JP2002057913A - 個人的好みに応じたカラー強調をもたらす像記録装置および像記録方法 - Google Patents

個人的好みに応じたカラー強調をもたらす像記録装置および像記録方法

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JP2002057913A JP2001157798A JP2001157798A JP2002057913A JP 2002057913 A JP2002057913 A JP 2002057913A JP 2001157798 A JP2001157798 A JP 2001157798A JP 2001157798 A JP2001157798 A JP 2001157798A JP 2002057913 A JP2002057913 A JP 2002057913A
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フェイ・ツー・タイ
Esu Ug Ii
イー・エス・ング
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
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    • HELECTRICITY
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    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control

Abstract

(57)【要約】 【課題】 再走査を行う必要なくまた派生物がるべく形
成されないようにしてカラー調整を行い得るような像処
理方法およびシステムの提供。 【解決手段】 画素に関しての各色ごとの連続トーング
レーレベル像データを表す第1信号を準備し;カラー満
足度における調整を表す、使用者が調整可能なカラー調
整入力データからなる第2信号を準備し;第1信号およ
び第2信号に応じて、使用者が調整可能な前記カラー調
整入力に従ってカラー満足度における調整を表す第3信
号を準備し;第3信号によって表されたデータをハーフ
トーンプロセスへと受け渡し、これにより、画素に関し
てのハーフトーン調整済みグレーレベルデータ値を生成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大まかには、デジ
タル方式による像処理に関するものである。より詳細に
は、プリントされるまたは表示される像のカラーを個人
的好みに応じて調整し得るような、特に、文字(テキス
ト)像と写真像との両方におけるカラーを個人的好みに
応じて調整し得るような、デジタル方式による像記録シ
ステムおよび像処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】カラ
ー静電写真法の分野においては、各色ごとに個別的に像
を形成し、これら像を互いに見当合わせされた位置関係
でもって受取シートに対して順次的に転写し、これによ
り、受取シート上にフルカラー像またはプロセスカラー
像を形成する、ということは公知である。例えば、シア
ンとマゼンダとイエローと付加的にはブラックとに関し
ての各色ごとの像を組み合わせることによって、フルカ
ラー像またはプロセスカラー像を形成することができ
る。カラー静電写真装置の特に適切な例は、米国特許明
細書第6,075,965号に開示されている。この文
献の記載内容は、参考のためここに組み込まれる。この
文献において説明されているタイプの装置においては、
1つまたは複数のジョブにおける各色ごとの像データ
は、ジョブ像バッファ(job image buffer,JIB)内
に格納され、JIBから、帯電済みの感光性表面上に個
別色静電像を記録するための、例えばLEDプリントヘ
ッドやレーザープリントヘッドといったような、4つの
電子書込器の各々へと、像データを出力することによっ
て、カラー再生が行われる。静電像は、その後、それぞ
れの色のトナーによって現像され、ステーション間にわ
たって搬送されている受取シートに対して、直接的に転
写される、あるいは、転写用中間ローラまたはベルトを
介して間接的に転写される。これにより、複数のトナー
像が、互いに見当合わせされた位置関係でもって、受取
シートに対して転写されることとなる。これに代えて、
現像済みの複数の各色像を互いに見当合わせされた位置
関係でもって転写用中間ベルトまたはドラムに対して転
写した後に、受取シートに対してフルカラー像を転写す
ることも、公知である。
【0003】上記に関する問題点は、典型的に、ジョブ
像バッファ内に格納された像データを利用して、調整が
行われないことである。このため、校正コピーの作成後
に、カラー調整の必要性から、ジョブ像バッファの上流
側の像データに対する調整が必要とされる。この理由の
ために、ジョブ像バッファ内において既に走査された像
データの場合には、典型的には、ジョブが再度走査され
る必要がある。このことは、時間の無駄であり、また、
電子ファイルの場合には、サーバからダウンロードする
必要がある。
【0004】米国特許明細書第5,694,224号に
は、像を再走査したり再獲得したりする必要なくトーン
補正のための調整を行い得るような、オリジナル像の再
生のための方法および装置が開示されている。しかしな
がら、この文献に記載されている方法および装置におい
ては、像データをハーフトーンに変換した後に、トーン
調整が行われる。プロセスカラー像に関してのこの手法
の問題点は、トーン調整を行うに際し、プロセスカラー
像内に派生物が形成されてしまう傾向があることであ
る。
【0005】オリジナル像の再走査を行う必要なくまた
電子文書の場合に情報をダウンロードしたりラスター像
プロセッサによって再度捕獲を行う必要なく操作者によ
ってカラー調整を行い得るような、また、派生物がなる
べく形成されないようにしてカラー調整を行い得るよう
な、像処理システムが提供されることが望ましい。
【0006】上記のまた他の要望や目的は、本発明によ
って達成される。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1見地におい
ては、像処理方法であって、画素に関しての各色ごとの
連続トーングレーレベル像データを表す第1信号を準備
し;カラー満足度における調整を表す、使用者が調整可
能なカラー調整入力データからなる第2信号を準備し;
第1信号および第2信号に応じて、使用者が調整可能な
カラー調整入力に従ってカラー満足度における調整を表
す第3信号を準備し;第3信号によって表されたデータ
をハーフトーンプロセスへと受け渡し、これにより、画
素に関してのハーフトーン調整済みグレーレベルデータ
値を生成する、像処理方法が提供される。
【0008】本発明の第2見地においては、像処理シス
テムであって、入力像のカラー満足度を使用者の個人的
好みに応じて調整することに適した像データを格納して
いる参照表と;各色ごとの像の一部をなす画素の像デー
タに対して連続トーングレーレベルを付与するための第
1入力と;カラー満足度に対しての使用者の個人的好み
に応じた調整のために使用者によってもたらされるカラ
ー調整入力からなる第2入力と;を具備してなり、参照
表は、第1入力および第2入力に応じて、カラー調整入
力によって表された使用者の個人的好みに応じて画素の
カラー満足度が調整された調整済み像データを形成する
よう作用するものであり、調整済み像データを受領し、
この受領した調整済み像データをハーフトーンアルゴリ
ズムに従って調整する処理デバイスを具備している、像
処理システムが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明ならびに本発明の他の目的
や利点は、以下の好ましい実施形態についての詳細な説
明を読むことによって、明瞭となるであろう。
【0010】以下の本発明の好ましい実施形態について
の詳細な説明は、添付図面を参照して行われる。
【0011】ここで説明する方法は、互いに区分された
各色プロセスを有したフルカラープロセスシステムを意
図している。しかしながら、本発明は、モノクロシステ
ムや強調カラーシステムに対しても適用可能である。簡
単化の目的のため、ここでは、各色プロセスに対しての
複数の像形成システムの中の1個の色プロセスに関し
て、像データの処理を行うための方法および装置につい
て説明する。すべての色プロセスへの拡張は、例えば互
いに異なる色についてのプロセスを直列に行うように付
加的なシステムを並置するといったようなことにより、
自明に行うことができる。システムに対しての入力像
は、GCR(Gray Component Replacement、グレー成分
の置換)処理やUCR(Under Color Removal、アンダー
カラーの除去)処理を既に完了している連続トーン各色
分離像(RIP後におけるラスター化された像)である
と仮定される。入力像データは、スキャナによる文書の
走査によって得ることのできるグレーレベル像データで
ある。図1には、本発明による像処理システムが概略的
に示されている。全カラープロセスコントローラ(再プ
ログラム可能)の1D(1次元)参照表(LUT)(1
2)を使用することにより、入力データが処理される。
これにより、プリントシステムのリアルタイム運転時
に、最後に使用した使用者が要望したカスタマイズや好
みを、既にラスター化された像の各色カラーリング(例
えば、赤色化、緑色化、等)に反映させることができ
る。修正済みの入力データは、LUT(12)から出力
され、像タイプの識別関数(この場合には、コントラス
ト指数)を生成するための適用型スクリーン解析ユニッ
ト(像のセグメント化)(14)に対して入力されて解
析される。このコントラスト指数は、選択ハーフトーン
スクリーンのための混合係数(BC1,BC2)を得る
ためのポインタとして機能する。この例においては、2
つだけのスクリーン(文字スクリーンおよび写真スクリ
ーン)が同時に使用されるものと仮定されている。さら
に多数の中間スクリーンを使用できることは、理解され
るであろう。これについては、米国特許明細書第5,9
56,157号を参照されたい。この文献の内容は、参
考のためここに組み込まれる。この例においては、コン
トラスト指数は、ある選択スクリーンの使用割合を割り
当てるための、像セグメント化の基本コンセプトおよび
ファジー論理アプローチを使用するための一公知方法で
ある。
【0012】修正された連続トーンの入力データは、ま
た、ハーフトーン処理のための2つのスクリーン処理器
(screener)すなわちLUT(18,20)を同時に通
過する。各スクリーン処理LUTブロックにおいては、
連続トーンの入力データが、画素クロックおよびライン
クロックから入力を受けているスクリーン処理アドレス
計算機の制御のもとに、当該スクリーン処理器(例え
ば、文字データに対しての超高周波によるソフトなスク
リーン処理)のみによってハーフトーンとされるように
なっているものとする。ハーフトーンとされた値が、ス
クリーン処理ブロック(18,20)の各々から出力さ
れる。有理スクリーン(rational screen)の場合に
は、2つのスクリーン選択に対してのハーフトーンブロ
ックの繰返し計算アドレスは、必ずしも同じではない。
その場合、プロセッサ(24)において、混合操作が行
われる。つまり、プロセッサ(24)は、混合係数を獲
得するとともに、考慮しているすべてのスクリーンのハ
ーフトーン値を獲得し、これにより、獲得した値に基づ
いて、ハーフトーンされた値を混合した値(混合したハ
ーフトーン値)をもたらす。不満足な文字/写真のエッ
ジに対しては、たいていの場合(部分ドットの成長パタ
ーンを使用する)高周波ソフト写真スクリーンを適用す
る可能性が大きいことにより、一方、より多数の文字の
内部に対しては、たいていの場合(混合ドットの成長パ
ターンを使用する)低周波スクリーンを適用する可能性
がより一層大きいことにより、微細な詳細が保存される
とともに、大きな面積のEP安定性が同時に得られる。
さらに、不満足な文字のエッジに対しては、高周波スク
リーンを適用することにより、通常の低周波スクリーン
処理によって劣化することはない(不満足な文字および
写真に対しては、擬似ライン防止効果のようなものが行
われることはほとんどない)。両スクリーンの混合は、
また、像タイプの境界のところにおける派生物の発生を
低減する。このことは、また、高周波特性を有して固定
型スクリーン(スクリーン角度、スクリーン周波数)と
されたハーフトーンスクリーンから出力された走査入力
像の場合のモアレ模様発生という問題点を低減する。
【0013】グレーレベルプリントに関して米国特許明
細書第5,694,224号に記載されているように、
各画素は、複数の様々なドットサイズやドット密度とさ
れる可能性があり、そのため、様々なグレーレベルとさ
れる可能性がある。グレーレベルの数は、少なくとも3
つである。一方、2値システムにおいては、背景と最大
密度という2つだけのレベルが可能である。しかしなが
ら、各画素に独立のグレーレベルを単に付与する代わり
に、複数の画素を一緒に組織化して、スーパー画素すな
わちセルを形成することができる。その場合、セル内の
各画素には、それぞれのグレーレベルが付与される。人
の視覚応答は、セル内の個々の画素の様々なグレーレベ
ルを、セルに対して知覚した単一のグレーレベルとし
て、集積化する。これは、2値ハーフトーン化の基本概
念と類似している。しかしながら、1つのセルあたりに
対してのトーン技術の数は、各画素に対して利用可能な
様々なグレーレベルの数のために、大幅に増大する。例
えば、各画素に対して2値ハーフトーン化においては2
つのレベルしか付与されなかったのに対して、256個
のレベル(ゼロも含めて)を、グレーレベルプリントに
おいてセル内の各画素に対して付与することができる。
セルの画素内におけるドットの形成は、様々な所望の結
果を得るための多数の様々な手法によって行うことがで
きる。ドットは、グレーレベルハーフトーン化をもたら
すために、『フル』ドットや『部分』ドットや『混合』
ドットや固定ドットとして形成することができる。部分
ドット形成プロセスおよび混合ドット形成プロセスは、
先の米国特許明細書第5,694,224号に記載され
ている。
【0014】以上のように、システムは、不満足な文字
に対しては擬似ライン防止効果をもたらすことができ、
出力スクリーンと入力との干渉によるモワレ模様を低減
することができ、さらに同時に、EPプロセスに対して
の安定性を維持することができる。システムは、また、
満足な文字に対して擬似ライン防止効果をもたらす必要
がある。さらに、カラーシステムにおいては、GCRお
よびUCRが使用されることが多いため、元から満足な
文字(モノクロにおいて)のいくつかが、ほぼ満足な文
字へと変換される。この問題を解決するために、混合ハ
ーフトーンデータに対して、プログラム可能かつ調整可
能なしきい値/検出器(26)が使用される(図1参
照)。あるしきい値を超えている混合グレーレベルハー
フトーン値は、GRET用の調整可能しきい値/検出器
(26)によって、2値における1という値へと変換さ
れ、それ以外の混合グレーレベルハーフトーン値は、2
値における0という値へと変換される。その後、変換後
のデータが、GRET擬似ライン防止検出器(28)へ
と入力される。これに関しては、米国特許明細書第5,
450,531号および米国特許明細書第5,600,
761号を参照することができる。これら文献のGRE
T処理に関する記載内容は、参考のためここに組み込ま
れる。ただし、満足な文字のエッジを改良するために、
他のグレーレベルエッジ強調処理手法を使用することも
できる。GRETからの擬似ライン防止式エッジ強調出
力の提案は、ポインタを、エッジを円滑化するための複
数レベル出力値を備えたLUTにセットする。図1に示
すように、円滑化やライン幅制御を行うために、様々な
強度(グレー値)のLUTsを設けることができる。こ
の特別のGRET強度選択は、LUT(30)に対して
の入力によって行われる。もちろん、複数のレベル像に
対してのGRETアルゴリズムに基づいて、検出器(2
6)が、試験ウィンドウ内に2値(不満足なハイ値、お
よび/または、低値)以外の他の値が存在するかどうか
を決定する。試験ウィンドウ内に他のグレー値が存在す
る場合には、バイパスグレー値(混合操作プロセッサ
(24)によって出力されるような混合ハーフトーン
値)が、代わりに使用される。これに関しては、GRE
T用の調整可能なしきい値/検出器(26)が、混合操
作プロセッサ(24)からの出力がGRETプロセッサ
(28)をバイパスするような操作を、付加的に行うこ
とに注意されたい。バイパスデータに加えて、選択器信
号が、GRETに対しての入力としてまたはバイパス選
択デバイス(32)に対しての入力として、もたらされ
る。これにより、選択デバイス(32)は、GRET強
度選択器(30)によって修正されたようなGRET処
理済みデータを通過させるか、あるいは、混合操作プロ
セッサ(24)によって出力された混合ハーフトーンデ
ータであるバイパスデータを通過させるか、を決定する
ことができる。このようにして、本発明による方法およ
び装置においては、ほぼ満足な文字/写真に対しての擬
似ライン防止処理と、不満足な文字に対しての品質改良
とが、行われる。
【0015】図2には、コントラスト指数を計算するた
めの方法(つまり、適用型スクリーンスクリーン解析器
(14)によって使用される方法)が示されている。こ
の方法においては、9個の画素からなるウィンドウ(全
カラープロセスコントローラデバイス(12)から得ら
れる)が使用され、ある種の隣接関係をなす隣接画素ど
うしの間の差の絶対値を検出することによって、一対の
隣接画素どうしの間の最大差が決定される。これについ
ては、米国特許明細書第5,956,157号を参照す
ることができる。
【0016】図3には、2つのスクリーン処理ファジー
論理システムにおける、コントラスト指数を使用した、
混合係数(BC1,BC2)の計算方法の一例が示され
ている(100%が1に等しい)。また、図3は、混合
係数および相異なるハーフトーンスクリーン参照表の出
力値からなるハーフトーングレー値からの、混合された
ハーフトーン値(変換値)の計算方法も示している。
【0017】現在のシステムにおいては、2つのハーフ
トーンスクリーンからのLUTs内の多層レベル出力値
と、GRET LUTのエッジ値と、の独立チューニン
グを行う。2つのハーフトーンスクリーングレー値とス
クリーン構造とを適合させることが望ましい。この点か
ら、像タイプどうしの間の境界領域のところにおける密
度と構造との適合が行われる。この場合、2つのスクリ
ーン処理器LUT内におけるグレー値どうしは、特に同
様の入力値においてこの適合が得られるようにチューニ
ングされる。2つのスクリーンの出力密度どうし(スク
リーンどうしが相違していることにより、必ずしも同じ
出力グレー値ではない)は、良好な適合が得られるよう
に選択される(当然のことながら、2つのスクリーンの
スクリーン構造どうしは、文字の不適合を減少させ得る
ように選択されている)。このようにして、像タイプ領
域どうしの間の漸次的な移行を、達成することができ
る。同様の理由により、グレー値およびGRET LU
Ts(高/中/低とは、擬似ライン防止の観点からの凝
集度合いの違いを表している)は、スクリーン処理器の
LUT値とは独立にチューニングされる。これにより、
ほぼ満足な文字の擬似ライン防止効果における最適効果
が得られる(使用者の選択に依存する)。ここで説明し
た現在のシステムは、なすべきすべての対しての個別手
段を提供する。
【0018】[満足なカラーを得るための好ましいカラ
ー調整]1D(1次元)の全カラープロセスコントロー
ラLUT(12)を最初に使用することにより、像が既
にRIP(ラスター像処理)され終わった後にプリンタ
が運転中であってさえも、好ましいカラーの最終微調整
の可能性が確保される。LUT(12)に対してのある
入力は、各色像のための8ビット入力データである。L
UT(12)に対しての次なる入力は、各色像の満足度
を調整するためのカラー調整値である。図22には、L
UT(12)に対してのグレーレベル入力と、これに対
応したLUT(12)からのグレーレベル出力と、図2
3に示すワークステーション(WS)の制御パネルにお
いて可能なカラー調整用調整入力を与えることによって
使用者がグレーレベル出力に対してカラー満足度を調整
処理することにより可能とされる調整範囲と、を示して
いる。この調整入力が、ジョブ像バッファの後に入力さ
れること、および、像データがジョブ像データバッファ
から出力された後に、調整入力が像データを有効に変更
すること、に注意されたい。よって、使用者は、データ
が電子データの形態で存在している場合には、オリジナ
ルハードコピー文書の再走査や像データの再ラスタリン
グを行う必要なく、様々な調整でもって、コピー作製
(例えば、試しコピー)に関しての試験を行うことがで
きる。好ましいカラー調整の最終ステップとして、試し
プリントにおいて形成されたカラーを使用者が気に入ら
なかった場合に使用者がカラー調整を行うカラー微調整
が用意されている。よって、不満足なカラーを、より満
足なカラーへと調整することができる。像内における特
定色の強調を行うことができる。調色は、公知のカラー
管理プロセスをラスター前に機械の前端部に設ける場合
に、各色を正確なまたは適合した色へと微調整すること
を意図したものではない。フルカラープロセス(シア
ン、マゼンダ、イエロー、および付加的に、ブラック)
においては、カラー調整は、好ましくは、ハーフトーン
処理の前に行われる。その理由は、ハーフトーン処理さ
れたデータを調整するよりも、連続トーン(連続したト
ーン)データを調整した方が、より良好な結果が得られ
るからである。連続トーンデータに対して先に調整が行
われることは、有利なことである、それは、ハーフトー
ン処理の後に形成されるドット構造またはドットデータ
に対しての調整であると、ドット構造内に望ましくない
派生物(他の色チャネルからの相互作用)が形成されか
ねないからであり、また、色の変化を引き起こす傾向が
あるからであり、少なくとも、カラー調整の制御がより
困難となる傾向があるからである。
【0019】いくらかの制限されたGCR/UCR範囲
を取り扱うために、ほぼ満足な文字/写真擬似ライン防
止要求の様々な程度に関してのしきい値検出器(26)
のところに、調整可能なGRETしきい値ステップが設
けられる。他に強調しておくことは、第2スクリーン処
理器(スクリーン処理器(20))のLUTs内に、複
数の写真スクリーンを配置することである。この場合、
様々な写真スクリーンを、LUTを再導入する必要な
く、1つのプリントページ内において選択することがで
きる(当然のことながら、スクリーンアドレス計算機の
スクリーン位置増分計算は、写真スクリーンごとに変更
する必要がある)。さらなる改良点は、より円滑な移行
を行い得るよう混合操作時に3つ以上のスクリーンを使
用することである。
【0020】図4には、適用型スクリーン解析器(1
4)(コントラスト指数を生成するためのものである。
機能についての説明は、図2を参照されたい)と混合係
数LUT(16)(機能についての説明は、図3を参照
されたい)と混合操作ブロック(24)(スクリーン処
理器からの出力値と出力値を得るためのポインタとして
の混合係数を使用する)の詳細といったような各機能部
分の詳細な実施形態が示されている。ここでは、GRE
Tブロック(詳細については、図1を参照されたい)に
対しての出力(つまり混合されたハーフトーンデータ。
等式に関して図3を参照されたい)を生成するための、
予め計算されたLUTアプローチ(非常に高速の操作を
得るためのアプローチ)について説明する。図3からわ
かるように、コントラスト指数が計算された後に、混合
係数が図3の図示にしたがって生成される。例えば0.
4というコントラスト指数の場合には、第1スクリーン
処理器(18)からの出力値には、70%が掛け算さ
れ、第2スクリーン処理器(20)からの出力値には、
30%が掛け算される。図3から認識できるように、比
較的小さいコントラスト指数や比較的大きいコントラス
ト指数の場合には、一方のスクリーン処理器からの値が
100%とされ他方のスクリーン処理器からの値が0%
とされる。
【0021】図5には、スクリーンアドレス計算機(2
2)と(高速処理のための)LUTsを使用したスクリ
ーン処理器(18,20)と混合操作ブロック(24)
(混合器)といったような各機能部分の詳細な実施形態
が示されている。高速を得るために、デュアル処理チャ
ネルを使用するというアプローチが行われている。この
デュアルチャネルアプローチにおいては、現在の偶数画
素と現在の奇数画素とが、互いに個別にかつ同時に処理
される。現在の偶数画素のコントラスト指数を計算する
ためには、現在の偶数画素に対して隣接している、ある
種の隣接奇数画素だけが必要とされる。現在の偶数画素
に対して、先入れ先出し式(first infirst out) バッ
ファ(21a)が、現在の偶数画素のコントラスト指数
の決定に際して必要な隣接奇数画素を格納するために、
設けられている。同様に、現在の奇数画素に対して、先
入れ先出し式バッファ(21b)が、現在の奇数画素の
コントラスト指数の決定に際して必要な隣接偶数画素を
格納するために、設けられている。現在の偶数画素が、
偶数画素スクリーンLUTs(18a,20a)に対し
て入力され、現在の奇数画素が、奇数画素スクリーンL
UTs(18b,20b)に対して入力される。両スク
リーン処理器の出力、および、奇数画素と偶数画素との
各々に対してのそれぞれのコントラスト指数から計算さ
れた混合係数が、それぞれの画素混合操作プロセッサ
(24a,24b)に対して入力される。有理スクリー
ンに対しては、調整されたスクリーン値の座標アドレス
(スクリーン角度やスクリーン周波数に応じて、様々な
色分離は、様々なスクリーン処理器角度やスクリーン処
理器周波数を使用することができ、座標アドレスどうし
は、互いに相違することができる)が、後述のようにし
て生成される。画素クロックおよびラインクロックを使
用することにより、有理スクリーンに対しての現在の画
素位置に応じて、カウンタを増分することができる。こ
れにより、入力画素値と計算された座標とに基づいてハ
ーフトーンスクリーン多重レベル出力値を格納するハー
フトーンスクリーン処理器LUTs(18a,18b,
20a,20b)に対して、座標が出力される。
【0022】[調整されたスクリーン値の生成]図6,
7,8には、19×19個の矩形配列内に規定された従
来のスクリーンタイルが、それぞれ示されている。スク
リーンタイルは、4×15の大きさの回転した長方形で
ある。このスクリーンタイルは、14.93°のスクリ
ーン処理器角度内に600dpi(dpi=1インチあ
たりのドット数つまり25.4mmあたりのドット数)
において154.6LPI(LPI=1インチあたりの
ライン数つまり25.4mmあたりのライン数)という
スクリーンルールを実行するために使用される。これら
各図において、スクリーンタイルが、1画素あたりに8
ビットというシステムにおいて、それぞれ255,12
8,2というグレー値を表すためのハーフトーン調整値
を示していることを理解されたい。
【0023】次に、255,128,2という各グレー
レベル面を表している図9,10,11内のデータを参
照すると、それぞれのハーフトーンタイルを示す繰返し
可能数値列として機能することができる241個のスト
リングが示されている。図9においては、複数の行およ
び列内に241個の数が示されているけれども、241
個の数は、241個の数からなる単一列または単一ブリ
ックにおいて、より明瞭に示される。面128や面2に
より、典型的なグレーレベルの場合ではブリック内の数
がすべて同じではないことが、より明瞭である。図9に
示すように、ブリックの幅が241であり、ブリックの
高さが1であり、ブリックオフセットが177であるこ
とが認識される。これについては、後述する。ブリック
という概念の使用について説明することにより、各グレ
ーレベルに関係した241個の値を使用することによっ
て、ハーフトーン調整値を任意の画素位置に対して決定
することができることを示す。当然のことながら、スク
リーンルール周波数やスクリーン角度やスクリーンタイ
ルのサイズに基づいてこれら241個の値が決定される
こと、および、これら241個の値が、ただ1個の色分
離に対してのハーフトーン調整値を示すことは、理解さ
れるであろう。典型的には、同一の多色像を形成するた
めの使用する場合には、特に写真ハーフトーンスクリー
ンの場合に同一の多色像を形成するための使用する場合
には、各色ごとの像が、他の色のスクリーン角度とは異
なるスクリーン角度を有していることが望ましい。
【0024】次に、図12を参照して、複数の調整値か
らなる一連のブリックの使用という概念について、さら
に説明する。図12に示すように、画素値P(x,y)
が、入力画素が調整値の順序とは異なる順序(ビット深
さ)とされている場合に使用される付加的な参照表に対
して入力される。この場合、入力画素が例えば12とい
ったようなグレーレベルビット深さを有している場合に
は、このビット深さは、参照表によって、8というビッ
ト深さに変換される。適切なビット深さとなるようハー
フトーンへと調整され変更されるべき画素は、g(x,
y)として示される。この入射画素のグレーレベルは、
256個のブリック面(0〜255)のうちの1つに対
してのポインタとして識別され機能する。各ブリック面
は、そのグレーレベルに対する数からなる一連のブリッ
クを有している。ここで、面(255)は、図9に示す
ような241個の数列を有している。画素g(x、y)
のグレー値に加えて、各画素に関しての像内における
x,y座標位置すなわち像内画素アドレスが使用され
る。座標位置を使用することにより、当該画素に対する
グレーレベルによって決定された画素平面内に、当該画
素の特定の調整値が割り当てられる。
【0025】次に、図13のフローチャートを参照し
て、像面内における現在の画素の座標値(x,y)が既
知である場合の、ブリック面内における座標値(I,
J)の計算について説明する。この例においては、座標
値(J)は、常に1に等しい。というのは、この特別な
場合においては、ハーフトーンスクリーンラインの性質
のためにブリック高さが1であるからである。他のスク
リーンの場合には、ブリック高さは、2またはそれ以上
となり得る。
【0026】画素g(x,y)に対しての調整値を決定
するために、グレーレベル面が、画素のグレー値によっ
て決定される。ここでは、画素の第1ラインを調整する
ケースについて考察する。複数の画素の中の第1ライン
内における第1画素に関しては、座標は、X=0,Y=
0である。当該画素のグレーレベル面のブリック(I=
0,J=0)内における第1数が、当該画素に対しての
調整値とされる。像面の第1ライン内における第2画素
(X=1,Y=0)は、当該第2画素に対するグレーレ
ベルを有したブリック面のブリックの第2数によって調
整される。そして、この操作が、第242番目の画素が
調整されるまで、第1ラインをなす画素g(x,0)に
ついて繰り返される。この画素の時に、ブリックストリ
ングの最初に戻る、すなわち、一連の数字の最初に戻
る。ラインY=0におけるすべての画素がハーフトーン
調整され終わるまで、ブリック座標I=0からI=24
0まで、操作が繰り返される。
【0027】次なる画素ラインY=1においては、この
ライン内の第1画素g(0,1)は、ブリック内のオフ
セット位置I=177に位置づけられる。この位置は、
このスクリーンに関して特定のものであり、像の他のラ
インは、他のオフセット位置の計算値から始まるような
ブリック内出発位置を有することとなる。像ライン内の
次なる画素g(1,1)は、調整位置I=178へと位
置づけられる。この操作は、位置(240)に到達する
まで繰り返される。この像ライン内の次なる画素の位置
づけは、調整位置I=1において始まる。よって、オフ
セットは、様々なオフセット位置の計算値から新たな像
ラインを開始するために使用されるに過ぎない。よっ
て、第2像ライン(Y=1)内の複数の画素において
は、パターンは、I=177〜240(X=0〜63と
いう像画素の場合)、I=0〜240(X=64〜30
4という像画素の場合)、I=0〜240(X=305
〜545という像画素の場合)、等といったような位置
決めシーケンスである。これは、このライン内のすべて
の画素がハーフトーン調整され終わるまで、続けられ
る。次なるライン(Y=2)においては、繰返しパター
ンは、I=113〜240、I=0〜240、I=0〜
240、等といったようなものである。これは、このラ
イン内のすべての画素がハーフトーン調整され終わるま
で、繰り返される。調整されるべきすべての画素に対し
て、変数は、グレーレベル値であり、そのため、画素の
グレー値に依存して、様々なブリック面が画素ごとに考
慮されることに注意されたい。
【0028】この処理の実施状況は、図13のフローチ
ャートに示されている。この場合、座標(x,y)を有
した画素が、ブリック面内におけるある位置(I,J)
に位置づけされる。この位置は、画素のグレー値g
(x,y)という入力を有しているハーフトーンスクリ
ーン参照表に対するある入力として付与される。参照表
は、像画素g(x,y)のハーフトーン調整のために、
調整された画素値を格納する。この例においては、LU
T内に、241×255個の調整値が存在する(ブリッ
ク幅×ブリック面数)。表サイズのさらなる低減化は、
0および255というグレー値が、この例においては0
および255というグレー値を有した各画素がそれぞれ
の値へと調整されていることにより、無関係なI値およ
びJ値を有していることを認識することによって、行う
ことができる。図13のフローチャートにおいては、像
内画素座標値(x,y)が、計算機に対して入力され
る。計算機は、x座標の値を検出し、検出したx座標値
に、ブリック高さで除した後にブリックオフセット値を
掛け算したy座標値を、加算する。この加算結果を、ブ
リック幅で割算し、剰余(余り)だけを、ブリック座標
値(I)として保持する。例えば、X=178,Y=
1,Bh=1,Bs=177,Bw=241である場合
には、計算により、178+(1/1)×177=35
5という加算結果が得られ、さらに、ブリック幅241
で割算をすることによって、剰余114が得られ、I=
114となる。J座標値は、像面内におけるy座標の値
を検出し、検出したy座標値を、ブリック高さで割算
し、剰余(余り)を、ブリック座標値(J)として保持
する。このスクリーンの例においては、J座標値は、常
にゼロである。しかしながら、上述したように、他のス
クリーンにおいては、ブリック高さを、2またはそれ以
上とすることができ、その場合には、ブリック面内のJ
座標値が、実質的に決定されることとなる。ブリック座
標計算機の具現は、この計算を行い得るよう構成された
コンピュータやチップによって処理されるソフトウェア
とすることができる。計算は、次式のように表現するこ
とができる。 I=(X+(Y/Bh)×Bs)%Bw ここで、『%』は、割算を行って剰余を求めるという操
作を示す演算子として使用されている。上述のように、
ある種の状況においてはBh=1であるので、その場合
には、上記の式は、次のように簡略化される。 I=(X+Y×Bs)%Bw
【0029】図5に示すように、奇数画素と偶数画素と
に対して、個別に同時的に処理を行うことができ、奇数
画素と偶数画素とに対して同時的にブリック座標を計算
し得るよう、ハードウェアとソフトウェアとを構成する
ことができる。加えて、ハーフトーン写真スクリーンと
ハーフトーン文字スクリーンとの双方を取り扱うことに
より、文字スクリーンと写真スクリーンとに関してのブ
リック面座標を同時的に計算することができる。文字ス
クリーンの一例が、図14に示されており、文字スクリ
ーンによって処理された画素を調整するためのブリック
面技術を使用した調整値を特徴とする参照表が、図15
に示されている。図からわかるように、文字スクリーン
は、写真スクリーンよりもかなり単純なものであり、写
真スクリーンの場合のように各色ごとに回転を行う、こ
とは不要である。しかしながら、特別の文字スクリーン
は、各ブリック面において2列のブリックを有してい
る。
【0030】調整されたハーフトーンスクリーン値から
なる参照表の生成手法につき、図26〜図31、およ
び、図32のフローチャートを参照して説明する。後に
明瞭となるように、図32のフローチャートにおける各
ステップは、図26〜図31におけるそれぞれの図面番
号と対応している。図26には、45°というスクリー
ン角度とされた600dpi(dpi=1インチあたり
のドット数つまり25.4mmあたりのドット数)にお
いて141LPI(LPI=1インチあたりのライン数
つまり25.4mmあたりのライン数)を有したスクリ
ーン例に対しての、タイル構造の濃淡処理を示してい
る。記号(C1)によって示された画素は、同じタイル
に属する複数の画素を示している。像面全体が互いに噛
み合う同様のタイルを備えて構成されていることは、理
解されるであろう。また、この例においては、タイルを
構成する画素が、1つのセルまたは1つのスーパーセル
を形成していること、また、タイル構造内において、タ
イルを、複数のセルまたは複数のスーパーセルを有した
ものとして形成できることは、理解されるであろう。タ
イルが複数のセルまたは複数のスーパーセルを有してい
る場合には、タイル内において複数組の画素連続番号を
設けることができる。
【0031】この例のタイルの個々の画素は、タイル内
の他の画素に対して独自の位置を有しており、この例に
おいては、連続番号(1〜18)を有した画素として認
識することができる。一般に、タイル構造の形状、およ
び、タイル構造内の画素数、および、タイルの向きは、
スクリーン周波数およびスクリーン角度の関数である。
図27においては、タイル内の個々の画素は、連続番号
(1〜18)によって識別されている。図28において
は、像面は、それぞれのタイルの連続番号によって充填
されている。図29および図30には、像面内の連続番
号からなる繰返し矩形ブロックを探すための検索結果が
示されている。図からわかるように、最少の繰返しブロ
ックすなわちブリックは、6個の連続番号からなるブリ
ック幅(Bw)を有し3個の連続番号からなるブリック
高さ(Bh)を有したものである。また、第2のブリッ
クが、3個の連続番号分だけオフセットされた位置から
出発していること、および、このオフセット量が、ブリ
ックオフセット(Bs)と称されるものであることが、
わかる。
【0032】ブリック幅やブリック高さやブリックオフ
セットといったようなパラメータを決定した後に、調整
値からなる参照表のための値を、画素の連続番号と置換
することができる。この特別のスクリーンにおいては、
画素のための連続番号は、1画素あたりに8ビットのシ
ステムのためのすべてのタイルグレーレベル値(1〜2
55)と一致する。しかしながら、各タイルグレーレベ
ル値に対しては、タイル内の特定の連続番号が、特定の
調整値に対応することとなる。これは、図31に示され
ている。図31は、2というグレーレベル値を有したタ
イルにおいては、連続番号が1である画素の値が106
という調整グレーレベル値であり、ブリック内の他のす
べての画素が0という調整グレーレベル値を有している
ことを示している。128というグレーレベル値を有し
たタイルの例においては、タイル内の数個の画素だけ
が、0という調整グレーレベル値を有しており、他の画
素が、0以外の調整グレーレベル値を有していることが
わかる。255というグレーレベルにおいては、この例
では、タイル内のすべての画素が、255という調整値
を有している。
【0033】図33〜図35には、タイル構造内に4つ
のセルまたはスーパーセルを有しているタイルのための
スクリーン構造を示す様々なスクリーンに対してのタイ
ル構造が、示されている。このタイル構造は、0°とい
う回転角度とされた171LPI(LPI=1インチあ
たりのライン数つまり25.4mmあたりのライン数)
を有したスクリーンに対応している。図33からわかる
ように、4つのセルは、3つの異なる形状を有してい
る。このタイルに対するブリック構造も、また、図33
に示されている。図33からわかるように、このブリッ
ク構造は、7というブリック高さを有しており、ブリッ
クオフセットは有していない。図34および図35にお
いては、ブリック構造とタイル構造とが、分散ドットタ
イプの成長パターンを有したハーフトーンドットにおい
て2および128というタイルグレーレベルに対しての
それぞれの調整画素値と共に、示されている。セル内の
グレーレベルドットからなるこのタイプのハーフトーン
ドット成長パターンにおいては、成長は、セルのグレー
レベルが増大するにつれて、セルのいくつかの画素部材
に分散する傾向がある。この成長パターンは、フルドッ
トタイプの成長パターンとは相違する。フルドットタイ
プの成長パターンにおいては、セルグレーレベルの成長
は、セルグレーレベル成長がセル内の次なる画素位置に
おいて増大する傾向のある最大グレーレベルに画素がな
るまでは、ある画素のグレーレベルの増大によって増大
する傾向がある。また、ブリック構造が、この例におけ
るタイル構造に対応していることに注意されたい。
【0034】タイルに対しての調整スクリーン値を生成
するために、スクリーン角度や所定長さ(例えば1イン
チ)あたりのライン数や1画素あたりのグレーレベル数
といったような様々なタイルパラメータについて考察す
る。加えて、ドットドライバおよびドットタイプ成長パ
ターンの性質についても、考察する。ドットドライバの
一例が、セル内のドットが中央から外側に向けて成長す
る傾向のある円形タイプまたはスパイラルタイプの成長
パターンを有した16×16というドットサイズのドラ
イバとして、図36に示されている。直線状や楕円状に
沿った成長といったような他の形状の成長パターンに対
しては、他のタイプのドットドライバを、適宜使用する
ことができる。これら要因は、ドット部材機能生成器に
対して入力することができる。機能生成器は、タイル内
におけるセルを考慮し、タイルの一部をなす他のセルに
基づく他の画素位置からの露光による画素位置での過剰
露光の寄与を考慮する。その後、スクリーンプロファイ
ル形成器を使用することにより、まだ量子化されていな
い画素位置における露光値を加算することによって、タ
イル内の全グレーレベルを決定することができる。その
後、スクリーンプロファイル量子化器が、個々の画素調
整値を量子化し、これにより、これら値を、例えば画素
ビット深さあたりに8ビットというシステムにおいては
0〜255といったような全体部材の形態で強調するこ
とができる。
【0035】当然のことながら、上述したように、調整
スクリーン値の割当は、得られた調整スクリーン値によ
って他の像処理操作を行うようにプリンタに対して直接
的に出力される値を意味していないことは、理解される
であろう。よって、上述したように、特定の画素に対し
ての調整スクリーン値は、しきい値処理を受けることが
でき、これにより、エッジ強調処理といったようなさら
なる処理や混合操作に適したものとなる。
【0036】本発明による方法および装置において使用
可能なエッジ強調処理システムの一例における機能ブロ
ック図が、図16に示されている。上述したように、G
RETプロセッサ(28)内への入力は、GRET調整
可能しきい値/検出器(26)による調整を受けた2値
ビットマップの形態である。これは、既にしきい値処理
を受けたデータに関するものである。混合操作プロセッ
サ(24)から出力されたデータは、GRETとバイパ
スとの選択デバイス(32)へとバイパスされる。GR
ETプロセッサ(28)への入力は、2値ビットマップ
である。ここで、『2値』ビットマップまたは『2値』
像という用語は、当業者であれば、複数の像画素が完全
にまたは実質的に完全に露光されているかあるいは完全
にまたは実質的に完全に露光されていないかのいずれか
であるような、すなわち、グレースケール画素データが
実質的に存在しないような、ビットマップまたは像のこ
とを意味していることが、理解される。この例において
は、GRETプロセッサが、1画素あたり4ビットとい
うビット深さでもって画素を処理できることにより、検
出器(26)は、1画素あたり8ビットという像データ
を、GRETプロセッサによって要求されている1画素
あたり4ビットというビット深さへと、変更することが
できる。『グレースケール』という用語は、各画素が、
完全露光と完全非露光との間の1つまたは複数のグレー
陰影を表すようにデータ中の1ビットを超えるビットに
よって表されているような、像データを意味している。
当然のことながら、画素の実際の色は、画素を現像する
ためのプリントプロセスにおいて使用されるカラートナ
ーすなわち色素に依存することとなる。像データが4つ
の2値情報ビットによって表されている例においては、
2値ビットマップは、0または15のいずれかによって
表された像データを有することとなる。2値ビットマッ
プは、この像データからなる行列を備えている。この場
合、0は、非露光画素を表すことができ、15は、完全
に露光された画素領域を表すことができる。当然のこと
ながら、これらは、逆の関係とすることもできる。現像
は、好ましくは、露光された画素領域において行われ、
非露光画素領域においては、現像は行われない(非帯電
領域現像または逆現像として公知である。しかしなが
ら、帯電領域現像を使用することもできる)。ここで
は、『露光された』画素および『露光されていない』画
素を参照しているけれども、他のプリントシステムまた
は表示システムにおいては、特にインクの付着を使用す
るインクジェットシステムといったようにシステム特性
として露光を使用していないようなシステムにおいて
も、システム特性に応じた等価な画素表現を使用するこ
とができることは、理解されるであろう。
【0037】GRETプロセッサ(28)においては、
バンドバッファ(100)からの出力としての現在の画
素位置が、記号n(i,j)によって示されている。水
平方向と鉛直方向との双方に対してのソベル(sobel)
傾斜マスク(120,140)が、2値ビットマップデ
ータn(i,j)に対して作用することにより、x方向
傾斜作用子(gx)とy方向傾斜作用子(gy)とが形
成される。使用可能な典型的なソベル傾斜マスクは、米
国特許明細書第6,021,256号に開示されてい
る。この文献の内容は、参考のためここに組み込まれ
る。他の傾斜マスクを使用することもできる。その後、
傾斜の大きさすなわち傾斜強度(gm)が、プロセッサ
(160)において、ビットマップ内の各位置に関して
x方向傾斜作用子(gx)の2乗とy方向傾斜作用子
(gy)の2乗との和の平方根を求めることにより計算
される。これにより、傾斜強度マップが形成される。そ
して、傾斜強度マップは、後の使用のために、バッファ
(180)内に格納される。同様に、傾斜角度(ga)
(220)が、各画素位置に関して決定され、これによ
り、傾斜角度マップ(220)が形成される。簡便さの
目的のために、傾斜角度(ga)は、好ましくは、傾斜
方向ソータ(240)によって傾斜方向(gd)の選択
に制限される。各位置に関しての傾斜方向は、バッファ
(260)内に格納される。オリジナルのビットマップ
データと、これに関連した傾斜強度(gm)および傾斜
方向(gd)とが、決定マトリクス(280)へと供給
される。決定マトリクス(280)は、この情報を使用
することにより、エッジ強調グレースケール出力データ
を選択して、GRETプロセッサへと入力される2値ビ
ットマップデータを変更する。決定マトリクス(28
0)は、画素データを、所定画素値および傾斜強度によ
って表される一連の基準値と比較することによって、2
値ビットマップデータからなるウィンドウの中央画素が
黒色画素または白色画素であるかどうか、また、中央画
素が単一画素ライン内に含まれているかどうか、また、
キンクサイトに対しての画素位置、を決定する。一連の
基準値を確立しているルールにしたがって、決定マトリ
クス(280)は、参照表LUT(30)に対して供給
されるアドレスを生成する。LUT(30)は、決定マ
トリクス(280)によって生成されたアドレスに基づ
いて、エッジ強調グレースケール出力データを生成す
る。強調されたグレースケール出力データは、しきい値
/検出器(26)からの2値入力データを置換し、プリ
ンタのグレースケールプリントヘッド(例えば、レーザ
ー式やLED式や熱式やインクジェット式やあるいは他
の方式のプリントヘッド)に対して供給されたときに、
あるいは、CRTや他の適切なディスプレイといったよ
うなグレーレベルディスプレイに対して供給されたとき
に、ぎざぎざのエッジを有することなく、よりスムース
な像を生成する。GRETシステムを、汎用コンピュー
タや専用プログラムコンピュータや特に特定用途集積回
路(ASIC)の形態とされたパイプライン処理システ
ムのようなハードウェアやこれらの組合せにおいて実行
されるコンピュータプログラムとして具現できること
は、理解されるであろう。図1に示すようなLUT(3
0)は、一連の高/中/低LUTs(30)とすること
ができる。高/中/低LUTs(30)の各々は、エッ
ジ強調のタイプや強度が好ましいものとなるよう、GR
ET強度選択器信号の入力に応じて選択される。
【0038】[可変強度GRET]次に、図17〜21
を参照して、GRET出力の強度可変操作について説明
する。図18には、2値信号からなるオリジナル像が示
されている。このオリジナル像は、1画素あたり8ビッ
トによって表されている。この場合、255という値
は、最大露光が行われる画素流体を示しており、0とい
う値によって示された画素領域は、露光が行われない領
域すなわち背景を示している。この像は、起点位置から
様々な角度で延在する複数のラインを表している。これ
ら複数の放射線に階段効果すなわちぎざぎざがあるこ
と、また、ラインの周縁部の特定部位にグレーレベル画
素を配置することによってこのぎざぎざを最小化しこれ
によりスムースな外観をもたらすことが解像度強調デバ
イスの目的であることに、注意されたい。図19を参照
すると、この図19には、参照表(30)が中間強度の
ために調整されているGRETからの出力が示されてい
る。図19と、図20および図21と、を比較した場
合、高強度参照表を使用したGRET出力を使用したと
きには、GRETプロセッサによって付加されたグレー
レベル値が、高強度や中強度や低強度のときと相違して
いることに注意されたい。また、特性が2値である値、
すなわち、0または255が、影響を受けていないこと
に注意されたい。これにより、ワークステーション(W
S)に位置した使用者は、擬似ライン防止を改良するに
際して、個人的な好みによる入力調整を行い得るよう
に、付加的な調整を行うことができる。使用者は、ぎざ
ぎざの低減化を行うに際して好みであるLUT(30)
(高強度、中強度、低強度)を選択するだけで良い。
【0039】[GRET処理に対しての調整可能なしき
い値入力]図23には、上述の像処理システム(10)
を備えたプリンタまたは表示装置(400)が示されて
いる。この装置においては、スキャナ(410)によっ
て文書が走査される。このスキャナは、走査された密度
を示す8ビット信号を生成する。典型的には赤、緑、青
(R,G,B)の形態とされた、走査直後のままの像デ
ータは、バッファ(412)内に集積することができ、
ガンマ補正(414)といったような色処理や他の像処
理を行うことができる。像データが単色システムの形態
とされている場合には、カラー像データを、色変換操作
(416)によって各色システムへと変換する必要があ
る。プリンタにおいて通常的に使用される、変換後の各
色像データは、好ましくは、C,M,Y,Kである。上
述したように、色変換プロセッサには、周知なようにア
ンダーカラー除去機能および/またはグレー成分置換機
能を設けることができる。アンダーカラー除去機能は、
主に、暗いまたは中性近傍の陰影領域内において顕色性
カラー(イエロー、マゼンダ、シアン)を除去し、これ
により、トナー高さまたはトナーカバー率を減少させ
る。グレー成分置換機能は、同様のものではあるけれど
も、すべての色のグレー成分に対してブラックトナーを
使用するために参照され、アンダーから除去機能のよう
に、中性近傍カラー領域に限定されるものではない。2
つの手法の目的は、互いに相違するものではあるけれど
も、実際には、これらは、像から顕色性トナーのいくら
かを減少させるためにブラックトナーを使用するという
点において、類似している。図24および図25には、
ブラウン混合カラーに対してのGCRおよびUCRの一
例が示されている。GCR機能は、カラースペース全体
にわたって、顕色性プリントインクまたはトナーのグレ
ー成分を、ブラックプロセスカラーへと置換することを
可能とする。置換量は、所望に設定することができる。
色印象は、同じままである。特定の色相を生成するため
に必要なカラーが少なくなる。つまり、領域が減少す
る。これは、グレー軸がより安定であることを意味して
いる。より少量の顕色性カラーが使用されることによ
り、コストを低減することができる。UCRは、顕色性
複写における付加的な設定オプションである。この手法
においては、顕色性プリントインクまたはトナーのグレ
ー成分が、自然像陰影内においてブラックによって置換
される。特定の色相を生成するために必要なカラーが少
なくなる。つまり、領域が減少する。これは、グレー軸
がより安定であることを意味し、より少量の顕色性カラ
ーが使用されることにより、UCRにおいても、コスト
を低減することができる。カラースペース変換後にUC
Rおよび/またはGCRプロセッサを設けることは公知
であるけれども、カラースペース変換時にUCRおよび
/またはGCRプロセッサを設けることが、より好まし
い。UCRおよび/またはGCRを使用することに関連
する問題点は、処理によって得られた最も満足のいくカ
ラー値が、2値データ像情報を表すことを示す以外の手
法によって得られるであろうレベルに到達し得ないこと
である。例えば、しきい値/検出器(26)には、2値
情報を仮定した場合のしきい値レベルを超えるある種の
前もってプログラムされたしきい値レベルが設けられて
いる。ある種の色変換処理が使用され、すべてのプロセ
ス情報がこの前もってプログラムされたしきい値レベル
を下回った場合には、すべての情報は、2値像データフ
ァイルではないと判断され、GRETプロセッサをバイ
パスすることとなる。プリンタの使用者は、使用されて
いる色変換プロセスを知っており、そのため、GRET
の調整可能しきい値/検出器(26)へのしきい値入力
を調整することによって、その有効しきい値を超えるよ
うであれば2値像データファイルであると判断できるよ
うな有効しきい値を実質的に考慮した新たなしきい値レ
ベルをもたらすことができる。例えば、典型的には、2
値像ファイルは、8ビット深さシステム内における満足
を表すカラーグレー値によって表現することができる。
この場合のグレー値は、254または255であると考
えられる。よって、253というしきい値を、しきい値
/検出器(26)内に設定することができる。しかしな
がら、特にUCRおよび/またはGCRが使用された場
合には、最大グレー値は、253を超えることができな
い。そのため、2値像データが存在しないと判断され、
GRETプロセッサをバイパスしたデータだけが選択さ
れる。しかしながら、この結果は、カラー変換における
処理の特性のために、像情報の特性とは一致しない。こ
の問題を克服するために、使用者には、プログラムされ
た調整可能なしきい値入力によって、2値像データファ
イルであることを規定するものを決定するための新たな
しきい値を設定するための機会が与えられている。この
ため、GRETプロセッサをバイパスするという選択を
受けた像データと、GRET処理を受けた像データと、
の間において、改良された制御が得られる。よって、例
えば、UCRおよび/またはGCRが使用されている場
合、使用者は、出力のために選択された情報のいくらか
がGRET処理を受けたものであることを確保し得るよ
う、GRETしきい値/検出器(26)に対して約25
3よりも小さなしきい値を設定することとなる。これに
代えて、アンダーカラー除去(UCR)および/または
グレー成分置換(GCR)を行っている使用者による選
択時に自動的にしきい値を変更することにより、あるい
は、アンダーカラー除去および/またはグレー成分置換
の量を調整することによって、より小さなしきい値を設
定することができる。
【0040】走査した直後のままの像データは、従来技
術において周知であるように、他の補正を受けることが
できる。電子データソース(420)からの入力は、ペ
ージ単位の像データであって、ラスタ像プロセッサ(R
IP)(422)によるラスタライゼーションの後に、
ジョブ像バッファ(424)に対して入力される。スキ
ャナまたは電子デバイスソースからのラスタ像データか
らなる1つまたは複数のページは、好ましくは圧縮され
た形態で、ジョブ像バッファ(JIB)内に格納され
る。これにより、複数ページ文書の校合組を、データを
プリンタに送出した後にジョブ像バッファ内において像
データを電子的に再循環させることにより、プリントす
ることができる。これに関しては、Shope 氏他の名前で
出願された米国特許明細書第5,047,955号を参
照することができる。この文献の内容は、参考のためこ
こに組み込まれる。像データは、グレーレベルプリント
ヘッド(470)またはディスプレイに対しての最終的
出力のために、上述の像処理システム(10)に対して
出力される。プリントヘッドには、書込器インターフェ
ースボード(460)を設けることができ、記録部材ま
たは他の公知の補正デバイスまたは例えばパルス幅変調
やパルス強度変調等といったような露光レベル調整スキ
ームのようなスキームの不一致を補正することができ
る。これに関しては、Ng氏他の名前で出願された米国特
許明細書第6,021,256号、および、Ng氏の名前
で出願された米国特許明細書第5,914,744号、
を参照することができる。装置の全体制御は、マーキン
グエンジンコントローラ(426)によって行うことが
できる。このマーキングエンジンコントローラ(42
6)は、制御をもたらし得るよう周知のプログラム技術
にしたがって適切にプログラムされた1つまたは複数の
マイクロコンピュータの形態とすることができる。ワー
クステーション(WS)は、マーキングエンジンコント
ローラに対して、検出器(26)において使用するGR
ET調整可能しきい値入力やGRETの強度選択(高、
中、低LUT)やLUT(12)内で使用するリアルタ
イムカラー調整も含めて、コピー部数や紙選択等といっ
たような、プリントジョブに関しての様々なジョブパラ
メータの入力をもたらす。
【0041】本発明の好ましい装置においては、約60
0dpi(dpi=1インチあたりのドット数つまり2
5.4mmあたりのドット数)という解像度のプリント
ヘッドは、一様に帯電した感光性ドラムまたはウェブを
露光する。ウェブは、着色した検電トナー粒子によって
現像され、これにより、像が現像される。現像済みの
像、および、他の色の現像済みの像は、逐次的な個別操
作によってあるいは1回の操作によって、感光性ウェブ
またはドラムから直接的に受取シートへとあるいは転写
用中間部材を介して間接的に受取シートへと、転写され
る。これに関しては、Tombs 氏他の名前で発行された米
国特許明細書第6,075,965号における、各色ご
との像を受取シートへと逐次的に転写するためのカラー
電子写真機械についての説明を参照することができる。
【0042】この方法の拡張としては、複数のスクリー
ン処理器のうちの1つのスクリーン処理器内に2つ以上
の写真スクリーンを格納することである。この場合に
は、様々な写真スクリーンを、プリントページ内におい
て(あるいは、スクリーン処理LUTを再読込する必要
なく次なるページ内において)使用することができる。
当然のことながら、この場合には、(列LUTおよび行
LUT内において)2組以上のスクリーンアドレスを格
納する必要がある。また、写真スクリーンを使用するワ
ークステーション(WS)のところに選択機能を組み込
む必要がある。
【0043】本発明の他の拡張としては、無理スクリー
ン(irrational screen)座標計算機を使用することで
ある(スクリーン角度および周波数計算に関する誤差
は、前方側に伝達され得る。よって、連続するスクリー
ンの遮蔽の調整を行って、誤差を修正することができ
る。)。これにより、無理スクリーンを使用することが
でき、アドレス選択性の比較的小さな出力デバイスを使
用した場合であっても、この方法を使用することで、正
確なスクリーン角度や周波数を選択することができるよ
うになる。より詳細には、スクリーン座標計算機は、ス
クリーンブリックを通して各ステップに対してのLUT
データアドレスを計算し、ブリックを通してのステップ
による位置誤差を集積する。位置誤差は、予め設定され
た位置誤差しきい値を超えたときに、アドレスのジャン
プを行うことによって、修正される。
【0044】以上、派生物がなるべく形成されないよう
にしてまた像の再走査を必要とすることなく調整を行い
得るようにしてカラー調整を行うことができるよう改良
された装置および方法について、説明した。
【0045】本発明に関して、本発明のある種の好まし
い実施形態を参照して説明してきた。しかしながら、請
求範囲内において変更や修正を行い得ることは、理解さ
れるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による像処理システム概略的なブロッ
ク図である。
【図2】 9個の画素からなるウィンドウを示す図であ
って、コントラスト指数を決定するための一手法例が示
されている。
【図3】 互いに異なる2つのハーフトーン処理の各々
における混合係数とコントラスト指数とのグラフを使用
した混合調整ドット値の決定方法を示す図である。
【図4】 図1のシステムの一部の詳細を示すブロック
図である。
【図5】 図1のシステムの一部の詳細を示す他のブロ
ック図である。
【図6】 図1のシステムにおける複数のハーフトーン
スクリーンのうちの1つとして使用可能な、19×19
個の画素からなるハーフトーンスクリーンタイルを示す
図である。
【図7】 図1のシステムにおける複数のハーフトーン
スクリーンのうちの1つとして使用可能な、19×19
個の画素からなるハーフトーンスクリーンタイルを示す
図である。
【図8】 図1のシステムにおける複数のハーフトーン
スクリーンのうちの1つとして使用可能な、19×19
個の画素からなるハーフトーンスクリーンタイルを示す
図である。
【図9】 図6〜8の写真スクリーンに対するハーフト
ーンスクリーン画素調整値を生成するために使用される
スクリーンアドレス『ブリック』の例を示す図である。
【図10】 図6〜8の写真スクリーンに対するハーフ
トーンスクリーン画素調整値を生成するために使用され
るスクリーンアドレス『ブリック』の例を示す図であ
る。
【図11】 図6〜8の写真スクリーンに対するハーフ
トーンスクリーン画素調整値を生成するために使用され
るスクリーンアドレス『ブリック』の例を示す図であ
る。
【図12】 図6〜8の写真スクリーンに対するハーフ
トーンスクリーン画素調整値を生成するために使用され
る参照表の例を示す図である。
【図13】 図12の参照表構造内におけるブリック座
標アドレスを決定するために使用可能なフローチャート
である。
【図14】 ハーフトーン調整文字スクリーン値を決定
するために使用するための文字スクリーンタイルの例を
示す図である。
【図15】 図14の文字スクリーンに対してのハーフ
トーンスクリーン画素調整値を生成するために使用され
るスクリーンアドレスブリックの例を示す図である。
【図16】 図1のシステムにおいて使用される好まし
いグレーレベルエッジ強調処理プロセッサを示すブロッ
ク図である。
【図17】 グレーレベルエッジ強調処理プロセッサか
らの様々なタイプの出力どうしの関係を示すグラフであ
る。
【図18】 2値像を概略的に示す図であって、この場
合、255という値は最大密度を示しており、0という
値は背景すなわち密度なしを示している。
【図19】 2値像を概略的に示す図であって、各種の
参照表のうちの中強度参照表からの出力によるグレーレ
ベルエッジ強調処理が施されている。
【図20】 2値像を概略的に示す図であって、各種の
参照表のうちの低強度参照表からの出力によるグレーレ
ベルエッジ強調処理が施されている。
【図21】 2値像を概略的に示す図であって、各種の
参照表のうちの高強度参照表からの出力によるグレーレ
ベルエッジ強調処理が施されている。
【図22】 入力された画素グレー値と、カラー満足度
調整にしたがって修正されたグレー値と、の関係を示す
グラフである。
【図23】 図1の像処理システムを具備したプリント
システムまたはディスプレイシステムを示すブロック図
である。
【図24】 カラー変換プロセスにおけるグレー成分置
換(GCR)の例を示す図である。
【図25】 カラー変換プロセスにおけるアンダーカラ
ー除去(UCR)の例を示す図である。
【図26】 ブリック構造の形成のための各ステップを
示す図である。
【図27】 ブリック構造の形成のための各ステップを
示す図である。
【図28】 ブリック構造の形成のための各ステップを
示す図である。
【図29】 ブリック構造の形成のための各ステップを
示す図である。
【図30】 ブリック構造の形成のための各ステップを
示す図である。
【図31】 ブリック構造の形成のための各ステップを
示す図である。
【図32】 ブリック構造の形成方法を示すフローチャ
ートである。
【図33】 0°という回転角度とされた171LPI
(LPI=1インチあたりのライン数つまり25.4m
mあたりのライン数)を有したスクリーンにおける、タ
イル構造とそのブリック構造とを示す図である。
【図34】 0°という回転角度とされた171LPI
(LPI=1インチあたりのライン数つまり25.4m
mあたりのライン数)を有したスクリーンにおける、タ
イル構造とそのブリック構造とを示す図である。
【図35】 0°という回転角度とされた171LPI
(LPI=1インチあたりのライン数つまり25.4m
mあたりのライン数)を有したスクリーンにおける、タ
イル構造とそのブリック構造とを示す図である。
【図36】 円形タイプまたはスパイラルタイプの成長
パターンを有し、タイルのための調整スクリーン値を生
成する際に使用される、ドットサイズドライバを示す図
である。
【符号の説明】
10 像処理システム 12 参照表(LUT) 18 スクリーン処理器 20 スクリーン処理器 22 スクリーンアドレス計算機 24 混合操作プロセッサ 26 プログラム可能かつ調整可能なしきい値/検出器 28 GRETプロセッサ 30 参照表 280 決定マトリクス 400 プリンタ 410 スキャナ 426 マーキングエンジンコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/52 B41J 3/00 A (72)発明者 イー・エス・ング アメリカ合衆国・14450・ニューヨーク・ フェアポート・グレート・ガーランド・ラ イズ・15 Fターム(参考) 2C262 AA24 AB17 BA09 BB03 BB29 BC01 BC17 EA02 EA04 GA13 5B057 AA11 BA25 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB07 CB12 CB16 CE03 CE14 CE17 CE18 CH18 5C077 LL19 MP02 MP06 MP08 PP03 PP28 PP32 PP33 PP37 PP38 PP65 PP68 PQ08 PQ23 TT02 5C079 HB12 LA02 LA23 LA31 LB11 LC14 MA04 MA19 NA06 PA03

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像処理方法であって、 画素に関しての各色ごとの連続トーングレーレベル像デ
    ータを表す第1信号を準備し;カラー満足度における調
    整を表す、使用者が調整可能なカラー調整入力データか
    らなる第2信号を準備し;前記第1信号および前記第2
    信号に応じて、使用者が調整可能な前記カラー調整入力
    に従ってカラー満足度における調整を表す第3信号を準
    備し;前記第3信号によって表されたデータをハーフト
    ーンプロセスへと受け渡し、これにより、前記画素に関
    してのハーフトーン調整済みグレーレベルデータ値を生
    成する、ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法において、 前記第3信号によって表されたデータを、第1ハーフト
    ーンプロセスおよび第2ハーフトーンプロセスへと受け
    渡し、これら第1ハーフトーンプロセスおよび第2ハー
    フトーンプロセスからのそれぞれの出力どうしを混合す
    ることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 像処理システムであって、 入力像のカラー満足度を使用者の個人的好みに応じて調
    整することに適した像データを格納している参照表と;
    各色ごとの像の一部をなす画素の像データに対して連続
    トーングレーレベルを付与するための第1入力と;カラ
    ー満足度に対しての使用者の個人的好みに応じた調整の
    ために使用者によってもたらされるカラー調整入力から
    なる第2入力と;を具備してなり、 前記参照表は、前記第1入力および前記第2入力に応じ
    て、前記カラー調整入力によって表された使用者の個人
    的好みに応じて画素のカラー満足度が調整された調整済
    み像データを形成するよう作用するものであり、 前記調整済み像データを受領し、この受領した調整済み
    像データをハーフトーンアルゴリズムに従って調整する
    処理デバイスを具備していることを特徴とするシステ
    ム。
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