JPH11272252A - デジタルイメ―ジの脱ハ―フト―ン処理 - Google Patents
デジタルイメ―ジの脱ハ―フト―ン処理Info
- Publication number
- JPH11272252A JPH11272252A JP10365734A JP36573498A JPH11272252A JP H11272252 A JPH11272252 A JP H11272252A JP 10365734 A JP10365734 A JP 10365734A JP 36573498 A JP36573498 A JP 36573498A JP H11272252 A JPH11272252 A JP H11272252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- pixel
- halftone
- bit depth
- pixel map
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/387—Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T11/00—2D [Two Dimensional] image generation
- G06T11/60—Editing figures and text; Combining figures or text
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Generation (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 グラフィックオブジェクトを混合する改良し
た方法及び装置を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、第一グラフィックオブ
ジェクトを受取り、該第一グラフィックオブジェクトを
レンダリングして第一ビット深さを有する第一ピクセル
マップを発生し、該第一グラフィックオブジェクトと混
合すべき第二グラフィックオブジェクトに関連している
第二ピクセルマップのビット深さを増加させる。その場
合に、第二ビット深さは第一ビット深さよりも小さいも
のである。次いで、該第一及び第二ピクセルマップを混
合させる。
た方法及び装置を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、第一グラフィックオブ
ジェクトを受取り、該第一グラフィックオブジェクトを
レンダリングして第一ビット深さを有する第一ピクセル
マップを発生し、該第一グラフィックオブジェクトと混
合すべき第二グラフィックオブジェクトに関連している
第二ピクセルマップのビット深さを増加させる。その場
合に、第二ビット深さは第一ビット深さよりも小さいも
のである。次いで、該第一及び第二ピクセルマップを混
合させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、コンピュー
タによって発生されたイメージをブレンディング即ち混
合する方法及びシステムに関するものであって、更に詳
細には、浅いフレームバッファ内に格納されているピク
セルデータを脱ハーフトーン処理する方法及び装置に関
するものである。
タによって発生されたイメージをブレンディング即ち混
合する方法及びシステムに関するものであって、更に詳
細には、浅いフレームバッファ内に格納されているピク
セルデータを脱ハーフトーン処理する方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムは広範囲の出力デ
ィスプレイ装置に対してデータを出力することが可能で
ある。レーザプリンタ、プロッタ、イメージセッター及
びその他の印刷装置等の出力表示装置は、用紙、フィル
ム等の上にイメージ又は「視覚的表現」を発生させ、一
方コンピュータモニタ等の出力表示装置はコンピュータ
スクリーン上に視覚的な表現を展開させる。
ィスプレイ装置に対してデータを出力することが可能で
ある。レーザプリンタ、プロッタ、イメージセッター及
びその他の印刷装置等の出力表示装置は、用紙、フィル
ム等の上にイメージ又は「視覚的表現」を発生させ、一
方コンピュータモニタ等の出力表示装置はコンピュータ
スクリーン上に視覚的な表現を展開させる。
【0003】多くの出力表示装置はピクセルマップの形
態で表示データを受取り且つ該表示データから視覚的表
現を発生する。ピクセルは表示装置によって発生される
視覚的表現の基本的なピクチャ要素であり、且つピクセ
ルマップは、該表現の多数のピクセルに関する情報を包
含するデータ構造である。
態で表示データを受取り且つ該表示データから視覚的表
現を発生する。ピクセルは表示装置によって発生される
視覚的表現の基本的なピクチャ要素であり、且つピクセ
ルマップは、該表現の多数のピクセルに関する情報を包
含するデータ構造である。
【0004】印刷装置はピクセルマップにおける情報に
対応して用紙上にドットを印刷する。一方、コンピュー
タモニタはピクセルマップの情報に基づいてピクセルを
照明させる。「ラスター」出力装置は、ピクセルマップ
から行及び列の形態に配列されたピクセルのアレイを表
示することによって視覚的表現を形成する。プロッタ以
外の殆どの出力装置はラスター出力装置である。
対応して用紙上にドットを印刷する。一方、コンピュー
タモニタはピクセルマップの情報に基づいてピクセルを
照明させる。「ラスター」出力装置は、ピクセルマップ
から行及び列の形態に配列されたピクセルのアレイを表
示することによって視覚的表現を形成する。プロッタ以
外の殆どの出力装置はラスター出力装置である。
【0005】頁記述言語入力に応答して出力を発生する
印刷及び視覚的出力装置は広く使用されている。頁記述
言語は、出力装置によって表示されるべきオブジェクト
を記述するためのハイレベル言語である。イメージは、
1つ又はそれ以上のオブジェクトを包含する頁記述言語
ファイルとして頁記述フォーマットで表現し且つ格納す
ることが可能である。一般的に、頁記述言語は装置から
独立したものである。動作について説明すると、頁記述
言語ファイルを処理する形態とされている従来の印刷装
置は、該ファイル内のオブジェクトを解釈し且つ該デー
タをフレームバッファ内にペイントされるべきピクセル
マップへレンダリングさせる。典型的に、フレームバッ
ファは、印刷される可能性のある任意の頁を格納(少な
くとも、圧縮した形態で)するのに充分に大きなもので
あり、且つレンダリングされたピクセルマップはこのバ
ッファ内に格納される。頁全体がペイントされると、フ
レームバッファ内に格納されているデータは印刷するた
めにプリントエンジン又はマーキングエンジンへ転送す
ることが可能である。多くの装置においては、レンダリ
ングは、メモリを節約するために、頁寸法のフレームバ
ッファではなく、複数個のバンド又はタイルの形態に対
して実施される。
印刷及び視覚的出力装置は広く使用されている。頁記述
言語は、出力装置によって表示されるべきオブジェクト
を記述するためのハイレベル言語である。イメージは、
1つ又はそれ以上のオブジェクトを包含する頁記述言語
ファイルとして頁記述フォーマットで表現し且つ格納す
ることが可能である。一般的に、頁記述言語は装置から
独立したものである。動作について説明すると、頁記述
言語ファイルを処理する形態とされている従来の印刷装
置は、該ファイル内のオブジェクトを解釈し且つ該デー
タをフレームバッファ内にペイントされるべきピクセル
マップへレンダリングさせる。典型的に、フレームバッ
ファは、印刷される可能性のある任意の頁を格納(少な
くとも、圧縮した形態で)するのに充分に大きなもので
あり、且つレンダリングされたピクセルマップはこのバ
ッファ内に格納される。頁全体がペイントされると、フ
レームバッファ内に格納されているデータは印刷するた
めにプリントエンジン又はマーキングエンジンへ転送す
ることが可能である。多くの装置においては、レンダリ
ングは、メモリを節約するために、頁寸法のフレームバ
ッファではなく、複数個のバンド又はタイルの形態に対
して実施される。
【0006】フレームバッファ内に格納されているイメ
ージデータはディープ即ち深いもの又はシャロウ即ち浅
いものとすることが可能である。この場合の深さとは、
出力イメージにおいて単一のピクセルを表わすのに必要
とされるビット数のことを意味している。説明の便宜
上、浅いフレームバッファとして呼称される1ビット深
さのフレームバッファは1ビットで出力イメージにおけ
る各ピクセルを表わす(即ち、オン又はオフであり、尚
オン及びオフのビット値は典型的に黒又は白である出力
イメージにおける与えられたカラー即ち色が存在するこ
と又は存在しないことに対応している)。又、説明の便
宜上、ディープ即ち深いフレームバッファとして呼称す
る2又はそれ以上のビット深さのフレームバッファは、
出力イメージにおける各ピクセルを2ビット又はそれ以
上のビットで表わす。浅い及び深いピクセルデータの実
際のビット深さは特定の実施例に依存する。これら2つ
の間の区別は、浅いピクセルデータは深いピクセルデー
タビットよりもピクセル当たりより少ない数のビットに
よって表現され、且つ浅いフレームバッファデータは深
いピクセルデータ(カラー又はグレイ値)を変換するこ
とによって形成される点である。深いピクセルデータを
浅いピクセルデータへ変換させることは、ハーフトーン
処理(halftoning)又はディザ処理(dit
hering)を包含する多数の方法によって達成する
ことが可能である。説明の便宜上、ハーフトーン変換の
1例について説明する。当業者にとって理解されるよう
に、その他の変換技術も本明細書に記載する本発明プロ
セスに対して同様に適したものである。カラープリンタ
においては、出力イメージにおける各カラー成分に対し
て浅い又は深いフレームバッファを使用することが可能
である。例えば、カラープリンタにおける1ビットフレ
ームバッファは、出力イメージに対してカラー成分当た
り1ビットを発生する。
ージデータはディープ即ち深いもの又はシャロウ即ち浅
いものとすることが可能である。この場合の深さとは、
出力イメージにおいて単一のピクセルを表わすのに必要
とされるビット数のことを意味している。説明の便宜
上、浅いフレームバッファとして呼称される1ビット深
さのフレームバッファは1ビットで出力イメージにおけ
る各ピクセルを表わす(即ち、オン又はオフであり、尚
オン及びオフのビット値は典型的に黒又は白である出力
イメージにおける与えられたカラー即ち色が存在するこ
と又は存在しないことに対応している)。又、説明の便
宜上、ディープ即ち深いフレームバッファとして呼称す
る2又はそれ以上のビット深さのフレームバッファは、
出力イメージにおける各ピクセルを2ビット又はそれ以
上のビットで表わす。浅い及び深いピクセルデータの実
際のビット深さは特定の実施例に依存する。これら2つ
の間の区別は、浅いピクセルデータは深いピクセルデー
タビットよりもピクセル当たりより少ない数のビットに
よって表現され、且つ浅いフレームバッファデータは深
いピクセルデータ(カラー又はグレイ値)を変換するこ
とによって形成される点である。深いピクセルデータを
浅いピクセルデータへ変換させることは、ハーフトーン
処理(halftoning)又はディザ処理(dit
hering)を包含する多数の方法によって達成する
ことが可能である。説明の便宜上、ハーフトーン変換の
1例について説明する。当業者にとって理解されるよう
に、その他の変換技術も本明細書に記載する本発明プロ
セスに対して同様に適したものである。カラープリンタ
においては、出力イメージにおける各カラー成分に対し
て浅い又は深いフレームバッファを使用することが可能
である。例えば、カラープリンタにおける1ビットフレ
ームバッファは、出力イメージに対してカラー成分当た
り1ビットを発生する。
【0007】オフセットプレス及び電子写真複写機等の
幾つかの印刷装置では性能上の理由から浅いフレームバ
ッファを有しており、従って、「深い(deep)」デ
ータによって表わされるシェード(shade)又はカ
ラー(例えば、グレイスケールイメージにおけるグレイ
のシェード又はカラーイメージに対するカラーシェー
ド)を直接的に再生することは不可能である。その他の
印刷装置は、コスト節約のために浅いフレームバッファ
を有するに過ぎない。これらの装置上で処理され且つ印
刷されたグレイスケール又はカラーイメージデータは、
カラー又はシェーディングの様相を与えるためにハーフ
トーン処理される。
幾つかの印刷装置では性能上の理由から浅いフレームバ
ッファを有しており、従って、「深い(deep)」デ
ータによって表わされるシェード(shade)又はカ
ラー(例えば、グレイスケールイメージにおけるグレイ
のシェード又はカラーイメージに対するカラーシェー
ド)を直接的に再生することは不可能である。その他の
印刷装置は、コスト節約のために浅いフレームバッファ
を有するに過ぎない。これらの装置上で処理され且つ印
刷されたグレイスケール又はカラーイメージデータは、
カラー又はシェーディングの様相を与えるためにハーフ
トーン処理される。
【0008】ハーフトーン処理は、ある領域(ハーフト
ーンセル)に対するカラー又はシェード情報をその領域
におけるイメージのシェード(又はカラー)を表わすド
ットパターンへ変換するプロセスである。各ハーフトー
ンセルは、1つ又はそれ以上の異なるシェードのサブ領
域を有することの可能なオリジナルのイメージの1つの
領域を表わす。ハーフトーンセルは多数の装置ピクセル
から構成されている。黒白ピクセルのみを発生する装置
においては、各ハーフトーンセルの表示ピクセルのうち
の幾つかはオリジナルのイメージの暗い及び明るい部分
に対応してセル内においてより暗い又はより明るい部分
を表わすための領域を形成するために黒へ変換される。
暗いハーフトーンセルにおいては、ピクセルの殆どが黒
であり、一方明るいハーフトーンセルにおいては、セル
の殆どは白である。オリジナルのイメージの完全なグリ
ッドは多くのこのようなハーフトーンセルから構成され
ており、その各々は表示されたピクセルの独立した密度
を有しており、従って、離れて見た場合には異なった見
かけの暗さを有している。
ーンセル)に対するカラー又はシェード情報をその領域
におけるイメージのシェード(又はカラー)を表わすド
ットパターンへ変換するプロセスである。各ハーフトー
ンセルは、1つ又はそれ以上の異なるシェードのサブ領
域を有することの可能なオリジナルのイメージの1つの
領域を表わす。ハーフトーンセルは多数の装置ピクセル
から構成されている。黒白ピクセルのみを発生する装置
においては、各ハーフトーンセルの表示ピクセルのうち
の幾つかはオリジナルのイメージの暗い及び明るい部分
に対応してセル内においてより暗い又はより明るい部分
を表わすための領域を形成するために黒へ変換される。
暗いハーフトーンセルにおいては、ピクセルの殆どが黒
であり、一方明るいハーフトーンセルにおいては、セル
の殆どは白である。オリジナルのイメージの完全なグリ
ッドは多くのこのようなハーフトーンセルから構成され
ており、その各々は表示されたピクセルの独立した密度
を有しており、従って、離れて見た場合には異なった見
かけの暗さを有している。
【0009】どのドットを黒へ変換させるかの従来の方
法は以下のようにして行なわれる。与えられたハーフト
ーンセルに対して、オリジナルのイメージをハーフトー
ンセルにおける各装置ピクセル位置においてサンプルし
てサンプル値を採取する。このサンプル値は、デジタル
的には、固定された範囲(8ビットシステムにおける0
乃至255)における数字として表わされる。次いで、
このサンプル値がハーフトーンセル内の特定の装置ピク
セル位置に対してスレッシュホールド値と比較される。
該装置ピクセルは、そのサンプル値がスレッシュホール
ド値よりも大きい場合には黒へ変換され、そうでない場
合には白である。
法は以下のようにして行なわれる。与えられたハーフト
ーンセルに対して、オリジナルのイメージをハーフトー
ンセルにおける各装置ピクセル位置においてサンプルし
てサンプル値を採取する。このサンプル値は、デジタル
的には、固定された範囲(8ビットシステムにおける0
乃至255)における数字として表わされる。次いで、
このサンプル値がハーフトーンセル内の特定の装置ピク
セル位置に対してスレッシュホールド値と比較される。
該装置ピクセルは、そのサンプル値がスレッシュホール
ド値よりも大きい場合には黒へ変換され、そうでない場
合には白である。
【0010】該スレッシュホールド値は、ハーフトーン
セルにおける各ピクセルに対してスレッシュホールド値
を与えるスレッシュホールドアレイによって供給され
る。このプロセスは、イメージの各ハーフトーンセルに
対して実施される。装置プレーンはスレッシュホールド
アレイのコピーでタイル化され、従って各装置ピクセル
は与えられたイメージ及びその装置ピクセルが位置され
ているハーフトーンセルにおける特定の位置に関連した
スレッシュホールド値に対しサンプル値に対してマッピ
ングされる。
セルにおける各ピクセルに対してスレッシュホールド値
を与えるスレッシュホールドアレイによって供給され
る。このプロセスは、イメージの各ハーフトーンセルに
対して実施される。装置プレーンはスレッシュホールド
アレイのコピーでタイル化され、従って各装置ピクセル
は与えられたイメージ及びその装置ピクセルが位置され
ているハーフトーンセルにおける特定の位置に関連した
スレッシュホールド値に対しサンプル値に対してマッピ
ングされる。
【0011】スレッシュホールドアレイはサンプルされ
たイメージと類似しており、それは、通常、装置空間内
において完全に画定されたピクセル値からなる矩形状の
アレイである。それは、アルゴリズムによって、例え
ば、スポット関数を使用することによって構築すること
が可能であり、又は、それは手作業によって構築するこ
とが可能である。サンプル値はある数のビットを占有
し、典型的なシステムにおいては、該サンプル値は黒に
対する0から白に対する255の範囲にわたるグレイレ
ベルを表わす8ビットを占有する。
たイメージと類似しており、それは、通常、装置空間内
において完全に画定されたピクセル値からなる矩形状の
アレイである。それは、アルゴリズムによって、例え
ば、スポット関数を使用することによって構築すること
が可能であり、又は、それは手作業によって構築するこ
とが可能である。サンプル値はある数のビットを占有
し、典型的なシステムにおいては、該サンプル値は黒に
対する0から白に対する255の範囲にわたるグレイレ
ベルを表わす8ビットを占有する。
【0012】制限した数の個別的なカラーのみを使用す
るピクセルのパターンによって連続階調のカラーを近似
させるためにもハーフトーン処理が使用される。ハーフ
トーン関数への入力は、装置の本来のカラー空間(深い
ピクセルデータ)における連続階調カラー成分を包含し
ている。その出力は、その装置が発生することの可能な
カラーを表わすピクセルデータを有している(浅いフレ
ームバッファ内に格納するための浅いピクセルデー
タ)。注意すべきことであるが、この例においては、浅
いピクセルデータは、それ自身、ピクセル当たり一つを
超えるビットによって表わすことが可能である。
るピクセルのパターンによって連続階調のカラーを近似
させるためにもハーフトーン処理が使用される。ハーフ
トーン関数への入力は、装置の本来のカラー空間(深い
ピクセルデータ)における連続階調カラー成分を包含し
ている。その出力は、その装置が発生することの可能な
カラーを表わすピクセルデータを有している(浅いフレ
ームバッファ内に格納するための浅いピクセルデー
タ)。注意すべきことであるが、この例においては、浅
いピクセルデータは、それ自身、ピクセル当たり一つを
超えるビットによって表わすことが可能である。
【0013】ハーフトーン処理に関するさらなる情報
は、米国特許第5,235,435号、第5,285,
291号、第5,305,118号、及びFoley,
van Dam et al.著「コンピュータグラ
フィックス(ComputerGraphics)」、
アジソン・ウエズリー出版社(第2版、1992年)、
568−573頁、及びアドビシステムズインコーポレ
イテッドの「アドビポストスクリプト言語参照マニュア
ル(Adobe PostScript Langua
ge Reference Manual)」、アジソ
ン・ウエズリー出版社(第2版、1990年)、309
−319頁などにおいて見出すことが可能である。
は、米国特許第5,235,435号、第5,285,
291号、第5,305,118号、及びFoley,
van Dam et al.著「コンピュータグラ
フィックス(ComputerGraphics)」、
アジソン・ウエズリー出版社(第2版、1992年)、
568−573頁、及びアドビシステムズインコーポレ
イテッドの「アドビポストスクリプト言語参照マニュア
ル(Adobe PostScript Langua
ge Reference Manual)」、アジソ
ン・ウエズリー出版社(第2版、1990年)、309
−319頁などにおいて見出すことが可能である。
【0014】上述したように、従来の印刷装置はラスタ
ーイメージプロセサ(RIP)を有する場合がある。R
IPはプリントエンジンによって印刷するためにコンピ
ュータシステムから受取った頁記述言語ファイル(PD
Lストリーム)を解釈するソフトウエア又はファームウ
エアを有している。
ーイメージプロセサ(RIP)を有する場合がある。R
IPはプリントエンジンによって印刷するためにコンピ
ュータシステムから受取った頁記述言語ファイル(PD
Lストリーム)を解釈するソフトウエア又はファームウ
エアを有している。
【0015】浅いフレームバッファを含むシステムにお
いては、一つの領域(ハーフトーンセル)に対するカラ
ー又はシェーディングデータを黒白の適宜のパターン
(又は、原色のパターン)へ変換するためにハーフトー
ン処理を使用する。その後のパターンは浅いフレームバ
ッファ内に格納する。PDLファイル内の各オブジェク
トが受取られると、RIPはそのオブジェクトデータを
処理し且つそのオブジェクトをフレームバッファ内へペ
イント即ち貼付ける。
いては、一つの領域(ハーフトーンセル)に対するカラ
ー又はシェーディングデータを黒白の適宜のパターン
(又は、原色のパターン)へ変換するためにハーフトー
ン処理を使用する。その後のパターンは浅いフレームバ
ッファ内に格納する。PDLファイル内の各オブジェク
トが受取られると、RIPはそのオブジェクトデータを
処理し且つそのオブジェクトをフレームバッファ内へペ
イント即ち貼付ける。
【0016】トランスペアレンシ(transpare
ncy)即ち透明度は、バックグラウンド(背景)オブ
ジェクト上に描写されたフォアグラウンド(前景)オブ
ジェクトによってバックグラウンドオブジェクト(又は
イメージ)が部分的に隠される即ち見えなくされる場合
に得られる視覚的なブレンディング即ち混合効果であ
る。その他の多数の混合効果を使用してフォアグラウン
ドイメージとバックグラウンドイメージとを一体化させ
ることが可能である。混合効果の例としては、ドロップ
シャドー効果、スクリーン効果、ダークニング(暗くす
ること)及びライトニング(明るくすること)効果、及
びオーバープリント(重ね印刷)効果などがある。
ncy)即ち透明度は、バックグラウンド(背景)オブ
ジェクト上に描写されたフォアグラウンド(前景)オブ
ジェクトによってバックグラウンドオブジェクト(又は
イメージ)が部分的に隠される即ち見えなくされる場合
に得られる視覚的なブレンディング即ち混合効果であ
る。その他の多数の混合効果を使用してフォアグラウン
ドイメージとバックグラウンドイメージとを一体化させ
ることが可能である。混合効果の例としては、ドロップ
シャドー効果、スクリーン効果、ダークニング(暗くす
ること)及びライトニング(明るくすること)効果、及
びオーバープリント(重ね印刷)効果などがある。
【0017】しかしながら、ハーフトーン処理プロセス
を使用する印刷及び表示システムは、単純に浅いピクセ
ルデータを処理し且つ正しい又は許容可能な混合結果を
発生することが可能なものではない。ハーフトーン処理
システムにおいては、一つの領域(ハーフトーンセル)
における特定のカラー又はシェードと関連しているオリ
ジナルのピクセル情報が「ハーフトーン」データと置換
される。
を使用する印刷及び表示システムは、単純に浅いピクセ
ルデータを処理し且つ正しい又は許容可能な混合結果を
発生することが可能なものではない。ハーフトーン処理
システムにおいては、一つの領域(ハーフトーンセル)
における特定のカラー又はシェードと関連しているオリ
ジナルのピクセル情報が「ハーフトーン」データと置換
される。
【0018】従来の浅いフレームバッファの印刷装置
は、浅いデータからオリジナルのシェード又はカラーデ
ータを再生することが不可能であり、従って、ブレンデ
ィング即ち混合効果をサポートするものではない。
は、浅いデータからオリジナルのシェード又はカラーデ
ータを再生することが不可能であり、従って、ブレンデ
ィング即ち混合効果をサポートするものではない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、コンピュータによって発生されたイメージ
を混合させる改良した方法及びシステムを提供すること
を特徴とする。
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、コンピュータによって発生されたイメージ
を混合させる改良した方法及びシステムを提供すること
を特徴とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】一般的に、一つの側面に
おいては、本発明は、グラフィックオブジェクトを混合
する方法を提供している。本方法によれば、第一グラフ
ィックオブジェクトを受取り、該第一グラフィックオブ
ジェクトをレンダリングして第一ビット深さを有する第
一ピクセルマップを発生し、該第一グラフィックオブジ
ェクトと混合されるべき第二グラフィックオブジェクト
に関連している第二ピクセルマップの第二ビット深さを
増加させ、尚該第二ビット深さは該第一ビット深さより
も小さく、且つ該第一及び第二ピクセルマップを混合さ
せる。
おいては、本発明は、グラフィックオブジェクトを混合
する方法を提供している。本方法によれば、第一グラフ
ィックオブジェクトを受取り、該第一グラフィックオブ
ジェクトをレンダリングして第一ビット深さを有する第
一ピクセルマップを発生し、該第一グラフィックオブジ
ェクトと混合されるべき第二グラフィックオブジェクト
に関連している第二ピクセルマップの第二ビット深さを
増加させ、尚該第二ビット深さは該第一ビット深さより
も小さく、且つ該第一及び第二ピクセルマップを混合さ
せる。
【0021】本発明の好適実施例では以下の特徴のうち
の一つ又はそれ以上を有している。ビット深さを増加さ
せる場合に、第二ピクセルマップと関連しているデータ
を脱ハーフトーン処理する。脱ハーフトーン処理する場
合に、第二ピクセルマップに対する脱ハーフトーン領域
寸法を計算し、該浅い第二ピクセルマップを該脱ハーフ
トーン領域寸法に従って複数個の領域へ分割し、各脱ハ
ーフトーン領域の平坦性をチェックすると共に各非平坦
領域をチェックし、各サブ領域が平坦となるまで該脱ハ
ーフトーン領域を細分化し、且つ各領域及びサブ領域に
対して、その領域内のシェードを表わす単一の深いピク
セルデータ値を計算する。サブ領域はシェーディング及
び隣接性に従ってグループ化させる。シェードは、一つ
のグループ内の全てのサブ領域に対して計算される。混
合ステップは、トランスペアレンシ効果、オーバープリ
ント効果、ダークニング効果、ライトニング効果、シャ
ドー効果、スクリーン効果、又は付加的効果を発生させ
ることが可能である。第二ピクセルマップは、ハーフト
ーンデータを有することが可能であり、且つ増加させる
ステップは、スレッシュホールドマトリクスを使用して
第二ピクセルマップ内のハーフトーンデータから深いピ
クセルデータを発生することが可能である。第二ピクセ
ルマップは、ビット深さを増加させる前にフレームバッ
ファ内に格納することが可能であり、且つフレームバッ
ファはカラー成分当たり少なくとも2ビットの深さであ
る。第二ピクセルマップは、ビット深さを増加させる前
に、フレームバッファ内に格納することが可能であり、
且つフレームバッファはカラー成分当たり1ビット深さ
である。
の一つ又はそれ以上を有している。ビット深さを増加さ
せる場合に、第二ピクセルマップと関連しているデータ
を脱ハーフトーン処理する。脱ハーフトーン処理する場
合に、第二ピクセルマップに対する脱ハーフトーン領域
寸法を計算し、該浅い第二ピクセルマップを該脱ハーフ
トーン領域寸法に従って複数個の領域へ分割し、各脱ハ
ーフトーン領域の平坦性をチェックすると共に各非平坦
領域をチェックし、各サブ領域が平坦となるまで該脱ハ
ーフトーン領域を細分化し、且つ各領域及びサブ領域に
対して、その領域内のシェードを表わす単一の深いピク
セルデータ値を計算する。サブ領域はシェーディング及
び隣接性に従ってグループ化させる。シェードは、一つ
のグループ内の全てのサブ領域に対して計算される。混
合ステップは、トランスペアレンシ効果、オーバープリ
ント効果、ダークニング効果、ライトニング効果、シャ
ドー効果、スクリーン効果、又は付加的効果を発生させ
ることが可能である。第二ピクセルマップは、ハーフト
ーンデータを有することが可能であり、且つ増加させる
ステップは、スレッシュホールドマトリクスを使用して
第二ピクセルマップ内のハーフトーンデータから深いピ
クセルデータを発生することが可能である。第二ピクセ
ルマップは、ビット深さを増加させる前にフレームバッ
ファ内に格納することが可能であり、且つフレームバッ
ファはカラー成分当たり少なくとも2ビットの深さであ
る。第二ピクセルマップは、ビット深さを増加させる前
に、フレームバッファ内に格納することが可能であり、
且つフレームバッファはカラー成分当たり1ビット深さ
である。
【0022】本発明の別の側面は、印刷装置によって受
取られたグラフィックオブジェクトを混合する方法を提
供している。本方法によれば、第一グラフィックオブジ
ェクトをレンダリングして第一ビット深さを持った第一
ピクセルマップを発生し、該第一グラフィックオブジェ
クトと混合されるべき第二グラフィックオブジェクトと
関連している第二ピクセルマップのビット深さを第一ビ
ット深さへ回復させ、その場合に、第二ピクセルマップ
は第一ビット深さよりも小さい第二ビット深さで以前に
レンダリングされており、且つ第一及び第二ピクセルマ
ップを混合させる。
取られたグラフィックオブジェクトを混合する方法を提
供している。本方法によれば、第一グラフィックオブジ
ェクトをレンダリングして第一ビット深さを持った第一
ピクセルマップを発生し、該第一グラフィックオブジェ
クトと混合されるべき第二グラフィックオブジェクトと
関連している第二ピクセルマップのビット深さを第一ビ
ット深さへ回復させ、その場合に、第二ピクセルマップ
は第一ビット深さよりも小さい第二ビット深さで以前に
レンダリングされており、且つ第一及び第二ピクセルマ
ップを混合させる。
【0023】本発明の別の側面は、印刷装置によって受
取られたグラフィックオブジェクトを混合する方法を提
供している。本方法によれば、第一グラフィックオブジ
ェクトを受取り、該グラフィックオブジェクトをレンダ
リングして第一ビット深さを持った第一ピクセルマップ
を発生し、該第一ピクセルマップのビット深さを減少さ
せ、該第一ピクセルマップを格納し、該第一グラフィッ
クオブジェクトと混合されるべき第二グラフィックオブ
ジェクトを受取り、該第二グラフィックオブジェクトを
レンダリングして第二ピクセルマップを発生し、尚該第
二ピクセルマップは混合ビット深さにおけるデータを有
しており、第一ピクセルマップのビット深さを混合ビッ
ト深さへ増加させ、且つ第一及び第二ピクセルマップを
混合させる。
取られたグラフィックオブジェクトを混合する方法を提
供している。本方法によれば、第一グラフィックオブジ
ェクトを受取り、該グラフィックオブジェクトをレンダ
リングして第一ビット深さを持った第一ピクセルマップ
を発生し、該第一ピクセルマップのビット深さを減少さ
せ、該第一ピクセルマップを格納し、該第一グラフィッ
クオブジェクトと混合されるべき第二グラフィックオブ
ジェクトを受取り、該第二グラフィックオブジェクトを
レンダリングして第二ピクセルマップを発生し、尚該第
二ピクセルマップは混合ビット深さにおけるデータを有
しており、第一ピクセルマップのビット深さを混合ビッ
ト深さへ増加させ、且つ第一及び第二ピクセルマップを
混合させる。
【0024】本発明の更に別の側面によれば、印刷装置
によって受取られた深いピクセルデータを浅いフレーム
バッファ内に格納されている対応する浅いハーフトーン
処理したデータと混合する方法が提供される。本方法に
よれば、第一グラフィックオブジェクトと関連している
深いピクセルデータを受取り、以前に浅いフレームバッ
ファ内にレンダリングされた第二グラフィックオブジェ
クトと関連している浅いフレームバッファ内に格納され
ている浅いピクセルデータから深いピクセルデータ値を
回復させ、第一グラフィックオブジェクトと関連してい
る深いピクセルデータと第二グラフィックオブジェクト
と関連している回復された深いピクセルデータとを混合
させる。
によって受取られた深いピクセルデータを浅いフレーム
バッファ内に格納されている対応する浅いハーフトーン
処理したデータと混合する方法が提供される。本方法に
よれば、第一グラフィックオブジェクトと関連している
深いピクセルデータを受取り、以前に浅いフレームバッ
ファ内にレンダリングされた第二グラフィックオブジェ
クトと関連している浅いフレームバッファ内に格納され
ている浅いピクセルデータから深いピクセルデータ値を
回復させ、第一グラフィックオブジェクトと関連してい
る深いピクセルデータと第二グラフィックオブジェクト
と関連している回復された深いピクセルデータとを混合
させる。
【0025】本発明の更に別の側面によれば、印刷され
るべき頁の頁記述言語記述を受取る形態とされているプ
リンタが提供される。本プリンタは、オブジェクトを表
わすハーフトーンデータを受取るために受取ったオブジ
ェクトに関して動作するハーフトーンエンジン、ハーフ
トーンデータを格納するための浅いフレームバッファ、
浅いフレームバッファ内に格納されているオブジェクト
に対して深いピクセルデータ値を近似させて回復された
深いピクセルデータを発生させる脱ハーフトーンエンジ
ン、受取った深いピクセルデータと回復された深いピク
セルデータとを混合して混合データを発生させ、該混合
データが該ハーフトーンエンジンによって操作されて浅
いフレームバッファ内に格納するためのハーフトーンデ
ータを発生させる混合エンジン、且つ浅いフレームバッ
ファからのハーフトーンデータを印刷し、その結果ユー
ザが定義した混合関数に従ってイメージデータの混合を
行わせるプリントエンジン、を有している。
るべき頁の頁記述言語記述を受取る形態とされているプ
リンタが提供される。本プリンタは、オブジェクトを表
わすハーフトーンデータを受取るために受取ったオブジ
ェクトに関して動作するハーフトーンエンジン、ハーフ
トーンデータを格納するための浅いフレームバッファ、
浅いフレームバッファ内に格納されているオブジェクト
に対して深いピクセルデータ値を近似させて回復された
深いピクセルデータを発生させる脱ハーフトーンエンジ
ン、受取った深いピクセルデータと回復された深いピク
セルデータとを混合して混合データを発生させ、該混合
データが該ハーフトーンエンジンによって操作されて浅
いフレームバッファ内に格納するためのハーフトーンデ
ータを発生させる混合エンジン、且つ浅いフレームバッ
ファからのハーフトーンデータを印刷し、その結果ユー
ザが定義した混合関数に従ってイメージデータの混合を
行わせるプリントエンジン、を有している。
【0026】本発明の別の側面は、ハーフトーンデータ
から深いピクセルデータを派生する方法を提供してい
る。本方法によれば、脱ハーフトーン領域寸法を計算
し、該脱ハーフトーン領域寸法に従ってハーフトーンデ
ータを複数個の領域へ分割し、各脱ハーフトーン領域の
平坦性をチェックし且つ各サブ領域が平坦となるまで各
平坦でない領域に対する脱ハーフトーン領域を細分化
し、且つ各領域及びサブ領域に対して、その領域内のシ
ェードを表わす単一の深いピクセルデータ値を計算す
る。
から深いピクセルデータを派生する方法を提供してい
る。本方法によれば、脱ハーフトーン領域寸法を計算
し、該脱ハーフトーン領域寸法に従ってハーフトーンデ
ータを複数個の領域へ分割し、各脱ハーフトーン領域の
平坦性をチェックし且つ各サブ領域が平坦となるまで各
平坦でない領域に対する脱ハーフトーン領域を細分化
し、且つ各領域及びサブ領域に対して、その領域内のシ
ェードを表わす単一の深いピクセルデータ値を計算す
る。
【0027】本発明の更に別の側面によれば、ホストと
遠隔装置との間で転送するための元となるグラフィック
データを表わすピクセルを使用する方法が提供される。
本方法によれば、ホストから遠隔装置へピクセルマップ
のハーフトーン表現を送信し且つ該ハーフトーン表現及
び該ハーフトーン表現を構成するために使用したスレッ
シュホールドマトリクスから該遠隔装置においてピクセ
ルマップを再生させる。
遠隔装置との間で転送するための元となるグラフィック
データを表わすピクセルを使用する方法が提供される。
本方法によれば、ホストから遠隔装置へピクセルマップ
のハーフトーン表現を送信し且つ該ハーフトーン表現及
び該ハーフトーン表現を構成するために使用したスレッ
シュホールドマトリクスから該遠隔装置においてピクセ
ルマップを再生させる。
【0028】本発明の好適実施例は、以下の特徴のうち
の一つ又はそれ以上を有している。該再生ステップは、
ハーフトーン表現を脱ハーフトーン処理することを包含
している。本方法は、又、遠隔装置におけるトラッピン
グ、混合又はカラー調節操作においてハーフトーンデー
タを使用することも可能である。本方法は、又、新たな
ハーフトーンパラメータに基づいて再生されたピクセル
マップを形成するために再度ハーフトーン処理を使用す
ることが可能である。
の一つ又はそれ以上を有している。該再生ステップは、
ハーフトーン表現を脱ハーフトーン処理することを包含
している。本方法は、又、遠隔装置におけるトラッピン
グ、混合又はカラー調節操作においてハーフトーンデー
タを使用することも可能である。本方法は、又、新たな
ハーフトーンパラメータに基づいて再生されたピクセル
マップを形成するために再度ハーフトーン処理を使用す
ることが可能である。
【0029】本発明の更に別の側面によれば、ホストと
遠隔装置との間において転送するための元となるグラフ
ィックデータを表わすものであり且つ第一ビット深さを
持ったピクセルマップを送信する方法が提供される。そ
れは、ピクセルマップのビット深さを減少させることが
可能であり、ピクセルマップを表わす減少させたビット
深さをホストから遠隔装置へ送信し、且つ遠隔装置にお
いて該ピクセルマップを再生することが可能である。
遠隔装置との間において転送するための元となるグラフ
ィックデータを表わすものであり且つ第一ビット深さを
持ったピクセルマップを送信する方法が提供される。そ
れは、ピクセルマップのビット深さを減少させることが
可能であり、ピクセルマップを表わす減少させたビット
深さをホストから遠隔装置へ送信し、且つ遠隔装置にお
いて該ピクセルマップを再生することが可能である。
【0030】本発明の好適実施例は、以下の特徴のうち
の一つ又はそれ以上を有している。減少させるステップ
は、ピクセルマップをハーフトーン処理することを包含
することが可能である。減少させたビット深さの表現を
遠隔装置へ送信する前に、減少させたビット深さ表現に
対して無損失圧縮を適用することが可能である。
の一つ又はそれ以上を有している。減少させるステップ
は、ピクセルマップをハーフトーン処理することを包含
することが可能である。減少させたビット深さの表現を
遠隔装置へ送信する前に、減少させたビット深さ表現に
対して無損失圧縮を適用することが可能である。
【0031】本発明の更に別の側面によれば、元となる
イメージを表わすハーフトーンデータの形態の減少させ
たビット深さのピクセルマップのビット深さを増加させ
る方法が提供される。本方法によれば、ハーフトーンデ
ータ及びハーフトーンデータを構成するために使用した
スレッシュホールドマトリクスから、シェーディング及
び隣接性に従ってハーフトーンデータの複数個の領域を
グループ化し且つ一つのグループ内の全ての領域に対し
て単一のシェードを計算することによってピクセルマッ
プを発生させる。
イメージを表わすハーフトーンデータの形態の減少させ
たビット深さのピクセルマップのビット深さを増加させ
る方法が提供される。本方法によれば、ハーフトーンデ
ータ及びハーフトーンデータを構成するために使用した
スレッシュホールドマトリクスから、シェーディング及
び隣接性に従ってハーフトーンデータの複数個の領域を
グループ化し且つ一つのグループ内の全ての領域に対し
て単一のシェードを計算することによってピクセルマッ
プを発生させる。
【0032】本発明の利点としては、以下に記載する一
つ又はそれ以上のものがある。ブレンディング即ち混合
効果及びトラッピングは、そうでなければ従来のブレン
ディング(混合)及びトラッピング操作をサポートする
のに充分なメモリを有するものではないプリンタにおい
ても実現することが可能である。
つ又はそれ以上のものがある。ブレンディング即ち混合
効果及びトラッピングは、そうでなければ従来のブレン
ディング(混合)及びトラッピング操作をサポートする
のに充分なメモリを有するものではないプリンタにおい
ても実現することが可能である。
【0033】本発明を使用することは非混合型オブジェ
クトに対しては透明であり、従って、混合型のオブジェ
クトを処理する場合にのみ性能上の犠牲が発生するに過
ぎない。
クトに対しては透明であり、従って、混合型のオブジェ
クトを処理する場合にのみ性能上の犠牲が発生するに過
ぎない。
【0034】脱ハーフトーン処理プロセスは、ランダム
アクセス表示リストを使用することのないシステムにお
いても効果的に実現することが可能である。
アクセス表示リストを使用することのないシステムにお
いても効果的に実現することが可能である。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明は、頁記述データを受取り
且つそのデータから、例えば、コンピュータモニタ又は
用紙上に視覚的出力を発生する任意の出力表示装置にお
いて実現することが可能である。本発明は、又、後に出
力表示装置へ供給することの可能なスタチックなハーフ
トーン処理したピクセルマップを処理するために使用す
ることも可能である。本発明は印刷装置に対して特定の
適用性を有しており、単にプリンタとして呼称するその
様な装置における実施例について説明する。プリンタ
は、プロッタ、イメージセッタ、デジタルプレス、レー
ザプリンタ、ドットマトリクスプリンタ、インクジェッ
トプリンタなどを包含している。
且つそのデータから、例えば、コンピュータモニタ又は
用紙上に視覚的出力を発生する任意の出力表示装置にお
いて実現することが可能である。本発明は、又、後に出
力表示装置へ供給することの可能なスタチックなハーフ
トーン処理したピクセルマップを処理するために使用す
ることも可能である。本発明は印刷装置に対して特定の
適用性を有しており、単にプリンタとして呼称するその
様な装置における実施例について説明する。プリンタ
は、プロッタ、イメージセッタ、デジタルプレス、レー
ザプリンタ、ドットマトリクスプリンタ、インクジェッ
トプリンタなどを包含している。
【0036】図1を参照すると、プリンタ16は、例え
ば、コンピュータ12から入力データを受取り、且つそ
の入力データをプリントエンジン34へ信号を送ること
によって用紙上のマークへ変換させる。プリンタ16
は、頁記述言語入力データを受取り且つそれを後に説明
するように処理する形態とされている。一つの適切な頁
記述言語はカリフォルニア州サンノゼのアドビシステム
ズインコーポレイテッドから入手可能なポストスクリプ
ト(PostScript)(商標)言語である。ポス
トスクリプト言語はアドビシステムズインコーポレイテ
ッドの「アドビポストスクリプト言語参照マニュアル
(Adobe PostScript Languag
e Reference Manual)」、アジソン
・ウエズリー出版社(第2版、1990年)に記載され
ている。別の適切な頁記述言語はカリフォルニア州パロ
アルトのヒューレットパッカードカンパニーから入手可
能なPCL言語である。プリンタへ送られる頁記述言語
ファイルは表示されるべきオブジェクト及び関連情報を
特定する。ポストスクリプトオブジェクトは、例えば、
表示されるべきピクセルからなるパターンを画定するピ
クセルマップを包含することが可能であり、又は該オブ
ジェクトはマーキングされるべき形状として数学的に定
義されているアウトライン曲線を参照することが可能で
ある。該オブジェクトは、又、キャラクタオブジェクト
に対するフォント及び寸法などのその他の情報を有する
ことも可能である。
ば、コンピュータ12から入力データを受取り、且つそ
の入力データをプリントエンジン34へ信号を送ること
によって用紙上のマークへ変換させる。プリンタ16
は、頁記述言語入力データを受取り且つそれを後に説明
するように処理する形態とされている。一つの適切な頁
記述言語はカリフォルニア州サンノゼのアドビシステム
ズインコーポレイテッドから入手可能なポストスクリプ
ト(PostScript)(商標)言語である。ポス
トスクリプト言語はアドビシステムズインコーポレイテ
ッドの「アドビポストスクリプト言語参照マニュアル
(Adobe PostScript Languag
e Reference Manual)」、アジソン
・ウエズリー出版社(第2版、1990年)に記載され
ている。別の適切な頁記述言語はカリフォルニア州パロ
アルトのヒューレットパッカードカンパニーから入手可
能なPCL言語である。プリンタへ送られる頁記述言語
ファイルは表示されるべきオブジェクト及び関連情報を
特定する。ポストスクリプトオブジェクトは、例えば、
表示されるべきピクセルからなるパターンを画定するピ
クセルマップを包含することが可能であり、又は該オブ
ジェクトはマーキングされるべき形状として数学的に定
義されているアウトライン曲線を参照することが可能で
ある。該オブジェクトは、又、キャラクタオブジェクト
に対するフォント及び寸法などのその他の情報を有する
ことも可能である。
【0037】プリンタ16は、バッファ24、プロセ
サ、ランダムアクセスメモリ28、プリントエンジン3
4を有している。それは、更に、典型的に、リードオン
リーメモリ、I/Oインターフェース、データ転送経路
及びバスを有しているが、それらは図示していない。
サ、ランダムアクセスメモリ28、プリントエンジン3
4を有している。それは、更に、典型的に、リードオン
リーメモリ、I/Oインターフェース、データ転送経路
及びバスを有しているが、それらは図示していない。
【0038】該プロセサは、メモリから実行されるコン
ピュータプログラムメモリの制御下において動作する汎
用又は特別目的マイクロプロセサとすることが可能であ
る。該プロセサは、多数の特別目的サブプロセサを有す
ることが可能であり、各サブプロセサはコンピュータプ
ログラム命令の特定の部分を実行する。図1に示した実
施例においては、該プロセサは、インタプリタ50、非
イメージデータマーキングプロセサ51、イメージマー
キングプロセサ52、ハーフトーンエンジン54、脱ハ
ーフトーンエンジン56、混合プロセサ58を有してい
る。各サブプロセサは、他のサブプロセサと実質的に並
列的に動作することの可能な別個の回路とすることが可
能である。該サブプロセサの幾つか又は全ては、実行さ
れた場合にそれらのそれぞれの関数を実行するメモリ内
に明確に格納されているコンピュータプログラムプロセ
ス(ソフトウエア)として実現することが可能である。
これらは、例えば汎用集積回路マイクロプロセサなどの
命令プロセサを共用することが可能であり、又は各サブ
プロセサは命令を実行するためにそれ自身のプロセサを
有することが可能である。一方、該サブプロセサの幾つ
か又は全ては、ASIC(応用特定集積回路)において
実現することが可能である。
ピュータプログラムメモリの制御下において動作する汎
用又は特別目的マイクロプロセサとすることが可能であ
る。該プロセサは、多数の特別目的サブプロセサを有す
ることが可能であり、各サブプロセサはコンピュータプ
ログラム命令の特定の部分を実行する。図1に示した実
施例においては、該プロセサは、インタプリタ50、非
イメージデータマーキングプロセサ51、イメージマー
キングプロセサ52、ハーフトーンエンジン54、脱ハ
ーフトーンエンジン56、混合プロセサ58を有してい
る。各サブプロセサは、他のサブプロセサと実質的に並
列的に動作することの可能な別個の回路とすることが可
能である。該サブプロセサの幾つか又は全ては、実行さ
れた場合にそれらのそれぞれの関数を実行するメモリ内
に明確に格納されているコンピュータプログラムプロセ
ス(ソフトウエア)として実現することが可能である。
これらは、例えば汎用集積回路マイクロプロセサなどの
命令プロセサを共用することが可能であり、又は各サブ
プロセサは命令を実行するためにそれ自身のプロセサを
有することが可能である。一方、該サブプロセサの幾つ
か又は全ては、ASIC(応用特定集積回路)において
実現することが可能である。
【0039】RAM28はプロセサ(サブプロセサ50
−58)によって使用されるランダムアクセスメモリで
ある。RAM28は、ディスプレイリストメモリ60、
フレームバッファ62、スレッシュホールドアレイ64
を有することが可能である。RAM28は、一つ又はそ
れ以上の領域へ区画化させることが可能であり、又は一
つ又はそれ以上の別々のメモリ装置内に埋込むことが可
能である。フレームバッファ62は、出力イメージと関
連する一つ又はそれ以上のバンドを格納するための分割
された領域(ディスプレイリストメモリ60)を有する
ことが可能である。
−58)によって使用されるランダムアクセスメモリで
ある。RAM28は、ディスプレイリストメモリ60、
フレームバッファ62、スレッシュホールドアレイ64
を有することが可能である。RAM28は、一つ又はそ
れ以上の領域へ区画化させることが可能であり、又は一
つ又はそれ以上の別々のメモリ装置内に埋込むことが可
能である。フレームバッファ62は、出力イメージと関
連する一つ又はそれ以上のバンドを格納するための分割
された領域(ディスプレイリストメモリ60)を有する
ことが可能である。
【0040】インタプリタ54によって受取られるオブ
ジェクトは、表示リストメモリ60内に格納するために
表示リストデータへ解釈することが可能である。一方、
イメージデータオブジェクトは、フレームバッファ62
内へのピクセルマップとしてイメージマーキングルーチ
ン52によって直接的にペイント即ち貼付けることが可
能である。
ジェクトは、表示リストメモリ60内に格納するために
表示リストデータへ解釈することが可能である。一方、
イメージデータオブジェクトは、フレームバッファ62
内へのピクセルマップとしてイメージマーキングルーチ
ン52によって直接的にペイント即ち貼付けることが可
能である。
【0041】フレームバッファ62は浅いフレームバッ
ファであり且つ1ビット深さとすることが可能である。
ハーフトーンエンジン54はイメージマーキングプロセ
サ52によって発生された生のピクセルマップデータを
ハーフトーンデータ(ハーフトーンセル用のデータパタ
ーン)への変換を与え、該ハーフトーンデータはフレー
ムバッファ62内に格納される。注意すべきことである
が、幾つかのプリンタにおいては、該生のピクセルマッ
プデータの予備処理がハーフトーンエンジンによって変
換する前に行われる場合がある。例えば、ポストスクリ
プト転送機能は、例えばトーナルカーブ(tonal
curve)即ち階調曲線を再度マッピングすることに
よって処理することが可能である。
ファであり且つ1ビット深さとすることが可能である。
ハーフトーンエンジン54はイメージマーキングプロセ
サ52によって発生された生のピクセルマップデータを
ハーフトーンデータ(ハーフトーンセル用のデータパタ
ーン)への変換を与え、該ハーフトーンデータはフレー
ムバッファ62内に格納される。注意すべきことである
が、幾つかのプリンタにおいては、該生のピクセルマッ
プデータの予備処理がハーフトーンエンジンによって変
換する前に行われる場合がある。例えば、ポストスクリ
プト転送機能は、例えばトーナルカーブ(tonal
curve)即ち階調曲線を再度マッピングすることに
よって処理することが可能である。
【0042】スレッシュホールドアレイ64は、8ビッ
トを有する(即ち、0乃至255の範囲)サンプル値に
対し8ビットスレッシュホールド値を有することが可能
である。一方、サンプル値の深さよりも大きな深さ(ビ
ット深さ)を有するスレッシュホールドアレイを使用す
ることが可能である。より深いスレッシュホールド値
は、そのスレッシュホールドアレイをより高いシェード
の入力と共に使用することを可能とする。従って、より
深いスレッシュホールドアレイの場合には、より多くの
カラー又はグレイ即ち灰色のグラデーションをレンダリ
ングさせることが可能である。
トを有する(即ち、0乃至255の範囲)サンプル値に
対し8ビットスレッシュホールド値を有することが可能
である。一方、サンプル値の深さよりも大きな深さ(ビ
ット深さ)を有するスレッシュホールドアレイを使用す
ることが可能である。より深いスレッシュホールド値
は、そのスレッシュホールドアレイをより高いシェード
の入力と共に使用することを可能とする。従って、より
深いスレッシュホールドアレイの場合には、より多くの
カラー又はグレイ即ち灰色のグラデーションをレンダリ
ングさせることが可能である。
【0043】RAM28は1つ又はそれ以上のメモリチ
ップで実現することが可能である。表示リストメモリ6
0及びフレームバッファ62が単一のメモリに合体され
る場合(合体メモリ)、種々のメモリのサブコンポーネ
ントの境界を反映させるために該メモリを区画化するか
又はその他の態様でマッピングさせることが可能であ
る。
ップで実現することが可能である。表示リストメモリ6
0及びフレームバッファ62が単一のメモリに合体され
る場合(合体メモリ)、種々のメモリのサブコンポーネ
ントの境界を反映させるために該メモリを区画化するか
又はその他の態様でマッピングさせることが可能であ
る。
【0044】物理的な相互接続ではなくデータの流れを
プリンタ16の要素間において示してある。プロセサ及
びメモリコンポーネントは、物理的には、従来のバスア
ーキテクチュアを使用して相互接続されている。
プリンタ16の要素間において示してある。プロセサ及
びメモリコンポーネントは、物理的には、従来のバスア
ーキテクチュアを使用して相互接続されている。
【0045】本明細書において説明するプリンタのコン
ポーネントは、単一の製品にパッケージ化することが可
能であり、一方、幾つかはコンピュータ12内に設け、
そうでなければ別個に収納することが可能である。
ポーネントは、単一の製品にパッケージ化することが可
能であり、一方、幾つかはコンピュータ12内に設け、
そうでなければ別個に収納することが可能である。
【0046】具体的に説明するために、8ビットグレイ
を1ビット黒白へ変換する場合について説明する。その
他の深さ及びカラーの間での変換も同様なものである。
を1ビット黒白へ変換する場合について説明する。その
他の深さ及びカラーの間での変換も同様なものである。
【0047】上に説明したように、ブレンディング即ち
混合は、プリンタ又はその他の表示装置上に表示するた
めフォアグラウンドイメージとバックグラウンドイメー
ジとを一体化させる効果的に適用することの可能な効果
である。図1及び2を参照すると、ラスター出力装置に
対する従来のレンダリング及びマーキングプロセスが、
混合を実行する方法(200)を付加することによって
向上される。プリンタ16がコンピュータ12からレン
ダリングされるべき初期的なイメージデータ(例えば、
バックグラウンドイメージと関連している)を受取る
(202)。ハーフトーンエンジン54と関連して、イ
メージマーキングプロセサ52がイメージデータをレン
ダリングするために使用される。イメージマーキングプ
ロセサ52は、該イメージデータをレンダリングして、
ハーフトーンエンジン54に対して深いピクセル値を供
給する(204)。ハーフトーンエンジン54が該ピク
セル値を処理して浅いフレームバッファ62内に格納す
るためのハーフトーンデータを形成する(206)。ハ
ーフトーンエンジン54の出力はフレームバッファ62
内に格納されるピクセルである。イメージをハーフトー
ン処理するプロセスは当該技術分野において公知であ
る。イメージデータをハーフトーン処理するための方法
の1例については1993年8月10日付で発行された
発明者がStephen Schillerの「ハーフ
トーンイメージを発生する方法(Method of
Producing Halftone Image
s)」という名称の米国特許第5,235,435号に
詳細に記載されており、該特許は引用によって本明細書
に取込む。
混合は、プリンタ又はその他の表示装置上に表示するた
めフォアグラウンドイメージとバックグラウンドイメー
ジとを一体化させる効果的に適用することの可能な効果
である。図1及び2を参照すると、ラスター出力装置に
対する従来のレンダリング及びマーキングプロセスが、
混合を実行する方法(200)を付加することによって
向上される。プリンタ16がコンピュータ12からレン
ダリングされるべき初期的なイメージデータ(例えば、
バックグラウンドイメージと関連している)を受取る
(202)。ハーフトーンエンジン54と関連して、イ
メージマーキングプロセサ52がイメージデータをレン
ダリングするために使用される。イメージマーキングプ
ロセサ52は、該イメージデータをレンダリングして、
ハーフトーンエンジン54に対して深いピクセル値を供
給する(204)。ハーフトーンエンジン54が該ピク
セル値を処理して浅いフレームバッファ62内に格納す
るためのハーフトーンデータを形成する(206)。ハ
ーフトーンエンジン54の出力はフレームバッファ62
内に格納されるピクセルである。イメージをハーフトー
ン処理するプロセスは当該技術分野において公知であ
る。イメージデータをハーフトーン処理するための方法
の1例については1993年8月10日付で発行された
発明者がStephen Schillerの「ハーフ
トーンイメージを発生する方法(Method of
Producing Halftone Image
s)」という名称の米国特許第5,235,435号に
詳細に記載されており、該特許は引用によって本明細書
に取込む。
【0048】一方、非イメージデータマーキングプロセ
サ51は、フィル(充填)、ストローク等をレンダリン
グするために喚起することが可能であり、且つタイルレ
ンダリングプロセサからグレイ又はカラータイル(ハー
フトーンセル)を要求することが可能である。要求され
たタイルがメモリ内において使用可能でない場合には、
イメージマーキングプロセサ52がスレッシュホールド
アレイ64からそのタイルを構築する。それが要求した
タイル(ハーフトーンセル)を受取ると、マーキングプ
ロセサ51はそのタイルから選択したピクセルをフレー
ムバッファ62内にコピーする。
サ51は、フィル(充填)、ストローク等をレンダリン
グするために喚起することが可能であり、且つタイルレ
ンダリングプロセサからグレイ又はカラータイル(ハー
フトーンセル)を要求することが可能である。要求され
たタイルがメモリ内において使用可能でない場合には、
イメージマーキングプロセサ52がスレッシュホールド
アレイ64からそのタイルを構築する。それが要求した
タイル(ハーフトーンセル)を受取ると、マーキングプ
ロセサ51はそのタイルから選択したピクセルをフレー
ムバッファ62内にコピーする。
【0049】以前に処理したイメージデータとブレンデ
ィング即ち混合効果において結合されるべきイメージデ
ータを受取ると、イメージマーキングプロセサ52はそ
の「新しい」イメージデータを処理して、以前にレンダ
リングしたイメージデータと混合されるべき深いピクセ
ル値を混合プロセサへ供給する(208)。混合される
べきイメージデータ(オブジェクト)を指定する混合命
令及び混合を実行する混合方法は、コンピュータ12か
ら受取られるハイレベルオペレータ(演算子)の一部と
して与えることが可能である。該混合命令は、上に引用
したLarsBorg、Stephen Carlse
n、Stephen Schillerによる「頁記述
言語におけるトランスペアレンシ処理(Transpa
rensy Processing in a Pag
e DescriptionLanguage)」にお
いて詳細に記載されているように、ポストスクリプト又
はポータブルドキュメントフォーマット(PDF)フォ
ーマットにおける混合オペレータ(演算子)の形態を取
ることが可能である。該混合されるべきイメージデータ
は単一のオブジェクト(例えば、サンプルしたイメー
ジ)とすることが可能であり、又はそれ自身がグラフィ
ックオブジェクトをレイヤ又はオフスクリーンピクセル
マップに描写した結果としてのグラフィックデータの混
合したものとすることが可能である。グラフィックオブ
ジェクトを混合するためにレイヤを使用することについ
ては、上に引用した発明者がLars Borg、St
ephen Schiller、Steve Carl
senである「レイヤを使用したイメージデータの混合
(Blending Image Data Usin
g Layers)」において詳細に記載されている。
ィング即ち混合効果において結合されるべきイメージデ
ータを受取ると、イメージマーキングプロセサ52はそ
の「新しい」イメージデータを処理して、以前にレンダ
リングしたイメージデータと混合されるべき深いピクセ
ル値を混合プロセサへ供給する(208)。混合される
べきイメージデータ(オブジェクト)を指定する混合命
令及び混合を実行する混合方法は、コンピュータ12か
ら受取られるハイレベルオペレータ(演算子)の一部と
して与えることが可能である。該混合命令は、上に引用
したLarsBorg、Stephen Carlse
n、Stephen Schillerによる「頁記述
言語におけるトランスペアレンシ処理(Transpa
rensy Processing in a Pag
e DescriptionLanguage)」にお
いて詳細に記載されているように、ポストスクリプト又
はポータブルドキュメントフォーマット(PDF)フォ
ーマットにおける混合オペレータ(演算子)の形態を取
ることが可能である。該混合されるべきイメージデータ
は単一のオブジェクト(例えば、サンプルしたイメー
ジ)とすることが可能であり、又はそれ自身がグラフィ
ックオブジェクトをレイヤ又はオフスクリーンピクセル
マップに描写した結果としてのグラフィックデータの混
合したものとすることが可能である。グラフィックオブ
ジェクトを混合するためにレイヤを使用することについ
ては、上に引用した発明者がLars Borg、St
ephen Schiller、Steve Carl
senである「レイヤを使用したイメージデータの混合
(Blending Image Data Usin
g Layers)」において詳細に記載されている。
【0050】脱ハーフトーンエンジン56は浅いフレー
ムバッファ62内に格納されている前にハーフトーン処
理したデータに対する深いピクセル値を計算する(21
0)。混合プロセサ58はこの再生した深いピクセルデ
ータを適宜の混合式に従って新しく受取った深いピクセ
ル値と結合させる。混合式の例は以下のようなものがあ
る。
ムバッファ62内に格納されている前にハーフトーン処
理したデータに対する深いピクセル値を計算する(21
0)。混合プロセサ58はこの再生した深いピクセルデ
ータを適宜の混合式に従って新しく受取った深いピクセ
ル値と結合させる。混合式の例は以下のようなものがあ
る。
【0051】 混合モード 混合式 トランスペアレンシ N=F×不透明度+B×(1−不透明度) シャドウ Sh=標準×B スクリーン Scr=N+B−(N×B) Darker Drk=Min(N,B) Lighter Ltr=Max(N,B) 付加 Add=N+B オーバープリント Ovr=N+B−1 尚、Nは標準(トランスペアレンシ)であり、Fはフォ
アグラウンドイメージデータであり、Bはバックグラウ
ンドイメージデータであり、且つ不透明度(opaci
ty)は0と1との間である(212)。
アグラウンドイメージデータであり、Bはバックグラウ
ンドイメージデータであり、且つ不透明度(opaci
ty)は0と1との間である(212)。
【0052】その結果得られる混合された深いピクセル
データが、ハーフトーンエンジン54へ供給され、該エ
ンジンは浅いフレームバッファ内に格納するための混合
効果を表わすハーフトーンデータを形成する(21
4)。
データが、ハーフトーンエンジン54へ供給され、該エ
ンジンは浅いフレームバッファ内に格納するための混合
効果を表わすハーフトーンデータを形成する(21
4)。
【0053】前述したように、深い値を浅い値へ変換す
るプロセスは「halftoning(ハーフトーン処
理)」と呼ばれる。その反対のプロセサスは「deha
lftoning(脱ハーフトーン処理)」と呼ぶこと
が可能である。深いものから浅いものへのハーフトーン
処理システムの重要な特性は、フレームバッファの各ピ
クセルがスレッシュホールドアレイ64内に格納されて
いるスレッシュホールド値と関連しているということで
ある。このスレッシュホールド値は、レンダリングされ
たカラーに基づいて、その位置(即ち、フレームバッフ
ァ内の装置ピクセル位置)において0又は1のいずれが
ペイントされているかを決定する。
るプロセスは「halftoning(ハーフトーン処
理)」と呼ばれる。その反対のプロセサスは「deha
lftoning(脱ハーフトーン処理)」と呼ぶこと
が可能である。深いものから浅いものへのハーフトーン
処理システムの重要な特性は、フレームバッファの各ピ
クセルがスレッシュホールドアレイ64内に格納されて
いるスレッシュホールド値と関連しているということで
ある。このスレッシュホールド値は、レンダリングされ
たカラーに基づいて、その位置(即ち、フレームバッフ
ァ内の装置ピクセル位置)において0又は1のいずれが
ペイントされているかを決定する。
【0054】次に、図1及び3aを参照すると、脱ハー
フトーンエンジン56は、浅いフレームバッファ内に格
納されているハーフトーンデータから深いピクセル値を
計算するための方法を実行する(ステップ210)。本
方法は、浅いフレームバッファ64(通常、1ビットの
深さ)内におけるデータを検査し且つそれからオジリナ
ルの深い(通常、8ビット)値が何であったかの良好な
近似を抽出するために脱ハーフトーンエンジンを必要と
する。これらのオリジナルの深い値は、その後、混合効
果を形成する場合、又は例えばトラッピング等のその他
の目的のために使用することが可能である。該深い値は
グレイ又はカラーのシェードに対応する場合があり、一
方カラーデータはシェードデータの複数個のコンポーネ
ントとして格納することが可能である(RGBカラーの
場合には3つのコンポーネント、例えば、赤のシェー
ド、緑のシェード、及び青のシェードを表わすコンポー
ネントである)。
フトーンエンジン56は、浅いフレームバッファ内に格
納されているハーフトーンデータから深いピクセル値を
計算するための方法を実行する(ステップ210)。本
方法は、浅いフレームバッファ64(通常、1ビットの
深さ)内におけるデータを検査し且つそれからオジリナ
ルの深い(通常、8ビット)値が何であったかの良好な
近似を抽出するために脱ハーフトーンエンジンを必要と
する。これらのオリジナルの深い値は、その後、混合効
果を形成する場合、又は例えばトラッピング等のその他
の目的のために使用することが可能である。該深い値は
グレイ又はカラーのシェードに対応する場合があり、一
方カラーデータはシェードデータの複数個のコンポーネ
ントとして格納することが可能である(RGBカラーの
場合には3つのコンポーネント、例えば、赤のシェー
ド、緑のシェード、及び青のシェードを表わすコンポー
ネントである)。
【0055】脱ハーフトーンステップ210が喚起され
ると、脱ハーフトーンエンジン56がフレームバッファ
62に対する脱ハーフトーンボックス寸法を決定する
(300)。脱ハーフトーンボックスの境界は、効果的
には、ハーフトーンデータがフレームバッファ62内に
格納する前に最初に形成された場合に使用されたハーフ
トーンセルと同じであるか又はその倍数である。使用可
能なメモリ資源が同一のボックス寸法を選択することを
可能とするのに不充分なものである場合には、より小さ
い寸法を使用することが可能であり、その場合に幾つか
のスレッシュホールドマトリクスに対して時折ある程度
の品質が失われる。脱ハーフトーンエンジン56は、次
いで、フレームバッファをステップ300において計算
されたボックス寸法に従って矩形状の領域へ分割する
(302)。
ると、脱ハーフトーンエンジン56がフレームバッファ
62に対する脱ハーフトーンボックス寸法を決定する
(300)。脱ハーフトーンボックスの境界は、効果的
には、ハーフトーンデータがフレームバッファ62内に
格納する前に最初に形成された場合に使用されたハーフ
トーンセルと同じであるか又はその倍数である。使用可
能なメモリ資源が同一のボックス寸法を選択することを
可能とするのに不充分なものである場合には、より小さ
い寸法を使用することが可能であり、その場合に幾つか
のスレッシュホールドマトリクスに対して時折ある程度
の品質が失われる。脱ハーフトーンエンジン56は、次
いで、フレームバッファをステップ300において計算
されたボックス寸法に従って矩形状の領域へ分割する
(302)。
【0056】各脱ハーフトーンボックスに関して、脱ハ
ーフトーンエンジン56が平坦性サブルーチンを喚起す
る。この平坦性サブルーチンにおいては、脱ハーフトー
ンエンジン56が、フレームバッファ内に格納されてい
る値(レンダリングしたオブジェクトに関連している)
がスレッシュホールドマトリクス64における対応する
スレッシュホールドマトリクス値(darker即ちよ
り暗いピクセルはより高いスレッシュホールド値と一致
している)と「一致」するか否かを判別するためのチェ
ックを行なう(306)。
ーフトーンエンジン56が平坦性サブルーチンを喚起す
る。この平坦性サブルーチンにおいては、脱ハーフトー
ンエンジン56が、フレームバッファ内に格納されてい
る値(レンダリングしたオブジェクトに関連している)
がスレッシュホールドマトリクス64における対応する
スレッシュホールドマトリクス値(darker即ちよ
り暗いピクセルはより高いスレッシュホールド値と一致
している)と「一致」するか否かを判別するためのチェ
ックを行なう(306)。
【0057】次に、図1、3b、4を参照すると、この
ステップ306を実現するために多数の態様が存在して
いる。1実施例においては、脱ハーフトーンエンジンが
スレッシュホールドマトリクス値によってピクセルをソ
ーティング即ち種類分けする。前に説明したように、フ
レームバッファ内の各装置ピックセルはそれと関連して
オリジナルの深いデータ値を有している。ハーフトーン
エンジンは、この深いデータ値を、特定の装置ピクセル
に対するスレッシュホールドマトリクスの値と比較す
る。ハーフトーンデータ値は、この比較に基づいて各装
置ピックセル位置に対して派生される。オリジナルの深
いデータ値が該スレッシュホールド値よりも大きい場合
には、新たなハーフトーンデータ値をセットすることが
可能である(例えば、特定の装置ピクセル位置がグレイ
スケールの例において黒(又は白)にシェーディングさ
れるべきであることを表わすため)。従って、オリジナ
ルの深いデータは、N×2マトリクス400として表わ
すことが可能であり、尚Nは脱ハーフトーンボックス内
のピクセル数と等しい。マトリクス400は複数個のエ
ントリ401を有しており、即ち該ボックス内における
各ピクセルに対して1つのエントリを有している。各エ
ントリは、スレッシュホールド値402とデータ値40
4とを有している。スレッシュホールド値402は、特
定の装置のピクセル位置に対するスレッシュホールドア
レイにおける対応するエントリの値である。データ値4
04は特定の装置ピクセル位置に対して浅いフレームバ
ッファ内に格納されるべき値である。
ステップ306を実現するために多数の態様が存在して
いる。1実施例においては、脱ハーフトーンエンジンが
スレッシュホールドマトリクス値によってピクセルをソ
ーティング即ち種類分けする。前に説明したように、フ
レームバッファ内の各装置ピックセルはそれと関連して
オリジナルの深いデータ値を有している。ハーフトーン
エンジンは、この深いデータ値を、特定の装置ピクセル
に対するスレッシュホールドマトリクスの値と比較す
る。ハーフトーンデータ値は、この比較に基づいて各装
置ピックセル位置に対して派生される。オリジナルの深
いデータ値が該スレッシュホールド値よりも大きい場合
には、新たなハーフトーンデータ値をセットすることが
可能である(例えば、特定の装置ピクセル位置がグレイ
スケールの例において黒(又は白)にシェーディングさ
れるべきであることを表わすため)。従って、オリジナ
ルの深いデータは、N×2マトリクス400として表わ
すことが可能であり、尚Nは脱ハーフトーンボックス内
のピクセル数と等しい。マトリクス400は複数個のエ
ントリ401を有しており、即ち該ボックス内における
各ピクセルに対して1つのエントリを有している。各エ
ントリは、スレッシュホールド値402とデータ値40
4とを有している。スレッシュホールド値402は、特
定の装置のピクセル位置に対するスレッシュホールドア
レイにおける対応するエントリの値である。データ値4
04は特定の装置ピクセル位置に対して浅いフレームバ
ッファ内に格納されるべき値である。
【0058】平坦性を決定する1つの方法としてはマト
リクス400を構成するものがある(350)。該マト
リクスは、スレッシュホールド値に基づいて下降順に格
納することが可能である(352)。脱ハーフトーンエ
ンジンは、結果的に得られるマトリクスが平坦であるか
否かを判別するためのチェックを行なう(354)。下
降順マトリクスにおいては、平坦性は、ソーティングの
後において、装置ピクセルに対する全てのデータ値(フ
レームバッファからのデータ)も順番付けされている場
合に決定される。即ち、1の値を有する全てのピクセル
がソーティングしたマトリクスの頂部にあり且つ0の値
を有する全てのピクセルがソーティングしたマトリクス
の底部にあるか、又はその逆が真である場合には、その
マトリクスはフラット即ち平坦である。この条件が満足
されると、そのボックスは平坦であり、且つ本処理はス
テップ308において継続して行なわれる。
リクス400を構成するものがある(350)。該マト
リクスは、スレッシュホールド値に基づいて下降順に格
納することが可能である(352)。脱ハーフトーンエ
ンジンは、結果的に得られるマトリクスが平坦であるか
否かを判別するためのチェックを行なう(354)。下
降順マトリクスにおいては、平坦性は、ソーティングの
後において、装置ピクセルに対する全てのデータ値(フ
レームバッファからのデータ)も順番付けされている場
合に決定される。即ち、1の値を有する全てのピクセル
がソーティングしたマトリクスの頂部にあり且つ0の値
を有する全てのピクセルがソーティングしたマトリクス
の底部にあるか、又はその逆が真である場合には、その
マトリクスはフラット即ち平坦である。この条件が満足
されると、そのボックスは平坦であり、且つ本処理はス
テップ308において継続して行なわれる。
【0059】与えられたボックスがステップ354にお
いて行なわれる平坦性テストを満足するものでない場合
には、脱ハーフトーンエンジン56が該ボックスをより
小さな複数個のサブボックス又はサブ領域へ分割し(3
56)、且つステップ350においてそのプロセスを繰
返し行なう。1実施例においては、より小さなボックス
への分割は、与えられたボックスを半分に分割すること
によって、又は、一方、4分の1に分割することによっ
て行なわれる。このプロセスは、各サブボックスがフラ
ットであるとして決定されるか、又は該サブボックスが
1×1ピクセルの寸法でありそれは、定義上平坦である
ものとなるまで継続して行なわれる。
いて行なわれる平坦性テストを満足するものでない場合
には、脱ハーフトーンエンジン56が該ボックスをより
小さな複数個のサブボックス又はサブ領域へ分割し(3
56)、且つステップ350においてそのプロセスを繰
返し行なう。1実施例においては、より小さなボックス
への分割は、与えられたボックスを半分に分割すること
によって、又は、一方、4分の1に分割することによっ
て行なわれる。このプロセスは、各サブボックスがフラ
ットであるとして決定されるか、又は該サブボックスが
1×1ピクセルの寸法でありそれは、定義上平坦である
ものとなるまで継続して行なわれる。
【0060】再度図1及び3aを参照すると、平坦性ル
ーチンを実行した後に、サブボックスが形成されたか否
かを判別するためのチェックを行なう(308)。サブ
ボックスが形成されなかった場合には、脱ハーフトーン
エンジン56が該ボックス内の各ピクセルは同一の深さ
(8ビット)の値を有しているものと結論し且つその値
を計算する(316)。1実施例においては、その値
は、マトリクス内に格納されているデータ値(この場合
には、1の値を有するビットの数、又はデータ値の全
て)を加算し且つ該ボックス内のピクセル数で割算する
ことによって計算される。
ーチンを実行した後に、サブボックスが形成されたか否
かを判別するためのチェックを行なう(308)。サブ
ボックスが形成されなかった場合には、脱ハーフトーン
エンジン56が該ボックス内の各ピクセルは同一の深さ
(8ビット)の値を有しているものと結論し且つその値
を計算する(316)。1実施例においては、その値
は、マトリクス内に格納されているデータ値(この場合
には、1の値を有するビットの数、又はデータ値の全
て)を加算し且つ該ボックス内のピクセル数で割算する
ことによって計算される。
【0061】一方、深い値は、与えられたボックス内の
データと関連するスレッシュホールド値に基づいて計算
することが可能である。ピクセルを計算する代わりに、
その結果得られるカラーが次式に従って計算される。
データと関連するスレッシュホールド値に基づいて計算
することが可能である。ピクセルを計算する代わりに、
その結果得られるカラーが次式に従って計算される。
【0062】 出力ピクセル値=1−(1Max+dMin)/2 尚、1Maxは白ピクセルと関連している最小スレッシ
ュホールド値であり、且つdMinは黒ピクセルと関連
している最小スレッシュホールド値である(黒白ピクセ
ル実施例において)。
ュホールド値であり、且つdMinは黒ピクセルと関連
している最小スレッシュホールド値である(黒白ピクセ
ル実施例において)。
【0063】より多くのボックスが処理されるべきであ
るか(318)及びそうでない場合には、本プロセスが
終了(322)するかを決定するためのチェックが行な
われる。更に処理すべきボックスが存在する場合には、
次のボックスがロード(320)され且つ本プロセスは
ステップ306において継続して行なわれる。
るか(318)及びそうでない場合には、本プロセスが
終了(322)するかを決定するためのチェックが行な
われる。更に処理すべきボックスが存在する場合には、
次のボックスがロード(320)され且つ本プロセスは
ステップ306において継続して行なわれる。
【0064】ステップ306において何らかのサブボッ
クスが形成されると、本プロセスは、各平坦なサブボッ
クスに対するカラーを決定した後に終了することが可能
である。各サブボックスに対するカラーは、ステップ3
16を参照して上に説明したようにボックスに対するカ
ラーを決定するのと同様の態様で決定することが可能で
ある。然しながら、深いピクセルデータのより正確な近
似は、後に更に詳細に説明するように、平坦なサブボッ
クスのグループ化を検査することによって実現すること
が可能である。
クスが形成されると、本プロセスは、各平坦なサブボッ
クスに対するカラーを決定した後に終了することが可能
である。各サブボックスに対するカラーは、ステップ3
16を参照して上に説明したようにボックスに対するカ
ラーを決定するのと同様の態様で決定することが可能で
ある。然しながら、深いピクセルデータのより正確な近
似は、後に更に詳細に説明するように、平坦なサブボッ
クスのグループ化を検査することによって実現すること
が可能である。
【0065】各サブボックスは、カラー及び隣接性に従
ってグループ化させることが可能である(312)。該
グループ化は隣接する同様のカラーの平坦なサブボック
スをより大きなサブボックス領域へ結合することを可能
とするために行なうことが可能である。グループ化が判
別された後に、脱ハーフトーンエンジン56は各グルー
プに対する結合された深い(グレイ)値を計算し、個別
的な平坦サブボックスに対するカラー値を計算する場合
に得られるであろうよりも、グループによって取囲まれ
た全体的な領域に対してより正確なカラー値(且つより
正確な視覚的表現)を与えることとなる。
ってグループ化させることが可能である(312)。該
グループ化は隣接する同様のカラーの平坦なサブボック
スをより大きなサブボックス領域へ結合することを可能
とするために行なうことが可能である。グループ化が判
別された後に、脱ハーフトーンエンジン56は各グルー
プに対する結合された深い(グレイ)値を計算し、個別
的な平坦サブボックスに対するカラー値を計算する場合
に得られるであろうよりも、グループによって取囲まれ
た全体的な領域に対してより正確なカラー値(且つより
正確な視覚的表現)を与えることとなる。
【0066】次に図1及び3cを参照すると、グループ
化ルーチン312が寸法によってサブボックスをソート
即ち種類分けする(360)。1実施例においては、サ
ブボックスのリストが寸法によってソーティングされて
形成され、もっとも大きなサブボックスがそのリストの
頂部におけるエントリとなる。脱ハーフトーンエンジン
56は、該リスト内の最初のサブボックスにグループ0
の第一ボックスを割り当てる(362)。グループは、
同一のカラーを有しており、且つ物理的に互いに隣接し
ている複数個のサブボックスから構成される。従って、
各グループに対する区別特性はそのカラー(色)と隣接
性である。
化ルーチン312が寸法によってサブボックスをソート
即ち種類分けする(360)。1実施例においては、サ
ブボックスのリストが寸法によってソーティングされて
形成され、もっとも大きなサブボックスがそのリストの
頂部におけるエントリとなる。脱ハーフトーンエンジン
56は、該リスト内の最初のサブボックスにグループ0
の第一ボックスを割り当てる(362)。グループは、
同一のカラーを有しており、且つ物理的に互いに隣接し
ている複数個のサブボックスから構成される。従って、
各グループに対する区別特性はそのカラー(色)と隣接
性である。
【0067】その後に、脱ハーフトーンエンジンは、処
理するための次のサブボックスをローディングすること
によって該リスト内の各爾後のエントリを処理する(3
64)。各エントリに対して、脱ハーフトーンエンジン
56は、グループ0用のカラーに対してサブボックスの
カラー(シェーディング)をチェックする(366)。
ハーフトーン「カラー」は、2つの「シェード」、即ち
より暗いシェードと、より明るいシェードとから構成さ
れている。該2つのシェードは、ハーフトーンセルにお
いて異なる割合で結合されてプリンタ又はコンピュータ
ディスプレイ上での表示用のカラーを形成する。グレイ
スケールシステムに対する従来のハーフトーン処理にお
いては、グレイの全てのカラー(シェード)が黒、即ち
より暗いシェード、及び白、即ちより明るいシェードの
組合わせを使用して浅いフレームバッファ内にレンダリ
ングしている。
理するための次のサブボックスをローディングすること
によって該リスト内の各爾後のエントリを処理する(3
64)。各エントリに対して、脱ハーフトーンエンジン
56は、グループ0用のカラーに対してサブボックスの
カラー(シェーディング)をチェックする(366)。
ハーフトーン「カラー」は、2つの「シェード」、即ち
より暗いシェードと、より明るいシェードとから構成さ
れている。該2つのシェードは、ハーフトーンセルにお
いて異なる割合で結合されてプリンタ又はコンピュータ
ディスプレイ上での表示用のカラーを形成する。グレイ
スケールシステムに対する従来のハーフトーン処理にお
いては、グレイの全てのカラー(シェード)が黒、即ち
より暗いシェード、及び白、即ちより明るいシェードの
組合わせを使用して浅いフレームバッファ内にレンダリ
ングしている。
【0068】2つの平坦なボックスは、該2つのシェー
ドが一致し(各ボックスに対するより暗いシェードとよ
り明るいシェードとが一致)且つより暗いシェードの結
合した最小スレッシュホールド値がより明るいシェード
の結合した最大スレッシュホールド値よりも大きい場合
に、同一のカラーを有するものと言われる。上に説明し
たように、スレッシュホールドマトリクスは全てのハー
フトーンセルと関連している。ボックスはセルのサブセ
ットである。ボックスは2×Nマトリクスによって表わ
すことが可能であり、その場合に、Nは該ボックスにお
けるピクセル数に等しい。該マトリクスの1つの列は、
特定の装置ピクセル位置がより暗いシェード(セット)
又はより明るいシェード(セットされず)でカラー化即
ち着色されるかに依存してセットされる値を有してい
る。第二列は、シェードデータを派生するために使用し
たスレッシュホールド値を有している。2つのボックス
は、両方のボックスに対するシェードが一致する場合
(例えば、グレイスケール混合例において、両方に対す
るより暗いシェードが黒であり且つ両方に対するより明
るいシェードが白である場合)同一のカラーを有してい
る。更に、ボックスのうちの最初のものに対してセット
されている(暗いシェードに対するスレッシュホールド
値を表わしている)マトリクス内の最後のエントリに対
応するスレッシュホールド値が2番目のボックスに対し
てセットされていない(より明るいシェードに対するス
レッシュホールド値を表わす)マトリクス内の最初のエ
ントリに対応するスレッシュホールド値よりも一層大き
く、且つその逆も真である。
ドが一致し(各ボックスに対するより暗いシェードとよ
り明るいシェードとが一致)且つより暗いシェードの結
合した最小スレッシュホールド値がより明るいシェード
の結合した最大スレッシュホールド値よりも大きい場合
に、同一のカラーを有するものと言われる。上に説明し
たように、スレッシュホールドマトリクスは全てのハー
フトーンセルと関連している。ボックスはセルのサブセ
ットである。ボックスは2×Nマトリクスによって表わ
すことが可能であり、その場合に、Nは該ボックスにお
けるピクセル数に等しい。該マトリクスの1つの列は、
特定の装置ピクセル位置がより暗いシェード(セット)
又はより明るいシェード(セットされず)でカラー化即
ち着色されるかに依存してセットされる値を有してい
る。第二列は、シェードデータを派生するために使用し
たスレッシュホールド値を有している。2つのボックス
は、両方のボックスに対するシェードが一致する場合
(例えば、グレイスケール混合例において、両方に対す
るより暗いシェードが黒であり且つ両方に対するより明
るいシェードが白である場合)同一のカラーを有してい
る。更に、ボックスのうちの最初のものに対してセット
されている(暗いシェードに対するスレッシュホールド
値を表わしている)マトリクス内の最後のエントリに対
応するスレッシュホールド値が2番目のボックスに対し
てセットされていない(より明るいシェードに対するス
レッシュホールド値を表わす)マトリクス内の最初のエ
ントリに対応するスレッシュホールド値よりも一層大き
く、且つその逆も真である。
【0069】サブボックスに対するカラーがグループ0
のカラーと一致する場合には、このグループに属するサ
ブボックスの各々のチェックを行なって、そのグループ
内に既に存在するサブボックスのうちのいずれかがこの
サブボックスに隣接しているか否かを判別する(36
8)。一対のサブボックスが少なくとも1つの部分的な
水平又は垂直のエッジ又は装置空間における境界を共用
する場合には、それらは隣接している。そうである場合
には、カラー及び隣接性テストが満足され且つそのサブ
ボックスはグループ0へ加えられる(370)。
のカラーと一致する場合には、このグループに属するサ
ブボックスの各々のチェックを行なって、そのグループ
内に既に存在するサブボックスのうちのいずれかがこの
サブボックスに隣接しているか否かを判別する(36
8)。一対のサブボックスが少なくとも1つの部分的な
水平又は垂直のエッジ又は装置空間における境界を共用
する場合には、それらは隣接している。そうである場合
には、カラー及び隣接性テストが満足され且つそのサブ
ボックスはグループ0へ加えられる(370)。
【0070】カラーテスト又は隣接テストに不合格であ
ると、新たなグループが形成される(372)。本プロ
セスは、リスト内の全てのエントリがカラー及び隣接性
によってグループ化されるまで継続して行なわれる。カ
ラー及び隣接性テストは、オリジナルの深いピクセルデ
ータ値の改良した近似を与え且つボックス間のエッジ歪
みの可能性を最小とさせる。
ると、新たなグループが形成される(372)。本プロ
セスは、リスト内の全てのエントリがカラー及び隣接性
によってグループ化されるまで継続して行なわれる。カ
ラー及び隣接性テストは、オリジナルの深いピクセルデ
ータ値の改良した近似を与え且つボックス間のエッジ歪
みの可能性を最小とさせる。
【0071】最後に、脱ハーフトーンエンジン56が、
サブボックスからなる各グループに対して、そのグルー
プに対する深い(8ビット)ピクセル値を計算する(3
16)。1実施例においては、このことは、全てのピク
セルの値を累積し、最大で255(8ビット値の最大
値)までスケーリングし、且つそのグループ内のピクセ
ル数によって割算することによって行なわれる。一方、
該深い値は、前に説明したようにスレッシュホールド値
を使用して計算することが可能である。そのグループに
おけるサブボックスに属する各ピクセルはこの計算され
た深い値が割り当てられる。
サブボックスからなる各グループに対して、そのグルー
プに対する深い(8ビット)ピクセル値を計算する(3
16)。1実施例においては、このことは、全てのピク
セルの値を累積し、最大で255(8ビット値の最大
値)までスケーリングし、且つそのグループ内のピクセ
ル数によって割算することによって行なわれる。一方、
該深い値は、前に説明したようにスレッシュホールド値
を使用して計算することが可能である。そのグループに
おけるサブボックスに属する各ピクセルはこの計算され
た深い値が割り当てられる。
【0072】深いデータの計算は、ブレンディング即ち
混合を包含する与えられた表示頁の部分に対して実施す
ることが必要であるに過ぎない。従って、深いデータを
再生する場合のペナルティは、混合されるカラー又はシ
ェーディングされる領域を有する出力イメージの区域に
対して発生されることが必要であるに過ぎない。
混合を包含する与えられた表示頁の部分に対して実施す
ることが必要であるに過ぎない。従って、深いデータを
再生する場合のペナルティは、混合されるカラー又はシ
ェーディングされる領域を有する出力イメージの区域に
対して発生されることが必要であるに過ぎない。
【0073】以上、本発明をイメージデータを混合する
場合について説明したが、この混合方法は、テキスト、
ライン、フィル即ち充填領域及びイメージ等の任意のタ
イプのグラフィックデータを混合する場合に適用するこ
とが可能である。
場合について説明したが、この混合方法は、テキスト、
ライン、フィル即ち充填領域及びイメージ等の任意のタ
イプのグラフィックデータを混合する場合に適用するこ
とが可能である。
【0074】適用例 本発明を混合操作について説明したが、本発明概念は、
その他の有益的な多くの適用例を有するものである。例
えば、トラッピング、カラー調節、エラー拡散又は再ハ
ーフトーン処理(新たなハーフトーンセル寸法又はスレ
ッシュホールドマトリクスを使用したハーフトーン処
理)等のその他の操作を表示装置において実施すること
が可能である。
その他の有益的な多くの適用例を有するものである。例
えば、トラッピング、カラー調節、エラー拡散又は再ハ
ーフトーン処理(新たなハーフトーンセル寸法又はスレ
ッシュホールドマトリクスを使用したハーフトーン処
理)等のその他の操作を表示装置において実施すること
が可能である。
【0075】上述した脱ハーフトーンプロセスは、又、
遠隔印刷適用例、圧縮適用例等をサポートするために使
用することが可能である。遠隔印刷適用例においては、
イメージデータはハーフトーン形態でホストから転送
し、且つ、オプションとして、更に圧縮し、且つ遠隔装
置において受取った後に脱ハーフトーン処理することが
可能である。典型的に、ハーフトーン処理はイメージデ
ータを8:1の割合で寸法を減少させる。更に、ハーフ
トーンデータは、それ自身、容易に圧縮可能である。従
って、ハーフトーン処理したイメージデータを遠隔装置
へ転送し且つハーフトーンデータをデコードしてオリジ
ナルの深いピクセルデータを再生させるために本発明を
使用することによって著しい時間及び資源の節約を行な
うことが可能である。
遠隔印刷適用例、圧縮適用例等をサポートするために使
用することが可能である。遠隔印刷適用例においては、
イメージデータはハーフトーン形態でホストから転送
し、且つ、オプションとして、更に圧縮し、且つ遠隔装
置において受取った後に脱ハーフトーン処理することが
可能である。典型的に、ハーフトーン処理はイメージデ
ータを8:1の割合で寸法を減少させる。更に、ハーフ
トーンデータは、それ自身、容易に圧縮可能である。従
って、ハーフトーン処理したイメージデータを遠隔装置
へ転送し且つハーフトーンデータをデコードしてオリジ
ナルの深いピクセルデータを再生させるために本発明を
使用することによって著しい時間及び資源の節約を行な
うことが可能である。
【0076】更に、脱ハーフトーン処理は、ハーフトー
ン処理したイメージからアーチファクト即ち人工的な効
果を取除く場合の助けとして効果的に使用することが可
能である。「モワレ」は、元となるイメージデータが、
例えばヘリンボーン繊維のピクチャ等の細かな規則的詳
細を有するものである場合に、ハーフトーン処理したイ
メージにおいて発生することのあるアーチファクト即ち
人工的効果である。その規則的詳細の周波数は使用した
ハーフトーンの周波数に関連して干渉効果を発生する場
合がある。モワレ効果は、オリジナルのイメージをハー
フトーン処理し、該イメージを脱ハーフトーン処理し、
且つ元のイメージと脱ハーフトーン処理したイメージと
を比較することによって取除くことが可能である。差分
信号をその比較結果として計算することが可能であり、
それをオリジナルのデータへ加算させることが可能であ
り、その結果を表示する前にハーフトーン処理すること
が可能である。
ン処理したイメージからアーチファクト即ち人工的な効
果を取除く場合の助けとして効果的に使用することが可
能である。「モワレ」は、元となるイメージデータが、
例えばヘリンボーン繊維のピクチャ等の細かな規則的詳
細を有するものである場合に、ハーフトーン処理したイ
メージにおいて発生することのあるアーチファクト即ち
人工的効果である。その規則的詳細の周波数は使用した
ハーフトーンの周波数に関連して干渉効果を発生する場
合がある。モワレ効果は、オリジナルのイメージをハー
フトーン処理し、該イメージを脱ハーフトーン処理し、
且つ元のイメージと脱ハーフトーン処理したイメージと
を比較することによって取除くことが可能である。差分
信号をその比較結果として計算することが可能であり、
それをオリジナルのデータへ加算させることが可能であ
り、その結果を表示する前にハーフトーン処理すること
が可能である。
【0077】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、本発明を、ハードウエア、ファームウエ
ア、又はソフトウエア、又はそれらの組合わせで実現す
ることが可能である。
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。例えば、本発明を、ハードウエア、ファームウエ
ア、又はソフトウエア、又はそれらの組合わせで実現す
ることが可能である。
【図1】 本発明に基づくプリンタを示した概略ブロッ
ク図。
ク図。
【図2】 浅いフレームバッファを有するプリンタにお
けるブレンディング即ち混合を実現するプロセスを示し
たフローチャート。
けるブレンディング即ち混合を実現するプロセスを示し
たフローチャート。
【図3a】 浅いフレームバッファデータを脱ハーフト
ーン処理するプロセスを示したフローチャート。
ーン処理するプロセスを示したフローチャート。
【図3b】 浅いフレームバッファデータを脱ハーフト
ーン処理するプロセスを示したフローチャート。
ーン処理するプロセスを示したフローチャート。
【図3c】 浅いフレームバッファデータを脱ハーフト
ーン処理するプロセスを示したフローチャート。
ーン処理するプロセスを示したフローチャート。
【図4】 脱ハーフトーン処理プロセスにおいて使用す
るマトリクスを示した概略図。
るマトリクスを示した概略図。
12 コンピュータ 16 プリンタ 24 バッファ 28 ランダムアクセスメモリ 34 プリントエンジン 50 インタプリタ 51 非イメージデータマーキングプロセサ 52 イメージマーキングプロセサ 54 ハーフトーンエンジン 56 脱ハーフトーンエンジン 58 混合プロセサ 60 表示リストメモリ 62 フレームバッファ 64 スレッシュホールドアレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/00 520 G06F 15/72 G (72)発明者 ラース ユー. ボルグ アメリカ合衆国, カリフォルニア 95070, サラトガ, パイク ロード 13845
Claims (31)
- 【請求項1】 グラフィックオブジェクトを混合する方
法において、 第一グラフィックオブジェクトオを受取り、 前記第一グラフィックオブジェクトをレンダリングして
第一ビット深さを持った第一ピクセルマップを発生し、 前記第一グラフィックオブジェクトと混合されるべき第
二グラフィックオブジェクトと関連している第二ピクセ
ルマップを与え、前記第二ピクセルマップは第二ビット
深さを有しており、前記第二ビット深さは前記第一ビッ
ト深さよりも小さく、 前記第二ピクセルマップの前記第二ビット深さを増加さ
せ、 前記第一及び第二ピクセルマップを混合する、上記各ス
テップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ビット深さを増
加させるステップが、前記第二ピクセルマップと関連し
ている脱ハーフトーン処理データを有することを特徴と
する方法。 - 【請求項3】 請求項2において、前記脱ハーフトーン
処理ステップが、 前記第二ピクセルマップに対する脱ハーフトーン領域寸
法を計算し、 前記脱ハーフトーン処理領域寸法に従って前記第二ピク
セルマップを複数個の領域へ分割し、 各領域を平坦性及び各領域が平坦でないことについてチ
ェックし、各結果的に得られるサブ領域が平坦となるま
で前記領域を細分化し、 各領域及びサブ領域に対して、その領域におけるシェー
ドを表わす単一の深いピクセルデータを計算する、こと
を特徴とする方法。 - 【請求項4】 請求項2において、更に、シェーディン
グ及び隣接性に従ってサブ領域をグループ化し且つ1つ
のグループ内の全てのサブ領域に対するシェードを計算
することを特徴とする方法。 - 【請求項5】 請求項1において、前記混合ステップが
トランスペアレンシ効果を発生することを特徴とする方
法。 - 【請求項6】 請求項1において、前記混合ステップが
オーバープリント効果を発生することを特徴とする方
法。 - 【請求項7】 請求項1において、前記混合ステップが
ダークニング効果を発生することを特徴とする方法。 - 【請求項8】 請求項1において、前記混合ステップが
ライトニング効果を発生することを特徴とする方法。 - 【請求項9】 請求項1において、前記混合ステップが
シャドウ効果を発生することを特徴とする方法。 - 【請求項10】 請求項1において、前記混合ステップ
がスクリーン効果を発生することを特徴とする方法。 - 【請求項11】 請求項1において、前記混合ステップ
が付加的効果を発生することを特徴とする方法。 - 【請求項12】 請求項1において、前記第二ピクセル
マップがハーフトーンデータを有しており、且つ前記増
加させるステップが、スレッシュホールドマトリクスを
使用して前記第二ピクセルマップにおけるハーフトーン
データから深いピクセルデータを発生することを特徴と
する方法。 - 【請求項13】 請求項1において、前記第二ピクセル
マップを、前記ビット深さを増加させる前に、フレーム
バッファ内に格納し、且つ前記フレームバッファがカラ
ー成分当たり少なくとも2ビット深さであることを特徴
とする方法。 - 【請求項14】 請求項1において、前記第二ピクセル
マップを前記ビット深さを増加させる前にフレームバッ
ファ内に格納し、且つフレームバッファがカラー成分当
たり1ビット深さであることを特徴とする方法。 - 【請求項15】 印刷装置によって受取られたグラフィ
ックオブジェクトを混合する方法において、 第一グラフィックオブジェクトをレンダリングして第一
ビット深さを持った第一ピクセルマップを発生し、 前記第一グラフィックオブジェクトと混合されるべき第
二グラフィックオブジェクトと関連している第二ピクセ
ルマップのビット深さを前記第一ビット深さへ回復さ
せ、尚前記第二ピクセルマップは前記第一ビット深さよ
り小さい第二ビット深さにおいて前もってレンダリング
されており、 前記第一及び第二ピクセルマップを混合する、上記各ス
テップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項16】 印刷装置によって受取られたグラフィ
ックオブジェクトを混合する方法において、 第一グラフィックオブジェクトを受取り、 前記第一グラフィックオブジェクトをレンダリングして
第一ビット深さを持った第一ピクセルマップを発生し、 前記第一ピクセルマップのビット深さを減少させ、 前記第一ピクセルマップを格納し、 前記第一グラフィックオブジェクトと混合されるべき第
二グラフィックオブジェクトを受取り、 前記第二グラフィックオブジェクトをレンダリングして
第二ピクセルマップを発生し、前記第二ピクセルマップ
は混合ビット深さにおけるデータを有しており、 前記第一ピクセルマップのビット深さを混合ビット深さ
へ増加させ、 前記第一及び第二ピクセルマップを混合させる、上記各
ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項17】 浅いフレームバッファ内に格納されて
いる対応する浅いデータを具備する印刷装置によって受
取られた深いピクセルデータを混合する方法において、 第一グラフィックオブジェクトと関連している深いピク
セルデータを受取り、 以前に前記浅いフレームバッファへレンダリングした第
二グラフィックオブジェクトと関連している浅いフレー
ムバッファ内に格納されている浅いピクセルデータから
深いピクセルデータ値を回復させ、 前記第一グラフィックオブジェクトと関連している深い
ピクセルデータを前記第二グラフィックオブジェクトと
関連している回復させた深いピクセルデータと混合させ
る、上記各ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項18】 印刷されるべき頁の頁記述言語記述を
受取る形態とされているプリンタにおいて、 前記頁に対する受取った頁記述オブジェクトを深いピク
セルデータへレンダリングするレンダリングエンジン、 前記オブジェクトが表わすハーフトーンデータを形成す
るために深いピクセルデータに関して動作するハーフト
ーンエンジン、 ハーフトーンデータを格納するための浅いフレームバッ
ファ、 前記浅いフレームバッファ内に格納されているオブジェ
クトに対する深いピクセルデータ値を近似させて回復さ
せた深いピクセルデータを発生させる脱ハーフトーンエ
ンジン、 レンダリングされた深いピクセルデータと回復された深
いピクセルデータとを混合して混合データを発生させ前
記混合データが前記ハーフトーンエンジンによって処理
されて前記浅いフレームバッファ内に格納するためのハ
ーフトーンデータを派生させる混合エンジン、 前記浅いフレームバッファからのハーフトーンデータを
印刷しユーザが定義した混合関数に従ってイメージデー
タの混合を発生させるプリントエンジン、を有すること
を特徴とするプリンタ。 - 【請求項19】 ハーフトーンデータから深いピクセル
データを派生させる方法において、 脱ハーフトーン領域寸法を計算し、 前記ハーフトーンデータを前記脱ハーフトーン領域寸法
に従って複数個の領域へ分割し、 各領域を平坦性についてチェックし、且つ、結果的に得
られる各サブ領域が平坦となるまで平坦でない各領域を
細分化し、 各領域及びサブ領域に対して、その領域内のシェードを
表わす単一の深いピクセルデータ値を計算する、上記各
ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項20】 請求項19において、更に、シェーデ
ィング及び隣接性に従ってサブ領域をグループ化し且つ
1つのグループ内の全てのサブ領域に対するシェードを
計算することを特徴とする方法。 - 【請求項21】 ホストと遠隔装置との間での転送用の
元となるグラフィックデータを表わすピクセルマップを
使用する方法において、 前記ホストから前記遠隔装置へピクセルマップを表わす
ハーフトーンを送信し、 前記遠隔装置において前記ハーフトーン表現及び前記ハ
ーフトーン表現を構成するために使用したスレッシュホ
ールドマトリクスから前記ピクセルマップを再生する、
上記各ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項22】 請求項21において、前記再生ステッ
プが前記ハーフトーン表現を脱ハーフトーン処理するこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項23】 請求項21において、更に、前記遠隔
装置において再生したピクセルマップをトラッピング操
作において使用することを特徴とする方法。 - 【請求項24】 請求項21において、更に、前記遠隔
装置において再生したピクセルマップを混合操作におい
て使用することを特徴とする方法。 - 【請求項25】 請求項21において、更に、前記遠隔
装置において、再生したピクセルマップをカラー調節操
作において使用することを特徴とする方法。 - 【請求項26】 請求項21において、更に、新しいハ
ーフトーンパラメータに基づいて再生したピクセルマッ
プを再度ハーフトーン処理することを特徴とする方法。 - 【請求項27】 ホストと遠隔装置との間での転送用の
元となるグラフィックオブジェクトを表わすピクセルマ
ップであって第一ビット深さを有するピクセルマップを
送信する方法において、 前記ピクセルマップのビット深さを減少させ、 前記ピクセルマップを表わす減少させたビット深さを前
記ホストから前記遠隔装置へ送信し、 前記遠隔装置において前記ピクセルマップを再生させ
る、 上記各ステップを有することを特徴とする方法。 - 【請求項28】 請求項27において、前記減少ステッ
プが前記ピクセルマップをハーフトーン処理することを
特徴とする方法。 - 【請求項29】 請求項28において、前記再生ステッ
プが、前記減少させたビット深さ表現を脱ハーフトーン
処理することを特徴とする方法。 - 【請求項30】 請求項27において、前記減少させた
ビット深さ表現を前記遠隔装置へ送信する前に、前記減
少させたビット深さ表現に対して無損失圧縮を適用する
ことを特徴とする方法。 - 【請求項31】 元となるイメージを表わすハーフトー
ンデータの形態の減少させたビット深さピクセルマップ
のビット深さを増加させる方法において、 シェーディング及び隣接性に従ってハーフトーンデータ
からなる複数個の領域をグループ化し且つ1つのグルー
プ内の全ての領域に対して単一のシェードを計算するこ
とによって、前記ハーフトーンデータ及び前記ハーフト
ーンデータを構成するために使用したスレッシュホール
ドマトリクスからピクセルマップを発生させる、上記ス
テップを有することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/995437 | 1997-12-22 | ||
US08/995,437 US6020897A (en) | 1997-12-22 | 1997-12-22 | Dehalftoning of digital images |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11272252A true JPH11272252A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=25541799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10365734A Withdrawn JPH11272252A (ja) | 1997-12-22 | 1998-12-22 | デジタルイメ―ジの脱ハ―フト―ン処理 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6020897A (ja) |
EP (1) | EP0924647A3 (ja) |
JP (1) | JPH11272252A (ja) |
CA (1) | CA2256882A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044045A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置及び方法、画像形成システム |
US8289560B2 (en) | 2006-06-26 | 2012-10-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Transparency and overlay processing for print data |
Families Citing this family (47)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6786420B1 (en) | 1997-07-15 | 2004-09-07 | Silverbrook Research Pty. Ltd. | Data distribution mechanism in the form of ink dots on cards |
US6618117B2 (en) | 1997-07-12 | 2003-09-09 | Silverbrook Research Pty Ltd | Image sensing apparatus including a microcontroller |
US7110024B1 (en) | 1997-07-15 | 2006-09-19 | Silverbrook Research Pty Ltd | Digital camera system having motion deblurring means |
US6690419B1 (en) | 1997-07-15 | 2004-02-10 | Silverbrook Research Pty Ltd | Utilising eye detection methods for image processing in a digital image camera |
US6879341B1 (en) | 1997-07-15 | 2005-04-12 | Silverbrook Research Pty Ltd | Digital camera system containing a VLIW vector processor |
US7551201B2 (en) | 1997-07-15 | 2009-06-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Image capture and processing device for a print on demand digital camera system |
US6624848B1 (en) | 1997-07-15 | 2003-09-23 | Silverbrook Research Pty Ltd | Cascading image modification using multiple digital cameras incorporating image processing |
US6515763B1 (en) * | 1998-07-31 | 2003-02-04 | Adobe Systems Incorporated | Vignette recognition and compression |
US6292168B1 (en) * | 1998-08-13 | 2001-09-18 | Xerox Corporation | Period-based bit conversion method and apparatus for digital image processing |
AUPQ056099A0 (en) | 1999-05-25 | 1999-06-17 | Silverbrook Research Pty Ltd | A method and apparatus (pprint01) |
AU2922701A (en) * | 1999-11-04 | 2001-05-14 | Arcturus Engineering, Inc. | Automated laser capture microdissection |
US6515675B1 (en) * | 1999-11-22 | 2003-02-04 | Adobe Systems Incorporated | Processing opaque pieces of illustration artwork |
US6894704B1 (en) | 1999-11-22 | 2005-05-17 | Adobe Systems Incorporated | Processing complex regions of illustration artwork |
US6825852B1 (en) * | 2000-05-16 | 2004-11-30 | Adobe Systems Incorporated | Combining images including transparency by selecting color components |
US7218420B1 (en) | 2000-08-01 | 2007-05-15 | Eastman Kodak Company | Gray level halftone processing |
JP2002057913A (ja) * | 2000-08-01 | 2002-02-22 | Nexpress Solutions Llc | 個人的好みに応じたカラー強調をもたらす像記録装置および像記録方法 |
US7079281B1 (en) | 2000-08-01 | 2006-07-18 | Eastman Kodak Company | Edge enhancement processor and method with adjustable threshold setting |
US7079287B1 (en) * | 2000-08-01 | 2006-07-18 | Eastman Kodak Company | Edge enhancement of gray level images |
US6915484B1 (en) * | 2000-08-09 | 2005-07-05 | Adobe Systems Incorporated | Text reflow in a structured document |
US6900908B1 (en) | 2000-09-20 | 2005-05-31 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for halftoning data for rendering in a multitone output device |
US6765589B1 (en) * | 2000-11-16 | 2004-07-20 | Adobe Systems Incorporated | Brush for warping and water reflection effects |
US6992789B2 (en) * | 2001-06-15 | 2006-01-31 | International Business Machines Corporation | Method, system, and program for managing a multi-page document |
US7110144B2 (en) * | 2001-09-05 | 2006-09-19 | Xerox Corporation | System and method of performing halftone gamma correction in a printing environment |
US7209258B1 (en) | 2002-05-21 | 2007-04-24 | Adobe Systems Incorporated | Complexity-based transparency flattening |
US7181687B2 (en) * | 2002-06-27 | 2007-02-20 | Adobe Systems Incorporated | Previewing the effects of flattening transparency |
US20050041036A1 (en) * | 2003-08-18 | 2005-02-24 | International Business Machines Corporation | Blending multiple images for high resolution display |
US20050053289A1 (en) * | 2003-09-05 | 2005-03-10 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Staged full-image decompressing, re-sizing and half-toning by less than full-image data-file stages |
US7262782B1 (en) * | 2003-11-07 | 2007-08-28 | Adobe Systems Incorporated | Selectively transforming overlapping illustration artwork |
US7817302B2 (en) * | 2004-03-26 | 2010-10-19 | Lexmark International, Inc. | Optimizing raster operation functions during print job processing |
US7385729B2 (en) * | 2004-03-26 | 2008-06-10 | Lexmark International, Inc. | Optimization techniques during processing of print jobs |
US20050213119A1 (en) * | 2004-03-26 | 2005-09-29 | Lexmark International, Inc. | Processing print jobs according to size of to-be-printed objects and bands containing same |
US7859716B2 (en) | 2004-03-26 | 2010-12-28 | Lexmark International, Inc. | Optimizing to-be-printed objects during print job processing |
US20050213142A1 (en) * | 2004-03-26 | 2005-09-29 | Clark Raymond E | Optimization techniques during processing of print jobs |
US7835030B2 (en) * | 2004-03-26 | 2010-11-16 | Lexmark International, Inc. | Processing print jobs |
US20050213117A1 (en) * | 2004-03-26 | 2005-09-29 | Lexmark International, Inc. | Processing print jobs according to hard or easy processing zones |
US7489419B2 (en) * | 2004-06-15 | 2009-02-10 | Infoprint Solutions Company, Llc | Method and system for specifying halftone spot shapes |
US7336820B2 (en) * | 2005-02-04 | 2008-02-26 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Method and apparatus for rapid shading in a raster image processor |
US7969604B2 (en) * | 2005-11-30 | 2011-06-28 | Adobe Systems Incorporated | Systems and methods for printing artwork containing transparency |
US8139263B2 (en) * | 2005-11-30 | 2012-03-20 | Adobe Systems Incorporated | Systems and methods for printing artwork containing overlapped inks |
US7583410B1 (en) | 2005-12-13 | 2009-09-01 | Adobe Systems Incorporated | System to create image transparency in a file generated utilizing a print stream |
US8181220B2 (en) * | 2005-12-19 | 2012-05-15 | Adobe Systems Incorporated | Method and apparatus for digital rights management policies |
US7675518B1 (en) | 2006-09-05 | 2010-03-09 | Adobe Systems, Incorporated | System and method for generating image shadows with ray-coherent integration of extruded transparency maps |
US8437043B2 (en) * | 2007-07-19 | 2013-05-07 | Xerox Corporation | Compression of grayscale image data using multi-bit halftoning |
US8553977B2 (en) | 2010-11-15 | 2013-10-08 | Microsoft Corporation | Converting continuous tone images |
JP6119322B2 (ja) * | 2013-03-13 | 2017-04-26 | セイコーエプソン株式会社 | 画像データ処理装置、印刷装置および印刷システム |
US10067914B2 (en) * | 2016-10-27 | 2018-09-04 | Adobe Systems Incorporated | Techniques for blending document objects |
KR20220028698A (ko) | 2020-08-31 | 2022-03-08 | 삼성전자주식회사 | 고해상도 디스플레이를 위한 영상 처리 장치, 영상 처리 방법 및 이를 포함하는 어플리케이션 프로세서 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5146548A (en) * | 1988-06-24 | 1992-09-08 | Moore Business Forms, Inc. | Method and apparatus for optimizing and storing contone images for subsequent half-toning and merging with text |
US4977458A (en) * | 1988-11-16 | 1990-12-11 | Eastman Kodak Company | Apparatus for addressing a font to suppress Moire patterns occurring thereby and a method for use therein |
US5235435A (en) * | 1989-11-08 | 1993-08-10 | Adobe Systems Incorporated | Method of producing halftone images |
EP0499738B1 (en) * | 1991-02-08 | 1996-12-27 | Adobe Systems Inc. | Methods of controlling dot size in digital halftoning with multi-cell threshold arrays |
US5285291A (en) * | 1991-02-08 | 1994-02-08 | Adobe Systems Incorporated | Methods of assigning pixels to cells of a halftone grid |
US5124803A (en) * | 1991-02-25 | 1992-06-23 | Ecrm | Method and apparatus for generating digital, angled halftone screens using pixel candidate lists and screen angle correction to prevent moire patterns |
JPH07264392A (ja) * | 1994-02-04 | 1995-10-13 | Canon Inc | 画像編集装置、画像処理装置及び画像処理方法 |
-
1997
- 1997-12-22 US US08/995,437 patent/US6020897A/en not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-12-21 CA CA002256882A patent/CA2256882A1/en not_active Abandoned
- 1998-12-22 EP EP98124368A patent/EP0924647A3/en not_active Withdrawn
- 1998-12-22 JP JP10365734A patent/JPH11272252A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006044045A (ja) * | 2004-08-04 | 2006-02-16 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置及び方法、画像形成システム |
US8289560B2 (en) | 2006-06-26 | 2012-10-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Transparency and overlay processing for print data |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0924647A3 (en) | 2000-11-02 |
EP0924647A2 (en) | 1999-06-23 |
CA2256882A1 (en) | 1999-06-22 |
US6020897A (en) | 2000-02-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11272252A (ja) | デジタルイメ―ジの脱ハ―フト―ン処理 | |
US6313847B1 (en) | Blending graphics objects in a frame buffer | |
US5701366A (en) | Halftoning with gradient-based selection of dither matrices | |
US7940434B2 (en) | Image processing apparatus, image forming apparatus, method of image processing, and a computer-readable storage medium storing an image processing program | |
EP1014694B1 (en) | Automated enhancement of print quality based on feature size, shape, orientation, and color | |
US6556311B1 (en) | Luminance-based color resolution enhancement | |
JPH08235367A (ja) | グレーマスキング技術によるアンチエリアシング方法 | |
US20010055130A1 (en) | Apparatus, product, and method of trapping using a distance buffer | |
US20070127056A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method and program, and storage medium therefor | |
JP2008005317A (ja) | 画像処理装置及びその方法、並びに、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
GB2419766A (en) | Differential halftone processing | |
JPH11154226A (ja) | 解像度改善方法及び装置 | |
US6400467B1 (en) | Method and apparatus for rendering halftone areas of an image with continuous boundaries | |
US5898820A (en) | Device for injecting high energy laser beam into optical fiber | |
JP4089862B2 (ja) | 画像形成装置、画像形成方法および記録媒体 | |
EP2903251B1 (en) | Digital image halftone conversion with selective enhancement | |
JP4514168B2 (ja) | 画像処理システム及び画像処理方法 | |
JP3888594B2 (ja) | 画像処理装置及び画像処理方法 | |
EP0786895B1 (en) | Image processing system and method | |
JP2004112346A (ja) | 画像処理装置及びプログラム | |
JP2001018455A (ja) | 階調イメージの処理装置 | |
JP3112316B2 (ja) | 画像変換方法 | |
JP3768560B2 (ja) | 画像処理装置および方法 | |
JPH1044532A (ja) | 印刷方法と印刷システム | |
JPH09270923A (ja) | 画像処理装置及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060307 |