JP2016119093A - Posシステム、登録装置、精算装置およびコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
上記事情に鑑み、本発明は、精算にかかる時間を短縮することができる技術の提供を目的としている。
図1は、POSシステム100のシステム構成を示す図である。POSシステム100は、例えばスーパーマーケット等の店舗に設置される。POSシステム100は、管理装置10、登録装置20及び複数の精算装置30(図1では、3台)を備える。管理装置10、登録装置20及び精算装置30のそれぞれがLAN(Local Area Network)を介して通信可能に接続される。登録装置20及び精算装置30は、例えば、店舗フロア(不図示)に設置される。管理装置10は、例えば、店舗のバックヤード(不図示)などに設置される。
取引情報に含まれる支払種別情報は、当該取引における精算の際の支払方法の種別を表している。支払種別情報は、少なくとも、支払方法が現金であるか、クレジットカードであるかを特定する。
制御部は、管理装置10全体を制御し、通信部によって受信された取引情報を取引情報ファイルに記録する。
この態様は、精算処理を実行させる精算装置30を登録装置20で指定し、LANを介して指定先の精算装置30に登録情報及び支払種別情報を供給する態様である。当該態様の場合、登録装置20は、精算処理を実行させる精算装置30を指定する入力を店員から受け付ける。なお、精算装置30の指定は、登録情報及び支払種別情報を精算装置30において読み出されるようにする宣言の1つである。
登録装置20は、外部構成としてスキャナ部204と、店員用表示部205と、客用表示部206(図2では不図示)と、操作部207とを備える。登録装置20が備える各機能部の具体的な説明は後述する(図3)。
精算装置30は、外部構成として表示部304と、操作部305と、印刷部308と、釣銭釣札部309と、サインポール310とを備える。精算装置30が備える各機能部の具体的な説明は後述する(図4)。
図2に示されるように、本実施形態におけるPOSシステム100では、登録装置20と精算装置30とが分離されて構成される。
登録装置20は、CPU201と、ROM202と、RAM203と、スキャナ部204と、店員用表示部205と、客用表示部206と、操作部207と、通信部208と、ブザー209とを備える。上記の登録装置20の各機能部は、バス2を介して互いに接続されている。
ROM202は、種々の情報を記憶する。例えば、ROM202は、CPU201によって実行されるプログラムや、自装置の装置番号などを記憶する。
ブザー209は、CPU201の制御に従って、エラー等が発生した場合にブザー音を発生させる。
図4に示される登録情報及び支払種別情報は、登録装置20から精算装置30に送信される情報である。登録情報の具体例として、取引番号、・・・、買上点数、買上金額などの情報がある。なお、図4に示される登録情報の項目“・・・”には、買上商品の情報の項目が設けられる。例えば、買上商品の商品名、販売価格などである。また、支払種別情報の項目には、登録装置20にて選択された支払方法の種別を示す情報が含まれる。
精算装置30は、CPU301と、ROM302と、RAM303と、表示部304と、操作部305と、通信部306と、ブザー307と、印刷部308と、釣銭釣札部309と、サインポール310と、人感知センサ311、カードリーダ312とを備える。上記の精算装置30の各機能部は、バス3を介して互いに接続されている。
ROM302は、種々の情報を記憶する。例えば、ROM302は、CPU301によって実行されるプログラムや、自装置の装置番号などを記憶する。
ブザー307は、CPU301の制御に従って、エラー等が発生した場合にブザー音を発生させる。
釣銭釣札部309は、現金投入口と現金払出口を有する。釣銭釣札部309は、現金投入口に現金が投入された場合、投入された貨幣の情報及び数量情報をCPU301に出力する。また、釣銭釣札部309は、CPU301から入力された差額情報に応じた金額の釣銭又は釣札を現金払出口から払い出す。
人感知センサ311は、精算装置30の正面の所定圏内に人物(顧客)が侵入したことを検知するセンサである。人物(顧客)が侵入したことを検知すると、人感知センサ311はその旨をCPU301に通知する。
カードリーダ312は、磁気カードリーダや無線LANカードリーダである。カードリーダ312は、各種カード(例えば、クレジットカード)に記憶されている情報を読み取り(取得し)、読み取った(取得した)情報をCPU301に出力する。
支払種別選択画面は、店員が精算処理を実行させる精算装置30を選択した際に店員用表示部205に表示される。つまり、精算装置指定ボタンが押下されたことを示す操作信号がCPU201に通知されると、CPU201は支払種別選択画面を店員用表示部205に表示させる。図6に示される例では、支払種別選択画面には、店員に対する通知を示す文字列と、種別選択ボタンとして支払種別選択キー40及び41とが表示されている。店員に対する通知を示す文字列の具体例として、図6には「お支払方法を選択してください。」の文字列が表示されている。
まず、店員は、精算装置指定ボタンを押下して精算装置30を指定した後に、顧客に対して、支払方法の種別を問い合わせる。その後、店員は、顧客が所望する支払方法の種別に対応する支払種別選択キーを押下する。CPU201は、押下された支払種別選択キーに対応する支払方法の種別を示す支払種別情報と、顧客の買上商品の登録情報とを指定された精算装置30に送信する。
図7(A)は、現金によるお支払の場合に表示部304に表示される支払画面である。図7(A)に示される支払画面は、支払種別情報で特定される支払方法が現金である場合に表示部304に表示される画面である。すなわち、CPU301は、登録装置20から送信された支払種別情報で特定される支払方法が現金である場合に表示部304に対して図7(A)に示される支払画面を表示させる。
ステップS10:CPU201は、商品の登録を受け付ける。その後、ステップS12の処理に進む。
ステップS12:CPU201は、小計キーが押下されたか否か判定する。小計キーが押下された場合、ステップS14の処理に進む。小計キーが押下されていない場合、ステップS10の処理に戻る。
ステップS16:CPU201は、店員用表示部205に支払種別選択画面を表示させ、店員から支払方法の種別の選択を受け付ける。店員から支払方法の種別の選択がなされると、ステップS18の処理に進む。
ステップS18:通信部208は、登録情報及び選択された支払方法の種別を示す支払種別情報を、指定された精算装置30に送信する。
ステップS20:通信部306は、登録装置20から送信された登録情報及び支払種別情報を受信する。その後、ステップS22の処理に進む。
ステップS22:通信部306は、登録装置20から送信された登録情報及び支払種別情報を受信する。その後、ステップS24の処理に進む。
ステップS28:CPU301は、ステップS26の処理で受け付けた支払方法に基づいて、登録情報で特定される商品の精算を行う。その後、CPU301は、通信部306を制御して取引情報を管理装置10に送信する。
なお、上記ステップS24の処理とステップS26の処理とは同じタイミングで行われてもよいし、又は、逆(ステップS26の処理が行なわれた後にステップS24の処理)に行われてもよい。
本実施形態では、POSシステム100が備える登録装置20は1台であるが、POSシステム100は2台以上の登録装置20を備えるように構成されてもよい。本実施形態では、POSシステム100が備える精算装置30は3台であるが、POSシステム100は4台以上の精算装置30を備えるように構成されてもよいし、2台以下の精算装置30を備えるように構成されてもよい。
また、POSシステム100には、上記各装置(管理装置10、登録装置20及び精算装置30)に加えて監視装置などが接続されていてもよい。監視装置は、登録装置20や精算装置30の処理状況等の監視等を行う、所謂アシストモニターである。このように構成される場合、登録装置20又は精算装置30は、取引情報をアシストモニターに送信してもよい。
支払種別選択画面において、支払種別としてクレジットカードが選択された場合、登録装置20はクレジットカードの支払回数を選択させるように構成されてもよい。
本実施形態では、登録装置20は、店員用表示部205に支払種別選択画面を表示する構成を示したが、支払種別選択画面を客用表示部206に表示してもよい。このように構成される場合、登録装置20は、商品の登録が開始されると、支払種別選択画面を客用表示部206に表示させる。そして、顧客によって支払種別の選択がなされると、登録装置20は上述のように、登録情報と支払種別情報とを指定された精算装置30に送信する。 このように構成されることによって、商品の登録に要する時間を利用して、待ち時間の間に顧客に支払種別を選択させることができる。さらに、登録装置20側で顧客が支払種別を選択するため、精算時とは異なり顧客はわからないことがあればその場で店員に質問することができる。したがって、操作に不慣れな顧客であっても操作にまごついてしまう可能性を軽減することができる。この操作によって、顧客が精算時に支払方法を選択操作が無くなる。そのため、精算にかかる時間を短縮することが可能になる。
登録装置20は、1回の取引において複数の支払方法の種別を選択可能に構成されてもよい。このように構成される場合、登録装置20は、支払種別選択画面において支払種別選択キーの他に、複数の支払方法の種別を選択するための複数支払種別選択キーを表示する。店員は、複数支払種別選択キーを押下した後に複数の支払種別選択キーを選択する。登録装置20は、支払方法の種別毎に、支払金額を入力させる。例えば、支払金額の入力は、置数入力であってもよいし、支払金額を選択させてもよい。支払金額を選択させる場合には、残高全額、所定の桁以下の金額、所定の桁以上の金額などの項目が登録装置20に表示される。そして、登録装置20は、選択された複数の支払種別選択キーそれぞれに対応する支払方法の種別及び支払方法の種別毎の支払金額の情報を含む支払種別情報を精算装置30に送信する。
このように構成されることによって、顧客に複数の支払方法を選択させることができる。例えば顧客が、支払金額を電子マネーで支払い、不足部分を現金やポイントやクレジットカードなどで支払いたい場合などにも対応することができる。
(種別情報が支払種別情報の他にレシート種別情報を含む場合)
この場合、登録装置20は、精算装置指定ボタンが押下された後に、支払種別選択画面の他にレシート種別選択画面を店員用表示部205に表示する。レシート種別選択画面は、顧客が受け取るレシートの種別を選択させる画面である。レシートの種別として、例えば印字レシート(紙媒体に印字されたレシート)及び電子レシート(電子情報化されたレシート)がある。レシート種別選択画面は、例えば図6に示した支払種別選択画面と表示される内容のみが異なる画面である。すなわち、レシート種別選択画面には、「レシートを選択してください」の文字列と、レシートの種別を選択させるためのレシート種別選択ボタンとが表示される。レシート種別選択ボタンは、例えば、印字レシートを選択するためのボタン及び電子レシートを選択するためのボタンである。そして、登録装置20は、支払種別情報とレシート種別情報とを含む種別情報及び登録情報を精算装置30に送信する。なお、レシート種別選択画面を表示させるタイミングは、支払種別選択画面を表示させる前であってもよいし、後であってもよい。また、登録装置20は、商品の登録時にレシート種別選択画面を客用表示部206に表示するように構成されてもよい。なお、このように構成される場合、登録装置20がレシート種別選択画面を客用表示部206に表示させるタイミングは、支払種別選択画面を表示させる前であってもよいし、後であってもよい。
このように構成されることによって、支払方法の種別の選択だけでなく、レシートの種別の選択も店員が行うため、顧客が精算装置で行う操作を減らすことができる。そのため、より精算にかかる時間を短縮することが可能になる。
この場合、登録装置20は、精算装置指定ボタンが押下された後に、支払種別選択画面及びレシート種別選択画面の他に領収書種別選択画面を店員用表示部205に表示する。領収書種別選択画面は、領収書の種別を選択させる画面である。領収書の種別として、例えば領収書の有無(要否)、領収書が有り(必要)の場合には領収書を紙媒体に印字されたシート(以下、「印字領収書」という。)で発行するか、電子情報化されたシート(以下、「電子領収書」という。)で発行するか、印字領収書及び電子領収書の両方で発行するかなどがある。領収書種別選択画面は、例えば図6に示した支払種別選択画面と表示される内容のみが異なる画面である。すなわち、領収書種別選択画面には、「領収書を選択してください」の文字列と、領収書の発行有無を選択させるための領収書発行選択ボタンとが表示される。
このように構成されることによって、支払方法の種別の選択及びレシートの種別の選択だけでなく、領収書の種別の選択も店員が行うため、顧客が精算装置で行う操作をさらに減らすことができる。そのため、より精算にかかる時間を短縮することが可能になる。
会員情報ファイルは、会員に関する情報を表すレコードを複数有する。レコードは、会員ID、顧客名及び種別情報の各値を有する。会員IDは、会員を識別するための識別情報を表す。顧客名は、会員の名前を表す。会員情報ファイルに登録されている種別情報は、会員が予め登録した、精算処理に関わる情報の種別の情報を表す。図10では、種別情報の具体例として支払方法の種別を例に、現金、クレジットカード及び−が示されている。なお、“−”は、精算処理に関わる情報の種別の設定がなされていないことを表す。また、会員情報ファイルには、種別情報として支払方法の種別の他にレシートの種別及び領収書の種別が登録されていてもよい。
顧客が店員の指示に応じて会員カードをカードリーダに近づけると、カードリーダは会員カードから会員IDを取得する。カードリーダは、取得した会員IDをCPU201に通知する。これにより、CPU201は会員IDを取得する。その後、CPU201(読出し手段)は、取得した会員IDに基づいて、会員IDによって識別される会員が予め登録した種別情報(例えば、支払種別情報、レシート種別情報及び領収書種別情報)を、通信部208を介して管理装置10から読み出す。
CPU201は、通信部208を制御して会員IDに対応する種別情報の問い合わせを行う。管理装置10は、記憶部に記憶されている会員情報ファイルのレコードから問い合わせされている会員IDに対応するレコードを取得する。次に、管理装置10は、取得したレコードの種別情報の項目に記録されている値を取得する。そして、管理装置10は、取得した値を登録装置20に送信する。その後、登録装置20のCPU201は、通信部208を介して管理装置10から種別情報を示す値を受信し、受信した値をRAM203に一時記憶させる。店員によって精算装置指定ボタンが押下されると、CPU201は、登録情報及びRAM203に一時記憶されている値で示される種別情報を、指定された精算装置30に送信する。
顧客が店員の指示に応じて会員カードをカードリーダに近づけると、カードリーダは会員カードから会員IDを取得する。カードリーダは、取得した会員IDをCPU201に通知する。これにより、CPU201は会員IDを取得する。この際、CPU201は、取得した会員IDに基づく種別情報を管理装置10から読み出す処理を行わない。その後、実施形態に記載のように商品の登録、支払方法の種別の選択及び精算装置30の指定がなされると、CPU201は通信部208を制御して登録情報、種別情報及び会員IDを含む情報を、指定された精算装置30に送信する。精算装置30は、登録装置20から送信された情報を受信すると、受信した情報に会員IDが含まれるか否か判定する。受信した情報に会員IDが含まれない場合、精算装置30は図9に記載の処理を実行する。
登録装置20でお会計券を発行し、精算装置30でお会計券上のコード情報を読み取らせることによって、登録情報を供給する態様である。当該態様の場合、登録装置20は、お会計券を発行する旨の入力を店員から受け付ける。例えば、登録装置20は、操作部207の操作手段であるお会計券発行の指示の入力を店員から受け付ける。なお、お会計券を発行する旨の入力は、商品の登録情報を精算装置30において読み出されるようにする宣言の1つである。
登録装置20は、お会計券を発行する旨の入力があったときに、取引番号を1次元バーコード化した1次元バーコードを印刷したお会計券を発行する。精算装置30は、お会計券に印刷された1次元バーコードを読み取って取引番号を取得し、取得した取引番号によって特定される登録情報及び種別情報を登録装置20に要求し、登録装置20は、精算装置30からの要求に応じて該当する登録情報及び種別情報を精算装置30に送信すればよい。なお、精算装置30は、管理装置10に要求情報(登録情報及び種別情報を要求する情報)を送信してもよいし、直接、登録装置20に要求情報を送信してもよい。また、登録装置20は、管理装置10を介して精算装置30に登録情報及び種別情報を送信してもよいし、直接、精算装置30に登録情報及び種別情報を送信してもよい。
また、登録装置20は、お会計券を発行する旨の入力があったときに、取引番号を1次元にコード化した1次元バーコードを印刷したお会計券に代えて、登録情報及び種別情報を2次元にコード(例えばQRコード)化した2次元バーコードを印刷したお会計券を発行するように構成されてもよい。このように構成される場合には、精算装置30は、お会計券に印刷された2次元バーコードをスキャナ部により読み取って登録情報及び種別情報を取得することができる。
このように構成されることによって、登録装置20は、支払方法の種別を選択するための画面(支払種別選択画面)を選択しなくて済む。これにより、画面遷移の回数を減らすことができ、より時間を短縮することができる。さらに、登録装置20にかかる処理負荷も軽減することができる。
以上の処理によって、管理装置10は、会員の取引情報に応じて会員情報ファイルに登録されている種別情報を変更することができる。
また、登録装置20は、精算処理に関わる情報の種別の選択が完了した後、登録情報及び種別情報を2次元バーコード(例えばQRコード)化した2次元バーコードの情報(コード情報)を精算装置30に送信するように構成されてもよい。
この場合、精算装置30の近傍には、顧客が購入する商品を置くための台が設置される。そして、台には重さを検知するセンサ(例えば、重量センサ)が取り付けられる。顧客によって商品が台の上に置かれると、商品が台の上に置かれた旨の通知をセンサが精算装置30に送信する。CPU301は、商品が台の上に置かれた旨の通知を受信すると、表示部304に支払画面を表示させる。
例えば、登録装置20側でも顧客が購入する商品の総重量(カゴの重さなども含む)を測定し、登録情報に総重量の情報を含めて精算装置30に送信する。登録装置20側で顧客が購入する商品の総重量を測定するタイミングとしては、店員によって精算装置指定ボタンが押下されたタイミングなどであってもよい。
このように構成されることによって、全ての顧客ではなく特定の顧客に対してのみ支払画面を表示させることができる。そのため、本来の精算対象となる顧客以外の顧客が台の上に商品を置いた場合であっても支払画面が表示されてしまう可能性を軽減することが可能になる。
この場合、登録装置20及び精算装置30は、顧客を撮像するための撮像部を備える。撮像部は、例えばカメラである。撮像部は、顧客の顔を撮像できる位置に設置される。まず、登録装置20の撮像部は、第1のタイミングで顧客を撮像する。第1のタイミングは、例えば店員が店員用表示部205を操作して撮像ボタンが押下されたタイミングであってもよいし、支払種別選択ボタンが押下されたタイミングであってもよいし、精算装置指定ボタンが押下された後であればどのようなタイミングであってもよい。そして、登録装置20は、登録情報、種別情報及び撮像された画像を精算装置30に送信する。
このように構成されることによって、顧客は自身が精算を行うための精算装置30を容易に判別することができる。
まず、店員は、顧客を見て、精算装置30の高さを変える必要があると判断した場合、店員用表示部205に表示されている変更ボタンを押下する。変更ボタンが押下されると、CPU201は高さを調整する対象の情報(例えば、画像など)を店員用表示部205に表示する。そして、店員は、表示されている情報に従って、高さを調整する対象となる対象と、調整する高さを指定する。店員から、商品の登録、支払種別の選択、精算装置の指定及び高さ調整の指示が入力されると、登録装置20は入力された情報を含む通知を指定された精算装置30に出力する。精算装置30は、登録装置20から出力された通知に高さ調整の指示が含まれている場合、店員から指定された対象の高さを変更する。例えば、調整対象として精算装置30が選択された場合、CPU301は昇降装置の高さを、指定された高さとなるように伸縮させるように指示する。昇降装置は、精算装置30の制御に従って高さを伸縮させる。また、例えば、調整対象として表示部304が選択された場合、CPU301は表示部304が接続している伸縮部を伸縮させることによって指定された高さになるように制御する。なお、精算装置30は、手入力された高さの調整指示に応じて高さを調整するように構成されてもよい。
このように構成されることによって、顧客に対するサービスを向上させることができる。
Claims (11)
- 顧客が購入する商品を登録する登録処理を実行する登録装置と、前記登録処理によって登録された前記商品の代金を精算する精算処理を実行する精算装置とを備えるPOSシステムであって、
前記登録装置は、
登録された前記商品の登録情報と、前記商品の精算処理に関わる情報の種別を示す種別情報とを出力する出力手段、
を備え、
前記精算装置は、
出力された前記登録情報に基づいて精算処理を行い、前記種別情報に応じた処理を行うことを特徴とするPOSシステム。 - 前記登録装置は、前記出力手段が前記登録情報及び前記精算装置で精算する支払方法の種別を示す支払種別情報を出力する前に前記支払方法の種別を選択させる種別選択手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記種別選択手段により選択された支払方法の種別を示す情報を、前記顧客が前記商品の精算を行う際の支払方法の種別を示す支払種別情報として出力し、
前記精算装置は、
前記支払種別情報に応じた支払画面を表示させ、前記登録情報によって示される前記商品の代金の精算を行う制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のPOSシステム。 - 前記種別選択手段は、前記支払方法の複数の種別を示すボタンで構成され、
前記登録装置は、前記顧客を識別するための客識別情報を取得する取得手段と、取得された前記客識別情報に基づいて、少なくとも前記客識別情報と顧客が予め登録した支払方法の種別を示す支払方法の種別とを対応付けて記憶する記憶手段とを備える装置から前記支払方法の種別を読み出す読出し手段と、読み出した前記顧客の前記支払方法の種別に基づいて前記ボタンの態様を制御する制御手段とをさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のPOSシステム。 - 前記登録装置は、前記顧客を識別するための客識別情報を取得する取得手段と、取得された前記客識別情報に基づいて、少なくとも前記客識別情報と顧客が予め登録した支払方法の種別を示す支払方法の種別とを対応付けて記憶する記憶手段とを備える装置から前記支払方法の種別を読み出す読出し手段とをさらに備え、
前記出力手段は、読み出した前記支払方法の種別を前記支払種別情報として出力することを特徴とする請求項2又は3に記載のPOSシステム。 - 前記精算装置は、前記精算装置の筺体の高さと、前記顧客が確認又は操作する部分の高さとのうち少なくとも一つの高さを調整可能であり、
高さを調整する指示があった場合に、前記指示に応じて高さを調整することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のPOSシステム。 - 前記精算装置は、前記顧客の要求に応じて、現金の引き出しと、預入とのうち少なくとも一方の処理を前記精算処理の前に実行可能とすることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のPOSシステム。
- 前記登録装置は、所定の条件が満たされた場合、前記出力手段が前記登録情報及び前記精算装置で精算する支払方法の種別を示す支払種別情報を出力する前に前記支払方法の種別を選択させる種別選択手段における支払方法の種別を限定した表示を行うことを特徴とする請求項2から6のいずれか一項に記載のPOSシステム。
- 前記登録装置は、予め、領収書の発行要否を選択させる領収書発行選択手段をさらに備え、
前記出力手段は、前記領収書発行選択手段によって選択された結果を前記種別情報として出力することを特徴とする請求項1に記載のPOSシステム。 - 顧客が購入する商品を登録する登録処理を実行する登録装置と、前記登録処理によって登録された前記商品の代金を精算する精算処理を実行する精算装置とを備えるPOSシステムにおける登録装置であって、
前記登録装置は、
登録された前記商品の登録情報と、前記商品の精算処理に関わる情報の種別を示す種別情報とを出力する出力手段を備えることを特徴とする登録装置。 - 顧客が購入する商品を登録する登録処理を実行する登録装置と、前記登録処理によって登録された前記商品の代金を精算する精算処理を実行する精算装置とを備えるPOSシステムにおける精算装置であって、
前記精算装置は、
登録された前記商品の登録情報と、前記商品の精算処理に関わる情報の種別を示す種別情報とを出力する出力手段、を備える前記登録装置から出力された前記登録情報に基づいて精算処理を行い、前記種別情報に応じた処理を行うことを特徴とする精算装置。 - 顧客が購入する商品を登録する登録処理を実行する登録装置と、前記登録処理によって登録された前記商品の代金を精算する精算処理を実行する精算装置とを備えるPOSシステムとして、前記登録装置に相当する第一のコンピュータ及び前記精算装置に相当する第二のコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、
前記第一のコンピュータに対し、
登録された前記商品の登録情報と、前記商品の精算処理に関わる情報の種別を示す種別情報とを出力する出力手段を実行させ、
前記第二のコンピュータに対し、
出力された前記登録情報に基づいて精算処理を行い、前記種別情報に応じた処理を実行させるコンピュータプログラム。
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