JP2016115761A - ファイバレーザ装置および光ファイバ接続装置 - Google Patents

ファイバレーザ装置および光ファイバ接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】余長部分をコンパクトに収納できるファイバレーザ装置を実現する。【解決手段】本発明のファイバレーザ装置は、架台と、複数のファイバレーザユニットと、複数の出力用光ファイバと、コンバイナーユニットと、複数の入力用光ファイバと、架台に対して引き出し可能に収納され、複数の融着部を収納する融着部収納ケース5と、複数の接合ファイバ16の少なくとも一部が、融着部収納ケース5が架台に収納された状態において融着部収納ケース5の引き出し方向手前側から引き出し方向に沿って延び、奥側のファイバ導入口から融着部収納ケース5の内部に挿入されるように、複数の接合ファイバ16の少なくとも一部を側方および上方から規制する規制部材と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、ファイバレーザ装置および光ファイバ接続装置に関する。
例えばレーザ加工等に用いるファイバレーザ装置では、内部にレーザダイオードを搭載した複数の光源からの光を、コンバイナーを用いて1本の光ファイバに結合することにより、高出力化を実現している。ところが、一般に、レーザダイオードのような発熱量の大きい半導体部品の寿命は、他の光ファイバ部品などの寿命に比べて短いことが多い。また、高出力のファイバレーザ装置はサイズが大きく、装置の移動に多くの時間や手間が掛かることがある。このような背景から、レーザダイオードが故障した場合には、レーザダイオードをファイバレーザ装置の設置現場で交換することが要求される。
高出力のファイバレーザ装置では、従来から、レーザ光源を個別に筐体内に収納してユニット化し、複数のレーザ光源ユニットを架台の内部に積み重ねて収納している。したがって、レーザダイオードが故障した場合、故障したレーザダイオードを搭載したユニットを正常なレーザダイオードを搭載したユニットと交換する方法が簡便であり、この方法がよく用いられている。
各レーザ光源ユニットの出力用光ファイバとコンバイナーの入力用光ファイバとの接続方法としては、融着接続がよく用いられる。このとき、接続する光ファイバの先端を融着接続装置まで移動する必要があるため、光ファイバに余長部分が必要となる。また、レーザ光源ユニットを交換する際には、融着接続された部分を一旦切断し、鏡面状に加工する。この種の作業を行うと、融着接続を行う度に光ファイバが短くなるため、この分の余長部分も予め用意しておく必要がある。
従来、複数のレーザ光源およびコンバイナーからの光ファイバの接続点と余長とは、装置内部に束ねて収納されていた。例えば光ファイバを何重にも巻いて束ねた部分を余長とし、余長をユニットの手前側や奥側に置いておく方法も考えられる。しかしながら、装置移動時の振動や衝撃を考慮すると、余長の束を確実に固定する必要があり、そのためのスペースが必要である。例えば余長を引き出し式のトレイ等に固定することも考えられる。その場合には、トレイを架台から引き出すための余長が必要である。下記の特許文献1には、モジュール搭載型ラックパネルを備えた光接続箱が開示されている。このラックパネルは、可動式トレイ上のモジュールボックスの奥側に光ファイバの余長部分を曲げて収納する構成を有している。
特開2005−338618号公報
上述したように、特許文献1では、モジュールボックスの奥側に光ファイバの余長部分を曲げて収納している。しかしながら、光ファイバが折れる、光損失が多くなる等の問題を回避する観点から、光ファイバの曲げ半径には制約があり、光ファイバをむやみに小さく曲げることはできない。そのため、緩やかに曲げた余長部分を配置するための大きなスペースが可動式トレイの奥側に必要となる。その結果、装置全体が大型化するという問題がある。これは、ファイバレーザ装置に限らず、融着接続点を有する光ファイバを備えた装置に共通する問題である。
本発明の一つの形態は、上記の課題を解決するためになされたものであって、余長部分をコンパクトに収納できるファイバレーザ装置を実現することを目的の一つとする。また、余長部分をコンパクトに収納できる光ファイバ接続装置を実現することを目的の一つとする。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの態様のファイバレーザ装置は、架台と、前記架台に収納され、レーザ光を生成する複数のファイバレーザユニットと、前記複数のファイバレーザユニットから複数のレーザ光を出力させる複数の出力用光ファイバと、前記架台に収納され、前記複数のレーザ光を結合するコンバイナーユニットと、前記複数のレーザ光を前記複数の出力用光ファイバから前記コンバイナーユニットに入力させる複数の入力用光ファイバと、前記架台に対して引き出し可能に収納され、前記複数の出力用光ファイバと前記複数の入力用光ファイバとが融着接続された複数の融着部を収納する融着部収納ケースと、前記複数の出力用光ファイバの各々と前記複数の入力用光ファイバの各々とが融着接続された複数の接合ファイバの少なくとも一部が、前記融着部収納ケースが前記架台に収納された状態において、前記融着部収納ケースの引き出し方向手前側から前記融着部収納ケースの引き出し方向に沿って延び、前記融着部収納ケースの引き出し方向奥側のファイバ導入口から前記融着部収納ケースの内部に挿入されるように、前記複数の接合ファイバの少なくとも一部を側方および上方から規制する規制部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一つの態様のファイバレーザ装置は、架台に対して引き出し可能に収納された融着部収納ケースを備えている。接合ファイバの少なくとも一部は、融着部収納ケースが架台に収納された状態において、規制部材によって融着部収納ケースの引き出し方向手前側から引き出し方向に沿って延び、引き出し方向奥側のファイバ導入口から融着部収納ケースの内部に挿入されるように、位置が規制される。すなわち、融着部収納ケースが引き出されると、融着部収納ケースの奥側が架台の手前側に移動してくるため、接合ファイバの少なくとも一部が余り、余長として機能する。そのため、融着部収納ケースを引き出すための余長を融着部収納ケースの手前側や奥側に用意する必要がない。これにより、ファイバレーザ装置の小型化を図ることができる。また、複数の接合ファイバの少なくとも一部は、融着部収納ケースが架台に収納された状態において規制部材により側方および上方から位置が規制されている。そのため、複数の接合ファイバの位置が充分に固定され、例えばファイバレーザ装置を移動する際に、移動時の振動や衝撃により接合ファイバが動いて破損する、接合ファイバに不要な曲げが生じて発熱する、等の問題を改善することができる。
前記複数のファイバレーザユニットのうち、前記融着部収納ケースに対して相対的に遠い位置に配置された第1のファイバレーザユニットに対応する第1の融着部は、前記融着部収納ケースの内部の前記ファイバ導入口に相対的に近い側に配置され、前記融着部収納ケースに対して相対的に近い位置に配置された第2のファイバレーザユニットに対応する第2の融着部は、前記融着部収納ケースの内部の前記ファイバ導入口から相対的に遠い側に配置されていてもよい。
この構成によれば、各ファイバレーザユニットから各融着部までの距離を揃えることができる。これにより、設置位置が異なる複数のファイバレーザユニットから引き出される接合ファイバの長さを合わせることができる。
前記融着部収納ケースは、前記複数の融着部の各々を収納する複数のケースを備えていてもよい。
この構成によれば、複数の融着部の各々が個別のケースに収納されているため、例えばユニット交換作業等を行う際に、交換対象以外のユニットに対応する融着部を誤って切断する、切断すべき融着部を探す手間や時間が掛かる、等の不具合をなくすことができる。
前記接合ファイバは、前記ファイバレーザユニットと前記ケースとの間において変形可能なフレキシブル管の内部に収納されていてもよい。
この構成によれば、フレキシブル管によって接合ファイバを保護することができる。また、フレキシブル管により接合ファイバがあまり小さな曲げ半径で曲がらないように規制できるため、接合ファイバを小さく曲げすぎて破損するおそれを低減することができる。
前記接合ファイバの一部は、前記融着部収納ケースの上面に配置されていてもよい。
この構成によれば、融着部収納ケースと他のファイバレーザユニットとの隙間を有効活用できる。また、接合ファイバを安定して保持できるため、装置輸送時の振動で接合ファイバが破損する、曲げ部が生じて発熱する等の不具合を低減することができる。
前記融着部収納ケースが前記架台から引き出された状態において、前記余長部分の少なくとも一部は、前記規制部材によって位置が規制された状態から開放される構成となっていてもよい。
この構成によれば、融着部収納ケースが引き出され、接合ファイバの一部が余って余長として機能する際に、接合ファイバの無理な曲げが生じることなく、破損を防止することができる。
本発明の一つの態様の光ファイバ接続装置は、架台と、前記架台に収納され、光を出力する第1のユニットと、前記第1のユニットから前記光を出力する出力用光ファイバと、前記架台に収容され、前記光が入力される第2のユニットと、前記光を前記出力用光ファイバから前記第2のユニットに入力させる入力用光ファイバと、前記架台に対して引き出し可能に収納され、前記出力用光ファイバと前記入力用光ファイバとが融着接続された融着部を収納する融着部収納ケースと、前記出力用光ファイバと前記入力用光ファイバとが接合された接合ファイバの少なくとも一部が、前記融着部収納ケースが前記架台に収納された状態において、前記融着部収納ケースの引き出し方向手前側から前記融着部収納ケースの引き出し方向に沿って延び、前記融着部収納ケースの引き出し方向奥側のファイバ導入口から前記融着部収納ケースの内部に挿入されるように、前記接合ファイバの少なくとも一部を側方および上方から規制する規制部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の一つの態様の光ファイバ接続装置は、架台に対して引き出し可能に収納された融着部収納ケースを備えている。接合ファイバの少なくとも一部は、融着部収納ケースが架台に収納された状態において、規制部材によって融着部収納ケースの引き出し方向手前側から引き出し方向に沿って延び、引き出し方向奥側のファイバ導入口から融着部収納ケースの内部に挿入されるように、位置が規制される。融着部収納ケースが引き出されると、融着部収納ケースの奥側が架台の手前側に移動するため、接合ファイバの少なくとも一部が余り、余長として機能する。そのため、融着部収納ケースを引き出すための余長を融着部収納ケースの手前側や奥側に用意する必要がない。これにより、光ファイバ接続装置の小型化を図ることができる。また、接合ファイバの少なくとも一部は、融着部収納ケースが架台に収納された状態において規制部材により側方および上方から位置が規制されている。そのため、接合ファイバの位置が充分に固定され、例えば光ファイバ接続装置を移動する際に、移動時の振動や衝撃により接合ファイバが動いて破損する、接合ファイバに不要な曲げが生じて発熱する、等の問題を改善することができる。
本発明の一つの形態によれば、余長部分がコンパクトに収納され、小型のファイバレーザ装置を実現できる。また、余長部分がコンパクトに収納され、小型の光ファイバ接続装置を実現できる。
第1実施形態のファイバレーザ装置の斜視図である。 ファイバレーザ装置の概略構成を示すブロック図である。 融着部収納ケースの斜視図である。 図3のA−A’線に沿う断面図である。 融着部収納ケースの平面図である。 接合ファイバおよびフレキシブル管の斜視図である。 融着部収納ケースを引き出した状態のファイバレーザ装置の斜視図である。 第2実施形態の融着部収納ケースの平面図である。 図8のB−B’線に沿う断面図である。 第3実施形態の融着部収納ケースの平面図である。 図10のC−C’線に沿う断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図7を用いて説明する。
本実施形態のファイバレーザ装置は、例えばレーザ加工等の用途に用いて好適なものである。ただし、用途はレーザ加工に限るものではない。
図1は、本実施形態のファイバレーザ装置の斜視図である。
なお、以下の各図面においては各構成要素を見やすくするため、構成要素によって寸法の縮尺を異ならせて示すことがある。
図1に示すように、ファイバレーザ装置1は、架台2、複数のファイバレーザユニット3、コンバイナーユニット4、および融着部収納ケース5を備えている。また、図示を省略するが、ファイバレーザ装置1は、上記の構成要素の他、電源ユニット、制御装置、各種センサ、操作・表示部などを備えている。複数のファイバレーザユニット3、コンバイナーユニット4、および融着部収納ケース5は、架台2の内部に、鉛直方向に所定の間隔をおいて積み重ねた状態で収納される。コンバイナーユニット4は複数のファイバレーザユニット3の下方に収納され、融着部収納ケース5はコンバイナーユニット4の下方に収納されている。複数のファイバレーザユニット3、コンバイナーユニット4、および融着部収納ケース5の各々は、前面にハンドル6を有しており、必要に応じて架台2の手前側に引き出せる構成となっている。
3個のファイバレーザユニット3は同一の構成を有しているが、説明の便宜上、上段のファイバレーザユニット3を第1のファイバレーザユニット3Aと称し、中段のファイバレーザユニット3を第2のファイバレーザユニット3Bと称し、下段のファイバレーザユニット3を第3のファイバレーザユニット3Cと称する。本実施形態では、3個のファイバレーザユニット3が用いられるが、ファイバレーザユニット3の数は、3個に限ることはなく、要求される光出力に応じて適宜増減させればよい。
図2は、ファイバレーザ装置1の概略構成を示すブロック図である。
ファイバレーザユニット3は、複数のレーザダイオード8と、光共振器(図示略)と、コンバイナー9と、を備えている。複数のレーザダイオード8と光共振器とにより生成されたレーザ光は、コンバイナー9により結合されて1つのレーザ光となり、ファイバレーザユニット3から出力される。レーザ光は、ファイバレーザユニット3から引き出された出力用光ファイバ10から出力される。本実施形態では、3個のレーザダイオード8が用いられるが、レーザダイオード8の数は、3個に限ることはなく、要求される光出力に応じて適宜増減させればよい。
コンバイナーユニット4は、複数のファイバレーザユニット3から出力された複数のレーザ光を結合するコンバイナー11を備えている。レーザ光は、コンバイナーユニット4から引き出された複数の入力用光ファイバ12の各々を通じて各ファイバレーザユニット3から入力される。また、コンバイナーユニット4には、出力用光ファイバ13が接続されている。コンバイナー11により結合された高出力の光は、出力用光ファイバ13を通じて出力端14から出力され、例えばレーザ加工等に使用される。
ファイバレーザユニット3から引き出された出力用光ファイバ10とコンバイナーユニット4から引き出された入力用光ファイバ12とは互いに接続されている。特に高出力のファイバレーザ装置では、出力用光ファイバと入力用光ファイバとの接続手段に光コネクタを用いると、接続点での光の損失、反射等が発生し、性能に悪影響を及ぼすことがある。そのため、この種の光ファイバの接続手段には、接続損失が低く、光反射がほとんど無い融着接続が用いられる。
本実施形態においても、出力用光ファイバ10と入力用光ファイバ12との接続手段として、融着接続が用いられている。本明細書においては、出力用光ファイバ10と入力用光ファイバ12との接続箇所を「融着部J」と称する。また、各ファイバレーザユニット3とコンバイナーユニット4との間に位置する、出力用光ファイバ10と入力用光ファイバ12とが接続された光ファイバ全体を「接合ファイバ16」と称する。
3個のファイバレーザユニット3とコンバイナーユニット4とは、3本の接合ファイバ16により接続されている。3本の接合ファイバ16の各々は、融着部Jを有している。これら3個の融着部Jは、融着部収納ケース5の内部に収納されている。例えばいずれかのファイバレーザユニット3が故障した場合、故障したファイバレーザユニット3を予備のファイバレーザユニットと交換する。このとき、融着部Jを一旦切断し、予備のファイバレーザユニットからの出力用光ファイバ10とコンバイナーユニット4からの入力用光ファイバ12の双方の端部を鏡面加工した後、融着接続を行う。この際は、融着部収納ケース5を架台2から引き出し、上記の作業を行う。
以下の説明において、融着部収納ケース5の引き出し方向を前後方向と称し、融着部収納ケース5の引き出し方向と直交する方向を左右方向と称することもある。
図3は、融着部収納ケース5の斜視図である。
図3に示すように、融着部収納ケース5は、ケース本体18と蓋19とを備えている。ケース本体18は、上面が開口した箱状の部材である。蓋19の前後方向の寸法Y2は、ケース本体18の前後方向の寸法Y1よりも小さい。そのため、ケース本体18の上面のうちの一部が蓋19によって覆われている。ケース本体18の上面の手前側は蓋19により覆われ、奥側は覆われていない。すなわち、融着部収納ケース5は、上方が開口したファイバ導入口5hを融着部収納ケース5の奥側に有している。融着部収納ケース5の内部には、複数(本例では3個)のケース20が設けられている。
図3に示す接合ファイバ16のうち、図の左側に位置する3本の接合ファイバ16は、3個のファイバレーザユニット3から引き出された出力用光ファイバ10に相当する(図1参照)。図の右側に位置する3本の接合ファイバ16は、コンバイナーユニット4から引き出された3本の入力用光ファイバ12に相当する(図1参照)。出力用光ファイバ10と入力用光ファイバ12とは、融着部収納ケース5の内部で1本ずつ互いに接続されている。したがって、図面上は6本の接合ファイバ16があるように見えるが、実際には3本の接合ファイバ16である。接合ファイバ16は、各ユニットから垂れ下がり、融着部収納ケース5の蓋19の上面の左端もしくは右端にそれぞれ接触した後、手前側の辺に沿って中央に向かい、中央から融着部収納ケース5の前後方向に沿って延び、奥側から融着部収納ケース5のファイバ導入口5hを通して内部に挿入されている。接合ファイバ16の位置は、融着部収納ケース5の上面を上記の経路で引き回されるように規制されている。
具体的には、複数の接合ファイバ16は、複数のクランプ22を介して融着部収納ケース5の蓋19の上面に固定されることにより、引き回し位置が規制されている。使用されるクランプ22の数や設置位置は、特に限定されない。ただし、融着部収納ケース5の両端や中央など、接合ファイバ16が曲がっている箇所では、曲げ半径が極度に小さくならないような位置にクランプ22を設置する必要がある。
本実施形態のクランプ22は、特許請求の範囲の規制部材に相当する。
図4は、図3のA−A’線に沿う断面図である。
図4に示すように、クランプ22は、ネジ等の締結部材23により融着部収納ケース5の蓋19に固定されている。6本の接合ファイバ16は、クランプ22と蓋19とによって挟み込まれる形態で蓋に固定される。クランプ22はネジにより蓋19に固定されているため、必要に応じてクランプ22を融着部収納ケース5から取り外すことができる。このとき、各接合ファイバ16は、図3に示した引き回し形態から解放され、自由に移動できる状態となる。
図5は、融着部収納ケース5の平面図である。なお、図5は、ケース本体18の内部を説明するために蓋19を取り外した状態を示し、蓋19の上面に配置される接合ファイバ16等の図示を省略している。
図5に示すように、融着部収納ケース5は、ケース本体18の内部に3個の金属製のケース20を備えている。3個のケース20の各々は、ケース本体と蓋(図示略)とを備え、3個の融着部Jの各々を収納する。ケース20の内部には、1本の接合ファイバ16が巻回された状態で収納されている。接合ファイバ16は、任意の支持部材24によってケース20に固定されている。接合ファイバ16のうち、ケース20の内部で巻回された部分は、ファイバレーザユニット3の交換等の際に融着部Jが切断されて短くなることに対する余長として機能する。
図1に示したように、第1のファイバレーザユニット3Aは、架台2の上段側に配置されているため、融着部収納ケース5からの距離が3個のファイバレーザユニット3の中で最も長い。第3のファイバレーザユニット3Cは、架台2の下段側に配置されているため、融着部収納ケース5からの距離が3個のファイバレーザユニット3の中で最も短い。第2のファイバレーザユニット3Bは、第1のファイバレーザユニット3Aと第3のファイバレーザユニット3Cの中間の位置に配置されている。
このようなファイバレーザユニット3の配置に対し、図5に示すように、第1のファイバレーザユニット3Aに接続された第1の接合ファイバ16Aの第1の融着部J1は、3個のケース20のうち、ファイバ導入口5hに最も近い位置(奥側)にある第1のケース20Aに収納されている。第3のファイバレーザユニット3Cに接続された第3の接合ファイバ16Cの第3の融着部J3は、3個のケース20のうち、ファイバ導入口5hから最も遠い位置(手前側)にある第3のケース20Cに収納されている。第2のファイバレーザユニット3Bに接続された第2の接合ファイバ16Bの第2の融着部J2は、第1のケース20Aと第3のケース20Cとの間に位置する第2のケース20Bに収納されている。
本実施形態の場合、図1に示す第1のファイバレーザユニット3Aと第2のファイバレーザユニット3Bとの間のピッチD12と、図5に示す第1のケース20Aと第2のケース20Bとの間のピッチL12と、は等しい(D12=L12)。同様に、図1に示す第2のファイバレーザユニット3Bと第3のファイバレーザユニット3Cとの間のピッチD23と、図5に示す第2のケース20Bと第3のケース20Cとの間のピッチL23と、は等しい(D23=L23)。
3個のファイバレーザユニット3は、融着部収納ケース5の上方に縦に積み重ねられているため、各ファイバレーザユニット3から融着部収納ケース5までの距離がファイバレーザユニット3毎に異なる。したがって、必要となる出力用光ファイバ10の長さもファイバレーザユニット3毎に異なり、出力用光ファイバ10の長さが異なる複数種のファイバレーザユニットを予備用ユニットとして準備する必要がある。
これに対し、本実施形態の場合、融着部収納ケース5から最も遠い第1のファイバレーザユニット3Aに対応する第1の融着部J1を収納する第1のケース20Aが融着部収納ケース5のファイバ導入口5hに最も近い位置に設けられ、融着部収納ケース5に最も近い第3のファイバレーザユニット3Cに対応する第3の融着部J3を収納する第3のケース20Cが融着部収納ケース5のファイバ導入口5hから最も遠い位置に設けられている。また、上述したように、ピッチD12とピッチL12とが等しく、ピッチD23とピッチL23とが等しく設定されている。その結果、各ファイバレーザユニット3と融着部収納ケース5との間の距離の差が相殺されるため、どの位置に収納されるファイバレーザユニット3であっても、必要となる出力用光ファイバ10の長さは同じでよい。このようにして、予備用のユニットとして準備するファイバレーザユニット3の共通化を図ることができる。
図6は、接合ファイバ16およびフレキシブル管25の斜視図である。
図6に示すように、接合ファイバ16は、各ファイバレーザユニット3と各ケース20との間、およびコンバイナーユニット4と各ケース20との間において、金属製のフレキシブル管25の内部に収納されている。フレキシブル管25は、弾性変形が可能であり、適度な可撓性と剛性とを兼ね備えている。これにより、接合ファイバ16のうち、ファイバレーザユニット3、コンバイナーユニット4およびケース20の外側に引き出された部分は、フレキシブル管25により保護される。また、フレキシブル管25は、曲げ半径があまり小さくならないように接合ファイバ16の曲がりの程度を規制する。これにより、接合ファイバ16を取り扱う際に破損するおそれを低減することができる。
上記構成のファイバレーザ装置1において、例えばいずれかのファイバレーザユニット3が故障した場合、故障したファイバレーザユニット3を予備のファイバレーザユニットと交換する。以下、交換作業の手順の一例を説明する。
最初に、融着部収納ケース5を架台2から引き出し、融着部収納ケース5の蓋19を開ける。このとき、図7に示すように、蓋19の上面のクランプ22を手前側から取り外しながら、融着部収納ケース5を架台2から引き出すことが望ましい。これにより、各接合ファイバ16は、クランプ22により蓋19に固定された状態から解放されるため、自由に移動できる状態となる。場合によっては、必ずしも全てのクランプ22を取り外さなくてもよい。融着部収納ケース5は架台2の下部に配置されているため、ファイバレーザ装置1の高さが高い場合であっても以降の作業を容易に行うことができる。
融着部収納ケース5が架台2の手前側に引き出されると、融着部収納ケース5の奥側が架台2の手前側に移動してくる。このとき、融着部収納ケース5の奥側と各ファイバレーザユニット3の前面との間の距離が短くなるため、それまで融着部収納ケース5の蓋19に固定されていた部分の接合ファイバ16が余り、余長として機能する。そのため、融着部収納ケース5の手前側や奥側に余長を用意することなく、融着部収納ケース5を支障なく引き出すことができる。
次に、第1のファイバレーザユニット3Aを交換する場合であれば、第1のケース20Aの蓋を開け、第1の融着部J1を切断する。このとき、各ファイバレーザユニット3に対応する各融着部Jが個別のケース20に収納されているため、切断すべきでない他の融着部Jを誤って切断するおそれをなくすことができる。また、切断すべき融着部Jを探す手間や時間を削減することができる。
次に、第1のファイバレーザユニット3Aを予備のファイバレーザユニットに交換し、必要に応じて出力用光ファイバ10の端面および入力用光ファイバ12の端面を鏡面加工した後、出力用光ファイバ10の端面と入力用光ファイバ12の端面とを融着接続する。
次に、第1のケース20Aの蓋を閉じ、さらに融着部収納ケース5の蓋19を閉じる。次に、クランプ22によって複数の接合ファイバ16を融着部収納ケース5の蓋19に固定する。最後に、融着部収納ケース5を架台2の内部に収納する。
本実施形態のファイバレーザ装置1によれば、上述したように、融着部収納ケース5を引き出すための余長の収納スペースを融着部収納ケース5の手前側や奥側に用意する必要がない。これにより、架台2を必要以上に大きくする必要がなく、ファイバレーザ装置1の小型化を図ることができる。また、接合ファイバ16の一部は融着部収納ケース5の上面に配置されているため、融着部収納ケース5とコンバイナーユニット4との間の隙間を有効活用できる。また、接合ファイバ16が側方および上方からクランプ22により安定して保持されるため、装置輸送時の振動で接合ファイバ16が破損する、不要な曲げ部が生じて発熱する、等の不具合をなくすことができる。また、接合ファイバ16が常に略同じ位置に固定されるため、接合ファイバ16の異常な曲がりに起因する発熱を抑えることができる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態のファイバレーザ装置について、図8および図9を用いて説明する。
本実施形態のファイバレーザ装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、接合ファイバの位置を規制する規制部材が第1実施形態と異なる。
図8は、本実施形態の融着部収納ケースを示す平面図である。図9は、図8のB−B’線に沿う断面図である。
図8および図9において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
第1実施形態において、複数の接合ファイバは、クランプに挟み込まれる形態で融着部収納ケースの上面に固定されていた。これに対して、図8に示すように、本実施形態においては、融着部収納ケース5の蓋19の上面に、一対のガイド板28が設けられている。一対のガイド板28は、所定の間隔をおいて蓋19の上面に固定されている。図9に示すように、複数の接合ファイバ16は、融着部収納ケース5とコンバイナーユニット4の底板と一対のガイド板28とによって囲まれた空間に収容される。
本実施形態の一対のガイド板28およびコンバイナーユニット4の底板は、特許請求の範囲の規制部材に相当する。
接合ファイバ16は、各ユニットから垂れ下がり、融着部収納ケース5の蓋19の左端もしくは右端にそれぞれ接触した後、手前側の辺に沿って中央に向かい、中央から一対のガイド板28に挟まれる形で融着部収納ケース5の奥側に向かって延び、奥側から融着部収納ケース5のファイバ導入口5hを通して内部に挿入される。本実施形態の場合、第1実施形態のクランプと異なり、一対のガイド板28の上方が開口しているため、融着部収納ケース5を収納した状態ではコンバイナーユニット4の底板により接合ファイバ16の上方が規制される一方、融着部収納ケース5を引き出した状態では、一対のガイド板28を取り外すことなく、接合ファイバ16は自由に移動できる。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、融着部収納ケース5を引き出すための余長の収納スペースを融着部収納ケース5の手前側や奥側に用意する必要がなく、ファイバレーザ装置の小型化が図れる、といった第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態のファイバレーザ装置について、図10および図11を用いて説明する。
本実施形態のファイバレーザ装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、接合ファイバの配置が第1実施形態と異なる。
図10は、本実施形態の融着部収納ケースを示す平面図である。図11は、図10のC−C’線に沿う断面図である。
図10および図11において、第1実施形態で用いた図面と共通の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
第1、第2実施形態においては、接合ファイバが融着部収納ケースの上面に固定されていた。これに対して、図10に示すように、本実施形態においては、接合ファイバ16が融着部収納ケース31の側面に固定されている。本実施形態の場合、各ファイバレーザユニット3から引き出された出力用光ファイバ10、コンバイナーユニット4から引き出された入力用光ファイバ12の双方ともに、図10の左側から右側に向けて延びている。
本実施形態のファイバレーザ装置は、架台2から引き出し可能とされたトレイ32を備えている。複数の融着部を収納する融着部収納ケース31は、トレイ32上に設けられている。融着部収納ケース31の左右方向の幅X1は、トレイ32の左右方向の幅X2に対して小さい。また、融着部収納ケース31の前後方向の長さY1は、トレイ32の前後方向の長さY2に対して小さい。そのため、融着部収納ケース31の前方および後方にも、接合ファイバ16を配置するためのスペースが設けられている。
接合ファイバ16は、各ユニットから垂れ下がり、トレイ32の左端にそれぞれ接触した後、手前側の辺に沿って右端に向かい、右端から融着部収納ケース31の前後方向に沿って延び、奥側から融着部収納ケース31の背面を通して内部に挿入されている。接合ファイバ16の位置は、上記の経路で引き回されるように規制されている。具体的には、図11に示すように、複数の接合ファイバ16は、複数のクランプ33を介してトレイ32の前面および融着部収納ケース31の側面に固定されることにより、引き回し位置が規制されている。複数の接合ファイバ16は、クランプ33によって側方および上方から位置が規制されている。第1実施形態と同様、クランプ33は、適宜取り外しできる構成となっていてもよい。
本実施形態のクランプ33は、特許請求の範囲の規制部材に相当する。
その他の構成は第1実施形態と同様である。
本実施形態においても、融着部収納ケース31を引き出すための余長の収納スペースを融着部収納ケース31の手前側や奥側に用意する必要がなく、ファイバレーザ装置の小型化が図れるといった第1、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば上記実施形態では、融着部収納ケース内の3個の金属ケースが前後方向(融着部収納ケースの引き出し方向)に並んだ例を示したが、3個の金属ケースが左右方向(融着部収納ケースの引き出し方向と直交する方向)に並んでいてもよい。この場合、例えばファイバ導入口が融着部収納ケースの右端もしくは左端に設けられていたとすると、第1実施形態で説明したように、融着部収納ケースから最も遠い第1のファイバレーザユニットに対応する第1の融着部を収納する第1のケースがファイバ導入口に最も近い位置に設けられ、融着部収納ケースに最も近い第3のファイバレーザユニットに対応する第3の融着部を収納する第3のケースがファイバ導入口から最も遠い位置に設けられていればよい。
上記実施形態では、架台の上段側から下段側に向けてファイバレーザユニット、コンバイナーユニット、および融着部収納ケースが収納された例を示したが、各部の収納位置は特に上記の例に限定されることはない。その他、ファイバレーザ装置を構成する各部材の数、配置、形状、材料等については、上記実施形態の例に限らず、適宜変更が可能である。
また、上記実施形態では本発明をファイバレーザ装置に適用した例を示したが、本発明の特徴点である融着部収納ケースおよび接合ファイバを備えた他の装置、例えば光通信用機器の光ファイバ接続装置にも本発明を適用することができる。
本発明は、例えばレーザ加工等に用いるファイバレーザ装置、もしくは光ファイバ接続装置に利用が可能である。
1…ファイバレーザ装置、2…架台、3…ファイバレーザユニット、3A…第1のファイバレーザユニット、3B…第2のファイバレーザユニット、3C…第3のファイバレーザユニット、4…コンバイナーユニット、5,31…融着部収納ケース、5h…ファイバ導入口、10…出力用光ファイバ、12…入力用光ファイバ、22,33…クランプ(規制部材)、25…フレキシブル管、28…ガイド板(規制部材)。

Claims (7)

  1. 架台と、
    前記架台に収納され、レーザ光を生成する複数のファイバレーザユニットと、
    前記複数のファイバレーザユニットから複数のレーザ光を出力させる複数の出力用光ファイバと、
    前記架台に収納され、前記複数のレーザ光を結合するコンバイナーユニットと、
    前記複数のレーザ光を前記複数の出力用光ファイバから前記コンバイナーユニットに入力させる複数の入力用光ファイバと、
    前記架台に対して引き出し可能に収納され、前記複数の出力用光ファイバと前記複数の入力用光ファイバとが融着接続された複数の融着部を収納する融着部収納ケースと、
    前記複数の出力用光ファイバの各々と前記複数の入力用光ファイバの各々とが融着接続された複数の接合ファイバの少なくとも一部が、前記融着部収納ケースが前記架台に収納された状態において、前記融着部収納ケースの引き出し方向手前側から前記融着部収納ケースの引き出し方向に沿って延び、前記融着部収納ケースの引き出し方向奥側のファイバ導入口から前記融着部収納ケースの内部に挿入されるように、前記複数の接合ファイバの少なくとも一部を側方および上方から規制する規制部材と、
    を備えたことを特徴とするファイバレーザ装置。
  2. 前記複数のファイバレーザユニットのうち、前記融着部収納ケースに対して相対的に遠い位置に配置された第1のファイバレーザユニットに対応する第1の融着部は、前記融着部収納ケースの内部の前記ファイバ導入口に相対的に近い側に配置され、
    前記融着部収納ケースに対して相対的に近い位置に配置された第2のファイバレーザユニットに対応する第2の融着部は、前記融着部収納ケースの内部の前記ファイバ導入口から相対的に遠い側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のファイバレーザ装置。
  3. 前記融着部収納ケースは、前記複数の融着部の各々を収納する複数のケースを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のファイバレーザ装置。
  4. 前記接合ファイバは、前記ファイバレーザユニットと前記ケースとの間において、変形可能なフレキシブル管の内部に収納されていることを特徴とする請求項3に記載のファイバレーザ装置。
  5. 前記接合ファイバの一部は、前記融着部収納ケースの上面に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のファイバレーザ装置。
  6. 前記融着部収納ケースが前記架台から引き出された状態において、前記接合ファイバの少なくとも一部は、前記規制部材によって位置が規制された状態から開放されることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のファイバレーザ装置。
  7. 架台と、
    前記架台に収納され、光を出力する第1のユニットと、
    前記第1のユニットから前記光を出力する出力用光ファイバと、
    前記架台に収容され、前記光が入力される第2のユニットと、
    前記光を前記出力用光ファイバから前記第2のユニットに入力させる入力用光ファイバと、
    前記架台に対して引き出し可能に収納され、前記出力用光ファイバと前記入力用光ファイバとが融着接続された融着部を収納する融着部収納ケースと、
    前記出力用光ファイバと前記入力用光ファイバとが接合された接合ファイバの少なくとも一部が、前記融着部収納ケースが前記架台に収納された状態において、前記融着部収納ケースの引き出し方向手前側から前記融着部収納ケースの引き出し方向に沿って延び、前記融着部収納ケースの引き出し方向奥側のファイバ導入口から前記融着部収納ケースの内部に挿入されるように、前記接合ファイバの少なくとも一部を側方および上方から規制する規制部材と、
    を備えたことを特徴とする光ファイバ接続装置。
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