JP2004005490A - 画像データ処理方法、装置、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画像内の縁の見え方が、画像内の縁上又は縁の近傍に位置するピクセルセル内でのサブピクセルの精密な配置により改善される。画像データは、オブジェクトの縁の近傍における、該オブジェクトを表すと共に背景のみを表す“背景ピクセル”に隣接するような“目標ピクセル”を識別するために調査される。該目標ピクセルに隣接すると共に当該オブジェクトを表すような“第2ピクセル”も識別される。第2ピクセルに対する目標ピクセルの位置が解析されて、目標ピクセルセル内でのサブピクセルの配置及び第2ピクセルセル内でのサブピクセルの配置を、上記オブジェクトの縁が良好に規定され且つ該オブジェクトの濃度が維持されるように決定する。
【選択図】 図15
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザプリンタのような印刷装置により印刷された画像の見栄えを向上させる目的のための画像データの処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタのようなトナー転写印刷装置は、印刷媒体上にピクセルと呼ばれる画素の配列を印刷することにより印刷画像を生成する。テキスト又はグラフィックスに拘わらず、斯かる印刷装置により印刷されるべき如何なる画像も一連の離散ピクセルの形態で表現される。しかしながら、写真のような画像は、実世界における物体の連続したアナログ表現である。テキスト及びコンピュータグラフィックス画像を含む他の型式の画像も、アナログ形態の表現を含むことができる。全ての場合において、所望の画像は、該画像がトナー転写印刷装置により印刷されるべき場合は離散ピクセルにより表現する必要がある。
【0003】
1つの通常の表現は、ピクセルのラスタ又は直交格子である。ラスタ化された画像は、典型的には、多数の離散ピクセルを含み、これらピクセルの各々は位置座標及び輝度等の次元を有している。1つのピクセルにより表現される画像の領域はピクセルセルと呼ばれる。白黒画像に関する輝度の大きさは、グレイのシェードを示す値である。カラー画像の強さの大きさは、シアン、マゼンタ、黄及び黒のような一群のカラーの各レベルを示す一群の値である。この白黒及びカラー画像のピクセルの特徴を、以下においては、ピクセルの“グレイレベル”と称する。
【0004】
原画像のラスタ化された表現は、該ラスタの空間周波数が当該画像に存在する最も高い認識可能な周波数より小さい場合に、該画像を視覚的に歪ませ得る。直線、鋭い縁及び角、並びに他の高コントラスト模様(フィーチャ)は非常に高い周波数を含み、しばしば、正確にレンダリングすることができない。鋭い縁のような高周波数のフィーチャが、当該画像内に含まれる全ての視覚情報を捕捉するのに不十分なピクセル解像度でレンダリングされた場合、アーチファクトが出現する。この現象はエイリアシング(aliasing)として知られている。或る視覚的アーチファクトは特に面倒となる。即ち、対角線及び異なる領域間の境界は、時には充分に視認可能なギザギザの段又は階段状の外観を有する傾向がある。デジタル化された画像における上記ギザギザの縁の外観及び他のアーチファクトは、印刷用にトナー転写印刷装置を使用する場合に遭遇する重大な問題である。
【0005】
ギザギザの縁及び特定の他の形態の画像歪には、反エイリアシングと呼ばれる処理により対処することができ、該処理は高コントラストの線及び曲線の縁を平滑化又はぼかす処理を含んでいる。反エイリアシング処理は種々の方法で達成することができる。その結果は、ぼやかされた効果を達成するための選択されたピクセルのグレイレベルに対する調整である。即ち、さもなければギザギザの縁を伴って見えるような対角線は、ぼやかされてはいるが滑らかな外観を有するようになる。
【0006】
反エイリアシング処理に続いて、トナー転写印刷装置は、当該画像を印刷媒体上で再生するのに適した連続階調又はハーフトーンフォーマットを使用することにより、上記の調整されたピクセル値に基づいて印刷画像を形成する。印刷装置は印刷媒体上で各ピクセルを発生させるために連続階調又はハーフトーンフォーマットを選択的に使用することができるが、現在の印刷装置は、アーチファクトの存在と、ぼやかされた縁の存在との間の取り引きを必要とする。反エイリアシング技術は画像の知覚される品質を向上させることができるが、反エイリアシング処理されたオブジェクトのぼやかされた縁は、原画像における鋭いフィーチャを正確に描くことができない。
【0007】
画像を印刷するために、典型的なトナー転写印刷装置は光受容性表面上にピクセルの静電表現を形成する。典型的なレーザプリンタにおいては、例えば、感光性表面を備える回転ドラムが上記光受容性表面として作用する。所与の印刷画像を形成するのに先立ち、該ドラムは清掃され、ドラム表面に一様な負の電荷が供給される。当該印刷装置は上記ドラム表面の選択された部分上にレーザ光を収束させ、ピクセルの静電表現を形成する。該レーザ光は上記ドラム表面を露光された部分において放電する。該ドラム表面のレーザ光に曝されない部分は負の電位を維持するが、露光された部分は高い電位を有するようになる。この過程はドラム表面上に静電画像を生成し、該静電画像は印刷媒体上に可視画像として現像及び転写される準備が整う。
【0008】
上記静電画像を可視画像に現像させるために、トナーと呼ばれる現像物質が静電電荷により上記ドラム表面に付与される。ドラム表面に付着される前に、トナー粒子には負の電荷が付与され、結果として、トナー粒子は、当該ドラムの前記レーザ光への暴露により高電位を得た領域に惹き付けられ、露光されなかった表面領域からははじかれる。
【0009】
次のステップは、トナーを上記ドラムから用紙等の印刷媒体に転写することである。用紙の背面には正の電荷が供給され、かくして、該用紙が上記ドラム表面に接触した場合に該正の電荷が前記負に荷電されたトナー粒子をドラム表面から引き剥がす。該トナーは印刷画像を生成するために加熱及び圧力により用紙に融着される。
【0010】
トナー転写印刷装置の解像度は、ドラム表面の部分を露光するために使用されるレーザ機構の粒度に関係する。典型的なトナー転写印刷装置は、1つのピクセルセルより大幅に小さな領域を露光するようにレーザを変調することができ、これによりドラム上に1ピクセルより小さな放電スポットを形成することができる。
【0011】
パルス幅変調と呼ばれる技術は、トナー転写印刷装置の高解像度能力を利用してピクセルの外観を制御する。この技術によれば、印刷装置は、所与のピクセルを露光するために使用されるレーザパルスの持続期間を変調することにより、ピクセルの指定された部分のみにトナーを付着する。該パルス幅変調技術は、ピクセルを多数のサブエレメントに分割し、当該印刷装置に、ピクセル内の指定された数のサブエレメント、例えば当該ピクセルの左側の幾つかのサブエレメント、のみを露光するように指示する。このようにして生成されたピクセルの部分は、以下、サブピクセルと称する。レーザ光に曝されるサブピクセルの幅を制御することにより、該印刷装置は各ピクセルセル内でドラム表面に付着するトナー粒子の量を制御することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
既知のハーフトーン化技術は、選択されたピクセルに対して、指定された幅のサブピクセルを表す値を割り当てる。サブピクセルの幅は、通常は、当該ピクセルのグレイレベルを含むような多数のパラメータに従って決定される。しかしながら、既知の技術は、オブジェクトの縁に沿って不均一なサブピクセルのパターンのようなアーチファクトを生じる。この説明の目的のため、用語“オブジェクト”とは、テキスト文字を含むような画像内に描かれる如何なる明確な主体をも意味する。“背景”とは、それに対して当該オブジェクトが表示されるような、該画像の部分を意味する。
【0013】
既知のパルス幅変調技術に伴う更なる問題は、印刷過程の間において印刷装置が電荷を使用することにより生じる。前述したように、トナー粒子はレーザ光に対して暴露された光受容性材料の領域に惹き付けられる。通常は、ピクセルセルに対応する上記材料の領域に惹き付けられるトナー粒子の量は、主として当該ピクセルのグレイレベルの関数となる。しかしながら、この静電的過程は、コントラストの付いた背景ピクセルにより囲まれた分離されたサブピクセルに関しては、該分離されたサブピクセルに対する電荷が如何なるトナー粒子をも惹き付けるには弱すぎる場合に、失敗し得る。結果として、プリンタは該分離されたサブピクセルを印刷し損なう。この現象は、テキストのようなオブジェクトを印刷する場合には面倒な問題となり得る。或る状況下では、既知の画像処理技術は、ハーフトーン化されたオブジェクトの縁のサブピクセルが当該オブジェクト内のピクセルから分離されるようにさせ得る。印刷装置が斯かる分離されたサブピクセルを印刷し損なうと、該オブジェクトは濃度を失い、該オブジェクトの外観は劣化する。
【0014】
縁のレンダリング及び分離されたサブピクセルに関する上述した問題は、オブジェクトのかなりの部分が飽和されていないピクセルにより表されるようなハーフトーン化されたオブジェクトに関しては特に重大となり得る。この説明の目的において、ピクセルは、該ピクセルが当該ピクセルセルの領域を完全に満たすような1つのサブピクセルにより表される場合に飽和されているとする。また、ピクセルは、該ピクセルが当該ピクセルセルの全幅より小さい幅を持つサブピクセルにより表される場合に飽和されていないとする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、トナー転写プリンタにおいて改善された縁のレンダリングを達成するような技術を提供することにある。本発明は、画像内の縁上又は縁の近傍に位置するピクセルセル内でのサブピクセルの精密な配置により、向上された縁のレンダリングを提供する。画像データは、オブジェクトの縁の近傍における、該オブジェクトを表すと共に背景のみを表す“背景ピクセル”に隣接するような“目標ピクセル”を識別するために調査される。該目標ピクセルに隣接すると共に当該オブジェクトを表すような“第2ピクセル”も識別される。本発明は、第2ピクセルに対する上記目標ピクセルの位置を解析して、目標ピクセルセル内でのサブピクセルの配置及び第2ピクセルセル内でのサブピクセルの配置を、上記オブジェクトの縁が良好に規定され且つ該オブジェクトの濃度が維持されるように決定する。当該画像内の縁の外観を更に改善するために、垂直方向の平滑化処理を付加的に実行することもできる。この技術は、飽和されていないピクセルにより表されるハーフトーン化されたオブジェクトを印刷するのに特に有利である。
【0016】
本発明の種々の特徴及び本発明の好ましい実施例は、以下の説明及び添付図面を参照することにより、より良く理解されるであろうが、添付図面においては幾つかの図において同様の符号は同様の構成要素を示している。下記説明及び図面の内容は、例示としてのみ示されたもので、本発明の範囲に対する限定を示すものと理解してはならない。
【0017】
【発明の実施の形態】
システムの概要
図1は、典型的な画像再生システムにおける主要な構成要素を示している。入力装置10は、経路1から原画像を表す信号を入力し、経路11に沿って該原画像のラスタ化された表現を発生する。制御装置20は、この表現を経路11から受け取り、これに応答して、経路21に沿い原画像の出力装置に依存した表現を発生する。出力装置30は、この表現を経路21を介して入力し、これに応答して、経路31を沿い原画像の印刷される表現を発生する。本発明は、上記出力装置により生成される上記印刷される表現の知覚される品質を改善することを指向するものである。
【0018】
入力装置10は、テキスト若しくはグラフィックス画像を発生することができるソフトウェアアプリケーションとすることができ、又は他の例としてスキャナ若しくはカメラのような装置とすることもできる。入力装置10が画像を形成するソフトウェアアプリケーションである場合、経路1を介して入力される信号は該アプリケーション用のコマンド又はデータを表し得る。
【0019】
出力装置30は如何なる型式のトナー転写プリンタとすることもできる。出力装置30が例えばレーザプリンタである場合は、経路31に沿って発生される印刷される画像は、用紙上の印刷画像であり得る。
【0020】
制御装置20は、経路11から入力される原画像のラスタ化された表現を、該原画像の出力装置依存性表現に変換する責任を負う。制御装置20は、図2に図示したもののような、汎用コンピュータにおいてソフトウェア及び/又はハードウェアにより実施化することができる。図2は、本発明の種々の態様を実施するために使用することができる典型的なパーソナルコンピュータシステムにおける主要な構成要素を示している。CPU42は、計算資源を提供する。入出力制御部43は、キーボード、マウス又はモデム等の入出力装置44に対するインターフェースを表している。RAM45は、システムランダムアクセスメモリである。記憶制御部46は、磁気テープ若しくはディスクのような記憶媒体又は光媒体を含むような記憶装置47に対するインターフェースを表している。上記記憶媒体は、オペレーティングシステム、ユーティリティ及びアプリケーション用の命令のプログラムを記録するために使用することができると共に、本発明の種々の態様を実施化するプログラムを含むことができる。表示制御部48は表示装置49に対するインターフェースを提供する。制御部50は、テキスト若しくはグラフィックス画像を発生することができるソフトウェアアプリケーション又はスキャナのような入力装置10に対するインターフェースを表している。制御部52は、レーザプリンタのような出力装置30に対するインターフェースを表している。
【0021】
図2において、全ての主要なシステム構成要素はバス41に繋がり、該バスは2以上の物理的バスを表すことができる。例えば、幾つかのパーソナルコンピュータは所謂工業規格アーキテクチャ(ISA)バスのみを組み込んでいる。他のコンピュータは、ISAバス及びPCI規格の様な他の規格に準拠する他のバスを組み込んでいる。バスのアーキテクチャは、本発明を実施するのに必要とはされない。
【0022】
1以上のコンピュータ構成要素の機能及び本発明の種々の態様は、個別論理部品、1以上のASIC及び/又はプログラム制御型プロセッサを含む多様な回路として実施化することができる。例えば、制御装置20は専用装置により実施化することができる。制御装置20がどの様な態様で実施化されるかは、本発明にとり重要ではない。デジタル及びアナログ処理回路を含む他の構成も使用することができる。
反エイリアシング処理
前述したように、ラスタ化された画像のピクセル解像度が原画像に存在する最も高い認識可能な周波数を捕捉するには不十分な場合、アーチファクトがギザギザの縁、対角線及び異なる領域間の境界の形態で出現し得る。図3は、画像内のオブジェクト101を示している。また、図4は図3におけるオブジェクト101のラスタ化された表現102を示している。図4におけるオブジェクトのラスタ化された表現102の縁に沿って、ギザギザの縁が存在する。
【0023】
ギザギザの縁及び他の形態の画像歪は、反エイリアシング技術により対処することができる。反エイリアシング処理は、高コントラストの線及び曲線を平滑化する又はぼかす処理を含む。図5は、反エイリアシング処理後の図4のオブジェクトの概略図である。図5において、当該オブジェクトの上縁の近傍のピクセル150、151,152には、ぼやけた外観を生じさせるために中間のグレイレベルが割り当てられている。該ぼやかされた縁は、ギザギザの縁の階段状の外観を軽減するが、原画像における縁を正確に描くことはできない。
【0024】
ピクセルの外観を制御するために使用される他の方法は、パルス幅変調技術を利用するものである。パルス幅変調技術は、ピクセルセルを多数のサブピクセルに分割し、印刷装置に指定された数のサブピクセルを露光するように指令する。図6は、パルス幅変調技術を使用して生成することができるような幾つかのサブピクセルのパターンを示している。多くのハーフトーン化技術は、選択されたピクセルに対して、指定された幅のサブピクセルを表す値を割り当てる。しかしながら、既知の技術はオブジェクトの縁に沿って不均一なサブピクセルのパターンのようなアーチファクトを生じさせる。
【0025】
既知のパルス幅変調技術に伴う付加的な問題は、印刷過程の間に印刷装置が電磁荷電を使用することにより生じる。幾つかの場合においては、小さな分離されたサブピクセルに対応する静電画像内の電荷は、如何なるトナー粒子を惹き付けるのにも弱過ぎる。結果として、当該プリンタは該分離されたサブピクセルを印刷することができない。図7は、図5の反エイリアシング処理がされたオブジェクトを表す一群のサブピクセルの概略図である。幾つかのサブピクセル161、162及び163は当該オブジェクトの右上部に位置される。サブピクセル163は、当該オブジェクトの残部から分離されている。或る条件下では、プリンタは分離されたサブピクセルを印刷し損ない得る。縁のレンダリング及び分離されたサブピクセルに関する上述した問題は、オブジェクトのかなりの部分が飽和されていないピクセルにより表されるようなハーフトーン化されたオブジェクトに関しては特に重大となる。
【0026】
本発明は、トナー転写プリンタにおいて改善された縁のレンダリングを達成する技術を提供する。本発明は、向上された縁のレンダリングを、ピクセルセル内における、画像の縁上又は縁の近傍に位置するサブピクセルの精密な配置により提供する。
目標ピクセル及び第2ピクセルの識別
従って、本発明は画像データを調べて、オブジェクトの縁の近傍における、当該オブジェクトを表すと共に、背景のみを表す“背景ピクセル”に隣接するような“目標ピクセル”を識別する。該目標ピクセルはオブジェクト及び該オブジェクトの背景の両方を表すこともでき、又はオブジェクトのみを表すこともできる。目標ピクセルに隣接すると共にオブジェクトも表すような“第2ピクセル”も識別される。第2ピクセルはオブジェクト及び該オブジェクトの背景の両方を表すこともでき、又はオブジェクトのみを表すこともできる。本発明は、第2ピクセルに対する目標ピクセルの位置を解析して、目標ピクセルセル内でのサブピクセルの配置及び第2ピクセルセル内でのサブピクセルの配置を、当該オブジェクトの縁が良好に規定され且つ該オブジェクトの濃度が維持されるように決定する。以下に詳細に述べるサブピクセル位置の決定の該処理は、目標ピクセル及び第2ピクセルのみに対して実行される。背景ピクセルは変更されないままとなる。この技術は、飽和されていないピクセルにより表されるハーフトーン化されたオブジェクトを印刷するのに特に有効である。
レンディション値
本発明は所与の画像に対して2組のデータを必要とする。即ち、ピクセルの輝度又はグレイレベルを表すハーフトーンデータ、及び当該画像内の各ピクセルに関するレンディション値(rendition value)である。レンディション値は、1つのピクセルがオブジェクトを表す程度を表す。ピクセルは、該ピクセルがオブジェクトのみを表すか、背景のみを表すか、又はオブジェクトと背景との両方の何らかの混合を表すかを示すようなレンディション値を有する。レンディション値は種々の方法で発生することができる。本発明の好ましい実施例は、レンディション値を反エイリアシング処理と関連して発生する。この好ましい実施例においては、反エイリアシング処理が当該画像における縁をぼかすために画像データに付与される。反エイリアシング処理されたデータにおける、反エイリアシング処理により変更されたグレイレベルを持つピクセル(該ピクセルがオブジェクトの縁の近傍に位置することを示している)には、0と1との間のレンディション値が割り当てられる。反エイリアシング処理により変更されなかったグレイレベルを持つピクセルには、該ピクセルが背景のみを表す場合は0なるレンディション値が割り当てられ、又は該ピクセルがオブジェクトのみを表す場合は1なるレンディション値が割り当てられる。
【0027】
図8は、オブジェクト200を含む画像のラスタ化された表現を示している。図9は、反エイリアシング処理を受けた後の図8の画像の概略的なラスタ化された表現を示している。ピクセル214及び215は、反エイリアシング処理されたオブジェクト210の縁の近傍に位置し、該反エイリアシング処理において変更されたグレイレベル値を得ている。上述した好ましい実施例においては、ピクセル214及び215を含むような、オブジェクト210の縁に沿って位置するピクセルは、反エイリアシング処理により変更され、0と1との間の対応するレンディション値が割り当てられる。
【0028】
図10は、反エイリアシング処理を受けたオブジェクト210の縁の近傍に位置する1群のピクセルの概略図である。ピクセル214及び215を含む1群のピクセルは、反エイリアシング処理において変更されたグレイレベル値を得ている。図11は、図10に示したピクセルに対する仮想の組のレンディション値を示している。この例において、目標ピクセル214は、オブジェクト及び背景の両者を表し、0.4に等しいレンディション値を有している。該目標ピクセル214に隣接する背景ピクセル218は、背景のみを表し、0.0なるレンディション値を有している。目標ピクセル214に隣接する第2ピクセル220は、オブジェクト210のみを表し、1.0に等しいレンディション値を有している。
【0029】
図9に示したオブジェクト210を含む、ここまで述べた各図において示したオブジェクトの概略図は、全て、白の背景の前の黒のオブジェクトを示している。これらの図は、図示を簡略化するためにのみ使用されたものである。ここで述べる原理は、中間のグレイレベルを有するオブジェクト及び背景を伴う画像にも当てはまる。
【0030】
これらの簡略化された例は、レンディション値についての何らかの混乱の一因となる可能性がある。特定の実施例においては、白の背景の前の黒のオブジェクトを表すピクセルのレンディション値は、ピクセル輝度値に略対応する値を有することができる。レンディション値はピクセルの輝度又はグレイレベルを表すものではないという事実を指摘することは助けとなるであろう。例えば、ピクセル220に対するレンディション値1.0は、このピクセルセルに関する全体の領域がオブジェクトのみを表すことを意味する。ピクセルに関するグレイレベル又は輝度値は、当該ピクセルが表すオブジェクト及び/又は背景のカラー又はグレイレベルに従い確立される別の値である。
サブピクセルの幅及び位置
前述したように、本発明は、目標ピクセルセル内でのサブピクセルの配置及び第2ピクセルセル内でのサブピクセルの配置を、当該オブジェクトの縁が良好に規定されるように決定する。各ピクセルは、当該ピクセルセル内でのサブピクセルの位置を表す値、及び該サブピクセルの幅を表す他の値により表される。この説明の目的のために、“サブピクセル位置値”はピクセルセル内でのサブピクセルの位置を表し、“サブピクセル幅値”はサブピクセルの幅を表すものとする。本発明によれば、縁のレンダリングは、目標ピクセル及び第2ピクセルに関するサブピクセル位置値の精密な決定により改善される。
直列的構成
本発明は、種々のシステム構成により実施することができる。図12は、本発明の種々の態様を実施するために使用することができるシステムのブロック図である。この構成によれば、解像度改善技術(“RIT”)プロセッサ601及びハーフトーンプロセッサ620は直列に動作する。上記RITプロセッサは、ラスタ化された画像データ605を経路601から入力する。ラスタ化された画像データ605は、本質的に、RGB若しくはCMYKデータ又は白黒画像データを含む如何なる画像データの表現でもよい。CMYKデータにおいては、画像内のピクセルはシアン(C)、マゼンタ(M)、黄(Y)及び黒(K)成分を表す値により表される。RGBデータにおいては、ピクセルは赤(R)、緑(G)及び青(B)成分を表す値により表される。
【0031】
RITプロセッサ610は、ラスタ化された画像データ605に含まれる縁を平滑化するために反エイリアシング処理を実行し、経路602に沿って反エイリアシング処理されたデータ606を発生する。該反エイリアシング処理は、多数の既知の反エイリアシング処理のうちの何れか1つにより実施することができる。本発明の好ましい実施例は、速達便ラベル番号EV001654123USを持ち、2002年1月14日にOnur G. Guleryuz及びAnoop K. Bhattacharjyaにより出願された“チェーンコードテーブルのルックアップによる高速テキスト/グラフィックス解像度の改善”なる名称の米国特許出願に記載された方法を使用し、該文献は参照することにより全体として本明細書に組み込まれるものとする。この特許出願に記載された方法によれば、各オブジェクトの境界がトレースされ、パラメータ化され、及び平滑化される。RITプロセッサ610は、ラスタ化された画像データ605における各ピクセルに関して、更に、レンディション値を計算する。レンディション値のデータ608は、経路602に沿って発生される。
【0032】
ハーフトーンプロセッサ620は、反エイリアシング処理されたデータ606を処理し、当該画像データにおける各ピクセルに関して当該ピクセルのグレイレベルを表すハーフトーン化された輝度値を生成する。ハーフトーンデータ607は発生されて、経路603に沿い前記レンディション値データ608と共に送出される。
【0033】
境界平滑化及び位置調整(BSPA)プロセッサ630は、上記ハーフトーン化輝度値及びレンディション値を調べて目標ピクセル、隣接する背景ピクセル及び隣接する第2ピクセルを識別すると共に、これら目標及び第2ピクセル内でのサブピクセルの配置を以下に詳述するサブピクセル位置決定処理により変更する。この処理の結果は、経路604に沿って受け渡される。
サブピクセル位置の決定
サブピクセル位置決定処理は、目標ピクセル及び第2ピクセルの両者のサブピクセル位置の値を、第2ピクセルに対する目標ピクセルの位置に従って決定する。目標ピクセルに隣接する背景ピクセルは変更されないままとなる。本発明の好ましい実施例においては、該決定は以下のように実行される。目標ピクセルが第2ピクセルの左に位置する場合は、(1)サブピクセルは目標ピクセルの右側に配置され、(2)サブピクセルは第2ピクセルの左側に配置される。目標ピクセルが第2ピクセルの右に位置する場合は、(1)サブピクセルは目標ピクセルの左側に配置され、(2)サブピクセルは第2ピクセルの右側に配置される。この決定の結果は、サブピクセルを目標ピクセル及び第2ピクセル内に一緒に連続した態様で配置し、画像の印刷表現において良好に規定された縁を形成することである。好ましくは、目標ピクセルが右側及び左側において背景のみを表すピクセルにより境界を接しているために、第2ピクセルが識別されていない場合は、サブピクセルは目標ピクセルの中央に配置される。
【0034】
図13は、第2の隣接するピクセル555の左に配置された目標ピクセル556を示している。図13において、サブピクセル90は第2ピクセル555の左側に配置されている。サブピクセル92は目標ピクセル556の左側に配置されている。図14は、サブピクセル位置決定後の図13の目標ピクセル556及び第2ピクセル555を示している。目標ピクセル556のサブピクセル92は、良好に規定された縁を形成するために、該目標ピクセル556の右側に配置されている。ラスタ化された画像データ内の全てのピクセルが調べられ、上記サブピクセル位置決定処理が各目標及び第2ピクセルに対して繰り返される。
【0035】
本発明のこの実施例においては、全てのピクセルに関するサブピクセル位置の値はハーフトーンデータ607から決定される。当該画像における目標及び第2ピクセルを含む全てのピクセルに関するサブピクセル幅の値は、ハーフトーン化輝度値から発生される。
【0036】
本発明の他の実施例においては、初期のサブピクセルの幅及び位置の値は、当該画像の全ピクセルに関し、ハーフトーンデータ607に基づいて発生される。図15のAは、反エイリアシング処理及びハーフトーン処理の後の、非飽和ピクセルにより表されたオブジェクト701の概略図を示している。図15のAにおいて、前記ハーフトーンプロセッサ620の出力は、オブジェクト701の境界にサブピクセル711〜714を含むような分離されたサブピクセルを含んでいる。改良された縁のレンダリングを得るために、BSPAプロセッサ630は目標ピクセル及び第2ピクセルを識別し、これら目標及び第2ピクセルのサブピクセル位置の値を、上述したサブピクセル位置決定処理を用いて変更する。図15のBは、この処理から結果として得られるサブピクセル位置の概略図である。
垂直方向の平滑化
好ましい実施例においては、BSPAプロセッサ630は、次いで、当該画像データ内のオブジェクトの垂直縁を平滑化する。この処理は、オブジェクトと該オブジェクトの背景との間の垂直な境界上に位置する“サブピクセル”の値を識別及び調整することにより実行される。当該オブジェクトを表すと共に、背景のみを表す背景ピクセルに隣接するようなピクセルが、対象ピクセルとして識別される、該対象ピクセルは、当該オブジェクト及び該オブジェクトの背景の両方を表すこともでき、又は当該オブジェクトのみを表すこともできる。上記BSPAプロセッサはオブジェクトの垂直境界を、以下に説明するようにして上記対象ピクセルの値を調整することにより平滑化する。
【0037】
図16は、オブジェクトと該オブジェクトの背景との間の垂直な境界上又は斯かる境界の近傍に位置する1群のピクセルの概略図である。対象ピクセル750、751及び752はオブジェクトの垂直境界上に位置している。本発明の好ましい実施例においては、BSPAプロセッサ630は、各対象ピクセルのサブピクセルの幅の値を、当該ピクセルのサブピクセル幅値と、該対象ピクセルの直上及び直下に位置する2つの隣接ピクセルのサブピクセル幅値とに基づいて調整する。該サブピクセル幅値は以下のように調整される。図16を一例として参照し、W(x,y)が対象ピクセル750のサブピクセル幅値を示し、W(x,y−1)が対象ピクセル750の直上の隣接する対象ピクセル751のサブピクセル幅値を示し、W(x,y+1)が対象ピクセル750の直下の隣接する対象ピクセル752のサブピクセル幅値を示すものとする。W(x,y)<W(x,y−1)及びW(x,y)<W(x,y+1)の場合に、値W(x,y)、W(x,y−1)及びW(x,y+1)が調整される。調整された幅値WA(x,y)、WA(x,y−1)及びWA(x,y+1)は次のように計算される。
【0038】
WA(x,y−l)=[(2/3)*W(x,y−l)]+[(1/3)*W(x,y)]
WA(x,y)=(1/3)*[W(x,y−l)+W(x,y)+W(x,y+1)]
WA(x,y+l)=[(2/3)*W(x,y+l)]+[(1/3)*W(x,y)]
【0039】
図17は、サブピクセル調整及び垂直平滑化の後の、図15のBのオブジェクトの概略図を示している。
【0040】
図12に示した直列構成を使用する他の実施例は、上述したようにして目標ピクセル及び第2ピクセルを識別すると共に、目標ピクセルに対してのみサブピクセル位置調整を実行する。この実施例においては、垂直平滑化は実行されない。並列的構成
図18は、本発明を実施するのに使用することができる他のシステム構成のブロック図である。並列に動作するRITプロセッサ311及びハーフトーンプロセッサ312は、経路301からラスタ化された画像データ320を入力する。該ラスタ化された画像データ301はRGB若しくはCMYKデータ又は白黒データを含むような画像データの如何なる表現でもよい。
【0041】
RITプロセッサ311は反エイリアシング処理を実行して、上記のラスタ化された画像データ320に含まれる縁を平滑化する。反エイリアシング処理されたデータ321は経路302に沿って発生される。上記エイリアシング処理は多数の既知のエイリアシングアルゴリズムのうちの何れか1つにより実行することができる。本発明の好ましい実施例は、前述したOnur G. Guleryuz及びAnoop K.Bhattacharjyaによる“チェーンコードテーブルのルックアップによる高速テキスト/グラフィックス解像度の改善”なる名称の米国特許出願に記載された方法を使用する。各オブジェクトの境界が、トレースされ、パラメータ化され、及び平滑化される。図19は、反エイリアシング処理後の、オブジェクト210の概略図を示す。オブジェクト210の縁におけるピクセル214、215のグレイレベルは、オブジェクト及び背景の両方を表すような中間値に調整されている。
【0042】
RITプロセッサ311は、更に、ラスタ化された画像データ320における各ピクセルに関して、ピクセルがオブジェクトを表す程度を示すようなレンディション値を計算する。好ましい実施例においては、全体として背景のレンダリングに使用されるピクセルには0なるレンディション値が割り当てられ、全体としてオブジェクトのレンダリングに使用されるピクセルは1なるレンディション値を得る。背景及びオブジェクトの両者を表すピクセルは0と1との間のレンディション値を得る。レンディション値データ322は経路303に沿って発生される。
【0043】
RITプロセッサ311と並列に動作するハーフトーンプロセッサ312は、ラスタ化された画像データ320を処理し、各ピクセルに関して当該ピクセルのグレイレベルを表すハーフトーン化された輝度値を生成する。ハーフトーン化された輝度値を有するハーフトーンデータ323は経路304に沿い発生される。本発明の一実施例によれば、ハーフトーンプロセッサ312は、更に、上記ハーフトーン輝度値に基づいて初期サブピクセル幅値及び初期サブピクセル位置値を発生する。図20は、ハーフトーン化処理後の、図8のオブジェクトのサブピクセルの概略図を示している。該オブジェクトを表すサブピクセルは、ハーフトーン輝度値から発生されている。
【0044】
好ましい実施例においては、パルス幅及び位置調整(PWPA)プロセッサ330は、レンディション値データ322を調べて、目標ピクセル、隣接する背景ピクセル及び隣接する第2ピクセルを識別する。各目標ピクセル及び隣接する第2ピクセルに関して、サブピクセル位置の値が、上述したサブピクセル位置決定処理により決定される。各目標ピクセル及び隣接する第2ピクセルに関して、サブピクセル幅値が、対応するピクセルのレンディション値及び反エイリアシング処理されたデータ321に基づいて発生される。好ましくは、サブピクセル幅値は、ガンマ補正を提供するような態様で発生されるようにする。図21は、パルス幅と入力輝度との間のガンマ補正を提供するような関係のグラフである。目標ピクセル及び第2ピクセル以外の全てのピクセルに関するサブピクセル幅値及びサブピクセル位置の値は、ハーフトーンデータ323に基づいて発生される。
【0045】
本発明の他の実施例においては、当該画像データにおける全てのピクセルに関して、初期サブピクセル幅値及び初期サブピクセル位置値が発生される。次いで、目標ピクセル及び第2ピクセルのサブピクセル位置の値が、前述したサブピクセル位置決定処理により調整される。この実施例においては、当該画像における各ピクセルに関する初期サブピクセル幅及び位置値を発生するためにハーフトーン輝度値が使用される。PWPAプロセッサ330はレンディション値データ322を調べて、目標ピクセル及び隣接する第2ピクセルを識別する。各目標ピクセルに関して、PWPAプロセッサ330は前述した処理により代わりのサブピクセル幅及び位置の値を発生する。該代わりのサブピクセル幅及び位置の値は、当該ピクセルに対して前記ハーフトーン輝度値から発生された初期のサブピクセル幅及び位置の値と置換される。結果としてのサブピクセル幅及び位置値は、経路305に沿って送出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、典型的なカラー画像再生システムにおける主要な構成要素を示す。
【図2】図2は、本発明の種々の態様を実施するために使用することができる1つの典型的なパーソナルコンピュータシステムにおける主要な構成要素を示す。
【図3】図3は、画像内のオブジェクトを示す。
【図4】図4は、図3におけるオブジェクトのラスタ化された表現を示す。
【図5】図5は、反エイリアシング処理後の図4のオブジェクトの概略図である。
【図6】図6は、パルス幅変調技術を用いて生成することができる幾つかのサブピクセルのパターンを示す。
【図7】図7は、図5における反エイリアシング処理されたオブジェクトを表す一群のサブピクセルの概略図である。
【図8】図8は、画像内のオブジェクトのラスタ化された表現を示す。
【図9】図9は、反エイリアシング処理を受けた後の図8の画像のラスタ化された表現である。
【図10】図10は、図9におけるオブジェクトの縁の近傍に位置する、反エイリアシング処理において値が修正された一群のピクセルの概略図である。
【図11】図11は、図10において識別されたピクセルに対するレンディション値の仮想群を示す。
【図12】図12は、本発明の種々の態様を実施するために使用することができるシステムのブロック図である。
【図13】図13は、目標ピクセル内に配置されたサブピクセル及び隣接する第2ピクセル内に配置されたサブピクセルを示す。
【図14】図14は、サブピクセル位置の決定がなされた後の、図13における目標ピクセル及び第2ピクセルを示す。
【図15】図15のAおよびBは、反エイリアシング処理及びハーフトーン化処理の後のオブジェクトの概略図で、サブピクセル位置調整の効果を示している。
【図16】図16は、オブジェクトと該オブジェクトの背景との間の垂直な境界上又は該境界の近傍に配置された一群のピクセルの概略図である。
【図17】図17は、サブピクセル位置の決定及び垂直方向の平滑化の後のオブジェクトの概略図である。
【図18】図18は、本発明の種々の態様を実施するために使用することができるシステムのブロック図である。
【図19】図19は、反エイリアシング処理後のオブジェクトの概略図である。
【図20】図20は、ハーフトーン化処理後のオブジェクトの概略図である。
【図21】図21は、サブピクセルの幅と入力輝度との間の或る関係のグラフである。
【符号の説明】
10…入力装置
20…制御装置
30…出力装置
90、92…サブピクセル
161〜163…サブピクセル
210…オブジェクト
214…目標ピクセル
218…背景ピクセル
220…第2ピクセル
311…RITプロセッサ
312…ハーフトーンプロセッサ
330…PWPAプロセッサ
555…隣接ピクセル
556…目標ピクセル
610…RITプロセッサ
620…ハーフトーンプロセッサ
630…BSPAプロセッサ
Claims (19)
- 背景の前側にオブジェクトを描くような画像を印刷装置により提示するために画像データを処理する方法において、該方法が、
前記オブジェクトを表すと共に前記背景のみを表す背景ピクセルに隣接するような目標ピクセルに関して、該目標ピクセルが前記オブジェクトを表す程度を示すようなレンディション値を得るステップと、
前記目標ピクセル内のサブピクセルの位置を表す第1位置値を、前記オブジェクトを表すと共に前記目標ピクセルに隣接するような第2ピクセルに対する該目標ピクセルの位置に基づいて決定するステップと、
前記第2ピクセル内のサブピクセルの位置を表す第2位置値を、前記目標ピクセルに対する前記第2ピクセルの位置に基づいて決定するステップと、
を有していることを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法において、前記第2位置値を決定するステップが、
前記第2位置値を、前記目標ピクセルが前記第2ピクセルの右に位置する場合は前記第2ピクセルの右縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
前記第2位置値を、前記目標ピクセルが前記第2ピクセルの左に位置する場合は前記第2ピクセルの左縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
を有していることを特徴とする方法。 - 請求項2に記載の方法において、前記第1位置値を決定するステップが、
前記第1位置値を、前記第2ピクセルが前記目標ピクセルの左に位置する場合は前記目標ピクセルの左縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
前記第1位置値を、前記第2ピクセルが前記目標ピクセルの右に位置する場合は前記目標ピクセルの右縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
を有していることを特徴とする方法。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法において、
前記オブジェクトと該オブジェクトの背景との間の垂直な境界上に位置し、前記オブジェクトを表すと共に前記背景のみを表す背景ピクセルに隣接するような対象ピクセルを識別するステップと、
前記対象ピクセル内のサブピクセルの幅を表すサブピクセル幅値と、複数の
隣接するピクセル内のサブピクセルの幅を表すサブピクセル幅値とを、前記対象ピクセル及び前記隣接するピクセルの前記サブピクセル幅値の関数に従って調整するステップであって、前記隣接するピクセルが前記対象ピクセルに隣接し、前記垂直な境界上に位置し、且つ、前記オブジェクトを表すようなステップと、
を更に有していることを特徴とする方法。 - 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法において、
前記画像データに第1ハーフトーン化処理を施して、前記第2ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーンデータを生成するステップと、
前記画像データに反エイリアシング処理を施して、反エイリアシング処理されたデータを生成するステップと、
前記反エイリアシング処理されたデータに第2ハーフトーン化処理を施して、前記目標ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーン値を得るステップと、
前記レンディション値を前記反エイリアシング処理されたデータに基づいて計算するステップと、
を更に有していることを特徴とする方法。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法において、
前記画像データに反エイリアシング処理を施して、反エイリアシング処理されたデータを生成するステップと、
前記レンディション値を前記反エイリアシング処理されたデータに基づいて計算するステップと、
前記反エイリアシング処理されたデータにハーフトーン化処理を施して、前記目標ピクセル及び前記第2ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーンデータを生成するステップと、
を更に有していることを特徴とする方法。 - 背景の前側にオブジェクトを描くような画像を印刷装置により提示するために画像データを処理する装置において、該装置が、
前記オブジェクトを表すと共に前記背景のみを表す背景ピクセルに隣接するような目標ピクセルに関して、該目標ピクセルが前記オブジェクトを表す程度を示すようなレンディション値を得る手段と、
前記目標ピクセル内のサブピクセルの位置を表す第1位置値を、前記オブジェクトを表すと共に前記目標ピクセルに隣接するような第2ピクセルに対する該目標ピクセルの位置に基づいて決定する手段と、
前記第2ピクセル内のサブピクセルの位置を表す第2位置値を、前記目標ピクセルに対する前記第2ピクセルの位置に基づいて決定する手段と、
を有していることを特徴とする装置。 - 請求項7に記載の装置において、前記第2位置値が、
前記第2位置値を、前記目標ピクセルが前記第2ピクセルの右に位置する場合は前記第2ピクセルの右縁におけるサブピクセルを表すように決定し、
前記第2位置値を、前記目標ピクセルが前記第2ピクセルの左に位置する場合は前記第2ピクセルの左縁におけるサブピクセルを表すように決定する、
ことにより決定されることを特徴とする装置。 - 請求項8に記載の装置において、前記第1位置値が、
前記第1位置値を、前記第2ピクセルが前記目標ピクセルの左に位置する場合は前記目標ピクセルの左縁におけるサブピクセルを表すように決定し、
前記第1位置値を、前記第2ピクセルが前記目標ピクセルの右に位置する場合は前記目標ピクセルの右縁におけるサブピクセルを表すように決定する、
ことにより決定されることを特徴とする装置。 - 請求項7乃至9のいずれか一項に記載の装置において、
前記オブジェクトと該オブジェクトの背景との間の垂直な境界上に位置し、前記オブジェクトを表すと共に前記背景のみを表す背景ピクセルに隣接するような対象ピクセルを識別する手段と、
前記対象ピクセル内のサブピクセルの幅を表すサブピクセル幅値と、複数の
隣接するピクセル内のサブピクセルの幅を表すサブピクセル幅値とを、前記対象ピクセル及び前記隣接するピクセルの前記サブピクセル幅値の関数に従って調整する手段であって、前記隣接するピクセルが前記対象ピクセルに隣接し、前記垂直な境界上に位置し、且つ、前記オブジェクトを表すような手段と、
を更に有していることを特徴とする装置。 - 請求項7乃至10のいずれか一項に記載の装置において、
前記画像データに第1ハーフトーン化処理を施して、前記第2ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーンデータを生成する手段と、
前記画像データに反エイリアシング処理を施して、反エイリアシング処理されたデータを生成する手段と、
前記反エイリアシング処理されたデータに第2ハーフトーン化処理を施して、前記目標ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーン値を得る手段と、
前記レンディション値を前記反エイリアシング処理されたデータに基づいて計算する手段と、
を更に有していることを特徴とする装置。 - 請求項7乃至11のいずれか一項に記載の装置において、
前記画像データに反エイリアシング処理を施して、反エイリアシング処理されたデータを生成する手段と、
前記レンディション値を前記反エイリアシング処理されたデータに基づいて計算する手段と、
前記反エイリアシング処理されたデータにハーフトーン化処理を施して、前記目標ピクセル及び前記第2ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーンデータを生成する手段と、
を更に有していることを特徴とする装置。 - 背景の前側にオブジェクトを描く画像を印刷装置により提示するよう画像データを処理する方法を実施するために装置により実行されるような命令のプログラムにおいて、前記方法が、
前記オブジェクトを表すと共に前記背景のみを表す背景ピクセルに隣接するような目標ピクセルに関して、該目標ピクセルが前記オブジェクトを表す程度を示すようなレンディション値を得るステップと、
前記目標ピクセル内のサブピクセルの位置を表す第1位置値を、前記オブジェクトを表すと共に前記目標ピクセルに隣接するような第2ピクセルに対する該目標ピクセルの位置に基づいて決定するステップと、
前記第2ピクセル内のサブピクセルの位置を表す第2位置値を、前記目標ピクセルに対する前記第2ピクセルの位置に基づいて決定するステップと、
を有していることを特徴とするプログラム。 - 請求項13に記載のプログラムにおいて、前記第2位置値を決定するステップが、
前記第2位置値を、前記目標ピクセルが前記第2ピクセルの右に位置する場合は前記第2ピクセルの右縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
前記第2位置値を、前記目標ピクセルが前記第2ピクセルの左に位置する場合は前記第2ピクセルの左縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
を有していることを特徴とするプログラム。 - 請求項14に記載のプログラムにおいて、前記第1位置値を決定するステップが、
前記第1位置値を、前記第2ピクセルが前記目標ピクセルの左に位置する場合は前記目標ピクセルの左縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
前記第1位置値を、前記第2ピクセルが前記目標ピクセルの右に位置する場合は前記目標ピクセルの右縁におけるサブピクセルを表すように決定するステップと、
を有していることを特徴とするプログラム。 - 請求項13乃至15のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記方法が、
前記オブジェクトと該オブジェクトの背景との間の垂直な境界上に位置し、前記オブジェクトを表すと共に前記背景のみを表す背景ピクセルに隣接するような対象ピクセルを識別するステップと、
前記対象ピクセル内のサブピクセルの幅を表すサブピクセル幅値と、複数の隣接するピクセル内のサブピクセルの幅を表すサブピクセル幅値とを、前記対象ピクセル及び前記隣接するピクセルの前記サブピクセル幅値の関数に従って調整するステップであって、前記隣接するピクセルが前記対象ピクセルに隣接し、前記垂直な境界上に位置し、且つ、前記オブジェクトを表すようなステップと、
を更に有していることを特徴とするプログラム。 - 請求項13乃至16のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記方法が、
前記画像データに第1ハーフトーン化処理を施して、前記第2ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーンデータを生成するステップと、
前記画像データに反エイリアシング処理を施して、反エイリアシング処理されたデータを生成するステップと、
前記反エイリアシング処理されたデータに第2ハーフトーン化処理を施して、前記目標ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーン値を得るステップと、
前記レンディション値を前記反エイリアシング処理されたデータに基づいて計算するステップと、
を更に有していることを特徴とするプログラム。 - 請求項13乃至17のいずれか一項に記載のプログラムにおいて、前記方法が、
前記画像データに反エイリアシング処理を施して、反エイリアシング処理されたデータを生成するステップと、
前記レンディション値を前記反エイリアシング処理されたデータに基づいて計算するステップと、
前記反エイリアシング処理されたデータにハーフトーン化処理を施して、前記目標ピクセル及び前記第2ピクセル内の前記サブピクセルを発生するために使用されるべきハーフトーンデータを生成するステップと、
を更に有していることを特徴とするプログラム。 - 請求項13乃至18のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータによって読取可能な記録媒体。
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