JP2016091009A - 画像形成装置及び画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画質の低下を抑制しつつ、現像剤の消費量を低減する画像形成装置を提供する。【解決手段】画像データに基づき画像を形成する画像形成装置は、感光体と、感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、補正対象画素に対する露光手段による露光量を、画像データが示す露光量から補正する補正手段と、を備えており、補正手段は、補正対象画素と、画像データで形成される画像のエッジとの距離に応じて、当該補正対象画素の露光量を、当該補正対象画素の少なくとも一部の領域を露光しないことで補正する。【選択図】図11

Description

本発明は、現像剤の消費量を低減できる画像形成装置及び画像処理装置に関する。
画像形成装置においては、現像剤であるトナーの消費量の削減が要求される。特許文献1は、ある程度の面積を有する画像については露光強度を低下させて形成することで、トナーの消費量を削減する構成を開示している。また、画像形成装置においては、感光体に形成される静電潜像の、感光体の回転方向後端に付着するトナーの量が増加する掃き寄せと呼ばれる現象が生じ得る。引用文献2は、掃き寄せによる影響を抑える構成を開示している。具体的には、画素のデータ値と、当該画素より副走査方向に所定量だけ下流側に位置する画素のデータ値により補正領域を決定する。そして、補正領域の画素より副走査方向に所定量だけ上流側に位置する画素をさらに補正領域とし、補正領域の画素に対する露光量を調整することで掃き寄せによる影響を抑える構成を開示している。掃き寄せの影響を抑えることでトナーの消費量が低減される。
また、特許文献3は、掃き寄せによる画像の品質劣化を抑えるため、パルス幅変調により露光時間を短くする構成を開示している。さらに、特許文献4は、エッジ効果による画像の品質劣化を抑えるため、露光量を調整する構成を開示している。
特開2004−299239号公報 特開2007−272153号公報 特開2003−345076号公報 特開2000−343748号公報
しかしながら、上記文献の構成では、露光量の調整によりドット再現性が低下したり、細い線状の画像の画質が低下したりする可能性がある。
近年、画像形成装置に対しては、画像の低下を抑制しつつ、かつ、現像剤の消費量を削減することについての要求がますます高くなってきている。また、画像形成装置に対しては、不要な輻射ノイズ(輻射する電磁波)を抑えることも求められている。
本発明は、画質の低下を抑制しつつ、現像剤の消費量を低減する画像形成装置及び画像処理装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、画像データに基づき画像を形成する画像形成装置は、感光体と、前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、前記補正対象画素に対する前記露光手段による露光量を、前記画像データが示す露光量から補正する補正手段と、を備えており、前記補正手段は、補正対象画素と、前記画像データで形成される画像のエッジとの距離に応じて、当該補正対象画素の露光量を、当該補正対象画素の少なくとも一部の領域を露光しないことで補正することを特徴とする。
本発明によると、画質の低下を抑制しつつ、現像剤の消費量を低減すことができる。
一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態による現像方式の説明図。 エッジ効果の発生原理の説明図。 エッジ効果及び掃き寄せが生じた画像を示す図。 掃き寄せの発生原理の説明図。 一実施形態による露光量の制御構成を示す図。 一実施形態による露光量の制御方法の説明図。 一実施形態による露光量を制御するためのCPUの機能ブロック図。 一実施形態による画像を示す図。 一実施形態による画像の画素値を示す図。 一実施形態による画像の補正対象画素を示す図。 一実施形態によるエッジ効果に対する補正の説明図。 一実施形態による露光量調整パラメータを示す図。 一実施形態による画素の露光方法を示す図。 一実施形態による補正処理のフローチャート。 一実施形態による画像の補正対象画素を示す図。 一実施形態による画像の補正対象画素を示す図。 一実施形態による露光量調整パラメータを示す図。 一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態による露光量の制御方法の説明図。 一実施形態による露光量を制御するためのCPUの機能ブロック図。 一実施形態によるパラメータを示す図。 一実施形態による画像、該画像の画素値及び該画像の補正対象画素を示す図。 一実施形態による画素の露光方法を示す図。 一実施形態による補正処理のフローチャート。 一実施形態による画像の補正対象画素を示す図。 一実施形態による露光量を制御するためのCPUの機能ブロック図。 一実施形態による画素の露光方法を示す図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置101の構成図である。像担持体である感光体1は、画像形成時、図中の矢印の方向に回転駆動される。帯電部2は、感光体1の表面を一様な電位に帯電させる。露光部7は、帯電した感光体1の表面を、画像データに基づく光で露光して感光体1に静電潜像を形成する。なお、露光部7は、画像演算部9が出力する駆動信号71により駆動される。画像演算部9の露光制御部19は、電圧Vaによって露光部7による露光強度が目標値となるように調整する。
現像部3は、現像剤であるトナーを貯蔵する容器13と、現像ローラ14とを備えている。トナーは、非磁性一成分トナーであっても、二成分トナーであっても、磁性トナーであっても良い。規制ブレード15は、現像ローラ14に供給されるトナーの層厚を所定値に規制するために設けられる。規制ブレード15は、トナーに電荷を付与するように構成することもできる。現像ローラ14により、トナーは現像領域16へと搬送される。なお、現像領域16とは、現像ローラ14と感光体1とが近接または接触する領域であり、かつ、静電潜像へのトナーの付着が実行される領域である。現像部3により、感光体1に形成された静電潜像にトナーが付着され、トナー像として可視化される。転写部4は、感光体1に形成されたトナー像を記録材Pに転写する。定着部6は、記録材Pに熱及び圧力を加え、記録材Pに転写されたトナー像を記録材Pに定着させる。
画像演算部9のCPU10は、画像形成装置101の全体を統括的に制御する制御部である。なお、以下で説明する制御の総てをCPU10で実行する構成のみならず、その一部をASIC18が実行する構成とすることができる。また、以下で説明する制御の総てをASIC18が実行する構成であっても良い。メモリ11は、画像データを記憶すると共にLUT112を保持する保持部である。LUT112は、ルックアップテーブルであり、後述する補正幅パラメータ及び露光量調整パラメータを含んでいる。画像演算部9は、ホストコンピュータ8から送信される画像データを受信し、LUT112が保持する補正幅パラメータ及び露光量調整パラメータに基づきエッジ効果や掃き寄せの影響を抑え、トナー消費量が削減されるように画像データの補正を行う。
続いて、現像部3での現像方式について図2を用いて説明する。図2(A)は、ジャンピング現像方式での構成を示している。ジャンピング現像方式においては、現像ローラ14と感光体1を接触させず、所定距離のギャップ17を設ける。そして、現像ローラ14が出力する現像バイアスとして、直流バイアスを重畳した交流バイアスを使用する。図2(B)は、接触現像方式での構成を示している。接触方式においては、現像ローラ14と感光体1を接触させる。そして、現像ローラ14が出力する現像バイアスとして、直流バイアスを使用する。なお、接触現像方式では、例えば、感光体1と現像ローラ14の回転方向を図2(B)に示す様に互いに逆向き、つまり、現像領域16においては、それぞれの表面が同じ方向に移動する様に構成することができる。
続いて、静電潜像に付着するトナーの量が、エッジ部分において増加するエッジ効果及び掃き寄せの発生原理についてそれぞれ説明する。エッジ効果とは、感光体1に形成された静電潜像、つまり、露光領域と、それ以外の非露光領域との境界に電界が集中することで、静電潜像の各エッジにトナーが過剰に付着する現象である。例えば、形成する画像が一様な濃度であるものとする。図3に示す様に、露光領域300の周囲にある非露光領域301、302からの電気力線が露光領域300のエッジに回り込み、エッジにおける電界強度が、露光領域300のその他の領域よりも強くなる。したがって、露光領域300のエッジには、その他の領域より多くのトナーが付着してしまう。
図4(A)は、エッジ効果が生じたトナー像400を示している。図4(A)の矢印Aは、トナー像の搬送方向、つまり、感光体1の回転方向である。なお、トナー像400の元となった画像データは、総ての画素の値が同じ、つまり、トナー像400は一様な濃度の画像としている。エッジ効果が生じた場合、トナー像400の総てのエッジ領域402aにトナーが集中して付着する。その結果、エッジ領域402aの濃度は、非エッジ領域401aの濃度より高くなる。なお、エッジ効果は、感光体1と現像ローラ14との間にギャップがあるジャンピング現像方式で主に発生する。
一方、掃き寄せとは、トナー像の感光体1の回転方向後端にトナーが集中する現象である。接触現像方式では、感光体1のトナーの厚さを所定値とするため、現像ローラ14の周速を感光体1の周速よりも速くしている。図5(A)〜図5(C)に示す様に、現像領域16では、現像ローラ14によって搬送されてきたトナーにより静電潜像が現像される。なお、図5においては、トナーを円により示している。現像ローラ14は、感光体1より速い速度で回転しているため、両者の表面上の位置関係は常にずれ続けている。図5(A)に示す様に、静電潜像600の後端が現像領域16に侵入した時点では、現像ローラ14上のトナーは、回転方向において、現像領域16の開始位置よりも後側に位置する。しかし、現像ローラ14の回転速度は感光体1の回転速度より速いため、図5(B)に示す様に、静電潜像600の後端が現像領域16を抜けるまでに、現像ローラ14のトナーは静電潜像600の後端を追い越す。そして、図5(C)に示す様に、現像ローラ14のこのトナーが静電潜像600の後端に供給されるため、静電潜像の後端に付着するトナーの量が多くなる。これが、掃き寄せの発生メカニズムである。
図4(B)は、掃き寄せが生じたトナー像410を示している。図4(B)の矢印Aは、トナー像の搬送方向、つまり、感光体1の回転方向である。なお、トナー像410の元となった画像データは、総ての画素の値が同じ、つまり、トナー像410は一様な濃度の画像としている。掃き寄せが生じた場合、トナー像410の後端領域402bにトナーが集中して付着する。その結果、後端領域402bの濃度は、それ以外の領域401bの濃度より高くなる。
図6は、露光部7の制御構成である。露光制御部19は、8ビットのDAコンバータ(DAC)2021と、レギュレータ(REG)2022と、を含むIC2003を備えている。IC2003は、CPU10により設定された強度調整信号73を基にレギュレータ2022が出力する電圧VrefHを調整する。電圧VrefHはDAコンバータ2021の基準電圧となる。IC2003がDAコンバータ2021の入力データ2020を設定することで、DAコンバータ2021は電圧Vaを露光部7に出力する。露光部7のVI変換回路2306は電圧Vaを電流値Idに変換してドライバIC2009に出力する。ドライバIC2009は、電流値Idにより露光部7の露光強度を制御する。つまり、露光制御部19は電圧Vaにより、露光部7の露光強度を制御することができる。また、ドライバIC2009は、画像演算部9が出力する駆動信号71に応じて、ドライバIC2009のスイッチ(SW)を切り替える。SWは、電流ILを、露光部7のレーザダイオード(LD)に流すか、ダミー抵抗R1に流すかを切換えることで、LDの発光のON/OFF制御を行う。
続いて、画素の露光量の制御方法について説明する。図7(A)は、1画素の総ての領域を所定の目標強度に対して100%の強度で露光した状態を示している。また、図7(B)及び図7(C)は、図7(A)の画素の略半分の濃度の画素を示している。図7(B)の画素は、1画素の総ての領域を目標強度に対して50%の強度で露光して形成したものである。なお、露光強度は、図6を用いて説明した様に、露光制御部19が露光部7に出力する電圧Vaで制御される。図7(C)は、1画素をN個(Nは2以上の自然数)の副画素に分割し、目標強度に対して100%の強度で、副画素を1つおきに露光して形成したものである。これは、図6の制御構成において、露光強度が目標強度となる様に電圧Vaを設定し、駆動信号71によりSWをON/OFFすることで実現される。この場合、駆動信号71は、PWM(パルス幅変調)信号となる。
図8は、エッジ効果を抑制するためのCPU10の機能ブロックを示している。なお、本実施形態では、CPU10がエッジ効果の抑制処理を行うものとするが、既に説明した様に、ASIC18と共に行う構成でも、ASIC18のみで行う構成であっても良い。パラメータ設定部902は、LUT112の補正幅パラメータを画像解析部901に通知・設定する。また、パラメータ設定部902は、LUT112の露光量調整パラメータを露光量調整部903に通知・設定する。また、ホストコンピュータ8から送信された画像データ904は、図1に示すメモリ11に格納される。画像解析部901は、補正幅パラメータに基づき、画像データ904により形成される画像の画素から、エッジ効果が生じ得る画素を特定し、特定した画素を露光量調整部903に通知する。つまり、画像解析部901は、補正対象画素の特定部として機能する。露光量調整部903は、画像解析部901が特定した画素の画素値を、露光量調整パラメータに基づき補正して、補正後の画像データを生成する。つまり、露光量調整部903は、露光量の補正部として機能する。露光部7は、この補正後の画像データにより制御される。なお、補正幅パラメータは、エッジ効果が生じ得る画素の範囲を、エッジからの距離、本例では、エッジからの画素数で示す情報である。たとえば、補正幅パラメータが"5"であれば、エッジ側の5つの画素にエッジ効果が生じると判定される。この補正幅パラメータは発生しているエッジ効果を補正するために必要な幅になっており、エッジ効果の発生幅と同じ若しくは、発生幅近辺のいかなる値でも良い。なお、本実施形態では、ある方向の幅の画素数が補正幅パラメータの値よりも小さいと、当該方向については補正対象画素の特定は行わない。また、補正幅パラメータや、露光量調整パラメータは、予め、実験やシミュレーションにより求めておく。画素の露光量を調整する方法には、図7(B)及び図7(C)にて説明した様に、露光強度を調整する方法と、露光強度は変化させず、PWM信号により露光する副画素数を変化させる方法がある。なお、露光強度を変化させた上で、PWM信号により露光する副画素数を変化させても良い。
続いて、画像解析部901での処理を説明する。なお、補正幅パラメータは"5"であるものとする。図9(A)は、画像データ904で形成される画像を示している。画像は、トナーが使用される3つの画像領域1801、1802、1803を有している。図10(A)及び(B)は、画像領域1801及び1802の画素値を示している。なお、図10(C)は、画像領域1803の、トナー像の搬送方向(図中の矢印A)と直交する方向の中央部分を抜出したものである。なお、画素値"255"は黒色である。図11(A)〜(C)は、それぞれ、画像解析部901によって、エッジ効果が生じる画素、つまり、露光量の補正対象画素として特定された画素を示している。なお、図11(A)〜(C)の値"0"は、補正対象ではない画素を示し、"0"以外の値の画素は、補正対象画素を示している。また、補正対象画素の値は、エッジからの距離を示している。本実施形態では、エッジからの距離に応じて露光量の補正量を変化させる。
なお、図10(B)及び図11(B)に示す様に、画像領域1802の、感光体1の回転方向(副走査方向)の幅は3画素であり、補正幅パラメータより小さい。この場合、画像領域1802については、回転方向のエッジから回転方向に沿った画素については補正対象であるか否かの判定は行わない。但し、画像領域1802の感光体1の回転方向と直交する方向(主走査方向)の幅は16画素であるため、この直交する方向については補正対象であるか否かの判定を行う。したがって、画像領域1802については、図11(B)に示す様に、回転方向と直交する方向の各エッジから5画素が補正対象画素となる。また、図10(A)及び図11(A)等に示す様に、補正幅パラメータ以内のエッジが複数存在する画素については、一番近いエッジからの距離に基づき補正を行う。また、ここでは感光体1の回転方向と直交する方向については補正対象と説明したが、回転方向の幅が補正幅パラメータより小さい場合、回転方向と直交する方向についても補正対象外としても良い。また、回転方向の画素数と回転方向と直交する方向の画素数が図10(B)と逆の関係の場合も同様である。
続いて、露光量の補正について説明する。図12(A)は、エッジ効果が発生した画像領域1801のある断面のトナーの高さを示している。なお、エッジ効果が生じていない画素のトナーの高さを1として正規化している。図12(A)に示す様に、端部の画素のトナーの高さは1より小さくなっている。図12(B)は、総ての画素のトナーの高さを1にする場合のトナーの高さの削減割合を示している。一方、図12(C)は、端部の画素についてはトナーの高さの補正を行わない場合の削減割合を示している。図12(C)においては、補正対象画素については、その露光量を同じか、減少させるかする。図13(A)は、図12(B)及び(C)に対応する露光量調整パラメータを示している。図13(A)に示す様に、露光量調整パラメータは、トナーの高さを調整するための、露光量の補正量、つまり、画素値の補正量を示す情報である。なお、図13(A)の露光強度とは、図7(B)で説明した様に露光強度により露光量を調整する方法に対応し、PWMとは、図7(C)で説明した様にPWMにより露光量を調整する方法に対応する。図14(A)は、PWMで露光量を調整する場合において、画素値が"255"である画素の露光する副画素を、エッジからの距離毎に示したものである。また、図14(A)では各距離の露光する副画素をオンオフとなるようにしたが、オフ期間を連続させてもよい。
図12(D)は、エッジ効果が発生した画像領域1803のある断面のトナー高さを示している。なお、図11(C)に示す様に、画像領域1803では、総ての画素においてエッジ効果が生じている。また、端部の画素のトナーの高さは1より小さくなっている。図12(E)は、総ての画素のトナーの高さを1とする場合の高さの削減割合である。また、図12(F)は、端部の画素のトナーの高さを補正しない場合における削減割合である。図13(B)は、図12(E)及び(F)に対応する露光量調整パラメータである。
露光量調整部903は、図13(A)及び(B)に示す露光量調整パラメータに従い、各補正対象画素について画素値(露光量)を補正する。そして、画像演算部9は、補正した画素値に基づいて露光部7を制御する。
図15は、CPU10が実行する露光量補正処理のフローチャートである。CPU10は、S10で、LUT112が示す補正幅パラメータ及び露光量調整パラメータを取得する。CPU10は、S11で、補正幅パラメータに基づき画像データにおける補正対象画素を特定する。CPU10は、S12で、露光量調整パラメータに基づき補正対象画素の画素値を補正する。なお、本明細書において、補正するとは、結果として補正しない場合も含む。
続いて、掃き寄せによる影響を抑える方法について説明する。掃き寄せの抑制は、掃き寄せの生じる画素が、トナー像の後端から補正幅パラメータで示される数の画素となる以外は、エッジ効果と同様である。図16(A)〜(C)は、それぞれ、図9(A)の画像領域1801、1802、1803の補正対象画素を示している。なお、本例においても補正幅パラメータを"5"としている。図16(B)に示す様に、画像領域1802の感光体1の回転方向の画素数は補正幅パラメータより小さいため、画像領域1802の画素は、総て補正対象とはならない。また、感光体1の回転方向と直交する方向に対しての画素数がある所定幅より短い場合、回転方向の画素数が補正幅パラメータよりも長い場合であっても補正対象外としても良い。
以上、補正幅パラメータに基づきエッジ効果又は掃き寄せの影響が生じる画素を特定して補正対象画素とする。そして、補正対象画素については、エッジからの距離に応じて露光量を補正する。なお、露光量の補正とは、結果として補正しない場合も含む。この構成により、エッジ効果又は掃き寄せによりトナーが過剰に付着する画素の露光量を調整できる。また、不要に露光量を低下させないため、ドット再現性の低下や、細い線状の画像の画質の低下を抑えることができる。特に、画像の幅が補正幅パラメータより小さいと、当該幅方向については、補正対象画素の判定は行わない。この様に、画像の主走査方向や、副走査方向の幅に応じて露光量を補正するか否かの判断を行う。これにより、さらに、ドット再現性の低下や、細い線状の画像の画質の低下を抑えることができる。また、トナーが過剰に付着することを防止することで、トナーの消費量を抑えることができる。なお、本実施形態では、画像のある方向の幅が、補正幅パラメータが示す値より小さいと、その方向については補正対象画素であるか否かの判定を行わないものとしていた。しかしながら、補正幅パラメータとは別に、所定値を設定し、画像のある方向の幅が、当該所定値より小さいと、その方向については補正対象画素であるか否かの判定を行わない構成とすることもできる。
<第二実施形態>
第一実施形態においては、ある方向の幅が、補正幅パラメータより小さいと、当該方向においては補正対象画素の判定処理を行わなかった。本実施形態では、この様な場合であっても補正対象画素の判定を行う。以下では、本実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。
図9(B)は、画像データ904で形成される画像を示している。画像は、トナーが使用される3つの画像領域1601、1602、1603を有している。なお、各画像領域の総ての画素の画素値を"255"とする。また、補正幅パラメータを"5"とする。図17(A)〜(C)は、それぞれ、画像解析部901によって、エッジ効果が生じ得る画素、つまり、露光量の補正対象画素として特定された画素を示している。なお、図17(A)〜(C)は、それぞれ、図9(B)の領域1601a、1601b、1601cの部分を抜出したものである。領域1601aは、感光体1の回転方向の幅が1画素であり、よって、エッジからの距離は総て1となる。領域1601bは、感光体1の回転方向の幅が3画素であり、よって、回転方向端部の画素のエッジからの距離は1であり、回転方向中央の画素のエッジからの距離は2となる。領域1601cでは、回転方向それぞれのエッジからの距離が設定される。
図18に本実施形態による露光量調整パラメータを示す。第一実施形態とは異なり、本実施形態においては、エッジからの距離が所定値以下の画素については補正を行わない。本例では、この所定値を2としている。なお、本実施形態では、補正対象画素をエッジから5画素以内とした上で、露光量調整パラメータにおいて、エッジからの距離が1及び2については露光量の調整を行わないものとした。しかしながら、補正幅パラメータに"3"及び"5"を設定し、エッジからの距離が3画素以上、かつ、5画素以下の画素を補正対象画素とする構成であっても良い。この様な構成においては、補正対象画素は、露光量の調整を行う画素となる。また、PWMを使用する場合には、補正対象画素は、露光量を減少させる画素となる。図14(B)は、PWMで露光量を調整する場合において、画素値が"255"である画素の露光する副画素を、エッジからの距離毎に示したものである。また、図14(B)では各距離の露光する副画素をオンオフとなるようにしたが、オフ期間を連続させてもよい。
本実施形態では、図18に示す様に、エッジからの距離が所定値以下の画素については補正対象外とする。この構成により、ドット再現性の低下や、細い線状の画像の画質の低下を抑えることができる。
なお、上記各実施形態について、画像形成装置101を用いて説明した。しかしながら、本発明は、画像形成装置に対して補正後の画像データを供給する画像処理装置としても実現できる。画像処理装置は、図1に示す画像演算部9を有し、上述した様に露光量を調整して補正後の画像データを生成する。そして、画像処理装置の画像演算部9は、生成した画像データを露光部7ではなく、画像形成装置に対して出力する出力部として機能する。そして、画像形成装置の露光部7は、補正後の画像データに基づき、補正された露光量で感光体1の露光を行う。
<第三実施形態>
続いて、第三実施形態について説明する。図19は、本実施形態による画像形成装置101の構成図である。なお、図1に示す構成と同じ構成要素には同じ参照符号を付与してその説明は省略する。検出部12は画像形成装置101の状態を示す状態情報を検出してCPU10に通知する。状態情報は、例えば、環境情報又は使用状態情報や、それらの両方を含んでいる。環境情報とは、例えば、環境温度や環境湿度等、画像形成装置の環境を示す情報である。また、使用状態情報とは、画像形成枚数、画像形成装置101の累積稼働時間、感光体1の表面抵抗値等、画像形成装置101の使用による劣化度合いを示す情報である。
続いて、本実施形態における1画素の露光量の調整方法について説明する。まず、本実施形態では、露光強度を所定値で一定とし、1画素をN個の副画素に分割した上で、当該所定値で露光する副画素と、露光しない副画素の数を変更することで1画素の露光量を調整する。図20は、いずれも、露光量が75%である画素を示している。なお、露光量が100%とは、1画素の総ての副画素を所定の露光強度で露光したときの露光量である。また、図20(D)はN=4であり、それ以外はN=8である。なお、副画素を露光する場合、図6のSWはONにされ、露光しない場合、図6のSWはOFFにされる。つまり、本実施形態において、画像演算部9が露光部7に出力する駆動信号71はPWM信号である。
図21は、エッジ効果を抑制するためのCPU10の機能ブロックを示している。なお、本実施形態では、CPU10がエッジ効果の抑制処理を行うものとするが、既に説明した様に、ASIC18と共に行う構成でも、ASIC18のみで行う構成であっても良い。
状態検知部610は、検出部12が検出した状態情報を受け取り、パラメータ設定部602に出力する。パラメータ設定部602は、状態情報に基づき、LUT112の補正幅パラメータの内、受け取った状態情報に対応する補正幅パラメータを画像解析部601に通知・設定する。また、パラメータ設定部602は、LUT112の露光量調整パラメータの内、受け取った状態情報に対応する露光量調整パラメータを露光量調整部603に通知・設定する。また、ホストコンピュータ8から送信された画像データ604は、メモリ11に格納される。画像解析部601は、補正幅パラメータに基づき画像データ604により形成される画像の画素から、エッジ効果が生じ得る画素を特定し、特定した画素を露光量調整部603に通知する。なお、ここでの画像とは、トナーが付着する領域を意味し、画像解析部601は、トナーが付着する領域のエッジから、その領域内においてエッジ効果が生じ得る画素を特定する。露光量調整部603は、画像解析部601が特定した画素の画素値を、露光量調整パラメータに基づき補正して、補正後の画像データにより露光部7を駆動する。なお、補正幅パラメータは、エッジ効果が生じ得る画素の範囲を、エッジの画素からの画素数で示すものである。たとえば、補正幅パラメータが"5"であれば、トナーが付着する領域のエッジ側の5つの画素にエッジ効果が生じると判定される。また、露光量調整パラメータは、補正対象画素の露光量の補正量を示すものである。例えば、本実施形態では、露光量の削減割合を示すものとするが、任意の他の値を使用することができる。
図22(A)〜(C)は、LUT112の一例を示している。本例において、図22(B)は、状態情報に含まれる温度及び湿度が共に基準範囲より高い場合に使用されるLUT112である。また、図22(C)は、状態情報に含まれる温度及び湿度が共に基準範囲より低い場合に使用されるLUT112である。また、図22(A)は、それ以外の場合に使用されるLUT112である。なお、本実施形態においては、温度及び湿度の何れの組み合わせにおいても対応するLUT112が存在するものとしているが、補正が必要ではない温度及び湿度の組み合わせが有る場合には、それら組み合わせに対応するLUT112を設ける必要はない。
また、図22(A)〜(C)の条件1〜4は、画像形成装置101の使用状態を4段階で評価したものである。なお、本例においては、条件1から4の順に、画像形成装置101の劣化度合いが進んでいるものとする。例えば、使用状態情報として累積画像形成枚数を使用するものとする。そして、累積画像形成枚数が0枚〜1000枚までであれば条件1を使用し、1001枚〜2000枚までであれば条件2を使用する。さらに、累積画像形成枚数が、2001枚から3000枚までであれば条件3を使用し、累積画像形成枚数が3001枚以上であれば条件4を使用する。パラメータ設定部602は、例えば、検出部12が通知する状態情報が、温度及び湿度共に基準範囲より高く、かつ、累積画像形成枚数が2500枚であると、図22(B)のLUT112の条件3を使用すると判定する。この場合、パラメータ設定部602は、補正幅パラメータとして3画素を画像解析部601に設定し、露光量調整パラメータとして30%の削減を露光量調整部603に設定する。なお、図22Bの条件4の"−"は、露光量の補正を行わないことを示している。
図23(A)は、画像データ604により形成される画像を示し、図23(B)は、図23Aの画像を形成する画像データ604を示している。例えば、補正幅パラメータが"2"であるとすると、画像解析部601は、画像のエッジからの距離が2画素以内である画素を、補正対象画素とする。図23(C)は、図23(B)の画像データにおいて、補正幅パラメータが"2"である場合の補正対象画素を1で示し、補正対象ではない画素を0で示している。
露光量調整部603は、補正対象画素の画素値を、露光量調整パラメータにより補正し、これにより、露光量を調整する。図24(A)は、連続する4つの補正対象画素の総ての露光量が75%である場合の露光状態の例を示している。図24(A)においては、図20(A)のパターンのみを用いている。図24(A)の様に露光すると、露光しない副画素が3画素及び5画素毎に生じる繰り返しパターンとなる。図24(A)に示す様な露光パターン、より詳しくは、複数の補正対象画素の露光パターンに周期性が生じると、不要輻射ノイズが生じる可能性が高くなる。つまり、露光量の調整により、同じ露光量の画素が連続すると不要輻射ノイズが生じ得る。よって、本実施形態では、図24(B)に示す様に、露光パターンに周期性が生じない様にする。図24(B)においては、図20(A)、20(B)、20(C)、20(D)に示す露光パターンをそれぞれ使用している。なお、同じ露光量の補正対象画素の連続数が所定数より少なければ、不要輻射ノイズの影響が限定されるため、同じ露光量の補正対象画素の連続数が所定数以上の場合に少なくとも1つの画素の露光パターンを変更する構成であっても良い。なお、図24(A)及び24(B)の説明は主走査方向についてのものであるが、副走査方向においても同様である。
図25は、本実施形態による露光量調整処理のフローチャートである。CPU10は、S20で、検出部12が検出した状態情報を受け取る。CPU10は、S21で、状態情報に基づき、露光量の調整が必要であるか否かを判定する。露光量の調整が必要ではないと、S27に進み、画像データに基づき画像を形成する。一方、露光量の調整が必要であると、CPU10は、S22で、LUT112に示される補正幅パラメータと露光量調整パラメータから使用するものを判定する。その後、CPU10は、S23で、補正幅パラメータに基づき補正対象画素を判定し、S24で、露光量調整パラメータに基づき補正対象画素の露光量を調整する。その後、CPU10は、S25で、露光パターンを調整する必要があるか否かを判定する。これは、PWM信号で露光する補正対象画素の露光パターンに周期性が生じるか否かにより判定される。また、補正対象画素について、補正後の露光量が同じとなる画素が連続しているか否かにより判定することもできる。調整する必要が無い場合、CPU10は、S27で画像を形成する。一方、露光パターンの調整が必要な場合、S26で補正対象画素の露光パターンを決定して、S27で画像を形成する。例えば、補正対象画素について、補正後の露光量が同じとなる画素が連続していると、少なくとも1つの補正対象画素の露光パターンを他の補正対象画素の露光パターンとは異ならせることによりCPU10は露光パターンを決定する。また、補正対象画素の露光量に拘らず、補正対象画素の補正後の露光量での露光パターンに周期性が生じない様にCPU10は露光パターンを決定することができる。なお、周期性が生じない様に決定した露光パターンでの露光の補正量は、周期性が生じる様な露光パターンでの露光の補正量と同じである。つまり、露光パターンを変えても、トナーの削減量としては同じである。S27で画像を形成後、CPU10は、S28で印刷が終了したかを判定し、終了していなければS20から処理を繰り返す。
なお、エッジ効果とは異なり、掃き寄せは、画像の感光体1の回転方向の後端側にのみ生じるので、掃寄せを補正する場合には、回転方向の後端のエッジからの距離により補正対象画素を判定することになる。図26は、図23(B)の画像データについて掃き寄せを補正する場合における補正対象画素を示している。なお、補正幅パラメータは2画素としている。
本実施形態によれば、画像データを構成する複数の画素のうち、エッジ効果又は掃き寄せが生じ得る画素の露光量を調整又は減少させる場合において、露光パターンが非周期的となる様に露光量を補正する。これにより、ノイズを抑制しながら現像剤のエッジ効果又は掃き寄せを低減させる。よって、トナーの過剰な消費を抑制する。また、露光パターンに周期性が生じない様に調整するため画質の劣化も抑制される。
なお、周期性が生じないように制御する期間、つまり、周期性を判定する期間をより長くすると、不要輻射ノイズを抑制する効果が大きくなる。しかしそのためには、1つの画素の各露光量における露光パターンの種類を増やし、また、使用した画素の露光パターンを記憶する期間を長くする必要がある。これは、必要なメモリ量の増加につながる。よって、不要輻射ノイズを抑制したい量を鑑みて、数画素程度の期間から数秒程度の期間で周期性を制御する構成とすることができる。
例えば、1例として、2つの露光パターンを交互に切り替える構成とすることができる。また、所定の期間内であれば不要輻射ノイズによる影響が限定されることから、この所定期間内であれば、同じ露光パターンを使用する構成とすることができる。例えば、この所定期間を100ミリ秒とする。この場合、露光量調整部603は、100ミリ秒間は、同じ露光量の画素が連続しても同じ露光パターンを使用する。そして、100ミリ秒を超えると、次の100ミリ秒は、先と同じ露光量の画素が連続しても、先の露光パターンとは異なる画素の露光パターンを使用する構成とすることができる。また、隣接する画素と同じ露光パターンを使用した回数をカウントするカウンタを設け、カウンタのカウント値が閾値に達しても同じ露光量の画素が連像していると、露光パターンを変更する構成とすることもできる。例えば、閾値を2といった小さな値とし、カウントする期間を1秒と長くすることで、不要輻射ノイズを抑えるという効果を大きくすることができる。さらに、周期性の判定期間は、1枚毎の記録材に対応する画像データの期間以下に限定されない。つまり、複数毎の記録材に対応する画像データに跨って周期性が生じているか否かを判定する構成とすることもできる。例えば、1分間に60枚以上の印刷が可能な画像形成装置では、カウンタを用いる構成においてカウントする期間を1秒以上にすると、連続する2枚の記録材に跨った期間において周期性の判定が行われる。
<第四実施形態>
続いて、第四実施形態について第三実施形態との相違点を中心に説明する。第三実施形態では露光強度を所定強度とし、露光する副画素の割合を変化させることで1画素の露光量を調整していた。本実施形態では露光強度も変更する。図27は、本実施形態によるCPU10の機能ブロックである。本実施形態において露光量調整部603は、露光強度を信号7aにより露光制御部19に通知する。露光制御部19は、信号7aにより通知された露光強度となる様に露光部7に出力する電圧Vaを設定する。
図28(A)〜28(C)は、いずれも75%の露光量となる様に露光した画素を示している。なお、所定の露光強度を100%とし、画素の全領域を100%の強度で露光した場合を100%の露光量としている。図28(D)〜28(F)は、それぞれ、図28(A)〜28(C)の画素の露光方法を示している。図28(D)に示す様に、図28(A)の画素は、総ての副画素を75%の露光強度で露光したものである。また、図28(E)に示す様に、図28(B)の画素は、半分の副画素を50%の露光強度で露光し、残り半分の副画素を100%の露光強度で露光したものである。また、図28(F)に示す様に、図28(C)の画素も、図28(B)の画素と同じく、半分の副画素を50%の露光強度で露光し、残り半分の副画素を100%の露光強度で露光したものである。しかしながら、図28(B)と図28(C)では、画素の露光パターン、つまり、露光する副画素を異ならせている。この様に、第三実施形態と同様に、同じ露光量とする画素の露光パターンは、露光強度を変化させる場合においても複数存在し、露光パターンに周期性が生じない様にして画質の劣化を抑えることができる。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
1:感光体、7:露光部、3:現像部、901:画像解析部、903:露光量調整部

Claims (33)

  1. 画像データに基づき画像を形成する画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素に対する前記露光手段による露光量を、前記画像データが示す露光量から補正する補正手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、補正対象画素と、前記画像データで形成される画像のエッジとの距離に応じて、当該補正対象画素の露光量を、当該補正対象画素の少なくとも一部の領域を露光しないことで補正することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記特定手段は、補正対象画素とする画素を前記画像データで形成される画像のエッジからの距離で示す第1情報に基づき、前記補正対象画素を特定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1情報が示す、前記補正対象画素とする画素の前記画像データで形成される画像のエッジからの距離は、エッジの画素を含む、又は前記第1情報が示す、前記補正対象画素とする画素の前記画像データで形成される画像のエッジからの距離は、エッジの画素を含まないことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補正手段は、前記エッジとの距離に応じた補正量を示す第2情報に基づき、補正対象画素の露光量を補正することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記補正手段は、前記補正対象画素をN個の副画素に分割し、前記N個の副画素のうち1つ以上の副画素を露光しないことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記特定手段は、前記画像データで形成される画像の複数のエッジそれぞれからの距離により、前記補正対象画素を特定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記補正手段は、前記複数のエッジそれぞれからの距離のうち、最も近い距離に基づき補正対象画素の露光量を補正することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記特定手段は、前記画像データで形成される画像の、前記感光体の回転方向の後端のエッジからの距離により、前記補正対象画素を特定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記特定手段は、画像データで形成される画像の幅が所定値より小さいと、当該幅の方向については補正対象画素であるか否かの特定を行わないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記補正手段は、画像データで形成される画像の幅が所定値より小さいと、当該幅の中に含まれる画素の露光量の補正を行わないことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記エッジは、画像が形成される画素と画像が形成されない画素との境界であることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記補正手段は、複数の補正対象画素の補正後の露光量が同じになる場合、前記複数の補正対象画素の少なくとも1つの補正対象画素の露光パターンを、前記複数の補正対象画素の残りの補正対象画素の露光パターンとは異ならせることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 画素の露光パターンとは、1つの画素を構成する副画素を露光する露光強度のパターンであることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 複数の第1情報を保持する保持手段と、
    前記画像形成装置の状態を示す状態情報を検出する検出手段と、
    をさらに備えており、
    前記特定手段は、前記検出手段が検出する状態情報に基づき前記複数の第1情報から前記補正対象画素の特定に使用する第1情報を決定することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  15. 前記複数の補正対象画素は、連続する画素であることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  16. 感光体と、前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、を有する画像形成装置に、前記画像を形成するための画像データを供給する画像処理装置であって、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素の画素値を、前記画像データが示す画素値から補正することで、補正後の画像データを生成する補正手段と、
    前記補正後の画像データを前記画像形成装置に出力する出力手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、補正対象画素と、前記画像データで形成される画像のエッジとの距離に応じて、当該補正対象画素の画素値を補正し、
    前記露光手段による補正対象画素の露光においては、当該補正対象画素の少なくとも一部の領域が露光されないことを特徴とする画像処理装置。
  17. 画像データに基づき画像を形成する画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素に対する前記露光手段による露光量を、前記画像データが示す露光量から補正する補正手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、複数の補正対象画素の補正後の露光量が同じになる場合、前記複数の補正対象画素の少なくとも1つの補正対象画素の露光パターンを、前記複数の補正対象画素の残りの補正対象画素の露光パターンとは異ならせることを特徴とする画像形成装置。
  18. 画素の露光パターンとは、1つの画素を構成する副画素を露光する露光強度のパターンであることを特徴とする請求項17に記載の画像形成装置。
  19. 前記補正手段は、前記複数の補正対象画素の内、補正後の露光量が同じになる画素の数が所定数以上の場合に、少なくとも1つの補正対象画素の露光パターンを、残りの補正対象画素の露光パターンとは異ならせることを特徴とする請求項17又は18に記載の画像形成装置。
  20. 前記特定手段は、前記画像データで形成される画像のエッジからの距離で補正対象画素を示す第1情報に基づき前記補正対象画素を特定することを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  21. 複数の第1情報を保持する保持手段と、
    前記画像形成装置の状態を示す状態情報を検出する検出手段と、
    をさらに備えており、
    前記特定手段は、前記検出手段が検出する状態情報に基づき前記複数の第1情報から前記補正対象画素の特定に使用する第1情報を決定することを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
  22. 前記状態情報は、環境情報を含む、又は画像形成装置の使用による劣化の度合いを示す使用状態情報を含むことを特徴とする請求項21に記載の画像形成装置。
  23. 前記補正手段は、補正対象画素の補正量を示す第2情報に基づき、当該補正対象画素の露光量を補正することを特徴とする請求項17から22のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  24. 前記複数の補正対象画素は、連続する画素であることを特徴とする請求項17から23のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  25. 画像データに基づき画像を形成する画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素に対する前記露光手段による露光量を、前記画像データが示す露光量から補正する補正手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、補正対象画素の補正後の露光量での露光パターンに周期性が生じない様に、各補正対象画素の露光パターンを決定することを特徴とする画像形成装置。
  26. 前記露光パターンとは、露光強度のパターンであることを特徴とする請求項25に記載の画像形成装置。
  27. 前記補正手段が露光パターンに周期性が生じるかを判定する期間は、1枚の記録材に対応する画像データの期間より短いことを特徴とする請求項25又は26に記載の画像形成装置。
  28. 前記補正手段が露光パターンに周期性が生じるかを判定する期間は、1枚の記録材に対応する画像データの期間より長いことを特徴とする請求項25又は26に記載の画像形成装置。
  29. 前記補正手段は、補正対象画素の補正後の露光量での露光パターンに周期性が生じる場合、周期性が生じない様に、各補正対象画素の露光パターンを決定し、
    周期性が生じない様に決定した補正対象画素の露光の補正量と、周期性が生じる場合における補正対象画素の露光の補正量は同じであることを特徴とする請求項25から28のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  30. 感光体と、前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、を有する画像形成装置に、前記画像を形成するための画像データを供給する画像処理装置であって、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素の画素値を、前記画像データが示す画素値から補正することで、補正後の画像データを生成する補正手段と、
    前記補正後の画像データを前記画像形成装置に出力する出力手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、複数の補正対象画素の補正後の前記露光手段による露光量が同じになる場合、前記複数の補正対象画素の少なくとも1つの補正対象画素の露光パターンを、前記複数の補正対象画素の残りの補正対象画素の露光パターンとは異ならせることを特徴とする画像処理装置。
  31. 感光体と、前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、を有する画像形成装置に、前記画像を形成するための画像データを供給する画像処理装置であって、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素の画素値を、前記画像データが示す画素値から補正することで、補正後の画像データを生成する補正手段と、
    前記補正後の画像データを前記画像形成装置に出力する出力手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、補正対象画素の補正後の画素値に基づく前記露光手段での露光量の露光パターンに周期性が生じない様に、各補正対象画素の露光パターンを決定することを特徴とする画像処理装置。
  32. 画像データに基づき画像を形成する画像形成装置であって、
    感光体と、
    前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、
    前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素に対する前記露光手段による露光量を、前記画像データが示す露光量から補正する補正手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、前記画像データで形成される前記補正対象画素を含む画像の主走査方向の幅、又は副走査方向の幅に応じて、当該補正対象画素の露光量を補正するか否かを判断することを特徴とする画像形成装置。
  33. 感光体と、前記感光体を露光して静電潜像を形成する露光手段と、前記感光体の静電潜像を現像剤で現像して画像を形成する現像手段と、を有する画像形成装置に、前記画像を形成するための画像データを供給する画像処理装置であって、
    画像データに基づき、当該画像データで形成される画像の画素の内の補正対象画素を特定する特定手段と、
    前記補正対象画素の画素値を、前記画像データが示す画素値から補正することで、補正後の画像データを生成する補正手段と、
    前記補正後の画像データを前記画像形成装置に出力する出力手段と、
    を備えており、
    前記補正手段は、前記画像データで形成される前記補正対象画素を含む画像の主走査方向の幅、又は副走査方向の幅に応じて、当該補正対象画素の露光量を補正するか否かを判断することを特徴とする画像処理装置。
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