JP2016145906A - 現像カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】リブが現像ローラに近い位置に配置された場合であっても、カップリング、アイドルギアおよび第1アジテータギアが回転可能な現像カートリッジを提供すること。【解決手段】現像ローラ7を有する現像カートリッジ3において、筐体51の左壁53Lに、現像ローラ7に接続された現像ローラギア68、現像ローラギア68と噛み合う現像カップリング67、現像カップリング67に噛み合うアイドルギア70、および、アイドルギア70に噛み合い、アジテータ11に接続されたアジテータギア71を配置し、左壁53Lの左面とアジテータギア71との間隔D1よりも短い突部60Lを設ける。【選択図】図2

Description

本発明は、現像カートリッジに関する。
従来、ドラムカートリッジに装着可能な現像カートリッジが知られている。ドラムカートリッジは、例えば、感光ドラムを有するカートリッジである(例えば、下記特許文献1参照。)。
現像カートリッジは、現像カートリッジの側面にリブを有する。そして、現像カートリッジがドラムカートリッジに装着されると、リブは、ドラムカートリッジに設けられている揺動アームによって押圧される。これにより、現像カートリッジの現像ローラは、ドラムカートリッジの感光体ドラムに押圧される。
特開2013−50493号公報
従来の現像カートリッジでは、カップリングが、アイドルギアと噛み合っている。そして、アイドルギアが、アジテータギアと噛み合っている。従来技術の位置よりも現像ローラに近い位置に、リブが配置される場合がある。
この場合、リブが、例えば、現像カートリッジの側面に位置するギア(アイドルギアまたはアジテータギア)と当たってしまい、ギアの回転を妨げる問題があった。
そこで、本開示の目的は、リブが現像ローラに近い位置に配置された場合であっても、カップリング、アイドルギアおよび第1アジテータギアが回転可能な現像カートリッジを提供することにある。
(1)上記した目的を達成するため、本発明の現像カートリッジは、現像剤を収容可能な筐体と、第1方向に延びる現像ローラと、現像ローラに接続され、かつ、現像ローラとともに回転可能な現像ローラギアであって、筐体の外面に位置する現像ローラギアと、第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、外面に位置するカップリングであって、現像ローラギアと噛み合い、かつ、カップリングとともに回転可能なカップリングギアを備えるカップリングと、カップリングギアに噛み合い、かつ、第1方向に延びる第2軸について回転可能な第1アイドルギアであって、筐体の外面に位置する第1アイドルギアと、第1アイドルギアとともに第2軸について回転可能であり、外面に位置し、かつ、第1アイドルギアよりも外面から離れて位置する第2アイドルギアであって、第2アイドルギアの径は、第1アイドルギアの径よりも小さく、外面に位置する第2アイドルギアと、第1方向に延びるアジテータと、アジテータに接続され、かつ、第1方向に延びる第3軸についてアジテータとともに回転可能な第1アジテータギアであって、外面に位置し、かつ、第2アイドルギアに噛み合う第1アジテータギアと、第1方向に延び、第1軸と第3軸との間において外面に位置する突部であって、現像ローラギアの歯先円と、カップリングギアの歯先円と、第1アイドルギアの歯先円と、第2アイドルギアの歯先円との外側に位置する突部とを備える。第1アジテータギアは、第1方向において、突部から間隔を空けて離れている。
このような構成によれば、突部は、第1軸と第3軸との間において外面に位置し、現像ローラギアの歯先円と、カップリングギアの歯先円と、第1アイドルギアの歯先円と、第2アイドルギアの歯先円との外側に位置する。そして、第1アジテータギアは、第1方向において、突部から間隔を空けて離れている。
そのため、突部が現像ローラの近い位置(具体的には、第1軸と第3軸との間)に配置された場合であっても、カップリング、アイドルギアおよび第1アジテータギアを回転させることができる。
(2)第1方向における第1アジテータギアの端部は、突部から間隔を空けて離れていてもよい。
(3)外面と向かい合う第1アジテータギアの端部は、突部から間隔を空けて離れていてもよい。
(4)第1方向における第1アジテータギアの端部は、突部よりも外面から離れて位置してもよい。
(5)第1方向における外面と第1アジテータギアとの間の長さは、第1方向における外面からの突部の長さよりも大きくてもよい。
(6)第1方向における外面と第1アジテータギアの端部との間の長さは、第1方向における外面からの突部の長さよりも大きくてもよい。
(7)第1方向において、外面と、外面と向かい合う第1アイドルギアの端部との間の長さは、第1方向における外面からの突部の長さよりも大きくてもよい。
(8)突部は、外面に取り付けられていてもよい。
(9)突部は、前記外面から突出してもよい。
(10)第1アイドルギアは、現像ローラとアジテータとを結ぶ仮想面に対して、一方側に位置してもよい。突部は、仮想面に対して、第1アイドルギアの反対側に位置してもよい。
(11)突部は、現像ローラから突部への方向に湾曲した湾曲面を有してもよい。
(12)突部は、押圧力を受けるための面を有してもよい。
(13)ドラムカートリッジへ現像カートリッジが取り付けられることに応じて、突部は、ドラムカートリッジから押圧力を受けてもよい。
(14)ドラムカートリッジへ現像カートリッジが取り付けられることに応じて、突部は、ドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて押圧力を受けてもよい。
(15)本発明の現像カートリッジは、第1方向に延びる供給ローラであって、現像剤を現像ローラに供給可能な供給ローラと、供給ローラに接続され、かつ、供給ローラとともに回転可能な供給ローラギアであって、カップリングギアと噛み合い、外面に位置する供給ローラギアとをさらに備えてもよい。突部は、供給ローラギアの歯先円の外側に位置してもよい。
(16)筐体は、外面と、外面から第1方向に離れた第2外面とを有してもよい。現像ローラギアと、カップリングと、第1アイドルギアと、第2アイドルギアと、第1アジテータギアと、突部とは、外面に位置してもよい。
(17)本発明の現像カートリッジは、第1方向に延びる第2突部であって、第2外面に位置する第2突部を備えてもよい。突部の少なくとも一部と、第2突部の少なくとも一部とは、第1方向において並んでいてもよい。
(18)第2突部は、第2外面に取り付けられていてもよい。
(19)第2突部は、第2外面から突出してもよい。
(20)突部は、現像ローラから突部への方向に湾曲した湾曲面を有してもよい。第2突部は、現像ローラから第2突部への方向に湾曲した湾曲面を有してもよい。
(21)突部は、押圧力を受けるための面を有してもよい。第2突部は、押圧力を受けるための面を有してもよい。
(22)ドラムカートリッジへ現像カートリッジが取り付けられることに応じて、突部と第2突部とは、ドラムカートリッジから押圧力を受けてもよい。
(23)ドラムカートリッジへ現像カートリッジが取り付けられることに応じて、突部と第2突部とは、ドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて押圧力を受けてもよい。
(24)アジテータは、外面と第2外面との間に位置するアジテータ本体と、第1方向に延びるアジテータシャフトであって、アジテータシャフトの一端部が、外面を貫通するアジテータシャフトとを備えてもよい。第1アジテータギアは、アジテータシャフトの一端部に取り付けられてもよい。
(25)現像ローラは、外面と第2外面との間に位置する現像ローラ本体と、第1方向に延びる現像ローラシャフトであって、現像ローラシャフトの一端部が、外面を貫通する現像ローラシャフトとを備えてもよい。現像ローラギアは、現像ローラシャフトの一端部に取り付けられてもよい。
(26)第1方向において、現像ローラ本体と、第1アジテータギアとの間の長さは、第1方向において、突部の端部と第1アジテータギアとの長さよりも大きくてもよい。
(27)現像カートリッジは、第1方向に延びる供給ローラであって、現像剤を現像ローラへ供給可能な供給ローラを、さらに備えてもよい。供給ローラは、外面と第2外面との間に位置する供給ローラ本体と、第1方向に延びる供給ローラシャフトであって、供給ローラシャフトの一端部が、外面を貫通する供給ローラシャフトと、供給ローラシャフトの一端部に取り付けられた供給ローラギアであって、供給ローラギアは供給ローラと共に回転可能であり、供給ローラギアは外面に位置し、カップリングギアと噛み合う供給ローラギアと、を備えてもよい。突部は、供給ローラギアの歯先円の外側に位置してもよい。
(28)現像カートリッジは、外面に位置する軸受けであって、現像ローラシャフトの一端部が貫通された軸受けをさらに備えてもよい。軸受けは、軸受けから前記第1方向へ延びるカップリングシャフトを備えてもよい。カップリングは、カップリングシャフトについて回転可能であってもよい。現像ローラギアは、現像ローラシャフトの一端部に装着されてもよい。
(29)現像カートリッジは、第1方向に延びる供給ローラであって、現像剤を現像ローラへ供給可能な供給ローラを、さらに備えてもよい。供給ローラは、外面と第2外面との間に位置する供給ローラ本体と、第1方向に延びる供給ローラシャフトであって、供給ローラシャフトの一端部が、外面と軸受けとを貫通する供給ローラシャフトと、供給ローラシャフトの一端部に取り付けられた供給ローラギアであって、供給ローラギアは供給ローラと共に回転可能であり、供給ローラギアは外面に位置し、カップリングギアと噛み合う供給ローラギアと、を備えてもよい。突部は、供給ローラギアの歯先円の外方に位置してもよい。
(30)現像カートリッジは、現像ローラギアと、カップリングと、第1アイドルギアと、第2アイドルギアと、第1アジテータギアとの少なくとも一部を覆うギアカバーをさらに備えてもよい。
(31)突部の少なくとも一部は、ギアカバーの外方に位置してもよい。
(32)突部の少なくとも一部は、第1アジテータギアの歯先円の内側に位置してもよい。
(33)第1方向において、第1アジテータギアと向かい合う突部の端部は、第1アジテータギアから間隔を空けて離れていてもよい。
(34)現像カートリッジは、さらに、第1アジテータギアとともに第3軸について回転可能な第2アジテータギアであって、第1アジテータギアよりも外面に近くに位置し、第2アジテータギアの径は、第1アジテータギアの径よりも小さい第2アジテータギアと、第2アジテータギアと噛み合っている摩擦ギアであって、外面に位置する摩擦ギアと、摩擦ギアよりも外面から離れた位置にあり、かつ、第1方向に突出する突出部であって、摩擦ギアの回転に応じて第1方向に移動可能な突出部と、を備えてもよい。突部は、第2アジテータギアの歯先円と、摩擦ギアの歯先円との外方に位置してもよい。
(35)アジテータは、第3軸に沿って延びるアジテータシャフトを含んでもよい。第1アジテータギアは、アジテータシャフトに取り付けられ、アジテータシャフトと共に回転可能であってもよい。第1軸について回転可能なカップリングと、第3軸に沿って延びるアジテータシャフトとを結ぶ第2方向において、突部は、カップリングとアジテータシャフトとの間に位置してもよい。
本発明の現像カートリッジでは、突部が現像ローラに近い位置に配置された場合であっても、カップリング、アイドルギアおよび第1アジテータギアが回転可能である。
図1は、第1実施形態の現像カートリッジの斜視図である。 図2は、第1実施形態の現像カートリッジの斜視図であって、ギアカバーを外した状態を示す。 図3は、図2に示す現像カートリッジの分解斜視図である。 図4は、図1に示す現像カートリッジの底面図である。 図5は、図4のA−A断面図である。なお、図5では、ギアカバーを省略する。 図6は、図5のB−B断面図である。 図7は、図1に示す現像カートリッジの右方から見た斜視図である。 図8は、図1に示す現像カートリッジの下方から見た斜視図である。 図9は、第1実施形態のドラムカートリッジの斜視図である。 図10は、第1実施形態の現像カートリッジがドラムカートリッジに装着された状態を示す斜視図である。 図11は、図10に示すプロセスカートリッジの上方から見た平面図である。 図12は、図11のC−C断面図である。 図13は、図11のD−D断面図であって、ロックレバーがロック位置である状態を示す。 図14は、図11のD−D断面図であって、ロックレバーがロック解除位置である状態を示す。 図15は、第1実施形態のプロセスカートリッジが装着される画像形成装置の中央断面図である。 図16Aは、第2実施形態の現像カートリッジに設けられるアジテータギアの後上方から見た斜視図を示す。図16Bは、第2実施形態の現像カートリッジを説明する説明図である。 図17は、第3実施形態の検知ユニットの斜視図である。 図18Aは、図17に示す欠け歯ギアを左方から見た斜視図である。図18Bは、図18Aに示す欠け歯ギアを右方から見た斜視図である。 図19Aは、図17に示す検知部材を左方から見た斜視図である。図19Bは、図19Aに示す検知部材を右方から見た斜視図である。 図20Aは、図17に示す検知ユニットにおいて、欠け歯ギアが初期位置にある状態を示す。図20Bは、図20Aに示す検知ユニットを下方から見た斜視図である。 図21Aは、アジテータギアのリブが欠け歯ギアのボスに当接した状態を示す。図21Bは、欠け歯ギアが駆動伝達位置にある状態を示す。 図22は、欠け歯ギアが終着位置にある状態を示す。 図23は、第2実施形態の変形例の現像カートリッジを説明する説明図である。 図24は、第3実施形態の変形例の現像カートリッジを説明する説明図である。
(第1実施形態)
1.現像カートリッジの概略
図1、図2、図3および図15に示すように、現像カートリッジ3は、筐体51と、供給ローラ8と、現像ローラ7と、層厚規制ブレード9と、軸受け50と、ギア列65と、ギアカバー66とを備える。現像ローラ7は、所定の方向に延びる。第1実施形態では、現像ローラ7が延びる方向を左右方向とする。なお、図面を説明する際には、左右方向を基準として、図1に示す上下方向、および、前後方向を用いて説明する。
<トナー収容部10>
トナー収容部10は、図6に示すように、現像カートリッジ3の内部に設けられる。具体的には、トナー収容部10は、筐体51の内部に設けられる空間である。トナー収容部10は、トナーを収容するように構成される。トナーは、現像剤の一例である。
<アジテータ11>
アジテータ11は、筐体51の内部に設けられる。具体的には、アジテータ11は、トナー収容部10内に設けられる。アジテータ11は、トナー収容部10内に回転可能に支持される。アジテータ11は、アジテータシャフト11Aと、羽根11Bとを備える。第1実施形態では、アジテータ11は、羽根11Bを複数備える。なお、羽根11Bは、トナー収容部10内のトナーを攪拌させるための部材である。羽根11Bは、樹脂により構成されてもよい。また、羽根11Bは、フィルムにより構成されてもよい。
アジテータシャフト11Aは、左右方向に延びる円柱形状を有する。すなわち、アジテータ11の中心軸線A2は、左右方向に延びる。アジテータ11の中心軸線A2は、第3軸の一例である。
羽根11Bは、アジテータシャフト11Aの外周面から径方向外方へ延びる。複数の羽根11Bは、トナー収容部10内に位置する。羽根11Bは、トナー収容部10内において、後述する筐体51の左壁53Lと右壁53Rとの間に位置する。アジテータ11において、羽根11Bが設けられた部分は、アジテータ本体の一例である。
<供給ローラ8>
供給ローラ8は、図3および図15に示すように、トナー収容部10から現像ローラ7へトナーを供給するためのローラである。供給ローラ8は、供給ローラシャフト8Aと、供給ローラ本体8Bとを備える。
供給ローラシャフト8Aは、円柱形状を有する。供給ローラシャフト8Aは、金属からなる。供給ローラシャフト8Aは、左右方向に延びる。
供給ローラ本体8Bは、円筒形状を有する。供給ローラ本体8Bは、左右方向に延びる。供給ローラ本体8Bは、例えば、導電性を有するスポンジからなる。供給ローラ本体8Bは、左右方向において、供給ローラシャフト8Aの中央部分を覆っている。第1実施形態では、供給ローラ本体8Bは、左右方向における供給ローラシャフト8Aの端部を覆っていない。言い換えると、第1実施形態では、供給ローラシャフト8Aは、左右方向において供給ローラ本体8Bを貫通する。供給ローラ本体8Bは、左右方向において、後述する筐体51の左壁53Lと右壁53Rとの間に位置する。供給ローラ本体8Bの表面は、現像ローラ本体7Bの表面と接触する。
なお、第1実施形態では、供給ローラシャフト8Aは、左右方向において供給ローラ本体8Bを貫通するが、供給ローラシャフト8Aは、左右方向における供給ローラ本体8Bの端部からそれぞれ延びていてもよい。
<現像ローラ7>
現像ローラ7は、図1に示すように、現像ローラシャフト7Aと、現像ローラ本体7Bとを備える。
現像ローラシャフト7Aは、円柱形状を有する。現像ローラシャフト7Aは、金属からなる。現像ローラシャフト7Aは、左右方向に延びる。すなわち、現像ローラ7の中心軸線A1は、左右方向に延びる。
現像ローラ本体7Bは、円筒形状を有する。現像ローラ本体7Bは、左右方向に延びる。現像ローラ本体7Bは、例えば、導電性を有するゴムからなる。現像ローラ本体7Bは、左右方向において、現像ローラシャフト7Aの中央部分を覆っている。第1実施形態では、現像ローラ本体7Bは、左右方向における現像ローラシャフト7Aの端部を覆っていない。言い換えると、第1実施形態では、現像ローラシャフト7Aは、左右方向において現像ローラ本体7Bを貫通する。現像ローラ本体7Bは、左右方向において、後述する筐体51の左壁53Lと右壁53Rとの間に位置する。
なお、第1実施形態では、現像ローラシャフト7Aは、左右方向において現像ローラ本体7Bを貫通するが、現像ローラシャフト7Aは、左右方向における現像ローラ本体7Bの端部からそれぞれ延びていてもよい。
<層厚規制ブレード9>
層厚規制ブレード9は、現像ローラ7の前上方に位置する。層厚規制ブレード9は、現像ローラ本体7Bの表面に接触する。
2.筐体
筐体51は、ボックス形状を有する。筐体51は、左壁53Lと、右壁53Rと、下壁54と、前壁55と、上壁56とを備える。なお、トナー収容部10(図6参照)は、左壁53Lと、右壁53Rと、下壁54と、前壁55と、上壁56とに囲まれた空間である。なお、第1実施形態では、筐体51に対して、トナー収容部10の位置を内側と定義する。また、筐体51に対して、トナー収容部10の位置の反対側を外側と定義する。筐体51の表面は、外面の一例である。
<左壁53L>
左壁53Lは、図1から図3に示すように、左右方向における現像ローラ7の一端に位置する。具体的には、左壁53Lは、左右方向における現像ローラ本体7Bの一端に位置する。左壁53Lは、筐体51の左端部に位置する。左壁53Lは、前後方向および上下方向に延びる板形状である。左壁53Lは、挿通穴77と、アジテータギアシャフト59と、アイドルギアシャフト58と、突部60Lとを有する。左壁53Lの外面は、外面の一例である。
<挿通穴77>
挿通穴77には、現像ローラシャフト7Aの左端部7Cが挿通される。具体的には、現像ローラシャフト7Aの左端部7Cは、後述する軸受け50に取り付けられた状態で、挿通穴77に挿通される。このとき、軸受け50は、左壁53Lの外面に取り付けられる。挿通穴77は、左壁53Lの後端部に位置する。挿通穴77は、左右方向において、左壁53Lを貫通する。また、挿通穴77は、左壁53Lの後端縁から後方へ向かって切り欠かれている。
<アジテータギアシャフト59>
アジテータギアシャフト59は、筐体51の表面に位置する。具体的には、アジテータギアシャフト59は、筐体51の表面から外側に向いて延び、円筒形状である。アジテータギアシャフト59は、左壁53Lの外面に位置する。アジテータギアシャフト59は、左壁53Lの外面から左右方向に延びる。アジテータギアシャフト59の内部には、左右方向に沿って延びる貫通穴59Aが設けられる。具体的には、貫通穴59Aは、左右方向に沿って、アジテータギアシャフト59の内部を貫通する。アジテータシャフト11Aの左端部11Cは、貫通穴59Aに挿通され、左壁53Lの外面へ露出される。露出されたアジテータシャフト11Aの左端部11Cに、後述するアジテータギア71が装着される。
<アイドルギアシャフト58>
アイドルギアシャフト58は、筐体51の表面に位置する。具体的には、アイドルギアシャフト58は、筐体51の表面から外側に向いて延び、円筒形状である。アイドルギアシャフト58は、左壁53Lの外面に位置する。アイドルギアシャフト58は、左壁53Lの外面から左方に向けて延び、円筒形状である。すなわち、アイドルギアシャフト58の中心軸線A4は、左右方向に延びる。アイドルギアシャフト58は、前後方向において、軸受け50とアジテータギアシャフト59との間に位置する。アイドルギアシャフト58の中心軸線A4は、第2軸の一例である。
<突部60Lの位置>
突部60Lは、筐体51の表面に位置する。具体的には、突部60Lは、筐体51の表面から外側に向いて延びる。突部60Lは、左壁53Lの外面に位置する。突部60Lは、左壁53Lの外面から左方に向けて延びる。突部60Lは、上下方向において、アジテータギアシャフト59に対して、アイドルギアシャフト58の反対側に位置する。また、図5に示すように、突部60Lは、現像ローラシャフト7Aの中心軸線A1と、アジテータシャフト11Aの中心軸線A2とを結ぶ仮想面Lに対して、アイドルギアシャフト58の反対側に位置する。なお、第1実施形態では、突部60Lは、左壁53Lの外面から延びているが、これに限定されるものではない。例えば、突部60Lは、左壁53Lの外面に、別部材として取り付けられてもよい。また、別部材を介して、突部60Lは、左壁53Lの外面に取り付けられてもよい。突部60Lは、左壁53Lに対して固定されていればよい。
<突部60Lの形状>
突部60Lは、左右方向から見てU字形状を有する。突部60Lは、現像ローラ7から突部60Lへ向いた方向への押圧力を受けることが可能な形状である。具体的には、突部60Lは、現像ローラ7から突部60Lへ向いた方向への押圧力を受けるための面を有する。より詳細には、突部60Lは、湾曲面61を有する。湾曲面61は、現像ローラ7から突部60Lへ向いた方向に湾曲している。湾曲面61に、後述する押圧部材26Lが接触することで、押圧部材26Lから感光ドラム4へ向けての押圧力を、湾曲面61が好適に受けることができる。
<右壁53R>
右壁53Rは、図7に示すように、左右方向における現像ローラ7の他端に位置する。なお、現像ローラ7の他端は、現像ローラ7の一端から左右方向に離れている。具体的には、右壁53Rは、左右方向における現像ローラ本体7Bの他端に位置する。右壁53Rは、筐体51の右端部に位置する。右壁53Rは、前後方向および上下方向に延びる板形状である。右壁53Rは、突部60Rと、リフト突起63と、ロック突起64とを有する。右壁53Rの外面が第2外面の一例である。
<突部60Rの位置>
突部60Rは、筐体51の表面に位置する。具体的には、突部60Rは、筐体51の表面から外側に向いて延びる。突部60Rは、右壁53Rの外面に位置する。突部60Rは、右壁53Rの外面から右方に向けて延びる。左右方向において、突部60Rの少なくとも一部は、突部60L(図3参照)の少なくとも一部と一致する位置に位置する。なお、第1実施形態では、突部60Rは、右壁53Rの外面から延びているが、これに限定されるものではない。例えば、突部60Rは、右壁53Rの外面に、別部材として取り付けられてもよい。また、別部材を介して、突部60Rは、右壁53Rの外面に取り付けられてもよい。突部60Rは、右壁53Rに対して固定されていればよい。
<突部60Rの形状>
突部60Rは、左右方向から見てU字形状を有する。突部60Rは、現像ローラ7から突部60Rへ向いた方向への押圧力を受けることが可能な形状である。具体的には、突部60Rは、現像ローラ7から突部60Rへ向いた方向への押圧力を受けるための面を有する。より詳細には、突部60Rは、湾曲面62を有する。湾曲面62は、現像ローラ7から突部60Lへ向いた方向に湾曲している。突部60Rが、第2突部の一例である。湾曲面62に、後述する押圧部材26Rが接触することで、押圧部材26Rから感光ドラム4へ向けての押圧力を、湾曲面62が好適に受けることができる。
<リフト突起63>
リフト突起63は、前後方向において、右壁53Rの前端部と、突部60Rとの間に位置する。リフト突起63は、右壁53Rの外面に位置する。具体的には、リフト突起63は、右壁53Rの外面から右方に延びる突起であり、左右方向に見てL字形状である。
<ロック突起64>
ロック突起64は、前後方向において、右壁53Rの前端部と、突部60Rとの間に位置する。リフト突起63は、右壁53Rの外面に位置する。具体的には、リフト突起63は、右壁53Rの外面から右方に延びる突起であり、角筒形状である。
<下壁54>
図4および図8に示すように、下壁54は、前後方向に延びる板形状である。下壁54は、左壁53Lと、右壁53Rとからそれぞれ延びる。
<前壁55>
前壁55は、下壁54の前端部から上方へ延びる。前壁55は、板形状である。前壁55は、左壁53Lと、右壁53Rとからそれぞれ延びる。前壁55には、現像カートリッジ把持部76が設けられる。
現像カートリッジ把持部76は、左右方向において、前壁55の前端部の中央に位置する。現像カートリッジ把持部76は、前壁55の前端部から前方へ突出する。
<上壁56>
上壁56は、図3に示すように、矩形の板形状である。上壁56の前端部は、前壁55の上端部に固定される。上壁56の左端部は、左壁53Lの上端部に固定される。上壁56の右端部は、右壁53Rの上端部に固定される。
<軸受け50>
軸受け50は、左壁53Lの外面に位置する。軸受け50は、挿通穴77の左方に位置し、かつ、左壁53Lの外面に取り付けられている。軸受け50は、図示しない貫通穴であって、現像ローラシャフト7Aの左端部7Cが挿通される貫通穴を有する。現像ローラシャフト7Aの左端部7Cが挿通される貫通穴は、左右方向において、挿通穴77と重なる位置に、位置する。これにより、軸受け50は、現像ローラシャフト7Aを回転可能に支持する。さらに、軸受け50は、図示しない貫通穴であって、供給ローラシャフト8Aの左端部8Cが挿通される貫通穴を有する。これにより、軸受け50は、供給ローラシャフト8Aを回転可能に支持する。軸受け50は、カップリングシャフト57を備える。
<カップリングシャフト57>
カップリングシャフト57は、前後方向において、現像ローラシャフト7Aとアイドルギアシャフト58との間に位置する。カップリングシャフト57は、左壁53Lの外面に位置する。カップリングシャフト57は、軸受け50の左面から左方に延びる。カップリングシャフト57は、円筒形状である。すなわち、カップリングシャフト57の中心軸線A3は、左右方向に延びる。カップリングシャフト57の中心軸線A3は、第1軸の一例である。なお、第1実施形態では、カップリングシャフト57は、軸受け50から延びていたが、カップリングシャフト57は、別部材として、軸受け50に取り付けられても良い。また、カップリングシャフト57は、左壁53Lから延びていても良い。この場合、軸受け50は、貫通穴を有する。カップリングシャフト57は、軸受け50の貫通穴を介して、左方に延びる。
3.ギア列
ギア列65は、図2、図3および図5に示すように、左壁53Lの外面に位置する。ギア列65は、現像カップリング67と、現像ローラギア68と、供給ローラギア69と、アイドルギア70と、アジテータギア71とを備える。現像カップリング67がカップリングの一例である。
<現像カップリング67>
現像カップリング67は、左右方向に延びる円柱形状を有する。現像カップリング67は、カップリングシャフト57に回転可能に支持される。具体的には、現像カップリング67は、カップリングシャフト57に装着され、カップリングシャフト57を中心に回転可能となる。言い換えれば、現像カップリング67は、カップリングシャフト57の中心軸線A3について回転可能となる。現像カップリング67は、カップリングシャフト57に装着されることで、軸受け50を介して、筐体51の左壁53Lの外面に配置される。現像カップリング67は、ギア部72と、カップリング部73とを備える。具体的には、左右方向における現像カップリング67の一端に、ギア部72は位置する。また、左右方向における現像カップリング67の他端にカップリング部73は位置する。なお、現像カップリング67の一端側に、カップリングシャフト57は装着される。
<ギア部72>
ギア部72は、現像カップリング67の右端部に位置する。ギア部72と現像カップリング67とは、一体的に形成される。ギア部72は、現像カップリング67とともに回転可能である。ギア部72は、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、現像カップリングの回転周囲に沿って設けられる。ギア部72の歯先円C9は、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、ギア部72の歯先円C9の外側に位置する。ギア部72は、カップリングギアの一例である。
<カップリング部73>
カップリング部73は、現像カートリッジ3の外部から駆動力を受けるための構成である。例えば、画像形成装置が、カップリング部73に駆動を入力する駆動入力部を備える場合、駆動入力部がカップリング部73に係合することで、カップリング部73は、駆動力を受けることが可能となる。具体的には、カップリング部73は、現像カップリング67の一端部に対して窪んでいる。具体的には、カップリング部73は、現像カップリング67の一端部に対して、円形状に窪んでいる。なお、以下の説明において、現像カップリング67の一端部に対して窪んでいる空間を、空間73Bとする。カップリング部73は、当接部73Aと当接部73Cとを有している。当接部73Aと当接部73Cのそれぞれは、円形状に窪む空間73B内に位置する。当接部73Aと当接部73Cのそれぞれは、空間73の径方向に沿って、互いに間隔を隔てて設けられる。当接部73Aと当接部73Cのそれぞれは、円形状の空間73Bの径方向内側へ向けて突出し、矩形状を有する。当接部73Aと当接部73Cとが、画像形成装置の駆動入力部に係合し、駆動力を受けることで、現像カップリング67は、カップリングシャフト57について回転することができる。
<現像ローラギア68>
現像ローラギア68は、現像カップリング67のギア部72と噛み合っている。現像ローラギア68は、左右方向に厚みを有する円板形状を有する。現像ローラギア68は、円周の外周に沿って複数のギア歯を有する。現像ローラギア68は、軸受け50の左方において、現像ローラシャフト7Aの左端部7Cに相対回転不能に支持される。具体的には、現像ローラギア68は、軸受け50を貫通した現像ローラシャフト7Aの左端部7Cに装着される。現像ローラギア68は、現像ローラギア68の中心部に、例えば、D形状の貫通穴68Aを有する。また、左端部7Cは、周面の一部が切り欠かれており、左右方向に見てD形状を有する。現像ローラギア68は、貫通穴68Aに左端部7CのD形状が挿通されることにより、現像ローラシャフト7Aに対して相対回転不能となる。これにより、現像ローラシャフト7Aは、現像ローラギア68とともに回転可能となる。現像ローラギア68は、左端部7Cに装着されることにより、筐体51の左壁53Lの外面に位置する。現像ローラギア68の歯先円C10は、突部60Lと間隔を隔てている。突部60Lは、現像ローラギア68の歯先円C10の外側に位置する。
<供給ローラギア69>
供給ローラギア69は、現像カップリング67の下方に位置する。供給ローラギア69は、現像カップリング67のギア部72と噛み合っている。供給ローラギア69は、左右方向に厚みを有する円板形状を有する。供給ローラギア69は、円周の外周に沿って、複数のギア歯を有する。供給ローラギア69の歯先円C4は、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、供給ローラギア69の歯先円C4の外側に位置する。供給ローラギア69は、軸受け50の左方において、供給ローラシャフト8Aの左端部8Cに相対回転不能に支持される。具体的には、軸受け50を貫通した左端部8Cに、供給ローラギア69が装着される。供給ローラギア69は、供給ローラギア69の中心部に、例えば、D形状の貫通穴69Aを有する。また、左端部8Cは、周面の一部が切り欠かれており、左右方向に見てD形状を有する。供給ローラギア69は、貫通穴69Aに左端部8CのD形状が挿通されることにより、供給ローラシャフト8Aに対して相対回転不能となる。これにより、供給ローラシャフト8Aは、供給ローラギア69とともに回転可能となる。供給ローラギア69は、左端部8Cに装着されることで、筐体51の左壁53Lの外面に位置する。
<アイドルギア70>
アイドルギア70は、アイドルギアシャフト58に回転可能に支持される。具体的には、アイドルギア70は、アイドルギアシャフト58に回転可能に装着される。アイドルギア70は、突部60Lと間隔を隔てて位置する。また、アイドルギア70は、現像ローラシャフト7Aの中心軸線A1と、アジテータシャフト11Aの中心軸線A2とを結ぶ仮想面Lよりも上方に位置する。アイドルギア70は、アイドルギア70の中心部に、例えば、円形状の貫通穴70Cを有する。アイドルギア70は、アイドルギアシャフト58が貫通穴70Cに挿通されることにより、アイドルギアシャフト58の中心軸線A4を中心として回転可能となる。アイドルギア70は、アイドルギアシャフト58に装着されることにより、筐体51の左壁53Lの外面に位置する。アイドルギア70は、大径ギア70Aと、小径ギア70Bとを備える。大径ギア70Aと小径ギア70Bとは、一体的に形成される。このため、小径ギア70Bは、大径ギア70Aとともに回転可能である。なお、小径ギア70Bは、左右方向において、大径ギア70Aよりも左壁53Lから離れている。
<大径ギア70A>
大径ギア70Aは、左右方向に厚みを有する円板形状を有する。大径ギア70Aは、円周の外周に沿って、複数のギア歯を有する。大径ギア70Aの歯先円C1は、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、前後方向において、大径ギア70Aの歯先円C1の外側に位置する。大径ギア70Aは、現像カップリング67のギア部72と噛み合っている。大径ギア70Aが、第1アイドルギアの一例である。
<小径ギア70B>
小径ギア70Bは、左右方向に厚みを有する円板形状を有する。小径ギア70Bの外径は、大径ギア70Aの外径よりも小さい。小径ギア70Bは、円周の外周に沿って、複数のギア歯を有する。小径ギア70Bの歯先円C2は、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、前後方向において、小径ギア70Bの歯先円C2の外側に位置する。小径ギア70Bが、第2アイドルギアの一例である。
<アジテータギア71>
アジテータギア71は、アジテータシャフト11Aの左端部11Cに装着される。アジテータギア71は、アジテータギアシャフト59に対して、相対回転不能に支持される。アジテータギア71は、ギア部71Aと、円筒部71Bを有する。
<円筒部71B>
円筒部71Bは、左右方向に延びる。円筒部71Bは、円筒部71Bの中心部に、左右方向に沿ってD形状の貫通穴71Cを有する。また、アジテータシャフト11Aの左端部11Cは、周面の一部が切り欠かれており、左右方向に見てD形状を有する。アジテータギア71は、貫通穴71Cに左端部11CのD形状が挿通されることにより、アジテータシャフト11Aに対して相対回転不能となる。これにより、アジテータギア71は、アジテータシャフト11Aとともに回転可能となる。アジテータギア71は、左端部11Cに装着されることで、筐体51の左壁53Lの外面に位置する。円筒部71Bは、突部60Lの前上方に間隔を隔てて位置する。
<ギア部71A>
ギア部71Aは、円筒部71Bの左端に設けられる。ギア部71Aは、アイドルギア70の小径ギア70Bと噛み合っている。ギア部71Aの外径は、円筒部71Bの外径よりも大きい。ギア部71Aは、左右方向に厚みを有する円板形状を有する。ギア部71Aは、円周の外周に沿って、複数のギア歯を有する。ギア部71Aと円筒部71Bとは一体形成される。このため、円筒部71Bの回転と共に、ギア部71Aは回転する。
<突部60Lとギア列との相対配置>
図5に示すように、突部60Lは、前後方向において、アイドルギアシャフト58の中心軸線A4と、アジテータ11の中心軸線A2との間に位置する。突部60Lの少なくとも一部は、前後方向において、ギア部71Aの歯先円C3の内側に位置する。そして、図6に示すように、左壁53Lと向かい合うギア部71Aの端部は、左右方向において、突部60Lと間隔を隔てている。具体的には、左壁53Lと向かい合うギア部71Aの端部は、左右方向において突部60Lから離れている。左壁53Lと向かい合うギア部71Aの端部は、突部60Lよりも左壁53Lから離れている。第1実施形態では、左壁53Lと、左壁53Lと向かい合うギア部71Aの端部とは、距離D1離れている。また、左壁53Lから延びる突部60Lの長さは、D2である。距離D1は、長さD2よりも大きくなる。このため、突部60Lは、前後方向において、ギア部71Aの歯先円C3の内側に位置していたとしても、ギア部71Aの回転を妨げることがない。ギア部71Aが、第1アジテータギアの一例である。
4.ギアカバー
ギアカバー66は、図1および図8に示すように、ギア列65を覆っている。なお、ギアカバー66は、ギア列の少なくとも一部を覆っていればよい。ギアカバー66は、左壁53Lの外面に位置する。ギアカバー66は、左壁53Lの外面に支持される。ギアカバー66は、カップリングカラー74と、開口75とを有する。
カップリングカラー74は、左右方向に延びる円筒形状を有する。カップリングカラー74は、ギアカバー66を左右方向に貫通する貫通穴74Aを有する。貫通穴74Aの内径は、現像カップリング67のカップリング部73が嵌まる大きさである。現像カップリング67のカップリング部73は、貫通穴74Aに回転可能に嵌まっている。
図8および図12に示すように、ギアカバー66が左壁53Lに取り付けられた状態において、開口75は、上下方向において突部60Lに対して、アイドルギア70の反対側に位置する。開口75は、突部60Lの一部をギアカバー66の外側へ露出する。言い換えれば、ギアカバー66は、左右方向において、突部60Lの一部をカバーする。
5.ドラムカートリッジ
上述した現像カートリッジ3は、ドラムカートリッジ2に装着可能である。現像カートリッジ3は、図10および図11に示すように、ドラムカートリッジ2に装着される。これにより、現像カートリッジ3は、ドラムカートリッジ2とともにプロセスカートリッジ1を構成する。以下、図9から図15を用いて現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に装着された状態を説明する。
(1)ドラムカートリッジの概略
ドラムカートリッジ2は、図9および図15に示すように、感光ドラム4と、スコロトロン型帯電器5と、転写ローラ6と、ドラムフレーム21とを備える。
感光ドラム4は、左右方向に延びる円筒形状を有する。感光ドラム4は、ドラムフレーム21に回転可能に支持される。
スコロトロン型帯電器5は、感光ドラム4の表面を帯電させる。スコロトロン型帯電器5は、感光ドラム4に対して、一方側に位置する。スコロトロン型帯電器5は、感光ドラム4と間隔を隔てて位置する。
転写ローラ6は、感光ドラム4の表面に付着したトナーを、用紙に転写するためのローラである。転写ローラ6の表面は、感光ドラム4の表面と接触する。転写ローラ6は、感光ドラム4に対して、スコロトロン型帯電器5と反対側に位置する。
(2)ドラムカートリッジの詳細
(2−1)ドラムフレーム
ドラムフレーム21は、支持フレーム48と、装着フレーム49とを含む。以下、図9から図14を参照して、ドラムフレーム21の詳細を説明する。
<支持フレーム48>
支持フレーム48は、感光ドラム4と、スコロトロン型帯電器5と、転写ローラ6とを支持可能な形状である。
<装着フレーム49>
装着フレーム49は、左壁24Lと、右壁24Rと、下壁25とを備える。左壁24Lと右壁24Rとは、左右方向において離れている。左壁24Lと右壁24Rとは、それぞれ、板形状を有する。下壁25は、左右方向に沿って延びる板形状を有する。下壁25は、左壁24Lと、右壁24Rと接続する。
<押圧部材>
装着フレーム49には、押圧部材26Lと、押圧部材26Rとが設けられる。押圧部材26Lと、押圧部材26Rとは、左右方向において、左壁24Lと右壁24Rとの間に位置する。押圧部材26Lは、左右方向において、下壁25の一端部に位置する。押圧部材26Rは、左右方向において、下壁25の他端部に位置する。なお、押圧部材26Lと、押圧部材26Rとは、前後方向において、同じ位置に配置される。
<押圧部材26L>
押圧部材26Lは、図12に示すように、支持部材34Lと、圧縮ばね39Lと、押圧面40とを有する。
支持部材34Lは、装着フレーム49に固定される。
圧縮ばね39Lは、現像カートリッジ3を感光ドラム4に向けて押圧するためのばねである。圧縮ばね39Lの一端は、支持部材34Lに取り付けられる。
押圧面40は、上下方向に延びる平面形状を有する。押圧面40は、圧縮ばね39Lの他端に取り付けられる。
現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられていない状態のとき、圧縮ばね39Lは、長さL1である。現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられていない状態のとき、押圧面40は、圧縮ばね39Lによって、感光ドラム4へ向けて付勢される。現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられている状態のとき、押圧面40は、突部60Lと接触し、圧縮ばね39Lの長さは、L1より短くなる。より詳細には、現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられている状態のとき、押圧面40は、突部60Lの湾曲面61と接触し、圧縮ばね39Lの長さは、L1より短くなる。以下、押圧面40と突部60Lとの接触部分を、接触部分CLとする。これにより、圧縮ばね39Lは、押圧面40により、突部60Lを感光ドラム4へ向けて付勢する。
<押圧部材26R>
押圧部材26Rは、図13に示すように、支持部材34Rと、圧縮ばね39Rと、押圧面41とを有する。
支持部材34Rは、装着フレーム49に固定される。
圧縮ばね39Rは、現像カートリッジ3を感光ドラム4に向けて押圧するためのばねである。圧縮ばね39Rの一端は、支持部材34Rに取り付けられる。
押圧面41は、上下方向に延びる平面形状を有する。押圧面41は、圧縮ばね39Rの他端に取り付けられる。
現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられていない状態のとき、圧縮ばね39Rは、長さL2である。現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられていない状態のとき、押圧面41は、圧縮ばね39Rによって、感光ドラム4へ向けて付勢される。現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられている状態のとき、押圧面41は、突部60Rと接触し、圧縮ばね39Rの長さは、L2より短くなる。より詳細には、現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に取り付けられている状態のとき、押圧面41は、突部60Rの湾曲面62と接触し、圧縮ばね39Rの長さは、L2より短くなる。以下、押圧面41と突部60Rとの接触部分を、接触部分CRとする。これにより、圧縮ばね39Rは、押圧面41により、突部60Rを感光ドラム4へ向けて付勢する。突部60Lと突部60Rとは、左右方向に見て同じ位置のため、接触部分CLと現像ローラシャフト7Aの中心軸線A1との距離D3(図12参照)は、接触部分CRと現像ローラシャフト7Aの中心軸線A1との距離D4と等しい。
<ガイド面29L、ガイド面29R>
図9および図12に示すように、左壁24Lは、ガイド面29Lを有する。また、右壁24Rは、ガイド面29Rを有する。ガイド面29Lとガイド面29Rとは、現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2へ装着されるのをガイドする。言い換えれば、ガイド面29Lとガイド面29Rとは、現像ローラ7の表面を、感光ドラム4の表面へガイドする。なお、ガイド面29Lとガイド面29Rとは、前後方向において同じ位置に配置される。後述するガイド面29Lとガイド面29Rとに沿って、現像カートリッジ3が、ドラムカートリッジ2に装着される状態となる。
<ガイド面29L>
ガイド面29Lは、前後方向において、感光ドラム4と押圧部材26Lとの間に位置する。ガイド面29Lは、現像カートリッジ3をガイド可能な大きさを有する面である。
<ガイド面29R>
ガイド面29Rは、前後方向において、感光ドラム4と押圧部材26Rとの間に位置する。ガイド面29Rは、現像カートリッジ3をガイド可能な大きさを有する面である。
(2−3)ロックレバー
ロックレバー27は、図9、図13および図14に示すように、前後方向において、押圧部材26Rに対して、感光ドラム4と反対側に位置する。ロックレバー27は、左右方向において、左壁24Lと右壁24Rとの間に位置する。ロックレバー27は、右壁24Rに回転可能に支持される。ロックレバー27は、左右方向に沿った軸を中心に回動可能である。ロックレバー27は、ロック位置(図13参照)とロック解除位置(図14参照)との間を回動可能である。なお、以下のロックレバー27の説明では、ロックレバー27がロック位置にあるときを基準とする。ロックレバー27は、回転軸42と、ロック部43と、操作部44と、リフト部45とを備える。
回転軸42は、左右方向に延びる円柱形状を有する。回転軸42は、右壁24Rに回転可能に支持される。
ロック部43は、ロック突起64をロック可能である。ロック部43は、ロック面43Aを有する。図13に示すように、現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に装着されるとき、ロック面43Aは、ロック突起64を装着フレーム49に対してロックする。
操作部44は、板形状を有する。操作部44は、操作者に把持される。操作部44が操作者により回動されることで、操作部44は、ロック位置とロック解除位置との間を回動する。
リフト部45は、リフト面45Aを有する。図14に示すように、ロックレバー27がロック解除位置にあるとき、リフト面45Aはリフト突起63と接触する。
具体的には、現像カートリッジ3がドラムカートリッジ2に装着されるとき、現像カートリッジ3のロック突起64が、リフト面45Aに接触する。そして、操作者が現像カートリッジ3をドラムカートリッジ2に向けて力を加えることで、ロックレバー27は、回転軸42を中心に回動し、ロック面43Aが、ロック突起64をドラムカートリッジ2に対してロックする。この結果、現像カートリッジ3が、図12および図13に示すように、ドラムカートリッジ2に装着される。この状態のとき、押圧部材26Lが、突部60Lを感光ドラム4へ向けて押圧する。押圧部材26Rも、突部60Rを感光ドラム4へ向けて押圧する。
そして、操作者がロックレバー27をロック位置からロック解除位置へ回動すると、ロック面43Aは、ロック突起64のロックを解除し、リフト面45Aが、リフト突起63と接触する。そして、リフト面45Aが、リフト突起63を持ち上げる。これにより、現像カートリッジ3のドラムカートリッジ2へのロックが解除される。
6.第1実施形態の効果
上述したように、第1実施形態では、現像ローラギア68と現像カップリング67のギア部72とが、現像カップリング67の一方側で噛み合い、さらに、現像カップリング67のギア部72と、アイドルギア70の大径ギア70Aとが、現像カップリング67の他方側で噛み合っている。このため、現像カップリング67は安定して回転することができる。さらに、アイドルギアの小径ギア70Bとアジテータ11のギア部71Aとが噛み合っているため、アジテータの周速比を変更することができる。さらに、突部60Lが、現像カップリング67とアジテータ11との間に位置する。このため、ギア部71Aの回転を妨げることなく、押圧部材26Lから、感光ドラム4へ向けての押圧力を安定して受けることができる。
詳細には、突部60Lは、前後方向において、アイドルギアシャフト58と、アジテータギアシャフト59との間に位置し、さらに、突部60Lは、前後方向において、大径ギア70Aの歯先円C1と、小径ギア70Bの歯先円C2との外側に位置する。突部60Lは、前後方向において、ギア部71Aの歯先円C3の内方に位置する。そして、左壁53Lと向かい合うギア部71Aの端部は、左右方向において、突部60Lと間隔を隔てている。具体的には、左壁53Lと向かい合うギア部71Aの端部は、突部60Lよりも左壁53Lから離れている。第1実施形態では、左壁53Lと、左壁53Lと向かい合うギア部71Aの端部とは、距離D1離れている。また、左壁53Lから延びる突部60Lの長さは、D2である。距離D1は、長さD2よりも大きくなる。このため、突部60Lが、前後方向において、ギア部71Aの歯先円C3の内方に位置していたとしても、ギア部71Aの回転を妨げることがなく、押圧部材26Lから、感光ドラム4へ向けての押圧力を安定して受けることができる。
また、湾曲面61に、押圧部材26Lが接触することで、押圧部材26Lから感光ドラム4へ向けての押圧力を、湾曲面61が好適に受けることができる。湾曲面62に、押圧部材26Rが接触することで、押圧部材26Rから感光ドラム4へ向けての押圧力を、湾曲面62が好適に受けることができる。
6.プロセスカートリッジの使用態様
図15に示すように、プロセスカートリッジ1は、画像形成装置81に装着されて使用される。
画像形成装置81は、電子写真方式のモノクロプリンタである。画像形成装置81は、装置本体82と、スキャナユニット83と、定着ユニット84とを備える。
装置本体82は、ボックス形状に形成される。装置本体82は、開口部85と、フロントカバー86と、給紙トレイ87と、排紙トレイ88とを有する。
開口部85は、装置本体82の前端部に位置する。プロセスカートリッジ1は、開口部85を介して、装置本体82の内に挿入される。
フロントカバー86は、装置本体82の前端部に位置する。フロントカバー86は、板形状を有する。フロントカバー86は、開口部85を開閉可能に構成される。
給紙トレイ87は、用紙Pを収容するように構成される。
スキャナユニット83は、プロセスカートリッジ1の上方に位置する。スキャナユニット83は、感光ドラム4に向けてレーザービームを出射するように構成される。
定着ユニット84は、プロセスカートリッジ1の後方に位置する。定着ユニット84は、加熱ローラ89と、加圧ローラ90とを備える。
画像形成装置81が画像形成動作を開始すると、スコロトロン型帯電器5は、感光ドラム4の表面を一様に帯電する。スキャナユニット83は、感光ドラム4の表面を露光する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、感光ドラム4の表面に形成される。
また、アジテータ11は、アジテータシャフト11Aについて回転することにより、トナー収容部10内のトナーを撹拌して、供給ローラ8に供給する。供給ローラ8は、アジテータ11によって供給されたトナーを現像ローラ7に供給する。このとき、トナーは、現像ローラ7と供給ローラ8との間で正極性に摩擦帯電され、現像ローラ7に担持される。層厚規制ブレード9は、現像ローラ7に担持されたトナーの層厚を一定厚さに規制する。
そして、現像ローラ7に担持されたトナーは、感光ドラム4表面の静電潜像に供給される。これにより、トナー像が、感光ドラム4の表面に担持される。
用紙Pは、給紙トレイ87から、各種ローラの回転により、所定のタイミングで1枚ずつ、感光ドラム4と転写ローラ6との間に給紙される。感光ドラム4表面のトナー像は、用紙Pが感光ドラム4と転写ローラ6との間を通過するときに、用紙Pに転写される。
その後、用紙Pは、加熱ローラ89と加圧ローラ90との間を通過するときに加熱および加圧される。これにより、用紙P上のトナー像は、用紙Pに熱定着される。その後、用紙Pは、排紙トレイ88に排紙される。
なお、第1実施形態では、突部60Lは、前後方向において、ギア部71Aの歯先円C3の内側に位置していたが、突部60Lは、前後方向において、ギア部71Aの歯先円C3の外側に位置しても良い。突部60Lは、前後方向において、ギア部71Aの歯先円C3の外側に位置する場合であっても、突部60Lが、ギア部71Aの回転を妨げることがなく、押圧部材26Lから、感光ドラム4へ向けての押圧力を安定して受けることができる。
8.第2実施形態
図16Aおよび図16Bを参照して、現像カートリッジ3の第2実施形態を説明する。なお、以下の説明において、上記した第1実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第1実施形態では、アジテータギア71は、ギア部71Aにおいて、アイドルギア70の小径ギア70Bにのみ噛み合っているが、例えば、図16Bに示すように、左壁53Lの外面に、特開2011−215374号公報に開示されるような、被検知回転体101が位置されてもよい。第2実施形態では、図16Aおよび図16Bに開示された被検知回転体101にアジテータギア71から駆動力が伝達されてもよい。
この場合、アジテータギア71は、図16Aに示すように、ギア部71Aとは別に、第2ギア部71Dを有する。
左右方向において、第2ギア部71Dは、ギア部71Aと円筒部71Bとの間に位置する。第2ギア部71Dは、ギア部71Aの右面から右方へ延びる円筒形状を有する。第2ギア部71Dは、ギア部71Aと中心軸線を共有する。第2ギア部71Dの外径は、ギア部71Aの外径よりも小さい。第2ギア部71Dは、第2ギア部71Dの円周に沿って、複数のギア歯を有する。第2ギア部71Dの歯先円C5は、ギア部71Aの歯先円C3の内方に位置し、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、第2ギア部71Dの歯先円C5の外方に位置する。
被検知回転体101は、左右方向に厚みを有する円板形状を有する。被検知回転体101は、歯部101Aと、欠け歯部101Bと、検知突起102とを有する。
歯部101Aは、被検知回転体101の周方向において約2/3を占める部分であり、被検知回転体101のうち、中心角約240°の扇形状に相当する部分である。歯部101Aは、被検知回転体101の周囲に沿って複数のギア歯を有する。歯部101Aの歯先円C6は、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、歯部101Aの歯先円C6の外方に位置する。
欠け歯部101Bは、被検知回転体101の周方向において歯部101A以外の約1/3を占める部分である。欠け歯部101Bは、被検知回転体101のうち、中心角約120°の扇形状に相当する部分である。欠け歯部101Bは、ギア歯を有さない。
検知突起102は、被検知回転体101の中心から径方向外方にずれて位置する。検知突起102は、被検知回転体101の左面から左方へ突出する角柱形状を有する。
そして、被検知回転体101は、現像カートリッジ3が未使用(新品)の状態で画像形成装置81の装置本体82に装着されると、アジテータギア71の第2ギア部71Dと、歯部101Aとの噛み合いにより、所定の時間、回転する。その後、アジテータギア71の第2ギア部71Dと、歯部101Aとの噛み合いが解除されることにより、被検知回転体101は、回転を停止する。
このとき、特開2011−215374号公報に開示されるように、被検知回転体101は、回転する間に、筐体51の図示しないリブにより、左方に移動し、検知突起102は、ギアカバー66に設けられた穴を介して、ギアカバー66の外側に進出する。そして、被検知回転体101は、左方に移動した後、右方へ移動する。被検知回転体101が右方へ移動するとき、検知突起102は、ギアカバー66に設けられた穴を介して、ギアカバー66の内側へ退避する。
そして、被検知回転体101が左方に移動したタイミングで、装置本体82の図示しないセンサにより、検知突起102が検知される。これにより、装置本体82は、現像カートリッジ3が未使用(新品)であると判断する。
第2実施形態では、アジテータギア71の第2ギア部71Dは、第2アジテータギアの一例である。第2ギア部71Dの歯先円C5は、第2アジテータギアの歯先円の一例である。また、アジテータギア71のギア部71Aは、第1アジテータギアの一例である。ギア部71Aの歯先円C3は、第2アジテータギア部の歯先円の一例である。被検知回転体101は、摩擦ギアの一例である。被検知回転体101の歯部101Aの歯先円C6は、摩擦ギアの歯先円の一例である。検知突起102は、突出部の一例である。なお、摩擦ギアは、噛み合いなどの接触により駆動を受けて回転するギアである。また、摩擦ギアは、噛み合いなどの接触により駆動を受けて回転する回転体である。
第2実施形態によれば、アジテータギア71の第2ギア部71Dを利用して被検知回転体101に駆動力を伝達することができる。
また、第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
9.第3実施形態
図17から図22を参照して、現像カートリッジ3の第3実施形態を説明する。なお、以下の説明において、上記した第1実施形態および第2実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態では、第2実施形態の被検知回転体101の代わりに、検知ユニット238が用いられる。
検知ユニット238は、図17に示すように、摩擦ギアの一例としての欠け歯ギア251と、検知部材252と、圧縮ばね253とを備える。
欠け歯ギア251は、図18Aおよび図18Bに示すように、ギア筒部255と、スライドリブ256と、ギアフランジ部254と、ボス257とを一体に有する。
ギア筒部255は、左右方向に延びる円筒形状を有する。詳しくは、ギア筒部255は、周壁255Aと、接触壁255Bとを有する。
周壁255Aは、左右方向に延びる円筒形状を有する。接触壁255Bは、周壁255Aの右端面に位置し、左右方向に厚みを有する円板形状を有する。また、接触壁255Bは、挿通穴255Cを有する。
挿通穴255Cは、接触壁255Bの中央部分に位置する。挿通穴255Cは、円形状の穴である。挿通穴255Cは、接触壁255Bを左右方向に貫通する。挿通穴255Cの中心は、接触壁255Bの中心と一致する。挿通穴255Cの径は、欠け歯ギアシャフト36の外径よりも僅かに大きい。
スライドリブ256は、図18Aに示すように、接触壁255Bの左面において、挿通穴255Cと間隔を空けて位置する。スライドリブ256は、ギア筒部255の径方向に延びる板状を有し、接触壁255Bの左面から左方に向かって突出する。スライドリブ256の左右方向寸法は、周壁255Aの左右方向寸法よりも大きい。
ギアフランジ部254は、周壁255Aの左端部から径方向外方に広がる部分であって、歯部254Aと、欠け歯部254Bとを備える。
歯部254Aは、周壁255Aの周方向に延びる側面視C字の板形状を有する。歯部254Aは、周壁255Aの左端部における中心角が略240°の部分から径方向外方に広がる。また、歯部254Aは、複数のギア歯258を有する。歯部254Aの歯先円C8は、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、歯部254Aの歯先円C8の外方に位置する。
欠け歯部254Bは、周壁255Aの周方向において、歯部254Aの前端部および後端部の間に間隔を空けて位置する。欠け歯部254Bは、周壁255Aの周方向に延びる板形状を有し、周壁255Aの左端部における中心角が略45°の部分から径方向外方に広がる。欠け歯部254Bの曲率半径は、歯部254Aの曲率半径よりも小さい。欠け歯部254Bは、その周面にギア歯を有さない。つまり、欠け歯ギア251は、欠け歯ギア251の周囲の一部に複数のギア歯258を備え、欠け歯ギア251の周囲の他の部分にギア歯を備えない。
ボス257は、欠け歯部254Bの左面において、スライドリブ256と間隔を空けて位置する。ボス257は、左右方向に延びる円柱形状を有し、欠け歯部254Bの左面における径方向外方部分から左方に突出する。
そして、欠け歯ギア251は、挿通穴255Cが筐体51に設けられる欠け歯ギアシャフト236を相対回転可能に受け入れることにより、欠け歯ギアシャフト236に支持される。これによって、欠け歯ギア251は、欠け歯ギアシャフト236について回転可能である。欠け歯ギア251は、アジテータギア71から駆動力が伝達されることにより、初期位置から、駆動伝達位置を経て、終着位置まで不可逆的に回転する。
検知部材252は、図17に示すように、欠け歯ギア251の左方に位置する。検知部材252は、図19Aおよび図19Bに示すように、検知筒部266と、検知フランジ部261と、突出部の一例としての検知突起262と、変位部263とを一体に有する。
検知筒部266は、外筒266Aと、内筒266Bと、連結壁266Cとを有する。
外筒266Aは、左右方向に延びる円筒形状を有する。
内筒266Bは、左右方向に延びる円筒形状を有する。内筒266Bは、左右方向に延びる貫通穴を有する。貫通穴は、内筒266Bを左右方向に沿って貫通する。内筒266Bの外径は、外筒266Aの内径よりも小さく、内筒266Bの内径は、欠け歯ギアシャフト236の外径と同じである。また、内筒266Bの左右方向寸法は、外筒266Aの左右方向寸法と同じである。そして、内筒266Bは、内筒266Bの中心軸線が外筒266Aの中心軸線と一致するように、外筒266A内に位置する。
連結壁266Cは、外筒266Aの右端部における内周面と、内筒266Bの右端部における外周面とを連結する。連結壁266Cは、円環形状を有する。
検知フランジ部261は、円環形状を有し、外筒266Aの左端部から径方向外方に広がる。
検知突起262は、図19Aに示すように、検知フランジ部261の左面における上端部に位置する。検知突起262は、左右方向に延びる板形状を有しており、検知フランジ部261から左方に延びる。
変位部263は、図19Bに示すように、検知フランジ部261の右面における周縁部に位置する。変位部263は、カム部283を有する。カム部283は、検知フランジ部261から右方へ突出する。カム部283は、第3実施形態において、複数、具体的には、3つ設けられている。複数のカム部283は、検知フランジ部261の周方向に並ぶように位置する。カム部283は、第1傾斜面283Aと、平行面283Bと、第2傾斜面283Cとを有する。カム部283は、少なくとも1つ設けられていればよい。
第1傾斜面283Aは、欠け歯ギア251の回転方向の上流に位置する。第1傾斜面283Aは、欠け歯ギア251の回転方向の下流へ向かうにつれて右方へ傾斜する。つまり、第1傾斜面283Aは、欠け歯ギア251の回転方向に沿って、右方へ傾斜する。具体的には、欠け歯ギア251の回転方向に沿って、検知フランジ部261と第1傾斜面283Aとの距離が長くなる。
平行面283Bは、第1傾斜面283Aから連続して、欠け歯ギア251の回転方向の下流に延びる。平行面283Bは、検知フランジ部261からの左右方向における距離が一定となるように、検知フランジ部261と平行する。
第2傾斜面283Cは、欠け歯ギア251の回転方向の下流に位置する。第2傾斜面283Cは、平行面283Bから連続する。第2傾斜面283Cは、欠け歯ギア251の回転方向の下流へ向かうにつれて、左方へ傾斜する。つまり、第2傾斜面283Cは、欠け歯ギア251の回転方向に沿って、左方へ傾斜する。具体的には、欠け歯ギア251の回転方向に沿って、検知フランジ部261と第1傾斜面283Aとの距離が短くなる。
なお、変位部263が複数のカム部283を有する場合、第2傾斜面283Cは、次のカム部283の第1傾斜面283Aに連続する。このように、複数のカム部283が、検知フランジ部261に設けられる。
そして、検知部材252は、図20Bに示すように、欠け歯ギアシャフト236が内筒266Bの貫通穴に連通し、検知部材252は、欠け歯ギア251の左方に位置する。
圧縮ばね253は、図17に示すように、検知部材252に対して左方に位置する。圧縮ばね253は、左右方向に延びる空心コイル形状を有する。圧縮ばね253の内径は、内筒266Bの外径と同じである。そして、圧縮ばね253は、その右端部に内筒266Bが挿入されることにより、検知部材252に支持される。
また、圧縮ばね253は、圧縮状態で、検知部材252の連結壁266Cと、ギアカバー66との間に挟まれている。これによって、圧縮ばね253は、検知部材252を常には、右方に向かって付勢する。
次に、現像カートリッジ3の最初の使用前(未使用)における、検知ユニット238の状態について説明する。
新品の現像カートリッジ3において、欠け歯ギア251は、図20Aに示すように、初期位置に位置する。
欠け歯ギア251が初期位置に位置する場合、歯部254Aの回転方向Rの端部は、第2ギア部71Dと間隔を空けて位置し、欠け歯部254Bが、第2ギア部71Dに対して、僅かな間隔を空けて向かい合っている。
つまり、欠け歯ギア251が初期位置に位置する場合、欠け歯ギア251のギア歯258と、第2ギア部71Dとは、係合していない。
また、図20Bに示すように、スライドリブ256の端部256Aは、第1傾斜面283Aの後方に位置し、検知フランジ部261の右面と接触する。検知部材252は、圧縮ばね253の付勢力により、退避位置に位置する。
現像カップリング67は、図2に示すように、所定の回転方向に回転すると、現像ローラギア68と、供給ローラギア69と、アイドルギア70とは、現像カップリング67の回転方向と逆の回転方向に回転する。すると、現像ローラギア68の回転と共に、現像ローラ7は回転する。また、供給ローラギア69の回転と共に、供給ローラ8は回転する。また、アイドルギア70が回転すると、アジテータギア71は、図20Aに示すように、アイドルギア70の回転方向と逆の回転方向に回転する。
アジテータギア71が回転すると、図21Aに示すように、アジテータギア71のギア部71Aの内面に設けられるリブ71Eは、アジテータギア71の回転に伴って、初期位置にある欠け歯ギア251のボス257に当接し、ボス257を前下方に向かって押圧する。これにより、欠け歯ギア251は、欠け歯ギアシャフト236の中心軸線A6を回転中心として、初期位置から回転方向Rに回転する。
すると、欠け歯ギア251は、図21Aおよび図21Bに示すように、駆動伝達位置に到達する。そして、歯部254Aのギア歯258が、第2ギア部71Dに噛み合う。つまり、欠け歯ギア251が駆動伝達位置にある状態において、欠け歯ギア251のギア歯258と、第2ギア部71Dとが係合し、第2ギア部71Dは、歯部254Aの歯先円C8内に配置される。
次いで、図20Bに示すように、欠け歯ギア251が、回転方向Rにさらに回転すると、欠け歯ギア251のスライドリブ256は、欠け歯ギア251の回転に伴って回転方向に移動する。
このとき、スライドリブ256の端部256Aは、カム部283の第1傾斜面283Aを、回転方向Rに摺動しながら左方へ押圧する。これにより、検知部材252は、退避位置から圧縮ばね253の付勢力に抗して徐々に左方へ移動する。つまり、検知部材252は、欠け歯ギア251の回転とともに左方に向かって移動し、検知突起262は、検知部材252の移動とともに左方に向かって移動する。そして、スライドリブ256の端部256Aは欠け歯ギア251が回転するにつれて、第1傾斜面283Aから平行面283Bへ動き、スライドリブ256の端部256Aは、平行面283Bに当接する。このとき、検知部材252は、圧縮ばね253の付勢力に抗して、最も左方に進出する進出位置に位置する。
検知部材252が進出位置にある状態において、検知突起262は、ギアカバー66に設けられた穴275(図1参照)を介して、左方へ進出する。そして、検知突起262は、画像形成装置81の図示しないアクチュエータに当接する。すると、アクチュエータは、非検知位置から、検知位置に移動する。これにより、画像形成装置81の光学式センサの受光素子が検知光を受光し、光学式センサは、受光信号を出力する。次いで、欠け歯ギア251がさらに回転すると、スライドリブ256の端部256Aは、平行面283Bから第2傾斜面283Cに移動し、スライドリブ256の端部256Aは、平行面283Bに当接する。そして、スライドリブ256の端部256Aは、第2傾斜面283Cを回転方向Rに沿って摺動する。すると、検知部材252は、圧縮ばね253の付勢力によって徐々に右方へ移動する。これにより、検知突起262は、ギアカバー66内へ徐々に退避する。そして、検知突起262が、画像形成装置81のアクチュエータから離れると、アクチュエータは、図示しない画像形成装置81の付勢部材により、検知位置から検知位置に戻る。これにより、画像形成装置81のアクチュエータは、光学式センサの発光素子と受光素子との間に位置する。すると、光学式センサの受光素子が検知光を受光せず、光学式センサは、受光信号の出力を停止する。
そして、欠け歯ギア251がさらに回転すると、検知部材252は、残りの2つのカム部283それぞれに対して、退避位置から進出位置への移動と、進出位置から退避位置への移動とを2回繰り返す。そのため、画像形成装置81のアクチュエータは、非検知位置から検知位置への移動と、検知位置から非検知位置への移動を、2回繰り返す。これによって、光学式センサが、受光信号を2回出力する。つまり、第3実施形態では、光学式センサは、検知動作において、合計3回、受光信号を出力する。
なお、カム部283は、少なくとも1つ設けられていれば良く、検知部材252は、残りの2つのカム部283それぞれに対して、退避位置から進出位置への移動と、進出位置から退避位置への移動とを1回行えばよい。
その後、欠け歯ギア251は、図22に示すように、欠け歯ギア251の歯部254Aが第2ギア部71Dから離れて、欠け歯ギア251の回転は停止する。これによって、欠け歯ギア251は、回転動作終了時の終着位置に位置する。
このように、画像形成装置81が、検知部材252を検知することで、現像カートリッジ3が未使用(新品)であると判断する。
10.変形例
図23を参照して、現像カートリッジ3の第2実施形態の変形例を説明する。なお、以下の説明において、第2実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態では、被検知回転体101の歯部101Aの周面にギア歯を設けているが、図23に示すように、被検知回転体111を、ギア歯を有さない摩擦回転体として構成することもできる。
この場合、被検知回転体111は、接触部111Aと、非接触部111Bと、検知突起112とを有する。
接触部111Aは、被検知回転体111の周方向において約2/3を占める部分であり、被検知回転体111のうち、中心角約240°の側面視扇形状に相当する部分である。接触部111Aは、周面すべてにわたってゴム層111Cを有する。接触部111Aの周縁部C7は、突部60Lと間隔を隔てている。すなわち、突部60Lは、接触部111Aの周縁部C7の外方に位置する。
非接触部111Bは、被検知回転体111の周方向において接触部111A以外の約1/3を占める部分であり、被検知回転体111のうち、中心角約120°の側面視扇形状に相当する部分である。非接触部111Bは、ゴム層を有さない。
検知突起112は、被検知回転体111の中心から径方向外方にずれて位置する。検知突起112は、被検知回転体111の左面から左方へ突出する角柱形状を有する。
そして、被検知回転体111は、現像カートリッジ3が未使用(新品)の状態で画像形成装置81の装置本体82に装着されると、アジテータギア71の第2ギア部71Dと、接触部111Aのゴム層111Cとの接触により、所定の時間、回転し、その後、アジテータギア71の第2ギア部71Dと、接触部111Aとの噛み合いが解除されることにより、停止する。
変形例では、被検知回転体111は、摩擦ギアの一例である。被検知回転体111の接触部111Aの周縁部C7は、摩擦ギアの歯先円の一例である。
変形例においても、第2実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図24を参照して、現像カートリッジ3の第3実施形態の変形例を説明する。なお、以下の説明において、第3実施形態と同様の部材には同様の符号を付し、その説明を省略する。
第3実施形態の変形例として、欠け歯ギア251が、噛み合いなどの接触により駆動を受けて回転するギアであればよい。例えば、ギア歯258を有さない回転体、または、ギア歯を有さない摩擦車などであってもよい。より詳しくは、欠け歯ギア251は、歯部254Aに代えて、少なくとも外周面がゴムなどの摩擦係数が比較的大きい材料からなる抵抗付与部材320を有してもよい。第2ギア部71Dは、抵抗付与部材320の回転周囲内に位置する。この場合、抵抗付与部材320と第2ギア部71Dとの摩擦により、欠け歯ギア251に駆動力が伝達され回転する。なお、抵抗付与部材320の材料および形状は、抵抗付与部材320と第2ギア部71Dとの摩擦により、欠け歯ギア251を回転させることができれば、特に制限されない。
変形例においても、第3実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
2 ドラムカートリッジ
3 現像カートリッジ
4 感光ドラム
7 現像ローラ
7A 現像ローラ軸
7B 現像ローラ本体
7C 左端部
8 供給ローラ
8A 供給ローラ軸
8B 供給ローラ本体
8C 左端部
11 アジテータ
11A アジテータ軸
11B 羽根
11C 左端部
50 軸受け
51 現像フレーム
53L 左壁
53R 右壁
60L 左突部
60R 右突部
66 ギアカバー
67 現像カップリング
68 現像ローラギア
69 供給ローラギア
70 アイドルギア
70A 大径ギア
70B 小径ギア
71 アジテータギア
71A ギア部
71C 第2ギア部
101 被検知回転体
111 被検知回転体
A1 中心軸線
A2 中心軸線
A3 中心軸線
C1 歯先円
C2 歯先円
C3 歯先円
C4 歯先円
C5 歯先円
C6 歯先円
C7 周縁部
D1 間隔
D2 間隔
D3 距離
D4 距離
L 仮想面

Claims (35)

  1. 現像剤を収容可能な筐体と、
    第1方向に延びる現像ローラと、
    前記現像ローラに接続され、かつ、前記現像ローラとともに回転可能な現像ローラギアであって、前記筐体の外面に位置する現像ローラギアと、
    前記第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、前記外面に位置するカップリングであって、前記現像ローラギアと噛み合い、かつ、前記カップリングとともに回転可能なカップリングギアを備えるカップリングと、
    前記カップリングギアに噛み合い、かつ、前記第1方向に延びる第2軸について回転可能な第1アイドルギアであって、前記筐体の外面に位置する第1アイドルギアと、
    前記第1アイドルギアとともに前記第2軸について回転可能であり、前記外面に位置し、かつ、前記第1アイドルギアよりも前記外面から離れて位置する第2アイドルギアであって、第2アイドルギアの径は、前記第1アイドルギアの径よりも小さく、前記外面に位置する第2アイドルギアと、
    前記第1方向に延びるアジテータと、
    前記アジテータに接続され、かつ、前記第1方向に延びる第3軸について前記アジテータとともに回転可能な第1アジテータギアであって、前記外面に位置し、かつ、前記第2アイドルギアに噛み合う第1アジテータギアと、
    前記第1方向に延びる突部において、前記第1軸と前記第3軸とを結ぶ第2方向において前記第1軸と前記第3軸との間に位置し、かつ、前記外面に位置する突部であって、前記現像ローラギアの歯先円と、前記カップリングギアの歯先円と、前記第1アイドルギアの歯先円と、前記第2アイドルギアの歯先円との外側に位置する突部と
    を備え、
    前記第1アジテータギアは、前記第1方向において、前記突部から間隔を空けて離れていることを特徴とする現像カートリッジ。
  2. 前記第1方向における前記第1アジテータギアの端部は、前記突部から間隔を空けて離れていることを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  3. 前記外面と向かい合う前記第1アジテータギアの端部は、前記突部から間隔を空けて離れていることを特徴とする請求項2に記載の現像カートリッジ。
  4. 前記第1方向における前記第1アジテータギアの端部は、前記突部よりも前記外面から離れて位置することを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  5. 前記第1方向における前記外面と前記第1アジテータギアとの間の長さは、前記第1方向における前記外面からの前記突部の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  6. 前記第1方向における前記外面と前記第1アジテータギアの端部との間の長さは、前記第1方向における前記外面からの前記突部の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  7. 前記第1方向において、前記外面と、前記外面と向かい合う前記第1アイドルギアの端部との間の長さは、前記第1方向における前記外面からの前記突部の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の現像カートリッジ。
  8. 前記突部は、前記外面に取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  9. 前記突部は、前記外面から突出することを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  10. 前記第1アイドルギアは、前記現像ローラと前記アジテータとを結ぶ仮想面に対して、一方側に位置し、
    前記突部は、前記仮想面に対して、前記第1アイドルギアの反対側に位置することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  11. 前記突部は、前記現像ローラから前記突部への方向に湾曲した湾曲面を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  12. 前記突部は、押圧力を受けるための面を有することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  13. ドラムカートリッジへ前記現像カートリッジが取り付けられることに応じて、前記突部は、前記ドラムカートリッジから押圧力を受けることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  14. 前記ドラムカートリッジへ前記現像カートリッジが取り付けられることに応じて、前記突部は、前記ドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて押圧力を受けることを特徴とする請求項13に記載の現像カートリッジ。
  15. 前記第1方向に延びる供給ローラであって、前記現像剤を前記現像ローラに供給可能な供給ローラと、
    前記供給ローラに接続され、かつ、前記供給ローラとともに回転可能な供給ローラギアであって、前記カップリングギアと噛み合い、前記外面に位置する供給ローラギアと
    をさらに備え、
    前記突部は、前記供給ローラギアの歯先円の外側に位置することを特徴とする、請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  16. 前記筐体は、外面と、前記外面から前記第1方向に離れた第2外面とを有し、
    前記現像ローラギアと、前記カップリングと、前記第1アイドルギアと、前記第2アイドルギアと、前記第1アジテータギアと、前記突部とは、前記外面に位置することを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  17. 前記第1方向に延びる第2突部であって、前記第2外面に位置する第2突部を備え、
    前記突部の少なくとも一部と、前記第2突部の少なくとも一部とは、前記第1方向において並んでいることを特徴とする請求項16に記載の現像カートリッジ。
  18. 前記第2突部は、前記第2外面に取り付けられていることを特徴とする請求項17に記載の現像カートリッジ。
  19. 前記第2突部は、前記第2外面から突出することを特徴とする請求項17に記載の現像カートリッジ。
  20. 前記突部は、前記現像ローラから前記突部への方向に湾曲した湾曲面を有し、
    前記第2突部は、前記現像ローラから前記第2突部への方向に湾曲した湾曲面を有することを特徴とする請求項17から請求項19のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  21. 前記突部は、押圧力を受けるための面を有し、
    前記第2突部は、押圧力を受けるための面を有することを特徴とする請求項17から請求項19のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  22. ドラムカートリッジへ前記現像カートリッジが取り付けられることに応じて、前記突部と前記第2突部とは、前記ドラムカートリッジから押圧力を受けることを特徴とする請求項17から請求項21のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  23. 前記ドラムカートリッジへ前記現像カートリッジが取り付けられることに応じて、前記突部と前記第2突部とは、前記ドラムカートリッジの感光ドラムへ向けて押圧力を受けることを特徴とする請求項22に記載の現像カートリッジ。
  24. 前記アジテータは、
    前記外面と前記第2外面との間に位置するアジテータ本体と、
    前記第1方向に延びるアジテータシャフトであって、前記アジテータシャフトの一端部が、前記外面を貫通するアジテータシャフトと
    を備え、
    前記第1アジテータギアは、前記アジテータシャフトの前記一端部に取り付けられることを特徴とする請求項16から請求項23のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  25. 前記現像ローラは、
    前記外面と前記第2外面との間に位置する現像ローラ本体と、
    前記第1方向に延びる現像ローラシャフトであって、前記現像ローラシャフトの一端部が、前記外面を貫通する現像ローラシャフトと、
    を備え、
    前記現像ローラギアは、前記現像ローラシャフトの前記一端部に取り付けられることを特徴とする請求項16から請求項24のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  26. 前記第1方向において、前記現像ローラ本体と、前記第1アジテータギアとの間の長さは、前記第1方向において、前記突部の端部と前記第1アジテータギアとの長さよりも大きいことを特徴とする請求項25に記載の現像カートリッジ。
  27. 前記現像カートリッジは、
    前記第1方向に延びる供給ローラであって、前記現像剤を前記現像ローラへ供給可能な供給ローラを、さらに備え、
    前記供給ローラは、
    前記外面と前記第2外面との間に位置する供給ローラ本体と、
    前記第1方向に延びる供給ローラシャフトであって、前記供給ローラシャフトの一端部が、前記外面を貫通する供給ローラシャフトと、
    前記供給ローラシャフトの前記一端部に取り付けられた供給ローラギアであって、前記供給ローラギアは前記供給ローラと共に回転可能であり、前記供給ローラギアは前記外面に位置し、前記カップリングギアと噛み合う供給ローラギアと、
    を備え、
    前記突部は、前記供給ローラギアの歯先円の外側に位置することを特徴とする請求項26に記載の現像カートリッジ。
  28. 前記現像カートリッジは、前記外面に位置する軸受けであって、前記現像ローラシャフトの一端部が貫通された軸受けをさらに備え、
    前記軸受けは、
    前記軸受けから前記第1方向へ延びるカップリングシャフトを備え、
    前記カップリングは、前記カップリングシャフトについて回転可能であり、
    前記現像ローラギアは、前記現像ローラシャフトの一端部に装着されることを特徴とする請求項25に記載の現像カートリッジ。
  29. 前記現像カートリッジは、
    前記第1方向に延びる供給ローラであって、前記現像剤を前記現像ローラへ供給可能な供給ローラを、さらに備え、
    前記供給ローラは、
    前記外面と前記第2外面との間に位置する供給ローラ本体と、
    前記第1方向に延びる供給ローラシャフトであって、前記供給ローラシャフトの一端部が、前記外面と前記軸受けとを貫通する供給ローラシャフトと、
    前記供給ローラシャフトの前記一端部に取り付けられた供給ローラギアであって、前記供給ローラギアは前記供給ローラと共に回転可能であり、前記供給ローラギアは前記外面に位置し、前記カップリングギアと噛み合う供給ローラギアと、
    を備え、
    前記突部は、前記供給ローラギアの歯先円の外方に位置することを特徴とする請求項28に記載の現像カートリッジ。
  30. 前記現像カートリッジは、前記現像ローラギアと、前記カップリングと、前記第1アイドルギアと、前記第2アイドルギアと、前記第1アジテータギアとの少なくとも一部を覆うギアカバーをさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項29のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  31. 前記突部の少なくとも一部は、前記ギアカバーの外方に位置することを特徴とする請求項30に記載の現像カートリッジ。
  32. 前記突部の少なくとも一部は、前記第1アジテータギアの歯先円の内側に位置することを特徴とする請求項1から請求項31のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  33. 前記第1方向において、前記第1アジテータギアと向かい合う前記突部の端部は、前記第1アジテータギアから間隔を空けて離れていることを特徴とする請求項32に記載の現像カートリッジ。
  34. 前記現像カートリッジは、さらに、
    前記第1アジテータギアとともに前記第3軸について回転可能な第2アジテータギアであって、前記第1アジテータギアよりも前記外面に近くに位置し、前記第2アジテータギアの径は、前記第1アジテータギアの径よりも小さい第2アジテータギアと、
    前記第2アジテータギアと噛み合っている摩擦ギアであって、前記外面に位置する摩擦ギアと、
    前記摩擦ギアよりも前記外面から離れた位置にあり、かつ、前記第1方向に突出する突出部であって、前記摩擦ギアの回転に応じて前記第1方向に移動可能な突出部と、
    を備え、
    前記突部は、前記第2アジテータギアの歯先円と、前記摩擦ギアの歯先円との外方に位置することを特徴とする請求項1から請求項33のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
  35. 前記アジテータは、前記第3軸に沿って延びるアジテータシャフトを含み、
    前記第1アジテータギアは、前記アジテータシャフトに取り付けられ、前記アジテータシャフトと共に回転可能であり、
    前記第1軸について回転可能なカップリングと、前記第3軸に沿って延びるアジテータシャフトとを結ぶ前記第2方向において、前記突部は、前記カップリングと前記アジテータシャフトとの間に位置することを特徴とする請求項1から請求項34のいずれか一項に記載の現像カートリッジ。
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