光体領域46a,46bと、を有する。第1の蛍光体領域42a,42bには、励起光(青色レーザ光)の照射によって励起光の波長よりも長い赤色波長の光を発する蛍光体が設けられている。第2の蛍光体領域44a,44bには、励起光(青色レーザ光)の照射によって励起光の波長よりも長い緑色波長の光を発する蛍光体が設けられている。第3の蛍光体領域46a,46bには、励起光(青色レーザ光)の照射によって励起光の波長よりも長い黄色波長の光を発する蛍光体が設けられている。
蛍光体ユニット40の蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bが形成されている一面は、中央部48を中心に回転可能に構成されていて良い。第1の蛍光体領域42a,42bと第2の蛍光体領域44a,44bと第3の蛍光体領域46a,46bと反射領域41とは、この回転方向に沿って順番に並んでいる。
励起光源12から発せられた励起光は、蛍光体ユニット40の特定の領域49に照射される。これに対し、蛍光体ユニット40は、励起光源12からの励起光が蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46b及び反射領域41に順次照射されるように可動する。具体的には、蛍光体ユニット40はモータにより回転駆動させられる。これにより、赤色の蛍光、緑色の蛍光、黄色の蛍光、青色レーザ光が、蛍光体ユニット40から順次出射することとなる。
なお、蛍光体ユニット40の構成は、これに限らず、様々に変更可能である。蛍光体ユニット40は、少なくとも1つ蛍光体領域を有していれば良い。また、蛍光体ユニット40が励起光の照射によって互いに異なる波長を有する蛍光を発する複数の蛍光体領域を含んでいれば、様々な色の光を出射する照明光学系を実現することができる。図3に示す蛍光体ユニットでは、フルカラーの光を実現することができる。また、黄色の蛍光を発する蛍光体領域46a,46bを有していなくても、フルカラーの光を実現することが可能である。各蛍光体領域から発せられる蛍光の波長は、照明光学系10の用途に応じて適宜選択される。
照明光学系10は、蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bから発せられた蛍光の進路と反射領域41で反射した励起光の進路とを励起光源12の位置とは異なる方向へ曲げる光学系24,26,28を有していることが好ましい。この光学系24,26,28は、励起光源12と蛍光体ユニット40との間に設けられている。
励起光源12から出射した励起光は、光学系24,26,28を透過し、蛍光体ユニット40に到達する。一方、蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bから発せられた蛍光や反射領域41で反射した励起光は、光学系24,26,28を構成する素子で反射し、図1の矢印の方向に進む。
また、照明光学系10は、必要に応じて、コリメータレンズ14や、縮小光学系16,18,20や、集光光学系30,32や、拡散板22等を有していて良い。
各々のレーザ光源13から放出されたレーザ光は、コリメータレンズ14により疑似平行光にされる。疑似平行光にされたレーザ光のミキシングは、縮小光学系16,18,20によって、小さい空間分布を有する疑似平行光にされる。図1では、縮小光学系は、3枚のレンズ16,18,20により構成されているが、縮小光学系のレンズの枚数は任意である。
縮小光学系16,18,20を通ったレーザ光は、励起光の光路上であって励起光源12と蛍光体ユニット40との間に設けられた拡散板22を通過する。拡散板22を通過したレーザ光は、光学系24,26,28及び集光光学系30,32を通って、蛍光体ユニット40に入射する。なお、照明光学系10は拡散板22を有していなくても良い。
図4は、拡散板22がない場合における蛍光体ユニット40上での励起光の光強度分布を示している。図5は、拡散板22がある場合における蛍光体ユニット40上での励起光の光強度分布を示している。なお、図4及び図5中の白い領域が、光強度の強い領域である。
複数のレーザ光源13から出射されたレーザ光の中心は、蛍光体ユニット40上で一点に集まらず、互いに離れている。すなわち、励起光は、複数のレーザ光源13から出射されたレーザ光の中心が互いに離れた状態で、蛍光体ユニット40上に集光される。ここで、レーザ光の中心とは、各レーザ光の光強度の空間分布における、光強度が最も高いところをいう。
より詳細には、図4に示すように、蛍光体ユニット40上で、レーザ光源13の数及び位置に応じた複数の光強度のピークが表れている。つまり、蛍光体ユニット40上で、複数のレーザ光源13の配置に応じた輝度分布が現れている。
上記のように各レーザ光の光束の中心を互いにずらすことによって、レーザ光の中心を一点に集中する場合と比較して、蛍光体領域の特定領域上に照射される励起光の強度(最大強度)を低下することができる。これにより、当該特定領域での蛍光体の発光強度の飽和または低下を抑制することができる。
一方、拡散板22がある場合には、複数のレーザ光がミキシングされた励起光の強度分布全体を均一に近づけることができる(図5参照)。拡散板22は、各々のレーザ光の強度ピークを低下し、かつ複数のレーザ光のミキシングからなる励起光の強度分布を均一な分布(トップハット分布)に近づける。なお、この場合であっても、各レーザ光源13から出射したレーザ光の中心が互いにずれていることに変わりない。この場合であっても、蛍光体ユニット40上で、複数のレーザ光源13の配置に応じた輝度分布が現れても良い。
拡散板22によって、励起光の広がりの範囲内で励起光の強度分布が略均一になり、蛍光体領域の特定の微小領域上に照射される励起光の強度(最大強度)はさらに低下する。その結果、蛍光体中の励起可能な電子の減少に伴う発光強度の飽和または低下をさらに抑制することができる。
また、蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bが形成された円盤を回転させることで、蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bの同一箇所に励起光が照射されつづけることがないようになっている。これにより、蛍光体の温度上昇を抑制することができる。
次に、励起光源12と蛍光体ユニット40との間に設けられた光学系24,26,28について詳細に説明する。この光学系は、反射型偏光素子24と、ダイクロイックミラー26と、1/4波長板28と、を有する。
反射型偏光素子24は、励起光源12から出射した励起光と反射領域41で反射した励起光の光路上に設けられている。反射型偏光素子24は、第1の直線偏光の光を透過し、第1の直線偏光と直交する第2の直線偏光の光を反射する。ここで、典型的には、第1の直線偏光はP偏光とS偏光のうちの一方であり、第2の直線偏光はP偏光とS偏光のうちの他方である。反射型偏光素子24は、透光基板と、当該透光基板の一面に形成された金属細線と、を有する反射型偏光板であって良い。
ダイクロイックミラー26は、励起光の光路上であって励起光源12と蛍光体ユニット40との間に設けられている。より好ましくは、ダイクロイックミラー26は、反射型偏光素子24と蛍光体ユニット40との間に設けられている。
ダイクロイックミラー26は、励起光源12から発せられた励起光の波長帯に属する光を透過し、蛍光体ユニット40の蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bから発せられた蛍光の波長帯に属する光を反射する。なお、ダイクロイックミラー26は、P偏光の励起光とS偏光の励起光の両方を透過する。
励起光源12から発せられた励起光が青色の波長を有する場合、ダイクロイックミラー26は図6に示す透過特性を有することが好ましい。具体的には、ダイクロイックミラー26は、青色波長帯の光を透過し、該青色波長帯以外の可視光(赤色光、黄色光及び緑色光)を反射する特性を有する。
ダイクロイックミラー26は誘電体多層膜ミラーであって良い。この場合、ダイクロイックミラー26は、透光基板と、当該透光基板の一面に形成された誘電体多層膜と、を有する。
1/4波長板28は、励起光の光路上であって反射型偏光素子24と蛍光体ユニット40との間、好ましくはダイクロイックミラー26と蛍光体ユニット40との間に設けられている。
以下、励起光源12から出射した励起光と、蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bで発生した励起光の光路について説明する。ここでは、レーザ光源13は青色レーザ光を出射するものとする。励起光源12から出射した励起光は、複数のレーザ光源13から出射した複数の青色レーザ光がミキシングされたものである。この青色励起光は、縮小光学系16,18,20を通って、反射型偏光素子24に入射する。ここで、反射型偏光素子24の反射面は、励起光の進行方向に対して約45度傾けられていることが好ましい。
本例では、反射型偏光素子24は、P偏光の光を透過し、S偏光の光を反射する特性を有する。したがって、励起光源12から発せられた青色励起光のP偏光成分は、反射型偏光素子24を透過する。ここで、複数のレーザ光源13は、P偏光成分のみを有するレーザ光を出射することが好ましい。この場合、ほとんどすべての青色励起光が反射型偏光素子24を透過する。その結果、照明光学系の光の利用効率の低下が防止される。
反射型偏光素子24を透過した青色励起光は、ダイクロイックミラー26に入射する。ダイクロイックミラー26の反射面は、励起光の進行方向に対して約45度傾けられていることが好ましい。上述したように、ダイクロイックミラー26は、励起光源12から発せられた励起光の波長帯に属する光を透過する。
ダイクロイックミラー26を透過した青色励起光は1/4波長板28に入射する。1/4波長板28に入射した青色励起光は、P偏光の状態から円偏光の状態に変わる。円偏光の状態になった青色励起光は、集光光学系30,32により蛍光体ユニット40の照射領域49に集光される(図3も参照)。図1では、集光光学系30,32は2枚のレンズから構成されているが、集光光学系のレンズの枚数は任意である。
蛍光体ユニット30上に集光された青色励起光の光強度分布は、拡散板22によって図5に示すような分布となる。拡散板22が無い場合、蛍光体ユニット30上に集光された青色励起光の光強度分布は、図4に示すような分布となる。
青色励起光の照射により、赤色の蛍光、緑色の蛍光、黄色の蛍光、青色光(青色の励起光)が、蛍光体ユニット40から順次出射する。蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bから発せられた蛍光は、完全拡散に近い状態でランダム偏光となっている。これらの蛍光は、レンズ系32,30により疑似平行光とされた後、1/4波長板28を通過する。また、反射領域41で反射した青色光は、レンズ系32,30により疑似平行光とされた後、1/4波長板28を通過する。
赤色、緑色及び黄色の蛍光は、1/4波長板28を通過してもランダム偏光の状態を維持する。一方、青色の励起光は、1/4波長板28により、円偏光からS偏光へ変えられる。1/4波長板28を通過した各色の蛍光及び青色励起光は、ダイクロイックミラー26に入射する。
上述したように、ダイクロイックミラー26は、蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bから発せられた蛍光の波長帯に属する光を反射する。これにより、赤色、緑色及び黄色の蛍光は、図1に示す矢印の方向に進行する。
ダイクロイックミラー26は、上述したように、青色励起光を透過する。ダイクロイックミラー26を透過した青色励起光は、反射型偏光素子24に入射する。
反射型偏光素子24はS偏光の光を反射するので、青色励起光は反射型偏光素子24で反射する。反射型偏光素子24で反射した青色励起光は、ダイクロイックミラー26を透過して、図1に示す矢印の方向に進行する。ここで、反射型偏光素子24で反射する青色励起光の進行方向は、ダイクロイックミラー26で反射した蛍光の進行方向と実質的に同じ方向である。
反射領域41で反射した励起光は、蛍光体領域42a,44a,46a,42b,44b,46bから発せられた蛍光と実質的に同一の光路を通って照明光学系10から出射する。このように、蛍光体ユニット40から出射する蛍光及び励起光が実質的に同一の光路を通って照明光学系10から出射するので、光の波長ごとに別々の光学系を設ける必要が無い。その結果、照明光学系10の構成部品が少なくなり、照明光学系10のサイズを小さくすることができる。
反射型偏光素子24の反射面はダイクロイックミラー26の反射面と隣接かつ実質的に平行に配置されていることが好ましい。これにより、青色励起光と各色の蛍光とを実質的に同じ方向に出射することができる。
反射型偏光素子24が上述した反射型偏光板であり、かつダイクロイックミラーが上述した誘電体多層膜ミラーである場合、反射型偏光板の透光基板の、金属細線が形成された一面(ワイヤーグリッド面)が、ダイクロイックミラー26の透光基板の、誘電体多層膜が形成された一面と対向していることが好ましい。さらに、反射型偏光板のワイヤーグリッド面がダイクロイックミラー26の反射面と近接かつ実質的に平行に配置されていることが好ましい。これにより、反射領域41で反射した青色光と、蛍光体領域から発せられた赤色、緑色及び黄色の蛍光との光路差が最小になるという利点がある。
ここで、特許文献2では、励起光源から出射した励起光を透過し、かつ反射領域で反射した励起光を反射する特性を有する1つのダイクロイックミラーが用いられている。これにより、反射領域で反射した青色励起光を、励起光源とは異なる方向へ反射している。このような作用を実現するため、ダイクロイックミラーは、S偏光に対して445nmよりも十分小さい波長帯の光を透過し、S偏光に対して約445nm以上の波長帯の光を反射し、P偏光に対して約445nm以下の波長帯の光を透過し、かつP偏光に対して445nmよりも十分大きい波長帯の光を反射する。より具体的には、特許文献2に記載のダイクロイックミラーは、S偏光に対するカットオフ波長が434nmであり、P偏光に対するカットオフ波長が456nmとなっている。ここで、カットオフ波長(半値波長とも呼ばれる。)とは、ダイクロイックミラーを透過する光の透過率が50%となる波長である。このとき、励起光源から出射する励起光の波長は、2つのカットオフ波長の間の値でなければならない。
特許文献2に記載された光源装置では、励起光の光利用効率の低下を防止するためには、青色励起光の波長がダイクロイックミラーの両カットオフ波長から十分に離れていることが必要となる。なぜなら、ダイクロイックミラーはカットオフ波長の近傍の波長帯の光に対し、十分に高い透過率又十分に高いは反射率を有しないからである。したがって、光利用効率の高い明るい照明光を出射可能な照明光学系を提供するという観点では、青色の励起光の波長は、ダイクロイックミラーのS偏光に対するカットオフ波長とP偏光に対するカットオフ波長の両方から約25nm以上離れていることが好ましい。そのため、ダイクロイックミラーは、P偏光のカットオフ波長とS偏光のカットオフ波長とが約50nm以上離れている特性を有することが好ましい。しかしながら、P偏光のカットオフ波長とS偏光のカットオフ波長とが約50nm以上離れた特性を有する誘電体多層膜ミラーを実現することは困難である。
本発明では、図1に示すように、反射領域41で反射した青色励起光は、ダイクロイックミラー26ではなく、反射型偏光素子24によって、励起光源12とは異なる方向へ反射する。したがって、偏光成分によって透過/反射特性の大きく異なる特殊なダイクロイックミラーを用いる必要はない。ダイクロイックミラー26のカットオフ波長は、S偏光とP偏光とでほとんど同じ値であって良い。
また、図1に示す照明光学系10では、接着剤のような有機材料を有するダイクロイックプリズムは不要である。有機材料は、光強度の強いレーザ光により焦がされることがある。本発明では、このようなダイクロイックプリズムを利用しない照明光学系とすることで、有機材料を使用しない構成にすることもできる。この場合、強い光強度のレーザ光を発するレーザ光源13を使用することが可能となる。
上記例では、励起光源12がP偏光成分を含んだ青色レーザ光を発し、反射型偏光素子24がP偏光の光を透過しS偏光の光を反射する特性を有する場合について説明した。これに代えて、可能であれば、S偏光成分を含んだ励起光を発する励起光源12と、S偏光の光を透過しP偏光の光を反射する特性を有する反射型偏光素子24と、が用いられても良い。
次に、本発明の一実施形態におけるプロジェクタについて図7を参照して説明する。プロジェクタは、図1に示す照明光学系10を備えている。上述したように、照明光学系10は、赤色光、緑色光、黄色光及び青色光を順次出射する。照明光学系10から出射された光は、集光レンズ50によりライトトンネル52の入射側端部に集光される。ライトトンネル52は、入射光を、矩形の略均一な照度分布を有する光にする。
ライトトンネル52を出射した光は、レンズ54,56を通り、ミラー58で反射する。ミラー58で反射した光は、レンズ60を通って画像形成素子64に拡大照明される。このとき、ライトトンネル52の出射側端部における光の均一な照度分布が維持されている。
画像形成素子64としては、反射型表示素子を用いることができる。反射型表示素子は、たとえばデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)であって良い。DMDは、画素ごとに各色に応じた光量の調節を行う。光量が調節された光(画像光)は、投写レンズ68を通じてスクリーンに拡大投写される。
具体的には、DMDは、微小のミラー要素を画素数分有している。各々のミラー要素は、回転軸まわりに所定の角度だけ回動可能に構成されている。ある方向に傾いたミラー要素に入射する光は、投写レンズ68が配置された方向に反射される。投写レンズ68に入射した光はプロジェクタの外部へ投写される。別の方向に傾いたミラー要素に入射する光は、投写レンズ68が配置されていない方向に反射される。このようにして、各々のミラー要素は、各画素に対応する光を投写レンズ68へ導くか否かを選択する。DMDが各色の光に対してこの制御を行うことで、プロジェクタは投写レンズ68を通じてカラー画像をスクリーンに表示することができる。
本実施形態のプロジェクタでは、反射型の画像形成素子、より具体的にはDMDが用いられている。しかしながら、画像形成素子64は、反射型の画像形成素子の代わりに、透過型の画像形成素子を用いることもできる。画像形成素子の画像形成素子としては、液晶パネル(LCD)を用いることができる。
以上、本発明の望ましい実施形態について提示し、詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない限り、さまざまな変更及び修正が可能であることを理解されたい。
10 照明光学系
12 励起光源
13 レーザ光源
22 拡散板
24 反射型偏光素子
26 ダイクロイックミラー
40 蛍光体ユニット
41 反射領域
42a,42b 第1の蛍光体領域
44a,44b 第2の蛍光体領域
46a,46b 第3の蛍光体領域
49 照射領域
64 画像形成素子
68 投写レンズ
本発明によるプロジェクタは、
照明光源と、
前記照明光源から発せられた照明光を変調する画像形成素子と、
前記画像形成素子で変調された光を投写する投写光学系を有するプロジェクタであって、
前記照明光源は、励起光を発する励起光源と、
前記励起光の照射によって前記励起光の波長とは異なる波長を有する蛍光を発する少なくとも1つの蛍光体を備えた蛍光体ユニットと、
第1の直線偏光の光を透過し、前記第1の直線偏光と直交する第2の直線偏光の光を反射する第1の光学素子と、
前記励起光の波長帯に属する光を透過し、前記蛍光体から発せられた前記蛍光の波長帯に属する光を反射する第2の光学素子と、
前記励起光の光路上にある波長板と、を有し、
前記第1の光学素子と前記第2の光学素子は、前記励起光の光路上にあり、
前記第1の光学素子を透過した前記第1の直線偏光の光は、前記蛍光体ユニットで反射し、さらに前記波長板を透過した後に前記第1の光学素子で第1の進行方向に反射し、
前記第1の進行方向と前記第2の光学素子で反射される前記蛍光の波長帯に属する光の進行方向とは実質的に同じ方向である。
本発明による画像形成素子への照明光の照射方法は、
励起光を発する工程と、
前記励起光の第1の直線偏光の光を、波長板を透過させて蛍光体に照射して蛍光を発する工程と、
前記波長板を透過した前記第1の直線偏光の光を反射し、さらに、前記第1の直線偏光と直交する第2の直線偏光に変える工程と、
前記第2の直線偏光を第1の光学素子で反射して前記画像形成素子に照射する工程と、
前記蛍光を第2の光学素子で反射して前記画像形成素子に照射する工程と、を有する。

Claims (10)

  1. マトリックス状に配置された複数のレーザ光源を含み、前記複数のレーザ光源から出射した複数のレーザ光がミキシングされた励起光を発する励起光源と、
    前記励起光源から発せられた前記励起光の照射によって前記励起光の波長とは異なる波長を有する蛍光を発する少なくとも1つの蛍光体領域を備えた蛍光体ユニットと、を有し、
    前記励起光は、複数のレーザ光源から出射された前記複数のレーザ光の中心が互いに離れた状態で、前記蛍光体ユニット上に集光される、照明光学系。
  2. 請求項1に記載の照明光学系であって、
    前記励起光の光路上であって前記励起光源と前記蛍光体ユニットとの間に設けられ、前記励起光の強度分布を均一に近づける拡散板を有する、照明光学系。
  3. 請求項1又は2に記載の照明光学系であって、
    前記蛍光体ユニットは、互いに異なる波長を有する蛍光を発する複数の蛍光体領域を含み、
    前記蛍光体ユニットは、前記励起光源からの前記励起光が前記複数の蛍光体領域の各々に順次照射されるように可動する、照明光学系。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の照明光学系であって、
    前記蛍光体ユニットは、前記励起光を反射する反射領域をさらに有し、
    前記蛍光体ユニットは、前記励起光源からの前記励起光が前記蛍光体領域と前記反射領域とに順次照射されるように可動し、
    前記蛍光体領域から発せられた蛍光の進路と前記反射領域で反射した前記励起光の進路とを前記励起光源の位置とは異なる方向へ曲げる光学系が、前記光源と前記蛍光体ユニットとの間に設けられている、照明光学系。
  5. 請求項4に記載の照明光学系であって、
    前記光学系は、
    第1の直線偏光の光を透過し、前記第1の直線偏光と直交する第2の直線偏光の光を反射する反射型偏光素子と、
    前記励起光の波長帯に属する光を透過し、前記蛍光体から発せられた前記蛍光の波長帯に属する光を、前記反射領域で反射した後に前記反射型偏光素子で反射する前記励起光の進行方向と実質的に同じ方向に反射するダイクロイックミラーと、
    前記反射型偏光素子と前記蛍光体ユニットとの間に設けられた1/4波長板と、を備えている、照明光学系。
  6. 請求項5に記載の照明光学系であって、
    前記励起光源は前記第1の直線偏光の励起光を出射する、照明光学系。
  7. 請求項5又は6に記載の照明光学系であって、
    前記反射型偏光素子の反射面は、前記ダイクロイックミラーの反射面と互いに隣接し、かつ実質的に平行に配置されている、照明光学系。
  8. 請求項5から7のいずれか1項に記載の照明光学系であって、
    前記ダイクロイックミラーは、第1の透光基板と、該第1の透光基板の一面に形成された誘電体多層膜と、を有し、
    前記反射型偏光素子は、第2の透光基板と、該第2の透光基板の一面に形成された金属細線と、を有し、
    前記第1の透光基板の、前記誘電体多層膜が形成された一面が、前記第2の透光基板の、前記金属細線が形成された一面と対向している、照明光学系。
  9. 請求項5から8のいずれか1項に記載の照明光学系であって、
    前記励起光源は、青色波長帯に属する励起光を出射し、
    前記蛍光体領域は、前記励起光の波長帯よりも長い波長を有する可視光を発し、
    前記ダイクロイックミラーは、青色波長帯の光を透過し、該青色波長帯以外の可視光を反射する特性を有する、照明光学系。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の照明光学系を備えたプロジェクタ。
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