JP2016084065A - 自動車用ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】外観品質と耐久性に優れてシール性もよいガラスランを提供する。【解決手段】ドアフレーム2の縦辺に取付けられるガラスラン10は、ドアフレーム2又はドアモール3に取付けられる底壁13と、底壁13の車外側側端から延設される車外側シールリップ14を有する。車外側シールリップ14は、ドアガラス5の方向に延設される根元部14aと、根元部14aから車内側に湾曲して形成される本体部14bを有する。ドアガラス5の側端5aにより車外側シールリップ14が屈曲変形したときに、車外側シールリップ14の先端14cは、底壁13又は車外側側壁11のドアガラス5の側端5aと対向する面よりも車内側に位置するとともに、根元部14aは本体部14bよりも剛性が低く形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内するガラスランに関するものである。
図6に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周にドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。その従来のガラスラン110の全体を図5に示し、従来のそれぞれのガラスランがドアフレーム2の直線部に取付けた状態の断面図、を図7及び図8に示す。
従来、ガラスラン110は、図6に示すように、ドアフレーム2のチャンネル内に取付けられて、ドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。さらに、ガラスラン110は、図5に示すように、ドアフレーム2の上辺部に取り付けられるガラスラン上辺部110cと、ドアフレーム2のリヤ側縦辺部に取り付けられるガラスランリヤ側縦辺部110dと、ドアフレーム2のフロント側縦辺部に取り付けられるガラスランフロント側縦辺部110eと、ガラスラン上辺部110cとガラスランリヤ側縦辺部110d又はガラスランフロント側縦辺部110eとを接続するガラスランコーナー部110bから形成されている。
なお、ガラスラン上辺部110c、ガラスランリヤ側縦辺部110d及びガラスランフロント側縦辺部11eは、押出成形により成形された直線部110aを構成している。
そして、ドアガラス5の車外側面とドアフレーム2の車外側面の段差を最小にするために、ドアガラス5の車外側面をドアフレーム2の車外側面と略同じにするようにした、面一仕様のガラスラン110においては、図7に示すように、車外側シールリップ114にドアガラス5の側端5aが当接して、ドアガラス5とドアフレーム2の間をシールしている。ドアガラス5に取付けたスライダ6が、ガラスラン110の内部をスライドして、ドアガラス5を案内させている。
この場合に、ドアフレーム2の縦辺部において、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ114に当接したままドアガラス5が昇降すると、図7の点線で示したように、車外側シールリップ114が反転して車外側に飛び出して、見栄えが悪化する。
また、車外側シールリップ114の根元部114aに応力が集中して、ガラスラン110の耐久性が低下して、車外側シールリップ114に亀裂が発生してしまう恐れがある。
このため、図8に示すように、車外側シールリップ114の耐久性とシール性を向上させるために、ガラスラン210に、車外側側壁211から延設した車外側シールリップ214及び車外側カバーリップ217と、車内側側壁212から延設した第1車内側シールリップ215及び第2第1車内側シールリップ216を設けて、ドアガラス5に取付けたスライダ6をシールするものがある(例えば、特許文献1参照。)。
この場合には、4本のシールリップを形成してシールするため、ドアガラス5に取付けたスライダ6と4本のシールリップが適切に当接するためには、ガラスラン210を高い精度で組み付けることが必要であり、また、ドアガラス5をカバーする車外側カバーリップ217が長くなり、外観品質も低下する。
特開2006−56472号公報
そこで、本発明は、外観品質と耐久性に優れてシール性もよいガラスランを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
ドアフレームの縦辺に取付けられるガラスランは、ドアフレーム又はドアモールに取付けられる底壁と、底壁の車外側側端から又は車外側側壁の先端から延設される車外側シールリップを有し、
車外側シールリップは、ドアガラスの方向に延設される根元部と、根元部から車内側に湾曲して形成される本体部を有し、
ドアガラスの側端により車外側シールリップが屈曲変形したときに、車外側シールリップの先端は、底壁又は車外側側壁のドアガラスの側端と対向する面よりも車内側に位置することを特徴とする自動車用ガラスランである。
請求項1の本発明では、自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、ドアフレームの縦辺に取付けられるガラスランは、ドアフレーム又はドアモールに取付けられる底壁と、底壁の車外側側端から又は車外側側壁の先端から延設される車外側シールリップを有する。このため、底壁又は車外側側壁をドアフレーム又はドアモールに取付けてガラスランを保持し、車外側シールリップをドアガラスの側端に当接させてシールすることができる。
車外側シールリップは、ドアガラスの方向に延設される根元部と、根元部から車内側に湾曲して形成される本体部を有している。このため、根元部で本体部を支えて、ドアガラスの側端に車外側シールリップの本体部を当接させてドアガラスと車外側シールリップの間をシールすることができる。
ドアガラスの側端により車外側シールリップが屈曲変形したときに、車外側シールリップの先端は、底壁又は車外側側壁のドアガラスの側端と対向する面よりも車内側に位置する。このため、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に確実に当接することができ、ドアガラスの側端と車外側シールリップの本体部の間のシール性を向上させることができる。
請求項2の本発明は、車外側シールリップの根元部は、底壁又は車外側側壁の根元部が延設される面からドアガラスの側端が底壁又は車外側側壁に最も接近した位置の間の空間に位置するように形成されるとともに、根元部は本体部よりも剛性が低く形成されている自動車用ガラスランである。
請求項2の本発明では、車外側シールリップの根元部は、底壁又は車外側側壁の根元部が延設される面からドアガラスの側端が底壁又は車外側側壁に最も接近した位置の間の空間に位置するように形成される。このため、車外側シールリップの根元部を所定の長さ確保することができ、根元部の変形時の応力集中を防止して、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときの変形を抑制して、車外側シールリップの反転を抑制して、外観の低下を防止できる。
根元部は本体部よりも剛性が低く形成されているため、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときに根元部分が全体として撓みやすくなり、根元部の特定部分に応力が集中することがなく、車外側シールリップの異常変形や亀裂の発生を防止することができる。
請求項3の本発明は、車外側シールリップの本体部は、根元部側よりも先端部側の曲率が小さく形成されている自動車用ガラスランである。
請求項3の本発明では、車外側シールリップの本体部は、根元部側よりも先端部側の曲率が小さく形成されているため、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときに、先端部の前後方向に位置を制御することができるとともに、根本部側が撓みやすく、先端部側が底壁面に当接したときに、底壁面に対して車外側シールリップが傾斜して当接することにより、底壁面を滑ることで突っ張らない。これにより、ドアガラスの昇降時に車外側シールリップの反転やめくれを防止できる。
請求項4の本発明は、車外側シールリップの根元部は、本体部よりも薄肉に形成された自動車用ガラスランである。
請求項4の本発明では、車外側シールリップの根元部は、本体部よりも薄肉に形成されたため、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときに、根元部が撓みやすくなり、本体部がドアガラスの側端と確実に当接して、車外側シールリップの異常変形や亀裂の発生を防止することができる。
請求項5の本発明は、車外側シールリップの本体部は、ドアガラスと当接する面に低摺動層が形成され、根元部には低摺動層が本体部よりも薄く、又は形成されていない自動車用ガラスランである。
請求項5の本発明では、車外側シールリップの本体部は、ドアガラスと当接する面に低摺動層が形成され、根元部には低摺動層が本体部よりも薄く、又は形成されていない。このため、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときに、剛性の大きな低摺動層が本体部よりも薄く、又は形成されていないため、根元部が確実に撓みやすくなり、本体部がドアガラスの側端と確実に当接して、車外側シールリップの異常変形や亀裂の発生を防止することができる。また、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部と摺動しやすくなり、ドアガラスの昇降を円滑にすることができる。
請求項6の本発明は、車外側シールリップの先端部が当接する底壁は、傾斜面が形成された自動車用ガラスランである。
請求項6の本発明では、車外側シールリップの先端部が当接する底壁は、傾斜面が形成されたため、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときに、車外側シールリップの先端部が底壁に当接して、先端部が円滑に底壁の傾斜面を摺動して、ドアガラスの側端と車外側シールリップの本体部の摩擦力を低下させ、ドアガラスの昇降を円滑にすることができる。車外側シールリップの先端部を根元部よりドアガラスから遠ざけることで、車外側シールリップの反転を防止できる。
請求項7の本発明は、ガラスランは、車外側シールリップと、底壁と、車内側側壁が一体的に形成され、車内側側壁から車外側シールリップ方向に車内側シールリップが延設された自動車用ガラスランである。
請求項7の本発明では、ガラスランは、車外側シールリップと、底壁と、車内側側壁が一体的に形成され、車内側側壁から車外側シールリップ方向に車内側シールリップが延設された。このため、断面略コ字形の車外側シールリップ、底壁と車内側側壁がドアガラスのスライダを保持して、ドアガラスの昇降を案内するともに、車外側シールリップと車内側シールリップでドアガラス及びスライダをシールすることができる。
請求項8の本発明は、ガラスランは、車外側シールリップと底壁又は車外側側壁が一体的に形成され、車内側側壁と車内側側壁から車外側シールリップ方向に延設された車内側シールリップは、車外側シールリップと底壁又は車外側側壁とは分離して形成された自動車用ガラスランである。
請求項8の本発明では、ガラスランは、車外側シールリップと底壁又は車外側側壁が一体的に形成されたため、底壁又は車外側側壁をドアフレーム又はドアモールに取付けて、車外側シールリップでドアガラスの側端をシールすることができる。
車内側側壁と車内側側壁から車外側シールリップ方向に延設された車内側シールリップは、車外側シールリップと底壁又は車外側側壁とは分離して形成されたため、車内側シールリップがスライダに当接してシールすることができる。また、車内側側壁と車内側シールリップを車外側シールリップと底壁又は車外側側壁を別々に押出成形することができ、形状の複雑な車内側側壁と車内側シールリップの成形が容易である。
車外側シールリップの根元部は、底壁又は車外側側壁の根元部が延設される面からドアガラスの側端が底壁に最も接近した位置の間の距離と同じ距離に形成されるため、根元部が所定の長さ確保でき、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときの異常変形を抑制して、車外側シールリップの反転を抑制して、外観の低下を防止できる。
根元部は本体部よりも剛性が低く形成されているため、ドアガラスの側端が車外側シールリップの本体部に当接したときに根元部分が全体として撓みやすくなり、根元部の特定部分に応力が集中することがなく、車外側シールリップの異常変形や亀裂の発生を防止することができる。
本発明の第1の実施の形態であるガラスランの図4におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の第2の実施の形態であるガラスランの図4におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の第3の実施の形態であるガラスランの図4におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の第4の実施の形態であるガラスランの図4におけるA−Aに沿った断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランの正面図である。 自動車ドアの正面図である。 従来のガラスランをドアフレームの上辺部に装着した状態の断面図である。 従来の他のガラスランをドアフレームの上辺部に装着した状態の断面図である。
本発明の実施の形態を、図1〜図6に基づき説明する。
図6は、自動車のフロントのドア1の正面図であり、図5は、ドア1のドアフレーム2に取付けるフロントドアのガラスラン10の正面図である。図6に示すように、ドア1の上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。すなわち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
ガラスラン10は、図5に示すように、全体として熱可塑性エラストマーで形成されるとともに、押出成形で形成された直線部10aと、ドアフレーム2のコーナー部2bに取付けられ、上記の直線部10aを接続し、型成形で形成されるコーナー部10bからなる。
直線部10aは、ドアフレーム2の上辺部に取付けられるガラスラン上辺部10cと、ドアフレーム2のリヤ側縦辺部に取付けられるガラスランリヤ側縦辺部10dと、ドアフレーム2のフロント側縦辺部をなすディビジョンサッシュに取付けられるガラスランフロント側縦辺部10eとからなる。
これらの押出成形部分をドアフレーム2に対応した形状となるように、フロント側とリヤ側のそれぞれのコーナー部分において、型成形により成形して直線部10aを接続してコーナー部10bが形成されている。なお、ガラスラン10のコーナー部10bは、ドアフレーム2のコーナー部2bの部分に装着される。
まず、図1に基づき本願発明の第1の実施の形態を説明し、第2〜第4の実施の形態は図2〜図4に基づき、後述する。
第1の実施の形態では、ガラスラン10は、ドアフレーム2に取付けられるドアモール3の先端に取付けられている。まず、ドアモール3の先端の形状を説明し、その後、ガラスラン10の形状を説明する。
ドアモール3の先端は、車外側面の先端部分が鉤型に屈曲して先端部3aが形成され、先端部3aに後述するガラスラン10の底壁保持リップ13dが係合される。
ドアモール60の先端の先端部3aから若干離れた部分から車内側にドアモール3の保持部3bが延設される。ドアモール3の保持部3bは、後述するガラスラン10の底壁13を保持する。
ドアモール60の保持部3bから直角にドアモール60の係止部3cが延設されている。ドアモール60の係止部3cは、後述する車内側側壁12の車内側側壁先端部12cと係合して、ガラスラン10を保持することができる。
ドアフレーム2の縦辺部に取付けられる本発明の第1の実施の形態のガラスラン10の断面形状は、図1に示すように、車外側シールリップ14と、底壁13と、車内側側壁12が一体的に形成されている。
ドアガラス5は、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14に当接可能に摺動し、ドアガラス5の側端5aの車内側面にスライダ6が取付けられている。
車内側側壁12から車外側シールリップ14方向に、車内側シールリップ15が延設されている。このため、断面略コ字形の車外側シールリップ14、底壁13と車内側側壁12がドアガラス5のスライダ6を保持して、車外側シールリップ14と車内側シールリップ15でドアガラス5及びスライダ6をシールすることができる。
車外側シールリップ14は、ドアガラス5の方向に若干湾曲して、或いは略直線状に底壁13の側端から延設される根元部14aと、根元部14aから車内側に湾曲して形成される本体部14bと、本体部14bの先端に形成され底壁13に当接可能な先端部14cから形成されている。このため、ドアガラス5の側端5aに車外側シールリップ14の本体部14bを当接させてシールすることができるとともに、先端部14cを底壁13に当接させて、本体部14bを支えて、ドアガラス5の側端5aと車外側シールリップ14の本体部14bの間のシール性を向上させることができる。
車外側シールリップ14の根元部14aは、底壁13から根元部14aが延設される面(図1においてXで示す面)である底壁基準面13cからドアガラス5の側端5aが底壁13に最も接近した位置の間の距離(図1においてYで示す距離)と同じ距離に形成される。このため、車外側シールリップ14の根元部14aを所定の長さ確保することができ、根元部14aの変形時の応力集中を防止して、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに当接したときの変形を抑制して、車外側シールリップ14が反転して車外側に飛び出るのを抑制して、外観の低下を防止できる。
車外側シールリップ14の根元部14aは、本体部14bよりも剛性が低く形成する。このため、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに当接したときに、根元部14aが全体として撓みやすくなり、根元部14aの特定部分に応力が集中することがなく、車外側シールリップ14の異常変形や亀裂の発生を防止することができる。
車外側シールリップ14の本体部14bは、根元部14a側よりも先端部14c側の曲率が小さく形成することが好ましい。この場合には、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに当接したときに、先端部14cの前後方向に位置を制御することができるとともに、根元部14a側の曲率が大きいため、撓みやすく、先端部14c側の曲率が小さいため、ドアガラス5の側端5aと広く当接して、シール性を向上させることができる。
車外側シールリップ14の根元部14aは、本体部14bよりも薄肉に形成することができる。この場合には、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに当接したときに、根元部14aの剛性が低く、撓みやすくなり、本体部14bがドアガラス5の側端5aと確実に当接して、車外側シールリップ14の異常変形や亀裂の発生を防止することができる。
車外側シールリップ14の本体部14bは、ドアガラス5と当接する面である外側面に低摺動層14dを形成することができる。低摺動層14dは、熱可塑性エラストマーのオレフィン部分の比率が多い摺動抵抗の少ない材料や、シリコン樹脂やウレタン樹脂を塗布して形成することができる。
根元部14aには低摺動層14dは、本体部14bよりも薄く形成、又は形成されていない。この場合には、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに当接したときに、低摺動層14dは剛性が大きいため、低摺動層14dが薄層又は、形成されていない根元部14aが本体部14bと比べて剛性が低く、撓みやすくなり、本体部14bが撓みにくいため、ドアガラス5の側端5aと確実に当接して、車外側シールリップ14の異常変形や亀裂の発生を防止することができる。また、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bの低摺動層14dと摺動しやすくなり、ドアガラス5の昇降を円滑にすることができる。
車外側シールリップ14の先端部14cが当接する底壁13は、底壁第1傾斜面13aと底壁第2傾斜面13bが形成されている。このため、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに当接したときに、車外側シールリップ14の先端部14cが底壁13の底壁第1傾斜面13aと底壁第2傾斜面13bに当接して、先端部14cが円滑に底壁第1傾斜面13aと底壁第2傾斜面13bを摺動することができる。
底壁第1傾斜面13aと底壁第2傾斜面13bは、ドアガラス5の側端5aと車外側シールリップ14の本体部14bの反力と摩擦力を低下させ、ドアガラス5の昇降を円滑にすることができる。車外側シールリップ14が長いときは、車外側シールリップ14の先端部14cは、底壁13の底壁第1傾斜面13aに当接せずに、底壁第2傾斜面13bに直接当接して、摺動することができる。
底壁13の形状は、上述のように、車外側側端のドアガラス5側の面から車外側シールリップ14が形成され、車外側側端からドアガラス5側の面は、底壁基準面13cとして若干の幅が平面状に形成される。底壁基準面13cから連続して底壁第1傾斜面13aが形成され、底壁第1傾斜面13aから連続して底壁第2傾斜面13bが形成される。底壁第1傾斜面13aは、底壁第2傾斜面13bよりも傾斜角度が大きく形成されている。
更に、底壁第1傾斜面13aと底壁第2傾斜面13bに低摺動部材を設けると、一層、車外側シールリップ14の先端部14cが摺動しやすくなる。
底壁第2傾斜面13bは、ドアフレーム2のパネル底部2hで保持されている。
底壁13のドアモール3側の面には、底壁保持リップ13dが形成されている。底壁保持リップ13dは、ドアモール3の先端部3aに係合されて、底壁13を保持することができる。更に、底壁13のパネル側の面は、両面接着テープ13eによりドアモール3の保持部3bに接着される。これにより、ドアモール3と底壁13との間をシールしている。
底壁13の先端からドアガラス5の方向に直角に底壁連結部13fが延設され、後述する車内側側壁先端部12cと連結されている。
車内側側壁12は、底壁13の底壁連結部13fから連続して板状に形成されている。
車内側側壁12の本体部分は、ドアフレーム2のドアインナーパネル2dのチャンネル2fに取付けられている。チャンネル2fの両側端は、鉤状に屈曲して形成され、車内側側壁12の本体部分を保持している。
車内側側壁12の底壁13側の先端から車内側側壁先端部12cが延設され、車内側側壁先端部12cの先端は、底壁連結部13fと連結されている。底壁連結部13fと車内側側壁先端部12cの間には、ドアモール3の係止部3cが挿入されて、車内側側壁先端部12cの底壁連結部13fと対向する面に形成された車内側側壁先端部凹部12dを係止している。
車内側側壁先端部12cの先端部分から車内側側壁12の内面と対向するように車内側サブシールリップ17が形成されている。車内側サブシールリップ17は、ドアガラス5に取付けられたスライダ6の先端部分に当接してシールするとともに、車内側サブシールリップ17と車内側側壁12でスライダ6の先端部分をガイドしている。
車内側側壁12の底壁13と反対側の側端から、車内側側壁延長部12bが形成され、車内側側壁延長部12bに車内側側壁保持リップ12aが形成されている。車内側側壁延長部12bは、屈曲して形成され、屈曲部分にチャンネル係止部2gが当接して、車内側側壁12を保持している。
車内側側壁保持リップ12aの先端に車内側シールリップ15と車内側カバーリップ16が形成されている。
車内側シールリップ15は、スライダ6の根元部分に当接して、スライダ6とドアフレーム2の間をシールしている。車内側カバーリップ16は、ドアフレーム2に取付けられたガーニッシュ4の先端に当接して、ドアフレーム2とガーニッシュ4の境界部分をカバーしているとともに、ガーニッシュ4の先端を挟持して、車内側側壁保持リップ12aを保持している。ガーニッシュ4は、ドアインナーパネル2dの先端部2eをカバーしている。
次に、図2に基づき、本願発明の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態は、車内側側壁12及び車内側側壁12から車外側シールリップ14方向に延設された車内側シールリップ15は、車外側シールリップ14及び底壁13とは分離して形成される点が異なり、他の部分は同様であるため、異なる部分を説明し、同様な部分の説明は省略する。
車外側シールリップ14の形状は第1の実施の形態と同様である。底壁13の形状は、底壁基準面13c、底壁第1傾斜面13a及び底壁第2傾斜面13bの形状は同じであり、底壁13の裏面は、平面状に形成され、両面接着テープ13eが取付けられて、ドアモール3に接着されている。底壁保持リップ13dがドアモール3の先端部3aに係止されている。
図2に示すように、底壁13の先端から底壁連結部13fが形成されていなく、底壁13と車内側側壁先端部12cとは分離されている。
ドアモール3の係止部3cは、車内側側壁先端部12cの底壁連結部13fと対向する面に形成された車内側側壁先端部凹部12dを係止している。
次に、図3に基づき、本願発明の第3の実施の形態を説明する。第3実施の形態は、底壁13から車外側側壁11が形成され、車外側側壁11から車外側シールリップ14が形成される点及び底壁13の形状が異なり、他の部分は同様であるため、異なる部分を説明し、同様な部分の説明は省略する。
第3実施の形態では、底壁13から板状に車外側側壁11が形成され、車外側側壁11の先端から車外方向に車外側に屈曲して形成された車外側側壁基準面11cが形成されている。車外側側壁基準面11cの先端から車外側シールリップ14が形成されている。車外側シールリップ14の形状は、根元部14a、本体部14b、先端部14c及び低摺動層14dともに、第1の実施の形態と同様である。
車外側側壁基準面11cは、第1の実施の形態における底壁基準面13cと同様の機能を有する。即ち、車外側シールリップ14の根元部14aは、底壁13から根元部14aが延設される面(図3においてXで示す面)である車外側側壁基準面11cからドアガラス5の側端5aが車外側側壁11に最も接近した位置の間の距離(図1においてYで示す距離)と同じ距離に形成される。このため、車外側シールリップ14の根元部14aを所定の長さ確保することができ、根元部14aの変形時の応力集中を防止して、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに当接したときの変形を抑制して、車外側シールリップ14が反転して車外側に飛び出るのを抑制して、外観の低下を防止できる。
車外側側壁11の車外側面には、ドアモール3の先端部3aが延設され、車外側側壁11とドアモール3の先端部3aとは両面接着テープ11aで接着される。車外側側壁11の車外側側壁基準面11cの下面にドアモール3の先端部3aの先端が当接し、車外側側壁11の車外側側壁基準面11cを保持している。
底壁13は、板状に形成され、車外側の先端に底壁保持リップ13dが形成され、ドアモール3の先端部3aの根本側の部分に係合されている。
底壁13の先端からドアガラス5の方向に直角に底壁連結部13fが延設され、車内側側壁先端部12cと連結されている。底壁連結部13fと車内側側壁先端部12cの間には、ドアモール3の係止部3cが挿入されて、車内側側壁先端部12cの底壁連結部13fと対向する面に形成された車内側側壁先端部凹部12dを係止している。
第3に実施の形態では、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14に当接したときには、底壁13には当接しないが、ドアガラス5の側端5aにより車外側シールリップ14が屈曲変形したときに、車外側シールリップ14の先端部14cは、底壁13のドアガラス5の側端5aと対向する面よりも車内側(図3における下方)に位置する。このため、ドアガラス5の側端5aが車外側シールリップ14の本体部14bに確実に当接することができ、ドアガラス5の側端5aと車外側シールリップ14の本体部14bの間のシール性を向上させることができる。
次に、図4に基づき、本願発明の第4の実施の形態を説明する。第4の実施の形態は、第3の実施の形態と比べて、底壁13が形成されていなく、車外側側壁11と車内側側壁12が分離されている点が異なり、他の部分は同様であるため、異なる部分を説明し、同様な部分の説明は省略する。
第4の実施の形態では、底壁13がなく、板状に車外側側壁11が形成され、車外側側壁11の先端から車外側側壁基準面11cが形成されている点は、及び車外側側壁基準面11cの先端から車外側シールリップ14が形成されて、車外側シールリップ14の形状は、第3の実施の形態と同様である。
車外側側壁11の車外側面には、ドアモール3の先端部3aが延設され、車外側側壁11とドアモール3の先端部3aとは、両面接着テープ11aで接着される点は同じであるが、車外側側壁11の一方の先端に車外側側壁保持リップ11dが形成されて、ドアモール3の先端部3aの根本側の部分に係合されている。
図4に示すように、底壁13と底壁連結部13fが形成されていなく、車外側側壁11と車内側側壁先端部12cとは分離されている。
ドアモール3の係止部3cは、車内側側壁先端部12cの底壁連結部13fと対向する面に形成された車内側側壁先端部凹部12dを係止している。
ガラスラン10の直線部10aの成形においては、成形材料は、熱可塑性エラストマーのソリッド材又は微発泡ソリッド材とスポンジ材が使用され、押出成形後に加熱し加硫される。
ガラスラン10のコーナー部10bも、熱可塑性エラストマーで形成する。同種の材料であり、ガラスラン10の直線部10aとコーナー部10bの接着性がよい。また、いずれもオレフィン系の材料を使用する場合には、耐候性がよく、同時に粉砕処理ができ、リサイクル容易な製品を得ることができる。
2 ドアフレーム
5 ドアガラス
10 ガラスラン
11 車外側側壁
12 車内側側壁
13 底壁
13a 底壁第1傾斜面
13b 底壁第2傾斜面
13c 底壁基準面
14 車外側シールリップ
14a 根元部
14b 本体部
14c 先端部
14d 低摺動層

Claims (8)

  1. 自動車ドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
    上記ドアフレームの縦辺に取付けられるガラスランは、上記ドアフレーム又はドアモールに取付けられる底壁と、該底壁の車外側側端から又は車外側側壁の先端から延設される車外側シールリップを有し、
    該車外側シールリップは、上記ドアガラスの方向に延設される根元部と、該根元部から車内側に湾曲して形成される本体部を有し、
    上記ドアガラスの側端により上記車外側シールリップが屈曲変形したときに、上記車外側シールリップの先端は、上記底壁又は上記車外側側壁の上記ドアガラスの側端と対向する面よりも車内側に位置することを特徴とする自動車用ガラスラン。
  2. 上記車外側シールリップの上記根元部は、上記底壁又は上記車外側側壁の上記根元部が延設される面から上記ドアガラスの側端が上記底壁又は上記車外側側壁に最も接近した位置の間の空間に位置するように形成されるとともに、上記根元部は上記本体部よりも剛性が低く形成されている請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
  3. 上記車外側シールリップの上記本体部は、上記根元部側よりも上記先端部側が曲率が小さく形成されている請求項1又は請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
  4. 上記車外側シールリップの上記根元部は、上記本体部よりも薄肉に形成された請求項1乃至請求項3いずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  5. 上記車外側シールリップの上記本体部は、上記ドアガラスと当接する面に低摺動層が形成され、上記根元部には低摺動層が上記本体部より薄く形成され、又は形成されていない請求項1乃至請求項4いずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  6. 上記車外側シールリップの上記先端部が当接する上記底壁は、傾斜面が形成された請求項1乃至請求項5いずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  7. 上記ガラスランは、上記車外側シールリップと、上記底壁と、車内側側壁が一体的に形成され、該車内側側壁から上記車外側シールリップ方向に車内側シールリップが延設された請求項1乃至請求項6いずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
  8. 上記ガラスランは、上記車外側シールリップと上記底壁又は上記車外側側壁が一体的に形成され、
    車内側側壁と該車内側側壁から上記車外側シールリップ方向に延設された車内側シールリップは、上記車外側シールリップと上記底壁又は上記車外側側壁とは分離して形成された請求項1乃至請求項6いずれか1項に記載の自動車用ガラスラン。
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