JP2006281833A - 自動車用ガラスラン - Google Patents

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Abstract

【課題】 ドアガラスの上昇時にドアガラスのガラスランに対する衝撃を確実に吸収して、異音の発生を防止するガラスランを得る。
【解決手段】 自動車用ガラスランにおいて、ガラスランの本体部は、車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップ21と車内側シールリップ31を設け、底壁は、底壁の内面の一方の側部から内側に向かって斜めに底壁緩衝リップ47が延設され、底壁の外面に底壁膨出部49を形成し、底壁膨出部は、ガラスランをドアフレーム2に装着したときにドアフレームに当接することを特徴とする自動車用ガラスランである。
【選択図】 図 1

Description

本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付け、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランに関するものである。
図3に示すように、自動車のドア1のドアフレーム2の内周にドアガラス5の昇降を案内するガラスラン110が取付けられている。その従来の取付構造を図4に示す。
図4は、図3におけるA−A線に沿った断面図である。
従来、ガラスラン110は、図3に示すように、ドアフレーム2のチャンネル3内に取付けられて、ドアガラス5の昇降を案内するとともにドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。さらに、ガラスラン110は、押出成形により成形された直線状の直線部111からなるドア1の上辺部とフロント側縦辺部及びリヤ側縦辺部を、ドアフレーム2の形状に合わせて型形成するコーナー部112で接続している。
なお、ドア1と車体との間のシールは、ドアフレーム2の外周に取付けられたドアウエザストリップ108および/または車体の開口部のフランジに取付けられたオープニングトリムウエザストリップ109によりなされている。
ガラスラン110の本体部は、図4に示すように、車外側側壁120と、車内側側壁130と、底壁140からなる断面略U字状をなしている。車外側側壁120の先端付近から車外側シールリップ126が上記断面略U字状の本体部の内側に向けて延出するように設けられている。また、車内側側壁130にもその先端付近から車内側シールリップ136が断面略U字状の本体部の内側に向けて延出するように設けられている。さらに、車外側側壁120の車外側の外面の先端付近から車外側側壁120と平行に底壁140方向に車外側カバーリップ124が延設され、車内側側壁130の車内側の外面の先端付近から車内側側壁130と平行に底壁140方向に車内側カバーリップ134が延設されている。
車外側側壁120、車内側側壁130と底壁140はドアフレーム2に設けられたチャンネル3内に挿入され、各壁の外面がチャンネル3の内面に当接される。車外側側壁120と車外側カバーリップ124の間にドアフレーム2のアウターパネル2cの先端部が挿入され、車内側側壁130と車内側カバーリップ134の間にインナーパネル2dの先端部が挿入され、ガラスラン110を保持している。
ドアガラス5は、このガラスラン110の断面略U字状の内側を摺動するとともに、上記車外側シールリップ126と車内側シールリップ136によってガラスラン110の端部の両側面がシールされて保持されている。
ドアガラス5を閉じるとき、パワーウインドのドアガラス5がドアフレーム2内を上昇し、ドアガラス5の上端がドアフレーム2の上辺に装着したガラスラン110内に挿入され、底壁140に当る。このとき、ドアガラス5の上昇の動きを完全には吸収することができず、ドアガラス5の先端が底壁140及びチャンネル3と当り、衝撃音を生ずるため、快適性を損なうこととなる。また、ドアガラス5の先端が底壁140に当たったときに、底壁140の変形が安定せず、ドアガラス5の先端がガラスラン110内でずれて、シールリップ126、136が変形し、シール性が低下する場合があった。
このため、底壁140にその衝撃を吸収するように、中空部を設けたり、スポンジを取付けることが行われている(例えば、特許文献1及び2参照。)。しかしながら、図5に示すように、底壁140に中空部149を設けるためには、中空押出成形をする必要があるが、押出成形時に中空部分を同時に成形すると、中空部分の内圧を大気圧に維持するために高度な制御が必要であり、形状保持が難しく、押出速度を上げることが難しく、生産性がよくない。また、スポンジを取付ける場合は、単にスポンジを底壁140の外面に装着するのみでは、底壁140の外面とドアフレーム2との間の空間が狭く、スポンジの肉厚を十分にすることができず、衝撃吸収力が不十分となり、一方、スポンジを厚く形成すると底壁140のドアフレーム2に対する安定性が損なわれることになる。
また、ガラスラン110の底壁140の肉厚を車内側側壁130側から車外側側壁120側にかけて、徐々に厚肉に形成し、ドアガラス5の先端が底壁140に衝突したときに、底壁140が変形しやすくして、衝撃を吸収するものもある(例えば、特許文献4参照。)。しかしながら、底壁140の変形のみでは十分に衝撃を吸収することができず、またドアフレーム2と底壁140の間の空間を十分に設けることも難しく衝撃吸収力が十分ではなかった。
さらに、ガラスラン110の内部の底壁140にリップを延設し、ドアガラス5の先端をそのリップに当てて衝撃を吸収することも試みられている(例えば、特許文献3参照。)。しかし、ガラスラン110をドアフレーム2に装着したときに、底壁140とドアフレーム2の間に空間がある場合には、ドアガラス5がリップに当接して、リップを変形させるときに、リップが延設されている底壁140が撓んでしまい、リップが正しくドアガラス5の先端に当接せず、十分な衝撃吸収効果が得られなかった。
特開平8−318740号公報 実開昭62−413号公報 特開平8−310243号公報 実用新案登録第2578541号公報
このため、ドアガラスの上昇時にドアガラスのガラスランに対する衝撃を確実に吸収して、異音の発生を防止することが必要であった。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
ガラスランの本体部は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、
底壁は、底壁の内面の一方の側部から内側に向かって斜めに底壁緩衝リップが延設され、底壁の外面に底壁膨出部を形成し、底壁膨出部は、ガラスランをドアフレームに装着したときにドアフレームに当接することを特徴とする自動車用ガラスランである。
請求項1の本発明では、ガラスランの本体部は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設けた。
そのため、ドア閉時に、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字状の本体部のガラスランの内側にドアガラスの先端を収納することができ、ドアガラスを確実に保持することができる。また、車外側シールリップと車内側シールリップにより、ドアガラスの昇降に応じて、シールリップがドアガラスに当接し、車外側シールリップと車内側シールリップによりドアフレームとドアガラスとの間のシールをすることができる。
底壁は、底壁の内面の一方の側部から本体部の内側に向かって斜めに底壁緩衝リップが延設されるため、ドアガラスが上昇してガラスラン内にその先端が挿入されたときに、ガラスランの先端が底壁緩衝リップに当接して、底壁緩衝リップが撓んでドアガラスの衝撃を吸収することができる。
さらに、底壁の外面に底壁膨出部を形成し、底壁膨出部は、ガラスランをドアフレームに装着したときにドアフレームに当接するため、ガラスランの先端が底壁緩衝リップに当接して、底壁緩衝リップが撓むときに、底壁膨出部がドアフレームに当接して、底壁の変形を防止することができる。したがって、底壁緩衝リップの位置が安定して、ドアガラスの先端が底壁緩衝リップの適切な位置に当接するすることができるため、底壁緩衝リップがドアガラスの衝撃を確実に吸収することができる。
また、底壁緩衝リップは、押出成形時には、中空状でなくリップ状であるため、成形が容易である。
請求項2の本発明は、底壁膨出部は、底壁の底壁緩衝リップが延設された側の側端の外面に形成された自動車用ガラスランである。
請求項2の本発明では、底壁膨出部は、底壁の底壁緩衝リップが延設された側と同じ側端の外面に形成されたため、底壁緩衝リップの根元部と同じ側端の外面に底壁膨出部を形成して、底壁緩衝リップがドアガラスに押されたときに、底壁緩衝リップの根元部の底壁を底壁膨出部が支えることができる。このため、底壁が変形することを確実に防止することができ、底壁緩衝リップの位置を確実に保持することができる。
請求項3の本発明は、底壁緩衝リップは、底壁に対して凹状に湾曲して形成され、底壁の内面の他方の側部には、底壁凸部が形成され、ドアガラスの先端が底壁緩衝リップに当接したときに底壁緩衝リップの先端が底壁凸部に係止する自動車用ガラスランである。
請求項3の本発明では、底壁緩衝リップは、底壁に対して凹状に湾曲して形成され、底壁の内面の他方の側部には、底壁凸部が形成され、ドアガラスの先端が上記底壁緩衝リップに当接したときに底壁緩衝リップの先端が底壁凸部に係止する。
このため、底壁膨出部により底壁が安定して、底壁緩衝リップの位置が安定して、ドアガラスが上昇してガラスラン内にその先端が挿入されたときに、ガラスランの先端が底壁緩衝リップに当接して、底壁緩衝リップが撓んでドアガラスの衝撃をより確実に吸収することができる。
さらに、底壁緩衝リップが底壁方向に撓んで、その先端が底壁凸部に係止すると、底壁緩衝リップは、底壁に対して凹状に湾曲して形成されているため、底壁緩衝リップと底壁は、中空状をなすことができ、底壁が底壁膨出部により安定していることと相俟って、ドアガラスの先端の衝撃を確実に吸収することができる。したがって、ドアガラスがガラスラン内に侵入する場合に、はじめは底壁緩衝リップの底壁方向への撓みにより衝撃を吸収し、その後は、中空状の底壁緩衝リップの変形により吸収できるため、衝撃を十分吸収できる。
請求項4の本発明は、底壁の外面とドアフレームの間の底壁膨出部より車外側に空間を形成し、空間は、ドアフレームに対して底壁が傾斜して、車内側が狭く車外側が広く形成された自動車用ガラスランである。
請求項4の本発明では、底壁の外面とドアフレームの間の底壁膨出部より車外側の空間は、ドアフレームに対して底壁が傾斜して、車内側が狭く車外側が広く形成されたため、ドアフレームとの段差を少なくするようにドアガラスが車外側に変位した場合に、底壁膨出部を支点として、底壁の車外側の側端が大きくドアフレームに当接するように変形して、底壁緩衝リップの変形と合わせて、ドアガラスの先端の衝撃の吸収を大きくすることができる。
請求項5の本発明は、底壁の外面とドアフレームの間の底壁膨出部より車外側に空間を設けるとともに、空間にクッション材を設けた自動車用ガラスランである。
請求項5の本発明では、底壁の外面とドアフレームの間の底壁膨出部より車外側に空間を設けるとともに、空間にクッション材を設けたため、底壁緩衝リップの変形による衝撃の吸収に加えて、底壁膨出部を支点として底壁の車外側がクッション材を押しつつ、ドアフレームに当接するように変形し、底壁とクッション材の変形による衝撃の吸収が重なり、衝撃吸収量が増加するとともに、ドアガラスの先端の上方への侵入寸法が大きくなり、円滑な衝撃吸収をすることができる。
請求項6の本発明は、底壁緩衝リップは、底壁の車内側側壁側の側部から延設され、底壁の内面の底壁緩衝リップが延設された部分より車内側側壁に近接した部分に底壁突条を設け、ガラスランがドアフレームに装着されたときに、底壁突条を車内側側壁に当接させた自動車用ガラスランである。
請求項6の本発明では、底壁緩衝リップは、底壁の車内側側壁側の側部から延設され、底壁の内面の底壁緩衝リップが延設された部分より車内側側壁に近接した部分に底壁突条を設け、ガラスランがドアフレームに装着されたときに、底壁突条を車内側側壁に当接させた。このため、底壁膨出部により、底壁の位置が安定して底壁突条が確実に車内側側壁を押すことができ、ガラスランをドアフレームに装着したときに車内側側壁が内側に倒れることを防止するとともに、ドアガラスの先端がガラスラン内部に侵入し車内側シールリップの表面を摺動して車内側側壁を内側に引張ったときに車内側側壁が倒れることを防止することができる。
請求項7の本発明は、底壁は、車内側側壁と連続する側端と底壁膨出部がドアフレームに当接し、車外側側壁と連続する側端がドアフレームから離れて装着され、ドアガラスの先端が底壁緩衝リップを押圧したときに底壁の車外側側壁と連続する側端がドアフレームに当接する自動車用ガラスランである。
請求項7の本発明では、底壁は、車内側側壁側の側端と底壁膨出部がドアフレームに当接し、車外側側壁と連続する側端がドアフレームから離れて装着され、ドアガラスの先端が底壁緩衝リップを押圧したときに底壁の車外側側壁連続する側端がドアフレームに当接する。このため、ドアガラスが上昇して、ドアガラスの先端が底壁緩衝リップと底壁を押圧したときに、底壁は底壁膨出部を支点として、車外側が上方に回転して、ドアフレームに当接し、ドアガラスは、底壁緩衝リップを押しつつ車外方向に変位するため、衝撃を吸収することができるとともに、ドアフレームとドアガラスの間の段差を少なくすることができ、空気抵抗と風切り音を減少させることができる。
底壁は、底壁の内面の一方の側部から底壁に対して凹状に湾曲した底壁緩衝リップを延設し、底壁緩衝リップの先端を底壁凸部に係止させるため、ガラスランの先端が底壁緩衝リップに当接して、底壁緩衝リップが撓んでドアガラスの衝撃を吸収することができる。
底壁の外面に底壁膨出部を形成し、底壁膨出部はドアフレームに当接するため、ガラスランの先端が底壁緩衝リップに当接して、底壁緩衝リップが撓むときに、底壁膨出部がドアフレームに当接して、底壁の変形を防止することができ、底壁緩衝リップの位置が安定して、ドアガラスの先端が底壁緩衝リップの適切な位置に当接するすることができる。
本発明の実施の形態を図1〜図3に基づき説明する。
図3は自動車のドア1の側面図である。図1は、第1の実施の形態のガラスラン10がドアフレーム2に装着されてドアガラス5が挿入される前の断面図であり、図3のA−A線に沿った部分の断面図である。図2は、ドアガラス5の先端がガラスラン10の内部に挿入されたときの断面図である。
図3に示すように、自動車のドア1のベルトラインより上部にはドアフレーム2が設けられ、ドアガラス5が昇降自在に取付けられる。即ち、ドアフレーム2の内周には、ガラスラン10が取付けられ、ドアガラス5の昇降を案内するとともに、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールしている。
本発明の実施の形態のガラスラン10は、図3に示すように、全体として押出成形で形成された略直線状の直線部11と、ドアフレーム2のコーナー部に取付けられ、その直線部11を接続し型成形で形成されるコーナー部12からなる。
直線部11は、ドアフレーム2の上辺に取付けられる部分と、ドアフレーム2のリヤ側縦辺に取付けられる部分と、ドアフレーム2のフロント側縦辺に取付けられる部分とからなる。直線部11が装着されるドアフレーム2には、ドアフレーム2の先端を断面略U字形に折り曲げて形成されている。ドアフレーム2は、ガラスラン10を装着するための部分を断面略U字形に折り曲げて形成しなく、別に形成した断面略U字形のチャンネルを装着してもよい。
ガラスラン10の直線部11は、ドアフレーム2の上辺部に取付けられる部分も縦辺部に取付けられる部分も基本的には、ほぼ同様な断面略U字形の断面形状を有している。
本発明は、主としてドアフレーム2の上辺部に取付けられるガラスラン10に関するものである。
ドアフレーム2のコーナー部においては、ドアフレーム2に対応した形状となるように、型成形によりガラスラン10のコーナー部12を成形すると同時に、直線部11をそのコーナー部12で接続して直線部11と略同じ断面形状になるように形成しており、ドアフレーム2のコーナー部2bに装着される部分となる。
ドアフレーム2の上辺に取付けられる本発明のガラスラン10の直線部11の断面形状は、図1に示すように、本体部である車外側側壁20と、車内側側壁30と、底壁40とから断面略U字状に形成されている。
底壁40は、略平板状の底壁中央部44と、底壁中央部44の両側端と車外側側壁20及び車内側側壁30をそれぞれ連結する底壁車外側連結部45及び底壁車内側連結部46から形成される。底壁車外側連結部45は断面が略U字形に形成される。また、底壁車外側連結部45の車外側側壁20と対向する面は略平面状に形成されている。
底壁車内側連結部46も、底壁車外側連結部45と同様に、底壁車内側連結部46の一方の端が、車内側側壁30の根元部と連続して形成されている。
底壁中央部44の外面と底壁車外側連結部45及び底壁車内側連結部46に囲まれた部分は、底壁凹部43を形成する。底壁凹部43は、断面が車外側が広がった略楕円形状または略台形状に形成される。底壁凹部43には、底壁膨出部49が底壁中央部44の外面から形成される。
底壁膨出部49は、底壁中央部44の外面の車内側側壁30よりの部分に、断面が略楕円形状あるいは略台形状に底壁凹部43の中に突出して形成される。ガラスラン10がドアフレーム2に装着されたときに、底壁膨出部49は、底壁車内側連結部46とともにドアフレーム2に当接する。このため、底壁40は装着位置が安定し、底壁40の内面から延設される底壁緩衝リップ47(後述する。)の装着後の位置も安定する。
底壁膨出部49を底壁40に底壁緩衝リップ47が延設された側と同じ側端の外面に、即ち、底壁40を挟んで対称の位置に形成することが好ましい。本実施の形態では、底壁膨出部49は、底壁中央部44に対して底壁緩衝リップ47の根元部が延設される内面と同じ側端の部分の反対側の外面に形成される。このため、底壁緩衝リップ47がドアガラス5に押されたときに、底壁緩衝リップ47の根元部が接続する底壁40を底壁膨出部49が支えることができる。従って、ドアガラス5により、底壁40が変形することを確実に防止することができ、底壁緩衝リップ47の位置を確実に保持することができる。
底壁40の外面の底壁凹部43の底壁膨出部49よりも車外側の空間には、予めスポンジ材で形成された断面が略楕円形クッション材50を接着または溶着等で固着してもよい。クッション材50を固着したときは、ガラスラン10がドアフレーム2に装着されたときに、ガラスラン10の底壁40とドアフレーム2の間は空間が形成されるか、その空間にクッション材50が嵌め込まれる。クッション材50は、断面が略三角形状に形成され、底壁凹部43に接着または、溶着で固着される。
底壁40の内面には、底壁緩衝リップ47、底壁凸部48と底壁突条41が設けられている。底壁緩衝リップ47は、底壁中央部44の車内側側壁30側の側部からガラスラン10の内側に向かって斜めに延設して形成される。このため、ドアガラス5の先端がガラスラン10の内部に侵入したときに、ドアガラス5の先端が底壁緩衝リップ47に当接して、ドアガラス5の衝撃を吸収することができる。底壁凸部48は、底壁中央部44の車外側側壁20側の内面側端に、ガラスラン10の本体部の内側に突出して形成される。
底壁突条41については後述する。
底壁緩衝リップ47は、底壁40に対して凹状に、即ち、ドアガラス5の侵入方向に向かって凸に湾曲して形成される。底壁緩衝リップ47の先端には、底壁緩衝リップ凸部47bが底壁40方向に形成される。ドアガラス5の先端が当接したときに、図2に示すように、底壁緩衝リップ47は撓んで、底壁緩衝リップ47の先端は、底壁40の内面に当接する。そのとき、底壁40の車外側側壁20側の側端に形成された底壁凸部48に、底壁緩衝リップ凸部47bが係止される。
そのため、底壁緩衝リップ47の先端は、底壁凸部48に保持されて、底壁緩衝リップ47は底壁40に対して円弧状に中空部を形成することができる。この底壁緩衝リップ47の円弧状の中空部にドアガラス5の先端が当ると、底壁緩衝リップ47は、底壁40上を滑ることなく、中空状を維持しつつ、底壁40方向に変形して、ドアガラス5の先端の衝撃を吸収することができる。このとき底壁40は底壁膨出部49と底壁車内側連結部46がドアフレーム2に当接して安定して保持される。このため、単に底壁緩衝リップ47が根元部を中心に撓む場合よりも、衝撃を吸収する量が多く、底壁緩衝リップ47に位置が安定し、底壁緩衝リップ47が確実に撓むことができる。
底壁中央部44は、断面が板状で車内側側壁30側においても、底壁緩衝リップ47が演出された部分よりも車内側側壁30側の底壁車内側連結部46の部分で、側壁に向かって盛り上がって形成され、底壁突条41を形成する。底壁中央部44は、ドアガラス5の昇降方向と略直角に装着され、ドアフレーム2は、車外側が若干上方に傾いた斜面となっており、底壁中央部44とドアフレーム2とが形成する空間は、車外側が大きくなるように断面が略三角形に形成されている。
このため、図2に示すように、ドアガラス5が上昇して底壁緩衝リップ47に当接し、底壁緩衝リップ47が変形して、底壁40に当接したときに、底壁40は、底壁膨出部49を支点に変形し、底壁車外側連結部45が上方に移動して、底壁車外側連結部45がドアフレーム2に当接する。このとき、底壁凹部43にクッション材50が設けられている場合は、そのクッション材50を押圧しつつ、底壁40が移動する。このため、ガラスラン10の車外側シールリップ21とドアガラス5を密着させることができ、ドアガラス5とガラスラン10との間のシール性を向上させることができる。また、ドアガラス5とドアフレーム2との間の段差を小さくすることができる。
底壁車外側連結部45の図1における上側の一方の端が、車外側側壁20の根元部と連続して形成され、車外側側壁20との連続部分では、薄肉に形成されている。このため、ガラスラン10の押出成形時には断面略U字形の開口部が開いた状態で成形し、装着時には薄肉の底壁溝部46が容易に屈曲して断面略U字形にすることができる。この薄肉により、ガラスラン10がドアフレーム2に装着されたときに、車外側側壁20と底壁車外側連結部45は、ヘヤピン状に屈曲して、底壁車外側連結部45は、車外側側壁20の根元部と並行して後述するように密着する。また、ドアガラス5の先端が底壁緩衝リップ47と底壁40を押したときにも底壁車外側連結部45が屈曲して底壁40を撓ませることができ、ドアガラス5の衝撃を吸収することができる。
底壁車外側連結部45の端は屈曲して長く形成され、車外側側壁20の付け根部と連続したため、底壁40の車外側の外面とドアフレーム2との間が広くなり、底壁40とドアフレーム2の間の底壁膨出部49よりも車外側の部分に大きな空間を設けることができ、クッション材50を厚肉に装着することができ、ドアガラス5の衝撃吸収力を向上させることができるとともに、ドアガラス5の先端が底壁緩衝リップ47と底壁40を押したときに底壁車外側連結部45が撓んで底壁中央部44が上方に移動しやすくなり、厚肉のクッション材50が撓みやすくなる。
底壁車外側連結部45の外面にドアフレーム2に向かって延出する底壁シールリップ42を設けた。ドアガラス5の先端が底壁緩衝リップ47に当接したときに、底壁シールリップ42がドアフレーム2に当接することができる。ドアガラス5の先端が底壁緩衝リップ47と底壁40を押して、底壁40が上方に撓んだときに、底壁シールリップ42が撓んで衝撃を吸収できるとともに、ガラスラン10の底壁40とドアフレーム2の底壁部分の間のシール力を向上させることができる。
なお、底壁車外側連結部45の車外側側壁20と向かい合う面は略平面状に形成されて互いに密着している。このため、図2に示すように、ドアガラス5の先端がガラスラン10の内部に侵入し、ドアガラス5の先端が底壁緩衝リップ47と底壁中央部44を押したときに、底壁車外側連結部45の平面が車外側側壁20の内面を押さえて、車外側側壁20がガラスラン5の断面略U字形の内側に倒れることを防止することができる。
底壁突条41は、底壁40の内面の底壁緩衝リップ47が延設された部分よりも車内側側壁30側の底壁40の側端、即ち、底壁車内側連結部46と底壁中央部44の連続部分から車内側側壁30の内面に向かって形成される。ガラスラン10がドアフレーム2に装着されたときに、底壁突条41の先端は、車内側側壁30の底壁40近傍に当接して、車内側側壁30が内側に倒れることを防止するとともに、ドアガラス5の先端がガラスラン10内部に侵入し車内側シールリップ31の表面を摺動して車内側側壁30を内側に引張ったときに車内側側壁30が倒れることを防止することができる。
底壁緩衝リップ47を、底壁40の車内側側壁30側の側部から形成して、底壁突条41を車内側側壁30側に形成したため、ガラスラン10がドアフレーム2に装着して、ドアガラス5がガラスラン10内に進入したときに、ドアガラス5は、車外側に変位しやすくなる。このとき、ドアガラス5と車内側側壁30の間が広く、車内側シールリップ31は車外側シールリップ21と比べて大きく長く形成されているので、ドアガラス5と接触面積が大きく、車内側側壁30を引っ張る力が強く、車外側側壁20よりも高い車内側側壁30が内側に倒れやすいが、これを確実に防止することができる。
なお、底壁突条41は、底壁車外側連結部45と底壁中央部44の連続部分にも設けることができる。その場合は、上記と同様に、車外側側壁20がガラスラン10の内側に倒れることをより確実に防止できる。
車外側側壁20の先端付近から車外側シールリップ21が上記断面略U字状の本体部の内側に向けて延設されている。また、車外側カバーリップ22が車外側側壁20の先端外面からドアフレーム2の車外側の先端をカバーするように延設されている。車内側側壁30の先端から車内側シールリップ31が上記断面略U字状の本体部の内側に向けて延設されており、また、車内側カバーリップ32が車内側側壁30の先端外面からドアフレーム2の車内側端面方向に延設され、ドアフレーム2の車内側の屈曲部分をカバーしている。
ガラスラン10は、ドアフレーム2に装着されたときに車外側シールリップ21と車内側シールリップ31の先端が相互に接触するように形成されている。
ドアガラス5が上昇してガラスラン10の内部に挿入されたときに、車外側シールリップ21と車内側シールリップ31の先端がドアガラス5の先端に当接して、ドアガラス5とドアフレーム2との間をシールする。
車外側側壁20の後述する底壁車外側連結部45に近い根元部の外面に、車外側保持リップ24が設けられている。この車外側保持リップ24は、ドアフレーム2に設けられたガラスラン10を装着する断面略U字形の折り曲げ部分の車外側側壁に設けられた段部に係止されて、ガラスラン10がドアフレーム2から外れることを防止することができるとともに、ドアフレーム2の車外側側壁の内面とガラスラン10の車外側側壁20との間をシールしている。
車外側側壁20と車外側シールリップ21は、車内側側壁30と車内側シールリップ31よりもそれぞれ小さく、車外側シールリップ31の方が車内側シールリップ31よりも短く、薄肉に形成される。このため、ドアガラス5をガラスラン10内で車外側に位置させることができ、ドアガラス5とドアフレーム2との段差を少なくすることができる。従って、空気抵抗や風切音の発生が減少し、デザイン的にも好ましい。
車外側側壁20と同様に、車内側側壁30の後述する底壁車内側連結部46に近い外面から車内側保持リップ34が延設されている。ドアフレーム2の車内側側壁にガラスラン10の車内側側壁30が取付けられたときに、ドアフレーム2の車内側側壁が段部を有しているため、車内側保持リップ34がその段部に係止されて、ガラスラン10の車内側側壁30がドアフレーム2から外れることを防止することができる。また、車内側保持リップ34は、ドアフレーム2に当接して、ガラスラン10を保持するとともにドアフレーム2の車内側壁とガラスラン10の車外側側壁20との間をシールしている。
車内側側壁30の先端から断面略U字形の本体部の内部に向けて車内側シールリップ31が延設されている。車内側側壁30の内面の略中央部には、車内側サブリップ33が、車内側シールリップ31と平行に斜めに延設されている。
図2に示すように、ドアガラス5がガラスラン10の内部に侵入して、車内側シールリップ31が車内方向に撓んだときに、車内側サブリップ33に車内側シールリップ31の先端が当接して、車内側シールリップ31が過度に屈曲しないようにすることができる。
このため、ドアガラス5の先端がガラスラン10内部に侵入し、車内側シールリップ31の表面を摺動して、ガラスラン10の内部に入り、車内側シールリップ31を車内側側壁30方向に押したときに、車内側サブリップ33が車内側シールリップ31の先端をドアガラス5方向に押すことができ、車内側シールリップ31を長く形成しても、ドアガラス5への押圧力を確保することができ、シール性を確保することができる。
また、車内側シールリップ31が車内側側壁30に貼着することがなく、異音の発生を防止することができる。
上記底壁緩衝リップ47、車外側シールリップ21と車内側シールリップ31のドアガラス5が当接する表面には、ウレタン樹脂、シリコン樹脂等の低摺動部材が塗布されている。このため、ドアガラス5がガラスラン10内を摺動するときに、その摺動抵抗を減少させることができ、異音の発生防止とガラスラン10のずれを防止することができる。
また、車外側側壁20の内面と車外側シールリップ21の裏面にウレタン樹脂等の低摺動部材を貼付してもよい。この場合、車外側シールリップ21と車外側側壁20との密着を防止できる。底壁40は、断面略U字形の内面には、シールリップ26、36と同様にウレタン樹脂等の低摺動部材が塗布されている。このため、底壁緩衝リップ47と底壁40とが密着することを防止することができる。
次に、ガラスラン10の製造方法について説明する。
ガラスラン10の成形においては、直線部11とコーナー部12の成形材料はいずれも、ソリッド材が使用され、合成ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂が使用され、例えば合成ゴムでは、EPDMゴム、熱可塑性エラストマーでは、オレフィン系エラストマー、軟質合成樹脂では、軟質塩化ビニル等が使用される。
直線部11の成形は、押出成形機により直線状に成形した後に、所定寸法に切断される。
合成ゴムの場合は、押出成形後に加硫槽に搬送されて、熱風や高周波等により加熱されて加硫が行われる。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、加硫せずに冷却され固化される。
押出成形後または加硫後に底壁緩衝リップ47、車外側シールリップ21、車内側シールリップ31および底壁40の表面と車外側側壁20の内面に低摺動部材が塗布または接着される。
次に、コーナー部12を形成する型成形部分の成形は、上記により所定寸法に切断された直線部11の端部を、型成形部分を成形する金型に挟持して、その金型のキャビティーに型成形部分を形成するソリッド材を注入する。型成形部分の断面形状は押出成形部分の断面形状と略同じである。成形材料は、押出成形部分に使用した材料と同じ種類のものを使用することが好ましい。熱可塑性エラストマー、軟質合成樹脂の場合は、金型に注入されたときに注入材料は溶融されているため、その熱と圧力とで押出成形部分と型成形部分は一体的に融着される。
合成ゴムの場合は、金型に注入した後に金型を加熱して加硫する。このとき、押出成形部分と型成形部分は同じ材料あるいは同種類の材料を使用して加硫接着をすることができるため、一体的に固着する。なお、押出成形部分を合成ゴムで形成した場合は、型成形部分を熱可塑性エラストマーで形成することもできる。
本発明の実施の形態であるガラスランのドアガラスの先端が挿入される前の断面図であり、図3のA−A線に沿った部分の断面図である。 本発明の実施の形態であるガラスランのドアガラスの先端が挿入された後の断面図であり、図3のA−A線に沿った部分の断面図である。 自動車ドアの側面図である。 従来のドアフレームに取付けられたガラスランの断面図であり、図3のA−A線に沿った部分の断面図である。 従来の他のガラスランの断面図である。
符号の説明
2 ドアフレーム
5 ドアガラス
10 ガラスラン
20 車外側側壁
30 車内側側壁
40 底壁
41 底壁突条
42 底壁シールリップ
45 底壁車外側連結部
46 底壁車内側連結部
47 底壁緩衝リップ
47b 底壁緩衝リップ凸部
48 底壁凸部
49 底壁膨出部49
50 クッション材

Claims (7)

  1. 自動車のドアのドアフレームの内周に取付けられ、ドアガラスの昇降を案内する自動車用ガラスランにおいて、
    上記ガラスランの本体部は、車外側側壁と、車内側側壁と、底壁とからなる断面略U字形をなし、上記車外側側壁と車内側側壁の先端から、それぞれ上記断面略U字状の本体部の内側に向かって延出する車外側シールリップと車内側シールリップを設け、
    上記底壁は、上記底壁の内面の一方の側部からの本体部内側に向かって斜めに底壁緩衝リップが延設され、上記底壁の外面に底壁膨出部を形成し、該底壁膨出部は、上記ガラスランを上記ドアフレームに装着したときにドアフレームに当接することを特徴とする自動車用ガラスラン。
  2. 上記底壁膨出部は、上記底壁の上記底壁緩衝リップが延設された側の側端の外面に形成された請求項1に記載の自動車用ガラスラン。
  3. 上記底壁緩衝リップは、底壁に対して凹状に湾曲して形成され、上記底壁の内面の他方の側部には、底壁凸部が形成され、上記ドアガラスの先端が上記底壁緩衝リップに当接したときに上記底壁緩衝リップの先端が上記底壁凸部に係止する請求項1または請求項2に記載の自動車用ガラスラン。
  4. 上記底壁の外面と上記ドアフレームの間の上記底壁膨出部よりも車外側に空間を形成し、該空間は、上記ドアフレームに対して上記底壁が傾斜して、車内側が狭く車外側が広く形成された請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  5. 上記底壁の外面と上記ドアフレームの間の上記底壁膨出部よりも車外側に空間を設けるとともに、該空間にクッション材を設けた請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  6. 上記底壁緩衝リップは、上記底壁の車内側側壁側の側部から延設され、上記底壁の内面の上記底壁緩衝リップが延設された部分より上記車内側側壁に近接した部分に底壁突条を設け、上記ガラスランが上記ドアフレームに装着されたときに、上記底壁突条を上記車内側側壁に当接させた請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
  7. 上記底壁は、車内側側壁と連続する側端と上記底壁膨出部が上記ドアフレームに当接し、車外側側壁と連続する側端がドアフレームから離れて装着され、上記ドアガラスの先端が上記底壁緩衝リップを押圧したときに上記底壁の車外側側壁と連続する側端が上記ドアフレームに当接する請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の自動車用ガラスラン。
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JP2016084065A (ja) * 2014-10-28 2016-05-19 豊田合成株式会社 自動車用ガラスラン

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