JP3346141B2 - 画像情報処理装置 - Google Patents

画像情報処理装置

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JP3346141B2
JP3346141B2 JP34735195A JP34735195A JP3346141B2 JP 3346141 B2 JP3346141 B2 JP 3346141B2 JP 34735195 A JP34735195 A JP 34735195A JP 34735195 A JP34735195 A JP 34735195A JP 3346141 B2 JP3346141 B2 JP 3346141B2
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哉 坂下
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Fujifilm Business Innovation Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファクシミリ装置や
各種プリンタを接続したネットワークに接続されたワー
クステーション等のように記録またはディスプレイによ
る表示が表示先の表示特性あるいは記録特性によって変
化するような画像情報処理装置に係わり、特にこのよう
な表示特性あるいは記録特性に左右されずに良好な画像
の表示または記録を可能にするのに有効な画像情報処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置に代表される白黒2値
の画像データを記録する画像情報処理装置では、読み取
った画像情報を単純に2値化すると、線画の再現を良好
に行うことができても写真等の中間調画像の微妙なトー
ンの再現は不可能である。そこで、従来からこのような
画像情報処理装置で中間調の再現を行う必要がある場合
には、ディザ法あるいは誤差拡散法のように、疑似的に
中間調の再現を行う疑似中間調処理が採用されている。
疑似中間調処理では、単位面積内に占めるいわゆる黒の
画素の割合によって濃淡を付けることが行われており、
これは面積階調表現と言われている。
【0003】図16は、ある原稿の各単位画素の濃度を
256段階で表わしたものである。矢印101が原稿1
02に対する図示しないイメージセンサの配置方向とし
ての主走査方向を、またこれと直交する矢印103が副
走査方向を示している。これら単位画素は、表示(本明
細書では単に表示といったときにはディスプレイで表示
する場合の他に記録装置で記録する場合を含むが、以
下、原則として説明を単純にするために記録装置で記録
を行う場合に限定して、記録と呼ぶことにする。)のた
めの最小単位の記録素子に対応している。
【0004】図17は、ディザマトリックスの閾値の一
例を表わしたものである。この例のディザマトリックス
110は8×8のマトリックス構造をしており、全部で
64種類の閾値が設定されている。
【0005】図18は、図17に示したディザマトリッ
クスを用いて図16に示した原稿の画像情報を2値化し
た画像データの一部を表わしたものである。この画像デ
ータ120は、図16の原稿102の左上隅の8×8の
単位画素の領域に図17に示したディザマトリックス1
10を被せて、単位画素の各濃度をディザマトリックス
110の対応する閾値で2値化したものに相当する。例
えば左上隅の単位画素について説明すれば、画像情報の
濃度が“67”であるのに対してディザマトリックス1
10の閾値が“0”なので、黒の単位画素121に変換
されている。右隣りの単位画素122については、画像
情報の濃度が“71”であるのに対してディザマトリッ
クス110の閾値が“128”なので、白に変換されて
いる。以下同様である。
【0006】図19は、誤差拡散の処理パターンの一例
を示したものである。この図の処理パターン130で
「×」で示した単位画素は処理の対象となる現単位画素
131である。閾値の濃度レベルは“256”階調の半
分の“128”である。
【0007】図20は、図19に示した処理パターンを
用いて図16に示した原稿の画像情報を2値化した画像
データの一部を表わしたものである。誤差拡散の手法で
は、原稿102(図16)の左上隅から順に現単位画素
131が走査していき、2値化が行われて画データ14
0が作成される。まず、図16に示した原稿102の左
上隅の単位画素141については、閾値“128”で濃
度“67”の2値化が行われる結果、白の画素となる。
【0008】白の画素の濃度は記録時に“0”なので、
濃度“67”に相当する誤差が生じたことになる。そこ
で、この誤差を処理パターン130の各単位画素に分配
する。1/8の分配を行う箇所では“8.4”の濃度
に、3/8の分配を行う右隣りの箇所では“25.1”
濃度の誤差となる。以下同様にして各単位画素を1ライ
ンずつ順に走査するような形で処理パターン130が原
稿102上を移動していき、各単位画素の2値化処理が
行われる。誤差拡散の手法では、発生した誤差を加算し
ながら2値化していくので、最終的に濃度の誤差は生じ
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで図18および
図20では、各画像データ120、140における白ま
たは黒の画素が共にサイズの等しい矩形状のもので、隙
間無く配置されているものであるとの前提にたってい
る。ところが、記録方式の違い等により1つ1つの単位
画素の記録時のサイズが記録装置によって異なっている
のが現状である。
【0010】図21および図22は、図18または図2
0で示したような疑似中間調処理によって得られた画像
データが記録装置によってどのように異なった濃度で記
録されるかを例示したものである。図21に示した例で
は黒丸(●)で示した記録ドット151のサイズが単位
画素よりも小さい場合であり、この場合には面積階調表
現のときの黒の占める面積が相対的に減少するので、画
像が全体的に濃度の薄いものとして表現されることにな
る。図21に示した例では黒ドットの専有率が約17%
であり、64段階中の第11段階の階調に相当すること
になる。
【0011】これに対して、図22に示した例では記録
ドット161のサイズが単位画素よりも大きい場合を示
している。この場合には面積階調表現のときの黒の占め
る面積が相対的に増加するので、画像が全体的に濃度の
濃いものとして表現されることになる。図22に示した
例では黒専有率が約38%となり、64段階中の第24
段階の階調に相当することになる。一般にレーザプリン
タでは、図22に示したように黒ドットの径が大きくな
る傾向にある。
【0012】このように同一の疑似中間調処理を行った
画像データであっても、異なった記録装置で記録される
と異なった濃度で表現されることになり、ある記録装置
では画像が白っぽく表現され、他の記録装置では同じ画
像が黒っぽく表現されることになる。
【0013】もちろん、ファクシミリ装置のコピー機能
を活用したり、複写機のように画像の読み取りと記録を
同一装置で行うような場合には、自装置の記録装置の記
録特性に応じて例えば図17に示したようなディザパタ
ーンの閾値の調整を独自に行うことができる。したがっ
て、このような画像情報処理装置では、例えば図21に
示すように全体的に濃度が淡くなるおそれのある記録装
置を備えている場合には、予めそれぞれの閾値を低く設
定しておくことで、2値化の際のスレッショルドレベル
を低め、全体的な濃度レベルを向上させることができ
る。また、反対に例えば図22に示すように全体的に濃
度が濃くなるおそれのある記録装置を備えている場合に
は、予めそれぞれの閾値を高く設定しておくことで、2
値化の際のスレッショルドレベルを高め、全体的な濃度
レベルを低下させることも可能である。
【0014】ところが、例えば自装置で画像情報の読み
取りを行って、これを他の装置の記録装置に送って記録
を行わせるような場合も存在する。代表的にはあるファ
クシミリ装置で読み取った画像情報を他のファクシミリ
装置に送って画像の再現を行うような場合である。この
ような場合には、2つの装置間の相性が悪いと、受信し
た画像処理装置側の再現した画像情報がかなり濃くなっ
てしまったり、逆に淡くなってしまう場合がある。
【0015】一例として、例えば自装置が図21に示す
ように比較的小さい記録ドットで記録を行う場合が有
る。自装置ではこのような場合に、図16に示すような
原稿102の濃度がそのままの状態で再現されるように
スレッショルドレベルを低めて黒の面積専有率を故意に
増加させる。ところが、このようにスレッショルドレベ
ルの変更を行って2値化した装置が他の画像情報処理装
置にその画像データを送った場合、受信先の記録装置が
図22に示すような記録特性をもっていたとすると、濃
いめに処理された画像データが記録の際に更に濃く記録
されてしまうという問題を発生させてしまう。
【0016】また、これとは反対に図22に示したよう
な記録特性を有する記録装置を備えた画像情報処理装置
が存在するものとする。この画像情報処理装置では、原
稿102を読み取って画像を多少淡く処理して自装置の
記録装置で記録を行うことで画像濃度の調整を行ってい
る。ところが、このような画像情報処理装置が作成した
画像データを2値化した後、図21に示した記録特性を
有する記録装置に送ったとすると、ディザ処理のときに
多少淡く処理された画像データを用いて益々淡く画像の
再現処理が行われるので、画像が過度に淡く表現されて
しまうという事態も発生した。
【0017】いずれの場合でも、再現できる画像の階調
数が減少してしまうことになり、画質が劣化することに
なった。例えば図21の記録特性を有する記録装置で最
適化を行うと、16階調目を出力するのに約24個の黒
の記録ドットが必要となり、この状態で図22に示す記
録特性の記録装置に画像データを送信すると36階調目
のグレーが記録されてしまうことになり、薄い濃度を再
現することができなくなる。
【0018】そこで本発明の目的は、読み取った画像情
報を基にして自装置で記録する場合と他の装置で記録す
る場合とで記録濃度に大きな違いが生じないようにした
画像情報処理装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)入力された画像情報に対して擬似中間調処理
を行った画像情報を通信先装置に送出する画像情報処理
装置において、(ロ)画像情報を送出する相手である通
信先装置の記録手段の記録特性を判別する記録特性判別
手段と、(ハ)画像情報の入力を行う画像情報入力手段
と、(ニ)この画像情報入力手段によって入力された画
像情報を擬似中間調処理するに際して、記録特性判別手
段が通信先装置の記録特性を判別できた場合には、当該
通信先装置の記録特性に応じた変換特性によって擬似中
間調処理を行い、判別できなかった場合には標準的な記
録特性の擬似中間調処理を行う擬似中間調処理手段と、
(ホ)この擬似中間調処理の行われた画像データを対応
する通信先装置に送出する画像データ送出手段とを画像
情報処理装置に具備させる。
【0020】すなわち請求項1記載の発明では、入力さ
れた画像情報に対して擬似中間調処理を行った画像情報
を通信先装置に送出する画像情報処理装置に、画像情報
を送出する相手である通信先装置の記録手段の記録特性
を判別する記録特性判別手段を用意しておき、画像情報
入力手段によって入力された画像情報を擬似中間調処理
するに際して、記録特性判別手段が通信先装置の記録特
性を判別できた場合には、当該通信先装置の記録特性に
応じた変換特性によって擬似中間調処理を行い、判別で
きなかった場合には標準的な記録特性の擬似中間調処理
を行って、擬似中間調処理の行われた画像データを対応
する通信先装置に送出するようにしている。これによ
り、通信先装置の記録特性が判別できた場合には通信先
装置の記録特性に応じた変換特性によって擬似中間調処
理が行われるので、自装置で記録する場合と記録濃度に
大きな違いが生じないように通信先装置で記録させるこ
とができる。また、記録特性判別手段が通信先装置の記
録特性を判別できなかった場合には標準的な記録特性の
擬似中間調処理を行うので、画質が極端に劣化して再現
されるという事態を防止することができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【発明の実施の形態】
【0034】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0035】第1の実施例
【0036】図1は本発明の第1の実施例における画像
情報処理装置としてのファクシミリ装置の外観を表わし
たものである。本実施例では送信側ファクシミリ装置と
受信側ファクシミリ装置の一対のファクシミリ装置を使
用する場合を説明するが、例えばパーソナルコンピュー
タがイメージスキャナによって読み取った画像を自装置
のプリンタに出力したり、ISDN(サービス総合ディ
ジタル網)等の通信手段を介して送信先のファクシミリ
装置に画像データを送信したり、この逆の場合もあり、
このような場合にも図1に示したファクシミリ装置ある
いはこれと実質的に同一の機能を有する他のファクシミ
リ装置を使用することができることは当然である。
【0037】このファクシミリ装置は装置本体201の
上部手前に各種操作を行うためのコントロールパネル2
02を配置しており、その奥側の傾斜面が原稿を載置す
るための原稿載置台203となっている。原稿載置台2
03には複数の原稿(図示せず)を載置できるようにな
っている。コントロールパネル202の操作を行うと、
原稿は1番下のものから順次1枚ずつ装置本体201の
内部に送り出され、1次元イメージセンサを内部に備え
た読取装置205で1ラインずつ順次読み取られるよう
になっている。
【0038】一方、装置本体201の内部には、ゼログ
ラフィの原理を使用した記録装置207が配置されてお
り、その下方には着脱自在となった用紙トレイ208が
収容されている。用紙トレイ208の一端が図示されて
いるが、これはこの図で装置本体201の右側部から差
し込むようになっている。用紙トレイ208には所定の
サイズに裁断された記録用紙(図示せず)が積層される
ようになっている。用紙トレイ208は所望の用紙サイ
ズのものを複数組同時にセットできるようになってい
る。
【0039】このファクシミリ装置では、読取装置20
5で読み取った画像情報を処理し、その結果得られた画
像データをこの図には示していない通信ケーブルを介し
て送信先のファクシミリ装置や同様の画像情報処理装置
に送信することができる他、コントロールパネル202
を操作して画像情報のコピーをとることができる。ま
た、他のファクシミリ装置や同様の画像情報処理装置か
ら通信ケーブルを介して送られてきた画像情報を受信し
て記録用紙に記録を行うことができる。コピーまたは記
録を行うときには、用紙トレイ208から記録用紙が1
枚ずつ送り出され、記録装置207で画像データを用い
て画像の記録が行われる。
【0040】この記録のために、記録装置207には感
光体ドラムと、画像データに応じてレーザビームを走査
するレーザやポリゴンミラーおよびその他の光学部品
や、チャージコロトロン、トランスファコロトロン、現
像装置、クリーニング装置、定着装置等の必要な部品
(共に図示せず)が配置されている。トランスファコロ
トロンの作用でトナー像を転写された記録用紙は、定着
装置で定着され、装置本体201の図で左側部に配置さ
れた排出トレイ209上に排出されることになる。
【0041】図2は、コントロールパネル上の各種部品
の配置を示したものである。コントロールパネル202
の左上部には、液晶ディスプレイからなる表示部211
が配置されている。表示部211には、各種情報が文字
や図形を用いて表示されるようになっている。この表示
部の下には、モード設定部212が配置されている。モ
ード設定部212には、4つの指定ボタン213と、そ
れぞれの指定ボタン213に対応して配置された1また
は複数の表示ランプ214が用意されている。指定ボタ
ン213のいずれかを押下すると、それに対応する表示
ランプ214が点灯制御されるようになっている。指定
ボタン213は、写真モードのオン・オフを指定するも
の、画質を選択するもの、倍率を各種設定するものおよ
び用紙サイズを指定するものから成っている。画質を選
択する場合には、対応する指定ボタン213を1回押す
ごとに“薄い”、“普通”、“濃い”の表示ランプ21
4が順番に1つずつ点灯し、現在点灯している状態の画
像濃度に設定することができるようになっている。もち
ろん、機種によってはこれよりも多くの段階で画像濃度
を選択できるようになっていてもよい。
【0042】表示部211およびモード設定部212の
右側には、テンキー部221が配置されており、その右
隣には通信ボタン222、コピーボタン223およびス
トップ・クリアボタン224が配置されている。通信ボ
タン222は、自装置におけるコピーモードと送信先に
画像データを送信する通信モードのうちの通信モードを
選択するときに使用される。コピーボタン223はコピ
ーモードを選択するときに使用される。ストップ・クリ
アボタン224は、例えばこのファクシミリ装置で通信
やコピーを行っているときにこれを停止させたり、入力
したデータをクリアするために使用される。
【0043】ストップ・クリアボタン224の右隣りに
は、通信をスタートさせる場合等に使用される開始操作
のためのスタートボタン225が配置されており、コン
トロールパネル202の右端部には通信先をワンタッチ
操作で選択するためのワンタッチキー226が配置され
ている。ワンタッチキー226に登録していない送信先
に画像データを送信する際には、テンキー部221のテ
ンキーを操作してダイヤル情報を入力することになる。
【0044】図3は、このファクシミリ装置の回路構成
の要部を表わしたものである。ファクシミリ装置は各種
制御の中枢となるCPU(中央処理装置)231を搭載
している。CPU231はデータバス等のバス232を
介して装置内の各部と接続されている。このうちROM
233は、ファクシミリ装置の各種制御を行うプログラ
ムと本発明の特徴となる中間調処理のための濃度変換テ
ーブル等の固定データを格納したリード・オンリ・メモ
リである。RAM234は、各種制御に必要なデータを
一時的に格納するためのランダム・アクセス・メモリで
ある。コントロールパネル202についてはすでに説明
した。通信制御部236は、外部のファクシミリ装置等
の画像情報処理装置と通信ケーブル237を介して画像
データや制御データを通信する回路部分である。イメー
ジセンサ239は図1に示した読取装置205内に格納
されており、原稿の読み取りを行うようになっている。
記録装置207についてはすでに説明した。
【0045】画像処理部241はイメージセンサで読み
取った画像情報や通信ケーブル237を介して送られて
きた画像データを処理する回路部分である。データ搬送
部242は原稿の搬送を制御する機構部分であり、記録
用紙搬送部243は記録用紙の搬送を制御する機構部分
である。なお、本実施例では磁気ディスク等の外部記録
装置を使用していないが、これを使用して、その内部に
プログラム等の必要なデータおよび画像データを蓄積す
ることも可能である。
【0046】図4は、画像処理部の詳細を周辺の回路と
共に表わしたものである。イメージセンサ239は既に
説明したように1次元イメージセンサであり、原稿の走
査を行い、1ラインごとのアナログ画像データ251を
出力する。このアナログ画像データ251は画像処理部
241内のA/D変換器252に入力され、256段階
のディジタル画像データ253にアナログ−ディジタル
変換される。この変換後の1単位画素が8ビットで表わ
されたディジタル画像データ253は、補正処理部25
4に送られる。
【0047】補正処理部254は入力されたディジタル
画像データ253に対して、シェーディング補正を行
い、白レベルおよび黒レベルの補正を行う。補正後のデ
ィジタル画像データ255は画像処理部256に送られ
る。画像処理部256では、入力されたディジタル画像
データ255に対して、所望の画像処理を行う。具体的
には、指定された拡大率あるいは縮小率で画像の拡縮を
行ったり、画像の輪郭(エッジ)の強調処理を行った
り、平滑化処理等の処理を行う。画像処理部256で処
理された後の画像データ257は階調再現処理部258
に送られる。階調再現処理部258では、このファクシ
ミリ装置の記録装置207の記録特性や、コントロール
パネル202からの濃度の指示に基づいて階調を変化さ
せて画像データ257の2値化処理を行う。これによ
り、多値の画像データが2値の画像データ259に変換
される。これについては、後に詳しく説明する。
【0048】画像データ259は既に説明したように自
装置内の記録装置207に送られて原稿のコピーが行わ
れる場合と、通信制御部236に送られて送信先のファ
クシミリ装置等の画像情報処理装置に通信ケーブル23
7で伝送される場合がある。送信先の画像情報処理装置
に送られる場合、画像データ259は符号化・復号化部
261に送られて符号化され、これにより圧縮された画
像データ262は図3に示したRAM234の一部を構
成する蓄積部263に送られて蓄積される。そして、通
信制御部236から通信ケーブル237を介して送信さ
れることになる。
【0049】これに対して、自装置でコピーを行う場
合、画像データ259は選択回路265に入力され、こ
こで選択されて記録制御部267に送られる。記録制御
部267は記録装置207の記録を制御する回路部分で
ある。このようにして、記録装置207で画像情報の再
現が行われる。
【0050】一方、通信ケーブル237を介して図示し
ないファクシミリ装置等の画像情報処理装置から送られ
てきた画像データは、通信制御部236で受信され、蓄
積部263に蓄積される。所望のタイミングで蓄積部2
63から読み出された画像データ271は符号化・復号
化部261に送られて復号化される。このようにして伸
長された画像データ272は選択回路265に入力さ
れ、ここで選択されて記録制御部267に送られる。こ
のようにして、記録装置207で通信相手から送られて
きた画像情報の再現が行われることになる。
【0051】図5は、画像処理部の中に設けられた階調
再現処理部の具体的な構成をその周辺回路と共に表わし
たものである。階調再現処理部258は、RAM234
から読み出される画像データ281を入力する誤差拡散
回路282および単純2値化回路283と、誤差拡散回
路282で誤差遅延用の処理(図19参照)を行う関係
で設けられたラインメモリ284と、誤差拡散回路28
2および単純2値化回路283の出力する画像データ2
86、287のいずれかを指定内容に基づいて選択して
1ビットずつの画像データ259として出力する選択回
路288とから構成されている。すなわち、指定ボタン
213の「写真」が選択されてその表示ランプ214が
点灯したときには誤差拡散回路282を経た疑似中間調
処理された画像データ286が選択され、「写真」以外
が選択されて対応する表示ランプ214が消灯している
ときには単純2値化回路283の出力する画像データ2
87が選択されるようになっている。「写真」以外が選
択される場合とは、例えば原稿が文字のみからなる画像
で構成されているような場合をいう。
【0052】CPU231はコントロールパネル202
のこのような操作内容にしたがってROM233および
RAM234に対する制御を行う。すなわち、CPU2
31は誤差拡散処理を行うためにコントロールパネル2
02の“薄い”、“普通”、“濃い”の表示ランプ21
4のいずれが点灯しているかと、原則として通信ボタン
222とコピーボタン223のいずれが選択されている
かによって、濃度変換テーブルのうちから必要なテーブ
ルを読み出してRAM234に格納する。そして、8ビ
ットパラレルの画像データ257がRAM234に入力
されたら、この256段階のデータの段階を濃度変換テ
ーブルによって再調整し、これを誤差拡散回路282に
送ると共に、調整前の画像データの内容を単純2値化回
路283に送出することになる。もちろん、装置によっ
ては濃度変換テーブルによって再調整した後の画像デー
タを誤差拡散回路282と単純2値化回路283の双方
に共通して送出するようになっていてもよい。
【0053】図6は、ROM内の濃度変換テーブルとこ
の1つをRAMに記憶させる状態を表わしたものであ
る。ROM233内には、コピー時選択テーブル領域3
01とファクシミリ(FAX)時選択テーブル領域30
2の2つの領域が設けられており、それぞれコントロー
ルパネル202の“薄い”、“普通”、“濃い”の指示
に応じた3つずつの濃度変換テーブル303〜308が
配置されている。ここでコピー時選択テーブル領域30
1に格納された濃度変換テーブル303〜305は、自
装置の記録装置207で記録を行う場合に画像情報を
“薄い”、“普通”、“濃い”の各状態で再現させるた
めのテーブルである。本実施例のファクシミリ装置では
記録装置207にレーザプリンタ機構を使用しているの
で、黒ドットの径が大きくなる傾向にある。そこで、図
4のA/D変換器252で256段階の濃度データに変
換された各段階を多少濃度が薄くなる方向で補正しなが
ら“薄い”、“普通”、“濃い”の各濃度が再現される
ように濃度の各段階の補正を行う。
【0054】これに対して、ファクシミリ時選択テーブ
ル領域302に格納された濃度変換テーブル306〜3
08は、標準的な記録装置で記録を行う場合に画像情報
を“薄い”、“普通”、“濃い”の各状態で再現させる
ためのテーブルである。ファクシミリ送信時には、原則
として送信相手のファクシミリ装置等の画像情報処理装
置の記録装置の記録特性が不明なので、外部装置への送
信の際には相手の記録装置の記録特性が判る場合を除い
て標準的な記録装置を想定し、これに対して画像情報を
“薄い”、“普通”、“濃い”の各状態で再現させるよ
うにそれぞれの濃度テーブルを設定している。
【0055】CPU231(図5)はこれら合計6種類
の濃度変換テーブル303〜308のうちから1つを選
択して、その内容をRAM234に格納することにな
る。
【0056】図7は、図6に示した各濃度変換テーブル
の変換前の画像データと変換後の画像データの一般的な
関係を“普通”の記録状態で表わしたものである。図5
のRAM234に入力される画像データ257は“0”
(白)から“255”(黒)までの256段階のデータ
であり、これを横軸に示している。縦軸は誤差拡散回路
282に入力される変換後の画像データである。一点鎖
線311はファクシミリ装置等の画像情報処理装置に送
信する際の濃度変換テーブル307の内容を示してお
り、変換前と変換後の内容が一致している。これに対し
て実線312は、自装置の記録装置207で処理する際
の濃度変換テーブル304の内容を示しており、濃度が
全体的に薄くなるような調整が行われている。
【0057】なお、ファクシミリ装置等の画像情報処理
装置に送信する際で濃度を薄くする場合の濃度変換テー
ブル306では、実線312に近い変換特性が選択され
ることになり、これとは逆の濃度変換テーブル308の
場合には、一点鎖線311を基準として実線312を対
称位置に移動したような線図に近い変換特性が選択され
ることになる。自装置あるいはこれと同一の記録特性を
有する記録装置用の他の濃度変換テーブル303、30
5についても同様の原理で濃度変換用の数値変換が行わ
れるようになっている。
【0058】図8は、この第1の実施例のファクシミリ
装置でコピーまたは画像データの送信を行う場合の全体
的な制御の概要を表わしたものである。ファクシミリ装
置の電源が投入されると、装置の各部の初期化が行われ
(ステップS101)、オペレータによるコントロール
パネル202の入力待ちの状態となる(ステップS20
2)。この状態で図2に示したスタートボタン225が
押されると(ステップS103;Y)、階調再現処理モ
ードの設定操作が実行され(ステップS104)、続い
て原稿の読み取り等のその後の処理が実行される(ステ
ップS105)。
【0059】図9は、図8のステップ104における階
調再現処理モードの設定操作を具体的に表わしたもので
ある。図3または図5に示したCPU231はコントロ
ールパネル202の設定内容をチェックして、「写真」
モード、すなわ中間調の処理モードが選択されているか
どうかを判別する(ステップS201)。「写真」モー
ドが選択されていない場合には(N)、単純2値化回路
283(図5)に対する各濃度選択に対応した文字再現
用の閾値を選択して(ステップS202)、選択回路2
88を単純2値化回路283側の出力する画像データ2
87を選択して出力するように設定する(ステップS2
03)。
【0060】一方、「写真」モードが選択されている場
合には(ステップS201;Y)、図2に示した通信ボ
タン222とコピーボタン223のうちのコピーボタン
223が選択されているかどうかをチェックする(ステ
ップS204)。コピーボタン223が選択されている
場合には(Y)、“薄い”、“普通”、“濃い”のいず
れの濃度が選択されているかを判別し(ステップS20
5)、図6に示したコピー時選択テーブル領域301に
格納された濃度変換テーブル303〜305の中から該
当する1つのテーブルを選択する(ステップS20
6)。そして、そのテーブルの内容をRAM234にセ
ットして、誤差拡散処理のために選択回路288を画像
データ286を選択する側に設定する(ステップS20
7)。
【0061】これに対してステップ204で通信ボタン
222が選択されていた場合には(N)、“薄い”、
“普通”、“濃い”のいずれの濃度が選択されているか
を判別し(ステップS208)、図6に示したコピー時
選択テーブル領域302に格納された濃度変換テーブル
306〜308の中から該当する1つのテーブルを選択
する(ステップS209)。そして、そのテーブルの内
容をRAM234にセットして、誤差拡散処理のために
選択回路288を画像データ286を選択する側に設定
することになる(ステップS207)。
【0062】図10は、図8のステップ105における
原稿の読み取り等のその後の処理を具体的に示したもの
である。まず、図1に示した原稿載置台203から送り
出された原稿の読み取りによる画像データの入力が開始
され(ステップS301)、所定単位の画像データに対
して図4に示したような画像処理が行われ(ステップS
302)、この後、図9で設定した階調再現処理モード
に従って階調再現のための処理が行われる(ステップS
303)。この後、CPU231は通信ボタン222が
選択されているかどうかをチェックし(ステップS30
4)、これが選択されている場合には(Y)、図4に示
した符号化・復号化部261で符号化を行う(ステップ
S305)。そして、この符号化された画像データ26
2を蓄積部263に蓄積する(ステップS306)。
【0063】CPU231は、この状態で原稿の読み取
りが終了したかどうかをチェックし(ステップS30
7)、読み取りが終了していない場合には(N)、ステ
ップ301に戻って後続の画像情報の読み取りとその処
理を繰り返す(ステップS301〜S307)。
【0064】このようにして画像データ261がすべて
蓄積部263に蓄積されたら(ステップS307;
Y)、送信先に画像データを送るための通信制御が開始
される(ステップS308)。通信制御部236による
この通信制御が終了したら(ステップS309;Y)、
原稿の読み取りから送信までの一連の作業が終了する
(エンド)。
【0065】これに対して、ステップ304でコピーボ
タン223(図2)が選択されていた場合には(N)、
自装置の記録装置207で記録が行われることになるの
で、所定単位ずつの画像データが記録制御部267に送
られ、その記録制御が行われることになる(ステップS
310、S311;N:ステップS301〜S30
4)。記録のための画像データが無くなって記録制御が
終了したら(ステップS311;Y)、コピー作業が終
了することになる(エンド)。
【0066】以上説明したように第1の実施例では、中
間調の再現を誤差拡散で行うと共に、自装置以外の装置
で画像データを記録する場合には標準的な濃度特性の画
像データに変換してこれを送信することにしたので、自
装置と送信先のファクシミリ装置等の画像情報処理装置
の記録特性が相反するような場合であっても、画質が極
端に劣化して再現されるという事態を防止することがで
きる。
【0067】第2の実施例
【0068】図11は、本発明の第2の実施例における
ファクシミリ装置の画像処理部の中に設けられた階調再
現処理部の具体的な構成をその周辺回路と共に表わした
ものである。なお、この第2の実施例のファクシミリ装
置は疑似中間調処理や濃度変換テーブルの選択等の幾つ
かの点について相違しているが、その他の多くの基本的
な機能部分が共通している。したがって、第1の実施例
の図1〜図4はそのまま第2の実施例でも使用すること
にする。ただし、図5の階調再現処理部258について
は第2の実施例ではこれを階調再現処理部258Aとし
て表記することにする。ROM233についても、第2
の実施例ではこれをROM233Aと表記する。
【0069】階調再現処理部258Aは、図4に示され
る画像処理部256から出力される8ビット構成の画像
データ257を共に入力するディザ処理部401と単純
2値化回路402を備えており、これらによって処理さ
れた2系統の画像データ403、404が選択回路40
5に入力されて択一的に選択され、1ビットずつの画像
データ259として出力されるようになっている。CP
U231は、コントロールパネル202の操作によって
各種制御を行うようになっており、ROM233Aには
このための制御手順としてのプログラムが格納されてい
る。CPU231はこの制御内容に応じて単純2値化回
路402および選択回路405を制御し、またRAM2
34の内容を適宜書き替えるようになっている。
【0070】ディザ処理部401は、図17に示したと
同様の8×8のディザマトリックスで疑似中間調処理を
行う部分であり、このマトリックスの位置を指定するた
めのリングカウンタ411と、このリングカウンタ41
1から出力されるアドレス情報412に応じて64個の
閾値データ413を単位画素ごとに1つずつ切り替えて
読み出すRAM234と、画像データ257を閾値デー
タ413と比較して2値化された画像データ403を順
に出力する比較器415とから構成されている。
【0071】画像データ403の入力を行うもう1つの
回路としての単純2値化回路402はCPU231の指
示した各単位画素共通の閾値を基にして2値化を行い、
その結果得られた画像データ404を画像データ257
と並列的に選択回路405に送出する。選択回路405
は疑似中間調処理を行うか否かによって2種類の画像デ
ータ403、404のうちの一方を選択して画像データ
259として出力することになる。
【0072】図12は、ROM内に格納された濃度変換
テーブルをRAMに格納する原理を表わしたものであ
る。ROM233A内には、プログラムを格納する領域
とは別にコピー時選択テーブル領域421、Aタイプ機
種通信時選択テーブル領域422、Bタイプ機種通信時
選択テーブル領域423および標準通信時選択テーブル
領域424の4つの領域が設けられている。それぞれの
領域421〜424には、各々3つずつの濃度変換テー
ブル431〜442が配置されている。コピー時選択テ
ーブル領域421の概念は第1の実施例のコピー時選択
テーブル領域301と同様である。また、標準通信時選
択テーブル領域424は第1の実施例のファクシミリ
(FAX)時選択テーブル領域302と同一である。た
だし、これらの濃度変換テーブル432〜433、44
0〜442内にはディザマトリックス用の閾値が格納さ
れている点で、第1の実施例の濃度変換テーブル303
〜308とは完全に異なっている。
【0073】Aタイプ機種通信時選択テーブル領域42
2は、画像データの送信先の画像情報処理装置が標準的
な装置よりも濃度が多少濃いめに記録される傾向のある
装置に対して用意された領域であり、Bタイプ機種通信
時選択テーブル領域423は反対に画像データの送信先
の画像情報処理装置が標準的な装置よりも濃度が多少薄
めに記録される傾向のある装置に対して用意された領域
である。それぞれに対しての“薄い”、“普通”、“濃
い”の指示に対応するように濃度変換テーブル434〜
439が配置されている。
【0074】図13は、この第2の実施例のファクシミ
リ装置における階調再現処理モードの設定操作を具体的
に表わしたものである。なお、第2の実施例においても
第1の実施例の図8の制御はそのまま使用するものとす
る。
【0075】図3または図5に示したCPU231はコ
ントロールパネル202の設定内容をチェックして、
「写真」モード、すなわ中間調の処理モードが選択され
ているかどうかを判別する(ステップS501)。「写
真」モードが選択されていない場合には(N)、単純2
値化回路402(図11)に対する各濃度選択に対応し
た文字再現用の閾値を選択して(ステップS502)、
選択回路405を単純2値化回路402側の出力する画
像データ404を選択して出力するように設定する(ス
テップS503)。
【0076】一方、「写真」モードが選択されている場
合には(ステップS501;Y)、図2に示した通信ボ
タン222とコピーボタン223のうちのコピーボタン
223が選択されているかどうかをチェックする(ステ
ップS504)。コピーボタン223が選択されている
場合には(Y)、“薄い”、“普通”、“濃い”のいず
れの濃度が選択されているかを判別し(ステップS50
5)、図12に示したコピー時選択テーブル領域421
に格納された濃度変換テーブル431〜433の中から
該当する1つのテーブルを選択する(ステップS50
6)。そして、そのテーブルの内容をRAM234にセ
ットして、ディザ処理のために選択回路405を画像デ
ータ403を選択する側に設定する(ステップS50
7)。
【0077】これに対してステップS504で通信ボタ
ン222が選択されていた場合には(N)、まず、“薄
い”、“普通”、“濃い”のいずれの濃度が選択されて
いるかを判別し(ステップS508)、続いて送信先の
ファクシミリ装置等の画像情報処理装置と通信制御を行
う(ステップS509)。そして、その画像情報処理装
置が自社装置のようにその記録装置の識別データが解読
可能な場合にはこれを解読し、この画像情報処理装置が
自装置と同一記録特性を有するものであるかどうかを判
別する(ステップS510)。この結果、自装置と同一
記録特性を有すると判別された場合には(Y)、ステッ
プ506に進んで図12に示したコピー時選択テーブル
領域421に格納された濃度変換テーブル431〜43
3の中から該当する1つのテーブルを選択する。そし
て、そのテーブルの内容をRAM234にセットして、
ディザ処理のために選択回路405を画像データ403
を選択する側に設定する(ステップS507)。
【0078】一方、相手の画像情報処理装置が自装置と
同一記録特性を有するものでない場合には(ステップS
510;N)、その機種名や記録装置の名称、記録方式
等の記録特性を示すデータをROM233A内の記録特
性判別テーブル(図示せず)で検索し、それが図12で
説明したAタイプに属するものであるかとをかを判別す
る(ステップS511)。そして、Aタイプに属する記
録装置に記録を行うことが判別した場合には(Y)、図
12に示したAタイプ機種通信時選択テーブル領域42
2に格納された濃度変換テーブル434〜436の中か
ら該当する1つのテーブルを選択する(ステップS51
2)。その後、そのテーブルの内容をRAM234にセ
ットして、ディザ処理のために選択回路405を画像デ
ータ403を選択する側に設定する(ステップS50
7)。
【0079】また、ステップS511でAタイプに属し
ていないと判別された場合には(N)、同様にしてBタ
イプに属しているかどうかの判別が行われる(ステップ
S513)。Bタイプに属していると判別された場合に
は(Y)、図12に示したBタイプ機種通信時選択テー
ブル領域423に格納された濃度変換テーブル437〜
439の中から該当する1つのテーブルを選択する(ス
テップS514)。その後、そのテーブルの内容をRA
M234にセットして、ディザ処理のために選択回路4
05を画像データ403を選択する側に設定することに
なる(ステップS507)。
【0080】ステップS513でBタイプでもないと判
別された場合には、その画像情報処理装置が自装置と記
録特性が同一でもなく、AタイプでもBタイプでもない
ので、可能性としては標準のタイプであるか、記録特性
に関するデータの解読が不可能でどのような記録特性か
判別できない場合ということになる。そこでこの場合に
は(N)、図12に示した標準通信時選択テーブル領域
424に格納された濃度変換テーブル440〜442の
中から該当する1つのテーブルを選択する(ステップS
515)。その後、そのテーブルの内容をRAM234
にセットして、ディザ処理のために選択回路405を画
像データ403を選択する側に設定して(ステップS5
07)、処理を終了させる(エンド)。
【0081】以上説明した第2の実施例では、中間調の
再現をディザ処理で行うと共に、自装置以外の装置で画
像データを記録する場合にはその装置の記録特性をチェ
ックし、それが判読できた場合には最も相応しい記録特
性の画像データに変換してこれを送信することにしたの
で、画質の良好な記録を確保することができる。また、
同一機種等の記録特性が同一のものについては自装置と
同一特性の画像データを送信することにしたので、画質
が全く同一の画像情報を再現させることができることに
なる。
【0082】第2の実施例における第1の変形例
【0083】第2の実施例に対するこの第1の変形例で
は、予め自装置の記録装置207(図4参照)の黒ドッ
トの径に合わせて最適化した第1のディザマトリックス
と、解像度に応じた標準的な黒ドットの径に合わせて最
適化した第2のディザマトリックスとをROM233A
(図11参照)に格納しておき、自装置の記録装置20
7を用いてコピーを行うときには第1のディザマトリッ
クスを使用するようにしている。また、ファクシミリ通
信を行う場合のように通信制御部236を使用して他の
ファクシミリ装置等の画像情報処理装置に画像データを
送信する場合には、第2のディザマトリックスを使用す
るようにしている。
【0084】なお、この変形例でも図11と同様のディ
ザ処理部401を使用する。64階調で画像データを記
録する場合には、RAM234は64バイト必要であ
る。ディザ処理が階調変換処理と2値画像生成処理を兼
ねるため、濃度変換テーブル用のRAMは不要となる。
【0085】図14は、この第1の変形例における階調
再現処理モードの設定操作を表わしたものである。図3
または図5に示したCPU231はコントロールパネル
202の設定内容をチェックして、「写真」モード、す
なわ中間調の処理モードが選択されているかどうかを判
別する(ステップS501)。「写真」モードが選択さ
れていない場合には(N)、単純2値化回路402(図
11)に対する各濃度選択に対応した文字再現用の閾値
を選択して(ステップS602)、選択回路405を単
純2値化回路402側の出力する画像データ404を選
択して出力するように設定する(ステップS603)。
【0086】一方、「写真」モードが選択されている場
合には(ステップS601;Y)、図2に示した通信ボ
タン222とコピーボタン223のうちのコピーボタン
223が選択されているかどうかをチェックする(ステ
ップS604)。コピーボタン223が選択されている
場合には(Y)、“薄い”、“普通”、“濃い”のいず
れの濃度が選択されているかを判別し(ステップS60
5)、図12に示したコピー時選択テーブル領域421
に格納された濃度変換テーブル431〜433の中から
該当する1つのテーブルを選択する(ステップS60
6)。そして、そのテーブルの内容をRAM234にセ
ットして、ディザ処理のために選択回路405を画像デ
ータ403を選択する側に設定する(ステップS60
7)。
【0087】これに対してステップ604で通信ボタン
222が選択されていた場合には(N)、まず、“薄
い”、“普通”、“濃い”のいずれの濃度が選択されて
いるかを判別し(ステップS608)、続いて標準通信
時選択テーブル領域424に格納された濃度変換テーブ
ル440〜442の中から該当する1つのテーブルを選
択する(ステップS609)。その後、そのテーブルの
内容をRAM234にセットして、ディザ処理のために
選択回路405を画像データ403を選択する側に設定
して(ステップS607)、処理を終了させる(エン
ド)。
【0088】第2の実施例における第2の変形例
【0089】第2の実施例に対するこの第2の変形例で
は、予め自装置の記録装置207(図4参照)の黒ドッ
トの径に合わせて最適化した第1のディザマトリックス
と、解像度に応じた標準的な黒ドットの径に合わせて最
適化した第2のディザマトリックスとをROM233A
(図11参照)に格納しておき、自装置の記録装置20
7を用いてコピーを行うときには第1のディザマトリッ
クスを使用するようにしている。また、ファクシミリ通
信を行う場合のように通信制御部236を使用して他の
ファクシミリ装置等の画像情報処理装置に画像データを
送信する場合には、第2のディザマトリックスを使用す
るようにしている。先の第1の変形例とはモードの設定
手順のみが異なっている。
【0090】図15は、第2の変形例における階調再現
処理モードの設定操作を表わしたものである。図3また
は図5に示したCPU231はコントロールパネル20
2の設定内容をチェックして、「写真」モード、すなわ
中間調の処理モードが選択されているかどうかを判別す
る(ステップS701)。「写真」モードが選択されて
いない場合には(N)、単純2値化回路402(図1
1)に対する各濃度選択に対応した文字再現用の閾値を
選択して(ステップS702)、選択回路405を単純
2値化回路402側の出力する画像データ404を選択
して出力するように設定する(ステップS703)。
【0091】一方、「写真」モードが選択されている場
合には(ステップS701;Y)、図2に示した通信ボ
タン222とコピーボタン223のうちのコピーボタン
223が選択されているかどうかをチェックする(ステ
ップS604)。コピーボタン223が選択されている
場合には(Y)、“薄い”、“普通”、“濃い”のいず
れの濃度が選択されているかを判別し(ステップS70
5)、図12に示したコピー時選択テーブル領域421
に格納された濃度変換テーブル431〜433の中から
該当する1つのテーブルを選択する(ステップS70
6)。そして、そのテーブルの内容をRAM234にセ
ットして、ディザ処理のために選択回路405を画像デ
ータ403を選択する側に設定する(ステップS70
7)。
【0092】これに対してステップS704で通信ボタ
ン222が選択されていた場合には(N)、まず、“薄
い”、“普通”、“濃い”のいずれの濃度が選択されて
いるかを判別し(ステップS708)、続いて送信先の
ファクシミリ装置等の画像情報処理装置と通信制御を行
う(ステップS709)。そして、その画像情報処理装
置が自社装置のようにその記録装置の識別データが解読
可能な場合にはこれを解読し、この画像情報処理装置が
自装置と同一記録特性を有するものであるかどうかを判
別する(ステップS710)。この結果、自装置と同一
記録特性を有すると判別された場合には(Y)、ステッ
プ706に進んで図12に示したコピー時選択テーブル
領域421に格納された濃度変換テーブル431〜43
3の中から該当する1つのテーブルを選択する。そし
て、そのテーブルの内容をRAM234にセットして、
ディザ処理のために選択回路405を画像データ403
を選択する側に設定する(ステップS707)。
【0093】一方、相手の画像情報処理装置が自装置と
同一記録特性を有するものでない場合には(ステップS
710;N)、図12に示した標準通信時選択テーブル
領域424に格納された濃度変換テーブル440〜44
2の中から該当する1つのテーブルを選択する(ステッ
プS711)。その後、そのテーブルの内容をRAM2
34にセットして、ディザ処理のために選択回路405
を画像データ403を選択する側に設定して(ステップ
S707)、処理を終了させる(エンド)。
【0094】以上説明した第1の実施例では、ROM内
の領域と濃度変換テーブルを対応させて格納したが、結
果的に同一または近似した記録特性の濃度変換テーブル
が複数存在する場合には、これらを兼用するようにして
もよいことは当然である。第2の実施例の場合にも同様
である。これにより、ROM等の記憶手段の容量を低減
することが可能になる。
【0095】また、第2の実施例では非蓄積型の手法を
示したが、階調変換処理と2値画像生成処理とを並行し
て行い、自装置に最適化された画像データと標準用に最
適化さた画像データを蓄積しておき、この後に通信制御
を行って、どちらか一方を送信することも可能である。
この構成では、読取動作が直ちに行われるので、使用者
の待ち時間が発生しない。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、通信先装置の記録特性が判別できた場合には
通信先装置の記録特性に応じた変換特性によって擬似中
間調処理が行われるので、自装置で記録する場合と記録
濃度に大きな違いが生じないように通信先装置で記録さ
せることができる。また、記録特性判別手段が通信先装
置の記録特性を判別できなかった場合には標準的な記録
特性の擬似中間調処理を行うので、画質が極端に劣化し
て再現されるという事態を防止することができる。
【0097】
【0098】
【0099】
【0100】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における画像情報処理
装置としてのファクシミリ装置の外観を表わした斜視図
である。
【図2】 第1の実施例のファクシミリ装置のコントロ
ールパネルの平面図である。
【図3】 このファクシミリ装置の回路構成の要部を表
わしたブロック図である。
【図4】 図3に示した画像処理部の詳細を周辺の回路
と共に表わしたブロック図である。
【図5】 第1の実施例で画像処理部の中に設けられた
階調再現処理部の具体的な構成をその周辺回路と共に表
わしたブロック図である。
【図6】 第1の実施例でROM内の濃度変換テーブル
とこの1つをRAMに記憶させる状態を表わした説明図
である。
【図7】 図6に示した各濃度選択テーブルの変換前の
画像データと変換後の画像データの一般的な関係を“普
通”の記録状態で表わした変換特性図である。
【図8】 第1の実施例のファクシミリ装置でコピーま
たは画像データの送信を行う場合の全体的な制御の概要
を表わした流れ図である。
【図9】 図8のステップ104における階調再現処理
モードの制御内容を具体的に表わした流れ図である。
【図10】 図8のステップ105における原稿の読み
取り等のその後の処理を具体的に示した流れ図である。
【図11】 本発明の第2の実施例におけるファクシミ
リ装置の画像処理部の中に設けられた階調再現処理部の
具体的な構成をその周辺回路と共に表わしたブロック図
である。
【図12】 ROM内に格納された濃度変換テーブルを
RAMに格納する原理を表わした説明図である。
【図13】 第2の実施例のファクシミリ装置における
階調再現処理モードの設定操作を具体的に表わした流れ
図である。
【図14】 第1の変形例における階調再現処理モード
の設定操作を表わした流れ図である。
【図15】 第2の変形例における階調再現処理モード
の設定操作を表わした流れ図である。
【図16】 ある原稿の各単位画素の濃度を256段階
で表わした説明図である。
【図17】 ディザマトリックスの閾値の一例を示した
説明図である。
【図18】 図17に示したディザマトリックスを用い
て図16に示した原稿の画像情報を2値化した画像デー
タの一部を表わした説明図である。
【図19】 誤差拡散の処理パターンの一例を示した説
明図である。
【図20】 図19に示した誤差拡散の処理パターンを
用いて図16に示した原稿の画像情報を2値化した画像
データの一部を表わした説明図である。
【図21】 図18に示した画像データをある記録装置
で記録した際の各記録ドットの状態を示す画像拡大説明
図である。
【図22】 図18に示した画像データを他の記録装置
で記録した際の各記録ドットの状態を示す画像拡大説明
図である。
【符号の説明】
202…コントロールパネル、207…記録装置、21
3…指定ボタン、214…表示ランプ、222…通信ボ
タン、223…コピーボタン、225…スタートボタ
ン、231…CPU、233、233A…ROM、23
4…RAM、236…通信制御部、239…イメージセ
ンサ、241…画像処理部、257、259…画像デー
タ、258、258A…階調再現処理部、282…誤差
拡散回路、283…単純2値化回路、284…ラインメ
モリ、288、405…選択回路、301、421…コ
ピー時選択テーブル領域、302…ファクシミリ時選択
テーブル領域、303〜308、431〜442…濃度
変換テーブル、401…ディザ処理部、402…単純2
値化回路、411…リングカウンタ、415…比較器、
422…Aタイプ機種通信時選択テーブル領域、423
…Bタイプ機種通信時選択テーブル領域、424…標準
通信時選択テーブル領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂下 哉 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社岩槻事業所内 (56)参考文献 特開 昭63−123268(JP,A) 特開 昭63−123270(JP,A) 特開 平2−258272(JP,A) 特開 平3−192971(JP,A) 特開 平5−336367(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された画像情報に対して擬似中間調
    処理を行った画像情報を通信先装置に送出する画像情報
    処理装置において、 画像情報を送出する相手である通信先装置の記録手段の
    記録特性を判別する記録特性判別手段と、 画像情報の入力を行う画像情報入力手段と、 この画像情報入力手段によって入力された画像情報を擬
    似中間調処理するに際して、前記記録特性判別手段が通
    信先装置の記録特性を判別できた場合には、当該通信先
    装置の記録特性に応じた変換特性によって擬似中間調処
    理を行い、判別できなかった場合には標準的な記録特性
    の擬似中間調処理を行う擬似中間調処理手段と、 この擬似中間調処理の行われた画像データを対応する通
    信先装置に送出する画像データ送出手段とを具備するこ
    とを特徴とする画像情報処理装置。
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