JP2016048081A - 懸架装置およびカバー部材 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】懸架装置は、減衰装置を内蔵するシリンダと、少なくとも一部がシリンダから突出するピストンロッドと、一方の端部がシリンダに支持され、他方の端部がピストンロッドに支持されるコイルスプリングと、伸縮または屈曲可能に筒状に形成されるとともに、端部が上ラバーシート34に係合され、少なくともシリンダの一部を覆うダストカバー60と、ダストカバー60と上ラバーシート34とを係合する変形可能な係合部(上ラバーシート34のカバー保持部342、およびダストカバー60の接続凹部63)とを備える。
【選択図】図2
Description
例えば、特許文献1に記載のジャバラ体(カバー部材)は、その断面でみると両端末の取付部分を除けば山部と谷部の連続で構成されている。なお、このジャバラ体は、スプリングの内側において、シリンダの周囲を覆う物であることが例示されている。
そこで本発明は、カバー部材の取り付けを容易に行うことを目的とする。
<実施形態1>
図1は、実施形態1の懸架装置1の概略構成を示す図である。
図2は、実施形態1の上シートラバー34およびダストカバー60の全体図である。
懸架装置1は、ストラット式サスペンションであり、図1に示すように、減衰装置(不図示)を内蔵するシリンダ10と、このシリンダ10内に収納されたピストン(不図示)を支持するピストンロッド20と、シリンダ10およびピストンロッド20の外側に設けられるコイルスプリング部30(スプリング)とを備えている。
さらに、懸架装置1は、ピストンロッド20の上端部側に取り付けられて、この懸架装置1を車両に取り付けるための車体側取付ブラケット40と、シリンダ10の下端部側に固定されて、懸架装置1を車輪に取り付けるための車輪側取付ブラケット50と、シリンダ10およびピストンロッド20の少なくとも一部を覆うダストカバー60(カバー部材)とを備えている。
以下、上記の構成について詳細に説明する。
シリンダ10は、薄肉円筒状の外シリンダ11を有し、この外シリンダ11内に、薄肉円筒状の内シリンダ(不図示)と、この内シリンダ内を往復動するピストン(不図示)と、減衰力を発生する複数のバルブ装置(減衰装置)とを備えている。
ピストンロッド20は、円柱状または円筒状の部材であり、円柱または円筒の軸方向の一方側にシリンダ10内に収納されるピストンが取り付けられ、軸方向の他方側にナット21が取り付けられている。
コイルスプリング部30は、コイルスプリング31と、コイルスプリング31の一方側に設けられる下スプリングシート32と、コイルスプリング31の他方側に設けられる上スプリングシート33と、上スプリングシート33の一方側に設けられる上シートラバー34と、上スプリングシート33の他方側に設けられる金属板35と、金属板35の他方側に設けられるベアリング36とを有する。
スプリング支持部341は、コイルスプリング31の他方側の端部の形状に対応した形状に形成される。カバー保持部342は、図2に示すように、半径方向の内側に向けて突出している。すなわち、カバー保持部342は、他の箇所と比較して、内径が小さく形成される部分を有する。
車体側取付ブラケット40は、上下方向に並べて配置された凹状の部材と凸状の部材から構成されるステー41と、上下方向に並べて配置された上マウントベース42および下マウントベース43と、ステー41と上マウントベース42との間に設けられたマウントラバー44とを備えている。下マウントベース43の下面には、後述するバンプラバー47を保持するバンプラバー保持部材45が溶接されている。
ダストカバー60は、蛇腹状の部材であり、図1に示すように、他方側が上スプリングシート33および上シートラバー34に装着され、一方側が下スプリングシート32に装着される。そして、ダストカバー60は、コイルスプリング31と、シリンダ10およびピストンロッド20との間に配置され、少なくともシリンダ10の一部および少なくともピストンロッド20の一部の外周を覆う。また、ダストカバー60は、衝撃を緩衝する懸架装置1の軸方向に設けられ、軸方向に伸縮もしくは屈曲可能に筒状に形成される。そして、懸架装置1における伸縮動作に伴って、ダストカバー60の蛇腹状の部分も軸方向に伸縮する。以下、ダストカバー60について詳細に説明する。
本実施形態では、フランジ部64、接続凹部63およびスリット65が「係合部」の一例として機能する。
蛇腹部61は、図1に示すように、軸方向に複数設けられて半径方向の外側に突出する山部611と、軸方向に複数設けられて半径方向の内側に突出する谷部612と、軸方向に複数設けられて山部611と谷部612とを連結する連結部613とを有する。
軸方向凹部62は、図2に示すように、本実施形態では山部611に形成される。具体的には、軸方向凹部62は、軸方向に並べて配置される山部611において、ダストカバー60の軸方向に沿って一方側から他方側にかけて切り欠かれることによって設けられる。本実施形態では、軸方向凹部62は、山部611において半径方向の外側から内側に向けて窪むことで形成される。なお、軸方向凹部62は、山部611、谷部612および連結部613の少なくともいずれかに、軸方向に形成される軸方向凹部62を形成すれば良い。
なお、ダストカバー60において軸方向凹部62は必須の構成ではなく、ダストカバー60において軸方向凹部62が形成されていなくても構わない。
接続凹部63は、図2に示すように、周方向の一周にわたって、半径方向の内側において窪む部分である。また、接続凹部63は、内周部における形状が、上述した上シートラバー34のカバー保持部342の外径に沿って形成される。従って、本実施形態では、ダストカバー60は、上スプリングシート33の内側に挿入される。そして、接続凹部63がカバー保持部342に嵌るように対向することで、ダストカバー60と上スプリングシート33とが係合された状態になる。
フランジ部64は、図2に示すように、例えば蛇腹部61と比較して外径が大きく形成される。また、フランジ部64は、円盤状に形成された箇所である。また、フランジ部64は、懸架装置1が組立てられた状態で、軸方向において上スプリングシート33(支持部材)と上シートラバー34(弾性部材)との間に挟まれ、上シートラバー34の他方側の端面に係合する。ここで、上シートラバー34が一方側からコイルスプリング31によってバネ力を受けるため、フランジ部64は、上シートラバー34と上スプリングシート33との間に強く挟み込まれる。従って、本実施形態のダストカバー60は、他方側に設けられるフランジ部64において懸架装置1に強固に固定されて外れ難くなっている。
スリット65は、本実施形態では、接続凹部63とフランジ部64とに形成される。そして、スリット65は、上スプリングシート33に対してダストカバー60を係合する係合箇所を形成する接続凹部63とフランジ部64とを変形可能にしている。
スリット65は、複数(本実施形態では例えば8本)設けられる。各々のスリット65は、変形方向に沿って直線状に形成される。また、複数のスリット65は、半径方向の内側から外側に向けて放射状に形成される。そして、スリット65は、接続凹部63側の端部に円弧状に形成された円弧部65Rを有している。本実施形態では、円弧部65Rを設けることによって、例えばダストカバー60が外部から力を受けた際にスリット65に沿って切れるといった損傷の発生を抑制している。
続いて、本実施形態のダストカバー60を上シートラバー34に取り付ける際の状態を説明する。
図3(a)に示すように、フランジ部64を外側に折り込むようにして、上シートラバー34の内側にダストカバー60の他方側の端部を挿入する。このとき、本実施形態では、フランジ部64およびフランジ部64の根本に位置する接続凹部63にスリット65が形成されているため、フランジ部64および接続凹部63が変形して、フランジ部64および接続凹部63が設けられる挿入箇所の外径を小さくすることができる。
以上のように、本実施形態の懸架装置1では、懸架装置1の製造の際に、ダストカバー60の取り付けを容易に行うことができる。
これに対して、本実施形態の懸架装置1では、他方側の端部に位置するフランジ部64を窄めて、ダストカバー60の他方側の端部側を上シートラバー34に通すことによって、ダストカバー60と上シートラバー34とを容易に係合することができる。
図4は、変形例1および変形例2のダストカバー60を示す図である。
変形例1および変形例2の懸架装置1は、いずれについても、図1および4に示すように、減衰装置を内蔵するシリンダ10と、少なくとも一部がシリンダ10から突出するピストンロッド20と、一方の端部がシリンダ10に支持され、他方の端部がピストンロッド20に支持されるコイルスプリング31(スプリング)と、伸縮または屈曲可能に筒状に形成されるとともに、端部が上シートラバー34(被取付部)に係合され、少なくともシリンダ10の一部を覆うダストカバー60(カバー部材)と、ダストカバー60と上シートラバー34とを係合する変形可能な接続凹部63、フランジ部64およびスリット165,265(係合部)とを備える。
変形例1のダストカバー60は、スリット165の形状が、上述した実施形態1のスリット65とは異なっている。
(スリット165)
スリット165は、フランジ部64側にて直線状に形成された直線部165Sと、接続凹部63側にて直線部165Sよりも幅の大きい円形状に形成された円形部165Cとを有している。
このように形成される変形例1のダストカバー60では、フランジ部64を窄めて上シートラバー34に挿入する際(図3参照)に、スリット165にて変形の支点となる接続凹部63側において円形部165Cが位置していることによって、フランジ部64をより変形させ易くすることができる。
変形例2のダストカバー60は、スリット265の形状が、上述した実施形態1のスリット65とは異なっている。
(スリット265)
スリット265は、フランジ部64側から接続凹部63に掛けて、幅が次第に狭まるように形成された略三角形状に形成されている。
このように形成される変形例2のダストカバー60では、フランジ部64を窄めて上シートラバー34に挿入する際(図3参照)に、フランジ部64がより内側に狭まるように変形し、フランジ部64の外径をより小さくすることができる。
図5は、実施形態2の上シートラバー134を示す図である。
次に、実施形態2が適用される上シートラバー134について説明する。なお、実施形態2において上述した実施形態1と同様の部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図5(a)に示すように、実施形態2が適用される上シートラバー134(弾性部材)は、上シートラバー134を周方向において分断する分断部134Sを有している。従って、図5(b)に示すように、上シートラバー134は、分断部134Sを境に周方向において径を拡げる変形が可能になる。
図6は、変形例3〜変形例5の上シートラバー134を示す図である。
変形例3〜変形例5の懸架装置1は、いずれについても、図1および図6に示すように、減衰装置を内蔵するシリンダ10と、少なくとも一部がシリンダ10から突出するピストンロッド20と、一方の端部がシリンダ10に支持され、他方の端部がピストンロッド20に支持されるコイルスプリング31(スプリング)と、伸縮または屈曲可能に筒状に形成されるとともに、端部が後述の上シートラバー134(被取付部)に係合され、少なくともシリンダ10の一部を覆うダストカバー60(カバー部材)とを備える。そして、上シートラバー134自体は、分断部134S2,134S3,134S4を有することによって変形可能に構成され、ダストカバー60と係合する「係合部」として機能する。
図6(a)に示すように、変形例3の上シートラバー134は、分断部134S2の形状が、上述の分断部134Sの形状と異なるものである。分断部134S2は、上シートラバー134の側部から見て、分断部134S2の一端に形成され軸方向の他方側に向けて延びる一端側掛部J1と、分断部134S2の他端に形成され軸方向に一方側に向けて延びる他端側掛部J2とを有している。そして、一端側掛部J1と他端側掛部J2とは、分断部134S2において上シートラバー134の一端と他端とが周方向に相互に引っ掛かるように作用する。
図6(b)に示すように、変形例4の上シートラバー134は、分断部134S3の形状が、上述の分断部134Sの形状と異なるものである。分断部134S3は、上シートラバー134の側部から見て、分断部134S3の一端に形成され軸方向の他方側に向けて延びる一端側第1掛部J31および一端側第2掛部J32と、分断部134S3の他端に形成され軸方向の一方側に向けて延びる他端側第1掛部J41および他端側第2掛部J42とを有している。そして、一端側第1掛部J31および一端側第2掛部J32と他端側第1掛部J41および他端側第2掛部J42とは、分断部134S3において上シートラバー134の一端と他端とが周方向に相互に引っ掛かるように作用する。
図6(c)に示すように、変形例5の上シートラバー134は、分断部134S4の形状が、上述の分断部134Sの形状と異なるものである。分断部134S4は、上シートラバー134の側部から見て、分断部134S4の一端に形成され軸方向の他方側に向けて延び、さらに周方向の他端側に向けて延びる一端側掛部J5と、分断部134S4の他端に形成され軸方向に一方側に向けて延び、さらに端部にて周方向の一端側に延びる他端側掛部J6とを有している。そして、一端側掛部J5と他端側掛部J6とは、分断部134S4の一端と他端とが周方向において相互に引っ掛かるように作用する。さらに、一端側掛部J5と他端側掛部J6とは、分断部134S4において上シートラバー134の一端と他端とが軸方向に相互に引っ掛かるように作用する。
図7は、実施形態3の上シートラバー334とダストカバー360とを示す図である。
また、図7(a)は実施形態3の上シートラバー334の斜視図を示し、図7(b)は実施形態3のダストカバー360の斜視図を示し、図7(c)はダストカバー360の他方側の端部における横断面図を示す。
なお、実施形態3において、他の実施形態と同様な部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施形態3の上シートラバー334は、図7(a)に示すように、スプリング支持部341と、カバー保持部3342とを有している。
カバー保持部3342は、外周部に複数(本実施形態では6つ)の突出片334Pを有している。突出片334Pは、ダストカバー360が設けられる側である一方側から、他方側に向けて、突出高さが次第に高くなる傾斜部P1を有している。また、突出片334Pは、傾斜部P1の他方側において最も突出した部分から半径方向において切り立った壁P2を有している。
実施形態3のダストカバー360は、図7(b)に示すように、蛇腹部61と、蛇腹部61の他方側の端部に設けられる接続凹部363と、接続凹部363に形成される変形凹部364とを有している。
変形凹部364は、図7(c)に示すように、半径方向の内側に向けて窪むとともに、半径方向の外側に向けて突出している。すなわち、変形凹部364は、横断面において、略U字形状に形成される。そして、変形凹部364は、接続凹部363を変形可能にし、接続凹部363の径を拡げることができる。
図8は、実施形態4の上シートラバー434とダストカバー460とを示す図である。
また、図8(a)は実施形態4の上シートラバー434の斜視図を示し、図8(b)は実施形態4のダストカバー460の斜視図を示す。
なお、実施形態4において、他の実施形態と同様な部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図8(a)に示すように、実施形態4の上シートラバー434は、スプリング支持部341と、カバー保持部4342とを有している。
カバー保持部4342は、複数(本実施形態では5つ)の突出片434Pを有している。突出片434Pは、周方向の他端側から一端側に向けて突出高さが次第に高くなる傾斜部P3を有している。また、突出片434Pは、横断面方向に沿って切り立ち、軸方向を向く面によって形成される壁P4を有している。
ダストカバー460は、蛇腹部61と、蛇腹部61の他方側の端部に設けられる複数の接続凹部463と、各々の接続凹部463の周方向における一端側に形成される変形部464と、各々の変形部464の周方向における一端側に形成されるスリット465とを有する。
変形部464は、周方向において接続凹部463とスリット465との間に形成され、突出片434Pが接触した際に変形可能であって、変形部464における径を拡げることができる。
スリット465は、軸方向に沿って形成される。また、スリット465は、突出片434Pの周方向の幅よりも大きく形成される。そして、スリット465は、ダストカバー460と上シートラバー434とが軸方向において相対的に移動する際に、突出片434Pがダストカバー460に引っ掛からずダストカバー460の内側にて移動可能にする。
図9は、実施形態5の上シートラバー534を示す図である。
次に、実施形態5が適用される上シートラバー534について説明する。なお、実施形態5において上述した他の実施形態と同様の部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図9(a)に示すように、実施形態5が適用される上シートラバー534は、スプリング支持部341と、カバー保持部5342を有している。
カバー保持部5342は、半径方向の内側に向けて突出している。すなわち、カバー保持部5342は、他の箇所と比較して、内径が小さく形成される部分を有する。そして、カバー保持部5342は、断面形状として軸方向の他方側から一方側に向けて内径が小さくなるように形成された傾斜部5342Sと、傾斜部5342Sの最も内径が大きくなる部分から半径方向に沿って外側に向けて切り下がる壁部5342Wとを有する。そして、カバー保持部5342は、壁部5342Wを有することによって、半径方向の外側に向けて倒れるように変形可能に構成されている。
また、図9(c)に示すように、上シートラバー534にダストカバー60を一旦取り付けると、カバー保持部5342の壁部5342Wが自身の変形によって元の形状に戻る。そして、壁部5342Wが接続凹部63に掛かるため、カバー保持部5342とダストカバー60との係合を強固に維持することができる。
図10は、実施形態6の上シートラバー634を示す図である。
次に、実施形態6が適用される上シートラバー634について説明する。なお、実施形態6において上述した他の実施形態と同様の部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10に示すように、実施形態6が適用される上シートラバー634は、スプリング支持部341と、カバー保持部6342を有している。
カバー保持部6342は、半径方向の内側に向けて突出している。また、実施形態6では、カバー保持部6342の内周部は、周方向において波型に形成されている。具体的には、周方向において、内径が次第に大きくなる山部6342Mと、内径が次第に小さくなる谷部6342Vとが交互に連続して形成されている。なお、実施形態6では、カバー保持部6342において、山部6342Mを結ぶ仮想円(図10に示す破線)の内径Dは、上述した実施形態1の上シートラバー34のカバー保持部342の内径と同じになっている。すなわち、ダストカバー60の接続凹部63(図2参照)の外径と同じになっている。
図7は、実施形態7の上シートラバー734とダストカバー760とを示す図である。
また、図11(a)は実施形態7の上シートラバー734の斜視図を示し、図11(b)は実施形態7のダストカバー760の斜視図を示し、図11(c)はダストカバー760の部分拡大図である。
なお、実施形態7において、他の実施形態と同様な部材については同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施形態7の上シートラバー734は、図11(a)に示すように、スプリング支持部341と、カバー保持部7342とを有している。
カバー保持部7342は、外周部に複数(本実施形態では6つ)の突出片734Pを有している。突出片734Pは、実施形態7においては、周方向に長く延びた矩形状に形成される。
実施形態7のダストカバー760は、図11(b)に示すように、蛇腹部61と、蛇腹部61の他方側の端部に設けられる複数の接続凹部763と、各々の接続凹部763の周方向における一端側に形成される変形部764とを有する。
なお、実施形態7では、第3凹部7633は、上シートラバー734が例えばコイルスプリング31(図1参照)から周方向の力を受けた際に、周方向において上シートラバー734とダストカバー760とが外れ難くなる側に設けられている。
また、変形部764は、第2凹部7632に隣接して設けられる。
Claims (7)
- 減衰装置を内蔵するシリンダと、
少なくとも一部が前記シリンダから突出するピストンロッドと、
一方の端部が前記シリンダに支持され、他方の端部が前記ピストンロッドに支持されるスプリングと、
伸縮または屈曲可能に筒状に形成されるとともに、端部が被取付部に係合され、少なくとも前記シリンダの一部を覆うカバー部材と、
前記カバー部材と前記被取付部とを係合する変形可能な係合部と、
を備える懸架装置。 - 前記被取付部は、前記シリンダまたは前記ピストンロッドに設けられ、前記スプリングの端部を支持するスプリング支持部である請求項1に記載の懸架装置。
- 前記カバー部材は、蛇腹部と、前記蛇腹部の端部にて前記蛇腹部よりも外径が大きく形成されるフランジ部と、を有し、
前記係合部は、少なくとも前記フランジ部に形成されるスリットを有する請求項2に記載の懸架装置。 - 前記スプリング支持部は、前記ピストンロッドまたは前記シリンダに固定されて前記スプリングを支持する支持部材と、前記支持部材の前記スプリング側に配置される弾性部材とを有し、
前記カバー部材は、前記フランジ部が前記支持部材と前記弾性部材との間に挟み込まれる請求項3に記載の懸架装置。 - 前記被取付部は、前記シリンダまたは前記ピストンロッドに設けられ、前記スプリングの端部を支持するスプリング支持部であり、
前記スプリング支持部は、前記ピストンロッドまたは前記シリンダに固定されて前記スプリングを支持する支持部材と、前記支持部材の前記スプリング側に配置される弾性部材とを有し、
前記係合部は、前記弾性部材に形成され前記弾性部材を周方向において分断する分断部を有する請求項1に記載の懸架装置。 - 前記係合部は、前記カバー部材に形成され、半径方向の内側において窪むとともに半径方向の外側に突出する凹部を有する請求項1に記載の懸架装置。
- 減衰装置とスプリングとを備える懸架装置に用いられ、被取付部に係合されるカバー部材であって、
蛇腹部と、
前記被取付部に係合する変形可能な係合部と、
を備えるカバー部材。
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